JPWO2014064944A1 - 基板位置合わせ装置、基板貼り合わせ装置、基板位置合わせ方法、積層半導体装置の製造方法、及び基板貼り合わせ方法 - Google Patents

基板位置合わせ装置、基板貼り合わせ装置、基板位置合わせ方法、積層半導体装置の製造方法、及び基板貼り合わせ方法 Download PDF

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Abstract

基板同士を精度よく位置合わせをしても、位置合わせ後の要因によって、基板同士の位置ずれが発生する。基板貼り合わせ装置は、第1基板と第2基板とを互いに接合する基板貼り合わせ装置であって、前記第1基板と前記第2基板とを互いに位置合わせ装置で位置合わせする位置合わせ部と、位置合わせされた前記第1基板および前記第2基板を位置合わせ部から搬出する搬送部と、前記搬送部により搬送された前記第1基板と前記第2基板とを互いに貼り合わせる貼り合わせ部と、前記位置合わせ部での位置合わせ後、前記搬送部により搬出される前に、前記第1基板と前記第2基板との位置ずれの有無を判断する判断部と、を備える。

Description

本発明は、基板貼り合わせ装置、位置合わせ装置、基板貼り合わせ方法、位置合わせ方法、及び、積層半導体装置の製造方法に関する。
アライメントマーク等によって一対の基板を位置合わせする位置合わせ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
[特許文献1] 特開2005−251972号公報
しかしながら、基板同士を精度よく位置合わせをしても、位置合わせ後の要因によって、基板同士の位置ずれが発生するといった課題がある。
本発明の第1の態様においては、第1基板と第2基板とを互いに接合する基板貼り合わせ装置であって、前記第1基板と前記第2基板とを互いに位置合わせ装置で位置合わせする位置合わせ部と、位置合わせされた前記第1基板および前記第2基板を位置合わせ部から搬出する搬送部と、前記搬送部により搬送された前記第1基板と前記第2基板とを互いに貼り合わせる貼り合わせ部と、前記位置合わせ部での位置合わせ後、前記搬送部により搬出される前に、前記第1基板と前記第2基板との位置ずれの有無を判断する判断部と、を備えることを特徴とする基板貼り合わせ装置を提供する。
本発明の第2の態様においては、一対の基板を位置合わせする位置合わせ部と、前記位置合わせ部によって位置合わせされた前記一対の基板の位置ずれの有無を前記位置合わせ装置内の前記一対の基板の情報で判断する判断部とを備える位置合わせ装置を提供する。
本発明の第3の態様においては、第1基板と第2基板とを互いに接合する基板貼り合わせ方法であって、前記第1基板と前記第2基板とを互いに位置合わせ部で位置合わせする位置合わせ工程と、位置合わせされた前記第1基板および前記第2基板を位置合わせ部から搬出する搬送工程と、前記搬送工程により搬送された前記第1基板と前記第2基板とを互いに貼り合わせる貼り合わせ工程と、前記位置合わせ部での位置合わせ後、前記搬送工程により搬出される前に、前記第1基板と前記第2基板との位置ずれの有無を判断する判断工程と、を含むことを特徴とする基板貼り合わせ方法を提供する。
本発明の第4の態様においては、一対の基板を位置合わせ部で位置合わせする位置合わせ段階と、前記位置合わせ段階で位置合わせされた前記一対の基板の位置ずれの有無を前記位置合わせ部内の前記一対の基板の情報で判断する判断段階とを備える位置合わせ方法を提供する。
本発明の第5の態様においては、上述の基板貼り合わせ方法を含む積層半導体装置の製造方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
基板貼り合わせ装置10の全体構成図である。 基板貼り合わせ装置10による貼り合わせ基板95の貼り合わせ工程を含む積層半導体装置96の製造方法を説明する図である。 基板貼り合わせ装置10による貼り合わせ基板95の貼り合わせ工程を含む積層半導体装置96の製造方法を説明する図である。 基板貼り合わせ装置10による貼り合わせ基板95の貼り合わせ工程を含む積層半導体装置96の製造方法を説明する図である。 基板貼り合わせ装置10による貼り合わせ基板95の貼り合わせ工程を含む積層半導体装置96の製造方法を説明する図である。 アライメント装置28の側面図である。 位置検出部100辺の全体斜視図である。 一方の基板ホルダ94である上基板ホルダ200を下方から見た斜視図である。 他方の基板ホルダ94である下基板ホルダ210を上方から見た斜視図である。 アライメント装置28の制御系のブロック図である。 アライメント装置28による位置合わせ処理を説明するフローチャートである。 位置情報の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、基板貼り合わせ装置10の全体構成図である。基板貼り合わせ装置10は、2枚の基板90、90を貼り合わせて、貼り合わせ基板95を製造する。尚、基板貼り合わせ装置10が、3枚以上の基板90を貼り合わせて、貼り合わせ基板95を製造してもよい。
図1に示すように、基板貼り合わせ装置10は、大気環境部14と、真空環境部16と、制御部18と、複数の基板カセット20とを備える。制御部18は、基板貼り合わせ装置10の全体の動作を制御する。
基板カセット20は、基板90及び貼り合わせ基板95を収容する。基板貼り合わせ装置10によって貼り合わされる基板90は、単体のシリコンウエハ、化合物半導体ウエハ、ガラス基板等の他、それらに素子、回路、端子等が形成されていてもよい。
大気環境部14は、環境チャンバ12と、基板ホルダラック22と、ロボットアーム24、30、31と、プリアライナ26と、位置合わせ装置の一例であるアライメント装置28と、レール32と、分離ステージ39とを備える。環境チャンバ12は、大気環境部14を囲むように形成されている。環境チャンバ12に囲まれた領域は、空気調整機等に連通されて、温度管理される。
基板ホルダラック22は、重ね合わされた基板90及び貼り合わせ基板95を上下方向から保持する複数対の基板ホルダ94を収容する。基板ホルダ94は、基板90を静電吸着により保持する。尚、基板ホルダ94は、基板90を真空吸着により保持してもよい。
ロボットアーム24は、基板カセット20に装填されている基板90と、基板ホルダラック22に装填されている基板ホルダ94をプリアライナ26に搬送する。ロボットアーム24は、プリアライナ26内で基板ホルダ94に保持された基板90をアライメント装置28へと搬送する。尚、ロボットアーム24は、連続して搬送される2組の基板ホルダ94及び基板90のうち、1組の基板ホルダ94及び基板90を裏返して搬送する。ロボットアーム24は、貼り合わされた後、基板ホルダラック22まで搬送された貼り合わせ基板95を基板カセット20の何れかに搬送する。
プリアライナ26は、基板ホルダ94に対して基板90を位置決めして、当該基板ホルダ94上に搭載する。高精度であるがゆえに狭いアライメント装置28の調整範囲にそれぞれの基板90が装填されるように、プリアライナ26は、基板90と基板ホルダ94との相対位置を合わせる。これにより、アライメント装置28は、迅速且つ正確に基板90同士の位置決めをできる。
