JPWO2019241730A5 - - Google Patents

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JPWO2019241730A5
JPWO2019241730A5 JP2020569772A JP2020569772A JPWO2019241730A5 JP WO2019241730 A5 JPWO2019241730 A5 JP WO2019241730A5 JP 2020569772 A JP2020569772 A JP 2020569772A JP 2020569772 A JP2020569772 A JP 2020569772A JP WO2019241730 A5 JPWO2019241730 A5 JP WO2019241730A5
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Description

参照による組み込み
本出願で言及される各参考文献、特許、及び特許出願は、あたかも各参照が個別に組み込まれると述べられたかのように、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、以下の実施形態を包含する。
(実施形態1)
免疫細胞の免疫活性を高める方法であって:
(i)標的細胞を、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤に接触させること、及び
(ii)前記免疫細胞を、前記標的細胞を前記薬剤に接触させない場合の免疫細胞に対して前記免疫細胞の免疫活性を高めるのに十分な量の前記薬剤と接触させられた標的細胞に、又は前記薬剤と接触させられた標的細胞によって産生される後細胞シグナル伝達因子に曝露することを含み、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、アンチポーター系Xc の阻害剤、GPX4の阻害剤、及びスタチンからなる群から選択される、方法。
(実施形態2)
免疫細胞のNFkBのレベル又は活性を高める方法であって:
(i)標的細胞を、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤に接触させること、及び
(ii)前記免疫細胞を、前記標的細胞を前記薬剤に接触させない場合の免疫細胞に対して前記免疫細胞のNFkBのレベル又は活性を高めるのに十分な量の前記薬剤と接触させられた標的細胞に、又は前記薬剤と接触させられた標的細胞によって産生される後細胞シグナル伝達因子に曝露することを含み、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、アンチポーター系Xc の阻害剤、GPX4の阻害剤、及びスタチンからなる群から選択される、方法。
(実施形態3)
免疫細胞のインターフェロン調節因子(IRF)又はインターフェロン遺伝子の刺激因子(STING)のレベル又は活性を高める方法であって:
(i)標的細胞を、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤に接触させること、及び
(ii)前記免疫細胞を、前記標的細胞を前記薬剤に接触させない場合の免疫細胞に対して前記免疫細胞のIRF又はSTINGのレベル又は活性を高めるのに十分な量の前記薬剤と接触させられた標的細胞に、又は前記薬剤と接触させられた標的細胞によって産生される後細胞シグナル伝達因子に曝露することを含み、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、アンチポーター系Xc の阻害剤、GPX4の阻害剤、及びスタチンからなる群から選択される、方法。
(実施形態4)
免疫細胞の免疫促進性サイトカインのレベル又は活性を高める方法であって:
(i)標的細胞を、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤に接触させること、及び
(ii)前記免疫細胞を、前記標的細胞を前記薬剤に接触させない場合の免疫細胞に対して前記免疫細胞の免疫促進性サイトカインのレベル又は活性を高めるのに十分な量の前記薬剤と接触させられた標的細胞に、又は前記薬剤と接触させられた標的細胞によって産生される後細胞シグナル伝達因子に曝露することを含み、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、アンチポーター系Xc の阻害剤、GPX4の阻害剤、及びスタチンからなる群から選択される、方法。
(実施形態5)
前記鉄依存性細胞分解がフェロトーシスである、実施形態1~4のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態6)
前記アンチポーター系Xc の阻害剤が、エラスチン又はその誘導体又は類似体である、実施形態1~4のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態7)
前記エラスチン又はその誘導体又は類似体が:
Figure 2019241730000006
の式又はその薬学的に許容される塩又はエステルを有し、式中、
は、H、C 1~4 アルキル、C 1~4 アルコキシ、ヒドロキシ、及びハロゲンからなる群から選択され;
は、H、ハロ、及びC 1~4 アルキルからなる群から選択され;
は、H、C 1~4 アルキル、C 1~4 アルコキシ、5~7員ヘテロシクロアルキル、及び5~6員ヘテロアリールからなる群から選択され;
は、H及びC 1~4 アルキルからなる群から選択され;
はハロであり;
Figure 2019241730000007
は、任意選択により=Oで置換され;且つ
nは0~4までの整数である、実施形態6に記載の方法。
(実施形態8)
前記エラスチンの類似体がPE又はIKEである、実施形態6に記載の方法。
(実施形態9)
前記GPX4の阻害剤が、(1S,3R)-RSL3又はその誘導体又は類似体、ML162、DPI化合物7、DPI化合物10、DPI化合物12、DPI化合物13、DPI化合物17、DPI化合物18、DPI化合物19、FIN56、及びFINO2からなる群から選択される、実施形態1~4のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態10)
前記RSL3誘導体又は類似体が、構造式(I):
Figure 2019241730000008
によって表される化合物、又はそのエナンチオマー、光学異性体、ジアステレオマー、N-オキシド、結晶形態、水和物、又は薬学的に許容される塩であり、式中、
、R 、R 、及びR は独立に、H、C 1~8 アルキル、C 1~8 アルコキシ、C 1~8 アラルキル、3~8員炭素環、3~8員複素環、3~8員アリール、又は3~8員ヘテロアリール、アシル、アルキルスルホニル、及びアリールスルホニルから選択され、各アルキル、アルコキシ、アラルキル、炭素環、複素環、アリール、ヘテロアリール、アシル、アルキルスルホニル、及びアリールスルホニルは、任意選択により少なくとも1つの置換基で置換され;
及びR は独立に、H 1~8 アルキル、C 1~8 アルコキシ、3~8員炭素環、3~8員複素環、3~8員アリール、又は3~8員ヘテロアリール、カルボキシレート、エステル、アミド、炭水化物、アミノ酸、アシル、アルコキシ置換アシル、アルジトール、NR 、OC(R COOH、SC(R COOH、NHCHR COOH、COR 、CO 、硫酸塩、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン酸塩、スルホン、チオアルキル、チオエステル、及びチオエーテルから選択され、各アルキル、アルコキシ、炭素環、複素環、アリール、ヘテロアリール、カルボキシレート、エステル、アミド、炭水化物、アミノ酸、アシル、アルコキシ置換アシル、アルジトール、NR 、OC(R COOH、SC(R COOH、NHCHR COOH、COR 、CO 、硫酸塩、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン酸塩、スルホン、チオアルキル、チオエステル、及びチオエーテルは、任意選択により少なくとも1つの置換基で置換され;
は、H、C 1~8 アルキル、炭素環、アリール、ヘテロアリール、複素環、アルキルアリール、アルキルヘテロアリール、及びアルキル複素環から選択され、各アルキル、炭素環、アリール、ヘテロアリール、複素環、アルキルアリール、アルキルヘテロアリール、及びアルキル複素環は、任意選択により少なくとも1つの置換基で置換することができ;
