JP6666915B2 - 部品実装機 - Google Patents

部品実装機 Download PDF

Info

Publication number
JP6666915B2
JP6666915B2 JP2017532317A JP2017532317A JP6666915B2 JP 6666915 B2 JP6666915 B2 JP 6666915B2 JP 2017532317 A JP2017532317 A JP 2017532317A JP 2017532317 A JP2017532317 A JP 2017532317A JP 6666915 B2 JP6666915 B2 JP 6666915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
suction nozzle
suction
components
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017532317A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017022098A1 (ja
Inventor
淳 飯阪
淳 飯阪
伊藤 秀俊
秀俊 伊藤
啓太 田中
啓太 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPWO2017022098A1 publication Critical patent/JPWO2017022098A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6666915B2 publication Critical patent/JP6666915B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0417Feeding with belts or tapes
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0404Pick-and-place heads or apparatus, e.g. with jaws
    • H05K13/0408Incorporating a pick-up tool
    • H05K13/0409Sucking devices
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0404Pick-and-place heads or apparatus, e.g. with jaws
    • H05K13/0408Incorporating a pick-up tool
    • H05K13/041Incorporating a pick-up tool having multiple pick-up tools
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/08Monitoring manufacture of assemblages
    • H05K13/081Integration of optical monitoring devices in assembly lines; Processes using optical monitoring devices specially adapted for controlling devices or machines in assembly lines
    • H05K13/0812Integration of optical monitoring devices in assembly lines; Processes using optical monitoring devices specially adapted for controlling devices or machines in assembly lines the monitoring devices being integrated in the mounting machine, e.g. for monitoring components, leads, component placement

Description

本発明は、キャリアテープを繰り出して部品を順次供給するフィーダ装置を備えた部品実装機に関する。
多数の部品が実装された基板を生産する設備として、はんだ印刷機、部品実装機、リフロー機、基板検査機などがある。これらの設備を連結して基板生産ラインを構成することが一般的になっている。このうち部品実装機は、基板搬送装置、部品供給装置、部品移載装置、および制御装置を備える。部品供給装置の代表例として、部品を保持するキャビティ部が一列に並んで形成されたキャリアテープを繰り出して、部品を所定の供給位置に順次供給するフィーダ装置がある。部品移載装置は、キャビティ部から部品を吸着して基板に装着する吸着ノズル、および吸着ノズルを保持する実装ヘッドを備える。チップ部品などの小型部品を効率良く装着する目的で、複数の吸着ノズルを回転可能に保持するロータリノズルユニットが用いられる。この種の部品実装機に関連する技術例が、特許文献1、2に開示されている。
特許文献1のテープフィーダ(フィーダ装置)は、キャリアテープの上方を覆うカバー部材に設けられた部品取り出し用開口部と、カバー部材の部品取り出し用開口部の上流側に設けられて電子部品の存否を確認するための部品確認用開口部と、を備える。これによれば、テープ装着時に凹部(キャビティ部)内の電子部品の有無を確認でき、電子部品見落としを防止して、電子部品の無駄を排除できる、とされている。補足説明すると、一般的にキャリアテープの先端寄りおよび終端寄りの数個のキャビティ部は電子部品を保持しておらず、先頭の電子部品を保持しているキャビティ部の位置は不定になっている。特許文献1の技術では、作業者によるキャリアテープの頭出し動作において、部品確認用開口部から先頭の電子部品を確認できるので、電子部品を見落として部品取り出し用開口部を通過させてしまう無駄が生じない。
また、特許文献2の電子部品実装方法は、移載ヘッド(実装ヘッド)に3本以上の吸着ノズルを備えて同時に電子部品をピックアップする(吸着する)方法であり、ピックアップミスの有無を検出し、ピックアップミスがあった場合に、ミスをした吸着ノズルを正確にピックアップ位置に移動させて再度ピックアップを行わせようにしている。これによれば、3箇所以上あるピックアップ位置の配設ピッチ誤差に起因するピックアップミスを解消できる、とされている。
特開2003−298288号公報 特開平10−107491号公報
ところで、キャリアテープが保持する部品の残数を正確に管理することは、部品実装機内の制御装置にとって容易でない。例えば、新品のキャリアテープの公称の部品保持数に対して、実際には何個か多めに部品が保持されているケースがある。また、使いかけのキャリアテープを使用する場合や、キャリアテープをフィーダ装置に装填する際に手動でキャリアテープを繰り出した場合などには、当該時点における部品の残数が不明となり、制御装置による部品の残数管理は行えない。
