JPH10329612A - 可動式コンソールボックス用スライダー - Google Patents

可動式コンソールボックス用スライダー

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JPH10329612A
JPH10329612A JP15807797A JP15807797A JPH10329612A JP H10329612 A JPH10329612 A JP H10329612A JP 15807797 A JP15807797 A JP 15807797A JP 15807797 A JP15807797 A JP 15807797A JP H10329612 A JPH10329612 A JP H10329612A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は車両の前後方向に可動可能なコンソー
ルボックスのスライダー構造を提供する。 【構成】車両の前後方向に可動可能なコンソールボック
ス用スライダーであって、床部に固着したレールと該レ
ール上を移動可能とする2対のローラおよび該レールに
固着されたレールカバーに係止可能なガイド部を備える
スライダーベースと該スライダーベースに枢着された一
端にロック爪を有し、該枢着されたロック軸部に対して
他端に位置する箇所にロックレバーを有するロックレバ
ーロッドと該スライダーベースに枢着されロックレバー
ロッドの該ロックレバー側にロック爪を有し、該枢着さ
れたロック軸部を軸として他端に位置する箇所に該ロッ
クレバーロッドとロック継ぎ手を介して枢着されている
ロックロッドとロックロッドのロック軸部とロック継ぎ
手が接合されている位置の間にあって該スライダーとロ
ックロッドを係止する弾性体とを取り付けた可動式コン
ソールボックス用スライダー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用コンソールボ
ックス、詳しくはフロントシート間の床面から車両前後
方向に移動可能なコンソールボックスを装置するための
スライダーに関する。
【0002】
【従来技術】可動式自動車用コンソールボックスは、例
えば特開昭62−194955号公報により知られてい
る。上記公報には、コンソールボックスとシフトレバー
を一体として、運転者が運転時の操作性を向上させるた
めに可動式とすることが開示されおり、さらに、車室前
方とフロントシート間との間を移動し、計器パネルの下
に格納できるものであった。しかし、従来のコンソール
ボックスではたとえ、移動できたとしても適宜所定の位
置で固定できず、その移動距離もわずかであった。
【0003】また、近年、RV車の普及によりワンボッ
クスタイプの自動車が増えてきた。ワンボックスタイプ
の車においても、運転席の脇にコンソールボックスがあ
り、グローブ、コイン等の小物類を収納するために設け
られている。通常、これらコンソールボックスは、シー
ト面に固定されており、特にワンボックスタイプの自動
車においては、後部座席から運転席あるいは助手席への
移動の障害となっていた。また、後部座席にいて、コン
ソールボックスを利用する場合、移動せざるおえなかっ
た。したがって、コンソールボックスの必要性は十分に
認められるものの、車内の居住性を妨げる不都合があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を、
車両の前後方向に可動可能なコンソールボックスのスラ
イダーベースであって、床部に固着したレールと該レー
ル上を移動可能とする2対のローラおよび該レールに固
着されたレールカバーと該レールカバーと該レールとで
形成する空隙に挿入されるガイド部を備えるスライダー
ベースと該スライダーベースに枢着された一端にロック
爪を有し、該枢着されたロック軸部に対して他端に位置
する箇所にロックレバーを有するロックレバーロッドと
該スライダーベースに枢着されレール本体側の一端にロ
ック爪を有し、該枢着されたロック軸部を軸として他端
に位置する箇所に該ロックレバーロッドとロック継ぎ手
を介して枢着されているロックロッドとロックロッドの
ロック軸部とロック継ぎ手が枢着されている位置の間に
あって該スライダーベースとロックロッドを係止する弾
性体とを有するコンソールボックス用スライダーを設け
ることによって解決した。
【0005】さらに、レールは長手方向に垂直な面で切
断したときの断面形状が凹状であるレール本体と該レー
ル本体の凹状断面の左右凸部を覆うレールカバーとが接
