JPH0235002Y2 - - Google Patents

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JPH0235002Y2
JPH0235002Y2 JP4295385U JP4295385U JPH0235002Y2 JP H0235002 Y2 JPH0235002 Y2 JP H0235002Y2 JP 4295385 U JP4295385 U JP 4295385U JP 4295385 U JP4295385 U JP 4295385U JP H0235002 Y2 JPH0235002 Y2 JP H0235002Y2
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JP
Japan
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seat
lid body
upper lid
armrest
console box
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JP4295385U
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JPS61158535U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車等においてシート側方に設置さ
れるコンソールボツクスに関し、特にその蓋体を
アームレストおよびテーブルとして利用し得るよ
うにしたコンソールボツクスの改良に関する。
〔従来の技術〕
たとえば各種車両等においてその車室内に装備
されるシート、特に運転席側のフロントシートに
あつては、その側方には単に小物入れとして使用
されているコンソールボツクスが設けられている
だけであり、運転者の安定した楽な運転姿勢を保
つことができる肘掛として機能するアームレスト
等は存在せず、さらに簡単なメモ書き等を行なう
際のテーブル等も存在しないのが実情であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、近年、頻繁なハンドル操作を必
要としない高速道路等の発達に伴なつて、運転席
側にもアームレスト等を付設することが求められ
るようになつており、その付設位置や取付け状態
が問題とされている。すなわち、一般的な車両に
あつては、そのアームレストを、市街地走行時な
どにおいては運転者等のハンドル操作を邪魔しな
いように簡単かつ適切に収容できるように構成す
るとともに、その一方において着座者の好みや体
型に応じてその高さ位置等を自由に調整し得るこ
とが必要で、これらの点を考慮しなければならな
いものである。
また、各種車両等にあつては、その車室内に乗
員がメモ書きなどを行ないたい場合のテーブルが
ないことから、従来は別置式のテーブルを予め準
備しておく等の対策が講じられているが、このよ
うな別置式のテーブルを準備するとその収容場所
が問題となる等といつた不具合があり、特に乗用
車などにおいては、その車室内のスペース上の制
約が大きく、テーブルを予め設置する余裕もない
もので、このような点をも考慮することが必要と
されている。
〔問題点を解決するための手段〕
このような要請に応えるために、本考案に係る
コンソールボツクスは、そのボツクス本体に開閉
自在に設けられる蓋体本体の上部に、リンク機構
を介して昇降自在に支持された上部蓋体を設け、
かつこの上部蓋体を、リンク機構先端部に対しシ
ートの前後方向に摺動動作可能に支持するように
したものである。
〔作用〕
本考案によれば、コンソールボツクスの蓋体の
一部を、昇降およびシート前後方向に可動可能に
支持しているため、これを調整自在なアームレス
トとして、さらには簡易型のテーブルとして利用
することが可能となるものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
略に説明する。
第1図ないし第5図は本考案に係るコンソール
ボツクスの一実施例を示すものであり、まず、第
1図にて全体の概略構成を簡単に説明すると、図
中符号10で示すものは、たとえば運転席と助手
席との間に配設されているコンソールボツクス
で、このコンソールボツクス10は、その内容が
小物入れとされたボツクス本体11と、その上部
に開閉自在に設けられる蓋体12とで構成されて
いる。なお、図中1は運転席を構成するフロント
シートで、シートクツシヨン2とシートバツク
3、さらにはヘツドレスト4などからなり、また
5は運転者、6は操縦ハンドル、7はシフトレバ
ーである。
さて、本考案によれば、上述したコンソールボ
ツクス10において、そのボツクス本体11に開
閉自在に設けられる蓋体12を構成する蓋体本体
20の上部に、リンク機構22を介して昇降自在
に支持された上部蓋体21を設け、かつこの上部
蓋体21を前記リンク機構22の先端部に対しシ
ート1の前後方向に摺動動作可能に支持するよう
にしたところに特徴を有している。そして、本考
案によれば、上述した上部蓋体21を、運転者が
必要に応じて肘掛けとして使用するアームレスト
として使用し得るように構成するとともに、メモ
書き用のテーブルとしても利用できるようにした
ものである。
これを詳述すると、上述した上部蓋体21は、
前記蓋体本体20に対し、その長手方向略中央部
分が交差するように配設されている一対のリンク
レバー23,24にて連設され、これら両レバー
23,24の下端はそれぞれ前記蓋体本体20側
に回動自在に枢支されている。また、これら両レ
バー23,24の交差部では、第3図に示すよう
に、その一方に長溝25が穿設され、かつこれら
を所定の位置で連結固定する止めねじ26がこの
長溝25を介して他方のレバー23側に螺合され
ている。なお、第2図中27はナツトである。
また、前記両レバー23,24の上端部には、
それぞれローラ28,29が回動自在に支持さ
れ、これらローラ28,29は前記上部蓋体21
側に一体に設けられたガイドレール30により係
合保持された状態でシート1の前後方向に摺動自
在に支持されている。なお、第2図において符号
36はローラ28,29に形成された突起部で、
この突起部36がガイドレール30に当接し、蓋
体12の前後動に節度を持たせている。さらに、
第4図において符号31は前記ガイドレール30
上に進退自在に設けられローラを所定個所で係止
するストツパ、32はこれを弾性支持する板ばね
で、ローラ28,29の転動を所定個所で係止す
るとともに、上部蓋体21の強制的な移動に対し
てはガイドレール30上から退出し得るように構
成されている。このようなストツパ31はガイド
レール30の所定個所に一個あるいは複数個設け