このため、特許文献1、2の技術に限定されず一般的に、キャリアテープの終端寄りに位置して部品を保持していないキャビティ部に対しても、吸着ノズルの吸着動作が行われる。この場合、当然ながら部品を吸着できず、無効な吸着動作となる。そして、吸着動作が無効であるか否かは、例えば、吸着ノズルの部品吸着状態を撮像しさらに画像処理を行って判定する必要がある。これにより、無効な吸着動作および無効であるか否かの判定処理を行う分だけ、基板の生産効率が低下する。また、吸着ノズルは無効な吸着動作によって通常時よりも多くの外気を吸入してしまうため、負圧供給機構の負圧状態が低下するおそれが生じる。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、キャリアテープの終端寄りに位置して部品を保持していないキャビティ部に対する無効な吸着動作を行わないようにして、基板の生産効率を高めた部品実装機を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する本発明の部品実装機は、部品を保持するキャビティ部が一列に並んで形成されたキャリアテープを繰り出して前記部品を所定の供給位置に順次供給するフィーダ装置を複数有する部品供給部と、前記供給位置の前記キャビティ部から前記部品を吸着して基板に装着する吸着ノズル、前記吸着ノズルを保持する実装ヘッド、および前記吸着ノズルとともに前記実装ヘッドを駆動するヘッド駆動機構を有する部品移載装置と、を備えた部品実装機であって、前記キャリアテープが保持する前記部品の残数が所定の僅少数まで減少したことを検出する部品僅少検出部と、前記部品僅少検出部の検出結果に基づき、前記キャリアテープが保持する前記部品の残数がゼロになったときに、前記吸着ノズルの無効な吸着動作を回避する無効吸着回避部と、を備え、前記部品僅少検出部は、前記実装ヘッドに設けられて複数の前記フィーダ装置に共用とされ、かつ、前記実装ヘッドが移動して前記吸着ノズルが或る前記フィーダ装置の前記供給位置に駆動されたときに、当該供給位置の前記キャビティ部よりも前記僅少数だけ前記キャリアテープの終端側に形成された終端側キャビティ部に臨み、前記終端側キャビティ部に前記部品が保持されているか否かを実際に検出する。
本発明の部品実装機によれば、部品僅少検出部はキャリアテープが保持する部品の残数が所定の僅少数まで減少したことを実際に検出するので、検出結果に基づいて部品の残数がゼロになるときが正確に分かる。そして、無効吸着回避部は、部品の残数がゼロになったときに、吸着ノズルの無効な吸着動作を回避する。このため、部品を保持していないキャビティ部に対する無効な吸着動作は行われず、無効な吸着動作および無効であるか否かの判定処理が行われない分だけ、従来技術よりも基板の生産効率が向上する。
第1実施形態の部品実装機の構成を模式的に示す平面図である。 第1実施形態の部品実装機の制御の構成を示すブロック図である。 フィーダ装置の供給位置の上方に実装ヘッドが駆動された状態を示す斜視図である。 フィーダ装置および実装ヘッドの断面、ならびにカメラ装置の第1光路および第2光路を示した側面断面図である。 第1実施形態の部品実装機の動作を模式的に説明する平面図である。 図5の状態から部品が1個吸着されて、部品の残数が所定の僅少数まで減少した状態を示す平面図である。 図6の状態から部品が2個吸着された後に、吸着ノズルが最後の部品を吸着している状態を示す平面図である。 従来技術の部品実装機の構成および動作を模式的に説明する平面図である。 従来技術において、部品の残数がゼロになったことを検出する方法を説明する平面図である。 第2実施形態の部品実装機の構成を模式的に示す平面図である。 第2実施形態のカメラ装置の第1光路および第2光路を示した斜視図である。 第2実施形態の部品実装機の動作を模式的に説明する平面図である。 図12の状態から部品種A、Bの部品が2個ずつ吸着された後に、第8吸着ノズルが部品種Bの最後の部品を吸着している状態を示す平面図である。
(1.第1実施形態の部品実装機1の構成)
本発明の第1実施形態の部品実装機1について、図1〜図7を参考にして説明する。図1は、第1実施形態の部品実装機1の構成を模式的に示す平面図である。図1の紙面左側から右側に向かう方向が基板Kを搬入出するX軸方向、紙面下側の後方から紙面上側の前方に向かう方向がY軸方向、紙面表裏方向がZ軸方向(上下方向)である。部品実装機1は、基板搬送装置2、部品供給部3、部品移載装置4、部品カメラ5、および制御装置6(図2に示す)などが機台10に組み付けられて構成されている。図2は、第1実施形態の部品実装機1の制御の構成を示すブロック図である。基板搬送装置2、部品供給部3、部品移載装置4、および部品カメラ5は、制御装置6から制御され、それぞれが所定の作業を行うようになっている。
基板搬送装置2は、基板Kを装着実施位置に搬入し位置決めし搬出する。基板搬送装置2は、搬送ユニット25およびバックアップユニット26からなる。搬送ユニット25は、一対のガイドレール21、22、および一対のコンベアベルトなどで構成されている。一対のガイドレール21、22は、機台10の上面中央の搬送方向(X軸方向)に延在し、かつ、互いに平行して配置されている。一対のガイドレール21、22の向かい合う内側に、図略の無端環状の一対のコンベアベルトが並設されている。一対のコンベアベルトは、基板Kの両縁をそれぞれ戴置した状態で輪転して、基板Kを機台10の中央部に設定された装着実施位置に搬入および搬出する。バックアップユニット26は、装着実施位置の下方に配設されている。バックアップユニット26は、基板Kを押し上げて水平姿勢でクランプし、装着実施位置に位置決めする。これにより、部品移載装置4が装着実施位置で部品装着動作を行えるようになる。
部品供給部3は、パレット台30および複数のフィーダ装置31などで構成されている。パレット台30は、概ね矩形板状であり、機台10の上面の後方寄りに着脱可能に装備される。フィーダ装置31は、幅方向寸法に薄く形成されており、パレット台30上に並べて装備される。図1には、4個のフィーダ装置31が例示されており、実際には、さらに多数のフィーダ装置31が列設される。
フィーダ装置31は、本体部32、および本体部32の後部に交換可能にセットされるテープリール33などで構成されている。本体部32の前端付近の上部に、供給位置34が設定されている。テープリール33には、キャリアテープ9(図4に示す)が巻回保持されている。キャリアテープ9は、部品を保持するキャビティ部93が一定ピッチで形成されたボトムテープ91、およびボトムテープ91に貼設されてキャビティ部93を覆うカバーテープ92からなる。ボトムテープ91は紙製や樹脂製とされ、カバーテープ92は透明フィルム製などとされる。フィーダ装置31は、キャリアテープ9を一定ピッチずつ繰り出し、部品を供給位置34に順次供給する。生産する基板Kの種類に応じて、複数のフィーダ装置31は適宜交換され、あるいは、部品供給部3の全体が交換される。
