JP2008526600A - 調整可能シート - Google Patents

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Abstract

調整可能シート(1)は可動クッション要素(4)を備えている。クッション要素は、車両シートのその他の部品と平行な初期ポジションから第1のポジションまで動くことができ、さらに、第2のポジションまで動くことができる。クッションは、中間サポートを動かす第1のリンク機構(7)に搭載されている。第2のリンク機構(10)は、中間サポートからクッション要素を備えたシートマウント(9)まで延びる。
【選択図】図1

Description

本発明は、調整可能シートに関し、さらに詳しくは、可動クッション要素を備えたタイプの調整可能シートに関し、クッション要素は大人が座ることができる下側ポジションから、子供が座ることができる上昇ポジションまで移動可能である。
従来より、上述したタイプの調整可能シートが提案されており、自動車の後部座ベンチタイプのシートのように、調整可能シートは車両シート内部に組み込まれている。可動クッション要素が下側ポジションにある場合には、1つ又は複数の固定されたクッション要素と位置あわせされ、大人が使用することができる。クッション要素が上昇ポジションにあるときには、そのシートは子供によって使用可能である。この種の1つのタイプのシートについては、ヨーロッパ特許EP−0−666,194に開示されている。この従来提案されたシートは、単1のリンク機構に搭載された要素を含み、このリンク機構は異なる複数のリセスにおいて受けられるアームを備えており、これによって、シート要素を異なる選択されたポジションに配置することが可能となる。
ヨーロッパ特許EP−0−666,194
本発明は、進歩的な調整可能シートを提供することを目的としている。
この発明によれば、調整可能シートは提供され、そのシートは可動クッション要素(moveable squab
element)を備え、可動クッション要素は中間サポートを備える第1のリンク機構及び中間サポートと可動クッション要素との間に配置された第2のリンク機構によって下部マウントに対してマウントされ、各々のリンク機構は、引込ポジションから伸長ポジションまで移動可能であり、各リンク機構はリンク機構を伸長ポジションにロックするためのロック機構を備えている。
好ましくは、各リンク機構が当該リンク機構を引込ポジションにロックするためのロック機構を備えている。
利便的には、第1のリンク機構は平行アームリンク機構である。
有利的には、第2のリンク機構は平行動作をもたらすリンク機構である。
好ましくは、リンク機構の各々は、バイアス要素を備えており、このバイアス要素はリンク機構を伸長ポジションにバイアス(付勢)する。
利便的には、第1のリンク機構に設けられて当該第1のリンク機構を引込ポジションに保持するロック機構を解除するための第1のアクチュエーターが設けられている。
有利的には、第2のリンク機構に設けられたロック機構を解除するための第2のアクチュエーターを備えている。
利便的には、第2のアクチュエーターはプッシュボタンであり、プッシュボタンの動作をブロックするためのブロック要素が設けられ、ブロック要素は第1のリンク機構の動きに反応して動作するように設けられ、第1のリンク機構が引込ポジションにあるときにプッシュボタンの動きをブロックするように配置され、第1のリンク機構が伸長ポジションにあるときにプッシュボタンの動きを許容する。
有利的には、プッシュボタンが留め金(キャッチ部材)を備えており、留め金は回り止めを備えており、回り止めは可動クッション要素に固定された開口付き保持プレートと係合し、可動クッション要素を中間サポートに対して所定のポジションに保持し、プッシュボタンは留め金を作動可能であり、これにより回り止めを開口付き保持プレートから開放し、可動クッション要素が上方に移動するのを許容する。
好ましくは、第1のアクチュエーターは、また、第1及び第2のリンク機構を伸長ポジションにロックするロック機構をリリースするアクチュエーターとしても機能する。
利便的には、第1のアクチュエーターはハンドルであり、このハンドルは第1のリンク機構を伸長ポジションにロックするロック機構と;第2のリンク機構を伸長ポジションにロックする第2のロック機構とを備えており、ハンドル及びロック機構は、ハンドルの部分的な移動において第2のロック機構を解除し、ハンドルのさらなる移動により第1のロック機構を解除するように構成されている。
有利的には、第1のロック機構は弾性的にバイアスされ、第2のリンク機構の一つのリンクを形成し又は一緒に動く要素上の凹部と係合するラッチ部材を備え、第2のロック機構は、第1のリンク機構のリンクに固定された係合ヘッド上の凹部内部に受けられる係合ロッドと;係合ロッドを備えるハンドルとから構成され、ハンドルの動作によりラッチ部材及び係合ロッドが各々の凹部の外側まで動くように、ハンドルはラッチ部材と係合する表面を有している。