合されており、スライダーベースのガイド部が当接する
該レール本体の面にはロック爪、ロックロッドを係止す
るための係止貫通孔を有するものである。
【0006】また、ガイド部が移動可能でレール本体と
レールカバーがつくる空隙のレール本体面に接する部位
には、ガイド樹脂がガイド部に接合している。
【0007】さらには、シート間に取り付けられる自動
車用コンソールにおいて、車両の前後方向に可動可能な
コンソールボックス用スライダーであって、床部に固着
したレールと該レールの両側面を覆うように固着された
レールカバーと該レール上を移動可能とする2対のロー
ラおよび該レールカバーと該レールカバーと該レールと
で形成する空隙に挿入されるガイド部およびレールとス
ライダーを係止するロックロッドを受ける軸受けとを備
えるスライダーベースとロックロッドを係止しかつ使用
時にロックロッドがスライド可能なガイド部を有するロ
ックレバーロッドとロックレバーロッドとスライダーベ
ースを係止する弾性体とを有し、該弾性体に直列に設置
され、該ロックレバーロッドを弾性体の収縮力に抗して
操作する時、ロックロッドがロックレバーロッドのガイ
ド部に従いかつ、ロックロッドのガイド部を介してレー
ル本体の係止貫通孔から抜けることを特徴とする可動式
コンソールボックス用スライダーを提供するものであ
る。
【0008】
【作用】断面形状が凹形状のレール本体の左右にレール
カバーを設け、レール本体の左右の立ち上がり側面にス
ライダーロック爪係止貫通孔を設けた。上記、レール本
体と凹形状の断面形状の左右に設けたレールカバーがつ
くる空隙にスライダーのガイドが挿入され、スライダー
の移動に応じて適宜、ロック爪が上記係止貫通孔に挿入
され、コンソールボックスが固定される。ロック爪は常
時、係止貫通孔に嵌合する方向に付勢されており、ロッ
クレバーを付勢した方向に抗して移動させることで、ロ
ック爪が連動してスライダーロック爪挿入孔から退避す
る。ロック爪が退避されている間、コンソールボックス
は自由に可動できる。
【0009】また、ロックレバーロッドにスライダー部
を設け、レール長手方向に対しハの字状とし、ロックレ
バーロッドの把持部を引く方向すなわちロックを解除す
る方向に向かって末広がりとなるようにした。また、ハ
の字の勾配は、把持部の移動距離に対してロックロッド
がレールの係止貫通孔から退避できる割合とした。
【0010】
【実施例】以下、添付の図面に従ってこの発明を詳細に
説明する。図1は、この発明の第一実施例に関し、スラ
イダーベースの斜視図であって、スライダーベースの下
面に設けられたロックレバー、ロックロッド、ロッド継
ぎ手、軸部、およびロック・スプリングを透視して示し
た。図2は、スライダーベースが取り付けられるレール
本体及びレールカバーの斜視図である。図3は、スライ
ダーベースをレールに装着した際の係止構造を示す平面
図である。図4は、図3のA−A断面であって、スライ
ダーベースのガイド部とレールの取付構造を示す図であ
る。図5は、図3のB−B断面であって、スライダーベ
ースのローラとレールの取付構造を示す図である。図6
は、図3のC−C断面であって、スライダーベースのロ
ックロッド爪がレール本体の係止貫通孔に係止している
状態を示す図である。図7は前後にロックレバーを設け
たスライダーベースの透視図である。図8はこの発明の
第二実施例であって、スライダーベースを裏面からみた
平面図、図9は第二実施例におけるロック解除後、スラ
イダーを移動させる時の平面図、図10はロックレバー
ロッドをスライダー前後方向に延設し、前後の把持部を
一体とした平面図である。
【0011】まず、レール本体21は、図2にしめすよ
うに断面が凹形状をしており、その左右端部の高さは、
スライダーベースの側部前後に設けられたガイド部およ
びガイド樹脂が収納できる高さであり、また、左右端部
は、レール本体側面から離間する方向へ傾斜しており、
レール本体底部の位置と同一の高さをなすまで延設して
いる。レール本体の断面左右にある凹部内壁面のガイド
面23には、所定の間隔をおいて設けられた係止貫通孔
23a、23bが設けられている。
【0012】レールカバー22は、上記レール本体の左
右端部のレール本体側面と離間する方向に傾斜している
傾斜面と接しながらかつ、レール本体断面の凹形状の最
も高い面22aにあっては、その面より延設してスライ
ダーベースの側部に設けられたガイド部を覆う位置まで
延びている。レールカバーのスライダーベース側の端部
は垂直鍵状、レール本体底部に向かって延びている。レ
ール本体とレールガイドは、所定の間隔をおいて適宜ス
