JPWO2013098921A1 - 永久磁石埋込型モータの回転子ならびにこれを用いた圧縮機、送風機および冷凍空調装置 - Google Patents

永久磁石埋込型モータの回転子ならびにこれを用いた圧縮機、送風機および冷凍空調装置 Download PDF

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永久磁石埋込型モータのトルクリップルの低減を図ると共に、更なる磁力強化を図ることが可能な永久磁石埋込型モータの回転子ならびにこれを用いた圧縮機、送風機および冷凍空調装置を得ること。回転子鉄心2の外周面を永久磁石3に対応して周方向に等角度間隔に分割された複数の分割外周面10を、分割外周面10の周方向中心において回転子鉄心2の軸心からの径方向距離が最大となり、周方向中心から周方向端部に渡って形成される第1の曲面11と、分割外周面10の周方向端部において回転子鉄心2の軸心からの径方向距離が最小となり、周方向端部から周方向中心に渡って形成され第1の曲面11に交わる第2の曲面12とにより形成し、第1の曲面11の両端間距離が永久磁石3の径方向に直交する方向の幅よりも小さく、且つ、磁石挿入孔7の両端部に形成された空隙9の分割外周面10の周方向中心側の端部間の距離よりも大きくなるようにした。

Description

本発明は、永久磁石埋込型モータの回転子ならびにこれを用いた圧縮機、送風機および冷凍空調装置に関する。
従来、例えば、永久磁石に対応して磁性体の外周面が周方向で等角度間隔に分割された6つの分割外周面と、6つの分割外周面の各間に位置する非磁性部とを備え、非磁性部は、6つの分割外周面の各間に、固定子との間に空気が介在する凹部として構成され、分割外周面は、周方向の中央部に形成された第1の円弧面と、第1の円弧面の両端部に連続して連なり、第1の円弧面の曲率半径に比して曲率半径が小さい2つの第2の円弧面とを備えることにより、永久磁石埋込型モータのトルクリップルを低減させる技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−295708号公報
しかしながら、上記従来技術では、永久磁石埋込型モータの回転子鉄心は、非磁性部が6つの分割外周面の各間に、固定子との間に空気が介在する凹部として構成されているため、回転子鉄心に周方向に埋設する永久磁石の径方向に直交する方向の幅がその凹部の深さに依存して決まるため、永久磁石の径方向に直交する方向の幅を大きくすることに制限が加わり、更なる磁力強化を図ることが難しい、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、トルクリップルの低減を図ると共に、更なる磁力強化を図ることが可能な永久磁石埋込型モータの回転子ならびにこれを用いた圧縮機、送風機および冷凍空調装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる永久磁石埋込型モータの回転子は、複数の磁石挿入孔が周方向外周部に沿って等角度間隔で設けられた電磁鋼板を複数枚積層してなる回転子鉄心と、隣り合う前記磁石挿入孔に極性を交互にして挿入され磁極を形成する複数の永久磁石と、を備え、複数の前記磁石挿入孔は、前記永久磁石を挿入した際に、該磁石挿入孔の周方向両端部に空隙が形成され、前記回転子鉄心の外周面は、前記永久磁石に対応して周方向に等角度間隔に分割された複数の分割外周面からなり、前記分割外周面は、前記分割外周面の周方向中心において前記回転子鉄心の軸心からの径方向距離が最大となり、当該周方向中心から周方向端部に渡って形成される第1の曲面と、前記分割外周面の周方向端部において前記回転子鉄心の軸心からの径方向距離が最小となり、当該周方向端部から周方向中心に渡って形成され前記第1の曲面に交わる第2の曲面と、により形成され、前記第1の曲面の両端間距離は、前記永久磁石の径方向に直交する方向の幅よりも小さく、且つ、前記磁石挿入孔に形成された前記空隙の前記分割外周面の周方向中心側の端部間の距離よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、永久磁石埋込型モータのトルクリップルの低減を図ると共に、更なる磁力強化を図ることができる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる永久磁石埋込型モータの回転子および固定子の横断面図である。 図2は、図1に示す永久磁石埋込型モータの回転子の磁極部の拡大図である。 図3は、従来の永久磁石埋込型モータの回転子の磁極部の拡大図である。 図4は、第3の曲面を構成する円弧面の両端間角度の条件を説明するための図である。
