JPWO2018105612A1 - 防振パレットおよびガラス梱包体 - Google Patents
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Abstract
無機脆性材料を含む荷物(5)を輸送するための防振パレット(1)であって、荷物(5)が収納される荷台部(2)と、荷台部(2)の下面に配置された防振器(3)と、防振器(3)を介して荷台部(2)を保持する基台部(4)とを備え、防振器(3)が、中心軸(X)が横を向くように配置された螺旋状弾性体(31)と、螺旋状弾性体(31)を螺旋状に巻回された状態で保持する保持具(32,33)とを有する。
Description
本発明は、防振パレットおよびガラス梱包体に関する。
精密機器等の荷物を輸送するための防振パレットとしては、荷物が収納される荷台部と、荷台部の下面に配置された防振器と、防振器を介して荷台部を保持する基台部とを備えたものがある。
防振パレットの防振器としては、例えば、特許文献1に開示されているように、中心軸が縦を向くように配置されたコイルばねを有するものが広く用いられている。この種の防振器(以下、倒立ばね(縦ばね)式防振器ともいう)は、コイルばねの縦たわみで縦方向(例えば、鉛直方向)の衝撃を吸収し、コイルばねの横たわみで横方向(例えば、水平方向)の衝撃を吸収する。
ところで、ガラス板などの無機脆性材料を含む荷物を輸送する場合にも、倒立ばね式防振器を備えた防振パレットが用いられる場合があるが、次のような問題が生じ得る。
すなわち、コイルばねの構造上、縦たわみに伴う伸縮変形は比較的滑らかに生じる。そのため、縦方向の衝撃入力時には、コイルばねの縦たわみによって衝撃を効果的に吸収できる。一方、横方向の衝撃入力時には、コイルばねの横たわみによって衝撃を吸収することになるが、横たわみでは、コイルばねの曲げ変形が支配的になるとともに、せん断変形のような変形要素も加わる。これらの横方向の変形はコイルばねの伸縮裕度の範囲で生じ得る。しかし、輸送時の荷物などによる縦方向負荷でコイルばねに圧縮が既に生じている状態では、伸縮裕度の余地が少なく、横方向の変形は阻害されてしまう。したがって、輸送時のあらゆる方向からの同時発生的な衝撃入力に対して十分な衝撃吸収効果を発揮することが難しく、荷物に含まれる無機脆性材料が破損するおそれがある。なお、無機脆性材料の破損には、例えば、割れ、欠け、ひびなどがある。
また、横たわみで支配的な曲げ変形は荷台部を傾かせる原因になるため、横方向の衝撃吸収時には荷物の揺れを招きやすい。この揺れは、振り子のような動きを伴う横揺れであり、特に荷物上部で大きくなる。しかも、この横揺れは輸送中の荷物の重心位置の連続的な変化を伴うので、荷物の継続的な振動を誘発するおそれがある。したがって、このような継続的な荷物の振動によっても、荷物に含まれる無機脆性材料が破損するおそれがある。
本発明は、輸送時の無機脆性材料の破損を確実に防止し得る防振パレットを提供することを技術的課題とする。
上記の課題を解決するために創案された本発明に係る防振パレットは、無機脆性材料を含む荷物を輸送するための防振パレットであって、荷物が収納される荷台部と、荷台部の下面に配置された防振器と、防振器を介して荷台部を保持する基台部とを備え、防振器が、中心軸が横を向くように配置された螺旋状弾性体と、螺旋状弾性体を保持する保持具とを備えていることを特徴とする。
