JPH0546968Y2 - - Google Patents

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JPH0546968Y2
JPH0546968Y2 JP19670287U JP19670287U JPH0546968Y2 JP H0546968 Y2 JPH0546968 Y2 JP H0546968Y2 JP 19670287 U JP19670287 U JP 19670287U JP 19670287 U JP19670287 U JP 19670287U JP H0546968 Y2 JPH0546968 Y2 JP H0546968Y2
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JP
Japan
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screw shaft
rail
space
lower rail
upper rail
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はシートの前後調整を電動モータを利用
して行なう自動車用パワーシート装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来実開昭60−127238号公報で提案されている
自動車用パワーシート前後調整装置を第7図及び
第8図について説明すると、第7図に図示するよ
うに、シート10はガイドレール11,11′を
介して、ブラケツト12,13により前後動自在
に自動車の床14に配設されている。また第8図
に図示するように、シート10の左右には夫々ガ
イドレール11,11′が配設されており、一方
のガイドレール11には前後調整装置18が配設
されている。この前後調整装置18は、ガイドレ
ール11のアツパレール11aに固設された合成
樹脂製のハウジング17と、該ハウジング17に
回転自在に支持された図示しないウオームホイー
ルと、該ウオームホイールと噛合されてハウジン
グ17に回転自在に支持された図示しないウオー
ムギヤと、ハウジング17に取付けられて前記ウ
オームギヤを回転させるモータ16と、ガイドレ
ール11のロアレール11bに支持されたスクリ
ユシヤフト15とを有する。このスクリユシヤフ
ト15は、前記ウオームホイールのナツト部に螺
合されている。
次に第9図は従来実開昭61−150642号公報で提
案されている自動車用パワーシート装置の1例を
示し、シート10の下面に前後方向に設けられて
いるドライブスクリユ5は、ガイドレール4の内
部に設けた軸受部4c,4dにて軸受メタル8
a,8bを介して回転自在に構成されており、そ
の一端は軸受部の軸径よりやや太く、他端にはサ
ークリツプ7を設けて抜けを防止している。ドラ
イブナツト6は、ドライブスクリユ5の回転によ
つて左右に動くようになつており、かつその上端
がスライドレール2に固定されているので、ガイ
ドレール4に対してシートクツシヨン10が図に
おいて左右に移動する。1はモータで減速機1′
及びフレキシブルドライブシヤフト3を介してド
ライブスクリユ5を回転させるものであるが、モ
ータ1及び減速機1′は車室内とカバー9で分離
した後部室に配設されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記第7図及び第8図の装置では、シート前後
調整用のスクリユシヤフト15は、シート10の
下部にカバーを設けることなく裸のままで配置し
てある。従つてシート10の下のごみや異物等を
スクリユシヤフト15やナツトの間に挟み込む虞
れがあり、これにより異音の発生や作動不良を起
こすなどの問題があつた。またモータ16のハー
ネス等を噛み込む虞れもあり、シヨートを起こす
などの問題もあつた。
一方第9図に示す従来装置の場合は、モータ1
や減速機1′を車室内からカバー9の外に突出し
ているので、カバー9の後側の室のスペースが減
少したり、またこのモータ等が障害物となつたり
する問題があつた。更にフレキシブルドライブシ
ヤフト3を必要とし、また保護カバー等を配さね
ばならず、組付けも困難であり、かつ乗用車に適
用することは困難であつた。
本考案は減速装置をレール内に配置することに
より、前記従来の問題点を解決できる自動車用パ
ワーシート装置を提供せんとするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) このため本考案は、自動車の床に固定されたロ
アレールに被せられて摺動係合し、上面にシート
が固定されたアツパレール、該アツパレール下面
に支持され、アツパレールとロアレールとで形成
される内部空間内に収納されたスクリユシヤフ
ト、入力側が前記空間外に配置され、該入力側か
ら駆動力を受けて前記スクリユシヤフトに動力を
伝達する出力側が前記空間内に位置するように、
その一部分が前記空間内に配置され、ブラケツト
により囲まれた状態でアツパレール又はロアレー
ルに保持されている減速装置、前記スクリユシヤ
フトに螺合すると共に、前記空間内においてロア
レールに固定されたナツトとよりなるもので、こ
れを問題点解決のための手段とするものである。
(作用) 電動モータを駆動して駆動機構を作動させる
と、スクリユシヤフトは前後移動するように作用
する。スクリユシヤフトが前後移動すると、アツ
パレールがロアレール上を前後に摺動移動し、ア
ツパレールに固定されたシートを前後移動させる
ことができる。本考案では、スクリユシヤフトと
ナツトを収納したアツパレールとロアレールで形
成された内部空間外に、減速装置の入力側が位置
し、出力側が該空間内に位置するよう、ブラケツ
トにより囲まれた減速装置の一部分が該空間内に
配置されることにより、アツパレールとロアレー
ルの高さ方向の寸法を大きくすることなく、スク
リユシヤフトとナツトの配置ができる。また減速
装置をブラケツトにより囲んでいるので、減速装
置を補強することができ、また取付けも容易にな
る。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例について説明する
と、第1図〜第6図は本考案の実施例を示す。先
ず第1図〜第5図の第1実施例について説明する
と、シート20はアツパレール21,21′上に
取付けられており、アツパレール21,21′の
長さ方向全長にわたる中空部24には、床22に
固定されたロアレール23,23′が摺動自在に
係合している。またアツパレール21の端部の上
面に設けられた角穴25には、ブラケツト26,
27で保持された減速装置28が配設されてい