以下に添付図面を参照し、本発明の実施の形態にかかる永久磁石埋込型モータの回転子ならびにこれを用いた圧縮機、送風機および冷凍空調装置について説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、実施の形態にかかる永久磁石埋込型モータの回転子および固定子の横断面図である。図1に示すように、永久磁石埋込型モータは、固定子1および回転子15を備えている。また、回転子15は、回転子鉄心2と、複数の永久磁石3と、回転軸4とを備えている。
固定子1は、回転軸4を中心軸として回転子15を囲うように配置され、その内周に固定子巻線が巻回される複数のティース部5がスロット部6を介して等角度間隔に周方向に配置されている。ここで、固定子1は、固定子巻線が各ティース部5毎に巻回された集中巻き構造を有する場合と、固定子巻線が複数のティース部5に巻回された分布巻き構造を有する場合とあるが、いずれにも適用可能である。また、図1に示す例では、ティース部5およびスロット部6は、それぞれ9個ずつ構成された例を示している。これらティース部5およびスロット部6の構成数は、これに限らず、9個未満であっても9個以上であってもよい。
回転子鉄心2は、薄板の電磁鋼板(例えば、0.1〜1.0mm程度の板厚で、無方向性電磁鋼板(鋼板の特定方向に偏って磁気特性を示さないよう、各結晶の結晶軸方向をできる限りランダムに配置させたもの))を所定の形状に金型で打ち抜き、所定数(複数枚)積層して形成される。
また、回転子鉄心2には、複数の磁石挿入孔7が周方向外周部に沿って等角度間隔に形成されている。磁石挿入孔7は、永久磁石3を挿入した際に、磁石挿入孔7の周方向両端部に空隙9が生じるように形成されている。また、回転子鉄心2の中心部に回転軸4が嵌合する軸孔8が形成されている。永久磁石3としては、例えば、ネオジウム、鉄、ボロンを主成分とする希土類などが平板形状に形成され、その両面がそれぞれN極、S極に着磁されている。回転子鉄心2の各磁石挿入孔7には、N極面とS極面とが交互になるように、永久磁石3がそれぞれ埋設され、回転子15を形成している。なお、回転子15の磁極数は、2以上であればいくつでもよいが、図1に示す例では、回転子15の磁極数が6の場合を例示してある。
回転子鉄心2の外周面は、複数の永久磁石3(ここでは6個)にそれぞれに対応して周方向に等角度間隔に分割された複数の分割外周面10により構成されている。この各分割外周面10毎に分割された回転子15の各部位を、以下「磁極部」という。
つぎに、実施の形態にかかる永久磁石埋込型モータの回転子15の磁極部の構造について、図2を参照して説明する。図2は、図1に示す永久磁石埋込型モータの回転子の磁極部の拡大図である。
図2に示すように、磁極部を構成する分割外周面10は、複数の曲面が組み合わされ構成される。より具体的には、分割外周面10は、分割外周面10の周方向中心(磁極中心部)において回転子鉄心2の軸心からの径方向距離r1が最大となり、周方向中心から周方向端部(極間部)に渡って形成される第1の曲面11と、分割外周面10の周方向端部において回転子鉄心2の軸心からの径方向距離r2が最小となり、周方向端部から周方向中心に渡って形成され第1の曲面に交わる第2の曲面12とにより形成される。なお、第1の曲面11は、分割外周面10の周方向中心から周方向端部に渡って形成される所定区間において、半径r3の円弧面により形成される第3の曲面13と、第3の曲面13端から第2の曲面12に交わるまでの区間の第4の曲面14とから構成される。なお、図2に示す例では、第3の曲面13を形成する円弧面の中心軸を回転子鉄心2の軸心とし、第3の曲面13の半径r3と回転子鉄心2の軸心からの径方向距離r1とが等しい場合(r3=r1)の例を示している。
第2の曲面12は、回転子鉄心2の軸心からの径方向距離r1よりも小さい半径r2の円弧面により形成される(r1>r2)。なお、図2に示す例では、第2の曲面12を形成する円弧面の中心軸を回転子鉄心2の軸心とした例を示している。このように形成すれば、図2に示すように、第2の曲面12を形成する円弧面と固定子1の内周面1aとの径方向距離aは、第3の曲面13を形成する円弧面と固定子1の内周面1aとの径方向距離bよりも大きくなるように形成される。
