JPH0424134A - 自動車のシート構造 - Google Patents

自動車のシート構造

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Publication number
JPH0424134A
JPH0424134A JP12968790A JP12968790A JPH0424134A JP H0424134 A JPH0424134 A JP H0424134A JP 12968790 A JP12968790 A JP 12968790A JP 12968790 A JP12968790 A JP 12968790A JP H0424134 A JPH0424134 A JP H0424134A
Authority
JP
Japan
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seat
console
movement
moved
console box
Prior art date
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Pending
Application number
JP12968790A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Umeki
梅木 哲哉
Yasuhisa Aoyama
青山 泰久
Kazuhiro Tanaka
和弘 田中
Hideki Aoki
青木 英己
Masato Sato
正人 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH0424134A publication Critical patent/JPH0424134A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シートと共に前後方向に移動可能なセンター
コンソールが設けられた自動車のシート構造に関するも
のである。
〔従来の技術〕
一般に、自動車には、車内の限られた空間を有効に利用
するため、小物を整理するための収納部が多数設けられ
ている。これらの収納部は、車内の様々な部分に配設さ
れているが、特に、ドライバーの周辺に配設された収納
部は、運転時に使用される頻度が多くなるため、形状や
構造等が非常に重要視されている。
上記のドライバーの周辺に配設される収納部には、第1
5図に示すように、ドライバーが着座するシート51の
側面に設けられたセンターコンソール52があり、この
センターコンソール52はドライバーの側方に位置する
ことから、肘掛けとして使用されることもある。
ところが、センターコンソール52は、通常、フロアの
中央部に形成されたフロアトンネル53の上面に固定さ
れている。従って、ドライバーの体型に合った運転位置
に調整するためシート51を移動させた場合には、セン
ターコンソール52とシート51との相対位置がずれて
しまうことになり、ひいては、収納時における作業性の
低下や肘掛けとしての使用の困難性等の不具合を招来す
ることになる。また、2ドアタイプの自動車の場合には
、後部座席への乗降がシート51や助手席を前方へ移動
させることで行われるようになっているが、センターコ
ンソール52が固定されていると、乗降が不便であると
いう問題もある。
そこで、例えば実開昭57−202353号公報には、
センターコンソール52とフロアトンネル53とをスラ
イドレールを介して前後方向に摺動可能に分離する一方
、センターコンソール52とシート51とを固定した車
両用コンソールボックスが開示されている。これにより
、この構造を有したセンターコンソール52は、シート
51の移動に連動してフロアトンネル53上を移動する
ことになり、シート51との位置関係が常に一定になる
ことで、上述の収納時における作業性の低下等の不具合
や乗陳時の不便さ等の問題の発生を防止することができ
るようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のセンターコンソール52の構
造では、シート51を前方へ移動させた際に、センター
コンソール52がギヤーシフトレバ−54やインスツメ
ントパネル55に接触する虞れがある。従って、上記の
構造では、センターコンソール52とギヤーシフトレバ
−54等とが干渉しない程度の距離にシート51の移動
が制限されたり、或いはギヤーシフトレバ−54やイン
スツメントバネル55の形状や配置等に対する設計の自
由度が制限されることになる。
従って、本発明においては、収納時における作業性の低
下等の不具合や乗降時の不便さ等の問題を解消しつつ、
ギヤーシフトレバ−54やインスツメントパネル55等
の設計の自由度を制限させることな(シートを大きく移
動させることができる自動車のシート構造を提供するこ
とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
請求項第1項の発明に係る自動車のシート構造は、上記
課題を解決するために、シートの側方番こ配設され、シ
ートと共に前後方向に移動可能なコンソールボックスが
設けられた自動車のシート構造において、上記コンソー
ルボックスは、シートの運転位置からの移動時にシート
と共に移動を開始し、且つ移動量がシートの移動量より
も小さいことを特徴としている。
請求項第2項の発明に係る自動車のシート構造は、上記
課題を解決するために、シートの側方に配設され、シー
トと共に前後方向に移動可能なコンソールボックスが設
けられた自動車のシート構造において、上記コンソール
ボックスは、移動前のシートとの相対位置がシートを運
転位置から移動させた際に異なったものになる一方、シ
ートを運転位置に復帰させた際に移動前の相対位置に復
帰することを特徴としている。
請求項第3項の発明に係る自動車のシート構造は、上記
