WO2004003666A1 - パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法 - Google Patents

パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法 Download PDF

Info

Publication number
WO2004003666A1
WO2004003666A1 PCT/JP2003/008156 JP0308156W WO2004003666A1 WO 2004003666 A1 WO2004003666 A1 WO 2004003666A1 JP 0308156 W JP0308156 W JP 0308156W WO 2004003666 A1 WO2004003666 A1 WO 2004003666A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
pattern
coating
forming agent
polymer
coating forming
Prior art date
Application number
PCT/JP2003/008156
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Yoshiki Sugeta
Fumitake Kaneko
Toshikazu Tachikawa
Original Assignee
Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2002191055A priority Critical patent/JP3485182B1/ja
Application filed by Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. filed Critical Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd.
Priority to AU2003246208A priority patent/AU2003246208A1/en
Priority to KR1020047021401A priority patent/KR100813443B1/ko
Priority to US10/519,542 priority patent/US20050175926A1/en
Priority to EP03738530A priority patent/EP1542079A4/en
Publication of WO2004003666A1 publication Critical patent/WO2004003666A1/ja
Priority to US12/320,979 priority patent/US20090148611A1/en
Priority to US12/591,546 priority patent/US20100075263A1/en
Priority to US12/862,130 priority patent/US8124318B2/en

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/40Treatment after imagewise removal, e.g. baking
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K85/00Organic materials used in the body or electrodes of devices covered by this subclass
    • H10K85/60Organic compounds having low molecular weight
    • H10K85/649Aromatic compounds comprising a hetero atom
    • H10K85/656Aromatic compounds comprising a hetero atom comprising two or more different heteroatoms per ring
    • H10K85/6565Oxadiazole compounds

Definitions

  • the thermal dependence within the ⁇ -A-plane is only a few nm /, and although there are few problems in this regard, it is difficult to control the deformation and flow of the resist by heat treatment. There is a problem that it is difficult to provide a proper resist pattern.
  • the present invention provides a method for coating a pattern-refining coating forming agent on a substrate having a photoresist pattern, which is then heat-shrinked by heat treatment.
  • a method for forming a fine pattern comprising the steps of: reducing the distance between photoresist patterns by utilizing a shrinking action; and then substantially completely removing the coating forming agent for pattern miniaturization.
  • substantially completely remove the coating means that the distance between the photoresist patterns is reduced by utilizing the heat shrinkage effect of the coating forming agent for pattern miniaturization, and then at the interface with the photoresist pattern, This means that the coating forming agent for pattern miniaturization is completely removed without leaving a significant thickness. Therefore, the present invention does not include a method of leaving a constant thickness of the coating agent for pattern miniaturization near the photoresist pattern interface and miniaturizing the pattern by the remaining predetermined thickness.
  • Cellulose derivatives include, for example, hydroxypropylmethylcell orifice, hydroxypropylmethylcellulose acetate phthalate, hydroxypropylmethylcellulose hexahydrophthalate, hydroxypropylmethylcellulose acetate succinate, hydroxypropylmethylcellulose, hydroxypropylcellulose And hydroxyethyl cellulose, cellulose acetate hexahydrophthalate, carboxymethylcellulose, ethylcellulose, methylcellulose and the like.
  • Alkanolamines diethylenetriamine, g Liethylenetetramine, propylenediamine, N, N-getylethylenediamine, 1,4-butanediamine, N-ethyl-ethylenediamine, 1,2-propanediamine, 1,3-propanediamine, 1,6 —Polyalkylenepolyamines such as hexanediamine; 2-ethylhexylamine, dioctylamine, triptylamine, tripropylamine, triallylamine, heptylamine, cycloaliphatic amines such as hexylamine; benzylamine, diphenylamine, and other aromatic amines.
  • diethylenetriamine g Liethylenetetramine, propylenediamine, N, N-getylethylenediamine, 1,4-butanediamine, N-ethyl-ethylenediamine, 1,2-propanediamine, 1,3-propanediamine, 1,6 —Polyalkylene
  • N-alkylpyrrolidone surfactant As the N-alkylpyrrolidone surfactant, the following general formula (II)

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

ホトレジストパターンを有する基板上に被覆され、その熱収縮作用を利用してホトレジストパターン間隔を狭小せしめた後、当該被覆を実質的に完全に除去して微細パターンを形成するために使用されるパターン微細化用被覆形成剤であって、水溶性ポリマーとアミド基含有モノマーを含むパターン微細化用被覆形成剤、あるいは、少なくとも(メタ)アクリルアミドを構成モノマーとして含む水溶性ポリマーを含有するパターン微細化用被覆形成剤、および、これらいずれかのパターン微細化用被覆形成剤を用いた微細パターンの形成方法を開示する。本発明により、加熱処理時におけるパターン微細化用被覆形成剤の熱収縮率を格段に向上させ、良好なプロフィルおよび現在の半導体デバイスにおける要求特性を備えた微細パターンを得ることができる。

