JPWO2015019966A1 - 鉛フリーはんだ合金 - Google Patents

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Abstract

質量%で、Bi:31〜59%、Sb:0.15〜0.75%、更にCu:0.3〜1.0%及び/又はP:0.002〜0.055%を含有し、残部がSnから本質的になる鉛フリーはんだ合金は、はんだ付け中の薄い基板の歪の抑制が可能な低い融点を有する。このはんだ合金はPを含有するNi被膜を有する電極へのはんだ付けに使用した場合であっても、Pリッチ層の成長が抑制されてはんだ接合部のせん断強度が改善される。また、このはんだ合金は、合金の延性および引張強度が高いため、信頼性の高いはんだ継手を形成することができる。

Description

本発明は、Sn−Bi−Sb系鉛フリーはんだ合金、特に、接続信頼性に優れるSn−Bi−Sb系鉛フリーはんだ合金に関する。
近年、携帯電話などの電子機器は小型化、薄型化する傾向にある。そのような電子機器に用いられている半導体装置等の電子部品では、厚さを数mm程度から1mm以下に薄くした基板が用いられるようになってきている。
一方、従来、鉛フリーはんだとしてSn−Ag−Cuはんだ合金が広く使用されている。Sn−Ag−Cuはんだ合金は比較的融点が高く、共晶組成であるSn−3Ag−0.5Cuはんだ合金でも220℃程度を示す。このため、前述のような薄い基板の端子(電極)をSn−Ag−Cuはんだ合金ではんだ付けを行うと、接合時の熱で基板が歪み、接合不良が発生する場合がある。
このような接合不良に対して、はんだ付けを低温で行うことにより薄い基板の歪みを抑制して接続信頼性を高めることが行われている。この目的のために使用可能な低融点はんだ合金として、Sn−Biはんだ合金が知られている。このSn−Biはんだ合金の中でも、Sn−58Biはんだ合金は、融点が140℃程度と非常に低く、基板の歪みを抑制することができる。
しかし、Biは元来脆い元素であり、Sn−Biはんだ合金も脆い。Sn−Biはんだ合金のBiの含有量を低減しても、BiがSn中に偏析することによりこのはんだ合金は脆化する。Sn−Biはんだ合金を用いてはんだ付けを行ったはんだ継手は、多大な応力が加わるとその脆性により亀裂が発生して機械的強度が劣化するおそれがある。
また、電子部品の小型化に対応するため、それに用いる基板の面積を狭くしなければならず、電極の小型化や電極間の低ピッチ化を実現しなければならない。さらには、各電極をはんだ付けするためのはんだ合金の使用量が低減するため、はんだ接合部の機械的強度が低下する。
これらの問題点から、基板の歪みを抑制することが可能な低融点であるSn−Biはんだ合金に何らかの元素を添加して、機械的強度をはじめとする種々の特性の向上を図る検討がなされている。
特許文献1には、Sn−Biはんだ合金にSbを添加することにより延性を改善することが開示されている。
特許文献2には、Sn−Biはんだ合金にSbおよびGaを添加することにより、Sn−Biはんだ合金の脆さを改善して接合強度が向上することが開示されている。
特許文献3には、Sn−Biはんだ合金にCuを添加することにより電極のCu食われを抑制し、また、Sbを添加することによりはんだ合金の機械的強度の向上を図ることが開示されている。
特許文献4には、Sn−Biはんだ合金にAg、Cu、In、Niを必須元素として添加することにより伸び率や亀裂発生までの経過時間で示される機械的疲労強度(亀裂発生寿命)の低下が緩和されることが開示されている。同文献には、Sbを添加することにより亀裂発生寿命が低下することも記載されている。

上述したように、近年の電子部品の小型化ははんだ継手の小型化も招く。これにより、端子(電極)を接合するはんだペーストの使用量も少なく、はんだ接合強度も低下する。そこで、特許文献5には、はんだ接合強度を補うため、Sn−Bi系はんだ合金に熱硬化性接着剤を含有したはんだ接合材料が開示されている。熱硬化性接着剤は、チクソ剤、硬化剤及びフラックスなどを含有する熱硬化性接着剤成分の形態で使用しても良いことが開示されている。
