JP2002329991A - 冷却構造を備える電子機器 - Google Patents
冷却構造を備える電子機器Info
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型化を招くことなく必要な冷却を効率的に
行うことができる冷却構造を備える電子機器を提供す
る。 【解決手段】 固体撮像素子3r,3g,3bと、発熱
素子が搭載された電子回路基板4a,4b,4cと、こ
れらの電子回路基板4a,4b,4cを保持するガイド
部材8と、このガイド部材8に取り付けられた風による
強制冷却用のファンモータ7a,7bと、このファンモ
ータ7a,7bによる風の排気窓であってビューファイ
ンダ21の接眼部21aと反対側の筐体面に設けられた
スリット16a,16bと、を備え、上記固体撮像素子
3r,3g,3bを上記電子回路基板4aやガイド部材
8などを用いて発熱素子から熱的に遮蔽するようにし
た、冷却構造を備える電子機器。
行うことができる冷却構造を備える電子機器を提供す
る。 【解決手段】 固体撮像素子3r,3g,3bと、発熱
素子が搭載された電子回路基板4a,4b,4cと、こ
れらの電子回路基板4a,4b,4cを保持するガイド
部材8と、このガイド部材8に取り付けられた風による
強制冷却用のファンモータ7a,7bと、このファンモ
ータ7a,7bによる風の排気窓であってビューファイ
ンダ21の接眼部21aと反対側の筐体面に設けられた
スリット16a,16bと、を備え、上記固体撮像素子
3r,3g,3bを上記電子回路基板4aやガイド部材
8などを用いて発熱素子から熱的に遮蔽するようにし
た、冷却構造を備える電子機器。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却構造を備える
電子機器、より詳しくは、固体撮像素子と、局所的な発
熱量が大きい素子である発熱素子が搭載された電子回路
基板と、の少なくとも一方の冷却に好適な冷却構造を備
える電子機器に関する。
電子機器、より詳しくは、固体撮像素子と、局所的な発
熱量が大きい素子である発熱素子が搭載された電子回路
基板と、の少なくとも一方の冷却に好適な冷却構造を備
える電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器は、内部に、局所的な発熱量が
大きい素子である発熱素子を搭載することがあり、さら
に、温度によって性能が劣化してしまう(あるいは性能
が激しく劣化してしまう)素子、例えば撮像素子等のよ
うな熱によってノイズが発生して画質が劣化してしまう
素子が存在することも珍しくない。こうした場合には、
何等かの冷却を行う必要があり、従来より、電子機器に
冷却構造を備えさせる技術が種々提案されている。
大きい素子である発熱素子を搭載することがあり、さら
に、温度によって性能が劣化してしまう(あるいは性能
が激しく劣化してしまう)素子、例えば撮像素子等のよ
うな熱によってノイズが発生して画質が劣化してしまう
素子が存在することも珍しくない。こうした場合には、
何等かの冷却を行う必要があり、従来より、電子機器に
冷却構造を備えさせる技術が種々提案されている。
【0003】このような冷却構造を備える電子機器とし
ては、例えば実開昭63−131291号公報に、周囲
温度によって暗電流が大きく変化してしまう固体撮像素
子を、専用の隔壁を設けることによって他の電気回路部
から隔離するようにした構造が記載されている。
ては、例えば実開昭63−131291号公報に、周囲
温度によって暗電流が大きく変化してしまう固体撮像素
子を、専用の隔壁を設けることによって他の電気回路部
から隔離するようにした構造が記載されている。
【0004】また、例えば特開昭61−85899号公
報には、発熱体である電子部品を実装する電子回路基板
を多数有する筐体内の、該電子部品群の前後または上下
に冷却ファンを設置して、この冷却ファンにより筐体内
の電子回路基板全体を一括して冷却する技術が記載され
ている。
報には、発熱体である電子部品を実装する電子回路基板
を多数有する筐体内の、該電子部品群の前後または上下
に冷却ファンを設置して、この冷却ファンにより筐体内
の電子回路基板全体を一括して冷却する技術が記載され
ている。
【0005】さらに、特開平6−302981号公報に
は、平行に配置された複数の基板間に冷却風を流して、
この冷却風をスリット上のダクトにより振り分ける構成
が記載されている。
は、平行に配置された複数の基板間に冷却風を流して、
この冷却風をスリット上のダクトにより振り分ける構成
が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭63−131291号公報に記載のものでは、空間
を二分するための専用の遮断壁を設けているために、装
置が大型化したり重量が増したりするとともに、コスト
アップを招くことにもなっていた。
開昭63−131291号公報に記載のものでは、空間
を二分するための専用の遮断壁を設けているために、装
置が大型化したり重量が増したりするとともに、コスト
アップを招くことにもなっていた。
【0007】また、上記特開昭61−85899号公報
に記載されたような全体を一括して冷却する技術では、
装置全体がほぼ均一に発熱する場合には有効に機能する
が、発熱するのが局所的な部分である場合には、送風さ
れる冷却風の内で冷却として有効に作用しないものがあ
ることになるために、冷却効率が良いとはいえない。さ
らに、局所的に発熱量の大きな素子が存在する場合、確
実に冷却するためには、発熱量が最大となる素子に合わ
