JPWO2016143444A1 - 放送用ポータブルカメラ - Google Patents

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Abstract

課題:複数の発熱部品それぞれに適切な量の冷却風を送ることができ、カメラ筐体内部の冷却効率が高められると共に、カメラマンがファンから発せられる騒音、排出される暖気およびカメラ筐体の温度上昇などに影響されることなくカメラ操作が行える放送用ポータブルカメラを提供する。解決手段:筐体内に複数の発熱部品を内蔵し、前記筐体内底面に冷却用のファンを配設し、前記ファンを用いて前記発熱部品の排熱を前記筐体底面からおこなう放送用ポータブルカメラにおいて、前記ファンの吸気側を包み込むように壁面に覆われたボックスを有し、前記ボックスの上面または側面に前記発熱部品が配設されるとともに、当該発熱部品の配設位置と発熱量に対応した開口が前記ボックスに複数設けられたことを特徴とする。

Description

本発明は、電子装置の冷却構造に係り、特に、放送用カメラに適応可能な冷却構造を有する放送用ポータブルカメラに関する。
図12は、従来の放送用カメラの外観を示す前方斜め上方からの斜視図であり、特にカメラマンが容易に持ち運び可能な放送用ポータブルカメラの一例を示すものである。
放送用ポータブルカメラ200は、カメラマンが肩に担いでレンズを被写体に向けて撮像するものであり、前方にレンズ装着部203を有するカメラ本体201と、アタッチメント可能なカメラアダプタ部202から構成される。カメラ本体201の上部には取っ手204が備えられ、持ち運びが容易である。カメラ本体201とカメラアダプタ部202が接続された状態で、下方に湾曲形状を成すショルダーパッド205が取り付けられ、カメラマンが肩に担いで操作できるようになっている。
図13は、上述した図12におけるカメラの内部状態を示すK−K面で切断した垂直断面図である。カメラ本体201およびカメラアダプタ部202には、それぞれ内部にファン206aおよび206bが搭載されている。発熱部品を含む各種電気、電子部品を実装した基板207aおよび207bは、カメラレンズ(図示せず)光軸と直交する様に垂直縦置きに配置されている。
カメラ本体201では、該カメラ本体201下方のショルダーパッド205近傍の吸気口208aより外気(冷気)が吸入され、カメラ本体201の基板207aに実装された各種電気、電子部品を冷却し、温度上昇した空気が上部に備えられたファン206aによりカメラ本体201上部から排気される。
また、カメラアダプタ部202では、該カメラアダプタ部202下方の吸気口208bより外気(冷気)が吸入され、該カメラアダプタ部202の基板207bに実装された各種電気、電子部品を冷却し、温度上昇した空気が後方に備えられたファン206bによってカメラアダプタ部202内部より排気され、ダクトを通ってカメラ外部へ下方方向に排気される。
そこで、各々の吸気と排気による風の流れを図中に白抜き矢印で示す。このように、各種電気、電子部品で発生した熱は、おおよそ下方吸気、上方排気による強制空冷によって外部に放出される。
しかし、上述した放送用ポータブルカメラ200においては、カメラ本体201とカメラアダプタ部202とが仕切り209で分断され、それぞれ別々に空冷ファンが設けられ、各種電気、電子部品で発生した熱は強制対流によって外部に放出されている。
そのため、カメラ本体201およびカメラアダプタ部202それぞれに空冷用のファン206aおよび206bが配置されていることは、基板の配置に制限が生じ、外部から吸入される冷気の流路が複雑になり、効率よく冷却することができなかった。
更に、カメラマン(操作者)がカメラを肩に担いで撮影する際、放送用ポータブルカメラ200はカメラマンの頭部(図示せず)に接近する位置関係となり、カメラ本体201上部に設けられた冷却用排気のファン206aから発生する騒音と排出される暖気(排気)がカメラマンに不快感を与えることから、不快感を与えない様に小さなファンしか用いることができなかった。このため、内蔵する各種電気、電子部品から発生する熱が大きいと、冷却が困難であった。更に、吸入された冷却風がカメラ内部を充分冷却できないと、カメラケースの温度が高くなり、カメラマンに不快感を与えてしまう問題点が生じていた。
そこで、上述した問題を解決するため、特許文献1には、カメラの冷却効率を高めると共に、カメラマンがファンから発する騒音と排出される暖気、及びカメラケースの温度上昇などを気にせずカメラ操作が出来るカメラ構造を実現することを目的とした放送用ポータブルカメラが開示されている。
特許文献1には、カメラ筐体の周囲壁に少なくとも一つ設けた吸気口と、前記カメラ筐体の後方底部の排気ファンと、前記吸気口から前記カメラ筐体内部に吸入された冷却風が前記カメラ筐体内の基板間を流れる流路と、前記カメラ筐体内の外周内壁面に沿って流れる流路とを備え、前記冷却風が前記カメラ筐体内部の熱源を冷却し、カメラ筐体壁の温度上昇を抑えて前記排気ファンから斜め下後方に排気されることを特徴とする放送用ポータブルカメラが記載されている。
