JP7297907B2 - 部品実装機 - Google Patents

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Description

本明細書は、部品実装機について開示する。
従来より、本体とその本体の側面から側方へ突出した複数のリードとを備えた電子部品におけるリードのコプラナリティ(複数のリードの先端部が同一平面上に位置する度合い)を検出する部品実装機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この部品実装機は、保持装置に保持された電子部品に向かい且つ光軸が部品本体の底面に対して電子部品に近接するに従って上面から底面に向かう向きに傾斜した状態で位置が固定されたコプラナリティ検出用のカメラと、当該カメラに対応する位置に設けられた平面光源と、を備える。部品実装機は、保持装置が電子部品を取り出してプリント配線板へ移動する途中、停止させて、カメラにより電子部品を撮像する。そして、部品実装機は、電子部品を回転させて4辺全部のリードを撮像し、撮像データを画像処理してコプラナリティを検出する。
特開2002-176300号公報
しかしながら、上述した部品実装機では、リードの状態(コプラナリティ)を検出するために専用のカメラが必要であり、装置の大型化やコスト増を招いてしまう。
本開示は、簡易な構成により、部品の本体から側方へ突出した複数のリードの状態を適正に判定することができる部品実装機を提供することを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の部品実装機は、
部品を保持して基板上に実装する部品実装機であって、
前記部品を上面側から保持する保持部材を有するヘッドと、
前記ヘッドを移動させる移動装置と、
前記保持部材に保持されている部品を底面に垂直な方向から撮像する撮像装置と、
前記撮像装置により撮像された部品の撮像画像を処理する画像処理を行なってから前記保持部材に保持されている部品が前記基板に実装されるよう前記ヘッドと前記移動装置とを制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、本体と該本体の側面から側方へ突出した複数のリードとを有する部品を実装する際には、前記撮像画像から抽出される前記複数のリードの像の長さをそれぞれ測定し、該測定した各リードの像の長さのうちいずれかが許容範囲内にない場合に異常と判定する第1の異常判定を行なう、
ことを要旨とする。
この本開示の部品実装機の制御装置は、撮像装置により撮像された部品の撮像画像を処理する画像処理を行なってから保持部材に保持されている部品が基板に実装されるようヘッドと移動装置とを制御する。また、制御装置は、本体と本体の側面から側方へ突出した複数のリードとを有する部品を実装する際には、撮像画像から抽出される複数のリードの像の長さをそれぞれ測定し、各リードの像の長さのうちいずれかが許容範囲内にない場合に異常と判定する第1の異常判定を行なう。本体の側面から側方へ突出した複数のリードを有する部品において、複数のリードのいずれかにリード浮きが生じていると、本体の底面に垂直な方向から部品を撮像した場合に撮像画像から抽出されるリードの像の長さは、リード浮きが生じていないものよりも長くなる。したがって、各リードの像の長さのうちいずれかが許容範囲内にない場合に異常と判定することで、リードの状態を適正に判定することができる。また、撮像装置は部品の実装に先だって行なわれる画像処理に用いられるものと兼用されるため、部品実装機は、リードの状態を判定するために専用の撮像装置を備える必要がない。この結果、簡易な構成により、部品の本体から側方へ突出した複数のリードの状態を適正に判定することができる部品実装機とすることができる。
本実施形態の部品実装機10の構成の概略を示す構成図である。 部品実装機10の上面図である。 部品実装機10の制御装置60と管理装置80の電気的な接続関係を示すブロック図である。 光センサ50の構成の概略を示す構成図である。 リード高さの低い部品100aにおいて本体101aの1辺から突出した複数のリード102aの側面視と投光器53の投光範囲とを示す説明図である。 リード高さの高い部品100bにおいて本体101bの1辺から突出した複数のリード102bの側面視と投光器53の投光範囲とを示す説明図である。 部品100bの複数のリード102bのいずれもが正常である場合に複数のリード102bによって投光器53からの光が遮光される様子を示す説明図である。 部品100bの複数のリード102bのいずれかに異常がある場合に複数のリード102bによって投光器53からの光が遮光される様子を示す説明図である。 制御装置60のCPU61により実行される部品実装処理の一例を示すフローチャートである。 マークカメラ25で撮像された撮像画像からリード浮き等を判定する様子を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明する。