特開2010―167472号公報 特開平07―040079号公報 特開平11―320177号公報 特開2004―017093号公報 特開2007―090407号公報
一般的に、銅(Cu)からなる電子部品の端子(電極)は、無電解Niめっきの後、AuめっきまたはPdめっきとAuめっきの組み合わせのような貴金属めっきにより処理されることが多い。Auめっきは、その下層のNiめっきを酸化から防護し、溶融はんだによる表面の濡れ性を向上させるために設けられる。無電解Niめっきは、一般的に、かなりの量のりん(P)を含有するNi被膜を形成する。このリンは、主に無電解めっきに用いる還元剤(例えば、次亜リン酸ナトリウム)に由来する。通常、このようなNiめっき被膜のP含有量は数質量%以上、例えば、2〜15%質量%である。
特許文献1および2に開示された発明では、例えば無電解Niめっき処理された端子(電極)にはんだ付けを行うと、はんだ合金中へのNiの拡散係数がPの拡散係数より大きいため、めっき被膜中のNiが優先的にはんだ合金中に拡散してしまう。そして、はんだ接合部との界面にNiよりPが多く析出し、界面にいわゆるPリッチ(高濃度)層が形成される。Au被膜のような貴金属被膜がNi被膜上に存在してNi/Auめっき被膜を形成していても、後述するように、Auその他の貴金属めっき被膜は極めて薄く、Niの拡散を阻止することはできないので、Niの優先的拡散は起こる。
このPリッチ層は固くて脆いためにはんだ接合部のせん断強度を劣化させる。このようなPリッチ層を有するはんだ接合部がせん断により破断すると、Niめっき層が露出する現象がしばしば発生する。これは、はんだ接合部自体の破断ではなく、端子(電極)からのPリッチ層の剥がれ落ちにより破断が起こることを意味する。従がって、Pリッチ層の生成ははんだ接合部の接続信頼性に悪影響を及ぼす。
特許文献3には、SbやCuの添加による効果が記載されているものの、その含有量は定かではなく、Sbを添加したことの効果も立証されていない。また、Cuを添加することによりはんだ継手の機械的強度が向上する点については触れられていない。
特許文献4には、SbとCuの両方を添加すると、裂発生寿命の低下が大きくなる傾向があることや、必須の元素であるInの添加により伸び率が向上することが記載されている。しかし、SbおよびCuを添加することによりはんだ合金の延性やはんだ接合部の機械的強度が向上することについては一切開示されていない。
特許文献5は、Sn−Bi系はんだ合金と熱硬化性樹脂とを含むはんだ接合材料が、さらにSbやCuを含有してもよいを開示している。この特許文献5には、はんだ合金の組織の粗大化を抑制して高寿命化を図るためにSbやCuを添加することが記載されている。しかし、このため、特許文献5には、SbやCuの添加により、はんだ合金の延性や引張強度が向上し、はんだ接合部のせん断強度が向上することについての立証はなされていない。また、具体的にどのような合金組成および配合比のはんだ合金を用いてそのような効果を奏するのか不明である。
本発明の課題は、接続信頼性に優れたはんだ継手を形成することができるSn−Bi−Sb系鉛フリーはんだ合金を提供することである。
本発明者らは、典型的には無電解Niめっきにより形成されるP含有Ni被膜を有する電極へのはんだ付けの場合、はんだ合金へのNiの拡散係数がPの拡散係数と比較して大きいことに着目し、はんだ付け中合金中へのNiの拡散を抑制することにより、Pリッチ層の成長を抑制することが可能であることを知った。
これを実現すべく、本発明者らは、Sn−Bi−Sbはんだ合金にCuおよびPの一方または両方を添加すると、低融点と、優れた延性及び高い引張強度とを保持しつつ、Niの拡散を抑制することにより、Pリッチ層の成長が著しく抑制され、はんだ接合部のせん断強度が著しく改善されることを知った。