は、H、C 1~8 アルキル、C 1~8 アルケニル、C 1~8 アルキニル、アリール、炭素環、ヘテロアリール、複素環、アルキルアリール、アルキルヘテロアリール、アルキル複素環、及びヘテロ芳香族から選択され、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、炭素環、ヘテロアリール、複素環、アルキルアリール、アルキルヘテロアリール、アルキル複素環、及びヘテロ芳香族は、任意選択により少なくとも1つの置換基で置換することができ;且つ
Xは、それが結合している環上の0~4個の置換基である、実施形態9に記載の方法。
(実施形態11)
前記RSL3誘導体又は類似体が、構造式(II):
Figure 2019241730000009
によって表される化合物又はそのN-オキシド、結晶形態、水和物、又は薬学的に許容される塩であり;
式中:
は、H、OH、及び-(OCH CH OHからなる群から選択され;
Xは、1~6の整数であり;且つ
、R '、R 、及びR 'は独立に、H、C 3~8 シクロアルキル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、又はR 及びR 'は共に結合し、ピリジニル又はピラニルを形成することができ、且つR 及びR 'は共に結合し、ピリジニル又はピラニルを形成することができる、実施形態9に記載の方法。
(実施形態12)
前記RSL3誘導体又は類似体が、構造式(III):
Figure 2019241730000010
によって表される化合物又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩であり;式中:
nは、2、3、又は4であり;Rは、置換若しくは非置換C ~C アルキル基、置換若しくは非置換C ~C 10 シクロアルキル基、置換若しくは非置換C ~C ヘテロシクロアルキル基、置換若しくは非置換C ~C 10 芳香環基、又は置換若しくは非置換C ~C ヘテロアリール環基であり;置換は、各基の1つ又は複数の水素原子が:ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C ~C アルキル、ハロゲン化C ~C アルキル、C ~C アルコキシ、ハロゲン化C ~C アルコキシ、COOH(カルボキシ)、COOC ~C アルキル、OCOC ~C アルキルからなる群から選択される基によって置換されることを意味する、実施形態9に記載の方法。
(実施形態13)
前記スタチンが、アトルバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、セリバスタチン、及びシンバスタチンからなる群から選択される、実施形態1~4のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態14)
前記免疫細胞が、マクロファージ、単球、樹状細胞、T細胞、CD4+細胞、CD8+細胞、又はCD3+細胞である、実施形態1~4のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態15)
前記免疫細胞がTHP-1細胞である、実施形態1~4のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態16)
インビトロ又はエクスビボで行われる、実施形態1~15のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態17)
インビボで行われる、実施形態1~15のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態18)
ステップ(i)がインビトロで行われ、ステップ(ii)がインビボで行われる、実施形態1~15のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態19)
細胞、組織、又は対象の免疫活性を高める方法であって、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない細胞、組織、又は対象と比較して免疫活性を高めるのに十分な量の前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤を前記細胞、組織、又は対象に投与することを含む、方法。
(実施形態20)
前記対象が、免疫活性の上昇を必要としている、実施形態19に記載の方法。
(実施形態21)
前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、前記細胞、組織、又は対象におけるNFkBのレベル又は活性、インターフェロン調節因子(IRF)又はインターフェロン遺伝子の刺激因子(STING)のレベル又は活性、マクロファージのレベル又は活性、単球のレベル又は活性、樹状細胞のレベル又は活性、T細胞のレベル又は活性、CD4+、CD8+、又はCD3+細胞のレベル又は活性、及び免疫促進性サイトカインのレベル又は活性のうちの1つ又は複数を高めるのに十分な量で投与される、実施形態19又は20に記載の方法。
(実施形態22)
細胞、組織、又は対象のNFkBのレベル又は活性を高める方法であって、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない細胞、組織、又は対象と比較してNFkBのレベル又は活性を高めるのに十分な量の前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤を前記細胞、組織、又は対象に投与することを含む、方法。
(実施形態23)
前記対象が、NFkBのレベル又は活性の上昇を必要としている、実施形態22に記載の方法。
(実施形態24)
前記NFkBのレベル又は活性が、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない細胞、組織、又は対象と比較して少なくとも10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、又は100%、又は少なくとも2倍、4倍、6倍、8倍、又は10倍上昇する、実施形態22又は23に記載の方法。
(実施形態25)
細胞、組織、又は対象のインターフェロン調節因子(IRF)又はインターフェロン遺伝子の刺激因子(STING)のレベル又は活性を高める方法であって、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない細胞、組織、又は対象と比較してIRF又はSTINGのレベル又は活性を高めるのに十分な量の前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤を前記細胞、組織、又は対象に投与することを含む、方法。
(実施形態26)
前記対象が、IRF又はSTINGのレベル又は活性の上昇を必要としている、実施形態25に記載の方法。
(実施形態27)
前記IRF又はSTINGのレベル又は活性が、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない細胞、組織、又は対象と比較して少なくとも10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、又は100%、又は少なくとも2倍、4倍、6倍、8倍、又は10倍上昇する、実施形態25又は26に記載の方法。
(実施形態28)
組織又は対象のマクロファージ、単球、樹状細胞、又はT細胞のレベル又は活性を高める方法であって、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない組織又は対象と比較してマクロファージ、単球、樹状細胞、又はT細胞のレベル又は活性を高めるのに十分な量の前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤を前記組織又は対象に投与することを含む、方法。
(実施形態29)
前記対象が、マクロファージ、単球、樹状細胞、又はT細胞のレベル又は活性の上昇を必要としている、実施形態28に記載の方法。
(実施形態30)
