WO2004098895A1 - 液体噴射装置 - Google Patents

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Toshio Kumagai
Atsushi Kobayashi
Hitotoshi Kimura
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Seiko Epson Corporation
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Abstract

インクジェット式記録装置(11)は、カートリッジホルダ(12a)に対してスライド可能に支持されたスライド部材(44)と、カートリッジホルダ(12a)に対して回動可能に支持されたロック爪部材(49)とを備える。スライド部材(44)は、カートリッジホルダ(12a)に対するインクカートリッジ(23)の差込方向に沿って第1のスライド位置と第2のスライド位置との間をスライドする。スライド部材(44)が第2のスライド位置に位置するときにはロック爪部材(49)は第1の回動位置に位置する。このとき、インクカートリッジ(23)は、カートリッジホルダ(12a)から取り外し不能である。一方、スライド部材(44)が第2のスライド位置から第1のスライド位置に移動したときにはロック爪部材(49)は第2の回動位置に位置する。このとき、インクカートリッジ(23)は、カートリッジホルダ(12a)から取り外し可能である。

Description

技術分野
本発明は、 インク等の液体をターゲットに対して噴射する液体噴射装置に関す る。 . 背景技術 .
液体噴射装置としての従来のインクジェット式記録装置は、 キャリッジと、 同 キヤリッジに搭載された記録へッドと、 記録へッドに供^されるィンクを貯留す る液体カートリッジとしてのインクカートリッジとを備える。 インクジェット式 記録装置では、 キャリッジと記録媒体とを相対移動させながら、 記録ヘッドに設 けられたノズルからィンクを噴射させることによって、 記録媒体に対して印刷が 行われる。 インクジェット式記録装置には、 キャリッジに対する負荷の低減、 並びに装置 .の小型化及び薄型化を図るために、 キヤリッジにィンクカートリッジを搭载しな いタイプ、 いわゆるオフキャリッジ型が含まれる。 オフキャリッジ型のインク ジェット式記録装置では、 インクカートリッジは、 通常、 ィンクを収容するィン クパックと、 同インクパックを収容するケースとを備える。 インクパック内のィ ンクは、 加圧ポンプにて加圧された空気をインクパックとケースとの間の隙間に 供給してインクパックを押し潰してやることによって、 あるいは、 インクカート リッジをキヤリッジよりも上方に位置させることで重力によって、 記録へッドに 供給される。 オフキヤリッジ型のインクジエツト式記録装置において、 インクカートリッジ は、 記録装置に設けられたカート.リッジホルダに対して取り外し可能に装着され る。 インクパック内のインクが使い切られると、 古いインクカートリッジがカー トリッジホルダから取り外されて、 新しいインクカートリッジがカートリッジホ ルダに取り付けられる。 インクカートリッジをカートリッジホルダに対して容易に着脱させるベく改良
.されたインクジェット式記録装置が種々提案されている。 例えば、 特開 2 0 0 2 - 2 0 0 7 4 9号公報に開示されるインクジエツト式記録装置は、 インクカート リッジを着脱操作するときに開放されるカバー部材と、 同カバー部材の内側に回 動可能に設けられた操作レバーとを備える。 インクカートリッジは、 操作レバー を回動させることにより、 カートリッジホルダに対して着脱させられる。 特開 2 0 0 2— 2 0 0 7 4 9号公報に開示される記録装置においては、 カート リッジホルダに対するインクカートリッジの固定は、 主にカバー部材によってな されている。 しかし、 カートリッジホルダに対してィンクカートリッジが装着さ れている状態においては、 カバー部材とインクカートリッジとの間には隙間が生 ずる。 そのため、 搬送時や印刷時の振動及び落下によって、 インクカートリッジ はカートリッジホルダ內にて揺動する。 その結果、 インクパックのインク導入管 と力一トリッジホルダのインク導出部との間の接続が外れたり、 インクカート リッジの空気導出管とカートリッジホルダの空気導入部との間の接続が外れたり するおそれがある。 インク導入管とインク導出部との間の不完全な接続はィンク の漏出を招き、 空気導出管と空気導入部との間の不完全な接続は、 インク力一ト 'リッジに対する加圧空気の高精度の供給を困難にする。 そのため、 カートリッジホルダ内でのインクカートリッジの揺動を抑制するべ く、 カートリッジホルダとインクカートリッジには互いに係合する位置決め用の 突起がそれぞれ設けられている。 ところが、 カートリッジホルダからインクカー トリッジを取り外す際、 両突起の係合を解除するためにィンクカートリッジを強 い力で引っぱることは、 インクカートリッジの交換に慣れないユーザにとって必 ずしも容易でない。 発明の開示 . 本発明の目的は、 液体カートリッジをカートリッジホルダに対して容易かつ確 実に着脱させることができる液体噴射装置を提供することにある。 上記の目的を達成するために、 本発明は以下の液体噴射装置を提供する。 液体 噴射装置は、 カートリツジホルダと、 そのカートリツジホルダに取り外し可能に 装着されて液体を貯留する液体カートリッジと、 スライド部材と、 回動部材とを 備える。 液体嘖射装置は、 カートリッジホルダに装着された液体カートリ ジ内 の液体をターゲットに対して噴射する。 スライド部材は、 カートリッジホルダに 対してスライド可能に支持されている。 スライ ド部材は、 液体力一トリッジの差 ■ 込方向に沿って第 1の位置と第 2の位置との間をスライ ドする。 差込方向は、 液 体力一トリッジをカートリッジホルダに取り付ける際にカートリッジホルダに対 し液体カートリッジが差し込まれる方向である。 回動部材は、 カートリッジホル ダに対して回動可能に支持されている。 回動部材の回動は、 スライド部材のスラ イドと連動している。 回動部材は、 スライド部材が第 1の位置から第 2の位置に 移動したときには、 カートリッジホルダからの液体カートリッジの取り外しを許 容しないように変位し、 スライド部材が第 2の位置から第 1の位置に移動したと きには、 カートリツジホルダからの液体力ートリツジの取り外しを許容するよう に変位する。
• . 本発明はまた、 以下の液体噴射装置を提供する。 液体噴射装置は、 液体をター ゲットに対して噴射する液体噴射へッドと、 液体を貯留する液体カートリッジ と、 液体噴射へッドと液体力ートリッジとを接続する液体流路と、 液体力一ト リッジを収容するカートリッジホルダとを備える。 カートリッジホルダは、 スラ ィド部材と口ック爪部材とリプとを備える。 スライド部材は、 液体カートリッジ の差^方向に沿って第 1のスライド位置と第 2のスライド位置との間をスライド 可能である。 差込方向は、 液体カートリッジをカートリッジホルダに取り付け 際にカートリッジホルダに対し液体カートリッジが差し込まれる方向である。 ロック爪部材は、 スライド部材に対して第 1の回動位置と第 2の回動位置との間 を回動可能に支持されている。 リブはロック爪部材に当接する。 リブは、 スライ ド部材が第 1の位置に位置するときには、 ロック爪部材を第 1の回動位置に位置 させるようにし、 スライド部材が第 2の位置に位置するときには、 口ック爪部材 を第 2の回動位置に位置させるようにする。 液体カートリッジは、 ロック爪部材 に対して係合する状態と係合しない状態との間を切り替わる係合部を備え、 係合 部は、 口ック爪部材が第 1の回動位置に位置するときには口ック爪部材に係合せ ず、 ロック爪部材が第 2の回動位置に位置するときにはロック爪部材に係合す る。 本発明はまた、 以下の液体嘖射装置を提供する。 液体噴射装置は、 液体をター ゲットに対して噴射する液体噴射へッドと、 液体を貯留する液体カートリッジ と、 '液体噴射へッドと液体力ートリッジとを接続する液体流路と、 液体力一ト リッジを収容するカートリッジホルダと、 スライド咅 β材と、 回動部材とを備え る。 スライド部材はカートリッジホルダに対してスライド可能に支持されてい る。 スライ ド部材は、 液体カート'リッジの差込方向に沿って第 1の位置と第 2の 位置との間をスライドする。 差込方向は、 液体カートリッジをカートリッジホル ダに取り付ける際にカートリッジホルダに対し液体カートリッジが差し込まれる 方向である。 回動部材はカートリッジホルダに対して回動可能に支持されてい る。 回動部材の回動はスライド部材のスライドと連動している。 回動部材は、 ス ライド部材が第 1の位置から第 2の位置に移動したときには、 液体カートリッジ をスライド部材に対して連結させるように変位し、 スライド部材が第 2の位置か ら第 1の位置に移動したときには、 スライ ド部材に対する液体カートリッジの連 結を解除するように変位する 本発明はまた、 以下の液体噴射装置を提供する。 液体噴射装置は、 液体をター ゲットに対して噴射する液体噴射へッドと、 液体を貯留する液体カートリッジ と、 液体噴射へッドと液体力ートリッジとを接続する液体流路と、 液体力一ト リッジを収容するカートリッジホルダと、 カートリッジホルダに対してスライド 可能に支持されたスライド部材とを備える。 スライド部材は、 カートリッジホル ダに対する液体カートリッジの着脱に伴って液体カートリッジの差込方向に沿つ て第 1のスライド位置と第 2のスライド位置との間スライドする。 差込方向は、 液体カートリッジをカートリッジホルダに取り付ける際にカートリッジホルダに 対し液体カートリッジが差し込まれる方向である。 液体流路は、 液体カートリツ ジとの接続部分である液体供給針を有する。 カートリッジホルダは、 液体カート リッジに接続される空気導入管を有する。 スライド部材は、 液体供給針をガイド する部分と、 液体カートリッジに接続される空気導入管の部分をガイドする部分 とを有する。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明の第 1実施形態に係るィンクジェット式記録装置を示す斜視 図、
図 2は、 図 1の記録装置の分解斜視図、
図 3は、 図 1の記録装置におけるィンクカートリッジの断面図、
図 4は、 図 1の記録装置におけるカートリツジホルダの部分斜視図、 図 5は、 図 1の記録装置における接続部材の斜視図、
図 6は、 図 1の記録装置におけるスライド部材の斜視図、
図 7は、 図 1の記録装置におけるラツチ溝の模式図、
図 8は、 図 1の記録装置における接続部材の断面図、
図 9は、 図 1の記録装置における力一トリッジホルダの部分平面図、
..図 1 0は、 図 1の記録装置における接続部材の作用を説明する図、
図 1 1は、 図 1の記録装置における接続部材の作用を説明する図、
図 1 2は、 本発明の第 2実施形態に係るインクジヱット式記録装置を示す斜視 図、
図 1 3は、 図 1 2の記録装置の要部分解斜視図、
図 1 4は、 図 1 2の記録装置におけるィンクカートリッジの断面図、 図 1 5は、 図 1 2の記録装置におけるカートリッジホルダの部分斜視図、 図 1 6は、 図 1 2の記録装置における接続部材の斜視図、
図 1 7は、 図 1 2の記録装置におけるスライド部材の斜視図、 図 1 8は、 図 1 2の記録装置におけるラツチ溝の模式図、
図 1 9は、 図 1 2の記録装置における接続部材の断面図、
図 2 0は、 図 1 2の記録装置におけるカートリッジホ ダの部分平面図、 図 2 1は、 図 1 2の記録装置における溝の模式図、
図 2 2は、 図 1 2の記録装置における接続部材の断面図、
図 2 3は、 図 1 2の記録装置におけるカートリッジホ^^ダの部分平面図であ る。
