JPWO2018008066A1 - 転写方法および実装方法 - Google Patents

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Abstract

電子部品にペーストを転写することのできる技術を提供することを課題とする。
解決手段として、ペースト(11)をテーブル(10)に設け、電子部品(13)をシート(14)に設ける。ペースト(11)と電子部品(13)とが互いに向かい合うように、テーブル(10)とシート(14)との間を開けて設ける。ペースト(11)と電子部品(13)とが近づくようにシート(14)を撓ませていき、ペースト(11)に電子部品(13)を押し付ける。テーブル(10)に設けられているペースト(11)から電子部品(13)を離すことで、電子部品(13)にペースト(11)を付着させる。

Description

本発明は、転写技術およびこれを用いる実装技術に関する。
特開2011−82242号公報(特許文献1)には、転写ピンの下端に付着させたペースト(接着剤)を基板の所定位置に転写させ、その位置に電子部品を実装(装着)させる技術が記載されている。
特開2011−82242号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、電子部品の大きさ(すなわちペースト量)に合わせた転写ピンが必要となり、電子部品毎に交換しなければならない。また、基板の所定位置に合わせてペーストを転写し、更にその位置に合わせて電子部品を実装するため、精度良く位置合わせしなければならず調整に時間がかかってしまう。このように、転写ピンを用いて基板にペーストを転写する工程を含む場合、生産性が低下するおそれがある。あるいは、転写装置、実装装置に高い位置決め精度を求めた場合、構造が複雑になり装置価格が高くなってしまう。
本発明の一目的は、電子部品にペーストを転写することのできる技術を提供することにある。なお、本発明の一目的および他の目的ならびに新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかにしていく。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明の一解決手段に係る転写方法は、(a)ペーストを第1設置部に設ける工程と、(b)電子部品を第2設置部に設ける工程と、(c)前記ペーストと前記電子部品とが互いに向かい合うように、前記第1設置部と前記第2設置部とを間を開けて設ける工程と、(d)前記第1設置部または前記第2設置部が弾性を有するシートであり、前記ペーストと前記電子部品とが近づくように前記シートを撓ませていき、前記ペーストに前記電子部品を押し付ける工程と、(e)前記第1設置部に設けられている前記ペーストから前記電子部品を離すことで、前記電子部品に前記ペーストを付着させる工程と、を含むことを特徴とする。これによれば、電子部品にペーストを転写することができる。
前記(a)工程では、スキージを用いて、前記ペーストの厚みを均一にすることがより好ましい。これによれば、第1設置部からのスキージの距離を調整することによって、ペーストの厚みを調整することができる。
前記(b)工程では、前記電子部品を前記第2設置部に複数設け、前記(d)工程では、前記ペーストに複数の前記電子部品を一括して押し付けることがより好ましい。これによれば、電子部品ごとにペーストを転写する場合と比べて、より生産性を向上することができる。
前記(a)工程では、前記第1設置部が有する第1面に前記ペーストが設けられ、前記(b)工程では、前記第2設置部が有する第2面に前記電子部品が設けられ、前記(c)工程では、前記第1設置部の前記第1面と前記第2設置部の前記第2面とが平行になるように、前記第1設置部と前記第2設置部とを間を開けて設けることがより好ましい。これによれば、電子部品へ転写させるペーストの量を調整し易くなる。
前記(d)工程の前では、前記シートが平坦な状態とされ、前記(d)工程では、端面を有し、前記端面に向かって先細る形状の押圧部を用いて、平坦な状態の前記シートに対して前記押圧部の前記端面を平行にして前記押圧部で前記シートを押して撓ませることがより好ましい。これによれば、押圧部の端面の縁部でシートが破れてしまうのを防止することができる。
前記第1設置部がテーブルであり、前記第2設置部が前記シートであり、前記(d)工程では、前記電子部品が設けられている側とは反対側から前記ペーストに向かうように、前記シートを撓ませることがより好ましい。これによれば、ペーストに電子部品を押し付けることができる。ここで、前記テーブルに付加された温調機構によって、前記テーブルに設けられた前記ペーストを所定温度に保持することがより好ましい。これによれば、ペーストの粘度を安定させ、転写の品質を向上させることができる。
前記第1設置部が前記シートであり、前記第2設置部がテーブルであり、前記(d)工程では、前記ペーストが設けられている側とは反対側から前記電子部品に向かうように、前記シートを撓ませることがより好ましい。これによれば、電子部品にペーストを押し付けることができる。言い換えると、ペーストに電子部品を相対的に押し付けることができる。
