JP5614081B2 - 基板位置合わせ装置、基板位置合わせ方法、基板貼り合わせ装置、積層半導体装置製造方法及び積層半導体装置 - Google Patents

基板位置合わせ装置、基板位置合わせ方法、基板貼り合わせ装置、積層半導体装置製造方法及び積層半導体装置 Download PDF

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Description

本発明は、基板位置合せ装置、基板貼り合せ装置、積層半導体装置製造方法及び積層半導体装置に関する。
半導体装置の実装密度を高める目的で、電子回路が形成された複数の基板を積層した積層型の半導体装置が注目されている。複数の基板を積層する場合に、基板同士を位置合せして重ね合せる基板位置合せ装置を用いる。基板位置合せ装置は、接合すべき2枚の基板をそれぞれ上のステージと下のステージにロードしてから、顕微鏡により基板に設けられたマークを観察して、基板の位置合せをする。(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1 特開2009−231671号公報
基板位置合せ装置が接合すべき2枚の基板を1枚ずつステージにロードすることに時間がかかる。なお、2枚の基板ともステージに載置してから、基板の位置検出及び位置合せが始まるので、位置合せプロセス全体の時間が長くなる。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、一の基板を保持する第1のテーブルと、第1のテーブルに対向して配され、他の基板を保持する第2のテーブルと、第1のテーブルに対向して配され、第1のテーブルに保持された一の基板の表面に設けられた指標を観察する第1の顕微鏡と、第2のテーブルに対向して配され、第2のテーブルに保持された他の基板の表面に設けられた指標を観察する第2の顕微鏡と、第1の顕微鏡による一の基板の指標の観察結果および第2の顕微鏡による他の基板の指標の観察結果に基づいて、一の基板と他の基板とを位置合わせする制御部と、第1のテーブルおよび第2のテーブルの少なくとも一方に隣接して配され、第1のテーブルまたは第2テーブルに一の基板または他の基板が保持される工程から一の基板および他の基板が位置合わせされて搬出される工程までの間に、次に位置合わせされる一の基板および他の基板の少なくとも一方を受け取る第3のテーブルとを備える基板位置合せ装置が提供される。
本発明の第2の態様においては、一の基板を第1のテーブルに保持する第1保持ステップと、他の基板を、前記第1のテーブルに対向して配された第2のテーブルに保持する第2保持ステップと、前記第1のテーブルに保持された前記一の基板の表面に設けられた指標を、前記第1のテーブルに対向して配された第1の顕微鏡で観察する第1観察ステップと、前記第2のテーブルに保持された前記他の基板の表面に設けられた指標を、前記第2のテーブルに対向して配された第2の顕微鏡で観察する第2観察ステップと、前記第1の顕微鏡による前記一の基板の指標の観察結果および前記第2の顕微鏡による前記他の基板の指標の観察結果に基づいて、前記一の基板と前記他の基板とを位置合わせする位置合わせステップと、前記第1保持ステップ、前記第2保持ステップ、第1観察ステップ、第2観察ステップおよび前記位置合わせステップが実行されている間に、次に位置合わせされる一の基板および他の基板の少なくとも一方を第3のテーブルで受け取る受取ステップとを備える基板位置合せ方法が提供される。
本発明の第3の態様においては、上記基板位置合せ装置と、位置合わせされた前記一の基板および前記他の基板を加圧する加圧部とを備える基板貼り合せ装置が提供される。
本発明の第4の態様においては、上記基板貼り合せ装置により基板を貼り合せることを含む積層半導体装置製造方法が提供される。
本発明の第5の態様においては、上記積層半導体装置製造方法により製造された積層半導体装置が提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
一実施形態である基板貼り合せ装置100の全体構造を模式的に示す平面図である。 ステージ装置140の構造を概略的に示す正面図である。 第1基板122を第1テーブル141に載置する過程を概略的に示す。 第2基板123を第2テーブル142に載置する過程を概略的に示す。 第1基板122及び第2基板123に設けられる指標の位置関係を示す平面図である。 第1顕微鏡344により第1基板122の表面の指標、第2顕微鏡342により第2基板123の表面の指標を観察する概念図である。 第1基板122及び第2基板123を観察すると同時に、他の第1基板122を第3テーブル143に載置する過程を概略的に示す。 第1テーブル141に保持される第1基板122と第2テーブル142に保持される第2基板123を重ね合わせる過程を概略的に示す。 ホルダ対を搬出して、新しい第2基板123を第2テーブル142に載置する過程を概略的に示す。 第1顕微鏡344により第1基板122の表面の指標、第3顕微鏡346により第2基板123の表面の指標を観察すると同時に、新しい第1基板122を第1テーブル141に載置する過程を概略的に示す。 第3テーブル143に保持される第1基板122と第2テーブル142に保持される第2基板123を重ね合わせる過程を概略的に示す。 他の実施形態のステージ装置140において、第1基板122を第1テーブル141に載置する目的で、第3テーブル144に仮置きする過程を概略的に示す。 第1基板122を第1テーブル141に載置する過程を概略的に示す。 第1基板122を第1テーブル141に載置すると同時に、第2基板123を第2テーブル142に載置する過程を概略的に示す。 第1顕微鏡344により第1基板122の表面の指標、第2顕微鏡342により第2基板123の表面の指標を観察する概念図である。 第1基板122と第2基板123を重ね合わせると同時に、他の第1基板122を第3テーブル144に仮置きする過程を概略的に示す。 ホルダ対を搬出すると同時に、他の第1基板122を第1テーブル141に載置する過程を概略的に示す。 積層半導体装置を製造する製造方法のフローチャートである。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、基板貼り合せ装置100の全体構造を模式的に示す平面図である。基板貼り合せ装置100は、筐体102と、常温部104と、高温部106と、基板カセット112、114、116とを備える。常温部104および高温部106は、共通の筐体102の内部に設けられる。