前記マクロファージ、単球、樹状細胞、又はT細胞のレベル又は活性が、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない組織又は対象と比較して少なくとも10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、又は100%、又は少なくとも2倍、4倍、6倍、8倍、又は10倍上昇する、実施形態28に記載の方法。
(実施形態31)
組織又は対象のCD4+、CD8+、又はCD3+細胞のレベル又は活性を高める方法であって、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない組織又は対象と比較してCD4+、CD8+、又はCD3+細胞のレベル又は活性を高めるのに十分な量の前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤を前記組織又は対象に投与することを含む、方法。
(実施形態32)
前記対象が、CD4+、CD8+、又はCD3+細胞のレベル又は活性の上昇を必要としている、実施形態31に記載の方法。
(実施形態33)
前記CD4+、CD8+、又はCD3+細胞のレベル又は活性が、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない組織又は対象と比較して少なくとも10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、又は100%、又は少なくとも2倍、4倍、6倍、8倍、又は10倍上昇する、実施形態31又は32に記載の方法。
(実施形態34)
細胞、組織、又は対象の免疫促進性サイトカインのレベル又は活性を高める方法であって、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない細胞、組織、又は対象と比較して免疫促進性サイトカインのレベル又は活性を高めるのに十分な量の前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤を前記細胞、組織、又は対象に投与することを含む、方法。
(実施形態35)
前記対象が、免疫促進性サイトカインのレベル又は活性の上昇を必要としている、実施形態34に記載の方法。
(実施形態36)
前記免疫促進性サイトカインのレベル又は活性が、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない細胞、組織、又は対象と比較して少なくとも10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、又は100%、又は少なくとも2倍、4倍、6倍、8倍、又は10倍上昇する、実施形態34又は35に記載の方法。
(実施形態37)
投与前に、NFkBのレベル又は活性;マクロファージのレベル又は活性;単球のレベル又は活性;樹状細胞のレベル又は活性;CD4+細胞、CD8+細胞、又はCD3+細胞のレベル又は活性;T細胞のレベル又は活性;及び免疫促進性サイトカインのレベル又は活性のうちの1つ又は複数について前記細胞、組織、又は対象を評価することをさらに含む、実施形態1~36のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態38)
投与後に、NFkBのレベル又は活性;マクロファージのレベル又は活性;単球のレベル又は活性;樹状細胞のレベル又は活性;CD4+細胞、CD8+細胞、又はCD3+細胞のレベル又は活性;T細胞のレベル又は活性;及び免疫促進性サイトカインのレベル又は活性のうちの1つ又は複数について前記細胞、組織、又は対象を評価することをさらに含む、実施形態1~36のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態39)
前記免疫促進性サイトカインが、IFN-α、IL-1、IL-12、IL-18、IL-2、IL-15、IL-4、IL-6、TNF-α、IL-17、及びGMCSFから選択される、実施形態4及び34~38のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態40)
免疫活性の上昇を必要とする対象を処置する方法であって、前記対象の免疫活性を高めるのに十分な量の鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤を対象に投与することを含む、方法。
(実施形態41)
前記対象が、感染症に罹患している、実施形態19~40のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態42)
前記感染症が慢性感染症である、実施形態41に記載の方法。
(実施形態43)
前記慢性感染症が、HIV感染症、HCV感染症、HBV感染症、HPV感染症、B型肝炎感染症、C型肝炎感染症、EBV感染症、CMV感染症、TB感染症、及び寄生虫による感染症から選択される、実施形態42に記載の方法。
(実施形態44)
前記細胞又は組織が、癌細胞又は癌性組織である、実施形態1~39のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態45)
前記対象が癌に罹患している、実施形態19~40のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態46)
前記癌が、黒色腫、腎細胞癌、非小細胞肺癌、非扁平上皮肺癌、尿路上皮癌、ホジキンリンパ腫、頭頸部扁平上皮癌、肝細胞癌、大腸癌、胃腺癌、胃食道接合部腺癌、及びメルケル細胞癌から選択される、実施形態45に記載の方法。
(実施形態47)
前記鉄依存性細胞分解がフェロトーシスである、実施形態1~46のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態48)
それを必要とする対象の癌を処置する方法であって、(a)免疫療法剤と(b)鉄依存性細胞分解を誘導し、それにより前記対象の癌を処置する薬剤を組み合わせて前記対象に投与することを含む、方法。
(実施形態49)
前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、前記対象の免疫応答を高めるのに有効な量で対象に投与される、実施形態48に記載の方法。
(実施形態50)
前記免疫療法剤が、トール様受容体(TLR)アゴニスト、細胞ベースの治療法、サイトカイン、癌ワクチン、及び免疫チェックポイント分子の免疫チェックポイントモジュレーターからなる群から選択される、実施形態48に記載の方法。
(実施形態51)
前記TLRアゴニストが、Coleyの毒素及びカルメットゲラン桿菌(BCG)から選択される、実施形態50に記載の方法。
(実施形態52)
前記免疫チェックポイント分子が、CD27、CD28、CD40、CD122、OX40、GITR、ICOS、4-1BB、ADORA2A、B7-H3、B7-H4、BTLA、CTLA-4、IDO、KIR、LAG-3、PD-1、PD-L1、PD-L2、TIM-3、及びVISTAから選択される、実施形態50に記載の方法。
(実施形態53)
前記免疫チェックポイント分子が、刺激性免疫チェックポイント分子であり、前記免疫チェックポイントモジュレーターが、刺激性免疫チェックポイント分子のアゴニストである、実施形態50に記載の方法。
(実施形態54)
前記免疫チェックポイント分子が、抑制性免疫チェックポイント分子であり、前記免疫チェックポイントモジュレーターが、抑制性免疫チェックポイント分子のアンタゴニストである、実施形態50に記載の方法。
(実施形態55)
前記免疫チェックポイントモジュレーターが、小分子、阻害性RNA、アンチセンス分子、及び免疫チェックポイント分子結合タンパク質から選択される、実施形態50~54のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態56)
前記免疫チェックポイント分子がPD-1であり、前記免疫チェックポイントモジュレーターがPD-1阻害剤である、実施形態50に記載の方法。
(実施形態57)
前記PD-1阻害剤が、ペンブロリズマブ、ニボルマブ、ピジリズマブ、SHR-1210、MEDI0680R01、BBg-A317、TSR-042、REGN2810、及びPF-06801591から選択される、実施形態56に記載の方法。
(実施形態58)
前記免疫チェックポイント分子がPD-L1であり、前記免疫チェックポイントモジュレーターがPD-L1阻害剤である、実施形態50に記載の方法。
