JP6988876B2 - 主ロープの振れ抑制装置 - Google Patents

主ロープの振れ抑制装置 Download PDF

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本発明は、主ロープの振れ抑制装置に関し、特に、地震等によりエレベータが設置された建物が揺れるのに起因して生じる主ロープの振れを抑制する主ロープの振れ抑制装置に関する。
近年、建築物の高層化が進むにつれ、ロープ式のエレベータにおいて、地震や強風によって建物に揺れが生じた場合における主ロープの振れが問題となっている。
高層建築物に設置されるロープ式エレベータは、かごの昇降路上部の直上に機械室が設けられ、当該機械室にかごを駆動する巻上機が設置されている場合が多い。巻上機の一部を構成する綱車には、主ロープが掛けられており、主ロープの一端側には乗りかごが、他端側には釣合いおもりが各々連結され、各々主ロープによって吊り下げられている。
そして、原動機によって綱車を正転または逆転することにより、上下方向に敷設された一対のかご用ガイドレールに案内された乗りかごが昇降される構成となっている。
このような構成のエレベータにおいて、例えば、長周期地震動により建物が揺れると建物最上部から乗りかごを吊り下げている主ロープも建物の揺れとほぼ同じ向きに水平方向に振れる(以下、この水平方向の主ロープの振れを「横振れ」と称する)。
従来、建物に設置された長周期振動感知器によって感知される当該建物の揺れの大きさから主ロープの振れの大きさを推定し、当該主ロープの振れの大きさの程度に応じて、エレベータの管制運転を実施し、一時的にエレベータの運行を停止するなどしている。
しかしながら、建物の振れが収まった後も主ロープの振れが収束するまでの間、エレベータの通常運転を再開できないという問題がある。また、地震や強風により発生する建物揺れの周波数に主ロープが共振した場合には、主ロープの振れが大きくなることも考えられる。このような場合には、主ロープが昇降路内に設置された機器類などに接触して破損させることも起こり得る。そして、機器類が破損してしまうと、保守員などによる修理作業が必要になるため通常運転の再開までにより長い期間を要するという問題もある。
特許文献1には、乗りかご上部のかご枠の一部を構成する上梁に取り付けられた加振手段(ロープ振れ抑制機構)を用いて主ロープを加振することにより、主ロープの横振れを抑制する主ロープの振れ抑制装置が開示されている。
特開平9−142756号公報
上記特許文献1に記載の主ロープの振れ抑制装置では乗りかご上部の上梁に加振手段が設置されているため、同振れ抑制装置が主ロープの横振れに伴って作動すると加振手段の作動音が乗りかご内に伝わりやすく、乗りかご内の騒音が大きくなりやすいという問題がある。
本発明では、作動時に乗りかご内に伝わる騒音の大きさを低減できる主ロープの振れ抑制装置を提供することを目的とする。
本発明の主ロープの振れ抑制装置は、エレベータ用昇降路内に設けられた一対のガイドレールにより上下方向に案内される乗りかごをガイドレールに沿って昇降させるために用いられる主ロープの振れを抑制する振れ抑制装置であって、乗りかご上方の主ロープに取り付けられる固定部と、固定部の上下方向の移動に連動して移動可能な状態で一対のガイドレールに取り付けられ、固定部を介して主ロープの振れを抑制するロープ振れ抑制機構と、を備え、ロープ振れ抑制機構は、一対のガイドレールと各々摺動可能に構成された第1摺動部および第2摺動部を含み、第1摺動部にはガイドレールと交差する方向に固定部を移動させる駆動ユニットが含まれ、第2摺動部には固定部に弾性力を作用させる弾性ユニットが含まれているものである。
本発明の主ロープの振れ抑制装置によれば、ロープ振れ抑制機構が固定部の上下方向の移動に連動して移動可能な状態で一対のガイドレールに取り付けられている。このため、主ロープの横振れに伴ってロープ振れ抑制機構が作動しても、例えば、乗りかご上部にロープ振れ抑制機構が取り付けられている場合と比較してロープ振れ抑制機構の作動音が乗りかご内に伝わり難い。この結果、主ロープの横振れに伴ってロープ振れ抑制機構が作動したときに乗りかご内に伝わる騒音を低減できる。
本発明の一実施形態である主ロープの振れ抑制装置が適用されるエレベータの全体構成図である。 振れ抑制装置を含む乗りかご上部周辺の側面構成図と、同側面構成図に含まれる第1摺動部および第2摺動部の上から見た状態を示す部分拡大図、と、同側面構成図に含まれる固定部の上面側構成を示す部分拡大図とを示す図である。 図3(a)は、主ロープ群が第1摺動部側に横振れしたときの主ロープの振れ抑制装置の動作を示す図である。図3(b)は、主ロープ群が第2摺動部側に横振れしたときの主ロープの振れ抑制装置の動作を示す図である。
以下、本発明の一実施形態である主ロープの振れ抑制装置が適用されるエレベータ10について、図面を参照しながら説明する。なお、各図において、図中に示す「X」は上梁14A−1の長手方向に略平行をなす水平方向Xを示し、「Y」は水平方向Xに直交する水平方向Yを示し、「Z」は水平方向X,Yに各々直交する上下方向Zを示すものとする。また、必要に応じて水平方向XをX方向と、水平方向YをY方向とも表記する。
図1は、エレベータ10の概略構成を示す図である。図1において、図示簡略化のため主ロープ群12は1本のロープとして図示している。図1に示すように、エレベータ10は、トラクション方式のロープ式エレベータであり、複数本の主ロープ12−1,12−2,12−3,…,(図2参照)からなる主ロープ群12の一端側に乗りかご14を支持するかご枠14Aが吊り下げられ、他端側に釣合おもり15が吊り下げられる。また、かご枠14Aの直上方に位置する主ロープ群12には、後段にて詳述する主ロープの振れ抑制装置(以下、「振れ抑制装置」と表記する)30の一部を構成する固定部32(図2参照)が取り付けられている。乗りかご14は、昇降路17の壁面に上下方向Zに沿って延びるように設けられている一対のガイドレールG1,G2(図2参照)を介して上下方向Zに案内される。また、両ガイドレールG1,G2の間には、かご枠14Aに一端が連結された主ロープ群12が垂下している。同様に、釣合おもり15も、同おもり15に対応して設けられている一対のガイドレール(不図示)を介して上下方向Zに案内される。
さらに、かご枠14Aには、乗りかご14の昇降位置によって吊り下げ重量が変動する主ロープ群12やトラベリングケーブル(不図示)などによる重量のアンバランスを補償する機能を有する補償ロープ16の一端が接続される。この補償ロープ16は、昇降路17の底部であるピット17−1に設置された張車19に架け渡されており、他端側が釣合おもり15の下端部に接続される。
主ロープ群12は、昇降路17直上の機械室Mに設置されている巻上機18の綱車18A及びそらせ車18Bに架け渡されており、不図示の巻上機モータにより綱車18Aを正転または逆転させることにより乗りかご14及び釣合おもり15を相対的に昇降させる機能を有する。また、機械室Mには、巻上機18等の運転や振れ抑制装置30(図2参照)の動作を統括的に制御する制御部20が設けられている。なお、本実施形態では、機械室Mに設けられた制御部20により振れ抑制装置30の動作を制御しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、乗りかご14の上面14Rに振れ抑制装置30の動作を制御する制御部を設けるようにしてもよい。
以下の説明では、主ロープ群12における乗りかご14を吊り下げている部分をかご側主ロープ群12Aと称し、釣合おもり15を吊り下げている部分を釣合おもり側主ロープ群12Bと必要に応じて呼称する。上記の定義に従えば、主ロープ群12に占めるかご側主ロープ群12Aと、釣合おもり側主ロープ群12Bの長さは乗りかご14の昇降位置によって変動する。ここで、図1に1点鎖線で示すかご側主ロープ群12Aは、かご側主ロープ群12Aが横振れ(後段に詳述)したときの状態の一例を模式的に示すものである。
図2は、振れ抑制装置30を含む乗りかご14の上部周辺の構成を示す図である。図2に示すように、振れ抑制装置30は、かご側主ロープ群12Aが横振れしたときに同ロープ群12Aの横振れを抑制する機能を有する。振れ抑制装置30は、かご枠14Aの上方のかご側主ロープ群12Aに取り付けられた固定部32と、この固定部32を介してかご側主ロープ群12Aの振れを抑制するロープ振れ抑制機構40とを含む。固定部32は金属製の板材であり、かご側主ロープ群12−1,12−2,12−3,…,を各々挿通するための貫通孔H1,H2,H3,…,が設けられている。そして、固定部32の各貫通孔H1,H2,H3,…,に挿通された状態でかご側主ロープ群12Aが、例えば、固定金具(不図示)などを用いて固定部32に固定される。ここで、固定部32と、乗りかご14の上面14Rとの間隔Hは、最上階の乗場に乗りかご14が停止したときに、昇降路17の天井17R(図1参照)と、固定部32や後述する第1摺動部43や第2摺動部44との間に、所定の安全距離が確保されるように適宜設定すればよい。
ロープ振れ抑制機構40は、図2に示すように、ガイドレールG1,G2と各々摺動可能に構成された第1摺動部42および第2摺動部43を含む。両摺動部42,43は、ビーム42A,43Aを介して固定部32と各々連結されている。
第1摺動部42は、略U字状に構成された支持体44と、支持体44の上下両端部に各々固定されたガイドシュー45A,45Bと、支持体44の中央部に取り付けられた駆動部46からなる。
ガイドシュー45Aは、上面視において略U字状をなす樹脂部材によって構成された摺動体であり、ガイドレールG1を上下方向Zに沿って移動可能な状態で挟み込むように配置されている。ガイドシュー45Bも、ガイドシュー45Aと同一の構成を具備している。
駆動部46は、有底筒状をした本体46Aと、この本体46Aに内蔵された油圧式のアクチュエータ(不図示)を含み、かご側主ロープ群12Aを加振する機能を有する。本体46Aには水平方向Xに移動可能な状態でビーム42Aが挿し込まれている。そして、このビーム42Aは、固定部32に先端部が接続されている。また、駆動部46は、ビーム42Aを介して第1摺動部42に接近または離間するよう固定部32を水平方向Xに沿って移動させる。そして、ビーム42Aの移動に伴い固定部32が水平方向Xに移動することにより、かご側主ロープ群12Aが加振される。なお、本実施形態では、駆動部46として油圧式のアクチュエータを用いているが、電動式のアクチュエータを用いてもよい。
第2摺動部43は、支持体44と同様の構成からなる支持体47と、第1摺動部42のガイドシュー45A,45Bと同一構成を各々備えるガイドシュー48A,48Bを含み、支持体47の中央部に弾性ユニット50が取り付けられている。ここで、両摺動部42,43は、上述したように、各々、2つのガイドシュー45A,45B,48A,48Bを介してガイドレールG1,G2と摺動するように構成されている。このため、固定部32の昇降に伴って両ビーム42A,43Aが上下動するときに、水平方向Xと略平行な状態を維持しつつ両ビーム42A,43Aを上下方向Zに沿って移動させることができる。これにより、ガイドレールG1,G2から脱落することなくロープ振れ抑制機構40を固定部32の昇降移動に追従させることができる。
また、弾性ユニット50は、図2に示すように、有底筒状をなす筒状部52と、この筒状部52に収容される弾性バネ54を含む。この筒状部52には水平方向Xに沿って移動可能な状態でビーム43Aが挿し込まれている。弾性バネ54の両端は各々筒状部52の底部とビーム43Aの端部に接続されており、弾性バネ54はビーム43Aに押圧(弾性)力を作用させる。これにより、上述した駆動部46によって固定部32が水平方向Xに移動するのに追従してビーム43Aを水平方向Xに移動させることができる。また、弾性バネ54がビーム43Aに押圧力を作用させることによって、適度な付勢力でガイドレールG1,G2に両摺動部42,43を各々押し付けた状態に維持できる。このため、両ガイドレールG1,G2からロープ振れ抑制機構40が脱落する、或いは、両ビーム42A,43Aが各々本体46Aおよび筒状部52から抜け落ちるといったことを防止できる。
また、第1摺動部42と同様の駆動部を設ける代わりに弾性ユニット50を第2摺動部43に設けることで、第1摺動部42の駆動部46にのみ駆動電力を供給すればよいため、装置の構成を簡略化できるという利点もある。
制御部20(図1参照)は、昇降路17内に、複数設置されているロープ振れ検知センサ(不図示)を介してかご側主ロープ群12Aの振れを検知し、検知結果に基づいてかご側主ロープ群12Aの横振れを抑制するように振れ抑制装置30の動作を制御する。より具体的には、制御部20は、建物揺れによって生じたかご側主ロープ群12Aの横振れをX方向およびY方向の成分に分解したときのX方向成分に相当する入射波に対し、この入射波を打ち消す反射波が発生するようロープ振れ抑制機構40を介してかご側主ロープ群12AをX方向に加振、換言すると、横振れさせるよう制御を行うことなどが考えられる。これにより、かご側主ロープ群12Aの横振れを抑制することができる。
制御部20における振れ抑制装置30の動作制御については、シミュレーションなどを用いてかご側主ロープ群12Aの横振れを抑制するのに適切な動作パターンを予め算出して用いてもよい。また、かご側主ロープ群12Aを実際に横振れさせた状態で振れ抑制装置30を動作させるなどしてかご側主ロープ群12Aの横振れを抑制させる上で適切な動作パターンを実験的に算出するようにしてもよい。
本実施形態において、制御部20(図1参照)は、ロープ振れ検知センサ(不図示)から取得されるかご側主ロープ群12Aの位置情報に基づき、上下方向Zにおいてかご側主ロープ群12Aの振れ幅が最大となる位置を割り出す。そして、制御部20は、上記振れ幅が最大となる位置における同ロープ群12Aの振れ幅のX,Y方向成分を各々算出し、このうちX方向成分の大きさに基づいて振れ抑制装置30の駆動を制御する。
