JP3127793B2 - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JP3127793B2
JP3127793B2 JP07213798A JP21379895A JP3127793B2 JP 3127793 B2 JP3127793 B2 JP 3127793B2 JP 07213798 A JP07213798 A JP 07213798A JP 21379895 A JP21379895 A JP 21379895A JP 3127793 B2 JP3127793 B2 JP 3127793B2
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加藤  明
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートスライド
装置に係り、詳しくは左右に分割されたシートのスライ
ド装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】近年、車両用のベンチシートを2
分割し、左右独立に前後調節可能なリヤシートが多用さ
れている。通常このような分割式のリヤシートでは左右
両方のシートを共に後ろに下げることも可能になってい
る。しかしながら、左右両方のシートを共に後ろに下げ
ると、シート後方に設けられた荷物スペースを圧迫して
しまうことになり、結果的に搭載可能な荷物の量が少な
くなってしまう虞がある。
【0003】そこで、左右一方のシートが後ろに下がっ
たときには、他方のシートが強制的に前方に位置される
ような構成のシートスライド装置が特開平6−2629
69号公報等に開示されている。このような構成のシー
ト装置では、図9に示すように、一方のシートのアッパ
レール110に設けられたブラケット114と他方のシ
ートのアッパレール112に設けられたブラケット11
6との間にワイヤ(連動索)118が渡されており、こ
のワイヤ118の両端には一対のストッパ120,12
0が取り付けてある。このワイヤ118は、両端がアッ
パレール110,112のそれぞれに対応するロアレー
ル(図示せず)に取り付けられたブラケット122,1
24に固定されたアウタチューブ126内を摺動自在に
なっている。
【0004】そして、例えば、アッパレール110が図
中一点鎖線で示すように前方に距離Lだけスライドする
と、アッパレール112がやはり一点鎖線で示すように
後方に距離Lだけスライド可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な構成のシート装置では、一方のシートのアッパレール
110と他方のシートのアッパレール112とを共に前
方に位置させることも可能となっている。しかしなが
ら、このようにアッパレール110,112の両方が前
方に位置されると、ワイヤ118は、ブラケット122
或いはブラケット124から最大距離2Lだけ突出して
しまうことになる。このようにワイヤ118の端末に距
離2Lもの遊びが発生すると、ストッパ120は、車両
の振動とともに大きく振動することになる。このような
振動が起こると、ストッパ120は、アッパレール11
0またはアッパレール112と容易に干渉して異音を発
生させてしまうことになり好ましいことではない。
【0006】また、ワイヤ118のブラケット122,
124からの突出距離が2Lのように長いと、アッパレ
ール110,112が勢いよく移動するような場合に
は、ストッパ120がブラケット122或いはブラケッ
ト124と強い衝撃力で当接することになり、ストッパ
120を破損させる虞もある。本発明は、上述した事情
に基づきなされたもので、その目的とするところは、左
右に分割されたシートにおいて、一方のシートと他方の
シートの各スライド機構間に渡された連動索の端末の遊
びを小さく抑えながら双方のシートを互いに連動させ、
シート後方の荷物スペースを好適に保持可能なシートス
ライド装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、左右のシートをそれぞれ前後
方向にスライド可能なシートスライド装置において、一
方のシートに設けられ、前記一方のシートを車体に対し
前後にスライドさせるスライダを有した第1のスライド
機構と、他方のシートに設けられ、前記他方のシートを
前記車体に対し前後にスライドさせるスライダを有した
第2のスライド機構と、前記第1のスライド機構のスラ
イダに連動し、このスライダのスライド方向とは直交す
る方向に変位する第1作動端を有した第1の可動機構