このような構成によれば、第一に、外部からの衝撃入力に対して防振器の螺旋状弾性体が柔軟に変形するため、あらゆる方向からの同時発生的な衝撃入力を十分に吸収することができる。詳細には、螺旋状弾性体において、縦方向衝撃を吸収する変形(圧縮変形)と、横方向衝撃を吸収する変形(せん断又はロール変形)とが異なる要素の変形となる。すなわち、縦方向衝撃を吸収する変形と、横方向衝撃を吸収する変形は、互いに独立して生じ得るため、同時にこれらの変形が生じても各変形が互いに阻害し合うことがない。そのため、上述のように、あらゆる方向からの同時発生的な衝撃入力を十分に吸収することができる。第二に、横方向衝撃を吸収する際に、振り子のような横揺れが生じにくいため、荷台部が傾きにくい。そのため、荷物に揺れに伴う不当な振動が生じにくくなる。したがって、上記の衝撃吸収効果と振動防止効果により、輸送時の無機脆性材料の破損を確実に防止することが可能となる。
上記の構成において、螺旋状弾性体が、金属製ワイヤーロープであることが好ましい。このようにすれば、螺旋状弾性体の変形時に、金属製ワイヤーロープを構成する金属線同士の摩擦や編み込みの崩れなどで変形に対する抵抗が生まれる。その結果、螺旋状弾性体の変形状態の連続的な変化を適度に減衰させることができる。この減衰効果によって衝撃入力による振動発生を速やかに収束させることができる。
上記の構成において、螺旋状弾性体が、ゴム材に埋設されていてもよい。このようにすれば、螺旋状弾性体の変形時に、螺旋状弾性体の変形を大きく阻害することなく螺旋状弾性体の変形状態の連続的な変化を適度に減衰させることができる。この減衰効果によって衝撃入力による振動発生を速やかに収束させることができる。また、螺旋状弾性体がゴム材によって保護されるので、例えばフォークリフトの爪などが接触したときであっても、螺旋状弾性体の損傷を防ぐことができる。
上記の構成において、荷台部が平面視で矩形状をなすとともに、防振器が荷台部の少なくとも四隅に配置されており、四隅の各々に配置された防振器の螺旋状弾性体の中心軸が、その配置された隅を構成する荷台部の隣接二辺のそれぞれに対して傾斜していることが好ましい。このようにすれば、あらゆる方向への変位が集中しやすい荷台部の四隅において、衝撃吸収の自由度を高めることができる。
上記の構成において、四隅の各々に配置された防振器の螺旋状弾性体の中心軸が、その配置された隅を構成する荷台部の隣接二辺のなす角の二等分線に沿っていることが好ましい。
上記の構成において、四隅の各々に配置された防振器の螺旋状弾性体の中心軸が、その配置された隅を構成する荷台部の隣接二辺のなす角の二等分線に直交する線に沿っていることが好ましい。
上記の構成において、無機脆性材料は、ガラス材又はセラミックス材であってもよい。
上記の防振パレットに、荷物としてガラス板を縦姿勢で複数枚積層したものを載置し、ガラス板梱包体としてもよい。
以上のように本発明によれば、輸送時の無機脆性材料の破損を確実に防止することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1A,Bに示すように、本実施形態に係る防振パレット1は、荷台部2と、荷台部2の下面に配置された防振器3と、防振器3を介して荷台部2を保持する基台部4とを備える。
荷台部2の上面には、無機脆性材料を含む荷物5が収納される。荷台部2は、枠体21と、枠体21間に縦横に架設された支持桟22とを備える。枠体21及び支持桟22は、金属製(好ましくはステレンレス製)である。
基台部4の下面は、床面やトラックの荷台などに載置される。基台部4は、荷台部2と同様に、金属製の枠体及び支持桟を備える。
図2に示すように、防振器3は、中心軸Xが横(好ましくは水平方向)を向くように配置された螺旋状弾性体31と、螺旋状弾性体31を保持する一対の保持具32,33とを備え、全体として略円筒状をなす。防振器3は、荷台部2及び基台部4の枠体や支持桟に対応する位置に配置される。
螺旋状弾性体31は、ゴム材を含む樹脂材などであってもよいが、本実施形態では、細い金属線(例えば鋼鉄やステンレスなど)を撚り合せること、及び/又は、編み込むことで形成された金属製ワイヤーロープ(金属材)である。特に、金属材は、耐久性や耐環境性の観点から、ステンレス材であることが好ましい。