アライメント装置28は、一方の基板90に形成された複数のアライメントマークの位置と、他方の基板90に形成された複数のアライメントマークの位置とによって、一対の基板90を位置合わせして重ね合わせる。アライメント装置28は、ロボットアーム24とロボットアーム30との間に配置されている。アライメント装置28は、枠体34と、固定ステージ36と、移動部の一例である移動ステージ38とを備える。固定ステージ36及び移動ステージ38は、一対の基板を位置合わせする位置合わせ部の一例である。
枠体34は、固定ステージ36及び移動ステージ38を囲むように形成されている。枠体34の基板カセット20側の面と、真空環境部16側の面には、開口が形成されている。これにより、重ね合わされた状態の一対の基板90を両側からクランプした一対の基板ホルダ94を含む基板積層体93が、開口を通して搬入及び搬出される。
固定ステージ36は、移動ステージ38の上方に対向して設けられている。固定ステージ36の下面は、ロボットアーム24によって裏返して搬送された基板90を保持する基板ホルダ94を真空吸着して保持する。
移動ステージ38の上面は、裏返されることなくロボットアーム24によって搬送された基板90を保持する基板ホルダ94を真空吸着して保持する。移動ステージ38は、XY方向に移動して、一対の基板90の一方の基板90を水平面内で移動させる。これにより、移動ステージ38は、固定ステージ36の基板90と、移動ステージ38の基板90とを位置合わせする。移動ステージ38は上昇して、基板ホルダ94に保持された一対の基板90を重ね合わせる。この後、一対の基板90が、基板ホルダ94にクランプされる。これにより、重ね合わされた状態の一対の基板90が一対の基板ホルダ94によってクランプされた基板積層体93が形成される。基板90と基板90は、接着剤によって仮接合してもよく、プラズマによって仮接合してもよく、単に重ね合わせただけでもよい。
ロボットアーム30は、基板積層体93を真空吸着して、真空環境部16へと搬送する。ロボットアーム30は、貼り合わせ基板95を含む基板積層体93を真空環境部16から分離ステージ39へと搬送する。分離ステージ39は、貼り合わせ基板95と基板ホルダ94とを分離する。ロボットアーム31は、分離ステージ39にて分離された貼り合わせ基板95と基板ホルダ94を、レール32に沿って基板ホルダラック22へと搬送する。
真空環境部16は、基板貼り合わせ装置10の貼り合わせ工程において、真空状態に設定される。真空環境部16は、ロードロック室48と、アクセスドア50と、ゲートバルブ52と、ロボットチャンバ53と、ロボットアーム54と、3個の収容室55と、3個の加熱加圧装置56と、ロボットアーム58と、冷却室60とを備える。尚、加熱加圧装置56の個数は、3個に限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
ロードロック室48は、大気環境部14と真空環境部16とを連結する。ロードロック室48は、真空状態及び大気圧に設定できる。ロードロック室48の大気環境部14側及び真空環境部16側には、貼り合わせる前の一対の基板90を含む基板積層体93と、貼り合わせ基板95を含む基板積層体93を搬入及び搬出可能に、開口が形成されている。
アクセスドア50は、ロードロック室48の大気環境部14側の開口を開閉する。ゲートバルブ52は、ロードロック室48の真空環境部16側の開口を開閉する。ロボットアーム54は、ロボットチャンバ53の中心に回動可能に配置されている。ロボットアーム54は、ロボットアーム30によりロードロック室48に搬入された基板積層体93をいずれかの加熱加圧装置56へと搬入する。
収容室55はゲートバルブ57を有し、ゲートバルブ57を介してロボットチャンバ53と連結されている。収容室55は、基板積層体93を搬入及び搬出時に開閉されるゲートバルブ57を有する。
3個の加熱加圧装置56は、ロボットチャンバ53を中心として放射状に配置されている。加熱加圧装置56は、ゲートバルブ57を介してロボットチャンバ53と連結されている。加熱加圧装置56は、基板積層体93を挟みつつ加熱及び加圧して、一対の基板90を貼り合わせる。
ロボットアーム58は、ロボットチャンバ53の中心に回動可能に配置されている。これにより、ロボットアーム58は、基板積層体93を加熱加圧装置56から冷却室60へと搬送する。また、ロボットアーム58は、基板積層体93を冷却室60からロードロック室48へと搬送する。
冷却室60は、冷却機能を有する。これにより、冷却室60は、搬送された基板積層体93を冷却する。冷却室60は、ゲートバルブ57を介してロボットチャンバ53と連結されている。
図2から図5は、基板貼り合わせ装置10による貼り合わせ基板95の貼り合わせ工程を含む積層半導体装置96の製造方法を説明する図である。貼り合わせ工程において、ロボットアーム24は、基板ホルダ94を基板ホルダラック22から取り出して、プリアライナ26へ搬送する。次に、ロボットアーム24は、基板90を基板カセット20の何れかから取り出して、プリアライナ26へ搬送する。プリアライナ26は、基板90及び基板ホルダ94の外形を観察して位置合わせを行い、図2に示すように、基板90を基板ホルダ94上に載置する。基板ホルダ94は、載置された基板90を吸着して保持する。
図3に示すように、ロボットアーム24は、基板90及び基板ホルダ94を裏返して、固定ステージ36の下面へ搬送する。固定ステージ36は、基板90とともに基板ホルダ94を真空吸着により保持する。
ロボットアーム24は、次の基板90及び基板ホルダ94をプリアライナ26に搬送する。ロボットアーム24は、プリアライナ26で位置合わせされた基板90及び基板ホルダ94を裏返すことなく移動ステージ38へ搬送する。移動ステージ38は、基板90及び基板ホルダ94を保持する。移動ステージ38は、固定ステージ36の下方へと移動する。これにより、移動ステージ38の基板90と、固定ステージ36の基板90とが、アライメント装置28によって位置合わせされる。
次に、図4に示すように、移動ステージ38が上方へと移動して、移動ステージ38の基板90の上面と固定ステージ36の基板90の下面とが重ね合わされ、基板ホルダ94同士が磁力で吸着する。これにより、基板積層体93が形成される。固定ステージ36が基板積層体93の吸着を解除した後、ロボットアーム30が、移動ステージ38上の基板積層体93をロードロック室48へと搬送する。ロボットアーム54は、基板積層体93をロードロック室48から加熱加圧装置56へと搬入する。
加熱加圧装置56は、基板積層体93を結合温度まで加熱した後、結合温度を維持しつつ、基板積層体93を上下方向から加圧する。これにより、基板積層体93の一対の基板90が、貼り合わされて貼り合わせ基板95となる。この後、基板積層体93が一定の温度まで降温すると、ロボットアーム58が基板積層体93を冷却室60へと搬入する。冷却室60は、基板積層体93を更に冷却する。ロボットアーム58は、冷却された基板積層体93を、冷却室60からロードロック室48へと搬送する。
次に、ロボットアーム30が、基板積層体93をロードロック室48から分離ステージ39へと搬送する。分離ステージ39は、基板積層体93の貼り合わせ基板95を基板ホルダ94から分離する。ロボットアーム31は、基板ホルダ94、及び貼り合わせ基板95を基板ホルダラック22に搬送する。基板ホルダラック22は、基板ホルダ94を回収する。ロボットアーム24は、基板カセット20に貼り合わせ基板95を搬出する。これにより、基板貼り合わせ装置10による貼り合わせ工程が終了して、貼り合わせ基板95が完成する。この後、図5に示す点線に沿って、貼り合わせ基板95が個片化されて、積層半導体装置96が完成する。