と、前記第2のスライド機構のスライダに連動し、この
スライダのスライド方向とは直交する方向に変位する第
2作動端を有した第2の可動機構と、前記第1及び第2
作動端に亘って延びるとともにこれら第1及び第2作動
端を越えた位置にある両端にストッパを有した連動索か
らなる連動手段とを備え、前記連動手段は、一方のスラ
イド機構のスライダが所定位置より前方位置にあると
き、他方のスライド機構のスライダの所定位置より後方
へのスライド距離を制限すべく他方のスライド機構側の
可動機構の作動端に前記連動索の一方のストッパを係合
させることを特徴としている。
【0008】従って、第1及び第2のスライド機構の一
方のスライダが所定位置にあるときには他方のスライダ
も所定位置より後方にスライドすることがなく、また、
第1及び第2のスライド機構のスライダの一方が所定位
置より前方位置にあるときには他方のスライダがその前
方へのスライド量を越えて所定位置より後方にスライド
することがない。そして、第1及び第2のスライド機構
がスライドする際、第1及び第2のスライド機構のスラ
イダのスライド量は直交する方向の第1及び第2の可動
機構の第1及び第2作動端の変位に変換されるが、これ
ら第1及び第2作動端の変位量は、スライダのスライド
量に比べて小さいものであるため、第1及び第2作動端
を越えて突出する連動索の突出量は小さく制限され、こ
れによりストッパの振動は小さくされ、ストッパと第1
及び第2のスライド機構或いは第1及び第2の可動機構
との干渉等による異音の発生が抑えられる。
【0009】また、請求項2の発明では、前記第1のス
ライド機構は、前記車体に取り付けられた第1のロアレ
ールと、前記一方のシートに取り付けられた第1のアッ
パレールとからなり、前記第1の可動機構は、前記第1
のロアレールに直交して突設された第1のガイド部材
と、一端が前記第1のアッパレールに回動自在に連結さ
れ、他端が前記第1のガイド部材に前記第1のアッパレ
ールと直交する方向に摺動自在に連結された第1のリン
ク部材とを有することを特徴としている。従って、第1
の可動機構は、リンク部材を用いて容易且つ精度よく構
成される。
【0010】また、請求項3の発明では、前記第2のス
ライド機構は、前記車体に取り付けられた第2のロアレ
ールと、前記他方のシートに取り付けられた第2のアッ
パレールとからなり、前記第2の可動機構は、前記第2
のロアレールに直交して突設された第2のガイド部材
と、一端が前記第2のアッパレールに回動自在且つ前記
第2のアッパレールが中立位置より前方へスライドする
ときにはそのスライドを許容するように連結され、他端
が前記第2のガイド部材に前記第2のアッパレールと直
交する方向に摺動自在に連結された第2のリンク部材と
を有することを特徴としている。従って、第2の可動機
構は、リンク部材を用いて複数の作動機能を有しながら
容易且つ精度よく構成される。
【0011】また、請求項4の発明では、前記第2のア
ッパレールにはピンが突設され、前記第2のリンク部材
は、中央でく字状に折れ曲がった形状にして、前記中央
より前方に延びて前記ピンと摺動自在に係合する案内孔
を有しており、前記案内孔は、前記第2のアッパレール
が中立位置より前方にあるとき、前記ピンの摺動を許容
する一方、前記第2のアッパレールが前記中立位置より
後方にあるとき、前記ピンを前記中央に位置させて前記
第2のリンク部材を前記ピン回りに回動させることを特
徴としている。従って、第2のリンク部材においては、
第2のアッパレールのピンの摺動と第2のリンク部材自
身の回動とが連続的にスムースに実施される。
【0012】また、請求項5の発明では、前記連動手段
は、前記第1のリンク部材の他端と前記第2のリンク部
材の他端とに摺動自在に挿通されたワイヤケーブルと、
一端が前記第1のロアレールに固定される一方、他端が
前記第2のロアレールに固定され、内部を前記ワイヤケ
ーブルが摺動自在なアウタチューブと、前記ワイヤケー
ブルの両端にそれぞれ設けられたストッパとからなるこ
とを特徴としている。従って、連動手段が自由にレイア
ウトされる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づき説明する。図1には、車両のリヤシートに適用さ
れるシートスライド装置の概略構成図を示してある。同
図に示すように、リヤシートは、シートRH1とシート
LH2に分割されている。これらのシートRH1とシー
トLH2は、それぞれ一対のスライドユニット4,5
(第1のスライド機構)及び一対のスライドユニット
6,7(第2のスライド機構)に接続されている。詳し
