WO2003080492A1 - Ascenseur a double cage - Google Patents

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Yoshiaki Fujita
Naoki Kondo
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Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha
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Description

明 細 書 ダブルデッキエレベ一夕 技術分野
本発明は、 上下のかご室間の上下方向間隔を調整可能なダブルデッキエレべ一 夕に関し、 より詳しくは、 各かご室に衝撃や振動を与えることなく上下方向間隔 を調整できるように改良されたダブルデッキエレべ一夕に関する。 背景技術
近年、 超高層ビルにおけるエレべ一夕を用いた上下方向の輸送力を強化するた めに、 建物の上下二つの階床にそれそれ着床する上下のかご室を備えたダブルデ ツキエレべ一夕が注目を浴びている。
ところで、 近頃の超高層ビルは 1階に吹き抜けのェントランスホールやロビー 等を設けて意匠性を高めたものが多く、 1階の床から天井までの高さが他の階の それより大きく設定されているものが多い。
そこで、 着床する階床間の上下方向間隔に合わせて上下のかご室間の上下方向 間隔を変化させることができるダブルデッキエレべ一夕が提案されている。 例えば、 図 8に示した従来のダブルデヅキエレべ一夕 1においては、 メイン口 —プ Rによって吊り下げられたかご枠 2によって上下のかご室 3 , 4が上下動自 在に支持されている。
また、 かご枠 2を構成する左右の縦枠 2 a , 2 bには、 上下方向に延びる左右 のねじ軸 5 L, 5 Rがそれそれ回転自在に支持されている。
また、 かご枠 2を構成する上梁 2 cには、 左右のねじ軸 5 L , 5 Rを正逆両方 向に回転駆動する駆動モー夕 6 L , 6 Rがそれそれ配設されている。
さらに、 左右のねじ軸 5 L , 5 Rの上側ねじ部 5 aには、 上側かご室 3を支持 する支持枠 7のねじナヅト Ί aが螺合している。
カロえて、 左右のねじ軸 5 L , 5 Rの下側ねじ部 5 bには、 下側かご室 4を支持 する支持枠 8のねじナツト 8 aが螺合している。 左右のねじ軸 5 L, 5 Rの上側ねじ部 5 aと下側ねじ部 5 bとは、 互いに反対 方向にねじ切りされている。
これにより、 左右の駆動モ一夕 6 L, 6 Rを用いて左右のねじ軸 5 L, 5 Rを 駆動してそれそれを正方向に回転させると、 上下のかご室 3 , 4間の上下方向間 隔を狭めることができる。
これに対して、 左右のねじ軸 5 L, 5 Rを駆動してそれそれを逆方向に回転さ せると、 上下のかご室 3, 4間の上下方向間隔を広げることができる。
ところで、 図 8に示した従来のダブルデッキエレべ一夕 1においては、 上下の かご室 3 , 4の上下方向間隔を調整しないときには左右のねじ軸 5 L, 5 Rが回 転しないようにそれそれブレーキをかけ、 上下のかご室 3 , 4の上下方向間隔が 変化しないようにしている。
これに伴い、 上下のかご室 3, 4間の上下方向間隔を調整する際には、 左右の ねじ軸 5 L, 5 Rにかけたブレーキをそれそれ解除し、 左右のねじ軸 5 L, 5 R が自由に回転できるようにする必要がある。
このとき、 上側かご室 3に乗った乗客よりも下側かご室 4に乗った乗客の方が 多いと、 上側かご室 3よりも下側かご室 4の方が重くなる。
これにより、 上側かご室 3の重量が左右のねじ軸 5 L , 5 Rを正方向に回転さ せようとする付勢力よりも、 下側かご室 4の重量が左右のねじ軸 5 L , 5 Rを逆 方向に回転させようとする付勢力の方が大きくなる。
したがって、 かご室 3, 4間の上下方向間隔を調整するべく左右のねじ軸 5 L : 5 Rにかけたブレーキを解除したとたんに、 左右のねじ軸 5 L , 5 Rが逆方向に 回転するため、 かご室 3, 4に衝撃や振動が生じてかご室 3, 4内の乗客に不快 感を与えてしまう。
そこで、 かご室 3, 4間の重量をそれぞれ測定するとともに、 かご室 3 , 4間 の重量差に応じた大きさおよび方向の駆動トルクを駆動モー夕 6 L, 6 Rが予め 出力するように制御することにより、 かご室 3, 4間の上下方向間隔を調整する 際に左右のねじ軸 5 L, 5 Rにかけたブレーキを解除してもかご室 3 , 4に衝撃 や振動を与えないようにする技術が提案されている。
しかしながら、 このような従来技術においては、 かご室 3, 4を支持枠 7 , 8 に対して弾性支持するための防振ゴムをかご室 3, 4の下方の四隅に配設すると ともに、 支持枠 7 , 8に対するかご室 3 , 4の上下方向変位を測定するために各 かご室の床の中央位置における上下方向の変位を各センサにより測定している。 そして、 各センサから得られた各かご室の床の上下方向変位と防振ゴムの弾性 定数とに基づいてかご室 3 , 4の重量を算出している。
しかしながら、 かご室 3 , 4の床の中央位置における上下方向変位がかご室 3, 4の上下方向変位を常に正確に表すとは限らない。