(実施形態59)
前記PD-L1阻害剤が、デュルバルマブ、アテゾリズマブ、アベルマブ、MDX-1105、AMP-224、及びLY3300054から選択される、実施形態58に記載の方法。
(実施形態60)
前記免疫チェックポイント分子がCTLA-4であり、前記免疫チェックポイントモジュレーターがCTLA-4阻害剤である、実施形態50に記載の方法。
(実施形態61)
前記CTLA-4阻害剤が、イピリムマブ、トレメリムマブ、JMW-3B3、及びAGEN1884から選択される、実施形態60に記載の方法。
(実施形態62)
前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、前記免疫療法剤の投与前又は投与と同時に投与される、実施形態48~61のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態63)
前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、前記免疫療法剤の投与後に投与される、実施形態48~61のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態64)
処置に対する前記癌の応答が、前記免疫療法剤のみによる処置と比較して改善されている、実施形態48~63のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態65)
前記応答が、前記免疫療法剤のみによる処置と比較して少なくとも5%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、又は少なくとも80%改善されている、実施形態64に記載の方法。
(実施形態66)
前記応答が、腫瘍量の減少、腫瘍サイズの減少、腫瘍増殖の阻害、処置前の進行性癌を有する対象における癌の安定化の達成、癌が進行するまでの時間の延長、及び生存期間の延長のうちのいずれか1つ又は複数を含む、実施形態64又は65に記載の方法。
(実施形態67)
前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤と前記免疫療法剤が相乗的に作用する、実施形態48~66のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態68)
前記癌が、免疫チェックポイント療法に応答する癌である、実施形態48~67のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態69)
前記癌が、癌腫、肉腫、リンパ腫、黒色腫、及び白血病から選択される、実施形態48~68のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態70)
前記癌が、黒色腫、腎細胞癌、非小細胞肺癌、非扁平上皮肺癌、尿路上皮癌、ホジキンリンパ腫、頭頸部扁平上皮癌、肝細胞癌、大腸癌、胃腺癌、胃食道接合部腺癌、及びメルケル細胞癌から選択される、実施形態48~68のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態71)
前記癌が腎細胞癌である、実施形態48~68のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態72)
前記対象がヒトである、実施形態19~71のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態73)
前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、アンチポーター系Xc の阻害剤、GPX4の阻害剤、及びスタチンからなる群から選択される、実施形態1~72のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態74)
前記アンチポーター系Xc の阻害剤が、エラスチン又はその誘導体又は類似体である、実施形態73に記載の方法。
(実施形態75)
前記エラスチン又はその誘導体又は類似体が:
Figure 2019241730000011
の式又はその薬学的に許容される塩又はエステルを有し、式中、
は、H、C 1~4 アルキル、C 1~4 アルコキシ、ヒドロキシ、及びハロゲンからなる群から選択され;
は、H、ハロ、及びC 1~4 アルキルからなる群から選択され;
は、H、C 1~4 アルキル、C 1~4 アルコキシ、5~7員ヘテロシクロアルキル、及び5~6員ヘテロアリールからなる群から選択され;
は、H及びC 1~4 アルキルからなる群から選択され;
はハロであり;
Figure 2019241730000012
は、任意選択により=Oで置換され;且つ
nは0~4までの整数である、実施形態74に記載の方法。
(実施形態76)
前記エラスチンの類似体がPE又はIKEである、実施形態74に記載の方法。
(実施形態77)
前記GPX4の阻害剤が、(1S,3R)-RSL3又はその誘導体又は類似体、ML162、DPI化合物7、DPI化合物10、DPI化合物12、DPI化合物13、DPI化合物17、DPI化合物18、DPI化合物19、FIN56、及びFINO2からなる群から選択される、実施形態73に記載の方法。
(実施形態78)
前記RSL3誘導体又は類似体が、構造式(I):
Figure 2019241730000013
によって表される化合物、又はそのエナンチオマー、光学異性体、ジアステレオマー、N-オキシド、結晶形態、水和物、又は薬学的に許容される塩であり、式中、
、R 、R 、及びR は独立に、H、C 1~8 アルキル、C 1~8 アルコキシ、C 1~8 アラルキル、3~8員炭素環、3~8員複素環、3~8員アリール、又は3~8員ヘテロアリール、アシル、アルキルスルホニル、及びアリールスルホニルから選択され、各アルキル、アルコキシ、アラルキル、炭素環、複素環、アリール、ヘテロアリール、アシル、アルキルスルホニル、及びアリールスルホニルは、任意選択により少なくとも1つの置換基で置換され;
及びR は独立に、H 1~8 アルキル、C 1~8 アルコキシ、3~8員炭素環、3~8員複素環、3~8員アリール、又は3~8員ヘテロアリール、カルボキシレート、エステル、アミド、炭水化物、アミノ酸、アシル、アルコキシ置換アシル、アルジトール、NR 、OC(R COOH、SC(R COOH、NHCHR COOH、COR 、CO 、硫酸塩、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン酸塩、スルホン、チオアルキル、チオエステル、及びチオエーテルから選択され、各アルキル、アルコキシ、炭素環、複素環、アリール、ヘテロアリール、カルボキシレート、エステル、アミド、炭水化物、アミノ酸、アシル、アルコキシ置換アシル、アルジトール、NR 、OC(R COOH、SC(R COOH、NHCHR COOH、COR 、CO 、硫酸塩、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン酸塩、スルホン、チオアルキル、チオエステル、及びチオエーテルは、任意選択により少なくとも1つの置換基で置換され;
は、H、C 1~8 アルキル、炭素環、アリール、ヘテロアリール、複素環、アルキルアリール、アルキルヘテロアリール、及びアルキル複素環から選択され、各アルキル、炭素環、アリール、ヘテロアリール、複素環、アルキルアリール、アルキルヘテロアリール、及びアルキル複素環は、任意選択により少なくとも1つの置換基で置換することができ;
は、H、C 1~8 アルキル、C 1~8 アルケニル、C 1~8 アルキニル、アリール、炭素環、ヘテロアリール、複素環、アルキルアリール、アルキルヘテロアリール、アルキル複素環、及びヘテロ芳香族から選択され、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、炭素環、ヘテロアリール、複素環、アルキルアリール、アルキルヘテロアリール、アルキル複素環、及びヘテロ芳香族は、任意選択により少なくとも1つの置換基で置換することができ;且つ
Xは、それが結合している環上の0~4個の置換基である、実施形態77に記載の方法。
(実施形態79)
前記RSL3誘導体又は類似体が、構造式(II):
Figure 2019241730000014
によって表される化合物又はそのN-オキシド、結晶形態、水和物、又は薬学的に許容される塩であり;