'発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の第 1実施形態を図 1〜図 1 1に従って説明する。 本実施形態に係る液体噴射装置は、 図 1に示すィンクジェット式記録装置 1 1 である。 図 1に示すように、 記録装置 1 1は本体ケース 1 2に収容されている。 本体ケース 1 2は略直方体形状の箱体であり、 本体ケース 1 2の上面にはカート リッジホノレダ 1 2 aが設けられている。 本体ケース 1 2内には、 図 2に示すガイド軸 1 4、 キャリッジ 1 5、 液体噴射 ヘッドとしての記録へッド 2 0、 及びバルブユエット 2 1、 並びに、 図 1に示す 液体カートリッジとしてのインクカートリッジ 2 3、 及ぴ加圧ポンプ 2 5が配置 されている。 図 2に示すように、 ガイド軸 1 4は棒状をなし、 本体ケース 1 2内のフレーム 1 2 b間に架設されている。 キヤリッジ 1 5は、 本体ケース 1 2に支持された キャリッジモータ (図示せず) に対し、 タイミングベルト (図示せず) を介して 駆動連結されている。 キャリッジ 1 5は、 キャリッジモータの駆動に従ってガイ ド軸 1 4の軸線方向に沿ってガイド軸 1 4上を往復移動するように、 ガイド軸 1 4上に支持されている。 以下、 キャリッジ 1 5の移動方向、 すなわちガイド軸 1 4の軸線方向を主走査方向ともいう。 記録ヘシド 2 0は、 キヤリッジ 1 5の下面に設けられており、 液体としてのィ ンクを噴射する複数のノズル (図示せず) を備えている。 バルブュニット 2 1 は、 キャリッジ 1 5上に搭載されており、 インクカートリッジ 2 3から取り込ま れる.ィンクを一時貯留し、 その貯留したィンクを所定圧力に調整して記録へッド 2 0に供給する。 図 1の記録装置 1 1が備えるパルブュニット 2 1の数は 3つであり、 各パルプ ユニット 2 1は、 2種類のィンクをそれぞれ所定圧力に調整して個別に記録へッ ド 2 0に供給することが可能である。 3つのパルブュニット 2 1のそれぞれに は、 ブラック、 イェロー、 マゼンタ、 シアン、 ライトマゼンタ、 及びライトシァ ンの 6種のィンクのうちの 2つが割り当てられる。 ターゲットとしての記録媒体 Pは、 送り手段 (図示せず) により、 主走査方向 と直交する方向 (副走查方向) に沿って記録ヘッド 2 0の下方に送出される。 送 出された記録媒体 Pは、 フレーム 1 2 b間に架設されたプラテン (図示せず) に より支持される。 図 1に示すように、 記録装置 1 1が備えるインクカートリッジ 2 3の数は 6つ であり、 各インクカートリッジ 2 3はブラック、 イェロー、 マゼンタ、 シアン、 ライトマゼンタ、 ライトシアンの 6種のインクのうちの 1つを貯留する。 インク カートリッジ 2 3は前記力ートリツジホルダ 1 2 aに対して取り外し可能に装着 されている。 図 3に示すように、 インクカートリッジ 2 3は、 液体ケースとして のインクケース 3 1と液体収容部としてのインクパック 3 2とを備えている。 な お、 図 3に示すイシクカートリッジ 2 3は、 6個のインクカートリッジ 2 3のう ちの 1つであり、 残り-の 5つのインクカートリッジ 2 3も同一の構造を有する。 インクケース 3 1は、 榭脂により略直方体形状に形成されている。 インクパック 3 2は、 2枚の可撓性シートを重ね合わせることによって形成されている。 イン クパック 3 2の内部には液体としてのインクが封入されている。 インクパック 3 2はインク排出口 3 2 aを備える。 インク排出口 3 2 aの一部 はインクケース 3 1の外部に露出し、 それ以外のインクパック 3 2の部分はイン クケース 3 1の内部に気密状態にて収納されている。 インクケース 3 1内におい て、 インクケース 3 1とインクパック 3 2との間には隙間 3 3が設けられてい る。 インクケース 3 1には、 インクケース 3 1の外部と隙間 3 3とを連通する図示 しない連通孔が設けられている。 この連通孔を介して隙間 3 3に空気を流入させ ると、 インクパック 3 2が押し潰されてイシクパック 3 2内のインクがインク排 出口を通じて排出される。 インク排出口 3 2 aは、 各インクカートリッジに対応 するように設けられた液体流路としての図 2に示すインク供給チューブ 3 5を介 して前記パルプュエツト 2 1に接続されている。 インクパック 3 2から排出され たインクは、 インク供給チューブ 3 5を介してパルプュニット 2 1に供給され る。 図 1に示すように、 加圧ポンプ 2 5は、 本体ケース 1 2の後部に固定されてい る。 加圧ポンプ 2 5は、 空気供給チューブ (図示せず) を介して各インクカート リッジ 2 3の前記連通孔に接続されている。 加圧ポンプ 2 5は、 大気空気を吸引 し、 吸引した空気を加圧して空気供給チューブを介してインクカートリッジ 2 3 の前記隙間 3 3に導入する。 インクカートリッジ 2 3のインクパック 3 2内のインクは、 加圧ポンプ 2 5か ら供給される加圧空気によって当該インクパック 3 2が押し潰されることにより バルブュニット 2 1に供給される。 バルブュニット 2 1に供給されたインクは、 所定圧力に調整されてから記録ヘッド 2 0に供給され、 前記送り手段から送出さ れる記録媒体 Pに向かって噴射される。 記録へッド 2 0からインクを噴射させる 際、 記録装置 1 1は、 記録媒体 P上に施されるべき印刷に関するデータ (画像 データ) に基づいて、 主走査方向に沿ってキャリッジ 1 5を移動させると同時 に、 主走査方向と直交する方向 (副走査方向) に沿って記録媒体 Pを移動させ る。 次に、 前記カートリッジホルダ 1 2 aについて詳しく説明する。 図 1及ぴ図 4に示すように、 カートリツジホルダ 1 2 aは、 インクカートリツ ジ 2 3を平置きの状態で収容可能な 6つの収容室 3 9を備える。 インクカート リッジ 2 3を収容室 3 9に収容させる際には、 図 4において矢印 Lで示す方向に インクカートリッジ 2 3をスライドさせる。 つまり、 矢印 L方向は、 インクカー トリッジ 2 3をカートリッジホノレダ 1 2 aに取り付ける際にカー.トリッジホノレダ 1 2 aに対しインクカートリッジ 2 3が差し込まれる差込方向である。 図 4に示すように、 収容室 3 9の底面中央付近には、 レール部材 4 0が設けら れている。 レール部材 4 0は、 略長方形形状の板部 4 0 aと、 板部 4 0 aの両サ ィドに設けられた一対の係合片 4 0 b, 4 0 cとを備える。 板部 4 0 aは、 収容 室 3 9の底面に密着し;こ状態で固定されている。 係合片 4 O b , 4 0 cは矢印 L 方向に沿って延びている。 係合片 4 0 b, 4 0 cと収容室 3 9の底面との間には 隙間が設けられている。 各収容室 3 9の奥に位置する壁面 3 9 aからは、 液体供給針としてのインク供 給針 4 1と、 空気導入管としての空気導入チューブ 4 2とが突出している。 イン ク供給針 4 1は中空状であり、 対応するインク供給チューブ 3 5に接続されてい る。 インクカートリッジ 2 3が収容室 3 9に正しく収容されているときには、 ィ ンクパック 3 2の内部がインク供給チューブ 3 5の内部と連通するように、 イン ク供給針 4 1がインクカートリッジ 2 3の前記インク排出口 3 2 aに差し込まれ る。 空気導入チューブ 4 2は、 可撓性を有し、 加圧ポンプから延びる前記空気供給 チューブと接続されている。 インクカートリッジ 2 3が収容室 3 9に正しく収容 されているときには、 インクカートリッジ 2 3の隙間 3 3が空気導入チューブ 4 2の内部と連通するように、 ィンクケース 3 1の前記連通孔が空気導入チューブ 4 2の下流端に当接する。 空気導入チューブ 4 2の下流端にはシール部材 4 2 a が設けられており、 このシール部材 4 2 aにより、 空気導入チューブ 4 2とイン クカートリッジ 2 3の接続部分の気密性が確保される。 図 4に示すように、 収容室 3 9の奥には、 図 5に示す接続部材 4 3が配置され ている。 接続部材 4 3は、 スライド部材 4 4と、 固定手段を構成するラッチ爪部 材 4 5とを備える。 図 6に示すように、 スライド部材 4 4は、 本体部 4 7と、 回動部材としての ロック爪部材 4 9とを備える。 本体部 4 7は、 液体吸収手段としての箱体部 5 1、 屈曲規制手段としての円筒部 5 3、 及びラッチ溝部 5 5を備える。 箱体部 5 1は、 スライド部材 4 4の図 6における右側部分であり、 内部に空洞を有してい る。 '箱体部 5 iには、 矢印 L方向に沿って箱体部 5 1を貫通する針貫通孔 5 1 a が形成されている。 針貫通孔 5 1 aには'前記ィンク供給針 4 1が移動可能に挿入 される。 箱体部 5 1の内部には、 針貫通孔 5 1 aを囲むようにして、 ベルィータ などからなる吸収材 (図示せず) が収容されており、 その吸収材は、 インク供給 針 4 1から漏れ出たィンクを吸収保持する。 円筒部 5 3は、 スライド部材 4 4の図 6における左側部分であり、 円筒形状を 有している。 図 4に示すように、 円筒部 5 3には、 前記収容室 3 9の壁面 3 9 a から突出する空気導入チューブ 4 2が移動可能に挿通される。 空気導入チューブ 4 2は、 円筒部 5 3に挿入されることによって、 矢印 L方向に沿ってガイドさ れ、 屈曲が防止されている。 円筒部 5 3には、 図 4に示すように、 付勢手段を構 成する第 1のコイルばね 5 3 aの一端が当接している。 第 1のコイルばね 5 3 a の他端は、 前記収容室 3 9の壁面 3 9 aに当接している。 第 1のコイルばね 5 3 aは、 円筒部 5 3を壁面 3 9 aから離間する方向に付勢する。 ラツチ溝部 5 5は、 箱体部 5 1と円筒部 5 3との間のスライド部材 4 4の部分 であって、 ラッチ溝部 5 5の上面には固定手段を構成するラッチ溝 5 5 aが形成 されている b 図 7に示すように、 ラッチ溝 5 5 aは、 第 1〜第 9の溝 6 1〜6 9 という 9つの直線状溝部分を含む。 本実施形態においては、 第 1の溝 6 1は第 1 の溝部分に対応し、 第 5の溝 6 5は第 2の溝部分に対応し、 第 2〜第 4の溝 6 2 〜 6 4は第 3の溝部分に対応し、 第 6〜第 9の溝 6 6〜 6 9は第 4の溝部分に対 応する。
'第 1の溝 6 1は、 矢印 L方向に対して斜めに延ぴている。 第 1の溝 6 1の終端 は、 第 1の溝 6 1の始端よりも箱体部 5 1寄り (図 7においては右方) 力つ手前 '側 (図 7においては下方) に位置している。 第 2の溝 6 2は矢印 L方向に沿って延びている。 第 2の溝 6 2の始端は第 1の 溝 6 1の終端と連続している。 第 2の溝 6 2の終端は、 第 2の溝 6 2の始端より も手前側 (図 7においては下方) に位置している。 第 3の溝 6 3は矢印 L方向に直交して延びている。 第 3の溝 6 3の始端は第 2 の溝 6 2の終端と連続している。 第 3の溝 6 3の終端は、 第 3の溝 6 3の始端よ りも円筒部 5 3寄り (図 7においては左方) に位置している。 第 4の溝 6 4は矢印 L方向に沿って延ぴている。 第 4の溝 6 4の始端は第 3の 溝 6 3の終端と連続している。 第 4の溝 6 4の終端は、 第 4の溝 6 4の始端より も奥側 (図 7においては上方) に位置している。 第 5の溝 6 5は矢印 L方向に直交して延ぴている。 第 5の溝 6 5の始端は第 4 の溝 6 4の終端と連続している。 第 5の溝 6 5の終端は、 第 5の溝 6 5の始端よ りも円筒部 5 3寄り (図 7においては左方) に位置している。 第 6の溝 6 6は矢印 L方向に沿って延びている。 第 6の溝 6 6の始端は第 5の 溝 6 5の終端と連続している。 第 6の溝 6 6の終端は、 第 6の溝 6 6の始端より も手前側 (図 7においては下方) に位置している。 第 7の溝 6 7は矢印 L方向に直交して延ぴている。 第 7の溝 6 7の始端は第 6 の溝 6 6の終端と連続している。 第 7の溝 6 7の終端は、 第 7の溝 6 7の始端よ りも円筒部 5 3寄り (図 7においては左方) に位置している。 第 8の溝 6 8は矢印 L方向に沿って延ぴている。 第 8の溝 6 8の始端は第 7の 溝 6 7の終端と連続している。 第 8の溝 6 8の終端は、 第 8の溝 6 8の始端より も奥側 (図 7においては上方) に位置している。 第 9の溝 6 9は、 矢印 L方向に対して斜めに延びている。 第 9の溝 6 9の始端 は第 8の溝 6 8の終端と連続している。 第 9の溝 6 9の終端は、 第 9の溝 6 9の 台端よりも箱体部 5 1寄り (図 7においては右方) かつ奥側 (図 7においては上 方) に位置し、 第 1の溝 6 1の始端と連続している。 第 1〜第 9の溝 6 1〜6 9の幅は互いにほぼ同じである。 また第 1〜第 8の溝 6 1〜6 8の深さも互いにほぼ同じである。 第 9の溝 6 9の深さについては、 始 端における第 9の溝 6 9の深さは第 1〜第 8の溝 6:!〜 6 8の深さとほぼ同じで あり、 始端から終端に向かうに従って第 9の溝 6 9の深さは次第に浅くなつてい る。 従って、 第 1の溝 6 1の始端と第 9の溝 6 9の終端との境目には、 段差 7 1 が形成されている。 図 6.に示すように、 スライド部材 4 4の本体部 4 7の下面には、 2本のスライ ド溝 7 3 , 7 5が設けられている。 スライド溝 7 3, 7 5は、 矢印 L方向に沿つ て延ぴでいる。 図 4に示すように、 スライド溝 7 3, 7 5には前記レール部材 4 0の係合片 4 0 b, 4 0 cがそれぞれ係合している。 これにより、 スライド部材 .4 4は、 矢印 L方向に沿って摺動可能となっている。 図 6に示すように、 本体部 4 7は、 矢印 L方向に向かって突出する棒部材 7 6 を備える。 図 4に示すように、 棒部材 7 6には、 付勢手段を構成する第 2のコィ ルばね 7 7が外嵌されている。 第 2のコィルばね 7 7の一端は本体部 4 7に当接 し、 第 2のコイルばね 7 7の他端は収容室 3 9の奥側の壁面 3 9 aに当接してい る。 本体部 4 7は、 第 2のコイルばね 7 7によって、 収容室 3 9の壁面 3 9 a (図 4参照) 力 ら離間するように付勢されている。