詳細には、螺旋状弾性体31は、その中間部に二つに折り曲げられた折り曲げ部31aを有する金属製ワイヤーロープが同一中心軸で逆巻きの螺旋を描いて互いに異なる端部に向かって巻回されたものである。すなわち、螺旋状弾性体31は、折り曲げ部31aを境界として、右巻き部31bと左巻き部31cとを有する。各保持具32,33は、長尺な板材であり、その長手方向に間隔を置いて螺旋状弾性体31を挿通するための複数の貫通孔32a,33aを有する。螺旋状弾性体31は、保持具32と保持具33の各貫通孔32a,33aに交互に挿通され、螺旋状に巻回された状態を維持する。各保持具32,33は、螺旋状弾性体31の中心軸Xと平行で、かつ、中心軸Xを挟んで上下方向に対向するように配置される。すなわち、本実施形態では、防振器3の長手方向が、螺旋状弾性体31の中心軸Xの方向と一致する。
また、各保持具32,33は、取付穴32b,33bを有しており、この取付穴32b,33bにネジなどの固定部材が挿通される。これにより、防振器3が荷台部2及び基台部4に着脱可能に取り付けられる。このように防振器3を着脱可能な構成とすることで、荷物5の重量などに応じて、防振器3の数や取付位置を簡単に調整することができる。なお、防振器3は、溶接等により固定された着脱不能な構成であってもよい。
このように構成された防振器3は、縦方向衝撃を吸収する変形(例えば、図3Aに示すような圧縮変形)と、横方向衝撃を吸収する変形(例えば、図3Bに示すようなせん断変形又は図3Cに示すようなロール変形)とが異なる要素の変形となる。そのため、横方向衝撃を吸収する変形と縦方向衝撃を吸収する変形が同時に生じても、各変形が互いに阻害し合うことがなく、あらゆる方向からの同時発生的な衝撃入力を十分に吸収できるという利点がある。また、横方向衝撃を吸収する際に、振り子のような横揺れが生じにくく、荷台部2の上面が傾きにくいという利点もある。
再び図1Bに戻って説明すると、防振器3は、荷台部2及び基台部4の枠体や支持桟に対応する位置に四つ以上配置することが好ましい。この場合、荷台部2の四隅のそれぞれに防振器3を配置することが好ましい。四隅の各々に配置された防振器3の螺旋状弾性体31の中心軸Xは、その配置された隅を構成する荷台部2の隣接二辺のそれぞれに対して傾斜していることが好ましい。この場合、例えば、四隅に配置された防振器3を荷台部2の中心に対して放射状又は同心円状に配置する。ここで、本実施形態に係る防振パレットでは、例えば、荷台部2の四隅と荷物5の四隅が一致するように、荷物5が収納される。
図1Bでは、隅に配置された防振器3の螺旋状弾性体31の中心軸Xが、その隅を構成する荷台部2の隣接二辺のなす角の二等分線に直交する線に沿っている。ここで、「二等分線に直交する線に沿う」とは、二等分線と直交する線に完全に一致する場合の他、二等分線に直交する線と実質的に平行とみなすことができる場合をも含む概念である。この場合、螺旋状弾性体31の中心軸Xの傾斜角θは、125〜145°であることが好ましく、特に135°であることが好ましい。
また、隅に配置された防振器3の螺旋状弾性体31の中心軸Xは、その隅を構成する荷台部2の隣接二辺のなす角の二等分線に沿っていてもよい。ここで、「二等分線に沿う」とは、二等分線に完全に一致する場合の他、二等分線と実質的に平行とみなすことができる場合をも含む概念である。この場合、螺旋状弾性体31の中心軸Xの傾斜角θは、35〜55°であることが好ましく、特に45°であることが好ましい。
以上のように構成された防振パレット1には、例えば図4及び図5に示すように、荷物5が収納される。これにより、防振パレット1と荷物5とを備える梱包体が形成される。