特開2014−212514号公報
しかしながら、放送用ポータブルカメラにおいては、益々の高機能化によって、内部に実装された各種電気、電子部品による発熱量の増加に伴い、発熱部品のより効率的な放熱構造が求められており、また、更なる小型化が望まれている。
本発明は、このような従来の事情に鑑みなされたものであり、複数の発熱部品それぞれに適切な量の冷却風を送ることができ、カメラ筐体内部の冷却効率が高められると共に、カメラマンがファンから発せられる騒音、排出される暖気およびカメラ筐体の温度上昇などに影響されることなくカメラ操作が行える放送用ポータブルカメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る放送用ポータブルカメラは、筐体内に複数の発熱部品を内蔵し、前記筐体内底面に冷却用のファンを配設し、前記ファンを用いて前記発熱部品の排熱を前記筐体底面からおこなう放送用ポータブルカメラにおいて、前記ファンの吸気側を包み込むように壁面に覆われたボックスを有し、前記ボックスの上面または側面に前記発熱部品が配設されるとともに、当該発熱部品の配設位置と発熱量に対応した開口が前記ボックスに複数設けられたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る放送用ポータブルカメラは、上記した放送用ポータブルカメラであって、前記ファンを配設した前記筐体の上部面に吸気口を設けたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る放送用ポータブルカメラは、上記した放送用ポータブルカメラであって、前記筐体の前記吸気口と前記ボックスの間に前記ファンの風向に平行に配設された平板を少なくとも一つ備えたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る放送用ポータブルカメラは、上記した放送用ポータブルカメラであって、前記発熱部品の少なくとも一つに放熱フィンを備えた放熱板を備え、 前記放熱フィンが前記ファンの風向と平行に配設されたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る放送用ポータブルカメラは、上記した放送用ポータブルカメラであって、前記放熱用フィン、或は基板に搭載された前記発熱部品の側面周囲を覆い、かつ前記放熱用フィン、或は前記発熱部品に冷却風が流れるように上面及び下面を開口とするコの字状の周囲覆い物を備え、前記周囲覆い物は前記ボックスの前記開口に密接することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る放送用ポータブルカメラは、筐体内に複数の発熱部品を内蔵し、前記筐体内底面に冷却用のファンを配設し、前記ファンを用いて前記発熱部品の排熱を前記筐体底面からおこなう放送用ポータブルカメラにおいて、前記ファンの吸気側を包み込むように壁面に覆われたボックスを有し、前記ボックスは、上面または側面に配設された前記発熱部品の配設位置と発熱量に応じて設けられた複数の開口と、前記ボックスに取り付けられた熱伝導金具とを備え、前記発熱部品から発生した熱は、前記ボックスの前記複数の開口に向って流れる空気流と、前記発熱部品に熱伝導シートまたは熱伝導グリースを介して接触させた前記熱伝導金具から前記ボックスへの熱伝導とにより、前記筐体外に排熱されることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、複数の発熱部品それぞれに適切な量の冷却風を送ることができ、カメラ筐体内部の冷却効率が高められると共に、カメラマンがファンから発せられる騒音、排出される暖気およびカメラ筐体の温度上昇などに影響されることなくカメラ操作が行える放送用ポータブルカメラを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラの外観を示す正面図および側面図である。 本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラの外観を示す前方斜め上方からの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラの外観を示す前方斜め下方からの斜視図である。 図1に示すA−A面で切断した場合のカメラ本体の断面図である。 図1に示すA−A面で切断した場合のカメラアダプタ部の断面図である。 図1および図4に示すB−B面で切断した場合のカメラ本体の断面図である。 図1および図5に示すC−C面で切断した場合のカメラアダプタ部の断面図である。 図1に示すD−D面で切断した場合のカメラ本体の断面図である。 図1に示すD−D面で切断した場合のカメラアダプタ部の断面図である。 