基板カセット112、114、116は、筐体102の外部に、筐体102に対して脱着自在に装着される。基板カセット112、114、116は、基板貼り合せ装置100において接合される第1基板122および第2基板123を収容する。基板カセット112、114、116により、複数の第1基板122および第2基板123が一括して基板貼り合せ装置100に装填される。また、基板貼り合せ装置100において接合された第1基板122および第2基板123が一括して回収される。
なお、基板貼り合せ装置100に装填される第1基板122および第2基板123は、単体のシリコンウエハ、化合物半導体ウェハ、ガラス基板等の他、それらに素子、回路、端子等が形成されたものであってよい。また、装填された第1基板122および第2基板123が、既に複数のウェハを積層して形成された積層基板である場合もある。
常温部104は、筐体102の内側にそれぞれ配された、プリアライナ126と、基板ホルダラック128と、基板ホルダアライナ129と、ステージ装置140と、搬送アーム134とを備える。常温部104の内部は、基板貼り合せ装置100が設置された環境の室温と略同じ温度が維持されるように温度管理される。常温部104は、大気中で第1基板122および第2基板123を搬送する。
プリアライナ126は、高精度であるが故にステージ装置140の狭い調整範囲に第1基板122または第2基板123の位置が収まるように、個々の第1基板122または第2基板123の位置を仮合わせする。この場合に、プリアライナ126は第1基板122等の外形を観察することにより、第1基板122等の位置決めを行う。これにより、ステージ装置140が第1基板122および第2基板123の位置を確実に位置決めすることができる。
基板ホルダラック128は、複数の上基板ホルダ124および複数の下基板ホルダ125を収容して待機させる。基板貼り合せ装置100において、上基板ホルダ124および下基板ホルダ125は、それぞれ、第1基板122および第2基板123を静電吸着により保持する。
基板ホルダアライナ129は、第1基板122及び第2基板123がそれぞれ上基板ホルダ124及び下基板ホルダ125における予め定められた位置に載置できるように、上基板ホルダ124及び下基板ホルダ125の位置を合わせる。基板ホルダアライナ129は、上基板ホルダ124及び下基板ホルダ125の外形を観察することにより、上基板ホルダ124等の位置決めを行う。基板ホルダアライナ129は、位置合せが完成した上基板ホルダ124又は下基板ホルダ125に、搬送アーム134が搬入した第1基板122又は第2基板123を載置させる場所でもある。上基板ホルダ124又は下基板ホルダ125は、その上に載置された第1基板122又は第2基板123を静電吸着により保持して相対位置を維持する。基板ホルダアライナ129は、第1基板122又は第2基板123を保持した上基板ホルダ124又は下基板ホルダ125を反転する。
搬送アーム134は、レール136に沿って移動する。搬送アーム134は、基板カセット112、基板カセット114、基板カセット116、プリアライナ126、基板ホルダラック128、基板ホルダアライナ129、ステージ装置140及びエアロック220の間で、第1基板122、第2基板123、上基板ホルダ124又は下基板ホルダ125を搬送する。
ステージ装置140は、貼り合せの対象である第1基板122と第2基板123における接合すべき電極同士の位置を合わせて、重ね合わせる。ステージ装置140は、基板位置合せ装置の一例である。ステージ装置140により位置合せされ、重ね合わせされた第1基板122と第2基板123は、上基板ホルダ124と下基板ホルダ125に挟まれ、位置止め機構により仮止めされる。上基板ホルダ124と下基板ホルダ125及びそれらに挟まれた第1基板122と第2基板123の組合せは、「ホルダ対」と記載されることがある。その後、ホルダ対は、搬送アーム134により高温部106に搬入される。
ステージ装置140は、第1テーブル141と、第2テーブル142と、第3テーブル143とを有する。ステージ装置140を包囲して断熱壁145およびシャッタ146が設けられる。断熱壁145およびシャッタ146に包囲された空間は空調機等に連通して温度管理され、ステージ装置140における位置合わせ精度を維持する。ステージ装置140については、また他の図面を用いて詳細に説明する。
高温部106は、断熱壁108、エアロック220、搬送アーム230、複数の加熱室240および冷却室250を有する。断熱壁108は、高温部106を包囲して、高温部106の外部への熱輻射を遮断する。これにより、高温部106の熱が常温部104に及ぼす影響を抑制する。高温部106は、その内部が一定の真空状態に維持される。これにより、高温部106に搬入された基板の汚染及び酸化を抑えることができる。
搬送アーム230は、加熱室240、冷却室250とエアロック220との間で第1基板122、第2基板123、上基板ホルダ124および下基板ホルダ125を搬送する。
エアロック220は、常温部104と高温部106とを連結する。エアロック220は、常温部104側と高温部106側とに、交互に開閉するシャッタ222、224を有する。