Description

明 細 書 パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法 技術分野
本発明はホトリソグラフィ技術分野におけるパターン微細化用被覆形成剤およ びそれを用いた微細パターンの形成方法に関する。 さらに詳しくは、 近年の半導 体デバイスの集積化、 微小化に対応し得るパターン微細化用被覆形成剤およびそ れを用いた微細パ夕一ンの形成方法に関する。 背景技術
半導体デバイス、 液晶デバイス等の電子部品の製造においては、 基板にエッチ ングなどの処理を施すに際し、 活性放射線に感応するいわゆる感放射線ホトレジ ストを用いて基板上に被膜 (ホトレジスト層) を設け、 次いでこれを活性放射線 で選択的に照射して露光し、 現像処理を行って、 ホトレジスト層を選択的に溶解 除去して基板上に画像パターン (ホトレジストパターン) を形成し、 これを保護 層 (マスクパターン) として基板にホールパターン、 トレンチパタ一ン等のコン タクト用パターンなどの各種パターンを形成するホトリソグラフィー技術が用い られている。
近年、 半導体デバイスの集積化、 微小化の傾向が高まり、 これらパターンの形 成についても微細化が進み、 現在パターン幅 0 . 2 0 以下の超微細加工が要 求されており、 マスクパターン形成に用いられる活性光線も、 K r F、 A r F、 F 2エキシマレ一ザ一光や、 電子線などの短波長の照射光が利用され、 マスクパ ターン形成材料としてのホトレジスト材料についても、 これらの照射光に対応し た物性をもつものの研究 ·開発が行われている。
このようなホトレジスト材料の面からの超微細化対応策に加え、 パターン形成 方法の面からも、 ホトレジスト材料のもつ解像度の限界を超える技術の研究-開 発が行われている。 例えば、 特開平 5— 1 6 6 7 1 7号公報では、 基板上に塗布したパターン形成 用レジストに抜きパターンを形成した後、 該パターン形成用レジストとミキシン グするミキシング生成用レジストを基板全面に塗布した後、 ベークして、 ミキシ ング層をパターン形成用レジスト側壁〜表面に形成し、 前記ミキシング生成用レ ジストの非ミキシング部分を除去して、 上記ミキシング層寸法分の微細化を図つ た抜きパターン形成方法が開示されている。 また特開平 5— 2 4 1 3 4 8号公報 では、 酸発生剤を含有するレジストパターンを形成した基板上に、 酸の存在下で 不溶化する樹脂を被着した後、 熱処理し、 前記樹脂にレジストから酸を拡散させ て樹脂とレジストパターン界面付近に一定厚さのレジストを形成した後、 現像し て、 酸の拡散がされていない樹脂部分を除去することにより、 上記一定の厚さ寸 法分の微細化を図ったパ夕一ン形成方法が開示されている。
しかしながらこれらの方法は、 レジストパ夕一ン側壁に形成される層の厚さの コントロールが難しく、 ゥェ一八面内の熱依存性が十数 n m/°C程度と大きく、 現在の半導体デバイスの製造で用いられる加熱装置ではゥエー八面内を均一に保 つことが非常に困難であり、 パターン寸法のバラツキの発生が顕著にみられると いう問題がある。
一方、 レジストパターンを熱処理等で流動化させパターン寸法を微細化する方 法も知られている。 例えば特開平 1一 3 0 7 2 2 8号公報では、 基板上にレジス トパターンを形成した後、 熱処理を行って、 レジストパターンの断面形状を変形 させることにより、 微細なパターンを形成する方法が開示されている。 また特開 平 4— 3 6 4 0 2 1号公報では、 レジストパターンを形成した後、 加熱し、 レジ ストの流動化によりそのパターン寸法を変化させて微細なパターンを形成する方 法が開示されている。
これらの方法は、 ゥエー八面内の熱依存性は数 nm/ 程度であり、 この点で の問題点は少ないものの、 熱処理によるレジストの変形 ·流動のコントロールが 困難なため、 ゥエーハ面内で均一なレジストパターンを設けることが難しいとい う問題がある。
上記方法をさらに発展させた方法として、 例えば特開平 7— 4 5 5 1 0号公報 では、 基板上にレジストパターンを形成した後、 基板上に前記レジストパターン の熱流動しすぎを防止するためのストッパとしての樹脂を形成し、 次いで熱処理 し、 レジストを流動化させてパターン寸法を変化させた後、 樹脂を除去して微細 なパターンを形成する方法が開示されている。 そして上記樹脂として、 水溶性榭 脂、具体的にはポリビニルアルコールを用いているが、ポリピニルアルコールは、 水に対する溶解性が不十分なため、 水洗で完全に除去することが難しく、 良好な プロフィルのパ夕一ンの形成が難しく、 また経時安定性の面でも必ずしも満足し 得るものとはいえないことに加え、 塗布性が良好でない等の問題があり、 実用化 に至っていない。
なお、 特開 2 0 0 1— 2 8 1 8 8 6号公報には、 水溶性樹脂を含有するレジス トパターン縮小化材料からなる酸性被膜をレジストパターン表面に被覆した後、 レジストパターン表面層をアルカリ可溶性に転換し、 次いで該表面層と酸性被膜 をアル力リ性溶液で除去して、 レジストパターンを縮小させる方法が開示され、 また、 特開 2 0 0 2— 1 8 4 6 7 3号公報には、 基板上にレジストパターンと、 該レジス卜パターン上に水溶性膜形成成分を含む塗膜を形成し、 これらレジスト パターンと塗膜を熱処理した後、 テトラメチルアンモニゥムヒドロキシド水溶液 に浸水させて、 ドライエッチング工程を経ることなく微細化レジストパターンを 形成する方法が開示されているが、 これらはいずれもレジストパターン自体を微 細化する方法であり、 本願発明とその目的が全く異なる。 発明の開示
本発明は、 被覆形成剤を用いたパターンの微細化において、 加熱処理時におけ る被覆形成剤の熱収縮を格段に向上させてパターンの微細化を効果的に行うこと ができるとともに、 良好なプロフィルおよび現在の半導体デバイスにおける要求 特性を備えた微細パターンを得ることができる被覆形成剤、 およびこれを用いた 微細パターン形成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、 ホトレジストパターンを有する基板上に 被覆され、 該被覆の熱収縮作用を利用してホトレジストパターン間隔を狭小せし めた後、 該被覆を実質的に完全に除去して微細パターンを形成するために使用さ れるパターン微細化用被覆形成剤であって、 (i ) 水溶性ポリマーとアミド基含有 モノマーを含む、 あるいは (i i ) 少なくとも (メタ) アクリルアミドを構成モノ マーとして含む水溶性ポリマーを含有する、 ことを特徴とするパターン微細化用 被覆形成剤を提供する。
また本発明は、 ホトレジストパターンを有する基板上に、 上記いずれかのパタ —ン微細化用被覆形成剤を被覆した後、 熱処理により該パターン微細化用被覆形 成剤を熱収縮させ.、 その熱収縮作用を利用してホトレジストパターン間の間隔を 狭小せしめ、 次いで上記パターン微細化用被覆形成剤を実質的に完全に除去する 工程を含む、 微細パターンの形成方法を提供する。
上記において、 熱処理を、 基板上のホトレジストパターンに熱流動を起させな い温度で加熱して行うのが好ましい。 発明を実施するための最良の形態
本発明のパターン微細化用被覆形成剤は、 ホトレジス卜パターン (マスクパ夕 ーン) を設けた基板上に被覆され、 その熱収縮作用によってホトレジストパター ンを幅広 ·広大ならしめ、 これによりホトレジストパターンの間に画定されるホ —ルパターン、トレンチパタ一ンなどのパターンの広さ、幅を狭小ならしめた後、 当該被覆を実質的に完全に除去して、 微細なパターンを形成するのに用いられる ものである。
ここで 「被覆を実質的に完全に除去して」 とは、 該パターン微細化用被覆形成 剤の熱収縮作用を利用してホトレジストパターン間隔を狭小せしめた後、 ホトレ ジストパターンとの界面に、 該パターン微細化用被覆形成剤を有意な厚さ分残存 させることなく、すべて除去し切るということを意味するものである。したがって 本発明では、 該パターン微細化用被覆形成剤をホトレジストパ夕一ン界面付近に 一定厚さ残存させて該残存所定厚さ分だけバタ一ンを微細化する等の方法は含ま ない。
かかる本発明のパターン微細化用被覆形成剤は、 水溶性ポリマーとアミド基含 有モノマーを含有するもの (第 1のパターン微細化用被覆形成剤) と、 少なくと も (メタ) アクリルアミドを構成モノマーとして含む水溶性ポリマーを含有する もの (第 2のパターン微細化用被覆形成剤) とがある。
[第 1のパターン微細化用被覆形成剤]
水溶性ポリマー
上記水溶性ポリマーは、 室温で水に溶解し得るポリマーであればよく、 特に制 限されるものでないが、 アクリル系重合体、 ビニル系重合体、 セルロース系誘導 体、 アルキレングリコール系重合体、 尿素系重合体、 メラミン系重合体、 ェポキ シ系重合体、 アミド系重合体などが好ましく用いられる。
アクリル系重合体としては、 例えば、 アクリル酸、 アクリル酸メチル、 メ夕ク リル酸、 メ夕クリル酸メチル、 N, N—ジメチルアミノエチルメタクリレート、 N, N -ジェチルァミノェチルメ夕クリレート、 N, N—ジメチルアミノエチル ァクリレート、 ァクリロイルモルホリン等の単量体を構成成分とする重合体また は共重合体が挙げられる。
ビニル系重合体としては、 例えば、 N—ビニルピロリドン、 ビエルイミダゾリ ジノン、 酢酸ビニル等の単量体を構成成分とする重合体または共重合体が挙げら れる。