ポット溶接で接合される。
【0013】第一実施例は、図1に示すようにスライダ
ーベース10に、平板状のベースの長手方向側面、前後
端にガイド部11とローラ12が、計4個、適宜所定の
位置に設けられてなる。ガイド部は、スライダーベース
側面から断面が凹形状となるように延設し、ガイドアー
ム11aを形成する。さらに、ガイド部であってレール
本体に当接する面にはガイド樹脂が接合されている。ロ
ーラは、ガイド部に対してベースの中心側に位置し、ベ
ース側面より下方に延設したローラ保持部12aに枢着
されている。
【0014】さらに、スライダーベースの下面にはロッ
クロッド13とロックレバーロッド14がそれぞれのロ
ック軸部13a、14aを介して枢着しており、ロック
ロッドとロックレバーロッドはベースの中央でロック継
ぎ手15を介して可動できるように枢着されている。し
たがって、ロックレバー14bの操作により、スライダ
ー側面左右に設けられたロック爪14c、13cが同時
に可動できる。
【0015】ロックロッドの一端13cは、L字状に曲
がっており、レール本体のガイド面に設けられた係止貫
通孔に嵌合するようになっている。そして、ロックロッ
ドは、ロック継ぎ手とロック軸部の間の位置にあって、
ロック継ぎ手に近い位置で固着されているロック・スプ
リング16と固着されている。ロック・スプリングの他
端はスライダーベース下面に固着されている。したがっ
て、ロック・スプリングはつねにロックロッドの端部に
あるロック爪がスライダーベース側面に向かって突出す
るように付勢している。
【0016】一方、ロックレバーロッドの一方の端は、
ロックレバー部がスライダーベースの短辺より突出して
おり、他端には、L字状に曲がりスライダーベース側面
に突出するロック爪が設けられている。ロック爪がある
端部のスライダーベース中央側には貫通孔が設けられロ
ック継ぎ手と枢着され、ロック軸部を介してロック継ぎ
手と可動可能に装着されている。ロックレバーロッド
は、その中央でロック軸部を介してスライダーベースと
枢着されている。
【0017】つぎに、スライダーベースをレールに装着
した場合のロック爪、ローラ、ガイド部とレールおよび
レールカバーとの関係を述べる。レール本体とレールカ
バーが作る空隙Sには、ガイド部11が挿入され、ガイ
ド部とレール本体がつくる空隙Rは0.5mmとする。
ガイド部を形成するガイドアーム11aはスライダーベ
ース10と別体とし、スライダーベースと接合している
が一体であってもいい。(図4参照)
【0018】そして、ローラがレールカバーの垂直面と
所定の間隔を隔てて装着される。ローラの支持部12a
もスライダーベース10に別体として取り付けてもいい
し、一体としてもよい。(図5参照) さらに、ロックロッドのロック爪13cは、ガイド部の
ガイドアーム11aとほぼ同じ高さにあって、レール本
体のガイド面に設けられた係止貫通孔23aに挿入でき
る位置に設けられる。ロック爪13cは円弧を描いて運
動するため、その軌跡を考慮して係止貫通孔23aを大
きくとる。ロックレバーロッドのロック爪14cにおい
ても、ロックロッドのロック爪13cと同様の位置関係
にあって、ガイド面にある係止貫通孔はロック爪の位置
に合わせて適宜調節穿孔する。
【0019】なお、ロックレバーをコンソールボックス
の前後に設けることもできる。すなわち、ロック継ぎ手
と枢着されているロックロッドの端部を延設し、スライ
ダーベース短辺より突出させることでコンソールボック
スを移動するためのロックレバーを前後に設けることが
できる。前後いずれのロックレバーにおいても、ロック
レバーをコンソールボックスの側面方向に付勢すること
で移動が可能となる。(図7参照。)
【0020】スライダーベースとコンソールボックス本
体の係止は、スライダーベースに設けた嵌合孔にコンソ
ールボックスに設けた係止片を押圧、嵌合することでお
こなう等適宜、状況に応じた装着をすればよい。(図示
せず。)
【0021】つぎに、第一実施例の操作方法について述
べる。ロックレバーをロック解除方向、すなわち図1中
のF方向に移動させるとロック軸を介してロック爪14
cは係止貫通孔23aから退避する。ロック爪14cの
移動にともなって、ロック継ぎ手15も連動しているの
でロック継ぎ手の他端に枢着されているロックロッドの
端部15は、ロック・スプリングの収縮しようとする力
に抗してレールカバー方向に移動する。結果、ロックロ
ッドの他端にあるロック爪13cは、ロック軸部を介し
て移動するため係止貫通孔から退避することになる。