くは、シートRH1のフレーム(図示せず)が、締結具
等を用いてスライドユニット4,5のアッパレール(第
1のアッパレール)8,9に固定され、シートLH2の
フレーム(図示せず)が、やはり締結具等を用いてスラ
イドユニット6,7のアッパレール(第2のアッパレー
ル)10,11に固定されている。
【0014】これらアッパレール8〜11は、アッパレ
ール8〜11の長手方向で摺動自在にしてそれぞれロア
レール(第1のロアレール)12,13及びロアレール
(第2のロアレール)14,15に嵌合されている。こ
れらロアレール12,13,14,15には、脚16,
17,18,19が接続されており、脚16,17,1
8,19は、締結具等を用いて車体のフロア(図示せ
ず)に結合されている。これにより、シートRH1及び
シートLH2をそれぞれ車両の前後方向にスライド可能
になっている。
【0015】図中符号20,21は、シートRH1及び
シートLH2のスライド位置を調節するためのシートア
ジャスタである。これらのシートアジャスタ20,21
は、解除レバー22,23の操作によってロックが解除
されると、アッパレール8〜11が対応するロアレール
12〜15上を滑り、これによりシートRH1及びシー
トLH2が車両の前後方向にスライドする。そして、解
除レバー22,23の操作を止めると再びロックされ、
シートRH1及びシートLH2のスライド位置が決定さ
れる。この図1の状態では、シートRH1及びシートL
H2は基準位置、つまり、アッパレール8〜11が共に
スライド可能な範囲の中立位置(所定位置)に設定され
ている。なお、シートアジャスタ20,21は公知であ
り、ここではその詳細な説明は省略する。
【0016】同図に示すように、スライドユニット4及
びスライドユニット6には、それぞれリンクユニット3
0(第1の可動機構)及びリンクユニット(第2の可動
機構)50が設けられており、これらリンクユニット3
0,50は互いに連結手段であるワイヤケーブル(連動
索)90で連結されている。以下これらのリンクユニッ
ト30,50について図1及び図2,3に基づき説明す
る。
【0017】図1に示すように、リンクユニット30
は、主としてロアレール12の下面にロアレール12に
直角方向に延びて固定されたベースプレート(第1のガ
イド部材)32と、一端がアッパレール8に回動自在に
連結される一方、他端がベースプレート32に回動自在
であり且つベースプレート32に穿設された長孔33に
沿って摺動自在なリンク(第1のリンク部材)34と、
リンク34の他端にベースプレート32を挟んで連結さ
れ、リンク34の他端とともに長孔33に沿い移動可能
なブラケット(第1作動端)36とから構成されてい
る。
【0018】図2には、図1中のA−A線に沿うリンク
ユニット30の横断面図を示してあるが、同図に示すよ
うに、アッパレール8にはピン38が突設されている。
このピン38は、リンク34の一端に穿設された連結孔
34aに挿入されており、これにより、リンク34の一
端がアッパレール8に回動自在に連結されている。な
お、符号38aはスナップリングである。
【0019】リンク34は、ベースプレート32側に屈
曲してベースプレート32の先端に延びており、その他
端には連結孔34bが穿設されている。また、ベースプ
レート32を挟んで設けられたブラケット36にも連結
孔36aが穿設されており、この連結孔36a、ベース
プレート32の長孔33及びリンク34の連結孔34b
をピン40が貫通している。これにより、リンク34が
ベースプレート32に対して回動自在であるとともに、
図中二点鎖線で示すように、ブラケット36を伴って長
孔33に沿い距離Sだけ移動可能となっている。なお、
符号40aはスナップリングであり、符号35は、ベー
スプレート32に固定され、リンク34の回動を規制す
るストッパである。
【0020】また、同図に示すように、ベースプレート
32の後端には、下向きに直角に屈曲して折れ部32a
が形成されており、この折れ部32aに設けられた切欠
き32bには、ワイヤケーブル90のアウタチューブ9
1の端部96が嵌合され固定されている。ブラケット3
6には、下向きに直角に屈曲して折れ部36bが形成さ
れており、この折れ部36bに設けられた切欠き36c
をワイヤケーブル90のインナワイヤ92が貫通してい
る。同図に示すように、インナワイヤ92の端部には、
ストッパ94が設けられており、従って、インナワイヤ
92がアウタチューブ91側に引き込まれた状態では、
このストッパ94により折れ部36bの移動が規制され
ることになり、例えば、長孔33に沿い図中二点鎖線で
示す位置に移動したブラケット36及びリンク34は、