本発明の鉛フリーはんだ合金は、質量%で、Bi:31〜59%、Sb:0.15〜0.75%、ならびにCu:0.3〜1.0%およびP:0.002〜0.055%からなる群から選択される1種または2種を含有し、残部Snから本質的になる合金組成を有する。
また、本発明のはんだ継手は、Niメッキ層を有するCu電極上に上記鉛フリー合金を用いて形成される。
更に、本発明の基板は、それぞれNiめっき層を有する複数のCu電極を備え、厚みが5mm以下であり、上記の鉛フリーはんだ合金を用いて形成されるはんだ継手を有する。
本発明の鉛フリーはんだ合金は、はんだ接合時の基板の熱歪みを抑制するのに十分な低融点を有し、延性に優れ引張強度が高く、かつ無電解Niめっきにより処理された電極へのはんだ付け中に接合界面におけるPリッチ層の生成を抑制して、はんだ接合部のせん断強度を向上させることができる。
また、本発明のはんだ継手は、上記のはんだ合金のはんだ接合部のせん断強度の向上に伴い、電極とはんだ接合部との界面で破断が起こりにくくなり、従来よりも薄い基板を使用したとした場合でも優れた接続信頼性を確保することができる。
更に、本発明の基板は、はんだ付け時に歪みが低減されて、優れた接続信頼性を達成することが可能となる。
図1は、無電解Ni/Auめっき処理されたCu電極にSn−58Biはんだ合金を用いてはんだ付けを行い、形成されたはんだ接合部をせん断除去した後における、電極の表面SEM写真である。 図2Aは、Sn−58Biはんだ合金を用いて、無電解Ni/Auめっき処理を行ったCu電極にはんだ付けを行って形成したはんだ継手における、はんだ接合部と電極との界面近傍の断面SEM写真である。 図2Bは、本発明に従ったSn−40Bi−0.5Sb−0.5Cuはんだ合金を用いて、無電解Ni/Auめっき処理を行ったCu電極にはんだ付けを行って形成したはんだ継手における、はんだ接合部と電極との界面近傍の断面SEM写真である。 図2Cは、Sn−58Biはんだ合金を用いて、無電解Ni/Pd/Auめっき処理を行ったCu電極にはんだ付けを行って形成したはんだ継手における、はんだ接合部と電極との界面近傍の断面SEM写真である。 図2Dは、本発明に従ったSn−40Bi−0.5Sb−0.5Cuはんだ合金を用いて、無電解Ni/Pd/Auめっき処理を行ったCu電極にはんだ付けを行って形成したはんだ継手における、はんだ接合部と電極との界面近傍の断面SEM写真である。
本発明を以下により詳しく説明する。以下の説明において、はんだ合金組成に関する「%」は、特に指定しない限り「質量%」である。
本発明に係る鉛フリーはんだ合金は、Sn−Bi−Sbはんだ合金にCuおよび/またはPを含有させたものである。このはんだ合金は、Sn−Bi−Sbはんだ合金が元来有する低融点および高延性を示す。さらに、特に電極に無電解Ni/Auめっき処理又は無電解Ni/Pd/Auめっき処理された電極のような無電解Niめっきを受けた電極に使用されている場合には、本はんだ合金は、Niのはんだ合金への拡散を抑制することによりPリッチ層の成長を抑制してはんだ接合部のせん断強度を大幅に改善することができる。その結果、本発明に係る鉛フリーはんだ合金では、はんだ付け中の薄い基板の歪みを抑制しつつ、優れた接続信頼性(はんだ接合部の接続信頼性)を確保することができる。
前述したように、一般に無電解Niめっきに続けてAuめっきまたはPd/Auめっきのような他の貴金属によるめっき処理が施されている。従って、Niめっき層の上にAuめっきが積層されている。しかし、このようなAuめっき層または他の貴金属めっき層は0.05μm程度と薄く、はんだ付け中にはんだ合金中に拡散することにより失われてしまう。そのため、本発明において、種々の特性を評価する上ではAuめっき層または他の貴金属めっき層について特に考慮する必要はない。
本発明に係るはんだ合金は下記の金属組成を有する。