セルロース系誘導体としては、 例えばヒドロキシプロピルメチルセル口一スフ タレ一卜、 ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートフタレート、 ヒドロ キシプロピルメチルセルロースへキサヒドロフタレート、 ヒドロキシプロピルメ チルセルロースァセテ一トサクシネート、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、 ヒドロキシプロピルセルロース、 ヒドロキシェチルセルロール、 セルロールァセ テートへキサヒドロフタレート、 カルボキシメチルセルロース、 ェチルセルロー ス、 メチルセルロース等が挙げられる。
アルキレングリコール系重合体としては、 例えば、 エチレングリコール、 プロ ピレングリコ一ル等の付加重合体または付加共重合体などが挙げられる。
尿素系重合体としては、 例えば、 メチロール化尿素、 ジメチロール化尿素、 ェ チレン尿素等を構成成分とするものが挙げられる。 メラミン系重合体としては、 例えば、 メトキシメチル化メラミン、 メトキシメ チル化イソブトキシメチル化メラミン、 メトキシェチル化メラミン等を構成成分 とするものが挙げられる。
さらに、 エポキシ系重合体、 アミド系重合体などの中で水溶性のものも用いる ことができる。
中でも、 アルキレングリコール系重合体、 セルロース系誘導体、 ビニル系重合 体、 ァクリル系重合体の中から選ばれる少なくとも 1種を含む構成とするのが好 ましく、 特には、 p H調整が容易であるという点からアクリル系重合体が最も好 ましい。 さらには、 アクリル系重合体と、 アクリル系重合体以外の水溶性ポリマ —との共重合体とすることが、 加熱処理時にホトレジス卜パターンの形状を維持 しつつ、 ホトレジストパターン間隔の収縮効率を高くすることができるという点 から好ましい。 水溶性ポリマーは 1種または 2種以上を用いることができる。 水溶性ポリマーは、 共重合体として用いた場合、 構成成分の配合比は特に限定 されるものでないが、 特に経時安定性を重視するなら、 アクリル系重合体の配合 比を、 それ以外の他の構成重合体よりも多くすることが好ましい。 なお、 経時安 定性の向上は、 アクリル系重合体を上記のように過多に配合する以外に、 p—ト ルエンスルホン酸、 ドデシルベンゼンスルホン酸等の酸性化合物を添加すること により解決することも可能である。
アミド基含有モノマー
上記アミド基含有モノマーとしては、 上記水溶性ポリマーに添加した際、 溶解 性が高く、 懸濁を発生せず、 ポリマー成分に対する相溶性がある、 等の特性が必 要である。
かかるアミド基含有モノマーとしては、 下記一般式 (I)
Figure imgf000007_0001
表されるアミド化合物が好ましく用いられる。 上記式中、 は水素原子、 炭素 原子数 1〜 5のアルキル基またはヒドロキシアルキル基を示し、 R 2は炭素原子 数 1〜 5のアルキル基を示し、 R 3は水素原子またはメチル基を示し、 mは 0〜 5の数を示す。 上記においてアルキル基、 ヒドロキシアルキル基は直鎖、 分岐鎖 のいずれも含む。
上記一般式 (I) 中、 が水素原子、 メチル基、 またはェチル基を示し、 mが 0であるアミド基含有モノマーがより好ましく用いられる。 このようなアミド基 含有モノマーとしては、 具体的には、 アクリルアミド、 メタクリルアミド、 N, N—ジメチルアクリルアミド、 N, N—ジメチルメタクリルアミド、 N, N—ジ ェチルァクリルアミド、 N, N—ジェチルメタクリルアミド、 N _メチルァクリ ルアミド、 N—メチルメ夕クリルアミド、 N—ェチルアクリルアミド、 N—ェチ ルメタクリルアミド等が例示される。 中でもアクリルアミド、 メタクリルアミド が特に好ましい。
本発明ではアミド基含有モノマーを配合することにより、 パ夕一ン微細化用被 覆形成剤組成物の加熱収縮率を格段に向上させることができ、 より微細化された パターンの形成を行うことができる。
アミド基含有モノマーの配合量は、 パターン微細化用被覆形成剤 (固形分) に 対して 1〜3 0質量%程度とするのが好ましく、 特には 1〜1 5質量%程度 である。 0 . 1質量%未満ではパターン微細化用被覆形成剤の大幅な熱収縮率を 得ることが難しく、 一方、 3 0質量%を超えても配合量に見合う熱収縮率の向上 が得られない。
[第 2のパターン微細化用被覆形成剤]
好ましい一態様としては、水溶性ポリマーが、 (メタ) アクリルアミドと、 アル キレングリコール系重合体、 セルロース系誘導体、 ビニル系重合体、 アクリル系 重合体、 尿素系重合体、 エポキシ系重合体、 およびメラミン系重合体を構成する モノマー (ただし、 アクリル系重合体を構成するモノマーは (メタ) アクリルァ ミド以外のものとする) の中から選ばれる少なくとも 1種との共重合体である場 合が挙げられる。
アクリル系重合体を構成するモノマーとしては、 例えば、 アクリル酸、 ァクリ ル酸メチル、 メ夕クリル酸、 メタクリル酸メチル、 N, N—ジメチルアミノエチ ルメ夕クリレート、 N, N—ジェチルアミノエチルメ夕クリレート、 N, N—ジ メチルアミノエチルァクリレー卜、 ァクリロイルモルホリン等が挙げられる。 ビニル系重合体を構成するモノマ一としては、例えば、 N—ビニルピロリドン、 ビニルイミダゾリジノン、 酢酸ビニル等が挙げられる。
セルロース系誘導体を構成するモノマ一としては、 例えばヒドロキシプロピル メチルセルロースフタレート、 ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテート フタレート、 ヒドロキシプロピルメチルセルロースへキサヒドロフタレート、 ヒ ドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、 ヒドロキシプロピ ルメチルセルロース、 ヒドロキシプロピルセルロース、 ヒドロキシェチルセル口 ール、 セルロールアセテートへキサヒドロフタレート、 カルポキシメチルセル口
—ス、 ェチルセルロース、 メチルセルロース等が挙げられる。
アルキレングリコール系重合体を構成するモノマーとしては、 例えば、 ェチレ ングリコ一ル、 プロピレングリコ一ル等が挙げられる。
尿素系重合体を構成するモノマーとしては、 例えば、 メチロール化尿素、 ジメ チロール化尿素、 エチレン尿素等が挙げられる。
メラミン系重合体を構成するモノマーとしては、 例えば、 メトキシメチル化メ ラミン等が挙げられる。
さらに、 エポキシ系重合体を構成するモノマーの中で水溶性のものも用いるこ とができる。
中でも、 アクリル系重合体を構成するモノマー、特には(メタ)アクリル酸が、 加熱処理時にホトレジストパターンの形状を維持しつつ、 ホトレジストパターン 間隔の熱収縮率を大幅に向上させることができるという点から最も好ましい。 ま た経時安定性の向上の点からも好ましい。
(メタ) アクリルアミドと上記各重合体を構成するモノマーとの共重合体は、
(メタ) アクリルアミドに対して該モノマーが 0 . 1〜3 0質量%、 特には 1〜 1 5質量%の割合となるように用いるのが好ましい。
好ましい他の態様としては、 水溶性ポリマーが、 ポリ (メタ) アクリルアミド と、 アルキレングリコール系重合体、 セルロース系誘導体、 ビニル系重合体、 ァ クリル系重合体 (ただし、 ポリ (メタ) アクリルアミドを除く)、 尿素系重合体、 エポキシ系重合体、 およびメラミン系重合体の中から選ばれる少なくとも 1種の 重合体との共重合体または混合物である場合が挙げられる。
アルキレングリコ一ル系重合体、 セルロース系誘導体、 ビニル系重合体、 ァク リル系重合体、 尿素系重合体、 エポキシ系重合体、 およびメラミン系重合体は、 それぞれ、 前述した各構成モノマーからなる重合体が好ましく用いられる。
中でも、 アクリル系重合体、 特にはポリ (メタ) ァクリレート (例えば、 ポリ (メタ) アクリル酸など) が、 加熱処理時にホトレジストパターンの形状を維持 しつつ、 ホトレジストパターン間隔の熱収縮率を大幅に向上させることができる という点から最も好ましい。 また経時安定性の向上の点からも好ましい。
ポリ(メタ)アクリルアミドと上記各重合体との共重合体あるいは混合樹脂は、 ポリ (メタ) アクリルアミドに対して該共重合体が 0 . 1〜3 0質量%、 特には 1〜1 5質量%の割合となるように用いるのが好ましい。
なお、 上記いずれの態様においても、 経時安定性の向上は、 p—トルエンスル ホン酸、 ドデシルベンゼンスルホン酸等の酸性化合物を添加することにより解決 することも可能である。
任意添加成分
本発明の上記第 1、 2のパターン微細化用被覆形成剤には、 不純物発生防止、 p H調整等の点から、 所望により、 さらに水溶性アミンを配合してもよい。 かかる水溶性ァミンとしては、 2 5 °Cの水溶液における p K a (酸解離定数) が 7 . 5〜1 3のァミン類が挙げられる。 具体的には、 例えば、 モノエタノール ァミン、 ジエタノールァミン、 トリエタノールァミン、 2 - ( 2—アミノエトキ シ) エタノール、 N, N—ジメチルエタノールァミン、 N, N—ジェチルェタノ —ルァミン、 N, N—ジブチルエタノールァミン、 N—メチルエタノールァミン、 N—ェチルエタノールァミン、 N—ブチルエタノールァミン、 N—メチルジェ夕 ノールァミン、 モノイソプロパノールァミン、 ジイソプロパノールァミン、 トリ イソプロパノールァミン等のアルカノ一ルァミン類;ジエチレントリアミン、 ト リエチレンテトラミン、 プロピレンジァミン、 N, N—ジェチルエチレンジアミ ン、 1 , 4一ブタンジァミン、 N—ェチルーエチレンジァミン、 1 , 2—プロパ ンジァミン、 1, 3—プロパンジァミン、 1, 6—へキサンジァミン等のポリア ルキレンポリアミン類; 2—ェチルーへキシルァミン、 ジォクチルァミン、 トリ プチルァミン、 トリプロピルァミン、 トリアリルァミン、 ヘプチルァミン、 シク 口へキシルァミン等の脂肪族ァミン;ベンジルァミン、 ジフエニルァミン等の芳 香族ァミン類; ピぺラジン、 N—メチルーピペラジン、 ヒドロキシェチルピペラ ジン等の環状アミン類等が挙げられる。 中でも、 沸点 1 4 0 °C以上 (7 6 0 mm H g ) のものが好ましく、 例えばモノエタノールアミン、 トリエタノールァミン 等が好ましく用いられる。