前記転写方法を含む実装方法であって、前記(e)工程の後に、前記ペーストを介して前記電子部品を基板に実装することがより好ましい。これによれば、基板にペーストを転写させなくとも、基板に電子部品を実装することができる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次のとおりである。本発明の一解決手段に係る転写方法によれば、電子部品にペーストを転写することができる。
本発明の一実施形態に係る実装方法(転写方法)の概略説明図である。 図1に続く実装方法(転写方法)の概略説明図である。 図2に続く実装方法(転写方法)の概略説明図である。 図3に続く実装方法(転写方法)の概略説明図である。 図4に続く実装方法(転写方法)の概略説明図である。 図5に続く実装方法の概略説明図である。 本発明の他の実施形態に係る実装方法(転写方法)の概略説明図である。 図7に続く実装方法(転写方法)の概略説明図である。 図8に続く実装方法(転写方法)の概略説明図である。 図9に続く実装方法(転写方法)の概略説明図である。 図10に続く実装方法(転写方法)の概略説明図である。
以下の本発明における実施形態では、必要な場合に複数のセクションなどに分けて説明するが、原則、それらはお互いに無関係ではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細などの関係にある。このため、全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、構成要素の数(個数、数値、量、範囲などを含む)については、特に明示した場合や原理的に明らかに特定の数に限定される場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。また、構成要素などの形状に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうではないと考えられる場合などを除き、実質的にその形状などに近似または類似するものなどを含むものとする。
(第1実施形態)
本発明の実施形態に係る転写方法を含む実装方法について、図1〜図6を参照して説明する。図1〜図6は、実装方法の概略説明図である。本実施形態では、半導体装置(電子装置)の製造方法に含まれる実装工程(ボンディング工程)に本発明に係る転写技術を適用する。すなわち、電子部品13にペースト11を転写し(図5)、この電子部品13が基板16に実装される(図6)。電子部品13としては半導体チップ(ICチップ、LEDチップなど)を用いる。また、基板16としてはセラミック基板、プリント基板、リードフレームなどを用いる。
まず、図1に示すように、ペースト11が設けられるペースト設置部(第1設置部)として転写用のテーブル10を準備する。テーブル10は、平坦な面10a(図中、上面)を有し、固定される。ペースト11は、例えば、図示しないディスペンサから吐出されて、面10aに設けられる(載せられる)。本実施形態では、ペースト11として異方性導電ペーストを用いる。異方性導電ペーストは、熱硬化性樹脂中に、導電粒子を含有させたものである。この導電粒子には、ハンダ粒子や、樹脂粒子表面に金属膜が形成されたものがある。また、テーブル10には温調機構(図示せず)が付加されてもよい。この温調機構によってテーブル10に設けられたペースト11を所定温度に保持することで、ペースト11の粘度を安定させ、転写の品質を向上させることができる。
続いて、図2に示すように、ペースト11の厚みを調整してペースト11をテーブル10に設ける。具体的には、テーブル10の面10aにペースト11が載せられている状態で、スキージ12を用い、これを移動させてペースト11を面状に拡げ、厚みを均一にする(ペースト11の薄膜を形成する)。この際、テーブル10に面状に設けられたペースト11の平面視の大きさが、シート14に設けられる複数の電子部品13の占有領域(図3)よりも大きくなるものとしている。テーブル10の面10aからのスキージ12(先端)の距離(スキージ12の押し付け量)を調整することによって、ペースト11の厚みを調整することができる。ペースト11の厚みを均一としておくことで、電子部品13に転写されるペースト11の量を調整しやすくなる。
続いて、図3に示すように、電子部品13が設けられる部品設置部(第2設置部)として弾性を有するシート14を準備する。電子部品13は、外部接続端子となる電極13a(図6参照)が設けられる面13b(図中、下面)およびこれとは反対側の面13c(上面)を有する。また、シート14は、面14a(図中、下面)およびこれとは反対側の面14b(上面)を有する。ここでは、電子部品13の面13cとシート14の面14aとが接して、シート14に電子部品13が設けられる(貼り付けられる)。
本実施形態では、シート14に電子部品13としての半導体チップを複数設けるにあたり、まず、半導体ウエハにシート14(例えば、ダイシングシートなどの粘着シート)を貼り付ける。ここでは、シート14を平坦な状態とし、このシート14の中央部に半導体ウエハが貼り付けられるようにする。グリップリング(シート14の外周部をインナーリングとアウターリングで挟み込む構造)などのシート保持部を用いることで、シート14が平坦となるように張られた状態で保持される。次いで、シート14と共に半導体ウエハをダイシングして、シート14をエキスパンドすれば、シート14の中央部に電子部品13が複数設けられる。
