JP7440606B2 - 部品実装機および部品実装システム - Google Patents

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Description

本明細書は、部品実装機および部品実装システムについて開示する。
従来、フィーダ装置から繰り出されるキャリアテープのキャビティ部に保持される部品を実装ヘッドにより取り出して基板に実装する部品実装機において、キャリアテープが保持する部品の残数がゼロになったか否かを判定するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この部品実装機は、実装ヘッドに設けられたカメラ装置を備える。そして、部品実装機は、キャリアテープの終端側に形成された終端側キャビティ部をカメラ装置により撮像し、得られた撮像画像に基づいて終端側キャビティ部に部品があるか否かを判定する。
また、複数の部品実装機と、各部品実装機に装着されるフィーダを入れ替えるための入替ロボットとを備えるシステムも提案されている(例えば、特許文献2参照)。入替ロボットは、部品実装機に装着されているフィーダに部品切れが発生した場合に、部品切れのフィーダを回収すると共に次のフィーダを補給する。
国際公開第2017/022098号 特開2017-11316号公報
しかし、上述した特許文献1記載の部品実装機は、部品の種類によっては、カメラの撮像画像に基づいて部品の有無を判定することが困難な場合がある。この場合、部品実装機は、部品切れの有無を適正に判定することができなくなる。
本開示は、部品供給装置の部品切れの判定をより正確に行なうことを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の部品実装機は、
部品供給装置から供給位置に供給された部品を実装ヘッドにより取り出して対象物に実装する部品実装機であって、
前記供給位置を上方から撮像可能な撮像装置と、
部品を検知可能な部品検知センサと、
所定の判定条件が成立した場合に、前記部品供給装置が供給する部品に関する部品情報を取得し、前記撮像装置により前記供給位置を撮像した撮像画像に基づいて該供給位置における部品の有無を判定することにより前記部品供給装置の部品切れの有無を判定する第1判定処理と前記部品検知センサにより前記供給位置における部品の有無を検出することにより前記部品供給装置の部品切れの有無を判定する第2判定処理とを含む複数の処理のいずれかを前記部品情報に基づいて選択して実行する制御装置と、
を備えることを要旨とする。
この本開示の部品実装機によれば、部品供給装置の部品切れの判定をより正確に行なうことができる。
部品実装システムの外観斜視図である。 部品実装機の概略構成図である。 実装ヘッドの側面図である。 フィーダの概略構成図である。 フィーダの部品供給位置付近の部分拡大図である。 フィーダ台の外観斜視図である。 フィーダ交換ロボットの概略構成図である。 部品実装システムの電気的な接続関係を示すブロック図である。 フィーダ保有情報の一例を示す説明図である。 部品実装処理の一例を示すフローチャートである。 部品切れ確認処理の一例を示すフローチャートである。 高さセンサの照射光の径を説明する説明図である。
次に、本開示を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、部品実装システムの外観斜視図である。図2は、部品実装機の概略構成図である。図3は、実装ヘッドの側面図である。図4は、フィーダの概略構成図である。図5は、フィーダの供給位置付近の部分拡大図である。図6は、フィーダ台の外観斜視図である。図7は、フィーダ交換ロボットの概略構成図である。図8は、部品実装システムの電気的な接続関係を示すブロック図である。なお、図1,2中、左右方向をX軸方向とし、前後方向をY軸方向とし、上下方向をZ軸方向とする。
部品実装システム10は、図1に示すように、印刷装置12と、印刷検査装置14と、複数の部品実装機20と、実装検査装置(図示せず)と、フィーダ交換ロボット50と、フィーダ保管庫60と、システム全体を管理する管理装置80と、を備える。印刷装置12は、基板S上にはんだを印刷する装置である。印刷検査装置14は、印刷装置12で印刷されたはんだの状態を検査する装置である。部品実装機20は、基板Sの搬送方向(X軸方向)に沿って整列され、フィーダ30から供給された部品を基板Sに実装する装置である。実装検査装置は、部品実装機20で実装された部品の実装状態を検査する装置である。印刷装置12と印刷検査装置14と部品実装機20と実装検査装置は、この順番で基板Sの搬送方向に並べて設置されて生産ラインを構成する。フィーダ交換ロボット50は、生産ラインに沿って移動可能であり、複数の部品実装機20に対して必要なフィーダ30を補給したり部品実装機20から使用済みのフィーダ30を回収したりする。フィーダ保管庫60は、生産ライン内に組み込まれ、部品実装機20において使用予定のフィーダ30や使用済みのフィーダ30を保管する。