【0022】ロックレバーをロック解除方向に移動さ
せ、ロック爪を回避させた状態とすることで、ローラの
回転が可能になり、スライダーベースを移動させること
ができる。係止貫通孔はレール本体のガイド面23に一
定間隔をおいて設けられており、移動するスライダーベ
ースのロックレバーを係止方向に操作することで適宜好
みにあわせて所定の位置にコンソールボックスを係止す
ることができる。
【0023】図8及び図9に示すこの発明の第二実施例
は、スライダーベース10端部より突出し、使用時に把
持、操作する把持部31と、ロックロッド4のガイド部
41がスライドするロックレバーロッド3のスライド部
32と、把持部に相対する他端に位置しバネ5が係止さ
れている箇所とからなるロックレバーロッドである。ロ
ックレバーロッドのスライド部32は、レール長手方向
に対しハの字状に設けられ、把持部を引く方向すなわち
ロックを解除する方向Fに向かって末広がりとなる位置
関係とする。ハの字の勾配は、把持部の移動距離に対し
てロックロッドがレールの係止貫通孔から退避する割合
とする。ロックロッド4は、レール23の係止貫通孔2
3bに挿入、退避する軸部42とロックレバーロッドの
スライド部に係止するガイド部41よりなる。ロックロ
ッドは、スライダーベースに設けられた軸受け10aに
よって保持されている。ロックレバーロッドとスライダ
ーベースを係止する弾性体は弦巻バネ5である。
【0024】つぎにスライダー移動時の作用について述
べる。スライダーベース10は常時、ロックロッド4が
係止貫通孔23bに挿入された状態にあり、ロックレバ
ーロッド3のスライド部32の最もひらいた位置にロッ
クロッド4のガイド部41が位置している。バネ5はロ
ックレバーロッドがスライダー本体中心方向に位置する
よう付勢している。したがって、スライダーはレールの
所定の位置に設置される。上記スライダーの設置状態か
ら、スライダーを移動させるには、ロックレバーロッド
をロック解除方向Fに移動させる。(図9参照)ロック
レバーロッドの移動には、把持部の他端に設けたバネに
抗する力を要する。ロックレバーロッドの移動にともな
って、バネが伸張するとともにロックロッドのガイド部
がスライド部の形状に追随してハの字の幅の狭い位置へ
移動し、ロックロッド4が係止貫通孔23bより退避す
る。ロックロッドが係止貫通孔より退避した状態とする
ことで、スライダーベースのローラが開放され、(図示
せず。)スライダーの移動が容易となる。スライダーを
適宜所定の係止貫通孔に移動させ、ロックレバーロッド
をロック方向すなわち図9のFとは反対の方向に移動さ
せるとロックロッドが係止貫通孔に挿入しスライダーが
固定される。
【0025】ロックレバーロッドは別体としてスライダ
ベースの長手方向前後に設けてもよいし、一体としても
よい。別体とするときはスライダーベースの前後によっ
て、ロックレバーロッドの解除方向が異なり、スライダ
ーより離れる方向が解除方向となる。一方、図10に示
すように一体とするときはスライダーベースの前後に関
係なく前方向あるいは後方向のいずれか一方向がスライ
ダー解除方向となる。ロックレバーロッドを一体として
スライダーに設けた場合は、ロックレバーロッドの中央
に矩形の貫通孔を設け、貫通孔の枠内に設けたバネでス
ライダーベースとロックレバーロッドを係止する。
【0026】本願発明は、上記実施例に限定されること
なく特許請求の範囲にもとづいて適宜、設計変更、改良
することができる。
【0027】
【効果】コンソールボックスを車内前後方向に移動可能
としたので、車内の居住性が向上した。また、車内での
座席の移動が容易になった。スライダーベースにロック
爪を有するロックレバーを設け、レールの断面形状にお
ける左右ガイド面に係止貫通孔を設け、ロックレバーの
操作によってロック爪が係止貫通孔に係止、退避できる
ような機構としたので、コンソールボックスの移動が容
易になった。ロックレバーロッドのスライド部をレール
長手方向に対しハの字状にし、ロックを解除する方向に
向かって末広がりとなる構造としたので、スライダー移
動時の操作性が増し、部品点数が減った。
【0028】ロックレバーをスライダーベースの前後に
設けたので、コンソールボックスの前後から操作が可能
になった。スライダーベースの前後側面にガイド部を設
けたのでスライダーベースとレールが干渉することなく
なめらかに移動するようになった。コンソールボックス
の利用が容易になり、車内の居住性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例であって、スライダーベー