部品移載装置4は、X軸方向およびY軸方向に水平移動可能なXYロボットタイプの装置である。部品移載装置4は、ヘッド駆動機構49を構成する一対のY軸レール41、42およびY軸スライダ43、実装ヘッド44、ロータリノズルユニット45、吸着ノズル46(図3に示す)、カメラ装置7、および基板カメラ48などで構成されている。一対のY軸レール41、42は、機台10の両方の側面寄りに配置されて、前後方向(Y軸方向)に延在している。Y軸レール41、42上に、Y軸スライダ43が移動可能に装架されている。Y軸スライダ43は、図略のY軸ボールねじ機構によってY軸方向に駆動される。
実装ヘッド44は、Y軸スライダ43に移動可能に装架されている。実装ヘッド44は、図略のX軸ボールねじ機構によってX軸方向に駆動される。ロータリノズルユニット45は、実装ヘッド44の下側に交換可能に保持される。ロータリノズルユニット45は、16本の吸着ノズル46を下向きに保持している。カメラ装置7は、ロータリノズルユニット45の後方に並んで実装ヘッド44に設けられている。カメラ装置7は、本発明の部品僅少検出部に相当する。ロータリノズルユニット45およびカメラ装置7については、後で詳述する。基板カメラ48は、ロータリノズルユニット45の側方に並んで実装ヘッド44に設けられている。基板カメラ48は、基板Kに付設された位置基準マークを撮像して、基板Kの正確な位置を検出する。
部品カメラ5は、基板搬送装置2と部品供給部3との間の機台10の上面に、上向きに設けられている。部品カメラ5は、実装ヘッド44が部品供給部3から基板K上に移動する途中で、吸着ノズル46に吸着されている部品の状態を撮像する。部品カメラ5の撮像データによって部品の吸着姿勢の誤差や回転角のずれなどが判明すると、制御装置6は、必要に応じて部品装着動作を微調整し、装着が困難な場合には当該の部品を廃棄する制御を行う。
制御装置6は、機台10に組み付けられており、その配設位置は特に限定されない。制御装置6は、CPUを有してソフトウェアで動作するコンピュータ装置である。制御装置6は、オペレータによる入力設定を行う入力部61、オペレータに情報を表示する表示部63、および各種のプログラムやデータを記憶する記憶部62を備えている。図2に示されるように、制御装置6は、基板搬送装置2、部品供給部3の各フィーダ装置31、部品移載装置4、および部品カメラ5と通信接続されている。さらに、制御装置6は、上位のホストコンピュータ69にも通信接続されている。
制御装置6は、基板Kに装着する部品の種類および装着順序、当該の部品を供給するフィーダ装置31などを指定した装着シーケンスを保持している。制御装置6は、カメラ装置7、基板カメラ48、および部品カメラ5の撮像データ、ならびに図略のセンサの検出データなどに基づき、装着シーケンスにしたがって部品装着動作を制御する。また、制御装置6は、生産完了した基板Kの生産数や、部品の装着に要した装着時間、部品の吸着エラーの発生回数などの稼動状況データを逐次収集して更新する。さらに、後述するように、制御装置6は、本発明の無効吸着回避部および部品切れ対応部の機能を果たす。
(2.フィーダ装置31および実装ヘッド44の詳細な構成)
図3は、フィーダ装置31の供給位置34の上方に実装ヘッド44が駆動された状態を示す斜視図である。図示されるように、フィーダ装置31の供給位置34の後方には、テープ剥離部35が配設されている。テープ剥離部35は、ボトムテープ91からカバーテープ92を剥離してキャビティ部93を開放し、部品の吸着を可能にする。テープ剥離部35は、2条の接着箇所の一方を剥離して、カバーテープ92を接着箇所の他方側に折り返すように構成されている。これに限定されず、テープ剥離部は、カバーテープ92の2条の接着箇所の両方を剥離して、ボトムテープ91から引き離すように構成してもよい。
テープ剥離部35の後方に、押え板36が配設されている。押え板36は、キャリアテープ9の繰り出しを案内する図略のレール部材の上側に離隔しつつ平行に配置されている。押え板36は、キャリアテープ9の浮上を抑止する。押え板36の前方寄りに、部品確認孔37が穿設されている。部品確認孔37は、キャリアテープ9を撮像または視認して、キャビティ部93内の部品の有無を確認するためのものである。
ロータリノズルユニット45は、16本の吸着ノズル46を中心軸451(図5に示す)の周りに回転駆動するR軸回転駆動機構452を有する。また、ロータリノズルユニット45は、特定の回転位置に配置された吸着ノズル46をZ軸方向に昇降駆動するZ軸駆動機構453を有する。さらに、ロータリノズルユニット45は、吸着ノズル46に負圧を供給する負圧供給機構454の一部を内蔵する。厳密に言うと、負圧供給機構454は、吸着ノズル46が部品を装着するときに若干の正圧を供給する機能を兼備している。R軸回転駆動機構452、Z軸駆動機構453、および負圧供給機構454は、公知の技術を適宜応用して構成できる。
吸着ノズル46は、まず、ヘッド駆動機構49およびR軸回転駆動機構452によって供給位置34の上方位置まで駆動される。吸着ノズル46は、次に、Z軸駆動機構453に下降駆動されて供給位置34に接近し、負圧供給機構454から負圧が供給されて、部品の吸着を行う。
図3に示されるように、カメラ装置7は、実装ヘッド44に設けられて、複数のフィーダ装置31に共用とされている。カメラ装置7は、撮像部70が下方を向くように配設されている。撮像部70とフィーダ装置31の部品確認孔37とを結ぶ第1光路7L1を形成するために、第1〜第3全反射ミラー71、72、73が用いられる。撮像部70と、部品吸着後に上昇した吸着ノズル46の先端付近とを結ぶ第2光路7L2を形成するために、第4全反射ミラー74が用いられる。図4は、フィーダ装置31および実装ヘッド44の断面、ならびにカメラ装置7の第1光路7L1および第2光路7L2を示した側面断面図である。図4〜図9、図12、および図13において、部品Pは便宜的に黒塗りで示されている。
図3および図4に示されるように、第1〜第4全反射ミラー71〜74は、直角二等辺三角形を底面とする三角柱状に形成されている。第1〜第4全反射ミラー71〜74は、光路7L1、7L2を遮らない図略の取付部材を用いて、実装ヘッド44に固定されている。第1〜第4全反射ミラー71〜74は、それぞれ光路7L1、7L2を90°反射させる。
具体的に、第1全反射ミラー71は、撮像部70の真下に配置され、第2全反射ミラー72は、第1全反射ミラー71の前方に配置されている。また、第3全反射ミラー73は、フィーダ装置31の部品確認孔37の真上の位置であって、第2全反射ミラー72の側方に配置されている。第1全反射ミラー71は、撮像部70から下方に向かう第1光路7L1をY軸方向に反射させる。続いて、第2全反射ミラー72は、Y軸方向の第1光路7L1をX軸方向に反射させる。最後に、第3全反射ミラー73は、X軸方向の第1光路7L1を下向きに反射させ、部品確認孔37に到達させる。
一方、第4全反射ミラー74は、撮像部70の真下の位置であって、第1全反射ミラー71の側方の斜め下寄りに配置されている。第4全反射ミラー74は、撮像部70から下方に向かう第2光路7L2をY軸方向に反射させ、吸着ノズル46の先端付近に到達させる。第1光路7L1および第2光路7L2の光路長さは、相互に等しくなるように構成されている。