本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラのカメラ本体における放熱構造に係わる部品を説明するための分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラのカメラアダプタ部における放熱構造に係わる部品を説明するための分解斜視図である。 従来の放送用カメラの外観を示す前方斜め上方からの斜視図である。 図12におけるカメラの内部状態を示すK−K面で切断した垂直断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラについて、図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラの外観を示す正面図および側面図であり、(a)が正面図、(b)が右側面図である。図2は、本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラの外観を示す前方斜め上方からの斜視図である。また、図3は、本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラの外観を示す前方斜め下方からの斜視図である。
なお、本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラは、前面にレンズを装着しニュース等の取材時に使用する放送用のポータブルカメラを例にして説明するが、放送用ポータブルカメラに限らず、同様の冷却構造を備えた電子装置であれば、本発明を適用することは可能である。
本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラ1は、カメラマンが肩に担いでレンズを被写体に向けて撮像するものである。放送用ポータブルカメラ1は、前方にレンズ装着部18を有するカメラ本体10と、アタッチメント可能なカメラアダプタ部100とから構成され、カメラ本体10の上部には取っ手50が備えられ、持ち運びが容易である。また、放送用ポータブルカメラ1は、カメラ本体10とカメラアダプタ部100が接続された状態で、湾曲形状を成す図示していないショルダーパッドが取り付けられ、カメラマンが肩に担いで操作できるようになっている。
[カメラ本体の構成]
次に、本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラ1のカメラ本体10の構成について、図2、図3、図4、図6、図8および図10を参照して説明する。図4は、図1に示すA−A面で切断した場合のカメラ本体の断面図である。図6は、図1および図4に示すB−B面で切断した場合のカメラ本体の断面図である。図8は、図1に示すD−D面で切断した場合のカメラ本体の断面図である。また、図10は、本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラのカメラ本体における放熱構造に係わる部品を説明するための分解斜視図であり、後方右側斜め上方から見た斜視図である。
カメラ本体10は、図2、図3、図4、図6および図8に示すように、ボトムフレーム13、フロントフレーム11、リアフレーム12、トップフレーム14、右側板16および左側板17から構成される筐体内に、垂直縦置きに、複数の回路基板(センサー基板30、回路基板(1)31、回路基板(2)32、回路基板(3)33、バックボード基板34および回路基板(4)35)が搭載されている。また、カメラ本体10の筐体内下部には、回路基板に実装された複数の発熱部品によって温まった内部空気を筐体外に排出するためのファン20が配設され、筐体上部には、筐体外部から冷えた空気を取り込むための吸気口19aおよび吸気口19bを有するトップカバー19が配設されている。また、回路基板に実装された複数の発熱部品に冷えた空気を流す流路を形成するため、複数の発熱部品によって温まった内部空気をファン20内に引き込むように、発熱部品等それぞれの配置位置、大きさ、および発熱量に対応した大きさの複数の開口部を有し、ファン20の吸気側を包み込むようにしたファンボックス23が配設されている。
フロントフレーム11には、光学ブロック18aを含むレンズ装着部18が取り付けられ、また、光学ブロック18aの後方には、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子30aが実装されたセンサー基板30がカメラレンズ(図示せず)光軸と直交するように垂直縦置きに配設されている。
また、センサー基板30の後面側には、撮像素子30aから発生した熱を放熱するための放熱フィン30bbを備えた放熱器30bが配設され、更に、放熱器30bには、放熱フィン30bbに冷えた空気が集中して流れ込むようにするために、放熱器30bの放熱フィン30bbの先端および左右側面周囲を覆い、かつ放熱フィン30bbの上部および下部を開口とするコの字状の囲い金具30cが取り付けられている(図4、図8、図10参照)。