その位置が保持される。
【0021】一方、リンクユニット50は、主としてロ
アレール14の下面にロアレール14に直角方向に延び
て固定されたベースプレート(第2のガイド部材)52
と、一端がアッパレール10に回動自在に連結される一
方、他端がベースプレート52に回動自在であり且つベ
ースプレート52に穿設された長孔53に沿って摺動自
在なリンク(第2のリンク部材)54と、リンク54の
他端にベースプレート52を挟んで連結され、リンク5
4の他端とともに長孔53に沿って移動可能なブラケッ
ト(第2作動端)56とから構成されている。なお、長
孔53の長手方向の開口寸法は、前記長孔33と同一に
されている。
【0022】図1に示すように、リンク54は、中央か
らく字状に屈曲して先端部54aがアッパレール10に
沿って延びており、この先端部54aには、その中央位
置、つまりリンク54の回動支点となる位置から先端に
向けて長孔(案内孔)55が穿設されている。図3に
は、図1中のB−B線に沿うリンクユニット50の横断
面図を示してあるが、同図に示すように、アッパレール
10にはピン58が突設されている。このピン58は、
上述したリンク54の先端部54aに設けられた長孔5
5に挿入されており、これにより、アッパレール10
は、長孔55の範囲において、リンク54に対し摺動自
在であり、且つリンク54がアッパレール10に回動自
在に連結されている。なお、符号58aはスナップリン
グである。
【0023】リンク54は、ベースプレート52側に屈
曲してベースプレート52の先端に延びており、その他
端には連結孔54bが穿設されている。また、ベースプ
レート52を挟んで設けられたブラケット56にも連結
孔56aが穿設されており、この連結孔56a、ベース
プレート52の長孔53及びリンク54の連結孔54b
をピン60が貫通している。これにより、リンク54が
ベースプレート52に対して回動自在であるとともに、
図中二点鎖線で示すように、リンク54がブラケット5
6を伴って長孔53に沿い移動可能となっている。ここ
に、リンク54の移動距離は、上記リンク34の場合と
同様に距離Sである。なお、符号60aはスナップリン
グである。
【0024】また、同図に示すように、ベースプレート
52の後端には、下向きに直角に屈曲して折れ部52a
が形成されており、この折れ部52aに設けられた切欠
き52bには、ワイヤケーブル90のアウタチューブ9
1の端部97が嵌合され固定されている。一方、ブラケ
ット56には、下向きに直角に屈曲して折れ部56bが
形成されており、この折れ部56bに設けられた切欠き
56cをワイヤケーブル90のインナワイヤ92が貫通
している。同図に示すように、インナワイヤ92の端部
には、上述のストッパ94と同様のストッパ95が設け
られている。
【0025】以下、このように構成されたシートスライ
ド装置の作用を図4乃至図7に基づき説明する。図4に
は、図1に示したように、シートRH1とシートLH2
とが共に基準位置にあり、各スライドユニット4,5,
6,7が中立位置にある場合のシートスライド装置の状
態を示してある。ここに、図中符号Xで示す一点鎖線
は、アッパレール8,9,10,11の先端基準位置を
示しており、シートRH1、シートLH2が基準位置に
ある場合には、各アッパレール8,9,10,11の先
端は、この先端基準位置Xに一致している。
【0026】同図に示すように、この状態では、リンク
34はアッパレール8に対して直角となる。つまり、リ
ンク34はベースプレート32と同一方向に延びてお
り、ピン40は、アッパレール8から離間した長孔33
の端部に位置している(図2中に実線で示す状態)。こ
のとき、ワイヤ90のストッパ94は、同図に示すよう
に、ピン40に連結されたブラケット36に押され、ア
ッパレール8から離間して保持されている。
【0027】一方、同図に示すように、リンク54にあ
っては、先端部54aがアッパレール10に沿うように
位置しており、ピン60がアッパレール10に近い長孔
53の端部に位置している。そして、ワイヤ90のスト
ッパ95は、ピン60に連結されたブラケット56に伴
ってアッパレール10側に保持されている。また、この
状態では、ピン58は長孔55の後端部、つまりリンク
54中央の回動支点に位置している。
【0028】なお、図中符号100は、シートRH1及
びシートLH2の後方に設けられた荷物スペースを概略
的に示している。図5には、前述した解除レバー22を
操作し、シートRH1を白抜き矢印で示すように最大限
前に出した場合の各スライドユニット4,5,6,7の
