JP3690660B2 - 横跳上げ式シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、横跳上げ式シートに関し、更に詳細に説明すると、シートクッションに傾倒可能にシートバックが取付けられてなるシート本体のアウター側をアウター側シートスライド装置におけるアッパーレールに回動自在に支持すると共に、シート本体のインナー側をインナー側シートスライド装置におけるアッパーレールにロック機構を介して着脱可能に取付け、シート本体を車両の前後方向に沿ってスライド操作可能にすると共に、前記ロック機構を解除して、シート本体を左右側に跳上げ可能とした横跳上げ式シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のワンボックスカー等の車両においては、多人数が乗車できることと、多くの荷物類を搭載することを目的として、運転席と助手席以外は、脱着式シート、移動式シート又は前後方向、あるいは左右方向に跳上げ可能な跳上げ式シートが設けられることが多い。
【0003】
従来の横跳上げ式シートの一例が特開平10−315830号公報に示されている。図6乃至図8に沿って前記横跳上げ式シートの構成について説明する。横跳上げ式シート1は、乗員が着座するシートクッション1aに背もたれとなるシートバック1bが取付けられており、シートクッション1aに対してシートバック1bをフルフラットに後傾した状態で跳上げ操作される。
【0004】
また、横跳上げ式シート1は、乗員が着座した後、着座位置を前後に調整できるように車両床面上のシートスライド装置2(アウター側2a、インナー側2bとする)により支持されている。前記各シートスライド装置2a、2bは、夫々車両床面に固定されるロアレール3と、ロアレール3の長手方向に沿って摺動自在に装着されるアッパーレール4とから構成され、ロアレール3とアッパーレール4とは図示しないスライドロック機構により、所定位置でロック、あるいはロック解除される機構を備えている。
【0005】
そして、横跳上げ式シート1は、シートクッション1aのアウター側において、アウター側シートスライド装置2aに対して図示しない回転中心軸を基に回動可能に支持されると共に、インナー側シートスライド装置2bに対しては、シートクッション1aのインナー側の底面にレッグ1cが取付けられており、このレッグ1cの先端面にストライカー1dが固着されている。このストライカー1dは、インナー側シートスライド装置2bに設けたフック5と係合してシートクッション1aがインナー側シートスライド装置2bに固定される。
【0006】
横跳上げ式シート1のストライカー1dと、インナー側シートスライド装置2bにおけるフック5のロック状態並びにロック解除状態を図7,図8に示す。まず、インナー側のシートスライド装置2bには、その一部をコ字状に折曲した折曲部に支持片がボルトにより一体に締結され、この折曲部と支持片との間にフック5、ロック片6、アーム7が内装され、ロック片6には、リリースプレート8が連結されている。
【0007】
そして、フック5は回転軸5aに、ロック片6は回転軸5aに併設した止軸5bに、各々回転自在に軸着され、アーム7は止軸5bに一体に固着され、止軸5bの一端にバネ(図示せず)が係止され、このバネの弾力により、アーム7が反時計方向に付勢されている。従って、フック5は、図7に示すように、後部方向に回動することにより起立して、ストライカー1dと係合し、ロック状態となる。また、逆方向に回動することにより、図8に示すように、ストライカー1dに対する係合が解除され、ロック状態となり、横跳上げ式シート1の跳上げ操作が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、前述したような従来の横跳上げ式シート1及びシートスライド装置2は、シート1を跳上げ状態とした時、フック5が上方に突起物として突出するため、この突起物に乗客や荷物等が衝突する虞れがあり、乗員の乗降時や荷物の積み下ろしに支障を来たすと共に、室内美観を低下させるという不具合が指摘されている。更に、前述したフック5の動作機構は、フック5、ロック片6、アーム7、リリースプレート8という多くの部品をシートスライド装置2内の狭いスペースに組付けるため、組付けが面倒となり、コストアップを招来するという問題点も同時に指摘されている。
