JP2009170059A - 情報記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部に配設された発熱源となる部品を効率よく冷却することが可能であると共に、小型化が達成された情報記録再生装置を提供する。
【解決手段】筐体と、筐体内に配設されると共に、信号処理用の集積回路が実装された回路基板40と、回路基板40に近設して筐体内に配設される冷却用ファン50を備え、冷却用ファン50の駆動によって生じる気流の少なくとも一部は、回路基板40の表面によって、その流路が画定されてなる情報記録再生装置である。
【選択図】図4

Description

本発明は、記録媒体に情報の記録及び/または情報の再生を行う情報記録再生装置に関する。
従来から、例えば、ビデオカメラ内の回路基板に搭載されたLSI等の回路部品から生じる熱の放熱対策として、情報記録再生装置の骨格となる金属フレームに熱伝導率に優れた銅板等の放熱板を接続して外部の筐体に放熱する構造とし、放熱板と回路基板間を放熱ゴムで接続して放熱性を改善する等の工夫がなされている。また、近年では、ビデオカメラの高画質化に伴い、撮像素子や回路基板の発熱量が増大している一方、装置全体を極力小型化することが要求されている。
外装ケース内に配設された発熱源で発生した熱を外部に放熱させるための構成を備えた情報記録再生装置として、着脱自在に装着されるディスク状記録媒体を回転駆動するテーブル回転装置と、前記テーブル回転装置により回転駆動される前記ディスク状記録媒体に対して情報信号の記録及び/または再生を行うピックアップ装置と、前記テーブル回転装置及び前記ピックアップ装置を駆動制御するための制御回路が搭載されたプリント基板と、前記テーブル回転装置、前記ピックアップ装置及び前記プリント基板が収納される外装ケースと、を備え、前記外装ケースに、両端が一面または二面に開口される流体通路を設けると共に、前記流体通路内にファンを設けた装置が紹介されている。(例えば、特許文献1参照)。
また、第1種類の発熱電子部品に熱伝導可能に接続された第1の放熱板と、第2種類の発熱電子部品またはその放熱用の第2の放熱板とが近接して配置され、前記第2種類の発熱電子部品または前記第2の放熱板から前記第1の放熱板への熱放射を遮る断熱部材が前記第1の放熱板と前記第2種類の発熱電子部品または前記第2の放熱板との間に配置されている情報記録再生装置も紹介されている。(例えば、特許文献2参照)。
そしてまた、情報記録再生装置本体の筐体と、冷却用ファンの筐体とを、互いに独立した構成とし、この独立した冷却用ファンの筐体を、前記装置本体の筐体の下部に取付けた情報記録再生装置も紹介されている。(例えば、特許文献3参照)。
特開2005−63534号公報 特開2007−174526号公報 特開2004−171654号公報
しかしながら、特許文献1に記載された情報記録再生装置は、ディスク蓋と外装ケースの内部を2つの室に仕切る仕切り壁と、この仕切り壁に螺子止めされたダクト部材とによって画定される空間が、冷却用の流体流路となるため、冷却すべき部品に当該流体を直接当てることができず、効率のよい冷却を行うことが困難である。また、前記流体流路を形成するために、ダクト部材を螺子止めする必要があり、組立が複雑であると共に、装置の小型化に支障を来す虞もある。
さらにまた、特許文献1に記載された情報記録再生装置は、着脱自在に装着されるディスク状記録媒体(例えば、DVD等)に情報の記録及び/または再生を行う装置であり、流体通路を外装ケースに設けると共に、その流体通路内にファンを設けることで、テーブル回転装置やピックアップ装置が熱影響を受けて高温になるのを防止または抑制して、テーブル回転装置等が必要以上に高温となって誤動作を生じたり、回転効率が悪くなるのを防止または抑制することを目的としており、HDD(ハードディスクドライブ)に情報の記録及び/または再生を行う際に生じる熱の放熱については、考慮がなされていない。
一方、特許文献2に記載された情報記録再生装置は、情報記録再生装置の底面に形成された雲台位置決め穴が、情報記録再生装置の内部に連通しており、ここから冷却用の空気を取り入れることができるようになっているが、冷却すべき部品に当該流体を直接当てることができず、効率のよい冷却を行うことが困難である。また、この空気の流路は、情報記録再生装置の小型化を考慮して形成されるものではなく、さらなる装置の小型化が望まれる。