式中:
は、H、OH、及び-(OCH CH OHからなる群から選択され;
Xは、1~6の整数であり;且つ
、R '、R 、及びR 'は独立に、H、C 3~8 シクロアルキル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、又はR 及びR 'は共に結合し、ピリジニル又はピラニルを形成することができ、且つR 及びR 'は共に結合し、ピリジニル又はピラニルを形成することができる、実施形態77に記載の方法。
(実施形態80)
前記RSL3誘導体又は類似体が、構造式(III):
Figure 2019241730000015
によって表される化合物又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩であり;式中:
nは、2、3、又は4であり;Rは、置換若しくは非置換C ~C アルキル基、置換若しくは非置換C ~C 10 シクロアルキル基、置換若しくは非置換C ~C ヘテロシクロアルキル基、置換若しくは非置換C ~C 10 芳香環基、又は置換若しくは非置換C ~C ヘテロアリール環基であり;置換は、各基の1つ又は複数の水素原子が:ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C ~C アルキル、ハロゲン化C ~C アルキル、C ~C アルコキシ、ハロゲン化C ~C アルコキシ、COOH(カルボキシ)、COOC ~C アルキル、OCOC ~C アルキルからなる群から選択される基によって置換されることを意味する、実施形態77に記載の方法。
(実施形態81)
前記スタチンが、アトルバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、セリバスタチン、及びシンバスタチンからなる群から選択される、実施形態73に記載の方法。
(実施形態82)
前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、ソラフェニブ又はその誘導体又は類似体、スルファサラジン、グルタミン酸塩、BSO、DPI2、シスプラチン、システイナーゼ、シリカベースのナノ粒子、CCI4、クエン酸鉄アンモニウム、トリゴネリン、及びブルサトール(brusatol)からなる群から選択される、実施形態1~72のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態83)
前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、以下の特徴:
(a)インビトロで標的細胞の鉄依存性細胞分解及びその後の共培養細胞における免疫応答の活性化を誘導する;
(b)インビトロでの標的細胞の鉄依存性細胞分解及びその後の共培養マクロファージ、例えばRAW264.7マクロファージの活性化を誘導する;
(c)インビトロでの標的細胞の鉄依存性細胞分解及びその後の共培養単球、例えばTHP-1単球の活性化を誘導する;
(d)インビトロでの標的細胞の鉄依存性細胞分解及びその後の共培養骨髄由来樹状細胞(BMDC)の活性化を誘導する;
(e)インビトロで標的細胞の鉄依存性細胞分解及びその後の共培養細胞におけるNFkB、IRF、及び/又はSTINGのレベル又は活性の上昇を誘導する;
(f)インビトロでの標的細胞の鉄依存性細胞分解及びその後の共培養細胞における免疫促進性サイトカインのレベル又は活性の上昇を誘導する;並びに
(g)インビトロでの標的細胞の鉄依存性細胞分解及びその後の共培養されたCD4+細胞、CD8+細胞、及び/又はCD3+細胞の活性化を誘導する、のうちの1つ又は複数を有する、実施形態1~72のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態84)
前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が癌細胞を標的とする、実施形態1~72のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態85)
免疫刺激剤をスクリーニングする方法であって:
(a)複数の試験薬(例えば、試験薬のライブラリー)を用意すること;
(b)鉄依存性細胞分解を誘導する能力について前記複数の試験薬のそれぞれを評価すること;
(c)候補免疫刺激剤として、鉄依存性細胞分解を誘導する試験薬を選択すること;及び
(d)免疫応答を刺激する能力について前記候補免疫刺激剤を評価することを含む、方法。
(実施形態86)
前記評価するステップ(b)が、細胞又は組織を前記複数の試験薬のそれぞれに接触させることを含む、実施形態85に記載の方法。
(実施形態87)
前記評価するステップ(b)が、前記複数の試験薬のそれぞれを動物に投与することを含む、実施形態85に記載の方法。
(実施形態88)
前記評価するステップ(b)が、前記試験薬と接触した細胞又は組織における、脂質過酸化反応、活性酸素種(ROS)、イソプロスタン、マロンジアルデヒド(MDA)、鉄、グルタチオンペルオキシダーゼ4(GPX4)、プロスタグランジン-エンドペルオキシドシンターゼ2(PTGS2)、シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)、及びグルタチオン(GSH)からなる群から選択されるマーカーのレベル又は活性を測定することをさらに含む、実施形態86に記載の方法。
(実施形態89)
前記評価するステップ(b)が、前記試験薬と接触した細胞又は組織におけるマーカーのレベル又は活性を、前記試験薬と接触していない対照細胞又は組織におけるマーカーのレベル又は活性と比較することをさらに含む、実施形態85に記載の方法。
(実施形態90)
前記評価するステップ(d)が、インビトロで、前記鉄依存性細胞分解を誘導する試験薬を免疫刺激活性について評価することを含む、実施形態85に記載の方法。
(実施形態91)
前記評価するステップ(d)が、動物における免疫応答を測定することを含む、実施形態85に記載の方法。
(実施形態92)
脂質過酸化反応、イソプロスタン、活性酸素種(ROS)、鉄、PTGS2、及びCOX-2からなる群から選択されるマーカーのレベル若しくは活性の上昇、又はGPX4、MDA、及びGSHからなる群から選択されるマーカーのレベル又は活性の低下が、前記試験薬が鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤であることを示す、実施形態85~91のいずれか一項に記載の方法。
(実施形態93)
前記候補免疫刺激剤を評価することが、前記選択された候補免疫刺激剤と接触した細胞を免疫細胞と共に培養するか、又は前記選択された候補免疫刺激剤と接触した細胞によって産生される後細胞シグナル伝達因子に免疫細胞を曝露して、前記免疫細胞のNFκB、IRF、若しくはSTINGのレベル又は活性を測定することを含む、実施形態85に記載の方法。
(実施形態94)
前記候補免疫刺激剤を評価することが、選択された候補免疫刺激剤と接触した細胞と共にT細胞を培養するか、又は選択された候補免疫刺激剤と接触した細胞によって産生される後細胞シグナル伝達因子にT細胞を曝露して、T細胞の増殖及び活性化を測定することを含む、実施形態85に記載の方法。
(実施形態95)
免疫刺激剤を同定する方法であって:
(a)細胞内で鉄依存性細胞分解を誘導するのに十分な量の鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤と細胞を接触させること;
(b)前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤との接触後に前記細胞によって産生される1つ又は複数の後細胞シグナル伝達因子を単離すること;及び
(c)前記1つ又は複数の後細胞シグナル伝達因子を、免疫応答を刺激する能力についてアッセイすることを含む、方法。
(実施形態96)
免疫応答を刺激する試験薬を選択することをさらに含む、実施形態95に記載の方法。
(実施形態97)
前記細胞内で鉄依存性細胞分解のマーカーを検出することをさらに含む、実施形態95に記載の方法。
(実施形態98)
(i)前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤との接触後に前記細胞によって産生される前記1つ又は複数の後細胞シグナル伝達因子のレベルを測定すること;
