JP2002200749A - インクジェット式記録装置および同装置におけるインク種情報の設定方法並びに同装置に用いられるインクカートリッジ - Google Patents

インクジェット式記録装置および同装置におけるインク種情報の設定方法並びに同装置に用いられるインクカートリッジ

Info

Publication number
JP2002200749A
JP2002200749A JP2001001002A JP2001001002A JP2002200749A JP 2002200749 A JP2002200749 A JP 2002200749A JP 2001001002 A JP2001001002 A JP 2001001002A JP 2001001002 A JP2001001002 A JP 2001001002A JP 2002200749 A JP2002200749 A JP 2002200749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
ink type
information
type information
cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001001002A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3823729B2 (ja
Inventor
Atsushi Kobayashi
淳 小林
Toshio Kumagai
利雄 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2001001002A priority Critical patent/JP3823729B2/ja
Priority to KR10-2001-0084864A priority patent/KR100521688B1/ko
Priority to CNB011369612A priority patent/CN1286649C/zh
Priority to US10/025,673 priority patent/US7077512B2/en
Priority to AT01130890T priority patent/ATE380669T1/de
Priority to DE60131829T priority patent/DE60131829T2/de
Priority to EP01130890A priority patent/EP1219441B1/en
Publication of JP2002200749A publication Critical patent/JP2002200749A/ja
Priority to US11/023,036 priority patent/US7244009B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3823729B2 publication Critical patent/JP3823729B2/ja
Priority to US11/808,932 priority patent/US7845750B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録装置に装着されたインクカートリッジに
おけるインク種が使用できるように自動的に設定される
インクジェット式記録装置を提供する。 【解決手段】 カートリッジホルダ8に装着された各イ
ンクカートリッジ9a〜9dに搭載された半導体記憶手
段より、読み出し書き込み手段62によってインク種情
報が読み出される。判定制御手段61は、インク種記憶
手段63に既にインク種情報が格納されているか否かを
判定し、インク種情報が格納されているいない場合にお
いて、読み出されたインク種情報を格納する。インクカ
ートリッジを交換した場合には、同様にインク種情報が
読み出され、インク種記憶手段63に格納されているイ
ンク種情報と同一であるか否かを判定する。同一ではな
いと判定された場合には、記録装置の動作を禁止させる
と共に、表示手段68にエラーメッセイジを表示させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば初めて記録
装置に装着されたインクカートリッジにおけるインク種
が使用できるように設定されるインクジェット式記録装
置に関し、特に同装置におけるインク種情報の設定方
法、並びに同装置にインク種情報を提供することができ
るインクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、印刷時の
騒音が比較的少なく、しかも小さなドットを高い密度で
形成できるため、カラー印刷を含めた多くの印刷に使用
されている。このようなインクジェット式記録装置は、
一般にキャリッジ上に搭載されて記録用紙の幅方向に移
動するインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記録
ヘッドの移動方向に対して直交する方向に相対的に移動
させる紙送り手段が備えられ、印刷データに基づいて記
録ヘッドよりインク滴を吐出させることにより、記録用
紙に対して印刷記録が行われる。
【0003】そして、キャリッジ上に例えばブラック、
イエロー、シアン、マゼンタの各インクの吐出が可能な
記録ヘッドを搭載させることで、ブラックインクによる
テキスト印刷だけでなく、各インクの吐出割合を変える
ことにより、フルカラー印刷を可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現状におけ
る多くの記録装置においては、染料インクが用いられて
いる。しかしながら昨今においては、印刷の多様化が進
み、顔料分散系のインク(以下顔料インクと言う)も用
いられる趨勢にある。また、記録装置の制御方法を適切
に行うことにより、装置は同一のものを用いることがで
きる場合があるが、これら、染料インクおよび顔料イン
クは、専ら性質が異なるために、両者が混合された場合
にはインク物性が変化するなどして、印刷の信頼性を損
ねるという問題が発生し得る。また、最悪な場合におい
ては、混合によりインクが固化するなどして、記録装置
に重大な欠陥を残す等の問題も発生し得る。
【0005】そこで、この種の記録装置においては、染
料インクまたは顔料インクを交互に使い分けるような運
用は避ける必要がある。それ故、最初に染料インクを用
いた記録装置においては、カートリッジの交換に際して
染料インクのカートリッジを用いるように、また、最初
に顔料インクを用いた記録装置においては、カートリッ
ジの交換に際して顔料インクのカートリッジを用いるよ
うに管理することができる手段を記録装置に備えている
ことが望ましい。
【0006】本発明は、前記したような技術的な課題に
応えるためになされたものであり、特定のインク種を使
用できるような設定手段を具備し、これが自動的に設定
し得るインクジェット式記録装置、および同装置におけ
るインク種情報の設定方法を提供することを目的とする
ものである。加えて、本発明は前記した記録装置の設定
手段に対して、特定のインク種を使用できるような情報
