JP2014150137A - 部品実装装置、部品実装方法及びそのプログラム - Google Patents

部品実装装置、部品実装方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】初品チェックに多くの時間が費やされるのを回避する。
【解決手段】部品実装システムを構成する各部品実装機のCPUは、初品チェック処理ルーチンにおいて、実装しようとしているm番目の部品がエラー部品として登録されているか否かを判定し(ステップS205)、登録されていたならばそのm番目の部品の実装処理をスキップしてステップS230へ進み、登録されていなければm番目の部品の実装処理を実行する(ステップS210)。このため、同じ部品について、各工程でエラー部品であると判定されるまで実装処理を繰り返し実行することがなく、初品チェックに多くの時間が費やされるのを回避することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、部品実装装置、部品実装方法及びそのプログラムに関する。
従来、部品実装装置としては、第1〜第n部品実装機(nは2以上の整数)が上流側から昇順となるように配置された実装ラインを備えたものが知られている。第1〜第n部品実装機は、それぞれ第1〜第n工程を実施する。各部品実装機は、独立したコンベアベルトを備えている。各コンベアベルトは、基板を上流側の部品実装機から受け取り、下流側の部品実装機へ受け渡す。各部品実装機は、コンベアベルトが受け取った基板に対し、予め決められた部品を実装し、実装完了後、コンベアベルトを駆動して次の部品実装機へその基板を受け渡す。そして、第n部品実装機で部品の搭載が完了した基板は、完成品として第n部品実装機から外部へ排出される。こうした部品実装装置において、初めての部品を基板へ実装できるかの初品チェックを工程ごとつまり各部品実装機ごとに実行するものも知られている(特許文献1参照)。
特開2012−54463号公報
しかしながら、初品チェックを工程ごとに実行する場合、初品チェックに多くの時間が費やされることがあった。例えば、第1工程と第2工程とで同じ部品Aを基板に実装することになっている場合、まず第1工程で部品Aの初品チェックを実行し、次に第2工程でも部品Aの初品チェックを実行する。ここで、第1工程の初品チェックの結果、部品Aを吸着して基板上に搬送するときの速度が速すぎて途中で落下したためエラー部品と判定されたとする。エラー部品であるとの判定は、実装動作を所定回数リトライしても実装できなかったときに下される。第2工程でも部品Aの初品チェックが実行されるが、搬送するときの速度は同じデータを用いるため、やはりエラー部品と判定される。その際、第2工程でも部品Aにつき実装動作を所定回数リトライすることになる。このように、第1工程で部品Aがエラー部品であると判定されたあとも、第2工程で初品チェックが実行されて実装動作を所定回数リトライするため、初品チェックに多くの時間が費やされる。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、初品チェックに多くの時間が費やされるのを回避することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の部品実装装置は、
新たな生産計画に基づいて各部品を基板へ実装できるか否かの初品チェックを実行する部品実装装置であって、
前記初品チェックで前記基板へ実装できなかった部品をエラー部品として記憶する記憶手段と、
前記初品チェックにおいて実装しようとしている部品が前記記憶手段に前記エラー部品として記憶されているか否かを判定し、記憶されていたならば前記実装しようとしている部品の実装処理をスキップし、記憶されていなければ前記実装しようとしている部品の実装処理を実行するチェック実行手段と、
を備えたものである。
部品実装システム1の概略説明図。 部品実装機11の斜視図。 部品実装システム1の電気的な接続関係を表すブロック図。 初品チェック管理ルーチンのフローチャート。 第1〜第4部品実装機11a〜11dへ基板を供給する手順を示す説明図。 初品チェック処理ルーチンのフローチャート。 複数の回路基板96,97に実装可能な部品実装機91の斜視図。 第1〜第4部品実装機11a〜11dへ基板を供給する手順を示す説明図。
本発明の好適な実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は部品実装システム1の概略説明図、図2は部品実装機11の斜視図、図3は部品実装システム1の電気的な接続関係を表すブロック図である。なお、本実施形態において、左右方向(X軸)、前後方向(Y軸)及び上下方向(Z軸)は、図1及び図2に示した通りとする。
部品実装システム1は、実装ライン10と、管理コンピュータ80とを備えている。