ファン20は、図10に示すように、それぞれ中央に大きな穴を有するファン取付金具(1)21とファン取付金具(2)22とで挟むようにして固定され、更に、ファン取付金具(1)21を介してボトムフレーム13の図示していない開口部に下方から取り付けられている。なお、ファン取付金具(1)21とファン20との間には、フィンガーガード用の金網24が挟装されている。
ファンボックス23は、図6および図8に示すように、回路基板(1)31、回路基板(2)32および回路基板(3)33を右側から左側に向って筐体内に装着する際、トップフレーム14に取り付けた基板取付金具15のガイドレール15gと対を成して、回路基板それぞれをガイドするための複数のガイドレール23gを備えている。なお、図6に示すように、回路基板(1)31、回路基板(2)32および回路基板(3)33をガイドレール15gおよびガイドレール23gに沿って右側から左側に向って装着すると、バックボード基板34との間でコネクタ嵌合するようになっている。
また、上記したように、ファンボックス23には、センサー基板30に配設された放熱器30bによって温まった内部空気をファン20の吸気側へ引き込むため、放熱器30bの放熱フィン30bb下方の上面に、矩形の開口部23aが設けられている。また、ファンボックス23には、回路基板(2)32に実装された発熱部品32aによって温まった内部空気をファン20の吸気側へ引き込むため、発熱部品32a下方の上面に、矩形の開口部23bが設けられている。また、ファンボックス23には、回路基板(3)33に実装された発熱部品33aによって温まった内部空気をファン20の吸気側へ引き込むため、発熱部品33a下方の上面に、矩形の開口部23cが設けられている。また、ファンボックス23には、後述する回路基板(4)35に配設された放熱器35bによって温まった内部空気をファン20の吸気側へ引き込むため、放熱器35bの放熱フィン35bb下方の上面に、矩形の開口部23dが設けられている。
なお、ファンボックス23に設けられた開口部23a、23b、23cおよび23dの位置、形状、および大きさは、発熱部品等それぞれの配置位置、大きさ、および発熱量に合わせて適宜設定される。つまり、ファンボックス23の開口部は、発熱量の大きい電気・電子部品を冷却する場合には面積の大きい開口として通風抵抗を小さくすることにより空気の流れる量を多くし、また、発熱量の小さい電気・電子部品を冷却する場合には面積の小さい開口として通風抵抗を大きくすることにより空気の流れる量を少なくするように設定される。
また、上記した基板取付金具15には、ファンボックス23に設けた開口部23a、23b、23cおよび23dと略対向する位置に、センサー基板30の放熱器30b、回路基板(2)32の発熱部品32a、回路基板(3)33の発熱部品33aおよび回路基板(4)35の放熱器35bを冷却するための冷えた空気を引き込むための開口部15a、15b、15cおよび15dが設けられている。
なお、基板取付金具15に設けられた開口部15a、15b、15cおよび15dの位置、形状、および大きさは、発熱部品等それぞれの配置位置、大きさ、および発熱量に合わせて適宜設定される。
また、図4、図6および図10に示すように、バックボード基板34の左側に、高発熱部品35aおよび発熱部品35eが実装された回路基板(4)35が配設され、回路基板(4)35には、放熱フィン35bbを備えた放熱器35bが高発熱部品35aに接するように配設されている。また、放熱器35bには、放熱フィン35bbに冷えた空気が集中して流れ込むようにするために、放熱フィン35bbの先端および前後側面周囲を覆い、かつ放熱フィン35bbの上部および下部を開口とするコの字を形成する囲い金具(1)35cおよび囲い金具(2)35dが配設されている。なお、図10においては、囲い金具35dを透過した状態で示している。
また、回路基板(4)35の発熱部品35eは、ファンボックス23に取り付けられた熱伝導金具41と、熱伝導シート42を介して接触しており、発熱部品35eから発生した熱を熱伝導金具41を通じてファンボックス23に逃がすようにしている。なお、熱伝導シート42の代わりに、例えばシリコングリースなどの熱伝導グリースを使用してもよい。
[カメラアダプタ部の構成]
次に、本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラ1のカメラアダプタ部100の構成について、図2、図3、図5、図7、図9および図11を参照して説明する。図5は、図1に示すA−A面で切断した場合のカメラアダプタ部の断面図である。図7は、図1および図5に示すC−C面で切断した場合のカメラアダプタ部の断面図である。図9は、図1に示すD−D面で切断した場合のカメラアダプタ部の断面図である。また、図11は、本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラのカメラアダプタ部における放熱構造に係わる部品を説明するための分解斜視図であり、後方左側斜め上方から見た斜視図である。