第1基板122、第2基板123、上基板ホルダ124および下基板ホルダ125から構成されるホルダ対が常温部104から高温部106に搬入される場合、まず、常温部104側のシャッタ222が開かれ、搬送アーム134がホルダ対をエアロック220に搬入する。次に、常温部104側のシャッタ222が閉じられ、エアロック220内部が真空に引かれる。エアロック220内部の真空度が、高温部106側の真空度になったら、高温部106側のシャッタ224が開かれる。
続いて、搬送アーム230が、エアロック220からホルダ対を搬出して、加熱室240のいずれかに装入する。加熱室240は、ホルダ対を加熱および加圧して、第1基板122と第2基板123を貼り合せる。その後、搬送アーム230が、加熱室240からホルダ対を搬出して、冷却室250に装入して冷却する。加熱室240は、ホルダ対を加熱するだけで、第1基板122と第2基板123を貼り合せてもよい。
冷却室250は、接合された第1基板122および第2基板123を上基板ホルダ124および下基板ホルダ125から分離することができる。接合された第1基板122および第2基板123は、「積層基板」と記載されることがある。
高温部106から常温部104にホルダ対を搬出する場合は、常温部104から高温部106に搬入する場合の一連の動作を逆順で実行する。これらの一連の動作により、高温部106の内部雰囲気を常温部104側に漏らすことなく、ホルダ対を高温部106に搬入または搬出できる。
高温部106から搬出された積層基板は、搬送アーム134により基板カセット112、114、116のうちのひとつに戻されて収容される。上基板ホルダ124および下基板ホルダ125は、搬送アーム134により基板ホルダラック128に戻されて待機する。
基板貼り合せ装置100内の多くの領域において、上基板ホルダ124が第1基板122を保持した状態で、又は下基板ホルダ125が第2基板123を保持した状態で、搬送アーム134および搬送アーム230により搬送される。第1基板122を保持した上基板ホルダ124又は第2基板123を保持した下基板ホルダ125が搬送される場合、搬送アーム134、230は、真空吸着又は静電吸着により上基板ホルダ124又は下基板ホルダ125を吸着して保持する。
図2は、ステージ装置140の構造を概略的に示す。ステージ装置140は、本体310の内側に配された第1テーブル141、第2テーブル142及び第3テーブル143のほかに、制御部148と、第1顕微鏡344と、第2顕微鏡342と、第3顕微鏡346と、干渉計370と、第1固定鏡374と、第2固定鏡376とを有する。
本体310は、互いに平行で水平な天板312および底板316と、天板312および底板316を結合する複数の支柱314とを備える。天板312、支柱314および底板316は、それぞれ高剛性な材料により形成され、内部機構の動作に係る反力が作用した場合も変形を生じない。
第1テーブル141は、天板312の下面に固定される。第1テーブル141は、真空吸着により第1基板122を下面に保持する上基板ホルダ124を真空吸着により吸着する。当該吸着方法は、静電吸着であってもよい。上基板ホルダ124は、静電吸着により第1基板122を吸着して保持する。第1テーブル141は、上基板ホルダ124を介して、第1基板122における第2基板123と接合すべき面が下方に向かって露出する向きで第1基板122を保持する。
第3テーブル143は、第1テーブル141に隣接して配され、天板312の下面に固定される。第3テーブル143は、第1基板122を下面に保持する上基板ホルダ124を真空吸着により吸着する。当該吸着方法は、静電吸着であってもよい。上基板ホルダ124は、静電吸着により第1基板122を吸着して保持する。第3テーブル143は、上基板ホルダ124を介して、第1基板122における第2基板123と接合すべき面が下方に向かって露出する向きで第1基板122を保持する。
第2テーブル142は、第1テーブル141及び第3テーブル143に対向して昇降部360の上に配される。昇降部360は、底板316の上に載置され、底板に対して固定されたガイドレール352に案内されつつX方向に移動するXステージ354と、Xステージ354の上でY方向に移動するYステージ356の上に載置される。よって、制御部148の制御により、第2テーブル142は、X、Y、Z方向に移動することができる。Z方向の移動距離は変位センサー372により検知する。変位センサー372が検出したデータが制御部148にフィードバックされる。
第2テーブル142は、真空吸着等により下基板ホルダ125を保持する。下基板ホルダ125は、静電吸着により第2基板123を保持する。第2テーブル142は、下基板ホルダ125を介して、第2基板123における第1基板122と接合すべき面が上方に向かって露出する向きで第2基板123を保持する。これにより、第2テーブル142に保持された第2基板123における第1基板122と接合すべき面は、第1テーブル141又は第3テーブル143に保持された第1基板122における第2基板123と接合すべき面に、対向するように配置される。
第2テーブル142は、X、Y、Z軸を回転軸として回転する機能を有する。第2テーブル142は、この回転機構により、第1テーブル141又は第3テーブル143に保持された第1基板122における第2基板123と接合すべき面に平行になるように、第2テーブル142に保持された第2基板123における第1基板122と接合すべき面の傾斜を調整することができる。
昇降部360は、制御部148からの指示に応じて、第2テーブル142をZ方向に昇降する。昇降部360に配された第2テーブル142は、第1テーブル141又は第3テーブル143に近接および離間して、第2基板123を第1基板122に重ね合わせることができる。昇降部360の駆動形式の例として、VCM(ボイスコイルモータ)による駆動、シリンダー及びピストンによる駆動等が挙げられる。第2テーブル142は、粗動微動分離駆動機構を有してよい。第2テーブル142は、重ね合わされた第1基板122、第2基板123および両基板を挟み仮止めした上基板ホルダ124と下基板ホルダ125を保持して降下し、搬送アーム134に受け渡す。