課題を解決するために、シートの側方に配設され、シー
トと共に前後方向に移動可能なコンソールボックスが設
けられた自動車のシート構造において、上記コンソール
ボックスは、移動量がシートの移動量よりも小さく、移
動前のシートとの相対位置がシートを運転位置から移動
させた際に異なったものになるものであり、シートの運
転位置からの移動時にシートと共に移動を開始し、且つ
シートを運転位置に復帰させた際に移動前の相対位置に
復帰することを特徴としている。
請求項第4項の発明に係る自動車のシート構造は、上記
課題を解決するために、シートの側方に配設され、シー
トと共に前後方向に移動可能なコンソールボックスが設
けられた自動車のシート構造において、上記コンソール
ボックスは、シートの運転位置からの移動時にシートと
共に移動を開始し、且つ所定位置で停止させることで移
動量がシートの移動量よりも小さいことを特徴としてい
る。
請求項第5項の発明に係る自動車のシート構造は、上記
課題を解決するために、シートの側方に配設され、シー
トと共に前後方向に移動可能なコンソールボックスが設
けられた自動車のシート構造において、上記コンソール
ボックスは、シートの運転位置からの移動時にシートと
共に移動を開始し、且つ移動率を異ならせることで移動
量がシートの移動量よりも小さいことを特徴としている
請求項第6項の発明に係る自動車のシート構造は、上記
課題を解決するために、シートの側方に配設され、シー
トと共に前後方向に移動可能なコンソールボックスが設
けられた自動車のシート構造において、上記コンソール
ボックスは、移動前のシートとの相対位置がシートを運
転位置から移動させた際に異なったものになる一方、移
動前の相対位置にシートが移動してからコンソールボッ
クスの移動が開始され、シートを運転位置に復帰させた
際に移動前の相対位置に復帰することを特徴としている
請求項第7項の発明に係る自動車のシート構造は、上記
課題を解決するために、シートの側方に配設され、シー
トと共に前後方向に移動可能なコンソールボックスが設
けられた自動車のシート構造において、上記コンソール
ボックスは、移動前のシートとの相対位置がシートを運
転位置から移動させた際に異なったものになる一方、シ
ートを運転位置に復帰させた際にそれぞれが独立して移
動前の相対位置に復帰することを特徴としている。
〔作 用〕
請求項第1項ないし請求項第7項の構成によれば、前後
方向に移動可能なシートには、コンソールボックスが側
方に設けられており、このコンソールボックスは、シー
トと共に移動可能になっている。そして、上記のコンソ
ールボックスは、運転位置からの移動時にシートと共に
移動を開始し、シートの復帰で移動前の位置に復帰させ
ることができるようになっている。これにより、コンソ
ールボックスは、運転位置を調整した際にシートとの相
対位置が一定になることで、収納時における作業性の低
下等の不具合や乗降時の不便さ等の問題が解消されるよ
うになっている。
また、シートとコンソールボックスとの停止位置を異な
らせ、コンソールボックスのみを所定位置で停止させる
ようにした場合には、コンソールボックスの移動方向に
配設された例えばギヤーシフトレバ−やインスツメント
パネル等とコンソールボックスとの干渉を防止すること
が可能になる。従って、この場合には、コンソールボッ
クスとギヤーシフトレバ−等との干渉を防止するため生
じていた設計の自由度の制限を解消することが可能にな
ると共に、シートのみを大きく移動させることが可能に
なる。
〔実施例1〕 本発明の一実施例を第1図ないし第5図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
本実施例に係る自動車のシート構造は、第5図a)に示
すように、ドライバーが着座するシート1に採用されて
おり、このシートlと助手席となるシート2との間に介
装されたコンソールボックスであるセンターコンソール
3を移動させるようになっている。尚、コンソールボッ
クスとは、物入れおよび肘掛けの少なくとも一機能を備
えているか、或いは両ジートド2間を塞ぐものである。
上記のセンターコンソール3は、第5図(b)に示すよ
うに、例えばカセットテープ等の小物を収納するコンソ
ール本体5と、このコンソール本体5の蓋であると共に
肘掛けとしても使用可能なリッド4とからなっており、
シート1とセンターコンソール3との間には、第1図(
a)  ・ (b)に示すように、シート1の移動でセ
ンターコンソール3を移動させる移動伝達手段6が設け
られている。
上記の移動伝達手段6は、シート1とセンターコンソー
ル3とに接続されたリンク機構を有しており、このリン
ク機構は、一端部がシート1の側面にピン継手12で回
動可能に軸支されたシート側リンク8と、一端部がセン
ターコンソール3の側面にピン継手11で回動可能に軸
支されたコンソール側リンク9とからなっている。そし
て、シート側リンクBとコンソール側リンク9とは、他
端部同士がピン継手10で回動可能に係合されている。
上記のリンク機構は、リンク収容体7に収容されるよう
になっており、このリンク収容体7は、シート側リンク
8およびコンソール側リンク9の上端部に当接する上面
壁7aと、この上面壁7aに対向した下面壁7bとを有
している。上記のリンク収容体7の上面壁7aには、上
方へ湾曲された湾曲部7cが第5図にも示す前方向Xへ
の移動側の端部に形成されており、シート側リンク8お
よびコンソール側リンク9の上端部は、湾曲部7Cに沿
って上方へ移動するようになっている。
一方、リンク収容体7の下面壁7bには、センターコン
ソール3の前方向Xへの移動を所定位置で規制する位置
決部材13が設けられており、この位置決部材13は、
コンソール側リンク9とセンターコンソール3との間に
侵入可能な程度の幅に設定されている。上記の位置決部
材13は、下面壁7bに固定された固定部13aとリン