また、特許文献3に記載された情報記録再生装置は、筐体の下部に冷却用ファンが配設されているが、この情報記録再生装置は、各回路への電源供給手段として、外部から供給される第1の直流電源と、電池による着脱可能な第2の直流電源とを、選択的に利用可能とし、冷却用ファンを、第2の直流電源が取り付けられるべき箇所に着脱可能としたものであり、冷却用ファンと、発熱源となる部品とのレイアウトを考慮して効率のよい放熱を行うことについては言及されていない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、内部に配設された発熱源となる部品を効率よく冷却することが可能であると共に、小型化が達成された情報記録再生装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、記録媒体に情報の記録及び/または情報の再生を行う情報記録再生装置であって、筐体と、前記筐体内に配設されると共に、信号処理用の集積回路が実装された回路基板と、前記回路基板に近設して前記筐体内に配設される冷却用ファンと、を備え、前記冷却用ファンの駆動によって生じる気流の少なくとも一部は、前記回路基板の表面によって、その流路が画定されてなる情報記録再生装置を提供するものである。
また、前記目的を達成するため本発明は、記録媒体に情報の記録及び/または情報の再生を行う情報記録再生装置であって、筐体と、前記筐体内に配設された撮像素子と、前記撮像素子に配設され且つ前記筐体内に配設された放熱部材と、前記放熱部材に近設して前記筐体内に配設される冷却用ファンと、を備え、前記放熱部材は、当該放熱部材の少なくとも一部が、前記冷却用ファンの駆動によって生じる気流が当たる位置に配設されてなる情報記録再生装置を提供するものである。
本発明にかかる情報記録再生装置は、内部に配設された発熱源となる部品を効率よく冷却することが可能であると共に、小型化を達成することができる。
次に、本発明の好適な実施の形態にかかる情報記録再生装置について図面を参照して説明する。なお、以下に記載される実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施の形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる情報記録再生装置の外観を示す斜視図、図2は、図1に示す情報記録再生装置から開閉カバーを取外した状態を示す斜視図、図3は、図1に示す情報記録再生装置の筐体及び一部の部品を取り外した状態を示す左側面図、図4は、図3に示す装置の平面図、図5は、図3に示す装置をリア側から見た図、図6は、図3に示す装置の斜視図、図7は、図6に示す装置にHDDを取付けた状態を示す図、図8は、図5に示す装置にHDDを取付けた状態を示す図、図9は、図8に示す装置をフロント側から見た図、図10は、図1に示す情報記録再生装置の筐体を取り外した状態を示す斜視図、図11は、図10に示す装置の右側面図、図12は、図11に示す装置の平面図、図13は、図10に示す装置をリア側から見た図、図14は、図1に示す装置に搭載されるHDDの斜視図、図15は、図4に示すHDDを反対側から見た斜視図、図16は、図6に示す装置に搭載されるSDカード用ユニットを示す斜視図、図17は、図16に示すSDカード用ユニットの右側面図、図18は、図2に示す情報記録再生装置の一部を示す右側面図、図19は、図18に示すXXI−XXI線に沿った一部断面図、図20は、図19に点線で示す部分の拡大図、図21は、図1に示す情報記録再生装置をリア側から見た図である。
なお、前記各図では、説明を判り易くするため、各部材の厚さやサイズ、拡大・縮小率等は、実際のものとは一致させずに記載した。また、本実施の形態では、撮影時に撮影者側となる方を「リア側」または「後側」とし、リア側の反対側(すなわち、撮影時に被写体を向く側)を「フロント側」または「前側」として説明する。そしてまた、本実施の形態では、装置のリア側に向かって右側を「右」、装置のリア側に向かって左側を「左」として説明する。また、装置の上下方向は、撮影する際の上下方向とする。
図1及び図2に示すように、本実施の形態にかかる情報記録再生装置1(例えば、ビデオカメラ)は、外装を構成する筐体11を有している。この筐体11は、撮影者が片手で把持して操作することが可能なサイズを備え、筐体11の右側面は、情報記録再生装置1を使用者が把持しやすいように外側に向けて湾曲したグリップ部17となっている。(図1、図2及び図19参照)。