水溶性アミンを配合する場合、 パターン微細化用被覆形成剤 (固形分) に対し て 0 . 1〜3 0質量%程度の割合で配合するのが好ましく、特には 2〜1 5質量% 程度である。 0 . 1質量%未満では経時による液の劣化が生じるおそれがあり、 一方、 3 0質量%超ではホトレジストパターンの形状悪化を生じるおそれがある。 また本発明の上記第 1、 2のパターン微細化用被覆形成剤には、 パターン寸法 の微細化、 ディフエクトの発生抑制などの点から、 所望により、 さらに非ァミン 系水溶性有機溶媒を配合してもよい。
かかる非ァミン系水溶性有機溶媒としては、 水と混和性のある非ァミン系有機 溶媒であればよく、 例えばジメチルスルホキシド等のスルホキシド類;ジメチル スルホン、 ジェチルスルホン、 ビス ( 2—ヒドロキシェチル) スルホン、 テトラ メチレンスルホン等のスルホン類; N, N—ジメチルホルムアミド、 N—メチル ホルムアミド、 N, N—ジメチルァセトアミド、 N—メチルァセトアミド、 N, N—ジェチルァセトアミド等のアミド類; N—メチル _ 2—ピロリドン、 N—ェ チル一 2—ピロリドン、 N—プロピル _ 2—ピロリドン、 N—ヒドロキシメチル —2—ピロリドン、 N—ヒドロキシェチルー 2—ピロリドン等のラクタム類; 1 , 3 —ジメチルー 2—イミダゾリジノン、 1, 3—ジェチルー 2—イミダゾリジノ ン、 1, 3—ジイソプロピル一 2—イミダゾリジノン等のイミダゾリジノン類; エチレングリコ一ル、 エチレングリコールモノメチルェ一テリレ、 エチレングリコ ールモノェチルエーテル、 エチレングリコールモノブチルエーテル、 エチレング リコールモノメチルェ一テルアセテート、 エチレングリコールモノェチルェ一テ ルアセテート、 ジエチレングリコール、 ジエチレングリコールモノメチルェ一テ ル、 ジエチレングリコールモノェチルエーテル、 ジエチレングリコールモノブチ ルェ一テル、プロピレングリコール、プロピレンダリコールモノメチルエーテル、 グリセリン、 1 , 2—プチレングリコ一ル、 1, 3—ブチレングリコール、 2, 3—ブチレングリコール等の多価アルコール類およびその誘導体が挙げられる。 中でも、 パターン寸法の微細化、 ディフエクト発生抑制の点から多価アルコール 類およびその誘導体が好ましく、 特にはグリセリンが好ましく用いられる。 非ァ ミン系水溶性有機溶媒は 1種または 2種以上を用いることができる。
非アミン系水溶性有機溶媒を配合する場合、 水溶性ポリマーに対して 0 . 1〜 3 0質量%程度の割合で配合するのが好ましく、 特には 0 . 5〜1 5質量%程度 である。 上記配合量が 0 . 1質量%未満ではディフエクト低減効果が低くなりが ちであり、 一方、 3 0質量%超ではホトレジストパターンとの間でミキシング層 を形成しがちとなり、 好ましくない。
本発明の上記第 1、 2のパターン微細化用被覆形成剤にはさらに、塗布均一性、 面内均一性等の点から、 所望により、 界面活性剤を配合することができる。 界面活性剤としては、 N—アルキルピロリドン系界面活性剤、 第 4級アンモニ ゥム塩系界面活性剤、 およびポリオキシエチレンのリン酸エステル系界面活性剤 などが挙げられる。
N—アルキルピロリドン系界面活性剤としては、 下記一般式 (I I)
Figure imgf000012_0001
(式中、 R 4 は炭素原子数 6以上のアルキル基を示す)
で表されるものが好ましい。
かかる N—アルキルピロリドン系界面活性剤として、 具体的には、 N—へキシ ルー 2—ピロリドン、 N—ヘプチル— 2—ピロリドン、 N—才クチルー 2—ピロ リドン、 N—ノニル一 2—ピロリドン、 N—デシル一 2—ピロリドン、 N—ゥン デシルー 2—ピロリドン、 N—ドデシル—2—ピロリ ン、 N—トリデシル— 2 一ピロリドン、 N—テトラデシルー 2—ピロリドン、 N—ペン夕デシルー 2—ピ 口リドン、 N—へキサデシルー 2—ピロリドン、 N—ヘプ夕デシルー 2—ピ口リ ドン、 N—ォク夕デシルー 2—ピロリドン等が挙げられる。 中でも N—才クチル 一 2—ピロリドン (「SURFADONE LP100J; I S P社製) が好ましく用いられる。 第 4級アンモニゥム系界面活性剤としては、 下記一般式 (I I I)
R5
R6— N— R8 X ( i n )
R7
〔式中、 R 5 、 R 6 、 R 7 、 R 8 はそれぞれ独立にアルキル基またはヒドロキシ アルキル基を示し (ただし、 そのうちの少なくとも 1つは炭素原子数 6以上のァ ルキル基またはヒドロキシアルキル基を示す); X—は水酸化物イオンまたは八口 ゲンイオンを示す〕
で表されるものが好ましい。
かかる第 4級アンモニゥム系界面活性剤として、 具体的には、 ドデシルトリメ チルアンモニゥムヒドロキシド、 トリデシルトリメチルアンモニゥムヒドロキシ ド、 テトラデシルトリメチルアンモニゥムヒドロキシド、 ペンタデシルトリメチ ルアンモニゥムヒドロキシド、 へキサデシルトリメチルアンモニゥムヒドロキシ ド、 ヘプ夕デシルトリメチルアンモニゥムヒドロキシド、 ォクタデシルトリメチ ルアンモニゥムヒドロキシド等が挙げられる。 中でも、 へキサデシルトリメチル アンモニゥムヒドロキシドが好ましく用いられる。
ポリオキシエチレンのリン酸エステル系界面活性剤としては、下記一般式(IV)
Figure imgf000013_0001
(式中、 0は炭素原子数1〜 1 0のアルキル基またはアルキルァリル基を示 し; R 1 0は水素原子または (C H2 C H2〇) R 9 (ここで R 9は上記で定義したと おり) を示し; nは 1〜2 0の整数を示す)
で示されるものが好ましい。
かかるポリオキシエチレンのリン酸エステル系界面活性剤としては、 具体的に は「プライサ一フ A 2 1 2 E」、 「プライサーフ A 2 1 0 G」 (以上、いずれも第一 工業製薬 (株) 製) 等として市販されているものを好適に用いることができる。 本発明の上記第 1、 2のパターン微細化用被覆形成剤は、 3〜5 0質量%濃度 の水溶液として用いるのが好ましく、 5〜3 0質量%濃度の水溶液として用いる のが特に好ましい。 濃度が 3質量%未満では基板への被覆不良となるおそれがあ り、 一方、 5 0質量%超では、 濃度を高めたことに見合う効果の向上が認められ ず、 取扱い性の点からも好ましくない。
なお、 本発明の上記第 1、 2のパターン微細化用被覆形成剤は、 上記したよう に溶媒として水を用いた水溶液として通常用いられるが、 水とアルコール系溶媒 との混合溶媒を用いることもできる。 アルコール系溶媒としては、 例えばメチル アルコール、 エチルアルコール、 プロピルアルコール、 イソプロピルアルコール 等の 1価アルコール等が挙げられる。 これらのアルコール系溶媒は、 水に対して 3 0質量%程度を上限として混合して用いられる。
本発明の上記第 1、 2のパターン微細化用被覆形成剤は、 ホトレジスト材料の もつ解像度の限界を超えるほどに解像性を向上させる効果を奏し、 また基板面内 におけるパターンのバラツキを是正して面内均一性を得ることができ、 さらに、 蛍光光の基板からの反射光等に起因するパターン形状の乱れ (ラフネス) を是正 してプロフィルの良好なパターンを形成することができる。 また格段のパターン 微細化効果が得られる。
本発明に係る微細パターン形成方法は、 ホトレジストパターンを有する基板上 に、 上記第 1、 2のパターン微細化用被覆形成剤のいずれかを被覆した後、 熱処 理により該パターン微細化用被覆形成剤を熱収縮させ、 その熱収縮作用によりホ トレジストパターン間の間隔を狭小せしめ、 次いで上記パターン微細化用被覆形 成剤を実質的に完全に除去する工程を含む。 ホトレジストパターンを有する基板の作製は、 特に限定されるものでなく、 半 導体デバイス、 液晶表示素子、 磁気ヘッドあるいはマイクロレンズなどの製造に おいて用いられる常法により行うことができる。 例えば、 シリコンゥェ一ハ等の 基板上に、 化学増幅型等のホトレジスト用組成物を、 スピンナーなどで塗布、 乾 燥してホトレジスト層を形成した後、 縮小投影露光装置などにより、 紫外線、 d e e p _ UV、 エキシマレーザー光などの活性光線を、 所望のマスクパターンを 介して照射するか、 あるいは電子線により描画した後、 加熱し、 次いでこれを現 像液、例えば 1〜1 0質量%テトラメチルアンモニゥムヒドロキシド(TMAH) 水溶液等のアルカリ性水溶液などを用いて現像処理することによって、 基板上に ホトレジストパターンを形成することができる。
なお、 ホトレジストパターンの材料となるホトレジスト用組成物としては、 特 に限定されるものではなく、 i、 g線用ホトレジスト組成物、 K r F、 A r F、 F 2等のエキシマレ一ザ一用ホトレジスト組成物、 さらには E B (電子線) 用ホ トレジスト組成物等、 広く一般的に用いられるホトレジスト組成物を用いること ができる。
a . パターン微細化用被覆形成剤塗布工程