. 図 6に示すように、 本体部 4 7の下面には、 前記スライド溝 7 3, 7 5に挟ま れるようにして位置する凹部 7 8が設けられている。 さらに、 図 8に示すよう に、 本体部 4 7には、 前記ラッチ溝部 5 5の下面から、 下方に突出するようにし て円柱部 7 9が形成されている。 その円柱部 7 9には、 第 3のコイルばね 8 1の 上端が外嵌されている。 口ック爪部材 4 9は、 平板状の部材を複数回屈曲させたような形状を有してお り、 その中心に支軸 8 3を一体に備える。 ロック爪部材 4 9は、 本体部 4 7の前 記凹部 7 8内に位置しており、 ロック爪部材 4 9の支軸 8 3は、 その両端が、 本 体部 4 7に対して、 回動可能に取り付けられている。 従って、 ロック爪部材 4 9 は、 支軸 8 3を中心に図 8に示す矢印 R方向に沿って回動する正回転、 及ぴ、 矢 印 R方向と逆方向に沿って回動する逆回転が可能となっている。 ロック爪部材 4 9は、 支軸 8 3を間に挟んで位置する、 インクカートリッジ 2 3寄りの一側部 8 5と壁面 3 9 a (図 4参照) 寄りの他側部 8 7とを備える。 一 側部 8 5は、 矢印 L方向に沿った断面形状が、 上方に開口する略コの字 (略 U 字) 形状となっている。 他側部 8 7は、 矢印 L方向に沿った断面形状が下側に開 口する略 V字形状となっている。 他側部 8 7の上面は、 前記第 3のコイルばね 8 1の下端に当接している。 そのため、 ロック爪部材 4 9は、 第 3のコイルばね 8 1により、 逆回転方向に回動するように付勢されている。 インクカートリッジ 2 3が収容室 3 9に収容されたときに収容室 3 9の奥側に 位置するィンクカートリッジ 2 3の部分の下面には、 係合部としての係合用凹部 2 3 aが形成されている。 口ック爪部材 4 9の一側部 8 5が係合用凹部 2 3 aに 対して係合したときには、 インクカートリッジ 2 3の矢印 L方向に沿った移動が 規制されるようになっている。 図 5に示すように、 ラッチ爪部材 4 5は、 略コの字 (略 U字) 形状の平板状に 形成されている。 ラッチ爪部材 4 5の一端には、 下方に向かって突出する円筒状 軸部 8 9が形成されている。 円筒状軸部 8 9は、 前記収容室 3 9 (図 4参照) に 設けられている嵌合孔 (図示せず) に回動可能に嵌入されている。 従って、 ラッ チ爪部材 4 5は、 円筒状軸部 8 9を回転中心として矢印 r方向に回動する正回 転、 及び、 矢印 r方向と逆方向に回動する逆回転が可能となる'ようにして、 前記 収容室 3 9に対して支持されている。 図 8に示すように、 ラッチ爪部材 4 5の他端には、 下方に向かって突出する円 柱形状のッメ部材 9 1が設けられている。 ッメ部材 9 1は、 前記スライド部材 4 4のラッチ溝 5 5 aに対して係合しており、 ラッチ溝 5 5 a内を移動可能となつ ている。 ッメ部材 9 1がラッチ溝 5 5 aの範囲内で移動することにより、 前記ス ライド部材 4 4の矢印 L方向における位置が決まるようになつている。 詳しくは、 ッメ部材 9 1がラッチ溝 5 5 aに対して第 1の溝 6 1の始端、 すな わち、 図 7に示す係合位置 Aにおいて係合した場合には、 スライド部材 4 4は、 図 8及び図 9に示すように、 収容室 3 9の壁面 3 9 aから離間して位置する。 本 実施形態においては、 このときのスライド部材 4 4の位置を、 第 1の位置 (第 1 のスライド位置) としての抜き取り許容位置というものとする。 —方、 ッメ部材 9 1がラッチ溝 5 5 aに対して、 第 5の溝 6 5の終端、 すなわ ち、 図 7に示す係合位置 Eにおいて係合した場合にほ、 スライド部材 4 4は、 図 1 0及び図 1 1に示すように、 収容室 3 9の壁面 3 9 aに近接して位置する。 本 実施形態においては、 このときのスライド部材 4 4の位置を、 第 2の位置 (第 2 のスライド位置) としての装着位置というものと.する。 図 4に示すように、 ラッチ爪部材 4 5には、 第 4のコィルばね 9 3の一端が固 定されている。 第 4のコイルばね 9 3の他端は、 前記収容室 3 9の左側側面 3 9 bに固定されている。 従って、 第 4のコイルばね 9 3により、 ラッチ爪部材 4 5 は、 正回転方向に回動するように付勢されている。 図 8に示すように、 前記収容室 3 9 (図 4参照) の底面からは、 リブ 9 5が上 方に向かって突設されている。 図 8に示すように、 スライド部材 4 4が抜き取り 許容位置に位置している場合には、 リブ 9 5は、 前記口ック爪部材 4 9の他側部 8 7の壁面 3 9 a (図 4参照) 側の端部に対して当接する。 従って、 スライド部 材 4 4が抜き取り許容位置に位置している場合には、 ロック爪部材 4 9は、 逆回 転方向に変位されており、 口ック爪部材 4 9の一側部 8 5が下方に位置する。 こ の状態においては、 口ック爪部材 4 9の一側部 8 5は、 前記ィンクカートリッジ 2 3の係合用 Dfl部 2 3 aに対して係合不可能な位置に位置する。 このときのロッ ク爪部材 4 9の位置は、 第 1の回動位置に対応する。 一方、 図 1. 0に示すように、 スライド部材 4 4が装着位置に位置している場合 には、 リプ 9 5は、 他側部 8 7における前記支軸 8 3寄りの部分に対して当接す る。 従って、 スライド部材 4 4が装着位置に位置している場合には、 ロック爪部 材 4 9は、 正回転方向に変位されており、 口ック爪部材 4 9の一側部が上方に位 置する。 この状態においては、 口ック爪部材 4 9の一側部 8 5は、 前記ィンク カートリッジ 2 3の係合用四部 2 3 aに対して係合可能な位置に位置する。 この ときのロック爪部材 4 9の位置は、 第 2の回動位置に対応する。 次に、 以上のように構成されたインクジェット式記録装置 1 1について、 イン クカートリッジ 2 3を着脱するときの作用について説明する。 インクジヱット式記録装置 1 1の収容室 3 9に、 インクカートリッジ 2 3が収 容されていない状態においては、 図 8及び図 9に示すように、 スライド部材 4 4 は、 抜き取り許容位置に位置している。 この状態で、 ユーザーが、 新しいインク カートリッジ 2 3を力一トリッジホルダ 1 2 aの収容室 3 9内に矢印 L方向に 沿ってスライドさせることにより、 インクカートリッジ 2 3がスライド部材 4 4 に対して当接する。 このとき、 ロック爪部材 4 9の一側部 8 5は下方に位置して おり、 インクカートリッジ 2 3の係合用凹部 2 3 aに対してロック爪部材 4 9の 一側部 8 5が係合不可能な状態となっている。 ユーザーが、 インクカートリッジ 2 3をさらに矢印 L方向に押圧すると、 スラ ィド部材 4 4力 S、 第 1のコィルばね 5 3 a及ぴ第 2のコィルばね 7 7の付勢力に 抗して、 矢印 L方向に移動する。 すると、 ラッチ爪部材 4 5のッメ部材 9 1は、 図 7に示すように、 ラッチ溝 5 5 aの第 1の溝 6 1及ぴ第 2の溝 6 2に沿って移 動し、 第 2の溝 6 2の終端、 すなわち、 係合位置 Bに位置する。 ッメ部材 9 1が係合位置 Bに位置すると、 ラッチ爪部材 4 5は、 第 4のコィノレ ばね 9 3の付勢力によって正回転し、 ッメ部材 9 1がラッチ溝 5 5 aの第 3の溝 6 3に沿って移動する。 この結果、 ラツチ爪部材 4 5は、 第 3の溝 6 3の終端、 すなわち、 係合位置 Cに位置する。 この状態において、 ユーザーが、 インクカートリッジ 2 3に対する押圧を停止 すると、 スライド部材 4 4は、 第 2のコイルばね 7 7と、 第 4のコイルばね 9 3 の付勢力によって、 壁面 3 9 a (図 4参照) から離間する方向に移動する。 この 結果、 ラツチ爪部材 4 5は、 第 4の溝 6 に沿つて移動し、 第 4の溝 6 4の終 端、 すなわち、 係合位置 Dに位置する。 すると、 ラッチ爪部材 4 5は、 第 4のコ ィルばね 9 3の付勢力によって正回転し、 ッメ部材 9 1がラッチ溝 5 5 aの第 5 の溝 6 5に沿って移動する。 この結果、 ッメ部材 9 1は、 第 5の溝 6 5の終端、 すなわち、 係合位置 Eに位置する。 ッメ部材 9 1が係合位置 Eに位置しているときには、 図 1 0及び図 1 1に示す ように、 スライド部材 4 4の位置は、 装着位置に位置する。 従って、 ロック爪部 W
材 4 9は、 正回転方向に変位されており、 インクカートリッジ 2 3の係合用凹部 2 3 aに対して係合した状態となる。 この結果、 インクカートリッジ 2 3の矢印 L方向の移動は、 ロック爪部材 4 9と係合用凹部 2 3 aとの間の強い係合によつ て規制される。 . すなわち、 カートリッジホルダ 1 2 aに対してインクカートリッジ 2 3を収容 しょうとする場合には、 ユーザーは、 インクカートリッジ 2 3を収容室 3 9内に てスライドさせてー且奥まで押圧した後に、 押圧を停止しさえすればよい。 そう することによって、 インクカートリッジ 2 3は容易にカートリッジホルダ 1 2 a に収容される。 収容室 3 9に収容された状態においては、 インクカートリッジ 2 3の矢印 L方向の移動は、 口ック爪部材 4 9と係合用凹部 2 3 aとの間の係合に よって規制されている。 そのため、 インクジェット式記録装置 1 1に振動や落下 が生じても、 ィンク漏れや空気漏れの発生は起こりにくい。 上述したように、 空気導入チューブ 4 2 (図 4参照) は、 屈曲が防止された状 態でスライド部材 4 4の円筒部 5 3に支持されている。 従って、 カートリッジホ ルダ 1 2 aに対してィンクカートリッジ 2 3を収容するときには、 空気導入 チューブ 4 2 (図 4参照) と、 インクカートリッジ 2 3の連通孔とを精度高く接 続することができる。 収容室 3 9に収容されたインクカートリッジ 2 3を取り外すときには、 ユー ザ一は、 インクカートリッジ 2 3を矢印 L方向に押圧する。 すると、 スライ ド部 材 4 4が、 第 1のコイルばね 5 3 a及ぴ第 2のコイルばね 7 7の付勢力に抗し て、 矢印 L方向に移動する。 そして、 ラッチ爪部材 4 5のッメ部材 9 1は、 図 7 に示すように、 ラツチ溝 5 5 aの第 6の溝 6 6に沿って移動し、 第 6の溝 6 6の 終端、 すなわち係合位置 Fに位置する。 ッメ部材 9 1が係合位置 Fに位置すると、 第 4のコイルばね 9 3の付勢力に よってラッチ爪部材 4 5は正回転し、 ッメ部材 9 1がラッチ溝 5 5 aの第 7の溝
1フ 6 7に沿って移動する。 この結果、 ラッチ爪部材 4 5は、 第 7の溝 6 7の終端、 すなわち、 係合位置 Gに位置する。 この状態において、 ユーザーが、 インクカートリッジ 2 3に対する押圧を停止 すると、 スライド部材 4 4は、 第 2のコイルばね 7 7と第 4のコイルばね 9 3の 付勢力によって、 壁面 3 9 a (図 4参照) 力 ^離間する方向に移動する。 この結 果、 ラッチ爪部材 4 5は、 第 8及び第 9の溝 6 8, 6 9に沿って移動し、 第 9の 溝 6 9の終端まで移動する。 そして、 ラッチ爪部材 4 5は、 段差 7 1を超えて落 下し、 第 1の溝 6 1の始端、 すなわち係合位置 Aに位置する。 この結果、 図 8及ぴ図 9に示すように、 スライド部材 4 4は、 抜き取り許容位 置に位置する。.従って、 ロック爪部材 4 9は、 逆回転方向に変位され、 インク カートリッジ 2· 3の係合用凹部 2 3 aと係合していない状態となる。 この状態に おいては、 ユーザーは、 インクカートリッジ 2 3を掴んで軽く引っ張るのみで、 箇単にインクカートリッジ 2 3をカートリッジホルダ 1 2 aから引き抜くことが できる。 . 第 1実施形態は、 以下の利点を備える。
( 1 ) 上記実施形態では、 インクカートリッジ 2 3をカートリツジホルダ 1 2 aの収容室 3 9に挿入してスライド部材 4 4を押圧することにより、 スライド部 材 4 4が抜き取り許容位置から装着位置へと変位するようになっている。 これに より、 インクカートリッジ 2 3は、 収容室 3 9から簡単に引き抜き可能な状態か ら、 引き抜き不可能に固定される状態へと切り替わる。 また、 インクカートリツ ジ 2 3を収容室 3 9から引き抜き方向に移動させることにより、 スライド部材 4 4の位置が装着位置から抜き取り許容位置へと変位するようになっている。 これ により、 インクカートリッジ 2 3は、 収容室 3 9から引き抜き不可能に固定され ている状態から、 簡単に引き抜き可能な状態へと切り替わる。 従って、 スライ ド部材 4 4が抜き取り許容位置に位置しているときに、 インク カートリッジ 2 3を収容室 3 9から引き抜き及ぴ差し込みすることで、 ユーザー は弱い力でインクカートリッジ 2 3の着脱することができる。 また、 スライド部 材 4 4が装着位置に位置しているときには、 ロック爪部材 4 9と係合用凹部 2 3 aとの係合によりインクカートリッジ 2 3の矢印 L方向における移動が強固に規 制される。 従って、 インクジヱット式記録装置 1 1における振動や落下等によつ てインクカートリッジ 2 3とインク供給針 4 1との接続部分からインクが漏れ出 すことが効果的に防止される。 ( 2 ) 上記実施形態では、 スライド部材 4 4は、 第 1のコイルばね 5 3 aと、 第 2のコイルばね 7 7とによって、 収容室 3 9の壁面 3 9 aから離間される方向 に付勢される。 また、 スライド部材 4 4は、 ラッチ溝 5 5 aとラッチ爪部材 4 5 との係合により装着位置に固定される。 従って、 スライ ド部材 4 4を抜き取り許容位置から装着位置に移動させる場合 には、 第 1及び第 2のコイルばね 5 3 a, 7 7の付勢力に抗してスライド部材 4 4をスライドさせて装着位置に位置させればよい。 装着位置に位置されたスライ ド部材 4 4は、 ラッチ溝 5 5 aとラッチ爪部材 4 5とによって、 装着位置に維持 される。 一方、 スライ ド部材 4 4を装着位置から抜き取り許容位置に移動させる 場合には、 ラッチ溝 5 5 aとラッチ爪部材 4 5との係合を解除することによつ て、 スライド部材 4 4は、 第 1及び第 2のコイルばね 5 3 a, 7 7の付勢力によ り抜き取り許容位置へと自然に移動する。 すなわち、 スライド部材 4 4を抜き取り許容位置又は装着位置に変位させると きには、 スライ ド部材 4 4をインクカートリッジ 2 3の差込方向に押圧しさえす ればよい。 従って、 スライド部材 4 4の位置の切り替えは極めて容易である。