また、図3に示すように、押圧部として転写用のヘッド15を準備する。ヘッド15は、例えば、リニアモーターやボールねじ機構など公知の駆動機構によって往復動(図中、上下動)可能に構成される。これにより、ヘッド15は、固定して設けられるテーブル10に対して近づいたり、離れたりすることができる。ヘッド15は、端面15a(図中、下面)およびテーパ面15b(面取り部)を有し、端面15aに向かって先細る形状に形成されている。ヘッド15でシート14を押していく際に、このようなヘッド15によれば、ヘッド15の端面15aの縁部でシート14が破れてしまうのを防止することができる。
続いて、図3に示すように、ペースト11と電子部品13とが互いに向かい合うように、テーブル10とシート14とを間を開けて設ける。ここでは、テーブル10の面10aとシート14の面14aとが平行になるように、テーブル10とシート14とを間を開けて設ける。これによれば、薄膜化されたペースト11に対して電子部品13を押し付けていくにあたり、電子部品13へ転写させるペースト11の量を調整し易くすることができる。また、シート14の面14bとヘッド15の端面15aとが平行になるように、シート14とヘッド15とを間を開けて設ける。
したがって、図3に示すように、薄膜化されたペースト11が設けられているテーブル10の上方に、電子部品13が設けられたシート14を配置し、シート14の上方にヘッド15を配置する。本実施形態では、このようなテーブル10、シート14およびヘッド15の位置(待機位置)にあるときを待機状態とする。
続いて、図4に示すように、ペースト11と電子部品13とが近づくようにシート14を撓ませていき、ペースト11に電子部品13を押し付ける。具体的には、図3に示す状態から、ヘッド15を用いて、電子部品13が設けられている側とは反対側からペースト11に向かうようにヘッド15を下降させてシート14を撓ませる。これにより、ペースト11に電子部品13を押し付けることができる。このとき、平坦な状態のシート14に対してヘッド15の端面15aを平行にしてヘッド15でシート14を押して撓ませる。このヘッド15の移動量によって、電子部品13に転写されるペースト11の量を容易に調整することができる。
また、シート14の外周部が待機位置にあるようにしてシート14を撓ませている。本実施形態では、グリップリングを固定して、これにシート14(この外周部)が保持されているので、シート14の外周部が待機位置にある。これによれば、シート14の外周部が待機位置にある状態でシート14の中央部をペースト11に向かって突き出させることができる。すなわち、シート14から電子部品13を突き出すようにしてペースト11に押し付けることができる。なお、シート14の外周部を真空吸引して待機位置に保持させてもよい。
また、複数の電子部品13がペースト11に一括して押し付けられる。これによれば、電子部品13ごとにペースト11を転写する場合と比べて、より生産性を向上することができる。本実施形態では、ヘッド15の端面15aの大きさが、シート14に設けられた複数の電子部品13の占有領域(平面領域)よりも大きいものとしている。このようなヘッド15によれば、複数の電子部品13に一括してペースト11を転写(塗布)することができるようになる。
続いて、図5に示すように、テーブル10に設けられているペースト11から電子部品13を離すことで、電子部品13にペースト11を付着させる。具体的には、撓んでいるシート14を待機状態まで戻すように、テーブル10からヘッド15を上方に離していく(上昇させていく)。すなわち、シート14に貼り付けられている電子部品13をテーブル10に設けられているペースト11から剥離させる。このとき、電子部品13の電極13aが設けられている面13bにペースト11が付着していればよい。
このようにして、シート14に貼り付けられた電子部品13にペースト11を転写することができる。なお、電子部品13にペースト11が転写されているか否かを確認するために、カメラから撮影した画像データを解析することもできる。
その後、図6に示すように、ペースト11を介して電子部品13を基板16に実装する。具体的に、ペースト11としては熱硬化性樹脂11a中にハンダ粒子11b(導電粒子)を含有する異方性導電ペーストを用いる場合について説明する。まず、基板16の電極16a(パターン)と電子部品13の電極13aとを向かい合わせて基板16上に電子部品13を配置する。次いで、ヒータにより例えば160℃程度に加熱してハンダ粒子11bを溶融させる。この溶融したハンダ粒子11b同士は電極13aと電極16aとの間で次第に凝集していく。次いで、ヒータ温度を140℃程度にまで低下させることで、熱硬化性樹脂11aを熱硬化させる。
このようにして、電子部品13を基板16に実装することができる。電子部品13の電極13aと基板16の電極16aとはペースト11(ハンダ粒子11b)によって電気的に接続される。本実施形態に係る実装方法によれば、基板16の所定位置(電極16a)に合わせてペースト11を転写し、更にその位置に合わせて電子部品13の電極13aを実装する場合よりも、位置合わせ回数を少なくでき、生産性の向上や精度の向上を図ることができる。
