JPH0611228Y2 - 車輌のシート - Google Patents
車輌のシートInfo
- Publication number
- JPH0611228Y2 JPH0611228Y2 JP1989094949U JP9494989U JPH0611228Y2 JP H0611228 Y2 JPH0611228 Y2 JP H0611228Y2 JP 1989094949 U JP1989094949 U JP 1989094949U JP 9494989 U JP9494989 U JP 9494989U JP H0611228 Y2 JPH0611228 Y2 JP H0611228Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- frame
- seat
- main body
- vehicle seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば自動車等の車輌のリヤシートに適用され
るシートに関するものである。
るシートに関するものである。
従来、車輌のリヤシート等では背もたれ部の高さが調節
出来ず、後方の視界が妨げられたり、背の低い人が坐っ
た場合には坐り心地が良くなかったり、あるいは見栄え
が悪かったりすると云う欠点があった。
出来ず、後方の視界が妨げられたり、背の低い人が坐っ
た場合には坐り心地が良くなかったり、あるいは見栄え
が悪かったりすると云う欠点があった。
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、
座部(2)と背もたれ部(3)とからなり、該背もたれ部(3)
は上部を分割し、該上部分割部(32)を背もたれ部(3)本
体に上下回転可能に取付けることにより折畳み可能とし
た構成において、該上部分割部(32)のフレーム(34)のパ
イプ状下縁(36)の両端に背もたれ部(3)本体(31)フレー
ム(33)の左右上縁(35)を回転自在に嵌着した車輌のシー
ト(1)を提供するものである。
座部(2)と背もたれ部(3)とからなり、該背もたれ部(3)
は上部を分割し、該上部分割部(32)を背もたれ部(3)本
体に上下回転可能に取付けることにより折畳み可能とし
た構成において、該上部分割部(32)のフレーム(34)のパ
イプ状下縁(36)の両端に背もたれ部(3)本体(31)フレー
ム(33)の左右上縁(35)を回転自在に嵌着した車輌のシー
ト(1)を提供するものである。
座部と背もたれ部とからなるシート(1)の、背もたれ部
(3)本体(31)に上部分割部(32)が上下回転可能に取付け
てあり、該上部分割部(32)を前方に折畳むと背もたれ部
(3)の高さが低くなり、後方の視界が背もたれ部(3)によ
って遮られないようになり、また背の低い人が坐った場
合には背もたれ部(3)の高さが適当な高さとなり坐り心
地が良くなり、また見栄えも改良される。上記上部分割
部(32)はフレーム(34)のパイプ状下縁(36)の両端に本体
(31)のフレーム(33)の左右上縁(35)を回転自在に嵌着す
ることによって本体(31)に対して上下回転可能に取付け
られているから、ヒンジ機構等を必要とせず、構造が極
めて簡略化される。
(3)本体(31)に上部分割部(32)が上下回転可能に取付け
てあり、該上部分割部(32)を前方に折畳むと背もたれ部
(3)の高さが低くなり、後方の視界が背もたれ部(3)によ
って遮られないようになり、また背の低い人が坐った場
合には背もたれ部(3)の高さが適当な高さとなり坐り心
地が良くなり、また見栄えも改良される。上記上部分割
部(32)はフレーム(34)のパイプ状下縁(36)の両端に本体
(31)のフレーム(33)の左右上縁(35)を回転自在に嵌着す
ることによって本体(31)に対して上下回転可能に取付け
られているから、ヒンジ機構等を必要とせず、構造が極
めて簡略化される。
本考案を第１図〜第５図に示す一実施例によって説明す
れば、シート(1)は座部(2)と背もたれ部(3)とからな
り、該背もたれ部(3)は本体(31)と上部分割部(32)とか
らなり、該上部分割部(32)は該本体(31)に上下回転可能
に取付けられている。該上部分割部(32)を本体(31)に上
下回転可能に取付けるには、第３図に示すように本体(3
1)のフレーム(33)の左右上縁(35)を上部分割部(32)のフ
レーム(34)のパイプ状下縁(36)の両端に回転自在に嵌着
する。なお本体(31)のフレーム(33)はヒンジ(5)を介し
て座部(2)のフレーム(21)に接続されている。そして第
４図に示すように上部分割部(32)のフレーム(34)の一側
部に回転中心(41)を有しスプリング(44)で矢印方向に付
勢されているレバー(4)を回転可能に取付け、該レバー
(4)の根端をフレーム(34)に取付けられているガイド(4
3)に摺動可能に支持されているピン(42)に接続し、該ピ
ン(42)は先端部を本体(31)のフレーム(33)上縁(35)に設
けられている係合孔(45)に嵌入係合する。このようにし
てシート(1)の背もたれ部(3)の上部分割部(32)は例えば
第１図および第５図実線に示される通常状態に固定され
る。そしてレバー(4)を矢印逆方向に押してピン(42)を
フレーム(33)左右上縁(35)の係合孔(45)から離脱させれ
ば該フレーム(33)は回転可能となり、該背もたれ部(3)
の上部分割部(32)は第２図および第５図点線に示すよう
に折畳み状態にすることが出来る。したがって第１図に
示す通常状態ではリヤウインド(5)の視界が背もたれ部
(3)により妨げられるが、第２図に示す折畳み状態では
リヤウインド(5)の視界は背もたれ部(3)に妨げられるこ
とがない。また第１図に示す通常状態では坐り心地の良
くない背の低い人も第２図に示す折畳み状態では心地良
く坐ることが出来、更には折畳み状態の上部分割部(32)
をヘッドレストとして用いることも出来る。更に本体(3
1)のフレーム(33)左右上縁(35)の係合孔(45)を選択して
レバー(4)のピン(42)を嵌入係合することによって、上
部分割部(32)を所望の角度に固定出来る。
れば、シート(1)は座部(2)と背もたれ部(3)とからな
り、該背もたれ部(3)は本体(31)と上部分割部(32)とか
らなり、該上部分割部(32)は該本体(31)に上下回転可能
に取付けられている。該上部分割部(32)を本体(31)に上
下回転可能に取付けるには、第３図に示すように本体(3
1)のフレーム(33)の左右上縁(35)を上部分割部(32)のフ
レーム(34)のパイプ状下縁(36)の両端に回転自在に嵌着
する。なお本体(31)のフレーム(33)はヒンジ(5)を介し
て座部(2)のフレーム(21)に接続されている。そして第
４図に示すように上部分割部(32)のフレーム(34)の一側
部に回転中心(41)を有しスプリング(44)で矢印方向に付