部品実装機20は、図2に示すように、実装機本体21と、実装機本体21に対して着脱可能なフィーダ30と、を備える。
実装機本体21は、基板Sを搬送する基板搬送装置22と、スライダ24に固定(装着)されると共にフィーダ30により部品供給位置に供給された部品を取り出して基板Sに実装する実装ヘッド25と、スライダ24と共に実装ヘッド25を前後方向および左右方向(XY方向)に移動させるヘッド移動装置23と、実装制御装置29(図8参照)と、を備える。基板搬送装置22とヘッド移動装置23と実装ヘッド25は、基台21b上に設けられた筐体21a内に配置されている。実装ヘッド25は、部品Pを吸着する吸着ノズル25aと、ボールねじ機構やリニアモータなどにより吸着ノズル25aを昇降させる昇降装置(図示せず)と、を備える。
また、実装機本体21は、この他に、マークカメラ26や高さセンサ27、パーツカメラ28なども備える。
マークカメラ26および高さセンサ27は、図2に示すように、スライダ24に取り付けられ、ヘッド移動装置23によりXY方向に移動する。なお、マークカメラ26および高さセンサ27は、実装ヘッド25に取り付けられてもよい。マークカメラ26は、基板Sに付された基準マークを上方から撮像する。この撮像画像は、基板搬送装置22により機内に搬入された基板SのXY方向における位置を確認するために用いられる。また、マークカメラ26は、本実施形態では、フィーダ30の部品供給位置を上方から撮像する。この撮像画像は、撮像画像中に部品が写っているか否かの判定によりフィーダ30の部品切れの確認に用いられる。
高さセンサ27は、図3に示すように、下方へ投光する投光部27aと反射光を受光する受光部27bとを有する反射型の距離センサ(例えばレーザセンサや光電センサ)である。高さセンサ27は、基板Sの表面の高さ(Z方向における位置)を測定するのに用いられる。また、高さセンサ27は、本実施形態では、フィーダ30の部品供給位置における高さを測定することで、フィーダ30の部品切れの確認にも用いられる。すなわち、高さセンサ27は、部品供給位置に部品がある場合、部品供給位置に部品がない場合に比して、部品の厚み分だけ対象物の高さを高く測定する。したがって、高さセンサ27の測定値を用いて部品供給装置における部品の有無を判定することができ、フィーダ30の部品切れを確認することができる。
パーツカメラ28は、図2に示すように、基板搬送装置22に隣接して設置され、部品を吸着した吸着ノズル25aがパーツカメラ28の上方を通過する際に部品を下方から撮像する。撮像画像は、吸着ノズル25aに部品が吸着されていない吸着ミスの判定や、吸着ノズル25aに吸着されている部品の位置ずれ量の判定等に用いられる。
実装制御装置29は、周知のCPUやROM、RAMなどで構成される。実装制御装置29は、マークカメラ26やパーツカメラ28からの画像信号や、高さセンサ27からの検知信号などを入力する。また、実装制御装置29は、基板搬送装置22や実装ヘッド25、ヘッド移動装置23などに駆動信号を出力する。
フィーダ30は、図4に示すように、矩形状のカセット式のテープフィーダであり、テープリール32と、テープ送り機構33と、コネクタ35と、レール部材37と、供給制御装置39(図8参照)と、を備える。テープリール32は、テープ31が巻回されている。テープ31には、図5に示すように、その長手方向に沿って所定間隔置きにキャビティ31aが形成されている。各キャビティ31aには、部品Pが収容されている。これらの部品Pは、テープ31の表面を覆うフィルムによって保護されている。テープ送り機構33は、テープリール32からテープ31を引き出して部品供給位置へ送り出すものであり、テープ31に等間隔で設けられたスプロケット孔31bと係合する係合爪が外周に設けられたスプロケットと、スプロケットを回転駆動する図示しない送りモータと、を備える。フィーダ30は、送りモータによりスプロケットを所定回転量ずつ駆動して、スプロケットに係合されたテープ31を所定量ずつ送り出すことで、テープ31に収容された部品Pを順次、部品供給位置へと供給する。テープ31に収容された部品は、部品供給位置の手前でフィルムが剥がされることで部品供給位置にて露出した状態となり、吸着ノズル25aにより吸着される。コネクタ35の両脇には、取付方向に突出する2本の位置決めピン34を有する。レール部材37は、フィーダ30の下端に設けられ、取付方向に延びている。供給制御装置39は、周知のCPUやROM、RAMなどで構成され、テープ送り機構33(送りモータ)に駆動信号を出力する。また、供給制御装置39は、コネクタ35を介してフィーダ30の取付先の制御部(実装制御装置29や管理制御装置81など)と通信可能となっている。