図1は、本実施形態の部品実装機10の構成の概略を示す構成図である。図2は、部品実装機10の上面図である。図3は、部品実装機10の制御装置60と管理装置80の電気的な接続関係を示すブロック図である。図4は、光センサ50の構成の概略を示す構成図である。なお、図1の左右方向がX軸方向であり、前(手前)後(奥)方向がY軸方向であり、上下方向がZ軸方向である。
部品実装機10は、図1に示すように、部品供給装置20と、基板搬送装置23と、ヘッド移動装置30と、ヘッド40と、光センサ50と、制御装置60(図3参照)とを備える。また、部品実装機10は、これらの他に、パーツカメラ24やマークカメラ25、廃棄ボックス26なども備える。部品実装機10は、基板搬送方向(X軸方向)に複数台並べて配置されて、生産ラインを構成する。生産ラインは、管理装置80によって管理される。
部品供給装置20は、部品実装機10の基台11の前端部に設けられるテープフィーダ21およびトレイフィーダ22を備える。テープフィーダ21は、左右方向(X軸方向)に並ぶように設置され、長手方向に所定間隔をおいて形成された複数の凹部にそれぞれ部品が収容されたテープをリールから前後方向(Y軸方向)に引き出すことにより部品を供給する。トレイフィーダ22は、格子状に形成された複数の凹部にそれぞれ部品が収容されたトレイを前後方向(Y軸方向)に送り出すことにより部品を供給する。トレイフィーダ22は、例えば、SOP(Small Outline Package)やQFP(Quad Flat Package)などの比較的大型の電子部品(IC部品)を供給する際に用いられる。
基板搬送装置23は、前後方向(Y軸方向)に間隔を空けて基台11上に配置される一対のコンベアレールを備える。基板搬送装置23は、一対のコンベアレールを駆動することにより基板Sを図1の左から右(基板搬送方向)へと搬送する。
ヘッド移動装置30は、図1に示すように、一対のX軸ガイドレール31と、X軸スライダ32と、X軸アクチュエータ33(図3参照)と、一対のY軸ガイドレール35と、Y軸スライダ36と、Y軸アクチュエータ37(図3参照)と、を備える。一対のY軸ガイドレール35は、Y軸方向に互いに平行に延在するように筐体12の上段に設置される。Y軸スライダ36は、一対のY軸ガイドレール35に架け渡されている。Y軸アクチュエータ37は、Y軸スライダ36をY軸ガイドレール35に沿ってY軸方向に移動させる。一対のX軸ガイドレール31は、X軸方向に互いに平行に延在するようにY軸スライダ36の前面に設置される。X軸スライダ32は、一対のX軸ガイドレール31に架け渡されている。X軸アクチュエータ33は、X軸スライダ32をX軸ガイドレール31に沿ってX軸方向に移動させる。X軸スライダ32にはヘッド40が取り付けられている。ヘッド移動装置30は、X軸スライダ32とY軸スライダ36とを移動させることで、ヘッド40をX軸方向とY軸方向とに移動させる。
ヘッド40は、図3に示すように、Z軸アクチュエータ41とθ軸アクチュエータ43とを備える。Z軸アクチュエータ41は、吸着ノズル45を上下方向(Z軸方向)に移動させる。また、θ軸アクチュエータ43は、吸着ノズル45をZ軸周りに回転させる。吸着ノズル45の吸引口は、図示しないが、電磁弁により負圧源と正圧源とエア導入口とに対して選択的に連通する。ヘッド40は、吸着ノズル45の吸引口を負圧源と連通させた状態で吸着ノズル45の吸引口を部品の上面に当接させることで、当該吸引口に作用する負圧によって部品を吸着することができる。また、ヘッド40は、吸着ノズル45の吸引口を正圧源と連通させることで、当該吸引口に作用する正圧によって部品の吸着を解除することができる。
パーツカメラ24は、基台11の部品供給装置20と基板搬送装置23との間に設置される。パーツカメラ24は、吸着ノズル45に吸着させた部品がパーツカメラ24の上方を通過する際、部品の底面を当該部品の底面に垂直な方向から撮像する。パーツカメラ24により撮像された撮像画像は、制御装置60へ出力される。制御装置60は、パーツカメラ24の撮像画像に対して部品を認識する画像処理を行なうことで、吸着ノズル45に部品が吸着されているか否かの判定や、吸着されている部品が正常であるか否かの判定、吸着されている部品のX軸方向,Y軸方向およびθ軸方向の各位置ずれ量(Δx,Δy,Δθ)が許容範囲内にあるか否かの判定などを行なう。
マークカメラ25は、X軸スライダ32に取り付けられている。マークカメラ25は、基板Sの表面に付されたマークを当該表面に垂直な方向から撮像する。マークカメラ25により撮像された撮像画像は、制御装置60へ出力される。制御装置60は、マークカメラ25の撮像画像に対してマークを認識する画像処理を行なうことで、基板Sの位置を確認する。