ここで、部品確認孔37は、キャリアテープ9を一定ピッチだけ繰り出した都度、キャビティ部93がちょうど停止する位置に設定されている。図4に示されるように、部品確認孔37から見えるキャビティ部93Eは、供給位置34のキャビティ部93Fよりも14個だけキャリアテープ9の終端側に形成されている。したがって、部品確認孔37から見えるキャビティ部93Eは、本発明の終端側キャビティ部93Eに相当し、僅少数は14個となる。また、第1光路7L1は、部品確認孔37を通り、透明なカバーテープ92を透かして、終端側キャビティ部93Eまで到達している。
一方、撮像対象となる終端側キャビティ部93Eおよび吸着ノズル46の先端付近は、図略の撮像用照明具によって照射される。撮像用照明具の配設位置は限定されず、カメラ装置7と別体であってもよい。さらに、4個の第1〜第4全反射ミラー71〜74に代えて、少なくとも1個のハーフミラーを用い、撮像部70から出た1つの光路を第1光路7L1および第2光路7L2に分岐させるように構成してもよい。
実装ヘッド44が移動して吸着ノズル46が或るフィーダ装置31の供給位置34に駆動されたときに、カメラ装置7は、図3および図4に示された位置に移動する。これにより、カメラ装置7は、第1光路7L1を経由して終端側キャビティ部93Eに臨み、第2光路7L2を経由して吸着ノズル46の先端付近に臨む。カメラ装置7は、終端側キャビティ部93Eおよび吸着ノズル46の先端付近を同時に撮像して、1つの画像データを得ることができる。あるいは、カメラ装置7は、終端側キャビティ部93Eおよび吸着ノズル46の先端付近を別々に撮像して、それぞれ画像データを得ることができる。
カメラ装置7は、終端側キャビティ部93Eを撮像し、得られた画像データを画像処理することにより、終端側キャビティ部93Eに部品Pが保持されているか否かを検出できる。また、カメラ装置7は、吸着ノズル46の先端付近を側方から撮像することにより、部品Pの吸着の成否の判定、および吸着された部品の吸着姿勢の確認を実施できる。したがって、カメラ装置7による側方からの撮像と、部品カメラ5による下方からの撮像とが併用され、部品Pの吸着状態が高い精度で確認される。
(3.第1実施形態の部品実装機1の動作および作用)
次に、第1実施形態の部品実装機1の動作について、制御装置6が有する無効吸着回避部および部品切れ対応部の機能と併せて模式的に説明する。図5は、第1実施形態の部品実装機1の動作を模式的に説明する平面図である。図6は、図5の状態から部品Pが1個吸着されて、部品Pの残数が所定の僅少数まで減少した状態を示す平面図である。さらに、図7は、図6の状態から部品Pが2個吸着された後に、吸着ノズル46が最後の部品Pを吸着している状態を示す平面図である。
模式的な説明を簡易にするために、図5〜図7では、僅少数を3個とする。つまり、フィーダ装置31の部品確認孔37は、キャビティ部93の3個分だけ供給位置34よりもキャリアテープ9の終端94に近い側に設けられている。キャリアテープ9の終端94から数えて5番目までのキャビティ部93に部品が保持されておらず、終端94から数えて6番目のキャビティ部93に最後の部品Pが保持されている。そして、キャリアテープ9の使用が進んで、部品Pの残数が4個になっているときを想定する。
一方、ロータリノズルユニット45は、円周上に一定角度ピッチで同一形状の16個の吸着ノズル46を保持している。吸着ノズル46は、反時計回りに第1〜第16の順番が設定されている。ロータリノズルユニット45のR軸回転駆動機構452は、16個の吸着ノズル46を時計回りに一定角度ピッチずつ回転駆動して、第1吸着ノズル461から順番にZ軸駆動機構453に係合させる。ここでは、各吸着ノズル46を用いて部品Pを合計で16個吸着し、まとめて基板Kに装着する動作を想定する。
上述された想定条件下で、まず、ロータリノズルユニット45がフィーダ装置31の上方に駆動され、Z軸駆動機構453が供給位置34の真上に位置決めされる。次に、第1吸着ノズル461がZ軸駆動機構453に係合されて、図5に示される状態となる。このとき、カメラ装置7は、部品確認孔37を通して終端側キャビティ部93Eを撮像する。カメラ装置7は、終端側キャビティ部93Eに部品Pが保持されていることから、部品Pの残数が3個よりも多いと判定する。
吸着動作の1番目に、第1吸着ノズル461は、Z軸駆動機構453に駆動されて下降する。2番目に、第1吸着ノズル461は、負圧供給機構454から負圧が供給されて部品Pを吸着する。3番目に、第1吸着ノズル461は、Z軸駆動機構453に駆動されて上昇する。4番目に、第1吸着ノズル461が部品Pを吸着した吸着姿勢が、カメラ装置7によって側方から撮像される。この後、吸着ノズル46が変更されて上記した1番目から4番目の動作が繰り返される。以降の説明では、上記した4動作をまとめて「吸着ノズル46が吸着動作を行う」と略記する。
第1吸着ノズル461が吸着動作を行った後、R軸回転駆動機構452が各吸着ノズル46を一定角度ピッチだけ時計回りに回転駆動する。これにより、第2吸着ノズル462がZ軸駆動機構453に係合される。一方、キャリアテープ9は、一定ピッチだけ繰り出され、終端側キャビティ部93Eが1個分だけ終端94の側に移動する。これで、図6に示される状態となる。このとき、カメラ装置7は、部品確認孔37を通して新たな終端側キャビティ部93Eを撮像する。カメラ装置7は、新たな終端側キャビティ部93Eに部品Pが保持されていないことから、部品Pの残数が僅少数の3個になったことを検出し、制御装置6に通知する。
制御装置6は、僅少数の通知を受け付けた時点から無効吸着回避部の機能を発揮して、部品Pの残数管理を行う。すなわち、制御装置6は、第2吸着ノズル462が吸着動作を行った時点で、部品Pの残数を僅少数の3個から2個に減じる。さらに、各吸着ノズル46が一定角度ピッチだけ時計回りに回転駆動されて、第3吸着ノズル463がZ軸駆動機構453に係合される。一方、キャリアテープ9は、また一定ピッチだけ繰り出される。そして、第3吸着ノズル463が吸着動作を行うと、制御装置6は、部品Pの残数を2個から1個に減じる。
さらに、各吸着ノズル46が一定角度ピッチだけ時計回りに回転駆動されて、第4吸着ノズル464がZ軸駆動機構453に係合される。また、キャリアテープ9は一定ピッチだけ繰り出され、図7に示される状態となる。そして、第4吸着ノズル464が最後の部品Pの吸着動作を行うと、制御装置6は、部品Pの残数を1個から0個に減じる。つまり、制御装置6は、部品切れになったことを自動で判定でき、もはやこのフィーダ装置31から部品Pが供給されないと分かる。このため、制御装置6は、このフィーダ装置31におけるキャリアテープ9の繰り出しを止める。
また、各吸着ノズル46が一定角度ピッチだけ時計回りに回転駆動されて、第5吸着ノズル465がZ軸駆動機構453に係合されても、制御装置6は、第5吸着ノズル465の下降や負圧の供給を行わないように制御する。したがって、第5吸着ノズル465の無効な吸着動作が回避される。
次に、制御装置6は、部品切れ対応部として機能し、残数がゼロになった部品Pと同種の部品を保持するキャリアテープ9を繰り出す別のフィーダ装置31を探索する。予備の別のフィーダ装置31が有る場合、制御装置6は、別のフィーダ装置31の供給位置34に第5吸着ノズル465を駆動し、残された全部の吸着ノズル46に吸着動作を行わせる。この後、制御装置6は、実装ヘッド44を部品カメラ5から基板Kの上方へと移動させて、16個の部品Pの装着動作を制御する。別のフィーダ装置31が無い場合、制御装置6は、部品切れ状態を作業者に報知する。