また、図2に示すように、磁石挿入孔7は、永久磁石3を挿入した際に、磁石挿入孔7の周方向両端部に空隙9が形成されている。この空隙9は、磁気抵抗として作用するため、薄肉部16付近の磁束は減少する。これにより、隣接する磁極部間の漏洩磁束を低減させる機能も有している。
ここで、誘起電圧の高調波成分によるトルクリップルを低減させ、トルクリップルによる騒音の発生を抑制するためには、分割外周面10の周方向中心で磁束密度が最も大きく、磁束密度の変化量が分割外周面10上の周方向中心から周方向端部にかけて徐々に大きくなり、周方向端部で磁束密度が0Tに近い値となるような正弦波状であるのが望ましい。図3は、従来の永久磁石埋込型モータの回転子の磁極部の拡大図である。図3に示すように、従来の永久磁石埋込型モータでは、一般に、回転子鉄心2aの分割外周面10aは、図2に示す第3の円弧面13を形成する円弧面の半径r1よりも小さい半径r1’の単一の円弧面により形成される。この場合、分割外周面10aの周方向中心における固定子1の内周面1aとの径方向距離b’が最も小さく、分割外周面10aの周方向両端における固定子1の内周面1aとの径方向距離a’が最も大きくなる。このような場合、径方向距離が最も小さい分割外周面10aの周方向中心の磁束密度が大きく、分割外周面10aの周方向端部に向かって径方向距離が大きくなるに従って磁束密度が小さくなるため、回転子鉄心2a外周の磁束密度が正弦波状に近づき、トルクリップルの低減が可能となる。
一方、分割外周面10aの周方向端部付近では、回転子鉄心2の分割外周面10と固定子1の内周面1aとの径方向距離a’が大きくなるため、永久磁石3の径方向に直交する方向の幅を大きくすることに制限が加わり、更なる磁力強化を図ることが難しい。
したがって、本実施の形態では、上述したように、回転子鉄心2の軸心からの径方向距離r1が最大となる第1の曲面11と、回転子鉄心2の軸心からの径方向距離r2が最小となる第2の曲面12とにより分割外周面10を形成している。これにより、分割外周面10の周方向中心の曲率(つまり、第1の曲面11の曲率)よりも分割外周面10の周方向端部の曲率(つまり、第2の曲面12の曲率)が大きくなり、磁束密度の変化量は、分割外周面10の周方向中心付近で最も小さく、分割外周面10の周方向端部に向かうに従い大きくなる。
また、図2に示すように、第1の曲面11の両端間(X−Y間)距離Aを、永久磁石3の径方向に直交する方向の幅Lよりも短くし、第1の曲面11の両端間距離Aを磁石挿入孔7に形成された空隙9の分割外周面10の周方向中心側の端部間の距離Bよりも大きくする(L>A>B)。これにより、分割外周面10の周方向中心の磁束密度がより大きくなり、分割外周面10の周方向端部付近の磁束密度がより小さくなると共に、回転子鉄心2の外周の磁束密度を正弦波状に近づけることができる。
つまり、本実施の形態の構成では、図3に示す例と同様に、トルクリップルの低減を図りつつ、更なる磁力強化を図ることが可能となる。
なお、上述した構成は、永久磁石3をV字配置する場合や、図1および図2に示したような平板形状(長方形、台形)以外、例えば、円弧形状や瓦型形状等の永久磁石3を用いた場合であっても適用可能である。いずれの場合でも、分割外周面10の周方向端部に最も近い永久磁石3の両端部間の直線距離を上述した「L」とすればよい。
また、図3に示す従来の永久磁石埋込型モータの回転子鉄心2aでは、分割外周面10の周方向中心から周方向端部に向かうに従い、回転子鉄心2aの分割外周面10aと固定子1の内周面1aとの間の径方向距離b´が径方向距離a´へと大きくなるため、磁束密度を正弦波状に近づけることができる半面、等価的なギャップが大きくなり分割外周面10の周方向中心付近の磁束密度が低下する。
本実施の形態では、上述したように、第3の曲面13を形成する円弧面の半径r3と、第1の曲面11上の周方向中心における回転子鉄心2の軸心からの径方向距離r1とを等しくする(r3=r1)ことにより、第3の曲面13と固定子1の内周面1aとの径方向距離bが一定に保たれる。これにより、等価的なギャップが小さくなり分割外周面10の周方向中心付近の磁束密度が増加するため、永久磁石埋込型モータの磁力がより強化され、高効率化を図ることが可能となる。