例えば、 かご室 3の左側に偏って乗客が乗ったときには、 かご室 3の左側の上 下方向変位は大きいが、 かご室 3の右側の上下方向変位は小さい。
さらに、 かご床を構成する補強部材の位置によっても、 かご室 3, 4の全体の 上下方向変位とかご床の中央位置における上下方向変位とが異なることもある。 発明の開示
そこで、 本発明の目的は、 上述した従来技術が有する問題点を解消し、 上下の かご室の重量の正確な測定値に基づいてねじ軸駆動手段の作動を正確に制御する ことにより、 上下のかご室の上下方向間隔を調整する際にかご室に衝撃や振動を 生じさせることがないダブルデッキエレべ一夕を提供することにある。
( 1 ) 上記の課題を解決する本発明のダブルデッキエレべ一夕は、
かご枠に上下動自在に設けた上側かご室および下側かご室の上下方向間隔を調 整可能なダブルデッキエレべ一夕であって、
, 前記かご枠に回転自在に支持されて上下方向に延びるねじ軸と、
前記ねじ軸を正逆両方向に回転駆動するねじ軸駆動手段と、
前記ねじ軸駆動手段の作動を制御する制御手段と、
前記ねじ軸の上側ねじ部に螺合して前記ねじ軸の回転により上下動するととも に、 前記上側かご室の上部に配設された一つの上側吊下支持部を介して前記上側 かご室を吊下支持する上側支持手段と、
前記ねじ軸の前記上側ねじ部とは反対方向にねじ切りされた下側ねじ部に螺合 して前記ねじ軸の回転により上下動するとともに、 前記下側かご室の上部に配設 された一つの下側吊下支持部を介して前記下側かご室を吊下支持する下側支持手 段と、
前記上側吊下支持部から前記上側支持手段に負荷される荷重値を測定する上側 測定手段と、
前記下側吊下支持部から前記下側支持手段に負荷される荷重値を測定する下側 測定手段と、 を備える。
そして前記制御手段は、 前記上側かご室および下側かご室の上下方向間隔を調 整する前に、 前記上側測定手段から得られた前記荷重値および前記下側測定手段 から得られた前記荷重値に基づいて、 前記上側かご室および前記下側かご室間の 重量差により前記ねじ軸に作用する回転付勢力を打ち消す方向および大きさの駆 動トルクを前記ねじ軸駆動手段が出力するように前記ねじ軸駆動手段の作動を制 御する。 .
すなわち、 本発明のダブルデッキエレべ一夕においては、 上側支持手段および 下側支持手段を、 それそれその基端がねじ軸によって支持される片持ち梁として 構成することができる。
そして、 上側かご室の上部、 好ましくは上部中央に配設された一つの上側吊下 支持部を介して上側支持手段が上側かご室を吊下支持するとともに、 上側吊下支 持部から上側支持手段に負荷される荷重値を上側測定手段が測定する。
また、 下側かご室の上部、 好ましくは上部中央に配設された一つの下側吊下支 持部を介して下側支持手段が下側かご室を吊下支持するとともに、 下側吊下支持 部から下側支持手段に負荷される荷重値を下側測定手段が測定する。
これにより、 上側かご室の重量の全てを一つの上側吊下支持部において、 また 下側かご室の重量の全てを一つの下側吊下支持部において、 それそれ集中的に測 定することができるから、 上側かご室および下側かご室の重量を正確に測定する ことができる。 - そして制御手段は、 このようにして正確に測定された上側かご室および下側か ご室の重量に基づき、 上側かご室および下側かご室の上下方向間隔を調整する前 に、 上側かご室と下側かご室との重量差に起因してねじ軸に作用する回転付勢力 を打ち消す方向および大きさの駆動トルクをねじ軸駆動手段が出力するようにそ の作動を制御する。 したがって、 本発明のダブルデッキエレべ一夕によれば、 上側かご室および下 側かご室の上下方向間隔を調整する際にねじ軸の回転を止めているブレーキを解 除しても、 上側かご室と下側かご室との重量差に起因してねじ軸が回転すること がないから、 上側かご室および下側かご室の上下方向間隔を調整する際に各かご 室に衝撃や振動を生じさせることがない。
( 2 ) また、 上記の課題を解決する本発明のダブルデヅキエレべ一夕は、 かご枠に上下動自在に設けた上側かご室および下側かご室の上下方向間隔を調 整可能なダブルデヅキエレベ一夕であって、
前記かご枠の左右にそれそれ回転自在に支持されて上下方向に延びる左右のね じ車由と、
前記左右のねじ軸をそれそれ正逆両方向に回転駆動する左右のねじ軸駆動手段 と、
前記左右のねじ軸駆動手段の作動を個別に制御する制御手段と、
前記上側かご室の上方において左右方向に延びるとともに前記左右のねじ軸の 上側ねじ部にそれそれ螺合して前記ねじ軸の回転により上下動する上側支持手段 と、
前記下側かご室の上方において左右方向に延びるとともに前記左右のねじ軸の 前記上側ねじ部とは反対方向にねじ切りされた下側ねじ部にそれそれ螺合して前 記ねじ軸の回転により上下動する下側支持手段と、
前記左右のねじ軸の近傍において前記上側かご室の上部の左右にそれそれ配設 されるとともに前記上側支持手段とそれそれ係合して前記上側かご室を吊下支持 する左右の上側吊下支持部と、
前記左右のねじ軸の近傍において前記下側かご室の上部の左右にそれそれ配設 されるとともに前記下側支持手段とそれそれ係合して前記下側かご室を吊下支持 する左右の下側吊下支持部と、
前記左右の上側吊下支持部から前記上側支持手段にそれそれ負荷される荷重値 をそれそれ測定する左右の上側測定手段と、
前記左右の下側吊下支持部から前記下側支持手段にそれそれ負荷される荷重値 をそれそれ測定する左右の下側測定手段と、 'を備える。 そして前記制御手段は、 前記上側かご室および前記下側かご室の上下方向間隔 を調整する前に、