実装ライン10は、第1〜第4工程をそれぞれ実施する第1〜第4部品実装機11a〜11dが上流から下流に向かって昇順となるように配置されたものである。第1〜第4工程は、いずれも電子部品(以下「部品」という)を回路基板16に実装する工程である。本実施形態では、第1〜第4部品実装機11a〜11dは、同じ構成であるため、図2では序数や符号末尾のアルファベットを省略し、単に部品実装機11として説明する。但し、以降の説明において、第1〜第4部品実装機11a〜11dの各構成要素については、符号末尾にa〜dを付すこととする。
部品実装機11は、図2に示すように、基台12と、基台12の上に設置された実装機本体14と、実装機本体14に装着されたリールユニット76とを備えている。
基台12は、直方体に形成された重量物であり、裏面の四隅には図示しないキャスタが取り付けられている。
実装機本体14は、基台12に対して交換可能に設置されている。この実装機本体14は、回路基板16を搬送する基板搬送装置18と、XY平面を移動可能なヘッド24と、ヘッド24に取り付けられZ軸へ移動可能な吸着ノズル40と、回路基板16に実装された部品を撮影するマークカメラ68と、吸着ノズル40に吸着された部品を撮影するパーツカメラ70と、ヘッド24に取り付け可能な複数種類の吸着ノズルをストックするノズルストッカ72と、各種制御を実行する制御装置74(図3参照)とを備えている。
基板搬送装置18は、図2の前後に間隔を開けて設けられ左右方向に延びる支持板20,20と、両支持板20,20の互いに対向する面に設けられたコンベアベルト22,22(図2では片方のみ図示)とを備えている。コンベアベルト22,22は、支持板20,20の左右に設けられた駆動輪及び従動輪に無端状となるように架け渡されている。回路基板16は、一対のコンベアベルト22,22の上面に乗せられて左から右へと搬送される。この回路基板16は、裏面側に多数立設された支持ピン23によって支持されている。
ヘッド24は、X軸スライダ26の前面に取り付けられている。X軸スライダ26は、前後方向にスライド可能なY軸スライダ30の前面に、左右方向にスライド可能となるように取り付けられている。Y軸スライダ30は、前後方向に延びる左右一対のガイドレール32,32にスライド可能に取り付けられている。なお、ガイドレール32,32は、部品実装機11の内部に固定されている。Y軸スライダ30の前面には、左右方向に延びる上下一対のガイドレール28,28が設けられ、このガイドレール28,28にX軸スライダ26が左右方向にスライド可能に取り付けられている。ヘッド24は、X軸スライダ26が左右方向に移動するのに伴って左右方向に移動し、Y軸スライダ30が前後方向に移動するのに伴って前後方向に移動する。なお、各スライダ26,30は、それぞれ駆動モータ261,301(図3参照)により駆動される。また、ヘッド24は、Z軸モータ34を内蔵し、Z軸に沿って延びるボールネジ36に取り付けられたホルダ50と一体化された吸着ノズル40の高さをZ軸モータ34によって調整する。
吸着ノズル40は、圧力を利用して、ノズル先端に部品を吸着したり、ノズル先端に吸着している部品を離したりするものである。この吸着ノズル40は、電磁弁62を介して真空ポンプ64及びエア配管66のいずれか一方に接続される。吸着ノズル40に部品を吸着するには、真空ポンプ64と吸着ノズル40とが連通するように電磁弁62を位置決めする。これにより、吸着ノズル40の内部は負圧になり、部品が吸着ノズル40の先端に吸着される。一方、部品を吸着ノズル40から外すには、エア配管66と吸着ノズル40とが連通するように電磁弁62を位置決めする。これにより、吸着ノズル40の内部は正圧になり、吸着ノズル40の先端に吸着された部品が外れる。また、吸着ノズル40は、内部の圧力を検出するノズル圧センサ42(図3参照)を備えている。
マークカメラ68は、X軸スライダ26の下端後方に固定されている。このマークカメラ68の撮像範囲は、マークカメラ68の下方である。マークカメラ68は、吸着ノズル40によって回路基板16に実装された部品を撮影し、その画像を制御装置74へ出力する。制御装置74は、マークカメラ68によって撮影された画像を予め記憶された正常な実装状態の画像と比較することにより、部品が正常に実装されたか否かを判定する。
パーツカメラ70は、基板搬送装置18の前側の支持板20の前方に配置されている。このパーツカメラ70の撮像範囲は、パーツカメラ70の上方である。部品を吸着した吸着ノズル40がパーツカメラ70の上方を通過する際、パーツカメラ70は吸着ノズル40に吸着された部品の状態を撮影し、その画像を制御装置74へ出力する。制御装置74は、パーツカメラ70によって撮影された画像を予め記憶された正常な吸着状態の画像と比較することにより、部品が正常に吸着されているか否かを判定する。
ノズルストッカ72は、複数種類の吸着ノズル40をストックするボックスである。吸着ノズル40は、ヘッド24のホルダ50に取り外し可能に装着されており、部品を搭載する回路基板16の種類や部品の種類に適したものに交換される。