図4の梱包体では、荷物5として、縦置き用保持台51の上に、ガラス材であるガラス板52を縦姿勢(水平方向に対して45°〜80°の傾斜姿勢が好ましく、60°〜75°がより好ましい)で積層したものが保持固定されている。保持台51は、縦姿勢のガラス板52の積層体の底面を支持する底面支持部51aと、その積層体の背面を支持する背面支持部51bとを備えている。そして、図示は省略するが、例えば、積層体の最前面に押え板を配置すると共に、この押え板の上に積層体の幅方向(例えば、水平方向)の両側に食み出す押えバーを配置し、押えバーの両端部を締結部材によって背面支持部51b側に引き込むように締め付けることで、積層体が保持台51に固定される。積層体の幅方向の移動を規制するために、積層体の側面を押圧する押え部材を配置してもよい。防振パレット1と保持台51の固定方法としては、例えば、防振パレット1の荷台部2の上面の四隅等に凸部を設けると共に、保持台51の底面支持部51aの底面の四隅等に凹部を設け、これらの凹凸部の嵌め合わせにより固定する方法が挙げられる。もちろん、凹凸部の嵌め合わせに際し、防振パレット1の荷台部2に凹部、保持台51の底面支持部51aに凸部を設けてもよい。このような凹凸部の嵌め合わせによる固定方法であれば、防振パレット1に対する保持台51の着脱が容易となる。なお、積層体と保持台51の固定方法や防振パレット1と保持台51の固定方法は、特に限定されず、任意の固定方法を採用することができる。
また、図5の梱包体では、荷物5として、横置き用保持台53の上に、ガラス材であるガラス板54を横姿勢(0°(水平姿勢)〜30°が好ましく、0°〜15°がより好ましい)で積層したものが保持固定されている。保持台53は、横姿勢のガラス板54の積層体の底面を支持する底面支持部53aを備えている。そして、図示は省略するが、例えば、積層体の最前面(最上面)に押え板を配置すると共に、この押え板の上に積層体の両側に食み出す押えバーを配置し、押えバーの両端部を締結部材によって底面支持部53a側に引き込むように締め付けることで、積層体が保持台53に固定される。積層体の横ずれを規制するために、積層体の側面を押圧する押え部材を配置してもよい。押え部材は、例えば、積層体の四方を取り囲むように点在して複数配置される。防振パレット1と保持台53の固定方法としては、例えば、上記の縦置き用保持台51で例示した凹凸部の嵌め合わせにより固定する方法を同様に適用することができる。なお、積層体と保持台53の固定方法や防振パレット1と保持台53の固定方法は、特に限定されず、任意の固定方法を採用することができる。
ここで、これらの積層体の場合、ガラス板52,54の各相互間には、紙(合紙)や発泡樹脂シートなどの保護シート(不図示)を挟むことが好ましい。荷台部2の大きさは特に限定されるものではないが、本実施形態では、荷物5の底面の大きさと実質的に同じである。なお、ガラス材には、ガラス板以外にも、長尺なガラスフィルムをロール状に巻き取ったガラスロールや、ガラス管などが含まれる。また、図示は省略するが、防振パレット1には、任意の無機脆性材料を荷物として積載してよく、例えば、溶融設備を構成するための耐火物や、溶融ガラスを成形するためのセラミックス製成形体等が収納される場合もある。
(実施例1)
(1)荷物
荷物は、保持台に液晶ディスプレイ用ガラス基板を水平に対して72度の傾斜姿勢で積層したものである(図4を参照)。荷物の大きさは、縦1050mm、横1950mm、高さ1800mmであり、その重さは、2000kgである。
(2)防振パレット
