JP3232805B2 - バンプ電極の形成方法 - Google Patents

バンプ電極の形成方法

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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
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    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子の電気的な
接続を行うためのバンプ電極の形成方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】リードフレームやプリント配線板などか
ら成る配線用基板とチップ状の半導体素子との電気的な
接続を行うには、金ワイヤー等を用いたワイヤーボンデ
ィングが一般的であるが、電極数の増加や狭ピッチ化に
対応するため半導体素子と導通するバンプ電極を介して
接続するものが用いられている。
【0003】従来、このようなバンプ電極を形成する方
法には、半導体素子の電極パッド上へ直接バンプを形成
する方法と、量産性の観点からセラミックス等の基台上
にいったんバンプを形成しておきこのバンプを半導体素
子へ転写する方法とが用いられている。
【0004】バンプを半導体素子へ転写する方法は、先
ず、セラミックス等の基台上に金属性のスクリーンを載
置し、銀ペースト等から成るバンプの材料をスクリーン
を介して基台上に印刷する。このスクリーンには予め形
成するバンプの位置に対応して開口部が設けられてお
り、この開口部を通過してバンプの材料が基台上に印刷
されることになる。
【0005】そして、基台上にバンプを形成した後に半
導体素子が形成された基板をバンプの上へ搭載しバンプ
と半導体素子の電極パッドとの接続を行う。これにより
半導体素子の電極パッド上にバンプが転写されることに
なり、このバンプを硬化させることで半導体素子と導通
するバンプ電極を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なバンプ電極の形成方法には次のような問題がある。す
なわち、スクリーンを用いてバンプを基台上に印刷し、
その後にスクリーンを基台から離す際にバンプ材料の粘
性によりバンプがスクリーンとともにはがれてしまうい
わゆる版ばなれの悪化が問題となり、半導体素子へのバ
ンプの転写が不十分となってしまう。この版ばなれの悪
化はバンプの径が小さくなればなるほど顕著に現れるこ
とになり、電極数の多い場合や狭ピッチの場合に対応す
るのが困難となる。
【0007】また、半導体素子に形成したバンプの高さ
が不均一であった場合にはリードフレームやプリント配
線板などの配線用基板とのコンタクトに悪影響を与える
ため、砥石で研磨したり浴槽中で超音波研削を施したり
等の処理を行い高さを均一にする必要がある。ところ
が、このような処理を行うことでバンプの破損やはがれ
を招くことになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために成されたバンプ電極の形成方法であ
る。すなわち、このバンプ電極の形成方法は、先ず、略
平坦な基台の上面に仮止め用接着剤を塗布し、導電性を
備えかつ加熱により接着力が増加する樹脂から成る複数
のバンプをこの仮止め用接着剤上に接着し、次いで半導
体素子が形成された基板を加熱した状態でこの基板をバ
ンプ上に押圧し半導体素子とバンプとを接続し、その
後、仮止め用接着剤を有機溶媒を用いて溶解して基台と
バンプとを分離するものである。また、仮止め用接着剤
として加熱により接着力が増加するものを用いたバンプ
電極の形成方法でもある。
【0009】
【作用】基台の上面に仮止め用接着剤を塗布した状態で
バンプを接着させることによりバンプと基台との接着力
が増加する。例えば、スクリーンを用いてバンプを印刷
した後スクリーンを離す際にバンプが基台と密着してい
るために版ばなれ性が向上することになる。また、バン
プ上に基板を押圧して半導体素子とバンプとを接続した
後に仮止め用接着剤を有機溶媒を用いて溶解することで
基台とバンプとが容易に離れることになり、半導体素子
側にバンプ電極が接続した状態となる。
【0010】また、仮止め用接着剤として加熱により接
着力が増加するものを用いることで、基台上にバンプを
接続する場合にのみ仮止め用接着剤の接着力を増加させ
ることができようになる。さらに、バンプの材料として
導電性を備えた樹脂を用いることでバンプに弾性を持た
せることができ、バンプの高さが不均一であってもその
差を吸収することができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明のバンプ電極の形成方法の実
施例を図に基づいて説明する。図1〜図3は本発明のバ
ンプ電極の形成方法を工程順に説明する断面図であり、
この形成方法は、基台1上にバンプ51を形成した後に
半導体素子が形成された基板10側へバンプ51を転写
するものである。
【0012】先ず、図1(a)に示す仮止め用接着剤の
塗布として、セラミックス等から成る略平坦な基台1の
上面に仮止め用接着剤2を塗布する。仮止め用接着剤2
としては、例えば加熱により接着力が増加するいわゆる
熱粘性樹脂を用い、厚さ100μm程度に塗布する。
【0013】次に、図1(b)に示す溶剤の蒸発とし
て、ホットプレート3上に仮止め用接着剤2が塗布され
た基台1を搭載し、70℃〜85℃で5分〜10分間加
熱して仮止め用接着剤2に含まれている溶剤を蒸発させ
る。これにより、仮止め用接着剤2が基台1上で硬化す
ることになる。
【0014】次に、図1(c)に示す印刷として、基台
1に塗布された仮止め用接着剤2の上面にスクリーン4
を載置して、導電性接着剤5を印刷する。すなわち、ス
クリーン4には予めバンプ(図2参照)を形成したい位
置に対応して開口部41が設けられており、このスクリ
ーン4上に塗布した導電性接着剤5をスキージ6にて引
き延ばすことで開口部41から導電性接着剤5を仮止め
用接着剤2上に印刷するようにする。
【0015】この印刷を行う際、基台1をホットプレー