制御装置74は、図3に示すように、CPU741を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶するROM742、各種データを記憶するHDD743、作業領域として用いられるRAM744、外部装置と電気信号のやり取りを行うための入出力インタフェース745などを備えており、これらはバス746を介して接続されている。この制御装置74は、基板搬送装置18、X軸スライダ26の駆動モータ261、Y軸スライダ30の駆動モータ301、ヘッド24のZ軸モータ34及び電磁弁62へ駆動信号を出力し、ノズル圧センサ42からの検出信号やマークカメラ68及びパーツカメラ70からの画像信号を入力する。また、制御装置74は、リールユニット76や管理コンピュータ80と双方向通信可能に接続されている。なお、各スライダ26,30には図示しない位置センサが装備されており、制御装置74はそれらの位置センサからの位置情報を入力しつつ、各スライダ26,30の駆動モータ261,301を制御する。
リールユニット76は、図2に示すように、複数のリール77を備え、実装機本体14の前側に着脱可能に取り付けられている。各リール77には、テープが巻き付けられ、テープの表面には、部品が長手方向に沿って保持されている。これらの部品は、テープの表面を覆うフィルムによって保護されている。こうしたテープは、リールから後方に向かって巻きほどかれ、フィーダ部78においてフィルムが剥がされて部品が露出した状態となる。
管理コンピュータ80は、図3に示すように、CPU801を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶するROM802、回路基板の生産計画や部品に固有のパーツデータを記憶するHDD803、作業領域として用いられるRAM804、外部装置と電気信号のやり取りを行うための入出力インタフェース805などを備えており、これらはバス806を介して接続されている。また、管理コンピュータ80は、入出力インタフェース805を介して、マウスやキーボードに代表される入力デバイス82から信号を入力可能であり、ディスプレイ84に種々の画像を出力可能なように接続されている。ここで、回路基板の生産計画とは、各部品実装機11a〜11dにおいてどの部品を回路基板へ実装するか、また、そのように実装した回路基板を何枚作製するかなどを定めた計画をいう。また、回路基板の生産計画には、回路基板の生産計画が更新されるごとに実行する初品チェックも組み込まれている。初品チェックとは、今回の生産計画を実行する前に、各部品を回路基板へ計画通りに実装できるかどうかをチェックする作業をいう。各部品を回路基板へ実装するには、各部品のパーツデータを参照する。パーツデータとは、各部品に固有のデータであり、例えば部品のサイズや吸着ノズルでその部品を吸着するときの吸着位置、吸着ノズルに吸着されたその部品を基板搬送装置で移動するときの移動速度などが含まれる。例えば、第1工程でも第4工程でも部品Aを実装する場合には、両工程で部品Aのパーツデータを共用する。
次に、本実施形態の部品実装システム1を用いて回路基板16に各種の部品を実装する手順について簡単に説明する。
管理コンピュータ80は、生産計画に基づいて第1〜第4部品実装機11a〜11dへ指令信号を送信する。第1〜第4部品実装機11a〜11dの各制御装置74a〜74dは、受信した指令信号にしたがって部品実装を実行する。
具体的には、図1に示す実装ライン10において、第1部品実装機11aへ供給された回路基板16は、部品実装の第1工程が実行され、その後、第1部品実装機11aから排出されて第2部品実装機11bへ送り込まれる。そして、第2部品実装機11bで回路基板16に対して部品実装の第2工程が実行され、その後、第2部品実装機11bから排出されて第3部品実装機11cへ送り込まれる。このようにして、回路基板16は第1〜第4部品実装機11a〜11dに昇順に順次送り込まれて、部品実装の第1〜第4工程が実行される。その後、第4部品実装機11dから全工程終了後の回路基板16が排出される。なお、実際に回路基板16に各種の部品を実装していく場合には、実装ライン10の上流側に図示しないハンダ塗布装置が配置され、実装ライン10の下流側に図示しないハンダリフロー装置が配置される。回路基板16は、ハンダ塗布装置によってハンダが塗布されたあと、第1〜第4工程が実行される。そして、部品実装の全工程が終了した後の回路基板16は、ハンダリフロー装置によってリフロー工程が実行される。