ク機構側に対して凹形状に形成された保合部13bとか
らなっており、この保合部13bは、センターコンソー
ル3側のピン継手11に係合するようになっている。
上記の構成において、シート1およびセンターコンソー
ル3の動作について以下に説明する。
先ず、シート1が運転位置に設定されている場合には、
第1図(a)  ・ (b)に示すように、シート1例
のピン継手12、シート側リンク8およびコンソール側
リンク9のピン継手10、およびセンターコンソール3
側のピン継手11がこの順に位置している。尚、上記の
運転位置とは、運転時の姿勢を良好にするため、ドライ
バーの体型に合わせて設定された運転時の位置のことで
ある。
上記のシート1が前方向Xに移動されると、シ−ト1は
、ピン継手12を介してシート側リンク8を前方向Xに
移動させることになる。従って、シート側リンク8は、
上端部がリンク収容体7の上面壁7aに当接することで
、ピン継手10を介してコンソール側リンク9を前方向
Xに移動させることになる。そして、このコンソール側
リンク9は、ピン継手11を介してセンターコンソール
3を前方向Xへ移動させることになり、センターコンソ
ール3は、シート1の移動と共に前方向Xへ移動される
ことになる。
さらに、−上記のシート1が前方向Xへ移動されると、
第2図(a)  ・ (b)に示すように、ピン継手1
1が位置決部材13に係合されることで、ピン継手11
は、位置決部材13が配設された所定位置で停止される
ことになる。この際、コンソール側リンク9およびシー
ト側リンク8は、上端部がリンク収容体7の湾曲部7C
に当接している。従って、シート1側がさらに前方向X
へ移動されると、シート側リンク8およびコンソール側
リンク9の上端部が湾曲部7Cに沿って上方向へ移動す
ることになり、ピン継手12のみが前方向Xに移動する
ことになる。そして、シート1は、第3図(a)  ・
 (b)に示すように、ピン継手1112同士が最も接
近した位置で停止することになる。
一方、シート1を移動前の運転位置に復帰させる場合に
は、上述の動作と逆の動作となり、先ず、シート1の後
方向X′への移動でピン継手12のみが移動することに
なる。この後、第2図(a)・ (b)に示すように、
シート側リンク8がリンク収容体7の湾曲部7Cに当接
して上端部が下方向に移動し、シート側リンク8および
コンソール側リンク9がリンク収容体7に収容され、セ
ンターコンソール3がシート1と共に後方向X′に移動
することになる。そして、センターコンソール3は、第
1図(a) ・(b)に示すように、シート1の停止と
共に停止し、運転位置に復帰されることになる。
このように、本実施例の自動車のシート構造は、シート
1の移動でセンターコンソール3を所定位置まで移動さ
せると共に、シート1のみをセンターコンソール3より
もさらに大きく移動させることで、後部座席への乗降を
容易にすることが可能になっている。また、上記のシー
ト構造は、センターコンソール3とギヤーシフトレバ−
やインスツメントパネルとの干渉を防止することが可能
になるため、設計の自由度を制限させることな(シート
1のみを大きく移動させることが可能になっている。
尚、本実施例における移動伝達手段6は、シート側リン
ク8およびコンソール側リンク9からなるリンク機構を
リンク収容体7に収容し、このリンク収容体7の上面壁
7aをシート側リンク8およびコンソール側リンク9の
上端部に当接させるコトテ、センターコンソール3を所
定位置まで移動させるようになっているが、これに限定
されることはない。
即ち、移動伝達手段6は、第4図(a) ・ (b)に
示すように、ピン継手10の移動を規制する板状のガイ
ド部材14がシート側リンク8およびコンソール側リン
ク9との間に介装されていても良い。そして、この場合
には、上記のガイド部材14にピン継手10の移動を規
制するガイド部14aを形成しておくことで、移動時に
おけるシート1とセンターコンソール3との相対位置を
任意に設定することが可能になる。
〔実施例2〕 本発明の他の一実施例を第6図ないし第8図に基づいて
説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、実
施例1に示した構成部材と同一の構成部材には、同じ符
号を付記して説明を省略する。
本実施例に係る自動車のシート構造は、第6図に示すよ
うに、シート1と共にセンターコンソール3を移動させ
るようになっており、シート1には、シート1内からセ
ンターコンソール3側に上下動自在に突出された保合部
材16が設けられている。上記の保合部材16には、シ
ート1内に配設されたスプリング17が端部に設けられ
ており、このスプリング17は、係合部材16をフロア
l5方向である下方向に付勢するようになっている。一
方、係合部材16の他端部は、センターコンソール3内
に貫設されており、この保合部材16が貫設されたセン
ターコンソール3の側壁には、第7図に示すように、係
合部材16をガイドするガイド部18が形成されている
上記のガイド部18は、図中左側の前部から右側の後部
にかけてシート1の移動方向に対して平行に形成された
平行ガイド部18aと、後部でフロアトンネル15a方
向に曲折して形成された垂直ガイド部18bとからなっ
ており、垂直ガイド部18bの側方には、一端部が下方
から保合部材16に当接して押し上げる第1押上部材1
9が配設されている。
上記の第1押上部材19の他端部には、L字形状に形成
された回動伝達部材20の一端部が回動自在に軸支され
ており、この回動伝達部材20の曲折部20aは、セン
ターコンソール3の側壁に回動自在に軸支されている。
また、この回動伝達部材20の他端部には、第2押上部
材21の一端部が回動自在に軸支されており、この第2
押上部材21は、センターコンソール3の前方向xtq
の側壁を往復移動自在に貫設されている。これにより、