左側の前記上側測定手段から得られた前記荷重値および左側の前記下側測定手 段から得られた前記荷重値に基づいて、 左側の前記上側吊下支持部から前記上側 支持手段に負荷される荷重と左側の前記下側吊下支持部から前記下側支持手段に 負荷される荷重との差に起因して左側の前記ねじ軸に作用する回転付勢力を打ち 消す方向および大きさの駆動トルクを出力するように左側の前記ねじ軸駆動手段 の作動を制御する。
また、 前記制御手段は、 右側の前記上側測定手段から得られた前記荷重値およ び右側の前記下側測定手段から得られた前記荷重値に基づいて、 右側の前記上側 吊下支持部から前記上側支持手段に負荷される荷重と右側の前記下側吊下支持部 から前記下側支持手段に負荷される荷重との差に起因して右側の前記ねじ軸に作 用する回転付勢力を打ち消す方向および大きさの駆動トルクを出力するように右 側の前記ねじ軸駆動手段の作動を制御する。
すなわち、 本発明のダブルデッキエレべ一夕においては、 上側支持手段および 下側支持手段を、 それそれ左右のねじ軸により支持される両持ち梁として構成す ることができる。
そして、 上側かご室の上部の左右にそれぞれ配設された各上側吊下支持部を介 して上側支持手段が上側かご室を吊下支持するとともに、 下側かご室の上部の左 右にそれぞれ配設された各上側吊下支持部を介して下側支持手段が下側かご室を 吊下支持する。
このとき、 左右の上側吊下支持部がそれぞれ左右のねじ軸の近傍に配設されて いるから、 左側の上側吊下支持部から上側支持手段に負荷される荷重の大きさは 上側支持手段から左側のねじ軸に負荷される荷重の大きさにほぼ等しく、 かつ右 側の上側吊下支持部から上側支持手段に負荷される荷重の大きさは上側支持手段 から右側のねじ軸に負荷される荷重の大きさにほぼ等しい。
同様に、 左右の下側吊下支持部がそれそれ左右のねじ軸の近傍に配設されてい るから、 左側の下側吊下支持部から下側支持手段に負荷される荷重の大きさは下 側支持手段から左側のねじ軸に負荷される荷重の大きさにほぼ等しく、 かつ右側 の下側吊下支持部から下側支持手段に負荷される荷重の大きさは下側支持手段か ら右側のねじ軸に負荷される荷重の大きさにほぼ等しい。 '
これにより、 左側の上側測定手段および左側の下側測定手段は、 上側支持手段 から左側のねじ軸に負荷される荷重の大きさ、 および下側支持手段から左側のね じ軸に負荷される荷重の大きさを、 それそれ正確に測定することができる。 同様に、 右側の上側測定手段および右側の下側測定手段は、 上側支持手段から 右側のねじ軸に負荷される荷重の大きさ、 および下側支持手段から右側のねじ軸 に負荷される荷重の大きさを、 それそれ正確に測定することができる。
制御手段は、 このようにして正確に測定された荷重値に基づき、 上側かご室お よび下側かご室の上下方向間隔を調整する前に、 上側支持手段から左側のねじ軸 に負荷される荷重と下側支持手段から左側のねじ軸に負荷される荷重との差に起 因して左側のねじ軸に作用する回転付勢力を打ち消す方向および大きさの駆動ト ルクを左側のねじ軸駆動手段が出力するようにその作動を制御する。
同様に制御手段は、 上述のようにして正確に測定された荷重値に基づき、 上側 かご室および下側かご室の上下方向間隔を調整する前に、 上側支持手段から右側 のねじ軸に負荷される荷重と下側支持手段から右側のねじ軸に負荷される荷重と の差に起因して右側のねじ軸に作用する回転付勢力を打ち消す方向および大きさ の駆動トルクを右側のねじ軸駆動手段が出力するようにその作動を制御する。 したがって、 請求項 2に記載したダブルデッキエレべ一夕によれば、 例えば各 かご室の左側に偏って乗客が乗っている場合でも、 上側かご室および下側かご室 の上下方向間隔を調整する際にねじ軸の回転を止めているブレーキを解除したと きに、 左右のねじ軸のいずれもが上側かご室と下側かご室との重量差に起因して 回転することがないから、 各かご室に衝撃や振動を生じさせることがない。 ( 3 ) さらに、 本発明のダブルデッキエレべ一夕においては、
前記上側測定手段および前記下側測定手段が、 前記上側支持手段と前記上側吊 下支持部との間および前記下側支持手段と前記下側吊下支持部との間に介装され た弾性体と、 前記弾性体の上下方向の変形量を測定するセンサとを有する。 そして前記制御手段は、 前記弾性体の弾性定数および前記センサから得られた 変形量に基づいて前記荷重値をそれそれ算出する。 すなわち、 上述した請求項 1または 2に記載したダブルデヅキエレべ一夕にお いては、 上下のかご室の全重量が各吊下支持部を介して各支持手段にそれそれ負 荷される。
これにより、 各吊下支持部と各支持手段との間に介装した弾性体の上下方向の 変形量を測定する ともに、 測定された上下方向の変形量と弾性体の弾性定数と に基づいて、 各吊下支持部から各支持手段にそれそれ負荷される荷重の値を正確 に算出することができる。
なお、 各吊下支持部と各支持手段との間に介装する弾性体は、 各かご室を弾性 的に懸架してその乗り心地を向上させるための防振ゴムとすることができる。 また、 弾性体の上下方向の変形量を測定するセンサとして、 各吊下支持部と各 支持手段との間の距離を測定する差動トランスデューサゃリニアエンコーダ、 レ 一ザ光や赤外光を用いた光学距離センサ等を用いることができる。
( 4 ) さらに、 本発明のダブルデッキエレべ一夕においては、 前記制御手段が、 前記センサから得られた前記弾性体の上下方向の変形量に基づいて前記上側かご 室および前記下側かご室の上下方向間隔の調整を行う。