フィーダ30は、実装機本体21の筐体21aの前面に設けられたフィーダ台40に着脱可能に保持される。フィーダ台40には、X軸方向に並ぶように複数のフィーダ30が取り付けられる。フィーダ台40は、図6に示すように、側面視がL字状の台であり、スロット42と、2つの位置決め穴44と、コネクタ45と、を備える。スロット42には、フィーダ30のレール部材37が挿入される。2つの位置決め穴44には、フィーダ30の2本の位置決めピン34が挿入され、フィーダ30がフィーダ台40に位置決めされる。コネクタ45は、2つの位置決め穴44の間に設けられ、フィーダ30のコネクタ35と接続される。
フィーダ交換ロボット50は、図1に示すように、複数の部品実装機20の前面およびフィーダ保管庫60の前面に基板の搬送方向(X軸方向)に対して平行に設けられたガイドレール16に沿って移動可能である。フィーダ交換ロボット50は、図7に示すように、ロボット移動機構51と、フィーダ移載機構53と、エンコーダ57と、ロボット制御装置59と、を備える。ロボット移動機構51は、ガイドレール16に沿ってフィーダ交換ロボット50を移動させるものである。フィーダ移載機構53は、フィーダ30を部品実装機20やフィーダ保管庫60との間で移載するものである。エンコーダ57は、フィーダ交換ロボット50の左右方向(X軸方向)の移動位置を検出するものである。ロボット制御装置59は、周知のCPUやROM、RAMなどで構成され、エンコーダ57から検知信号を入力し、ロボット移動機構51やフィーダ移載機構53に駆動信号を出力する。フィーダ交換ロボット50は、ロボット移動機構51やフィーダ移載機構53を制御することにより、部品実装機20と向かい合う位置まで移動して当該部品実装機20のフィーダ台40に対してフィーダ30を着脱することができる。
フィーダ保管庫60は、複数のフィーダ30を収容するために、部品実装機20に設けられるフィーダ台40と同じ構成のフィーダ台40が、部品実装機20のフィーダ台40と同じ高さに設けられている。フィーダ交換ロボット50は、ロボット移動機構51やフィーダ移載機構53を制御することにより、フィーダ保管庫60と向かい合う位置まで移動してフィーダ保管庫60のフィーダ台40に対してフィーダ30を着脱することができる。これにより、フィーダ交換ロボット50は、フィーダ保管庫60に保管されている使用予定のフィーダ30を取り出して必要な部品実装機20に装着したり、部品実装機20で使用済みとなったフィーダ30を回収してフィーダ保管庫60に収容したりすることができる。
管理装置80は、汎用のコンピュータであり、図8に示すように、管理制御装置81と、キーボードやマウスなどの入力デバイス84と、ディスプレイ86と、記憶装置88と、を備える。管理制御装置81は、CPUやROM,RAMなどで構成され、入力デバイス84とディスプレイ86と記憶装置88とが電気的に接続されている。記憶装置88は、HDDやSSDであり、生産プログラムやフィーダ保有情報、ジョブ情報、ステータス情報などが記憶されている。ここで、生産プログラムは、各部品実装機20において、どの基板Sにどの部品をどの順番で実装するか、また、そのように実装した基板Sを何枚作製するかなどを定めたプログラムである。また、フィーダ保有情報は、各部品実装機20やフィーダ保管庫60が保有するフィーダ30に関する情報である。フィーダ保有情報には、図9に示すように、フィーダ30が装着されているフィーダ台40のスロット番号やフィーダID、フィーダ30が有する部品の種類(部品種)、部品形状(例えば、角チップや、上面と下面とがそれぞれ異なる形状の異形部品など)、部品サイズ(x,y)(xは横幅、yは縦幅)、部品残数Mなどが含まれる。ジョブ情報は、各部品実装機20に対する実装指示に関する情報である。ジョブ情報には、吸着ノズル25aの種類や実装する部品の種類およびサイズ、実装位置などが含まれる。ステータス情報は、各部品実装機20ごとの動作状況を示す情報であり、基板搬入中や基板搬出中、生産中(吸着動作中および実装動作中を含む)、エラー停止中などのステータスが含まれる。
管理装置80は、実装制御装置29と有線により通信可能に接続され、各部品実装機20と各種情報のやり取りを行なう。管理装置80は、各部品実装機20から動作状況を受信してステータス情報を最新の情報に更新する。また、管理装置80は、各部品実装機20のフィーダ台40に取り付けられたフィーダ30の供給制御装置39と実装制御装置29を介して通信可能に接続される。管理装置80は、フィーダ30が部品実装機20から取り外されたり、新たなフィーダ30が部品実装機20に取り付けられたりしたときに、対応する部品実装機20から着脱状況を受信してフィーダ保有情報を最新の情報に更新する。さらに、管理装置80は、ロボット制御装置59と無線により通信可能に接続され、フィーダ交換ロボット50と各種情報のやり取りを行なう。また、管理装置80は、この他、印刷装置12や印刷検査装置14、実装検査装置の各制御装置とも通信可能に接続され、対応する機器からの各種情報のやり取りも行なう。管理装置80は、記憶装置88に記憶しているジョブ情報や各部品実装機20の実装制御装置29から受信される実装状況などに基づいて段取り替え発生の有無を判定し、段取り替えが発生したと判定すると、段取り替えの指示をロボット制御装置59に送信する。また、管理装置80は、各部品実装機20の実装制御装置29からフィーダ30が部品切れした旨の部品切れ情報を受信すると、部品切れしたフィーダ30の回収と新たなフィーダ30の補充の指示をロボット制御装置59に送信する。さらに、管理装置80は、実装制御装置29からエラー情報を受信すると、エラーが発生した旨をディスプレイ86に出力して作業者に報知する。