回動伝達部材20は、第2押上部材21の移動で曲折部
20aを回動中心として回動し、第1押上部材19を上
方へ押し上げて移動させるようになっている。
また、上記の第2押上部材21の前方向Xには、センタ
ーコンソール3の移動を所定位置で停止させる位置決部
材22がフロアトンネル15aに設けられており、この
位置決部材22には、第2押上部材21が当接されるよ
うになっている。
上記の構成において、シート1およびセンターコンソー
ル3の動作について以下に説明する。
先ず、シート1が運転位置に設定されている場合には、
係合部材16が垂直ガイド部18bの下部に位置してい
る。そして、シート1が前方向Xに移動されると、保合
部材16は、垂直ガイド部18bの側面に当接すること
になり、センターコンソール3がシート1と共に前方向
Xに移動されることになる。そして、このセンターコン
ソール3の移動は、センターコンソール3が位置決部材
22に当接するまで継続されることになる。
上記のセンターコンソール3が位置決部材22に当接す
るまで移動されると、センターコンソール3に先立って
位置決部材22に当接する第2押上部材21は、位置決
部材22でA方向に移動されることになる。従って、第
2押上部材21は、回動伝達部材20を曲折部20aを
中心として回動させることになり、回動された回動伝達
部材20は、第1押上部材19を上方向に移動させるこ
とになる。
上記の第1押上部材19は、上方向に移動されることで
係合部材16に当接し、この保合部材16を上方向へ移
動させる。これにより、この保合部材16は、垂直ガイ
ド部18bから平行ガイド部18aに移動し、平行ガイ
ド部18aに沿って前方向Xに移動することになる。従
って、センターコンソール3は、位置決部材22で停止
位置が規制されることになり、位置決部材22が設けら
れた所定位置からは、保合部材16を有するシート1の
みが前方向Xに移動することになる。
一方、シート1を移動前の運転位置に復帰させる場合に
は、上述の動作と逆の動作となり、先ず、シート1の後
方向X°への移動で保合部材16のみが平行ガイド部1
8aに沿って移動することになる。そして、保合部材1
6が平行ガイド部18aの上方へ位置したとき、保合部
材16は、第6図のスプリング17でフロアトンネル1
5a方向へ付勢されているため、垂直ガイド部18bに
移動することになる。
上記の保合部材16は、第1押上部材19に当接し、こ
の第1押上部材19をフロアトンネル15a方向へ付勢
すると共に、垂直ガイド部18bの側面に当接し、セン
ターコンソール3を後方向X″に移動させることになる
。従って、上記の第1押上部材19は、第1押上部材1
9を上方向へ移動させていた第2押上部材21と位置決
部材22との当接が解除されるため下方向に移動し、保
合部材16と共に垂直ガイド部18bの下部に位置する
ことになる。
このように、本実施例の自動車のシート構造は、実施例
1の効果と同様に、シート1の移動でセンターコンソー
ル3を所定位置まで移動させると共に、シート1のみを
センターコンソール3よりもさらに大きく移動させるこ
とで、後部座席への乗降を容易にすることが可能になっ
ている。また、上記のシート構造は、センターコンソー
ル3とギヤーシフトレバ−やインスツメントパネルとの
干渉を防止することが可能になるため、設計の自由度を
制限させることなくシート1のみを大きく移動させるこ
とが可能になっている。
尚、本実施例におけるガイド部18は、平行ガイド部1
8aの端部に垂直ガイド部18bが形成された形状にな
っているが、これに限定されることはない。即ち、ガイ
ド部18は、第8図に示すように、平行ガイド部18a
の中央部に垂直ガイド部18bが形成された形状にされ
ていても良い。そして、この場合には、第1押上部材1
9に一対の回動伝達部材20・20および第2押上部材
21・21を左右対象に設けると共に、これらの第2押
上部材21・21に当接する位置決部材22・22を設
けることで、前方向Xと後方向X゛とでセンターコンソ
ール3の停止位置を規制することが可能になる。
[実施例3] 本発明の他の一実施例を第9図に基づいて説明すれば、
以下の通りである。尚、説明の便宜上、実施例1に示し
た構成部材と同一の構成部材には、同じ符号を付記して
説明を省略する。
本実施例に係る自動車のシート構造は、第9図に示すよ
うに、シート1と共にセンターコンソール3を移動させ
るようになっており、シート1の側面には、棒状のシー
ト側係合部材23が突設されている。このシート側係合
部材23は、例えばタイミングベルト等からなるキャタ
ピラ25の凹部に係合されるようになっており、このキ
ャタピラ25は、センターコンソール3の下部に配設さ
れている。
上記のキャタピラ25は、一対の回転ローラ26・26
で回動自在に張設されており、これらの回転ローラ26
・26は、フロアトンネル15aに固定されている。こ
れにより、キャタピラ25は、凹部に係合したシート側
係合部材23の移動と共に回動されるようになっている
。また、上記のキャタピラ25には、シート側係合部材
23に対向する端部側からコンソール側係合部材24も
係合されようになっており、このコンソール側係合部材
24は、センターコンソール3の側壁に突設されている
上記の構成において、シート1およびセンターコンソー
ル3の動作について以下に説明する。
先ず、シート1が運転位置に設定されている場合には、
シート側係合部材23およびコンソール側係合部材24
がキャタピラ25の凹部に係合されている。そして、シ
ート1が前方向Xに移動されると、シート側係合部材2
3がキャタピラ25を回動させることになり、キャタピ
ラ25の上面が前方向Xに移動することになる。これに
より、上記のキャタピラ25に係合されたコンソール側
保合部材24は、キャタピラ25と共に移動することに
なり、このコンソール側係合部材24の移動によりセン
ターコンソール3が前方向Xに移動することになる。