廃棄ボックス26は、吸着した部品に異常が生じているときに当該異常の対象となった部品を廃棄するためのものである。
光センサ50は、SOPやQFP等のように、矩形状の本体101と本体101の側面からガルウイング状(L字状)に突出した複数のリード102とを有する部品100を実装する場合に、いずれかのリード102に異常が生じていないかを判定するために用いられる。なお、リード102の異常には、リード102が本体101の外側に折れ曲がるリード浮きや、リード102が本体101の内側に折れ曲がるリード折れを挙げることができる。これらの異常は、いずれも、本体101の側面から突出する全てのリード102を基板S(半田)に均等に接触させることができず、不良製品を発生させる原因となる。
光センサ50は、図2に示すように、基台11の部品供給装置20と基板搬送装置23との間であって、パーツカメラ24に隣接した位置に設置される。この光センサ50は、図4に示すように、支持台51に設けられた投光器53と、投光器53に対して所定の空間を隔てて向かい合うように支持台52に設けられた受光器54と、を備える。各支持台51,52の上面には、部品100の位置を光センサ50の検出位置に位置合わせするための位置合わせ用のマーク55,56が付されている。なお、マーク55,56は、省略されてもよい。
光センサ50を用いてリード102の状態を判定する場合、制御装置60は、吸着ノズル45に部品100を吸着させた状態で、図4に示すように、投光器53から受光器54へ向かう光軸(図4中、破線参照)が本体101の一つの側面から突出する複数のリード102の並び方向と平行となると共に当該複数のリード102の先端部を通るように部品100の位置合わせを行なう。部品100の位置合わせは、ヘッド移動装置30のX軸アクチュエータ33およびY軸アクチュエータ37を駆動制御すると共にヘッド40のZ軸アクチュエータ41およびθ軸アクチュエータ43を駆動制御して部品100を吸着している吸着ノズル45をXY軸方向に移動およびθ軸方向に回転させることにより行なう。続いて、制御装置60は、投光器53から受光器54へ向かって投光されるよう投光器53を駆動制御する。これにより、投光器53からの光の一部が複数のリード102の先端部で遮光され、残りの光が受光器54に受光される。ここで、本体101の一つの側面から突出する複数のリード102のうちの一部にリード浮き等が生じて正常なリードと異常なリードとが混在する場合、複数のリード102の全てが正常である場合に比して、複数のリード102の側面視における見かけ上の厚みWが大きくなる。厚みWはリード浮き等の程度が大きいほど大きくなる。そして、厚みWが大きくなるにつれて、複数のリード102による投光器53からの光の遮光率が上がり、受光器54に受光される光量は少なくなる。したがって、制御装置60は、受光器54で受光される光量に基づいて複数のリード102の側面視における見かけ上の厚みWを判別することができ、当該厚みWに基づいて複数のリード102の状態を判定することができる。すなわち、制御装置60は、受光器54からの受光信号に基づいて厚みWを判別し、厚みWが許容範囲内にあるときには本体101の1つの側面から突出した複数のリード102はいずれも正常であると判定し、厚みWが許容範囲内にないときには複数のリード102のいずれかに異常があると判定する。なお、部品100が本体の4つの側面からそれぞれ複数のリードが突出したQFPとして構成される場合、制御装置60は、部品100を90度ずつ回転させながら、それぞれの回転位置において対応する側面から突出した複数のリードの先端部に投光器53からの光を当てることで、4つの側面から突出した全てのリードの状態を判定する。また、部品100が本体の対向する2つの側面からそれぞれ複数のリードが突出したSOPやSSOPとして構成される場合、制御装置60は、部品100を180度ずつ回転させながら、それぞれの回転位置において対応する側面から突出した複数のリードの先端部に投光器53からの光を当てることで、2つの側面から突出した全てのリードの状態を判定する。
ここで、光センサ50は、図5Aに示すように、本体101aが比較的薄く、リード高さが低い部品100aおいて、本体101aの1つの側面から突出した複数のリード102aの一部に異常が発生していないかを判定する場合に有効に機能する。しかし、光センサ50は、図5Bに示すように、本体101bが比較的厚く、リード高さが高い(リードの立ち上がり部の長さが長い)部品100bにおいて、同様の異常が発生していないかを判定する場合には有効に機能しない場合がある。すなわち、リード高さが高い部品100bでは、リード102bの少しの浮きや折れによっても、図5Bや図6A,図6Bに示すように、リード102bの先端部が投光器53の投光範囲から外れるため、制御装置60は、受光器54から受光される光量に基づいて複数のリード102bの側面視における見かけ上の厚みWを判別することが困難となる。
