JPWO2021070286A5 - - Google Patents

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運転モード(パーキングモード、ドライブモード、ニュートラルモード、リバースモード等)を選択するためのセレクタレバーも、運転中に操作される。セレクタレバーは、センタトンネルに固定的に設置されているのが一般的であった。セレクタレバーにはトランスミッションを機械的に操作するケーブルが接続されているので、セレクタレバーは固定的に設置されていた。しかし、近年普及している電気自動車(EV)では、機械的なセレクタレバーに代えて電制スイッチが装備されている(セレクタスイッチ)。また、EVでは、内燃機関で必要な排気管がないので、センタトンネルを設ける必要もない。しかし、運転中に操作され得るセレクタスイッチも、ドライビングポジション、特に、シートポジションとは関係なく固定的に設置されていた。
本発明の特徴は、スライド可能なセンタコンソールを提供する。当該センタコンソールは、センタコンソールをスライドさせるためのコンソールアクチュエータと、車両の運転モードを変更するセレクタスイッチと、コンソールアクチュエータを用いてスライド位置を調整するコンソール調整スイッチとを備えている。セレクタスイッチはセンタコンソールに設けられているので、センタコンソールのスライドによりセレクタスイッチの位置を調整することができる。
図1は、実施形態に係るセンタコンソールの斜視図である。 図2は、上記センタコンソールの分解斜視図である。 図3は、上記センタコンソールのシステムブロック図である。 図4は、上記センタコンソールを、シート及びステアリングユニットと共に示す側面図(プリセットされたドライビングポジション)である。 図5は、図4と同様の側面図(降車ポジション)である。 図6は、図4と同様の側面図(図の状態からセンタコンソールを任意にスライド)である。 図7は、上記センタコンソールの制御を示すフローチャートである。
上部ユニット1Uのドライバ側(本実施形態では左側)の上面前方部には、運転モード(パーキングモード、ドライブモード、ニュートラルモード、リバースモード等)を選択するためのセレクタスイッチ105が配設されている。セレクタスイッチ105は、電気的なスイッチであり、通常はデフォルトポジションに位置している。セレクタスイッチ105の上面には、Pボタンが設けられており、Pボタンを押すとパーキング(P)モードが選択される。パーキングモード以外のモードの選択時には、ドライバはセレクタスイッチ105を水平に操作するが、操作後にはセレクタスイッチ105はデフォルトポジションに復帰する。
例えば、セレクタスイッチ105を左方に移動して保持すると、ニュートラル(N)モードが選択される。セレクタスイッチ105を左方に移動してから前方に移動するとリバース(R)モードが選択される。セレクタスイッチ105を左方に移動してから後方に移動するとドライブ(D)モードが選択される。ドライブモード中にセレクタスイッチ105を左方に移動してから後方に移動するとブレーキ(B)モードが選択される。ブレーキモードは、ドライブモードよりも回生ブレーキが効くモードである。選択されたモードはインストルメントパネル8(図4参照)のメータ内に設けられたインジケータによって表示される。ブレーキモード中にセレクタスイッチ105を左方に移動して後方に移動するとドライブモードに復帰する。
駆動ユニット1Dは、下部ユニット1Lに固定されるブラケット107と、ブラケット107にスライド可能に取り付けられたスライダブルフレーム108とを備えている。ブラケット107及びスライダブルフレーム108の両側部が、それぞれ、リニアガイドレールとして構成されている。上部ユニット1Uは、スライダブルフレーム108のリニアガイドレールの上面に固定されている。ブラケット107には、コンソールアクチュエータとしての駆動モータ109が固定されている。駆動モータ109の出力軸は、ギアユニット110を介して、前後方向に延在するフィードスクリュー111に接続されている。フィードスクリュー111には、内溝筒[inner-threaded tube]112が螺合されており、内溝筒112から延出された接続片が上部ユニット1Uに固定されている。
操作パネル7は、ドライビングポジションをプリセット、即ち、コントローラ2に記憶させるためのメモリボタン70を備えている。また、操作パネル7は、三つのドライビングポジションに対応する、NO.1ボタン71、NO.2ボタン72及びNO.3ボタン73も備えている。即ち、ボタン71~73は、ドライビングポジションの選択ボタンである。さらに、操作パネル7は、シート3、ステアリングユニット4及びセンタコンソール1を降車しやすい位置に移動させるための降車ボタン[exit button]74も備えている。ドライビングポジションをプリセットする際には、メモリボタン70とボタン71~73の何れか一つとが用いられる。記憶されたプリセット情報を呼び出してプリセットされたドライビングポジションにシート3、ステアリングユニット4及びセンタコンソール1を移動する際には、ボタン71~73の何れか一つのみが用いられる。
センタコンソール1のコントローラ2は、車両のドアロックシステムを制御するドアロックコントローラ5とも接続されている。ドアロックコントローラ5は、スマートキー6と無線通信可能であり、スマートキー6の車両への接近を検出したり、スマートキー6に記憶されたプリセット情報を読み出したりすることができる。スマートキー6に記憶されたプリセット情報は、コントローラ2に記憶されたプリセット情報と同じであるが、スマートキー6に記憶されたプリセット情報については後述する。センタコンソール1のコントローラ2は、ドアロックコントローラ5からプリセット情報を取得することができる。スマートキー6は、セットボタン60を備えている。
図4は、プリセットされたドライビングポジションを示している。降車ボタン74が押されるか、ドライバが降車するとコントローラ2が判断した場合は、図に示されるように、ドライバが降車しやすいように、コントローラ2は、シート3を所定スライド量(例えば、40mm)後方に移動する。同時に、コントローラ2は、シート3の後方スライドに協調させて、センタコンソール1も所定スライド量(例えば40mm)移動させる。同時に、コントローラ2は、ステアリングホイールをチルト位置最上方かつテレスコピック位置最前方に移動させる。
ステップS5に続いて、取得されたプリセット情報に基づいて、シート3、ステアリングユニット4及びセンタコンソール1が移動され、最適なドライビングポジションが実現される(ステップS6)。ステップS6の後は、メインスイッチがオフにされる(ステップS8)まで、コンソール調整スイッチ106が操作されたか否かが監視される(ステップS7)。最適なドライビングポジションに設定された後も何らかの理由でセンタコンソール1をスライドさせたい場合があり、そのような場合はステップS7が肯定される。ステップS7が肯定されると、コントローラ2は、コンソール調整スイッチ106の操作に従って、センタコンソール1をスライドする(ステップS)。
本実施形態では、センタコンソール1がシート3と協調してスライドされていることをドライバが容易に認識できるように、コントローラ2がスライド量やスライド速度を制御する。センタコンソール1及びシート3のスライド量が互いに一致し、かつ、センタコンソール1及びシート3のスライド速度が互いに一致すると、センタコンソール1とシート3とは同時に相対速度ゼロで動き出し、同時に停止する。この場合、ドライバは、シート3と共にセンタコンソール1も移動していることに気付きにくい。センタコンソール1がシート3と共に移動していることをドライバが認識できれば、他の乗員や車内の荷物に注意を払うことができる。具体的には、ドライバ、スライドするセンタコンソール1と他の乗員との接触や、スライドするセンタコンソール1と後席床上の荷物との接触などに注意を払うことができる。
あるいは、シート3とセンタコンソール1との協調制御において、(3)シート3のスライド量及びスライド速度とセンタコンソール1のスライド量及びスライド速度とをそれぞれ一致させ、かつ、両者のスライド開始を一致させなくてもよい。スライド開始が一致しない場合、スライド停止も当然一致しない。両者のスライドの開始及び停止が一致しないので、乗員はセンタコンソール1もスライド制御されていることを認識しやすい。
また、本実施形態では、コントローラ2が、スマートキー6からプリセット情報を受け取り可能に構成されている。即ち、シート3とセンタコンソール1との協調制御において、スマートキー6の所有者に合わせてプリセット情報を取得することができるので、最適なドライビングポジションをより簡単に実現できる。例えば、スマートキー6を所有しているだけで、シート3及びセンタコンソール1の協調制御によって最適なドライビングポジションを自動的に実現することも可能である。
上記実施形態の車両はBEVであるが、これに限定されない。車両は、内燃機関のみを搭載した車両でもよいし、ハイブリッド電気自動車(HEV)などでもよい。上記実施形態では、センタコンソール1のスライドは、下部ユニット1Lに対する上部ユニット1Uのスライドによって行われた。しかし、センタコンソール1全体がキャビンの床に対してスライドしてもよい。また、センタコンソール1、シート3及びステアリングユニット4協調制御されたが、その他の装備(例えば、ドア/ルームミラー)がさらに協調制御されてもよい。