図6は、アライメント装置28の側面図である。図6に矢印で示すXYZをアライメント装置28のXYZ方向とする。アライメント装置28は、上述した枠体34、固定ステージ36、及び、移動ステージ38に加えて、上顕微鏡70と、下顕微鏡72と、位置検出部100とを有する。
枠体34は、固定ステージ36及び移動ステージ38を囲むように形成されている。枠体34は、天板74と、底板75と、側壁76とを有する。天板74及び底板75は、互いが平行となるように水平に配置されている。側壁76は、天板74及び底板75を結合する。側壁76の基板カセット20側の面と、側壁76の真空環境部16側の面は、基板90及び貼り合わせ基板95を搬入及び搬出可能に開口されている。
固定ステージ36は、天板74の下面に固定されている。固定ステージ36は、移動ステージ38よりも高い位置に設けられている。固定ステージ36の下面は、基板90を保持した状態でロボットアーム24により裏返された基板ホルダ94を真空吸着する。尚、固定ステージ36の下面は基板ホルダ94を静電吸着してもよい。
移動ステージ38は、底板75の上面に載置されている。移動ステージ38は、ガイドレール78と、Xステージ80と、Yステージ82と、昇降部84と、微動ステージ85とを有する。
ガイドレール78は、底板75に固定されている。ガイドレール78は、X方向に延びる。Xステージ80は、ガイドレール78上に配置されている。Xステージ80は、ガイドレール78に案内されつつX方向に移動する。Yステージ82は、Xステージ80上に配置されている。Yステージ82は、Xステージ80上のガイドレールに沿ってY方向に移動する。昇降部84は、Yステージ82の上面に固定されている。昇降部84は、微動ステージ85を上下に昇降させる。
微動ステージ85は、昇降部84の上面に固定されている。微動ステージ85の上面は、基板90を保持した基板ホルダ94を真空吸着する。尚、微動ステージ85の上面は、基板ホルダ94を静電吸着してもよい。微動ステージ85に吸着された基板90に配されたバンプBaは、固定ステージ36に吸着された基板90に配されたバンプBaと電気的に接合される。微動ステージ85は、Xステージ80、Yステージ82及び昇降部84によって、XYZ方向に移動される。微動ステージ85は、吸着した基板ホルダ94及び基板90をXY方向に移動させるとともに、基板ホルダ94及び基板90を鉛直軸の周りで回転させる。尚、微動ステージ85のXY方向の移動は、Xステージ80及びYステージ82の移動に比べて、微小ピッチでありかつ可動範囲も小さい。これにより、移動ステージ38は、吸着した基板90を、固定ステージ36の基板90に対して位置合わせして、重ね合わせ合わせることができる。
上顕微鏡70は、天板74に固定されている。上顕微鏡70は、固定ステージ36と間隔をあけて配置されている。上顕微鏡70は、移動ステージ38の微動ステージ85に吸着された基板90に形成されたアライメントマークMを観察して撮像する。微動ステージ85に吸着された基板90に配されたアライメントマークMは、基板90の位置を算出して、固定ステージ36の基板90と貼り合わせにおける位置合わせに用いられる。アライメントマークMは、上顕微鏡70によって観察できる基板90の上面に形成されている。上顕微鏡70は、撮像したアライメントマークMの画像を出力する。
下顕微鏡72は、移動ステージ38のYステージ82上に固定されている。下顕微鏡72は、昇降部84と間隔をあけて配置されている。従って、下顕微鏡72は、昇降部84及び微動ステージ85とともに、XY方向に移動する。下顕微鏡72は、固定ステージ36に吸着された基板90に形成されたアライメントマークMを観察して撮像する。アライメントマークMは、下顕微鏡72によって観察できる基板90の下面に形成されている。下顕微鏡72は、撮像したアライメントマークMの画像を出力する。
位置検出部100は、固定ステージ36と移動ステージ38の位置に関する情報である位置情報を出力する。換言すれば、位置検出部100は、固定ステージ36に保持された基板90と、移動ステージ38に保持された基板90の位置に関する情報である位置情報を出力する。当該位置情報が、位置合わせ装置内の一対の基板の情報の一例である。一対の基板90の相対的な位置の情報には、重ね合わされた一対の基板90の位置の情報が含まれる。位置検出部100は、干渉計102と、上側固定鏡104、106と、下側固定鏡108、110とを備える。上側固定鏡104、106及び下側固定鏡108、110は、反射部材の一例である。
図7は、位置検出部100周辺の全体斜視図である。図7に示すように、位置検出部100は、干渉計112、114を更に備える。
上側固定鏡104、106は、固定ステージ36に固定されている。下側固定鏡108、110は、移動ステージ38に固定されている。上側固定鏡104及び下側固定鏡108は、X方向を垂線とする、YZ平面に平行な反射面を有する。上側固定鏡106及び下側固定鏡110は、Y方向を垂線とする、XZ平面に平行な反射面を有する。
干渉計102は、上側固定鏡104及び下側固定鏡108と対向するように配置されている。干渉計102は、X方向に平行なレーザ光を上側固定鏡104及び下側固定鏡108へ向けて出射する。干渉計102は、上側固定鏡104及び下側固定鏡108によって反射されたレーザ光の干渉によるレーザ光の強度を示す信号の振幅を、固定ステージ36と移動ステージ38の鉛直軸周りの回転方向の位置情報として検出して出力する。
干渉計112は、上側固定鏡104及び下側固定鏡108と対向するように配置されている。干渉計112は、X方向に平行なレーザ光を上側固定鏡104及び下側固定鏡108へ向けて出射する。干渉計112は、上側固定鏡104及び下側固定鏡108によって反射されたレーザ光の干渉によるレーザ光の強度を示す信号の振幅を、固定ステージ36と移動ステージ38のX方向の位置の時間変化を位置情報として検出して出力する。当該位置情報は、一対の基板の位置の時間変化の一例である。
干渉計114は、上側固定鏡106及び下側固定鏡110と対向するように配置されている。干渉計114は、Y方向に平行なレーザ光を上側固定鏡106及び下側固定鏡110へ向けて出射する。干渉計114は、上側固定鏡106及び下側固定鏡110によって反射されたレーザ光の干渉によるレーザ光の強度を示す信号の振幅を、固定ステージ36と移動ステージ38のY方向の位置の時間変化を位置情報として検出して出力する。当該位置情報は、一対の基板の位置の時間変化の一例である。
図8は、一方の基板ホルダ94である上基板ホルダ200を下方から見た斜視図である。図8に矢印で示す上下を上下方向とする。図8に示すように、上基板ホルダ200は、上載置部202と、一対の上静電パッド206、207と、クランプ部の一例である三対の結合部材208とを有する。
上載置部202は、AlN等のセラミックからなる。上載置部202は、基板90よりも一回り大きい略円板状に形成されている。上載置部202の中央部の下面は、平面状に形成されている。上載置部202の中央部の下面は、外周部よりも下側に突出している。上載置部202の中央部の下面は、基板90が載置される載置面として機能する。