( 3 ) 上記実施形態では、 スライド部材 4 4にラッチ溝 5 5 aが設けられてお り、 スライド部材 4 4の位置は、 ラツチ溝 5 5 aとラツチ爪部材 4 5のッメ部材 9 1との係合位置によって決められる。 従って、 スライド部材 4 4の移動精度が 向上し、 スライ ド部材 4 4の移動が安定する。
( 4 ) 上記実施形態では、 スライ ド部材 4 4が装着位置にあるとき、 ッメ部材 9 1がラッチ溝 5 5 aの係合位置 Eに位置する。 ッメ部材 9 1が係合位置 Eに位 置しているときに、 スライド部材 4 4がインクカートリッジ 2 3の差込方向に移 動されることにより、 ッメ部材を係合位置 Eから、 スライド部材 4 4が抜き取り 許容位置に位置する係合位置 Aに移動する。 従って、 スライド部材 4 4の位置を抜き取り許容位置と装着位置との間で変位 させるためには、 スライ ド部材 4 4を、 インクカートリッジ 2 3の差込方向に押 圧しさえすればよい。 従って、 スライ ド部材 4 4の位置の切り替えは極めて容易 である。 ( 5 ) 上記実施形態では、 インクカートリッジ 2 3に係合用凹部 2 3 aが設け られており、 この係合用凹部 2 3 aがロック爪部材 4 9に対して係合すること で、 インクカートリッジ 2 3が装着位置にて固定される。 従って、 係合用凹部.2 3 aを設けるのみという少ない設計変更のみで、 既存のインクカートリッジを 口ック爪部材 4 9に係合可能な仕様に変更する.ことができる。
( 6 ) 上記実施形翁では、 スライド部材 4 4に、 針貫通孔 5 1 aを有する箱体 部 5 1が設けられており箱体部 5 1の内部には、 吸収材が収容されている。 従つ て、 インクカートリッジ 2 3を収容室 3 9から引き抜くときなどにインク供給針 4 1から漏れ出すインクは、 箱体部 5 1の内部の吸収材により吸収される。 従つ て、 収容室 3 9の内部は清潔に保たれる。
( 7 ) 上記実施形態では、 スライド部材 4 4に円筒部 5 3が設けられており、 円筒部 5 3により、 空気導入チューブ 4 2の屈曲が防止されている。 従って、 収 容室 3 9にインクカートリッジ 2 3を収容させるときには、 スライド部材 4 4の 移動に伴って、.スライド部材 4 4と一体となっている円筒部 5 3により空気導入 チューブ 4 2の位置決めがなされる。 従って、 インクカートリッジ 2 3の連通孔 と空気導入チューブ 4 2との接続精度が向上する。 なお、 上記実施形態は以下のように変更してもよい。 上記実施形態においては、 付勢手段として、 第 1及び第 2のコイルばね 5 3 a , 7 7が使用されるが、 第 1及ぴ第 2のコイルばね 5 3 a , 7 7のうち、 いず れか一方のみが使用されてもよい。 あるいは、 3つ以上のコイルばねが使用され てもよいし、 第 1及ぴ第 2のコイルばね 5 3 a , 7 7の両方を省略してもよい。 ただし、 第 1及び第 2のコイルばね 5 3 a , 7 7の両方を省略した場合には、 ィ ンクカートリッジ 2 3を引き抜くときに、 ユーザーは、 インクカートリッジ 2 3 を指等で掴んで引き抜く必要がある。 付勢手段は、 コイルばねではなく、 ゴム等 の弹性部材であつてもよい。 上記実施形態においては、 スライド部材 4 4を装着位置に維持する固定手段 は、 ラッチ溝 5 5 aとラッチ爪部材 4 5とによって構成されるようにした。 この 固定手段は、 スライド部材 4 4を装着位置において維持するとともに必要に応じ て装着位置から抜き取り許容位置への移動を許容するように切り替え可能でさえ あれば、 その他の固定手段に変更されてもよい。 上記実施形態においては、 インクカートリッジ 2 3には、 係合部として係合用 凹部 2 3 aを設けるようにし、 ロック爪部材 4 9の形状は、 この係合用凹部 2 3 aと係合可能な形状となるようにした。 これを、 スライド部材 4 4が抜き取り許 容位置及び装着位置に位置したときに、 インクカートリッジ 2 3とロック爪部材 4 9とが非係合及び係合となるのであれば、 インクカートリッジ 2 3の係合部と πック爪部材 4 9の形状を他の形状となるようにしてもよい。 スライド部材 4 4の箱体部 5 1を省略してもよい。 スライド部材 4 4の円筒部 5 3を省略してもよい。 上記実施形態においては、 液体カートリッジとしてのインクカートリッジ 2 3 は、 液体収容部としてのインクパック 3 2と、 液体ケースとしてのインクケース 3 1とによつて構成されるが、 液体収容部及ぴ液体ケースはそれに限定されな い。 例えば、 インクケース 3 1の内部をフィルム等で仕切ることによって、 液体 収容部と隙間とを形成してもよい。 上記実施形態においては、 インクジェット式記録装置 1 1は、 インクパック 3 2とインクケース 3 1との間の隙間 3 3に空気を導入することによりインクパッ ク 3 2内のインクを記録ヘッド 2 0へと移送させるようにした。 それ代わり、 ィ ンクパック 3 2の位置を記録へッド 2 0よりも上方に位置させるようにして、 ィ ンクパック 3 2内のインクを重力によって記録へッド 2 0へと移送させるように してもよい。 この場合には、 スライ ド部材 4 4に円筒部 5 3を設ける必要がな い。 図 1の記録装置 1 1以外のィンクジヱット式記録装置、 例えばフアッタスゃコ ピアなどの印刷装置において本発明を具体ィ匕してもよい。 あるいは、 インク以外 の液体を噴射する液体噴射装置において本発明を具体ィ匕してもよい。 インク以外 の液体を嘖射する液体嘖射装置は、 例えば、 液晶ディスプレイ、 E Lディスプレ ィ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材ゃ色材などの液体を噴 射する液体噴射装置であってもよいし、 バイオチップ製造に用いられる生体有機 物を噴射する液体噴射装置であってもよいし、 精密ピぺットとしての試料噴射装 置であってもよい。 . 以下、 本発明の第 2実施形態を図 1 2〜図 2 3に従って説明する。 本実施形態に係る液体噴射装置は、 図 1 2に示すィンクジヱット式記録装置 1 1 1 (プリンタ 1 1 1 ) である。 図 1 2に示すように、 記録装置 1 1 1は本体 ケース 1 1 2に収容されている。 本体ケース 1 1 2は略直方体形状の箱体であ り、 本体ケース 1 1 2の上面にはカートリッジホルダ 1 1 3が設けられている。 本体ケース 1 1 2内には、 図 1 3に示すガイド軸 1 1 4、 キャリッジ 1 1 5、. 液体噴射へッドとしての記録へッド 1 1 6、 及ぴパルプュ-ット 1 1 7、 並び に、 図 1 2に示す液体カートリッジとしてのィンクカートリッジ 1 1 8、 及び加 圧ポンプ 1 1 9が配置されている。 図 1 3に示すように、 ガイド軸 1 1 4は棒状をなし、 本体ケース 1 1 2内のフ レーム 1 1 2 a間に架設されている。 キャリッジ 1 1 5は、 本体ケース 1 1 2に 支持されたキャリッジモータ (図示せず) に対し、 タイミングベルト (図示せ ず) を介して駆動連結されている。 キャリッジ 1 1 5は、 キャリッジモータの駆 動に従ってガイド軸 1 1 4の軸線方向に沿ってガイド軸 1 1 4上を往復移動する ように、 ガイド軸 1 1 4上に支持されている。 以下、 キャリッジ 1 1 5の移動方 向、 すなわちガイド軸 1 1 4の軸線方向を主走査方向ともいう。 記録へッド 1 1 6は、 キャリッジ 1 1 5の下面に設けられており、 液体として のインクを噴射する複数のノズル (図示せず) を備えている。 バルブユニット 1 1 7は、 キャリッジ 1 1 5上に搭載されており、 インクカートリッジ 1 1 8から 取り込まれるィンクを一時貯留し、 貯留したィンクを所定圧力に調整して記録 ヘッド 1 1 6に供給する。 図 1 2の記録装置 1 1 1が備えるバルブュニット 1 1 7の数は 3つであり、 各 パルプュ-ット 1 1 7は、 2種類のインクをそれぞれ所定圧力に調整して個別に 記録へッド 1 1 6に供給することが可能である。 3つのパルプュ-ット 1 1 7の それぞれには、 ブラック、 イェロー、 マゼンタ、 シアン、 ライトマゼンタ、 及び ライ トシアンの 6種のィンクのうちの 2つが割り当てられる。 ターゲットとしての記録媒体 Tは、 送り手段 (図示せず) により、 主走查方向 と直交する方向 (副走査方向) に沿って記録へッド 1 1 6の下方に送出される。 送出された記録媒体 Τは、 フレーム 1 1 2 a間に架設されたプラテン (図示せ ず) により支持される。 図 1 2に示すように、 記録装置 1 1 1が備えるインクカートリッジ 1 1 8の数 は 6つであり、 各インクカートリッジ 1 1 8はブラック、 イェロー、 マゼンタ、 シアン、 ライトマゼンタ、 ライトシアンの 6種のインクのうちの 1つを貯留す る。 インクカートリッジ 1 1 8は前記カートリツジホルダ 1 1 3に対して取り外 し可能に装着されている。 図 1 4に示すように、 インクカートリッジ 1 1 8は、 液体ケースとしてのインクケース 1 2 0と液体収容部としてのインクパック 1 2 1とを備えている。 なお、 図 1 4に示すインクカートリッジ 1 1 8は、 6個のィ ンクカートリッジ 1 1 8のうちの 1つであり、 残りの 5つのインクカートリッジ 1 1 8も同一の構造を有する。 インクケース 1 2 0は、 樹脂により略直方体形状 に形成されている。 インクパック 1 2 1は、 2枚の可撓性シートを重ね合わせる ことによって形成されている。 インクパック 1 2 1の内部にはインクが封入され ている。 インクパック 1 2 1はインク排出口 1 2 1 aを備える。 インク排出口 1 2 1 a の一部はインクケース 1 2 0の外部に露出し、 それ以外のインクパック 1 2 1の 部分はインクケース 1 2 0の内部に気密状態にて収納されている。 インクケース 1 2 0内において、 インクケース 1 2 0とインクパック 1 2 1との間には隙間 1 2 2が設けられている。 インクケース 1 2 0には、 インクケース 1. 2 0の外部と隙間 1 2 2とを連通す る図示しない連通孔が設けられている。 この連通孔を介して隙間 1 2 2に空気を 流入させると、 インクパック 1 2 1が押し潰されてインクパック 1 2 1内のイン クがインク排出口 1 2 1 aを通じて排出される。 インク排出口 1 2 1 aは、 各ィ ンクカートリッジ 1 1 8に対応するように設けられた液体流路としての図 1 3に 示すインク供給チューブ 1 2 3を介して前記パルプュニット 1 1 7に接続されて いる。 インクパック 1 2 1から排出されたインクは、 インク供給チューブ 1 2 3 を介してパルプュニット 1 1 7に供給される。 図 1 9及ぴ図 2 0に示すように、 インクケース 1 2 0の上面 1 2 0 aには、 ィ ンクケース 1 2 0の一側において開口する両端部を有した溝 1 6 3が形成されて いる。 溝 1 6 3は、 図 2 1に示すように、 第 1の案内溝 1 6 6、 第 2の案内溝 1 6 7、 及び第 3の案内溝 1 6 8という三つの直線状溝部分を含む。 溝 1 6 3に囲 まれたインクケース 1 2 0の上面 1 2 0 aの部分は係止部 1 6 4を構成する。 図 1 2に示すように、 加圧ポンプ 1 1 9は、 本体ケース 1 1 2の後部に固定さ れている。 加圧ポンプ 1 1 9は、 図示しない空気供給チューブを介して各インク カートリッジ 1 1 8の前記連通孔に接続されている。 加圧ポンプ 1 1 9は、 大気 空気を吸引し、 吸引した空気を加圧して空気供給チューブを介してインクカート リッジ: I 1 8の前記隙間 1 2 2に導入する。 インクカートリッジ 1 1 8のインクパック 1 2 1内のインクは、 加圧ポンプ 1 1 9から供給される加圧空気によって当該インクパック 1 2 1が押し潰されるこ とによりバルブュニット 1 1 7に供給される。 パルブュニット 1 1 7に供給され たインクは、 所定圧力に調整されてから記録ヘッド 1 1 6に供給され、 前記送り. 