Biの含有量は31〜59%である。Biははんだ合金の融点を低下させる。Biの含有量が31%より少ないと融点が高くなりはんだ付け時に基板が歪むことがある。Biの含有量が59%より多いと、Biの析出により引張強度および延性が劣化する。Biの含有量は、好ましくは32〜58%であり、より好ましくは35〜58%である。
Sbの含有量は0.15〜0.75である。Sbははんだ合金の延性を向上させる。Sbの含有量が0.15%より少ないと、延性(伸び)が劣化し、Sbの含有量が0.75%より多いと化合物の形成により延性が低下する。Sbの含有量は、好ましくは0.2〜0.75%であり、より好ましくは0.2〜0.7%である。
Cuの含有量は0.3〜1.0%である。Cuは無電解Niめっきにより形成したNiめっき層とはんだ接合部との界面に生成するPリッチ層の成長を抑制する。Cuの含有量が0.3%より少ないと、Pリッチ層の形成を抑制することができず、せん断強度が低下する。Cuの含有量が1.0%より多いと、はんだ合金中にSnとCuとの金属間化合物が過剰に形成され、はんだ合金の延性が低下する。また、Cuの含有量が1.0%を超えると、はんだ合金の融点が著しく上昇して、はんだ合金のぬれ性を低下させる。さらに、基板の歪みが発生することにより作業性が悪化する。Cuの含有量は、好ましくは0.3〜0.8%であり、より好ましくは0.3〜0.7%である。
Pの含有量は0.002〜0.055%である。Cuと同様に、PもPリッチ層の成長を抑制する。Pの含有量が0.002%より少ないと、Pリッチ層の形成を抑制することができず、せん断強度が低下する。Pの含有量が0.055%より多いと、特にCu電極を用いた場合やはんだ合金がCuを含有する場合には、はんだ合金中や接合界面にSn、Cu、およびPの化合物が形成され、せん断強度が低下する。Pの含有量は0.003〜0.055%が好ましく、0.003〜0.05%であることがより好ましい。
このように、CuおよびPは、いずれもSn−Bi−Sb鉛フリーはんだ合金に添加されると、特に無電解Ni/Auめっき層が形成された電極のはんだ付けにおいて、Niのはんだ合金中への拡散を抑制し、Pリッチ層の成長を抑えることにより、せん断強度を著しく向上させる効果を発現する。本発明では、CuとPのいずれか一方または両方を添加することが可能である。はんだ合金のP含有量が多い場合に発生するリン化合物の生成を確実に回避する観点から、PよりCuを優先的に添加することが好ましい。
本発明に係る鉛フリーはんだ合金を用いて無電解Ni層を有する電極上に形成された接合部では、はんだ接合部をせん断除去した際に、無電解Ni層が露出することがない。
前述のように、本発明に係る鉛フリーはんだは、無電解めっき層中に含まれるNiのはんだ合金への拡散を抑制することにより、めっき層の表面に形成されるPリッチ層の成長を抑制することができる。この結果、本はんだ合金では、電極とはんだ接合部の界面の機械的特性、特にせん断強度が著しく向上する。
本発明に係る鉛フリーはんだ合金は、プリフォーム、ワイヤ、ソルダペースト、はんだボール等の形態で使用することができる。本発明に係る鉛フリーはんだ合金は、高い引張強度および延性に加えて、高いせん断強度を有するため、はんだボールの形態で使用する場合、従来のはんだボールより小さくすることが可能となる。その結果、電子部品などに用いる基板の薄型化や電極の小型化に十分に対応し得る。
本発明に係る鉛フリーはんだ合金は、ICチップなどのパッケージの端子(電極)とプリント配線板(Printed Circuit Board(以下PCBという))などの基板の端子(電極)とを接続するのに使用できる。前述したように、本発明に係る鉛フリーはんだ合金は、高い延性および引張強度を維持しつつ、優れたせん断強度を有する。このため、はんだ付け中のリフロー時に基板にわずかな歪みが生じても、端子(電極)とはんだ接合部との界面で破断が起こらない。その結果、従来よりも薄い基板を使用したとした場合でも優れた接続信頼性を確保することができる。