【0009】
本発明の目的は、シートを左右方向に跳上げ可能な横跳上げ式シートであって、跳上げ状態時に車両床面上にフックの上部が突出した状態で残る虞れがなく、突起物に乗客や荷物等が衝突することがないため、荷物等の積み下ろしを円滑に行うことができると共に、室内美観も向上させることができ、また、部品の組付作業も簡素化でき、経済性に優れた横跳上げ式シートを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述せる課題に鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載の横跳上げ式シートは、シートクッションに傾倒可能にシートバックが取付けられてなるシート本体のアウター側をアウター側シートスライド装置におけるアッパーレールに回動自在に支持すると共に、シート本体のインナー側をインナー側シートスライド装置におけるアッパーレールにロック機構を介して着脱可能に取付け、シート本体を車両の前後方向に沿ってスライド操作可能にすると共に、前記ロック機構を解除して、シート本体を左右側に跳上げ可能とした横跳上げ式シートにおいて、
前記シート本体のインナー側に取着されるロック機構は、シートクッション下面に突設したレッグ先端部に回動可能に支持され、ロック方向にバネ付勢されるラッチ部材と、インナー側シートスライド装置におけるアッパーレールに固着され、前記ラッチ部材と係合するストライカーとを備え、前記ストライカーがインナー側シートスライド装置の内部スペースに内蔵され、前記ラッチ部材は回動中心部に対してラッチ部材の先端縁がオフセット位置に設定され、シート本体を跳上げ位置から回動操作した時、ラッチ部材の先端縁がシートスライド装置上面に先当たりし、ラッチ部材がアンロック方向に回動しながらシートスライド装置表面を摺動し、ストライカーの直上位置にきた時、シートスライド装置内部にラッチ部材が進入することにより、ラッチ部材がストライカーに係止されるようになされていることを特徴とする。
【0011】
そして、請求項1に記載の横跳上げ式シートによれば、シート本体を跳上げ状態からシート使用状態に移行する際、シート本体を回動操作すれば、シートクッションに設けたレッグ先端から外方に向け突出しているラッチ部材は、回動中心点と先端縁がオフセット位置にあるため、ラッチ部材がロック解除方向に回動しながらシートスライド装置上をスライドすることでシートスライド装置のストライカー上方に位置し、ラッチとストライカーとが係合することにより、シートをインナー側シートスライド装置にロックすることができる。
【0012】
従って、インナー側シートスライド装置においては、シート本体側に設けられているラッチ部材と係合するストライカーがインナー側シートスライド装置の内部スペース内に内蔵され、突起物の存在がないため、乗員の乗り降りや荷物の搭載時に突起物と干渉することがなく、荷物の積み下ろしや乗降が簡単に行えると共に、車室内の見栄えも向上する。
【0013】
本発明の請求項2に記載の横跳上げ式シートは、前記レッグは、シートクッションに対して起倒可能に取付けられ、シートクッションを左右側に跳上げ操作した後、レッグをシートクッション側に倒し込むことにより、車室内スペースへのレッグの突出を回避したことを特徴とする。
【0014】
そして、請求項2に記載の横跳上げ式シートによれば、シート本体の跳上げ操作後、シートクッションに対してレッグを倒し込めば、レッグが車室内側に突出することがないため、荷物の搭載スペースを多く確保でき、また、荷物積み下ろしにレッグが邪魔にならない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る横跳上げ式シートを図面を参照して詳述する。
図1は本発明に係る横跳上げ式シートの正面図であり、通常のシート使用状態を実線で示すと共に、横方向に跳ね上げた状態を2点鎖線で示す。図2は本発明に係る横跳上げ式シートにおけるシート本体の動作を示す説明図、図3は本発明に係る横跳上げ式シートにおけるロック機構部の構成を示す説明図、図4(a),(b),図5(a),(b)は本発明に係る横跳上げ式シートにおけるロック機構のロック動作を示す各説明図である。
【0016】