る。減速装置28はスクリユシヤフト29とスプ
ライン係合すると共に、ナツト30で固定されて
いる。またスクリユシヤフト29にはモータ31
の回転が、減速装置28を介して伝えられるよう
になつている。一方ロアレール23にはクツシヨ
ンゴム32に包まれてスクリユシヤフト29と係
合するナツト33が、ロアレール23に溶接され
たブラケツト34,35により固定されている。
36はストツプワツシヤで、ピン37によりスク
リユシヤフト29に固定されており、スクリユシ
ヤフト29の移動量を規制している。また第5図
の如くアツパレール21とロアレール23との摺
動面にはローラ38とボール39,39を介設し
て、両者の摺動がスムーズに行われるようになつ
ている。
次に以上の如く構成された第1実施例について
作用を説明すると、モータ31の駆動により減速
装置28を介してスクリユシヤフト29が回転す
る。スクリユシヤフト29にはロアレール23に
固定されたナツト33が係合しているが、該ナツ
ト33は固定されていて回転しないので、スクリ
ユシヤフト29は回転しながら前後方向に移動す
る。従つてロアレール23と摺動係合しているア
ツパレール21が前後方向に移動するため、他方
のアツパレール21′との上面に取付けられてい
るシート20は前後に移動できる。
第6図は第2実施例を示し、スクリユシヤフト
29はアツパレール21の下面に回転自在に支持
されている。減速装置28′は図示しないウオー
ム及びウオームホイール機構を有し、該ウオーム
ホイールの中心に雌ネジが形成されていて、この
雌ネジがスクリユシヤフト29と係合して第1実
施例のナツト33の役目をする。また減速装置2
8′はロアレール23に固定されており、該減速
装置28′には図示しないモータからの回転が伝
達され、ウオームを介してウオームホイールが回
転するが、該ウオームホイールの位置は固定され
ているため、その雌ネジと係合しているスクリユ
シヤフト29が前後方向に移動し、アツパレール
21を介してシートが前後移動する。しかしこの
第2実施例も第1実施例と作用効果において差異
はない。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明した如く本考案は構成されてお
り、スクリユシヤフトはアツパレール下面に支持
されて内部に収納されているので、スクリユシヤ
フトとナツト間に異物やごみ等が入るようなこと
はなく、またシート下のカーペツト等が巻き込ま
れたり、汚れたりするのを防ぐことができ、更に
モータ等のハーネスのシヨート等の虞れもない。
また本考案は、スクリユシヤフトとナツトを収納
したアツパレールとロアレールで形成された内部
空間外に、減速装置の入力側が位置し、出力側が
該空間内に位置するよう、ブラケツトにより囲ま
れた減速装置の一部分が該空間内に配置されるこ
とにより、アツパレールとロアレールの高さ方向
の寸法を大きくすることなく、スクリユシヤフト
とナツトの配置ができる。また減速装置をブラケ
ツトにより囲んでいるので、減速装置を補強する
ことができ、また取付けも容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すパワーシート装
置を適用した自動車用シートの側面図、第2図は
第1図のアツパレールとロアレールとの組付状態
を示す斜視図、第3図は第2図のA〜A断面図、
第4図は第3図の装置における各部品の分解斜視
図、第5図はアツパレールとロアレールの係合状
態を示す断面図、第6図は他の実施例を示すパワ
ーシート装置の駆動装置の側断面図、第7図は従
来のパワーシート装置を備えた自動車用シートの
側面図、第8図は第7図におけるシートを取外し
た従来のパワーシート駆動装置の斜視図、第9図
は従来の他のパワーシート装置の側断面図であ
る。 図の主要部分の説明、20……シート、21,
21′……アツパレール、22……床、23,2
3′……ロアレール、24……中空部、25……
角穴、26,27……ブラケツト、28……減速
装置、29……スクリユシヤフト、31……モー
タ、33……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の床に固定されたロアレールに被せられ
    て摺動係合し、上面にシートが固定されたアツパ
    レール、該アツパレール下面に支持され、アツパ
    レールとロアレールとで形成される内部空間内に
    収納されたスクリユシヤフト、入力側が前記空間
    外に配置され、該入力側から駆動力を受けて前記
    スクリユシヤフトに動力を伝達する出力側が前記
    空間内に位置するように、その一部分が前記空間
    内に配置され、ブラケツトにより囲まれた状態で
    アツパレール又はロアレールに保持されている減
    速装置、前記スクリユシヤフトに螺合すると共
    に、前記空間内においてロアレールに固定された
    ナツトとよりなることを特徴とする自動車用パワ
    ーシート装置。
JP19670287U 1987-12-25 1987-12-25 Expired - Lifetime JPH0546968Y2 (ja)

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JP19670287U JPH0546968Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

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JPH0199734U JPH0199734U (ja) 1989-07-04
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JPH07345Y2 (ja) * 1990-02-28 1995-01-11 池田物産株式会社 パワーシートスライド装置
JPH07346Y2 (ja) * 1990-02-28 1995-01-11 池田物産株式会社 パワーシートスライド装置
JP3411486B2 (ja) * 1997-10-21 2003-06-03 ジョンソン コントロールズ オートモーティブ システムズ株式会社 自動車用シートスライド装置
JP5194911B2 (ja) * 2007-03-23 2013-05-08 アイシン精機株式会社 車両用シートスライド装置

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JPH0199734U (ja) 1989-07-04

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