せて、筐体内全体に送風する風量を増加させる必要があ
るが、このときには、消費電力が増加するとともに、冷
却ファンの駆動音や、冷却風がダクトを通過する際に発
生する音が使用者には騒音として感じられてしまい、無
視できない不快感を与えることになる。
に記載されたような全体を一括して冷却する技術では、
装置全体がほぼ均一に発熱する場合には有効に機能する
が、発熱するのが局所的な部分である場合には、送風さ
れる冷却風の内で冷却として有効に作用しないものがあ
ることになるために、冷却効率が良いとはいえない。さ
らに、局所的に発熱量の大きな素子が存在する場合、確
実に冷却するためには、発熱量が最大となる素子に合わ
せて、筐体内全体に送風する風量を増加させる必要があ
るが、このときには、消費電力が増加するとともに、冷
却ファンの駆動音や、冷却風がダクトを通過する際に発
生する音が使用者には騒音として感じられてしまい、無
視できない不快感を与えることになる。
【0008】一方、上記特開平6−302981号公報
に記載されている技術では、発熱量の多い素子にはヒー
トシンクを備えさせることが必要となるために、基板間
のピッチを広く取って該ヒートシンクを収納するスペー
スを設けなければならず、装置が大型化してしまうのは
避けられなかった。
に記載されている技術では、発熱量の多い素子にはヒー
トシンクを備えさせることが必要となるために、基板間
のピッチを広く取って該ヒートシンクを収納するスペー
スを設けなければならず、装置が大型化してしまうのは
避けられなかった。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、大型化を招くことなく必要な冷却を効率的に行う
ことができる冷却構造を備える電子機器を提供すること
を目的としている。
あり、大型化を招くことなく必要な冷却を効率的に行う
ことができる冷却構造を備える電子機器を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による冷却構造を備える電子機器は、
固体撮像素子と、局所的な発熱量が大きい素子である発
熱素子が搭載された電子回路基板を含む一以上の電子回
路基板と、上記電子回路基板を保持する保持部材と、を
備え、上記固体撮像素子と発熱素子とを、少なくとも上
記電子回路基板と保持部材とを用いて、熱的に遮蔽する
ように構成したものである。
めに、第1の発明による冷却構造を備える電子機器は、
固体撮像素子と、局所的な発熱量が大きい素子である発
熱素子が搭載された電子回路基板を含む一以上の電子回
路基板と、上記電子回路基板を保持する保持部材と、を
備え、上記固体撮像素子と発熱素子とを、少なくとも上
記電子回路基板と保持部材とを用いて、熱的に遮蔽する
ように構成したものである。
【0011】また、第2の発明による冷却構造を備える
電子機器は、上記第1の発明による冷却構造を備える電
子機器において、上記電子回路基板の内の上記固体撮像
素子に最も近接する電子回路基板は、少なくとも該固体
撮像素子に対向する面に上記発熱素子が実装されていな
いものである。
電子機器は、上記第1の発明による冷却構造を備える電
子機器において、上記電子回路基板の内の上記固体撮像
素子に最も近接する電子回路基板は、少なくとも該固体
撮像素子に対向する面に上記発熱素子が実装されていな
いものである。
【0012】さらに、第3の発明による冷却構造を備え
る電子機器は、上記第1または第2の発明による冷却構
造を備える電子機器において、上記固体撮像素子と電子
回路基板とを少なくとも内包する筐体と、この筐体と上
記固体撮像素子とを熱的に結合させることにより該固体
撮像素子から発生する熱を上記筐体に伝導する伝熱部材
と、をさらに備え、上記伝熱部材は、上記固体撮像素子
を、該固体撮像素子から見て電子回路基板と反対側に位
置する筐体面に結合するものである。
る電子機器は、上記第1または第2の発明による冷却構
造を備える電子機器において、上記固体撮像素子と電子
回路基板とを少なくとも内包する筐体と、この筐体と上
記固体撮像素子とを熱的に結合させることにより該固体
撮像素子から発生する熱を上記筐体に伝導する伝熱部材
と、をさらに備え、上記伝熱部材は、上記固体撮像素子
を、該固体撮像素子から見て電子回路基板と反対側に位
置する筐体面に結合するものである。
【0013】第4の発明による冷却構造を備える電子機
器は、発熱量が大きい素子である発熱素子が搭載された
電子回路基板と、この電子回路基板をその接触部におい
て保持する基板ガイドと、を備え、上記電子回路基板
は、上記発熱素子から上記接触部に至る熱伝導路を有し
てなるものである。
器は、発熱量が大きい素子である発熱素子が搭載された
電子回路基板と、この電子回路基板をその接触部におい
て保持する基板ガイドと、を備え、上記電子回路基板
は、上記発熱素子から上記接触部に至る熱伝導路を有し
てなるものである。
【0014】第5の発明による冷却構造を備える電子機
器は、上記第4の発明による冷却構造を備える電子機器
において、送風することにより強制的な冷却を行う強制
冷却装置をさらに備え、上記基板ガイドは、その少なく
とも一部が、上記強制冷却装置による風の通過経路内に
暴露されるように配置されている。
器は、上記第4の発明による冷却構造を備える電子機器
において、送風することにより強制的な冷却を行う強制
冷却装置をさらに備え、上記基板ガイドは、その少なく
とも一部が、上記強制冷却装置による風の通過経路内に
暴露されるように配置されている。
【0015】第6の発明による冷却構造を備える電子機
器は、上記第5の発明による冷却構造を備える電子機器
において、上記強制冷却装置により送風される風を案内