図1乃至図3において、本発明に係る横跳上げ式シート10は、乗員が着座するシートクッション11と、乗員の背もたれとなるシートバック12とからシート本体13が構成されており、且つシート本体13は、車両床面20に設けられているシートスライド装置30(アウター側を30a、インナー側を30bとする)に沿って、車両の前後方向に沿ってスライド可能であると共に、車室内の有効スペースを確保できるように、左右方向に跳上げ可能な構成となっている。
【0017】
即ち、シート本体13のアウター側13aは、ホイルハウス部20aに車両の長手方向に沿って取付けられているシートスライド装置30のアウター側30aに取付けられている。このシートスライド装置30のアウター側30aは、ロアレール31の長手方向に沿ってアッパーレール32がスライド自在に装着され、このアッパーレール32に枢支軸14を介してシート本体13が回動可能に支持されている。
【0018】
一方、シート本体13のインナー側13bについては、シートクッション11の下部に位置するシートクッションフレーム15に取付けられているレッグ16がシートスライド装置30のインナー側30bにロック機構40を介して着脱可能に固定されている。
【0019】
従って、シートスライド装置30により、横跳上げ式シート10は、車両の前後方向に沿う位置調整が自在に行えると共に、シートスライド装置30のインナー側30bとシート本体13側のロック機構40間のロックを解除した状態でシート本体13のアウター側13aに設けた枢支軸14を基にシート本体13を回動操作すれば、図1中2点鎖線で示す位置に収納でき、車室内のスペースを有効利用できる。
【0020】
シート本体13の回動操作については、図2に示すように、例えば、跳上げ状態からシート使用状態に移行させるには、A跳上げ状態、B回動途中の状態、Cロック直前の状態、Dロック状態のように、シート本体13を枢支軸14を基に回動操作すれば、それに伴ないレッグ16及びその先端のロック機構40は、所定の回動軌跡に沿って可動する。
【0021】
そして、レッグ16の先端に設けたロック機構40をシートスライド装置30におけるインナー側30bのストライカー33に固定するが、図3を基にインナー側シートスライド装置30bに対するシート本体13のロック機構40の構成について説明する。
【0022】
即ち、このロック機構40は、レッグ16の下端にプレート状の取付ブラケット41がビス孔41aに図示しないビスを締結することにより取付けられており、この取付ブラケット41にラッチ部材42が回動支持部41bに支持ピンを差し込むことにより回動自在に支持されている。
【0023】
また、このラッチ部材42は、アッパーレール32に設けられているストライカー33と係合する係合溝部42aを備えると共に、先端縁42bは湾曲状に形成されており、特に、回動支持部41bに対してラッチ部材42の先端縁42bがオフセット位置に設定されることが特徴である。即ち、回動支持部41bから延びる軸Lに対して、ラッチ部材42の先端縁42bが図3中符号dで示す寸法分、ロック解除方向側に偏位している。
【0024】
更に、取付ブラケット41とラッチ部材42との間に引張りコイルスプリング43が各スプリング係止部41c,42cの間に設けられており、図3中ラッチ部材42が回動支持部41bを基に反時計廻り方向に回動するようにバネ付勢されている。尚、バネ付勢されるラッチ部材42は、取付ブラケット41のストッパー41dに突き当たるため、ラッチ部材42の姿勢が適正に維持される。また、このラッチ部材42と一体にロック解除レバー44が設けられている。
【0025】
次いで、図4(a),(b),図5(a),(b)において、本発明に採用したロック機構40の動作について説明する。
まず、図4(a)に示す状態は、図2のシート本体13を跳上げ状態からシート使用状態に移行する際の図2中Cの状態を示すもので、この時には、シート本体13を枢支軸14を基に跳上げ状態からシート使用状態に移せば、レッグ16の先端に設けたロック機構40におけるラッチ部材42の先端縁42bがインナー側シートスライド装置30bにおけるロアレールフィニッシャー31aと当接する。
【0026】