次に、各部品実装機20の動作について説明する。図10は、各部品実装機20の実装制御装置29のCPUにより実行される部品実装処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、管理制御装置81からジョブ情報を含む実装指示を受信したときに実行される。
部品実装処理では、実装制御装置29は、まず、フィーダ30から供給された部品Pを吸着ノズル25aに吸着させる吸着動作を行なう(S100)。ここで、吸着動作は、フィーダ30の部品供給位置の上方へ吸着ノズル25aが移動するようヘッド移動装置23を制御した後、吸着ノズル25aが下降するよう昇降装置を制御すると共に吸着ノズル25aに図示しない負圧源から負圧を供給することにより行なわれる。続いて、実装制御装置29は、吸着動作を行なった吸着ノズル25aがパーツカメラ28の上方へ移動するようヘッド移動装置23を制御して(S110)、パーツカメラ28による撮像を行なう(S120)。
次に、実装制御装置29は、得られた撮像画像を画像処理して(S130)、吸着ミスが発生しているか否かを判定する(S140)。S130の画像処理は、予め登録された部品下面の形状(シェイプデータ)を用いたパターンマッチング等により撮像画像中に部品Pが認識できるか否かを判定することにより行なわれる。実装制御装置29は、吸着ミスが発生していないと判定すると、後述する吸着ミス回数Nを値0に初期化すると共に(S150)、吸着ノズル25aに吸着させた部品Pを基板Sの実装位置へ実装する実装動作を行なって(S160)、部品実装処理を終了する。ここで、実装動作は、部品Pを吸着した吸着ノズル25aが基板Sの実装位置の上方に移動するようヘッド移動装置23を制御した後、吸着ノズル25aが下降するよう昇降装置を制御すると共に吸着ノズル25aへの負圧の供給を解除することにより行なわれる。
実装制御装置29は、S140において、吸着ミスが発生していると判定すると、吸着ミス回数Nが規定回数Nref(例えば、5回など)以上であるか否かを判定する(S170)。実装制御装置29は、吸着ミス回数Nが規定回数Nref未満であると判定すると、吸着ミス回数Nを値1だけインクリメントして(S180)、S100に戻って吸着動作を繰り返すリカバリ処理を行なう。一方、実装制御装置29は、吸着ミス回数Nが規定回数以上であると判定すると、吸着ミスした実装ヘッド25に対して部品供給したフィーダ30の部品残数Mを管理制御装置81から取得し(S190)、取得した部品残数Mが所定数Mref未満であるか否かを判定する(S200)。この処理は、管理上の部品残数Mが残り少ないか否かを判定するための処理である。所定数Mrefは、例えば、20個や30個、50個などのように定められる。実装制御装置29は、部品残数Mが所定数Mref以上であると判定すると、S180に進む。一方、実装制御装置29は、部品残数Mが所定数Mref未満であると判定すると、後述する部品切れ確認処理を行なう(S210)。ここで、フィーダ30の部品残数Mは、作業者が入力デバイス84を操作して初期値を予め登録しておくことで、部品実装機20による吸着動作に応じて初期値から減算することにより更新されるようになっている。しかし、作業者が入力する初期値を間違えたり、作業者が生産途中で手動によりフィーダ30を交換したりすると、部品残数Mは、正しい残数とならないおそれがある。そこで、本実施形態では、実装制御装置29は、吸着ミスが連続して規定回数Nref以上発生し、且つ、管理上の部品残数Mが残り少ないときには、部品切れ確認処理によってフィーダ30の部品切れを確認するようにした。
実装制御装置29は、部品切れ確認処理の結果、部品切れが発生していないと判定すると(S220の「NO」)、吸着ミス回数Nを値0に初期化して(S230)、S100に戻ってリカバリ処理を行なう。なお、実装制御装置29は、部品切れが発生していないにも拘わらず、吸着ミスが規定回数Nrefよりも多い回数繰り返される場合には、フィーダ30のテープ送りの異常や吸着ノズル25aの異常、画像処理の異常等が発生していると判断し、生産を停止すると共に異常が発生した旨を作業者に通知する。