カメラアダプタ部100は、図2、図3、図5、図7および図9に示すように、ボトムフレーム113、フロントフレーム111、リアフレーム112、トップフレーム114、右側板116および左側板117から構成される筐体内に、垂直縦置きに配設された複数の回路基板(回路基板(5)130、回路基板(6)131、回路基板(7)132、回路基板(9)134および回路基板(10)135)と、水平に配設された回路基板(8)133と、電源などの電気部品141、電気部品142が搭載されている。また、カメラアダプタ部100の筐体内下部には、回路基板に実装された複数の発熱部品、並びに電気部品によって温まった内部空気を筐体外に排出するためのファン20が配設され、筐体上部には、筐体外部から冷えた空気を取り込むための吸気口119aおよび吸気口119bを有するトップカバー119が配設されている。また、回路基板に実装された複数の発熱部品、並びに電気部品に冷えた空気を流す流路を形成するため、複数の発熱部品、並びに電気部品によって温まった内部空気をファン20内に引き込むように、発熱部品等それぞれの配置位置、大きさ、および発熱量に対応した大きさの複数の開口部を有し、ファン20の吸気側を包み込むようにしたファンボックス123が配設されている。
ファン20は、カメラ本体10の構成要素のファンと同一であり、図11に示すように、ファン取付金具(1)21とファン取付金具(2)22とで挟むようにして固定され、更に、ファン取付金具(1)21を介してボトムフレーム113の図示していない開口部に下方から取り付けられている。なお、ファン取付金具(1)21とファン20との間には、フィンガーガード用の金網24が挟装されている。
ファンボックス123は、図7および図9に示すように、回路基板(5)130および回路基板(6)131を右側から左側に向って筐体内に装着する際、トップフレーム114に取り付けた部品取付金具115のガイドレール115gと対を成して、回路基板それぞれをガイドするための複数のガイドレール123gを備えている。また、ファンボックス123は、上面に、電気部品141、電気部品142および回路基板(7)132が取り付けられた部品取付金具118を固定するための図示しない固定金具を備えている。
また、上記したように、ファンボックス123には、回路基板(6)131に実装された発熱部品131aによって温まった内部空気をファン20の吸気側へ引き込むため、発熱部品131a下方の上面に、矩形の開口部123aが設けられている。また、ファンボックス123には、電気部品141および電気部品142によって温まった内部空気をファン20の吸気側へ引き込むため、電気部品141および電気部品142下方の上面に、それぞれ矩形の開口部123bおよび123cが設けられている。また、ファンボックス123には、回路基板(7)132および回路基板(8)133に実装された電気・電子部品によって温まった内部空気をファン20の吸気側へ引き込むため、ファンボックス123の後方側面に、矩形の開口部123dが設けられている(図11参照)。また、ファンボックス123には、後述する回路基板(9)134に配設された放熱器134bによって温まった内部空気をファン20の吸気側へ引き込むため、放熱器134bの放熱フィン134bb下方の左側面から上面に架けて、鍵形状の開口部123eが設けられている。
なお、ファンボックス123に設けられた開口部123a、123b、123c、123dおよび123eの位置、形状、および大きさは、発熱部品等それぞれの配置位置、大きさ、および発熱量に合わせて適宜設定される。つまり、ファンボックス123の開口部は、発熱量の大きい電気・電子部品を冷却する場合には面積の大きい開口として通風抵抗を小さくすることにより空気の流れる量を多くし、また、発熱量の小さい電気・電子部品を冷却する場合には面積の小さい開口として通風抵抗を大きくすることにより空気の流れる量を少なくするように設定される。
また、上記した部品取付金具115には、ファンボックス123に設けた開口部123a、123b、123cおよび123eと略対向する位置に、回路基板(6)131の発熱部品131a、電気部品141および電気部品142、並びに回路基板(9)134の放熱器134bを冷却するための冷えた空気を引き込むための開口部115a、115b、115cおよび115eが設けられている。
また、トップフレーム114には、回路基板(7)132および回路基板(8)133の電気・電子部品を冷却するための冷えた空気を引き込むための開口部114aが設けられている。
なお、部品取付金具115に設けられた開口部115a、115b、115cおよび115e、並びにトップフレーム114の開口部114aの位置、形状、および大きさは、発熱部品および電気・電子部品等それぞれの配置位置、大きさ、および発熱量に合わせて適宜設定される。