調整可能シートは、車両のシート内に設けることができる。
本発明がより理解されるため、また、さらなる特徴が明確になるように、本発明について、添付図面を参照しながら実施例を用いて説明する。
図1は、本発明に係る調整可能シートを備えた車両シート1を示す。シート1はバックレスト2と、位置固定された第1のクッション要素3とを備えている。第2のクッション要素4が設けられ、この第2のクッション要素4は固定されたクッション要素3に対して移動可能となっている。図1に示すように、可動クッション要素4は初期ポジションにおいて、固定クッション要素3の前方であり当該固定クッション要素に対して位置合せされている。
図2にさらに明確に示されているように、可動クッション要素4は搭載設備5によって車両の下方フロアパン6に接続されている。
後述する説明においてさらに明確になるように、可動クッション要素4は2つの異なるポジションに移動可能であり、第1のポジションは固定クッション要素3から上方に離れた中間ポジションであり、第2のポジションは第2のクッション要素3の上方高いポジションである。
図3に示すように、可動クッション要素4が中間ポジションにあるときには、第1の固定クッション要素3に対して上方及び後方に移動しており、これにより固定クッション要素3の直上に配置され、可動クッション要素4の後方エッジがシート1のバックレスト2に近接する。図4に示すように、この動きは第1のリンク機構7によって達成される。リンク機構7は、フロアパン6に固定されたフロアマウント8に対して接続された下端部を有する。搭載設備5は、可動クッション要素4に埋め込まれたシートマウント9を含んでいる。
図5及び図6からわかるように、可動クッション要素4が最終又は最上位ポジションに移動したときには、可動クッション要素はまだ固定クッション要素3の上方に配置されており、後方エッジがシートのバックレストに近接するが、固定クッション要素3に対して図3及び図4に示す中間ポジションの時よりも高い位置に来る。図6からわかるように、シートマウント9は、第2の又は中間リンク機構12よって、第1のリンク機構7の上部に対して実際に接続されている。
このように、可動クッション要素4は、第1のリンク機構7及び第2又は中間リンク機構10によって車両のフロアパン6に接続され、第1のリンク機構7の作用により可動クッション要素は、大人の乗員用に設定された初期ポジションから、6歳から10歳ぐらいの比較的大きな子供の乗員用に設定された中間ポジションまで移動可能となる。中間リンク機構10の次の動作により、可動クッション要素4は、3歳から6歳ぐらいの比較的小さな子供の乗員用に設定されたシートの高い最終ポジションまで移動可能となる。
第1及び第2のリンク機構は、各々伸長ポジション又は格納ポジションにロックすることができる。
図7は、第1のリンク機構及び中間リンク機構の主要な構成部品の分解組立図である。
フロアマウント8は実質的に平坦なプレート11の形態であり、固定穴12を備えており、プレート11を車両のフロアパン6に対して固定する螺旋又は同様の部材を受けるようになっている。プレートの各側部には、直立した側壁13,14が備えられ、これらの側壁はプレート11の最後部エッジを超えて後側に延びており、後方延長フィンガー15,16を形成している。側壁13,14の各々の前方部分及び、フィンガー15,16の後方部分においては、マウント穴17が設けられており、第1のリンク機構7の1部がマウントされる。側壁13,14に隣接するプレート11の後方エッジには、上方及び後方に傾斜したストップ要素18が設けられている。
第1のリンク機構は2つのリンク要素19,212よって形成されている。リンク要素19は中央プレート21を含んでおり、この中央プレートは対向するサイドエッジに2つの垂下側壁22,23を備えており、各側壁はプレート21の端部を超えて延びている。各側壁の終端部にはマウント穴24が設けられている。プレート21の最上部エッジには、中央に配置された大きな矩形の凹部又は切りぬき(カットアウト部)25が備えられている。カットアウト部25の各側部には係合要素26が設けられており、各係合要素はプレート21のエッジを超えたポジションまで延びている。各係合要素26は平坦であり、垂下側壁22,23に平行な平面内に配置されている。係合要素26はプレート21のエッジを超えて突出しており、各係合要素は拡大円型ヘッド27を備えており、このヘッドは中央開口28及び周辺に設けられた切欠き29を備えており、切欠き29はスパナの切欠きに対応している。
プレート21の下端には下方及び後方に延びるストップ要素30が設けられ、これらストップ要素は側壁22,23に近接して配置され、フロアマウント8のプレート11上に設けられたストップ要素18と互いに位置合せされるようになっている。この後明確になるように、可動クッション要素4が中間ポジションまで移動したときに、ストップ要素18及び30が互いに係合し、第1のリンク機構の動きを制限する。