第1顕微鏡344は、第2テーブル142に配置され、第2テーブル142と共に第1テーブル141に対向して移動する。第1顕微鏡344は、オートフォーカスセンサーを有する。第1顕微鏡344は、第1テーブル141に保持された第1基板122の表面に設けられた指標を観察する。第1顕微鏡344の観察データは、制御部148に送信される。
第2顕微鏡342は、第2テーブル142に対向して、天板312の下面に、第1テーブル141に対して既知の間隔をおいて固定される。第2顕微鏡342は、オートフォーカスセンサーを有する。第2顕微鏡342は、第2テーブル142に保持された第2基板123の表面に設けられた指標を観察する。第2顕微鏡342の観察データは、制御部148に送信される。
第3顕微鏡346は、第2テーブル142に対向して、天板312の下面に、第3テーブル143に対して既知の間隔をおいて固定される。第3顕微鏡346は、オートフォーカスセンサーを有する。第3顕微鏡346は、第2テーブル142に保持された第2基板123の表面に設けられた指標を観察する。第3顕微鏡346の観察データは、制御部148に送信される。
干渉計370は、それぞれ第1テーブル141及び第2テーブル142に固定された第1固定鏡374及び第2固定鏡376に光を照射して、第1固定鏡374及び第2固定鏡376から反射される光の干渉により、第1テーブル141に対する第2テーブル142の相対位置を検知する。干渉計370は、検出したデータを制御部148にフィードバックする。
制御部148は、干渉計370、変位センサー372、第1顕微鏡344、第2顕微鏡342及び第3顕微鏡346の位置情報を記憶しており、干渉計370、変位センサー372、第1顕微鏡344、第2顕微鏡342及び第3顕微鏡346により送信されるデータに基づいて、上基板ホルダ124を介して第1テーブル141又は第3テーブル143に保持された第1基板122と、下基板ホルダ125を介して第2テーブル142に保持された第2基板123との相対位置を算出できる。制御部148は、算出した結果に基づいて、第2テーブル142を精密に制御して、第1基板122と第2基板123の位置合せをして、重ね合せることができる。
図3から図11は、ステージ装置140を用いて、基板の位置合せを行う基板位置合せ方法の各過程を示す。この基板位置合せ方法は、第1保持ステップと、第2保持ステップと、第1観察ステップと、第2観察ステップと、第3保持ステップと、第1位置合わせステップと、第3観察ステップと、第2位置合わせステップとを備える。
図3は、第1保持ステップにおいて、第1基板122を第1テーブル141に保持する過程を概略的に示す。例えば、搬送アーム134は、1枚の第1基板122を基板カセット112から取り出して、プリアライナ126に投入する。プリアライナ126は、第1基板122の位置合せをする。その間、搬送アーム134は、基板ホルダラック128から1枚の上基板ホルダ124を取り出して、基板ホルダアライナ129に搬入する。基板ホルダアライナ129は、上基板ホルダ124の位置合せをする。
プリアライメントが終了すると、搬送アーム134は、プリアライナ126から第1基板122を取り出して、基板ホルダアライナ129に待機する上基板ホルダ124に載置する。上基板ホルダ124は、静電吸着により第1基板122を吸着する。基板ホルダアライナ129は、第1基板122を吸着した上基板ホルダ124を反転する。
搬送アーム134は、第1基板122を保持した上基板ホルダ124を基板ホルダアライナ129から取り出して、第1テーブル141に搬送する。第1テーブル141は、真空吸着により、第1基板122を保持した上基板ホルダ124を吸着して保持する。
図4は、第2保持ステップにおいて、第2基板123を第2テーブル142に保持する過程を概略的に示す。例えば、搬送アーム134は、1枚の第2基板123を基板カセット114から取り出して、プリアライナ126に投入する。プリアライナ126は、第2基板123のプリアライメントをする。その間、搬送アーム134は、基板ホルダラック128から1枚の下基板ホルダ125を取り出して、基板ホルダアライナ129に搬入する。基板ホルダアライナ129は、下基板ホルダ125の位置合せをする。
プリアライメントが終了すると、搬送アーム134は、プリアライナ126から第2基板123を取り出して、基板ホルダアライナ129に待機する下基板ホルダ125に載置する。下基板ホルダ125は、静電吸着により第2基板123を吸着する。
搬送アーム134は、第2基板123を保持した下基板ホルダ125を基板ホルダアライナ129から取り出して、第2テーブル142に搬送する。第2テーブル142は、真空吸着により、第2基板123を保持した下基板ホルダ125を吸着して保持する。
図5は、第1基板122及び第2基板123に設けられる指標の位置関係の一例を示す。図5は、第1テーブル141における第1基板122が置かれるべき位置に第1基板122が置かれ、第2テーブル142における第2基板123が置かれるべき位置に第2基板123が置かれ、第1基板122及び第2基板123が位置合せされた場合を示す。図5は、上に位置する第1基板122については裏面から透視して、下に位置する第2基板123については表面を観察する平面図である。
図5における十字マークは、基板の表面に形成されるアライメント用指標を表す。白抜き指標a、b、cは、上に位置する第1基板122の表面に形成される指標であり、黒塗り指標e、f、gは、下に位置する第2基板123の表面に形成される指標である。図5に示すように、第1基板122に形成される指標と第2基板123に形成される指標は、両基板の中心Oに対して、対称的な位置に配される。即ち、指標aと指標e、指標bと指標f、指標cと指標gの間は、それぞれ基板の中心Oに対して対称的な位置に配される。また、図5に示すように、第1顕微鏡344と第2顕微鏡342は、両基板の中心Oに対して対称的な位置に、それぞれ第2テーブル142及び天板312に配される。