する案内壁をさらに備え、この案内壁と上記基板ガイド
とは、互いに熱的に結合されている。
器は、上記第5の発明による冷却構造を備える電子機器
において、上記強制冷却装置により送風される風を案内
する案内壁をさらに備え、この案内壁と上記基板ガイド
とは、互いに熱的に結合されている。
【0016】第7の発明による冷却構造を備える電子機
器は、上記第5または第6の発明による冷却構造を備え
る電子機器において、上記固体撮像素子により撮像され
る映像を接眼部を介して観察するためのビューファイン
ダをさらに備え、上記強制冷却装置により送風され上記
通過経路を経由して運ばれた冷却風を外部に放出するた
めの排気窓を、上記ビューファインダの接眼部の近傍以
外に配設したものである。
器は、上記第5または第6の発明による冷却構造を備え
る電子機器において、上記固体撮像素子により撮像され
る映像を接眼部を介して観察するためのビューファイン
ダをさらに備え、上記強制冷却装置により送風され上記
通過経路を経由して運ばれた冷却風を外部に放出するた
めの排気窓を、上記ビューファインダの接眼部の近傍以
外に配設したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図4は本発明の一実施形
態を示したものであり、図1は撮像装置の内部構成を筐
体を透視した状態で示す斜視図、図2は固体撮像素子の
近傍の構成を示す斜視図、図3は撮像装置の内部構成を
示す分解斜視図、図4はファンモータが取り付けられた
ガイド部材の構成を底面側から示す斜視図である。
施の形態を説明する。図1から図4は本発明の一実施形
態を示したものであり、図1は撮像装置の内部構成を筐
体を透視した状態で示す斜視図、図2は固体撮像素子の
近傍の構成を示す斜視図、図3は撮像装置の内部構成を
示す分解斜視図、図4はファンモータが取り付けられた
ガイド部材の構成を底面側から示す斜視図である。
【0018】この実施形態は、電子機器としての撮像装
置に、冷却構造を備えさせたものである。
置に、冷却構造を備えさせたものである。
【0019】この撮像装置は、被写体光を取り込んで後
述する固体撮像素子3r,3g,3bの受光面に結像さ
せる光学系1と、この光学系1から入射した被写体光
を、赤(R),緑(G),青(B)の各波長帯域に対応
する3つの光に分光して、分光された各光をそれぞれ対
応する固体撮像素子3r,3g,3bの受光面に導くダ
イクロイックプリズム2と、受光したRGB光をそれぞ
れ電気画像信号に変換して出力する固体撮像素子3r,
3g,3bと、これら固体撮像素子3r,3g,3bか
ら出力される電気画像信号を処理する処理回路が実装さ
れた電子回路基板4a,4b,4cと、これらの電子回
路基板4a,4b,4cを下端側においてそれぞれ保持
するための凹状突起5a,5b,5cを備えた保持部材
たる底板5と、上記電子回路基板4a,4b,4cを上
端側の接触部においてそれぞれ保持するための基板ガイ
ドたる凹状突起ガイド6a,6b,6cを下面側に備え
るとともに上面側にファン室8a,8bが形成された保
持部材たるガイド部材8と、このガイド部材8のファン
室8a,8bにそれぞれ固着された強制冷却装置たるフ
ァンモータ7a,7bと、上記電子回路基板4a,4
b,4cが接続される電子回路基板であるメイン基板9
と、処理された画像を接眼部21aを介して確認するた
めのビューファインダ21と、上記光学系1とビューフ
ァインダ21が取り付けられていてその他の上記各部材
を内包するものであり右側面の下部に空気吸引用のスリ
ット14a,14bが上部に空気排出用の各2つの排気
窓であるスリット16a,16bが穿設された筐体10
と、を有して構成されている。
述する固体撮像素子3r,3g,3bの受光面に結像さ
せる光学系1と、この光学系1から入射した被写体光
を、赤(R),緑(G),青(B)の各波長帯域に対応
する3つの光に分光して、分光された各光をそれぞれ対
応する固体撮像素子3r,3g,3bの受光面に導くダ
イクロイックプリズム2と、受光したRGB光をそれぞ
れ電気画像信号に変換して出力する固体撮像素子3r,
3g,3bと、これら固体撮像素子3r,3g,3bか
ら出力される電気画像信号を処理する処理回路が実装さ
れた電子回路基板4a,4b,4cと、これらの電子回
路基板4a,4b,4cを下端側においてそれぞれ保持
するための凹状突起5a,5b,5cを備えた保持部材
たる底板5と、上記電子回路基板4a,4b,4cを上
端側の接触部においてそれぞれ保持するための基板ガイ
ドたる凹状突起ガイド6a,6b,6cを下面側に備え
るとともに上面側にファン室8a,8bが形成された保
持部材たるガイド部材8と、このガイド部材8のファン
室8a,8bにそれぞれ固着された強制冷却装置たるフ
ァンモータ7a,7bと、上記電子回路基板4a,4
b,4cが接続される電子回路基板であるメイン基板9
と、処理された画像を接眼部21aを介して確認するた
めのビューファインダ21と、上記光学系1とビューフ
ァインダ21が取り付けられていてその他の上記各部材
を内包するものであり右側面の下部に空気吸引用のスリ
ット14a,14bが上部に空気排出用の各2つの排気
窓であるスリット16a,16bが穿設された筐体10
と、を有して構成されている。
【0020】このような撮像装置は、図1や図3に示す
ように、上記ダイクロイックプリズム2と固体撮像素子
3r,3g,3bとを含む領域が、上記底板5、ガイド
部材8、電子回路基板4a、メイン基板9、筐体10の
フロントパネル10a(図2参照)、および筐体10の
側壁によって、それ以外の領域に対してほぼ隔離された
