JPS6347564Y2 - - Google Patents

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JPS6347564Y2
JPS6347564Y2 JP3656282U JP3656282U JPS6347564Y2 JP S6347564 Y2 JPS6347564 Y2 JP S6347564Y2 JP 3656282 U JP3656282 U JP 3656282U JP 3656282 U JP3656282 U JP 3656282U JP S6347564 Y2 JPS6347564 Y2 JP S6347564Y2
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JP
Japan
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console box
free end
hinge
vehicle
main body
Prior art date
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JP3656282U
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JPS58139245U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、車両用フロアコンソールボツクス
に係り、特に、自動車の前席に配設するに好適
な、車両フロア上の運転者用座席と助手用座席の
間に、車両運転操作を妨げることのない状態で配
設される車両用フロアコンソールボツクスの改良
に関する。
一般に、車両、特に自動車の車室内には、各種
の小物等を収納するためのコンソールボツクスが
設けられており、特に、車両フロア上の運転者用
座席と助手用座席の間には、小物を収納するとと
もに、駐車ブレーキ及び/或いは変速機シフトレ
バー、セレクタレバーの一部を収容するためのフ
ロアコンソールボツクスが、運転者の車両運転操
作を妨げることのない状態で配設されることが多
い。
このフロアコンソールボツクスの容積は、その
幅方向の大きさが、運転者用座席と助手用座席の
間隔によつて限定され、高さ方向の大きさが、ハ
ンドル操作時の運転者の肘との干渉を避けるため
に限定され、また、長さ方向の大きさが、シフト
レバー或いはセレクタレバーとの関係で限定され
る等種々の条件により制約を受けていた。
一方、特に遠距離ドライブにおける運転者等の
リラツクス姿勢を保持するため、車両ドア側面の
肘があたる位置にアームレストを設けたり、或い
は、フロアコンソールボツクスが設けられていな
い、ベンチシートを運転者用座席及び助手用座席
として有する車両においては、該ベンチシートの
運転者用座席と助手用座席の中間部に引出し式の
アームレストを設けることが行われているが、前
記のようなハンドル操作時の肘との干渉を防止す
るという高さ方向の大きさの制約から、従来のフ
ロアコンソールボツクスをアームレストとして用
いることは困難であつた。
また、第1図に示されるように、コンソールボ
ツクス1の本体2に対してコンソールボツクス上
蓋3がその上面にヒンジを介して揺動自在に枢支
されているのが一般的であるが、このコンソール
ボツクス上蓋3の開口方向は、第1図における矢
印AまたはBで示される如く縦開きまたは横開き
とされている。
従つて、コンソールボツクス上蓋の開閉に際し
ては、該コンソールボツクス上蓋3の先端が大き
な円弧を描いて揺動するため、開閉操作が面倒で
あるという問題点があつた。
この考案は上記従来の問題点に鑑みてなされた
ものであつて、通常ドライブ時における操作系の
機能を損うことなく、遠距離ドライブ時における
リラツクス姿勢を保持することができるアームレ
ストとしての機能をコンソールボツクス上蓋に付
加することにより、小物入れ等としての機能を損
うことなくフロアコンソールボツクスの利用範囲
を拡大することができるようにした車両用フロア
コンソールボツクスを提供することを目的とす
る。
またこの考案は、コンソールボツクス上蓋の開
閉操作を容易とし、使用性を向上させた車両用フ
ロアコンソールボツクスを提供することを目的と
する。
この考案は、車両フロア上の運転者用座席と助
手用座席の間に、車両運転操作を妨げることのな
い状態で配設され、その上面に、前後方向の一端
が本体側にヒンジを介して揺動自在に枢支される
とともに、自由端部側が開閉操作されるコンソー
ルボツクス上蓋を有する車両用フロアコンソール
ボツクスにおいて、前記コンソールボツクス上蓋
を、自由端側から、前後方向に、自由端部、中間
部および基端部とに3分割し、該基端部と中間部
を第2のヒンジを介して、また、中間部と自由端
部を第3のヒンジを介して、それぞれ相対的揺動
可能に連結し、かつ、前後方向断面で、前記第1
のヒンジと第2のヒンジ間の距離と等長で、これ
らヒンジ間を通る直線と平行なリンクにより、前
記中間部の一点と本体側の一点を、それぞれピン
を介して揺動自在に連結するとともに、前記自由
端部を、前記本体上面に前後方向の複数個所に任
意に係止できる前後位置調節機構を設け、前記中
間部を、上方に移動可能とするとともに、アーム
レストに適した上方位置で固定支持可能とし、車
両乗員のアームレストとしても使用できるように
して上記目的を達成するものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
この実施例は、第2図〜第4図に示されるよう
に、車両フロア上の運転者用座席と助手用座席の