次に、第1実施形態の部品実装機1の作用について、従来技術の部品実装機と比較して説明する。図8は、従来技術の部品実装機の構成および動作を模式的に説明する平面図である。また、図9は、従来技術において、部品の残数がゼロになったことを検出する方法を説明する平面図である。従来技術において、カメラ装置7Xは、Z軸駆動機構453から一定角度ピッチだけ回転した後の吸着ノズル46の先端付近を側方から撮像する位置に配設されている。そして、キャビティ部93の部品Pの有無は、このカメラ装置7Xの撮像データによって判定される。従来技術においても、図5と同様に部品Pの残数が4個になっているときを想定する。
従来技術を説明する図8において、第1〜第4吸着ノズル461〜464がそれぞれ部品を吸着して、第5吸着ノズル465がZ軸駆動機構453に係合されている。この状態で、カメラ装置7Xは、第4吸着ノズル464が最後の部品Pを吸着した状態を撮像するので、部品Pの残数がゼロになっていることが分からない。このため、第5吸着ノズル465の吸着動作、換言すると無効な吸着動作が行われる。続いて、第5吸着ノズル465が回転駆動され、図9に示される状態になる。
図9の時点で、カメラ装置7Xは、第5吸着ノズル465が部品を吸着していない状態を撮像する。したがって、カメラ装置7Xは、部品Pの残数がゼロになっていると判断して、部品切れの情報を制御装置6に通知する。部品切れの情報を受け取ると、制御装置6は、同種の部品Pが供給される他のフィーダ装置31に第5吸着ノズル465を移動する。その際に、制御装置6は、第5吸着ノズル46を逆方向に回転させて、Z軸駆動機構453に再度係合させなければならない。
従来技術との比較から明らかなように、第1実施形態では、第5吸着ノズル465の無効な吸着動作、第5吸着ノズル465の回転、カメラ装置7Xによる第5吸着ノズル465の撮像、ならびに、第5吸着ノズル46の逆方向の回転が不要になる。
(4.第1実施形態の部品実装機1の態様および効果)
第1実施形態の部品実装機1は、部品Pを保持するキャビティ部93が一列に並んで形成されたキャリアテープ9を繰り出して部品Pを所定の供給位置34に順次供給するフィーダ装置31を有する部品供給部3と、供給位置34のキャビティ部93Fから部品Pを吸着して基板に装着する吸着ノズル46、吸着ノズル46を保持する実装ヘッド44、および吸着ノズル46とともに実装ヘッド44を駆動するヘッド駆動機構49を有する部品移載装置4と、を備えた部品実装機1であって、キャリアテープ9が保持する部品Pの残数が所定の僅少数まで減少したことを検出するカメラ装置7(部品僅少検出部)と、カメラ装置7の検出結果に基づき、キャリアテープ9が保持する部品Pの残数がゼロになったときに、吸着ノズル46の無効な吸着動作を回避する制御装置6(無効吸着回避部)と、を備えた。
第1実施形態の部品実装機1によれば、カメラ装置7はキャリアテープ9が保持する部品Pの残数が所定の僅少数まで減少したことを検出するので、検出結果に基づいて部品Pの残数がゼロになるときが正確に分かる。そして、制御装置6は、部品Pの残数がゼロになったときに、吸着ノズル46の無効な吸着動作を回避する。このため、部品Pを保持しないキャビティ部93に対する無効な吸着動作は行われず、無効な吸着動作および無効であるか否かの判定処理が行われない分だけ、従来技術よりも基板Kの生産効率が向上する。
また、吸着ノズル46は部品Pを保持していないキャビティ部93に対する無効な吸着動作を行わない。したがって、吸着ノズル46が多くの外気を吸入してしまうことは無く、負圧供給機構454の負圧状態を低下させるおそれは生じない。
さらに、部品供給部3は複数のフィーダ装置31を有し、カメラ装置7は、実装ヘッド44に設けられて複数のフィーダ装置31に共用とされ、かつ、吸着ノズル46が或るフィーダ装置31の供給位置34に駆動されるのに連動して、当該供給位置34のキャビティ部93Fよりも僅少数だけキャリアテープ9の終端94側に形成された終端側キャビティ部93Eに臨み、終端側キャビティ部93Eに部品Pが保持されているか否かを検出する。これによれば、部品僅少検出部に相当するカメラ装置7を各フィーダ装置31に個別に設ける必要が無いので、コストの上昇が抑制される。
さらに、部品僅少検出部は、終端側キャビティ部93を上方から撮像するカメラ装置7とされている。これによれば、終端側キャビティ部93を撮像して得られた画像データを画像処理することにより、部品Pが保持されているか否かを正確に検出できる。
さらに、カメラ装置7は、吸着ノズル46の先端付近を側方から撮像して、部品Pの吸着の成否の判定または吸着された部品Pの吸着姿勢の確認の少なくとも一方を実施可能としている。これによれば、カメラ装置7は、部品僅少検出部としての機能に加え、吸着ノズル46の先端付近を側方から撮像する機能を兼ねるので、コストの上昇が抑制される。加えて、カメラ装置7による側方からの撮像と、部品カメラ5による下方からの撮像とが併用されるので、部品Pの吸着状態が高い精度で確認される。
さらに、カメラ装置7は、全反射ミラー71〜74またはハーフミラーの少なくとも一方が1個以上用いられて、撮像部70と終端側キャビティ部93Eとを結ぶ第1光路7L1、および撮像部70と吸着ノズル46の先端付近とを結ぶ第2光路7L2が形成されている。これによれば、カメラ装置7が兼ねる前述した2つの機能は、第1および第2光路7L1、7L2が簡易な部材で形成されて実現されるので、コストの上昇が抑制される。
さらに、制御装置6は、吸着ノズル46の無効な吸着動作を回避するのに伴い、残数がゼロになった部品Pと同種の部品を保持するキャリアテープ9を繰り出す別のフィーダ装置31の供給位置34に吸着ノズル46を駆動して、吸着動作を行わせる。これによれば、或るフィーダ装置31が部品切れになっても、予備の別のフィーダ装置31に自動的に移行できる。したがって、作業者の手間を煩わせることなく、基板Kの生産を継続できる。
(5.第2実施形態の部品実装機1A)
次に、第2実施形態の部品実装機1Aについて、図10〜図13を参考にして、第1実施形態と異なる点を主に説明する。図10は、第2実施形態の部品実装機1Aの構成を模式的に示す平面図である。第2実施形態において、ロータリノズルユニット45Aは、20本の吸着ノズル46を保持しており、2組のZ軸駆動機構453A、453Bを有して2個の部品Pを同時に吸着する。第1および第2のZ軸駆動機構453A、453Bは、ロータリノズルユニット45A内に互いに90°だけ離れて配置されている。したがって、相互に5本分だけ離れた2本の吸着ノズル46が、第1および第2のZ軸駆動機構453A、453Bに係合される。例えば、第1吸着ノズル461が第1のZ軸駆動機構453Aに係合されると、同時に、第6吸着ノズル466が第2のZ軸駆動機構453Bに係合される(図12参照)。