を与えることができるインクカートリッジを提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされた本発明にかかるインクジェット式記録装
置は、インクカートリッジを着脱可能に装着することが
できるカートリッジホルダと、前記カートリッジホルダ
に装着されたインクカートリッジからのインクの供給を
受けて、印刷制御データに基づいてインク滴を吐出する
ことにより、記録媒体に対して画像を印刷する記録ヘッ
ドとを備えたインクジェット式記録装置であって、前記
インクカートリッジがカートリッジホルダに装着された
場合において、記録装置に用いられるインク種情報が設
定されているか否かを判定し、インク種情報が設定され
ていないと判定された場合においては、装着されたイン
クカートリッジに収容されたインク種を用いることがで
きるインク種情報の設定動作がなされるように構成され
る。
【0008】この場合、前記記録装置に用いられるイン
クカートリッジには、収容されたインク種を示す識別手
段が具備され、当該カートリッジの装着を受ける記録装
置には、前記識別手段からインク種情報を取得すること
ができる情報取得手段を具備した構成とされていること
が望ましい。
【0009】さらにこの場合、前記インクカートリッジ
には、識別手段としてインク種を示す情報が格納された
半導体記憶手段が具備され、当該カートリッジの装着を
受ける記録装置には、情報取得手段として前記半導体記
憶手段からインク種情報を読み出すことができる情報読
み出し手段が具備されていることが望ましい。
【0010】そして、前記したインク種情報の設定動作
により、記録装置にインク種情報が設定された場合にお
いては、設定されているインク種情報と、新たに装着さ
れたインクカートリッジから得られるインク種情報か
ら、両者の整合性を判定する整合判定手段がさらに具備
され、前記整合判定手段によって、整合性がないと判定
された場合においては、記録装置の動作を禁止すること
ができるように構成されていることが望ましい。またこ
の場合においては、警告を発するように構成されていて
もよい。
【0011】そして、前記したインク種情報の設定動作
に伴い、好ましくは当該インク種情報に対応した記録装
置の動作シーケンスが設定されるように構成される。ま
た、インク種情報の設定動作に伴い、好ましくは当該イ
ンク種情報に対応した記録ヘッドの駆動条件が設定され
るように構成される。さらに、インク種情報の設定動作
に伴い、好ましくは当該インク種情報に対応した画像処
理方法が設定されるようにも構成される。
【0012】一方、前記した構成の記録装置において
は、これに装着されたインクカートリッジより、記録装
置がインク種を設定する動作を許可するインク種設定許
可情報を得た場合においてのみ、前記インク種情報の設
定動作がなされるように構成することが望ましい。
【0013】この場合、前記したインク種設定許可情報
は、好ましくはインクカートリッジに搭載された半導体
記憶手段に格納され、記録装置が前記インク種設定許可
情報を読み出した以降においては、記録装置からの指令
により前記半導体記憶手段におけるインク種設定許可情
報の再度の読み出しを不可能にするか、もしくはインク
種設定許可情報を消去する操作がなされるように構成さ
れる。
【0014】また、本発明にかかるインクジェット式記
録装置におけるインク種情報の設定方法は、インクカー
トリッジを着脱可能に装着することができるカートリッ
ジホルダと、前記カートリッジホルダに装着されたイン
クカートリッジからのインクの供給を受けて、印刷制御
データに基づいてインク滴を吐出することにより、記録
媒体に対して画像を印刷する記録ヘッドとを備えたイン
クジェット式記録装置におけるインク種情報の設定方法
であって、前記カートリッジホルダに装着された各イン
クカートリッジからインク種情報を取得するインク種情
報取得ステップと、前記インク種情報取得ステップにお
いて取得されたインク種情報が、全て同じであるか否か
を判定するインク種情報比較ステップと、記録装置に用
いられるインクのインク種情報がすでに設定されている
か否かを確認する既設定確認ステップと、前記既設定確
認ステップにおいて、インク種情報が設定されていない
と判定され、かつ前記インク種情報比較ステップにおい
て、各インクカートリッジからのインク種情報が全て同
じであると判定された場合、取得したインク種情報に対
応するインクを記録装置において用いることができるよ
うに設定するインク種情報設定ステップとが実行される
ようになされる。
【0015】この場合、好ましくは前記インク種情報取
得ステップの実行前に、前記カートリッジホルダに全て
のインクカートリッジが装着されたか否かを判定する装
着状態判定ステップが実行され、前記装着状態判定ステ
ップにおいて、全てのインクカートリッジが装着された
と判定された場合、前記インク種情報取得ステップが実
行されるようになされる。
【0016】さらに好ましくは、前記既設定確認ステッ
プにおいて、インク種が設定されていないと判定され、
かつ、装着されたインクカートリッジよりインク種設定
許可情報が取得された場合においてのみ、前記インク種
情報設定ステップが実行されるようになされる。
【0017】前記したインク種情報の設定方法を採用し
たインクジェット式記録装置によると、インクカートリ
ッジがカートリッジホルダに装着された場合において、
インクカートリッジに備えられたインク種を示す識別手
段を利用して、インク種情報が取得される。一方、記録
装置において用いられるインク種の情報が記録装置にお
いて既に設定されているか否かを判定し、インク種情報
が設定されていないと判定された場合においては、カー
トリッジから提供されるインク種情報の設定動作が実行
される。したがって、未使用の製品として提供された記
録装置においては、最初に使用されるインクに対応した
インク種情報が記録装置に自動的に設定されることにな
る。
【0018】前記したインクカートリッジに備えられた
インク種を示す識別手段としては、例えばカートリッジ
の外郭ケースの一部に複数個の凹凸を配列し、その配列
形態から、記録装置においてインク種を示す情報を取得
できるようにしてもよく、また、カートリッジの外郭ケ
ースの所定箇所にバーコードを配設し、記録装置におい
て当該バーコードを読み取り、インク種を示す情報を取
得できるようにしてもよい。また、カートリッジに備え
られたインク種を示す識別手段として、例えば、EEP
ROM等による半導体記憶手段を採用し、記録装置に装
着した状態において、当該半導体記憶手段よりインク種
情報を読み出すことができる構成とされていることが望
ましい。
【0019】一方、記録装置においては、インク種情報
の設定動作がなされた以後においては、既に設定されて
いるインク種情報と、新たに装着されたインクカートリ
ッジから得られるインク種情報から、両者の整合性を判
定することができる。そして、整合性がないと判定され
た場合においては、記録装置の動作を禁止する、または
警告を発する等の対処を採ることにより、整合性のない
インクが記録装置内で混合されるのを未然に防止させる
ことができる。
【0020】加えて、インクカートリッジにインク種設
定許可情報を具備し、記録装置がインク種設定許可情報
を取得した場合においてのみ、前記したインク種情報の
