JP4038060B2 - 車両用折り畳みシートのスライドロック機構 - Google Patents

車両用折り畳みシートのスライドロック機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、必要に応じて荷室の広さを変えることができる車両用折り畳みシートに設けられ、シートの前後移動を規制するスライドロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車室内スペースを有効利用するために、様々な折り畳みシートが提案されている。
【0003】
例えば、特開2000−127820号公報に開示されている車両用折り畳みシートにおいては、シートクッションをその前部を回転中心として略180°回転させて、シートクッションを略水平状態に保持するとともに、シートバックを前倒させることによりフルフラット化を達成している。
【0004】
この車両用折り畳みシートにおいては、フルフラット化に際し、シートクッション後縁に設けられた引きバンドを引き上げてシートバック下端との係合を解除し、シートクッションを前方に反転するとともに、シートバックをヒンジ機構を操作して前倒させた後、さらにシートスライド機構のロックを解除してフルフラット化されたシートを適宜前後移動させることにより、フロントシートとの前後位置を調節している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の車両用折り畳みシートは、シートクッション後縁の引きバンドを引き上げてシートバック下端との係合を解除した後、シートスライド機構のロックを解除してフルフラット化されたシートを前後移動する必要があり、操作が面倒であった。
【0006】
この問題に対処するため、シートクッションの跳ね上げ機構とシートスライド機構をワイヤで連結し、このワイヤを介して跳ね上げ機構とシートスライド機構のロックを同時に解除するものも提案されているが、部品点数が多く、構造が複雑となるという問題があり、まだまだ改善の余地があった。
【0007】
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、シートクッションの跳ね上げ機構とシートスライド機構をワイヤ等で連結することなく、一つの操作で跳ね上げ機構とシートスライド機構のロックを同時に解除することのできる部品点数の減少した簡素な構成の車両用折り畳みシートのスライドロック機構を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、着座可能な着座位置とその後方で荷室を拡大する収納位置との間をシートスライド機構を介して車両前後方向に摺動自在に取り付けられたシートクッションとシートバックとを備え、前記シートクッションは、その前端部が前記シートスライド機構の前部に回転機構を介して枢着される一方、前記シートバックは、その下端部が前記シートスライド機構の後部に枢着されるようにした車両用折り畳みシートのスライドロック機構であって、第1の端部及び第2の端部を有する二股状のロック部材を上記回転機構に上下動自在に取り付ける一方、前記ロック部材に近接配置された回動部材に押圧部を設け、該押圧部により前記ロック部材の前記第1の端部を押圧することにより前記シートクッションを着座位置にロックする一方、前記押圧部により前記ロック部材の第2の端部を押圧することにより前記シートクッションを収納位置にロックして、前記シートクッションの前後移動を規制したことを特徴とする。
【0010】
さらに、請求項に記載の発明は、着座位置で前記シートクッションを前記シートスライド機構にロックするロック手段と、前記回転機構に前記シートクッションの自重に抗して作用するバランススプリングを設け、前記ロック手段による前記シートクッションのロックを解除した時に、前記シートクッションの後部を所定角度跳ね上げるようにしたことを特徴とする。
【0011】
また、請求項に記載の発明は、前記シートクッションの後部を所定角度跳ね上げた時、前記シートクッションの前後移動の規制が解除され、前記シートクッションがスライド可能になるようにしたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明にかかる車両用折り畳みシートSを示しており、シートクッション2と、シートクッション2に対し傾斜角度を変更可能なシートバック4とを備えている。図1には示されていないが、シートバック4の上部にはヘッドレストが取り付けられる場合もある(例えば、図6及び図7)。
【0013】
図1及び図2に示されるように、シートクッション2は、左右一対のアッパースライド6の前部に回転機構8を介して回動自在に取り付けられる一方、シートバック4は、左右一対のヒンジ機構10を介してアッパースライド6の後部に傾倒自在に取り付けられている。また、各アッパースライド6は、車両前後方向に摺動自在にロワースライド12に取り付けられ、ロワースライド12は車体フロアに固定されており、アッパースライド6及びロワースライド12によりシートスライド機構が構成されている。さらに、シートスライド機構の外側には、車体フロアに固定されたサイドメンバ14が配設されている。