手段から送出される記録媒体 Tに向かって噴射される。 記録へッド 1 1 6力 らィ ンクを噴射させる際、 記録装置 1 1 1は、 記録媒体 T上に施されるべき印刷に関 するデータ (画像データ) に基づいて、 主走査方向に沿ってキヤリッジ 1 1 5を 移動させると同時に、 主走査方向と直交する方向 (副走查方向) に沿って記録媒 体 Tを移動させる。 次に、 前記カートリッジホルダ 1 1 3について詳しく説明する。 図 1 2に示すように、 カートリツジホルダ 1 1 3は、 キャリッジ 1 1 5の上方 に配置されている。 カートリッジホ /レダ 1 1 3は、 インクカートリッジ 1 18を 平置きの状態で収容可能な 6つの収容室 1 24を備える。 図 15に示すように、 各収容室 124は、 底面 124 aと、 3つの側面 124 b, 124 c, 124 d とにより画定されている。 インクカートリッジ 1 18を収容室 124に収容させ る際には、 図 1 5において矢印 Yで示す方向にインクカートリッジ 1 18をスラ ィドさせる。 つまり、 矢印 Yの方向は、 インクカートリッジ 1 18をカートリツ ジホルダ 1 13に取り付ける際にカートリッジホルダ 1 1 3に対しインクカート リッジが差し込まれる差込方向である。 スライド時のインクカートリッジ 1 18 の X軸方向 (図 15参照) の移動は、 収容室 124の側面 124 c及ぴ側面 12 4 dによって規制される。 図 15に示すように、 収容室 124の底面 124 aの中央付近には、 レール部 材 125が設けられている。 レール部材 1 25は、 略長方形状の板部 1 25 a と、 板部 125 aの両サイドに設けられた一対の係合片 125 b, 1 25 cとを 備える。 板部 125 aは、 収容室 124の底面 124 aに密着した状態で固定さ れている。 係合片 125 b, 125 cは Y軸に沿って延ぴている。 係合片 125 b, 125 cと収容室 1 24の底面 124 aとの間には隙間が設けられている。 各収容室 124の奥に位置する側面 1 24 bからは、 液体供給針としてのィン ク供給針 126と、 空気導入管としての空気導入チューブ 127とが突出してい る。 インク供給針 126は中空状であり、 対応するインク供給チューブ 123に 接続されている。 インクカートリッジ 1 18が収容室 124に正しく収容されて いるときには、 インクパック 1 21の内部がインク供給チューブ 123の内部と 連通するように、 インク供給針 126がインクカートリッジ 1 18の前記インク 排出口 121 aに差し込まれる。 空気導入チューブ 127は可撓性を有し、 加圧ポンプ 1 19から延びる前記空 気供給チューブと接続されている。 インクカートリッジ 1 18が収容室 124に 正しく収容されているときには、 インクカートリッジ 1 18の隙間 122が空気 W 200
導入チューブ 1 2 7の内部と連通するように、 ィンクケース 1 2 0の前記連通孔 が空気導入チューブ 1 2 7の下流端に当接する。 空気導入チューブ 1 2 7の下流 端にはシール部材 1 2 7 aが設けられており、 このシール部材 1 2 7 aにより、 空気導入チューブ 1 2 7とインクカートリッジ 1 1 8の接続部分の気密性が確保 される。 図 1 5に示すように、 収容室 1 2 4の奥には、 図 1 6に示す接続部材 1 3 1力 S 配置されている。 接続部材 1 3 1は、 スライド部材 1 3 2、 及び回動部材として のラッチ爪部材 1 3 3を備える。 図 1 6及び図 1 7に示すように、 スライド部材 1 3 2は、 液体吸収手段として 箱体部 1 3 4、 屈曲規制手段としての円筒部 1 3 5、 及びラツチ溝部 1 3 6を備 える。 箱体部 1 3 4は、 スライド部材 1 3 2の図 1 7における右側部分であり、 内部に空洞を有している。 箱体部 1 3 4には、 Y軸に沿って箱体部 1 3 4を貫通 する針貫通孔 1 3 4 aが形成されている。 針貫通孔 1 3 4 aには前記ィンク供給 針 1 2 6が移動可能に挿入される。 箱体部 1 3 4の内部には、 針貫通孔 1 3 4 a . を囲むようにして、 ベルィータなどの吸収材 (図示せず) が収容されており、 そ の吸収材は、 インク供給針 1 2 6から漏れ出たインクを吸収保持する。 円筒部 1 3 5は、 スライド都材 1 3 2の図 1 7における左側部分であり、 円筒 形状を有している。 図 1 5に示すように、 円筒部 1 3 5には、 前記収容室 1 2 4 の側面 1 2 4 bから突出する空気導入チューブ 1 2 7が移動可能に挿通される。 ' 空気導入チューブ 1 2 7は、 円筒部 1 3 5に挿入されることによって、 Y軸方向 にガイドされ、 屈曲が防止されている。 円筒部 1 3 5には、 図 1 5及ぴ図 2 0に 示すように、 第 1の付勢手段を構成する第 1のコイルばね 1 3 7の一端が当接し ている。 第 1のコイルばね 1 3 7の他端は、 前記収容室 1 2 4の側面 1 2 4 bに 当接している。 第 1のコイルばね 1 3 7は、 円筒部 1 3 5を側面 1 2 4 bから離 間する方向に付勢する。 ラツチ溝部 136は、 箱体部 1 34と円筒部 1 35の間のスライド部材 132 の部分であって、 ラツチ溝部 136の上面にはガイド溝としてのラツチ溝 136 aが形成されている。 図 18に示すように、 ラッチ溝 136 aは、 第 1〜第 9の 溝 141〜149という 9つの直線状溝部分を備える。 本実施形態においては、 第 1の溝 141は第 1の溝部分であり、 第 5の溝 145は第 2の溝部分であり、 第 2〜第 4の溝 142〜 144は第 3の溝部分であり、 第 6〜第 9の溝 146〜 149は第 4の溝部分である。 第 1の溝 141は Y軸に対して斜めに延びている。 第 1の溝 141の終端は、 第 1の溝 141の始端よりも箱体部 134寄り (図 18においては右方) かつ手 前側 (図 18においては下方) に位置している。 第 2の溝 142は Y軸と平行に延ぴている。 第 2の溝 142の始端は第 1の溝 141の終端と連続している。 第 2の溝 142の終端は、 第 2の溝 142の始端 よりも手前側 (図 18においては下方) に位置している。 第 3の溝 143は X軸と平行に延びている。 第 3の溝 143の始端は第 2の溝 142の終端と連続している。 第 3の溝 143の終端は、 第 3の溝 143の始端 よりも円筒部 1 35寄り (図 18においては左方) に位置している。 第 4の溝 144は Y軸と平行に延ぴている。 第 4の溝 144の始端は第 3の溝 143の終端と連続している。 第 4の溝 144の終端は、 第 4の溝 144の合端 よりも奥側 (図 18においては上方) に位置している。 第 5の溝 145は X軸と平行に延ぴている。 第 5の溝 145の始端は第 4の溝 144の終端と連続している。 第 5の溝 145の終端は、 第 5の溝 145の始端 よりも円筒部 135寄り (図 18においては左方) に位置している。 第 6の溝 146は Υ軸と平行に延ぴている。 第 6の溝 146の始端は第 5の溝 1 4 5の終端と連続している。 第 6の溝 1 4 6の終端は、 第 6の溝 1 4 6の始端 よりも手前側 (図 1 8においては下方) に位置している。 第 7の溝 1 4 7は: X軸と平行に延ぴている。 第 7の溝 1 4 7の始端は第 6の溝 1 4 6の終端と連続している。 第 7の溝 1 4 7の終端は、 第 7の溝 1 4 7の始端 よりも円筒部 1 3 5寄り (図 1 8においては左方) に位置している。 第 8の溝 1 4 8は Y軸と平行に延びている。 第 8の溝 1 4 8の始端は第 7の溝 1 4 7の終端と連続している。 第 8の溝 1 4 8の終端は、 第 8の溝 1 4 8の始端 よりも奥側 (図 1 8においては上方) に位置している。 第 9の溝 1 4 9は、 Y軸に対して斜めに延ぴている。 第 9の溝 1 4 9の始端は 第 8の溝 1 4 8の終端と連続している。 第 9の溝 1 4 9の終端は、 第 9の溝 1 4 9の始端よりも箱体部 1 3 4寄り (図 1 8においては右方) かつ奥側 (図 1 8に おいては上方) に位置し、 第 1の溝 1 4 1の始端と連続している。 第 1〜第 9の溝 1 4 1〜1 4 9の幅は互いにほぼ同じである。 また第 1〜第 8 ' の溝 1 4 1〜1 4 8の深さも互いにほぼ同じである。 始端における第 9の溝 1 4 9の深さは第 1〜第 8の溝の深さとほぼ同じであり、 始端から終端に向かうに 従って第 9の溝 1 4 9の深さは次第に浅くなつている。 従って、 第 1の溝 1 4 1 の始端と第 9の溝 1 4 9の終端との境目には、 段差 1 5 0が形成されている。 図 1 7に示すように、 スライ ド部材 1 3 2の下面には、 Y軸と平行に延びるス ライド溝 1 5 1が設けられている。 スライ ド溝 1 5 1には前記レール部材 1 2 5 に嵌合し、 スライ ド溝 1 5 1の両側面が図 1 5に示す前記レール部材 1 2 5の係 合片 1 2 5 b、 1 2 5 cにそれぞれ係合している。 これにより、 スライ ド部材 1 3 2はレール部材 1 2 5に沿って摺動可能となっている。 図 1 7に示すように、 スライド部材 1 3 2は、 Y軸方向に突出する棒部材 1 5 3を備える。 棒部材 153の先端は、 側面 1 24 bに形成された貫通孔 (図示せ ず) に嵌挿支持されており、 Y軸方向に沿って移動可能である。 図 1 5.に示すよ うに、 棒部材 153には、 第 1の付勢手段を構成する第 2のコイルばね 154が • 外嵌されている。 第 2のコイルばね 1 54の一端は、 スライド部材 1 32に当接 し、 第 2のコイルばね 154の他端は収容室 1 24の奥側の側面 124 bに当接 している。 スライド部材 132は、 第 2のコイルばね 154及び前記第 1のコィ ルばね 1 37によって、 収容室 124の側面 1 24 b (図 15参照) から離間す るように付勢されている。 ラツチ爪部材 133は、 図 16及ぴ図 20に示すように、 第 1の支持部材 15 5と、 第 1の支持部材 1 55に一体に設けられた第 2の支持部材 156と、 その 第 2の支持部材 156に一体に設けられた第 3の支持部材 157と備える。 第 1 の支持部材 155、 第 2の支持部材 156及ぴ第 3の支持部材 157 、ずれも 平板状をなす。 第 1の支持部材 155の一端には、 矢印 Zの反対方向、 つまり、 下方に向かつ て突出する円筒状軸部 158が形成されている。 この円筒状軸部 158は、 図 2 0に示すように、 前記収容室 124に設けられている図示しない軸受部材に回動 可能に支持されている。 従って、 ラッチ爪部材 133は、 軸部 1 58を回動中心 として Z軸周りを矢印方向に正回動可能、 及ぴ、 矢印方向の逆方向に逆回動可能 となるように、 図示しない軸受部材に支持されている。 また、 図 19に示すように、 第 1の支持部材 1 55の先端部から延出形成され た第 2の支持部材 156は、 その先端部下面に円柱形状の第 1のッメ部材 159 が突出形成されている。 第 1のッメ部材 159は、 ッメ部材に対応する。 第 1の ッメ邰材 159は、 前記スライド部材 132のラッチ溝 136 aに嵌合してお り、 ラッチ溝 136 a內を移動する。 この第 1のッメ部材 159がラッチ溝 13 6 a内を移動するとき、 軸部 158は第 1のッメ部材 159の移動に伴い回動 し、 Z軸方向に沿って若干の移動が可能となっている。 第 1のッメ部材 159が ラツチ溝 1 3 6 a内を移動することにより、 第 2のッメ部材 1 6 2は溝 1 6 3上 に位置決めされる。 図 2 0に示すように、 第 2の支持部材 1 5 6の先端の側面 1 2 4 c側には、 係止孔 1 6 0が形成されている。 この係止孔 1 6 0と側面 1 2 4 cに形成された孔 (図示せず) との間に第 2の付勢手段としての第 3のコイルば ね 1 6 1が張設されている。 第 3のコイルばね 1 6 1によりラッチ爪部材 1 3 3 は側面 1 2 4 cに向かって付勢されている。 スライド部材 1 3 2が第 1及ぴ第 2のコイルばね 1 3 7 , 1 5 4にて、 側面 1 2 4 bから離間した位置に配置されているときには、 ラッチ爪部材 1 3 3の第 1 のッメ部材 1 5 9は、 図 1 8に示す A位置 (始端) に配置される。 このときのス ライド部材 1 3 .2の位置を、 第 1の位置 (第 1のスライド位置) としての抜き取 り許容位置というものとする。 スライド部材 1 3 2が第 1及ぴ第 2のコイルばね 1 3 7 , 1 5 4の弾性力に抗 して奥側に押圧されて移動すると、 第 1のッメ部材 1 5 9は第 1の溝 1 4 1を始 端から終端に移動し、 さらに第 2の'溝 1 4 2の始端から終端 (図 1 8に示す C位 置) まで聲動する。 なお、 A位置に配置される第 1のッメ部材 1 5 9は、 第 1の 溝 1 4 1と第 9の溝 1 4 9との阛に段差 1 5 0があるため、 A位置から第 9の溝
1 4 9に移動することはない。