ここで、部品実装の工程について、図2の部品実装機11を用いて説明する。部品実装機11の制御装置74(図3参照)は、リールユニット76のリール77を回転駆動して、リール77に巻かれたテープを後方に向かって巻きほどき、フィーダ部78において部品がテープの表面に露出した状態とする。その後、制御装置74は、露出した部品の真上に吸着ノズル40が来るようにX軸スライダ26及びY軸スライダ30を制御する。続いて、制御装置74は、Z軸モータ34を制御してボールネジ36により吸着ノズル40を下降させ、吸着ノズル40と真空ポンプ64とが連通するように電磁弁62を制御する。すると、吸着ノズル40の先端に負圧が付与されるため、その先端に部品が吸着する。その後、制御装置74は、吸着ノズル40を上昇させ、部品が回路基板16の所定位置の真上に来るように各スライダ26,30を制御し、その位置で吸着ノズル40を下降させると共に吸着ノズル40に正圧を供給する。すると、部品が吸着ノズル40から離れ、回路基板16の所定位置にその部品が実装される。このようにして各部品を回路基板16上に実装していく。
次に、本実施形態の部品実装システム1において、新たな生産計画に基づいて各部品を回路基板16に実装する際に実施される初品チェックについて説明する。なお、初品チェック時には、ハンダ塗布やハンダリフローは実行しない。初品チェック時に用いる回路基板16は、部品の実装位置に両面テープが貼ってあり、実装された部品は両面テープによって回路基板16上に固定される。
オペレータは、管理コンピュータ80の入力デバイス82を操作して、初品チェック管理ルーチンの開始を入力する。すると、管理コンピュータ80のCPU801は、ROM802に記憶されている初品チェック管理ルーチンを読み出し、これを実行する。図4は初品チェック管理ルーチンのフローチャートである。
管理コンピュータ80のCPU801は、このルーチンが開始されると、まず、初品チェックの対象工程を初品チェック完了フラグに基づいて設定すると共に、エラー部品一覧テーブルをリセットする(ステップS100)。具体的には、CPU801は、初品チェック完了フラグがオフの部品実装機が実行する工程を初品チェックの対象工程として設定する。初品チェック完了フラグは、RAM804に記憶されるフラグであり、第1〜第4部品実装機11a〜11dの各々についてオンかオフかがセットされている。新たな生産計画が決定されると、すべての部品実装機11a〜11dの初品チェック完了フラグがオフにセットされる。このため、新たな生産計画が決定されたあと初めてこのステップS100を実行する際には、第1〜第4工程のすべてが初品チェックの対象工程に設定される。なお、エラー部品一覧テーブルについては後述する。
次に、CPU801は、初品チェックの対象工程に対応する部品実装機11へ1枚ずつ回路基板16を供給する(ステップS110)。例えば、新たな生産計画が決定されたあと初めてこのステップS110を実行する際には、第1〜第4工程のすべてが初品チェックの対象工程に設定されているため、第1〜第4部品実装機11a〜11dへ1枚ずつ回路基板16が供給される。このときの手順の一例を図5に示す。まず、第1〜第4部品実装機11a〜11dのコンベアベルト22a〜22dを回転駆動して回路基板16を第4部品実装機11dへ供給する(図5(a)参照)。次に、第1〜第3部品実装機11a〜11cのコンベアベルト22a〜22cを回転駆動して回路基板16を第3部品実装機11cへ供給する(図5(b)参照)。この間、第4部品実装機11dのコンベアベルト22dは停止しておく。次に、第1及び第2部品実装機11a,11bのコンベアベルト22a,22bを回転駆動して回路基板16を第2部品実装機11bへ供給する(図5(c)参照)。この間、第3及び第4部品実装機11c,11dのコンベアベルト22c,22dは停止しておく。最後に、第1部品実装機11aのコンベアベルト22aを回転駆動して回路基板16を第1部品実装機11aへ供給する(図5(d)参照)。この間、第2〜第4部品実装機11b〜11dのコンベアベルト22b〜22dは停止しておく。こうすることにより、第1〜第4部品実装機11a〜11dへ降順に1枚ずつ回路基板16が供給される。
図4に戻り、CPU801は、ステップS110のあと、初品チェックの対象工程に対応する部品実装機11へ初品チェックの開始指令を送信する(ステップS120)。例えば、新たな生産計画が決定されたあと初めてこのステップS120を実行する際には、第1〜第4部品実装機11a〜11dの各々へ初品チェックの開始指令を送信する。
初品チェックの開始指令を受信した部品実装機11のCPU741は、ROM742から初品チェック処理ルーチンを読み出し、これを実行する。図6はこの初品チェック処理ルーチンのフローチャートである。このルーチンが開始されると、CPU741は、まず変数mに値1をセットする(ステップS200)。変数mは、その部品実装機11で実施する部品実装の工程において回路基板16に実装する部品の序数(つまりm番目の部品)を表す。