次いで、 このようなマスクパターンとしてのホトレジストパタ一ンを有する基 板上全面に亘つて、 パターン微細化用被覆形成剤を塗布し被覆する。 なお、 パ夕 —ン微細化用被覆形成剤を塗布した後に、 8 0〜1 0 0 °Cの温度で 3 0〜9 0秒 間、 基板にプリべ一クを施してもよい。
被覆方法は従来の熱フロープロセスにおいて通常行われていた方法に従って行 うことができる。 すなわち、 例えばスピンナ一等により、 上記パターン微細化用 被覆形成剤の水溶液を基板上に塗布する。
b . 熱処理 (熱収縮) 工程
次いで熱処理を行って、 パターン微細化用被覆形成剤からなる塗膜を熱収縮さ せる。 この塗膜の熱収縮作用により、 該塗膜に接するホトレジストパターンが塗 膜の熱収縮相当分幅広 ·広大となり、 ホトレジストパターンどうしが互いに近接 した状態となってホトレジストパターン間の間隔が狭められる。 このホトレジス トパターン間の間隔は、 すなわち、 最終的に得られるパターンの径ゃ幅を規定す ることから、 上記したパ夕一ン微細化用被覆形成剤からなる塗膜の熱収縮により ホールパターンの径やトレンチパターンの幅を狭小化させることができ、 パ夕一 ンの微細化を行うことができる。
加熱温度は、 パターン微細化用被覆形成剤からなる塗膜の収縮を起し得る温度 であって、 パターンの微細化を行うに十分な温度であれば、 特に限定されるもの でないが、 ホトレジストパ夕一ンに熱流動を起させない温度で加熱するのが好ま しい。 ホトレジス卜パターンに熱流動を起させない温度とは、 パターン微細化用 被覆形成剤からなる塗膜が形成されてなく、 ホトレジストパターンだけを形成し た基板を加熱した場合、 該ホトレジストパターンに寸法変化 (例えば、 自発的流 動による寸法変化等) を生じさせない温度をいう。 このような温度での加熱処理 により、 プロフィルの良好な微細パターンの形成をより一層効果的に行うことが でき、 また特にゥエーハ面内におけるデューティ比 (Duty) 比、 すなわちゥェ一 ハ面内におけるパターン間隔に対する依存性を小さくすることができる等の点に おいて極めて効果的である。
現在のホトリソグラフィ一技術において用いられる種々のホトレジスト組成物 の軟化点等を考慮すると、 好ましい加熱処理は通常、 8 0〜 1 6 0 °C程度の温度 範囲で、 ただしホトレジストに熱流動を起さない温度で、 3 0〜9 0秒間程度行 われる。
また、 パターン微細化用被覆形成剤からなる塗膜の厚さとしては、 ホトレジス トパターンの高さと同程度あるいはそれを覆う程度の高さが好ましい。
C . パターン微細化用被覆形成剤除去工程
この後、 パターン上に残留するパターン微細化用被覆形成剤からなる塗膜は、 水系溶剤、 好ましくは純水により 1 0〜 6 0秒間洗浄することにより除去する。 なお、 水洗除去に先立ち、 所望によりアルカリ水溶液 (例えば、 テ卜ラメチルァ ンモニゥムヒドロキシド (TMAH)、 コリンなど) で除去処理をしてもよい。本 発明に係るパターン微細化用被覆形成剤は、 水での洗浄除去が容易で、 かつ、 基 板およびホトレジス卜パターンから完全に除去することができる。 そして基板上に、幅広 '広大となったホトレジストパターンの間に画定された、 微小化されたパターンを有する基板が得られる。
本発明により得られる微細パターンは、 これまでの方法によって得られる解像 限界よりもより微細なパターンサイズを有するとともに、 良好なプロフィルを有 し、 所要の要求特性を十分に満足し得る物性を備えたものである。
なお、 上記 a . 〜c . 工程を複数回、 繰返して行ってもよい。 このように a . 〜c . 工程を複数回繰返すことにより、 ホトレジストパターン(マスクパターン) を徐々に幅広 ·広大とすることができる。 またパターン微細化用被覆形成剤とし て、水溶性ポリマ一、アミド棊含有モノマ一を含有したものを用いることにより、 複数回の水洗除去作業においても、 その都度完全にパターン微細化用被覆形成剤 を除去することができることから、 厚膜のホトレジストパ夕一ンを有する基板を 用いた場合でも、 パターン崩れや変形を生じることなく、 良好なプロフィルの微 細パ夕一ンを形成することができる。
本発明が適用される技術分野としては、 半導体分野に限られず、 広く液晶表示 素子、 磁気ヘッド製造、 さらにはマイクロレンズ製造等に用いることが可能であ る。 実施例
次に、 実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、 本発明はこれらの例 によってなんら限定されるものではない。 なお、 配合量は特記しない限り質量% である。
[第 1のパターン微細化用被覆形成剤]
実施例 1
アクリル酸とビニルピロリドンのコポリマー (アクリル酸:ビニルピロリドン = 2 : 1 (重合比)) 5 . 8 3 g、 トリエタノールァミン 0 . 5 3 g、 アクリルァ ミド 0 . 5 8 g、 およびポリオキシエチレンのリン酸エステル系界面活性剤(「プ ライサ一フ A 2 1 0 G」;第一工業製薬 (株) 製) 0 . 0 6 8を水9 3 ^に溶解 してパターン微細化用被覆形成剤を調製した。 一方、基板上にポジ型ホトレジストである「TAr F— 7 a— 52 EM」 (東 京応化工業(株)製) を回転塗布し、 115°Cで 90秒間べ一ク処理し、膜厚 0. 40 mのホトレジスト層を形成した。
該ホトレジスト層に対して、露光装置(「N i kon S— 302」;ニコン(株) 製)を用いて露光処理し、 100でにて 90秒間加熱処理を施し、 2. 38質量% TMAH (テトラメチルアンモニゥムヒドロキシド) 水溶液を用いて現像処理し てホトレジストパターンを形成した。 このホトレジストパターンの形成により、 パターン径 16 1. 0 nmのホールパターンを形成した。
次に、 このホールパターンを有する基板上に、 上記パターン微細化用被覆形成 剤を塗布し、 150°Cで 60秒間加熱処理し、 該ホールパターンの微細化処理を 行った。 続いて 23 °Cで純水を用いてパターン微細化用被覆形成剤を除去した。 そのときのホールパターンのパターン径は 122. Onmであった。
実施例 2
アクリル酸とビニルピロリドンのコポリマー (アクリル酸: ビニルピロリドン =2 : 1 (重合比)) 6. 14g、 グリセリン 0. 18 g、 アクリルアミド 0. 6 2 g、およびポリオキシエチレンのリン酸エステル系界面活性剤(「プライサーフ A210 G」;第一工業製薬 (株) 製) 0. 06 gを水 93 gに溶解してパターン 微細化用被覆形成剤を調製した。
次いで、 実施例 1と同様にして形成したホールパターン (パターン径 161. 0 nm)を有する基板上に、当該パターン微細化用被覆形成剤を塗布し、 150°C で 60秒間加熱処理し、 該ホールパターンの微細化処理を行った。 続いて 23°C で純水を用いてパターン微細化用被覆形成剤を除去した。 そのときのホールパ夕 ーンのパターン径は 121. 7 nmであった。
実施例 3
アクリル酸とビエルピロリドンのコポリマー (アクリル酸: ピエルピロリドン = 2 : 1 (重合比)) 6. 14g、 グリセリン 0. 18 g、 メタクリルアミド 0. 62 g、およびポリオキシエチレンのリン酸エステル系界面活性剤(「プライサー フ A 210 G」;第一工業製薬 (株) 製) 0. 06 gを水 93 gに溶解してパ夕 —ン微細化用被覆形成剤を調製した。
次いで、 実施例 1と同様にして形成したホ一ルパターン (パターン径 161. 0 nm)を有する基板上に、当該パターン微細化用被覆形成剤を塗布し、 150°C で 60秒間加熱処理し、 該ホールパターンの微細化処理を行った。 続いて 23°C で純水を用いてパターン微細化用被覆形成剤を除去した。 そのときのホールパタ —ンのパターン径は 122. 6 nmであった。
[第 2のパターン微細化用被覆形成剤]
実施例 4
アクリルアミドとアクリル酸のコポリマー(アクリルアミド:アクリル酸 = 1 : 2 (重合比)) 6. 37 g、 トリエタノールァミン 0. 57 g、 およびポリオキシ エチレンのリン酸エステル系界面活性剤 (「プライサーフ A 210 G」 ;第一ェ 業製薬 (株) 製) 0. 06 gを水 93 gに溶解してパターン微細化用被覆形成剤 を調製した。
次いで、 実施例 1と同様にして形成したホ一ルパターン (パターン径 16 1. 0 nm)を有する基板上に、当該パターン微細化用被覆形成剤を塗布し、 150°C で 60秒間加熱処理し、 該ホールパターンの微細化処理を行った。 続いて 23°C で純水を用いてパターン微細化用被覆形成剤を除去した。 そのときのホ一ルパ夕 ーンのパタ一ン径は 121. 8 nmであった。
実施例 5
ポリアクリルアミドとポリアクリレートの混合樹脂 (アクリルアミド:ポリア クリレート =1 : 2 (質量比)) 6. 4 0 g、 トリエタノールァミン 0. 54g、 およびポリオキシエチレンのリン酸エステル系界面活性剤(「プライサーフ A2 10 G」;第一工業製薬 (株) 製) 0. 06 gを水 93 gに溶解してパターン微細 化用被覆形成剤を調製した。
次いで、 実施例 1と同様にして形成したホールパターン (パターン径 16 1. 0 nm)を有する基板上に、当該パターン微細化用被覆形成剤を塗布し、 150°C で 60秒間加熱処理し、 該ホールパターンの微細化処理を行った。 続いて 23°C で純水を用いてパターン微細化用被覆形成剤を除去した。 そのときのホ一ルバ夕 —ンのパターン径は 123. Onmであった。
比較例 1
ァクリル酸とビエルピロリドンのコポリマー (ァクリル酸:ビニルピ口リドン = 2 : 1 (重合比)) 5. 83 g、 トリエタノールァミン 0. 53 g、 およびポリ ォキシエチレンのリン酸エステル系界面活性剤 (「プライサーフ A210G」; 第一工業製薬 (株) 製) 0. 06 を水93. 58 gに溶解してパターン微細化 用被覆形成剤を調製した。