状態を示してある。このようにシートRH1を前に出し
た状態では、アッパレール8,9の先端は、先端基準位
置Xよりも距離Dだけ前に飛び出す。
【0029】同図に示すように、この状態では、ピン3
8はアッパレール8の移動に伴って前方に移動する。こ
れにより、リンク34が、ピン38回りに回動しなが
ら、ピン40を長孔33に沿って距離Sだけ移動させ、
これを長孔33のアッパレール8側に位置させる。図8
には、図5中のC−C線に沿う断面図を示してあるが、
この場合には、同図に示すように、ブラケット36は、
ピン40とともにアッパレール8側に移動している。し
かしながら、このとき、インナワイヤ92はブラケット
36の移動には追従していない。つまり、ブラケット3
6の切欠き36cがインナワイヤ92に沿って摺動して
いる。従って、インナワイヤ92の端部がブラケット3
6の移動した距離Sだけブラケット36から突出した状
態になっている。
【0030】ところで、この距離Sは、前述したアッパ
レール8,9の距離Dを用いて以下のように導かれる。
先ず、図5に示すように、リンク34のピン38及びピ
ン40間の距離をZとすると、距離Sは次式(1)で示さ
れる。 S=Z−D・tanθ …(1) ここに、角度θは、図5中に示すように、アッパレール
8に対するリンク34の傾き角度である。
【0031】また、距離Zは次式(2)で示される。 Z=D/cosθ …(2) 上記式(2)を式(1)に代入すると次式(3)が導かれる。 S=D・(1−sinθ)/cosθ …(3) この式(3)は、つまり、距離Dに(1−sinθ)/cosθ
を掛けると距離Sが求まることを示している。例えば、
角度θが45°である場合には、距離Sは式(3)から次
式(4)のようになる。
【0032】 S=(21/2−1)・D≒0.41・D …(4) このように、距離Sは、距離Dに比べて半分以下の距離
となっている。従って、ブラケット36から突出するイ
ンナワイヤ92の端部の長さは、従来のものに比べて遥
かに短く、ストッパ94がベースプレート32等の周囲
の部材と干渉することが極力防止され、よって異音の発
生等が軽減される。
【0033】また、図6には、前述した解除レバー23
を操作し、シートRH1とともにシートLH2をも白抜
き矢印で示すように最大限前に出した場合の各スライド
ユニット4,5,6,7の状態を示してある。このよう
にシートLH2を前に出した状態では、アッパレール1
0,11の先端も、アッパレール8,9と同様に先端基
準位置Xよりも距離Dだけ前に飛び出す。
【0034】同図に示すように、この状態では、ピン5
8はアッパレール10の移動に伴って前方に移動する。
このとき、ピン58は、リンク54の先端部54aの長
孔55沿って前方に移動する。従って、この場合には、
リンク54はピン58回りに回動することはなく、ピン
60が長孔53に沿って移動することがないことから、
インナワイヤ92のストッパ95は図3に実線で示した
位置に、また、ストッパ94は図8に示した位置のまま
に保持される。
【0035】図7には、解除レバー23を操作し、シー
トRH1を前に出した状態に保持する一方、シートLH
2を白抜き矢印で示すように最大限後ろに下げた場合の
各スライドユニット4,5,6,7の状態を示してあ
る。このようにシートLH2を後ろに下げた状態では、
アッパレール10,11の先端は、先端基準位置Xより
も距離Dだけ後ろに下がる。
【0036】同図に示すように、この状態では、ピン5
8はアッパレール10の移動に伴って後方に移動する。
これにより、リンク54が、ピン58回りに回動しなが
ら、ピン60を長孔53に沿って距離Sだけ移動させ、
ピン60をアッパレール10から離間した長孔53の端
部に位置させる。ピン60が移動させられると、これに
伴ってブラケット56が図3中に二点鎖線で示したよう
に移動し、ストッパ95が押されてインナワイヤ92が
移動する。これにより、ストッパ94が、ストッパ95
と連動して図2中に二点鎖線で示したように引き込ま
れ、ブラケット36と当接することになる。
【0037】このように、インナワイヤ92が引かれて
ストッパ94がブラケット36と当接すると、ブラケッ
ト36は、もはやアッパレール8から離間する方向へは
移動できなくなる。つまり、前方に移動したアッパレー
ル8は、先端基準位置Xよりも距離Dだけ前進した状態
に保持され、後退することが規制されるのである。従っ
て、シートRH1が前進したままに保持されることで、
図7中に示すように、シートLH2の後方の荷物スペー
ス100が圧迫される一方でシートRH1後方の荷物ス
ペース100が広くされ、荷物スペース100は、全体