上静電パッド206、207は、半円形状に形成されている。上静電パッド206、207は、上載置部202の内部に埋め込まれている。一方の上静電パッド206は、上載置部202の中心を挟み、他方の上静電パッド207と線対称となるように配置されている。一方の上静電パッド206には正の電荷がチャージされる。他方の上静電パッド207には負の電荷がチャージされる。これにより、上静電パッド206、207は、静電気力を発生させて、基板90を静電吸着する。
三対の結合部材208は、上載置部202の外周側に配置されている。三対の結合部材208は、周方向において、略120°間隔で配置されている。結合部材208は、結合用の永久磁石を有する。
図9は、他方の基板ホルダ94である下基板ホルダ210を上方から見た斜視図である。図9に矢印で示す上下を上下方向とする。図9に示すように、下基板ホルダ210は、下載置部212と、一対の下静電パッド214、216と、下弾性部材218と、クランプ部の一例である被結合部材220とを有する。
下載置部212は、基板90よりも一回り大きい略円板状に形成されている。下載置部212の上面は、平面状に形成されている。下載置部212の中央部の上面は、外周部よりも上側に突出している。下載置部212の中央部の上面は、基板90が載置される載置面として機能する。下載置部212は、上載置部202との間で一対の基板90を挟持する。
下静電パッド214、216は、半円形状に形成されている。下静電パッド214、216は、下載置部212の内部に埋め込まれている。一方の下静電パッド214は、下載置部212の中心を挟み、他方の下静電パッド216と線対称となるように配置されている。一方の下静電パッド214には、負の電荷がチャージされる。他方の下静電パッド216には、正の電荷がチャージされる。これにより、下静電パッド214、216は、静電気力を発生させて、基板90を静電吸着する。
3個の下弾性部材218は、下載置部212の外周側に配置されている。3個の下弾性部材218は、周方向において、略120°間隔で配置されている。下弾性部材218は、弾性変形可能な板バネによって構成されている。下弾性部材218は、周方向に長い長方形状に形成されている。
ここで、下弾性部材218は、上基板ホルダ200と下基板ホルダ210との間に挟み込まれる基板90の厚さが変化しても結合部材208と被結合部材220とを互いに結合させる。更に、下弾性部材218は、弾性変形による反力を、上基板ホルダ200と下基板ホルダ210との間の一対の基板90を挟みこむ力として作用させる。
被結合部材220は、磁石に吸着される材料、例えば、強磁性体材料を含む。被結合部材220は、下弾性部材218の端部に設けられている。被結合部材220は、下弾性部材218を介して、下載置部212に設けられている。一対の被結合部材220は、結合部材208と対向する位置に配置されている。これにより、上基板ホルダ200の下面と下基板ホルダ210の上面とが対向した状態で近接すると、被結合部材220は、結合部材208に磁力によって吸着されて、互いに結合される。この結果、基板90が上基板ホルダ200及び下基板ホルダ210によってクランプされる。この基板保持状態では、下弾性部材218は弾性変形して、上基板ホルダ200及び下基板ホルダ210から基板90に作用する押圧力を適切に調整する。
図10は、アライメント装置28の制御系のブロック図である。図10に示すように、アライメント装置28は、制御部300と、格納部302とを更に備える。制御部300の一例は、コンピュータである。制御部300は、格納部302に格納された位置合わせプログラムを読み込むことによって、取得部310と、駆動制御部312と、判断部314として機能する。
取得部310は、上顕微鏡70及び下顕微鏡72からアライメントマークMの画像を取得して、駆動制御部312へと出力する。取得部310は、干渉計102、112、114から位置情報を取得して、判断部314へと出力する。
駆動制御部312は、上顕微鏡70及び下顕微鏡72が撮像したアライメントマークMの画像を取得部310から取得する。駆動制御部312は、アライメントマークMの画像からアライメントマークMの位置を検出する。駆動制御部312は、固定ステージ36の基板90のアライメントマークMの位置と、移動ステージ38の基板90のアライメントマークMの位置とが同じ位置となる移動ステージ38に吸着された基板90の移動量を算出する。移動量は、移動ステージ38のXY方向の並進移動及び鉛直軸周りの回転移動に合わせて、(Sx、Sy、θ)で表示される。Sxは、X方向の基板90の移動量である。Syは、Y方向の基板90の移動量である。θは、鉛直軸周りの基板90の回転量である。駆動制御部312は、算出した移動量に基づいて、移動ステージ38のXステージ80、Yステージ82、及び、微動ステージ85を駆動させて、一対の基板90を位置合わせする。駆動制御部312は、基板90同士の位置合わせ後、昇降部84を駆動して、移動ステージ38の基板90を上方に移動させて、基板90同士を重ね合わせる。
判断部314は、固定ステージ36及び移動ステージ38による位置合わせ後、ロボットアーム30によって搬出される前に、一対の基板90の位置ずれの有無を判断する。判断部314は、アライメント装置28内での一対の基板90の情報に基づいて、一対の基板90の位置ずれの有無を判断する。判断部314は、アライメント装置28内の情報の一例である位置情報であって、位置検出部100の干渉計102、112、114が出力した位置情報を取得部310から取得する。判断部314は、取得した位置情報に基づいて、当該位置情報の検出後の一対の基板90間の位置ずれを判断する。具体的には、判断部314は、位置検出部100から取得した光の振幅と、位置ずれの発生を判断する閾値である判断閾値とを比較して、位置ずれの発生を判断する。判断閾値は、振幅と、位置ずれとの過去の相関関係から設定される。尚、干渉計102、112、114が一対の基板90のうち、一方の基板90の位置情報を検出して、判断部314は、一方の基板90の位置情報に基づいて、位置ずれの有無を判断してもよい。判断部314による位置ずれの有無の判断は、取得した位置情報に基づいて、位置情報を検出した後に発生する位置ずれの有無を推測することを含む。判断閾値は、位置情報の検出のタイミングに応じて設定してもよい。
図11は、アライメント装置28による位置合わせ処理を説明するフローチャートである。図12は、判断部314が位置検出部100から取得する位置情報の一例を示す図である。アライメント装置28の制御部300が、格納部302に格納された位置合わせプログラムを読み込むことによって、位置合わせ処理は実行される。尚、位置合わせ処理は、固定ステージ36及び移動ステージ38のそれぞれに基板90、上基板ホルダ200及び下基板ホルダ210が搬送されることにより、開始される。移動ステージ38に搬送された下基板ホルダ210の被結合部材220は、移動ステージ38に拘束されている。これにより、被結合部材220は、XY方向及び鉛直方向の移動を規制される。
図11に示すように、位置合わせ処理が開始すると、取得部310は、上顕微鏡70及び下顕微鏡72を制御して、アライメントマークMを撮像させて、画像を取得する(S10)。取得部310は、アライメントマークMの画像を駆動制御部312へと出力する。