' 第 1のッメ部材 1 5 9が第 2の溝 1 4 2の終端 (C位置) まで到達すると、 ラツチ爪部材 1 3 3は、 第 3のコイルばね 1 6 1の弾性力により第 1のッメ部材
1 5 9を第 3の溝 1 4 3を始端から終端 (D位置) に移動させる。 この状態で、 スライド部材 1 3 2に加えている押圧力を解除すると、 スライド部材 1 3 2は第 1及ぴ第 2のコイルばね 1 3 7 , 1 5 4の弾性力にて側面 1 2 4 bから離間する 方向に移動する。 このとき、 第 1のッメ部材 1 5 9は、 D位置から第 4の溝 1 4 4の終端 (E位置) に移動する。 第 1のッメ部材 1 5 9が第 4の溝 1 4 4の終端 (E位置) まで到達すると、 ラツチ爪部材 1 3 3は、 第 3のコイルばね 1 6 1の 弹性力により第 1のッメ部材 1 5 9を第 5の溝 1 4 5を始端から終端 (F位置) つまり、 インクカートリッジ 1 1 8をカートリッジホノレダ 1 1 3に装着するた めに、 インクカートリッジ 1 1 8をスライド部材 1 3 2に当てて押圧すると、 第 1のッメ部材 1 5 9が第 1の溝 1 4 1を移動して第 2の溝 1 4 2内の B位置に移 動する。 第 2のッメ部材 1 6 2は、 第 1のッメ部材 1 5 9とともに移動し矢印 Y 方向の反対方向に変位し、 インクケース 1 2 0に形成した溝 1 6 3の第 1の案内 溝 1 6 6と対向する。 従って、 第 1のッメ部材 1 5 9が第 2の溝 1 4 2内の B位 置から C位置に移動すると、 第 2のッメ部材 1 6 2は、 図 2 1に示すように第 1 の案内溝 1 6 6を K位置まで案内される。 このときのスライド部材 1 3 2の位置 を、 第 2の位置 (第 2のスライド位置) としての装着位置というものとする。 第 1のッメ部材 1 5 9が第 2の溝 1 4 2の C位置から第 3の溝 1 4 3の D位置 まで移動すると、 第 2のッメ部林 1 6 2は、 図 2 1に示すように K位置から第 2 の案内溝 1 6 7を L位置まで案内される。 第 1のッメ部材 1 5 9が D位置から第 4の溝 1 4 4の E位置まで移動すると、 第 2のッメ部材 1 6 2は、 図 2 1に示す ように L位置から第 2の案内溝 1 6 7を M位置まで案内される。 第 1のッメ部材 1 5 9が E位置から第 5の溝 1 4 5の F位置まで移動すると、 第 2のッメ部材 1 6 2は、 図 2 1に示すように M位置から第 2の案内溝 1 6 7を N位置まで案内さ れる。 この時点で、 インクカートリッジ 1 1 8は、 カートリツジホルダ 1 1 3に装着 された状態になる。 この状態でインクカートリッジ 1 1 8を引き抜こうとして も、 第 1のッメ部材 1 5 9が第 5の溝 1 4 5の側面に係合するとともに第 2のッ メ部材 1 6 2が係止部 1 6 4に係合しているため、 カートリッジホルダ 1 1 3か らインクカートリッジ 1 1 8を取り出すことはできない。 続いて、 インクカートリッジ 1 1 8を介してスライド部材 1 3 2を押圧する と、 第 1のッメ部材 1 5 9は前記したように F位置→G位置→H位置→ I位置— A位置の順で移動する。 このとき、 第 2のッメ部材 1 6 2は、 図 2 1に示すよう に移動させる。 再ぴ、 スライド部材 1 3 2を第 1及ぴ第 2のコイルばね 1 3 7 , 1 5 4の弾性 力に抗して奥側に押圧して移動させると、 第 1のッメ部材 1 5 9は F位置から第 6の溝 1 4 6の終端 (G位置) に移動する。 第 1のッメ部材 1 5 9が第 6の溝 1
4 6の終端 (F位置) まで到達すると、 ラッチ爪部材 1 3 3は、 第 3のコイルば ね 1 6 1の弾性力により第 1のッメ部材 1 5 9を第 7の溝 1 4 7を始端から終端
(H位置) に移動させる。 第 1のッメ部材 1 5 9が H位置に到達し、 スライド部材 1 3 2に加えている押 圧力を解除すると、 スライド部材 1 3 2は第 1及ぴ第 2のコイルばね 1 3 7, 1
5 4の弾性力にて側面 1 2 4 bから離間する方向に移動する。 すなわち、 第 1の ッメ部材 1 5 9は、 第 8の溝 1 4 8、 第 9の溝 1 4 9を移動して第 1の溝 1 4 1 の始端 (A位置) に復帰する。 従って、 スライド部材 1 3 2を 2回に分けて側面 1 2 4 bに向かって押圧する ように操作すると、 第 1のッメ部材 1. 5 9はラッチ溝 1 3 6 aを一周して A位置 に復帰する。 つまり、 1回目の押圧操作で第 1のッメ部材 1 5 9は A位置から F 位置まで案内され、 2回目の押圧操作で第 1のッメ部材 1 5 9は F位置から A位 置まで案内される。 第 2の支持部材 1 5 6の先端部に延出形成された第 3の支持部材 1 5 7は、 図 1 9に示すように、 先端部下面に円柱形状の係合部材としての第 2のッメ部材 1
6 2が突出形成されている。 第 2のッメ部材 1 6 2は、 前記インクカートリッジ 1 1 8のインクケース 1 2 0に形成した溝 1 6 3に嵌合されるようになつてい る。 なお、 本実施形態では、 第 2のッメ部材 1 6 2を案内する溝 1 6 3は、 ラッ チ爪部材 1 3 3の軸部 1 5 8からの距離に比例して、 第 1のッメ部材 1 5 9が係 合するラッチ溝 1 3 6 aの H位置から I位置を包絡する移動経路より大きく形成 されている。
32 に、 N位置→0位置— P位置、 そして第 3の案内溝 1 6 8の Q位置まで案内され る。 その結果、 第 2のッメ部材 1 6 2が係止部 1 6 4から外れるとともにインク ケース 1 2 0に形成した溝 1 6 3から抜け出る。 従って、 インクカートリッジ 1 1 8は、 カートリッジホルダ 1 1 3から取り出すことができる。 次に、 上記のように構成したプリンタ 1 1 1について、 インクカートリッジ 1 1 8を着脱するときの作用について説明する。
.プリンタ 1 1 1の収容室 1 2 4に、 インクカートリッジ 1 1 8が装着されてい ない状態においては、 図 1 9及ぴ図 2 0に示すように、 スライ ド部材 1 3 2は、 抜き取り許容位置に位置している。 そして、 この状態において、 ユーザーが、 新 しいインクカートリッジ 1 1 8をカートリッジホ ダ 1 1 3の収容室 1 2 4内に Υ軸方向に摺動させることにより、 インクカートリッジ 1 1 8の側面 1 1 8 b力 S スライド部材 1 3 2に当接する。 なお、 このとき、 第 2のッメ部材 1 6 2は、 ィ ンクカートリッジ 1 1 8の上面 1 2 0 aには位置せず、 インクカートリッジ 1 1 8の係止部 1 6 4に対して係合不可能な状態となっている。 ユーザーが、 インクカートリッジ 1 1 8をさらに矢印 Y方向に押圧すると、 ス ライド部材 1 3 2が、 第 1のコイルばね 1 3 7及び第 2のコイルばね 1 5 4の付 勢力に抗して、 矢印 Y方向に移動する。 すると、 ラッチ爪部材 1 3 3の第 1のッ メ部材 1 5 9は、 図 1 8に示すように、 ラツチ溝 1 3 6 aの第 1の溝 1 4 1及ぴ 第 2の溝 1 4 2に沿って移動し、 第 2のッメ部材 1 6 2を溝 1 6 3の J位置から K位置へ案内する。 そして、 第 1のッメ部材 1 5 9は、 第 2の溝 1 4 2の終端、 すなわち、 C位置に位置する。 第 1のッメ部材 1 5 9が第 1の溝 1 4 1及ぴ第 2 の溝 1 4 2に沿って移動するとき、 ィンク供給針 1 2 6は箱体部 1 3 4に設けら れた針貫通孔 1 3 4 aを貫通し、 インクカートリッジ 1 1 8のインク排出口 1 2 1 aに差し込まれるようになつている。 また、 空気導入チューブ 1 2 7は、 スラ ィド部材 1 3 2の円筒部 1 3 5に屈曲が防がれた状態で支持され、 インクカート リッジ 1 1 8の連通穴と接続するようになっている。 従って、.インクカートリッ ジ 1 1 8の連通孔と空気導入チューブ 1 2 7との接続時における精度を高めるこ とができる。 ' 第 1のッメ部材 1 5 9が C位置に位置すると、 ラッチ爪部材 1 3 3は、 第 3の コイルばね 1 6 1の付勢力によって軸部 1 5 8を回動中心として Z'軸周りで矢印 方向に回動し、 第 1のッメ部材 1 5 9がラッチ溝 1 3 6 aの第 3の溝 1 4 3に 沿って移動する。 この結果、 第 1のッメ部材 1 5 9は、 第 3の溝 1 4 3の終端、 すなわち、 D位置に位置する。 また、 第 1のッメ部材 1 5 9は、 第 2のッメ部材 1 6 2を L位置に案内する。 この状態において、 ユーザーが、 インクカートリッジ 1 1 8に対する押圧を停 止すると、 スライド部材 1 3 2は、 第 1のコイルばね 1 3 7及び第 2のコイルば ね 1 5 4の付勢力によって、 側面 1 2 4 bから離間する方向に移動する。 この結 果、 ラッチ爪部材 1 3 3は、 第 4の溝 1 4 4に沿って移動し、 第 4の溝 1 4 4の 終端、 すなわち、 E位置に位置する。 すると、 ラッチ爪部材 1 3 3は、 第 3のコ ィルばね 1 6 1の付勢力によって側面 1 2 4 cに近接する方向に移動されるの で、 軸部 1 5 8を回動中心にして Z軸周りで矢印方向に回動し、 第 1のッメ部材 1 5 9がラッチ溝 1 3 6 aの第 5の溝 1 4 5に沿って移動する。 この結果、 第 1 のッメ部材 1 5 9は、 第 5の溝 1 4 5の終端、 すなわち、 F位置に位置する。 第 1のッメ部材 1 5 9が F位置に位置しているときには、 図 2 2及ぴ図 2 3に示す ように、 スライド部材 1 3 2は装着位置に位置し、 第 2のッメ部材 1 6 2は、 係 止部 1 6 4に係止する。 この結果、 Y軸に沿う方向のインクカートリッジ 1 1 8 の移動が規制される。 また、 第 2のッメ部材 1 6 2が溝 1 6 3に係止されながら 移動するので、 係止部 1 6 4の上面は第 3の支持部材 1 5 7に係止される。 その ため、 Z軸に沿う方向のインクカートリッジ 1 1 8の移動が規制される。 つまり、 カートリッジホルダ 1 1 3に対してインクカートリッジ 1 1 8を収容 しょうとする場合には、 ユーザは、 インクカートリッジ 1 1 8を収容室 1 2 4内 に摺動させてー且奥まで押圧した後に、 押圧を停止しさえすればよい。 そうする ことによ όて、 インクカートリッジ 1 1 8は容易にカートリッジホ ダ 1 1 3に 収容される。 インクカートリッジ 1 1 8をカートリッジホルダ 1 1 3に固定する 際には、 第 2のッメ部材 1 6 2がインクカートリッジ 1 1 8上の溝 1 6 3に案内 された状態を維持したままでインクカートリッジ 1 1 8がスライド部材 1 3 2に 固定される。 ィンクカートリヅジ 1 1 8がカートリッジホルダ 1 1 3に収容されるときに は、 インクカートリッジ 1 1 8の X軸方向の移動は、 収容室 1 2 4の側面 1 2 4 c及ぴ側面 1 2 4 dによって規制され、 さらにラッチ爪部材 1 3 3に案 ήΐされる 第 2のッメ部材 1 6 2によっても規制される。 また、 インクカートリッジ 1 1 8 の上面 1 2 0 aにラッチ爪部材 1 3 3が係止することによって、 インクカート リッジ 1 1 8の Z軸の方向の移動も規制される。 そのため、 インクカートリッジ 1 1 8がカートリッジホルダ 1 1 3に収容された状態にあるとき、 インクカート リッジ 1 1 8はカートリッジホルダ 1 1 3に対して案内された状態のまま固定さ れており揺動しない。 したがって、 搬送及び印刷駆動時における振動や落下が生 じてもインク漏れや空気漏れが発生しない。 収容室 1 2 4に収容されたインクカートリッジ 1 1 8を取り外すときには、 ユーザーは、 インクカートリッジ 1 1 8を矢印 Y方向に押圧する。 すると、 スラ ィド部材 1 3 2が、 第 1のコイルばね 1 3 7及び第 2のコイルばね 1 5 4の付勢 力に杭して、 矢印 Y方向に移動する。 そして、 ラッチ爪部材 1 3 3の第 1のッメ 部材 1 5 9は、 図 1 8に示すように、 ラツチ溝 1 3 6 aの第 6の溝 1 4 6に沿つ て移動し、 第 6の溝 1 4 6の終端、 すなわち G位置に位置する。 第 1のッメ部材 1 5 9が G位置に位置すると、 第 3のコイルばね 1 6 1の付勢 力によって第 2の支持部材 1 5 6は側面 1 2 4 cに近接する方向に付勢される。 このため、 ラッチ爪部材 1 3 3は軸部 1 5 8を回動中心にして Z軸周りで矢印方 向に回動し、 第 2のッメ部材 1 6 2がラッチ溝 1 3 6 aの第 7の溝 1 4 7に沿つ て移動する。 この結果、 第 1のッメ部材 1 5 9は、 第 7の溝 1 4 7の終端、 すな わち、 H位置に位置する。 この状態において、 ユーザーが、 インクカートリッジ 1 1 8に対する押圧を停 止すると、 スライ ド部材 1 3 2は、 第 1のコイルばね 1 3 7と第 2のコイルばね 1 5 4の付勢力によって、 側面 1 2 4 bから離間する方向に移動する。 