設定動作がなされるように管理することで、特定のイン
クカートリッジを装着した場合においてのみ、インク種
情報の設定動作がなされる。
【0021】換言すれば、インク種設定許可情報を持た
ない、例えば市販されているインクカートリッジを記録
装置に最初に装着しても、前記したインク種情報の設定
動作はなされない。このようにインク種設定許可情報を
管理することにより、記録装置に対して誤ったインク種
情報の設定動作を行うことが防止できる。
【0022】さらに、インク種設定許可情報をインクカ
ートリッジに搭載された半導体記憶手段に格納し、記録
装置からの指令により半導体記憶手段におけるインク種
設定許可情報の再度の読み出しを不可能にするか、もし
くはインク種設定許可情報を消去する操作がなされるよ
うに構成することにより、他の未使用機種に対して再び
インク種情報を設定させる機能を無くすことができる。
これにより、他の未使用機種に対して誤ったインク種情
報の設定動作が行われることが防止できる。
【0023】一方、本発明にかかるインクカートリッジ
は、貯留されたインクのインク種を示すインク種情報並
びに前記インク種情報を利用して記録装置がインク種を
設定する動作を許可するインク種設定許可情報を少なく
とも保持したインクカートリッジであって、記録装置に
装着した状態で、前記インク種情報並びにインク種設定
許可情報を記録装置に提供し、記録装置においてインク
種設定許可情報を取得した条件のもとに、記録装置にお
いて使用されるインク種を設定することができるように
なされる。
【0024】この場合、前記したインク種情報並びにイ
ンク種設定許可情報は、インクカートリッジに搭載され
た半導体記憶手段に格納され、記録装置に装着した状態
で、インク種情報並びにインク種設定許可情報が記録装
置に対して提供することができるように構成されること
が望ましい。
【0025】さらに、前記半導体記憶手段に格納された
インク種設定許可情報は、好ましくは記録装置からの指
令を受けることにより、再びインク種設定許可情報の読
み出しを不可能な状態に変更するか、もしくはインク種
設定許可情報を消去することができるように構成され
る。
【0026】加えて、インク種設定許可情報を備えるイ
ンクカートリッジは、記録装置と共に梱包されて出荷さ
れる形態になされていることが望ましい。
【0027】このような形態のインクカートリッジによ
ると、前記した記録装置に利用することにより、既に説
明した独自の作用効果をもたらすことができる。そし
て、記録装置と共に梱包されて出荷されるインクカート
リッジを装着した場合にのみ、記録装置においてインク
種情報の設定動作がなされるように管理することができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるインク種情
報の設定方法を採用したインクジェット式記録装置およ
びこれに用いられるインクカートリッジについて、図に
示す好ましい実施の形態に基づいて説明する。まず、図
1は、インクジェット式記録装置の全体構成を上面図に
よって示したものである。図1において符号1はキャリ
ッジであり、このキャリッジ1はキャリッジモータ2に
よって駆動されるタイミングベルト3を介し、走査ガイ
ド部材4に案内されて紙送り部材5の長手方向、すなわ
ち記録用紙の幅方向である主走査方向に往復移動される
ように構成されている。そして、図1には示されていな
いが、キャリッジ1の紙送り部材5に対向する面には、
後述するインクジェット式記録ヘッド6が搭載されてい
る。
【0029】また、キャリッジ1には前記記録ヘッドに
インクを供給するためのサブタンク7a〜7dが搭載さ
れている。このサブタンク7a〜7dは、この実施の形
態においては、その内部において各インクを一時的に貯
留するために、それぞれのインク(例えばブラックイン
ク、イエロー、シアン、マゼンタの各カラーインク)に
対応して4個具備されている。
【0030】そして、このサブタンク7a〜7dに対し
て、記録装置の本体側に配置されたカートリッジホルダ
8に装填されたインクカートリッジ(以下、これをメイ
ンタンクとも言う)9a〜9dから、インク補給路を構
成する可撓性のインク補給チューブ10,10,……を
それぞれ介して、ブラックインクおよび各カラーインク
が補給されるように構成されている。
【0031】一方、前記キャリッジ1の移動経路上にお
ける非印字領域(ホームポジョン)には、記録ヘッドの
ノズル形成面を封止することができるキャッピング手段
11が配置されており、さらにこのキャッピング手段1
1の上面には、前記記録ヘッドのノズル形成面に密着し
て封止し得るゴム等の弾性素材により形成されたキャッ
プ部材11aが配置されている。そして、キャリッジ1
がホームポジョンに移動したときに、キャッピング手段
11が記録ヘッド側に移動して、キャップ部材11aに
よって記録ヘッドのノズル形成面が封止することができ
るように構成されている。
【0032】このキャップ部材11aは、記録装置の休
止期間中において記録ヘッドのノズル形成面を封止し、
ノズル開口の乾燥を防止する蓋体として機能する。ま
た、このキャップ部材11aには、後述する吸引ポンプ
(チューブポンプ)におけるチューブの一端が接続さ
れ、吸引ポンプによる負圧を記録ヘッドに作用させて、
記録ヘッドからインクを吸引排出させるクリーニング動
作を実行する機能も果たすようになされている。
【0033】一方、キャッピング手段11の印字領域側
に隣接して、ゴム等の弾性素材を短冊状に形成したワイ
ピング部材12が配置されており、必要に応じて記録ヘ
ッドのノズル形成面を払拭して清掃することができるよ
うにも構成されている。
【0034】次に図2は、図1に示した記録装置に搭載
されたインク補給システムの構成を模式的に示したもの
であり、このインク補給システムについて、同一符号で
示した図1と共に説明する。図1および図2において、
符号21は空気加圧ポンプを示しており、この空気加圧
ポンプ21により加圧された空気は、圧力調整弁22に
供給され、さらに圧力検出器23を介して前記した各メ
インタンク9a〜9d(図2においては代表して符号9
として示しており、以下において代表して単に符号9と
して説明する場合もある。)にそれぞれ供給されるよう
に構成されている。
【0035】この場合、前記圧力検出器23から各メイ
ンタンク9に対して空気流路が分岐され、カートリッジ
ホルダ8に装填された状態の各メインタンクに対して、
それぞれ加圧空気が印加されるように構成されている。
前記圧力調整弁22は、空気加圧ポンプ21によって加
圧された空気圧が、何らかの障害により過度の状態に達
した時に、圧力を開放して各メインタンク9a〜9dに
加わる空気圧が所定の範囲に維持できる機能を有してい
る。
【0036】さらに、前記圧力検出器23は、空気加圧
ポンプ21によって加圧された空気圧を検知し、空気加
圧ポンプ21の駆動を制御するように機能する。すなわ
ち、空気加圧ポンプ21によって加圧された空気圧が所
定の圧力に達したことを検出した場合には、これに基づ
いて空気加圧ポンプ21の駆動を停止させると共に、圧
力検出器23によって空気圧が定められた圧力以下とな
ったことを検出した場合には、空気加圧ポンプ21を駆
動させるように制御し、この繰り返しによって前記した