一方、実装制御装置29は、部品切れが発生していると判定すると(S220の「YES」)、部品切れしたフィーダ30のフィーダIDと共に部品切れが発生した旨の部品切れ情報を管理制御装置81に送信して(S240)、待機する。部品切れ情報を受信した管理制御装置81は、フィーダ交換ロボット50に対してフィーダ30の交換を指示する。すなわち、管理制御装置81は、フィーダ交換ロボット50に対して部品切れ情報を送信した部品実装機20のフィーダ台40から部品切れしたフィーダ30の回収と当該フィーダ台40への新たなフィーダ30の装着とを指示する。実装制御装置29は、新たなフィーダ30がフィーダ台40に装着されると、フィーダ30の交換が完了したと判断し(S250の「YES」)、吸着ミス回数Nを値0に初期化して(S230)、S100に戻り、生産を再開する。なお、同一種類の部品を供給する別のフィーダ30がある場合、実装制御装置29は、生産効率の低下を防ぐため、基本的には、フィーダ30が交換されるのを待つことなく、当該別のフィーダ30から供給される部品Pの吸着を実施する。なお、実装制御装置29は、S220において部品切れが発生していると判定すると、その旨を報知する報知処理を行なうことで、フィーダ交換ロボット50に代えて人(作業者)がフィーダ30を交換するようにしてもよい。これにより、部品実装システム10は、フィーダ交換ロボット50だけでなく、人がフィーダ30を交換する態様もサポートすることができる。
次に、部品切れ確認処理について説明する。図11は、部品切れ確認処理の一例を示すフローチャートである。部品切れ確認処理では、実装制御装置29は、まず、吸着ミスした部品Pの部品サイズ(x,y)および部品形状を管理制御装置81から取得し(S300)、部品Pの部品形状が角チップであるか否か(S310)、部品Pの横幅xが所定値α未満であるか否か、部品Pの縦幅yが所定値β未満であるか否か(S320)、をそれぞれ判定する。
実装制御装置29は、S310において吸着ミスした部品Pの部品形状が角チップであると判定すると共に、S320においてその部品Pの横幅xが所定値α未満または縦幅yが所定値β未満であると判定すると、マークカメラ26を用いて部品切れの判定を行なって(S330)、部品切れ確認処理を終了する。マークカメラ26を用いた部品切れの判定は、判定対象のフィーダ30の部品供給位置の上方にマークカメラ26が移動するようヘッド移動装置23を制御した後、マークカメラ26で部品供給位置を撮像し、得られた撮像画像を画像処理して、撮像画像中に部品Pが認識されるか否かを判定することにより行なわれる。この画像処理は、例えば、上述したS130の画像処理と同様に、予め登録された部品下面の形状(シェイプデータ)を用いてパターンマッチングを適用することにより行なわれる。こうした画像処理を用いて部品Pを認識する場合、マークカメラ26で部品供給位置を撮像して得られる撮像画像中に認識される部品の画像は部品上面の画像である。このため、実装制御装置29は、上面と下面とが異なる形状の異形部品についてマークカメラ26を用いて部品を認識することは困難である。したがって、実装制御装置29は、吸着ミスした部品Pが上面と下面とで形状(表裏)が同じ部品(例えば角チップ)である場合に、マークカメラ26を用いた部品切れの確認を行なうものとした。なお、画像処理には幾つかの手法がある。例えば、上述したパターンマッチングを用いて形状や模様を認識する手法が挙げられる他、輝度分散を利用した手法などもある。前者の手法の場合は、S130の画像処理と同じシェイプデータを活用するため、認識対象である部品の表裏が同じであることが望ましい。後者の手法の場合は、輝度の標準偏差が既知の画像処理対象と似通っているかを判定する手法であるので、形状には依存しない汎用性の高い手法となる。
実装制御装置29は、S310において吸着ミスした部品Pの部品形状が角チップであると判定すると共に、S320においてその部品Pの横幅xが所定値α以上かつ縦幅yが所定値β以上であると判定すると、高さセンサ27を用いて部品切れの判定を行なって(S340)、部品切れ確認処理を終了する。高さセンサ27を用いた部品切れの判定は、例えば、判定対象のフィーダ30の部品供給位置の上方に高さセンサ27が移動するようヘッド移動装置23を制御した後、投光部27aから下方に向けて光を照射し、反射光を受光部27bで受光することにより測定される対象物の高さ情報に基づいて行なわれる。すなわち、実装制御装置29は、高さセンサ27により測定された対象物の高さがキャビティ31aの底面に相当する高さであれば部品供給位置に部品がなく部品切れが発生していると判定し、対象物の高さがキャビティ31aの底面よりも所定値以上高ければ部品供給位置に部品があり部品切れでないと判定する。高さセンサ27は、上述したように、反射型の距離センサ(レーザセンサや光電センサ)として構成される。このため、図12に示すように、テープ31の部品Pを収容するキャビティ31aの幅が照射光の直径よりも小さいと、高さセンサ27は、テープ31のキャビティ31a外の表面の高さを測定してしまい、部品供給位置における部品の有無を誤判定するおそれがある。したがって、実装制御装置29は、吸着ミスした部品Pのサイズが比較的大きい場合には、その部品Pを収容するキャビティ31aのサイズも大きいと考えられるため、高さセンサ27を用いた部品切れの確認を行なう。一方、実装制御装置29は、吸着ミスした部品Pのサイズが比較的小さい場合には、上述したように、マークカメラ26を用いた部品切れの確認を行なう。また、実装制御装置29は、異形部品については、高さセンサ27の投光部27aから部品上面に照射した照射光が拡散する可能性があるため、本実施形態では、異形部品を供給するフィーダ30の部品切れの確認は行なわない。