構造になっている。
ように、上記ダイクロイックプリズム2と固体撮像素子
3r,3g,3bとを含む領域が、上記底板5、ガイド
部材8、電子回路基板4a、メイン基板9、筐体10の
フロントパネル10a(図2参照)、および筐体10の
側壁によって、それ以外の領域に対してほぼ隔離された
構造になっている。
【0021】CCDなどに代表される固体撮像素子は、
熱によって生ずる暗電流成分の増加によって画像信号の
S/N比が低下するという性質があるために、この撮像
装置においては、図2に示すように、各固体撮像素子3
r,3g,3bに対してペルチェ素子等の電子冷却素子
11r,11g,11bをそれぞれ一体的に固着し、こ
れらの電子冷却素子11r,11g,11bの放熱面
に、放出された熱の移動を行うための伝熱板12r,1
2g,12bを固着している。
熱によって生ずる暗電流成分の増加によって画像信号の
S/N比が低下するという性質があるために、この撮像
装置においては、図2に示すように、各固体撮像素子3
r,3g,3bに対してペルチェ素子等の電子冷却素子
11r,11g,11bをそれぞれ一体的に固着し、こ
れらの電子冷却素子11r,11g,11bの放熱面
に、放出された熱の移動を行うための伝熱板12r,1
2g,12bを固着している。
【0022】この伝熱板12r,12g,12bの両端
は、左右一対に設けられた伝熱壁13a,13bに連結
されており、さらに、これらの伝熱壁13a,13b
は、上記固体撮像素子3r,3g,3bから見て電子回
路基板4a,4b,4cと反対側に位置する筐体10の
面であるフロントパネル10aに、例えば締結により結
合されている。
は、左右一対に設けられた伝熱壁13a,13bに連結
されており、さらに、これらの伝熱壁13a,13b
は、上記固体撮像素子3r,3g,3bから見て電子回
路基板4a,4b,4cと反対側に位置する筐体10の
面であるフロントパネル10aに、例えば締結により結
合されている。
【0023】こうして、これら伝熱板12r,12g,
12bと伝熱壁13a,13bは、筐体10と上記固体
撮像素子3r,3g,3bとを熱的に結合させる伝熱部
材となっている。
12bと伝熱壁13a,13bは、筐体10と上記固体
撮像素子3r,3g,3bとを熱的に結合させる伝熱部
材となっている。
【0024】このような構成により、固体撮像素子3
r,3g,3bを冷却する際に上記電子冷却素子11
r,11g,11bから放出される熱は、それぞれ伝熱
板12r,12g,12bに伝導され、さらに、上記伝
熱壁13a,13bを経由して、フロントパネル10a
から外部に放熱されるようになっている。
r,3g,3bを冷却する際に上記電子冷却素子11
r,11g,11bから放出される熱は、それぞれ伝熱
板12r,12g,12bに伝導され、さらに、上記伝
熱壁13a,13bを経由して、フロントパネル10a
から外部に放熱されるようになっている。
【0025】また、これらダイクロイックプリズム2や
固体撮像素子3r,3g,3bを含む領域については、
上記2つのファンモータ7a,7bの内の一方のファン
モータ7aにより空気を流通させて、冷却を行うように
なっている。すなわち、ファンモータ7aを駆動するこ
とにより、上記スリット14aから空気が吸引され、ダ
イクロイックプリズム2や固体撮像素子3r,3g,3
bを含む領域を通過しながらこれらの冷却を行い、冷却
後の空気が上記スリット16aから排気されるようにな
っている。
固体撮像素子3r,3g,3bを含む領域については、
上記2つのファンモータ7a,7bの内の一方のファン
モータ7aにより空気を流通させて、冷却を行うように
なっている。すなわち、ファンモータ7aを駆動するこ
とにより、上記スリット14aから空気が吸引され、ダ
イクロイックプリズム2や固体撮像素子3r,3g,3
bを含む領域を通過しながらこれらの冷却を行い、冷却
後の空気が上記スリット16aから排気されるようにな
っている。
【0026】一方、撮像装置の内部に設けられた電子回
路基板4a,4b,4c上には、例えばCPUやメモリ
等の局所的な発熱量が大きい発熱素子(高発熱素子)が
搭載されており、これらの発熱素子から発生された熱が
上記固体撮像素子3r,3g,3bの周囲に伝播する
と、上述したように、画像信号のS/N比が低下してし
まうことになる。
路基板4a,4b,4c上には、例えばCPUやメモリ
等の局所的な発熱量が大きい発熱素子(高発熱素子)が
搭載されており、これらの発熱素子から発生された熱が
上記固体撮像素子3r,3g,3bの周囲に伝播する
と、上述したように、画像信号のS/N比が低下してし
まうことになる。
【0027】そこで、この撮像装置では、上述したよう
に固体撮像素子3r,3g,3b周囲の領域を、上記底
板5、ガイド部材8、電子回路基板4a、メイン基板
9、筐体10のフロントパネル10a(図2参照)、お
よび筐体10の側壁によって取り囲むことにより、略密
閉空間を構成し、電子回路基板4a,4b,4cに搭載
された高発熱素子から発生される熱が、該固体撮像素子
3r,3g,3bの周囲へ伝播するのを軽減させてい
る。
に固体撮像素子3r,3g,3b周囲の領域を、上記底
板5、ガイド部材8、電子回路基板4a、メイン基板
9、筐体10のフロントパネル10a(図2参照)、お
よび筐体10の側壁によって取り囲むことにより、略密
閉空間を構成し、電子回路基板4a,4b,4cに搭載
された高発熱素子から発生される熱が、該固体撮像素子
3r,3g,3bの周囲へ伝播するのを軽減させてい
る。
【0028】このとき、上記電子回路基板4a,4b,
4cの内の、最も固体撮像素子3r,3g,3bに近接