(ii)前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤との接触後に前記細胞によって産生される前記1つ又は複数の後細胞シグナル伝達因子のレベルを、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない対照細胞における前記1つ又は複数の試験薬のレベルと比較すること;及び
(iii)前記対照細胞と比較して、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤と接触した細胞においてレベルの上昇を示す後細胞シグナル伝達因子を選択して、ステップ(c)でアッセイするための前記1つ又は複数の後細胞シグナル伝達因子を生成することをさらに含む、実施形態95に記載の方法。
(実施形態99)
前記対照細胞が、鉄依存性細胞分解ではない細胞死を誘導する薬剤で処置される、実施形態98に記載の方法。
(実施形態100)
前記アッセイが、前記1つ又は複数の後細胞シグナル伝達因子を動物に投与して、前記動物の免疫応答を測定することを含む、実施形態95に記載の方法。
(実施形態101)
前記アッセイが、免疫細胞を、前記1つ又は複数の後細胞シグナル伝達因子で処置して、前記免疫細胞のNFκB活性のレベル又は活性を測定することを含む、実施形態95に記載の方法。
(実施形態102)
前記アッセイが、T細胞を、前記1つ又は複数の後細胞シグナル伝達因子で処置して、前記T細胞の活性化又は増殖を測定することを含む、実施形態95に記載の方法。
(実施形態103)
前記アッセイが、免疫細胞を前記1つ又は複数の後細胞シグナル伝達因子と接触させて、前記免疫細胞のNFκB、IRF、又はSTINGのレベル又は活性を測定することを含む、実施形態95に記載の方法。
(実施形態104)
前記免疫細胞がTHP-1細胞である、実施形態93又は103に記載の方法。

Claims (53)

  1. 免疫細胞の免疫活性を高める方法に使用するための鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤であって、前記方法が
    (i)標的細胞を、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤に接触させること、及び
    (ii)前記免疫細胞を、前記標的細胞を前記薬剤に接触させない場合の免疫細胞に対して前記免疫細胞の免疫活性を高めるのに十分な量の前記薬剤と接触させられた標的細胞に、又は前記薬剤と接触させられた標的細胞によって産生される後細胞シグナル伝達因子に曝露することを含み、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、アンチポーター系Xcの阻害剤、GPX4の阻害剤、及びスタチンからなる群から選択される、前記薬剤
  2. 免疫細胞のNFkBのレベル又は活性を高める方法に使用するための鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤であって、前記方法が
    (i)標的細胞を、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤に接触させること、及び
    (ii)前記免疫細胞を、前記標的細胞を前記薬剤に接触させない場合の免疫細胞に対して前記免疫細胞のNFkBのレベル又は活性を高めるのに十分な量の前記薬剤と接触させられた標的細胞に、又は前記薬剤と接触させられた標的細胞によって産生される後細胞シグナル伝達因子に曝露することを含み、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、アンチポーター系Xcの阻害剤、GPX4の阻害剤、及びスタチンからなる群から選択される、前記薬剤
  3. 免疫細胞のインターフェロン調節因子(IRF)又はインターフェロン遺伝子の刺激因子(STING)のレベル又は活性を高める方法に使用するための鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤であって、前記方法が
    (i)標的細胞を、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤に接触させること、及び
    (ii)前記免疫細胞を、前記標的細胞を前記薬剤に接触させない場合の免疫細胞に対して前記免疫細胞のIRF又はSTINGのレベル又は活性を高めるのに十分な量の前記薬剤と接触させられた標的細胞に、又は前記薬剤と接触させられた標的細胞によって産生される後細胞シグナル伝達因子に曝露することを含み、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、アンチポーター系Xcの阻害剤、GPX4の阻害剤、及びスタチンからなる群から選択される、前記薬剤
  4. 免疫細胞の免疫促進性サイトカインのレベル又は活性を高める方法に使用するための鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤であって、前記方法が
    (i)標的細胞を、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤に接触させること、及び
    (ii)前記免疫細胞を、前記標的細胞を前記薬剤に接触させない場合の免疫細胞に対して前記免疫細胞の免疫促進性サイトカインのレベル又は活性を高めるのに十分な量の前記薬剤と接触させられた標的細胞に、又は前記薬剤と接触させられた標的細胞によって産生される後細胞シグナル伝達因子に曝露することを含み、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、アンチポーター系Xcの阻害剤、GPX4の阻害剤、及びスタチンからなる群から選択される、前記薬剤
  5. 前記免疫細胞が、マクロファージ、単球、樹状細胞、T細胞、CD4+細胞、CD8+細胞、又はCD3+細胞である、請求項1~4のいずれか一項に記載の薬剤
  6. 前記免疫細胞がTHP-1細胞である、請求項1~4のいずれか一項に記載の薬剤
  7. 前記方法がインビトロ又はエクスビボで行われる、請求項1~のいずれか一項に記載の薬剤
  8. 前記方法がインビボで行われる、請求項1~のいずれか一項に記載の薬剤
  9. ステップ(i)がインビトロで行われ、ステップ(ii)がインビボで行われる、請求項1~のいずれか一項に記載の薬剤
  10. 細胞、組織、又は対象の免疫活性を高める方法に使用するための鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤であって、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない細胞、組織、又は対象と比較して免疫活性を高めるのに十分な量で前記薬剤前記細胞、組織、又は対象に投与される、前記薬剤
  11. 前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、前記細胞、組織、又は対象におけるNFkBのレベル又は活性、インターフェロン調節因子(IRF)又はインターフェロン遺伝子の刺激因子(STING)のレベル又は活性、マクロファージのレベル又は活性、単球のレベル又は活性、樹状細胞のレベル又は活性、T細胞のレベル又は活性、CD4+、CD8+、又はCD3+細胞のレベル又は活性、及び免疫促進性サイトカインのレベル又は活性のうちの1つ又は複数を高めるのに十分な量で投与される、請求項10に記載の薬剤
  12. 細胞、組織、又は対象のNFkBのレベル又は活性を高める方法に使用するための鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤であって、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない細胞、組織、又は対象と比較してNFkBのレベル又は活性を高めるのに十分な量で前記薬剤前記細胞、組織、又は対象に投与される、前記薬剤
  13. 前記NFkBのレベル又は活性が、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない細胞、組織、又は対象と比較して少なくとも10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、又は100%、又は少なくとも2倍、4倍、6倍、8倍、又は10倍上昇する、請求項12に記載の薬剤