次いで、 実施例 1と同様にして形成したホールパターン (パターン径 161. 0 nm)を有する基板上に、当該パターン微細化用被覆形成剤を塗布し、 150°C で 60秒間加熱処理し、 該ホールパターンの微細化処理を行った。 続いて 23°C で純水を用いてパ夕一ン微細化用被覆形成剤を除去した。 そのときのホールパ夕 —ンのパ夕一ン径は 139. Onmであった。
比較例 2
アクリル酸とビニルピロリドンのコポリマー (アクリル酸: ビニルピロリドン =2 : 1 (重合比)) 6. 73 g、 グリセリン 0. 20 g、 およびポリオキシェチ レンのリン酸エステル系界面活性剤 (「プライサーフ A210 G」;第一工業製 薬 (株) 製) 0. 07 gを水 93 gに溶解してパターン微細化用被覆形成剤を調 製した。
次いで、 実施例 1と同様にして形成したホールパターン ひ ターン径 161. 0 nm)を有する基板上に、当該パターン微細化用被覆形成剤を塗布し、 150°C で 60秒間加熱処理し、 該ホールパターンの微細化処理を行った。 続いて 23°C で純水を用いてパターン微細化用被覆形成剤を除去した。 そのときのホ一ルパ夕 —ンのパターン径は 140. 6 nmであった。 産業上の利用可能性
以上のように、 本発明のパターン微細化用被覆形成剤および微細パターンの形 成方法は、 パターン寸法の制御性に優れるとともに、 パターン微細化用被覆形成 剤 (塗膜) の除去性に優れ、 特に、 加熱処理によるパターン微細化用被覆形成剤 の熱収縮率を大幅に向上させることができ、 格段のパターン微細化効果が得られ る。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . ホトレジストパターンを有する基板上に被覆され、 該被覆の熱収縮作用 を利用してホトレジストパターン間隔を狭小せしめた後、 該被覆を実質的に完全 に除去して微細パターンを形成するために使用されるパターン微細化用被覆形成 剤であって、 水溶性ポリマーと、 アミド基含有モノマーを含むことを特徴とする パ夕一ン微細化用被覆形成剤。
2 . アミド基含有モノマーが、 下記一般式 (I)
( I )
Figure imgf000022_0001
(式中、 は水素原子、 炭素原子数 1〜 5のアルキル基またはヒドロキシアル キル基を示し; R 2は炭素原子数 1〜5のアルキル基を示し; R 3は水素原子また はメチル基を示し; mは 0〜5の数を示す)
で表されるアミド化合物である、 請求項 1記載のパターン微細化用被覆形成剤。
3 . 上記一般式(I) 中、 1^が水素原子、 メチル基、 またはェチル基を示し、 mが 0である、 請求項 2記載のパターン微細化用被覆形成剤。
4 . アミド基含有モノマーが、 アクリルアミドおよび Zまたはメ夕クリルァ ミドである、 請求項 1記載のパターン微細化用被覆形成剤。
5 . アミド基含有モノマーを、 パターン微細化用被覆形成剤 (固形分) 中に 0 . 1〜 3 0質量%含有する、 請求項 1記載のパターン微細化用被覆形成剤。
6 . 水溶性ポリマーがアルキレングリコール系重合体、 セル口一ス系誘導体、 ビニル系重合体、 アクリル系重合体、 尿素系重合体、 エポキシ系重合体、 メラミ ン系重合体、 およびアミド系重合体の中から選ばれる少なくとも 1種である、 請 求項 1記載のパターン微細化用被覆形成剤。
7 . 水溶性ポリマ一がアルキレングリコール系重合体、 セルロース系誘導体、 ビニル系重合体、 およびアクリル系重合体から選ばれる少なくとも 1種である、 請求項 1記載のパターン微細化用被覆形成剤。
8 . ホトレジストパターンを有する基板上に被覆され、 該被覆の熱収縮作用 を利用してホトレジストパターン間隔を狭小せしめた後、 該被覆を実質的に完全 に除去して微細パターンを形成するために使用されるパターン微細化用被覆形成 剤であって、 少なくとも (メタ) アクリルアミドを構成モノマーとして含む水溶 性ポリマ一を含有することを特徴とするバタ一ン微細化用被覆形成剤。
9 . 水溶性ポリマーが、 (メタ) アクリルアミドと、 アルキレングリコール系 重合体、 セルロース系誘導体、 ビエル系重合体、 アクリル系重合体、 尿素系重合 体、 エポキシ系重合体、 およびメラミン系重合体を構成するモノマー (ただし、 アクリル系重合体を構成するモノマーは (メタ) アクリルアミド以外のものとす る) の中から選ばれる少なくとも 1種との共重合体である、 請求項 8記載のバタ —ン微細化用被覆形成剤。
1 0 . 水溶性ポリマーが、 ポリ (メタ) アクリルアミドと、 アルキレングリコ
—ル系重合体、 セル口一ス系誘導体、 ビニル系重合体、 アクリル系重合体 (ただ しポリ (メタ) アクリルアミドを除く)、 尿素系重合体、 エポキシ系重合体、 およ びメラミン系重合体の中から選ばれる少なくとも 1種の重合体との共重合体また は混合物である、 請求項 8記載のパターン微細化用被覆形成剤。
1 1 . 水溶性ポリマーが、 (メタ) アクリルアミドと、 アクリル系重合体を構成 するモノマ一の中から選ばれる少なくとも 1種との共重合体である、 請求項 8記 載のパターン微細化用被覆形成剤。
1 2 . 水溶性ポリマーが、 ポリ (メタ) アクリルアミドとアクリル系重合体と の共重合体または混合物である、 請求項 8記載のパターン微細化用被覆形成剤。
1 3 . アクリル系重合体を構成するモノマーが (メタ) アクリル酸である、 請 求項 9記載のパターン微細化用被覆形成剤。
1 4 . アクリル系重合体を構成するモノマーが (メタ) アクリル酸である、 請 求項 1 1記載のパターン微細化用被覆形成剤。
1 5 . アクリル系重合体がポリ (メタ) ァクリレートである、 請求項 1 0記載 のパターン微細化用被覆形成剤。
1 6 . アクリル系重合体がポリ (メタ) ァクリレートである、 請求項 1 2記載 のパターン微細化用被覆形成剤。
1 7 . パターン微細化用被覆形成剤が濃度 3〜5 0質量%の水溶液である、 請 求項 8または 9記載のパターン微細化用被覆形成剤。
1 8 . ホトレジストパターンを有する基板上に、 請求項 1、 8、 9のいずれか に記載のパターン微細化用被覆形成剤を被覆した後、 熱処理により該パターン微 細化用被覆形成剤を熱収縮させ、 その熱収縮作用を利用してホトレジストパター ン間の間隔を狭小せしめ、 次いで上記パターン微細化用被覆形成剤を実質的に完 全に除去する工程を含む、 微細パターンの形成方法。
1 9 . 熱処理を、 基板上のホトレジストパターンに熱流動を起させない温度で 加熱して行う、 請求項 1 8記載の微細パターンの形成方法。
PCT/JP2003/008156 2002-06-28 2003-06-26 パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法 WO2004003666A1 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002191055A JP3485182B1 (ja) 2002-06-28 2002-06-28 パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法
AU2003246208A AU2003246208A1 (en) 2002-06-28 2003-06-26 Coating forming agent for reducing pattern dimension and method of forming fine pattern therewith
KR1020047021401A KR100813443B1 (ko) 2002-06-28 2003-06-26 패턴 미세화용 피복 형성제 및 이를 사용한 미세 패턴의 형성 방법
US10/519,542 US20050175926A1 (en) 2002-06-28 2003-06-26 Coating forming agent for reducing pattern dimension and method of forming fine pattern therewith
EP03738530A EP1542079A4 (en) 2002-06-28 2003-06-26 COATING FORMING AGENT FOR REDUCING THE PATTERN DIMENSION AND METHOD FOR FORMING THE END PATTERN
US12/320,979 US20090148611A1 (en) 2002-06-28 2009-02-10 Over-coating agent for forming fine patterns and a method of forming fine patterns using such agent
US12/591,546 US20100075263A1 (en) 2002-06-28 2009-11-23 Over-coating agent for forming fine patterns and a method of forming fine patterns using such agent
US12/862,130 US8124318B2 (en) 2002-06-28 2010-08-24 Over-coating agent for forming fine patterns and a method of forming fine patterns using such agent