すなわち、 ねじ軸駆動手段の作動を制御する制御手段は、 ねじ軸駆動手段を介 してねじ軸の回転方向および総回転数を制御することにより上側支持手段と下側 支持手段との上下方向間隔を制御する。
このとき、 本発明のダブルデッキエレべ一夕においては、 各弾性体の上下方向 の変形量、 したがって各支持手段に対する各かご室の相対位置を正確に知ること ができるから、 上側かご室および下側かご室の上下方向間隔をより正確に調整す ることができる。
( 5 ) さらに、 本発明のダブルデッキエレべ一夕においては、 前記上側測定手段 および前記下側測定手段を、 前記上側支持手段と前記上側吊下支持部との間およ び前記下側支持手段と前記下側吊下支持部との間にそれそれ介装されたロードセ ゾレとすることができる。
すなわち、 本発明のダブルデッキエレべ一夕においては、 上下のかご室の全重 量が各吊下支持部を介して各支持手段にそれそれ負荷される。
これにより、 各吊下支持部と各支持手段との間にロードセルを介装すれば、 各 吊下支持部から各支持手段にそれそれ負荷される荷重値を正確に知ることができ る。
( 6 ) さらに、 本発明のダブルデッキエレべ一夕においては、 前記ロードセルが、 前記上側支持手段と前記上側吊下支持部との間および前記下側支持手段と前記下 側吊下支持部との間に、 弾性体と直列に配設される。
すなわち、 各吊下支持部と各支持手段との間にロードセルと弾性体とを直列に 介装すれば、 各吊下支持部から各支持手段にそれそれ負荷される荷重の値を正確 に知りつつ、 各かご室を弾性的に支持して乗り心地を向上させることができる。
図面の簡単な説明
図 1は、 本発明に係る一実施形態のダブルデッキエレべ一夕を示す全体斜視図 図 2は、 図 1中に示した A— A破断線に沿った水平断面図。
図 3は、 図 2中に示した矢印 B方向から見た側面図 (a ) および矢印 C方向か ら見た側面図 (b ) 。
図 4は、 各測定手段と制御手段および各駆動モ一夕の関係を示すブロック図。 図 5は、 一つの変形例を示す図 3と同様な側面図。
図 6は、 他の変形例を示す図 3と同様な側面図。
図 7は、 他の実施形態のダブルデッキエレべ一夕を示す全体側面図。
図 8は、 従来のダブルデッキエレベー夕を示す全体斜視図。 発明を実施するための最良の形態
以下、 図 1乃至図 3を参照し、 本発明に係るダブルデッキエレべ一夕の一実施 形態について詳細に説明する。
なお、 以下の説明においては、 鉛直方向を上下方向と、 各かご室の乗降扉が開 閉する方向を左右方向と、 各かご室に乗客が出入りする方向を左右方向と言う。 まず最初に図 1および図 2を参照して本実施形態のダブルデツキエレべ一夕 1 0 0の全体構造について説明すると、 メインロープ Rにより吊り下げられたかご 枠 1 0は、 上梁 1 1と下梁 1 2との間で上下方向に延びる左右の縦梁 1 3 L , 1 3Rを有している。
また、 左右の縦梁 13L, 13Rの近傍には、 上梁 11に取り付けられた支持 腕 14L, 1411ぉょび縦梁131^ 13 Rの上下方向の中間部で左右方向に水 平に延びる中間梁 15によって回転自在に支持された、 左右のボールねじ (ねじ 軸) 17L, 17 Rが上下方向に延びている。
左右のボールねじ 17 L, 17Rは、 支持腕 14 L, 14 Rに取り付けられた 左右の駆動モー夕 (ねじ軸駆動手段) 18L, 18Rによって、 それそれ正逆両 方向に回転駆動される。
また、 その上部に設けられた上側ねじ部 17 aと、 その下側に設けられた下側 ねじ部 17bとは、 ねじの向きが反対となっている。
また、 左右の駆動モー夕 18 L, 18Rの作動は、 マイクロコンピュー夕であ る制御手段 19によって個別に制御可能である。
かご枠 10の内側には、 上下のかご室 2 Ό, 30が図示されない支持手段によ つて上下動自在に支持されている。
上側かご室 20は、 図示左側の前後両端部に立設されて上下方向に延びる一対 の枠部材 21 L, 21Lと、 図示右側の前後両端部に立設されて上下方向に延び る一対の枠部材 21 R, 21 Rとを有している。
左側の前後一対の枠部材 21L, 21Lの上端部には、 前後方向に延びる左側 の上側支持腕 (上側吊下支持部) 22 Lが掛け渡されている。
そして、 右側の前後一対の枠部材 21R, 21Rの上端部には、 左側の上側支 持腕 22 Lと平行に前後方向に延びる右側の上側吊下支持腕 (上側吊下支持部) 22 Rが掛け渡されている。
なお、 図示の都合により図 1においては省略されているが、 左右の上側支持腕 22L, 22Rの前後両端部間は、 図 2に示したように左右方向に延びる前後一 対の補強部材 23, 24によって連結されて補強されている。
同様に、 下側かご室 30は、 図示左側の前後両端部に立設されて上下方向に延 びる一対の枠部材 31 L, 31 Lと、 図示右側の前後両端部に立設されて上下方 向に延びる一対の枠部材 31 R, 31Rとを有している。
左側の前後一対の枠部材 31 L, 31 Lの上端部には、 前後方向に延びる左側 の下側支持腕 (上側吊下支持部) 32 Lが掛け渡されている。
そして、 右側の前後一対の枠部材 31R, 31Rの上端部には、 左側の下側支 持腕 32 Lと平行に前後方向に延びる右側の下側支持腕 (下側吊下支持部) 32 Rが掛け渡されている。
