JPWO2011089681A1 - 部品実装方法及び部品実装装置 - Google Patents

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Abstract

複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを有する搬送装置(220)を備える部品実装装置(200)が部品を基板に実装する部品実装方法であって、搬送装置(220)に搬送される1以上の基板に2つの装着ヘッド(213a、213b)が部品を実装する領域である実装領域の前後方向の中心が、2つの部品供給部(211a、211b)からの前後方向の距離が等しい位置である2つの部品供給部(211a、211b)の中間位置に位置するように、レールを配置する配置ステップ(S108〜S112)と、2つの装着ヘッド(213a、213b)が、実装領域に交互に部品を実装する実装ステップ(S114)とを含む。

Description

本発明は、複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを並列に有する搬送装置を備え、搬送装置に搬送される基板に交互に部品を実装する部品実装方法及び部品実装装置に関する。
基板に部品を実装する部品実装装置においては、2つのレールを並列に有する搬送レーンを備え、当該レールで基板を支持し、当該基板を搬送する。また、複数の基板を並行して搬送することができる複数の搬送レーンを並列に備えている部品実装装置も知られている。
そして、このような部品実装装置においては、搬送する基板の大きさに応じた幅の搬送レーンを備えていることが必要である。このため、搬送レーンのレールを移動させて、様々な大きさの基板を搬送することができる部品実装装置が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。これらの部品実装装置では、搬送する基板の大きさに応じて、搬送レーンのレールを移動させて、レール間の幅を変更することで、大きな基板でも搬送することができる。
特許第4162930号公報 特開2001−163428号公報
ここで、このような従来の部品実装装置においては、搬送される基板に交互に部品を実装する2つの装着ヘッドを備えた、いわゆる交互打ちの部品実装装置が知られている。
そして、複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを備える従来の部品実装装置では、基板に交互に部品を実装する際に、実装時間にロスが生じるという問題がある。
図16A及び図16Bは、従来の部品実装装置が基板に交互に部品を実装する際に、実装時間にロスが生じることを説明する図である。
図16Aに示すように、部品実装装置1000は、2つのレール315a及び315bを有する搬送レーン315、及び2つのレール316a及び316bを有する搬送レーン316を備えている。そして、基板31は、搬送レーン315により搬送され、基板32は、搬送レーン316により搬送される。
また、部品実装装置1000は、2つの部品供給部311a及び311bと、2つの装着ヘッド313a及び313bとを備えている。そして、2つの装着ヘッド313a及び313bが交互に、それぞれ2つの部品供給部311a及び311bから部品を吸着し、基板31及び基板32に部品を装着する。
ここで、基板31や基板32よりも大きなサイズの基板を1枚搬送したい場合、図16Bに示すように、部品実装装置1000は、レール315b及びレール316aを、レール316bの方向(同図に示すY軸方向)へ移動させる。そして、2つの装着ヘッド313a及び313bが交互に、それぞれ2つの部品供給部311a及び311bから部品を吸着し、基板33に部品を装着する。
しかし、この部品実装装置1000では、2つの装着ヘッド313a及び313bが基板33に交互に部品を実装する際に、実装時間にロスが生じる。つまり、装着ヘッド313aが部品供給部311aから部品を吸着し、基板33に部品を装着するまでの距離と、装着ヘッド313bが部品供給部311bから部品を吸着し、基板33に部品を装着するまでの距離とが異なる。このため、当該距離が短い装着ヘッド313aは、当該距離が長い装着ヘッド313bが基板33に部品を装着し終わるまで、待つ必要がある。そして、この待つための時間が、実装時間のロスとなる。
このように、複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを備える従来の部品実装装置では、基板に交互に部品を実装する際に、実装時間にロスが生じるという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを備えながら、基板に交互に部品を実装する際の実装時間のロスを低減することができる部品実装方法及び部品実装装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る部品実装方法は、部品が実装される複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを、基板の搬送方向と直交する前後方向に、並列に有する搬送装置と、前記搬送装置に搬送されるそれぞれの基板に交互に部品を実装可能な2つの装着ヘッドと、前記搬送装置を挟んで前記前後方向に配置され前記2つの装着ヘッドに部品をそれぞれ供給する2つの部品供給部とを備える部品実装装置が部品を基板に実装する部品実装方法であって、前記搬送装置に搬送される1以上の基板に前記2つの装着ヘッドが部品を実装する領域である実装領域の前記前後方向の中心が、前記2つの部品供給部からの前記前後方向の距離が等しい位置である前記2つの部品供給部の中間位置に位置するように、前記レールを配置する配置ステップと、前記2つの装着ヘッドが、前記実装領域に交互に部品を実装する実装ステップとを含む。
これによれば、実装領域の前後方向の中心が2つの部品供給部の中間位置に位置するようにレールを配置して、当該実装領域に交互に部品を実装する。これにより、2つの部品供給部から実装領域までの距離が等しくなる。つまり、2つの装着ヘッドが部品供給部から部品を吸着して基板に装着するまでの距離が同等になるため、基板に交互に部品を実装する際に、装着ヘッドの待ち時間が低減される。このため、複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを備えながら、基板に交互に部品を実装する際の実装時間のロスを低減することができる。
また、好ましくは、前記配置ステップでは、2以上の基板が並行して搬送される場合に、部品が実装される前記2以上の基板上の領域を少なくとも含む前記実装領域の大きさが小さくなるように、前記2以上の基板を前記前後方向に互いに近付けて配置するとともに、前記実装領域の前記前後方向の中心が前記2つの部品供給部の中間位置に位置するように、前記レールを配置する。
これによれば、2以上の基板が並行して搬送される場合に、実装領域の大きさが小さくなるように、当該2以上の基板を前後方向に互いに近付けて配置するとともに、実装領域の前後方向の中心が2つの部品供給部の中間位置に位置するようにレールを配置する。つまり、実装領域を部品供給部の中間位置に集めることで、実装領域のうち、2つの装着ヘッドが部品供給部から部品を吸着して基板に装着するまでの距離が異なる領域が低減される。このため、基板に交互に部品を実装する際に、装着ヘッドの待ち時間が低減される。したがって、複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを備えながら、基板に交互に部品を実装する際の実装時間のロスを低減することができる。
また、好ましくは、前記配置ステップでは、基板を搬送する複数のレールのうち少なくとも2つのレールを前記前後方向に移動させることで、前記レールを配置する。
これによれば、基板を搬送する複数のレールのうち少なくとも2つのレールを前後方向に移動させることで、レールを配置する。このため、レールを前後方向に移動させることで、レールを配置することができ、基板に交互に部品を実装する際の実装時間のロスを低減することができる。
また、好ましくは、前記部品実装方法は、さらに、基板を搬送する2つのレールの間に配置されるレールである内側レールを昇降させる昇降ステップを含み、前記配置ステップでは、前記2つのレールで前記内側レールを跨いで前記基板を配置するように、前記レールを配置する。
これによれば、内側レールを下降させて、2つのレールで内側レールを跨いで基板を配置するように、レールを配置する。このため、内側レールを下降させることで、基板を配置することができる。