駆動制御部312は、アライメントマークMの画像を取得すると、固定ステージ36のアライメントマークMと、移動ステージ38のアライメントマークとが、XY面内において、同じ位置となる基板90の移動量を算出する(S12)。駆動制御部312は、移動量を算出すると、開始信号を判断部314へと出力する。
判断部314は、駆動制御部312から開始信号を取得すると、取得部310を介して、位置検出部100の干渉計102、112、114から出力される位置情報の取得を開始する(S14)。判断部314は、取得した位置情報を格納部302に格納する。
駆動制御部312は、移動量を算出すると、基板90とともに、移動ステージ38のXステージ80、Yステージ82、及び、微動ステージ85を移動量に基づいて移動させる。これにより、駆動制御部312は、XY面内において、基板90同士を位置合わせする(S16)。
駆動制御部312は、昇降部84を駆動させて、基板90とともに微動ステージ85を上昇させる。これにより、駆動制御部312は、固定ステージ36の基板90と、移動ステージ38の基板90とを重ね合わせる(S18)。被結合部材220は移動ステージ38に拘束されているので、基板90同士が重ね合わされた状態では、被結合部材220は結合部材208と結合しない。
駆動制御部312は、移動ステージ38による被結合部材220の拘束を解除する。これにより、駆動制御部312は、一対の上基板ホルダ200及び下基板ホルダ210によって、基板90をクランプさせる(S20)。駆動制御部312は、昇降部84を制御して、移動ステージ38を下降させる(S21)。駆動制御部312は、移動ステージ38の下降が完了すると、終了信号を判断部314に出力する。判断部314は、位置情報の取得を終了する(S22)。
次に、判断部314は、格納部302に格納された図12に示す位置情報を解析して、位置情報検出後の位置ずれが発生するか否かを判断する(S24)。図12において、時刻T1は、駆動制御部312が微動ステージ85を上昇させることによって、固定ステージ36の基板90と、移動ステージ38の基板90とが、接触した時刻を示す。換言すれば、時刻T1以降の位置情報は、一対の基板90が互いに接触した時の位置情報である。時刻T2は、駆動制御部312が、移動ステージ38による被結合部材220の拘束を解除して、一対の基板90が上基板ホルダ200及び下基板ホルダ210にクランプされた時刻を示す。時刻T3は、駆動制御部312が、移動ステージ38の降下を開始させた時刻であって、固定ステージ36から上基板ホルダ200が離脱した時刻でもある。時刻T1、T2、T3では、振幅が大きくなることが図12からわかる。尚、時刻T3以降であって、ロボットアーム30が一対の基板90の少なくとも一方に接触した時刻の振幅を位置ずれの有無を判断する位置情報に含めてもよい。
判断部314は、位置情報の振幅の大きさによって位置ずれの発生を判断する。例えば、判断部314は、時刻T1、T2、T3の振幅の最大値が判断閾値以上か否かを判定する。時刻T1、T2、T3等の近傍の振幅の最大値が位置ずれ判断用の閾値である判断閾値未満と判定した場合、判断部314は、位置ずれが発生しないと判断して(S24:No)、搬送指示を制御部18へと出力する(S26)。これにより、ロボットアーム30が位置合わせされた基板積層体93をロードロック室48に搬送して、位置合わせ処理が終了する。
一方、判断部314は、振幅の最大値が判断閾値以上であると判定すると、位置ずれが発生すると判断して(S24:Yes)、位置ずれ対応処理を実行して(S28)、位置合わせ処理を終了する。位置ずれ対応処理の一例は、判断部314が、発生信号を制御部18へと出力する。これにより、制御部18は、ロボットアーム30、54等による基板積層体93の搬送速度を通常よりも遅くして加熱加圧装置56へと搬送して、位置ずれを抑制する。
上述したように、アライメント装置28では、判断部314が位置検出部100から取得した位置情報から、位置情報検出後の位置ずれの発生を判断する。これにより、アライメント装置28は、例えば、アライメント装置28からの搬送を遅くする等の位置ずれを抑制する処理を実行させることができる。この結果、基板貼り合わせ装置10は、基板90の貼り合わせの精度を向上させることができる。
次に、上述した実施形態おける位置ずれの判断方法の別の形態を説明する。
判断部314は、位置情報の振幅の移動平均を算出して、当該移動平均が判断閾値以上であれば、位置ずれが発生すると判定してもよい。尚、移動平均は、単純移動平均であってもよく、加重移動平均であってもよい。
判断部314は、複数の判断閾値によって、位置ずれの発生を判定してもよい。例えば、判断部314は、位置情報である振幅の検出時に合わせて設定された複数の判断閾値によって、位置ずれの発生を判定してもよい。具体的には、判断部314は、時刻T1から予め定められた時間の振幅については第1判断閾値によって、位置ずれの発生を判定してもよい。同様に、判断部314は、時刻T2、T3から予め定められた時間の振幅についてはそれぞれ第2判断閾値、及び、第3判断閾値によって位置ずれの発生を判定してもよい。予め定められた時間は、時刻T1、T2、T3における振幅の増加が安定するまでの平均的な時間であって、経験的に設定される。この形態において、第1から第3判断閾値は、過去の光の振幅と位置ずれの相関関係からそれぞれ算出された異なる値が設定される。例えば、時刻T2では、クランプの開始により、下弾性部材218に応力が蓄積される可能性が高い。この応力が、搬送中に解放されると、基板90間で位置ずれが発生する可能性が高い。従って、時刻T2の第2判断閾値は、第1及び第3判断閾値よりも小さく設定される。
更に、XY方向及び周方向で異なる判断閾値を設定してもよい。例えば、上述した時刻T2において、位置ずれの原因となる可能性の高い応力を蓄積する下弾性部材218は、基板ホルダ94の略周方向に伸びる。従って、応力が作用する確率の高い周方向で位置ずれが発生する可能性が高いので、θ方向の判断閾値を、XY方向の判断閾値よりも小さく設定される。異なる方向ごとに判断閾値に、位置ずれの発生確率に合わせて、重み付けをしてもよい。
判断部314は、振幅が大きくなると予め予測される時間帯のみの振幅によって、位置ずれの発生を判定してもよい。例えば、判断部314は、時刻T1、T2、T3から予め定められた時間の間検出された振幅によって、位置ずれの発生を判定してもよい。
判断部314は、位置情報を取得しつつ、位置ずれの発生を当該取得と同時に判断してもよい。これにより、判断部314が、時刻T1、T2、T3の直後等において、位置ずれの発生を判断できる。この結果、アライメント装置28が、位置ずれに対して対応することができる。例えば、位置ずれの発生を判断した時点で、駆動制御部312が、移動ステージ38を下降させることによって、再度、位置合わせをして、基板90を重ね合わせることができる。これにより、アライメント装置28が、位置合わせ後の位置ずれを抑制することができる。
判断部314が、位置情報を取得した時点の位置ずれの発生を検出してもよい。例えば、位置情報の振動の中心が、それ以前の振動の中心からずれた場合、判断部314は、基板90間に位置ずれが生じたと判定する。判断部314が、位置合わせ後に位置ずれを検出した場合、アライメント装置28は、再度、一対の基板90の位置合わせをする。
次に、上述した実施形態における位置ずれ対応処理の別の形態を説明する。