なお、 図示の都合により図 1においては省略されているが、 左右の上側支持腕 32 L, 32 Rの前後両端部間は、 上側かご室 20と同様に左右方向に延びる前 後一対の補強部材によって連結されて補強されている。
上側かご室 20の上方で、 かつ左右の上側支持腕 22 L, 22 Rの下方には、 左右方向に延びる上側支持梁 (上側支持手段) 41が配設されている。
そして、 この上側支持梁 41の左右両端部にそれそれ取り付けられた左右のね じナット 41L, 41Rは、 左右のボールねじ 17L, 17Rの上側ねじ部 17 a, 17 aとそれそれ螺合している。
なお、 上側支持梁 41は、 図 3に示したように支軸 43によって左右のねじナ ット 41L, 41 Rにそれそれ軸支されている。
同様に、 下側かご室 30の上方で、 かつ左右の上側支持腕 32 L, 32 Rの下 方には、 左右方向に延びる下側支持梁 (下側支持手段) 42が配設されている。 そして、 この下側支持梁 42の左右両端部にそれそれ取り付けられた左右のね じナット 41 L, 41Rは、 左右のボールねじ 17 L, 17 Rの下側ねじ部 17 b, 17 bとそれぞれ螺合している。
また、 下側支持梁 42は、 上側支持梁 41とと同様に支軸 43によって左右の ねじナット 42 L, 42 Rにそれそれ軸支されている。
これにより、 左右のボールねじ 17 L, 17 Rを正方向に回転させると、 上側 支持梁 41が降下するとともに下側支持梁が上昇する。
これとは反対に、 左右のボールねじ 17L, 1 を逆方向に回転させると、 上側支持梁 41が上昇するとともに下側支持梁が降下する。
上側支持梁 41と左側の上側支持腕 22 Lとの間には左側の上側測定手段 50 Lが介装され、 かつ上側支持梁 41と右側の上側支持腕 22 Rとの間には右側の 上側測定手段 5 ORが介装されている。
これにより上側支持梁 41は、 左右の上側測定手段 50 L, 5 ORおよび左右 の上側支持腕 2 2 L , 2 2 Rを介して、 上側かご室 2 0を吊下支持する。
同様に、 下側支持梁 4 2と左側の下側支持腕 3 2 Lとの間には左側の下側測定 手段 6 0 Lが介装され、 かつ下側支持梁 4 2と右側の下側支持腕 3 2 Rとの間に は、 右側の下側測定手段 6 O Rが介装されている。
これにより下側支持梁 4 2は、 左右の下側測定手段 6 0 L , 6 0 Rおよび左右 の下側支持腕 3 2 L , 3 2 Rを介して、 下側かご室 3 0を吊下支持する。
次に、 図 3を参照して左右の上側測定手段 5 0 L, 5 O Rおよび左右の下側測 定手段 6 0 L, 6 O Rの構造について説明する。
なお、 これらの測定手段の構造は同一であるので、 左側の上側測定手段 5 0 L の構造について以下に説明する。
左側の上側測定手段 5 0 Lは、 図 3に示したように、 上側支持梁 4 1の上面に 固定された取付板 4 と上側支持腕 2 2 Lの下面に固定された取付板 5 1との間 で上下方向に挟装された前後一対の弾性体 5 2 , 5 2を有している。
これらの弾性体 5 2、 5 2は、 上側かご室 2 0を弾性的に支持してかご室内の 乗客の乗り心地を向上させる防振ゴムの役割を果たす。
また、'上側支持腕 2 2 L側の取付板 5 1の L字形に折り曲げられた先端には、 前後一対の弾性体 5 2 , 5 2の上下方向の変形量、 言い換えると上側支持梁 4 1 と上側支持腕 2 2 Lとの上下方向の間隔を測定するためのセンサとしての差動ト ランスデューサ 5 3が、 前後一対の弾性体 5 2 , 5 2の中間位置に配設されてい る
そして、 この差動トランスデューサ 5 3から出力される信号は、 配線 5 4を介 して制御手段 1 9に送信される。
左側の上側測定手段 5 0 Lから送信される信号は、 図 4に示したように、 制御 手段 1 9の左側駆動モー夕制御部 1 9 Lに入力する。
これに対して、 右側の上側測定手段 5 O Rから送信される信号は、 制御手段 1 9の右側駆動モー夕制御部 1 9 Rに入力する。
同様に、 左側の下側測定手段 6 0 Lから送信される信号は制御手段 1 9の左側 駆動モー夕制御部 1 9 Lに、 右側の下側測定手段 6 O Rから送信される信号は制 御手段 1 9の右側駆動モー夕制御部 1 9 Rにそれそれ入力する。 制御手段 1 9の左側駆動モー夕制御部 1 9 Lは、 左側の上側測定手段 5 0 Lお よび左側の下側測定手段 6 0 Lからそれそれ入力した弾性体 5 2の上下方向の変 形量と弾性体 5 2の弾性定数とに基づいて、 左側の上側支持腕 2 2 Lから上側支 持梁 4 1に負荷される荷重値および左側の下側支持腕 3 2 Lから下側支持梁 4 2 に負荷される荷重値をそれそれ算出する。
次いで制御手段 1 9の左側駆動モー夕制御部 1 9 Lは、 算出した各荷重値の差 を算出した後に、 図示されない記憶部に記憶されているマップを参照し、 荷重値 の差に対応して左側の駆動モー夕 1 8 Lが出力すべき駆動トルクの方向および大 きさを得る。
このとき左側の駆動モー夕 1 8 Lが出力すべき駆動トルクの方向および大きさ とは、 上側支持梁 4 1の左側ねじナツト 4 1 Lから左側ボールねじ 1 7 Lに負荷 される荷重と下側支持梁 4 2の左側ねじナツト 4 1 Lから左側のボールねじ 1 Ί Lに負荷される荷重との差に起因して左側ボールねじ 1 7 Lに作用する回転付勢 力を打ち消すことができる駆動トルクの方向および大きさである。