としての広さが図4中に示した広さと同一に保持さる。
つまり、この場合にも、シートRH1及びシートLH2
が基準位置にある場合と同量の荷物の積載が可能とな
る。
【0038】その後、再びシートLH2を図7に示す状
態から前方にスライドさせると、リンク54は、図5に
示した状態に戻ることになる。このとき、ブラケット5
6は、ピン60とともにアッパレール10側に移動して
いるが、インナワイヤ92はブラケット56の移動には
追従してはいない。つまり、ブラケット56の切欠き5
6cはインナワイヤ92に沿って摺動しているのみであ
って、この場合にも、インナワイヤ92の端部はブラケ
ット56の移動した距離Sだけブラケット56から突出
した状態となる。
【0039】しかしながら、ここでも上記(4)式が適用
され、距離Sは距離Dに比べて半分以下の距離となる。
従って、ブラケット56から突出するインナワイヤ92
の端部の長さは短く、ストッパ95がベースプレート5
2等の周囲の部材と干渉することが極力防止され、よっ
て異音の発生等が軽減される。ところで、前述したよう
に、リンクユニット30側のベースプレート32上には
ストッパ35が設けられている。従って、リンク34
は、このストッパ35によって後方への回動が規制さ
れ、アッパリンク8,9は図4中に示した位置よりも後
方には移動しないようにされている。つまり、シートR
H1は基準位置よりも後方に下がらないようにされてい
る。
【0040】これは、特に図示しないが、当該実施例に
おいてはシートRH1が運転席の背部に位置する一方、
シートLH2が助手席の背部に位置していることに起因
するものである。つまり、通常、リヤシートへの乗り降
りは助手席側から行うことが多いことから、助手席側の
シートLH2は後方に下がるようにして乗り降りを容易
にし、運転席側のシートRH1については不必要に後ろ
に下がらないようにしているのである。
【0041】以上、詳細に説明したように、本発明のシ
ートスライド装置を用いるようにすれば、インナワイヤ
92がブラケット36或いはブラケット56から突出す
るときには、その突出量を最大でも距離S、つまりアッ
パレール8,10のスライド量Dの1/2以下(S=
0.41・D)の距離に抑えながら、リアシートの一方
のシートRH1が基準位置またはこれより前方にある場
合、つまりアッパレール8が中立位置或いは前方位置に
ある場合にあっては、他方のシートLH2をその前方位
置へのスライド量を越えて中立位置後方にスライドしな
いよう規制できる。
【0042】これにより、インナワイヤ92先端のスト
ッパ94,95とベースプレート32,52等との干渉
を低減して車両走行時の異音の発生を防止するととも
に、アッパレール8,10のスライド時にストッパ9
4,95に掛かる衝撃力を軽減するという効果を奏しな
がら、従来と同様に、シートRH1及びシートLH2の
後方に位置する荷物スペース100の広さを少なくとも
シートRH1及びシートLH2が基準位置にある場合の
広さに維持でき、シートRH1及びシートLH2のスラ
イド位置に拘わらず、荷物スペース100への荷物の積
載量を常に一定量以上に保持することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のシート
スライド装置によれば、左右のシートをそれぞれ前後方
向にスライド可能なシートスライド装置において、一方
のシートに設けられ、一方のシートを車体に対し前後に
スライドさせるスライダを有した第1のスライド機構
と、他方のシートに設けられ、他方のシートを車体に対
し前後にスライドさせるスライダを有した第2のスライ
ド機構と、第1のスライド機構のスライダに連動し、こ
のスライダのスライド方向とは直交する方向に変位する
第1作動端を有した第1の可動機構と、第2のスライド
機構のスライダに連動し、このスライダのスライド方向
とは直交する方向に変位する第2作動端を有した第2の
可動機構と、第1及び第2作動端に亘って延びるととも
にこれら第1及び第2作動端を越えた位置にある両端に
ストッパを有した連動索からなる連動手段とを備え、連
動手段は、一方のスライド機構のスライダが所定位置よ
り前方位置にあるとき、他方のスライド機構のスライダ
の所定位置より後方へのスライド距離を制限すべく他方
のスライド機構側の可動機構の作動端に連動索の一方の
ストッパを係合させるようにしたので、第1及び第2の
スライド機構の一方のスライダが所定位置にあるときに
は他方のスライダも所定位置より後方にスライドさせる
ことがなく、また、第1及び第2のスライド機構のスラ
イダの一方が所定位置より前方位置にあるときには他方