各メインタンク9a〜9dに加わる空気圧が所定の範囲
に維持されるように機能する。
【0037】前記メインタンク9は、その概略構成が図
2に示されたように、その外郭を構成するケースが気密
状態に形成されており、その内部にはインクを収容した
可撓性素材により形成されたインクパック24が収納さ
れている。そして、メインタンク9とインクパック24
とで形成される空間が圧力室25を構成しており、この
圧力室25内に、圧力検出器23を介した加圧空気が供
給されるように構成されている。
【0038】この構成により、各メインタンク9a〜9
dに収納された各インクパック24は、それぞれ加圧空
気による加圧を受け、各メインタンク9a〜9dから各
サブタンク7a〜7dに対して所定の圧力によるインク
流が発生されるようになされる。
【0039】なお、インクカートリッジとしての前記メ
インタンク9には、図2に示されたように、そのケース
の一部に例えばEEPROMによる半導体記憶手段27
が搭載されている。この半導体記憶手段27には、少な
くともインクカートリッジに貯留されたインクのインク
種を示す情報(例えば、染料インクか顔料インクかを示
すインク種情報)、また記録装置がインク種を設定する
動作を許可するインク種設定許可情報が格納されてい
る。そして図2に示されたように、この半導体記憶手段
27から情報を読み出しまたは書き込みすることができ
る端子28がメインタンク9の一部に配置されており、
メインタンク9を記録装置に装填した場合において、記
録装置側と電気的に接続することができるように構成さ
れている。
【0040】一方、前記各メインタンク9a〜9dにお
いて加圧されたインクは、それぞれ各インク補給バルブ
26,26……および各インク補給チューブ10,1
0,……をそれぞれ介して、キャリッジ1に搭載された
各サブタンク7a〜7d(図2においては代表して符号
7として示しており、以下において代表して単に符号7
として説明する場合もある。)に供給されるように構成
されている。
【0041】このサブタンク7の基本構成は、内部にフ
ロート部材31が配置されており、そのフロート部材3
1の一部には永久磁石32が取り付けられている。そし
て、ホール素子に代表される磁電変換素子33a,33
bが基板34に装着されて、サブタンク7の側壁に添接
されている。
【0042】この構成により、フロート部材31に配置
された永久磁石32と、フロート部材の浮上位置にした
がった前記永久磁石32による磁力線量に応じて、前記
ホール素子33a,33bにより電気的出力が発生され
る出力発生手段が構成されており、前記フロート部材3
1を含めてサブタンク内のインク量検出手段を構成して
いる。
【0043】この実施の形態においては、前記したイン
ク量検出手段は各メインタンク9から各サブタンク7に
対してインクが補給されて、サブタンク内のインク量が
所定の容量(インクフル状態)に達したことを検知する
ように利用されており、この場合において前記したホー
ル素子33a,33bの電気的出力に基づいて前記イン
ク補給バルブ26が閉弁されるように構成されている。
【0044】また、印刷動作等の実行によりサブタンク
内のインク量が所定の容量以下(インクロー状態)に達
したことが、前記したホール素子33a,33bの電気
的出力により判明した場合には、前記インク補給バルブ
26を開弁されるように作用する。これにより、メイン
タンク9内で加圧されているインクは、インクの消費が
進んだそれぞれのサブタンク7内に個別に補給される。
したがって、前記したような繰り返しにより、メインタ
ンクからサブタンクに対して断続的にインクが補給され
るように作用し、各サブタンクには常に一定の範囲のイ
ンクが貯留されるようになされる。
【0045】また、図2に示されたように各サブタンク
7からは、バルブ35およびこれに接続されたチューブ
36を介して記録ヘッド6に対してインクが供給される
ように構成されており、記録ヘッド6の図示せぬアクチ
ェータに供給される印刷データに基づいて、記録ヘッド
6のノズル形成面に形成されたノズル開口6aより、イ
ンク滴が吐出されるように作用する。なお、図2におい
て符号11は、前記したキャッピング手段を示してお
り、このキャッピング手段11に接続されたチューブは
後述する吸引ポンプ(チューブポンプ)に接続されてい
る。
【0046】次に図3は、前記したカートリッジホルダ
8の前面側の構成を示したものである。このカートリッ
ジホルダ8には、メインタンクを着脱操作する場合に開
放されるカバー部材41が配備されている。すなわち、
このカバー部材41はカートリッジホルダ8の開口前面
に配置されて、回動軸41aが図示せぬ記録装置本体側
に形成された支持孔によって支持されており、軸41a
を回動中心としてカートリッジホルダ8の開口前面が開
放(実線で示す状態)または閉塞(鎖線で示す状態)で
きるように構成されている。
【0047】前記カバー部材41を閉塞状態とした内側
には、カートリッジホルダ8に装填される各メインタン
ク9に対応させて複数の操作レバー42が配置されてい
る。この操作レバー42の基端部には係止孔42aが形
成されていて、各操作レバー42におけるそれぞれの係
止孔42aに挿通して支持する図示せぬ支持ロッドによ
って、回動可能に支持されている。
【0048】そして、操作レバー42はカバー部材41
を開放した状態において、カバー部材の開放方向と同方
向に回動させることによって各メインタンク9の装填ま
たは取り出しができるようになされている。すなわち、
メインタンク9をカートリッジホルダ8に装填させる場
合においては、操作レバー42をカバー部材41の開放
方向と同方向に回動させた状態でメインタンク9をカー
トリッジホルダ8内に挿入し、操作レバー42を起立さ
せることで、操作レバー42に形成された押当部42b
がメインタンク9の手前側端部に当接し、テコの原理に
よりメインタンク9はホルダ8側に装填される。
【0049】また、ホルダ8側に装填された状態のメイ
ンタンク9を引き出す場合においては、操作レバー42
を同じくカバー部材41の開放方向と同方向に回動させ
ることによって、図には示されていないが、操作レバー
42の一部に係合されたリンクロッドを介してメインタ
ンク9を奥側から押し出すように作用する。したがっ
て、手前方向に押し出されたメインタンク9を容易に引
き出すことができる。
【0050】前記カートリッジホルダ8には、さらに前
記カバー部材41の開放を検出する電気スイッチ43が
配備されている。このスイッチ43はカバー部材41が
閉じられた状態で、カバー部材41の裏面に接してオン
状態になされ、カバー部材41が開放された状態で、オ
フ状態になされる例えばタクトスイッチが用いられてい
る。このスイッチ43はオフ状態において、前記した圧
力調整弁22を強制開放するようになされており、これ
により、各インクカートリッジの交換作業に際してカバ
ー部材41が開放された時に、各インクカートリッジに
与えられている加圧空気を大気開放させるように作用す
る。
【0051】図4は、前記したカートリッジホルダ8内
に配置された接続機構の構成と、インクカートリッジと
してのメインタンク9の端部の構成とを、それぞれ断面
図で示したものである。インクカートリッジとしてのメ
インタンク9には、記録装置へ装着する場合に利用され