図5に示すように、第1基板122に形成された指標が第2基板123に形成された指標と中心Oに対して対称的な位置に配され、第1顕微鏡344が第2顕微鏡342と中心Oに対して対称的な位置に配される場合に、第1顕微鏡344が指標aを観察する位置に移動すると、第2顕微鏡342は指標eを観察できる位置にあることになる。よって、第1顕微鏡344による指標aの観察と第2顕微鏡342による指標eの観察は、同時に行うことができる。
図6は、第1観察ステップにおいて、第1基板122の表面に設けられた指標aを第1顕微鏡344で観察する過程、及び第2観察ステップにおいて、第2基板123の表面に設けられた指標eを第2顕微鏡342で観察する過程を概略的に示す。制御部148は、第2テーブル142および第1顕微鏡344を制御して、第1顕微鏡344の焦点を指標aに合わせて、第2顕微鏡342を制御して第2顕微鏡342の焦点を指標eに合わせる。
図6に示すように、第1顕微鏡344が順次指標b、指標cを観察する位置に移動すると、第2顕微鏡342は順次指標f、指標gを観察できる位置にあり、第1顕微鏡344により第1基板122を観察する第1観察ステップと第2顕微鏡342により第2基板123を観察する第2観察ステップが、同時に進行できる。また、第1基板122と第2基板123がそれぞれ一枚ずつ観察され、第1観察ステップと第2観察ステップが前後にして進行されても良い。
図7に示すように、第1観察ステップ及び第2観察ステップの進行中に、次に位置合わせされる他の第1基板122を第3テーブル143に保持する第3保持ステップも進行する。第3保持ステップにおいて、第1保持ステップと同様に、搬送アーム134は、まずプリアライメントされた第1基板122を位置合せされた上基板ホルダ124に載置する。搬送アーム134は、第1基板122を保持した上基板ホルダ124を基板ホルダアライナ129から取り出して、第3テーブル143に搬送する。第3テーブル143は、第1基板122を保持した上基板ホルダ124を真空吸着して保持する。このステップにより、第3テーブル143は、第1顕微鏡344により観察されるべく次の処理に供される第1基板122を保持する。
図8は、第1位置合わせステップにおいて、第1テーブル141に保持される第1基板122と第2テーブル142に保持される第2基板123を重ね合わせる過程を概略的に示す。制御部148は、第1顕微鏡344による第1基板122の指標の観察結果及び第2顕微鏡342による第2基板123の指標の観察結果に基づいて、上基板ホルダ124を介して第1テーブル141に保持された第1基板122と、下基板ホルダ125を介して第2テーブル142に保持された第2基板123との相対位置を算出する。制御部148は、算出した結果に基づいて、第2テーブル142を精密に制御して、第1基板122と第2基板123の位置合せをして、重ね合せる。重ね合わされた第1基板122と第2基板123は、上基板ホルダ124及び下基板ホルダ125に設けられた位置止め機構により仮止めされて、位置ずれが防止される。
図9は、ホルダ対を搬出して、新しい第2基板123を第2テーブル142に載置する過程を概略的に示す。第2テーブル142は、仮止めされたホルダ対を保持して降下する。搬送アーム134は、第2テーブル142からホルダ対を搬出して、エアロック220に投入する。その後、第2保持ステップと同様に、搬送アーム134は、新しい第2基板123を保持した下基板ホルダ125を第2テーブル142に搬送して、第2テーブル142に載置する。
図10は、第3観察ステップにおいて、第1顕微鏡344により第1基板122の表面の指標、第3顕微鏡346により第2基板123の表面の指標を観察する過程を概略的に示す。この場合も、図6に示すように、第1基板122に形成された指標が第2基板123に形成された指標と中心Oに対して対称的な位置に配され、第1顕微鏡344が第3顕微鏡346と中心Oに対して対称的な位置に配される状態であれば、第1顕微鏡344による第1基板122における指標の観察と第3顕微鏡346による第2基板123における指標の観察は、同時に行うことができる。また、図10に示すように、第3観察ステップの進行中に、新しい第1基板122を第1テーブル141に保持する次の第1保持ステップが進行できる。
図11は、第2位置合わせステップにおいて、第3テーブル143に保持される第1基板122と第2テーブル142に保持される第2基板123を重ね合わせる過程を概略的に示す。制御部148は、第1顕微鏡344による第1基板122の指標の観察結果及び第3顕微鏡346による第2基板123の指標の観察結果に基づいて、上基板ホルダ124を介して第3テーブル143に保持された第1基板122と、下基板ホルダ125を介して第2テーブル142に保持された第2基板123との相対位置を算出できる。制御部148は、算出した結果に基づいて、第2テーブル142を精密に制御して、第1基板122と第2基板123の位置合せをして、重ね合せる。重ね合わされた第1基板122と第2基板123は、上基板ホルダ124に設けられた磁石と下基板ホルダ125に設けられた磁性体との間の磁力により仮止めされて、位置ずれが防止される。
第2テーブル142は、ホルダ対を保持して降下する。搬送アーム134は、第2テーブル142からホルダ対を搬出して、エアロック220に投入する。次に、図4に示すように、新しい第2保持ステップに進み、搬送アーム134は、新しい第2基板123を保持した下基板ホルダ125を第2テーブル142に搬送して、第2テーブル142に載置する。その後、図5から図11に示すように、基板の位置合せ過程を繰り返すことができる。