また、好ましくは、前記昇降ステップでは、前記内側レールで前記基板の下面部を下方から支持する位置で、前記内側レールを下降させ、前記配置ステップでは、前記内側レールで前記基板の下面部を下方から支持可能に前記基板を配置するように、基板を搬送する2つの前記レールを配置し、前記実装ステップでは、前記昇降ステップにより上昇される前記内側レールで前記基板の下面部を下方から支持した状態で、前記実装領域に交互に部品を実装する。
これによれば、内側レールで基板の下面部を下方から支持するように内側レールを昇降させて基板を配置するように、レールを配置する。このため、基板を下方から支持するサポートとして、内側レールを活用することができる。
また、好ましくは、前記搬送装置は、さらに、搬送する複数の基板のうちの一の基板を搬送する2つのレールに前記一の基板を搬入し、又は前記2つのレールから前記一の基板を搬出する基板搬出入コンベアを有し、前記部品実装方法は、さらに、前記実装ステップで、前記一の基板と異なる他の基板の前記実装領域に部品を実装している間に、前記基板搬出入コンベアを前記前後方向に移動させることで、前記基板搬出入コンベアに、前記2つのレールに前記一の基板を搬入又は前記2つのレールから前記一の基板を搬出させる搬出入ステップを含む。
これによれば、基板を搬入又は搬出する基板搬出入コンベアをさらに有し、基板に部品を実装している間に、基板搬出入コンベアを前後方向に移動させることで、基板搬出入コンベアに、並行して搬送される別の基板を搬入又は搬出させる。つまり、基板に部品を実装している間に別の基板を搬入又は搬出させることができるので、搬入又は搬出を行うための時間のロスを低減することができる。このため、搬入又は搬出の時間のロスを低減しつつ、基板に交互に部品を実装する際の実装時間のロスを低減することができる。
また、好ましくは、前記実装領域は、前記2つの装着ヘッドが交互に部品を基板に実装する、1又は並行して搬送される2以上の基板上における部品を実装する領域を含み、前記配置ステップでは、前記実装領域の前記前後方向の長さの中心位置、前記実装領域内の複数の実装点の前記前後方向の平均位置、前記実装領域に予め定められた部品を実装する実装時間が最短になる場合に前記2つの部品供給部の前記前後方向の中間位置に配置される前記実装領域内の位置、並行して搬送される前記2以上の基板のうちの前記前後方向の長さが最大の基板の前記前後方向の長さの中心位置、又は前記2以上の基板のうちで実装点数が最大の基板の実装点の前記前後方向の平均位置が、前記2つの部品供給部の中間位置に位置するように、基板を搬送する前記レールを配置する。
これによれば、搬送する基板の大きさや実装点数などに応じて、適切にレールを配置することができる。つまり、適切なレール配置により、基板に交互に部品を実装する際の実装時間のロスを低減することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る部品実装装置は、基板に部品を実装する部品実装装置であって、部品が実装される複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを、基板の搬送方向と直交する前後方向に、並列に有する搬送装置と、前記搬送装置に搬送されるそれぞれの基板に交互に部品を実装可能な2つの装着ヘッドと、前記搬送装置を挟んで前記前後方向に配置され、前記2つの装着ヘッドに部品をそれぞれ供給する2つの部品供給部と、前記搬送装置に搬送される1以上の基板に前記2つの装着ヘッドが部品を実装する領域である実装領域の前記前後方向の中心が、前記2つの部品供給部からの前記前後方向の距離が等しい位置である前記2つの部品供給部の中間位置に位置するように、前記レールを配置する制御装置とを備え、前記制御装置は、さらに、2つの装着ヘッドに、前記実装領域に交互に部品を実装させる。
これによれば、実装領域の前後方向の中心が2つの部品供給部の中間位置に位置するようにレールを配置して、当該実装領域に交互に部品を実装する。これにより、2つの部品供給部から実装領域までの距離が等しくなる。つまり、2つの装着ヘッドが部品供給部から部品を吸着して基板に装着するまでの距離が同等になるため、基板に交互に部品を実装する際に、装着ヘッドの待ち時間が低減される。このため、複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを備えながら、基板に交互に部品を実装する際の実装時間のロスを低減することができる。
また、好ましくは、さらに、基板を搬送する2つのレールの間に配置されるレールである内側レールの上部に配置され、前記基板の下面部を下方から支持するサポートピンと、前記サポートピンで前記基板の下面部を下方から支持する位置で、前記内側レールを昇降させる移動機構とを備え、前記制御装置は、前記2つのレールで前記内側レールを跨いで前記基板を配置するように、基板を搬送する前記2つのレールを配置し、前記2つの装着ヘッドに、前記移動機構により上昇される前記内側レールに配置された前記サポートピンで前記基板の下面部を下方から支持した状態で、前記実装領域に交互に部品を実装させる。
これによれば、移動機構により内側レールを昇降させて、サポートピンで基板を支持するように、レールを配置する。つまり、サポートピンで基板を下方から支持した状態で、実装領域に部品を実装することができる。このため、基板を下方から支持するサポートとして、内側レールを活用することができる。
また、好ましくは、前記搬送装置は、さらに、搬送する複数の基板のうちの一の基板を搬送する2つのレールに前記一の基板を搬入し、又は前記2つのレールから前記一の基板を搬出する基板搬出入コンベアを有し、前記制御装置は、さらに、前記2つの装着ヘッドが、前記一の基板と異なる他の基板の前記実装領域に部品を実装している間に、前記基板搬出入コンベアを前記前後方向に移動させることで、前記基板搬出入コンベアに、前記2つのレールに前記一の基板を搬入又は前記2つのレールから前記一の基板を搬出させる。
これによれば、基板を搬入又は搬出する基板搬出入コンベアをさらに有し、基板に部品を実装している間に、基板搬出入コンベアを前後方向に移動させることで、基板搬出入コンベアに、並行して搬送される別の基板を搬入又は搬出させる。つまり、基板に部品を実装している間に別の基板を搬入又は搬出させることができるので、搬入又は搬出を行うための時間のロスを低減することができる。このため、搬入又は搬出の時間のロスを低減しつつ、基板に交互に部品を実装する際の実装時間のロスを低減することができる。
なお、本発明は、このような部品実装方法及び部品実装装置として実現することができるだけでなく、部品実装装置が備える搬送装置としても実現することができる。また、部品実装方法に含まれる処理を行う処理部を備える部品実装装置として実現することもでき、そのような特徴的な処理をコンピュータに実行させるプログラムや集積回路として実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体及びインターネット等の伝送媒体を介して流通させることができるのは言うまでもない。
本発明により、複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを備える部品実装装置において、基板に交互に部品を実装する際の実装時間のロスを低減することができる。
図1は、実施の形態1に係る部品実装システムの構成を示す外観図である。 図2は、実施の形態1に係る部品実装装置の内部の主要な構成を示す平面図である。 図3は、実施の形態1に係る部品実装装置の装着ヘッドと部品カセットとを示す模式図である。 図4は、実施の形態1に係る搬送装置の構成を詳細に説明する図である。 図5は、実施の形態1に係る制御装置の機能構成を示すブロック図である。 図6Aは、実施の形態1に係る実装領域を説明する図である。 図6Bは、実施の形態1に係る実装領域を説明する図である。 図7Aは、実施の形態1に係るNCデータの一例を示す図である。 図7Bは、実施の形態1に係る決定レールデータの一例を示す図である。 図8は、実施の形態1に係る制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図9Aは、実施の形態1に係る制御装置が行う処理を説明する図である。 図9Bは、実施の形態1に係る制御装置が行う処理を説明する図である。 図10Aは、実施の形態1に係る制御装置が行う処理を説明する図である。 図10Bは、実施の形態1に係る制御装置が行う処理を説明する図である。 図11Aは、実施の形態1に係る制御装置が行う処理を説明する図である。 図11Bは、実施の形態1に係る制御装置が行う処理を説明する図である。 図12は、実施の形態2に係る部品実装装置の内部の主要な構成を示す平面図である。 図13は、実施の形態2に係る制御装置の機能構成を示すブロック図である。 図14は、実施の形態2に係る制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図15は、実施の形態2に係る制御装置の動作の一例を説明する図である。 図16Aは、従来の部品実装装置が基板に交互に部品を実装する際に、実装時間にロスが生じることを説明する図である。 図16Bは、従来の部品実装装置が基板に交互に部品を実装する際に、実装時間にロスが生じることを説明する図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態に係る部品実装装置を備える部品実装システムについて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る部品実装システム10の構成を示す外観図である。