筐体11のフロント側上部には、撮影光学系が組み込まれた鏡筒12が前後に延在し、その前部が筐体11のフロント面に臨むように設けられている。鏡筒12の上部のフロント寄りには、音声を収音するためのマイクロフォン13が配設されている。そして、筐体11のフロント側上部には、暗い場所で静止画を撮影する時に用いるフラッシュ18が鏡筒12の前部に隣接して配設されている。また、筐体11のフロント側のフラッシュ18の下部には、後に詳述する冷却用ファン50によって生じた気流が排出される排気口19(図9及び図10参照)が形成されている。
一方、筐体11のリア側には、録画の開始及び停止を行う録画ボタン15を備えて構成されている。
また、筐体11の右側面には、筐体11内に配設されているSDコネクタ90(図2、図10〜図13等参照)に、カード状記録媒体としてのSDカードを挿入する、または抜き取る際に開閉される開閉カバー16が設けられている。さらに筐体11のリア側下部には、図21に示すように、筐体11内に空気を取り入れるための吸気口29が形成されている。
次に、図3〜図20を参照して、筐体11の内部構造について説明する。筐体11の内部には、鏡筒12がフロント側からリア側に向けて延出した状態で配設されており、この鏡筒12のリア側端には、撮影光学系によって導かれた被写体像を撮像する撮像素子30(図3〜図6等参照)が設けられている。また、この撮像素子30の後部には、撮像素子30で生じる熱を放熱するための放熱部材である放熱板31が配設されている。この放熱板31は、特に図5に示すように、リア側から見た面(表面)が略L字状を備えており、この略L字状の一端31Aが左側に位置し、他端31Bが下部に位置している。(図3〜図6等参照)。なお、この放熱板31は、リア側から見た面(表面)が情報記録再生装置1の左右方向に略平行となるように配設されており、特に図3に示すように、他端31Bが、一端31Aよりもフロント側に位置するように屈曲している。
鏡筒12、撮像素子30及び放熱板31の右側には、撮像素子30から得た信号から映像信号を作成する信号処理回路33や、映像の符号化と複号化を行う符号化復号化回路34等の集積回路が実装されたメイン回路基板40が、配設されている。このメイン回路基板40は、図3〜図6等に示すように、右側面から見た面(表面)が情報記録再生装置1の前後方向に略平行となるように配設されている。また、メイン回路基板40は、リア側の下部が、略長方形状に切り欠かれた形状を備えており、筐体11の底部と、メイン回路基板40のリア側との間にスペースを形成するようになっている。
放熱板31及びメイン回路基板40のリア側下部には、放熱板31及びメイン回路基板40と所定の間隔をおいて、冷却用ファン50が配設されている。この冷却用ファン50は、略直方体のケース51と、ケース51内に配設されたフィン(本実施の形態では、他の部材との位置関係を明確に示すため、フィンは図示していない)を備えている。この冷却用ファン50は、特に図4〜図6に示すように、その右側が、メイン回路基板40よりも右側に位置するように、筐体11の底部とメイン回路基板40のリア側との間に形成されたスペースに配設されている。
また、冷却用ファン50の左側は、放熱板31の他端31Bがフロント側に位置することによって形成されているスペースに配設されている。すなわち、冷却用ファン50は、特に図5に示すように、リア側から見て、左側上部が放熱板31と重なった状態となり、右側がメイン回路基板40と重なった状態となり、放熱板31の他端31Bのリア側から見た面(表面)は、前記気流の方向に対し略垂直になっている。したがって、冷却用ファン50を駆動させて気流を発生させた際には、吸気口29から筐体11の内部に空気が導入され、これによって生じた気流の一部がメイン回路基板40に直接当たると共に、メイン回路基板40の右側面から見た面(表面)に沿って流通し、排気口19から筐体11の外部に排出されることになる。このように、前記気流の一部は、メイン回路基板40の前記表面によって、その流路が画定される。また、気流の一部は、放熱板31の他端31Bの前記表面に直接当たることになる。以上から、前記気流により放熱板31及びメイン回路基板40を効率よく冷却することができる。
なお、本実施の形態では、冷却用ファン50として、外部の空気を筐体11内部に吸込む吸込式のファンを使用した。また、冷却用ファン50をリア側に配設し、マイクロフォン13をフロント側に配設して両者の配設位置を離したため、冷却用ファン50の駆動音がマイクロフォン13で集音されることを防止することもできる。そしてまた、冷却用ファン50の駆動によって生じる気流は、リア側からフロント側へ流通し、排気口19から外部に排出されるため、排出された気流(空気)が、撮影者に当たることを防止することもできる。