上述の実施形態では、図7に示すように、第1観察ステップ及び第2観察ステップの実行中に、第3保持ステップが実行される例が挙げられたが、第3保持ステップは、第1保持ステップ、第2保持ステップ、第1観察ステップ、第2観察ステップ又は、第1位置合わせステップ、又は、ホルダ対がステージ装置140から搬出される工程のいずれかの実行中に実行されて良い。つまり、第3保持ステップは、第1基板122がステージ装置140に搬入されてからホルダ対がステージ装置140から搬出がされるまでの間に実行される。さらに、第3観察ステップも、第2保持ステップ、第1観察ステップ、第2観察ステップ又は第1位置合わせステップのいずれかの実行中に実行されて良い。また、図10に示すように、第3観察ステップの実行中に、次の第1保持ステップが実行される例が挙げられたが、この第1保持ステップは、第2位置合わせステップの実行中に実行しされても良い。このように、第3テーブル143が設けられたことにより、基板位置合せプロセスにおいて、複数のステップを同時に実行することができるようになり、基板位置合せの時間が大きく短縮することができる。
上述の実施形態では、第3テーブル143が第1テーブル141に隣接して配され、天板312の下面に固定されるが、第3テーブル143は、第2テーブル142に隣接して第1テーブル141に対向する向きに配されてもよい。この場合、第3テーブル143は、第2テーブル142のように、X、Y、Z方向に移動でき、X、Y、Z軸を回転軸として回転できる機能を有してよい。第3顕微鏡346は、第3テーブル143に配置され、第3テーブル143と共に第1テーブル141に対向して移動できてよい。第3テーブル143は、第2テーブル142に載置される第2基板123の次に、位置合せに供される第2基板123を受け取り、第1テーブル141に保持された第1基板122と位置合せして、重ね合わせてもよい。このような構成を有するステージ装置140においても、基板位置合せプロセスの複数のステップが同時に進行することができるので、基板位置合せの時間が大きく短縮することができる。
なお、図6に示すように、第1基板122及び第2基板123に設けられる指標の位置が対称的な位置にある場合には、上述の実施形態のように、複数の基板観察ステップが同時に進行できるので、更に基板位置合せの時間を短縮できる。
図12から図17は、他の実施形態のステージ装置140を用いて、基板の位置合せを行う基板位置合せ方法の各過程を示す。図12に示すように、この実施形態では、第3テーブル144は、第2テーブル142に隣接して第1テーブル141に対向する向きに配される。第3テーブル144は、第1基板122を保持する上基板ホルダ124を仮置きして、上方に押し上げる押上ピン402を有する。第3テーブル144は、制御部148の制御により、X、Y、Z方向に移動することができる。
この実施形態の基板位置合せ方法は、第1保持ステップと、第2保持ステップと、第1観察ステップと、第2観察ステップと、位置合わせステップと、受取ステップとを備える。図面を用いて、この実施形態を説明するが、前述の実施形態と重複する内容については、説明を省略する場合がある。
図12は、第1基板122を第1テーブル141に載置する目的で、第3テーブル144に仮置きする過程を概略的に示す。搬送アーム134は、まずプリアライメントされた第1基板122を位置合せされた上基板ホルダ124に載置する。搬送アーム134は、第1基板122を保持した上基板ホルダ124を基板ホルダアライナ129から取り出して、第3テーブル144に搬送して、押上ピン402に仮置きする。
図13に示すように、第3テーブル144は、制御部148の制御により、第1テーブル141の直下に移動する。図14に示すように、押上ピン402は、第1基板122を保持した上基板ホルダ124を第1テーブル141へ向けて押し上げて第1テーブル141に受け渡す。第1テーブル141は、第1基板122を保持した上基板ホルダ124を真空吸着する。この間、搬送アーム134は、第2基板123を保持した下基板ホルダ125を第2テーブル142に載置する。
即ち、図12に示すように、第1基板122を保持した上基板ホルダ124を押上ピン402に仮置きした後、搬送アーム134が第2基板123を保持した下基板ホルダ125を第2テーブル142に載置する準備作業に取り掛かることができるので、第1保持ステップの実行過程において、第2保持ステップも同時に実行することができる。
図15は、第1顕微鏡344により第1基板122の表面に設けられた指標を観察する第1観察ステップ、及び第2顕微鏡342より第2基板123の表面に設けられた指標を観察する第2観察ステップを概略的に示す。図6に示すように、第1基板122に形成された指標が第2基板123に形成された指標と中心Oに対して対称的な位置に配され、第1顕微鏡344が第2顕微鏡342と中心Oに対して対称的な位置に配される場合に、第1観察ステップ及び第2観察ステップは同時に実行することができる。
図16は、位置合わせステップ及びそれと同時に実行される受取ステップを概略的に示す。制御部148は、第1顕微鏡344による第1基板122の指標の観察結果及び第2顕微鏡342による第2基板123の指標の観察結果に基づいて、上基板ホルダ124を介して第1テーブル141に保持された第1基板122と、下基板ホルダ125を介して第2テーブル142に保持された第2基板123との相対位置を算出して、第1基板122と第2基板123の位置合せをして、重ね合せる。重ね合わされた第1基板122と第2基板123は、上基板ホルダ124及び下基板ホルダ125に設けられた位置止め機構により仮止めされて、位置ずれが防止される。それと同時に、第3テーブル144は、次の位置合せに供される第1基板122を受け取る。
図17に示すように、第2テーブル142は、仮止めされたホルダ対を保持して降下する。搬送アーム134は、第2テーブル142からホルダ対を搬出して、エアロック220に投入する。それと同時に、第3テーブル144は、第1テーブル141の直下に移動する。押上ピン402は、図14に示すように、第1基板122を保持した上基板ホルダ124を第1テーブル141へ向けて押し上げて第1テーブル141に当接させて、第1テーブル141に受け渡す。即ち、ホルダ対を搬出する過程と同時に、第1基板122を保持した上基板ホルダ124を第1テーブル141に当接させる当接ステップを実行することができる。