図6に示すように、防振パレット1の防振器3として、ステンレス製ワイヤーロープからなる螺旋形状弾性体を備えたワイヤーロープ防振器(エニダイン社製)を用いる。なお、図6〜図8では、荷台部2および防振器3の構成を簡略化して図示している。防振器3は四つ使用し、一個当たり約500kg重の負荷重量とする。防振器3は、上記荷物の底面と実質的に同じ大きさ(縦1050mm、横1950mm)を有する荷台部2の四隅に配置される。各防振器3の荷台部2の長辺に対する傾斜角は135°である。また、荷物と防振パレット1からなる振動系の固有振動数を5Hzに設定し、外部からの衝撃入力による振動の7Hz以上を吸収する設計とする。一般に、輸送衝撃の主たる振動の周波数は10Hz以上であるので、7Hz以上を吸収する設計とすることで、良好な防振特性を得ることができる。
(1)荷物
荷物は、保持台に液晶ディスプレイ用ガラス基板を水平に対して72度の傾斜姿勢で積層したものである(図4を参照)。荷物の大きさは、縦1050mm、横1950mm、高さ1800mmであり、その重さは、2000kgである。
(2)防振パレット
図6に示すように、防振パレット1の防振器3として、ステンレス製ワイヤーロープからなる螺旋形状弾性体を備えたワイヤーロープ防振器(エニダイン社製)を用いる。なお、図6〜図8では、荷台部2および防振器3の構成を簡略化して図示している。防振器3は四つ使用し、一個当たり約500kg重の負荷重量とする。防振器3は、上記荷物の底面と実質的に同じ大きさ(縦1050mm、横1950mm)を有する荷台部2の四隅に配置される。各防振器3の荷台部2の長辺に対する傾斜角は135°である。また、荷物と防振パレット1からなる振動系の固有振動数を5Hzに設定し、外部からの衝撃入力による振動の7Hz以上を吸収する設計とする。一般に、輸送衝撃の主たる振動の周波数は10Hz以上であるので、7Hz以上を吸収する設計とすることで、良好な防振特性を得ることができる。
(実施例2)
(1)荷物
荷物は、保持台に液晶ディスプレイ用ガラス基板を水平姿勢で積層したものである(図5を参照)。荷物の大きさは、縦2300mm、横2900mm、高さ700mmであり、その重さは、2200kgである。
(2)防振パレット
図7に示すように、防振パレット1の防振器3としては、実施例1と同種のワイヤーロープ防振器を用いる。防振器3は十個使用し、一個当たり約220kg重の負荷重量とする。防振器3のうち四個は、荷物の底面と実質的に同じ大きさ(縦2300mm、横2900mm)を有する荷台部2の四隅に、荷台部2の長辺に対する傾斜角135°で配置される。残り六個の防振器3のうち、二個は荷台部2の各長辺の中央に一つずつ配置され、四個は荷台部2の中央付近に対称配置される。荷台部2の長辺の中央に配置された防振器3は、荷台部2の長辺と平行であり、荷台部2の中央付近に配置された防振器3は、荷台部2の短辺と平行である。このように防振器3を配置することで、荷物中央部のたわみによる沈み込みを防ぎ、すべての防振器3の沈下量を均等にすることができる。沈下量が均等な防振器群は、一つのばね定数を有する防振器のように機能し、良好な防振特性を発揮する。なお、実施例1と同様に、荷物と防振パレット1からなる振動系の固有振動数を5Hzに設定し、外部からの衝撃入力による振動の7Hz以上を吸収する設計とする。
(1)荷物
荷物は、保持台に液晶ディスプレイ用ガラス基板を水平姿勢で積層したものである(図5を参照)。荷物の大きさは、縦2300mm、横2900mm、高さ700mmであり、その重さは、2200kgである。
(2)防振パレット