上記のセンターコンソール3の移動は、シート側係合部
材23がキャタピラ25の端部に移動した後、シート側
係合部材23とキャタピラ25との保合が解除されてキ
ャタピラ25の回動が停止するまで継続されることにな
る。これにより、センターコンソール3は、キャタピラ
25とシート側係合部材23とで停止位置が規制される
ことになり、キャタピラ25とシート側係合部材23と
の保合が解除される所定位置からは、シート1のみが前
方向Xに移動することになる。尚、上記の動作は、シー
ト1を前方向Xへ移動させた場合に限らず、シート1を
後方向X”へ移動させた場合にも同様に生じるものであ
る。
一方、シート1を移動前の運転位置に復帰させる場合に
は、上述の動作と逆の動作となり、シート1が前方向X
へ移動されていた場合には、先ず、シート1の後方向X
′へ移動されることになる。この際、シート側係合部材
23は、キャタピラ25に係合していないため、シート
1のみが移動することになる。
この後、シート側係合部材23がキャタピラ25に保合
すると、キャタピラ25の上面は、シート側係合部材2
3と共に後方向X゛に移動することになり、このキャタ
ピラ25に係合されたコンソール側係合部材24も後方
向X′に移動することになる。これにより、センターコ
ンソール3は、シート1と共に後方向X゛に移動して、
移動前の運転位置に復帰されることになる。尚、上記の
動作は、シート1を後方向X°移動させた場合に限らず
、シート1を前方向X′へ移動させた場合にも同様に生
じるものである。
このように、本実施例の自動車のシート構造は、実施例
1の効果と同様に、シート1の移動でセンターコンソー
ル3を所定位置まで移動させると共に、シート1のみを
センターコンソール3よりもさらに大きく移動させるこ
とで、後部座席への乗降を容易にすることが可能になっ
ている。また、上記のシート構造は、センターコンソー
ル3とギヤーシフトレバ−やインスツメントパネルとの
干渉を防止することが可能になるため、設計の自由度を
制限させることなくシート1のみを大きく移動させるこ
とが可能になっている。
〔実施例4〕 本発明の他の一実施例を第10図および第11図に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上
、実施例1に示した構成部材と同一の構成部材には、同
じ符号を付記して説明を省略する。
本実施例に係る自動車のシート構造は、第10図および
第11図に示すように、シート1と共にセンターコンソ
ール3を移動させるようになっており、シート1の底面
には、固定部材27を介してモータ28が設けられてい
る。このモータ28には、シート10幅方向に軸心が一
致した回転軸29が設けられており、この回転軸290
両端部には、シート側ねじ歯車30a・30bが設けら
れている。
上記のシート側ねじ歯車30a・30bには、回転軸2
9の軸心に対して直交方向に軸心を有するフロア側ねし
歯車31a・31bが係合されており、これらのフロア
側ねし歯車31a・31bは、シート1の図中下部の前
部から上部の後部にかけて設けられている。そして、こ
れらのフロア側ねじ歯車31a・31bは、両端部がフ
ロア15に設けられた軸受け33・・・に固定されてい
る。
これにより、シート1は、モータ28の回転によりシー
ト側ねし歯車30a・30bがフロア側ねじ歯車31a
・31b上を移動することで、前後方向x−x’に任意
に移動されるようになっている。
また、センターコンソール3側のフロア側ねし歯車31
bには、フロア側ねじ歯車31a・31bの軸心と平行
な軸心を有するコンソール側ねじ歯車32が係合されて
おり、このコンソール側ねじ歯車32のピッチは、フロ
ア側ねし歯車31a・31bの例えば1/2等の小さな
ピッチに設定されている。そして、上記のコンソール側
ねじ歯車32は、ねじの方向がフロア側ねし歯車31a
・31bのねじの方向と同一側にされることで、モータ
28によるシート側ねし歯車30bの回転で、シート1
の進行方向に対して逆方向に移動されるようになってい
る。
また、上記のコンソール側ねし歯車32の両端部は、係
合部材34・34の一端部に固定されており、これらの
係合部材34・34は、フロアトンネル15aに沿って
立ち上げられた後、他端部がセンターコンソール3の底
面に固設されている。これにより、センターコンソール
3は、コンソール側ねし歯車32と共に移動されるよう
になっている。
上記の構成において、シート1およびセンターコンソー
ル3の動作について以下に説明スる。
先ず、シートiを運転位置から前後方向X−X’に移動
させる場合には、モータ28によりシート側ねじ歯車3
0a・30bが回転されることになる。この際、これら
のシート側ねし歯車30a・30bは、フロア側ねじ歯
車31a・31bに係合しながら回転しており、フロア
側ねじ歯車31a・31bが軸受け33・・・を介して
フロア15に固定されていることで、シート側ねじ歯車
30a・30bのみが前後方向x −x’に移動するこ
とになる。そして、フロア側ねし歯車31a・31bの
移動は、回転軸29、モータ28、および固定部材27
を介してシート1に伝達されることになり、シート1を
前後方向X−X”に移動させることになる。
また、シート側ねし歯車30bには、コンソール側ねし
歯車32も係合されており、このコンソール側ねじ歯車
32は、ピッチがフロア側ねし歯車31a・31bのピ
ンチよりも小さく設定されているため、シート1の移動
速度よりも遅い速度で移動することになる。また、この
コンソール側ねし歯車32の移動方向は、ねじの方向が
フロア側ねし歯車31a・31bのねじの方向と同一側
に設定されているため、シート1の移動方向に対して相
対的に逆方向になっている。従って、コンソール側ねじ
歯車32と共に移動するセンターコンソール3は、シー
ト1の移動速度からコンソール側ねし歯車32による逆