また、メイン回路基板40の右側には、特に図7〜図9に示すように、ケース61内に配設されたHDD60が配設されている。このHDD60の上端には、ダンバー62が配設され、下端にはダンパー63が配設されている。また、HDD60のリア側上部には、HDD60をメイン回路基板40に接続するHDD用フレキシブルプリント基板66(以下、「HDD用FPC」という)と、後に詳述するSD用回路基板70をメイン回路基板40に接続するSD用フレキシブルプリント基板67(以下、「SD用FPC」という)に分岐されたフレキシブルプリント基板65(以下、「FPC」という)が接続されている。このように、FPC65は、メイン回路基板40及びHDD60の上部に位置しているため、冷却用ファン50から生じた気流の流通を妨げることがなく、前記気流により放熱板31及びメイン回路基板40をさらに効率よく冷却することができる。なお、構造を明確に示すため、図7は、FPC65を省略した状態で示し、図10〜図13は、ケース61を省略した状態で示してある。
ケース61は、特に図8、図16及び図17に示すように、その下端に、ケース61を筐体11の底面に固定するための固定板68が左側に延出して形成されている。
HDD60が収容されたケース61には、特に図16及び図17に示すように、SD用フレーム80が取付けられている。このSD用フレーム80は、ケース61の上端、下端及びリア側端で支持されている。また、このSD用フレーム80には、SD用回路基板70が配設され、SD用回路基板70の略中央部には、SDカードが挿脱可能に挿入されるSDコネクタ90が配設されている。SD用フレーム80のSDコネクタ90が配設される位置となる前後方向両側(図17で見た左右方向両側)であって、SDカードの挿入方向の奥側には、SD用回路基板70を固定するための固定片81及び82が形成されている。この固定片81及び82は、SD用フレーム80の右側面から見た面(表面)からほぼSD用回路基板70の厚さと同様の高さで突出しており、特に図20に示すように、SD用フレーム80の前記表面と固定片81との間、SD用フレーム80の表面と固定片82との間に、SD用回路基板70が挿入されるようになっている。また、固定片81及び82の略中央部には、螺子穴83及び84が各々形成されている。
SD用回路基板70の上部には、特に、図16及び図17に示すように、SD用FPC67が接続されている。このSD用回路基板70は、SD用フレーム80の前記表面と固定片81との間、SD用フレーム80の前記表面と固定片82との間に、スライドして挿入され、SD用フレーム80に配設される。このSD用回路基板70は、SD用フレーム80に配設された際に、固定片81及び82に各々形成されている螺子穴83及び84と重なる位置に、螺子穴73及び74が各々形成されている。(図20参照)。そして、このSD用回路基板70は、螺子穴73と螺子穴83、螺子穴74と螺子穴84に、SD用フレーム80側から螺子86及び87が各々挿入されて、これらの螺子穴に螺合することによってSD用フレーム80に固定される。このように、SD用フレーム80側から螺子86及び87を挿入して固定することで、螺子86及び87の頭88及び89がHDD60側を向くことになる。
ここで、図20に示すように、螺子86及び87の頭88及び89の厚さは、固定片81及び82から突出する螺子86及び87の先端の長さよりも短くすることができるため、SD用回路基板70側から螺子止めする場合と比べ、HDD60とSD用フレーム80との間に形成するスペースを狭くすることができる。さらに、固定片81及び82は、SD用フレーム80の前記表面からほぼSD用回路基板70の厚さと同様の高さで突出しており、SD用回路基板70は、固定片81及び82と、SD用フレーム80との間に位置するため、HDD60から頭88及び89をさらに離間させることができる。したがって、筐体11を左右方向に薄型化することができる。また、頭88及び89は、螺子86及び87の先端よりも直径が大きい(すなわち、面積が広い)ため、仮に、HDD60が頭88及び89に接触したとしても、螺子86及び87の先端が接触した場合に比べ、HDD60に加わる衝撃を少なくすることができる。