図7に示すように、防振パレット1の防振器3としては、実施例1と同種のワイヤーロープ防振器を用いる。防振器3は十個使用し、一個当たり約220kg重の負荷重量とする。防振器3のうち四個は、荷物の底面と実質的に同じ大きさ(縦2300mm、横2900mm)を有する荷台部2の四隅に、荷台部2の長辺に対する傾斜角135°で配置される。残り六個の防振器3のうち、二個は荷台部2の各長辺の中央に一つずつ配置され、四個は荷台部2の中央付近に対称配置される。荷台部2の長辺の中央に配置された防振器3は、荷台部2の長辺と平行であり、荷台部2の中央付近に配置された防振器3は、荷台部2の短辺と平行である。このように防振器3を配置することで、荷物中央部のたわみによる沈み込みを防ぎ、すべての防振器3の沈下量を均等にすることができる。沈下量が均等な防振器群は、一つのばね定数を有する防振器のように機能し、良好な防振特性を発揮する。なお、実施例1と同様に、荷物と防振パレット1からなる振動系の固有振動数を5Hzに設定し、外部からの衝撃入力による振動の7Hz以上を吸収する設計とする。
(実施例3)
(1)荷物
荷物は、実施例1と同様である。
(2)防振パレット
図8に示すように、防振パレット1の防振器3としては、実施例1及び2と同種のワイヤーロープ防振器を用いる。防振器3は七個使用し、一個当たり約290kg重の負荷重量とする。防振器3のうち四個は、荷物の底面と実質的に同じ大きさ(縦1050mm、横1950mm)を有する荷台部2の四隅に、荷台部2の長辺に対する傾斜角135°で配置される。残り三個の防振器3のうち、二個は荷台部2の各長辺の中央に一つずつ配置され、一個は荷台部2の支持面の中央に配置される。荷台部2の長辺の中央に配置された防振器3は、荷台部2の長辺と平行であり、荷台部2の支持面の中央に配置された防振器3は、荷台部2の短辺と平行である。このように防振器3を配置することで、荷物中央部のたわみによる沈み込みを防ぐことができる。なお、実施例1及び2と同様に、荷物と防振パレット1からなる振動系の固有振動数を5Hzに設定し、外部からの衝撃入力による振動の7Hz以上を吸収する設計とする。
(1)荷物
荷物は、実施例1と同様である。
(2)防振パレット
図8に示すように、防振パレット1の防振器3としては、実施例1及び2と同種のワイヤーロープ防振器を用いる。防振器3は七個使用し、一個当たり約290kg重の負荷重量とする。防振器3のうち四個は、荷物の底面と実質的に同じ大きさ(縦1050mm、横1950mm)を有する荷台部2の四隅に、荷台部2の長辺に対する傾斜角135°で配置される。残り三個の防振器3のうち、二個は荷台部2の各長辺の中央に一つずつ配置され、一個は荷台部2の支持面の中央に配置される。荷台部2の長辺の中央に配置された防振器3は、荷台部2の長辺と平行であり、荷台部2の支持面の中央に配置された防振器3は、荷台部2の短辺と平行である。このように防振器3を配置することで、荷物中央部のたわみによる沈み込みを防ぐことができる。なお、実施例1及び2と同様に、荷物と防振パレット1からなる振動系の固有振動数を5Hzに設定し、外部からの衝撃入力による振動の7Hz以上を吸収する設計とする。
(比較例)
(1)荷物
荷物は、実施例1及び3と同様である。
(2)防振パレット
防振パレットの防振器として、倒立ばね式の防振器を用いる。防振器は七個使用し、一個当たり約290kg重の負荷重量とする。防振器のうち四個は、荷物の底面と実質的に同じ大きさ(縦1050mm、横1950mm)を有する荷台部の四隅に配置される。残り三個の防振器のうち、二個は荷台部の各長辺の中央に一つずつ配置され、一個は荷台部の支持面の中央に配置される。比較例では、実施例1〜3とは異なり、平面視における防振器の向きに特に指定はない。なお、実施例1〜3と同様に、荷物と防振パレットからなる振動系の固有振動数を5Hzに設定し、外部からの衝撃入力による振動の7Hz以上を吸収する設計とする。
(1)荷物
荷物は、実施例1及び3と同様である。
(2)防振パレット