制御装置60は、図3に示すように、CPU61を中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、CPU61の他に、ROM62と、HDD63と、RAM64と、入出力インタフェース65とを備える。これらは、バス66を介して電気的に接続されている。制御装置60には、各種検出信号が入出力インタフェース65を介して入力されている。制御装置60に入力される各種検出信号には、X軸スライダ32の位置を検知するX軸位置センサ34からの位置信号や、Y軸スライダ36の位置を検知するY軸位置センサ38からの位置信号、吸着ノズル45のZ軸方向における位置を検出するZ軸位置センサ42からの位置信号、吸着ノズル45のθ軸方向における位置を検出するθ軸位置センサ44からの位置信号がある。また、制御装置60に入力される各種信号には、パーツカメラ24からの画像信号や、マークカメラ25からの画像信号、光センサ50の受光器54からの受光信号などもある。一方、制御装置60からは、各種制御信号が入出力インタフェース65を介して出力されている。制御装置60から出力される各種制御信号には、部品供給装置20への制御信号や、基板搬送装置23への制御信号がある。また、制御装置60から出力される各種制御信号には、X軸アクチュエータ33への駆動信号、Y軸アクチュエータ37への駆動信号、Z軸アクチュエータ41への駆動信号、θ軸アクチュエータ43への駆動信号もある。さらに、制御装置60から出力される各種制御信号には、パーツカメラ24への制御信号や、マークカメラ25への制御信号、光センサ50の投光器53への駆動信号などもある。また、制御装置60は、管理装置80と双方向通信可能に接続されており、互いにデータや制御信号のやり取りを行っている。
管理装置80は、例えば、汎用のコンピュータであり、図3に示すように、CPU81とROM82とHDD83とRAM84と入出力インタフェース85などを備える。これらは、バス86を介して電気的に接続されている。この管理装置80には、マウスやキーボード等の入力デバイス87から入力信号が入出力インタフェース85を介して入力されている。また、管理装置80からは、ディスプレイ88への画像信号が入出力インタフェース85を介して出力されている。HDD83は、基板Sの生産ジョブを記憶している。ここで、基板Sの生産ジョブには、各部品実装機10においてどの部品をどの順番で基板Sへ実装するか、また、そのように部品を実装した基板Sを何枚作製するかなどの生産スケジュールが含まれる。管理装置80は、オペレータが入力デバイス87を介して入力した各種データに基づいて生産ジョブを生成し、生成した生産ジョブを各部品実装機10へ送信することで、各部品実装機10に対して生産の開始を指示する。
次に、こうして構成された本実施形態の部品実装機10の動作について説明する。特に、本体101から側方に突出したリード102を有する部品100を実装する際の動作について説明する。図7は、制御装置60のCPU61により実行される部品実装処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、オペレータによって生産の開始が指示されたときに実行される。制御装置60は、管理装置80から送信された生産ジョブを受信し、受信した生産ジョブに基づいて部品実装処理を実行する。
部品実装処理が実行されると、制御装置60のCPU61は、まず、部品供給装置20(トレイフィーダ22)から部品100が供給される部品供給位置の上方へ吸着ノズル45が移動するようヘッド移動装置30を駆動制御し(S100)、吸着ノズル45に部品100を吸着させる吸着動作を行なう(S110)。ここで、吸着動作は、具体的には、吸着ノズル45の先端(吸引口)が部品100の上面に当接するまで吸着ノズル45が下降するようZ軸アクチュエータ41を駆動制御すると共に吸着ノズル45の吸引口に負圧が作用するよう電磁弁を駆動制御することにより行なう。続いて、CPU61は、吸着ノズル45に吸着させた部品100がパーツカメラ24の上方へ移動するようヘッド移動装置30を駆動制御して(S120)、当該部品100をパーツカメラ24で撮像する(S130)。