  14. 細胞、組織、又は対象のインターフェロン調節因子(IRF)又はインターフェロン遺伝子の刺激因子(STING)のレベル又は活性を高める方法に使用するための鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤であって、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない細胞、組織、又は対象と比較してIRF又はSTINGのレベル又は活性を高めるのに十分な量で前記薬剤前記細胞、組織、又は対象に投与される、前記薬剤
  15. 前記IRF又はSTINGのレベル又は活性が、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない細胞、組織、又は対象と比較して少なくとも10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、又は100%、又は少なくとも2倍、4倍、6倍、8倍、又は10倍上昇する、請求項14に記載の薬剤
  16. 組織又は対象のマクロファージ、単球、樹状細胞、又はT細胞のレベル又は活性を高める方法に使用するための鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤であって、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない組織又は対象と比較してマクロファージ、単球、樹状細胞、又はT細胞のレベル又は活性を高めるのに十分な量で前記薬剤前記組織又は対象に投与される、前記薬剤
  17. 前記マクロファージ、単球、樹状細胞、又はT細胞のレベル又は活性が、前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない組織又は対象と比較して少なくとも10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、又は100%、又は少なくとも2倍、4倍、6倍、8倍、又は10倍上昇する、請求項16に記載の薬剤
  18. 組織又は対象のCD4+、CD8+、又はCD3+細胞のレベル又は活性を高める方法に使用するための鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤であって、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない組織又は対象と比較してCD4+、CD8+、又はCD3+細胞のレベル又は活性を高めるのに十分な量で前記薬剤前記組織又は対象に投与される、前記薬剤
  19. 細胞、組織、又は対象の免疫促進性サイトカインのレベル又は活性を高める方法に使用するための鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤であって、鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤で処置されていない細胞、組織、又は対象と比較して免疫促進性サイトカインのレベル又は活性を高めるのに十分な量で前記薬剤前記細胞、組織、又は対象に投与される、前記薬剤
  20. 前記薬剤が前記細胞、組織、又は対象に投与される前に、NFkBのレベル又は活性;マクロファージのレベル又は活性;単球のレベル又は活性;樹状細胞のレベル又は活性;CD4+細胞、CD8+細胞、又はCD3+細胞のレベル又は活性;T細胞のレベル又は活性;及び免疫促進性サイトカインのレベル又は活性のうちの1つ又は複数について前記細胞、組織、又は対象評価される、請求項1~19のいずれか一項に記載の薬剤
  21. 前記薬剤が前記細胞、組織、又は対象に投与された後に、NFkBのレベル又は活性;マクロファージのレベル又は活性;単球のレベル又は活性;樹状細胞のレベル又は活性;CD4+細胞、CD8+細胞、又はCD3+細胞のレベル又は活性;T細胞のレベル又は活性;及び免疫促進性サイトカインのレベル又は活性のうちの1つ又は複数について前記細胞、組織、又は対象評価される、請求項1~19のいずれか一項に記載の薬剤
  22. 前記免疫促進性サイトカインが、IFN-α、IL-1、IL-12、IL-18、IL-2、IL-15、IL-4、IL-6、TNF-α、IL-17、及びGMCSFから選択される、請求項4及び1921のいずれか一項に記載の薬剤
  23. 免疫活性の上昇を必要とする対象を処置する方法に使用するための鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤であって、前記対象の免疫活性を高めるのに十分な量で前記薬剤対象に投与される、前記薬剤
  24. 前記対象が、感染症に罹患している、請求項1023のいずれか一項に記載の薬剤
  25. 前記感染症が慢性感染症である、請求項24に記載の薬剤
  26. 前記慢性感染症が、HIV感染症、HCV感染症、HBV感染症、HPV感染症、B型肝炎感染症、C型肝炎感染症、EBV感染症、CMV感染症、TB感染症、及び寄生虫による感染症から選択される、請求項25に記載の薬剤
  27. 前記細胞又は組織が、癌細胞又は癌性組織である、請求項1~22のいずれか一項に記載の薬剤
  28. 前記対象が癌に罹患している、請求項1023のいずれか一項に記載の薬剤
  29. 前記鉄依存性細胞分解がフェロトーシスである、請求項1~28のいずれか一項に記載の薬剤
  30. それを必要とする対象の癌を処置する方法に使用するための鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤であって、免疫療法剤と組み合わせて前記薬剤が前記対象に投与される、前記薬剤
  31. 前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、前記対象の免疫応答を高めるのに有効な量で対象に投与される、請求項30に記載の薬剤
  32. 前記免疫療法剤が、トール様受容体(TLR)アゴニスト、細胞ベースの治療法、サイトカイン、癌ワクチン、及び免疫チェックポイント分子の免疫チェックポイントモジュレーターからなる群から選択される、請求項30に記載の薬剤
  33. 前記免疫チェックポイント分子が、CD27、CD28、CD40、CD122、OX40、GITR、ICOS、4-1BB、ADORA2A、B7-H3、B7-H4、BTLA、CTLA-4、IDO、KIR、LAG-3、PD-1、PD-L1、PD-L2、TIM-3、及びVISTAから選択される、請求項32に記載の薬剤
  34. 前記免疫チェックポイント分子が、刺激性免疫チェックポイント分子であり、前記免疫チェックポイントモジュレーターが、刺激性免疫チェックポイント分子のアゴニストである、請求項32に記載の薬剤
  35. 前記免疫チェックポイント分子が、抑制性免疫チェックポイント分子であり、前記免疫チェックポイントモジュレーターが、抑制性免疫チェックポイント分子のアンタゴニストである、請求項32に記載の薬剤
  36. 前記免疫チェックポイントモジュレーターが、小分子、阻害性RNA、アンチセンス分子、及び免疫チェックポイント分子結合タンパク質から選択される、請求項3235のいずれか一項に記載の薬剤
  37. a)前記免疫チェックポイント分子がPD-1であり、前記免疫チェックポイントモジュレーターがPD-1阻害剤である、
    b)前記免疫チェックポイント分子がPD-L1であり、前記免疫チェックポイントモジュレーターがPD-L1阻害剤である、又は
    c)前記免疫チェックポイント分子がCTLA-4であり、前記免疫チェックポイントモジュレーターがCTLA-4阻害剤である、
    請求項32に記載の薬剤
  38. a)前記PD-1阻害剤が、ペンブロリズマブ、ニボルマブ、ピジリズマブ、SHR-1210、MEDI0680R01、BBg-A317、TSR-042、REGN2810、及びPF-06801591から選択される、
    b)前記PD-L1阻害剤が、デュルバルマブ、アテゾリズマブ、アベルマブ、MDX-1105、AMP-224、及びLY3300054から選択される、又は
    c)前記CTLA-4阻害剤が、イピリムマブ、トレメリムマブ、JMW-3B3、及びAGEN1884から選択される、
    請求項37に記載の薬剤