このように、実装制御装置29は、部品形状および部品サイズに基づいてマークカメラ26(撮像装置)と高さセンサ27(センサ)とのうち部品切れの確認に適した方を選択して実行する。これにより、部品切れの確認をより適切に行なうことができる。しかも、マークカメラ26や高さセンサ27は、通常、基板Sの位置や高さの確認に用いられるため、部品切れを確認するための専用のセンサを設ける必要がない。また、部品切れの確認に撮像装置を用いる場合、検知対象のサイズは小さくても構わないが、特に画像処理にパターンマッチングを用いる場合には検知対象の表裏が同じであることが望ましい。一方、部品切れの確認にセンサを用いる場合、検知対象の表裏が一致していることは問わないが、検知対象のサイズは大きい方がよい。したがって、撮像装置の得意な部分とセンサが得意な部分とを組み合わせることで多種多様な部品について判定を高精度に行なうことができる。
実装制御装置29は、S310において吸着ミスした部品Pの部品形状が角チップでなく、上面と下面とで形状が異なる異形部品であると判定すると、マークカメラ26および高さセンサ27のいずれによっても、部品切れを判定することが困難であると判断し、オペレータコールを行なって(S350)、部品切れ確認処理を終了する。オペレータコールを受けた作業者は、該当するフィーダ30に部品切れが発生していないかを目視にて確認し、部品切れの有無を対応する部品実装機20や管理装置80に入力する。
ここで、実施形態の主要な要素と請求の範囲の欄に記載した主要な要素との対応関係について説明する。即ち、フィーダ30が「フィーダ」に相当し、実装ヘッド25が「実装ヘッド」に相当し、マークカメラ26が「撮像装置」に相当し、高さセンサ27が「部品検知センサ」に相当し、実装制御装置29が「制御装置」に相当する。
なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、高さセンサ27(部品検知センサ)は、反射型の検知センサとして構成されたが、透過型の検知センサとして構成されてもよい。また、部品検知センサは、接触子を有し、対象物に接触子を接触させることにより対象物を検知する接触式の検知センサであってもよい。
上述した実施形態では、実装制御装置29は、マークカメラ26および高さセンサ27のいずれを用いても部品切れの確認が困難であると考えられる特殊部品(異形部品)については、オペレータコールを行なうものとした。しかし、実装制御装置29は、オペレータコールを行なわないものとしてもよい。この場合、実装制御装置29は、異形部品について、高さセンサ27を用いた部品切れの確認を行なうものとしてもよい。また、実装制御装置29は、部品切れ確認処理において、S310の処理を省略し、部品サイズのみに基づいて実行する処理(S330,S340)を選択するものとしてもよい。あるいは、実装制御装置29は、部品Pの種類(例えば、コンデンサや抵抗、BGAなどのIC部品)に基づいて実行する処理を選択するものとしてもよい。
上述した実施形態では、実装制御装置29は、マークカメラ26を用いた部品切れの確認(第1判定処理)と高さセンサ27を用いた部品切れの確認(第2判定処理)とのうちいずれかを選択して実行するものとした。しかし、実装制御装置29は、マークカメラ26を用いた部品切れの確認と高さセンサ27を用いた部品切れの確認とのうち両方を実行し、いずれか一方で部品なしと判定した場合に、部品切れが発生したと判定してもよい。また、実装制御装置29は、マークカメラ26を用いた部品切れの確認と高さセンサ27を用いた部品切れの確認とのうちいずれか一方のみを行なうものとしてもよい。
上述した実施形態では、実装制御装置29は、撮像装置としてマークカメラ26を用いてフィーダ30の部品切れを確認するものとした。しかし、撮像装置は、フィーダ30の部品供給位置を撮像可能なものであれば、如何なるものであってもよい。また、撮像装置は、実装ヘッド25(スライダ24)以外に設けられてもよい。
上述した実施形態では、実装制御装置29は、部品検知センサとして高さセンサ27を用いてフィーダ30の部品切れの確認を行なうものとした。しかし、部品検知センサは、部品供給位置において部品を検知可能なものであれば、如何なるものであってもよい。また、部品検知センサは、実装ヘッド25(スライダ24)以外、例えば、フィーダ30の内部に設けられてもよい。
