WO2002074260A1

WO2002074260A1 - Preparation cosmetique en emulsion eau-huile-eau

Info

Publication number: WO2002074260A1
Application number: PCT/JP2002/002259
Authority: WO
Inventors: Tadashi Nakamura; Emiko Takasu
Original assignee: Shiseido Company, Ltd.
Priority date: 2001-03-16
Filing date: 2002-03-11
Publication date: 2002-09-26
Also published as: US20040137019A1; KR20030082994A; JP4601031B2; JP2002275029A; EP1369101A1; EP1369101A4

Description

型乳化化粧料

技術分野

本発明は WZO/W型の乳化化粧料に関する。更に詳しくは、肌への塗布感触、なじみのよさ、うるおい感などの使用感に優れるとともに、経時安定性の良好な明 W/OZW型の乳化化粧料に関する。田

背景技術書

従来、乳化化粧料として OZW型、 WZO型乳化化粧料が汎用されているが、マルチタイプェマルジョンである wz O /W型乳化化粧料は、 OZW型、 WZO型の乳化化粧料のそれぞれにはない使用感付与が可能であり、例えば、肌への塗布時に転相するようなみずみずしい使用感触をもつようにしたものなどが知られている。

しかしながら、肌への塗布時に転相するようなみずみずしい使用感触をもつものは、 W/O/W型製剤の系が不安定であり、経時安定性に劣るという問題がある。そのため、経時安定性と使用感触の良好な W/OZW型製剤が求められている.。

安定な W/O/W型複合ェマルジヨンを得る方法としては、例えば特開平 2— 95433 号公報には、 SPG 膜を用いて、内相 WZO型微細工マルジョン及び W/OZW型複合ェマルジョンを調製する方法が開示されている。特開昭 59— 127646号公報及び特開昭 60— 193529 号公報には、特定のベントナイトゃ金属石鹼を用いて W/Oェマルジョンを調製した後、 N—長鎖ァシル酸性アミノ酸モノ塩や親水性ノ二オン活性剤を用いて、 OZW型複合ェマルジヨンを調製する方法が開示されている。また、特開平 11一 33391 号公報には、 W/O 型ェマルジョンをアルキル変性カルボキシビニルポリマ一を用いて外水相中に分散させることによって、 W/O/W型複合ェマルジョンの安定性を向上させる技術が開示されている。

しかしながら、これまでの w/ozw型製剤においては、いずれも使用性と経時安定性をともに十分に満足し得る程度にまで至っていない。発明の開示

従って、本発明は、上記従来技術の課題を解決して、肌への塗布時に転相するようなみずみずしい使用感触、なめらかさ、うるおい感をもちつつ、経時安定性の良好な型の乳化化粧料を提供することを目的とする。

本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、内水相に電解質を配合し、特定の乳化剤を用いて乳化、調製した wzo型ェマルジヨンを、ァルキル変性カルボキシビ二ルポリマーを含む外水相中に分散させて wzo/w型複合ェマルジヨンを調製することで、上記課題を解決することができることを見出し、本発明を完成するに至った。

すなわち本発明は、 w/o型ェマルジョンを外水相中に分散してなる WZO/W型乳化化粧料であって、前記 W/O型ェマルジ a ンが HLB 7以下の乳化剤と電解質を含み、前記外水相がアルキル変性カルボキシビ二ルポリマーを含む w/ozw型乳化化粧料を提供するものである。

また本発明は、 HLB 7以下の乳化剤が、多価アルコールのポリヒドロキシステアリン酸エステル、及びポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤の中から選ばれる少なくとも 1種である、上記 WZO /W型乳化化粧料を提供するものである。

さらに本発明は、電解質が、アミノ酸、 L—ァスコルビン酸、及びそれらの誘導体の中から選ばれる少なくとも 1種である、上記 W / O Z W型乳化化粧料を提供するものである。発明を実施するための形態

以下、本発明について詳述する。

w/ o /w型乳化化粧料は、外水相中に w/ o型ェマルジョンを分散した構造をなす。

本発明では、内相をなすェマルジヨンにおいて、最内相である水相中に電解質を含む。電解質としては、特に限定されるものでないが、アミノ酸、 L ーァスコルビン酸、又はそれらの誘導体が好ましく用いられる。そのような誘導体としては塩、エステル等が挙げられる。

アミノ酸又はその誘導体としては、一般的な食品添加物、局方医薬品として知られているアミノ酸又はその塩の中から好適に選択される。例えば、 Lーァラエン、 j3—ァラニン、 L 一アルギニン塩酸塩、 L ーァスパラギン酸 1水和物、 L ーァスパラギン酸、 L—チトルリン、 L—グルタミン酸、 L—グルタミン酸塩酸塩、 L —グルタミン、グリシン、トリメチルグリシン、 L 一ヒスチジン、 L 一ヒスチジン塩酸塩 1水和物、 L —ハイドロキシプロリン、 L 一イソロイシン、 L 一口イシン、 L 一リジン、 L — リジン塩酸塩、 L—オル二チン塩酸塩、 L —プロリン、 L 一フエ二ルァラニン、 L—セリン、 L —スレオニン、 L 一トリプトファン、 L —チロシン、 L —パリン、 L 一ドーパー、及び L 一 αァミノ酪酸等が挙げられる。なかでも、グリシン、 Lーセリン、 Lーァラニン、 L 一プロリン、トリメチルグリシン等が好ましく用いられる。