そして、 制御手段 1 9の左側駆動モー夕制御部 1 9 Lは、 このような駆動トル クを左側の駆動モー夕 1 8 Lが出力するようにその作動を制御する。
同様に、 制御手段 1 9の右側駆動モー夕制御部 1 9 Rは、 右側の上側測定手段 5 O Rおよび右側の下側測定手段 6 O Rからそれそれ入力した弾性体 5 2の上下 方向の変形量と弾性体 5 2の弾性定数とに基づいて、 右側の上側支持腕 2 2 Rか ら上側支持梁 4 1に負荷される荷重値および右側の下側支持腕 3 2 Rから下側支 持梁 4 2に負荷される荷重値をそれそれ算出する。
次いで制御手段 1 9の右側駆動モー夕制御部 1 9 Rは、 算出した各荷重値の差 を算出した後に、 図示されない記憶部に記憶されているマップを参照し、 荷重値 の差に対応して右側の駆動モー夕 1 8 Rが出力すべき駆動トルクの方向および大 きさを得る。
このとき右側の駆動モー夕 1 8 Rが出力すべき駆動トルクの方向および大きさ とは、 上側支持梁 4 1の右側ねじナツト 4 1 Rから右側ボールねじ 1 7 Rに負荷 される荷重と下側支持梁 4 2の右側ねじナツト 4 1 Rから右側のボールねじ 1 7 Rに負荷される荷重との差に起因して右側ボールねじ 1 7 Rに作用する回転付勢 力を打ち消すことができる駆動トルクの方向および大きさである。
そして、 制御手段 1 9の右側駆動モータ.制御部 1 9 Rは、 このような駆動トル クを右側の駆動モー夕 1 8 Rが出力するようにその作動を制御する。
このとき、 左右の上側支持腕 2 2 L , 2 2 I まそれそれ左右のボールねじ 1 7 L , 1 7 Rの近傍に配設されている。
これにより、 左側の上側支持腕 2 2 Lから上側支持梁 4 1に負荷される荷重の 大きさは、 上側支持梁 4 1の左側のねじナツト 4 1 Lから左側のボールねじ 1 Ί Lに負荷される荷重の大きさに等しい。
また、 右側の上側支持腕 2 2 Rから上側支持梁 4 1に負荷される荷重の大きさ は、 上側支持梁 4 1の右側のねじナツト 4 1 Rから右側のボ一ルねじ 1 7 Rに負 荷される荷重の大きさに等しい。
同様に、 左右の下側支持腕 3 2 L, 3 2 Rはそれそれ左右のボールねじ 1 7 L , 1 7 Rの近傍に配設されている。
これにより、 左側の下側支持腕 3 2 Lから下側支持梁 4 2に負荷される荷重の 大きさは、 下側支持梁 4 2の左側のねじナツト 4 2 Lから左側のボールねじ 1 7 Lに負荷される荷重の大きさに等しい。
また、 右側の下側支持腕 3 2 Rから下側支持梁 4 2に負荷される荷重の大きさ は、 下側支持梁 4 2の右側ねじナヅト 4 2 Rから右側のボールねじ 1 7 Rに負荷 される荷重の大きさに等しい。
これにより、 左側の上側測定手段 5 0 Lおよび左側の下側測定手段 6 0 Lは、 上側支持梁 4 1から左側のボールねじ 1 7 Lに負荷される荷重の大きさ、 および 下側支持梁 4 2から左側のボールねじ 1 7 Lに負荷される荷重の大きさを、 それ それ正確に測定することができる。
同様に、 右側の上側測定手段 5 O Rおよび右側の下側測定手段 6 O Rは、 上側 支持梁 4 1から右側のボールねじ 1 7 Rに負荷される荷重の大きさ、 および下側 支持梁 4 2から右側のボールねじ 1 7 Rに負荷される荷重の大きさを、 それそれ 正確に測定することができる。
制御手段 1 9は、 このようにして正確に測定された荷重値に基づき、 上側かご 室 2 0および下側かご室 3 0の上下方向間隔を調整する前に、 上側支持梁 4 1か ら左側のボールねじ 1 7 Lに負荷される荷重と下側支持梁 4 2から左側のボール ねじ 1 7 Lに負荷される荷重との差によって左側のボールねじ 1 7 Lに作用する 回転付勢力を打ち消す方向および大きさの駆動トルクを左側の駆動モー夕 1 8 L が出力するようにその作動を正確に制御することができる。
同様に制御手段 1 9は、 上述のようにして正確に測定された荷重値に基づき、 上側かご室 2 0および下側かご室 3 0の上下方向間隔を調整する前に、 上側支持 梁 4 1から右側のボールねじ 1 7 Rに負荷される荷重と下側支持梁 4 2から右側 のボールねじ 1 7 Rに負荷される荷重との差によって右側のボールねじ 1 7 に 作用する回転付勢力を打ち消す方向および大きさの駆動トルクを右側の駆動モー 夕 1 8 Rが出力するようにその作動を正確に制御することができる。
すなわち、 本実施形態のダブルデッキエレべ一夕 1 0 0においては、 制御手段 1 9が左右の駆動モー夕 1 8 L, 1 8 Rの作動を極めて高い精度で個別に制御す ることができる。
これにより、 各かご室 2 0 , 3 0の例えば左側に偏って乗客が乗っているため に左右のボールねじ 1 7 L, 1 7 Rに負荷される荷重が異なる場合でも、 左右の ボールねじ 1 7 L, 1 7 Rの回転を止めているブレーキを解除したときに左右の ボールねじ 1 7 L , 1 7 Rのいずれもが各かご室 2 0 , 3 0間の重量差に起因し て回転することがないから、 各かご室 2 0 , 3 0に衝撃や振動を生じさせること なく各かご室 2 0 , 3 0の上下方向間隔を調整することができる。