ト3にて加熱しておき仮止め用接着剤2を例えば100
℃〜120℃で5秒〜25秒間加熱する。この加熱によ
り仮止め用接着剤2の接着力を増加させ、開口部41か
ら印刷された導電性接着剤5が仮止め用接着剤2に密着
できるようにする。
【0016】導電性接着剤5の印刷が終了した後、図2
(a)に示すスクリーン上昇として、スクリーン4を基
台1から離すように上昇させる。このスクリーン4の表
面には、予めフッ素樹脂等のコーティング処理が施され
ており、仮止め用接着剤2とスクリーン4との接着力は
大きなものではない。すなわち、導電性接着剤5は仮止
め用接着剤2と大きな接着力で密着しているが、スクリ
ーン4はその接着力よりもはるかに小さな接着力で仮止
め用接着剤2と接着していることになる。
【0017】このため、スクリーン4を基台1から離す
際に導電性接着剤5すなわちバンプ51がスクリーン4
とともにはがれることはなく、基台1上にきれいにバン
プ51を残すことができる。
【0018】次に、図2(b)に示すバンプ接続とし
て、仮止め用接着剤2を介して基台1上に形成されたバ
ンプ51の上から図示しない半導体素子が形成された基
板10を押圧して半導体素子とバンプ51とを接続す
る。この際、基板10を例えば170℃に加熱してお
き、接続する時にバンプ51を加熱することでバンプ5
1の接着力を増加させて基板10とバンプ51とが確実
に接着するようにする。これにより、半導体素子とバン
プ51とが電気的に接続されることになる。なお、バン
プ51を接続する基板10はチップ状のものでもウエハ
状のものでもよい。
【0019】次に、図2(c)に示す仮止め用接着剤溶
解として、バンプ51を介して接続された基台1と基板
10とをイソプロピルアルコール7等の有機溶媒に浸漬
して仮止め用接着剤2を溶解させる。例えば、70%濃
度のイソプロピルアルコール7を用いることで仮止め用
接着剤2を溶解させ、バンプ51と基台1とを分離す
る。なお、有機溶媒はイソプロピルアルコール7に限定
されることはなく、仮止め用接着剤2のみを溶解できる
ものであればよい。
【0020】この分離により、図3に示すような基板1
0にバンプ51のみが残った状態となり、基板10に形
成された図示しない半導体素子と導通するバンプ電極5
1aが形成される。
【0021】図4は、このようなバンプ電極51aが形
成された基板10のボンディングを説明する断面図であ
る。すなわち、リードフレーム9等から成る配線用基板
にバンプ電極51aが接触するよう基板10を搭載し、
この基板10の上からボンディングツール8を用いて例
えば250℃〜300℃に加熱しながら押圧する。バン
プ電極51aは加熱により接着力が増加しており、リー
ドフレーム9の所定の接続位置と位置合わせされた状態
で接着することになる。これにより、バンプ電極51a
を介して基板10に形成された図示しない半導体素子と
リードフレーム9とが電気的に接続されることになる。
【0022】また、本発明のバンプ電極51aは導電性
接着剤5から成るものであるため所定の弾性を有してお
り、形成されたバンプ電極51aの高さが不均一であっ
てもボンディングツール8による押圧力で多少縮んで全
てのバンプ電極51aがリードフレーム9と接触できる
ようになる。さらに、バンプ電極51aの弾性によりリ
ードフレーム9から成る配線用基板の反りも吸収できる
ためボンディング後の応力緩和を図ることもできる。
【0023】なお、本実施例において説明した仮止め用
接着剤2は熱粘性接着剤に限定されるものではなく、バ
ンプ51を基台1に仮止めでき、かつバンプ51を基板
10に接続した後に容易にはがせるものであればよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバンプ電
極の形成方法によれば次のような効果がある。すなわ
ち、スクリーンを用いてバンプを基台上に印刷した場合
であってもスクリーンとともにバンプがはがれてしまう
ことがなく、半導体素子が形成された基板へのバンプの
転写を確実に行うことができる。このため、半導体素子
の電極数が多い場合や狭ピッチの場合であっても確実に
バンプ電極を形成できるようになる。
【0025】また、バンプ電極の高さが不均一であって
も確実な電気的接続を得ることができるため、信頼性の
高い半導体装置を製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバンプ電極の形成方法を説明する断面
図(その1)で、(a)は仮止め用接着剤塗布、(b)
は溶剤の蒸発、(c)は印刷を示すものである。
【図2】本発明のバンプ電極の形成方法を説明する断面
図(その2)、(a)はスクリーン上昇、(b)はバン
プ接続、(c)は仮止め用接着剤溶解を示すものであ
る。
【図3】本発明のバンプ電極の形成方法を説明する断面
図(その3)である。
【図4】ボンディングを説明する断面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 仮止め用接着剤 3 ホットプレート 4 スクリーン 5 導電性接着剤 10 基板 51 バンプ 51a バンプ電極

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子が形成された基板に該半導体
    素子と導通するバンプ電極を形成する方法において、 略平坦な基台の上面に仮止め用接着剤を塗布する工程
    と、 導電性を備えかつ加熱により接着力が増加する樹脂から
    成る複数のバンプを前記仮止め用接着剤上に接着する工
    程と、 前記半導体素子が形成された基板を加熱した状態で該基
    板を前記バンプ上に押圧し該半導体素子と該バンプとを
    接続する工程と、 前記仮止め用接着剤を有機溶媒を用いて溶解し前記基台
    と前記バンプとを分離する工程とから成ることを特徴と
    するバンプ電極の形成方法。
  2. 【請求項2】 前記仮止め用接着剤は加熱により接着力
    が増加するものであることを特徴とする請求項1記載の
    バンプ電極の形成方法。
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