JPWO2017159563A1 - 梱包用部材、梱包体および梱包体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1の梱包体では、平らな複数のガラス板を各相互間に保護シートを介在させて平置き積層したガラス板積層体を形成し、このガラス板積層体の最上部と最下部にそれぞれ天板および底板を配置し、これらを箱体内に収容している。
特許文献2の梱包体では、ガラス基板の幅よりも狭い間隔で側板を対向させ、各側板に設けられた誘導リブ間の縦溝にガラス基板の端縁を差し込み、ガラス基板を強制的に屈曲させた状態で収容している。
そこで、特許文献2のボックスを用いることで、特許文献1の梱包体を用いたときの不具合が解消されると考えられる。
しかしながら、このような場合、基材間の隙間が必要になり、1回で搬送できる枚数が制限されてしまうという問題がある。
本発明のこの態様によれば、屈曲部の少なくとも一部の下面が底板屈曲部に対向するように、最下部の基材を底面部材上に載置することで、この最下部の基材のスライドを抑制できる。また、最上部の基材における屈曲部の少なくとも一部の上面が天板屈曲部に対向するように、天面部材を基材上に配置し、底面部材と固定部材を用いて固定することで、最上部の基板のスライドを抑制できるとともに全ての基板を下方に付勢でき、この付勢力によっても基材のスライドを抑制できる。したがって、作業時や搬送時の揺れで基板に擦り傷がつくことを抑制できる。また、基材間に隙間を設けることなく梱包でき、高効率で搬送できる。
本発明によれば、ガラスを傷つけることなく高効率で搬送可能な梱包体を提供できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
〔梱包体の構成〕
まず、梱包体の構成について説明する。なお、方向を表現する場合、図1のX軸と平行な方向を左右方向、Y軸と平行な方向を前後方向、Z軸と平行な方向を上下方向と表現する。
強化ガラスGは、平面視で長方形であり、厚さ方向断面視で長手方向中央が上方にシリンドリカル状に屈曲する屈曲部G1を有している。
梱包用部材1は、箱体10と、上板部材20と、側面部材30と、底面部材40と、保護部材50と、天面部材60とを備えている。箱体10および上板部材20は、本発明の固定部材2を構成している。
箱本体部11の内部空間は、上板部材20、側面部材30、底面部材40、保護部材50および天面部材60を収容可能に構成されている。内蓋部12の延出方向の長さは、箱本体部11の左右方向の長さの半分未満に設定されている。外蓋部13の延出方向の長さは、箱本体部11の前後方向の長さの半分に設定されている。
なお、本実施形態や以下の変形例において紙段ボールで形成された構成については、Aフルート、Bフルート、Eフルート、Wフルート、Fフルート、Gフルートなどの紙段ボールを使用でき、特に制限はない。また、ライナーとしては、Cライナー、Kライナーなどが使用でき、Kライナーが好ましく、K5(180g/m2)、K6(220g/m2)、K7(280g/m2)がより好ましい。1枚の紙段ボールの厚さとしては、0.8mm〜10mmが好ましく、3mm〜8mmがより好ましい。
短辺部材31および長辺部材32は、少なくとも1層の紙段ボールを巻くことにより形成され、強化ガラスGに対する緩衝機能を有している。
短辺部材31は、前後方向の長さが箱本体部11内部の前後方向の長さと同じであり、箱本体部11の左右の内壁に密着するように収容される。長辺部材32は、左右方向の長さが箱本体部11に収容された状態の短辺部材31間の長さと同じであり、箱本体部11の前後の内壁に密着するように収容される。短辺部材31および長辺部材32は、紙段ボールの面方向が垂直方向となるように配置され、上下方向の力に対して変形しにくくなっている。
また、短辺部材31および長辺部材32は、その高さと上板部材20の厚さとの和が、内蓋部12および外蓋部13で箱本体部11を閉じたときの箱本体部11の内部空間の高さと同じになるように形成されている。
押さえ部材61は、紙段ボールの面方向が水平方向となるように箱本体部11内部に配置され、上下方向の力に対して変形しやすくなっている。
上側対向部材62の下面63は、強化ガラスGの屈曲部G1の上面全体の形状に対応する天板屈曲部631を有し、この天板屈曲部631で強化ガラスG全体を付勢可能に構成されている。上側対向部材62の上面64および側面65は、平面状に形成され、押さえ部材61および側面部材30に面接触可能に構成されている。上側対向部材62は、紙段ボールの面方向が垂直方向となるように、押さえ部材61と最上部の保護部材50との間に配置され、上下方向の力に対して変形しにくくなっている。