また、図5、図7および図11に示すように、カメラアダプタ部100の筐体内の左側に、高発熱部品134aが実装された回路基板(9)134と、当該回路基板(9)134が搭載された回路基板(10)135が配設され、回路基板(9)134には、放熱フィン134bbを備えた放熱器134bが高発熱部品134aに接するように配設されている。また、放熱器134bには、放熱フィン134bbに冷えた空気が集中して流れ込むようにするために、放熱フィン134bbの先端および前後側面周囲を覆い、かつ放熱フィン134bbの上部および下部を開口とするコの字を形成する囲い金具134cが配設されている。なお、図11においては、囲い金具134cを透過した状態で示している。
また、図9に示すように、ファンボックス123の後方には、電気・電子部品が実装された回路基板(8)133が水平に配設されている。
[カメラ本体での発熱部品の冷却方法]
次に、本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラ1のカメラ本体10での発熱部品の冷却方法について、図6および図8を参照して詳細に説明する。なお、図6および図8において、白抜きの矢印は冷却用空気の流れる流路を示している。
カメラ本体10において、ファン20を動作させると、図6および図8に示すように、装置外部の冷えた空気がトップカバー19に設けた吸気口19aおよび19bから装置内部に流路W1およびW2で示すように取り込まれ、取り込まれた冷えた空気は、基板取付金具15に設けた開口部15a、15b、15cおよび15dからそれぞれのエリア内に流入する。
基板取付金具15の開口部15aから流入した冷えた空気は、センサー基板30の放熱器30bに取り付けた囲い金具30cで放熱フィン30bbの先端および左右側面周囲を覆い、かつ放熱フィン30bbの上部および下部を開口としているため、流路W3で示すように、放熱器30bの複数ある放熱フィン30bbの間隙に集中して流れ込むので、放熱器30bから効率良く熱を奪った後、温まった空気は下側に設けられたファンボックス23の開口部23aを通過してファン20内に流入する。
また、基板取付金具15の開口部15bから流入した冷えた空気は、流路W4で示すように、回路基板(1)31および回路基板(2)32で挟まれた空間内の発熱部品32a近傍を通過するので、回路基板(2)32の発熱部品32aから発生する熱を効率良く奪った後、温まった空気は下側に設けられたファンボックス23の開口部23bを通過してファン20内に流入する。
また、基板取付金具15の開口部15cから流入した冷えた空気は、流路W5で示すように、回路基板(2)32および回路基板(3)33で挟まれた空間内の発熱部品33a近傍を通過するので、回路基板(3)33の発熱部品33aから発生する熱を効率良く奪った後、温まった空気は下側に設けられたファンボックス23の開口部23cを通過してファン20内に流入する。
また、図6に示すように、基板取付金具15の開口部15dから流入した冷えた空気は、囲い金具(1)35cおよび囲い金具(2)35dで回路基板(4)35に取り付けた放熱器35bの放熱フィン35bbの先端および前後側面周囲を覆い、かつ放熱フィン35bbの上部および下部を開口としているため、流路W6で示すように、放熱器35bの複数ある放熱フィン35bbの間隙に集中して流れ込むので、放熱器35bから効率良く熱を奪った後、温まった空気は下側に設けられたファンボックス23の開口部23dを通過してファン20内に流入する。なお、図6に示すように、回路基板(4)35に実装された発熱部品35eから発生した熱は、熱伝導シート42および熱伝導金具41を通じてファンボックス23に熱伝導し放熱される。
そして、ファンボックス23の開口部23a、23b、23cおよび23dから流入した温まった空気は、ファンボックス23からも熱を奪いながら、流路W8で示すように、ファン20によって筐体(ボトムフレーム13)外部に排出される。
[カメラアダプタ部での発熱部品の冷却方法]
次に、本発明の一実施形態に係る放送用ポータブルカメラ1のカメラアダプタ部100での発熱部品の冷却方法について、図7および図9を参照して詳細に説明する。なお、図7および図9において、白抜きの矢印は冷却用空気の流れる流路を示している。
カメラアダプタ部100において、ファン20を動作させると、図7および図9に示すように、装置外部の冷えた空気がトップカバー119に設けた吸気口119aおよび119bから装置内部に流路W11およびW12で示すように取り込まれ、取り込まれた冷えた空気は、部品取付金具115に設けた開口部115a、115b、115c、115eおよびトップフレーム114の開口部114aからそれぞれのエリア内に流入する。
部品取付金具115の開口部115aから流入した冷えた空気は、流路W13で示すように、回路基板(5)130および回路基板(6)131で挟まれた空間内の発熱部品131a近傍を通過するので、回路基板(6)131の発熱部品131aから発生する熱を効率良く奪った後、温まった空気は下側に設けられたファンボックス123の開口部123aを通過してファン20内に流入する。