間に、車両運転操作を妨げることのない状態で配
設され、その上面に、前後方向の一端が本体12
側にヒンジ14を介して揺動自在に枢支されると
ともに、自由端側が開閉操作されるコンソールボ
ツクス上蓋13を有する車両用コンソールボツク
ス11において、前記コンソールボツクス上蓋1
3を、自由端側から、前後方向に、自由端部13
A、中間部13Bおよび基端部13Cとに3分割
し、該基端部13Cと中間部13Bを第2のヒン
ジ15を介して、また、中間部13Bと自由端部
13Aを第3のヒンジ16を介して、それぞれ相
対的揺動可能に連結し、かつ、前後方向断面で、
前記第1のヒンジ14と第2のヒンジ15間の距
離と等長で、これらヒンジ14,15間を通る直
線17と平行なリンク18より、前記中間部13
B上の一点と本体12側の一点を、それぞれピン
19,20を介して揺動自在に連結するととも
に、前記自由端部13Aを、前記本体12上面に
前後方向の複数個所に任意に係止できる前後位置
調節機構21を設け、前記中間部13Bを、上方
に移動可能とするとともに、アームレストに適し
た上方位置で固定支持可能とし、車両乗員のアー
ムレストとしても使用できるようにしたものであ
る。
すなわち、前記リンク18は、本体12、コン
ソールボツクス上蓋13の基端部13C、中間部
13Bとともに、ピン19,20、ヒンジ14,
15を回転中心とする、平行四辺形の、4節回転
リンクを構成し、これによつて、中間部13Bが
水平状態を保つたまま上下方向に移動できるよう
にしたものである。
前記前後位置調節機構21は、前記コンソール
ボツクス上蓋13の自由端部13A先端におい
て、本体12の上面に向けて突出された左右一対
のストツパーピン22と、前記本体12の上面に
おいて、前記自由端部13Aのストツパーピン2
2が上方から挿入かつ係合され得るように、前後
方向の任意個所に複数形成された溝23,23A
〜23Dとから構成されている。前記溝23のう
ち、本体12の最前端位置の溝23Aは略鉛直方
向に形成されるとともに、後方に至るに従い、そ
の上端が斜め後方となるように傾斜して形成され
ている。
また、前記溝23のうち、最も後方位置の溝2
3Dは前記コンソールボツクス上蓋13の自由端
部13A先端に取付けられたストツパーピン22
がこの溝23Dに挿入係合される時、中間部13
Bの上面の高さ位置が、乗員のアームレストとし
て考えられる最も高い位置にまで上方に移動する
ようにされている。
また、前記リンク18は、本体12の左右上面
に形成された揺動溝24内で、その一部が揺動自
在に案内されるようになつている。更に、ヒンジ
14部分には、トーシヨンスプリング25が取付
けられ、基端13Cをコンソールボツクス閉じ方
向に付勢している。
この実施例においては、フロアコンソールボツ
クス11を通常の物入れとして使用する場合は、
コンソールボツクス上蓋13の自由端部13Aの
先端に取付けられたストツパーピン22を溝23
Aに挿入係合させた位置におけば、第3図におい
て実線で示される如く、自由端部13A、中間部
13Bおよび基端部13Cはその上面が略水平状
態とされ、従来のコンソールボツクスと同様の状
態になる。
コンソールボツクス上蓋13をアームレストと
して使用する場合は、自由端部13Aの先端を上
方に持ち上げ、かつ後方にスライドさせると、中
間部13Bは、前述の如く4節回転リンクの一部
をなしているので、水平状態を保つたまま上方に
変位される。
この場合、自由端部13Aのスライドを中止す
れば、ヒンジ14に取付けられたトーシヨンスプ
リング25の復帰力によつて、コンソールボツク
ス上蓋13全体が本体12方向に付勢されている
ので、自由端部13Aの先端のストツパーピン2
2がスライドを中止した時点における対応する溝
23内に挿入かつ係止され、従つて、この状態
で、例えば第3図において二点鎖線で示されるよ
うに、中間部13Bが適宜上方に移動した状態に
固定される。
このようにして、コンソールボツクス上蓋13
の自由端部13Aを後方にスライドさせれば、最
大限、第3図において鎖線で示される位置にま
で、中間部13Bは上方に移動され、乗員に最適
なアームレストを構成することができる。
アームレストとしての中間部13Bを元の状態
に復帰させる場合は、自由端部13Aを後上方に
スライドさせ、ストツパーピン22を溝23から
抜き出し、かつ、ストツパーピン22を最前部の
溝23Aに挿入係合させればよい。
なお、コンソールボツクス11の本体12内に
収容される小物等を取り出す場合も、前記コンソ
ールボツクス上蓋13の自由端部13Aを上方に
移動させる場合と同様の操作を行う。この場合に
おいて、コンソールボツクス上蓋13の開閉動作
は、従来と異なり、自由端部13Aを前後方向に
スライドさせることによつて行うことができる。
また、コンソールボツクス上蓋13を全開する
場合は、コンソールボツクス上蓋13をヒンジ1
4を中心として、リンク18が、このリンク18
の揺動を許容するように本体12の上面に形成さ
れた揺動溝24の後方端面24Aに当接するまで
第3図において時計方向に回転させればよい。
従つて、この場合は、リンク18が揺動溝24
の後方端面24Aに接触することによつて、コン
ソールボツクス上蓋13の全開状態を維持するス
トツパー機能を果すことになる。
更に、コンソールボツクス上蓋13の通常の開
閉操作時において、自由端部13Aを第3のヒン
ジ16を中心として、例えば第3図において矢印
25で示されるように、自由端部13Aの上面が
中間部13Bの上面に接触するまで回転させ(一
点鎖線の状態)、これによつて、本体12の開口
を大きくすることができる。また自由端部13A
のみを開くこともでき、小物の出し入れに便利で
