JPH04122226U - 建設機械の操作系コンソールボツクス - Google Patents

建設機械の操作系コンソールボツクス

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JPH04122226U
JPH04122226U JP3521491U JP3521491U JPH04122226U JP H04122226 U JPH04122226 U JP H04122226U JP 3521491 U JP3521491 U JP 3521491U JP 3521491 U JP3521491 U JP 3521491U JP H04122226 U JPH04122226 U JP H04122226U
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JP
Japan
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console box
console
armrest
construction machinery
operation system
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Pending
Application number
JP3521491U
Other languages
English (en)
Inventor
啓治 藤原
Original Assignee
住友建機株式会社
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Publication date
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 建設機械のコンソールボックスにおいて、こ
れを電動化することにより、乗降性の向上とオペレータ
にあった操作ポジションの確保とを容易に実現する。 【構成】 建設機械のコンソールボックス20において
は、一般に油圧パイロットホースの存在のため摺動抵抗
が大きいが、これをラック28アンドピニオン32の構
成によって電動化することにより、容易に前後動させる
ことができる。又、建設機械のコンソールボックス20
においては、一般に操作レバー24等の存在によって乗
降性が阻害され易いが、該コンソールボックス20の摺
動を電動化することにより、ボタン操作1つでこれを前
後いずれかの方向に移動させることができ、優れた乗降
性を確保することができるようになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設機械のシートの横に設けられると共に、該建設機械の操作レバ ーを伴った操作系が組込まれた建設機械の操作系コンソールボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
建設機械においては、従来、運転席のシートの右あるいは左に設けられた操作 系コンソールボックスに、アームレスト機能を持たせるようにした「アームレス トコンソール」が周知である。又、このアームレストコンソールを、前記シート とは別個に前後方向に摺動可能とした移動型アームレストコンソールも周知であ る(例えば、実開昭62−71059)。
【0003】 この従来例を図4、及び図5に示す。
【0004】 図中符号2が、操作系コンソールボックス4が、アームレストの機能を有する ように構成されたアームレストコンソールである。このアームレストコンソール 2には、スライドレール6が組込まれている。スライドレール6は、建設機械本 体の(固定側)部材8に取付けられた固定レール10と、この固定レール10に ベアリング12を介して摺動自在に組付けられた可動レール14とから構成され ている。この可動レール14は、アジャスタ用のロックレバー16により、固定 レール10上の任意の位置に固定できるようになっている。
【0005】 なお、図の符号18は当該建設機械を操作するための操作レバーである。
【0006】 このように、アームレストとコンソールを一体化したアームレストコンソール にスライド機構を設けることにより、オペレータにあった操作ポジション(ある いはアームレストポジョン)を確保することができ、又、これを前後いずれかの 方向に摺動させることによって(建設機械の操作レバー等の存在にも拘らず)良 好な乗降性を確保することができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなコンソールボックスの場合、必然的に該コンソール ボックス内に油圧パイロットホース等が多数組込まれることになり、これらの存 在によって摺動抵抗が非常に大きく、又、機構上ロックレバー16が手元から離 れた位置にあること等から、オペレータはこのコンソールボックスを摺動させる のにあたって、非常に無理な姿勢で摺動抵抗の大きなコンソールボックスを動か さざるを得ないという問題があった。
【0008】 本考案は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであって、建設機械の コンソールボックス、特にアームレストの機能をも兼ねたコンソールボックスに おいて、その操作性を向上させ、より容易にオペレータにあった操作ポジション を確保することができ、又、良好な乗降性をより容易に確保することのできるよ うにし、上記課題を解決せんとしたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、具体的には、建設機械のシートの横に設けられると共に、該建設機 械の操作系が組込まれた建設機械の操作系コンソールボックスにおいて、前記操 作系が組込まれたコンソールボックスを前記シートとは独立して前後方向に摺動 可能とするアジャスタ手段を設けると共に、該アジャスタ手段の固定側及び可動 側の間隙域に、前記コンソールボックスを駆動するためのモータ付ピニオン及び ラックを、それぞれ前記固定側及び可動側のいずれか一方ずつに取付け、該コン ソールボックスを電気スイッチにより前後駆動可能としたことにより、上記課題 を解決したものである。
【0010】 なお、本考案は、前記操作系が組込まれたコンソールボックスが、アームレス トの機能をも兼ね備えたいわゆねアームレストコンソールタイプとされている場 合に一層その効果が顕著である。
【0011】
【作用】
本考案においては、まず操作系コンソールボックスをシートとは独立して前後 方向に摺動可能とするアジャスタ手段を設け、このアジャスタ手段の固定側及び 可動側の間隙域に、コンソールボックスを駆動するためのモータ付ピニオン及び ラックを配置している。
【0012】 アジャスタ手段の固定側にモータ付ピニオンを配したときは可動側にラックを 設ける。又、可動側にモータ付ピニオンを配置したときには固定側にラックを設 ける。そしてその上で、このコンソールボックスを電気スイッチによって前後駆 動可能とした。
【0013】 この結果、コンソールボッススは、機能上ロックレバーを省略することが可能 となり、無理な姿勢でコンソールボックスを移動させる必要がなくなる。又、該 コンソールボックス内に収容されている油圧パイロットホース等の摺動抵抗に拘 らず、極めて容易に該コンソールボックスを前後動させることができる。
【0014】
【実施例】
以下図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。
【0015】 この実施例では、コンソールボックスがアームレスト機能を兼ねている、いわ ゆるアームレストコンソールの例が示されている。