また、SD用フレーム80にSD用回路基板70が固定された際、螺子86及び87の先端は、特に図20に示すように、固定片81及び82から突出するが、この螺子86及び87の先端は、SD用回路基板70に配設されたSDコネクタ90の厚さH90(図20参照)よりも低い位置(SD用回路基板70側)にあるため、螺子86及び87の突出を受領するスペースとしてSD用回路基板70を配設するためのスペースを利用することができる。したがって、螺子86及び87の突出が装置の小型化に悪影響を与えることはない。なお、SDコネクタ90は、下面がSDカードを挿入・抜脱する挿脱口91となっている。
また、図16及び図17に示すように、SDコネクタ90の上部の前後方向両側(すなわち、SDカードの挿入方向とほぼ直交する両側)が、螺子86及び87によって固定されている。ここで、SDコネクタ90のSDカード挿入方向とほぼ直交する両側であって、SDカード挿入方向側は、SDコネクタ90にSDカードを挿入または抜脱する際に、SD用フレーム80及びSD用回路基板70に応力がかかりやすい領域であるが、この領域に螺子86及び87が位置するため、SD用フレーム80及びSD用回路基板70が前記応力によって撓むことを防止することもできる。
また、SDコネクタ90は、HDD60よりも外側に配設されているため、特に図19に示すように、筐体11の外側に向けて湾曲したグリップ部17によって画定される内部空間を利用して配設することができ、筐体11を左右方向に薄型化することができ、小型化を達成することができる。そしてまた、SDコネクタ90をHDD60よりも外側に配設したことで、SDコネクタ90を撮像素子30やメイン回路基板40等の発熱部品から遠ざけた位置に配設することができる。このため、SDコネクタ90に挿入されるSDカードを発熱部品から生じる熱から保護することもできる。さらにまた、SD用フレーム80がHDD60の外側に配設されていることにより、HDD60を外部環境から保護することもできる。
そしてまた、HDD60とSD用回路基板70が隣接しているため、HDD用FPC66とSD用FPC67をまとめてメイン回路基板40に接続するFPC65とすることができ、配線が煩雑になることがなく、FPC65を配置するためのスペースを小さくすることもできる。
なお、本実施の形態では、冷却用ファン50によって生じる気流の方向がメイン回路基板40の表面に対し、略平行となる位置に冷却用ファン50を配設した場合について説明したが、これに限らず、冷却用ファン50は、所望により、前記気流がメイン回路基板40の表面に対して、相対的に斜めの方向から当たるように傾けて配設してもよい。また、冷却用ファン50は、前記気流が放熱板31の表面に対して、相対的に鋭角方向(あるいは鈍角方向)から当たるように傾けて配設してもよい。
また、本実施の形態では、冷却用ファン50を筐体11のリア側下部に配設した場合について説明したが、これに限らず、冷却用ファン50は、冷却用ファン50によって生じる気流の少なくとも一部の流路が、メイン回路基板40の表面によって画定される、または、前記気流が放熱板31の表面に直接当たる、あるいはその両方を満たすことができれば、例えばリア側上部等、他の位置に配設してもよい。
そしてまた、本実施の形態では、外部の空気を筐体11の内部に導入する吸込式の冷却用ファン50を使用した場合について説明したが、これに限らず、筐体11の内部の空気を外部に排出する吐出式の冷却用ファンを使用してもよい。この吐出式の冷却用ファンを使用する場合は、筐体11の内部から吐出される空気が撮影者に当たることを防止するため、当該冷却用ファンは、筐体11のフロント側に配設することが望ましい。
また、本実施の形態では、筐体11の右側にグリップ部17が形成されている情報記録再生装置1を用い、このグリップ部17によって形成されるスペースを利用してSDコネクタ90を配設するため、SDコネクタ90を、メイン回路基板40に対し、HDD60を挟んだ右側に配設したが、これに限らず、SDコネクタ90は、メイン回路基板40や撮像素子30等の発熱部品に対し、HDD60を挟んだ反対側に配設されていれば、他の位置に配設されていてもよい。例えば、筐体11を左手で握るため、グリップ部が左側に形成されている場合は、SDコネクタ90は、メイン回路基板40に対し、HDD60を挟んだ左側に配設することができる。