Claims (2)

  1. 車両用のスライド可能なセンタコンソールであって
    前記センタコンソールのスライドポジションを変更するコンソールアクチュエータと、
    前記センタコンソールに設けられた、前記車両の運転モードを変更するセレクタスイッチと、
    前記コンソールアクチュエータを用いて前記センタコンソールの前記スライドポジションを調整するためのコンソール調整スイッチと、を備えている、センタコンソール。
  2. 請求項1に記載のセンタコンソールであって、
    プリセットされた前記センタコンソールの前記スライドポジションに関連付けられたプリセット情報を記憶し、取得した前記プリセット情報に基づいて前記コンソールアクチュエータを制御して前記センタコンソールをプリセットされた前記スライドポジションに移動させるように構成されたコントローラ、をさらに備えており、
    前記コントローラが、シートのシートポジションを変更するシートアクチュエータを、前記コンソールアクチュエータと協調制御可能に構成されており、
    前記コントローラが、前記センタコンソールのプリセットされた前記スライドポジションに関連付けてプリセットされた前記シートの前記シートポジションも前記プリセット情報に記憶し、
    前記コントローラが、取得した前記プリセット情報に基づいて前記シートアクチュエータ及び前記コンソールアクチュエータを協調制御して前記シート及び前記センタコンソールをプリセットされた前記シートポジション及び前記スライドポジションにそれぞれ移動する、センタコンソール。
JP2021551006A 2019-10-09 2019-10-09 セレクタスイッチを備えたスライド可能なセンタコンソール Active JP7355112B2 (ja)

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