位置ずれ対応処理では、判断部314が、基板積層体93を外部へ搬出させる搬出信号を制御部18へと出力するようにしてもよい。これにより、ロボットアーム24が、貼り合わされていない基板90を含む基板積層体93をアライメント装置28から基板カセット20へと搬出する。更に、別の位置ずれ対応処理では、クランプするときに、駆動制御部312が被結合部材220を結合部材208に低速で近づけて接触してから離すようにしてもよい。別の位置ずれ対応処理では、クランプするときに、駆動制御部312が被結合部材220を結合部材208に近づけてから離すようにしてもよい。つまり、クランプするときに、被結合部材220と結合部材208との間の衝撃を緩和するように、被結合部材220の位置および速度の少なくとも一方を制御する。このように、判断部314は、位置ずれが発生すると推測した場合、位置情報の検出後の工程を制御する制御部18による制御を変更するよう出力する。
上述した実施形態における構成の機能、接続関係、形状、数値等は適宜変更してよい。また、各実施形態を組み合わせてもよい。
例えば、上述の実施形態では、干渉計102、112、114が基板90の位置情報を検出する例を示したが、位置検出部100は、リニアエンコーダ、ロータリーエンコーダ等によって、位置情報を検出してもよい。
また、上述の実施形態では、干渉計102、112、114が、固定ステージ36及び移動ステージ38の位置の変化を検出することによって、基板90の位置情報を取得したが、位置検出部100は、基板90に直接照射された後、反射されたレーザ光の干渉によって、基板90の位置情報を検出してもよい。
判断部314は、複数の振幅を組み合わせて、位置ずれを判断してもよい。例えば、XY方向の振幅を和算した値と、判断閾値とを比較して位置ずれを判断してもよい。
判断部314は、位置情報である信号の形状すなわち波形によって、位置ずれの発生する要因を推定して判断してもよい。例えば、判断部314は、波形によって、搬送時に位置ずれが生じる、加熱加圧装置56で位置ずれが生じる等の要因を、過去の位置ずれ発生要因と波形との相関関係から推定して判断する。
また、過去に計測された位置ずれ発生時の波形のデータを記憶しておいてもよい。この場合、判断部314は、検出した波形と、位置ずれが発生するときの波形とを比較することにより、位置ずれが発生するか否かを判断する。
更に、判断部314は、位置ずれの発生を判断する予め定められた閾値を超える大きさの振幅が、予め定められた閾値を超える期間連続して発生している場合に、位置ずれが発生することを判断してもよい。この場合、閾値は、振幅の大きさと、予め定められた大きさの振幅が連続して発生している期間とによって設定される。また、振幅の閾値は、図11および12で示した例における閾値よりも小さくてもよい。この場合も、過去に計測された振幅および期間と位置ずれとの相関関係を記憶しておき、判断部314は、この記憶されたデータと計測した振幅および期間との比較により、位置ずれが発生するか否かを判断する。
上述の実施形態では、一対の基板ホルダ94によって、一対の基板90を保持する例を示したが、一対の基板90を保持する形態はこれに限られない。例えば、一対の基板90は、1個の基板ホルダと、当該基板ホルダに設けられたクリップ等の保持部材とによって保持してもよい。この場合、例えば、基板ホルダは、一対の基板90の下側に配置され、保持部材が上から一対の基板を押圧して保持することになる。このような形態の場合、保持部材は、例えば、基板ホルダの外周に等間隔で複数、例えば、3個程度設けることが好ましい。位置検出部100は、保持部材の位置を基板90の位置情報としてもよい。この場合、干渉計は、保持部材にレーザ光を照射して位置情報を取得すればよい。また、基板ホルダは、一対の基板の少なくとも一方を保持してもよい。
上述の実施形態では、基板90の位置情報として、一対の基板90の面と平行な方向、即ち、X方向、Y方向及びθ方向における基板90の位置情報を採用したが、基板90の位置情報はこれらに限られない。例えば、基板90の位置情報として、一対の基板の面と垂直な方向、即ち、Z方向における一対の基板90の位置情報を採用してもよい。Z方向の位置情報は、固定ステージ36に取り付けられたロードセル、移動ステージ38に取り付けられたリニアエンコーダ、及び、Z方向の位置検出するZ干渉計等によって検出及び取得できる。この場合、判断部314は、XYθ方向の位置情報から位置ずれの有無を検出できない場合でも、Z方向の位置情報に変化がある場合、Z方向に振動していることを検出できる。判断部314は、Z方向の位置情報がZ方向用の判断閾値以上である場合、位置ずれが発生すると判断すればよい。これにより、判断部314は、例えば、クランプの板バネに応力が残り、その後の搬送中等に応力が開放されて一対の基板90に位置ずれの発生を推測できる。また、判断部314は、Z方向の位置が変化した状態が続く場合には、基板90に割れが発生したと判断することができる。更に、判断部314は、XYθ方向及びZ方向の位置情報を組み合わせて三次元的な位置情報を取得することにより、位置合わせをリトライするときにより正確に位置合わせを修正できる。
アライメント装置28に、位置ずれに関する情報をユーザに表示する表示部を設けてもよい。表示部の一例は、液晶表示装置、有機EL表示装置等である。表示部が表示する情報の一例は、一対の基板に発生した位置ずれのずれ量、位置ずれの発生したタイミング、貼り合わせの可否、位置合わせ後のプロセスの変更の要否、及び、当該プロセスの変更内容の提案等である。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 基板貼り合わせ装置、 12 環境チャンバ、 14 大気環境部、 16 真空環境部、 18 制御部、 20 基板カセット、 22 基板ホルダラック、 24 ロボットアーム、 26 プリアライナ、 28 アライメント装置、 30 ロボットアーム、 31 ロボットアーム、 32 レール、 34 枠体、 36 固定ステージ、 38 移動ステージ、 39 分離ステージ、 48 ロードロック室、 50 アクセスドア、 52 ゲートバルブ、 53 ロボットチャンバ、 54 ロボットアーム、 55 収容室、 56 加熱加圧装置、 57 ゲートバルブ、 58 ロボットアーム、 60 冷却室、 70 上顕微鏡、 72 下顕微鏡、 74 天板、 75 底板、 76 側壁、 78 ガイドレール、 80 Xステージ、 82 Yステージ、 84 昇降部、 85 微動ステージ、 90 基板、 93 基板積層体、 94 基板ホルダ、 95 貼り合わせ基板、 96 積層半導体装置、 100 位置検出部、 102 干渉計、 104 上側固定鏡、 106 上側固定鏡、 108 下側固定鏡、 110 下側固定鏡、 112 干渉計、 114 干渉計、 200 上基板ホルダ、 202 上載置部、 206 上静電パッド、 207 上静電パッド、 208 結合部材、 210 下基板ホルダ、 212 下載置部、 214 下静電パッド、 216 下静電パッド、 218 下弾性部材、 220 被結合部材、 300 制御部、 302 格納部、 310 取得部、 312 駆動制御部、 314 判断部

Claims (57)

  1. 第1基板と第2基板とを互いに接合する基板貼り合わせ装置であって、