また、第1の曲面11を形成する第4の曲面14は、第3の曲面13と第2の曲面12との間を連続的に接続するために存在する。第4の曲面14が直線に近づくと、トルクリップルが増加するため、第4の曲面14を円弧面により形成するのが好ましい。また、第3の曲面13と第2の曲面12との間が出来るだけ連続的に接続されるのがより好ましい。したがって、本実施の形態では、第2の曲面12を形成する円弧面、第3の曲面13を形成する円弧面よりも、第4の曲面14を形成する円弧面の半径を小さくすることとする。このようにすれば、回転子鉄心2から発生する磁束密度が正弦波状に近づき、トルクリップルを低下させることができる。なお、第3の曲面13を構成する円弧面の半径r3(=r1)は、上述したように第2の曲面12を構成する円弧面の半径r2よりも大きい。したがって、第4の曲面14を構成する円弧面の半径を第2の曲面12を構成する円弧面の半径r2よりも小さくすれば、上記した条件を満たすこととなる。
さらに、第4の曲面14を構成する円弧面の半径を、第1の曲面11上の周方向中心における回転子鉄心2の軸心からの径方向距離r1の1/2以下となるようにすれば、第4の曲面14の曲率が分割外周面10の周方向中心付近の第3の曲面13の曲率に対してより大きくなるため、磁束密度をより正弦波状に近くすることができ、トルクリップルをより低減させ、トルクリップルによる騒音の発生をより抑制することが可能となる。
図4は、第3の曲面を構成する円弧面の両端間角度の条件を説明するための図である。第3の曲面13を構成する円弧面の分割外周面10上の幅、つまり、分割外周面10の周方向中心付近において固定子1と回転子鉄心2との径方向距離が一定に保たれる所定区間が大きくなると、回転子鉄心2が回転しても固定子1に形成されたティース部5に流れ込む磁束が変化しない区間が生じる場合がある。この場合、誘起電圧が発生し難くなり、誘起電圧に高調波を多く含むようになるため、トルクリップルが増加する。
したがって、第3の曲面13を構成する円弧面の両端間角度θ1(図2参照)は、図4に示すように、固定子1に形成されたスロット数をSとしたとき、(θ1<360°/S)を満たすようにすれば、回転子鉄心2と固定子1との径方向距離が固定子1のティース部5に対して変化しない区間がなくなり、誘起電圧に含まれる高調波を低減することができ、トルクリップルの低下が可能である。
また、ティース部5に流れ込む磁束は、固定子1の内周面1aのティース部5の先端間角度θ2に依存する。したがって、(θ1<θ2)を満たすことがより望ましい(図4参照)。
また、図2に示す例では、第2の曲面12を形成する円弧面の中心軸を回転子鉄心2の軸心とした例を示しているが、上述したように、誘起電圧の高調波成分によるトルクリップルを低減させ、トルクリップルによる騒音の発生を抑制するためには、回転子鉄心2の外周の磁束密度が正弦波状となるのが望ましく、分割外周面10の周方向中心付近の磁束密度の変化量は小さく、分割外周面10の周方向端部に向かうに従い磁束密度の変化量が大きくなるのが望ましい。したがって、第2の曲面12を形成する円弧面と固定子1の内周面1aとの径方向距離aが、分割外周面10の周方向端部から所定角度となる位置から周方向端部に向かうに従い大きくなるようにすれば、固定子1に形成されるティース部5に入り込む磁束密度を大きくすることができるので、回転子鉄心2の外周の磁束密度がより正弦波状に近づき、トルクリップルを小さくすることができる。
なお、第2の曲面12上における分割外周面10の周方向端部からの所定角度は、例えば、固定子1に形成されたスロット数をSとしたとき、少なくとも(360°/S/4)とすればよく、第2の曲面12を形成する円弧面と固定子1の内周面1aとの径方向距離aが、分割外周面10の周方向端部からの角度が少なくとも(360°/S/4)となる位置から周方向端部に向かうに従い大きくなるようにすればよい。
また、第2の曲面12上において分割外周面10の周方向端部から上述した所定角度となる位置までの区間が遠心方向に凸形状を呈することにより、回転子鉄心2の外周の磁束密度をより正弦波状に近づけることができる。
なお、回転子鉄心2の分割外周面10を構成する各曲面(つまり、第1の曲面11を形成する第3の曲面13および第4の曲面14、ならびに第2の曲面12)が遠心方向に凹形状となるようにすることも可能であるが、この場合、回転子鉄心2の外周の磁束密度の変化量は、分割外周面10の周方向中心では大きくなり、分割外周面10の周方向端部では小さくなる。つまり、回転子鉄心2の外周面を構成する各曲面を遠心方向に凹形状とすると、回転子鉄心2の外周の磁束密度を正弦波状に近づけることができず好ましくない。