また、 ' ラツチ爪部材 1 3 3は軸部 1 5 8を回動中心として Z軸周りで矢印方向に逆回動 する。 この結果、 第 1のッメ部材 1 5 9は、 第 8の溝 1 4 8及ぴ第 9の溝 1 4 9 に沿って移動し、 第 9の溝 1 4 9の終端まで移動する。 そして、 第 1のッメ部材 1 5 9は、 段差 1 5 0を超えて落下し、 A位置に位置する。 また、 第 1のッメ部 材 1 5 9は、 第 2のッメ部材 1 6 2を P位置から Q位置へ案内し、 再び、 ラッチ 溝 1 3 6 aの上方に位置させる。 なお、 第 1のッメ部材 1 5 9が第 8の溝 1 4 8 から第 9の溝 1 4 9に沿って移動するとき、 インク供給針 1 2 6はインクカート リッジ 1 1 8のインク排出口 1 2 1 a力 ら抜き取られる。 このとき、 インク供給 針 1 2 6から漏れ出たインクは箱体部 1 3 4の內部の吸収材によって吸収され る。 従って、 収容室 1 2 4の内部は清潔に保たれる。 この結果、 図 1 9及び図 2 0に示すように、 スライド部材 1 3 2は、 抜き取り 許容位置に位置する。 つまり、 第 2のッメ部材 1 6 2は、 インクカートリッジ 1 1 8の係止部 1 6 4と係止していない状態になる。 従って、 ユーザーは、 インク カートリッジ 1 1 8を掴んで軽く引っ張るのみで、 簡単にインクカートリッジ 1 1 8をカートリッジホルダ 1 1 3から引き抜くことができる。 第 2実施形態は、 以下の利点を備える。 ( 1 ) 本実施形態では、 スライド部材 1 3 2が抜き取り許容位置に位置してい るときに、 ユーザーがインクカートリッジ 1 1 8を矢印 Y方向に押圧すること で、 インクカートリッジ 1 1 8の着脱を行うことができる。 さらに、 スライド部材 1 3 2が装着位置に位置しているときには、 インクカー トリッジ 1 1 8の係止部 1 6 4とラツチ爪部材 1 3 3の第 2のッメ部材 1 6 2と の係合により、 ィンクカートリッジ 1 1 8はカートリツジホルダ 1 1 3に対して 固定される。 このとき、 インクカートリッジ 1 1 8の X軸方向の移動は、 収容室 1 2 4の側面 1 2 4 c, 1 2 4 dに加えて、 ラツチ爪部材 1 3 3に案内される第 2のッメ部材 1 6 2によって規制される。 また、 インクカートリッジ 1 1 8の上 面 1 2 0 aにおいては、 第 2のッメ部材 1 6 2が溝 1 6 3に係止されながら移動 するので、 インクカートリッジ 1 1 8は第 3の支持部材 1 5 7によって Z軸に沿 う方向の移動も規制される。 つまり、 インクカートリッジ 1 1 8は、 カートリツ ジホルダ 1 1 3に対して案内された状態のまま固定されることになる。 このた め、 インクカートリッジ 1 1 8はカートリッジホノレダ 1 1 3に対して揺動するこ とがない。 従って、 搬送及び印刷駆動時に振動や落下が生じても、 インクカート リッジ 1 1 8とインク供給針 1 2 6との接続部分等からインクが漏れ出すことが 効果的に防止される。 ( 2 ) 本実施形態では、 第 1のコイルばね 1 3 7と第 2のコイルばね i 5 4に よって収容室 1 2 4の側面 1 2 4 bから離間される方向に付勢されている。 スラ ィ ド部材 1 3 2はまた、 第 3のコイルばね 1 6 1によって収容室 1 2 4の側面 1
2 4 cに向かって付勢されている。 加えて、 スライド部材 1 3 2は、 ラッチ溝 1
3 6 aと第 1のッメ部材 1 5 9との係合、 及ぴ、 溝 1 6 3と第 2.のッメ部材 1 6 2との係合により装着位置に固定される。 従って、 スライド部材 1 3 2を抜き取り許容位置から装着位置に移動させる場 合には、 第 1のコイルばね 1 3 7及ぴ第 2のコイルばね 1 5 4の付勢力に抗.して スライド部材 1 3 2を摺動させて装着位置に位置させればよい。 装着位置に位置 されたスライド部材 1 3 2は、 係止部 1 6 4と第 2のッメ部材 1 6 2とによつ て、 装着位置に維持される。 一方、 スライド部材 1 3 2を装着位置から抜き取り 許容位置に移動させる場合には、 係止部 1 6 4と第 2のッメ部材 1 6 2との係合 を解除することによって、 付勢手段の付勢力によりスライド部材 1 3 2は抜き取 り許容位置へと自然に移動する。 つまり、 スライド部材 1 3 2を抜き取り許容位置又は装着位置に変位させると きには、 スライド部材 1 3 2をインクカートリッジ 1 1 8の差込方向に押圧しさ えすればよい。 従って、 スライド部材 1 3 2の位置の切り替えは極めて容易であ る。
( 3 ) 本実施形態では、 スライド部材 1 3 2にラッチ溝 1 3 6 aが設けられて おり、 スライド部材 1 3 2の下面にはスライド溝 1 5 1が設けられている。 この ため、 スライド部材 1 3 2の位置は、 スライド溝 1 5 1とレール部材 1 2 5との 係合及ぴラツチ溝 1 3 6. aとラツチ爪部材 1 3 3の第 1のッメ部材 1 5 9との係 合位置によって決められる。 従って、 スライド部材 1 3 2の移動が安定し、 スラ ィド部材 1 3 2の移動精度が向上する。
( 4 ) 本実施形態では、 スライド部材 1 3 2が装着位置にあるとき、 第 1のッ メ部材 1 5 9は、 第 2のッメ部材 1 6 2を N位置まで案内し、 第 2のッメ部材 1 6 2を係止部 1 6 4に係止さ る。 この 態において、 スライド部材 1 3 2をィ ンクカートリッジ 1 1 8の差込方向に移動すると、 第 2のッメ部材 1 6 2は、 係 止部 1 6 4から外れるとともにインクケース 1 2 0に形成した溝 1 6 3から抜け 出る。 その結果、 インクカートリッジ 1 1 8は、 カートリッジホルダ 1 1 3から 取り外し可能な状態となる。 従って、 スライド部材 1 3 2の位置を抜き取り許容位置と装着位置との間で変 ィ匕させるためには、 インクカートリッジ 1 1 8の差込方向、 すなわち矢印 Y方向 にスライド部材 1 3 2を押圧しさえすればよい。 従って、 スライド部材 1 3 2の 位置の切り替えは極めて容易である。
( 5 ) 本実施形態では、 インクカートリッジ 1 1 8の上面 1 2 0 aには、 溝 1 6 3が設けられている。 そして、 その溝 1 6 3によって囲まれた係止部 1 6 4に 第 2のッメ部材 1 6 2が係止することで、 インクカートリッジ 1 1 8は装着位置 に固定される。 従って、 溝 1 6 3を設けるのみという少なレ、設計変更のみで、 既 存のインクカートリッジを第 2のッメ部材 1 6 2に係合可能な仕様に変更するこ とができる。
( 6 ) 本実施形態では、 スライド部材 1 3 2に、 針貫通孔 1 3 4 aを有する箱 体部 1 3 4が設けられており、 箱体部 1 3 4の内部には、 吸収材が収容されてい る。 従って、 インクカートリッジ 1 1 8を収容室 1 2 4から引き抜いたときなど にインク供給針 1 2 6から漏れ出すインクは、 箱体部 1 3 4の内部の吸収材によ り吸収される。 従って、 収容室 1 2 4の内部は清潔に保たれる。
( 7 ) 本実施形態では、 スライド部材 1 3 2に円筒部 1 3 5が設けられてお り、 円筒部 1 3 5により、 空気導入チューブ 1 2 7の屈曲が防止されている。 従って、 収容室 1 2 4にインクカートリッジ 1 1 8を収容させるときには、 スラ ィド部材 1 3 2の移動に伴って、 スライド部材 1 3 2と一体となっている円筒部 1 3 5により空気導入チューブ 1 2 7の位置決めがなされる。 従って、 インク カートリッジ 1 1 8の連通孔と空気導入チューブ 1 2 7との接続精度が向上す る。
' ( 8 ) 本実施形態では、 ラッチ爪部材 1 3 3は、 一体に形成された第 1の支持 部材 1 5 5、 第 2の支持部材 1 5 6及び第 3の支持部材 1 5 7にて構成される。 このため、 第 2の支持部材 1 5 6の第 1のッメ部材 1 5 9と、 第 3の支持部材 1 5 7の第 2のッメ部材 1 6 2との間には、 組立によるずれが生じない。 そのた め、 ラッチ爪部材 1 3 3の回動に伴う第 1のッメ部材 1 5 9の移動は、 第 2のッ メ部材 1 6 2に精度良く伝達される。 従って、 スライ ド部材 1 3 2及び力一ト リッジホノレダ 1 1 3に対するインクカートリッジ 1 1 8の位置決め精度が向上す る。 また、 ラッチ爪部材 1 3 3は一体形成にて構成したため、 部品点数最小限に 抑えることができる。
( 9 ) インクカートリッジ 1 1 8の上面 1 2 0 aに設けられた溝 1 6 3の両端 部分は、 Y軸方向に沿って延びるとともにインクカートリッジ 1 1 8の一側にお いて開口する。 そのため、 第 2のッメ部材 1 6 2が Υ軸方向以外の方向に向かつ て溝 1 6 3から抜けることはない。 なお、 第 2実施形態は、 以下のように変更してもよい。 . 上記実施形態では、 溝 1 6 3及び係止部 1 6 4は、 インクカートリッジ 1 1 8 の上面 1 2 0 aでなくインクカートリッジ 1 1 8の側面や底面に設けられてもよ い。 この場合、 第 1のッメ部材 1 5 9及ぴ第 2のッメ部材 1 6 2を、 溝 1 6 3及 止部 1 6 4と対向するように、 ラッチ爪部材 1 3 3に設けてもよい。 上記実施形態では、 付勢手段として、 第 1のコィルばね 1 3 7、 第 2のコイル ばね 1 5 4及び第 3のコイルばね 1 6 1の計 3つのコイルばねが使用されるが、 使用されるコイルばねの数量はこれに限られない。 また、 付勢手段は、 コイルば ねでなく、 板ばね又はゴムであってもよい。 上記実施形態では、 スライド部材 1 3 2を装着位置に維持する固定手段は、 ラツチ溝 1 3 6 a、 第 1のッメ部材 1 5 9、 第 2のッメ部材 1 6 2、 係止部 1 6 4とによって構成されるようにした。 この阖定手段は、 スライ ド部材 1 3 2を装 着位置において固定するとともに必要に応じて装着位置から抜き取り許容位置へ の移動を許容するように切り替え可能でさえあれば、 その他の固定手段に変更さ れてもよい。 例えば、 スライド部材 1 3 2に突状の第 1のッメ部材 1 5 9を形成 し、 インクカートリッジ 1 1 8上に突状の第 2のッメ部材 1 6 2を形成し、 さら に、 ラッチ爪部材 1 3 3上に、 第 1のッメ部材に嵌合する溝 1 6 3と、 第 2のッ メ部材 1 6 2が係止する係止部 1 6 4とを形成してもよい。 上記実施形態では、 係止部 1 6 4の形状は変更されてもよい。 例えば、 第 1の ッメ部材 1 5 9が F位置に係合するとき第 2のッメ部材 1 6 2を係止部 1 6 4に 案内するように、 矢印 Y方向に凹となる凹部や V字状の溝が係止部 1 6 4に設け られてもよい。 あるいは、 矢印 Y方向の反対方向に凸となる突部を形成してもよ い。 これにより、 第 1のッメ部材 1 5 9が F位置に係合されると同時に、 第 2の ッメ部材 1 6 2は突部及ぴ係止都 1 6 4に係止されるため、 X軸及び Y軸に沿つ た方向への移動が規制される。 上記実施形態では、 スライド部材 1 3 2は、 箱体部 1 3 4及ぴ円筒部 1 3 5を 備えるようにしたが、 スライド部材 1 3 2は箱体部 1 3 4又はノ及び円筒部 1 3 5を備えなくてもよい。 上記実施形態では、 インクカートリッジ 1 1 8は、 液体収容部としてのインク ノ ック 1 2 1と液体ケースとしてのインクケース 1 2 0とによって構成される が、 液体収容部及び液体ケースはそれに限定されない。 例えば、 インクケース 1 2 0の内部をフィルム等で仕切ることによって、 液体収容部と隙間とを形成して もよい。
. 上記実施形態では、 プリンタ 1 1 1ば、 加圧ポンプ 1 1 9にてィンクケース 1
2 0とインクパック 1 2 1との隙間 1 2 2に空気を導入することにより、 インク パック 1 2 1内のインクを記録へッド 1 1 6へと移動させるようにした。 それに 代わり、 ィンクパック 1 2 1の位置を記録へッド 1 1 6よりも上方に位置させる ようにして、 インクパック 1 2 1内のインクを重力によって記録へッド 1 1 6へ と移送させるようにしてもよい。 この場合には、 スライド部材 1 3 2に円筒部 1
3 5を設ける必要がない。 図 1 2のプリンタ 1 1 1以外のインクジェット式記録装置、 例えばファックス ゃコピアなどの印刷装置において本発明を具体化してもよい。 あるいは、 インク 以外の液体を噴射する液体噴射装置において本発明を具体化してもよい。 ィンク 以外の液体を噴射する液体噴射装置は、 例えば、 液晶ディスプレイ、 E Lデイス プレイ及ぴ面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材ゃ色材などの液体 を噴射する液体噴射装置であってもよいし、 バイオチップ製造に用いられる生体 有機物を噴射する液体嘖射装置であってもよいし、 精密ピぺット しての試料噴 射装置であってもよい。

Claims

請求の範囲
1 . カートリッジホルダと、 そのカートリッジホルダに取り外し可能に装着さ れて液体を貯留する液体カートリッジとを備え、 カートリッジホルダに装着され た液体カートリッジ内の液体をターゲットに対して噴射する液体噴射装置におい て、