    前記第1基板と前記第2基板とを互いに位置合わせ装置で位置合わせする位置合わせ部と、
    位置合わせされた前記第1基板および前記第2基板を位置合わせ部から搬出する搬送部と、
    前記搬送部により搬送された前記第1基板と前記第2基板とを互いに貼り合わせる貼り合わせ部と、
    前記位置合わせ部での位置合わせ後、前記搬送部により搬出される前に、前記第1基板と前記第2基板との位置ずれの有無を判断する判断部と、
    を備えることを特徴とする基板貼り合わせ装置。
  2. 前記判断部は、前記第1基板および前記第2基板の位置ずれの有無を前記位置合わせ部内の前記第1基板および前記第2基板の情報に基づいて判断する請求項1に記載の基板貼り合わせ装置。
  3. 前記第1基板および前記第2基板の少なくとも一方に関する位置情報を検出する位置検出部を更に備え、
    前記判断部は、前記位置情報に基づいて、前記第1基板および前記第2基板の位置ずれの有無を判断する請求項2に記載の基板貼り合わせ装置。
  4. 前記判断部は、前記位置情報と、位置ずれの発生を判断する閾値とを比較して、位置ずれの発生の有無を判断する
    請求項3に記載の基板貼り合わせ装置。
  5. 前記閾値は、前記位置情報と位置ずれとの過去の相関関係に基づいて設定される請求項4に記載の基板貼り合わせ装置。
  6. 前記閾値は、前記位置情報の検出のタイミングに応じて設定されている
    請求項4または5に記載の基板貼り合わせ装置。
  7. 前記第1基板および前記第2基板の少なくとも一方を保持する保持部を更に備え、
    前記位置情報は、前記保持部の位置に関する情報を含む
    請求項4から6のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ装置。
  8. 前記位置情報は、前記保持部に固定された反射部材または前記基板から反射された光の干渉による光の強度を示す信号の情報を含む
    請求項7に記載の基板貼り合わせ装置。
  9. 前記位置情報は、前記信号の振幅を含む請求項8に記載の基板貼り合わせ装置。
  10. 前記判断部は、前記振幅の最大値が前記閾値以上であるか否かを判断し、前記最大値が前記閾値以上である場合に位置ずれが発生することを判断する請求項9に記載の基板貼り合わせ装置。
  11. 前記閾値は、前記振幅の大きさと、予め定められた大きさの前記振幅が連続して発生している期間とに設定されており、
    前記判断部は、前記閾値を超える大きさの振幅が前記閾値を超える期間連続して発生している場合に、位置ずれが発生することを判断する請求項9または10に記載の基板貼り合わせ装置。
  12. 前記位置情報は、前記信号の波形を含む請求項8から11のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ装置。
  13. 前記判断部は、前記波形と、位置ずれが発生するときの波形とを比較することにより、位置ずれが発生することを判断する請求項12に記載の基板貼り合わせ装置。
  14. 前記判断部は、前記位置情報に基づいて、前記第1基板および前記第2基板に位置ずれが前記位置情報の検出後に発生するか否かを推測する請求項3から13のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ装置。
  15. 前記判断部は、前記位置ずれが発生すると推測した場合、前記位置情報の検出後の工程を制御する制御部による制御を変更するよう出力する請求項14に記載の基板貼り合わせ装置。
  16. 前記判断部は、前記位置情報に基づいて、前記位置ずれが発生する要因を推定する請求項14または15に記載の基板貼り合わせ装置。
  17. 前記判断部は、前記位置情報と、過去の位置ずれ発生の要因との相関関係に基づいて前記要因を推定する請求項16に記載の基板貼り合わせ装置。
  18. 前記位置検出部が検出する前記位置情報は、前記第1基板および前記第2基板の面と平行な方向における前記第1基板および前記第2基板に関する位置情報を含む請求項3から17のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ装置。
  19. 前記位置検出部が検出する前記位置情報は、前記第1基板および前記第2基板の面と垂直な方向における前記第1基板および前記第2基板に関する位置情報を含む請求項3から18のいずれか1項に記載の基板貼り合わせ装置。
  20. 前記判断部は、前記位置情報と、位置ずれの発生を判断する閾値とを比較して、位置ずれの発生の有無を判断し、前記閾値は、前記方向ごとに設定される請求項18または19に記載の基板貼り合わせ装置。
  21. 前記閾値は、位置ずれの発生確率に応じて重み付けされている請求項5に記載の基板貼り合わせ装置。
  22. 前記判断部は、位置合わせされた前記第1基板および前記第2基板が互いに接触した時の前記位置情報から位置ずれを判断する請求項3から21のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ装置。
  23. 前記判断部は、前記搬送部が前記第1基板および前記第2基板の少なくも一方に接触した時の前記位置情報から位置ずれを判断する請求項3から22のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ装置。
  24. 前記第1基板および前記第2基板の少なくとも一方を保持する基板ホルダを備え、
    前記基板ホルダには、前記第1基板および前記第2基板を重ね合わされた状態でクランプするクランプ部が設けられており、
    前記判断部は、前記クランプ部によるクランプ時の前記位置情報から位置ずれを判断する請求項3から23のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ装置。
  25. 位置合わせされて重ね合わせされた前記第1基板および前記第2基板をクランプするクランプ部を備え、
    前記判断部は、前記クランプ部によるクランプ時の前記位置情報から位置ずれを判断する請求項3から24のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ装置。
  26. 前記第1基板および前記第2基板の少なくともいずれか一方を移動させる移動部と、
    前記移動部を駆動させて前記第1基板および前記第2基板を位置合わせする駆動制御部とを備え、
    前記判断部が、前記位置情報に基づいて、位置合わせ後に位置ずれを検出した場合、前記駆動制御部は、再度、前記第1基板および前記第2基板を位置合わせする
    請求項3から25のいずれか1項に記載の基板貼り合わせ装置。
  27. 前記位置合わせ部内の前記第1基板および前記第2基板の情報は、前記第1基板および前記第2基板の位置の時間変化に関する情報を含む請求項2から26のいずれか1項に記載の基板貼り合わせ装置。
  28. 一対の基板を位置合わせする位置合わせ部と、
    前記位置合わせ部によって位置合わせされた前記一対の基板の位置ずれの有無を前記位置合わせ装置内の前記一対の基板の情報で判断する判断部とを備える位置合わせ装置。
  29. 第1基板と第2基板とを互いに接合する基板貼り合わせ方法であって、
    前記第1基板と前記第2基板とを互いに位置合わせ部で位置合わせする位置合わせ工程と、