また、上記アミノ酸の金属塩としては 1価金属塩、すなわちナトリウム、カリウム、リチウムの塩、 2価金属塩のカルシウム、マグネシゥム塩なども用いることができる。なかでも、 L—ァスパラギン酸ナトリウム 1水和物、 L —ァスパラギン酸カリウム 2水和物、 L -グルタミン酸ナトリウム 1水和物、 L -グルタミン酸カリウム 1水和物等が好ましいものとして挙げられる。

L ーァスコルビン酸は一般にビタミン Cといわれ、その誘導体としては、 L —ァスコルビン酸モノステアレート、 L—ァスコルビン酸モノパノレミテート、 L —ァスコルビン酸モノォレート等の L —ァスコルビン酸モノアルキルエステル類； L—ァスコルビン酸モノリン酸エステル、 L ーァスコルビン酸一 2 _硫酸エステル等の L —ァスコルビン酸モノエステノレ類； L _ァスコノレビン酸ジステアレート、 L —ァスコノレビン酸ジパルミテート、 L —ァスコルビン酸ジォレ一ト等の L —ァスコルビン酸ジアルキルエステル類； Lーァスコルビン酸トリステアレート、 L ーァスコルビン酸トリパルミテート、 L ーァスコルビン酸トリオレート等の L —ァスコルビン酸トリアルキルエステル類； L —ァスコルビン酸トリリン酸エステル等の L 一ァスコルビン酸トリエステル類； L —ァスコルビン酸 2 —ダルコシド等の L —ァスコルビン酸ダルコシド類などが挙げられる。なかでも、 L —ァスコルビン酸、 L 一ァスコノレビン酸リン酸ェテノレ、 L ーァスコルビン酸一 2—硫酸エステル、 L ーァスコルビン酸 2—グルコシド等が好ましく用いられる。

電解質は、上記アミノ酸、 L ーァスコルビン酸、及びそれらの誘導体の中から 1種又はそれ以上が好ましく用いられる。

これら電解質の配合量は、本発明化粧料全量中に 0. 01~ 5重量％であるのが好ましく、特には 0. 1〜3重量％である。この配合量が少なすぎると使用感の向上がみられず、一方、配合量が多すぎると経時安定性が悪くなる場合がある。

油相に含まれる油分としては、特に限定されるものでなく、例えば液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エステル油、シリコーン油等が用いられるが、これらに限定されるものでない。

液体油脂としては、例えばアポガド油、ッパキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、ォリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザン力油、ヒマシ油、アマ二油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カャ油、コメヌ力油、シナギリ油、日本キリ油、ホホパ油、胚芽油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等が挙げられる。

固体油脂としては、例えばカカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。

ロウ類としては、例えばミツロウ、カンデリラロゥ、綿ロウ、力ノレナウノロウ、べィベリーロウ、イボタロウ、 ISロウ、モンタン口ゥ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸へキシル、還元ラノリン、ジョジョパロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、 P0E ラノリンアルコールエーテル、 P0E ラノリンアルコールアセテート、 P0E コレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレンダリコール、 P0E 水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。

炭化水素油としては、例えば流動パラフィン、ォゾケライト、スクワレン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ヮセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。

高級脂肪酸としては、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、ステアリン酸、ベヘン（ベへニン）酸

、 12—ヒドロキシステアリン酸、ゥンデシレン酸、トール酸等が挙げられる。

高級アルコールとしては、例えばセチルアルコール、ステアリルアルコール、ベへエルァノレコール、ミリスチノレアノレコール、セトステアリルアルコール等が挙げられる。

合成エステル油としては、例えばミリスチン酸イソプロピル、ォクタン酸セチル、ミリスチン酸オタチルドデシル、パルミチン酸ィソプロピル、ステアリン酸プチル、ラウリン酸へキシル、ミリスチン酸ミリスチル、ォレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸へキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、 12—ヒドロキシステァリノレ酸コレステリノレ、ジー 2—ェチノレへキシノレ酸エチレングリコ —ル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸 N—アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジー 2 — へブチノレゥンデカン酸グリセリン、トリ一 2 —ェチルへキシル酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ一 2 —ェチノレへキシノレ酸ペンタンエリスリトール、トリ一 2 ーェチノレへキシノレ酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチノレ 2 ーェチノレへキサノエート、 2 ーェチノレへキシノレパノレミテ一ト、トリミリスチン酸グリセリン、トリー 2 _へプチルゥンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、ォレイン酸オイル、セトステアリルアルコール、ァセトグリセライド、パルミチン酸 2 —へブチルゥンデシル、アジピン酸ジイソブチノレ、 N—ラウロイノレ一 L —グノレタミン酸ー 2 —オタチルドデシルエステル、アジピン酸ジー 2—へブチルゥンデシル、ェチルラウレート、セパチン酸ジ — 2—ェチルへキシル、ミリスチン酸 2 _へキシルデシル、パルミチン酸 2 —へキシルデシル、アジピン酸 2 —へキシノレデシル、セパチン酸ジイソプロピル、コハク酸 2 —ェチルへキシル、酢酸ェチル、酢酸プチル、酢酸ァミル、クェン酸トリェチル等が挙げられる。