部品実装システム10は、上流側の生産設備から下流側の生産設備に基板を搬送し、基板に電子部品などの部品が実装された実装基板を生産するシステムである。同図に示すように、部品実装システム10は、制御装置100、2台の部品実装装置200、印刷装置300、3台の検査装置400、接着剤塗布装置500及びリフロー炉600を備えている。つまり、部品実装システム10は、上流側の印刷装置300から下流側の検査装置400まで基板20を搬送し、実装基板20aを生産する。
制御装置100は、本発明に係る部品実装方法を実行する装置である。つまり、制御装置100は、部品実装装置200が基板に交互に部品を実装する際の実装時間のロスを低減することができるように、各部品実装装置200を制御する。
部品実装装置200は、部品を基板に実装する装置である。具体的には、複数の部品実装装置200は、上流から下流に向けて基板を送りながら部品を実装していく。つまり、まず上流側の部品実装装置200が基板を受け取り、その基板に対して部品を実装する。そして、その部品が実装された基板が下流側の部品実装装置200に送り出される。このようにして、各部品実装装置200に基板が順次送られ、部品が実装される。
印刷装置300は、基板をストックするストッカ(図示せず)から基板20を受け取り、ペースト状のはんだであるソルダーペーストを基板20の表面にスクリーン印刷するスクリーン印刷機である。
接着剤塗布装置500は、基板上に接着剤を塗布する装置である。
リフロー炉600は、部品が実装された基板20を熱することにより、はんだ等を溶かした後、部品を基板上に固定させる装置である。
検査装置400は、基板上の状態を検査する装置である。具体的には、検査装置400は、印刷装置300によるはんだ付け状態の外観を検査する検査装置400と、部品実装装置200による基板上の部品の装着状態を検査する検査装置400と、リフロー炉600による熱処理後の基板上の状態を検査する検査装置400との3台の装置が備えられている。
また、部品が実装され検査装置400で検査された実装基板20aは、基板をストックするストッカ(図示せず)に送られる。
次に、部品実装装置200の構成について説明する。
図2は、本実施の形態1に係る部品実装装置200の内部の主要な構成を示す平面図である。ここで、基板の搬送方向をX軸方向、水平面内でX軸方向と直交する部品実装装置の前後方向をY軸方向とする。
部品実装装置200は、2つの基板21及び基板22に対して部品を実装する2つの実装ユニット210a、210bと、2つの基板を搬送する搬送装置220とを備えている。
2つの実装ユニット210a、210bは、お互いが協調し、基板21及び基板22に対して実装作業を行う。
また、実装ユニット210aと実装ユニット210bはそれぞれ同様の構成を有している。つまり、実装ユニット210aは、部品供給部211a、装着ヘッド213a及び部品認識カメラ(図示せず)を備えている。同様に、実装ユニット210bは、部品供給部211b、装着ヘッド213b及び部品認識カメラ(図示せず)を備えている。
ここで、実装ユニット210aの詳細な構成について説明する。なお、実装ユニット210bの詳細な構成の説明については、実装ユニット210aと同様であるため、省略する。
部品供給部211aは、部品テープを収納する複数の部品カセット212aの配列からなる。なお、部品テープとは、例えば、同一部品種の複数の部品がテープ(キャリアテープ)上に並べられたものであり、リール等に巻かれた状態で供給される。また、部品テープに並べられる部品は、例えばチップ等であって、具体的には大きさが0.4mm×0.2mmの0402チップ部品や大きさが1.0mm×0.5mmの1005チップ部品などである。
装着ヘッド213aは、例えば最大10個の吸着ノズルを備えることができ、部品供給部211aから最大10個の部品を吸着して、基板21及び基板22に装着することができる。
図3は、本実施の形態1に係る部品実装装置200の装着ヘッド213aと部品カセット212aとを示す模式図である。
上述のように、装着ヘッド213aには、例えば最大10個の吸着ノズルnzを取り付けることが可能である。10個の吸着ノズルnzが取り付けられた装着ヘッド213aは、最大10個の部品カセット212aのそれぞれから部品を同時に(1回の上下動作で)吸着することができる。
このような部品実装装置200の実装ユニット210aは、装着ヘッド213aを部品供給部211aに移動させて、部品供給部211aから供給される部品をその装着ヘッド213aに吸着させる。そして、実装ユニット210aは、装着ヘッド213aを例えば基板21に移動させて、吸着している全ての部品を基板21の実装点に順次装着させる。実装ユニット210aは、このような装着ヘッド213aによる吸着、移動、及び装着という動作を繰り返し実行することにより、予め定められた全ての部品を基板21に実装する。同様に、実装ユニット210aは、予め定められた全ての部品を基板22に実装する。
また、実装ユニット210bも、実装ユニット210aと同様に、装着ヘッド213bによる吸着、移動、及び装着という動作を繰り返し実行することにより、予め定められた全ての部品を基板21及び基板22に実装する。
そして、実装ユニット210a及び実装ユニット210bはそれぞれ、相手の実装ユニットが部品を装着しているときには、部品供給部から部品を吸着し、逆に、相手の実装ユニットが部品供給部から部品を吸着しているときには、部品を装着するように、基板21及び基板22に対する部品の実装を交互に行う。すなわち、部品実装装置200はいわゆる交互打ちの部品実装装置として構成されている。
図2に戻り、搬送装置220は、複数の基板を並行して搬送することができる搬送装置である。そして、搬送装置220は、部品が実装される複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを、基板の搬送方向と直交する前後方向に、並列に有している。
具体的には、搬送装置220は、基板21の前端部を支持するレール221a、基板21の後端部を支持するレール221b、基板22の前端部を支持するレール222a、基板22の後端部を支持するレール222bを備えている。
そして、レール221a、レール221b、レール222a及びレール222bのそれぞれのレールは、基板の搬送方向であるX軸方向と平行になるように配置されている。つまり、搬送装置220は、レール221aとレール221bとで基板21を搬送し、レール222aとレール222bとで基板22を搬送する。
なお、4つのレール221a、221b、222a及び222bは、搬送する基板それぞれの下面部を支持して、それぞれのレールに沿って、基板を搬送する搬送ベルトあるいは搬送チェーン(図示せず)をそれぞれ備えた金属製のレールであるが、レールの材質及び形状は特に限定されず、樹脂製のレールなど基板を安定して搬送できるものであればどのような材質及び形状であってもよい。
次に、搬送装置220の構成について、詳細に説明する。
図4は、本実施の形態1に係る搬送装置220の構成を詳細に説明する図である。なお、同図は、図2に示された搬送装置220を右側(同図に示すX軸方向のプラス側)から見た図である。また、図4に示すY軸方向は、図2に示されたY軸方向と同方向であり、鉛直方向をZ軸方向とする。
図4に示すように、搬送装置220は、4つのレール221a、221b、222a及び222bの他に、4つのレール221a、221b、222a及び222bのそれぞれに対応する4つの移動機構231〜234を備えている。