続いて、CPU741は、m番目の部品がエラー部品として管理コンピュータ80に登録されているか否かを判定する(ステップS205)。初品チェック実行中の部品実装機11は、割り込み処理にて、随時、管理コンピュータ80から最新のエラー部品一覧テーブルを受信し、RAM744に記憶する。管理コンピュータ80は、部品実装機11から新たなエラー部品に関する情報を受信するたびに、そのエラー部品をエラー部品一覧テーブルに追加・更新し、更新後のエラー部品一覧テーブルをRAM804に記憶すると共に、初品チェック実行中の部品実装機11へ送信する。エラー部品一覧テーブルの一例を表1に示す。表1でエラーコードとは、予めエラーの種類ごとに付された番号であり、ここでは「0001」は吸着された部品が回路基板の所定位置に至る前に落下したことを示すものとする。ステップS205でm番目の部品が部品Aだったならばエラー部品と判定し、それ以外の部品だったならばエラー部品ではないと判定することになる。
Figure 2014150137
ステップS205でm番目の部品がエラー部品でなかったならば、CPU741はそのm番目の部品の実装処理を開始する(ステップS210)。実装処理は、パーツデータに基づいて行われるが、必要なパーツデータは事前に部品実装機11が管理コンピュータ80から受信してHDD743に記憶している。そして、実装処理終了後、CPU741は、m番目の部品の回路基板16への実装が成功したか否かを判定する(ステップS215)。例えば、吸着ノズル40の先端に吸着したm番目の部品が移動速度が速すぎる等のために回路基板16の所定位置に至る前に落下した場合には、実装は成功しなかったと判定される。この落下の有無は、ノズル圧センサ42によって検出される吸着ノズル40の内圧がしきい値を超えたか否か、つまり真空度が所定の真空度よりも悪化したか否かによって判定できる。
ステップS215でm番目の部品の実装が成功しなかったならば、CPU741はリトライ回数が予め定められた上限回数に達しているか否かを判定し(ステップS220)、リトライ回数が上限回数に達していなければ、再びステップS210に戻ってm番目の部品の実装処理をリトライする。一方、リトライ回数が上限回数に達していたならば、CPU741は、m番目の部品はエラー部品とみなし、エラー部品情報(m番目の部品の部品名とエラーコードとを対応づけた情報)を管理コンピュータ80へ送信する(ステップS225)。
図6でステップS225の後、あるいは、ステップS215でm番目の部品の実装が成功していた場合、あるいは、ステップS205でm番目の部品がエラー部品として登録されていた場合には、CPU741は変数mの値が上限に達しているか否かを判定する(ステップS230)。ここで、ステップS205でm番目の部品がエラー部品として登録されていた場合の例としては、第1工程の1番目の部品と第4工程の3番目の部品が共に部品Aであり、第1部品実装機11aで1番目の部品が上限回数までリトライしても実装に成功せずエラー部品となった後、第4部品実装機11dで3番目の部品がエラー部品であると判定される場合が挙げられる。この場合、第4部品実装機11dでは、3番目の部品である部品の実装処理がスキップされる。
ステップS230で変数mの値が上限に達していなければ、つまり実装すべき部品が残っていれば、CPU741は変数mの値を1インクリメントし(ステップS235)、再びステップS205に戻る。これにより、次の部品がエラー部品として登録されているか否か等の処理が行われる。一方、ステップS230で変数mの値が上限に達していたならば、つまり実装すべき部品が残っていなければ、CPU741は今回のこのルーチンにおいてエラー情報を管理コンピュータ80へ送信した履歴があるか否かを判定する(ステップS240)。
ステップS240で送信した履歴があったならば、正常に実装されていない部品があったことになるため、CPU741は初品チェック完了フラグをオフにセットする(ステップS245)。一方、送信した履歴がなかったならば、この部品実装機11が実装すべき部品はすべて正常に実装されたことになるため、CPU741は初品チェック完了フラグをオンにセットする(ステップS250)。そして、ステップS245又はステップS250のあと、CPU741は初品チェック完了フラグを管理コンピュータ80へ送信する(ステップS255)。
続いて、CPU741は、管理コンピュータ80から基板搬出指令信号を受信したか否かを判定し(ステップS260)、受信していなければそのまま待機し、受信したならばコンベアベルト22,22を回転駆動させて回路基板16を搬出し(ステップS265)、このルーチンを終了する。なお、基板搬出指令信号は、管理コンピュータ80が初品チェック処理を実行中のすべての部品実装機から初品チェック完了フラグを受信したあとそれらの部品実装機へ送信される。