スの斜視図であって、スライダーベースの下面に設けら
れたロックレバー、ロックロッド、ロッド継ぎ手、軸
部、およびロック・スプリングを透視して示した。
【図2】スライダーベースが取り付けられるレール本体
及びレールカバーの斜視図である。
【図3】スライダーベースをレールに装着した際の係止
構造を示す平面図である。
【図4】図3のA−A断面であって、スライダーベース
のガイド部とレールの取付構造を示す図である。
【図5】図3のB−B断面であって、スライダーベース
のローラとレールの取付構造を示す図である。
【図6】図3のC−C断面であって、スライダーベース
のロックロッド爪がレール本体の係止貫通孔に係止して
いる状態を示す図である。
【図7】前後にロックレバーを設けたスライダーベース
の透視図である。
【図8】本発明の第二実施例をスライダーベースを裏面
からみた平面図である。
【図9】第二実施例におけるロック解除後、スライダー
を移動させる時の平面図である。
【図10】第二実施例においてロックレバーロッドをス
ライダー前後方向に延設し、前後の把持部を一体とした
平面図である。
【符号の説明】
1 スライダー 11 ガイド部 12 ローラ 13 ロックロッド 14 ロックレバーロッド 15 ロック継ぎ手 16 ロック・スプリング 2 レール 21 レール本体 22 レールカバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席間に取り付けられる自動車用コンソ
    ールにおいて、車両の前後方向に可動可能なコンソール
    ボックス用スライダーであって、床部に固着したレール
    と該レール上を移動可能とする2対のローラおよび該レ
    ールに固着されたレールカバーと該レールカバーと該レ
    ールとで形成する空隙に挿入されるガイド部を備えるス
    ライダーベースと該スライダーベースに枢着された一端
    にロック爪を有し、該枢着されたロック軸部に対して他
    端に位置する箇所にロックレバーを有するロックレバー
    ロッドと該スライダーベースに枢着されレール本体側の
    一端にロック爪を有し、該枢着されたロック軸部を軸と
    して他端に位置する箇所に該ロックレバーロッドとロッ
    ク継ぎ手を介して枢着されているロックロッドとロック
    ロッドのロック軸部とロック継ぎ手が接合されている位
    置の間にあって該スライダーとロックロッドを係止する
    弾性体とを有する可動式コンソールボックス用スライダ
    ー。
  2. 【請求項2】 コンソールボックスを装置するスライダ
    ーであって、該レールは長手方向に垂直な面で切断した
    ときの断面形状が凹状であるレール本体と該レール本体
    の凹状断面の左右凸部を覆うレールカバーとが接合され
    ており、スライダーベースのガイド部が当接する該レー
    ル本体の面にはロック爪を係止するための係止貫通孔を
    有する請求項1記載の可動式コンソールボックス用スラ
    イダー。
  3. 【請求項3】 ガイド部が移動可能でレール本体とレー
    ルカバーがつくる空隙のレール本体面に接する部位に
    は、ガイド樹脂がガイド部に接合している請求項2記載
    の可動式コンソールボックス用スライダー。
  4. 【請求項4】 座席間に取り付けられる自動車用コンソ
    ールにおいて、車両の前後方向に可動可能なコンソール
    ボックス用スライダーであって、床部に固着したレール
    と該レールの両側面を覆うように固着されたレールカバ
    ーと該レール上を移動可能とする2対のローラおよび該
    レールカバーと該レールとで形成する空隙に挿入される
    ガイド部およびレールとスライダーを係止するロックロ
    ッドを受ける軸受けとを備えるスライダーベースとロッ
    クロッドを係止しかつ使用時にロックロッドがスライド
    可能なガイド部を有するロックレバーロッドとロックレ
    バーロッドとスライダーベースを係止する弾性体とを有
    し、該弾性体に直列に設置され、該ロックレバーロッド
    を弾性体の収縮力に抗して操作する時、ロックロッドが
    ロックレバーロッドのガイド部に従いかつ、ロックロッ
    ドのガイド部を介してレール本体の係止貫通孔から抜け
    ることを特徴とする可動式コンソールボックス用スライ
    ダー。
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