上述の実施形態では、受取ステップが位置合わせステップと同時に実行した例が挙げられたが、受取ステップは、第1観察ステップ、第2観察ステップおよび位置合わせステップのいずれかの実行中に、同時に実行してよい。ステージ装置140において、第3テーブル144が設けられたことにより、基板位置合せプロセスの複数のステップが同時に進行することができるので、基板位置合せの時間が大きく短縮することができる。
上記実施形態においてはテーブルが三つの例を示したが、テーブルの数はこれに限られない。他の例として、上下のテーブルが二対またはそれ以上であってよい。上下のテーブルが二対以上ある場合に、下のテーブルのいずれか一つは図12に示す第3テーブル144と同じ構成を有して、上のテーブルに基板を受け渡す機能を有してよい。
図18は、積層半導体装置を製造する製造方法の概略を示す。図18に示すように、積層半導体装置は、当該積層半導体装置の機能・性能設計を行うステップS110、この設計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作するステップS120、積層半導体装置の基材である基板を製造するステップS130、マスクのパターンを用いたリソグラフィを含む基板処理ステップS140、上記の基板貼り合せ装置を用いた基板貼り合せ工程等を含むデバイス組み立てステップS150、検査ステップS160等を経て製造される。なお、デバイス組み立てステップS150は、基板貼り合せ工程に続いて、ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程などの加工プロセスを含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 基板貼り合せ装置
102 筐体
104 常温部
106 高温部
108 断熱壁
112 基板カセット
114 基板カセット
116 基板カセット
122 第1基板
123 第2基板
124 上基板ホルダ
125 下基板ホルダ
126 プリアライナ
128 基板ホルダラック
129 基板ホルダアライナ
134 搬送アーム
136 レール
140 ステージ装置
141 第1テーブル
142 第2テーブル
143 第3テーブル
144 第3テーブル
145 断熱壁
146 シャッタ
148 制御部
220 エアロック
222 シャッタ
224 シャッタ
230 搬送アーム
240 加熱室
250 冷却室
310 本体
312 天板
314 支柱
316 底板
342 第2顕微鏡
344 第1顕微鏡
346 第3顕微鏡
352 ガイドレール
354 Xステージ
356 Yステージ
360 昇降部
370 干渉計
372 変位センサー
374 第1固定鏡
376 第2固定鏡
402 押上ピン

Claims (19)

  1. それぞれに回路が形成された第1半導体基板と第2半導体基板とを互いに位置合わせする基板位置合わせ装置であって、
    前記第1半導体基板を保持する第1テーブルと、
    前記第2半導体基板が前記第1半導体基板に対向するように、前記第2半導体基板を保持する第2テーブルと、
    前記第1半導体基板に設けられた第1指標を観察する第1顕微鏡と、
    前記第2半導体基板に設けられた第2指標を観察する第2顕微鏡と、
    前記第1半導体基板と前記第2半導体基板とを互いに位置合わせすべく、前記第1指標の位置および前記第2指標の位置に基づいて、前記第1テーブルおよび前記第2テーブルのいずれか一方の移動を制御する制御部と、
    前記第1テーブルに保持された前記第1半導体基板および前記第2テーブルに保持された前記第2半導体基板が位置合わせされて前記第1テーブルおよび前記第2テーブルから搬出される搬出工程が完了する前に、次に位置合わせされる第3半導体基板を受け取る第3テーブルと、
    を備える基板位置合わせ装置。
  2. 前記搬出工程が完了する前に、前記第3テーブルに保持された前記第3半導体基板の位置が検出される請求項1に記載の基板位置合わせ装置。
  3. 前記第3テーブルは、前記第2テーブルに対向する向きに配され、
    前記制御部は、前記第2テーブルを前記第1テーブルに対して移動させ、
    前記第2テーブルは、前記第1テーブルとの間での位置合わせ、および、前記第3テーブルとの間での位置合わせに共用される請求項2に記載の基板位置合わせ装置。
  4. 前記制御部は、前記第1指標の位置と前記第2指標の位置とに基づいて前記第2テーブルを移動させ、
    前記第3テーブルは、前記第1テーブルに隣接して配され、前記第3半導体基板の第3指標は、前記第1顕微鏡により観察される請求項3に記載の基板位置合わせ装置。
  5. 前記第3テーブルに保持された前記第3半導体基板は、前記第1半導体基板および前記第2半導体基板が搬出された後に前記第2テーブルに保持された第4半導体基板と位置合わせされる請求項4に記載の基板位置合わせ装置。
  6. 前記第2テーブルに保持された前記第4半導体基板に設けられた第4指標を観察する第3顕微鏡を備え、
    前記制御部は、前記第3指標の位置と前記第4指標の位置とに基づいて前記第2テーブルを移動させる請求項5に記載の基板位置合わせ装置。
  7. 前記第2テーブルは、前記第1テーブルに近接および離間して、前記第2半導体基板を前記第1半導体基板に重ね合わせる昇降機構を有する請求項1から6のいずれか一項に記載の基板位置合わせ装置。
  8. 前記第2テーブルは、前記第2半導体基板の面方向を前記第1半導体基板の面方向に平行に調整する調整機構をさらに備える請求項7に記載の基板位置合わせ装置。