勢されているレバー(4)を回転可能に取付け、該レバー
(4)の根端をフレーム(34)に取付けられているガイド(4
3)に摺動可能に支持されているピン(42)に接続し、該ピ
ン(42)は先端部を本体(31)のフレーム(33)上縁(35)に設
けられている係合孔(45)に嵌入係合する。このようにし
てシート(1)の背もたれ部(3)の上部分割部(32)は例えば
第１図および第５図実線に示される通常状態に固定され
る。そしてレバー(4)を矢印逆方向に押してピン(42)を
フレーム(33)左右上縁(35)の係合孔(45)から離脱させれ
ば該フレーム(33)は回転可能となり、該背もたれ部(3)
の上部分割部(32)は第２図および第５図点線に示すよう
に折畳み状態にすることが出来る。したがって第１図に
示す通常状態ではリヤウインド(5)の視界が背もたれ部
(3)により妨げられるが、第２図に示す折畳み状態では
リヤウインド(5)の視界は背もたれ部(3)に妨げられるこ
とがない。また第１図に示す通常状態では坐り心地の良
くない背の低い人も第２図に示す折畳み状態では心地良
く坐ることが出来、更には折畳み状態の上部分割部(32)
をヘッドレストとして用いることも出来る。更に本体(3
1)のフレーム(33)左右上縁(35)の係合孔(45)を選択して
レバー(4)のピン(42)を嵌入係合することによって、上
部分割部(32)を所望の角度に固定出来る。
第１図〜第５図は本考案の一実施例を示すものであり、
第１図は通常状態の斜視図、第２図は折畳み状態の斜視
図、第３図はフレーム斜視図、第４図は上部分割部取付
け状態部分説明図、第５図フレーム側面図である。 図中、(1)……シート、(2)……座部、 (3)……背もたれ部、(31)……本体、 (32)……上部分割部、(33)……フレーム、 (34)……フレーム、(35)……左右上縁、 (36)……パイプ状下縁
第１図は通常状態の斜視図、第２図は折畳み状態の斜視
図、第３図はフレーム斜視図、第４図は上部分割部取付
け状態部分説明図、第５図フレーム側面図である。 図中、(1)……シート、(2)……座部、 (3)……背もたれ部、(31)……本体、 (32)……上部分割部、(33)……フレーム、 (34)……フレーム、(35)……左右上縁、 (36)……パイプ状下縁
Claims (1)
- 【請求項１】座部と背もたれ部とからなり、該背もたれ
部は上部を分割し、該上部分割部を背もたれ部本体に上
下回転可能に取付けることにより折畳み可能とした構成
において、該上部分割部のフレームのパイプ状下縁の両
端に背もたれ部本体フレームの左右上縁を回転自在に嵌
着したことを特徴とする車輌のシート
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989094949U JPH0611228Y2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 車輌のシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989094949U JPH0611228Y2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 車輌のシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0335827U JPH0335827U (ja) | 1991-04-08 |
| JPH0611228Y2 true JPH0611228Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31644232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989094949U Expired - Lifetime JPH0611228Y2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 車輌のシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611228Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008119948A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Kokuyo Co Ltd | 付箋 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6122508Y2 (ja) * | 1980-09-30 | 1986-07-07 | ||
| JPS6439045U (ja) * | 1987-09-03 | 1989-03-08 |
-
1989
- 1989-08-11 JP JP1989094949U patent/JPH0611228Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0335827U (ja) | 1991-04-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0611228Y2 (ja) | 車輌のシート | |
| JPH0247872Y2 (ja) | ||
| EP0430905A1 (en) | An auxiliary seat for agricultural tractors | |
| JPH0232111Y2 (ja) | ||
| JPH0535859Y2 (ja) | ||
| JPS6248253U (ja) | ||
| JPS6245954Y2 (ja) | ||
| JPS6310344Y2 (ja) | ||
| JPS6040333Y2 (ja) | 車輌用座席のリクライニング装置 | |
| JPH0141327Y2 (ja) | ||
| JPH0517309Y2 (ja) | ||
| JPS625392Y2 (ja) | ||
| JPH0439728Y2 (ja) | ||
| JPH0428257Y2 (ja) | ||
| JPS6132172B2 (ja) | ||
| JPS607241Y2 (ja) | シ−トの前倒し等の機構 | |
| JPH0527087Y2 (ja) | ||
| JPH10137070A (ja) | フットレスト機構 | |
| JPH039485Y2 (ja) | ||
| JPH04990Y2 (ja) | ||
| JPS6322105Y2 (ja) | ||
| JPH0119893Y2 (ja) | ||
| JPS6119716Y2 (ja) | ||
| JPH0429811Y2 (ja) | ||
| JPS6012440Y2 (ja) | リクライニングシート |