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002-191055 2002-06-28
JP2002191055A JP3485182B1 (ja) 2002-06-28 2002-06-28 パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法
JP2002191056A JP3485183B1 (ja) 2002-06-28 2002-06-28 パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法
JP2002-191056 2002-06-28

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
US10519542 A-371-Of-International 2003-06-26
US12/320,979 Continuation US20090148611A1 (en) 2002-06-28 2009-02-10 Over-coating agent for forming fine patterns and a method of forming fine patterns using such agent

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2004003666A1 true WO2004003666A1 (ja) 2004-01-08

Family

ID=30002322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2003/008156 WO2004003666A1 (ja) 2002-06-28 2003-06-26 パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法

Country Status (8)

Country Link
US (4) US20050175926A1 (ja)
EP (1) EP1542079A4 (ja)
JP (2) JP3485182B1 (ja)
KR (1) KR100813443B1 (ja)
CN (1) CN100510971C (ja)
AU (1) AU2003246208A1 (ja)
TW (1) TWI281598B (ja)
WO (1) WO2004003666A1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7314691B2 (en) 2004-04-08 2008-01-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Mask pattern for semiconductor device fabrication, method of forming the same, method for preparing coating composition for fine pattern formation, and method of fabricating semiconductor device
JP3917601B2 (ja) 2004-04-14 2007-05-23 株式会社東芝 薬液の認定方法および半導体装置の製造方法
JP4632697B2 (ja) * 2004-06-18 2011-02-16 スタンレー電気株式会社 半導体発光素子及びその製造方法
KR100618850B1 (ko) 2004-07-22 2006-09-01 삼성전자주식회사 반도체 소자 제조용 마스크 패턴 및 그 형성 방법과 미세패턴을 가지는 반도체 소자의 제조 방법
JP4535374B2 (ja) * 2004-08-20 2010-09-01 東京応化工業株式会社 パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法
KR100640587B1 (ko) 2004-09-23 2006-11-01 삼성전자주식회사 반도체 소자 제조용 마스크 패턴 및 그 형성 방법과 미세패턴을 가지는 반도체 소자의 제조 방법
JP4583860B2 (ja) * 2004-10-04 2010-11-17 富士通株式会社 レジストパターン厚肉化材料、レジストパターンの形成方法、並びに、半導体装置及びその製造方法
US7595141B2 (en) * 2004-10-26 2009-09-29 Az Electronic Materials Usa Corp. Composition for coating over a photoresist pattern
KR100709442B1 (ko) 2005-05-20 2007-04-18 주식회사 하이닉스반도체 포토레지스트 패턴 코팅용 조성물 및 이를 이용한 미세패턴형성 방법
JP4566862B2 (ja) 2005-08-25 2010-10-20 富士通株式会社 レジストパターン厚肉化材料、レジストパターンの形成方法、半導体装置及びその製造方法
JP2007094058A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Elpida Memory Inc パターン形成方法
US20100009292A1 (en) * 2007-02-26 2010-01-14 Jsr Corporation Resin composition for micropattern formation and method of micropattern formation
US7923200B2 (en) * 2007-04-09 2011-04-12 Az Electronic Materials Usa Corp. Composition for coating over a photoresist pattern comprising a lactam
JP5069494B2 (ja) * 2007-05-01 2012-11-07 AzエレクトロニックマテリアルズIp株式会社 微細化パターン形成用水溶性樹脂組成物およびこれを用いた微細パターン形成方法
US7745077B2 (en) * 2008-06-18 2010-06-29 Az Electronic Materials Usa Corp. Composition for coating over a photoresist pattern
KR101622797B1 (ko) * 2008-07-17 2016-05-19 제이에스알 가부시끼가이샤 제1막의 개질 방법 및 이것에 이용하는 산 전사 수지막 형성용 조성물
JP5423367B2 (ja) * 2009-01-23 2014-02-19 Jsr株式会社 酸転写用組成物、酸転写用膜及びパターン形成方法
JP5011345B2 (ja) * 2009-05-15 2012-08-29 東京エレクトロン株式会社 レジストパターンのスリミング処理方法
WO2011061966A1 (ja) * 2009-11-20 2011-05-26 シャープ株式会社 液晶表示装置及びその制御方法
JP5515962B2 (ja) * 2010-03-30 2014-06-11 ソニー株式会社 化学増幅型レジストパターンの改質方法
KR101311446B1 (ko) * 2011-01-21 2013-09-25 금호석유화학 주식회사 수용성 수지 조성물 및 이를 이용하여 미세패턴을 형성하는 방법
JP5635449B2 (ja) * 2011-03-11 2014-12-03 富士フイルム株式会社 樹脂パターン及びその製造方法、mems構造体の製造方法、半導体素子の製造方法、並びに、メッキパターン製造方法
JP5758263B2 (ja) * 2011-10-11 2015-08-05 メルク、パテント、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツングMerck Patent GmbH 微細レジストパターン形成用組成物およびそれを用いたパターン形成方法
KR102028109B1 (ko) * 2011-12-23 2019-11-15 금호석유화학 주식회사 미세패턴 형성용 수용성 수지 조성물 및 이를 이용한 미세패턴의 형성방법
JP6283477B2 (ja) * 2012-06-25 2018-02-21 ローム アンド ハース エレクトロニック マテリアルズ エルエルシーRohm and Haas Electronic Materials LLC アミド成分を含むフォトレジスト
US10162265B2 (en) * 2015-12-09 2018-12-25 Rohm And Haas Electronic Materials Llc Pattern treatment methods