また、部品取付金具115の開口部115bおよび115cから流入した冷えた空気は、流路W14およびW15で示すように、図5および図11で示すコの字形のベース部141aおよび142aを有する電源等の電気部品141および142の内部を通過するので、電気部品141および142全体から発生する熱を効率良く奪った後、流路W17およびW18のように、温まった空気は下側に設けられたファンボックス123の開口部123bおよび123cを通過してファン20内に流入する。
また、トップフレーム114の開口部114aから流入した冷えた空気は、流路W16を通って、回路基板(7)132とリアフレーム112、並びに部品取付金具118と回路基板(8)133で囲まれた空間内を通過するので、回路基板(7)132および回路基板(8)133に実装された電気・電子部品から発生する熱を効率良く奪った後、温まった空気は下側に設けられたファンボックス123の後方側面に設けた開口部123dを通過してファン20内に流入する。
また、図7に示すように、部品取付金具115の開口部115eから流入した冷えた空気は、囲い金具134cで回路基板(9)134に取り付けた放熱器134bの放熱フィン134bbの先端および前後側面周囲を覆い、かつ放熱フィン134bbの上部および下部を開口としているため、流路W19で示すように、放熱器134bの複数ある放熱フィン134bbの間隙に集中して流れ込むので、放熱器134bから効率良く熱を奪った後、温まった空気は下側に設けられたファンボックス123の上面から左側面に架けて形成された開口部123eを通過してファン20内に流入する。
そして、ファンボックス123の開口部123a、123b、123c、123dおよび123eから流入した温まった空気は、ファンボックス123からも熱を奪いながら、流路W20で示すように、ファン20によって筐体(ボトムフレーム113)外部に排出される。
以上説明したように、本発明によれば、複数の発熱部品それぞれに適切な量の冷却風を送ることができ、カメラ筐体内部の冷却効率が高められると共に、カメラマンがファンから発せられる騒音、排出される暖気およびカメラ筐体の温度上昇などに影響されることなくカメラ操作が行える放送用ポータブルカメラを提供することができる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
この出願は、2015年3月6日に出願された日本出願特願2015−044921を基礎として優先権の利益を主張するものであり、その開示の全てを引用によってここに取り込む。
本発明は、放送用ポータブルカメラに限らず、同様の冷却構造を備えた電子装置を製造する産業で利用される。
1:放送用ポータブルカメラ、10:カメラ本体、11:フロントフレーム、12:リアフレーム、13:ボトムフレーム、14:トップフレーム、15:基板取付金具、15a:開口部、15b:開口部、15c:開口部、15d:開口部、15g:ガイドレール、16:右側板、17:左側板、18:レンズ装着部、18a:光学ブロック、19:トップカバー、19a:吸気口、19b:吸気口、20:ファン、21:ファン取付板(1)、22:ファン取付板(2)、23:ファンボックス、23a:開口部、23b:開口部、23c:開口部、23d:開口部、23g:ガイドレール、24:金網、30:センサー基板、30a:撮像素子、30b:放熱器、30bb:放熱フィン、30c:囲い金具、31:回路基板(1)、32:回路基板(2)、32a:発熱部品、33:回路基板(3)、33a:発熱部品、34:バックボード基板、35:回路基板(4)、35a:高発熱部品、35b:放熱器、35bb:放熱フィン、35c:囲い金具(1)、35d:囲い金具(2)、35e:発熱部品、41:熱伝導金具、42:熱伝導シート、50:取っ手、100:カメラアダプタ部、111:フロントフレーム、112:リアフレーム、113:ボトムフレーム、114:トップフレーム、114a:開口部、115:部品取付金具、115a:開口部、115b:開口部、115c:開口部、115e:開口部、115g:ガイドレール、116:右側板、117:左側板、118:部品取付金具、119:トップカバー、119a:吸気口、119b:吸気口、123:ファンボックス、123a:開口部、123b:開口部、123c:開口部、123d:開口部、123e:開口部、123g:ガイドレール、130:回路基板(5)、131:回路基板(6)、131a:発熱部品、132:回路基板(7)、133:回路基板(8)、134:回路基板(9)、134a:高発熱部品、134b:放熱器、134bb:放熱フィン、134c:囲い金具、135:回路基板(10)、141:電気部品、141a:ベース部、142:電気部品、142a:ベース部、200:放送用ポータブルカメラ、201:カメラ本体、202:カメラアダプタ部、203:レンズ装着部、204:取っ手、205:ショルダーパッド、206a:ファン、206b:ファン、207a:基板、207b:基板、208a:吸気口、208b:吸気口、209:仕切り。
W1,W2,W3,W4,W5,W6,W8,W11,W12,W13,W14,W15,W16,W17,W18,W19,W20:流路。

Claims (13)