次に、 図 5乃至図 8を参照し、 本実施形態のダブルデッキエレべ一夕 1 0 0の いくつかの変形例について説明する。
上述した実施形態においては、 上側支持梁 4 1と上側支持腕 2 2 Lとの間に介 装された前後一対の弾性体 5 2 , 5 2の上下方向の変形量を測定するために、 上 側支持梁 4 1と上側支持腕 2 2 Lと上下方向の間隔を測定する差動トランスデュ —サ 5 3を用いた。
これに対して、 図 5に示した変形例における左側の上側測定手段 7 0 Lでは、 赤外線等の光線を用いた非接触変位計 7 1を使用している。
そして、 この変位計 7 1の出力信号は、 配線 7 2を介して制御手段 1 9に送信 される。 図 6に示した変形例における左側の上側測定手段 8 0 Lでは、 上側支持梁 4 1 と上側支持腕 2 2 Lとの間に、 弾性体 5 2とロードセル 8 1とを直列に、 言い換 えると上下方向に重ねた組を前後二組介装している。
これにより、 上側支持腕 2 2 Lから上側支持梁 4 1に負荷される荷重の大きさ は、 前後一対のロードセル 8 1によって直接的に測定される。
また、 上側支持梁 4 1と上側支持腕 2 2 Lとの間に弾性体 5 2が介装されてい るので、 各かご室 2 0 , 3 0を弾性的に支持して乗り心地を向上させる bとがで きる。
なお、 上側支持腕 2 2 Lの下面に装着された支持板 8 2の貫通孔 8 2 aには、 上側支持梁 4 1上に固定されたナツト 8 3と螺合するとともにロックナツト 8 4 により緩み止めされたボルト 8 5が揷通され、 上側支持梁 4 1に対する上側支持 腕 2 2 Lの前後左右方向の過大な変位を阻止するようになっている。
次に図 7を参照し、 本発明に係る他のダブルデッキエレべ一夕 2 0 0について 説明する。
図 7に示したダブルデッキエレべ一夕 2 0 0においては、 上側かご室 2 0を吊 下支持する上側支持梁 4 5、 および下側かご室 3 0を吊下支持する下側支持梁 4 6が、 それそれ片持ち梁として構成されている。
また、 上側かご室 2 0の四隅において上下方向に延びる各枠部材 2 1 L , 2 1 Rの上端部には、 上方から見下ろしたときに上側かご室 2 0の中心において交差 して X字形に延びる上側支持腕 2 5が掛け渡されている。
また、 上側支持梁 4 5の先端と上側支持腕 2 5の交差位置との間には、 上側か ご室 2 0の重量を測定するための上側測定手段 2 6が介装されている。
同様に、 下側かご室 3 0の四隅において上下方向に延びる各枠部材 3 1 L , 3 1 Rの上端部には、 上方から見下ろしたときに下側かご室 3 0の中心において交 差して X字形に延びる上側支持腕 3 5が掛け渡されている。
さらにまた、 下側支持梁 4 6の先端と下側支持腕 3 5の交差位置との間には、 下側かご室 3 0の重量を測定するための下側測定手段 3 6が介装されている。 これにより、 上側かご室 2 0の重量の全てを一つの上側測定手段 2 6によって、 また下側かご室 3 0の重量の全てを一つの下側測定手段 3 6によって、 それそれ 集中的に測定することができるから、 上側かご室 2 0および下側かご室 3 0の重 量を正確に測定することができる。
そして制御手段 1 9は、 このようにして正確に測定された上側かご室 2 0およ び下側かご室 3 0の重量に基づき、 上側かご室 2 0および下側かご室 3 0の上下 方向間隔を調整する前に、 上側かご室 2 0と下側かご室 3 0との重量差に起因し てボールねじ 1 7作用する回転付勢力を打ち消す方向および大きさの駆動トルク を駆動モ一夕 1 8が出力するようにその作動を制御する。
したがって、 このダブルデッキエレべ一夕 2 0 0によれば、 上側かご室 2 0お よび下側かご室 3 0の上下方向間隔を調整する際にボールねじ 1 7の回転を止め ているブレーキを解除しても、 上側かご室 2 0と下側かご室 3 0との重量差によ つてボールねじ 1 7が回転することがないから、 上側かご室 2 0および下側かご 室 3 0の上下方向間隔を調整する際に各かご室 2 0, 3 0に衝撃や振動を生じさ せることがない。
以上、 本発明に係るダブルデツキエレべ一夕の一実施形態およびその変形例に ついて詳しく説明したが、 本発明は上述した実施形態によって限定されるもので はなく、 種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、 上述した実施形態においては、 各測定手段に用いた弾性体 5 2が各か ご室の重量によって上下方向に圧縮されるが、 各かご室の重量によって上下方向 に引っ張られるように配置することもできる。
また、 以上の説明から明らかなように、 本発明のダブルデッキエレべ一夕にお いては、 各かご室を吊下支持したことにより、 上下のかご室の重量をそれそれ極 めて正確に測定することができる。
これにより、 上下のかご室間の重量差を極めて正確に知ることができるから、 上下のかご室の上下方向間隔の調整に用いるねじ軸駆動手段の作動をより一層正 確に制御することが可能である。
したがって、 本発明によれば、 上側かご室および下側かご室の上下方向間隔を 調整する前に、 上下のかご室間の重量差に起因してねじ軸に作用する回転付勢力 を打ち消す方向および大きさの駆動トルクをねじ軸駆動手段が出力するようにね じ軸駆動手段の作動を極めて正確に制御することができるから、 上下のかご室に 衝撃や振動を生じさせることなく、 上下のかご室の上下方向間隔を調整すること ができる。