られているものである。さらに、上述したガイド
レール30の前、後端部は、それぞれローラ2
8,29が脱落しないようなストツパ形状にて形
成されていることは勿論である。
また、上述した蓋体本体20と上部蓋体21と
には、第5図に詳細を示したように、ストツパ用
の係合孔部33とこれに係合する係合突起34と
が形成され、これらの係合により両部材が一体化
されるような構成とされている。
したがつて、上述した構成によれば、上部蓋体
21をリンクレバー23,24を利用して上方に
持ち上げることにより、この上部蓋体21は、蓋
体本体20から上昇し、第1図に示したように、
運転者5のアームレストとして利用できるもので
ある。この場合、必要な高さまで上昇させたら、
所定の調整位置で前記止めねじ26を締め付け、
両レバーを一体的に連結固定すればよいものであ
る。また、この上昇操作時には、止めねじ26は
長溝25内を移動することは明らかであろう。
また、上述した構成によれば、各レバー上端の
ローラにより上部蓋体21を、第1図中破線で示
したように、シートの前後方向に任意にスライド
動作させて所定個所で係止することにより、前部
シート側で、さらには後部シート側でのテーブル
として使用することができるもので、その利点は
容易に理解されよう。
また、上述したようなアームレストやテーブル
として使用しないときには、上部蓋体21を下降
させて蓋体本体20と前記係合孔部33と突起3
4との係合作用にて一体化し、通常のコンソール
ボツクスとして使用すればよいものである。
なお、本考案は上述した実施例構造に限定され
ず、各部の形状、構造などを、必要に応じて適宜
変形、変更することは自由であり、たとえばコン
ソールボツクス10の蓋体12を構成する蓋体本
体20と上部蓋体21との構造および形状や、リ
ンク機構22の構造および形状、さらにはこのリ
ンク機構22と他の部材との係合状態等について
は種々の変形例が考えられるものである。さら
に、本考案は上述した実施例における運転席側の
車両用シートに対してのコンソールボツクス蓋体
構造を説明したが、これに限定されないことは容
易に理解されよう。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係るコンソール
ボツクスによれば、そのボツクス本体に開閉自在
に設けられる蓋体本体の上部に、リンク機構を介
して昇降自在に支持された上部蓋体を設け、かつ
この上部蓋体を、リンク機構先端部に対しシート
の前後方向に摺動動作可能に支持するようにした
ので、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、通常
車両用シートの側方に設置されて小物入れとして
使用されるコンソールボツクスの蓋体の一部を、
必要に応じて昇降およびシート前後方向に可動さ
せることができ、これによりコンソールボツクス
の蓋体を調整自在なアームレストとして、さらに
は簡易型のテーブルとして巧みに利用することが
できる等といつた実用上種々優れた効果がある。
特に、本考案によれば、コンソールボツクスの蓋
体の一部を、アームレストとして巧みに利用して
いることからその配設スペースの面でも何ら支障
なく、またアームレスト使用時に腕をのせていて
も、ハンドル操作による腕の動きにアームレスト
が容易に追随して動くのでアームレストがハンド
ル操作の邪魔になることがなく、しかも必要時に
おいてのみフロント側さらにはリア側からのテー
ブルとしての機能を発揮させ得るものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係るコンソールボツクスの一実施
例を示すものであり、第1図はその使用状態を示
す概略側面図、第2図はその要部拡大断面図、第
3図はリンクレバー交差部を示す側面図、第4図
はローラとガイドレールとの関係を示す概略断面
図、第5図は蓋体本体に対する上部蓋体の係合関
係を示す説明図である。 図中、1……シート、5……運転者、10……
コンソールボツクス、11……ボツクス本体、1
2……蓋体、20……蓋体本体、21……上部蓋
体、22……リンク機構、23,24……リンク
レバー、25……長溝、26……止めねじ、2
8,29……ローラ、30……ガイドレール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両用シートの側方に設置され小物入れとして
    使用されるコンソールボツクスにおいて、ボツク
    ス本体に開閉自在に設けられる蓋体本体の上部
    に、リンク機構を介して昇降自在に支持された上
    部蓋体を備え、かつこの上部蓋体は、前記リンク
    機構の先端部に対しシートの前後方向に摺動動作
    可能に支持されていることを特徴とするコンソー
    ルボツクス。
JP4295385U 1985-03-25 1985-03-25 Expired JPH0235002Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4295385U JPH0235002Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

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JP4295385U JPH0235002Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

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JPS61158535U JPS61158535U (ja) 1986-10-01
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JP4295385U Expired JPH0235002Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

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JP5695368B2 (ja) * 2010-08-24 2015-04-01 日本プラスト株式会社 乗り物用物入れ装置
JP6231289B2 (ja) * 2013-03-28 2017-11-15 株式会社Subaru 車両用センターコンソール

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JPS61158535U (ja) 1986-10-01

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