る位置決め手段としての一対の開口穴51が形成されて
いる。また、前記一対の位置決め開口穴51に挟まれた
ほぼ中間部に、インクパック24からのインク導出部5
0が、取り付けられている。そして、前記2か所に配置
された各開口穴51の両外側には、加圧空気の導入口5
2、および当該インクカートリッジに関する情報を読み
出し書き込みすることができる半導体記憶手段を備えた
回路基板27がそれぞれ配置されている。
【0052】一方、カートリッジホルダ8側に配置され
た接続機構55には、円柱状に形成された一対の位置決
めピン56が配置されており、メインタンク9側に形成
された前記一対の位置決め開口穴51が、各位置決めピ
ン56を包囲して装着されるように構成されている。
【0053】このように、メインタンク9側に位置決め
用の開口穴51がケースの2か所に配置された構成とさ
れているので、記録装置側に配置された2本の位置決め
ピン56の基端部への装着により、カートリッジとして
のメインタンク9の三次元方向の位置決めを達成するこ
とができる。前記位置決めピン56に対してメインタン
ク9が装着されることによって、一対の位置決めピン5
6を挟むほぼ中央部に配置された中空状のインク導入管
57が、インクパックからのインク導出部50に差し込
まれ、カートリッジからインクが導出できる態勢となさ
れる。
【0054】また、メインタンク9の装着により、加圧
空気の導入口52がカートリッジホルダ8側に配置され
た加圧空気の送出口58に接続され、メインタンク9側
に加圧空気が導入することができる態勢になされる。さ
らに、メインタンク9側に配置された前記回路基板53
に対して複数の接触片を備えた端子機構59が接続さ
れ、回路基板53に備えられた半導体記憶手段との間
で、データの授受が実現できる態勢になされる。
【0055】図5は、前記した構成の記録装置に搭載さ
れ、装着されたインクカートリッジからの情報によっ
て、記録装置に対してインク種情報の設定がなされる制
御手段の一例をブロック図によって示したものである。
なお、図5において符号8は、カートリッジホルダを示
し、また9a〜9dは各インクカートリッジを示してい
る。
【0056】図5における符号61は判定制御手段であ
り、この判定制御手段61には、カートリッジホルダ8
にインクカートリッジが装着されているか否かの情報が
供給されるように構成されている。また判定制御手段6
1には、双方向に情報信号の授受がなされるように読み
出し書き込み手段62が接続されており、判定制御手段
61からの指令信号を受けた読み出し書き込み手段62
は、カートリッジホルダ8に装着された各インクカート
リッジ9a〜9dに搭載された前記半導体記憶手段27
より、インク種情報およびインク種設定許可情報を読み
出す、情報読み出し手段として作用する。
【0057】また、後述するように判定制御手段61か
らの指令信号を受けた読み出し書き込み手段62は、各
インクカートリッジ9a〜9dに搭載された前記半導体
記憶手段27に対して、インク種設定許可情報の再度の
読み出しを不可能にするか、もしくはインク種設定許可
情報を消去する操作がなされるように作用する。
【0058】前記判定制御手段61には、双方向に情報
信号の授受がなされるようにインク種記憶手段63が接
続されている。そして、判定制御手段61がインク種記
憶手段63において、インク種情報が設定されていない
と判定した場合には、後述するような条件のもとで、前
記読み出し書き込み手段62によって得られたインク種
情報を、インク種記憶手段63に書き込むように作用す
る。なお、この実施の形態においては、インク種として
染料インクまたは顔料インクのいずれかを扱うように構
成されている。
【0059】そして、前記判定制御手段61によってい
ずれかのインク種情報を、前記インク種記憶手段63に
書き込むと同時に、判定制御手段61より、動作シーケ
ンス設定手段64、ヘッド駆動条件設定手段65、およ
び画像処理条件設定手段66に対して、前記したインク
種に応じて適するそれぞれのパラメータを設定させる指
令がなされる。
【0060】ここで、動作シーケンス設定手段64にお
いては、染料インクまたは顔料インクに応じて、例えば
定期フラッシングの間隔、インク滴の吐出量、クリーニ
ング動作時における吸引量等のパラメータが、それぞれ
のインクで最適化した状態で設定される。また、ヘッド
駆動条件設定手段65においては、染料インクまたは顔
料インクに応じて、例えば駆動電圧、駆動周波数等のパ
ラメータが、それに適した状態で設定される。さらに、
画像処理条件設定手段66においては、染料インクまた
は顔料インクに応じて、例えばルックアップテーブル等
のパラメータが、それに適した状態で設定される。
【0061】さらに、前記判定制御手段61には、双方
向に情報信号の授受がなされるように整合情報テーブル
が67が接続されている。この整合情報テーブルが67
は、既にインク種記憶手段63にインク種情報が設定さ
れ、カートリッジの交換によって新たに装着されたカー
トリッジのインク種が一致していると判定された時に参
照されるようになされる。
【0062】すなわち、整合情報テーブルが67は、イ
ンク種が一致している間におけるインクの互換性を記述
したものであり、例えば、前記した動作シーケンス設定
手段64、ヘッド駆動条件設定手段65、画像処理条件
設定手段66における各パラメータを変更することなく
印刷動作が可能であるか否かの整合性が記述されてい
る。そして、整合判定手段を構成する前記判定制御手段
61が、互換性があると判定した場合においては、印刷
動作が可能であるとの判定結果を出力する。
【0063】ここで、新たに装着されたインクカートリ
ッジより読み出されたインク種が、インク種記憶手段6
3に既に設定されているインク種情報と一致しないと判
定制御手段61において判定された場合、また、インク
種情報が一致していても、互換性がないと判定制御手段
61において判定された場合には、判定制御手段61よ
り、記録装置に対して動作禁止指令が出力されるように
構成されている。これにより、記録装置は一切の動作が
停止される。
【0064】また、これと同時に判定制御手段61よ
り、表示手段68に対してエラー情報を表示させるよう
に構成されている。この時、同時にブザー69を駆動
し、聴覚的に警告を発するように構成されていることが
望ましい。
【0065】図6は、図5に示した構成によってなされ
るインク種情報設定方法の動作ルーチンを示したもので
ある。すなわち、ステップS11においては、全てのイ
ンクカートリッジがカートリッジホルダ8に装着された
か否かが判定される。これは、前記したとおり判定制御
手段61において判定することができ、全てのインクカ
ートリッジが装着されていない場合(No)において
は、エラー情報を表示手段68に表示するようになされ
る。
【0066】前記ステップS11において、全てのイン
クカートリッジが装着された(Yes)と判定された場
合においては、これに続くステップS12に示すよう
に、各インクカートリッジから情報が読み込まれる。こ
れは前記したとおり、判定制御手段61から、読み出し
書き込み手段62に指令信号が送出され、これに基づい
て読み出し書き込み手段62によって、各カートリッジ
に搭載された半導体記憶手段よりインク種等の情報を読