次に、梱包用部材1により強化ガラスGが梱包された梱包体Pの製造方法について説明する。
なお、以下の作業は、人が行ってもよいし、ロボットなどの機械が行ってもよいし、工程毎に人と機械とが分担して行ってもよい。
まず、図3に示すように、箱体10の内蓋部12および外蓋部13を開いた状態にして、箱本体部11内に側面部材30を配置する。この際、短辺部材31と長辺部材32とを隣り合う部材同士で密着させ、かつ、それらの下端を箱本体部11の底壁に密着させる。次に、側面部材30で囲まれた空間に底面部材40を配置し、下面41を箱本体部11の底壁に密着させる。なお、底面部材40を側面部材30よりも先に箱本体部11内に配置してもよいし、側面部材30と底面部材40とを密着させて同時に箱本体部11内に配置してもよい。
そして、最上部の強化ガラスGの屈曲部G1が保護部材50を介して天板屈曲部631に対向するように、上側対向部材62を保護部材50上に載置し、その上に押さえ部材61を載置することで、押さえ部材61の上面が側面部材30の上面よりも上方に位置する状態になる。このとき、押さえ部材61は、その厚さ未満だけ側面部材30から突出することが好ましい。
以上の作業により、上側対向部材62が押さえ部材61を介して上板部材20により押されることで、強化ガラスGが下方に付勢され、外蓋部13の固定により底面部材40と天面部材60とが固定され、梱包体Pが完成する。この際、この付勢力により強化ガラスGが梱包体Pの下方に付勢されるだけでなく、前後左右方向にも付勢されてもよい。
梱包用部材1を構成する底面部材40の上面に、強化ガラスGの屈曲部G1の下面に対応する形状の底板屈曲部421を設け、天面部材60の上側対向部材62の下面に、屈曲部G1の上面に対応する形状の天板屈曲部631を設けている。
このような構成により、梱包用部材1を用いて得られる梱包体Pにおいて、屈曲部G1の下面が底板屈曲部421に対向するように強化ガラスGを底面部材40上に配置でき、最下部の強化ガラスGのスライドを抑制できる。また、屈曲部G1の上面が天板屈曲部631に対向するように上側対向部材62を最上部の強化ガラスG上に配置し、底面部材40に対して固定することで、最上部の強化ガラスGのスライドを抑制できるとともに全ての強化ガラスGを下方に付勢でき、この付勢力によっても強化ガラスGのスライドを抑制できる。したがって、作業時や搬送時の揺れで強化ガラスGに擦り傷がつくことを抑制でき、また、強化ガラスG間に隙間を設けることなく梱包でき、高効率で搬送できる。
特に、底板屈曲部421、天板屈曲部631をそれぞれ屈曲部G1の下面全体、上面全体の形状に対応するように形成しているため、強化ガラスGとの対向面積が広がり、上側対向部材62による付勢力や梱包体Pに対する衝撃などによる強化ガラスGの破損を抑制できる。
なお、梱包体Pは、箱本体部11の底面を下側にして搬送する必要はない。箱本体部11の天面を下側にして搬送すると、内部にある梱包用部材1の付勢力がより強くなり強化ガラスGが固定される効果が得られる。箱本体部11の側面のうち一面を下側にして搬送すると、搬送機のスペースを有効に活用できより効率的な搬送ができる。
なお、本発明は上記実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の改良ならびに設計の変更等ができ、その他、本発明の実施の際の具体的な手順、及び構造等は本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
紙段ボールで構成された箱体10、上板部材20、側面部材30、底面部材40、押さえ部材61、上側対向部材62は、少なくともその端部がフィルムや紙で包まれてもよい。このような構成にすれば、紙段ボールの端部が直接もしくは間接的に強化ガラスGに触れた場合でも、強化ガラスGの傷つきを抑制できる。
上板部材20、側面部材30、底面部材40、保護部材50、押さえ部材61、上側対向部材62は、中空状でもよい。
上板部材20、側面部材30、底面部材40、押さえ部材61、上側対向部材62は、他の部材と点接触してもよいし、線接触してもよい。
底面部材40、押さえ部材61、上側対向部材62は、複数の部材に分割されてもよい。
上板部材20、側面部材30、底面部材40、押さえ部材61、上側対向部材62は、互いに一体となっていてもよい。例えば、側面部材30と底面部材40が一体となっていてもよく、側面部材30と上側対向部材62が一体となっていてもよい。
本発明の固定部材は、布製や樹脂製の帯状部材や紐状部材でもよい。