【0016】 図1に示されるように、アームレストコンソール本体20には、ブーツ22、 操作レバー24、及びスライドレール26の可動レール26Aがそれぞれ組込ま れている。又、このアームレストコンソール本体20には、該アームレストコン ソール本体20を駆動するための電動用部品としてのラック28がスライドレー ル26と平行に組込まれている。
【0017】 一方、図の符号30が建設機械の本体側に固定されたスタンドを示している。 このスタンドには前記スライドレール26の固定レール26Bが組付けられ、前 記可動レール26Aと係合することにより、アームレストコンソール本体20を 前後方向Xに摺動可能としている。
【0018】 又、このスタンド30には、ピニオン32が組込まれたモータ34が取付けら れ、該ピニオン32の回転によりアームレストコンソール本体20側に組付けら れたラック28を前後動させることができるようになっている。
【0019】 なお、図1において、符号36、38はこのモータ34を操作(駆動)するた めのスイッチである(後述)。
【0020】 図2に、このアームレストコンソール本体20を前後動させるための基本回路 を示す。図1のスイッチ36を操作することにより、まず、信号系回路内のR1 、R2 の信号を決定し、これが駆動系回路のR1 又はR2 のスイッチと連動され 、モータ34の正逆回転方向が決定される。
【0021】 この実施例によれば、運転者がスイッチ36の前方又は後方操作部36A、3 6Bのうち任意の方向に属する部分を押圧すると、まず信号系回路がR1 、R2 のうちいずれかに決定され、これにより例えば前方操作部36A(R1 側)が選 択されたときには、モータ34に対して電流が矢印A方向に流れ、これによりピ ニオン32が所定方向に回転してラック28が前方方向に移動し、当該ラック2 8の移動と共にアームレストコンソール本体20も前方方向に移動する。
【0022】 逆に、スイッチ36のうち後方操作部36Bを押圧した際には、信号系回路の R2 側が選択され、モータ34を電流が矢示B方向に流れることによって後方へ の移動が実現される。
【0023】 なお、上記実施例においては、アームレストコンソール本体20側、即ち可動 側にラック28を配置し、スタンド30側、即ち固定側にモータ34及びピニオ ン32を配置するようにしていたが、例えば図3に示されるように、スタンド1 30側(固定側)にラック128をスライドレール126と平行に組付けると共 に、アームレストコンソール本体120(可動側)にモータ134及びピニオン 132を設けるようにしてもよい。
【0024】 更に、上記実施例においては、特にストッパ機能は有していなかったが、実際 は保護機構として周知のリミットスイッチ、又は負荷検知等によって停止するモ ータ等の採用により、ストロークエンド時、あるいは過負荷時の停止まで考慮し た機構を取入れるのが望ましい。
【0025】 又、上記実施例では、スイッチ36を押している間だけ前後動するような構成 とされていたが、例えばこのスイッチ36の他にスイッチ38(図1参照)を設 け、これを操作したときには自動的にストロークエンドまでアームレストコンソ ール本体20を移動させ、ストロークエンドまで至った段階でオートシャットオ フさせるような構成とすることも可能である。このようにすることにより、当該 建設機械を操作するための操作レバー24等がアームレストコンソール本体に一 体化されていたとしても、乗降性を容易に高めることができるようになる。
【0026】 なお、この場合に任意の位置をメモリさせておく機能を付加すると、乗車後に ワンタッチでメモリされた所定の位置まで移動させることができ、高い乗降性を 確保すると共に、簡単に最適な位置までアームレストコンソールを移動させるこ とができるようになる。
【0027】 本考案は、特にアームレストの機能を有していない操作系コンソールボックス にも適用可能なのは明白である。
【0028】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によれば、コンソールボックスの性格上操作レバー 等が存在していたとしても、該コンソールボックスを容易に前後方向に移動させ ることができ、極めて高い乗降性を確保することができる。
【0029】 又、コンソールボックスの性格上、必然的に油圧パイロットホース等が多数存 在し、摺動抵抗が非常に大きくなるという事情があっても、電動駆動回路により 、ボタン操作1つで容易に該コンソールボックスを移動させることができるよう になるという優れた効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の実施例に係る建設機械のコン
ソールボックス(アームレストコンソール)を示す一部
を破断して示した斜視図である。
【図2】図2は、上記実施例装置における信号系回路及
び駆動系回路を示した基本回路図である。
【図3】図3は、本考案の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図4】図4は、従来のアームレストコンソールを示す
側面図である。
【図5】図5は、図4の矢示V方向からみた一部破断の
背面図である。
【符号の説明】
20、120…アームレストコンソール本体、 24…操作レバー、 26、126…スライドレール、 28、128…ラック、 30、130…スタンド、 32、132…ピニオン、 34、134…モータ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設機械のシートの横に設けられると共
    に、該建設機械の操作系が組込まれた建設機械の操作系
    コンソールボックスにおいて、前記操作系が組込まれた
    コンソールボックスを前記シートとは独立して前後方向
    に摺動可能とするアジャスタ手段を設けると共に、該ア
    ジャスタ手段の固定側及び可動側の間隙域に、前記コン
    ソールボックスを駆動するためのモータ付ピニオン及び
    ラックを、それぞれ前記固定側及び可動側のいずれか一
    方ずつに取付け、該コンソールボックスを電気スイッチ
    により前後駆動可能としたことを特徴とする建設機械の
    操作系コンソールボックス。
  2. 【請求項2】前記操作系が組込まれたコンソールボック
    スがアームレストの機能も兼ね備ええたことを特徴とす
    る請求項1に記載の建設機械の操作系コンソールボック
    ス。
JP3521491U 1991-04-18 1991-04-18 建設機械の操作系コンソールボツクス Pending JPH04122226U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020001682A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 株式会社クボタ 作業車両
JPWO2021070286A1 (ja) * 2019-10-09 2021-04-15

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020001682A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 株式会社クボタ 作業車両
JP2022145745A (ja) * 2018-06-25 2022-10-04 株式会社クボタ 作業車両
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