み出す。そして、読み出されたインク種等の情報は、判
定制御手段61に送られる。
【0067】続いて、ステップS13に示すように、判
定制御手段61においては、インク種は全て同じである
か否かを判定する。ここで、全て同じではない(No)
と判定された場合においては、エラー情報を表示手段6
8に表示するようになされる。また、全て同じである
(Yes)と判定された場合においては、ステップS1
4に移り、プリンタ(記録装置)の適応インク種が確定
しているか否かが判定される。これは、判定制御手段6
1よりインク種記憶手段63にアクセスすることにより
判定することができる。
【0068】ここで、記録装置の適応インク種が確定し
ていない(No)と判定される場合においては、カート
リッジホルダに装着されたインクカートリッジがセット
アップ用のインクカートリッジであるか否かの判定がな
される。この実施の形態においては、セットアップ用の
インクカートリッジである場合においては、インク種設
定許可情報がカートリッジに搭載された半導体記憶手段
に書き込まれている。したがって、前記したインク種設
定許可情報は、ステップS11の実行によって既に取り
込まれている。
【0069】ここで、セットアップ用のインクカートリ
ッジではない(No)と判定される場合においては、こ
れを利用することはできず、同じくエラー情報を表示手
段68に表示するようになされる。また、セットアップ
用のインクカートリッジである(Yes)と判定される
場合においては、ステップS16に移り、プリンタの適
用インク種を、現在装着されているインクカートリッジ
のインク種に設定する動作が実行される。すなわち、判
定制御手段61によってインク種記憶手段63に対して
インク種情報を送り、これを書き込む設定動作が実行さ
れる。
【0070】この設定動作の実行により、記録装置は染
料インクまたは顔料インクのいずれかのみを扱うことが
できるようになされる。なお、図6における動作シーケ
ンスには示されていないが、この時同時に、既に説明し
た動作シーケンス設定手段64、ヘッド駆動条件設定手
段65、画像処理条件設定手段66における各パラメー
タも設定され、これにより染料インクまたは顔料インク
専用の記録装置になされる。
【0071】一方、前記したステップS14において、
記録装置の適応インク種が確定している(Yes)と判
定される場合においては、インクカートリッジを新たに
交換する場合であると認識することができる。そこで、
ステップS17に移り、プリンタの適用インク種と、現
在装着されているインクカートリッジのインク種が一致
しているか否かの判定がなされる。これは、判定制御手
段61がインク種記憶手段63に格納されているインク
種情報を参照することによって判定することができる。
【0072】ここで、一致している(Yes)と判定さ
れれば、新たに装着されたカートリッジをそのまま使用
するようになされる。また一致していない(No)と判
定される場合においては、エラー情報を表示手段68に
表示するようになされる。
【0073】なお、前記したステップS17において
は、インク種情報の一致または不一致により判定するよ
うに説明したが、同一のインク種であると判定されて
も、互換性がある場合とない場合も有り得る。したがっ
て、ステップS17においては、前記したように整合情
報テーブル67を参照して、互換性の有無を判定させる
動作を実行させることが望ましい。
【0074】また、図6に示した動作ルーチンには示さ
れていないが、ステップS16において、インク種の設
定動作を実行した場合には、記録装置からの指令によ
り、インクカートリッジの半導体記憶手段に格納された
前記インク種設定許可情報の再度の読み出しを不可能に
するか、もしくはインク種設定許可情報を消去する操作
がなされることが望ましい。このような操作を実行する
ことにより、インク種設定許可情報を保持し、既に使用
したインクカートリッジを他の未使用機種に対して装着
することで、誤ったインク種情報の設定動作が実行され
るのを阻止することができる。
【0075】一方、本発明にかかるインクカートリッジ
においては、前記したように半導体記憶手段に、少なく
ともインク種を示すインク種情報並びにインク種設定許
可情報を格納させることにより、前記した構成の記録装
置に対して誤りなくインク種の設定動作を実行させるこ
とができる。この場合、インク種設定許可情報を備える
インクカートリッジは、記録装置と共に梱包されて出荷
される形態になされていることが望ましく、これによ
り、未使用の記録装置に対して、これが対応し得るイン
ク種を確実に設定されることが保証される。
【0076】また、インク種情報並びにインク種設定許
可情報は、以上説明した実施の形態のように、カートリ
ッジに搭載された半導体記憶手段に格納しておくことが
好ましいが、前記したようにカートリッジの外郭ケース
の一部に複数個の凹凸を配列し、その配列形態から、記
録装置においてインク種を示す情報を取得できるように
してもよい。また、カートリッジの外郭ケースの所定箇
所にバーコードを配設し、記録装置において当該バーコ
ードを読み取り、インク種を示す情報を取得できるよう
にしてもよい。
【0077】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかるインク種情報の設定方法を採用したインクジェッ
ト式記録装置によると、同じく本発明にかかるインクカ
ートリッジを利用することにより、例えば初めて記録装
置に装着されたインクカートリッジにおけるインク種が
利用できるように設定することができる。したがって、
誤ってインク種の異なったインクカートリッジが利用さ
れるのを確実に防止することができ、この種の記録装置
の健全な運用を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット式記録装置の
全体構成を示した平面図である。
【図2】メインタンクから記録ヘッドに至るインク供給
システムを示した模式図である。
【図3】カートリッジホルダの前面側の構成を示した斜
視図である。
【図4】カートリッジホルダ内に配置された接続機構
と、インクカートリッジの一部の構成をそれぞれの対向
する部分について示した断面図である。
【図5】図1に示されたインクジェット式記録装置に搭
載された制御回路の構成を示したブロック図である。
【図6】図5に示す制御回路によってなされる制御ルー
チンを示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 キャリッジ 6 記録ヘッド 7(7a〜7d) サブタンク 8 カートリッジホルダ 9(9a〜9d) メインタンク(インクカート
リッジ) 11 キャッピング手段 12 ワイピング手段 21 空気加圧ポンプ 22 圧力調整弁 23 圧力検出器 24 インクパック 25 圧力室 26 インク補給バルブ 27 半導体記憶手段(回路基板) 31 フロート部材 32 永久磁石 33(33a,33b) ホール素子 41 カバー部材 55 接続機構 61 判定制御手段 62 読み出し書き込み手段 63 インク種記憶手段 64 動作シーケンス設定手段 65 ヘッド駆動条件設定手段 66 画像処理条件設定手段 67 整合情報テーブル 68 表示手段 69 警告手段(ブザー)