  9. 前記第1テーブルは、前記第1半導体基板が下方に向くように保持し、
    前記第3テーブルは、前記第2テーブルに隣接して前記第1テーブルに対向する向きに配され、前記第3半導体基板を受け取り、前記第1テーブルへ向けて上昇する請求項1に記載の基板位置合わせ装置。
  10. それぞれに回路が形成された第1半導体基板と第2半導体基板とを互いに位置合わせする基板位置合わせ方法であって、
    前記第1半導体基板を第1テーブルに保持する第1保持ステップと、
    前記第2半導体基板が前記第1半導体基板に対向するように、前記第2半導体基板を第2テーブルに保持する第2保持ステップと、
    前記第1テーブルおよび前記第2テーブルのいずれか一方を移動させることにより前記第1半導体基板と前記第2半導体基板とを互いに位置合わせする位置合わせステップと、
    前記位置合わせされた前記第1半導体基板および前記第2半導体基板を前記第1テーブルおよび前記第2テーブルから搬出する搬出ステップと、
    前記搬出ステップが完了する前に、次に位置合わせされる第3半導体基板を第3テーブルに保持する第3保持ステップと、
    を含み、
    前記位置合わせステップは、
    前記第1半導体基板に設けられた第1指標を第1顕微鏡で観察する第1観察ステップと、
    前記第2半導体基板に設けられた第2指標を第2顕微鏡で観察する第2観察ステップと、
    を含み、
    前記位置合わせステップは、前記第1指標の位置および前記第2指標の位置に基づいて、前記第1テーブルおよび前記第2テーブルのいずれか一方の移動を制御する基板位置合わせ方法。
  11. 前記第1保持ステップおよび前記第2保持ステップの少なくとも一方が開始してから前記搬出ステップが完了する間に、前記第3テーブルに保持された前記第3半導体基板の位置が検出される請求項10に記載の基板位置合わせ方法。
  12. 前記搬出ステップの後に、第4半導体基板を前記第2テーブルに保持する第4保持ステップと、
    前記第3テーブルに保持された前記第3半導体基板と前記第2テーブルに保持された第4半導体基板とを互いに位置合わせする第2位置合わせステップと、
    を含む請求項10または11に記載の基板位置合わせ方法
  13. 前記位置合わせステップは、前記第1指標の位置と前記第2指標の位置とに基づいて前記第2テーブルを移動させ、
    前記第2位置合わせステップは、
    前記第3半導体基板に設けられた第3指標を観察する第3観察ステップを含み、前記第3観察ステップは、前記第1顕微鏡により前記第3指標を観察する請求項12に記載の基板位置合わせ方法。
  14. 前記第2テーブルに保持された前記第4半導体基板に設けられた第4指標を第3顕微鏡で観察する第4観察ステップを含み、
    前記第2位置合わせステップは、前記第3指標の位置と前記第4指標の位置とに基づいて前記第2テーブルを移動させる請求項13に記載の基板位置合わせ方法
  15. 請求項1から9のいずれか一項に記載の基板位置合わせ装置と、
    位置合わせされた前記第1半導体基板および前記第2半導体基板を接合する接合部と、
    を備える基板貼り合わせ装置。
  16. 請求項15に記載の基板貼り合わせ装置により基板を貼り合わせることを含む積層半導体装置製造方法。
  17. 請求項16に記載の積層半導体装置製造方法により製造された積層半導体装置。
  18. それぞれに回路が形成された第1半導体基板と第2半導体基板とを互いに位置合わせする基板位置合わせ装置であって、
    前記第1半導体基板を保持する第1テーブルと、
    前記第2半導体基板が前記第1半導体基板に対向するように、前記第2半導体基板を保持する第2テーブルと、
    前記第1半導体基板に設けられた第1指標を観察する第1顕微鏡と、
    前記第2半導体基板に設けられた第2指標を観察する第2顕微鏡と、
    前記第1半導体基板と前記第2半導体基板とを互いに位置合わせすべく、前記第1指標の位置および前記第2指標の位置に基づいて、前記第1テーブルおよび前記第2テーブルのいずれか一方の移動を制御する制御部と、
    前記第1テーブルに保持された前記第1半導体基板および前記第2テーブルに保持された前記第2半導体基板が位置合わせされて前記第1テーブルおよび前記第2テーブルから搬出される搬出工程が完了する前に、次に位置合わせされる第3半導体基板を搬入する搬送部と、
    を備える基板位置合わせ装置。
  19. それぞれに回路が形成された第1半導体基板と第2半導体基板とを互いに位置合わせする基板位置合わせ方法であって、
    前記第1半導体基板を第1テーブルに保持する第1保持ステップと、
    前記第2半導体基板が前記第1半導体基板に対向するように、前記第2半導体基板を第2テーブルに保持する第2保持ステップと、
    前記第1テーブルおよび前記第2テーブルのいずれか一方を移動させることにより前記第1半導体基板と前記第2半導体基板とを互いに位置合わせする位置合わせステップと、
    前記位置合わせされた前記第1半導体基板および前記第2半導体基板を前記第1テーブルおよび前記第2テーブルから搬出する搬出ステップと、
    前記搬出ステップが完了する前に、次に位置合わせされる第3半導体基板を搬入する搬入ステップと、
    を含み、
    前記位置合わせステップは、
    前記第1半導体基板に設けられた第1指標を第1顕微鏡で観察する第1観察ステップと、
    前記第2半導体基板に設けられた第2指標を第2顕微鏡で観察する第2観察ステップと、
    を含み、
    前記位置合わせステップは、前記第1指標の位置および前記第2指標の位置に基づいて、前記第1テーブルおよび前記第2テーブルのいずれか一方の移動を制御する基板位置合わせ方法。
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