防振パレットの防振器として、倒立ばね式の防振器を用いる。防振器は七個使用し、一個当たり約290kg重の負荷重量とする。防振器のうち四個は、荷物の底面と実質的に同じ大きさ(縦1050mm、横1950mm)を有する荷台部の四隅に配置される。残り三個の防振器のうち、二個は荷台部の各長辺の中央に一つずつ配置され、一個は荷台部の支持面の中央に配置される。比較例では、実施例1〜3とは異なり、平面視における防振器の向きに特に指定はない。なお、実施例1〜3と同様に、荷物と防振パレットからなる振動系の固有振動数を5Hzに設定し、外部からの衝撃入力による振動の7Hz以上を吸収する設計とする。
次に、上記の比較例及び実施例3のそれぞれにつき、輸送時の入力衝撃及び防振結果を図9A,B,C〜図14A,B,Cに示す。図9A,B,C〜図14A,B,Cの各グラフにおいて縦軸は加速度、横軸は時間を各々示す。図9A,B,Cは比較例の入力衝撃であり、図10A,B,C〜図11A,B,Cは比較例の防振結果である。また、図12A,B,Cは実施例3の入力衝撃であり、図13A,B,C〜図14A,B,Cは実施例3の防振結果である。これらの結果は次のような試験によって得られたものである。
まず、上記の比較例及び実施例3のそれぞれにつき、トラックで約1時間の輸送を行う。この際、三軸加速度計により輸送中の衝撃加速度を測定する。加速度計は、荷物近傍のトラックの荷台、荷物下部および荷物上部にそれぞれ取り付ける。そして、トラックの荷台に取り付けた加速度計の測定結果を入力衝撃、荷物下部と荷物上部のそれぞれに取り付けた加速度計の測定結果を防振結果とした。荷物下部と荷物上部のそれぞれに加速度計を取り付けた理由は、荷物下部と荷物上部の振動挙動の差を確認するためである。なお、図中において、前後、左右、上下のそれぞれの方向は、トラックの進行方向を基準とする。
図10A,B,C〜図11A,B,C、図13A,B,C〜図14A,B,C、に示すように、比較例及び実施例3のいずれにおいても、防振後の衝撃最大値(振動波形の最大振幅)は約0.5G程度に低減されている。そのため、一見すると両者とも良好な防振性能を有するようにも思われる。しかしながら、実際には両者の防振性能には大きな相違があるため、下記の説明で相違を明確にする。
すなわち、輸送中のある時間帯の1秒間を拡大した、輸送時の入力衝撃及び防振結果を図15A,B,C〜図20A,B,Cに示す。図15A,B,Cは比較例の入力衝撃であり、図16A,B,C〜図17A,B,Cは比較例の防振結果である。また、図18A,B,Cは実施例3の入力衝撃であり、図19A,B,C〜図20A,B,Cは実施例3の防振結果である。
これらの図に示すように、比較例の防振結果において、荷物上部の前後方向では約1.5Hzの低周波振動が顕著になっていることが確認される。この振動は荷物下部では見られないため、防振の結果、荷物に前後方向の揺れが生じていることが分かる。また、この揺れの影響で、荷物上部と荷物下部のいずれかの前後方向及び左右方向で、入力衝撃の衝撃最大値よりも防振後の衝撃最大値が大きくなっており、状況が悪化していることが確認される。
一方、実施例3では、比較例のような低周波振動による揺れは見られず、荷物の姿勢が安定していることが分かる。また、すべての位置及び方向において、防振後において、入力衝撃よりも衝撃最大値が低減していることが確認される。
以上、本実施形態に係る防振パレットについて説明したが、本発明の実施の形態はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を施すことが可能である。
例えば、図21に示すように、防振器3は、螺旋状弾性体31がゴム材34に埋設されたものであってもよい。この場合、螺旋状弾性体31の動きを阻害しないように、ゴム材34も全体として略円筒状であることが好ましい。