2組のZ軸駆動機構453A、453Bに対応して、部品供給部3のパレット台30上には、2個一対のフィーダ装置31A、31Bが間隔を設けて装備される。図10において、部品種Aの部品Pを供給する第1フィーダ装置31Aと、部品種Bの部品Pを供給する第2フィーダ装置31Bとが、フィーダ装置31の1個分の間隔を設けて装備されている。さらに予備として、部品種Aの部品Pを供給する第3フィーダ装置31Cと、部品種Bの部品Pを供給する第4フィーダ装置31Dとが、フィーダ装置31の1個分の間隔を設けて装備されている。
カメラ装置8は、第2実施形態においても実装ヘッド44に設けられ、撮像部80が下方を向くように配設されている。ただし、第2実施形態では、光路8L1、8L2の形成に関する構造が変更されている。図11は、第2実施形態のカメラ装置8の第1光路8L1および第2光路8L2を示した斜視図である。図示されるように、カメラ装置8は、第1フィーダ装置31Aと第2フィーダ装置31Bとの間に配置されて動作する。そして、撮像部80と第1フィーダ装置31Aの部品確認孔37とを結ぶ第1光路8L1を形成するために、第1〜第3全反射ミラー81、82、83が用いられる。また、撮像部80と第2フィーダ装置31Bの部品確認孔37とを結ぶ第2光路8L2を形成するために、第4〜第6全反射ミラー84、85、86が用いられる。
図11に示されるように、第1〜第6全反射ミラー81〜86は、直角二等辺三角形を底面とする三角柱状に形成されている。第1〜第6全反射ミラー81〜86は、光路8L1、8L2を遮らない図略の取付部材を用いて、実装ヘッド44に固定されている。第1〜第6全反射ミラー81〜86は、それぞれ光路8L1、8L2を90°反射させる。
具体的に、第1全反射ミラー81は、撮像部80の真下に配置され、第2全反射ミラー82は、第1全反射ミラー81の前方に配置されている。また、第3全反射ミラー83は、第1フィーダ装置31Aの部品確認孔37の真上の位置であって、第2全反射ミラー82の側方に配置されている。第1全反射ミラー81は、撮像部80から下方に向かう第1光路8L1をY軸方向に反射させる。続いて、第2全反射ミラー82は、Y軸方向の第1光路8L1をX軸方向に反射させる。最後に、第3全反射ミラー83は、X軸方向の第1光路8L1を下向きに反射させ、第1フィーダ装置31Aの部品確認孔37に到達させる。これにより、第1光路8L1は、第1フィーダ装置31Aの部品確認孔37を通って終端側キャビティ部93Eに到達する。
一方、第2光路8L2は、第1光路8L1と鏡面対称形状に形成されている。第4全反射ミラー84は、撮像部80の真下に第1全反射ミラー81と並んで配置され、第5全反射ミラー85は、第4全反射ミラー84の前方に配置されている。また、第6全反射ミラー86は、第2フィーダ装置31Bの部品確認孔37の真上の位置であって、第5全反射ミラー85の側方に配置されている。第2光路8L2は、第4〜第6全反射ミラー84〜86によって反射され、第2フィーダ装置31Bの部品確認孔37を通って終端側キャビティ部93Eに到達する。
第1および第2のZ軸駆動機構453A、453Bが第1および第2フィーダ装置31A、31Bの供給位置34に駆動されるのに連動して、カメラ装置8は、図11に示された位置に移動する。これにより、カメラ装置8は、第1光路8L1および第2光路を経由して、第1および第2フィーダ装置31A、31Bの終端側キャビティ部93Eに臨む。カメラ装置8は、2箇所の終端側キャビティ部93Eを同時に撮像し、あるいは別々に撮像して、それぞれ部品Pが保持されているか否かを検出できる。
次に、第2実施形態の部品実装機1Aの動作について、制御装置6が有する無効吸着回避部および部品切れ対応部の機能と併せて模式的に説明する。図12は、第2実施形態の部品実装機1Aの動作を模式的に説明する平面図である。図13は、図12の状態から部品種A、Bの部品Pが2個ずつ吸着された後に、第8吸着ノズル46が部品種Bの最後の部品Pを吸着している状態を示す平面図である。
模式的な説明を簡易にするために、図12および図13では、僅少数を3個とする。キャリアテープ9の終端94から数えて5番目までのキャビティ部93に部品が保持されておらず、終端94から数えて6番目のキャビティ部93に最後の部品Pが保持されている。そして、第1フィーダ装置31Aの部品種Aの部品Pの残数は多く、第2フィーダ装置31Bの部品種Bの部品Pが僅少数の3個になっているときを想定する。
一方、ロータリノズルユニット45Aに関して、部品種Aおよび部品種Bの部品Pを5個ずつ吸着する動作を想定する。詳細には、ロータリノズルユニット45Aは、第1〜第5吸着ノズル461〜465を順番に用いて第1フィーダ装置31Aから部品種Aの部品Pを5個吸着し、同時に、第6〜第10吸着ノズル466〜469、46Aを順番に用いて第2フィーダ装置31Bから部品種Bの部品Pを5個吸着する。
上述された想定条件下で、まず、ロータリノズルユニット45Aが第1および第2フィーダ装置31A、31Bの上方に駆動される。次に、第1吸着ノズル461が第1のZ軸駆動機構453Aに係合され、同時に、第6吸着ノズル466が第2のZ軸駆動機構453Bに係合されて、図12に示される状態となる。このとき、カメラ装置8は、2箇所の終端側キャビティ部93Eを撮像する。第1フィーダ装置31Aに関して、カメラ装置8は、終端側キャビティ部93Eに部品Pが保持されていることから、部品Pの残数が3個より多いと判定する。一方、第2フィーダ装置31Bに関して、カメラ装置8は、終端側キャビティ部93Eに部品Pが保持されていないと分かる。そして、カメラ装置8は、前回撮像時に1つ前のキャビティ部93Eに部品Pが保持されていたことから、部品Pの残数が僅少数の3個になったことを検出し、制御装置6に通知する。
制御装置6は、僅少数の通知を受け付けた時点から無効吸着回避部の機能を発揮して、第2フィーダ装置31Bの部品種Bの部品Pの残数管理を行う。図12の状態から、第1および第2吸着ノズル461、462が部品種Aの部品Pを吸着し、第6および第7吸着ノズル466、467が部品種Bの部品Pを吸着した後に、各吸着ノズル46が一定角度ピッチだけ回転駆動される。これで、図13に示される状態になる。この時点で、制御装置6は、部品種Bの部品Pの残数を1個まで減じている。
そして、第1のZ軸駆動機構453Aに係合された第3吸着ノズル463が部品種Aの部品Pの吸着動作を行い、第2のZ軸駆動機構453Bに係合された第8吸着ノズル468が部品種Bの最後の部品Pの吸着動作を行う。これにより、制御装置6は、部品種Bの部品Pの残数を1個から0個に減じる。つまり、制御装置6は、部品種Bの部品Pが部品切れになったことを自動で判定でき、もはや第2フィーダ装置31Bから部品種Bの部品Pが供給されないと分かる。制御装置6は、第2フィーダ装置31Bおけるキャリアテープ9の繰り出しを止めるとともに、第9吸着ノズル469の下降や、負圧の供給を行わないように制御する。したがって、第9吸着ノズル469の無効な吸着動作が回避される。
次に、制御装置6は、部品切れ対応部として機能し、ロータリノズルユニット45Aを別の一対の第3および第4フィーダ装置31C、31Dに移動させる。この後、第4および第5吸着ノズル464、465は第3フィーダ装置31Cから部品種Aの部品Pを吸着し、第9および第10吸着ノズル469、46Aは第4フィーダ装置31Dから部品種Bの部品Pを吸着する。