第1のリンク機構7の第2のリンク要素20はプレート状の中央領域30を有しており、その中に比較的大きな2つの開口31,32を備えており、これらの開口はプレートの長手方向軸に対して対称的に配置されている。プレート20は、対向する側部エッジに上方に向かった2つのサイドアーム33,34を備えており、これらのサイドアームの各々はプレートの端部エッジを超えて延びており、これによってサイドアーム33,34の突出した終端部が形成される。各終端部は、マウント開口35を備えている。
ここで、第1のリンク要素19の側壁22,23の低い側の端部及び、第2のリンク要素20のサイドアーム33,34は、フロアマウント8に対して旋回可能に連結されていることが理解される。このように、第1のリンク要素の側壁22,23の最下端に設けられた開口24は、フロアマウント8の直立サイドアーム13,14に設けられた開口17と互いに位置合わせされ、適切なピボットピンによって互いに連結され;第2のリンク要素21のサイドアーム33,34の最下端に形成された開口35はフロアマウント8の後ろ向きフィンガー15,16に設けられた開口17と互いに位置合わせされ、適切なピボットにより連結される。2つのリンク要素19,20は、このようにフロアマウント8に対して旋回可能に連結される。
バイアススプリング36は、フロアマウント8のプレート11と第2のリンク要素21の中央プレート30とを係合させ、第1のリンク機構7の上方に向かってバイアスするように設けられている。
第1のリンク機構7の上端は中間サポート37に連結されている。
中間サポート37は、実質的に平坦な上部プレート38(図7において、明瞭に示す目的で1部が省略されている)を含んでおり、このプレートは2つの垂下プレート39,40を有している。上部プレート38の最前部エッジは下方に延びるリップ39であり、プレート38の1部であるリップ39の中央領域はそのまま下方に延び、ラッチハウジング41のフロントカバー40を形成する。ラッチハウジング41はプレート38の最前部中央部分の下にマウントされ、ラッチを受けるキャンバーを形成する。フロントカバー40は、中央に配置された開口42を備え、これによりラッチハウジング41の内部に通じるようになっている。
中間サポート37のサイドプレート39,40の各々は、複数の開口を備えている。各サイドプレート39,40の開口は、同じサイズ、同じ形状、同じ配置となっている。前方に配置された第1の開口43は、第1のリンク要素19の側壁22,23の最上端部に形成された開口24と旋回可能な連結を形成する。後方に配置された第2の開口35は、第2のリンク要素20のサイドアーム33,34の最上端に形成された開口35に対して位置合せされるとともに旋回可能に連結される。
サイドプレート39,40の各々の概ね前方部に近接して配置された第3の開口45及び、サイドプレート39,40の各々の後方に近接して配置された第4の開口46とによって、後に詳細に説明する第2又は中間リンク機構10との旋回可能な連結を形成する。さらなる開口47及び当該開口47の近傍に配置された傾斜細長スロット48が設けられ、ラッチ部材49を受けるようになっている。
ラッチ部材49は細長ロッド50の形態であり、直径の小さな突出端部51,52を備えており、当該端部が細長スロット48内部に入るようになっている。ロッドの端部から内側に若干離れて配置されているのは2つの突出プレート53,54であり、これらのプレートはロッド50の軸に対して垂直な面内に配置され、放射方向に延びる。各プレート53,54は、外側に突出した旋回軸55,56を備えている。旋回軸55,56は、ロッド50に対して平行である。旋回軸55,56は開口47の内部に配置され、突出部51,50にはサイドプレート39,40の傾斜スロット48の内部に配置される。したがって好ましくは、ラッチ部材49が開口47の内部に収まった状態で旋回軸55,56によって規定される軸のまわりに旋回したときに、突出部51,52は傾斜スロット48に沿って移動する。
バイアススプリング57は、突出部51,50が傾斜スロット48の前方部又は上端部に位置するポジションまでラッチ部材49をバイアス(付勢)するように設けられている。
第2の又は中間リンク機構10は、前方リンク要素59及び後方リンク要素60という2つの基本リンク要素から構成される。前方リンク要素59は横方向に伸びた矩形プレート61から構成され、当該リンク要素は両端部において実質的に矩形の垂下リンク突起62,63を備えている。各突起は、三つの開口を備えている。垂下突起の最下部コーナーに近接して配置された第1の開口64は、中間サポート37のサイドプレート39,40の最前部開口45と旋回可能に連結される。各突起62,63の2つの上部開口65のうちの1つはシートサポート9に連結されており、当該シートサポートについては後に詳細に説明し、各突起62,63の第3の開口66は後に説明する補償リンク機構と連結される。