している電子回路基板4aは、少なくとも該固体撮像素
子3r,3g,3bに対向する面に、局所的な発熱量が
大きい素子である発熱素子は実装されていない。
4cの内の、最も固体撮像素子3r,3g,3bに近接
している電子回路基板4aは、少なくとも該固体撮像素
子3r,3g,3bに対向する面に、局所的な発熱量が
大きい素子である発熱素子は実装されていない。
【0029】さらに、特に発熱量の多い素子は、できる
限り電子回路基板4bまたは4cに搭載することによ
り、固体撮像素子3r,3g,3b周囲への熱の伝播を
より一層軽減させることができる。
限り電子回路基板4bまたは4cに搭載することによ
り、固体撮像素子3r,3g,3b周囲への熱の伝播を
より一層軽減させることができる。
【0030】また、この撮像装置では、電子回路基板4
a,4b,4cに実装された素子自身についても、高熱
に曝されると動作が安定しなくなる可能性があることを
考慮して、電子回路基板4a,4b,4cの周囲温度が
上昇することのないように、効果的に放熱する構成とな
っており、以下にその構成について説明する。
a,4b,4cに実装された素子自身についても、高熱
に曝されると動作が安定しなくなる可能性があることを
考慮して、電子回路基板4a,4b,4cの周囲温度が
上昇することのないように、効果的に放熱する構成とな
っており、以下にその構成について説明する。
【0031】上記電子回路基板4a,4b,4cには、
図3に示すように、熱伝導路を構成する銅薄パターン2
0a,20b,20cが上辺近傍にそれぞれ設けられて
おり、該電子回路基板4a,4b,4c上の高発熱素子
によって放出される熱は、これらの銅薄パターン20
a,20b,20cによって、それぞれ積極的に基板の
接触部となる上辺近傍に導かれて行くようになってい
る。
図3に示すように、熱伝導路を構成する銅薄パターン2
0a,20b,20cが上辺近傍にそれぞれ設けられて
おり、該電子回路基板4a,4b,4c上の高発熱素子
によって放出される熱は、これらの銅薄パターン20
a,20b,20cによって、それぞれ積極的に基板の
接触部となる上辺近傍に導かれて行くようになってい
る。
【0032】このとき、高発熱素子はできるかぎり凹状
突起ガイド6a,6b,6cに近い位置に配置すること
が望ましい。従って、例えば電子回路基板4aに実装さ
れた素子17、電子回路基板4bに実装された素子1
8、電子回路基板4cに実装された素子19が、それぞ
れ高発熱素子となるように配置することで、効率的な放
熱を行うことができるように構成されている。
突起ガイド6a,6b,6cに近い位置に配置すること
が望ましい。従って、例えば電子回路基板4aに実装さ
れた素子17、電子回路基板4bに実装された素子1
8、電子回路基板4cに実装された素子19が、それぞ
れ高発熱素子となるように配置することで、効率的な放
熱を行うことができるように構成されている。
【0033】そして、上述したように、電子回路基板4
a,4b,4cの上辺近傍に導かれた熱は、凹状突起ガ
イド6a,6b,6cを有するガイド部材8へと移動す
る。このとき、このガイド部材8は、凹状突起ガイド6
a,6b,6cも含めて、良伝熱性部材により構成され
ていて、熱の移動が円滑に行われるようになっている。
a,4b,4cの上辺近傍に導かれた熱は、凹状突起ガ
イド6a,6b,6cを有するガイド部材8へと移動す
る。このとき、このガイド部材8は、凹状突起ガイド6
a,6b,6cも含めて、良伝熱性部材により構成され
ていて、熱の移動が円滑に行われるようになっている。
【0034】上記凹状突起ガイド6a,6b,6cは、
図4に示すように、上記ファンモータ7bの近傍まで延
在しているために、ガイド部材8は効果的に冷却され、
ひいては上記銅薄パターン20a,20b,20cや、
素子17,18,19等の高発熱素子が効果的に冷却さ
れる。
図4に示すように、上記ファンモータ7bの近傍まで延
在しているために、ガイド部材8は効果的に冷却され、
ひいては上記銅薄パターン20a,20b,20cや、
素子17,18,19等の高発熱素子が効果的に冷却さ
れる。
【0035】このとき、電子回路基板4a,4b,4c
の凹状突起ガイド6a,6b,6cに近い上辺近傍は、
ファンモータ7bによる空気の流通経路の下流側となっ
ているために、高発熱素子から発生された熱が、電子回
路基板4a,4b,4cに実装された他の素子に影響を
及ぼすのを、極力抑制することができるようになってい
る。
の凹状突起ガイド6a,6b,6cに近い上辺近傍は、
ファンモータ7bによる空気の流通経路の下流側となっ
ているために、高発熱素子から発生された熱が、電子回
路基板4a,4b,4cに実装された他の素子に影響を
及ぼすのを、極力抑制することができるようになってい
る。
【0036】上記ファンモータ7a,7bによる排気方
向には、細長のスリット16a,16bから空気を排出
するのに適するように気流の出口を広げるように配設さ
れた傾斜壁8c,8dと、冷却後に排気される空気の流
れを案内するための案内壁15a,15bと、がそれぞ
れ設けられている。
向には、細長のスリット16a,16bから空気を排出
するのに適するように気流の出口を広げるように配設さ
れた傾斜壁8c,8dと、冷却後に排気される空気の流
れを案内するための案内壁15a,15bと、がそれぞ
れ設けられている。
【0037】このとき、これらの案内壁15a,15b
は、上記ガイド部材8に対して、互いに熱的に結合され
た状態で取り付けられている。上記案内壁15a,15
bは、風路中に配設されて効率的に冷却される部材であ