仮に、予備として第3フィーダ装置31Cが装備されず、第4フィーダ装置31Dのみが装備されていた場合、制御装置6は、部品切れ対応部として異なる制御を行う。すなわち、制御装置6は、図13に引き続き、第4および第5吸着ノズル464、465が第1フィーダ装置31Aから部品種Aの部品Pを吸着するように制御する。制御装置6は、次に、ロータリノズルユニット45Aを第4フィーダ装置31Dに移動させ、第9および第10吸着ノズル469、46Aが第4フィーダ装置31Dから部品種Bの部品Pを吸着するように制御する。また、第4フィーダ装置31Dが装備されていなかった場合、制御装置6は、部品種Bの部品Pの部品切れ状態を作業者に報知する。
第2実施形態の部品実装機1Aにおいて、実装ヘッド44は、複数のフィーダ装置31A〜31Dの各供給位置34から同時に部品を吸着可能な複数の吸着ノズル461〜469、46Aを保持しており、複数の吸着ノズル461〜469、46Aに共用される1つのカメラ装置8(部品僅少検出部)を備えている。これによれば、部品僅少検出部に相当するカメラ装置8が共用されるので、コストの上昇が抑制される。
さらに、複数の吸着ノズル461〜469、46Aに共用される1つの部品僅少検出部は、実装ヘッド44に設けられ、かつ、複数の吸着ノズル461〜469、46Aがそれぞれの供給位置34に駆動されたときに、同時に部品が吸着される複数のフィーダ装置31A〜31Dの各終端側キャビティ部93Eを上方から撮像するカメラ装置8であって、全反射ミラー81〜86またはハーフミラーの少なくとも一方が1個以上用いられて撮像部80と各終端側キャビティ部93Eとを結ぶ第1光路8L1および第2光路8L2が形成されている。これによれば、共用されるカメラ装置8の第1および第2光路7L1、7L2は、簡易な部材で形成されるので、コストの上昇が抑制される。
(6.実施形態の応用および変形)
なお、第2実施形態において、カメラ装置8に代え、第1実施形態のカメラ装置7を2個用いることができる。また、カメラ装置8の撮像視野を4分割して、2箇所の終端側キャビティ部93Eおよび2箇所の部品吸着姿勢を撮像するように構成してもよい。さらに、第1光路7L1、8L1および第2光路7L2、8L2の形成方法には、様々な変形が考えられる。また、第1および第2実施形態において、カメラ装置7、8に代わる検出手段として、カバーテープ92が剥離された後のキャビティ部93の内部の高さを測定する高さセンサを用いることができる。
さらになお、本発明は、ロータリノズルユニット45、45Aを用いず実装ヘッド44が1本の吸着ノズル46を保持する構成においても実施できる。本発明は、その他にも様々な応用や変形が可能である。
1、1A:部品実装機 2:基板搬送装置 3:部品供給部
31:フィーダ装置 34:供給位置 37:部品確認孔
4:部品移載装置 44:実装ヘッド
45、45A:ロータリノズルユニット
46、461〜469、46A:吸着ノズル
49:ヘッド駆動機構 5:部品カメラ
6:制御装置(無効吸着回避部、部品切れ対応部)
7:カメラ装置 7L1:第1光路
7L2:第2光路 71〜74:全反射ミラー
8:カメラ装置 8L1:第1光路
8L2:第2光路 81〜86:全反射ミラー
9: キャリアテープ 93:キャビティ部
93F:供給位置のキャビティ部 93E:終端側キャビティ部
K:基板 P:部品

Claims (7)

  1. 部品を保持するキャビティ部が一列に並んで形成されたキャリアテープを繰り出して前記部品を所定の供給位置に順次供給するフィーダ装置を複数有する部品供給部と、
    前記供給位置の前記キャビティ部から前記部品を吸着して基板に装着する吸着ノズル、前記吸着ノズルを保持する実装ヘッド、および前記吸着ノズルとともに前記実装ヘッドを駆動するヘッド駆動機構を有する部品移載装置と、を備えた部品実装機であって、
    前記キャリアテープが保持する前記部品の残数が所定の僅少数まで減少したことを検出する部品僅少検出部と、
    前記部品僅少検出部の検出結果に基づき、前記キャリアテープが保持する前記部品の残数がゼロになったときに、前記吸着ノズルの無効な吸着動作を回避する無効吸着回避部と、を備え、
    前記部品僅少検出部は、
    前記実装ヘッドに設けられて複数の前記フィーダ装置に共用とされ、かつ、
    前記実装ヘッドが移動して前記吸着ノズルが或る前記フィーダ装置の前記供給位置に駆動されたときに、当該供給位置の前記キャビティ部よりも前記僅少数だけ前記キャリアテープの終端側に形成された終端側キャビティ部に臨み、
    前記終端側キャビティ部に前記部品が保持されているか否かを実際に検出する、
    部品実装機。
  2. 前記部品僅少検出部は、前記終端側キャビティ部を上方から撮像するカメラ装置である請求項1に記載の部品実装機。
  3. 前記カメラ装置は、前記吸着ノズルの先端付近を側方から撮像して、前記部品の吸着の成否の判定または吸着された前記部品の吸着姿勢の確認の少なくとも一方を実施可能とした請求項2に記載の部品実装機。
  4. 前記カメラ装置は、全反射ミラーまたはハーフミラーの少なくとも一方が1個以上用いられて、撮像部と前記終端側キャビティ部とを結ぶ光路、および前記撮像部と前記吸着ノズルの先端付近とを結ぶ光路が形成されている請求項3に記載の部品実装機。
  5. 前記実装ヘッドは、複数の前記フィーダ装置の各前記供給位置から同時に前記部品を吸着可能な複数の前記吸着ノズルを保持しており、
    複数の前記吸着ノズルに共用される1つの前記部品僅少検出部、または、複数の前記吸着ノズルに個別に対応する複数の前記部品僅少検出部を備えた請求項1〜4のいずれか一項に記載の部品実装機。
  6. 複数の前記吸着ノズルに共用される1つの前記部品僅少検出部は、
    前記実装ヘッドに設けられ、かつ、複数の前記吸着ノズルがそれぞれの前記供給位置に駆動されたときに、同時に前記部品が吸着される複数の前記フィーダ装置の各前記終端側キャビティ部を上方から撮像するカメラ装置であって、
    全反射ミラーまたはハーフミラーの少なくとも一方が1個以上用いられて撮像部と各前記終端側キャビティ部とを結ぶ複数の光路が形成されている請求項5に記載の部品実装機。
  7. 前記無効吸着回避部が前記吸着ノズルの無効な吸着動作を回避するのに伴い、前記残数がゼロになった前記部品と同種の部品を保持する前記キャリアテープを繰り出す別の前記フィーダ装置の前記供給位置に前記吸着ノズルを駆動して、吸着動作を行わせる部品切れ対応部をさらに備えた請求項1〜6のいずれか一項に記載の部品実装機。
JP2017532317A 2015-08-05 2015-08-05 部品実装機 Active JP6666915B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2015/072235 WO2017022098A1 (ja) 2015-08-05 2015-08-05 部品実装機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017022098A1 JPWO2017022098A1 (ja) 2018-06-07