垂下突起に62,63の各々の最下部コーナーには、後に説明する目的のためにフック上の切欠き67が設けられていることは注目されるべきである
第2のリンク要素60は、横方向に延びるプレート68から構成され、そのプレートは対向する端部において2つの平行な三角垂下突起69,70を備えている。三角突起69,70は各々三つの開口を備えている。突起の垂下コーナー近傍に配置された第1の開口71は中間サポート要素37のサイドプレート39,40に設けられた最後部開口46に対して位置合わせされ且つ、旋回可能に連結される。2つの上部開口72の最前部は、後に説明するように、シートサポート9に対して連結され、最後部開口73は補償リンク機構に対して連結される。
2つの細長い補償リンク機構74,75が設けられており、各リンク機構は各端部に開口76を有している。各リンク機構の前方端部に有る開口76は、最前部リンク要素59に設けられた突起の開口66に対して旋回可能に連結され、一方で、各リンク機構の最後部端部に配置された開口76は最後部リンク要素60の突起の開口73に対して旋回可能に連結される。
シートマウント9が垂下側壁81,82を有する水平プレート85含んでいる。側壁は、前端部に開口83を、後端部に開口84を備えている。最前部開口83は最前部リンク要素59の突起62,63の最前部開口65に対して旋回可能に連結され、開口84は最後部リンク要素60の突起69,70の開口72に対して連結される。
プレート80の中央部分に矩形開口85が形成され、細長保持プレート86は開口85の近傍において溶接又はリベットによりプレート80に対して固定される端部を有し、保持プレート86は開口端部を有し、当該端部は矩形開口85を通って下方向に延び、留め金と係合する。
ロックフックが設けられ、このロックフックは作動アーム91と一体成形されたフック要素90を含んでおり、フック要素90及びアームは概ね逆U字状に成形され、フック要素90と作動アーム91との接合部分にはトラニオン92が設けられている。フック要素の最下部表面は面取りされている。スプリング(図示せず)により又はフック要素の重心位置をトラニオン92に対して適切な位置に配置されることにより、ロック要素90はロックポジションにバイアス(付勢)される。
留め金ハウジング41の内部には、留め金93が設けられている。留め金93は図8に明確に示されている。この留め金は、旋回可能に設置された留め金アーム94を含んでいる。留め金アーム94は水平面内に配置され、水平に延び概ねL字状をなす2本のアームであり、一方のアーム95は他方のアーム96よりも長い。垂直旋回軸97は、2つのアームの連結部分を貫通している。短いほうのアーム96の自由端には、直立フィンガー98が設けられ、このフィンガー98は横方向に延びる回り止め99を備えており、回り止め99は長いほうのアーム95と実質的に平行に延び、長いアーム95及び短いアーム96の平面より上方に間隔をおいたポイントに配置されている。回り止め99の上面は面取りされている。
長い方のアームの自由端にはバイアススプリング100が設けられている。プッシュボタン101が設けられ、長い方のアーム95に連結され、プッシュボタン101の作動により長いほうのアームがスプリング100の力に反して旋回軸97の周りを動き、これによって、短いほうのアーム93、直立フィンガー98及び回り止め99を動かし、回り止め99を退避させる。
回り止め93は回り止めハウジング41内部に設けられ、一方、プッシュボタン101は開口部42と位置決めされる。
シートマウント9が中間サポート37の直上にあるときには、回り止め99は保持プレート86(図9参照)の開口部端部に係合し保持する。
作動ハンドル102が設けられ、このハンドルは円筒状ハンドグリップ103を含み、ハンドグリップ103の端部は前方に延びる平行サイドプレート104,105と連結される。サイドプレート104,105の各々は、旋回開口部106,107を備えており、横断係合ロッド108がサイドプレート104,105の間を延びてサイドプレート104,105を若干超えて突出している。サイドプレートの間の幅は留め金ハウジング41の幅よりも若干大きく、ハンドルが留め金ハウジングに対して旋回可能に連結され、ハンドグリップ103は留め金ハウジングの前方に配置される。ハンドルは、ハンドグリップ103が最低ポジションにあるポジションまでバイアス(付勢)される。これは、スプリング(図示せず)の使用又はハンドグリップ103を重くすることによって達成することができる。
図10は、図7の分解組立図に示された構成要素を示し、組み立てられ完全に展開したポジションを示しており、本発明を明確に示している。