特に、固定子1に形成されたスロット数をSとしたとき、第2の曲面12上において分割外周面10の周方向端部からの角度が少なくとも(360°/S/4)となる位置までの区間は、磁束密度が0Tから増加する区間であるため、この区間の磁束密度を正弦波状にすることが重要となる。したがって、第2の曲面12上において分割外周面10の周方向端部からの角度が少なくとも(360°/S/4)となる位置までの区間が遠心方向に凸形状を呈することにより、回転子鉄心2の外周の磁束密度を正弦波状に近づけることが可能となる。
さらに、回転子鉄心2の分割外周面10を構成する各曲面が遠心方向に凸形状を呈することにより、回転子鉄心2の外周の磁束密度をより正弦波状に近づけることができる。
また、上述したように、磁石挿入孔7は、永久磁石3を挿入した際に、磁石挿入孔7の周方向両端部に空隙9が形成されている。
回転子鉄心2の外周面と空隙9との間に生じる薄肉部16は、回転子鉄心2の他の部位よりも強度が弱いため、永久磁石3が磁石挿入孔7内で動いた場合に、永久磁石3が薄肉部16に接触しないようにする必要がある。空隙9は、永久磁石3が磁石挿入孔7内で動いても永久磁石3が薄肉部16に当たることを防ぐ機能も有している。
なお、この薄肉部16の径方向の幅を分割外周面10の周方向中心側から周方向端部に向かうに従い小さくすることでも、誘起電圧の高調波成分を低減させることができ、トルクリップルの低減およびトルクリップルによる騒音の発生を抑制することができる。
この薄肉部16の径方向の幅がより小さい方が、薄肉部16を通過する磁束密度が小さくなる。したがって、薄肉部16の径方向の幅を分割外周面10の周方向中心側から周方向端部に向かうに従い小さくすることにより、回転子鉄心2の外周の磁束密度をより正弦波状に近づけることができ、誘起電圧の高調波成分によるトルクリップルを低減させ、トルクリップルによる騒音の発生を抑制することができる。
以上説明したように、実施の形態の永久磁石埋込型モータの回転子によれば、永久磁石を磁石挿入孔に挿入した際に、磁石挿入孔の周方向両端部に空隙を形成し、回転子鉄心の外周面を永久磁石に対応して周方向に等角度間隔に分割された複数の分割外周面により構成し、その分割外周面を、分割外周面の周方向中心において回転子鉄心の軸心からの径方向距離が最大となり、周方向中心から周方向両端に渡って形成される第1の曲面と、分割外周面の周方向両端において回転子鉄心の軸心からの径方向距離が最小となり、周方向端部から周方向中心に渡って形成され第1の曲面に交わる第2の曲面とにより形成し、第1の曲面の両端間距離が永久磁石の径方向に直交する方向の幅よりも小さく、且つ、磁石挿入孔に形成された空隙の分割外周面の周方向中心側の端部間の距離よりも大きくなるようにしたので、永久磁石の配置間隔を径方向に広げ、且つ、分割外周面の周方向中心において径方向に直交する方向に、永久磁石の幅を大きくすることができ、トルクリップルの低減を図りつつ、永久磁石埋込型モータの更なる磁力強化を図ることが可能となる。
また、第1の曲面上において分割外周面の周方向中心から周方向端部に渡って形成される所定区間、つまり、第3の曲面を、回転子鉄心の軸心を中心軸とする円弧面により形成し、その円弧面の半径と、分割外周面の周方向中心における回転子鉄心の軸心からの径方向距離とが等しくなるようにしたので、等価的なギャップが小さくなり分割外周面の周方向中心付近の磁束密度が増加するため、永久磁石埋込型モータの磁力がより強化され、高効率化を図ることが可能となる。
また、第1の曲面の所定区間、つまり、第3の曲面を形成する円弧面の端から前記第2の曲面に交わるまでの区間、つまり、第4の曲面を円弧面により形成し、その円弧面の半径が第2の曲面を形成する円弧面の半径よりも小さくなるようにしたので、回転子から発生する磁束密度が正弦波状に近づき、トルクリップルを低減させることができる。
さらに、第4の曲面を構成する円弧面の半径を、第1の曲面上の周方向中心における回転子鉄心の軸心からの径方向距離の1/2以下となるようにすれば、第4の曲面の曲率が分割外周面の周方向中心付近の第3の曲面の曲率に対してより大きくなるため、磁束密度をより正弦波状に近くすることができ、トルクリップルをより低減させ、トルクリップルによる騒音の発生をより抑制することが可能となる。
また、第3の曲面を構成する円弧面の両端間角度が(360°/スロット数)未満となるようにすることにより、回転子と固定子との径方向距離が固定子のティース部に対して変化しない区間がなくなり、誘起電圧に含まれる高調波を低減することができ、トルクリップルの更なる低減が可能である。