  1. 筐体内に複数の発熱部品を内蔵し、前記筐体内底面に冷却用のファンを配設し、前記ファンを用いて前記発熱部品の排熱を前記筐体底面からおこなう放送用ポータブルカメラにおいて、
    前記ファンの吸気側を包み込むように壁面に覆われたボックスを有し、
    前記ボックスの上面または側面に前記発熱部品が配設されるとともに、当該発熱部品の配設位置と発熱量に対応した開口が前記ボックスに複数設けられたことを特徴とする放送用ポータブルカメラ。
  2. 請求項1記載の放送用ポータブルカメラであって、
    前記ファンを配設した前記筐体の上部面に吸気口を設けたことを特徴とする放送用ポータブルカメラ。
  3. 請求項2記載の放送用ポータブルカメラであって、
    前記筐体の前記吸気口と前記ボックスの間に前記ファンの風向に平行に配設された平板を少なくとも一つ備えたことを特徴とする放送用ポータブルカメラ。
  4. 請求項1に記載の放送用ポータブルカメラであって、
    前記発熱部品の少なくとも一つに放熱フィンを備えた放熱板を備え、
    前記放熱フィンが前記ファンの風向と平行に配設されたことを特徴とする放送用ポータブルカメラ。
  5. 請求項2に記載の放送用ポータブルカメラであって、
    前記発熱部品の少なくとも一つに放熱フィンを備えた放熱板を備え、
    前記放熱フィンが前記ファンの風向と平行に配設されたことを特徴とする放送用ポータブルカメラ。
  6. 請求項3に記載の放送用ポータブルカメラであって、
    前記発熱部品の少なくとも一つに放熱フィンを備えた放熱板を備え、
    前記放熱フィンが前記ファンの風向と平行に配設されたことを特徴とする放送用ポータブルカメラ。
  7. 請求項1に記載の放送用ポータブルカメラであって、
    前記放熱用フィン、或は基板に搭載された前記発熱部品の側面周囲を覆い、かつ前記放熱用フィン、或は前記発熱部品に冷却風が流れるように上面及び下面を開口とするコの字状の周囲覆い物を備え、
    前記周囲覆い物は前記ボックスの前記開口に密接することを特徴とする放送用ポータブルカメラ。
  8. 請求項2に記載の放送用ポータブルカメラであって、
    前記放熱用フィン、或は基板に搭載された前記発熱部品の側面周囲を覆い、かつ前記放熱用フィン、或は前記発熱部品に冷却風が流れるように上面及び下面を開口とするコの字状の周囲覆い物を備え、
    前記周囲覆い物は前記ボックスの前記開口に密接することを特徴とする放送用ポータブルカメラ。
  9. 請求項3に記載の放送用ポータブルカメラであって、
    前記放熱用フィン、或は基板に搭載された前記発熱部品の側面周囲を覆い、かつ前記放熱用フィン、或は前記発熱部品に冷却風が流れるように上面及び下面を開口とするコの字状の周囲覆い物を備え、
    前記周囲覆い物は前記ボックスの前記開口に密接することを特徴とする放送用ポータブルカメラ。
  10. 請求項4に記載の放送用ポータブルカメラであって、
    前記放熱用フィン、或は基板に搭載された前記発熱部品の側面周囲を覆い、かつ前記放熱用フィン、或は前記発熱部品に冷却風が流れるように上面及び下面を開口とするコの字状の周囲覆い物を備え、
    前記周囲覆い物は前記ボックスの前記開口に密接することを特徴とする放送用ポータブルカメラ。
  11. 請求項5に記載の放送用ポータブルカメラであって、
    前記放熱用フィン、或は基板に搭載された前記発熱部品の側面周囲を覆い、かつ前記放熱用フィン、或は前記発熱部品に冷却風が流れるように上面及び下面を開口とするコの字状の周囲覆い物を備え、
    前記周囲覆い物は前記ボックスの前記開口に密接することを特徴とする放送用ポータブルカメラ。
  12. 請求項6に記載の放送用ポータブルカメラであって、
    前記放熱用フィン、或は基板に搭載された前記発熱部品の側面周囲を覆い、かつ前記放熱用フィン、或は前記発熱部品に冷却風が流れるように上面及び下面を開口とするコの字状の周囲覆い物を備え、
    前記周囲覆い物は前記ボックスの前記開口に密接することを特徴とする放送用ポータブルカメラ。
  13. 筐体内に複数の発熱部品を内蔵し、前記筐体内底面に冷却用のファンを配設し、前記ファンを用いて前記発熱部品の排熱を前記筐体底面からおこなう放送用ポータブルカメラにおいて、
    前記ファンの吸気側を包み込むように壁面に覆われたボックスを有し、
    前記ボックスは、
    上面または側面に配設された前記発熱部品の配設位置と発熱量に応じて設けられた複数の開口と、前記ボックスに取り付けられた熱伝導金具とを備え、
    前記発熱部品から発生した熱は、前記ボックスの前記複数の開口に向って流れる空気流と、前記発熱部品に熱伝導シートまたは熱伝導グリースを介して接触させた前記熱伝導金具から前記ボックスへの熱伝導とにより、前記筐体外に排熱されることを特徴とする放送用ポータブルカメラ。
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