移動機構231及び234のそれぞれは、制御装置100の指示に従って、レール221a及び222bを、部品実装装置200の前後方向(同図に示すY軸方向)に移動させる。また、移動機構232及び233のそれぞれは、制御装置100の指示に従って、レール221b及び222aを、上下方向(同図に示すZ軸方向)及び部品実装装置200の前後方向(同図に示すY軸方向)に移動させる。
つまり、移動機構231〜234は、基板の前後方向の長さに合わせて、当該基板を搬送するレールを前後方向に移動させる。また、移動機構232及び233は、レール221a及び222bで基板を搬送する場合に、レール221a及び222bの内側にあるレール221b及び222aを昇降させる。
そして、制御装置100の指示に従って、装着ヘッド213a及び装着ヘッド213bが交互に、それぞれ部品供給部211a及び部品供給部211bから部品を吸着し、基板に当該部品を装着する。
なお、移動機構231〜234は、レール221a〜222bを、前後方向又は上下方向に移動させることができれば、どのような機構であってもよいが、例えば、歯車、ウォームギヤ又はカム機構、ボールネジ、台形ネジ、エアシリンダーなどを備えており、当該レールを移動させる。
次に、制御装置100の構成について、詳細に説明する。
図5は、本実施の形態1に係る制御装置100の機能構成を示すブロック図である。
制御装置100は、部品実装装置200を制御するコンピュータである。なお、この制御装置100は、パーソナルコンピュータ等の汎用のコンピュータシステムがプログラムを実行することによって実現される。
同図に示すように、制御装置100は、演算制御部101、表示部102、入力部103、メモリ部104、プログラム格納部105、通信I/F(インターフェース)部106及びデータベース部107を備えている。
演算制御部101は、CPU(Central Processing Unit)や数値プロセッサ等であり、オペレータからの指示等に従って、プログラム格納部105からメモリ部104に必要なプログラムをロードして実行し、その実行結果に従って、各構成要素102〜107を制御する。
表示部102は、CRT(Cathode−Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等であり、入力部103はキーボードやマウス等であり、これらは、演算制御部101による制御の下で、部品実装装置200に指示を与える等のために用いられる。
通信I/F部106は、LAN(Local Area Network)アダプタ等であり、制御装置100と部品実装装置200との通信等に用いられる。メモリ部104は、演算制御部101による作業領域を提供するRAM(Random Access Memory)等である。
プログラム格納部105は、制御装置100の機能を実現する各種プログラムを記憶しているハードディスク等である。プログラムは、部品実装装置200に指示を与えるためのプログラムであり、機能的に(演算制御部101によって実行された場合に機能する処理部として)、レール移動部105a及び制御部105bを備えている。
レール移動部105aは、搬送装置220に搬送される1以上の基板に2つの装着ヘッド213a、213bが部品を実装する領域である実装領域の前後方向の中心が、2つの部品供給部211a、211bからの前後方向の距離が等しい位置である2つの部品供給部211a、211bの中間位置に位置するように、レールを配置する。ここで、中間位置の定義の範囲は、実質的に中間の位置であればよく、例えば前後方向で±10%の範囲まで含むものとする。
また、レール移動部105aは、2以上の基板が並行して搬送される場合に、2以上の基板上の部品を実装する領域を少なくとも含む実装領域の大きさが小さくなるように、2以上の基板を前後方向に互いに近付けて配置するとともに、実装領域の前後方向の中心が2つの部品供給部211a、211bの中間位置に位置するように、レールを配置する。
具体的には、レール移動部105aは、基板を搬送する複数のレールのうち少なくとも2つのレールを前後方向に移動させることで、レールを配置する。さらに具体的には、レール移動部105aは、移動機構231〜234に、レール221a〜222bを移動させる。
ここで、実装領域について、以下に詳細に説明する。
図6A及び図6Bは、本実施の形態1に係る実装領域を説明する図である。
実装領域とは、2つの装着ヘッド213a、213bが交互に部品を基板に実装する、1又は並行して搬送される2以上の基板上における部品を実装する領域を含む領域である。
具体的には、図6Aに示すように、1組のレール221a及び221bにより1つの基板23が搬送される場合は、実装領域は、2つの装着ヘッド213a、213bが部品を実装する当該1つの基板23上の領域Pである。つまり、領域Pは、基板23上の全ての実装点を包含する最小の領域である。
なお、基板23上の一部の実装点を包含する領域を実装領域としてもよいし、実装点の位置に関わらず、基板23上の全ての領域を実装領域としてもよい。
また、2組以上のレールにより2以上の基板が並行して搬送される場合は、実装領域は、当該2以上の基板上の領域を含む領域である。
具体的には、図6Bに示すように、レール221a及び221bとレール222a及び222bの2組のレールにより、2つの基板24及び25が並行して搬送される場合は、実装領域は、部品が実装される当該2つの基板24及び25上の領域を含む領域Qである。つまり、領域Qは、基板24及び25上の全ての実装点を包含する最小の領域である。
なお、基板24及び25上の一部の実装点を包含する領域を実装領域としてもよいし、実装点の位置に関わらず、基板24及び25上の全ての領域を含む最小の領域を実装領域としてもよい。
また、実装領域の前後方向の中心とは、ここでは、実装領域の前後方向の長さの中心位置である。なお、中心位置とは実質的な中心位置を言い、例えば、前後方向で±10%の範囲まで含むものとする。
なお、実装領域の前後方向の中心は、実装領域内の一部又は全部の実装点の前後方向の座標を平均した位置又は、実装領域に予め定められた部品を実装する実装時間が最短になる場合に2つの部品供給部211a及び211bの前後方向の中間位置に配置される実装領域内の位置であってもよい。なお、この場合、例えば、2つの装着ヘッドが基板に交互に部品を実装する際の実装時間が大きく変らない位置であれば良く、例えば前後方向で±10%の範囲まで含むものとする。
図5に戻り、制御部105bは、2つの装着ヘッド213a、213bに、実装領域に交互に部品を実装させる。
データベース部107は、この制御装置100による部品実装装置200への指示等に用いられるデータであるNCデータ107a及び決定レールデータ107b等を記憶するハードディスク等である。
図7A及び図7Bは、それぞれ、NCデータ107a及び決定レールデータ107bの一例を示す図である。
図7Aは、本実施の形態1に係るNCデータ107aの一例を示す図である。
NCデータ107aは、実装の対象となる全ての部品の実装点を示す情報の集まりである。1つの実装点piは、部品種ci、X座標xi、Y座標yi、制御データφi、および実装角度θiからなる。ここで、部品種は、実装される部品の部品名に相当し、X座標及びY座標は、実装点の座標(基板上の特定位置を示す座標)であり、制御データは、その部品の実装に関する制約情報(使用可能な吸着ノズルnzのタイプ、装着ヘッドの最高移動加速度等)を示す。実装角度θiは、部品種ciの部品を吸着したノズルが回転すべき角度を示す。なお、最終的に求めるべきNC(Numeric Control)データとは、ラインタクトが最小となるような実装点の並びである。
図7Bは、本実施の形態1に係る決定レールデータ107bの一例を示す図である。
決定レールデータ107bは、基板種に対応する搬送レール及び内側レールに関する情報の集まりである。この決定レールデータ107bは、「基板種」、「搬送レール」及び「内側レール」などからなる。
つまり、「基板種」は、搬送される基板の種類であり、「搬送レール」は、「基板種」の基板を搬送するために用いられる2つのレールである。また、「内側レール」は、「搬送レール」で示された2つのレールの間に配置されるレールである。
例えば、基板種S2の基板を搬送するためには、レールR1及びレールR4が用いられ、その場合の内側レールは、レールR2及びレールR3である。また、基板種S3の基板を2枚搬送するためには、レールR1及びレールR2と、レールR3及びレールR4とが用いられ、この場合は、内側レールは「無し」である。
レール移動部105aは、この決定レールデータ107bを参照して、移動させるレールを決定し、移動機構231〜234に、レール221a〜222bを移動させる。