なお、ペースト11として熱硬化性樹脂11a中に樹脂粒子表面に金属膜が形成されたもの(導電粒子)を含有する異方性導電ペーストを用いる場合であってもよい。その場合、基板16上に電子部品13を配置した後、ヒータにより加熱しながら基板16に対して電子部品13を加圧することによって電極13aと電極16aとで導電粒子を挟んだ状態で熱硬化性樹脂11aを熱硬化させればよい。
(第2実施形態)
本発明の実施形態に係る転写方法を含む実装方法について、図7〜図11を参照して説明する。図7〜図11は、実装方法の概略説明図である。第1実施形態(図3参照)では、ペースト11が設けられるペースト設置部をテーブル10とし、電子部品13が設けられる部品設置部をシート14とした場合について説明した。これに対して、本実施形態(図9参照)では、ペースト設置部をシート30とし、部品設置部をテーブル31とした点で相違する。以下では、相違点を中心に説明する。
まず、図7に示すように、ペースト11が設けられるペースト設置部として弾性を有するシート30を準備する。シート30は、面30a(図中、上面)およびこれとは反対側の面30b(下面)を有する。このシート30としては、例えば、ダイシングシートや延伸シートなどを用いることができる。図7に示す状態のシート30は、テーブル(図示せず)の上面に敷かれている。このシート30の面30aに、ペースト11が、例えばディスペンサ(図示せず)から吐出されて設けられる(載せられる)。本実施形態では、ペースト11として異方性導電ペーストを用いている。
続いて、図8に示すように、ペースト11の厚みを調整してペースト11をシート30に設ける。具体的には、シート30の面30aにペースト11が載せられている状態で、スキージ12を用い、これを移動させてペースト11を面状に拡げ、厚みを均一にする(ペースト11の薄膜を形成する)。ここでは、シート30の中央部にペースト11が設けられる。この際、シート30に面状に設けられたペースト11の平面視の大きさが、テーブル31に設けられる複数の電子部品13の占有領域(図9)よりも大きくなるものとしている。
続いて、図9に示すように、電子部品13が設けられる部品設置部として転写用のテーブル31を準備する。このテーブル31は、平坦な面31a(図中、下面)を有し、固定される。ここでは、電子部品13の面13cとテーブル31の面31aとを向かい合わせて、テーブル31に電子部品13がシート32(例えば、ダイシングシートなどの粘着シート)を介して設けられる。この際、例えば、電子部品13が貼付されたシート32をテーブル31の面31aで吸着保持することができる。
また、図9に示すように、押圧部として転写用のヘッド15を準備する。端面15a(図中、上面)を有するヘッド15は、例えば、リニアモーターやボールねじ機構など公知の駆動機構によって往復動(図中、上下動)可能に構成される。これにより、ヘッド15は、固定して設けられるテーブル31に対して近づいたり、離れたりすることができる。
そして、ペースト11と電子部品13とが互いに向かい合うように、シート30とテーブル31とを間を開けて設ける。ここでは、シート30の面30aとテーブル31の面31aとが平行になるように、シート30とテーブル31とを間を開けて設ける。
したがって、図9に示すように、ペースト11の薄膜が設けられているシート30の上方にテーブル31の面31aに設けられた電子部品13を配置し、シート30の下方にヘッド15を配置する。本実施形態では、このようなテーブル31、シート30およびヘッド15の位置(待機位置)にあるときを待機状態とする。
続いて、図10に示すように、ペースト11と電子部品13とが近づくようにシート30を撓ませていき、電子部品13にペースト11を押し付ける。具体的には、ヘッド15を用いて、ペースト11が設けられている側とは反対側から電子部品13に向かうようにヘッド15を上昇させてシート30を撓ませる。これにより、ペースト11に電子部品13を相対的に押し付けることができる。
ここでは、シート30の外周部が待機位置にあるようにしてシート30を撓ませている。シート30の外周部は、例えば、真空吸引することで待機位置に保持させることができる。これによれば、シート30の外周部が待機位置にある状態において、ヘッド15によってシート30の中央部を電子部品13に向かって突き出させることができる。すなわち、シート30からペースト11を突き出すようにして電子部品13に押し付けることができる。
また、複数の電子部品13がペースト11に一括して押し付けられる。これによれば、電子部品13ごとにペースト11を転写する場合と比べて、より生産性を向上することができる。本実施形態では、ヘッド15の端面15aの大きさが、テーブル31に設けられた複数の電子部品13の占有領域(平面領域)よりも大きいものとしている。このようなヘッド15によれば、複数の電子部品13に一括してペースト11を転写することができるようになる。