  39. 前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、前記免疫療法剤の投与前又は投与と同時に投与される、請求項3038のいずれか一項に記載の薬剤
  40. 前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、前記免疫療法剤の投与後に投与される、請求項3038のいずれか一項に記載の薬剤
  41. 処置に対する前記癌の応答が、前記免疫療法剤のみによる処置と比較して改善されている、請求項3040のいずれか一項に記載の薬剤
  42. 前記応答が、前記免疫療法剤のみによる処置と比較して少なくとも5%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、又は少なくとも80%改善されている、請求項41に記載の薬剤
  43. 前記応答が、腫瘍量の減少、腫瘍サイズの減少、腫瘍増殖の阻害、処置前の進行性癌を有する対象における癌の安定化の達成、癌が進行するまでの時間の延長、及び生存期間の延長のうちのいずれか1つ又は複数を含む、請求項41又は42に記載の薬剤
  44. 前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤と前記免疫療法剤が相乗的に作用する、請求項3043のいずれか一項に記載の薬剤
  45. 前記癌が、免疫チェックポイント療法に応答する癌である、請求項3044のいずれか一項に記載の薬剤
  46. 前記癌が、癌腫、肉腫、リンパ腫、黒色腫、及び白血病から選択される、請求項3045のいずれか一項に記載の薬剤
  47. 前記癌が、黒色腫、腎細胞癌、非小細胞肺癌、非扁平上皮肺癌、尿路上皮癌、ホジキンリンパ腫、頭頸部扁平上皮癌、肝細胞癌、大腸癌、胃腺癌、胃食道接合部腺癌、及びメルケル細胞癌から選択される、請求項28及び3045のいずれか一項に記載の薬剤
  48. 前記癌が腎細胞癌である、請求項28及び3045のいずれか一項に記載の薬剤
  49. 前記対象がヒトである、請求項1048のいずれか一項に記載の薬剤
  50. 前記鉄依存性細胞分解を誘導する薬剤が、アンチポーター系Xcの阻害剤、GPX4の阻害剤、及びスタチンからなる群から選択される、請求項1049のいずれか一項に記載の薬剤
  51. 前記アンチポーター系Xcの阻害剤が、エラスチン又はその誘導体又は類似体である、請求項1~9及び50に記載の薬剤
  52. a)前記エラスチン又はその誘導体又は類似体が:
    Figure 2019241730000001
    の式又はその薬学的に許容される塩又はエステルを有し、式中、
    は、H、C1~4アルキル、C1~4アルコキシ、ヒドロキシ、及びハロゲンからなる群から選択され;
    は、H、ハロ、及びC1~4アルキルからなる群から選択され;
    は、H、C1~4アルキル、C1~4アルコキシ、5~7員ヘテロシクロアルキル、及び5~6員ヘテロアリールからなる群から選択され;
    は、H及びC1~4アルキルからなる群から選択され;
    はハロであり;
    Figure 2019241730000002
    は、任意選択により=Oで置換され;且つ
    nは0~4までの整数である;
    b)前記エラスチンの類似体がPE又はIKEである;又は
    c)前記GPX4の阻害剤が、(1S,3R)-RSL3又はその誘導体又は類似体、ML162、DPI化合物7、DPI化合物10、DPI化合物12、DPI化合物13、DPI化合物17、DPI化合物18、DPI化合物19、FIN56、及びFINO2からなる群から選択される;
    請求項51に記載の薬剤
  53. a)前記RSL3誘導体又は類似体が、構造式(I):
    Figure 2019241730000003
    によって表される化合物、又はそのエナンチオマー、光学異性体、ジアステレオマー、N-オキシド、結晶形態、水和物、又は薬学的に許容される塩であり、式中、
    、R、R、及びRは独立に、H、C1~8アルキル、C1~8アルコキシ、C1~8アラルキル、3~8員炭素環、3~8員複素環、3~8員アリール、又は3~8員ヘテロアリール、アシル、アルキルスルホニル、及びアリールスルホニルから選択され、各アルキル、アルコキシ、アラルキル、炭素環、複素環、アリール、ヘテロアリール、アシル、アルキルスルホニル、及びアリールスルホニルは、任意選択により少なくとも1つの置換基で置換され;
    及びRは独立に、H1~8アルキル、C1~8アルコキシ、3~8員炭素環、3~8員複素環、3~8員アリール、又は3~8員ヘテロアリール、カルボキシレート、エステル、アミド、炭水化物、アミノ酸、アシル、アルコキシ置換アシル、アルジトール、NR、OC(RCOOH、SC(RCOOH、NHCHRCOOH、COR、CO、硫酸塩、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン酸塩、スルホン、チオアルキル、チオエステル、及びチオエーテルから選択され、各アルキル、アルコキシ、炭素環、複素環、アリール、ヘテロアリール、カルボキシレート、エステル、アミド、炭水化物、アミノ酸、アシル、アルコキシ置換アシル、アルジトール、NR、OC(RCOOH、SC(RCOOH、NHCHRCOOH、COR、CO、硫酸塩、スルホンアミド、スルホキシド、スルホン酸塩、スルホン、チオアルキル、チオエステル、及びチオエーテルは、任意選択により少なくとも1つの置換基で置換され;
    は、H、C1~8アルキル、炭素環、アリール、ヘテロアリール、複素環、アルキルアリール、アルキルヘテロアリール、及びアルキル複素環から選択され、各アルキル、炭素環、アリール、ヘテロアリール、複素環、アルキルアリール、アルキルヘテロアリール、及びアルキル複素環は、任意選択により少なくとも1つの置換基で置換することができ;
    は、H、C1~8アルキル、C1~8アルケニル、C1~8アルキニル、アリール、炭素環、ヘテロアリール、複素環、アルキルアリール、アルキルヘテロアリール、アルキル複素環、及びヘテロ芳香族から選択され、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、炭素環、ヘテロアリール、複素環、アルキルアリール、アルキルヘテロアリール、アルキル複素環、及びヘテロ芳香族は、任意選択により少なくとも1つの置換基で置換することができ;且つ
    Xは、それが結合している環上の0~4個の置換基である
    b)前記RSL3誘導体又は類似体が、構造式(II):
    Figure 2019241730000004
    によって表される化合物又はそのN-オキシド、結晶形態、水和物、又は薬学的に許容される塩であり;
    式中:
    は、H、OH、及び-(OCH CH OHからなる群から選択され;
    Xは、1~6の整数であり;且つ
    、R '、R 、及びR 'は独立に、H、C 3~8 シクロアルキル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、又はR 及びR 'は共に結合し、ピリジニル又はピラニルを形成することができ、且つR 及びR 'は共に結合し、ピリジニル又はピラニルを形成することができる;又は
    c)前記RSL3誘導体又は類似体が、構造式(III):
    Figure 2019241730000005
    によって表される化合物又はその立体異性体、又はその薬学的に許容される塩であり;式中:
    nは、2、3、又は4であり;Rは、置換若しくは非置換C ~C アルキル基、置換若しくは非置換C ~C 10 シクロアルキル基、置換若しくは非置換C ~C ヘテロシクロアルキル基、置換若しくは非置換C ~C 10 芳香環基、又は置換若しくは非置換C ~C ヘテロアリール環基であり;置換は、各基の1つ又は複数の水素原子が:ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C ~C アルキル、ハロゲン化C ~C アルキル、C ~C アルコキシ、ハロゲン化C ~C アルコキシ、COOH(カルボキシ)、COOC ~C アルキル、OCOC ~C アルキルからなる群から選択される基によって置換されることを意味する;
    請求項52に記載の薬剤
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