液体噴射装置はスライド部材及び回動部材をさらに備え、
前記スライド部林は前記カートリツジホルダに対してスライド可能に支持 されており、 スライド部材は、 液体カートリッジの差込方向に沿って第 1の位置 と第 2の位置との間をスライ ドし、 該差込方向は、 液体カートリッジをカート リッジホルダに取り付ける際にカートリッジホルダに対し液体カートリッジが差 し込まれる方向であり、
前記回動部材は前記カートリッジホルダに対して回動可能に支持されてお り、 回動部材の回動は前記スライ ド部材のスライドと連動しており、 回動部材は、 スライド部材が第 1の位置から第 2の位置に移動したときには、 カートリツジホ ルダからの液体力ートリツジの取り外しを許容しないように変位し、 ス ィド部 材が第 2の位置から第 1の位置に移動したときには、 カートリッジホルダからの 液体カートリツジの取り外しを許容するように変位する
ことを特徴とする液体噴射装置。
2 . 液体をターゲットに対して噴射する液体噴射へッドと、 前記液体を貯留す る液体カートリッジと、 前記液体噴射へッドと前記液体カートリッジとを接続す る液体流路と、 前記液体カートリッジを収容するカートリッジホルダとを備えた 液体噴射装置において、
前記カートリッジホルダは、
前記液体カートリッジの差込方向に沿って第 1のスライド位置と第 2のス ライド位置との間をスライド可能であって、 該差込方向は、 液体カートリッジを カートリツジホルダに取り付ける際にカートリッジホルダに対し液体力ートリツ ジが差し込まれる方向であるスライド部材と、 前記スライド部材に対して第 1の回動位置と第 2の回動位置との間を回動 可能に支持されているロック爪部材と、
前記口ック爪部材に当接するリブとを備え、
前記リブは、 前記スライ ド部材が前記第 1の位置に位置するときには、 前 記ロック爪部材を第 1の回動位置に位置させるようにし、 前記スライド部材が前 記第 2の位置に位置するときには、 前記口ック爪部材を第 2の回動位置に位置さ せるようにし、
前記液体カートリッジは、 前記口ック爪部材に対して係合する状態と係合 しない状態との間を切り替わる係合部を備え、 前記係合部は、 前記ロック爪部材 が前記第 1の回動位置に位置するときには前記口ック爪部材に係合せず、 前記 ロック爪部材が前記第 2の回動位置に位置するときには前記口ック爪部材に係合 する
ことを特徴とする液体噴射装置。
3 . 前記カートリッジホノレダは、
前記スライド部材を前記第 1のスライド位置に変位するように付勢する付 勢手段と、
前記スライド部材を前記第 2のスライド位置に固定する固定手段と を備えたことを特徴とする請求の範囲第 2項に記載の液体噴射装置。
4 . 前記固定手段は、
前記スラィド部材に設けられたラッチ溝と、
前記ラツチ溝に係合するッメ部材を備えたラツチ爪部材とを含み、 前記ラッチ溝は、
前記スライド部材が前記第 1の位置に位置するときに前記ッメ部材が係合 する第 1の溝部分と、
前記スラィド部材が前記第 2の位置に位置するときに前記ッメ部材が係合 する第 2の溝部分であって、 前記ッメ部材が第 2の溝部分に係合し Tいるときに は前記スライド部材の前記第 1の位置への移動が規制されることと、 前記スライド部材が前記第 1の位置から前記第 2の位置へと移動するとき に、 前記ッメ部材を前記第 1の溝部分から前記第 2の溝部分まで誘導する第 3の ' 溝部分と、
前.記スラィド部材が前記第 2の位置から前記第 1の位置へと移動するとき ' に、 前記ッメ部材を前記第 2の溝部分から前記第 1の溝部分まで誘導する第 4の 溝部分と
を備えたことを特徴とする請求の範囲第 3項に記載の液体嘖射装置。
5 . 前記第 4の溝部分は、 前記スラィド部材が前記第 2の位置から前記液体 カートリッジの差込方向にスライドするときに前記ッメ部材を前記第 2の溝部分 から前記第 1の溝部分に誘導するように形成されていることを特徴とする請求の 範囲第 4項に記載の液体噴射装置。
6 . 前記係合部が凹部であることを特徴とする請求の範囲第 2項〜第 5項のい ずれか一項に記載の液体嘖射装置。
7 . 前記液体流路は、 前記液体力ートリッジと接続される液体供給針を備え、 前記液体供給針は、 前記スライド部材に対して移動可能に貫挿されてお り、 前記スライド部材は、 前記液体供給針を囲むようにしてスライド部材と一体 化されて漏出液体を吸収する吸収手段を備えることを特徴とする請求の範囲第 2 項〜第 6項のいずれか一項に記載の液体嘖射装置。
8 . 前記液体カートリツジは、 前記液体を貯留する液体収容部と、 前記液体収 容部を収容する液体ケースと、 前記液体収容部と前記液体ケースとの間の隙間に 空気を導入するための違通孔とを備え、
前記カートリッジホルダは、 カートリッジホルダに収容された液体カートリツ ジの前記連通孔と接続される空気導入管を備え、
前記スライド部材は、 スライド部材と一体化されて前記空気導入管の屈曲を規 . 制する屈曲規制手段を備えることを特徴とする請求の範囲第 2項〜第 7項のいず れか一項に記載の液体嘖射装置。
9 . .液体をターゲットに対して噴射する液体噴射へッドと、 前記液体を貯留す る液体力ートリッジと、 前記液体噴射へッドと前記液体力ートリッジとを接続す る液体流路と、 前記液体力ートリツジを収容する力ートリツジホルダとを備えた 液体噴射装置において、 '
液体噴射装置はスライド部材及び回動部材をさらに備え、
前記スラィド部材は前記力ートリツジホルダに対してスラィド可能に支持 されており、 スライド部材は、 前記液体カートリツジの差込方向に沿って第 1の 位置と第 2の位置との間をスライドし、 該差込方向は、 液体カートリッジをカー トリッジホルダに取り付ける際にカートリッジホルダに対し液体カートリッジが 差し込まれる方向であり、
前記回動部材は前記カートリッジホルダに対して回動可能に支持されてお り、 回動部材の回動は前記スライド部材のスライドと連動しており、 回動部材 は、 前記スライド部材が第 1の位置から第 2の位置に移動したときには、 前記液 体力一トリッジを前記スライド部材に対して連結させるように変位し、 前記スラ ィド部材が第 2の位置から第 1の位置に移動したときには、 前記スライド部材に 対する前記液体カートリツジの連結を解除するように変位する
ことを特徴とする液体嘖射装置。
1 0 . 液体噴射装置は、 ·前記第 2の位置から前記第 1の位置に向けて前記 スライド部材を付勢する付勢手段をさらに備え、 第 1の位置から第 2の位置への スライド部材の移動は前記付勢手段の付勢力に抗して行われ、
前記回動部材は、 前記液体カートリッジに対して係合する状態と係合しな い状態との間を回動部材の回動に従って切り替わる係合部材を備えることを特徴 とする請求の範囲第 9項に記載の液体噴射装置。
1 1 . 前記スライド部材はガイド溝を備え、
前記回動部材は前記ガイド溝に沿ってガイド溝内を移動するッメ部材を備 え、 回動部材の回動はッメ部材の移動と連動し、
前記ガイド溝は、
前記スラィド部材が前記第 1の位置に位置するときに前記ッメ部材が係合 する第 1の溝部分と、
前記スライド部材が前記第 2の位置に位置するときに前記ッメ部材が係合 する第 2の溝部分であって、 前記ッメ部材が第 2の溝部分に係合しているときに は前記スラィド部材の前記第 1の位置への移動が規制されることと、
前記スラィド部材が前記第 1の位置から前記第 2の位置へと移動するとき に、 前記ッメ部材を前記第 1の'溝部分から前記第 2の溝部分まで誘導する第 3の 溝部分と、
前記スライド部材が前記第 2の位置から前記第 1の位置へと移動するとき に、 前記ッメ部材を前記第 2の溝部分から前記第 1の溝部分まで誘導する第 4の 溝部分と
を備えたことを特徴とする請求の範囲第 1 0項に記載の液体嘖射装置。
1 2 . 前記第 4の溝部分は、 前記スラィド部材が前記第 2の位置から前記 液体力ートリツジの差込方向にスライドするときに前記ッメ部材を前記第 2の溝 部分から前記第 1の溝部分に誘導するように形成されていることを特徴とする請 求の範囲第 1 1項に記載の液体噴射装置。
1 3 . 前記回動部材は係合部材を備え、 その係合部材は、 前記液体カート リッジの上面の一側において開口する溝と係合し、 前記液体カートリッジと前記 スライド部材とを連結させることを特徴とする請求の範囲第 1 0項〜第 1 2項の いずれカゝ一項に記載の液体噴射装置。
1 4 . 前記付勢手段は第 1の付勢手段であり、 液体噴射装置は、 前記回動 部材を一方向に付勢する第 2の付勢手段をさらに備え、 前記回動部材は、 第 1の 位置から第 2の位置へのスライド部材の移動の間は前記第 2の付勢手段の付勢力 に抗して回動し、 第 2の位置から第 1の位置へのスライド部材の移動の間は前記 第 2の付勢手段により付勢されながら回動することを特徴とする請求の範囲第 9 項〜第 1 3項のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
1 5 . 前記液体流路は、 前記液体カートリッジと接続される液体供給針を 備え、
前記液体供給針は、 前記スライド部材に対して移動可能に貫揷されてお り、 前記スライド部材は、 前記液体供給針を囲むようにしてスライド部材と一体 化されて漏出液体を吸収する液体吸収手段を備えることを特徴とする請求の範囲 第 9項〜第 1 4項のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
1 6 . 前記液体カートリツジは連通孔を有し、 前記カートリツジホルダ は、 カートリッジホルダに収容された液体カートリッジの前記連通孔と接続され る空気導入管を備え、
前記スライド部材は、 スライド部材と一体化されて空気導入管の屈曲を規 制する屈曲規制手段を備えることを特徵とする請求の範囲第 9項〜第 1 5項のい ずれか一項に記載の液体噴射装置。
1 7 . 液体をターゲットに対して嘖射する液体噴射へッドと、 前記液体を 貯留する液体カートリッジと、 前記液体噴射へッドと前記液体カートリッジとを 接続する液体流路と、 前記液体カートリッジを収容するカートリッジホルダとを 備えた液体噴射装置において、
液体噴射装置は、 前記カートリッジホルダに対してスライド可能に支持さ れたスライド部材をさらに備え、 そのスライド部材は、 カートリッジホルダに対 する液体カートリッジの着脱に伴って前記液体カートリッジの差込方向に沿って 第 1のスライド位置と第 2のスライド位置との間スライドし、 該差込方向は、 液 体力一トリッジをカートリッジホルダに取り付ける際にカートリッジホルダに対 し液体カートリッジが差し込まれる方向であり、
前記液体流路は、 前記液体力ートリッジとの接続部分である液体供給^ ·を 有し、 前記カートリツジホルダは、 前記液体カートリツジに接続される空気導入 管を有し
前記スライド部材は、 前記液体供給針をガイドする部分と、 液体カート リッジに接続される前記空気導入管の部分をガイドする部分とを有することを特 徴とする液体噴射装置。
1 8 . 前記差込方向の反対の方向に前記スライド部材を付勢する付勢手段 を備えたことを特徴とする請求の範囲第 1 7項に記載の液体噴射装置。
1 9 . 液体噴射装置は、 前記カートリッジホルダに対して回動可能に支持 された回動部材をさらに備え、 その回動部材の回動は前記スライド部材のスライ ドと連動しており、 回動部材は、 スライド部材が第 1のスライド位置から第 2の スライド位置に移動したときには、 カートリツジホルダからの液体力ートリッジ の取り外しを許容しない位置に変位し、 スライド部材が第 2のスライド位置から 第 1のスライド位置に移動したときには、 カートリツジホルダからの液体カート リッジの取り外しを許容する位置に変位することを特徴とする請求の範囲第 1 Ί 項又は第 1 8項に記載の液体噴射装置。
2 0 前記カートリッジホルダは、
前記スライド部材に対して第 1の回動位置と第 2の回動位置との間を回動 可能に支持されているロック爪部材と、
前記口ック爪部材に当接するリブとを備え、
前記リブは、 前記スライド部材が前記第 1の位置に位置するときには、 前 記ロック爪部材を第 1の回動位置に位置させるようにし、 前記スラィド部材が前 記第 2の位置に位置するときには、 前記口ック爪部材を第 2の回動位置に位置さ せるようにし、
• 前記液体カートリッジは、 前記口ック爪部材に対して係合する状態と係合 しない状態との間を切り替わる係合部を備え、 前記係合部は、 前記ロック爪部材 が前記第 1の回動位置に位置するときには前記口ック爪部材に係合せず、 前記 口ック爪部材が前記第 2の回動位置に位置するときには前記口ック爪部材に係合 する
ことを特徴とする請求の範囲第 1 7項又は第 1 8項に記載の液体噴射装置。 2 1 . 液体噴射装置は、 前記カートリッジホルダに対して回動可能に支持 された回動部材をさらに備え、 その回動部材の回動は前記スライド部材のスライ ドと連動しており、 回動部材は、 前記スライ ド部材が第 1の位置から第 2の位置 に移動したときには、 前記液体力ートリツジを前記スラィド部材に対して連結さ せるように変位し、.前記スライド部材が第 2の位置から第 1の位置に移動したと きには、 前記スライド部材に対する前記液体カートリツジの連結を解除するよう に変位することを特徴とする請求の範囲第 1 7項又は第 1 8項に記載の液体噴射
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