上板部材20と側面部材30と保護部材50とのうち少なくとも1つは、なくてもよい。
上板部材20と押さえ部材61とのうち一方を変形しない材料で形成し、他方における一方との接触部分のみを変形させることで、強化ガラスGを下方に付勢してもよい。
側面部材30は、短辺部材31または長辺部材32がなくてもよいし、短辺部材31と長辺部材32とを1つの部材で形成してもよい。
側面部材30は、複数の強化ガラスGの側方かつ底面部材40と天面部材60との間のみに配置されてもよい。
側面部材30は、以下のように構成されてもよい。長辺部材32は、左右方向の長さが箱本体部11内部の左右方向の長さと同じであり、箱本体部11の前後の内壁に密着するように収容される。短辺部材31は、前後方向の長さが箱本体部11に収容された状態の長辺部材32間の長さと同じであり、箱本体部11の左右の内壁に密着するように収容される。
例えば、図2に二点鎖線で示すように、底面部材40、天面部材60は、屈曲部G1の全体ではなく一部の形状に対応する底板屈曲部421、天板屈曲部631を有し、強化ガラスGの一部を支持するようにしてもよい。
底面部材40、天面部材60の上面42、下面63に、強化ガラスGが嵌め込まれ、この強化ガラスGとの当接部分に底板屈曲部421、天板屈曲部631が設けられた嵌合溝部を設けてもよい。これにより底面部材40と天面部材60とにより強化ガラスGがより強固に固定され、前述のように、箱本体部11の側面のうち一面を下側にして搬送しても強化ガラスGがずれにくく安定化する。この際、嵌合溝部以外の底板屈曲部421と天板屈曲部631とで、強化ガラスGを覆う保護部材50を挟み込むように梱包するのがより好ましい。これによりさらに強化ガラスGが動きにくくなり安定化される。
上板部材20や押さえ部材61に、基材種類、ロット番号などの基材情報を記載してもよいし、基材情報が記載されたシートを入れるポケットを設けてもよい。
以下に説明する図4〜図8の変形例に、上述の変形例を適宜適用してもよい。
側面部材30Aは、短辺部材31よりも前後の長さが短い複数(図4(B)では4個)の短辺部材31Aと、長辺部材32よりも左右の長さが短い複数(図4(B)では4個)の長辺部材32Aとを備えている。2個ずつの短辺部材31Aが左右の内壁に沿って所定間隔離れた状態で収容され、2個ずつの長辺部材32Aが前後の内壁に沿って所定間隔離れた状態で収容されている。
このような構成によれば、隣り合う短辺部材31A間や長辺部材32A間に手やロボットのアームを入れて、強化ガラスGを容易に収容したり取り出したりできる。
なお、短辺部材31Aと長辺部材32Aとのうち少なくとも一方を内壁に沿って1個だけ設け、その両側あるいは片側に手などを入れられるようにしてもよいし、3個以上を互いに離して設けてもよい。また、短辺部材31Aの代わりに短辺部材31を設けてもよいし、長辺部材32Aの代わりに長辺部材32を設けてもよい。
このような構成によれば、梱包体P下部の強度を高められ、強化ガラスGの破損を抑制できる。
このような梱包用部材1Cによれば、内蓋部12で直接、押さえ部材61を押圧することで、内蓋部12と押さえ部材61との接触部分を上下方向に変形させつつ、強化ガラスGを下方に付勢できる上、梱包用部材1Cの部品点数を減らせる。
このような梱包用部材1Dによれば、上板部材20における天面部材60Dとの接触部分を凹ませつつ、強化ガラスGを下方に付勢できる上、梱包用部材1Dの部品点数を減らせる。
さらに、天面部材60Dと上面部材20とが一体でもよい。強化ガラスGを下方に付勢できるだけでなく、梱包用部材の部品点数をさらに減らせる。
このような梱包用部材1Eによれば、内箱蓋部72Eで押さえ部材61を押圧することで、内箱蓋部72Eと押さえ部材61との接触部分を上下方向に変形させつつ、強化ガラスGを下方に付勢できる。
なお、内箱本体部71Eと、蓋部3Eを構成する内箱蓋部72Eとは、分離可能でもよい。
側面部材30Fの短辺部材31Fと図示しない長辺部材とは、それぞれ短辺部材31、長辺部材32に、底面部材40と天面部材60との間に嵌合する嵌合部311F、図示しない嵌合部が付加されている。
なお、短辺部材31Fのみに嵌合部311Fを設けなくてもよいし、図示しない長辺部材のみに嵌合部を設けなくてもよい。また、図4(B)に示す短辺部材31Aと長辺部材32Aとのうち少なくとも一方に、嵌合部311Fと同様の嵌合部を設けてもよい。
側面部材30Gの短辺部材31Gは、前後方向の長さが箱本体部11内部の前後方向の長さよりも長辺部材32Gの前後方向の長さだけ短く形成されている。長辺部材32Gは、左右方向の長さが箱本体部11内部の左右方向の長さよりも短辺部材31Gの左右方向の長さだけ短く形成されている。短辺部材31Gおよび長辺部材32Gは、それぞれ箱本体部11の左右、前後の内壁に密着するように収容される。