フロアマウント8は図10に示された組立品の最下部に配置されていることが分かる。第1のリンク機構の二つのリンク要素19,20は、平行リンクとして上方及び後方に延び、バイアススプリング36によってこのポジションにバイアス(保持)されている。第1のリンク機構のリンク要素19,20の最上端部は、中間サポート37を実質的に水平なポジションに保持する。シートマウント9を有する延長された状態の中間リンク10は、中間サポート37の上方においてスペースを開けて配置される。
図11は、クッションが初期ポジション又は最大に引っ込んだポジションにあるときの可動クッション要素4を示す。図1及び図2に示すように、これは調整可能シートの第1のポジションである。第1のリンク機構7及び第2又は中間リンク機構10は、最大に引っ込んだポジションにある。
可動クッションの最上部には、ハンド及び椅子張り100が備えられている。ハンドル102のハンドグリップ103及び、留め金93のプッシュボタン101は、ハンド及び椅子張100の中に設けられた切欠き111を通してアクセス(操作)可能となっている。可動クッション要素4が初期ポジションにあるときに、作動ハンドル及び作動ボタンが操作可能であるが目立たないことが評価されるであろう。
図12は、図11に示す状態における可動クッション要素の構成部品を示す。ロックフック90はトラニオン92によって、中間サポート37の上に支持された垂下突起111まで旋回可能に設けられているのが観察される。
ロックフックのフック要素91はU字状留め金112と係合し、留め金112は第1のリンク要素19のプレート21の中央部分から上方に延びる。フックが留め金12と係合し、これにより、シートマウント9が上方に動くのが防止され、二つのリンク機構の構成部品が図12に示す初期ポジションに維持される助けとなる。
ブロック要素113が設けられ、シャフト114上に配置される。シャフト114は係合ヘッド26の開口部28の中に収まる対向する端部を備えており、係合ヘッドは第1のリンク要素19のプレート21中に設けられた切欠き25の対向する側部に設けられている。シャフト114は留め金ハウジング41の内部を通って延びる。シャフト114は旋回軸の軸に対して位置あわせされ、旋回軸は第1のリンク機構7の第1のリンク要素19の側壁に12,23の上端部に形成された開口部24と中間サポート37のサイドプレート39,40の開口部43とを旋回可能に連結する。ストップ要素113は、突出部を有し、突出部は図示された構成要素が初期ポジションにあるときにプレスボタン101の直ぐ後に配置され、プレスボタンの作動を防止する。図5にも示されているように、作動ハンドル102のサイドプレート105の前端部はラッチ部材49の伸長ロッド50と接触している。伸長ロッド50は移動のために設置され、その移動が伸長ロッド50の突出端部によってガイドされ、伸長ロッドは中間サポート37のサイドプレート39,40中に存在する伸長傾斜スロット48の内に配置される。ロッド50の中央部分には突起115が設けられ、突起は図示のように構成部品が初期ポジションにあるときに、ロックフック91の作動アーム92に近接して配置される。
ハンドル100にはシャフト116によって所定の位置に設置され、シャフトはハンドルのサイドプレート104,15中に設けられた開口部106,107を通って延びる。係合ロッド108は、ブロック要素113の一部と係合して当該ブロック要素113を初期ポジションに維持するポジションに配置される。このように、調整可能シートの構成要素はこれらの初期ポジションに保持され、当該シートは大人によって使用される。
もし、ハンドル102のハンドグリップ103が握られそして上側に動かされると、ハンドルはシャフト116の軸の周りを旋回(回動)する。ハンドルのサイドプレート104,105が回転動作を実行し、サイドプレートはラッチ部材49のロッド50と係合し、ロッド50は後方及び下方に移動し、ロッド50の突出端部51,52が伸長スロット48に沿ってガイドされる。ロッド50の中央部分に設けられた突起115は保持フック91の作動アーム92と係合し、保持フックはトラニオン93の軸のまわりを旋回し、これによって、フック要素91が留め金112から開放される。これと同時に、係合ロッド108がブロック要素113から離れる方向に動く。
このようにハンドル102は第1のアクチュエーターの機能を実行し、初期段階で第1のリンク機構が引込ポジションにある機構のロックを解除する。初期状態で強く圧縮されたスプリング36は引き伸ばされ、第1のリンク機構の第1及び第2のリンク要素19,20は平行(並列)動作を実行し、第1のリンク要素19に備えられたストップ要素30がフロアマウント8(図15参照)に備えられたストップ要素18と係合するまで、上方及び後方への移動を継続する。ストップ要素は、必要であれば、比較的硬いゴム素材のように、少なくとも部分的に若干屈曲可能な材質によって成形することができる。