方向の移動速度を差し引いた速度で、シート1と同一方
向に移動することになり、結果として移動距離がシート
1の移動距離よりも減少したものになる。
一方、シート1を移動前の運転位置に復帰させる場合に
は、上述の動作と逆の動作となり、シート1およびセン
ターコンソール3が移動時と同様の割合で移動するため
同時に復帰動作を開始した後、同時に復帰することにな
る。
このように、本実施例の自動車のシート構造は、実施例
1の効果と同様に、シート1の移動でセンターコンソー
ル3を所定位置まで移動させると共に、シート1のみを
センターコンソール3よりもさらに大きく移動させるこ
とで、後部座席への乗降を容易にすることが可能になっ
ている。また、上記のシート構造は、センターコンソー
ル3とギヤーシフトレバ−やインスッメントパネルとの
干渉を防止することが可能になるため、設計の自由度を
制限させることなくシート1のみを大きく移動させるこ
とが可能になっている。
〔実施例5〕 本発明の他の一実施例を第12図ないし第14図に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上
、実施例1に示した構成部材と同一の構成部材には、同
じ符号を付記し説明を省略する。
本実施例に係る自動車のシート構造は、第12図に示す
ように、シート1と共にセンターコンソール3を移動さ
せるようになっており、シート1の側面には、センター
コンソール3を移動させるシート側係合部材35が設け
られている。上記のシート側係合部材35は、センター
コンソール3方向に突設された後、後方向X°に曲折さ
れており、この曲折された端部には、第13図(a)(
b)に示すように、係合部35a・・・が形成されてい
る。
上記の係合部35a・・・は、固定部材27の曲折部か
ら端部側に、且つ上面から下面にかけて階段状に複数形
成されており、各係合部35a・・・は、シート側係合
部材35の上面に対して垂直に立ち上げられた曲折部側
の垂直面と、傾斜して形成された端部側の傾斜面とで形
成されている。
また、第12図に示すように、センターコンソール3の
下方に位置するフロアトンネル15aには、フロア側係
合部材37が固設されており、このフロア側係合部材3
7は、シー1−1の移動時にシート側係合部材35に当
接しない位置に設定されている。そして、このフロア側
係合部材37には、シート側係合部材35の係合部35
a・・・と同様の保合部37a・・・が形成されている
また、センターコンソール3には、上記のシート側係合
部材35とフロア側係合部材37とを合わせた幅よりも
広い幅を有したコンソール側係合部材36が設けられて
おり、このコンソール側係合部材36には、上述の係合
部35a・・・・37a・・・と同様の係合部36a・
・・が対向して形成されている。
上記の構成において、シート1およびセンターコンソー
ル3の動作について以下に説明する。
先ず、シート1が運転位置に設定されている場合には、
第12図および第13図(a)に示すように、シート側
係合部材35の係合部35a・・・とコンソール側係合
部材36の係合部36a・・・とが係合した状態になっ
ている。そして、シートlが前方向Xに移動されると、
フロア側係合部材37がコンソール側係合部材36を移
動させることになり、このコンソール側係合部材36と
共にセンターコンソール3が移動することになる。
上記のコンソール側係合部材36の移動は、コンソール
側係合部材36をフロア側係合部材37に当接させるこ
とになり、さらに移動を継続させた場合には、フロア側
係合部材37の係合部37a・・・をフロア側係合部材
37の係合部37a・・・の傾斜面に沿って上方へ移動
させることになる。そして、上記の上方への移動でコン
ソール側係合部材36の係合部36aの頂部がシート側
係合部材35の係合部35a・・・の頂部よりも高い位
置に到達した場合には、第13図(b)に示すように、
シート側係合部材35とコンソール側係合部材36との
保合が解除され、フロア側係合部材37とコンソール側
係合部材36とが係合されることになる。
これにより、センターコンソール3は、フロア側係合部
材37とコンソール側係合部材36とで停止位置が規制
されることになり、シート側係合部材35とコンソール
側係合部材36との保合が解除される所定位置からは、
シート1のみが前方向Xに移動することになる。
一方、シート1を移動前の運転位置に復帰させる場合に
は、上述の動作と逆の動作となり、シート1のみが後方
向X′に移動することになる。この後、シート側係合部
材35がコンソール側係合部材36に当接された後、さ
らに移動が継続されることで、シート側係合部材35の
係合部35a・・・の傾斜面がシート側係合部材35を
上方へ移動させることになる。そして、係合部36a・
・・の上方への移動により、コンソール側係合部材36
とフロア側係合部材37との保合が解除されることにな
り、コンソール側係合部材36とシート側係合部材35
とが係合されることで、シート1とセンターコンソール
3とが共に移動前の位置に復帰されることになる。
このように、本実施例の自動車のシート構造は、実施例
1の効果と同様に、シート1の移動でセンターコンソー
ル3を所定位置まで移動させると共に、シート1のみを
センターコンソール3よりもさらに大きく移動させるこ
とで、後部座席への乗降を容易にすることが可能になっ
ている。また、上記のシート構造は、センターコンソー
ル3とギヤーシフトレバ−やインスッメントパネルとの
干渉を防止することが可能になるため、設計の自由度を
制限させることなくシート1のみを大きく移動させるこ
とが可能になっている。
尚、本実施例におけるシート側係合部材35、コンソー
ル側係合部材36、およびフロア側係合部材37は、セ
ンターコンソール3を前方向Xへの移動時に所定位置で
停止させるために設けられているが、これに限定される
ことはな(、第14図に示すように、逆方向に配設され