【0014】
シートクッション2の内部にはシートクッションフレーム(図示せず)が取り付けられており、図3に示されるストライカ18が嵌入するロック用溝16aが形成されたキャッチ16が、略水平に保持されたクッション状態のシートクッション2の底面より下方に突出するように、シートクッションフレームの後部側両側部に接合されている。また、各キャッチ16には、ストライカ18と嵌合するロック部材としてのフォーク20が枢着されており、フォーク20にはロック用溝20aが形成されている。
【0015】
さらに、シートクッション2の内部には、左右のキャッチの解除を同時に行うための連結軸21が取り付けられており、連結軸21の両端には一対のフォーク操作部材22及びフォーク20が枢着されている。連結軸21は、シートクッション2の後面より後方に突出するロック解除レバー(ロック解除手段)24に連結されており、ロック解除レバー24を操作することにより、フォーク20のストライカ18に対する嵌合あるいはその解除が行われる。
【0016】
すなわち、キャッチ16、フォーク20等により、シートクッション2をクッション状態に保持するラッチ機構を構成するとともに、ラッチ機構とストライカ18とによりロック手段を構成している。
【0017】
図2、図4及び図5に示されるように、シートスライド機構を構成するアッパースライド6の上面には、二股状のロックプレート26を上下動自在に保持するためのブラケット28が接合されており、左右一対のブラケット28は車両幅方向に延在する連結部材30により連結されている。
【0018】
各ブラケット28の前端部には、ロックプレート支持部材32の下端部が螺着されており、ロックプレート支持部材32の上部に形成された半円形の突出部32aには円孔32bが穿設されている。また、シートクッションフレームの前端部には、回動部材としてのシートクッション支持部材34が螺着されており、その前方突出部34aにも円孔34bが穿設されている。ロックプレート支持部材32の円孔32b及びシートクッション支持部材34の円孔34bには、取付軸36が挿通され、取付軸36の先端にはバランススプリング38の一端が係止されるとともに、バランススプリング38の他端は、シートクッション支持部材34の突出部34aに植設されたピン40に係止されており、シートクッション2の後部を持ち上げる方向にバランススプリング38の弾性力は作用している。
【0019】
また、シートクッション支持部材34が取り付けられているロックプレート支持部材32の面の反対側には、下端にロック用爪26aを有するロックプレート26がロックプレート保持部材42により上下動自在に保持されている。すなわち、略U字状のロックプレート26には、その前部に上下方向に延びる長孔26bが穿設されるとともに、その後部には上下方向に延びる二つの長孔26c,26dが穿設されており、これら三つの長孔26b,26c,26dに遊挿されたピン44の両端は、ロックプレート支持部材32及びロックプレート保持部材42に取り付けられている。
【0020】
また、ロックプレート支持部材32に植設されたピン46に一端が係止されたコイルスプリング48の他端は、ロックプレート26に植設されたピン50に係止されており、コイルスプリング48の弾性力によりロックプレート26は常時上方に付勢されている。さらに、ロックプレート26の二股状に分岐した二つの上端部には、シートクッション支持部材34に植設されロックプレート26の押圧部として作用するピン52を受承するための凹部26e,26fがそれぞれ形成されている。
【0021】
一方、サイドメンバ14は、車体フロアに固定された略U字状の下部メンバ54と、下部メンバ56に接合された上部メンバ56とを備えており、上部メンバ56の前部には二つの矩形開口部56a,56bが穿設され、下部メンバ54の後部には、対向する両側壁に両端が接続されたストライカ18が設けられている。このストライカ18は、ブラケット28に穿設された矩形開口部28aを介してアクセス可能である。
【0022】
なお、図1に示されるように、シートクッション2の側部には、一端が自由端であるベルトストラップ58の他端が接続されている。
【0023】
上記構成の本発明にかかる車両用折り畳みシートSの作用を以下説明する。
車両用折り畳みシートSが着座位置にある場合、シートクッションフレームに接合されたキャッチ16はブラケット28の開口部28aに挿入され、フォーク20のロック用溝20aにストライカ18が嵌入することで、シートクッション2はロックされている。この時、シートクッション支持部材34に植設されたピン52はロックプレート26の後部側凹部26fに嵌入して、コイルスプリング48の弾性力に抗してロックプレート26を押下しており、ロック用爪26aがサイドメンバ14の前方開口部56aに嵌入して、シートクッション2の前後移動を規制することで所定の位置(着座位置)に保持している。この時、シートクッション2は略水平に保持されたクッション状態にあり、シートバック4はシートクッション2に対し所定の角度をなす背もたれ状態にある。
【0024】