り、これらの案内壁15a,15bとガイド部材8とを
熱的に結合することにより、該ガイド部材8に伝わった
熱も効率良く冷却されて、スリット16a,16bを介
して排熱されるようになっている。
は、上記ガイド部材8に対して、互いに熱的に結合され
た状態で取り付けられている。上記案内壁15a,15
bは、風路中に配設されて効率的に冷却される部材であ
り、これらの案内壁15a,15bとガイド部材8とを
熱的に結合することにより、該ガイド部材8に伝わった
熱も効率良く冷却されて、スリット16a,16bを介
して排熱されるようになっている。
【0038】冷却後の空気を排出するためのスリット1
6a,16bは、図1に示すように、筐体10の、上記
ビューファインダ21の接眼部21aとは反対側の側面
に設けられており、該接眼部21aを介して観察する撮
影者に冷却使用後の温風が当たることのないように構成
されている。
6a,16bは、図1に示すように、筐体10の、上記
ビューファインダ21の接眼部21aとは反対側の側面
に設けられており、該接眼部21aを介して観察する撮
影者に冷却使用後の温風が当たることのないように構成
されている。
【0039】また、上述したように、上記固体撮像素子
3r,3g,3bは、ファンモータ7aによりスリット
14aから吸引されてスリット16aから排出される経
路で流れる冷却風により冷却され、発熱素子を搭載する
電子回路基板4a,4b,4cは、ファンモータ7bに
よりスリット14bから吸引されてスリット16bから
排出される経路で流れる冷却風により冷却されるように
なっている。
3r,3g,3bは、ファンモータ7aによりスリット
14aから吸引されてスリット16aから排出される経
路で流れる冷却風により冷却され、発熱素子を搭載する
電子回路基板4a,4b,4cは、ファンモータ7bに
よりスリット14bから吸引されてスリット16bから
排出される経路で流れる冷却風により冷却されるように
なっている。
【0040】こうして、固体撮像素子3r,3g,3b
と電子回路基板4a,4b,4cとを独立して冷却させ
るようにしているために、発生した熱が互いに影響を及
ぼすのを極力低減することができ、固体撮像素子3r,
3g,3bは、熱による影響を受けることなく安定した
画質で撮像することが可能となっている。
と電子回路基板4a,4b,4cとを独立して冷却させ
るようにしているために、発生した熱が互いに影響を及
ぼすのを極力低減することができ、固体撮像素子3r,
3g,3bは、熱による影響を受けることなく安定した
画質で撮像することが可能となっている。
【0041】このような実施形態によれば、固体撮像素
子をペルチェ素子等の電子冷却素子により冷却して、そ
の放熱をフロントパネルを介して行っているために、熱
によるノイズ等が固体撮像素子に発生するのを抑制し
て、高品質な画質を維持することができる。
子をペルチェ素子等の電子冷却素子により冷却して、そ
の放熱をフロントパネルを介して行っているために、熱
によるノイズ等が固体撮像素子に発生するのを抑制し
て、高品質な画質を維持することができる。
【0042】そして、固体撮像素子からの放熱を、ビュ
ーファインダが配設された筐体面とは異なるフロントパ
ネルにより行っているために、ビューファインダの接眼
部を介して画像を観察している撮影者に、該フロントパ
ネルから放出される熱が影響を及ぼすことはない。
ーファインダが配設された筐体面とは異なるフロントパ
ネルにより行っているために、ビューファインダの接眼
部を介して画像を観察している撮影者に、該フロントパ
ネルから放出される熱が影響を及ぼすことはない。
【0043】さらに、ファンモータにより送風して冷却
を行った後の空気を、接眼部とは反対側となる筐体の側
壁面から排気しているために、温風が接眼部を介して画
像を観察している撮影者の顔面等に当たることはなく、
撮影時に熱気を不快に感ずることはなく、さらに、撮像
装置に万が一何等かの異常が発生したときであっても、
熱による影響を撮影者が受けるのを極力低減することが
可能となる。
を行った後の空気を、接眼部とは反対側となる筐体の側
壁面から排気しているために、温風が接眼部を介して画
像を観察している撮影者の顔面等に当たることはなく、
撮影時に熱気を不快に感ずることはなく、さらに、撮像
装置に万が一何等かの異常が発生したときであっても、
熱による影響を撮影者が受けるのを極力低減することが
可能となる。
【0044】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように請求項1による本発
明の冷却構造を備える電子機器によれば、固体撮像素子
と発熱素子とを少なくとも電子回路基板と保持部材とを
用いて熱的に遮蔽することにより、大型化を招くことな
く必要な冷却を効率的に行うことができる。
明の冷却構造を備える電子機器によれば、固体撮像素子
と発熱素子とを少なくとも電子回路基板と保持部材とを
用いて熱的に遮蔽することにより、大型化を招くことな
く必要な冷却を効率的に行うことができる。
【0046】また、請求項2による本発明の冷却構造を
備える電子機器によれば、固体撮像素子に最も近接する
電子回路基板は少なくとも該固体撮像素子に対向する面
に発熱素子が実装されていないために、請求項1に記載
の発明と同様の効果をより顕著に奏することができる。
備える電子機器によれば、固体撮像素子に最も近接する
電子回路基板は少なくとも該固体撮像素子に対向する面
に発熱素子が実装されていないために、請求項1に記載
の発明と同様の効果をより顕著に奏することができる。
【0047】さらに、請求項3による本発明の冷却構造