ていても良い。そして、この場合には、センターコンソ
ール3を後方向X″の移動時に所定位置で停止させるこ
とが可能になる。
〔発明の効果〕
請求項第1項の発明に係る自動車のシート構造は、以上
のように、コンソールボックスがシートの運転位置から
の移動時にシートと共に移動を開始し、且つ移動量がシ
ートの移動量よりも小さい構成である。
これにより、コンソールボックスがシートと共に移動可
能であるため、コンソールボックスとシートとの相対位
置が一定になり、収納時における作業性の低下等の不具
合や乗降時の不便さ等を解消することが可能になる。
また、コンソールボックスのみを所定位置で停止させる
ことで、コンソールボックスの移動方向に配設された例
えばギヤーシフトレバ−やインスツメントパネル等とコ
ンソールボックスとの干渉を防止することが可能になる
と共に、コンソールボックスとギヤーシフトレバ−等と
の干渉を防止するため生じていた設計の自由度の制限を
解消することが可能になり、さらにシートのみを大きく
移動させることが可能になるという効果を奏する。
請求項第2項の発明に係る自動車のシート構造は、以上
のように、コンソールボックスが移動前のシートとの相
対位置がシートを運転位置から移動させた際に異なった
ものになる一方、シートを運転位置に復帰させた際に移
動前の相対位置に復帰する構成である。
これにより、請求項第1項の効果と同様に、収納時にお
ける不具合や乗降時の不便さ等を解消することが可能に
なり、設計の自由度の制限を解消することが可能になる
と共に、シートのみを大きく移動させることが可能にな
るという効果を奏する。
請求項第3項の発明に係る自動車のシート構造は、以上
のように、コンソールボックスが移動量がシートの移動
量よりも小さく、移動前のシートとの相対位置がシート
を運転位置から移動させた際に異なったものになるもの
であり、シートの運転位置からの移動時にシートと共に
移動を開始し、且つシートを運転位置に復帰させた際に
移動前の相対位置に復帰する構成である。
これにより、請求項第1項の効果と同様に、収納時にお
ける不具合や乗降時の不便さ等を解消することが可能に
なり、設計の自由度の制限を解消することが可能になる
と共に、シートのみを大きく移動させることが可能にな
るという効果を奏する。
請求項第4項の発明に係る自動車のシート構造は、以上
のように、コンソールボックスがシートの運転位置から
の移動時にシートと共に移動を開始し、且つ所定位置で
停止させることで移動量がシートの移動量よりも小さい
構成である。
これにより、請求項第1項の効果と同様に、収納時にお
ける不具合や乗降時の不便さ等を解消することが可能に
なり、設計の自由度の制限を解消することが可能になる
と共に、シートのみを大きく移動させることが可能にな
るという効果を奏する。
請求項第5項の発明に係る自動車のシート構造は、以上
のように、コンソールボックスがシートの運転位置から
の移動時にシートと共に移動を開始し、且つ移動率を異
ならせることで移動量がシートの移動量よりも小さい構
成である。
これにより、請求項第1項の効果と同様に、収納時にお
ける不具合や乗降時の不便さ等を解消することが可能に
なり、設計の自由度の制限を解消することが可能になる
と共に、シートのみを大きく移動させることが可能にな
るという効果を奏する。
請求項第6項の発明に係る自動車のシート構造は、以上
のように、コンソールボックスが移動前のシートとの相
対位置がシートを運転位置から移動させた際に異なった
ものになる一方、移動前の相対位置にシートが移動して
からコンソールボックスの移動が開始され、シートを運
転位置に復帰させた際に移動前の相対位置に復帰する構
成である。
これにより、請求項第1項の効果と同様に、収納時にお
ける不具合や乗降時の不便さ等を解消することが可能に
なり、設計の自由度の制限を解消することが可能になる
と共に、シートのみを大きく移動させることが可能にな
るという効果を奏する。
請求項第7項の発明に係る自動車のシート構造は、以上
のように、コンソールボックスが移動前のシートとの相
対位置がシートを運転位置から移動させた際に異なった
ものになる一方、シートを運転位置に復帰させた際にそ
れぞれが独立して移動前の相対位置に復帰する構成であ
る。
これにより、請求項第1項の効果と同様に、収納時にお
ける不具合や乗降時の不便さ等を解消することが可能に
なり、設計の自由度の制限を解消することが可能になる
と共に、シートのみを大きく移動させることが可能にな
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、本発明の一実施例を示すもので
ある。 第1図(a)  ・ (b)は、リンク収容体に収容さ
れたリンク機構の状態を示す説明図である。 第2]m(a)  ・ (b)は、コンソール側リンク
が位置決部材で停止されたリンク機構の状態を示す説明
図である。 第3図(a)  ・ (b)は、シートのみが移動した
リンク機構の状態を示す説明図である。 第4図(a)  ・ (b)は、ガイド部材を存したリ
ンク機構の動作状態を示す説明図である。 第5図(a)は、シートおよびセンターコンソールの概
略斜視図である。 第5図(b)は、シートおよびセンターコンソールを上
方から見た状態を示す説明図である。 第6図ないし第8図は、本発明の他の実施例を示すもの
である。 第6図は、シートとセンターコンソールとの保合状態を
正面から見た説明図である。 第7図は、シートとセンターコンソールとの係合状態を
側面から見た説明図である。 第8図は、シートとセンターコンソールとの係合状態を
側面から見た説明図である。 第9図は、本発明の他の実施例を示すものであり、キャ
タピラでシートとセンターコンソールとが係合された状
態を示す斜視図である。 第10図および第11図は、本発明の他の実施例を示す