前記ラッチ部材42の先端縁42bとラッチ部材42の回動支持部41bとがオフセット位置にあることから、ラッチ部材42がインナー側シートスライド装置30bの開口31bに近づくまではラッチ部材42は時計廻り方向、即ち、図4(b)中矢印で示す方向に回動しながら、図4(a)で実線位置から鎖線位置へとラッチ部材42が摺動する。
【0027】
そして、図5(a)に示すように、インナー側シートスライド装置30bの開口31bにラッチ部材42が位置した時、ロアレールフィニッシャー31aからの押圧力が解除されるため、ラッチ部材42にコイルスプリング43からのバネ力が作用し、図5(b)に示すように、ラッチ部材42は反時計廻り方向に回動して、ロアレール31に内蔵されているストライカー33とラッチ部材42の係合溝部42aとが係合し、且つコイルスプリング43によりロック状態を維持する方向にバネ付勢される。
【0028】
そして、このロック状態は、図2中Dに示す状態であり、シート本体13は、インナー側シートスライド装置30bに確実に固定されるため、シート本体13を車両の前後方向に沿って円滑にスライド操作することができる。
【0029】
逆に、車両内に荷物を搭載する時、跳上げ式シート10を横方向に跳上げ操作するには、図5(b)に示すロック状態からロック解除レバー44を操作してラッチ部材42とストライカー33との係合を解除すれば、シート本体13とインナー側シートスライド装置30bとのロックが解除されるため、シート本体13の枢支軸14を基に車両側壁に向けてシート本体13を跳上げ操作すればよい。
【0030】
このように、本発明に係る横跳上げ式シート10は、特にインナー側シートスライド装置30bとシート本体13のレッグ16先端に設けたロック機構40との構成において、シート本体13を跳上げ状態からシート使用状態に回動操作する時、レッグ16先端に設けたロック機構40におけるラッチ部材42が可動して、インナー側シートスライド装置30bにおける開口31bに位置した時、シートスライド装置30b内にラッチ部材42が進入してストライカー33と係合するという構成である。
【0031】
従って、インナー側シートスライド装置30bにおいては、ストライカー33を突出させることなくシートスライド装置30bの内部スペースに内蔵するという構成を採用でき、車両床面20に設けられるインナー側シートスライド装置30bは従来のように上方に突出する突起物がないため、乗員の乗り降りに支障を来たすことがなく、且つ荷物の搭載時に邪魔にならず、使い勝手に優れるという効果を有し、且つ見た目にも外観上の違和感を与えることがなく、見栄え上も好ましい。
【0032】
また、ロック機構40は、レッグ16に取付けた取付ブラケット41にラッチ部材42を回動自在に支持すると共に、引張りコイルスプリング43によりバネ付勢するという簡易な構成を採用したため、従来のように、ロアレール内の狭いスペース内に複雑な機構部品を組付ける作業に比べ組付作業性においても優れる。
【0033】
更に、図2に示すように、ロック機構40を先端に設けたレッグ16は、シートクッション11に回動支持部16aを基に起倒可能に取付けられており、シート本体13を跳上げ操作した後、シートクッション11に設けた収納凹部11a内に倒し込むようにすれば、レッグ16及びロック機構40が車室内側に突出することがないため、安全面において優れると共に、車室内スペースをより有効に使うことができるという付随的な利点がある。
【0034】
尚、図示及び説明は省略したが、ラゲージルーム内の右側シートに本発明に係る横跳上げ式シート10を採用したが、本発明に係る横跳上げ式シートを左右対称構造のものを車両内の左側シートに適用してもよい。また、本発明は、前述した実施例構造に限定されず、各部の形状、構造等を必要に応じて適宜変形、変更することは自由であり、前述したようなシート本体13やロック機構40の形状や材質を始め種々の変形例は本発明の範疇に属するものである。
【0035】
【発明の効果】