のスライダをその前方へのスライド量を越えて所定位置
より後方にスライドさせることがない。そして、第1及
び第2のスライド機構がスライドする際には、そのスラ
イド量を、直交する方向の第1及び第2の可動機構の第
1及び第2作動端の小さな変位量に変換することがで
き、従って、第1及び第2作動端を越える連動索の突出
量を小さく制限してストッパの振動を小さくでき、スト
ッパと第1及び第2のスライド機構や第1及び第2の可
動機構との干渉等による異音の発生を好適に抑えられ
る。またストッパに掛かる衝撃力の軽減をも図ることが
できる。
【0044】また、請求項2のシートスライド装置によ
れば、第1のスライド機構は、車体に取り付けられた第
1のロアレールと、一方のシートに取り付けられた第1
のアッパレールとからなり、第1の可動機構は、第1の
ロアレールに直交して突設された第1のガイド部材と、
一端が第1のアッパレールに回動自在に連結され、他端
が第1のガイド部材に第1のアッパレールと直交する方
向に摺動自在に連結された第1のリンク部材とを有する
ので、第1の可動機構を、リンク部材を用いて容易且つ
精度よく構成できる。
【0045】また、請求項3のシートスライド装置によ
れば、第2のスライド機構は、車体に取り付けられた第
2のロアレールと、他方のシートに取り付けられた第2
のアッパレールとからなり、第2の可動機構は、第2の
ロアレールに直交して突設された第2のガイド部材と、
一端が第2のアッパレールに回動自在且つ第2のアッパ
レールが中立位置より前方へスライドするときにはその
スライドを許容するように連結され、他端が第2のガイ
ド部材に第2のアッパレールと直交する方向に摺動自在
に連結された第2のリンク部材とを有するので、第2の
可動機構を、リンク部材を用いて複数の作動機能を有し
ながら容易且つ精度よく構成できる。
【0046】また、請求項4のシートスライド装置によ
れば、第2のアッパレールにはピンが突設され、第2の
リンク部材は、中央でく字状に折れ曲がった形状にし
て、中央より前方に延びてピンと摺動自在に係合する案
内孔を有しており、案内孔は、第2のアッパレールが中
立位置より前方にあるとき、ピンの摺動を許容する一
方、第2のアッパレールが中立位置より後方にあると
き、ピンを中央に位置させて第2のリンク部材をピン回
りに回動させるので、第2のリンク部材は、第2のアッ
パレールのピンの摺動と自身の回動とを連続的にスムー
スに実施可能である。
【0047】また、請求項5のシートスライド装置によ
れば、連動手段は、第1のリンク部材の他端と第2のリ
ンク部材の他端とに摺動自在に挿通されたワイヤケーブ
ルと、一端が第1のロアレールに固定される一方、他端
が第2のロアレールに固定され、内部をワイヤケーブル
が摺動自在なアウタチューブと、ワイヤケーブルの両端
にそれぞれ設けられたストッパとからなるので、連動手
段を自由にレイアウトでき都合が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシートスライド装置を示す斜視図であ
る。
【図2】図1中のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1中のB−B線に沿う断面図である。
【図4】基準位置にあるシートスライド装置を示す図で
ある。
【図5】シートRHが前方にスライドした状態のシート
スライド装置を示す図である。
【図6】シートRH及びシートLHの両方が前方にスラ
イドした状態のシートスライド装置を示す図である。
【図7】シートRHが前方に、シートLHが後方にスラ
イドした状態のシートスライド装置を示す図である。
【図8】図5中のC−C線に沿う断面図である。
【図9】従来のシートスライド装置を示す図である。
【符号の説明】
1 シートRH 2 シートLH 4,5 スライドユニット(第1のスライド機構) 6,7 スライドユニット(第2のスライド機構) 8,9 アッパレール(第1のアッパレール) 10,11 アッパレール(第2のアッパレール) 12,13 ロアレール(第1のロアレール) 14,15 ロアレール(第2のロアレール) 30 リンクユニット(第1の可動機構) 32 ベースプレート(第1のガイド部材) 33 長孔 34 リンク(第1のリンク部材) 36 ブラケット(第1作動端) 38 ピン 40 ピン 50 リンクユニット(第2の可動機構) 52 ベースプレート(第2のガイド部材) 53 長孔 54 リンク(第2のリンク部材) 55 長孔(案内孔) 56 ブラケット(第2作動端) 58 ピン 60 ピン 90 ワイヤケーブル(連動索) 91 アウタチューブ 92 インナワイヤ 94 ストッパ 95 ストッパ 100 荷物スペース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−262969(JP,A) 特開 平5−139192(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/72