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクカートリッジを着脱可能に装着す
    ることができるカートリッジホルダと、前記カートリッ
    ジホルダに装着されたインクカートリッジからのインク
    の供給を受けて、印刷制御データに基づいてインク滴を
    吐出することにより、記録媒体に対して画像を印刷する
    記録ヘッドとを備えたインクジェット式記録装置であっ
    て、 前記インクカートリッジがカートリッジホルダに装着さ
    れた場合において、記録装置に用いられるインク種の情
    報が設定されているか否かを判定し、インク種情報が設
    定されていないと判定された場合においては、装着され
    たインクカートリッジに収容されたインク種を用いるこ
    とができるインク種情報の設定動作がなされるように構
    成したインクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録装置に用いられるインクカート
    リッジには、収容されたインク種を示す識別手段が具備
    され、当該カートリッジの装着を受ける記録装置には、
    前記識別手段からインク種情報を取得することができる
    情報取得手段が具備されてなる請求項1に記載のインク
    ジェット式記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インクカートリッジには、識別手段
    としてインク種を示す情報が格納された半導体記憶手段
    が具備され、当該カートリッジの装着を受ける記録装置
    には、情報取得手段として前記半導体記憶手段からイン
    ク種情報を読み出すことができる情報読み出し手段が具
    備されてなる請求項2に記載のインクジェット式記録装
    置。
  4. 【請求項4】 すでにインク種情報の設定動作がなされ
    ている場合においては、設定されているインク種情報
    と、新たに装着されたインクカートリッジから得られる
    インク種情報から、両者の整合性を判定する整合判定手
    段がさらに具備され、前記整合判定手段によって、整合
    性がないと判定された場合においては、記録装置の動作
    を禁止することができるように構成された請求項1ない
    し請求項3のいずれかに記載のインクジェット式記録装
    置。
  5. 【請求項5】 すでにインク種情報の設定動作がなされ
    ている場合においては、設定されているインク種情報
    と、新たに装着されたインクカートリッジから得られる
    インク種情報から、両者の整合性を判定する整合判定手
    段がさらに具備され、前記整合判定手段によって、整合
    性がないと判定された場合においては、警告を発するよ
    うに構成された請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のインクジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】 インク種情報の設定動作に伴い、当該イ
    ンク種情報に対応した記録装置の動作シーケンスが設定
    されるように構成した請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載のインクジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】 インク種情報の設定動作に伴い、当該イ
    ンク種情報に対応した記録ヘッドの駆動条件が設定され
    るように構成した請求項1ないし請求項3のいずれかに
    記載のインクジェット式記録装置。
  8. 【請求項8】 インク種情報の設定動作に伴い、当該イ
    ンク種情報に対応した画像処理方法が設定されるように
    構成した請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のイ
    ンクジェット式記録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録装置に装着されたインクカート
    リッジより、記録装置がインク種を設定する動作を許可
    するインク種設定許可情報を得た場合においてのみ、前
    記インク種情報の設定動作がなされるように構成した請
    求項1ないし請求項3のいずれかに記載のインクジェッ
    ト式記録装置。
  10. 【請求項10】 前記インク種設定許可情報は、インク
    カートリッジに搭載された半導体記憶手段に格納され、
    記録装置が前記インク種設定許可情報を読み出した以降
    においては、記録装置からの指令により前記半導体記憶
    手段におけるインク種設定許可情報の再度の読み出しを
    不可能にするか、もしくはインク種設定許可情報を消去
    する操作がなされるように構成した請求項9に記載のイ
    ンクジェット式記録装置。
  11. 【請求項11】 インクカートリッジを着脱可能に装着
    することができるカートリッジホルダと、前記カートリ
    ッジホルダに装着されたインクカートリッジからのイン
    クの供給を受けて、印刷制御データに基づいてインク滴
    を吐出することにより、記録媒体に対して画像を印刷す
    る記録ヘッドとを備えたインクジェット式記録装置にお
    けるインク種情報の設定方法であって、 前記カートリッジホルダに装着された各インクカートリ
    ッジからインク種情報を取得するインク種情報取得ステ
    ップと、 前記インク種情報取得ステップにおいて取得されたイン
    ク種情報が、全て同じであるか否かを判定するインク種
    情報比較ステップと、 記録装置に用いられるインクのインク種情報がすでに設
    定されているか否かを確認する既設定確認ステップと、 前記既設定確認ステップにおいて、インク種情報が設定
    されていないと判定され、かつ前記インク種情報比較ス
    テップにおいて、各インクカートリッジからのインク種
    情報が全て同じであると判定された場合、取得したイン
    ク種情報に対応するインクを記録装置において用いるこ
    とができるように設定するインク種情報設定ステップ
    と、が実行されるようになされたインクジェット式記録
    装置におけるインク種情報の設定方法。
  12. 【請求項12】 前記インク種情報取得ステップの実行
    前に、前記カートリッジホルダに全てのインクカートリ
    ッジが装着されたか否かを判定する装着状態判定ステッ
    プが実行され、前記装着状態判定ステップにおいて、全
    てのインクカートリッジが装着されたと判定された場
    合、前記インク種情報取得ステップが実行されるように
    なされた請求項11に記載のインクジェット式記録装置
    におけるインク種情報の設定方法。
  13. 【請求項13】 前記既設定確認ステップにおいて、イ
    ンク種が設定されていないと判定され、かつ、装着され
    たインクカートリッジよりインク種設定許可情報が取得
    された場合においてのみ、前記インク種情報設定ステッ
    プが実行されるようになされた請求項11または請求項
    12に記載のインクジェット式記録装置におけるインク
    種情報の設定方法。
  14. 【請求項14】 貯留されたインクのインク種を示すイ
    ンク種情報並びに前記インク種情報を利用して記録装置
    がインク種を設定する動作を許可するインク種設定許可
    情報を少なくとも保持したインクカートリッジであっ
    て、 記録装置に装着した状態で、前記インク種情報並びにイ
    ンク種設定許可情報を記録装置に提供し、記録装置にお
    いてインク種設定許可情報を取得した条件のもとに、記
    録装置において使用されるインク種を設定することがで
    きるようになされたインクカートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記インク種情報並びにインク種設定
    許可情報は、インクカートリッジに搭載された半導体記
    憶手段に格納され、記録装置に装着した状態で、インク
    種情報並びにインク種設定許可情報が記録装置に対して
    提供することができるように構成された請求項14に記
    載のインクカートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記半導体記憶手段に格納されたイン
    ク種設定許可情報は、記録装置からの指令を受けること
    により、再びインク種設定許可情報の読み出しを不可能
    な状態に変更するか、もしくはインク種設定許可情報を
    消去することができるように構成された請求項15に記
    載のインクカートリッジ。
  17. 【請求項17】 前記インク種設定許可情報を備えるイ
    ンクカートリッジは、記録装置と共に梱包されて出荷さ
    れる形態になされた請求項14ないし請求項16のいず
    れかに記載のインクカートリッジ。
JP2001001002A 2000-12-26 2001-01-09 インクジェット式記録装置および同装置におけるインク種情報の設定方法 Expired - Fee Related JP3823729B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001002A JP3823729B2 (ja) 2001-01-09 2001-01-09 インクジェット式記録装置および同装置におけるインク種情報の設定方法
CNB011369612A CN1286649C (zh) 2000-12-26 2001-12-26 喷墨式记录装置以及其中的墨水类型信息设置方法和墨盒
US10/025,673 US7077512B2 (en) 2000-12-26 2001-12-26 Ink jet type recording apparatus, ink type information setting method in the apparatus and ink cartridge used in the apparatus
KR10-2001-0084864A KR100521688B1 (ko) 2000-12-26 2001-12-26 잉크 제트형 기록 장치, 이 장치의 잉크 종류 정보 설정방법 및 이 장치에 사용되는 잉크 카트리지
AT01130890T ATE380669T1 (de) 2000-12-26 2001-12-27 Tintenstrahlaufzeichnungsgerät, verfahren zur festlegung von tintensorteninformation in dieser vorrichtung und darin verwendete tintenpatrone
DE60131829T DE60131829T2 (de) 2000-12-26 2001-12-27 Tintenstrahlaufzeichnungsgerät, Verfahren zur Festlegung von Tintensorteninformationen in dieser Vorrichtung und darin verwendete Tintenpatrone
EP01130890A EP1219441B1 (en) 2000-12-26 2001-12-27 Ink jet type recording apparatus, ink type information setting method in the apparatus and ink cartridge used in the apparatus
US11/023,036 US7244009B2 (en) 2000-12-26 2004-12-28 Ink jet type recording apparatus, ink type information setting method in the apparatus and ink cartridge used in the apparatus
US11/808,932 US7845750B2 (en) 2000-12-26 2007-06-13 Ink jet type recording apparatus, ink type information setting method in the apparatus and ink cartridge used in the apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001002A JP3823729B2 (ja) 2001-01-09 2001-01-09 インクジェット式記録装置および同装置におけるインク種情報の設定方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006111030A Division JP4193862B2 (ja) 2006-04-13 2006-04-13 インクジェット式記録装置におけるインク種情報の設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002200749A true JP2002200749A (ja) 2002-07-16
JP3823729B2 JP3823729B2 (ja) 2006-09-20