以上が本発明に係るシートスライド装置の実施の形態であるが、本発明の請求項1に記載の横跳上げ式シートによれば、シート本体を跳上げ状態からシート使用状態に移行する際、シート本体を回動操作すれば、シートクッションに設けたレッグ先端から外方に向け突出しているラッチ部材は、回動中心点と先端縁がオフセット位置にあるため、ラッチ部材がロック解除方向に回動しながらシートスライド装置上をスライドすることでシートスライド装置のストライカー上方に位置し、ラッチとストライカーとが係合することにより、シートをインナー側シートスライド装置にロックすることができ、インナー側シートスライド装置においては、シート本体側に設けられているラッチ部材と係合するストライカーがインナー側シートスライド装置の内部スペース内に内蔵され、突起物の存在がないため、乗員の乗り降りや荷物の搭載時に突起物と干渉することがなく、荷物の積み下ろしや乗降が簡単に行えると共に、車室内の見栄えも向上するという効果を有する。
【0036】
また、本発明の請求項2に記載の横跳上げ式シートによれば、シート本体の跳上げ操作後、シートクッションに対してレッグを倒し込めば、レッグが車室内側に突出することがないため、荷物の搭載スペースを多く確保でき、また、荷物積み下ろしにレッグが邪魔にならないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る横跳上げ式シートの一実施形態を示す正面図。
【図2】本発明に係る横跳上げ式シートにおけるシート本体の跳上げ状態とシート使用状態との間の移行形態を示す説明図。
【図3】本発明に係る横跳上げ式シートにおけるロック機構の構成を示す説明図。
【図4】図3に示すロック機構のロック前状態を示すもので、(a)は断面図、(b)は(a)中のP1矢視図。
【図5】図3に示すロック機構のロック状態を示すもので、(a)は断面図、(b)は(a)中のP2矢視図。
【図6】従来の横跳上げ式シートの概略構成を示す説明図。
【図7】従来の横跳上げ式シートにおけるシート本体とシートスライド装置とのロック構造を示す断面図。
【図8】従来の横跳上げ式シートにおけるシートスライド装置に対するアンロック状態を示す説明図。
【符号の説明】
10 横跳上げ式シート
11 シートクッション
11a 収納凹部
12 シートバック
13 シート本体
13a アウター側シート本体
13b インナー側シート本体
14 枢支軸
16 レッグ
16a 回動支持部
20 車両床面
20a ホイルハウス
21 フロアカーペット
30 シートスライド装置
30a アウター側シートスライド装置
30b インナー側シートスライド装置
31 ロアレール
31a フィニッシャー
31b 開口
32 アッパーレール
40 ロック機構
41 取付ブラケット
41b 回動支持部
42 ラッチ部材
42a 係合溝部
42b 先端縁
43 引張りコイルスプリング
44 ロック解除レバー

Claims (2)

  1. シートクッションに傾倒可能にシートバックが取付けられてなるシート本体のアウター側をアウター側シートスライド装置におけるアッパーレールに回動自在に支持すると共に、シート本体のインナー側をインナー側シートスライド装置におけるアッパーレールにロック機構を介して着脱可能に取付け、シート本体を車両の前後方向に沿ってスライド操作可能にすると共に、前記ロック機構を解除して、シート本体を左右側に跳上げ可能とした横跳上げ式シートにおいて、
    前記シート本体のインナー側に取着されるロック機構は、シートクッション下面に突設したレッグ先端部に回動可能に支持され、ロック方向にバネ付勢されるラッチ部材と、インナー側シートスライド装置におけるアッパーレールに固着され、前記ラッチ部材と係合するストライカーとを備え、前記ストライカーがインナー側シートスライド装置の内部スペースに内蔵され、前記ラッチ部材は回動中心部に対してラッチ部材の先端縁がオフセット位置に設定され、シート本体を跳上げ位置から回動操作した時、ラッチ部材の先端縁がシートスライド装置上面に先当たりし、ラッチ部材がアンロック方向に回動しながらシートスライド装置表面を摺動し、ストライカーの直上位置にきた時、シートスライド装置内部にラッチ部材が進入することにより、ラッチ部材がストライカーに係止されるようになされていることを特徴とする横跳上げ式シート。
  2. 前記レッグは、シートクッションに対して起倒可能に取付けられ、シートクッションを左右側に跳上げ操作した後、レッグをシートクッション側に倒し込むことにより、車室内スペースへのレッグの突出を回避したことを特徴とする請求項1に記載の横跳上げ式シート。
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