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1495895A (en) 1975-04-07 1977-12-21 Dow Chemical Co Method composition and emulsion for the treatment of image-bearing lithographic printing plates and coated plate
US4229529A (en) 1977-03-18 1980-10-21 Boehringer Mannheim Gmbh Process for determining formate and reagent therefor
US4537854A (en) 1983-09-14 1985-08-27 General Electric Company Photoresist compositions and method
EP0430221A2 (en) 1989-11-30 1991-06-05 Sumitomo Bakelite Company Limited Photosensitive resin composition
US5858620A (en) 1996-07-05 1999-01-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and method for manufacturing the same
JP2001281886A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Jsr Corp レジストパターン縮小化材料及びそれを使用する微細レジストパターンの形成方法
JP2002023389A (ja) * 2000-07-07 2002-01-23 Shin Etsu Chem Co Ltd 微細パターン形成材料並びにこれを用いた微細めっきパターン形成方法および半導体装置の製造方法
JP2002184673A (ja) 2000-12-15 2002-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd レジストパターン形成方法
JP2003107752A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd レジストパターンの微細化方法
JP2003195527A (ja) * 2001-12-27 2003-07-09 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4339529A (en) * 1981-06-02 1982-07-13 Rca Corporation Etching method using a PVA stencil containing N-methylol acrylamide
JPS6423535A (en) 1987-07-20 1989-01-26 Nippon Telegraph & Telephone Hardening of photoresist pattern
JPH01307228A (ja) 1988-06-06 1989-12-12 Hitachi Ltd パターン形成法
JPH04364021A (ja) 1991-06-11 1992-12-16 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体装置の製造方法
JPH05166717A (ja) 1991-12-16 1993-07-02 Mitsubishi Electric Corp 微細パターン形成方法
JP3057879B2 (ja) 1992-02-28 2000-07-04 株式会社日立製作所 半導体装置の製造方法
JP3218814B2 (ja) 1993-08-03 2001-10-15 株式会社日立製作所 半導体装置の製造方法
JP3071401B2 (ja) 1996-07-05 2000-07-31 三菱電機株式会社 微細パターン形成材料及びこれを用いた半導体装置の製造方法並びに半導体装置
US6207356B1 (en) * 1996-12-31 2001-03-27 Sumitomo Bakelite Company Limited Method for the pattern-processing of photosensitive resin composition
JP2000347414A (ja) 1999-06-01 2000-12-15 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd レジストパターン微細化用塗膜形成剤及びそれを用いた微細パターン形成方法
JP2001033984A (ja) * 1999-07-15 2001-02-09 Mitsubishi Electric Corp パターン形成方法およびこれを用いた半導体装置の製造方法、並びに半導体装置
US6486058B1 (en) * 2000-10-04 2002-11-26 Integrated Device Technology, Inc. Method of forming a photoresist pattern using WASOOM
JP2002169283A (ja) 2000-11-30 2002-06-14 Hitachi Chemical Dupont Microsystems Ltd 感光性重合体組成物、パターンの製造法及び電子部品
JP3476082B2 (ja) * 2001-11-05 2003-12-10 東京応化工業株式会社 パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法
JP4364021B2 (ja) 2004-03-15 2009-11-11 新電元工業株式会社 スイッチング電源

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1495895A (en) 1975-04-07 1977-12-21 Dow Chemical Co Method composition and emulsion for the treatment of image-bearing lithographic printing plates and coated plate
US4229529A (en) 1977-03-18 1980-10-21 Boehringer Mannheim Gmbh Process for determining formate and reagent therefor
US4537854A (en) 1983-09-14 1985-08-27 General Electric Company Photoresist compositions and method
EP0430221A2 (en) 1989-11-30 1991-06-05 Sumitomo Bakelite Company Limited Photosensitive resin composition
US5858620A (en) 1996-07-05 1999-01-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and method for manufacturing the same
JP2001281886A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Jsr Corp レジストパターン縮小化材料及びそれを使用する微細レジストパターンの形成方法
JP2002023389A (ja) * 2000-07-07 2002-01-23 Shin Etsu Chem Co Ltd 微細パターン形成材料並びにこれを用いた微細めっきパターン形成方法および半導体装置の製造方法
JP2002184673A (ja) 2000-12-15 2002-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd レジストパターン形成方法
JP2003107752A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd レジストパターンの微細化方法
JP2003195527A (ja) * 2001-12-27 2003-07-09 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
See also references of EP1542079A4

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004037571A (ja) 2004-02-05
US20050175926A1 (en) 2005-08-11
TWI281598B (en) 2007-05-21
EP1542079A1 (en) 2005-06-15
JP2004037570A (ja) 2004-02-05
TW200401957A (en) 2004-02-01
CN1666155A (zh) 2005-09-07
KR20050024418A (ko) 2005-03-10
KR100813443B1 (ko) 2008-03-13
CN100510971C (zh) 2009-07-08
JP3485183B1 (ja) 2004-01-13
US20100316802A1 (en) 2010-12-16
US20090148611A1 (en) 2009-06-11
JP3485182B1 (ja) 2004-01-13
AU2003246208A1 (en) 2004-01-19
EP1542079A4 (en) 2009-11-04
US20100075263A1 (en) 2010-03-25
US8124318B2 (en) 2012-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2004003666A1 (ja) パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法
JP3476082B2 (ja) パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法
KR100634780B1 (ko) 미세 패턴의 형성 방법
US20060003601A1 (en) Method of forming fine patterns
JP4869811B2 (ja) 微細パターンの形成方法
WO2003056393A1 (fr) Matiere de revetement pour l'amelioration de la finesse d'un modele et procede de formation d'un modele fin au moyen de cette matiere
JP3698688B2 (ja) 微細パターンの形成方法
JP2004078033A (ja) パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法
JP3707780B2 (ja) パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法
JP3675434B2 (ja) 微細パターンの形成方法
JP4762829B2 (ja) パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法
JP4428642B2 (ja) パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法
JP4104117B2 (ja) 微細パターンの形成方法
JP3676752B2 (ja) 微細パターンの形成方法
JP4233091B2 (ja) パターン微細化用被覆形成剤およびそれを用いた微細パターンの形成方法
JP2004207274A (ja) 水溶性樹脂被覆形成剤供給用装置の洗浄液および洗浄方法、並びに微細パターンの形成方法
JP2003303757A (ja) 水溶性樹脂被覆の形成方法およびこれを用いた微細パターンの形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
AK Designated states

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): AE AG AL AM AT AU AZ BA BB BG BR BY BZ CA CH CN CO CR CU CZ DE DK DM DZ EC EE ES FI GB GD GE GH GM HR HU ID IL IN IS KE KG KP KR KZ LC LK LR LS LT LU LV MA MD MG MK MN MW MX MZ NI NO NZ OM PG PH PL PT RO RU SC SD SE SG SK SL TJ TM TN TR TT TZ UA UG US UZ VC VN YU ZA ZM ZW

AL Designated countries for regional patents

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): GH GM KE LS MW MZ SD SL SZ TZ UG ZM ZW AM AZ BY KG KZ MD RU TJ TM AT BE BG CH CY CZ DE DK EE ES FI FR GB GR HU IE IT LU MC NL PT RO SE SI SK TR BF BJ CF CG CI CM GA GN GQ GW ML MR NE SN TD TG

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 20038153971

Country of ref document: CN

Ref document number: 1020047021401

Country of ref document: KR

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2003738530

Country of ref document: EP

WWP Wipo information: published in national office

Ref document number: 1020047021401

Country of ref document: KR

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 10519542

Country of ref document: US

WWP Wipo information: published in national office

Ref document number: 2003738530

Country of ref document: EP