Family

ID=18869688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001001002A Expired - Fee Related JP3823729B2 (ja) 2000-12-26 2001-01-09 インクジェット式記録装置および同装置におけるインク種情報の設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3823729B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004098895A1 (ja) 2003-05-09 2004-11-18 Seiko Epson Corporation 液体噴射装置
JP2006192793A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置およびそのインク廃液管理方法
JP2006192792A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置およびインクジェット式記録方法
JP2006305902A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置
US7164436B2 (en) 2003-05-09 2007-01-16 Seiko Epson Corporation Liquid ejection apparatus
US7946696B2 (en) 2006-10-31 2011-05-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink cartridges and ink supply systems
US8091972B2 (en) 2007-06-20 2012-01-10 Seiko Epson Corporation Installing fluid container in fluid ejection device
US8136929B2 (en) 2007-06-20 2012-03-20 Seiko Epson Corporation Installing fluid container in fluid ejection device
CN101687420B (zh) * 2007-06-20 2012-04-11 精工爱普生株式会社 流体喷射装置及其制造方法
US8235508B2 (en) 2007-06-20 2012-08-07 Seiko Epson Corporation Installing fluid container in fluid ejection device
US8534806B2 (en) 2007-06-20 2013-09-17 Seiko Epson Corporation Installing fluid container in fluid ejection device
JP2016107646A (ja) * 2013-09-18 2016-06-20 キヤノン株式会社 インクカートリッジおよびインクジェットプリンタ
JP2019059198A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、リフィラブルカートリッジ、リフィラブルカートリッジの液体管理方法

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8020977B2 (en) 2003-05-09 2011-09-20 Seiko Epson Corporation Liquid-jetting device
US7575308B2 (en) 2003-05-09 2009-08-18 Seiko Epson Corporation Liquid ejection apparatus
WO2004098895A1 (ja) 2003-05-09 2004-11-18 Seiko Epson Corporation 液体噴射装置
US8162447B2 (en) 2003-05-09 2012-04-24 Seiko Epson Corporation Liquid ejection apparatus
US7164436B2 (en) 2003-05-09 2007-01-16 Seiko Epson Corporation Liquid ejection apparatus
US7393091B2 (en) 2003-05-09 2008-07-01 Seiko Epson Corporation Liquid-jetting device
JP2006192792A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置およびインクジェット式記録方法
JP4677788B2 (ja) * 2005-01-14 2011-04-27 セイコーエプソン株式会社 インクジェット式記録装置およびそのインク廃液管理方法
US7455381B2 (en) 2005-01-14 2008-11-25 Seiko Epson Corporation Inkjet recording apparatus and ink management method for an inkjet recording apparatus
JP2006192793A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置およびそのインク廃液管理方法
JP2006305902A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置
US7946696B2 (en) 2006-10-31 2011-05-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink cartridges and ink supply systems
US8235508B2 (en) 2007-06-20 2012-08-07 Seiko Epson Corporation Installing fluid container in fluid ejection device
US8136929B2 (en) 2007-06-20 2012-03-20 Seiko Epson Corporation Installing fluid container in fluid ejection device
CN101687420B (zh) * 2007-06-20 2012-04-11 精工爱普生株式会社 流体喷射装置及其制造方法
US8096645B2 (en) 2007-06-20 2012-01-17 Seiko Epson Corporation Installing fluid container in fluid ejection device
US8240820B2 (en) 2007-06-20 2012-08-14 Seiko Epson Corporation Installing fluid container in fluid ejection device
US8534806B2 (en) 2007-06-20 2013-09-17 Seiko Epson Corporation Installing fluid container in fluid ejection device
US8864290B2 (en) 2007-06-20 2014-10-21 Seiko Epson Corporation Installing fluid container in fluid ejection device
US8091972B2 (en) 2007-06-20 2012-01-10 Seiko Epson Corporation Installing fluid container in fluid ejection device
JP2016107646A (ja) * 2013-09-18 2016-06-20 キヤノン株式会社 インクカートリッジおよびインクジェットプリンタ
JP2019059198A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、リフィラブルカートリッジ、リフィラブルカートリッジの液体管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3823729B2 (ja) 2006-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7244009B2 (en) Ink jet type recording apparatus, ink type information setting method in the apparatus and ink cartridge used in the apparatus
US6179401B1 (en) Multi-component installation feedback system for replacement print cartridges, valve holders, and service station cassettes for on board ink delivery systems replenishment
JP3755755B2 (ja) インクカートリッジおよびこれを用いたインクジェット式記録装置並びに同装置へのインクカートリッジの装着可否判定方法。
ES2251185T3 (es) Impresora modular de chorro de tinta.
JP3823729B2 (ja) インクジェット式記録装置および同装置におけるインク種情報の設定方法
JP4442711B2 (ja) インク容器およびそれを用いる印刷装置
JP2001509103A (ja) 多数の供給サイズ間にプラグ互換性を与える電子的および機械的機構を有するインク容器
JP2002506759A (ja) インクジェット技術のためのモジュール式アプローチ
JP2006035867A (ja) インクジェット式記録装置
JP2005313654A (ja) インクジェット式記録装置におけるインクカートリッジの交換制御方法
JP2007105883A (ja) インクジェット記録装置
EP2133205B1 (en) Fluid discharge device, control method for a fluid discharge device, and fluid tank
JP4644962B2 (ja) インクジェット式記録装置および同装置におけるメンテナンス制御方法
JP3478332B2 (ja) インクジェット式記録装置
US7066585B2 (en) Liquid ejecting apparatus, tank for evacuating liquid of liquid ejecting apparatus and method of evacuating liquid of liquid ejecting apparatus
JP4269128B2 (ja) プリンタ制御装置、プリンタ制御方法およびプリンタ制御プログラムを記録した媒体
JP4193862B2 (ja) インクジェット式記録装置におけるインク種情報の設定方法
JP3826712B2 (ja) 液体噴射装置
KR19990007952A (ko) 잉크젯프린터의 프린터헤드클리닝장치
JP4677788B2 (ja) インクジェット式記録装置およびそのインク廃液管理方法
JP2005224980A (ja) 液体容器及び液体消費装置
JP2007118339A (ja) インクジェットプリンタ、インクジェットプリンタの機能回復制御方法およびプログラム
JP2002192738A (ja) インクカートリッジおよびその接続構造ならびにこれを用いたインクジェット式記録装置
JP2007105882A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置に用いるインクジェットヘッドのインク充填方法
JP4632140B2 (ja) 液体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20041112

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050314

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051025

A521 Written amendment

Effective date: 20051226

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20060106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060315

A521 Written amendment

Effective date: 20060512

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20060606

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060619

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130707

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees