WO2002100676A1

WO2002100676A1 - Levier de commande et siege equipe d'un tel levier

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Publication number: WO2002100676A1
Application number: PCT/JP2002/005455
Authority: WO
Inventors: Misao Omori; Masayuki Takakura; Seiji Waku
Original assignee: Ts Tech Co., Ltd.; Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha
Priority date: 2001-06-11
Filing date: 2002-06-03
Publication date: 2002-12-19
Also published as: DE60234773D1; EP1407919A1; JP2002360377A; BR0205603A; BR0205603B1; CN100395132C; CN1514782A; JP3742834B2; EP1407919A4; EP1407919B1

Description

明糸田書操作レバー及び同操作レバーを備えたシ一ト技術分野

本発明は、主に、自動車のシートに組み付けられるリクライニング機構ゃスラィドレールの口ック解除機構等の従動機構を作動操作するものとしてシートに備え付けられる操作レバー及び同操作レバーを備えたシートの改良に関するものである。背景技術

自動車用シートにおいては、シートバックを前後に傾倒調節するリクライニング機構やシート全体を前後に位置調整するスライドレールのロック解除機構を従動機構とし、その従動機構を引き上げ，回転等のワンタッチアクションにより作動操作可能な操作レバ一が備え付けられている。

この操作レバ一を備えることから、車種の仕様により、フロント側シートのスライドレールを当該シートの後部側から口ック解除させてシ一ト全体を前方にスライド移動可能なシートを構成することが図られている。そのシートの操作レバ一としては、シートバックの上部寄り側部に備え付ければ、シートの後部側からでも簡単に操作できるため、操作の簡便性から望ましい。

そのシート用の操作レバ一として、上述したワンタツチアクションにより動作可能なものを装備することは、後部側の乗員が誤って不用意に触る

クシヨンによっても動作してしまい兼ねないところから好ましくない _c

本発明は、自動車の乗員等が不用意に誤って触ることによる

ョンによっては従動機構が動作しない操作レバ一を提供することを目的とする。発明の開示

本発明の一つの実施の形態に係る操作レバ一においては、戻りバネにより支持された従動機構の作動軸を軸受け保持するボス部を有するレバー基部と、片端部を支軸でレバー基部と連結し、且つ、戻しパネを該支軸の軸線上に備えてレバー基部より斜め外方に引出し操作可能なレバ一本体と、レバー本体を定置する中央の凹陥部より立ち上がってレバ一本体を側部から受け止める土手部を両側に設けたセット台とを具備し、セット台を従動機構の装備本体側に取り付け、レバー基部をボス部で従動機構の作動軸に取り付けると共に、レバー本体をセット台の凹陥部に定置させてセット台に組み付け、レバー本体をレバー基部より斜め外方に引き出す操作と、片側の土手部を乗り越えさせてレバー本体を外方に揺動する操作とにより、従動機構の作動軸を軸受け保持するレバー基部を回転可能に組み立ることにより構成されている。

この操作レバーによると、レバー本体をレバ一基部より斜め外方に引き出す操作と、片側の土手部を乗り越えさせてレバー本体を外方に揺動する操作とを行うことにより、従動機構の作動軸を軸受け保持するレバー基部を回転可能に組み立られているから、自動車の乗員等が不用意に誤ってレバー本体を前方に押圧するように手をかけても、レバ一本体が揺動するのを阻止できて誤操作の発生を防げる。

その操作レバーにおいては、略 U字状の窪み部をボス部の偏心方向に張り出す顎部の中央に設けたレバー基部を備え、レバー本体の引出し変位を許容する間隙をレバ一本体の端部面と窪み部の奥周面との間に保ち、片端部を窪み部の内側に嵌め込むと共に、レバー基部の顎部と支軸で連結させてレバー本体を備え付けることにより、レバー本体の引出し操作と共に、レバー全体の揺動操作を確実に行なえるよう構成されている。

また、レバー揺動側の土手部と摺接可能な円弧状の張出し縁を底面に設けたレバー本体を備えることにより、セット台の土手部を乗り越えさせてレバ一本体を円滑に揺動操作乃至は復帰動させられるよう構成されている。

更に、レバー全体のズレ動きを許容する間隙をレバー本体の片側部とレバー揺動側で相対する土手部の内側面との間に保ち、掛止め突起と受け穴とを該相対するレバー本体の片側部と土手部の内側面とに設けることにより、自動車の乗員等が不用意に誤ってレバー本体を前方に押圧するように手をかけても、掛止め突起と受け穴とが係合することから、レバー本体が揺動するのを確実に阻止できて誤操作の発生を防げるよう構成されている。

この他に、レバー揺動側の土手部よりもレバ一戻り側の土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を備えることにより、復帰時にはレバー本体が大きく張り出すセット台の土手部に当接することから、レバー本体をセット台の定置位置に確実に戻せるよう構成されている。

本発明の他の態様に依れば、シートが提供される。そのシートは、シートクッシヨンと、シートバックと、シートのスライド移動を許すスライドレール機構と、シ一トをスライドレール機構に対してロックすることによりシートのスライド移動を阻止するロック機構と、ロック機構によるシートのロック状態を解除することによりスライドレール機構に沿ったシートのスライド移動を許し、第一の戻しスプリングによつて付勢された作動軸を具備したロック解除機構と、シ一トバックの側部の上方に設けられてロック解除機構を作動させるための操作レバーとを有している。

この操作レバーは、ボス部を備えたレバー基部と、第一の端部と第二の端部とを有するレバー本体と、レバー基部とレバ一本体とを支持するセット台とを有し、前記セット台が、セット台の表面から隆起して離間配置された一対の土手部と、それら土手部の間に位置する凹部と、セット台に形成された開口部とを有し、セット台の開口部内にボス部が回転自在に挿入された状態で前記レバ一基部がセット台上に支持され、前記レバー本体の第一の端部がセット台の凹部に受け入れられ、且つ、前記レバ一本体の第二の端部が支軸によってレバ一本体に対して回転自在に支持された状態で前記レバー本体がセット台上に支持されている。それにより、レバー本体がセット台の表面から離れる方向へ回転できるようになつている。また、第二の戻しスプリングが前記支軸の軸線上に設けられ、前記作動軸が前記レバー本体のボス部に挿入されており、レバ一本体を、前記第二のスプリングによる付勢力に抗してセット台の表面から離れる方向へ回転させ、且つ、レバ一本体の第一の端部が土手部の片側を乗り越えるようセット台の開口部の回りを所定方向へ揺動させた時に、作動軸が前記第一のスプリングによる付勢に杭して回転する。それにより、前記ロック解除機構が作動するようになっている。

この操作レバ一を備えたシートにおいては、レバー本体をセット台の表面から離れる方向へ回転させる操作と、レバー本体の第一の端部を土手部の片側を乗り越えさせる操作とにより、ロック解除機構の作動軸を軸受保持するレバー基部が回転するようになっているので、乗員が不用意にレバ一本体に触れてレバー本体を前方へ押圧してもレバーの揺動は阻止される。従って、操作レバーの誤動作を防止することができる。

上述した特徵部分以外の特徴部分は、以下に説明する発明の実施の形態中で明らかになるであろう。図面の簡単な説明

第 1図は、操作レバーを備えた自動車用シートを示す側面図である。第 2図は、本発明に係る操作レバ一を装備する具体例として自動車用のシ一トバックを示す斜視図である。第 3図は、第 2図の操作レバーを示す正面図である。第 4図 aは、第 2図の操作レバーを構成するレバー基部を示す側面図である。第 4 b図は、第

4 a図のレバ一基部を示す側断面図である。第 4 c図は、第 4 a図のレバ一基部を示す正面図である。第 4 d図は、第 4 a図のレバ一基部を示す背面図である。第 5 a図は、図 2の操作レバーを構成するレバー本体を示す側断面図である。第

5 b図は、第 5 a図のレバ一本体を示す背面図である。第 5 c図は、第 5 a図のレバ一本体を示す側面図である。第 6 a図は、図 2の操作レバーを構成するセット台を示す正面図である。第 6 b図は、第 6 a図のセット台を示す平面図である。第 6 c図は、第 6 a図のセット台を示す側面図である。第 7 a図は、第 2図の操作レバーを構成するレバ一基部並びにレバー本体を示す正面図である。第 7 b図は、第 7 a図のレバー基部並びにレバ一本体を示す側断面図である。第 7 c図は第 7 a図のレバ一基部並びにレバ一本体を示す背面図である。第 8 a図は、第 2 図の操作レバーを示す平面図である。第 8 b図は、第 8 a図の操作レバーを示す側断面図である。第 9図は、第 2図の操作レバーを装備するシートバックフレームを示す斜視図である。第 1 0図は、第 2図の操作レバーを装備するブラケットプレートを示す背面図である。第 1 1図は、第 1 0図のブラケットプレートに対する操作レバーの取付状態を示す説明図である。第 1 2 a図は、第 2図の操作レバーを定置状態で示す説明図である。第 1 2 b図は、第 1 2 a図の操作レバーを引出し状態で示す説明図である。第 1 2 c図は、第 1 2 a図の操作レバーを揺動状態で示す俯角斜視図である。第 1 2 d図は、第 1 2 a図の操作レバ一を揺動状態で示す仰角斜視図である。発明を実施するための形態

以下、添付図面を参照して説明すると、第 1図は本発明に係る操作レバ一を備える自動車用シートを示す図である。この自動車用シートは、シートクッション C , シートバック B及ぴヘッドレスト Hを有し、フロントシ一トとして用いられる。その自動車用シートは、 2つのアッパーレール部 U (図 1では片方のみ図示。）及び 2つのロア一レール部 L (図 1では片方のみ図示。）をからなるスライドレール機構により支持されている。アツパ一レール部 Uは、自動車用シートのシートクッション Cの底面に、互いに離間させて取り付けられている。ロアーレール部 Lは、自動車の床面 Fに互いに離間させて設けられている。シートクッションに取り付けられたァッパーレール部 Uは、自動車用シ一トがロアーレール部 Lに沿つてスライドできるようロア一レール部 Lにスライド可能に嚙み合わさっている。さらに、この自動車用シ一トは、シートクッション Cに対してシ一トバック Bをリクライニングさせるためのリクライニング機構 A，自動車用シートを口アーレ —ル部 Lにロックし、固定させるためのロック機構 D及びロック機構によりロックされている自動車用シートを解除し、ロアーレール部 Lに対しスライド可能にするためのロック解除機構（図示せず）を有する。図示の態様では、本発明に係る操作レバーにより駆動される駆動機構としてロック解除機構が用いられている。本発明に係る操作レバ一により駆動される駆動機構として、リクライニング機構 Aを用いてもよい。ロック機構 Dとリクライニング機構 Aとしては、従来のロック機構並びにリクライニング機構を用いることができる。

図示実施の形態は、シート全体を前方にスライド移動可能に支持するスライドレールのロック解除機構を従動機構（図示せず）とし、第 2図で示す如く点線矢印 aをレバ一揺動側に、点線矢印 bをレバ一戻り側に設定し、フロント側シートのスライドレールを後部側からロック解除させる操作レバ一 Rをシートバック B の上部寄り側部に備え付けるよう構成されている。その操作レバー Rは、第 3図で示すように平面略 U形を呈するレバ一基部 1と、平面略長方形を呈するレバ一本体 2と、平面広幅な略楕円形を呈するセット台 3 とから組み立てられている。これら各部は、ポリエチレン等の合成樹脂からブラスチック成形したものが備え付けられている。

レバー基部 1は、第 4 a図並びに第 4 b図で示す如く略半円弧形の外壁による殻構造を有し、内側にはスライドレールのロック解除機構を動作させる作動軸（図示せず）を軸受け保持する円筒状のボス部 1 0が設けられている。また、第 4 c 図で示すようにボス部 1 0の偏心方向に張り出す顎部 1 1を設けると共に、外端側を開放した略 U字状の窪み部 1 2を顎部 1 1の中央に設けて形成されている。ボス部 1 0は、第 4 d図で示すようにロック解除機構の作動軸を嵌着保持可能な突張り突条 1 0 a…を内径に複数突出し、略 Ω状のバネリング（図示せず）を外周から嵌め込んで作動軸の軸線に係合するスリット 1 0 b (第 4 a図参照）を突端寄り両側面に設けて形成されている。この他、レバー基部 1には支軸を揷通する通し穴 1 3が顎部 1 1の片側に設けられている。また、支軸の軸受け穴 1 4 を有する張出しリブ 1 5 a , 1 5 bがボス部 1 0より連続させて窪み部 1 2の開放側に設けられている。

レバー本体 2は、第 5 a図並びに第 5 b図で示すように片側端を開放した底無し形状で略函形の外壁による殻構造を有し、両側壁の内側には複敎の補強リブ 2 0 a , 2 0 b , 2 0 cを掛け渡せて形成されている。この補強リブのうち、レバ一本体 2の突端側に位置するリブ 2 0 aは両側壁から外方に突出する円弧状の張出し縁として形成されている。

そのレバー本体 2の片側壁には、第 5 c図で示すように端部寄りから外方に突出する掛止め突起 2 1が設けられている。また、両側壁の壁面には支軸の挿通孔

2 2 a , 2 2 b (第 5 a図参照）と、複数平行に並べぶ滑止め用の刻み 2 3…が設けられている。

セット台 3は、第 6 a図で示す如くレバ一本体を定置する中央の凹陥部 3 0と、凹陥部 3 0の両側に立ち上がってレバ一本体を側部から受け止める土手部 3 1 ,

3 2とを備えて形成されている。また、レバー本体の掛止め突起と係合する受け穴 3 3をレバー揺動側に位置する土手部 3 1の内面基部寄りに位置させて形成されている。土手部 3 1， 3 2は、第 6 b図で示すようにレバー揺動側 3 1よりもレバー戻り側 3 2を相対的に大きく張り出させて形成されている。

そのセット台 3は、ビス止め用の段付き穴 3 4 (第 6 a図参照）を板面略中央に設け、第 6 c図で示すように突端を段付き穴より反対方向に向けた掛止めフック 3 5 a， 3 5 bを内面側に突設することにより形成されている。また、レバー基部ボス部を受け入れる開孔 3 6 (第 6 a図参照）を段付き穴 3 4より下方の板面に開口することにより形成されている。

レバー本体 2は、第 7 a図並びに第 7 b図で示すようレバ一本体 2の引出し変位を許容する間隙 gェをレバー本体 2の端部面と窪み部 1 2の奥周面との間に保つて片端部を窪み部 1 2の内側に嵌め込み、支軸 4によりレバー基部 1と連結すると共に、捩りコィルバネ 5を戻しバネとして支軸 4の軸線上に備えることによりレバー基部 1より斜め外方に引出し操作可能に備えられている。捩りコイルバネ 5は、第 7 c図で示すように張出しリブ 1 5 a , 1 5 bの間に配置されている。そのレバー全体は、第 8 a図で示すようにズレ動きを許容する間隙 g ₂をレバ —本体 2の片側部とレバー揺動側で相対する土手部 3 1の内側面との間に保ち、掛止め突起 2 1と受け穴（図示せず）とを整合位置させてレバー本体 2をセット台 3の凹陥部 3 0に定置させることにより組み合される。また、レバー基部 1のボス部 1 0は、第 8 b図で示すようにセット台 3の開孔 3 6で受け入れるよう組み合される。

このように構成する操作レバー Rは、第 9図で示すようにシートバックフレーム 6の片肩部に溶接固定するブラケットプレート 7に取り付けることにより装備できる。そのブラケットプレート 7には、ロック解除機構の作動軸 7 0が備え付けられている。

作動軸 7 0には、第 1 0図で示すようにカムプレート 7 1が軸線上に一体に備えられている。また、カムプレート 7 1にはロック解除機構の牽引ワイヤ 7 2が連結され、捩りコイルパネ 7 3が戻しバネとして備え付けられている。この他、ブラケットプレ一ト 7にはセット台 3の掛止めフック 3 5 a , 3 5 bを係合する台形の受け穴 7 4 a， 7 4 bが板面に設けられている。

このブラケットプレート 7に対し、セット台 3は、掛止めフック 3 5 a , 3 5 bを台形の受け穴 7 4 a , 7 4 bを広幅な穴下部側より差し込みんで上方にずらすことにより掛止めフック 3 5 a , 3 5 bの突端を狭幅な穴上部側に係合させると共に、段付き穴 3 4からねじ込むビス（図示せず）により取付け固定できる。レバ一全体は、第 1 1図で示すようにセット台 3の開孔 3 6から突出する作動軸 7 0をレバー基部 1のボス部に圧入すると共に、略 Ω状のバネリング 8をボス部 1 0の外周から嵌め込むことにより、上述したようにレバ一本体 2をセット台 3の凹陥部 3 0に定置させて組み付けられる。

このように装備する操作レバ一では、第 1 2 a図で示すレバー本体 2の定置状態にあるときは、レバ一本体 2がセット台 3の土手部 3 1により受け止められているため、乗員が後部側から不用意に誤ってレバー本体 4を前方に押圧するように手をかけても揺動しない。また、レバー本体 2の掛止め突起 2 1が土手部 3 1 に設けた受け穴 3 3に嵌り込むことから、レバー本体 2がセット台 3の土手部 3 1を乗り超えるのを確実に阻止できる。

その操作レバーを正常に動作させるには、第 1 2 b図で示す如く支軸 4を支点に、レバ一本体 2をセット台 3の土手部 3 1から外れる方向の側方 cに引き出す必要がある。この引出し後、第 1 2 c図で示すようにセット台 3の土手部 3 1を乗り越えさせ、ロック解除機構の作動軸を中心に、レバ一本体 2を前方 aに押圧操作することにより揺動させられる。

そのレバ一操作の際、第 1 2 d図で示すようにレバ一本体 2の円弧形に張り出す補強リブ 2 0 aがセット台 3の土手部 3 1に摺接することから、レバー本体 2 を円滑に揺動させるよう操作できる。

そのレバー操作に伴っては、第 1 0図で示すカムプレート 7 1が回転し、牽引ワイヤ 7 2を引張り方向に移動することによりスライドレースのロック機構を解除できる。また、レバ一本体 2を揺動方向に保つことから、シート全体を前方にスライド移動できる。

そのレバ一操作後は、レバー本体 2から手を離すと、ブラケットプレート 7とカムプレート 7 1に掛け渡された捩りコイルパネ 7 3の戻り力が作動軸 7 0にカロわることから、レバ一本体 2がセット台 3の土手部 3 1を乗り越えるよう復帰する。この際にも、円弧形の補強リブ 2 0 aがセット台 3の土手部 3 1に摺接することから、レバー基部 1を含むレバー本体 2の全体が円滑に復帰きる。

そのレバ一全体の復帰状態では、レバー本体 2が捩りコィルバネ 5でレバ一基部 1の延長上に戻り、レバー本体 2が大きく張り出すセット台 3の土手部 3 2に当接することから、レバ一本体 2がセット台 3の定置位置に戻る。

上述した実施の形態は、自動車用シートのスライドロック解除機構を従動機構として説明したが、これ以外の各種機構の作動操作用として備え付けられる。以上、本明細書中で用いた用語及び表現は単に説明のために用いたものに過ぎず、本発明の内容を何ら限定するものではない。仮に、限定的な用語や表現を用いたとしても、そのことにより、上述した本発明の形態と均等なものやその一部を排除する意図はない。このため、権利が要求されている本発明の範囲内で種々の変更が加えられる。

Claims

請求の範囲

1 . 戻りパネにより支持された従動機構の作動軸を軸受け保持するボス部を有するレバー基部と、片端部を支軸でレバ一基部と連結し、且つ、戻しパネを該支軸の軸線上に備えてレバー基部より斜め外方に引出し操作可能なレバ一本体と、レバー本体を定置する中央の凹陥部より立ち上がってレバー本体を側部から受け止める土手部を両側に設けたセット台とを具備し、

セット台を従動機構の装備体に取り付け、レバー基部をボス部で従動機構の作動軸に取り付けると共に、レバ一本体をセット台の凹陥部に定置させてセット台に組み付け、レバ一本体をレバー基部より斜め外方に引き出す操作と、片側の土手部を乗り越えさせてレバー本体を外方に揺動する操作とにより、従動機構の作動軸を軸受け保持するレバ一基部を回転可能に組み立てたことを特徴とする操作レバー。

2 . 略 U字状の窪み部をボス部の偏心方向に張り出す顎部の中央に設けたレバー基部を備え、レバー本体の引出し変位を許容する間隙をレバー本体の端部面と窪み部の奥周面との間に保ち、片端部を窪み部の内側に嵌め込むと共に、レバー基部の顎部と支軸で連結させてレバー本体を備え付けてなることを特徴とする請求の範囲 1に記載の操作レバ一。

3 . レバー揺動側の土手部と摺接可能な円弧状の張出し縁を底面に設けたレバー本体を備えてなることを特徴とする請求の範囲 1に記載の操作レバ一。

4 . レバー揺動側の土手部と摺接可能な円弧状の張出し縁を底面に設けたレバー本体を備えてなることを特徴とする請求の範囲 2に記載の操作レバー。

5 . レバー全体のズレ動きを許容する間隙をレバ一本体の片側部とレバー揺動側で相対する土手部の内側面との間に保ち、掛止め突起と受け穴とを該相対するレバー本体の片側部と土手部の内側面とに設けてなることを特徴とする請求の範囲 1に記載の操作レバー。 '

6 . レバー全体のズレ動きを許容する間隙をレバー本体の片側部とレバー揺動側で相対する土手部の内側面との間に保ち、掛止め突起と受け穴とを該相対するレバー本体の片側部と土手部の内側面とに設けてなることを特徴とする請求の範囲

2に記載の操作レバー。

7 . レバー全体のズレ動きを許容する間隙をレバー本体の片側部とレバー揺動側で相対する土手部の内側面との間に保ち、掛止め突起と受け穴とを該相対するレバ一本体の片側部と土手部の内側面とに設けてなることを特徴とする請求の範囲

3に記載の操作レバー。

8 . レバー全体のズレ動きを許容する間隙をレバ一本体の片側部とレバ一揺動側で相対する土手部の内側面との間に保ち、掛止め突起と受け穴とを該相対するレバー本体の片側部と土手部の内側面とに設けてなることを特徴とする請求の範囲

4に記載の操作レバー。

9 . レバー揺動側に位置する土手部よりもレバ一戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を備えてなることを特徴とする請求の範囲 1に記載の操作レバー。

1 0 . レバー揺動側に位置する土手部よりもレバー戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を備えてなることを特徴とする請求の範囲 2に記載の操作レバー。

1 1 . レバー揺動側に位置する土手部よりもレバ一戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を備えてなることを特徴とする請求の範囲 3に記載の操作レバー。

1 2 . レバー揺動側に位置する土手部よりもレバー戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を備えてなることを特徴とする請求の範囲 4に記載の操作レバ一。

1 3 . レバー揺動側に位置する土手部よりもレバ一戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を備えてなることを特徴とする請求の範囲 5に記載の操作レバ一。

1 4 . レバ一揺動側に位置する土手部よりもレバー戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を備えてなることを特徴とする請求の範囲 6に記載の操作レバー。

1 5 . レバー揺動側に位置する土手部よりもレバー戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を備えてなることを特徵とする請求の範囲 7に記載の操作レバ一。

1 6 . レバ一揺動側に位置する土手部よりもレバ一戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を備えてなることを特徴とする請求の範囲 8に記載の操作レバー。

1 7 . シートクッションと、

シ一トバックと、

シートのスライド移動を許すスライドレール機構と、

シートをスライドレール機構に対してロックすると、シートのスライド移動を阻止するロック機構と、

ロック機構によるシートのロック状態を解除すると、スライドレール機構に沿つたシートのスライド移動を許し、第一の戻しスプリングによって付勢された作動軸を具備したロック解除機構と、

シ一トバックの側部の上方に設けられてロック解除機構を作動させるための操作レバーとを有し、 ' 前記操作レバーが、ボス部を備えたレバー基部と、

第一の端部と第二の端部とを有するレバー本体と、

レバ一基部とレバー本体とを支持するセット台とを有し、

前記セット台が、セット台の表面から隆起して離間配置された一対の土手部と、それら土手部の間に位置する凹部と、セット台に形成された開口部とを有し、セット台の開口部内にボス部が回転自在に揷入された状態で前記レバー基部がセット台上に支持され、

前記レバー本体の第一の端部がセット台の凹部に受け入れられ、且つ、前記レバー本体の第二の端部が支軸によってレバ一本体に対して回転自在に支持された状態で前記レバ一本体がセット台上に支持され、それにより、レバ一本体がセット台の表面から離れる方向へ回転できるようになつており、

前記支軸の軸線上に、第二の戻しスプリングが設けられ、

前記作動軸が前記レバ一本体のボス部に挿入されており、レバー本体を、前記第二のスプリングによる付勢力に抗してセット台の表面から離れる方向へ回転させ、且つ、レバー本体の第一の端部が土手部の片側を乗り越えるようセット台の開口部の回りを所定方向へ揺動させた時に、作動軸が前記第一のスプリングによる付勢に抗して回転し、それにより、前記ロック解除機構が作動するようになつていることを特徴とする操作レバーを備えたシート。

1 8 . 略 U字状の窪み部をボス部の偏心方向に張り出す顎部の中央に設けたレバ —基部を備え、レバー本体の引出し変位を許容する間隙をレバ一本体の端部面と窪み部の奥周面との間に保ち、片端部を窪み部の内側に嵌め込むと共に、レバー基部の顎部と支軸で連結させてレバー本体を有する操作レバーを備えてなることを特徴とする請求の範囲 1 7に記載のシ一卜。

1 9 . レバ一揺動側の土手部と摺接可能な円弧状の張出し縁を底面に設けたレバ一本体を有する操作レバーを備えてなることを特徴とする請求の範囲 1 7に記載のシー卜。

2 0 . レバー揺動側め土手部と摺接可能な円弧状の張出し縁を底面に設けたレバ一本体を有する操作レバ一を備えてなることを特徴とする請求の範囲 1 8に記載のシ一卜。

2 1 . レバー全体のズレ動きを許容する間隙をレバー本体の片側部とレバ一揺動側で相対する土手部の内側面との間に保ち、掛止め突起と受け穴とを該相対するレバー本体の片側部と土手部の内側面とに設けた操作レバ一を備えてなることを特徴とする請求の範囲 1 7に記載のシート。

2 2 . レバー全体のズレ動きを許容する間隙をレバー本体の片側部とレバー揺動側で相対する土手部の内側面との間に保ち、掛止め突起と受け穴とを該相対するレバ一本体の片側部と土手部の内側面とに設けた操作レバ一を備えてなることを特徴とする請求の範囲 1 8に記載のシート。

2 3 . レバ一全体のズレ動きを許容する間隙をレバ一本体の片側部とレバー揺動側で相対する土手部の内側面との間に保ち、掛止め突起と受け穴とを該相対するレバ一本体の片側部と土手部の内側面とに設けた操作レバーを備えてなることを特徴とする請求の範囲 1 9に記載のシート。

2 4 . レバー全体のズレ動きを許容する間隙をレバ一本体の片側部とレバー揺動側で相対する土手部の内側面との間に保ち、掛止め突起と受け穴とを該相対するレバ一本体の片側部と土手部の内側面とに設けた操作レバーを備えてなることを特徴とする請求の範囲 2 0に記載のシート。

2 5 . レバー揺動側に位置する土手部よりもレバー戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を有する操作レバーを備えてなることを特徴とする請求の範囲 1 7に記載のシート。

2 6 . レバ一揺動側に位置する土手部よりもレバー戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を有する操作レバーを備えてなることを特徴とする請求の範囲 1 8に記載のシート。

2 7 . レバー揺動側に位置する土手部よりもレバ一戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を有する操作レバーを備えてなることを特徴とする請求の範囲 1 9に記載のシート。

2 8 . レバー揺動側に位置する土手部よりもレバー戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を有する操作レバーを備えてなることを特徴とする請求の範囲 2 0に記載のシート。

2 9 . レバ一揺動側に位置する土手部よりもレバ一戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を有する操作レバーを備えてなることを特徴とする請求の範囲 2 1に記載のシート。

3 0 . レバー揺動側に位置する土手部よりもレバ一戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を有する操作レバ一を備えてなることを特徴とする請求の範囲 2 2に記載のシ一ト。

3 1 . レバー揺動側に位置する土手部よりもレバ一戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を有する操作レバーを備えてなることを特徴とする請求の範囲 2 3に記載のシート。

3 2 . レバ一揺動側に位置する土手部よりもレバ一戻り側に位置する土手部を相対的に大きく張り出させて設けたセット台を有する操作レバ一を備えてなることを特徴とする請求の範囲 2 4に記載のシート。