次に、制御部20における振れ抑制装置30の動作制御について図3(a),図3(b)を用いて説明する。図3(a)および図3(b)において、かご側主ロープ群12Aが横振れしていない静止状態における中心位置を原点位置P0として1点鎖線で示す。図3(a)は、かご側主ロープ群12Aが第1摺動部42に接近した位置である位置P1まで横振れした状態を示す図である。これに対して、図3(b)は図3(a)と反対側、すなわち、第2摺動部43に接近した位置である位置P2までかご側主ロープ群12Aが横振れした状態を示す図である。
ここで、図3(a)および図3(b)に示すように、かご側主ロープ群12Aは原点位置P0からX1方向に横振れして位置P1に至るとともに、位置P1で振れ方向がX2方向に変化して再び原点位置P0を通過し反対側の位置P2に至り、位置P2で振れ方向がX1方向に変化して原点位置P0に向かうよう横振れしているものとする。また、原点位置P0よりも位置P1側の領域を領域Aとし、原点位置P0よりも位置P2側の領域を領域Bとする。
制御部20は、領域Aの方にかご側主ロープ群12Aが横振れしている場合には、固定部32をX1方向に移動させるように駆動部46の駆動を制御する。そして、領域Bの方にかご側主ロープ群12Aが横振れしている場合には、固定部32がX2方向に移動するように駆動部46の駆動を制御する。これにより、かご側主ロープ群12Aの横振れを抑制することができる。
本実施形態の主ロープの振れ抑制装置30によれば、ロープ振れ抑制機構40が固定部32の上下方向Zの移動に連動して移動可能な状態でガイドレールG1,G2に取り付けられている。このため、かご側主ロープ群12Aの横振れに伴ってロープ振れ抑制機構40が作動しても乗りかご14の上梁14A―1や上面14Rなどにロープ振れ抑制機構が取り付けられている場合と比較してロープ振れ抑制機構40の作動音が乗りかご14内に伝わり難い。この結果、かご側主ロープ群12Aの横振れに伴ってロープ振れ抑制機構40が作動したときに乗りかご14内に伝わる騒音の大きさを低減できる。
上記実施形態では、第1摺動部42に駆動部46を設け、第2摺動部43に弾性ユニット50を設ける例を挙げて説明しているが、第2摺動部43にも駆動部46と同様の構成を具備した駆動部を設けるようにしてもよい。そして、この場合において、領域Aの方にかご側主ロープ群12Aが横振れしているときに固定部32をX1方向に移動させるように制御部20は両摺動部42,43における各駆動部の駆動を制御する。同様に、領域Bの方にかご側主ロープ群12Aが横振れしているときに、制御部20はX2方向に固定部32を移動させるよう両摺動部42,43における各駆動部の駆動を制御する。これにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内で、何れかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良い。
10 エレベータ
12 主ロープ群
12−1,12−2,12−3 主ロープ
12A かご側主ロープ群
12B 釣合おもり側主ロープ群
14 乗りかご
30 振れ抑制装置(主ロープの振れ抑制装置)
32 固定部
40 ロープ振れ抑制機構
42 第1摺動部
42A ビーム
43 第2摺動部
43A ビーム
44,47 支持体
45A,45B,48A,48B ガイドシュー
46 駆動部
50 弾性ユニット
52 筒状部
54 弾性バネ
A,B 領域
P0 原点位置
P1,P2 位置
X,Y 水平方向
Z 上下方向

Claims (1)

  1. エレベータ用昇降路内に設けられた一対のガイドレールにより上下方向に案内される乗りかごを前記ガイドレールに沿って昇降させるために用いられる主ロープの振れを抑制する振れ抑制装置であって、
    前記乗りかご上方の前記主ロープに取り付けられる固定部と、
    前記固定部の上下方向の移動に連動して移動可能な状態で前記一対のガイドレールに取り付けられ、前記固定部を介して前記主ロープの振れを抑制するロープ振れ抑制機構と、
    を備え、
    前記ロープ振れ抑制機構は、前記一対のガイドレールと各々摺動可能に構成された第1摺動部および第2摺動部を含み、前記第1摺動部には前記ガイドレールと交差する方向に前記固定部を移動させる駆動ユニットが含まれ、前記第2摺動部には前記固定部に弾性力を作用させる弾性ユニットが含まれている、
    主ロープの振れ抑制装置。
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