JP6666915B2 true JP6666915B2 (ja) 2020-03-18

Family

ID=57942671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017532317A Active JP6666915B2 (ja) 2015-08-05 2015-08-05 部品実装機

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3334264B1 (ja)
JP (1) JP6666915B2 (ja)
CN (1) CN107852849B (ja)
WO (1) WO2017022098A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11317549B2 (en) 2017-09-22 2022-04-26 Fuji Corporation Component mounting machine and retry method for picking up components
WO2019176041A1 (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 株式会社Fuji 実装装置及びその制御方法
JP6998461B2 (ja) * 2018-05-31 2022-01-18 株式会社Fuji 決定装置およびこれを有する部品実装装置
JP7113310B2 (ja) * 2018-10-22 2022-08-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装装置および部品供給方法
CN111137492B (zh) * 2018-11-05 2021-10-22 泰科电子(上海)有限公司 载带传送系统
JP7202169B2 (ja) * 2018-12-14 2023-01-11 ヤマハ発動機株式会社 ロータリーヘッド、部品搭載装置
CN114902824B (zh) * 2020-02-19 2023-08-25 株式会社富士 元件安装机
JP7440606B2 (ja) 2020-02-20 2024-02-28 株式会社Fuji 部品実装機および部品実装システム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH071838B2 (ja) * 1985-05-20 1995-01-11 松下電器産業株式会社 部品供給装置
JP2566658B2 (ja) * 1990-03-05 1996-12-25 株式会社春近精密 球面加工装置における光学レンズ・ミラー等搬送方法及びその装置
JPH10163699A (ja) * 1996-11-29 1998-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装方法とその装置
US6157870A (en) * 1997-02-18 2000-12-05 Zevatech Trading Ag Apparatus supplying components to a placement machine with splice sensor
US7220095B2 (en) * 2001-05-24 2007-05-22 Lyndaker David W Self-threading component tape feeder
JP5223881B2 (ja) * 2010-04-19 2013-06-26 パナソニック株式会社 部品実装装置における部品供給方法
WO2013140520A1 (ja) * 2012-03-19 2013-09-26 富士機械製造株式会社 テープフィーダの部品残数管理装置
JP6174677B2 (ja) * 2013-03-18 2017-08-02 富士機械製造株式会社 部品実装装置および部品実装装置における校正方法
US9642295B2 (en) * 2013-11-11 2017-05-02 Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. Component mounting device
JP6673902B2 (ja) * 2015-03-27 2020-03-25 株式会社Fuji 部品実装機

Also Published As

Publication number Publication date
EP3334264A4 (en) 2018-08-01
CN107852849A (zh) 2018-03-27
JPWO2017022098A1 (ja) 2018-06-07
EP3334264B1 (en) 2020-10-14
WO2017022098A1 (ja) 2017-02-09
EP3334264A1 (en) 2018-06-13
CN107852849B (zh) 2020-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6666915B2 (ja) 部品実装機
JP6199798B2 (ja) 電子部品装着装置
JP6411028B2 (ja) 管理装置
JP6309830B2 (ja) 部品装着装置
WO1999012406A1 (fr) Appareil et procede de montage de pieces
WO2004066701A1 (ja) 対回路基板作業機およびそれに対する構成要素の供給方法
JP6293454B2 (ja) 電子部品装着装置
JP6301635B2 (ja) 基板検査方法
JP6231791B2 (ja) 実装装置
JP5214478B2 (ja) 電子部品装着方法及び電子部品装着装置
JP5335109B2 (ja) フィーダならびに電子部品装着装置および装着方法
WO2019058530A1 (ja) 部品装着機、および部品落下の判定方法
JP5940243B2 (ja) 電子部品装着装置及び電子部品装着方法
JPH0816787A (ja) 実装機の位置補正方法及び装置
WO2018127965A1 (ja) 部品実装ラインのフィーダ自動交換システム
JP6348832B2 (ja) 部品実装装置、表面実装機、及び部品厚み検出方法
JP5342230B2 (ja) 電子部品装着装置及び電子部品装着方法
JP6475165B2 (ja) 実装装置
WO2015059751A9 (ja) 対基板作業装置
JP2010050380A (ja) 部品実装装置および部品実装方法
JP2011049279A (ja) 電子部品装着装置
WO2019058529A1 (ja) 部品装着機、および部品採取のリトライ方法
WO2012107974A1 (ja) 部品実装装置及び部品実装方法
JP4865917B2 (ja) 電子部品装着装置
WO2022158076A1 (ja) 部品搭載装置および部品搭載方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6666915

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250