シートSを折り畳んで、荷室を広くしたい場合には、図6(a)に示されるように、左右のヘッドレスト60をまず最下段まで押下し、次に図6(b)に示されるように、シートクッション2の後部中央に設けられたロック解除レバー24を上方に持ち上げると、フォーク操作部材22を介してフォーク20がコイルスプリング23の弾性力に抗して図3の矢印方向に回転し、フォーク20によるストライカ18のロックが解除される。その結果、シートクッション支持部材34に取り付けられたバランススプリング38の弾性力によりシートクッション2の後部が所定の角度(シートクッション2の自重とバランススプリング38の弾性力とにより決定される角度)跳ね上げられ、シートクッション支持部材34に植設されたピン52も同時に上昇する。ピン52が上昇すると、ロックプレート26も長孔26b,26c,26dに遊挿されたピン44にガイドされながらコイルスプリング48の弾性力により上昇し、ロック用爪26aはそれまで嵌入していたサイドメンバ14の前方開口部56aより離脱することとなり、アッパースライド6のロワースライド12対する前後移動の規制が解除される。
【0025】
次に、図6(c)に示されるように、シートバック4を後方に押すと、シート全体が後方に移動し、ロックプレート26のロック用爪26aがサイドメンバ14の後方開口部56bと対向する。その後、図6(d)に示されるように、シートクッション2を略180°反転させると、シートクッション支持部材34のピン52はロックプレート支持部材32の半円形突出部32aに沿って回転移動し、ロックプレート26の前部側凹部26eに嵌入して、コイルスプリング48の弾性力に抗してロックプレート26を押下する。その結果、ロック用爪26aがサイドメンバ14の後方開口部56bに嵌入して、シートクッション2は着座位置後方の所定の位置(収納位置)においてクッション状態から略180°反転した反転状態に保持される。
【0026】
さらに、図6(e)に示されるように、シートバック4側方の操作レバー62を引き上げた後、シートバック4を背もたれ状態から略水平になるまで前倒してクッション状態のシートクッション2が占有していた空間に位置する前倒状態に配置させると、図6(f)に示されるように、シートクッション2及びシートバック4がフルフラットとなり、荷室が完成する。
【0027】
次に、図7(a)の荷室の状態(図6(f)の状態と同じ)から、着座状態に戻す場合の操作について説明する。
【0028】
図7(a)に示されるように、まずシートバック4の裏面側中央部に設けられたハンドル64を持ち上げると、図7(b)に示されるように、シートバック4が起き上がる。次に、ベルトストラップ58を後方に引っ張ると、図7(c)に示されるように、シートクッション2は取付軸36を回転中心として後方に回転し、所定の位置(シートクッション2の自重とバランススプリング38の弾性力とが釣り合った位置)に保持される。この時、シートクッション支持部材34のピン52によるロックプレート26への押圧が解除され、コイルスプリング48の弾性力によりロック用爪26aがサイドメンバ14の後方開口部56bから離脱する。
【0029】
その後、図7(d)に示されるように、シートバック4に前方への力を加えると、シートS全体が前方に移動し、ロックプレート26のロック用爪26aがサイドメンバ14の前方開口部56aと対向する。この状態で、図7(e)に示されるように、バランススプリング38の弾性力に抗してシートクッション2を押下すると、ロックプレート26のロック用爪26aがサイドメンバ14の前方開口部56aに嵌入する。同時に、キャッチ16に枢着されたフォーク20のテーパ状下端部20b(図3)がストライカ18に当接してフォーク20が図3の矢印方向に回転した後、コイルスプリング23の弾性力によりストライカ18がロック用溝20aに嵌入して、シートクッション2が着座位置にロックされる。
【0030】
最後に、図7(f)に示されるように、左右のヘッドレスト60を所定の位置まで引き上げるとシートSが完成する。
【0031】
本発明にかかる車両用折り畳みシートSの上述した操作から明らかなように、ロックプレート26を有する回転機構8及びロックプレート26のロック用爪26aが嵌入する開口部56a,56bを有するサイドメンバ14等により、シートクッション2がクッション状態の場合あるいは反転状態の場合、シートスライド機構を摺動不能に規制する一方、シートクッション2がクッション状態あるいは反転状態でない場合は、シートスライド機構の摺動規制を解除するようにシートクッション2の回動動作により作動する摺動規制手段を構成している。
【0032】
また、この摺動規制手段には、シートクッション2が着座位置に位置していない場合、シートクッション2がクッション状態となることを防止するクッション状態防止機構が設けられている。すなわち、シートクッション2が着座位置に位置していない場合、シートクッション2は付勢手段としてのバランススプリング38により所定の角度跳ね上げられ、サイドメンバ14には着座位置用開口部56aと収納位置用開口部56b以外の開口部は設けられていないことから、シートクッション2は着座位置以外ではクッション状態となることはなく、シートクッション2の跳ね上げ機構(バランススプリング38等)、サイドメンバ14等によりクッション状態防止機構が構成されている。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