以上説明したように、本開示の部品実装機は、部品供給装置から供給位置に供給された部品を実装ヘッドにより取り出して対象物に実装する部品実装機であって、前記供給位置を上方から撮像可能な撮像装置と、部品を検知可能な部品検知センサと、所定の判定条件が成立した場合に、前記部品供給装置が供給する部品に関する部品情報を取得し、前記撮像装置により前記供給位置を撮像した撮像画像に基づいて該供給位置における部品の有無を判定することにより前記部品供給装置の部品切れの有無を判定する第1判定処理と前記部品検知センサにより前記供給位置における部品の有無を検出することにより前記部品供給装置の部品切れの有無を判定する第2判定処理とを含む複数の処理のいずれかを前記部品情報に基づいて選択して実行する制御装置と、を備えることを要旨とする。
この本開示の部品実装機によれば、部品供給装置の部品切れの判定をより正確に行なうことができる。ここで、部品供給装置には、例えば、複数の部品が収容されたテープを供給するテープフィーダや、複数の部品が収容されたトレイを供給するトレイ供給装置などが含まれる。
こうした本開示の部品実装機において、前記部品情報には、部品のサイズおよび/または部品の形状が含まれるものとしてもよい。こうすれば、第1判定処理と第2判定処理とを含む複数の処理のうち、部品切れの確認により適した処理を適用することができる。
また、本開示の部品実装機において、前記制御装置は、前記部品情報により特定される部品が、前記第1判定処理および前記第2判定処理のいずれによっても前記フィーダの部品切れの有無を判定するのが困難な部品である場合には、前記複数の処理の一つとして報知処理を行なうものとしてもよい。こうすれば、第1判定処理や第2判定処理によっても判定が困難な特殊部品についても適切に対応することができる。
さらに、本開示の部品実装機において、前記所定の判定条件は、前記実装ヘッドによる部品の取り出しミスが所定回数に亘って継続して発生した場合に成立する条件であるものとしてもよい。こうすれば、部品切れの有無の判定が頻繁に実行されて、生産効率が低下するのを抑制することができる。
また、本開示では、部品実装機の形態に限られず、部品実装システムの形態とすることもできる。
すなわち、本開示の部品実装システムは、供給位置に部品を供給するフィーダが着脱可能な部品供給部と、前記供給位置を上方から撮像可能な撮像装置と、部品を検知可能な部品検知センサと、所定の判定条件が成立した場合に前記フィーダが供給する部品に関する部品情報を取得し前記撮像装置により前記供給位置を撮像した撮像画像に基づいて該供給位置における部品の有無を判定することにより前記フィーダの部品切れの有無を判定する第1判定処理と前記部品検知センサにより前記供給位置における部品の有無を検出することにより前記フィーダの部品切れの有無を判定する第2判定処理とを含む複数の処理のいずれかを前記部品情報に基づいて選択して実行する制御装置とをそれぞれ備える複数の部品実装機と、前記複数の部品実装機のうちいずれかに装着されているフィーダに部品切れが発生したと判定された場合に、該フィーダの交換を行なうフィーダ交換装置と、を備えることを要旨とする。
この本開示の部品実装システムによれば、フィーダの部品切れの確認と、部品切れしたフィーダの交換とを自動で行なうことが可能となり、作業者の負担を軽減することができる。また、本開示の部品実装システムは、作業者がフィーダを交換する場合にも有効に機能する。
なお、本開示の部品実装機は、以下のように構成されてもよい。
すなわち、本開示の第2の部品実装機は、フィーダから供給位置に供給された部品を実装ヘッドにより取り出して対象物に実装する部品実装機であって、前記供給位置を上方から撮像可能な撮像装置と、所定の判定条件が成立した場合に、前記撮像装置により前記供給位置を撮像した撮像画像に基づいて該供給位置における部品の有無を判定することにより前記フィーダの部品切れの有無を判定する制御装置と、を備えることを要旨とする。
また、本開示の第3の部品実装機は、フィーダから供給位置に供給された部品を実装ヘッドにより取り出して対象物に実装する部品実装機であって、部品を検知可能な部品検知センサと、所定の判定条件が成立した場合に、前記部品検知センサにより前記供給位置における部品の有無を検出することにより前記フィーダの部品切れの有無を判定する制御装置と、を備えることを要旨とする。
本開示は、部品実装機や部品実装システムの製造産業などに利用可能である。
10 部品実装システム、12 印刷装置、14 印刷検査装置、16 ガイドレール、20 部品実装機、21 実装機本体、21a 筐体、21b 基台、22 基板搬送装置、23 ヘッド移動装置、24 スライダ、25 実装ヘッド、26 マークカメラ、27 高さセンサ、27a 投光部、27b 受光部、28 パーツカメラ、29 実装制御装置、30 フィーダ、31 テープ、31a キャビティ、31b スプロケット孔、32 テープリール、33 テープ送り機構、34 位置決めピン、35 コネクタ、37 レール部材、39 供給制御装置、40 フィーダ台、42 スロット、44 位置決め穴、45 コネクタ、50 フィーダ交換ロボット、51 ロボット移動機構、53 フィーダ移載機構、57 エンコーダ、59 ロボット制御装置、60 フィーダ保管庫、80 管理装置、81 管理制御部、84 入力デバイス、86 ディスプレイ、88 記憶装置、88a 生産プログラム、88b フィーダ保有情報、88c ジョブ情報、S 基板、P 部品。