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のシートをそれぞれ前後方向にスラ
    イド可能なシートスライド装置において、 一方のシートに設けられ、前記一方のシートを車体に対
    し前後にスライドさせるスライダを有した第1のスライ
    ド機構と、 他方のシートに設けられ、前記他方のシートを前記車体
    に対し前後にスライドさせるスライダを有した第2のス
    ライド機構と、 前記第1のスライド機構のスライダに連動し、このスラ
    イダのスライド方向とは直交する方向に変位する第1作
    動端を有した第1の可動機構と、 前記第2のスライド機構のスライダに連動し、このスラ
    イダのスライド方向とは直交する方向に変位する第2作
    動端を有した第2の可動機構と、 前記第1及び第2作動端に亘って延びるとともにこれら
    第1及び第2作動端を越えた位置にある両端にストッパ
    を有した連動索からなる連動手段とを備え、 前記連動手段は、一方のスライド機構のスライダが所定
    位置より前方位置にあるとき、他方のスライド機構のス
    ライダの所定位置より後方へのスライド距離を制限すべ
    く他方のスライド機構側の可動機構の作動端に前記連動
    索の一方のストッパを係合させることを特徴とするシー
    トスライド装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のスライド機構は、前記車体に
    取り付けられた第1のロアレールと、前記一方のシート
    に取り付けられた第1のアッパレールとからなり、 前記第1の可動機構は、前記第1のロアレールに直交し
    て突設された第1のガイド部材と、 一端が前記第1のアッパレールに回動自在に連結され、
    他端が前記第1のガイド部材に前記第1のアッパレール
    と直交する方向に摺動自在に連結された第1のリンク部
    材とを有することを特徴とする、請求項1記載のシート
    スライド装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のスライド機構は、前記車体に
    取り付けられた第2のロアレールと、前記他方のシート
    に取り付けられた第2のアッパレールとからなり、 前記第2の可動機構は、前記第2のロアレールに直交し
    て突設された第2のガイド部材と、 一端が前記第2のアッパレールに回動自在且つ前記第2
    のアッパレールが中立位置より前方へスライドするとき
    にはそのスライドを許容するように連結され、他端が前
    記第2のガイド部材に前記第2のアッパレールと直交す
    る方向に摺動自在に連結された第2のリンク部材とを有
    することを特徴とする、請求項2記載のシートスライド
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のアッパレールにはピンが突設
    され、前記第2のリンク部材は、中央でく字状に折れ曲
    がった形状にして、前記中央より前方に延びて前記ピン
    と摺動自在に係合する案内孔を有しており、 前記案内孔は、前記第2のアッパレールが中立位置より
    前方にあるとき、前記ピンの摺動を許容する一方、前記
    第2のアッパレールが中立位置より後方にあるとき、前
    記ピンを前記中央に位置させて前記第2のリンク部材を
    前記ピン回りに回動可能にすることを特徴とする、請求
    項3記載のシートスライド装置。
  5. 【請求項5】 前記連動手段は、前記第1のリンク部材
    の他端と前記第2のリンク部材の他端とに摺動自在に挿
    通されたワイヤケーブルと、 一端が前記第1のロアレールに固定される一方、他端が
    前記第2のロアレールに固定され、内部を前記ワイヤケ
    ーブルが摺動自在なアウタチューブと、 前記ワイヤケーブルの両端にそれぞれ設けられたストッ
    パとからなることを特徴とする、請求項3または4記載
    のシートスライド装置。
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