を備える電子機器によれば、請求項1または請求項2に
記載の発明と同様の効果を奏するとともに、伝熱部材
が、固体撮像素子から見て電子回路基板と反対側に位置
する筐体面に該固体撮像素子を結合するために、固体撮
像素子と電子回路基板とが熱的な影響を及ぼし合うのを
極力低減することができる。
を備える電子機器によれば、請求項1または請求項2に
記載の発明と同様の効果を奏するとともに、伝熱部材
が、固体撮像素子から見て電子回路基板と反対側に位置
する筐体面に該固体撮像素子を結合するために、固体撮
像素子と電子回路基板とが熱的な影響を及ぼし合うのを
極力低減することができる。
【0048】請求項4による本発明の冷却構造を備える
電子機器によれば、電子回路基板が発熱素子から接触部
に至る熱伝導路を有しているために、発熱素子から発生
した熱を効率的に逃がすことができ、大型化を招くこと
なく必要な冷却を効率的に行うことができる。
電子機器によれば、電子回路基板が発熱素子から接触部
に至る熱伝導路を有しているために、発熱素子から発生
した熱を効率的に逃がすことができ、大型化を招くこと
なく必要な冷却を効率的に行うことができる。
【0049】請求項5による本発明の冷却構造を備える
電子機器によれば、請求項4に記載の発明と同様の効果
を奏するとともに、強制冷却装置による風の通過経路内
に基板ガイドの少なくとも一部が暴露されるように配置
したために、より効率の高い冷却を行うことができる。
電子機器によれば、請求項4に記載の発明と同様の効果
を奏するとともに、強制冷却装置による風の通過経路内
に基板ガイドの少なくとも一部が暴露されるように配置
したために、より効率の高い冷却を行うことができる。
【0050】請求項6による本発明の冷却構造を備える
電子機器によれば、請求項5に記載の発明と同様の効果
を奏するとともに、強制冷却装置により送風される風を
案内する案内壁を基板ガイドと互いに熱的に結合するよ
うにしたために、発熱素子から発生した熱をさらに効率
的に逃がすことができる。
電子機器によれば、請求項5に記載の発明と同様の効果
を奏するとともに、強制冷却装置により送風される風を
案内する案内壁を基板ガイドと互いに熱的に結合するよ
うにしたために、発熱素子から発生した熱をさらに効率
的に逃がすことができる。
【0051】請求項7による本発明の冷却構造を備える
電子機器によれば、請求項5または請求項6に記載の発
明と同様の効果を奏するとともに、強制冷却装置により
送風され通過経路を経由して運ばれた冷却風を外部に放
出するための排気窓を、ビューファインダの接眼部の近
傍以外に配設したために、該接眼部を介して観察を行う
撮影者に熱風による不快感等を与えることがない。
電子機器によれば、請求項5または請求項6に記載の発
明と同様の効果を奏するとともに、強制冷却装置により
送風され通過経路を経由して運ばれた冷却風を外部に放
出するための排気窓を、ビューファインダの接眼部の近
傍以外に配設したために、該接眼部を介して観察を行う
撮影者に熱風による不快感等を与えることがない。
【図1】本発明の一実施形態における撮像装置の内部構
成を筐体を透視した状態で示す斜視図。
成を筐体を透視した状態で示す斜視図。
【図2】上記実施形態における固体撮像素子の近傍の構
成を示す斜視図。
成を示す斜視図。
【図3】上記実施形態における撮像装置の内部構成を示
す分解斜視図。
す分解斜視図。
【図4】上記実施形態において、ファンモータが取り付
けられたガイド部材の構成を底面側から示す斜視図。
けられたガイド部材の構成を底面側から示す斜視図。
1…光学系 2…ダイクロイックプリズム 3r,3g,3b…固体撮像素子 4a,4b,4c…電子回路基板 5…底板(保持部材) 5a,5b,5c…凹状突起 6a,6b,6c…凹状突起ガイド(基板ガイド) 7a,7b…ファンモータ(強制冷却装置) 8…ガイド部材(保持部材) 9…メイン基板(電子回路基板) 10…筐体 11r,11g,11b…電子冷却素子 12r,12g,12b…伝熱板(伝熱部材) 13a,13b…伝熱壁(伝熱部材) 14a,14b…スリット 15a,15b…案内壁 16a,16b…スリット(排気窓) 17,18,19…素子(発熱素子) 20a,20b,20c…銅薄パターン(熱伝導路) 21…ビューファインダ 21a…接眼部
Claims (7)
- 【請求項1】 固体撮像素子と、 局所的な発熱量が大きい素子である発熱素子が搭載され
た電子回路基板を含む一以上の電子回路基板と、 上記電子回路基板を保持する保持部材と、 を具備し、 上記固体撮像素子と発熱素子とを、少なくとも上記電子
回路基板と保持部材とを用いて、熱的に遮蔽するように
構成したことを特徴とする、冷却構造を備える電子機
器。 - 【請求項2】 上記電子回路基板の内の上記固体撮像素
子に最も近接する電子回路基板は、少なくとも該固体撮
像素子に対向する面に上記発熱素子が実装されていない
ことを特徴とする、請求項1に記載の冷却構造を備える
電子機器。 - 【請求項3】 上記固体撮像素子と電子回路基板とを少
なくとも内包する筐体と、 この筐体と上記固体撮像素子とを熱的に結合させること
により、該固体撮像素子から発生する熱を上記筐体に伝
導する伝熱部材と、 をさらに具備し、 上記伝熱部材は、上記固体撮像素子を、該固体撮像素子
から見て電子回路基板と反対側に位置する筐体面に結合
するものであることを特徴とする、請求項1または請求
項2に記載の冷却構造を備える電子機器。 - 【請求項4】 発熱量が大きい素子である発熱素子が搭
載された電子回路基板と、 この電子回路基板をその接触部において保持する基板ガ
イドと、 を具備し、 上記電子回路基板は、上記発熱素子から上記接触部に至