第1のリンク要素19の旋回動作により、ブロック要素113が留め金ハウジング41中で回転し、図14に示すように、留め金93のプレスボタン101が内側に向かって実際に押されて留め金93を解除するポジションまで当該ブロック要素113が動かされる。可動クッション要素は、最初に図3及び図4に示したように、この時点で第2又は中間ポジションにある。第1のリンク機構7は、この時点で最大に伸長したポジションにある。
図15を考慮することによって理解されるように、リンク機構7の構成要素が初期ポジションから中間ポジションまで移動した時には、係合ロッドが矩形凹部29と互いに位置合わせされるようになるまで、各係合要素26の円形ヘッド27のカーブした外表面がハンドル103の係合ロッド108に対して押され、ハンドグリップ103が最下ポジションにある位置までハンドルを付勢することによりロックピンが凹部29の中まで入り込む。このように、可動クッション要素4は中間ポジションにロックされ、これ以上、上方にも下方にも移動することができない。これが図15に示すポジションである。
可動クッション要素が中間ポジションにあると、図16に示すように、中間リンク機構10の前方リンク要素59の突起63の縁部がラッチ部材49の伸長ロッド50と係合する。
調整可能なシートの構成部品は今図17に示す状況にあり、プレスボタン101が作動可能となる。プレスボタン101は、中間リンク機構10を退避(引っ込んだ)ポジションにロックするロック機構を解除するためのアクチュエーターである。ボタン101が押されると、回り止め99が保持プレート86の開口部から取り除かれた状態において、留め金93が解除される。このように、トーションスプリング117による上方へのバイアスによって、シートマウント9が解除され、補償リンク機構74,75の作用により、第2の又は中間リンク機構10の前方リンク要素59及び後方リンク要素60が実質的に同一の回転を同時に実行する。前方リンク要素59及び後方リンク要素60の回転運動が等しいように、このリンク動作は平行(並列)回転をもたらす。バッグを及び椅子張り110を備えたシートマウント9は、最終ポジションまで上方に移動し、第2のリンク機構又は中間リンク機構10が最大限に伸長したポジションになる。可動クッション要素4が最終ポジションまで移動すると、三角突起69,70の各々のカーブ部分が保持要素49の横方向ロッド50と係合し、(図16参照)ロッド50が当該ロッド50に付与されているバイアスに抗して下方及び後方に移動する、この時、このような移動は傾斜スロット48と係合した突起部分51,52によってガイドされている。
しかしながら、図18から理解されるように、可動クッション要素4が最終ポジションに達すると、伸長ロッド50がスプリング57によって、前方リンク要素59の突起62,63の各々の中に設けられたフック状の凹部67の内部に対してバイアス(付勢)される。この係合により、可動クッション要素4が、図18に示すように、最終ポジション又は最上部ポジションに保持される。
この状況におけるシートによると、図19に示すように、ハンドル102の係合ロッド108が第1のリンク機構の第1のリンク要素19に対して強固に連結された係合要素26に設けられた凹部29に係合されることにより、中間サポート37がそのポジションにロックされる。さらに、シートサポート9及び椅子張り110は、ラッチ部材49のロッド50と中間リンク機構10の前方リンク要素59の突起62,63に設けられたフック状凹部67との係合により、ポジションが保持される。
もし、ハンドル102が若干引かれると、図20に示すように、サイドプレート105の最後部が係合要素49のロッド50と係合し、これをスプリングのバイアスに反して若干動かし、これによって、ロッド50が中間リンク機構10の前方リンク要素59の突起62,63中に設けられフック状凹部67から開放されるポジションまで移動する。ロッド50がフック状凹部67から開放されると、可動クッション要素はトーションスプリング117による上方のバイアスに反して下方に向かって押されることができ、これによって、可動クッション要素4が中間ポジションまで戻る。スプリングによるバイアスが作用している状況で回り止め99が開口部保持プレート86を再係合させるように動くと、伸長保持プレート86の開口端部が留め金93の回り止め99の上表面と係合し、回り止め99が開口部と位置決めされるまでスプリング100のバイアスに反して回り止め99が面取りされた表面の作用によって動く。
しかしながら、ハンドル102の動きはほんの少しであり、ハンドルに設けられた係合ロッド108は第1のリンク要素19に対して強固に連結された係合ヘッド中に形成された凹部29内で動き、当該凹部から開放されないことは注意すべきである。したがって、下方に向かって動くことができるのはシートサポート9だけである。