表1に示す組成を有するはんだ合金を作製した。これらのはんだ合金については、その融点、引張強度、伸び(延性)、Pリッチ層の厚み、せん断強度、およびめっき露出率が以下に記載するようにして求められた。結果を表1に併記する。
(はんだ合金の融点)
各はんだ合金の融点(℃)は、示差走査熱量計(Differential scanning calorimetry)(セイコーインスツルメンツ社製:DSC6200)を用いて、昇温速度5℃/minの条件で測定された。
(引張強度、伸び(延性))
表1に示した各組成のはんだ合金から引張試験用の試験片を作製し、引張試験機(島津製作所社製、AUTO GRAPH AG−20kN)を用い、ストロークスピード6.0mm/min、歪みスピード0.33%/secの条件で試験片の引張強度(MPa)および伸び(%)が測定された。はんだ合金の引張強度が70MPa以上であり、伸びが70%以上であれば、そのはんだ合金は実用上問題なく使用することができると考えられる。
(Pリッチの厚み)
表1に示す組成のはんだ合金を用いて、厚みが 1.2 mmのPCBのCu電極へのはんだ付けが行われた。各電極は直径が0.3mmであり、常法により無電解Ni/Auめっき処理が施されていた。各はんだ合金から作製した直径0.3mmのはんだボールを、水溶性フラックス(千住金属社製:WF−6400)を用いて回路基板の各電極上に載置し、ピーク温度が210℃であるリフロープロファイルでリフローはんだ付けにより、はんだ付けが行われ、はんだ継手が形成されたサンプルが得られた。
はんだ合金のはんだ接合部とNiめっき層との接合界面近傍におけるサンプル断面をSEMで観察し、得られたSEM画像解析装置(日本電子社製:JSM−7000F)を用いて解析して、他の層とは色が異なるPリッチ層を特定し、特定されたPリッチ層の厚み(μm)を測定することにより、各サンプルのPリッチ層の厚み(μm)が求められた。同じ条件で作製した5個のサンプルについて、同様にPリッチ層の厚みを測定し、その平均値がPリッチ層の厚みとされた。
(せん断強度)
Pリッチ層の厚み測定に用いた電極と同様のPCBの電極について、Cu電極のまま、および無電解Ni/Auめっき処理された電極の2種類を用い、表1に示す組成のはんだ合金によりはんだ付けを行い、はんだ接合部が形成された。これらのはんだ接合部のせん断強度(N)が、高速接合試験機(Dage社製:SERIES 4000HS)を用いて1000mm/secの条件で測定された。せん断強度が、Cu電極については2.21N以上であり、無電解Ni/AuめっきしたCu電極については2.26N以上であれば、その合金は実用上問題なく使用することができると考えられる。
(めっき露出率)
Ni/Auめっき層を有するPCB電極にはんだ付けしてはんだ合金のせん断強度試験を行った後、せん断試験の結果としてはんだ接合部がせん断により除去された電極表面に対してSEM写真が撮影された。この写真についてEDS解析を実施して、Niめっきが露出する領域を特定し、特定された面積が、西華産業株式会社製の画像解析ソフト(Scandium)を用いて測定された。こうして求めたNiめっきが露出する領域の面積を電極全体の面積で除して、めっき露出率(%)が算出された。
Figure 2015019966
Figure 2015019966
表1に示すように、実施例1〜36では、いずれのはんだ合金も、融点が190度より低く、引張強度が70MPa以上、伸びが70%以上であった。無電解Ni/Auめっきにより処理された電極上に形成されたはんだ接合部におけるPリッチ層の厚みが0.022μm以下であり、せん断強度はCu電極では2.21N以上、無電解Ni/Auめっき電極上では2.26N以上であった。Ni/Auめっき処理した電極へのはんだ付けに使用した場合の電極からせん断剥離後のめっき露出率はいずれも0%であった。
一方、表2に示すように、Sn−3Ag−0.5Cuはんだ合金である比較例1は、融点が高く、引張強度が低く、Pリッチ層の厚みが厚く、無電解Ni/Auめっき処理した電極へのはんだ付けに使用した場合のせん断強度が著しく劣っていた。表1には記載していないが、基板に大きな歪みが認められた。