シリコーン油としては、例えばジメチルポリシロキサン、メチルフエ二ルポリシロキサン、メチルハイドロジエンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサンや、デカメチルポリシロキサン、ドデカメチルポリシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジンポリシロキサンなどの環状ポリシロキサン等が挙げられる。

油分は 1種又はそれ以上を用いることができる。

上記内水相と油相とを HLB 7以下の乳化剤で乳化しての W Z O型ェマルジヨンを形成する。 HLB が 7 を超えるものでは親水性が高く、安定な W Z O型ェマルジヨンをつくることができず、好ましくない。なお HLB は下記数 1 で表される川上式により算出される。

HLB = 7 + 11. 7 · l og ( MW/ MO)

ただし、式中、 MWは親水基部の分子量を表し、 M0は親油性基部の分子量を表す。

HLB 7以下の乳化剤としては、例えばソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノォレ一ト、ソルビタンモノィソステアレート、ソルビタントリステアレートなどのソルビタン脂肪酸エステル類；グリセローノレモノステアレート、グリセローノレモノステアレート、グリセ口ールモノォレートなどのグリセリン脂肪酸エステル類； P0E ( 5 ) 硬化ヒマシ油、 P0E (7. 5 )硬化ヒマシ油、 POE ( IO) 硬化ヒマシ油などのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油；ジメチコンコポリオール、セチノレジメチコンコポリオール、ジメチコンコポリオ一ノレクロスポリマーなどのポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤；ポリオキシアルキレン化グリコール脂肪酸エステル系界面活性剤；ポリグリセリン脂肪酸エステル.系界面活性剤；多価アルコールのポリヒドロキシステアリン酸エステル、ポリヒドロキシステアリルポリダリセリンゃ、ポリオキシェチレン化鎖及び/又はポリオキシプロピレン化鎖を含む架橋型オルガノポリシロキサンエラストマ一などが挙げられる。

なかでも、多価アルコールのポリヒドロキシステアリン酸エステルであるポリヒドロキシステァリルアルキレン化グリコール（例えば、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレンダリコールである

「ァラセル P135 」； I CI 社製）、ポリヒドロキシステアリルポリグリセリン（「DEHYMULUS PGPH」；ヘンケル社製）、ポリエーテル変性シリコーン系界面活性剤であるジメチコンコポリオール（「シリコン SC 9450 」；信越化学工業（株）製）、ポリオキシエチレン化鎖および Zまたはポリオキシプロピレン化鎖を含む架橋型オルガノポリシロキサンエラストマ一（「KSG 21」；信越化学工業（株）製）等を好ましく用いることができる。

HLB 7以下の乳化剤の配合量は、本発明化粧料全量中に 0. 01〜： L0 重量％が好ましく、特には 0.：!〜 7重量％である。この配合量が少なすぎると使用感の向上はみられず、一方、配合量が多すぎると W / O / W型乳化物の形成が不安定な場合がある。

本発明の W / O / W型乳化化粧料は、外水相中にアルキル変性力ルポキシビュルポリマーを含む。

本発明に用いられるアルキル変性カルボキシビニルポリマーは、乳化剤及び増粘剤として作用するものである。アルキル変性カルボキシビニルポリマーは分子量 50万〜 300万程度のものが好ましい。アルキル変性カルボキシビュルポリマーは、例えば「CARB0P0L 134 2 」、「PEMULEN TR - 1」、「PEMULEN TR - 2」（以上、いずれも B. F . Go odr i ch社製）等として市販されており、これらを好適に用いることができる。

アルキル変性カルボキシビ二ルポリマーの配合量は、本発明化粧料全量中に 0. 01〜 2重量％が好ましい。この配合量が少なすぎると安定性が悪くなり、一方、配合量が多すぎるときしみ感、よれが生じる場合がある。

本発明の型乳化化粧料には、必要に応じて、上記必須成分の他に、本発明の効果を損わない範囲で、通常化粧料に配合される任意添加成分を配合してもよい。このような添加成分としては