なお、決定レールデータ107bの基板種に対応する搬送レール及び内側レールは、予め定められていてもよいし、オペレータのデータ入力により更新されることにしてもよいし、レール移動部105aが、基板種に応じた搬送レール及び内側レールを算出し、更新することにしてもよい。
次に、制御装置100が行う処理について、説明する。
図8は、本実施の形態1に係る制御装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
同図に示すように、まず、レール移動部105aは、決定レールデータ107bを参照して、レール情報を取得する(S102)。ここで、レール情報とは、搬送レール、及び内側レールが有れば、内側レールである。
そして、レール移動部105aは、内側レールの有無を判断する(S104)。
レール移動部105aは、内側レールが無いと判断した場合(S104でNO)、搬送装置220が複数の基板を並行して搬送するか否かを判断する(S108)。
レール移動部105aは、搬送装置220が複数の基板を並行して搬送しないと判断した場合は(S108でNO)、実装領域の前後方向の中心が、2つの部品供給部211a及び211bの中間位置に位置するように、レールを配置する(S112)。
また、レール移動部105aは、搬送装置220が複数の基板を並行して搬送すると判断した場合は(S108でYES)、実装領域の大きさが小さくなるように、当該複数の基板を互いに近付けて配置するとともに(S110)、実装領域の前後方向の中心が2つの部品供給部211a及び211bの中間位置に位置するように、レールを配置する(S112)。
そして、制御部105bは、2つの装着ヘッド213a及び213bが、実装領域に交互に部品を実装するように、2つの装着ヘッド213a及び213bの動きを制御する(S114)。
また、レール移動部105aは、内側レールが有ると判断した場合(S104でYES)、当該内側レールを下降させる(S106)。つまり、レール移動部105aは、内側レールで基板の下面部を下方から支持する位置で、内側レールを下降させる。
そして、レール移動部105aは、レールを配置する処理(S108〜S112)により、基板を搬送する2つのレールで内側レールを跨ぎ、内側レールで基板の下面部を下方から支持可能に基板を配置するように、基板を搬送する2つのレールを配置する。
そして、制御部105bは、レール移動部105aにより上昇される内側レールで基板の下面部を下方から支持した状態で、2つの装着ヘッド213a及び213bが、実装領域に交互に部品を実装するように、2つの装着ヘッド213a及び213bの動きを制御する(S114)。
以上により、制御装置100が行う処理は、終了する。
次に、制御装置100が行う処理について、さらに詳細に説明する。
図9A〜図11Bは、本実施の形態1に係る制御装置100が行う処理を説明する図である。
具体的には、図9A及び図9Bは、内側レールが無く(図8のS104でNO)、かつ複数の基板が並行して搬送されない場合(図8のS108でNO)での、制御装置100が行う処理を説明する図である。
まず、レール移動部105aは、決定レールデータ107bを参照して、レール情報を取得する(図8のS102)。具体的には、図9Aに示すように、レール移動部105aは、搬送レールとして、基板23を搬送するレール221a及びレール221bを取得する。なお、レール移動部105aは、内側レールは「無し」として、レール情報を取得する。
そして、レール移動部105aは、内側レールの有無を判断し(図8のS104)、内側レールが無いと判断する(図8のS104でNO)。このため、レール移動部105aは、搬送装置220が複数の基板を並行して搬送するか否かを判断する(図8のS108)。
そして、搬送装置220が1つの基板23を搬送するため、レール移動部105aは、搬送装置220が複数の基板を並行して搬送しないと判断する(図8のS108でNO)。このため、レール移動部105aは、実装領域の前後方向の中心が、2つの部品供給部211a及び211bの中間位置に位置するように、レールを配置する(図8のS112)。
具体的には、レール移動部105aは、基板23の前後方向の長さの中心位置が2つの部品供給部211a及び211bの中間位置まで移動するように、移動機構231及び232に、レール221a及び221bのそれぞれを前後方向(同図に示すY軸方向)に移動させる。
また、レール移動部105aは、レール222a及び222bがレール221a及び221bに干渉しないように、移動機構233及び234に、レール222a及び222bのそれぞれを前後方向に移動させる。
このように、レール移動部105aは、移動機構231〜234の4つの移動機構を独立して制御する4軸独立制御を行う。
そして、制御部105bは、2つの装着ヘッド213a及び213bが、基板23上の実装領域に交互に部品を実装するように、2つの装着ヘッド213a及び213bの動きを制御する(図8のS114)。
また、図9Bに示すように、レール移動部105aは、搬送レールとして、基板23を搬送するレール221b及びレール222aを取得し、内側レールは「無し」として、レール情報を取得する(図8のS102)。なお、レール221b及びレール222aは、前後のいずれの側でも基板を搬送することができるように、前後両側に搬送ベルトを備えている。
そして、レール移動部105aは、内側レールが無いと判断し(図8のS104でNO)、かつ、搬送装置220が複数の基板を並行して搬送しないと判断する(図8のS108でNO)ため、実装領域の前後方向の中心が、2つの部品供給部211a及び211bの中間位置に位置するように、レールを配置する(図8のS112)。
つまり、レール移動部105aは、基板23の前後方向の長さの中心位置が2つの部品供給部211a及び211bの中間位置まで移動するように、移動機構232及び233に、レール221b及び222aのそれぞれを前後方向(同図に示すY軸方向)に移動させる。ここで、移動機構232及び233は、部品供給部211a及び211bの中間位置から均等に前後方向に移動する1軸の制御機構であるとする。
また、レール移動部105aは、レール221a及び222bがレール221b及び222aに干渉しないように、移動機構231及び234に、レール221a及び222bのそれぞれを前後方向に移動させる。
このように、レール移動部105aは、移動機構232及び233を制御する機構、移動機構231を制御する機構、及び移動機構234を制御する機構の3つの機構を独立して制御する3軸独立制御を行う。
そして、制御部105bは、2つの装着ヘッド213a及び213bが、基板23上の実装領域に交互に部品を実装するように、2つの装着ヘッド213a及び213bの動きを制御する(図8のS114)。
また、図10A及び図10Bは、内側レールが無く(図8のS104でNO)、かつ複数の基板が並行して搬送される場合(図8のS108でYES)での、制御装置100が行う処理を説明する図である。
まず、レール移動部105aは、決定レールデータ107bを参照して、レール情報を取得する(図8のS102)。具体的には、図10Aに示すように、レール移動部105aは、搬送レールとして、基板24を搬送するレール221a及びレール221bと、基板25を搬送するレール222a及びレール222bとを取得する。なお、レール移動部105aは、内側レールは「無し」として、レール情報を取得する。
そして、レール移動部105aは、内側レールの有無を判断し(図8のS104)、内側レールが無いと判断する(図8のS104でNO)。このため、レール移動部105aは、搬送装置220が複数の基板を並行して搬送するか否かを判断する(図8のS108)。
そして、搬送装置220が2つの基板24及び基板25を搬送するため、レール移動部105aは、搬送装置220が複数の基板を並行して搬送すると判断する(図8のS108でYES)。
このため、レール移動部105aは、実装領域の大きさが小さくなるように、当該複数の基板を前後方向に互いに近付けて配置するとともに(図8のS110)、実装領域の前後方向の中心が2つの部品供給部211a及び211bの中間位置に位置するように、レールを配置する(図8のS112)。
具体的には、レール移動部105aは、基板24と基板25とが近付いて配置され、基板24及び基板25で構成される実装領域の前後方向の長さの中心位置が2つの部品供給部211a及び211bの中間位置まで移動するように、移動機構231〜234に、レール221a〜222bのそれぞれを前後方向(同図に示すY軸方向)に移動させる。