さて、図4に戻り、管理コンピュータ80のCPU801は、ステップS120で初品チェックの対象工程に対応する部品実装機11へ初品チェックの開始指令を送信した後、部品実装機11からエラー部品情報を受信したか否かを判定する(ステップS130)。上述した図6の初品チェック処理ルーチンのステップS225で部品実装機11がエラー部品情報を管理コンピュータ80へ送信した場合、CPU801はステップS130で肯定判定する。ステップS130で肯定判定だったならば、CPU801はそのエラー部品をエラーコードと共にエラー部品一覧テーブルに追加・更新し(ステップS135)、更新後のエラー部品一覧テーブルを初品チェック処理実行中の部品実装機11へ送信する(ステップS140)。すると、部品実装機11は、上述したように割り込み処理にて更新後のエラー部品一覧テーブルを受信し、RAM744に記憶する。RAM744に記憶されたエラー部品一覧テーブルは、上述した図6の初品チェック処理ルーチンのステップS205でm番目の部品がエラー部品として登録されているか否かを判定するときに利用される。
続いて、CPU801は、初品チェックの対象となったすべての部品実装機11から初品チェック完了フラグを受信したか否かを判定する(ステップS150)。ステップS150で否定判定だったならば、まだ実装すべき部品が残っている部品実装機11が存在することになるため、ステップS130に戻る。一方、ステップS150で肯定判定だったならば、初品チェックの対象となったすべての部品実装機11において実装すべき部品が残っていないことになるから、すべての部品実装機11へ基板搬出指令信号を送信する(ステップS160)。この信号を受信した部品実装機11は、回路基板16を搬出する動作を行う。
続いて、CPU801は、受信した初回チェック完了フラグがすべてオンか否かを判定する(ステップS170)。ステップS170で否定判定だったならば、初回チェックの対象となった工程のいずれかにおいて、実装に成功しなかった部品が存在することになるため、CPU801はディスプレイ84に「初品チェック未完了」の文字を出力し(ステップS180)、このルーチンを終了する。一方、ステップS170で肯定判定だったならば、初回チェックの対象工程のすべてにおいて、部品実装が成功したことになるため、CPU801はディスプレイ84に「初品チェック完了」の文字を出力し(ステップS190)、このルーチンを終了する。
オペレータは、ディスプレイ84に「初品チェック未完了」と表示された場合には、管理コンピュータ80の入力デバイス82を操作してエラー部品一覧テーブルをディスプレイ84に表示させる。そして、エラー部品一覧テーブルに登録されている部品が次回の初品チェックにおいて実装が成功するように、その部品に固有のパーツデータを修正する。例えば、表1に示すエラー部品位置ラインテーブルの部品Aのように、エラーコードが「0001」(吸着ノズル40に吸着された部品が回路基板16の所定位置に至る前に落下したことを示すコード)だった場合には、移動速度が速すぎた可能性があるため、部品Aの固有データの移動速度を現在の値よりも低い値に修正する。修正後のパーツデータは、管理コンピュータ80のHDD803に上書き保存される。パーツデータの修正後、オペレータは入力デバイス82を操作して管理コンピュータ80に初品チェック管理ルーチンを再度実行する。その場合には、部品Aを実装する工程だけが初品チェックの対象工程に設定される。例えば第1工程の1番目の部品と第4工程の3番目の部品が部品Aだった場合、第1工程と第4工程が初品チェックの対象工程に設定される。また、前回までのエラー部品一覧テーブルは、リセットされる。一方、ディスプレイ84に「初品チェック完了」と表示された場合には、オペレータは今回の生産計画に基づいて生産を開始する。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の部品実装システム1が本発明の部品実装装置に相当し、管理コンピュータ80のRAM804や第1〜第4部品実装機11a〜11dのRAM744a〜744dが記憶手段に相当し、管理コンピュータ80のCPU801及び第1〜第4部品実装機11a〜11dのCPU741a〜744dがチェック実行手段に相当する。なお、本実施形態では、部品実装システム1の動作を説明することにより本発明の部品実装方法やプログラムの一例も明らかにしている。
以上説明した本実施形態の部品実装システム1によれば、エラー部品としてエラー部品一覧テーブルに記憶されている部品については、初品チェック処理ルーチンでの実装処理を実行せずにスキップする。つまり、ステップS205で肯定判定されると、ステップS210〜S220をスキップする。このため、エラー部品と同じ部品について、エラー部品であると判定されるまで実装動作を繰り返し実行することがなく、初品チェックに多くの時間が費やされるのを回避することができる。
また、初品チェックの実行前に、各部品実装機11a〜11dのコンベアベルト22a〜22dを制御して予め第4〜第1部品実装機11d〜11aに降順に新たな回路基板16を配置する。このため、第1部品実装機11aに新たな回路基板16を配置し終わった時点ですべての部品実装機11a〜11dに回路基板16が配置された状態となる。したがって、すべての工程で並行して初品チェックを実行することが可能となり、第1工程から第4工程まで逐次初品チェックを実行する場合に比べて効率が上がる。