ある。
コンソールボツクス上蓋13を全開する場合
も、同様に自由端部13Aを第3のヒンジ16を
中心として中間部13Bの上面に接触するまで回
転させるとよい。
なお上記実施例は、リンク18が、本体12の
上面に形成された揺動溝24内で揺動されるよう
になつているが、これは、例えば本体12の内側
面に沿つて揺動するように取付けてもよい。この
場合は、製造コストの低減を図ることができる
が、前記実施例のように揺動溝24内でリンク1
8を揺動自在に枢支した場合は、該揺動溝24が
リンク18のストツパーを兼ねることができると
いう利点がある。
また、前記前後位置調節機構21は、ストツパ
ーピン22と溝23とにより構成されているが、
これは、自由端部13Aを本体12側の前後方向
の複数個所に任意に係合させることができるもの
であればよく、実施例の構成に限定されない。
また、前記実施例は、ヒンジ14に取付けられ
たトーシヨンスプリング25によつて、コンソー
ルボツクス上蓋13が本体12方向に付勢されて
いるが、これは、必ずしも設ける必要はない。但
し、トーシヨンスプリング25を設けた場合は、
コンソールボツクス上蓋13の車両走行中におけ
る振動等を防止することができるとともに、前後
位置調節機構21のストツパーピン22が溝23
に係合する操作を容易とするという利点がある。
本考案は上記のように構成したので、コンソー
ルボツクスの小物入れ等としての機能を損うこと
なくコンソールボツクス上蓋を乗員のアームレス
トとして利用できるという優れた効果を有する。
また、コンソールボツクス上蓋の開閉操作を前後
方向にこれをスライドすることによつて行うこと
ができ、従つて使用性を改良することができると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用フロアコンソールボツク
スを示す略示側面図、第2図は本考案に係る車両
用フロアコンソールボツクスの実施例を示す第1
図と同様の略示側面図、第3図は同実施例の要部
を拡大して示す断面図、第4図は同実施例の拡大
斜視図である。 11……コンソールボツクス、12……本体、
13……コンソールボツクス上蓋、13A……自
由端部、13B……中間部、13C……基端部、
14……ヒンジ、15……第2のヒンジ、16…
…第3のヒンジ、17……直線、18……リン
ク、19,21……ピン、21……前後位置調節
機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両フロア上の運転者用座席と助手用座席の間
    に、車両運転操作を妨げることのない状態で配設
    され、その上面に、前後方向の一端が本体側にヒ
    ンジを介して揺動自在に枢支されるとともに、自
    由端部側が開閉操作されるコンソールボツクス上
    蓋を有する車両用フロアコンソールボツクスにお
    いて、前記コンソールボツクス上蓋を、自由端側
    から、前後方向に、自由端部、中間部および基端
    部とに3分割し、該基端部と中間部を第2のヒン
    ジを介して、また、中間部と自由端部を第3のヒ
    ンジを介して、それぞれ相対的揺動可能に連結
    し、かつ、前後方向断面で、前記第1のヒンジと
    第2のヒンジ間の距離と等長で、これらヒンジ間
    を通る直線と平行なリンクにより、前記中間部の
    一点と本体側の一点を、それぞれピンを介して揺
    動自在に連結するとともに、前記自由端部を、前
    記本体上面に前後方向の複数個所に任意に係止で
    きる前後位置調節機構を設け、前記中間部を、上
    方に移動可能とするとともに、アームレストに適
    した上方位置で固定支持可能とし、車両乗員のア
    ームレストとしても使用できるようにしたことを
    特徴とする車両用フロアコンソールボツクス。
JP3656282U 1982-03-15 1982-03-15 車両用フロアコンソ−ルボツクス Granted JPS58139245U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3656282U JPS58139245U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 車両用フロアコンソ−ルボツクス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3656282U JPS58139245U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 車両用フロアコンソ−ルボツクス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58139245U JPS58139245U (ja) 1983-09-19
JPS6347564Y2 true JPS6347564Y2 (ja) 1988-12-08

Family

ID=30047987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3656282U Granted JPS58139245U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 車両用フロアコンソ−ルボツクス

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JPS58139245U (ja) 1983-09-19

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