、例えばポリエチレングリコール、グリセリン 1 ， 3—ブチレングリコーノレ、エリスリトーノレ、ソノレビトーノレ、キシリトール、マノレチトーノレ等の保湿斉 (J ；セノレロース、ヒドロキシェチノレセルロース、ヒドロキシプロピノレセノレロース、メチノレヒドロキシプロピノレセノレロース、メチノレセノレロース、カノレポキシメチノレセノレ口ース、クィンスシード、カラギ一ナン、ぺクチン、マンナン、カードラン、コンドロィチン硫酸、デンプン、ガラクタン、デルマタン硫酸、グリコーゲン、アラビアガム、へパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、キサンタンガム、ムコィチン硫酸、ヒドロキシェチノレグァガム、カルボキシメチルダァガム、グァガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカストビーンガム、サクシノグノレカン、カロニン酸、キチン、キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天等の増粘剤；エタノール等の低級アルコーノレ；ブチルヒドロキシトルエン、トコフエロール、フィチン等の酸化防止剤；安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、パラォキシ安息香酸アルキルエステル、へキサク口口フヱン等の抗菌剤；パラアミノ安息香酸（以下「PABA」と略記）、 PABAモノグリセリンエステル、 N , N —ジプロポキシ PABAェチルエステル、 N， N - ジエトキシ PABAェチルエステル、 N， N —ジメチル PABAメチルエステノレ、 N， N—ジメチル PABAェチルエステル、 N， N—ジメチル PA BAブチルエステル、 N， N—ジメチル PABA 2—ェチルへキシルエステル等の安息香酸系紫外線吸収剤；ホモメンチルー N—ァセチルァントラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤；ァミルサリシレート、メンチノレサリシレート、ホモメンチノレサリシレート、オタチノレサリシレート、フエニノレサリシレート、ペンジノレサリシレート、 p —イソプロパノールフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤；オタチルシンナメ一ト、ェチル一 4ーィソプロビルシンナメート、メチル _ 2， 5 —ジィソプロピルシンナメート、ェチルー 2， 4ージィソプロピルシンナメート、メチルー 2 , 4 —ジィソプロピルシンナメート、プロピル一 p—メトキシシンナメート、イソプロピル一 P —メトキシシンナメ一ト、イソァミル一 p —メトキシシンナメート、ォクチルー p —メトキシシンナメ一ト ( 2 —ェチノレへキシノレ一 P —メトキシシンナメート）、 2 ーェトキシェチル — p —メトキシシンナメート、シクロへキシル一 p —メトキシシンナメート、ェチルー α—シァノー j8 —フエニルシンナメート、 2 _ ェチルへキシル一 a 一シァノ一 β —フエ二ノレシンナメート、グリセリノレモノ - 2 ーェチルへキサノィルージパラメトキシシンナメート等のケィ皮酸系紫外線吸収剤；〔 3 —ビス（トリメチルシロキシ）メチルシリル一 1 —メチルプロピル〕一 3， 4 , 5— トリメトキシシンナメート、〔 3 _ビス ( トリメチルシロキシ）メチルシリル一 3 一メチルプロピル〕 — 3， 4， 5 — トリメトキシシンナメート、〔 3 —ビス ( トリメチルシロキシ) メチルシリノレプロピル〕 ― 3 , 4， 5 — トリメトキシシンナメート、〔 3 —ビス（トリメチルシロキシ）メチルシリノレブチル〕一 3， 4， 5 — トリメトキシシンナメート、〔 3 — トリス（トリメチルシロキシ）シリルプチル〕 _ 3， 4， 5 _ トリメトキシシンナメート、〔 3 — トリス ( トリメチルシ口キシ）シリルブチル〕 ― 3， 4， 5 — トリメトキシシンナメ一ト、〔 3 — トリス ( トリメチルシロキシ）シリル— 1 —メチルプロピル〕 — 3 , 4—ジメトキシシンナメート等のシリコーン系ケィ皮酸紫外線吸収剤； 2， 4 —ジヒドロキシベンゾフェノン、 2， 2 ' - ジヒドロキシ一 4 —メトキシベンゾフエノン、 2， 2 ' ージヒドロキシー 4， 4 ' ージメトキシベンゾフエノン、 2， 2 ' 4 , 4 ' - テトラヒドロキシベンゾフエノン、 2 —ヒドロキシ一 4 —メトキシベンゾフエノン、 2 —ヒドロキシ一 4ーメトキシ一 4 ' —メチノレべンゾフエノン、 2 —ヒドロキシ _ 4ーメトキシベンゾフエノン _ 5 ースノレホン酸塩、 4 —フエ二ノレべンゾフエノン、 2 —ェチノレへキシノレ一 4 ' —フエ二ノレ一ベンゾフエノン一 2 —力ノレボキシレート、 2 -ヒドロキシ一 4 — n —ォクトキシベンゾフエノン、 4 _ヒドロキシ一 3 —力ルポキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤； 3― ( 4 ' —メチルベンジリデン） ― d， 1 一カンファー、 3 _ベンジリデン一 d， 1 —カンファー、ゥロカニン酸ェチルエステル、 2—フエ二ノレ一 5 —メチノレべンゾキサゾーノレ、 2 , 2 ' —ヒドロキシ一 5 —メチルフエニルベンゾトリアゾール、 2— ( 2 ' 一ヒドロキシー 5 ' — t —ォクチルフエニル）ベンゾトリァゾーノレ、 2 一 ( 2 ' ーヒドロキシ一 5 ' —メチルフエニル）ベンゾトリァゾール、ジベンザラジン、ジァニソィルメタン、 4 一メトキシー 4 ' - t ーブチルジベンゾイノレメタン、 5— （ 3， 3 ' ジメチルー 2— ノルポルェリデン）一 3 —ペンタン一 2 -オン等の紫外線吸収剤；ァシルサルコシン酸（例えばラウロイルサルコシンナトリウム）、グルタチオン、クェン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸等の有機酸；ビタミン A及びその誘導体、ビタミン B ₆ 塩酸塩、ビタミン B ₆ トリパルミテート、ビタミン B ₆ ジォクタノエート、ビタミン B ₂ およびその誘導体、ビタミン B _{1 2}、ビタミン B _{1 5}及びその誘導体等のビタミン B類、ひ一トコフェローノレ、 ]3 — トコフェローノレ、 _γ — トコフエロール、ビタミン Εアセテート等のビタミン Ε類、ビタミン D 類、ビタミン Η、パントテン^、パンテチン、ニコチン酸アミド、ニコチン酸べンジル等のビタミン類； γ—オリザノール、アラントイン、グリチルリチン酸（塩）、グリチルレチン酸及びその誘導体、トラネキサム酸及びその誘導体〔トラネキサム酸誘導体としては、トラネキサム酸二量体（例えば、塩酸トランス— 4一（トランス —アミノメチルシク口へキサンカルボニル）アミノメチルシク口へキサンカルボン酸、等）、トラネキサム酸とハイドロキノンのエステル体 (例えば、トランス一 4—アミノメチルシクロへキサン力ノレボン酸 4 ' —ヒドロキシフエニルエステル、等）、トラネキサム酸とゲンチシン酸のエステル体（例えば、 2 _ ( トランス一 4 一アミノメチルシクロへキシルカノレポニルォキシ）一 5 —ヒドロキシ安息香酸及びその塩、等）、トラネキサム酸のアミド体（例えば、トランス一 4—アミノメチルシコ口へキサン力ノレボン酸メチルアミド及びその塩、トランス一 4 一（ Ρ—メトキシビンゾィル）アミノメチルシク口へキサンカルボン酸及びその塩、トランスー 4—グァニジノメチルシクロへキサンカルポン酸及びその塩、等〕、ヒノキチォ一ノレ、ビサポロ一ノレ、ユーカノレプトーン、チモーノレ、イノシトーノレ、サイコサポニン、ニンジンサポニン、へチマサポニン、ムクロジサポニン等のサポニン類、パントテニルェチルエーテル、ェチニルエストラジオ一ノレ、トラネキサム酸、アルブチン、セファランチン、ブラセンタエキス等の各種薬剤；ギシギシ、クララ、コゥホネ、オレンジ、セージ、ノコギリソゥ、セニァオイ、センブリ、タイム、トウキ、トウヒ、ノ一チ、スギナ、へチマ、マロニエ、ユキノシタ、アル二力、ユリ、ョモギ、シャクャク、アロエ、クチナシ、サワラ等の植物の抽出物；色素；多孔質及び/又は吸水性の粉末（例えば、トウモロコシゃパレイショ等から得られるスターチ類、無水ケィ酸、タルク、カオリン、ケィ酸アルミニウムマグネシウム、ァルギン酸カルシウム等の粉末）；モノラウリン酸ソルビタン、モノパノレミチン酸ソノレビタン、セスキォレイン酸ソノレビタン、トリオレィン酸ソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリオキセチレンソルビタン、ポリエチレングリコーノレモノォレート、ポリォキシエチレンァノレキノレエーテノレ、ポリグリコールジェ一テル、ラウロイルジェタノールアマイド、脂肪酸イソプロパノールァマイド、マルチトールヒドロキシ脂肪酸エーテル、アルキル化多糖、アルキルグルコシド、シュガーエステル等の非ィォン性活性剤；ステアリノレトリメチルアンモニゥムクロライド、塩化ベンザルコニゥムラウリルアミンォキサイド等のカチオン性界面活性剤；パルミチン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ラウリル酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンェ一テル、ロート油、リニァドデシルベンゼン硫酸、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油マレイン酸、ァシルメチルタゥリン等のァニオン性界面活性剤；両性界面活性剤；中和剤；防腐剤；香料；顔料等が挙げられる。