ものである。 第10図は、シートとセンターコンソールとの保合状態
を示す正面図である。 第11図は、シートとセンターコンソールとが相対的に
同一方向に移動する状態を示す説明図である。 第12図ないし第14図は、本発明の他の実施例を示す
ものである。 第12図は、シートとセンターコンソールとの保合状態
を示す斜視図である。 第13図(a)は、コンソール側係合部材とシート側係
合部材とが係合した状態を示す説明図である。 第13図(b)は、コンソール側係合部材とフロア側係
合部材とが係合した状態を示す説明図である。 第14図は、シートとセンターコンソールとの係合状態
を示す斜視図である。 第15図は、従来例を示すものであり、車室内の概略斜
視図である。 1・2はシート、3はセンターコンソール(コンソール
ボックス)、6は移動伝達手段、7はリンク収容体、8
はシート側リンク、9はコンソール側リンク、10・1
1・12はピン継手、13は位置決部材、14はガイド
部材、16は保合部材、17はスプリング、18はガイ
ド部、19は第1押上部材、20は回動伝達部材、21
は第2押上部材、22は位置決部材、23はシート側係
合部材、24はコンソール側係合部材、25はキャタピ
ラ、28はモータ、30a・30bはシート側ねし歯車
、31a・31bはフロア側ねじ歯車、32はコンソー
ル側ねし歯車、34は保合部材、35はシート側係合部
材、36はコンソール側保合部材、 37はフロア側係合部材である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シートの側方に配設され、シートと共に前後方向に
    移動可能なコンソールボックスが設けられた自動車のシ
    ート構造において、 上記コンソールボックスは、シートの運転位置からの移
    動時にシートと共に移動を開始し、且つ移動量がシート
    の移動量よりも小さいことを特徴とする自動車のシート
    構造。 2、シートの側方に配設され、シートと共に前後方向に
    移動可能なコンソールボックスが設けられた自動車のシ
    ート構造において、 上記コンソールボックスは、移動前のシートとの相対位
    置がシートを運転位置から移動させた際に異なったもの
    になる一方、シートを運転位置に復帰させた際に移動前
    の相対位置に復帰することを特徴とする自動車のシート
    構造。 3、シートの側方に配設され、シートと共に前後方向に
    移動可能なコンソールボックスが設けられた自動車のシ
    ート構造において、 上記コンソールボックスは、移動量がシートの移動量よ
    りも小さく、移動前のシートとの相対位置がシートを運
    転位置から移動させた際に異なったものになるものであ
    り、シートの運転位置からの移動時にシートと共に移動
    を開始し、且つシートを運転位置に復帰させた際に移動
    前の相対位置に復帰することを特徴とする自動車のシー
    ト構造。 4、シートの側方に配設され、シートと共に前後方向に
    移動可能なコンソールボックスが設けられた自動車のシ
    ート構造において、 上記コンソールボックスは、シートの運転位置からの移
    動時にシートと共に移動を開始し、且つ所定位置で停止
    させることで移動量がシートの移動量よりも小さいこと
    を特徴とする自動車のシート構造。 5、シートの側方に配設され、シートと共に前後方向に
    移動可能なコンソールボックスが設けられた自動車のシ
    ート構造において、 上記コンソールボックスは、シートの運転位置からの移
    動時にシートと共に移動を開始し、且つ移動率を異なら
    せることで移動量がシートの移動量よりも小さいことを
    特徴とする自動車のシート構造。 6、シートの側方に配設され、シートと共に前後方向に
    移動可能なコンソールボックスが設けられた自動車のシ
    ート構造において、 上記コンソールボックスは、移動前のシートとの相対位
    置がシートを運転位置から移動させた際に異なったもの
    になる一方、移動前の相対位置にシートが移動してから
    コンソールボックスの移動が開始され、シートを運転位
    置に復帰させた際に移動前の相対位置に復帰することを
    特徴とする自動車のシート構造。 7、シートの側方に配設され、シートと共に前後方向に
    移動可能なコンソールボックスが設けられた自動車のシ
    ート構造において、 上記コンソールボックスは、移動前のシートとの相対位
    置がシートを運転位置から移動させた際に異なったもの
    になる一方、シートを運転位置に復帰させた際にそれぞ
    れが独立して移動前の相対位置に復帰することを特徴と
    する自動車のシート構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7591498B2 (en) * 2007-05-24 2009-09-22 Irvin Automotive Products, Inc. Sliding console
JP2014058272A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Kojima Press Industry Co Ltd コンソールボックス
JP2018176767A (ja) * 2017-04-03 2018-11-15 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
WO2021070286A1 (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 日産自動車株式会社 セレクタスイッチを備えたスライド可能なセンタコンソール

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