なお、ここでの実装領域の前後方向の中心位置とは、基板24及び基板25を1枚の基板とみなした場合の、当該1枚の基板上の実装領域の前後方向の長さの中心位置である。つまり、同図に示すように、基板24と基板25の前後方向の長さが同じ場合は、基板24と基板25との前後方向の中心位置が、当該実装領域の前後方向の中心位置である。
ここで、レール222b及び222aが固定されている場合は、レール移動部105aは、移動機構231及び234の2つの移動機構を独立して制御する2軸独立制御を行う。
そして、制御部105bは、2つの装着ヘッド213a及び213bが、基板24及び基板25上の実装領域に交互に部品を実装するように、2つの装着ヘッド213a及び213bの動きを制御する(図8のS114)。
なお、図10Bに示すように、実装領域の前後方向の中心位置は、並行して搬送される2以上の基板のうちの前後方向の長さが最大の基板の前後方向の長さの中心位置であってもよい。つまり、基板24が基板25よりも前後方向の長さが長いので、実装領域の前後方向の中心位置は、基板24の前後方向の長さの中心位置である。
このため、レール移動部105aは、基板24と基板25とが近付いて配置され、基板24の前後方向の長さの中心位置が2つの部品供給部211a及び211bの中間位置まで移動するように、移動機構231〜234に、レール221a〜222bのそれぞれを前後方向に移動させる。
なお、実装領域の前後方向の中心位置は、並行して搬送される2以上の基板のうちの実装点数が最大の基板の一部又は全部の実装点の前後方向の座標を平均した位置であってもよい。
これにより、レール移動部105aが、搬送する基板の大きさや実装点数などに応じて、適切にレールを配置することができる。
また、図11A及び図11Bは、内側レールが有り(図8のS104でYES)、かつ複数の基板が並行して搬送されない場合(図8のS108でNO)での、制御装置100が行う処理を説明する図である。
まず、レール移動部105aは、決定レールデータ107bを参照して、レール情報を取得する(図8のS102)。具体的には、図11Aに示すように、レール移動部105aは、搬送レールとして、基板26を搬送するレール221a及びレール222bを取得する。また、レール移動部105aは、内側レールとして、レール221a及びレール221bの間に配置されるレール221b及びレール222aを取得する。
そして、レール移動部105aは、内側レールの有無を判断し(図8のS104)、内側レールが有ると判断する(図8のS104でYES)ため、内側レールであるレール221b及びレール222aを下降させる(図8のS106)。そして、レール移動部105aは、搬送装置220が複数の基板を並行して搬送するか否かを判断する(図8のS108)。
そして、搬送装置220が1つの基板23を搬送するため、レール移動部105aは、搬送装置220が複数の基板を並行して搬送しないと判断する(図8のS108でNO)。このため、レール移動部105aは、実装領域の前後方向の中心が、2つの部品供給部211a及び211bの中間位置に位置するように、レールを配置する(図8のS112)。
具体的には、レール移動部105aは、基板26の前後方向の長さの中心位置が2つの部品供給部211a及び211bの中間位置まで移動するように、移動機構231及び234に、レール221a及び222bのそれぞれを前後方向(同図に示すY軸方向)に移動させる。ここで、移動機構231及び234は、部品供給部211a及び211bの中間位置から均等に前後方向に移動する1軸の制御機構であるとする。
このように、レール移動部105aは、移動機構231及び234を制御する機構、及び移動機構232及び233を下降させる機構の2つの機構を独立して制御する2軸独立制御を行う。
そして、制御部105bは、2つの装着ヘッド213a及び213bが、基板26上の実装領域に交互に部品を実装するように、2つの装着ヘッド213a及び213bの動きを制御する(図8のS114)。
また、図11Bに示すように、内側レールであるレール221b及び222aの上部に、基板26の下面部を下方から支持するサポートピン241及び242が配置されてもよい。
つまり、レール移動部105aは、移動機構232及び233に、サポートピン241及び242で基板26の下面部を下方から支持する位置で、内側レールであるレール221b及び222aを下降させる。
そして、レール移動部105aは、レール221a及び222bで内側レールであるレール221b及び222aを跨ぎ、サポートピン241及び242で基板26の下面部を下方から支持可能に基板26を配置するように、基板を搬送する2つのレールを配置する。
そして、制御部105bは、移動機構232及び233により上昇される内側レールに配置されたサポートピン241及び242で基板26の下面部を下方から支持した状態で、2つの装着ヘッド213a及び213bが、基板26上の実装領域に交互に部品を実装するように、2つの装着ヘッド213a及び213bの動きを制御する(図8のS114)。
以上のように、本実施の形態1に係る部品実装装置200によれば、実装領域の前後方向の中心が2つの部品供給部211a及び211bの中間位置に位置するようにレールを配置して、当該実装領域に交互に部品を実装する。これにより、2つの部品供給部211a及び211bから実装領域までの距離が等しくなる。つまり、2つの装着ヘッド213a及び213bが部品供給部211a及び211bから部品を吸着して基板に装着するまでの距離が同等になるため、基板に交互に部品を実装する際に、装着ヘッドの待ち時間が低減される。このため、複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを備えながら、基板に交互に部品を実装する際の実装時間のロスを低減することができる。
また、2以上の基板が並行して搬送される場合に、実装領域の大きさが小さくなるように、当該2以上の基板を前後方向に互いに近付けて配置するとともに、実装領域の前後方向の中心が2つの部品供給部211a及び211bの中間位置に位置するようにレールを配置する。つまり、実装領域を部品供給部211a及び211bの中間位置に集めることで、実装領域のうち、2つの装着ヘッド213a及び213bが部品供給部211a及び211bから部品を吸着して基板に装着するまでの距離が異なる領域が低減される。このため、基板に交互に部品を実装する際に、装着ヘッドの待ち時間が低減される。
また、基板を搬送する複数のレールのうち少なくとも1つのレールを前後方向に移動させることで、レールを配置する。このため、レールを前後方向に移動させることで、レールを配置することができ、基板に交互に部品を実装する際の実装時間のロスを低減することができる。
また、内側レールを昇降させて、2つのレールで内側レールを跨いで基板を配置するように、レールを配置する。このため、内側レールを下降させることで、レールを配置することができる。
また、移動機構により内側レールを下降させて、サポートピンで基板を支持するように、レールを配置する。つまり、サポートピンで基板を下方から支持した状態で、実装領域に部品を実装することができる。このため、基板を下方から支持するサポートとして、内側レールを活用することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2では、搬送装置220は、さらに、基板を搬入及び搬出する前後方向に移動可能なコンベアを備える。以下に、詳細に説明する。
図12は、本実施の形態2に係る部品実装装置200の内部の主要な構成を示す平面図である。ここで、図2と同様に、基板の搬送方向をX軸方向、水平面内でX軸方向と直交する部品実装装置200の前後方向をY軸方向とする。
同図に示すように、部品実装装置200は、図2と同様に、2つの実装ユニット210a、210bと、搬送装置220とを備えており、搬送装置220は、レール221a〜222bに加えて、搬入コンベア223及び搬出コンベア224を備えている。ここで、搬入コンベア223及び搬出コンベア224以外は、図2での説明と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、請求の範囲に記載の「基板搬出入コンベア」は、搬入コンベア223及び搬出コンベア224に相当する。
搬入コンベア223は、搬送する複数の基板のうちの一の基板を搬送する2つのレールに、当該一の基板を搬入する、前後方向に移動可能なコンベアである。つまり、搬入コンベア223は、前後方向に移動して、レール221a及び221bに基板21を搬入し、また、レール222a及び222bに基板22を搬入する。