なお、ティース部5に流れ込む磁束は、固定子1の内周面1aのティース部5の先端間角度に依存するため、第3の曲面を構成する円弧面の両端間角度をティース部5の先端間角度未満とするのがより好ましい。
また、第2の曲面を形成する円弧面と固定子の内周面との径方向距離が、分割外周面の周方向端部から所定角度となる位置から周方向端部に向かうに従い大きくなるようにすれば、固定子1に形成されるティース部5に入り込む磁束密度を大きくすることができるので、回転子鉄心の外周の磁束密度がより正弦波状に近づき、トルクリップルを小さくすることができる。
より好ましくは、固定子に形成されたスロット数をSとしたとき、第2の曲面上における分割外周面の周方向端部からの角度が少なくとも(360°/S/4)となる位置から、周方向端部に向けて、固定子と回転子との径方向距離が徐々に大きくなるようにすればよい。
また、回転子鉄心の分割外周面を構成する各曲面(つまり、第1の曲面を形成する第3の曲面および第4の曲面、ならびに第2の曲面)が遠心方向に凹形状となるようにした場合、回転子の外周における磁束密度の変化量は、分割外周面の周方向中心では大きくなり、分割外周面の周方向端部では小さくなる。つまり、回転子鉄心の外周における磁束密度を正弦波状に近づけることができず好ましくない。
特に、固定子に形成されたスロット数をSとしたとき、第2の曲面上において分割外周面の周方向端部からの角度が少なくとも(360°/S/4)となる位置まで区間は、磁束密度が0Tから増加する区間であるため、この区間の磁束密度を正弦波状にすることが重要となる。したがって、第2の曲面上において分割外周面の周方向端部からの角度が少なくとも(360°/S/4)となる位置までの区間が遠心方向に凸形状を呈することにより、回転子鉄心の外周における磁束密度を正弦波に近づけることが可能となる。
さらに、回転子の分割外周面を構成する各局面が遠心方向に凸形状を呈することにより、回転子鉄心の外周における磁束密度をより正弦波に近づけることが可能となる。
また、磁石挿入孔に永久磁石を挿入した際に、磁石挿入孔の周方向両端部に空隙を形成することにより、隣接する磁極部間の漏洩磁束を低減させると共に、永久磁石が磁石挿入孔内で動いて回転子鉄心の外周面と空隙との間に生じる薄肉部に当たることを防ぐことができる。
また、薄肉部の径方向の幅を分割外周面の周方向中心側から周方向端部に向かうに従い小さくすることでも、回転子鉄心の外周の磁束密度の変化量をより正弦波状に近づけることができ、誘起電圧の高調波成分によるトルクリップルを低減させ、トルクリップルによる騒音の発生を抑制することができる。
また、本実施の形態の永久磁石埋込型モータは、圧縮機あるいは送風機に用いて好適であり、これら圧縮機や送風機の小型化、高効率化を図ることができる。
さらに、本実施の形態の永久磁石埋込型モータを適用した圧縮機あるいは送風機を冷凍空調装置に用いることにより、冷凍空調装置の小型化、高効率化を図ることができる。
なお、以上の実施の形態に示した構成は、本発明の構成の一例であり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは言うまでもない。
1 固定子
1a 固定子内周面
2,2a 回転子鉄心
3 永久磁石
4 回転軸
5 ティース部
6 スロット部
7 磁石挿入孔
8 軸孔
9 空隙
10,10a 分割外周面
11 第1の曲面
12 第2の曲面
13 第3の曲面
14 第4の曲面
15 回転子
16 薄肉部

Claims (17)

  1. 複数の磁石挿入孔が周方向外周部に沿って等角度間隔で設けられた電磁鋼板を複数枚積層してなる回転子鉄心と、
    隣り合う前記磁石挿入孔に極性を交互にして挿入され磁極を形成する複数の永久磁石と、
    を備え、
    複数の前記磁石挿入孔は、前記永久磁石を挿入した際に、該磁石挿入孔の周方向両端部に空隙が形成され、
    前記回転子鉄心の外周面は、
    前記永久磁石に対応して周方向に等角度間隔に分割された複数の分割外周面からなり、
    前記分割外周面は、
    前記分割外周面の周方向中心において前記回転子鉄心の軸心からの径方向距離が最大となり、当該周方向中心から周方向端部に渡って形成される第1の曲面と、
    前記分割外周面の周方向端部において前記回転子鉄心の軸心からの径方向距離が最小となり、当該周方向端部から周方向中心に渡って形成され前記第1の曲面に交わる第2の曲面と、