しかしながら、ハンドル102が、例えば図21に示すように、図20に示す状態よりも大きく引かれた時には、ハンドルの実質的な移動によって、係合要素49のロッド50が突起62,63に設けられたフック状凹部67から開放されるだけでなく、ハンドル102に設けられた係合ロッド108が係合ヘッド26に形成された凹部29から完全に開放される。したがって、図21に示すように、ハンドルが最大に引き上げられたときに可動クッション要素に加わる下方への力により、シートサポート9及び中間サポート37の両方を下方に動かし、これによって、クッションを初期ポジションに戻す。
可動クッション要素4が初期ポジションに戻ると、フック要素19の面取りされた下面が留め金112と係合し、バイアスがかかった状況でフック要素が留め金112と再係合するとき、可動クッション要素4が初期ポジションになるまでフック要素を動かす。
もちろん、クッションが中間ポジションにあるときには、図21に示すように、実質的な範囲でハンドル102を引きあげると、ハンドルに設けられた係合ロッド108が係合ヘッド26に設けられた凹部29から開放され、下方向の力を可動クッション要素4に与えることができ、可動クッション要素を初期ポジションまで戻すことができることは理解されるべきである。
この明細書及び特許請求の範囲の中で使用されている用語
"comprises" , "comprising" 及びこれらのバリエーションは、特定の特徴、工程又は整数が含まれる意味である。これらの用語は、他の特徴、工程又は構成要素の存在を排除するように解釈されない。
図1は、本発明に係る調整可能シートを備えた車両シートを示す斜視図であり、車両のフロアパン及び第1の状態におけるシートを示している。 図2は、図1のシートの断面図である。 図3は、図1に対応する図であり、中間ポジションにある調整可能シートを示している。 図4は、図3に示す状態のシートの断面図である。 図5は、図1及び図3に対応する図であり、最終ポジションにあるシートを示している。 図6は、図5の最終ポジションにあるシートの断面図である。 図7は、可動クッション要素の搭載機構の主要な部品を示す分解組立図である。 図8は、留め金の拡大図である。 図9は、中間要素及びシートサポートの拡大図である。 図10は、最大に延びたポジションにおける可動クッション要素の搭載機構を示す斜視図である。 図11は、可動クッション要素が初期ポジションにある様子を示す。 図12は、初期ポジションにある可動クッション要素の断面図である。 図13は、図12に対応する断面図であり、第1の作動ハンドルの動作を示す。 図14は、図13に対応する断面図であり、中間ポジションにあるシートの構成要素を示す。 図15は、中間ポジションにあるシートの構成要素を示すさらなる断面図である。 図16は、中間ポジションにあるシートの構成要素を示すさらなる断面図である。 図17は、中間ポジションにあるシートの構成要素を示す斜視図である。 図18は、最終ポジションにあるシートの構成要素を示す断面図である。 図19は、完全ロックポジションにあるロック機構の構成要素を示す図である。 図20は、図19のロック機構の構成要素を示し、当該ロック機構の1つの部品がリリースされている状態である。 図21は、図19及び20のロック機構を示すさらなる図面であり、完全にリリースされた状態を示す。

Claims (14)

  1. 可動クッション要素(4)を備え、可動クッション要素(4)は中間サポート(37)を備える第1のリンク機構(7)及び中間サポート(37)と可動クッション要素(4)との間に備えられた第2のリンク機構(10)によって下部マウント(5)に対してマウントされ、
    各々のリンク機構(7、10)は、引込ポジションから伸長ポジションまで移動可能であり、各リンク機構(7、10)はリンク機構(7,10)を伸長ポジションにロックするためのロック機構(49,93)を備えていることを特徴とする調整可能シート。
  2. 請求項1に記載のシートにおいて、
    各リンク機構(7,10)がリンク機構(7,10)を引込ポジションにロックするためのロック機構(49)を備えている。
  3. 請求項1又は2に記載の車両シートにおいて、
    第1のリンク機構(7)は平行アームリンク機構である。
  4. 先行する請求項のうちの何れか一つに記載のシートにおいて、
    第2のリンク機構(10)は平行動作をもたらすリンク機構である。
  5. 先行する請求項のうちの何れか一つに記載のシートにおいて、
    リンク機構(7,10)の各々は、バイアス要素(36)を備えており、
    このバイアス要素(36)はリンク機構(7,10)を伸長ポジションにバイアス(付勢)する。
  6. 請求項2又はこれに従属する請求項に記載のシートおいて、
    第1のリンク機構(7)に設けられて当該第1のリンク機構を引込ポジションに保持するロック機構(49)を解除するための第1のアクチュエーター(102)が設けられている。
  7. 請求項8に記載のシートにおいて、
    第2のリンク機構(10)に設けられたロック機構(93)を解除するための第2のアクチュエーター(101)を備えている。