搬出コンベア224は、搬送する複数の基板のうちの一の基板を搬送する2つのレールから、当該一の基板を搬出する、前後方向に移動可能なコンベアである。つまり、搬出コンベア224は、前後方向に移動して、レール221a及び221bから基板21を搬出し、また、レール222a及び222bから基板22を搬出する。
図13は、本実施の形態2に係る制御装置100の機能構成を示すブロック図である。
同図に示すように、制御装置100は、図5に示された実施の形態1に係る制御装置100の機能構成に加えて、プログラム格納部105にコンベア移動部105cを備えている。なお、その他の構成については、図5での説明と同様であるため、詳細な説明は省略する。
コンベア移動部105cは、制御部105bによって、一の基板と異なる他の基板の実装領域に部品が実装されている間に、搬入コンベア223を前後方向に移動させることで、搬入コンベア223に一の基板を搬入させる。また、コンベア移動部105cは、制御部105bによって、一の基板と異なる他の基板の実装領域に部品が実装されている間に、搬出コンベア224を前後方向に移動させることで、搬出コンベア224に一の基板を搬出させる。
次に、制御装置100が行う処理について、説明する。
図14は、本実施の形態2に係る制御装置100の動作の一例を示すフローチャートである。また、図15は、本実施の形態2に係る制御装置100の動作の一例を説明する図である。
図14に示すように、まず、レール移動部105aは、基板種がAの基板21(以下、A基板という)の実装領域の前後方向の中心を、2つの部品供給部211a及び211bの中間位置に配置する(S202)。この実装領域の前後方向の中心を配置する処理の詳細については、実施の形態1での説明(図8のS102〜S112)と同様であるため、詳細は省略する。
そして、制御部105bによって、A基板の実装領域に部品が実装されている間に、コンベア移動部105cは、搬入コンベア223に基板種がBの基板22(以下、B基板という)を搬入させる(S204)。
具体的には、図15の(a)に示すように、レール移動部105aは、A基板である基板A1の実装領域の前後方向の中心を、部品供給部211a及び211bの中間位置に配置する。そして、制御部105bによって、基板A1の実装領域に部品が実装されている間に、コンベア移動部105cは、搬入コンベア223にB基板である基板B1を搬入させる。
図14に戻り、次に、全てのA基板及びB基板に部品が実装されるまで、以下の処理が繰り返し行われる(ループ1:S206〜S228)。
まず、レール移動部105aは、B基板の実装領域の前後方向の中心を、部品供給部211a及び211bの中間位置に配置する(S208)。
そして、制御部105bは、B基板への部品の実装を開始する(S210)。
そして、コンベア移動部105cは、A基板を搬入及び搬出することができるように、搬入コンベア223及び搬出コンベア224を、前後方向に移動させる(S212)。
具体的には、図15の(b)に示すように、レール移動部105aは、基板B1の実装領域の前後方向の中心を、部品供給部211a及び211bの中間位置に配置する。そして、制御部105bは、基板B1への部品の実装を開始する。
そして、コンベア移動部105cは、基板A1を搬出することができるように、搬出コンベア224を前後方向に移動させるとともに、基板A1の次の基板種がAの基板である基板A2を搬入することができるように、搬入コンベア223を前後方向に移動させる。
図14に戻り、次に、コンベア移動部105cは、部品の実装が終了したA基板を搬出するとともに、次のA基板を搬入する(S214)。
具体的には、図15の(c)に示すように、コンベア移動部105cは、搬出コンベア224に基板A1を搬出させるとともに、搬入コンベア223に、基板A1の次の基板である基板A2を搬入させる。
図14に戻り、制御部105bは、B基板への部品の実装を終了する(S216)。
そして、レール移動部105aは、A基板の実装領域の前後方向の中心を、部品供給部211a及び211bの中間位置に配置する(S218)。
そして、制御部105bは、A基板への部品の実装を開始する(S220)。
そして、コンベア移動部105cは、B基板を搬入及び搬出することができるように、搬入コンベア223及び搬出コンベア224を、前後方向に移動させる(S222)。
具体的には、図15の(d)に示すように、レール移動部105aは、基板A2の実装領域の前後方向の中心を、部品供給部211a及び211bの中間位置に配置する。そして、制御部105bは、基板A2への部品の実装を開始する。
そして、コンベア移動部105cは、基板B1を搬出することができるように、搬出コンベア224を前後方向に移動させるとともに、基板B1の次の基板種がBの基板である基板B2を搬入することができるように、搬入コンベア223を前後方向に移動させる。
図14に戻り、次に、コンベア移動部105cは、部品の実装が終了したB基板を搬出するとともに、次のB基板を搬入する(S224)。
具体的には、図15の(e)に示すように、コンベア移動部105cは、搬出コンベア224に基板B1を搬出させるとともに、搬入コンベア223に、基板B1の次の基板である基板B2を搬入させる。
図14に戻り、制御部105bは、A基板への部品の実装を終了する(S226)。
以上のように、全てのA基板及びB基板に部品が実装されれば(ループ1:S206〜S228)、制御装置100が行う処理は終了する。
つまり、基板に部品を実装している間に、コンベアを前後方向に移動させて、並行して搬送される別の基板を、コンベアに搬入又は搬出させる。これにより、基板に部品を実装している間に別の基板を搬入又は搬出させることができるので、搬入又は搬出を行うための時間のロスを低減することができる。このため、搬入又は搬出の時間のロスを低減しつつ、基板に交互に部品を実装する際の実装時間のロスを低減することができる。
以上、本発明に係る部品実装装置200について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
つまり、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、本実施の形態では、部品実装装置200は、同じレールには同一種類の基板を搬送して部品を実装することとした。しかし、部品実装装置200は、異なる基板種の基板を交互に搬送して部品を実装することにしてもよい。例えば、表裏で基板種が異なる基板の表裏を実装する場合、当該基板の表と裏とを交互に実装することで、中間在庫を減少させることができる。
また、本実施の形態では、搬送装置220は、2つの基板を並行して搬送することができる2組のレールを備えることとしたが、搬送装置220は、3組以上のレールを備えることにしてもよい。
また、本実施の形態では、制御装置100は、移動機構に、内側レールを下降させることとした。しかし、内側レールは、オペレータによる手作業で、下降することにしてもよい。
また、本実施の形態では、レール移動部105aは、決定レールデータ107bを参照して、レール情報を取得することとした。しかし、レール移動部105aは、オペレータのデータ入力によりレール情報を取得することにしてもよい。
また、本実施の形態では、制御装置100は、搬送される基板の種類と、基板を搬送する搬送レールと内側レールとが対応付けられた決定レールデータ107bを記憶していることとした。しかし、制御装置100は、搬送される基板の幅と、搬送レールと内側レールとが対応付けられた決定レールデータ107bを記憶していることにしてもよい。
また、本実施の形態では、レール移動部105aが、レールを前後方向(図3に示されたY軸方向)に移動させることで、実装領域の前後方向の中心が、2つの部品供給部211a、211bの中間位置に位置するように、レールを配置することとした。しかし、レールを前後方向に移動させなくとも、実装領域の前後方向の中心を当該中間位置に位置させることができるのであれば、レールは前後方向に移動しないことにしてもよい。
また、本実施の形態では、レール移動部105aは、実装領域の前後方向の中心が、2つの部品供給部211a、211bからの前後方向の距離が等しい位置である2つの部品供給部211a、211bの中間位置に位置するようにレールを配置することとした。つまり、2つの部品供給部211a、211bの中間位置は、2つの部品供給部211a、211b間の長さの前後方向の中心位置であることとした。しかし、2つの部品供給部211a、211bの中間位置の定義は、実装領域内の実装点数の前後方向の平均位置であることにしてもよい。なお、当該平均位置は、例えば、前後方向で±10%の範囲まで含むものとする。