本発明によれば、シートクッションをクッション状態と反転状態との間で回転させる回転機構にスライドロック機構を設け、着座位置及び収納位置においてシートスライド機構をロックしてシートクッションの前後移動を規制するようにしたので、シートクッションの跳ね上げ機構とシートスライド機構をワイヤ等で連結することなく、一つの操作で跳ね上げ機構とシートスライド機構のロックを同時に解除することのできる部品点数の減少した簡素な構成の車両用折り畳みシートのスライドロック機構を提供することができる。
【0034】
また、第1の端部及び第2の端部を有する二股状のロック部材を回転機構に上下動自在に取り付ける一方、ロック部材に近接配置された回動部材に押圧部を設け、押圧部によりロック部材の第1あるいは第2の端部を押圧することによりシートクッションを着座位置あるいは収納位置にロックするようにしたので、スライドロック機構の構成を極めて簡素にすることができる。
【0035】
さらに、着座位置においてシートクッションのシートスライド機構に対するロックを解除した時に、回転機構に設けられたバランススプリングによりシートクッションの後部を所定角度跳ね上げるようにしたので、一つの操作で跳ね上げ機構とシートスライド機構のロックを同時に解除することができ、部品点数の減少と構成の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるスライドロック機構が設けられた車両用折り畳みシートにおいて、シートクッションを略180°反転させた状態を示す斜視図である。
【図2】 本発明にかかるシートスライド機構の分解斜視図である。
【図3】 シートクッションをロックするためのロック手段の正面図である。
【図4】 図2のスライドロック機構のの分解斜視図である。
【図5】 図2のスライドロック機構の側面図である。
【図6】 図1の車両用折り畳みシートを折り畳んで荷室を拡大する過程を示す概略側面図である。
【図7】 フルフラット化した図1の車両用折り畳みシートを着座状態に戻す過程を示す概略側面図である。
【符号の説明】
2 シートクッション、 4 シートバック、 6 アッパースライド、
8 回転機構、 10 ヒンジ機構、 12 ロワースライド、
14 サイドメンバ、 16 キャッチ、 18 ストライカ、
20 フォーク、 20a ロック用溝、 20b テーパ状下端部、
22 フォーク操作部材、 23 コイルスプリング、
24 ロック解除レバー、 26 ロックプレート、 26a ロック用溝、
26b,26c,26d 長孔、 26e,26f 凹部、
28 ブラケット、 30 連結部材、 32 ロックプレート支持部材、
32a 突出部、 32b 円孔、 34 シートクッション支持部材、
34a 突出部、 34b 円孔、 36 取付軸、
38 バランススプリング、 40,44,46,50,52 ピン、
42 ロックプレート保持部材、 48 コイルスプリング、
54 下部メンバ、 56 上部メンバ、 56a,56b 開口部、
58 ベルトストラップ、 60 ヘッドレスト、 62 操作レバー、
64 ハンドル、 S 車両用折り畳みシート

Claims (3)

  1. 着座可能な着座位置とその後方で荷室を拡大する収納位置との間をシートスライド機構を介して車両前後方向に摺動自在に取り付けられたシートクッションとシートバックとを備え、前記シートクッションは、その前端部が前記シートスライド機構の前部に回転機構を介して枢着される一方、前記シートバックは、その下端部が前記シートスライド機構の後部に枢着されるようにした車両用折り畳みシートのスライドロック機構であって、
    第1の端部及び第2の端部を有する二股状のロック部材を上記回転機構に上下動自在に取り付ける一方、前記ロック部材に近接配置された回動部材に押圧部を設け、該押圧部により前記ロック部材の前記第1の端部を押圧することにより前記シートクッションを着座位置にロックする一方、前記押圧部により前記ロック部材の第2の端部を押圧することにより前記シートクッションを収納位置にロックして、前記シートクッションの前後移動を規制したことを特徴とする車両用折り畳みシートのスライドロック機構。
  2. 着座位置で前記シートクッションを前記シートスライド機構にロックするロック手段と、前記回転機構に前記シートクッションの自重に抗して作用するバランススプリングを設け、前記ロック手段による前記シートクッションのロックを解除した時に、前記シートクッションの後部を所定角度跳ね上げるようにした請求項1に記載の車両用折り畳みシートのスライドロック機構。
  3. 前記シートクッションの後部を所定角度跳ね上げた時、前記シートクッションの前後移動の規制が解除され、前記シートクッションがスライド可能になるようにした請求項2に記載の車両用折り畳みシートのスライドロック機構。
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