更に、エラー部品情報はエラー部品一覧テーブルに登録されるが、このエラー部品情報の登録が各部品実装機11a〜11dによって自動的に行われるため、オペレーターが手作業で行う場合に比べて効率が上がる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、実装ライン10と管理コンピュータ80とを備えた部品実装システム1を本発明の部品実装装置の一例として説明したが、図7に示すように、複数(ここでは2つ)の回路基板96,97に実装可能な部品実装機91を本発明の部品実装装置としてもよい。基板搬送装置98は、回路基板96を搬送するコンベアベルトと回路基板97を搬送するコンベアベルトを備えている。この場合、部品実装機91は、一方の回路基板96に対して部品実装の第1工程を行い、もう一方の回路基板97に対して部品実装の第2工程を行うものとする。そして、第1工程で実装すべき第1〜第3部品は部品C,D,Eであり、第2工程で実装すべき第1〜第3部品は部品A,B,Cだとすると、部品Cが共通の部品となる。そのため、第1工程で第1部品である部品Cがエラー部品としてエラー部品一覧テーブルに登録された後、第2工程で第3部品である部品Cがエラー部品か否かの判定を行う場合、肯定判定されて部品Cの実装処理がスキップされることになる。したがって、上述した実施形態と同様の効果が得られる。
あるいは、複数の電子部品を基板へ実装する1台の部品実装機11を本発明の部品実装装置としてもよい。例えば、部品A,B,C,Aをこの順で実装する生産計画が立てられたとする。その生産計画に基づく初品チェック処理ルーチンにおいて、第1部品である部品Aがエラー部品として登録された後、第4部品である部品Aがエラー部品か否かの判定を行う場合、肯定判定されて部品Aの実装処理がスキップされることになる。したがって、上述した実施形態と同様の効果が得られる。
上述した実施形態では、第1〜第4部品実装機11a〜11dへ降順に1枚ずつ回路基板16を供給するにあたり、図5に示す手順を採用したが、図8に示す手順を採用してもよい。すなわち、まず、第1〜第4部品実装機11a〜11dのコンベアベルト22a〜22dを回転駆動して、第4工程用の回路基板16を実装ライン10に送り込む。そして、第4工程用の回路基板16が第1部品実装機11aに達した時点で、第3工程用の回路基板16を実装ライン10に送り込む(図8(a)参照)。そして、第4工程用の回路基板16が第2部品実装機11bに達すると共に、第3工程用の回路基板16が第1部品実装機11aに達した時点で、第2工程用の回路基板16を実装ライン10に送り込む(図8(b)参照)。そして、第4工程用の回路基板16が第3部品実装機11cに達し、第3工程用の回路基板16が第2部品実装機11bに達し、第2工程用の回路基板16が第1部品実装機11aに達した時点で、第1工程用の回路基板16を実装ライン10に送り込む(図8(c)参照)。その後、第4工程用の回路基板16が第3部品実装機11bに達した時点で、すべての部品実装機11a〜11dのコンベアベルト22a〜22dを停止させる(図8(d)参照)。こうすることによっても、第1〜第4部品実装機11a〜11dへ降順に1枚ずつ回路基板16が供給される。なお、図5に示す手順に比べて、図8に示す手順の方が短時間で各部品実装機11a〜11dへ1枚ずつ回路基板16を供給することができる。
上述した実施形態では、各部品実装機11a〜11dへ1枚ずつ回路基板16を供給したあと、各部品実装機11a〜11dで同時並行的に初品チェックを行ったが、次のようにしてもよい。すなわち、第1部品実装機11aに回路基板16を供給して第1工程の初品チェックを行い、その回路基板16を第2部品実装機11bに供給して第2工程の初品チェックを行う、というように、1つの回路基板16に対して第1工程から第4工程まで順番に初品チェックを行うようにしてもよい。この場合、上述した実施形態よりも初品チェックに時間はかかるが、エラー部品と同じ部品については実装処理をスキップすることによる時間短縮効果は得られる。
上述した実施形態では、リールに巻き付けたテープで部品を供給するリールユニット76を用いたが、トレイで部品を供給するトレイユニットを用いてもよい。
1 部品実装システム、10 実装ライン、11,11a〜11d 部品実装機、12 基台、14 実装機本体、16 回路基板、18 基板搬送装置、20 支持板、22,22a〜22d コンベアベルト、23 支持ピン、24 ヘッド、26 X軸スライダ、261 駆動モータ、28 ガイドレール、30 Y軸スライダ、301 駆動モータ、32 ガイドレール、34 Z軸モータ、36 ボールネジ、40 吸着ノズル、42 ノズル圧センサ、50 ホルダ、62 電磁弁、64 真空ポンプ、66 エア配管、68 マークカメラ、70 パーツカメラ、72 ノズルストッカ、74,74a〜74d 制御装置、741,741a〜741d CPU、742 ROM、743 HDD、744,744a〜744d RAM、745 入出力インタフェース、746 バス、76 リールユニット、77 リール、78 フィーダ部、80 管理コンピュータ、801 CPU、802 ROM、803 HDD、804 RAM、805 入出力インタフェース、806 バス、82 入力デバイス、84 ディスプレイ。