Sn−Biはんだ合金を例示する比較例2〜7では、Bi含有量の増加とともに引張強度および伸びが劣化し、Pリッチ層の厚みが厚くなり、無電解Ni/Auめっき電極上のはんだ接合部のせん断強度が劣化し、めっき露出率も高い結果となった。Sn−Bi−Sbはんだ合金を例示する比較例8〜21は、Sn−Biはんだ合金と比較して、全体的に引張強度や伸びが改善しているものの、Pリッチ層の厚みが厚く、せん断強度が不良であり、せん断によるはんだ接合部の剥離後にNiめっき層が露出した。
Cuの含有量が少ない比較例22、およびPの含有量が少ない比較例23では、Pリッチ層の厚みが厚くなり、無電解Ni/Auめっきに対するせん断強度が不芳であり、はんだ接合部のせん断除去後にNiめっき層が露出していた。
Pの含有量が多い比較例24では伸びが劣化し、せん断強度が無電解NiめっきCu電極および無電解Ni/Auめっきのいずれのプレートでも不芳となった。
図1は、無電解Ni/Auめっき処理されたCu製の電極上にSn−58Biはんだ合金を用いてはんだ接合部を形成し、このはんだ接合部を上述したせん断強度試験でせん断除去した後における、電極のせん断面のSEM写真である。比較例2〜23では、図1に示すように、Niめっき層が露出した。この露出は、Pリッチ層が成長し、Pリッチ層とNiめっき層との界面でせん断による破断が生じたためであると考えられる。
図2Aおよび図2Bは、それぞれ従来のSn−58Bi合金および本発明に従ったSn−40Bi−0.5Sb−0.5Cu合金を用いて無電解Ni/Auめっき処理を行ったCu電極にはんだ付けを行って形成したはんだ継手における、はんだ接合部と電極との界面近傍の断面SEM写真である。図2Cおよび図2Dは、それぞれ従来のSn−58Bi合金および本発明に従ったSn−40Bi−0.5Sb−0.5Cu合金を用いて無電解Ni/Pd/Auめっき処理を行ったCu電極にはんだ付けを行って形成したはんだ継手における、はんだ接合部と電極との界面近傍の断面SEM写真である。図2Aおよび図2Cより、Sn−58Bi(比較例6:無電解Ni/Auめっき上でのせん断強度は2.01Nである。)では、はんだ合金がCuを含有していないことにより、Pリッチ層が成長していることが明らかになった。一方、図2Bおよび図2Dより、本発明に係るSn−40Bi−0.5Sb−0.5Cu(実施例5:無電解Ni/Auめっき上でのせん断強度は2.96Nである。)では、Cuの存在により、Pリッチ層の成長が抑制されていることが明らかになった。このように、図2A乃至図2Dによれば、Pリッチ層の成長を抑制することによりせん断強度が著しく向上することがわかった。
本発明の鉛フリーはんだ合金は、質量%で、Bi:31〜59%、Sb:0.15〜0.75%、ならびにCu:0.3〜1.0%およびP:0.002〜0.055%からなる群から選択される1種または2種を含有し、残部Snからなる合金組成を有する。

Claims (5)

  1. 質量%で、Bi:31〜59%、Sb:0.15〜0.75%、さらにCu:0.3〜1.0%およびP:0.002〜0.055%からなる群から選択される1種または2種を含有し、残部Snから本質的になる合金組成を有する鉛フリーはんだ合金。
  2. Niめっき層を有するCu電極上に、請求項1に記載の鉛フリーはんだ合金を用いて形成されたはんだ継手。
  3. Niめっき層がP含有無電解めっき層である、請求項2に記載のはんだ継手。
  4. それぞれNiめっき層を有する複数のCu電極を備えた、厚みが5mm以下の基板であって、請求項1に記載の鉛フリーはんだ合金を用いて形成されたはんだ継手を含む基板。
  5. 前記Niめっき層がP含有無電解めっき層である、請求項4に記載の基板。
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