Claims (5)

  1. 部品供給装置から供給位置に供給された部品を実装ヘッドにより取り出して対象物に実装する部品実装機において、
    前記供給位置を上方から撮像可能な撮像装置と、
    部品を検知可能な部品検知センサと、
    所定の判定条件が成立した場合に、前記部品供給装置が供給する部品に関する部品情報を取得し、前記撮像装置により前記供給位置を撮像した撮像画像に基づいて該供給位置における部品の有無を判定することにより前記部品供給装置の部品切れの有無を判定する第1判定処理と前記部品検知センサにより前記供給位置における部品の有無を検出することにより前記部品供給装置の部品切れの有無を判定する第2判定処理とを含む複数の処理のいずれかを前記部品情報に基づいて選択して実行する制御装置と、
    を備える部品実装機であって、
    前記部品情報には、部品のサイズおよび部品の形状が含まれ、
    前記制御装置は、前記部品の形状が角チップである場合、前記部品の横幅が所定値未満または縦幅が所定値未満であるときには前記第1判定処理を実行し、前記部品の横幅が所定値以上かつ縦幅が所定値以上であるときには前記第2判定処理を実行する、
    部品実装機
  2. 部品供給装置から供給位置に供給された部品を実装ヘッドにより取り出して対象物に実装する部品実装機において、
    前記供給位置を上方から撮像可能な撮像装置と、
    部品を検知可能な部品検知センサと、
    所定の判定条件が成立した場合に、前記部品供給装置が供給する部品に関する部品情報を取得し、前記撮像装置により前記供給位置を撮像した撮像画像に基づいて該供給位置における部品の有無を判定することにより前記部品供給装置の部品切れの有無を判定する第1判定処理と前記部品検知センサにより前記供給位置における部品の有無を検出することにより前記部品供給装置の部品切れの有無を判定する第2判定処理とを含む複数の処理のいずれかを前記部品情報に基づいて選択して実行する制御装置と、
    を備える部品実装機であって、
    前記部品情報には、部品のサイズおよび部品の形状が含まれ、
    前記制御装置は、前記部品の形状が角チップである場合、前記部品のサイズが前記部品検知センサによる部品切れの有無の判定に適したサイズであるときには前記第2判定処理を実行し、前記部品のサイズが前記部品検知センサによる部品切れの有無の判定に適したサイズではないときには前記第1判定処理を実行する、
    部品実装機。
  3. 請求項1または2に記載の部品実装機であって、
    前記制御装置は、前記部品情報により特定される部品が、前記第1判定処理および前記第2判定処理のいずれによっても前記部品供給装置の部品切れの有無を判定するのが困難な部品である場合には、前記複数の処理の一つとして報知処理を行なう、
    部品実装機。
  4. 請求項1ないし3いずれか1項に記載の部品実装機であって、
    前記所定の判定条件は、前記実装ヘッドによる部品の取り出しミスが所定回数に亘って継続して発生した場合に成立する条件である、
    部品実装機。
  5. 供給位置に部品を供給するフィーダが着脱可能な部品供給部と、前記供給位置を上方から撮像可能な撮像装置と、部品を検知可能な部品検知センサと、所定の判定条件が成立した場合に前記フィーダが供給する部品に関する部品情報を取得し前記撮像装置により前記供給位置を撮像した撮像画像に基づいて該供給位置における部品の有無を判定することにより前記フィーダの部品切れの有無を判定する第1判定処理と前記部品検知センサにより前記供給位置における部品の有無を検出することにより前記フィーダの部品切れの有無を判定する第2判定処理とを含む複数の処理のいずれかを前記部品情報に基づいて選択して実行する制御装置とをそれぞれ備える複数の部品実装機と、
    前記複数の部品実装機のうちいずれかに装着されているフィーダに部品切れが発生したと判定された場合に、該フィーダの交換を行なうフィーダ交換装置と、
    を備える部品実装システムであって、
    前記部品情報には、部品のサイズおよび部品の形状が含まれ、
    前記制御装置は、前記部品の形状が角チップである場合、前記部品のサイズが前記部品検知センサによる部品切れの有無の判定に適したサイズであるときには前記第2判定処理を実行し、前記部品のサイズが前記部品検知センサによる部品切れの有無の判定に適したサイズではないときには前記第1判定処理を実行する、
    部品実装システム
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