Claims

請求の範囲
1 . かご枠に上下動自在に設けた上側かご室および下側かご室の上下方向間 隔を調整可能なダブルデツキエレベー夕であって、
前記かご枠に回転自在に支持されて上下方向に延びるねじ軸と、
前記ねじ軸を正逆両方向に回転駆動するねじ軸駆動手段と、
前記ねじ軸駆動手段の作動を制御する制御手段と、
前記ねじ軸の上側ねじ部に螺合して前記ねじ軸の回転により上下動するととも に、 前記上側かご室の上部に配設された一つの上側吊下支持部を介して前記上側 かご室を吊下支持する上側支持手段と、
前記ねじ軸の前記上側ねじ部とは反対方向にねじ切りされた下側ねじ部に螺合 して前記ねじ軸の回転により上下動するとともに、 前記下側かご室の上部に配設 された一つの下側吊下支持部を介して前記下側かご室を吊下支持する下側支持手 段と、
前記上側吊下支持部から前記上側支持手段に負荷される荷重値を測定する上側 測定手段と、
前記下側吊下支持部から前記下側支持手段に負荷される荷重値を測定する下側 測定手段と、 を備え、
前記制御手段は、 前記上側かご室および下側かご室の上下方向間隔を調整する 前に、 前記上側測定手段から得られた前記荷重値および前記下側測定手段から得 られた前記荷重値に基づいて、 前記上側かご室および前記下側かご室間の重量差 により前記ねじ軸に作用する回転付勢力を打ち消す方向および大きさの駆動トル クを前記ねじ軸駆動手段が出力するように前記ねじ軸駆動手段の作動を制御する、 ことを特徴とするダブルデッキエレベー夕。
2 . かご枠に上下動自在に設けた上側かご室および下側かご室の上下方向間 隔を調整可能なダブルデッキエレべ一夕であって、
前記かご枠の左右にそれそれ回転自在に支持されて上下方向に延びる左右のね じ軸と、 前記左右のねじ軸をそれそれ正逆両方向に回転駆動する左右のねじ軸駆動手段 と、
前記左右のねじ軸駆動手段の作動を個別に制御する制御手段と、
前記上側かご室の上方において左右方向に延びるとともに前記左右のねじ軸の 上側ねじ部にそれそれ螺合して前記ねじ軸の回転により上下動する上側支持手段 と、
前記下側かご室の上方において左右方向に延びるとともに前記左右のねじ軸の 前記上側ねじ部とは反対方向にねじ切りされた下側ねじ部にそれそれ螺合して前 記ねじ軸の回転により上下動する下側支持手段と、
前記左右のねじ軸の近傍において前記上側かご室の上部の左右にそれそれ配設 されるとともに前記上側支持手段とそれそれ係合して前記上側かご室を吊下支持 する左右の上側吊下支持部と、
前記左右のねじ軸の近傍において前記下側かご室の上部の左右にそれそれ配設 されるとともに前記下側支持手段とそれそれ係合して前記下側かご室を吊下支持 する左右の下側吊下支持部と、
前記左右の上側吊下支持部から前記上側支持手段にそれそれ負荷される荷重値 をそれそれ測定する左右の上側測定手段と、
前記左右の下側吊下支持部から前記下側支持手段にそれそれ負荷される荷重値 をそれそれ測定する左右の下側測定手段と、 を備え、
前記制御手段は、 前記上側かご室および前記下側かご室の上下方向間隔を調整 する前に、
左側の前記上側測定手段から得られた前記荷重値および左側の前記下側測定手 段から得られた前記荷重値に基づいて、 左側の前記上側吊下支持部から前記上側 支持手段に負荷される荷重と左側の前記下側吊下支持部から前記下側支持手段に 負荷される荷重との差に起因して左側の前記ねじ軸に作用する回転付勢力を打ち 消す方向および大きさの駆動トルクを出力するように左側の前記ねじ軸駆動手段 の作動を制御するとともに、
右側の前記上側測定手段から得られた前記荷重値および右側の前記下側測定手 段から得られた前記荷重値に基づいて、 右側の前記上側吊下支持部から前記上側 支持手段に負荷される荷重と右側の前記下側吊下支持部かも前記下側支持手段に 負荷される荷重との差に起因して右側の前記ねじ軸に作用する回転付勢力を打ち 消す方向および大きさの駆動トルクを出力するように右側の前記ねじ軸駆動手段 の作動を制御する、
ことを特徴とするダブルデッキエレべ一夕。
3 . 前記上側測定手段および前記下側測定手段は、 前記上側支持手段と前記 上側吊下支持部との間および前記下側支持手段と前記下側吊下支持部との間にそ れそれ介装された弾性体と、 前記弾性体の上下方向の変形量を測定するセンサと をそれそれ有し、
前記制御手段は、 前記弾性体の弾性定数および前記センサから得られた上下方 向の変形量に基づいて前記荷重値をそれそれ算出する、
ことを特徴とする請求項 1または 2に記載したダブルデッキエレべ一夕。
4 . 前記制御手段は、 前記センサから得られた前記弾性体の上下方向の変形 量に基づいて、 前記上側かご室および前記下側かご室の上下方向間隔の調整を行 うことを特徴とする請求項 3に記載したダブルデツキエレべ一夕。
5 . 前記上側測定手段および前記下側測定手段は、 前記上側支持手段と前記 上側吊下支持部との間および前記下側支持手段と前記下側吊下支持部との間にそ れそれ介装された口一ドセルであることを特徴とする請求項 1または 2に記載し たダブルデッキエレべ一夕。
6 . 前記ロードセルは、 前記上側支持手段と前記上側吊下支持部との間およ び前記下側支持手段と前記下側吊下支持部との間に、 それそれ弾性体と直列に配 設されることを特徴とする請求項 5に記載したダブルデツキエレべ一夕。
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