また、本実施の形態では、部品実装装置200は、交互打ちの部品実装装置であることとした。しかし、部品実装装置200は、常に交互打ちを行う必要はなく、必要な場合にのみ交互打ちを行う部品実装装置であればよい。
また、本発明は、このような部品実装装置200として実現することができるだけでなく、部品実装装置200が備える搬送装置220としても実現することができる。また、制御装置100が行う処理をステップとする部品実装方法として実現することもでき、そのような特徴的なステップをコンピュータに実行させるプログラムや集積回路として実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体及びインターネット等の伝送媒体を介して流通させることができるのは言うまでもない。
本発明は、複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを備えている部品実装装置に適用でき、特に、基板に交互に部品を実装する際の実装時間のロスを低減することができる部品実装装置等に適用できる。
10 部品実装システム
20〜26、31〜33 基板
100 制御装置
101 演算制御部
102 表示部
103 入力部
104 メモリ部
105 プログラム格納部
105a レール移動部
105b 制御部
105c コンベア移動部
106 通信I/F部
107 データベース部
107a NCデータ
107b 決定レールデータ
200、1000 部品実装装置
210a、210b 実装ユニット
211a、211b、311a、311b 部品供給部
212a、212b 部品カセット
213a、213b、313a、313b 装着ヘッド
220 搬送装置
221a、221b、222a、222b、315a、315b、316a、316b レール
223 搬入コンベア
224 搬出コンベア
231、232、233、234 移動機構
241、242 サポートピン
300 印刷装置
315、316 搬送レーン
400 検査装置
500 接着剤塗布装置
600 リフロー炉

Claims (10)

  1. 部品が実装される複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを、基板の搬送方向と直交する前後方向に、並列に有する搬送装置と、前記搬送装置に搬送されるそれぞれの基板に交互に部品を実装可能な2つの装着ヘッドと、前記搬送装置を挟んで前記前後方向に配置され前記2つの装着ヘッドに部品をそれぞれ供給する2つの部品供給部とを備える部品実装装置が部品を基板に実装する部品実装方法であって、
    前記搬送装置に搬送される1以上の基板に前記2つの装着ヘッドが部品を実装する領域である実装領域の前記前後方向の中心が、前記2つの部品供給部からの前記前後方向の距離が等しい位置である前記2つの部品供給部の中間位置に位置するように、前記レールを配置する配置ステップと、
    前記2つの装着ヘッドが、前記実装領域に交互に部品を実装する実装ステップと
    を含む部品実装方法。
  2. 前記配置ステップでは、2以上の基板が並行して搬送される場合に、部品が実装される前記2以上の基板上の領域を少なくとも含む前記実装領域の大きさが小さくなるように、前記2以上の基板を前記前後方向に互いに近付けて配置するとともに、前記実装領域の前記前後方向の中心が前記2つの部品供給部の中間位置に位置するように、前記レールを配置する
    請求項1に記載の部品実装方法。
  3. 前記配置ステップでは、基板を搬送する複数のレールのうち少なくとも2つのレールを前記前後方向に移動させることで、前記レールを配置する
    請求項1又は2に記載の部品実装方法。
  4. 前記部品実装方法は、さらに、基板を搬送する2つのレールの間に配置されるレールである内側レールを昇降させる昇降ステップを含み、
    前記配置ステップでは、前記2つのレールで前記内側レールを跨いで前記基板を配置するように、前記レールを配置する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の部品実装方法。
  5. 前記昇降ステップでは、前記内側レールで前記基板の下面部を下方から支持する位置で、前記内側レールを下降させ、
    前記配置ステップでは、前記内側レールで前記基板の下面部を下方から支持可能に前記基板を配置するように、基板を搬送する2つの前記レールを配置し、
    前記実装ステップでは、前記昇降ステップにより上昇される前記内側レールで前記基板の下面部を下方から支持した状態で、前記実装領域に交互に部品を実装する
    請求項4に記載の部品実装方法。
  6. 前記搬送装置は、さらに、搬送する複数の基板のうちの一の基板を搬送する2つのレールに前記一の基板を搬入し、又は前記2つのレールから前記一の基板を搬出する基板搬出入コンベアを有し、
    前記部品実装方法は、さらに、前記実装ステップで、前記一の基板と異なる他の基板の前記実装領域に部品を実装している間に、前記基板搬出入コンベアを前記前後方向に移動させることで、前記基板搬出入コンベアに、前記2つのレールに前記一の基板を搬入又は前記2つのレールから前記一の基板を搬出させる搬出入ステップを含む
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の部品実装方法。
  7. 前記実装領域は、前記2つの装着ヘッドが交互に部品を基板に実装する、1又は並行して搬送される2以上の基板上における部品を実装する領域を含み、 前記配置ステップでは、前記実装領域の前記前後方向の長さの中心位置、前記実装領域内の複数の実装点の前記前後方向の平均位置、前記実装領域に予め定められた部品を実装する実装時間が最短になる場合に前記2つの部品供給部の前記前後方向の中間位置に配置される前記実装領域内の位置、並行して搬送される前記2以上の基板のうちの前記前後方向の長さが最大の基板の前記前後方向の長さの中心位置、又は前記2以上の基板のうちで実装点数が最大の基板の実装点の前記前後方向の平均位置が、前記2つの部品供給部の中間位置に位置するように、基板を搬送する前記レールを配置する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の部品実装方法。
  8. 基板に部品を実装する部品実装装置であって、
    部品が実装される複数の基板を並行して搬送することができる複数のレールを、基板の搬送方向と直交する前後方向に、並列に有する搬送装置と、
    前記搬送装置に搬送されるそれぞれの基板に交互に部品を実装可能な2つの装着ヘッドと、
    前記搬送装置を挟んで前記前後方向に配置され、前記2つの装着ヘッドに部品をそれぞれ供給する2つの部品供給部と、
    前記搬送装置に搬送される1以上の基板に前記2つの装着ヘッドが部品を実装する領域である実装領域の前記前後方向の中心が、前記2つの部品供給部からの前記前後方向の距離が等しい位置である前記2つの部品供給部の中間位置に位置するように、前記レールを配置する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、さらに、2つの装着ヘッドに、前記実装領域に交互に部品を実装させる
    部品実装装置。
  9. さらに、
    基板を搬送する2つのレールの間に配置されるレールである内側レールの上部に配置され、前記基板の下面部を下方から支持するサポートピンと、
    前記サポートピンで前記基板の下面部を下方から支持する位置で、前記内側レールを昇降させる移動機構とを備え、
    前記制御装置は、
    前記2つのレールで前記内側レールを跨いで前記基板を配置するように、基板を搬送する前記2つのレールを配置し、
    前記2つの装着ヘッドに、前記移動機構により上昇される前記内側レールに配置された前記サポートピンで前記基板の下面部を下方から支持した状態で、前記実装領域に交互に部品を実装させる
    請求項8に記載の部品実装装置。
  10. 前記搬送装置は、さらに、搬送する複数の基板のうちの一の基板を搬送する2つのレールに前記一の基板を搬入し、又は前記2つのレールから前記一の基板を搬出する基板搬出入コンベアを有し、
    前記制御装置は、さらに、前記2つの装着ヘッドが、前記一の基板と異なる他の基板の前記実装領域に部品を実装している間に、前記基板搬出入コンベアを前記前後方向に移動させることで、前記基板搬出入コンベアに、前記2つのレールに前記一の基板を搬入又は前記2つのレールから前記一の基板を搬出させる
    請求項8又は9に記載の部品実装装置。
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