    位置合わせされた前記第1基板および前記第2基板を位置合わせ部から搬出する搬送工程と、
    前記搬送工程により搬送された前記第1基板と前記第2基板とを互いに貼り合わせる貼り合わせ工程と、
    前記位置合わせ部での位置合わせ後、前記搬送工程により搬出される前に、前記第1基板と前記第2基板との位置ずれの有無を判断する判断工程と、を含むことを特徴とする基板貼り合わせ方法。
  30. 前記判断工程は、前記第1基板および前記第2基板の位置ずれの有無を前記位置合わせ部内の前記第1基板および前記第2基板の情報に基づいて判断する請求項29に記載の基板貼り合わせ方法。
  31. 前記第1基板および前記第2基板の少なくとも一方に関する位置情報を検出する位置検出工程を更に備え、
    前記判断工程は、前記位置情報に基づいて、前記第1基板および前記第2基板の位置ずれの有無を判断する請求項30に記載の基板貼り合わせ方法。
  32. 前記判断工程は、前記位置情報と、位置ずれの発生を判断する閾値とを比較して、位置ずれの発生の有無を判断する
    請求項31に記載の基板貼り合わせ方法。
  33. 前記位置情報と位置ずれとの過去の相関関係に基づいて前記閾値を設定する請求項32に記載の基板貼り合わせ方法。
  34. 前記位置情報の検出のタイミングに応じて前記閾値を設定する請求項32または33に記載の基板貼り合わせ方法。
  35. 前記位置情報は、前記第1基板および前記第2基板の少なくとも一方を保持する保持部の位置に関する情報を含む
    請求項32から34のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ方法。
  36. 前記位置情報は、前記保持部に固定された反射部材または前記基板から反射された光の干渉による光の強度を示す信号の情報を含む請求項35に記載の基板貼り合わせ方法。
  37. 前記位置情報は、前記信号の振幅を含む請求項36に記載の基板貼り合わせ方法。
  38. 前記判断工程は、前記振幅の最大値が前記閾値以上であるか否かを判断し、前記最大値が前記閾値以上である場合に位置ずれが発生することを判断する請求項37に記載の基板貼り合わせ方法。
  39. 前記閾値は、前記振幅の大きさと、予め定められた大きさの前記振幅が連続して発生している期間とに設定されており、
    前記判断工程は、前記閾値を超える大きさの振幅が前記閾値を超える期間連続して発生している場合に、位置ずれが発生することを判断する請求項37または38に記載の基板貼り合わせ方法。
  40. 前記位置情報は、前記信号の波形を含む請求項36から39のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ方法。
  41. 前記判断工程は、前記波形と、位置ずれが発生するときの波形とを比較することにより、位置ずれが発生することを判断する請求項40に記載の基板貼り合わせ方法。
  42. 前記判断工程は、前記位置情報に基づいて、前記位置情報の検出後に前記第1基板および前記第2基板に位置ずれが発生するか否かを推測する請求項35から41のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ方法。
  43. 前記判断工程は、前記位置ずれが発生すると推測した場合、前記位置情報の検出後の工程を制御する制御部による制御を変更するよう出力する請求項42に記載の基板貼り合わせ方法。
  44. 前記判断工程は、前記位置情報に基づいて、前記位置ずれが発生する要因を推定する請求項42または43に記載の基板貼り合わせ方法。
  45. 前記判断工程は、前記位置情報と、過去の位置ずれ発生の要因との相関関係に基づいて前記要因を推定する請求項44に記載の基板貼り合わせ方法。
  46. 前記位置検出工程が検出する前記位置情報は、前記第1基板および前記第2基板の面と平行な方向における前記第1基板および前記第2基板に関する位置情報を含む請求項31から45のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ方法。
  47. 前記位置検出工程が検出する前記位置情報は、前記第1基板および前記第2基板の面と垂直な方向における前記第1基板および前記第2基板に関する位置情報を含む請求項31から46のいずれか1項に記載の基板貼り合わせ方法。
  48. 前記判断工程は、前記位置情報と、位置ずれの発生を判断する閾値とを比較して、位置ずれの発生の有無を判断し、前記閾値は、前記方向ごとに設定される請求項46または47に記載の基板貼り合わせ方法。
  49. 前記閾値は、位置ずれの発生確率に応じて重み付けされている請求項33に記載の基板貼り合わせ方法。
  50. 前記判断工程は、位置合わせされた前記第1基板および前記第2基板が互いに接触した時の前記位置情報から位置ずれを判断する
    請求項31から49のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ方法。
  51. 前記判断工程は、前記搬送工程が前記第1基板および前記第2基板の少なくも一方に接触した時の前記位置情報から位置ずれを判断する請求項31から50のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ方法。
  52. 前記第1基板および前記第2基板の少なくとも一方を保持する基板ホルダを備え、
    前記基板ホルダには、前記第1基板および前記第2基板を重ね合わされた状態でクランプするクランプ部が設けられており、
    前記判断工程は、前記クランプ部によるクランプ時の前記位置情報から位置ずれを判断する請求項31から51のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ方法。
  53. 位置合わせされて重ね合わせされた前記第1基板および前記第2基板をクランプするクランプ部を備え、
    前記判断工程は、前記クランプ部によるクランプ時の前記位置情報から位置ずれを判断する請求項31から52のいずれか一項に記載の基板貼り合わせ方法。
  54. 前記第1基板および前記第2基板の少なくともいずれか一方を移動させる移動部と、
    前記移動部を駆動させて前記第1基板および前記第2基板を位置合わせする駆動制御部とを備え、
    前記判断工程が、前記位置情報に基づいて、位置合わせ後に位置ずれを検出した場合、前記駆動制御部は、再度、前記第1基板および前記第2基板を位置合わせする
    請求項31から53のいずれか1項に記載の基板貼り合わせ方法。
  55. 前記位置合わせ部内の前記第1基板および前記第2基板の情報は、前記第1基板および前記第2基板の位置の時間変化に関する情報を含む
    請求項30から54のいずれか1項に記載の基板貼り合わせ方法。
  56. 一対の基板を位置合わせ部で位置合わせする位置合わせ段階と、
    前記位置合わせ段階で位置合わせされた前記一対の基板の位置ずれの有無を前記位置合わせ部内の前記一対の基板の情報で判断する判断段階と
    を備える位置合わせ方法。
  57. 請求項31から56のいずれか1項に記載の基板貼り合わせ方法を含む積層半導体装置の製造方法。
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