Claims (9)

  1. 新たな生産計画に基づいて各部品を基板へ実装できるか否かの初品チェックを実行する部品実装装置であって、
    前記初品チェックで前記基板へ実装できなかった部品をエラー部品として記憶する記憶手段と、
    前記初品チェックにおいて実装しようとしている部品が前記記憶手段に前記エラー部品として記憶されているか否かを判定し、記憶されていたならば前記実装しようとしている部品の実装処理をスキップし、記憶されていなければ前記実装しようとしている部品の実装処理を実行するチェック実行手段と、
    を備えた部品実装装置。
  2. 前記生産計画は、前記基板へ部品を実装する工程として第1〜第n工程(nは2以上の整数)がこの順に設定されたものであり、
    前記チェック実行手段は、前記初品チェックを実行する対象の工程を前記第1〜第n工程の中から設定し、前記初品チェックを実行する対象の工程において実装しようとしている部品が前記記憶手段に前記エラー部品として記憶されているか否かを判定し、記憶されていたならば前記実装しようとしている部品の実装処理をスキップし、記憶されていなければ前記実装しようとしている部品の実装処理を実行する、
    請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 前記第1〜第n工程をそれぞれ実施する第1〜第n部品実装機が昇順となるように配置され、各部品実装機は独立した搬送手段を有し、各搬送手段は前記基板を前記第1〜第n部品実装機へ昇順となるように搬送する実装ライン
    を備え、
    前記チェック実行手段は、前記実装ラインの各部品実装機の搬送手段を制御して予め前記第n〜第1部品実装機に降順に新たな基板を配置していき、前記初品チェックを実行する対象の工程としてすべての工程を設定し、すべての工程で並行して前記初品チェックを実行する、
    請求項2に記載の部品実装装置。
  4. 前記チェック実行手段は、前記初品チェックで前記基板へ実装できなかった部品をエラー部品として記憶手段に登録する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の部品実装装置。
  5. 新たな生産計画に基づいて各部品を基板へ実装できるか否かの初品チェックを実行する、コンピュータによる部品実装方法であって、
    前記初品チェックにおいて実装しようとしている部品が前記初品チェックで基板へ実装できなかったエラー部品として記憶手段に記憶されているか否かを判定し、記憶されていたならば前記実装しようとしている部品の実装処理をスキップし、記憶されていなければ前記実装しようとしている部品の実装処理を実行する、
    部品実装方法。
  6. 前記生産計画は、前記基板へ部品を実装する工程として第1〜第n工程(nは2以上の整数)がこの順に設定されたものであり、
    前記コンピュータは、前記初品チェックを実行する対象の工程を前記第1〜第n工程の中から設定し、前記初品チェックを実行する対象の工程において実装しようとしている部品が前記記憶手段に前記エラー部品として記憶されているか否かを判定し、記憶されていたならば前記実装しようとしている部品の実装処理をスキップし、記憶されていなければ前記実装しようとしている部品の実装処理を実行する、
    請求項5に記載の部品実装方法。
  7. 前記コンピュータは、
    前記第1〜第n工程をそれぞれ実施する第1〜第n部品実装機が昇順となるように配置され、各部品実装機は独立した搬送手段を有し、各搬送手段は前記基板を前記第1〜第n部品実装機へ昇順となるように搬送する実装ラインを制御するものであり、
    前記初品チェックの実行前に、各部品実装機の搬送手段を制御して予め前記第n〜第1部品実装機に降順に新たな基板を配置していき、前記初品チェックを実行する対象の工程としてすべての工程を設定し、すべての工程で並行して前記初品チェックを実行する、
    請求項6に記載の部品実装方法。
  8. 前記コンピュータは、前記初品チェックで前記基板へ実装できなかった部品をエラー部品として前記記憶手段に登録する、
    請求項5〜7のいずれか1項に記載の部品実装方法。
  9. 請求項5〜8のいずれか1項に記載の部品実装方法を1又は複数のコンピュータに実行させるためのプログラム。
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