    により形成され、
    前記第1の曲面の両端間距離は、前記永久磁石の径方向に直交する方向の幅よりも小さく、且つ、前記磁石挿入孔に形成された前記空隙の前記分割外周面の周方向中心側の端部間の距離よりも大きい
    ことを特徴とする永久磁石埋込型モータの回転子。
  2. 前記第1の曲面は、前記分割外周面の周方向中心から周方向端部に渡って形成される所定区間において、前記回転子鉄心の軸心を中心軸とし、前記分割外周面の周方向中心における前記回転子鉄心の軸心からの径方向距離を半径とする円弧面により形成されることを特徴とする請求項1に記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  3. 前記第2の曲面は、半径が前記第1の曲面の前記所定区間における円弧面の半径よりも小さい円弧面により形成されることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  4. 前記第1の曲面は、前記所定区間の端部から前記第2の曲面に交わるまでの区間において、半径が前記第2の曲面を形成する円弧面よりも小さい円弧面により形成されることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  5. 前記第1の曲面は、前記所定区間の端部から前記第2の曲面に交わるまでの区間において、半径が前記第1の曲面上の周方向中心における前記回転子鉄心の軸心からの径方向距離の1/2以下である円弧面により形成されることを特徴とする請求項2に記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  6. 前記所定区間の両端間角度は、(360°/固定子のスロット数)未満であることを特徴とする請求項4に記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  7. 前記所定区間の両端間角度は、固定子のティース部の先端間角度未満であることを特徴とする請求項4に記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  8. 前記第2の曲面を形成する円弧面と固定子の内周面との径方向距離は、前記分割外周面の周方向端部から所定角度となる位置から前記分割外周面の周方向端部に向かうに従い大きくなることを特徴とする請求項1に記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  9. 前記所定角度は、少なくとも(360°/固定子のスロット数/4)であることを特徴とする請求項8に記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  10. 前記第2の曲面は、前記分割外周面の周方向端部から所定角度となる位置までの区間において遠心方向に凸形状を呈することを特徴とする請求項1に記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  11. 前記所定角度は、少なくとも(360°/固定子のスロット数/4)であることを特徴とする請求項10に記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  12. 前記第1の曲面および前記第2の曲面は、遠心方向に凸形状を呈することを特徴とする請求項1に記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  13. 前記回転子鉄心の外周面と前記空隙との間に生じる薄肉部の径方向の幅は、前記分割外周面の周方向中心側から周方向端部側に向かうに従い小さくなることを特徴とする請求項8に記載の永久磁石埋込型モータの回転子。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の永久磁石埋込型モータの回転子を適用したことを特徴とする圧縮機。
  15. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の永久磁石埋込型モータの回転子を適用したことを特徴とする送風機。
  16. 請求項14に記載の圧縮機を搭載したことを特徴とする冷凍空調装置。
  17. 請求項15に記載の送風機を搭載したことを特徴とする冷凍空調装置。
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