続いて、図11に示すように、テーブル31に設けられている電子部品13からペースト11を離すことで、電子部品13にペースト11を付着させる。具体的には、撓んでいるシート30を待機状態まで戻すように、テーブル31からヘッド15を下方に離していく(下降させていく)。すなわち、シート30に設けられているペースト11をテーブル31に設けられている電子部品13から剥離させる。このとき、電子部品13の電極13aが設けられている面13bにペースト11が付着していればよい。
このようにして、テーブル31に設けられた電子部品13にペースト11を転写することができる。その後、図6を参照して説明したように、ペースト11を介して電子部品13を基板16に実装する。これによれば、基板16にペースト11を転写させなくとも、基板16に電子部品13を実装することができるので、第1実施形態と同様に、生産性の向上や精度の向上を図ることができる。
以上、本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
前記実施形態では、部品として半導体チップを適用した場合について説明した。これに限らず、部品としてシートに貼り付けられるもの(例えば、チップ状の部品)であればよく、半導体チップ、チップ抵抗、チップコンデンサ、チップインダクタなどの電子部品にも適用することができる。
前記実施形態では、ペーストとして異方性導電ペーストを適用した場合について説明した。これに限らず、ペーストとしてハンダ、フラックスなどにも適用することができる。
前記実施形態では、複数の電子部品に一括でペーストを転写させる場合について説明した。これに限らず、1つの電子部品にペーストを転写させることができる。

Claims (9)

  1. (a)ペーストを第1設置部に設ける工程と、
    (b)電子部品を第2設置部に設ける工程と、
    (c)前記ペーストと前記電子部品とが互いに向かい合うように、前記第1設置部と前記第2設置部とを間を開けて設ける工程と、
    (d)前記第1設置部または前記第2設置部が弾性を有するシートであり、前記ペーストと前記電子部品とが近づくように前記シートを撓ませていき、前記ペーストに前記電子部品を押し付ける工程と、
    (e)前記第1設置部に設けられている前記ペーストから前記電子部品を離すことで、前記電子部品に前記ペーストを付着させる工程と、
    を含むことを特徴とする転写方法。
  2. 請求項1記載の転写方法において、
    前記(a)工程では、スキージを用いて、前記ペーストの厚みを均一にすることを特徴とする転写方法。
  3. 請求項1または2記載の転写方法において、
    前記(b)工程では、前記電子部品を前記第2設置部に複数設け、
    前記(d)工程では、前記ペーストに複数の前記電子部品を一括して押し付けることを特徴とする転写方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の転写方法において、
    前記(a)工程では、前記第1設置部が有する第1面に前記ペーストが設けられ、
    前記(b)工程では、前記第2設置部が有する第2面に前記電子部品が設けられ、
    前記(c)工程では、前記第1設置部の前記第1面と前記第2設置部の前記第2面とが平行になるように、前記第1設置部と前記第2設置部とを間を開けて設けることを特徴とする転写方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の転写方法において、
    前記(d)工程の前では、前記シートが平坦な状態とされ、
    前記(d)工程では、端面を有し、前記端面に向かって先細る形状の押圧部を用いて、平坦な状態の前記シートに対して前記押圧部の前記端面を平行にして前記押圧部で前記シートを押して撓ませることを特徴とする転写方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の転写方法において、
    前記第1設置部がテーブルであり、
    前記第2設置部が前記シートであり、
    前記(d)工程では、前記電子部品が設けられている側とは反対側から前記ペーストに向かうように、前記シートを撓ませることを特徴とする転写方法。
  7. 請求項6記載の転写方法において、
    前記テーブルに付加された温調機構によって、前記テーブルに設けられた前記ペーストを所定温度に保持することを特徴とする転写方法。
  8. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の転写方法において、
    前記第1設置部が前記シートであり、
    前記第2設置部がテーブルであり、
    前記(d)工程では、前記ペーストが設けられている側とは反対側から前記電子部品に向かうように、前記シートを撓ませることを特徴とする転写方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の転写方法を含む実装方法であって、
    前記(e)工程の後に、前記ペーストを介して前記電子部品を基板に実装することを特徴とする実装方法。
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