上記の実施形態では、防振器3の螺旋状弾性体31として、その中間部の折り曲げ部31aを境界として、右巻き部31bと左巻き部31cとを有する場合を説明したが、螺旋状弾性体31は折り曲げ部31aを有する構成に限定されない。例えば、図22に示すように、防振器3の螺旋状弾性体31は、その中間部に金属製ワイヤーロープを巻回方向が変化するように、ロープの中心軸周りに捩じった捩じり部31dを有すると共に、この捩じり部31dを境界として、右巻き部31bと左巻き部31cとを有するものであってもよい。もちろん、螺旋状弾性体31は、金属製ワイヤーロープの巻回方向を途中で反転させないもの(右巻き部又は左巻き部のみからなるもの)であってもよい。すなわち、螺旋状弾性体31は、一方向に巻回されたワイヤーロープにより構成されていてもよい。
上記の実施形態では、防振パレット1の荷台部2上に、荷台部2とは別体の保持台(製品パレット)51,53を固定する場合を説明したが、防振パレットの荷台部は、ガラス板を積層するための保持台を一体的に備えたものであってもよい。この場合、保持台は防振パレットの構成となるため、保持台を除くガラス板の積層体部分のみが荷物となる。なお、防振パレットと保持台とを別体として分離可能な構成とした場合、一つの防振パレットを複数の保持台に対して共用することができる。従って、防振パレットと保持台とを一体として分離不能あるいは分離を前提としない構成とした場合よりも、パレットの製造コストが安くなるという利点がある。
1 防振パレット
2 荷台部
3 防振器
31 螺旋状弾性体
32,33 保持具
34 ゴム材
4 基台部
5 荷物
51,53 保持台
52,54 ガラス板
2 荷台部
3 防振器
31 螺旋状弾性体
32,33 保持具
34 ゴム材
4 基台部
5 荷物
51,53 保持台
52,54 ガラス板
Claims (8)
- 無機脆性材料を含む荷物を輸送するための防振パレットであって、
前記荷物が収納される荷台部と、前記荷台部の下面に配置された防振器と、前記防振器を介して前記荷台部を保持する基台部とを備え、
前記防振器が、中心軸が横を向くように配置された螺旋状弾性体と、前記螺旋状弾性体を保持する保持具とを有することを特徴とする防振パレット。 - 前記螺旋状弾性体が、金属製ワイヤーロープであることを特徴とする請求項1に記載の防振パレット。
- 前記螺旋状弾性体が、ゴム材に埋設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の防振パレット。
- 前記荷台部が平面視で矩形状をなすとともに、前記防振器が前記荷台部の少なくとも四隅に配置されており、
前記四隅の各々に配置された前記防振器の前記螺旋状弾性体の前記中心軸が、その配置された隅を構成する前記荷台部の隣接二辺のそれぞれに対して傾斜していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の防振パレット。 - 前記四隅の各々に配置された前記防振器の前記螺旋状弾性体の前記中心軸が、その配置された隅を構成する前記荷台部の隣接二辺のなす角の二等分線に沿っていることを特徴とする請求項4に記載の防振パレット。
- 前記四隅の各々に配置された前記防振器の前記螺旋状弾性体の前記中心軸が、その配置された隅を構成する前記荷台部の隣接二辺のなす角の二等分線に直交する線に沿っていることを特徴とする請求項4に記載の防振パレット。
- 前記無機脆性材料が、ガラス材又はセラミックス材であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の防振パレット。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の防振パレットに、前記荷物としてガラス板を縦姿勢で複数枚積層したものを載置して成るガラス梱包体。
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