本発明の WZ O ZW型乳化化粧料の製造方法は、特に限定されるものでなく、常法により製造することができる。例えばデイスパー等の乳化機を用いて攪拌混合して製造される w/ o型ェマルジョンを調製し、これと、アルキル変性カルボキシビュルポリマーを含む外水相とを混合 · 乳化することにより得られる。実施例

以下に本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によってなんら限定されるものでない。なお、配合量は重量％である。

まず実施例に先立ち、各実施例、比較例で採用した試験方法、評価方法について説明する。

使用感官能試験評価

男女各 30名（計 60名）のパネルに、各実施例、比較例で得た各試料を実際に使用してもらい、転相感、みずみずしさ、なめらかさ、うるおぃ感にっき、それぞれ下記の基準に基づいて評価した。

転相感の評価基準

++：肌への塗布時転相を感じたパネルが 30名以上

+ ：肌への塗布時転相を感じたパネルが 10〜 29名

土：肌への塗布時転相を感じたパネルが 5〜 9名

一：肌への塗布時転相を感じたパネルが 4名以下

みずみずしさの評価基準

++：肌のみずみずしさを感じたパネルが 30名以上

+ ：肌のみずみずしさを感じたパネルが 10〜 29名

士：肌のみずみずしさを感じたパネルが 5〜 9名

一：肌のみずみずしさを感じたパネルが 4名以下

肌のなめらかさ評価基準

++：肌のなめらかさを感じたパネルが 30名以上

+ ：肌のなめらかさを感じたパネルが 10〜29名

土：肌のなめらかさを感じたパネルが 5〜 9名

一：肌のなめらかさを感じたパネルが 4名以下

肌のうるおい感の評価基準

++：肌のうるおぃ感を感じたパネルが 30名以上

+ : 肌のうるおい感を感じたパネルが 10〜29名

土：肌のうるおぃ感を感じたパネルが 5〜 9名

- ：肌のうるおい感を感じたパネルが 4名以下安定性評価

実施例、比較例で得た各試料を、それぞれ 50mlのサンプル管（ガラス瓶）に充填し、室温、 50°Cで、 2週間放置後、肉眼及び顕微鏡にて評価した。

(評価基準）

++：全く分離しておらず、乳化粒子を安定である

+ ：分離していないが、乳化粒子が一部壌れている

土：分離していないが、乳化粒子が壊れている

一：分離しており、乳化粒子も壊れている

実施例 1〜 7

下記表 I及び Πに示す組成で試料を調製した。

製法

成分（12) (—部）に成分（ 7 ) ，（ 8 ) を溶解した後、（ 9 ) ， (10) を加え、完全溶解し、外水相パーツを調製した。次に、油相（ 4) ，（ 5 ) に（ 1 ) を添加し、 60°Cにて均一溶解した。ここに、（12) (残りの一部）に（ 6 ) を加えて水溶液としたものを添加し、均一分散を行い、 W / Oェマルジョンパ一ッを得た。この W ZOェマルジョンパーツを、最初に調製した外水相パーツに加え、均一分散を行い、ここにさらに（12) (残部）に（11) を溶解したもので中和を行い、均一分散を行った。

評価

これら試料を用いて、上記評価方法にしたがって使用感、安定性について評価した。また乳化のタイプについても目視及び顕微鏡観察により評価した。結果を表 I及び]!に示す。表 I 実施例

配合成分

1 2 3 4 配合（重量％)

(1) ジポリヒドロキシステアリン酸ポリェチ

2.0 0.1 5.0 1.0 レンク J — ¹ レ 11 /Til' f丄《33 · HLC ポ、」3· 0ノ

(2) Ρ0Ε(20)グリセリルモノィソステアレー卜 ― ― ―

(HI R = l^)

(3) P0E( 6 )グリセリルモノィソステアレート

(HLB= 8 )

(4) スクヮラン 10.0 10.0 10.0 10.0

(5) ジメチルポリシ口キサン 10.0 10.0 10.0 10.0

(6) L グルタミン酸ナトリウム 0.5 0.05 1.0 0.5

(7) アルキル変性カルボキシビュルポリマー

0.1 0· 1 1.0 0.01 ( \ JiMUし J IK— 1」 )

o ) J " ヽソ ^ Π A Π Λ Π A η Λ

(Q\ J パ、ノベ、 5Ja 適

^ιυノ丄， o ？ / Π

(11) 水酸化力リウム適量適量適量

(12) Λ オン交換水残余残余残余余評価結 l y^

I . m ^k ΨΆ个日 + + みずみずしさ ++ ++ + + + なめらかさ ++ ++ ++ + + うるおぃ感 + + ++ ++ + + 乳化タイプ w/o/w W/0/W W/O/W W/O/W 安定性室温 + + + +

50°C + + + + 表 π 実施例配合成分

5 6 7 配合（重量％)

(1) ジポリヒドロキシステアリン酸ポリェチ

2.0 2.0 2.0 、「マ^ ゥ

レノグジ -¹ ノレスフレ r丄 d¾ ： MLtS ϊΐΐ θ.0；

(2) P0E(20)グリセリルモノィソステアレート ― 一一

(HI 8 = 1

(3) P0E( 6 )グリセリルモノィソステアレート

(HLB= 8 )

(4) スクヮラン 10.0 10.0 10.0

(5) ジメチルポリシロキサン 10.0 10.0 10.0

(6) L一グルタミン酸ナトリウム 0.01 5.0 0.5

(7) アルキル変性カルボキシビ二ルポリマ一

0.1 0.1 0.01 ( 1 PEMULEN TR-丄」 )

_7 ノレ 7]ヽヤに ^ /レ小リ n A U.4 A ヽフヘン

、丄リ丄， 3 ^ ^ V — ¹ 0. U ο. υ U

(11) 水酸化力リウム適量適量 mm

(12) ィオン交換水残余残余残余、口木

十十みずみずしさ + +

なめらかさ + +

うるおぃ感 + + + 乳化タイプ W/0/W w/o/w W/0/W 安定性室温 ± 土士

50°C 士 ± ± 表 I及び Πに示すように、実施例 1〜7はいずれも、使用感に優れるとともに、安定性に優れた WZOZWタイプの乳化物が得られた。

比較例 1〜 9

下記表 m及び IVに示す組成で試料を調製した。

製法

比較例 1

成分（12) (—部）に（ 7 ) ，（ 8 ) を溶解した後、（ 9 ) ， ( 10) を加え、完全溶解し、水相パーツを調製した。次に、油相（ 4 ) , ( 5 ) に、（12) (残りの一部）を添加し、均一分散を行った。これを、最初に調製した外水相パーツに加え、均一分散を行い、ここにさらに（12) (残部）に（11) を溶解したもので中和を行い、均一分散を行った。