  8. 請求項7に記載のシートにおいて、
    第2のアクチュエーター(101)はプッシュボタンであり、プッシュボタン(101)の動作をブロックするためのブロック要素(113)が設けられ、
    ブロック要素(113)は第1のリンク機構(7)の動きに反応して動作するように設けられ、第1のリンク機構(7)が引込ポジションにあるときにプッシュボタン(101)の動きをブロックするように配置され、第1のリンク機構(7)が伸長ポジションにあるときにプッシュボタン(101)の動きを許容する。
  9. 請求項8に記載のシートにおいて、
    プッシュボタン(101)が留め金(キャッチ部材)(93)を備えており、
    留め金(93)は回り止め(99)を備えており、回り止めは可動クッション要素(4)に固定された開口付き保持プレート(8)と係合し、可動クッション要素(4)を中間サポート(37)に対して所定のポジションに保持し、
    プッシュボタン(101)は留め金(93)を作動可能であり、これにより回り止め(99)を開口保持プレーと(86)から開放し、可動クッション要素(4)が上方に移動するのを許容する。
  10. 請求項6又はこれに従属する請求項に記載のシートにおいて、
    第1のアクチュエーター(102)は、また、第1及び第2のリンク機構(7,10)を伸長ポジションにロックするロック機構(49,93)をリリースするアクチュエーターとしても機能する。
  11. 請求項10に記載のシートにおいて、
    第1のアクチュエーター(102)はハンドルであり、このハンドル(102)は第1のリンク機構(7)を伸長ポジションにロックするロック機構(49)と;第2のリンク機構(10)を伸長ポジションにロックする第2のロック機構(93)とを備えており、
    ハンドル(102)及びロック機構(49,93)は、ハンドル(102)の部分的な移動において第2のロック機構(43)を解除し、ハンドル(102)のさらなる移動により第1のロック機構(49)を解除するように構成されている。
  12. 請求項11に記載のシートにおいて、
    第1のロック機構(49)は弾性的にバイアスされ、第2のリンク機構(10)の一つのリンク(74,75)を形成し又は一緒に動く要素(59)上の凹部(67)と係合するラッチ部材(49)を備え、
    第2のロック機構(49)は、第1のリンク機構(7)のリンク(20)に固定された係合ヘッド(27)上の凹部(29)内部に受けられる係合ロッド(108)と;係合ロッド(108)を備えるハンドル(102)とから構成され、
    ハンドル(102)の動作によりラッチ部材(49)及び係合ロッド(108)が各々の凹部(29,67)の外側まで動くように、ハンドル(102)はラッチ部材(49)と係合する表面を有している。
  13. 調整可能シートが、可動クッション要素(4)を備え、
    可動クッション要素(4)は、中間サポート(37)を備えた第1のリンク機構(7)及び中間サポート(37)と可動クッション要素(4)との間に配置された第2のリンク機構(10)によって下部マウント(5)に対して設置され、
    各リンク機構(7,10)はバイアス要素(36)を備え、
    バイアス要素(36)は、リンク機構(7,10)を伸長ポジションにバイアスするように機能し、
    第2のリンク機構(10)は平行動作をもたらすリンクとして機能し、
    各リンク機構(7,10)は引込ポジションから伸長ポジションまで移動可能であり、
    各リンク機構(7,10)はリンク機構(73,10)を伸長ポジションにロックするためのロック機構(49,93)を備えており、
    各リンク機構(7,10)はリンク機構(7,10)を引込ポジションにロックするためのロック機構(49)を備えており、
    第1のリンク機構(7)を引込ポジションに保持すべく第1のリンク機構(7)に備えられたロック機構(49)を解除する第1のアクチュエーター(102)が備えられ、
    第2のリンク機構(10)に設けられたロック機構(93)を解除するプッシュボタン形態の第2のアクチュエーター(101)が備えられ、
    プッシュボタン(101)の動作をブロックするブロック要素(113)が設けられ、
    このブロック要素(113)は第1のリンク機構(7)の動作に反応して動くように設けられており、第1のリンク機構(7)が引込ポジションにあるときにプッシュボタン(101)の動作をブロックするように配置され、第1のリンク機構(7)が伸長ポジションにあるときにプッシュボタン(101)の動きを許容する。
  14. 先行する何れか一の請求項に記載の調整可能シートにおいて、
    当該シートは車両のシート内に設けられている。
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