このような構成にすれば、梱包体の軽量化やコスト抑制を図れる。
なお、図1に示す上側対向部材62、図5(B)に示す下側対向部材45B、図6(A)に示す天面部材60Dを、底面部材40Hと同様に板状部材を格子状に組むことで形成してもよい。
Claims (8)
- 屈曲部を有する複数の基材の梱包に用いられる梱包用部材であって、
前記屈曲部同士が重なるように上下に積層された複数の前記基材の下側に配置される底面部材と、
前記複数の基材の上側に配置される天面部材とを備え、
前記底面部材の上面は、前記屈曲部の少なくとも一部の下面に対応する形状の底板屈曲部を有し、
前記天面部材の下面は、前記屈曲部の少なくとも一部の上面に対応する形状の天板屈曲部を有することを特徴とする梱包用部材。 - 前記複数の基材が間に配置された状態の前記底面部材および前記天面部材の側方、または、前記複数の基材の側方かつ前記底面部材と前記天面部材との間に配置される側面部材を備えている請求項1に記載の梱包用部材。
- 請求項1に記載の梱包用部材と、
前記梱包用部材の前記底面部材と前記天面部材との間において前記屈曲部同士が重なるように上下に積層された複数の基材と、
前記底面部材と前記天面部材とを固定する固定部材とを備えている梱包体。 - 前記基材はガラスである請求項3に記載の梱包体。
- 請求項1に記載の梱包用部材により屈曲部を有する基材が梱包された梱包体の製造方法であって、
前記屈曲部同士が重なるように上下に積層された複数の基材を、最下部の基材における前記屈曲部の少なくとも一部の下面が前記底板屈曲部に対向するように、前記底面部材上に載置し、
最上部の基材における前記屈曲部の少なくとも一部の上面が前記天板屈曲部に対向するように、前記天面部材を前記最上部の基材上に配置し、
固定部材で前記底面部材と前記天面部材とを固定することで前記梱包体を製造する梱包体の製造方法。 - 請求項2に記載の梱包用部材と、一面に開口部を有し、前記底面部材、前記天面部材、前記複数の基材および前記側面部材を収容する箱本体部と、前記箱本体部の開口部を閉塞する蓋部とにより屈曲部を有する基材が梱包された梱包体の製造方法であって、
前記側面部材が前記底面部材の側方に位置するように、前記底面部材と前記側面部材とを前記箱本体部内で位置決めし、
前記屈曲部同士が重なるように上下に積層された複数の基材を、最下部の基材における前記屈曲部の少なくとも一部の下面が前記底板屈曲部に対向するように、前記底面部材上に載置し、
最上部の基材における前記屈曲部の少なくとも一部の上面が前記天板屈曲部に対向するように、かつ、前記天面部材の上面が前記側面部材の上面よりも上方に位置するように、前記天面部材を前記最上部の基材上に配置し、
前記蓋部で前記天面部材を押圧し、前記蓋部と前記天面部材とのうち少なくとも一方を変形させつつ前記蓋部を前記側面部材に密着させることで前記箱本体部の開口部を閉塞し、前記基材を下方に付勢するとともに前記底面部材と前記天面部材とを固定することで前記梱包体を製造する梱包体の製造方法。 - 請求項2に記載の梱包用部材と、一面に開口部を有し、前記底面部材、前記天面部材、前記天面部材に隣接するように配置される上板部材、前記複数の基材および前記側面部材を収容する箱本体部と、前記箱本体部の開口部を閉塞する蓋部とにより屈曲部を有する基材が梱包された梱包体の製造方法であって、
前記側面部材が前記底面部材の側方に位置するように、前記底面部材と前記側面部材とを前記箱本体部内で位置決めし、
前記屈曲部同士が重なるように上下に積層された複数の基材を、最下部の基材における前記屈曲部の少なくとも一部の下面が前記底板屈曲部に対向するように、前記底面部材上に載置し、
最上部の基材における前記屈曲部の少なくとも一部の上面が前記天板屈曲部に対向するように、前記天面部材を前記最上部の基材上に配置し、
前記上板部材の上面が前記箱本体部の開口部の高さよりも上方に位置するように、前記上板部材を前記天面部材上に配置し、
前記蓋部で前記上板部材または前記天面部材を押圧し、前記蓋部と前記上板部材または前記天面部材のうち少なくとも一方とを変形させつつ前記蓋部により前記箱本体部の開口部を閉塞し、前記基材を下方に付勢するとともに前記底面部材と前記天面部材とを固定することで前記梱包体を製造する梱包体の製造方法。 - 前記天面部材と前記上板部材とが一体である、請求項7に記載の梱包体の製造方法。
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