比較例 2〜 8

成分（12) (—部）に（ 7 ) ，（ 8 ) 〔比較例 4では（ 8 ) のみ〕を溶解した後、（ 9 ) ， (10) を加え、完全溶解し、水相パーツを調製した。次に、油相（ 4 ) ，（ 5 ) に（ 1 ) 〜（ 3 ) のいずれかを添加し、均一分散を行った。ここに、（12) (残りの一部）に ( 6 ) を加えて〔比較例 2， 3， 5， 7では（ 6 ) を加えず〕水溶液としたものを添加し、均一分散を行った。これを、最初に調製した水相パーツに加え、均一分散を行い、ここにさらに（12) (残部 ) に（11) を溶解したもので中和を行い、均一分散を行った。

比較例 9

成分（12) (—部）に（ 8 ) を溶解した後、（ 2 ) ，（ 9 ) ，（ 10) を加え、完全溶解し、水相パーツを調製した。次に、油相（ 4 ) ，（ 5 ) に（ 1 ) を添加し、 60°Cにて均一溶解した。ここに、（ 12) (残りの一部）に（ 6 ) を加えて水溶液としたものを添加し、均一分散を行った。これを、最初に調製した水相パーツに加え、均一分散を行い、ここにさらに（12) (残部）に（11) を溶解したもので中和を行い、均一分散を行った。

評価

これら試料を用いて、上記評価方法にしたがって使用感、安定性について評価した。また乳化のタイプについても評価した。結果を表 m及び IVに示す。

表 m

比較例

Θι! 贫成分

1 2 3 4 配合（重量％)

(1) ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチ

， ― 0.01 2.0 2.0 レングコ一ノレ ( 1ァフセル P135J ： HLB 約5 5)

(2) P0E(20)グリセリルモノィソステアレート ― ―

\ W u 丄 iノ

(3) P0E(6)グリセリルモノィソステアレート

(HLB= 8 )

(4) スクヮラン 10.0 10.0 10.0 10.0

(5) ジメチルポリシ口キサン 10.0 10.0 10.0 10.0

(6) L グルタミン酸ナトリウム ― 一 0.5

(7) アルキル変性カルボキシビ二ルポリマー

0.1 0.1 0.1 _ ( rPEMULEN TR - 1」）

、、、ノ

(8) カノレポ^ rンヒ一ノレリマー 0.4 0.4 0 4 0.4

(9) ハフヘン適量適量 Mm

CIO J 1 d フテレノグリコーノレ 5.0 5 「.八 0 5.0 5.0

(11) 水酸化力リウム適量 ■mm 適量適量

(12) イオン交換水残余残余残余残余

PT IHn ロ

使用感転相感 + みずみずしさ + 士士士なめらかさ + 士 + うるおぃ感士士 + + 乳化タイプ 0/W 0/W 0/W W/0/W 安定性室温 + + +

50°C + + + 表 IV

比較例

配合成分配合（重量％)

(1) ジポリヒドロキシステアリン酸ポリェチ

2.0 レングリコール（「ァラセル P135J ： HLB 約 5.5)

(2) P0E(20)グリセリルモノィソステアレート

2.0 2.0 一 2.0 (HLB = 14)

(3) P0E( 6 )グリセリルモノィソス、テアレート

一一 2.0 2.0 — (HLB= 8 )

(4) スクヮラン 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0

(5) ジメチルポリシロキサン 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0

(6) L一グルタミン酸ナトリウム一 0.5 一 0.5 0.5

(7) アルキル変性カルボキシビ二ルポリマー

0.1 0.1 0.

( rpEMULEN TR- 1」）

(8) カルボキシビュルポリマー 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4

(9) パラベン適量適量適量適量適量

(10) 1 , 3—ブチレングリコール 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0

(11) 水酸化力リウム適量適量適量適量適量

(12) イオン交換水残余残余残余残余残余評価結果

使用感転相感 + みずみずしさ土士士士なめらかさ + 土士士士うるおぃ感士士 + + + 乳化タイプ 0/W 0/ 0/W 0/W W/0/W 安定性 + + + +

50°C + + + + 表 IE及び IVに示すように、比較例 1〜 3、比較例 5〜 8のものは WZO/Wタイプの乳化物が得られなかった。また比較例 4及び 9 は WZOZWタイプの乳化物が得られたものの、安定性に極めて欠け、 W/O/W乳化タイプを維持できなかった。さらに、いずれも使用感を満足できるものでなかった。

実施例 8 ：保湿クリーム配合成分

( 1 グリセリン 5.0 ( 2 ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレン 3.0 グリコール（商品名「ァラセル P135 」； 111^約5.5)

( 3 ジメチルポリシロキサン 5.0 ( 4 スクヮラン 10.0 ( 5 トリ（力プリル/力プリン酸）グリセリル 5.0 ( 6 アルキル変性カルボキシビエルポリマー 0.1