る熱伝導路を有してなるものであることを特徴とする、
冷却構造を備える電子機器。 - 【請求項5】 送風することにより強制的な冷却を行う
強制冷却装置をさらに具備し、 上記基板ガイドは、その少なくとも一部が、上記強制冷
却装置による風の通過経路内に暴露されるように配置さ
れていることを特徴とする、請求項4に記載の冷却構造
を備える電子機器。 - 【請求項6】 上記強制冷却装置により送風される風を
案内する案内壁をさらに具備し、 この案内壁と上記基板ガイドとは、互いに熱的に結合さ
れていることを特徴とする、請求項5に記載の冷却構造
を備える電子機器。 - 【請求項7】 上記固体撮像素子により撮像される映像
を接眼部を介して観察するためのビューファインダをさ
らに具備し、 上記強制冷却装置により送風され上記通過経路を経由し
て運ばれた冷却風を外部に放出するための排気窓を、上
記ビューファインダの接眼部の近傍以外に配設したこと
を特徴とする、請求項5または請求項6に記載の冷却構
造を備える電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001129973A JP2002329991A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 冷却構造を備える電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001129973A JP2002329991A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 冷却構造を備える電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002329991A true JP2002329991A (ja) | 2002-11-15 |
Family
ID=18978423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001129973A Withdrawn JP2002329991A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 冷却構造を備える電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002329991A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007221332A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Konica Minolta Opto Inc | 撮像装置及び携帯端末 |
JP2009170059A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Hitachi Ltd | 情報記録再生装置 |
WO2015025687A1 (ja) * | 2013-08-19 | 2015-02-26 | 株式会社日立国際電気 | 電子装置 |
JP2015220583A (ja) * | 2014-05-16 | 2015-12-07 | 株式会社日立国際電気 | 電子装置 |
WO2019119903A1 (zh) * | 2017-12-18 | 2019-06-27 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 无人机 |
US11696006B2 (en) | 2020-03-10 | 2023-07-04 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Imaging device |
-
2001
- 2001-04-26 JP JP2001129973A patent/JP2002329991A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007221332A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Konica Minolta Opto Inc | 撮像装置及び携帯端末 |
JP2009170059A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Hitachi Ltd | 情報記録再生装置 |
WO2015025687A1 (ja) * | 2013-08-19 | 2015-02-26 | 株式会社日立国際電気 | 電子装置 |
JPWO2015025687A1 (ja) * | 2013-08-19 | 2017-03-02 | 株式会社日立国際電気 | 電子装置 |
JP2015220583A (ja) * | 2014-05-16 | 2015-12-07 | 株式会社日立国際電気 | 電子装置 |
WO2019119903A1 (zh) * | 2017-12-18 | 2019-06-27 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 无人机 |
US11696006B2 (en) | 2020-03-10 | 2023-07-04 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Imaging device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080701 |