本発明の実施の形態にかかる情報記録再生装置の外観を示す斜視図である。 図1に示す情報記録再生装置から開閉カバーを取外した状態を示す斜視図である。 図1に示す情報記録再生装置の筐体及び一部の部品を取り外した状態を示す左側面図である。 図3に示す装置の平面図である。 図3に示す装置をリア側から見た図である。 図3に示す装置の斜視図である。 図6に示す装置にHDDを取付けた状態を示す図である。 図5に示す装置にHDDを取付けた状態を示す図である。 図8に示す装置をフロント側から見た図である。 図1に示す情報記録再生装置の筐体を取外した状態を示す斜視図である。 図10に示す装置の右側面図である。 図11に示す装置の平面図である。 図10に示す装置をリア側から見た図である。 図1に示す装置に搭載されるHDDの斜視図である。 図14に示すHDDを反対側から見た斜視図である。 図6に示す装置に搭載されるSDカード用ユニットを示す斜視図である。 図16に示すSDカード用ユニットの右側面図である。 図2に示す情報記録再生装置の一部を示す右側面図である。 図18に示すXXI−XXI線に沿った一部断面図である。 図19に点線で示す部分の拡大図である。 図1に示す情報記録再生装置をリア側から見た図である。
符号の説明
1…情報記録再生装置、 11…筐体、 16…開閉カバー、 17…グリップ部、 19…排気口、 29…吸気口、 30…撮像素子、 31…放熱板、 33…信号処理回路、 34…符号化復号化回路、 40…メイン回路基板、 50…冷却用ファン、 60…HDD、 65…フレキシブルプリント基板(FPC)、 66…HDD用フレキシブルプリント基板(HDD用FPC)、 67…SD用フレキシブルプリント基板67(SD用FPC)、70…SD用回路基板、 73、74、83、84…螺子穴、 80…SD用フレーム、 81、82…固定片、 86、87… 螺子、 90…SDコネクタ

Claims (9)

  1. 記録媒体に情報の記録及び/または情報の再生を行う情報記録再生装置であって、
    筐体と、
    前記筐体内に配設されると共に、信号処理用の集積回路が実装された回路基板と、
    前記回路基板に近設して前記筐体内に配設される冷却用ファンと、
    を備え、
    前記冷却用ファンの駆動によって生じる気流の少なくとも一部は、前記回路基板の表面によって、その流路が画定されてなる情報記録再生装置。
  2. 前記冷却用ファンは、前記気流の方向が、前記回路基板の表面に対して略平行となるよう配設されてなる請求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 前記冷却用ファンは、前記気流が前記回路基板の表面に対して傾斜した方向から当たるように配設されてなる請求項1記載の情報記録再生装置。
  4. 前記筐体内に配設される撮像素子と、
    前記撮像素子に配設された放熱部材と、
    をさらに備え、
    前記放熱部材は、当該放熱部材の少なくとも一部が、前記気流が当たる位置に配設されてなる請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の情報記録再生装置。
  5. 前記放熱部材の少なくとも一部は、前記気流の方向に対し略垂直な面からなり、当該略垂直な面の少なくとも一部と、前記冷却用ファンの一部が、互いに間隔を置いて重なった状態で配設されてなる請求項4記載の情報記録再生装置。
  6. 前記気流は、前記筐体のリア側からフロント側に向けて流通する請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の情報記録再生装置。
  7. 前記冷却用ファンを前記筐体のリア側に配設してなる請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の情報記録再生装置。
  8. 前記記録媒体が、ハードディスク及びカード状記録媒体であり、
    前記筐体内には、前記カード状記録媒体用回路基板がさらに配設されてなり、当該カード状記録媒体用回路基板は、フレキシブルプリント基板によって前記回路基板と接続されてなり、
    前記フレキシブルプリント基板は、前記気流の流路から外れた位置に配設されてなる請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の情報記録再生装置。
  9. 記録媒体に情報の記録及び/または情報の再生を行う情報記録再生装置であって、
    筐体と、
    前記筐体内に配設された撮像素子と、
    前記撮像素子に配設され且つ前記筐体内に配設された放熱部材と、
    前記放熱部材に近設して前記筐体内に配設される冷却用ファンと、
    を備え、
    前記放熱部材は、当該放熱部材の少なくとも一部が、前記冷却用ファンの駆動によって生じる気流が当たる位置に配設されてなる情報記録再生装置。
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