(商品名「PEMULEN TR- 1」）

( 7 カルボキシビュルポリマー 0.5

( 8 / ラベン

( 9 L一グルタミン酸ナトリウム 1.0

(10 セリン 0.5

(11 アルギニン塩酸塩 0.5

(12 水酸化力リウム重

(13 イオン交換水 _ _ ― 残余製法

成分（13) (—部）に（ 6 ) , ( 7 ) を溶解した後、（ 1 ) ，（ 8 ) を加え、完全溶解し、外水相パーツを調製した。次に、油相（ 3 ) 〜（ 5 ) に（ 2 ) を添加し、 60°Cにて均一溶解したものに、（ 13) (残りの一部）に（ 9 ) 〜（11) を加えて水溶液としたものを添加し、均一分散を行い、 W/Oェマルジヨンパーツを得た。この W/Oェマルジョンパーツを、最初に調製した外水相パーツに加え、均一分散を行い、さらに（13) (残部）に（12) を溶解したもので中和を行い、均一分散を行った。

実施例 9 ：乳液配合成分 _

( 1 グリセリン 5.0 ( 2 ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレン 0.1 グリコール（商品名「ァラセル P135 」； 111^約5.5)

( 3 環状シリコーン 3.0 ( 4 ォクチルメトキシシンナメート 2.0 ( 5 トリ（力プリル z力プリン酸）グリセリル 1.0 ( 6 アルキル変性カルボキシビュルポリマー 0.1

(商品名「PEMULEN TR-1J )

( 7 ケノレト口一ノレ 0.1 ( 8 ノラベン

( 9 L -グルタミン酸ナトリウム 0.5 (10 ピロ力ルポン酸ナトリゥム

(11 アルブチン

(12 トリエタノールァミン

(13 EDTA

(14 イオン交換水 . _ 残余製法

成分（14) (一部）に（ 6 ) ，（ 7 ) を溶解した後、（ 1 ) , ( 8 ) ， (13) を加え、完全溶解し、外水相パーツを調製した。次に、油相（ 3 ) 〜（ 5 ) に（ 2 ) を添加し、 60°Cにて均一溶解したものに、（14) (他の一部）に（ 9 ) 〜（11) を加えて水溶液としたものを添加し、均一分散を行い、 WZOェマルジヨンパーツを得た。この WZOェマルジヨンパーツを、最初に調製した外水相パーツに加え、均一分散を行い、さらに（14) (残部）に（12) を溶解したもので中和を行い、均一分散を行った。

実施例 10：—サンスクリーン配合成分

( 1 グリセリン 5.0 ( 2 ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレン 1.0 グリコール（商品名「ァラセル P135 」； 111^約5.5)

( 3 ジメチコンコポリォーノレ 1.0 ( 4 環状シリコーン 10.0 ( 5 ォクチルメトキシシンナメート 8.0 ( 6 トリ（力プリル Z力プリン酸）グリセリル 3.0 ( 7 アルキル変性カルポキシビニルポリマー 0.2

(商品名「PEMULEN TR-1」）

( 8 カルボキシビニルポリマー 0.3

( 9 ノラベン

(10 L一グルタミン酸ナトリウム 1.0

(11 トリメチルグリシン 0.5

(12 ァスコノレビン酸リン酸マグネシウム

(13 水酸化力リウム

(14 EDTA

(15 イオン交換水 ― 残余製法

成分（15) (—部）に（7) ， ( 8 ) を溶解した後、（ 1 ) ，（ 9 ) , (14) を加え、完全溶解し、外水相パーツを調製した。次に、油相（ 4 ) 〜（ 6 ) に（ 2 ) , (3) を添加し、 60°Cにて均一溶解したものに、（15) (残りの一部）に（10) 〜（12) を加えて水溶液としたものを添加し、均一分散を行い、 W/Oェマルジヨンパーッを得た。この WZOェマルジヨンパーツを、最初に調製した外水相パーツに加え均一分散を行い、さらに（15) (残部）に（13) を溶解したもので中和を行い、均一分散を行った。

上記実施例 8〜： 10はいずれも使用感、安定性に優れるものであつた。産業上の利用可能性

以上詳述したように本発明によれば、肌への塗布時に転相するようなみずみずしい使用感触、なめらかさ、うるおい感をもちつつ、経時安定性の良好な WZOZW型の乳化化粧料が提供される。

Claims

請求の範囲

1. w/o型ェマルジョンを外水相中に分散してなる W/OZW 型乳化化粧料であって、前記 W/O型ェマルジヨンが HLB 7以下の乳化剤と電解質を含み、前記外水相がアルキル変性カルボキシビニルポリマーを含む WZO/W型乳化化粧料。

2. HLB 7以下の乳化剤が多価アルコールのポリヒドロキシステァリン酸エステル及びポリェ一テル変性シリコーン系界面活性剤の中から選ばれる少なくとも 1種である請求項 1 に記載の WZOZW 型乳化化粧料。

3. 電解質がアミノ酸、 L—ァスコルビン酸及びそれらの誘導体の中から選ばれる少なくとも 1種である請求項 1又は 2に記載の W ZO/W型乳化化粧料。

4. 電解質の含有量が化粧料全量当り 0.01〜 5重量％である請求項 1〜 3のいずれか 1項に記載の WZO/W型乳化化粧料。

5. 乳化剤の含有量が化粧料全量当り 0.01〜： 10重量％である請求項 1〜 4のいずれか 1項に記載の W/O/W型轧化化粧料。

6. アルキル変性カルポキシビニルポリマーの含有量が化粧料全量当り 0.01〜 2重量％である請求項 1〜 5のいずれか 1項に記載の WZO/W型乳化化粧料。