CPU61は、部品100を撮像すると、得られた撮像画像において部品100を認識する画像処理を行なう(S140)。そして、CPU61は、認識された部品100における各リード102の像から各リード102の長さ(リード長さL)を算出し(S150)、部品100の全てのリード102のリード長さLが許容範囲内にあるか否かを判定する(S160)。ここで、パーツカメラ24は、部品100の底面に垂直な方向から当該部品100を撮像する。このため、リード長さLは、部品100を底面側から見た底面視におけるリード102の像の長さとなる。リード102は、上述したように、本体101の側面からガルウイング状(L字状)に突出している。このため、図8に示すように、本体101の外側に折れ曲がるリード浮きが発生しているリードの像は、通常よりも長くなる。一方、本体101の内側に折れ曲がるリード折れが発生しているリードの像は、通常よりも短くなる。したがって、パーツカメラ24で撮像された画像におけるリード102の像の長さを判別することで、リード浮きやリード折れの有無を判定することができる。こうしたリードの像の長短は、リード高さが高い部品ほど、リード浮きやリード折れの発生に対して顕著に表われる。したがって、パーツカメラ24を用いたリード102の状態の判定は、本体101bが厚く、リード高さが高い部品100bに対して有効に機能する一方、本体101aが薄く、リード高さが低い部品100aに対しては有効に機能しない。CPU61は、いずれかのリード102のリード長さLが許容範囲内にないと判定すると、部品100のリード102に異常があると判断し、吸着ノズル45に吸着されている部品100が廃棄ボックス26の上方へ移動するようヘッド移動装置30を駆動制御する(S170)。そして、CPU61は、吸着ノズル45の吸着口に負圧を作用させることにより部品100を廃棄ボックス26へ廃棄して(S180)、新たな部品100を吸着するためにステップS100に戻る。
CPU61は、ステップS160において、いずれのリード102のリード長さLも許容範囲内にあると判定すると、更に光センサ50を用いてリード102の状態を判定するために吸着ノズル45に吸着されている部品100が光センサ50の検出位置へ移動するようヘッド移動装置30を駆動制御する(S190)。この処理は、以下のようにして行なわれる。すなわち、CPU61は、ステップS140においてパーツカメラ24による部品100の撮像画像に対して行なわれた画像処理により部品100の吸着位置を確認する。続いて、CPU61は、支持台51,52に付されたマーク55,56の上方へマークカメラ25が移動するようヘッド移動装置30を駆動制御してマークカメラ25でマーク55,56を撮像する。次に、CPU61は、得られた撮像画像に基づいて光センサ50の検出位置(投光器53の光軸の位置)を確認する。そして、CPU61は、部品100の吸着位置と光センサ50の検出位置と予め入力した部品100のサイズとに基づいて部品100の1つの側面から突出した複数のリード102の先端部が検出位置へ移動するようヘッド移動装置30を駆動制御する。
CPU61は、部品100を光センサ50の検出位置へ移動させると、上述したように、部品100の本体101の各側面から突出する複数のリード102の先端部に投光器53からの光を順次投光し(S200)、受光器54に受光される光量に基づいて複数のリード102の側面視における見かけ上の厚みWを判別する(S210)。そして、CPU61は、各側面から突出した複数のリード102の見かけ上の厚みWがいずれも許容範囲内にあるか否かを判定する(S220)。上述したように、光センサ50を用いたリード102の状態の判定は、上述したように、本体101aが薄く、リード高さが低い部品100aに対して有効に機能する一方、本体101bが厚く、リード高さが高い部品100bに対しては有効に機能しない。したがって、パーツカメラ24を用いた判定と光センサ50を用いた判定とを併用することで、リード高さの高低に拘わらず、リード102の状態をより正確に判定することが可能となる。これにより、専用のカメラを必要とすることなく、リード102の状態をより正確に判定することができる。CPU61は、いずれかの厚みWが許容範囲内にないと判定すると、吸着ノズル45に吸着されている部品100が廃棄ボックス26の上方へ移動するようヘッド移動装置30を駆動制御する(S170)。そして、CPU61は、部品100を廃棄ボックス26へ廃棄して(S180)、新たな部品100を吸着するためにステップS100に戻る。
CPU61は、ステップS220において、いずれの厚みWも許容範囲内にあると判定すると、吸着ノズル45に吸着されている部品100が基板Sの実装位置の上方へ移動するようヘッド移動装置30を駆動制御し(S230)、部品100を基板Sに実装する実装動作を行なって(S240)、本処理を終了する。ここで、実装動作は、具体的には、吸着ノズル45に吸着されている部品100が基板Sに当接するまで吸着ノズル45が下降するようZ軸アクチュエータ41を駆動制御すると共に吸着ノズル45の吸引口に正圧が作用するよう電磁弁を駆動制御することにより行なう。
ここで、実施形態の主要な要素と発明の開示の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。即ち、吸着ノズル45が保持部材に相当し、ヘッド40がヘッドに相当し、ヘッド移動装置30が移動装置に相当し、パーツカメラ24が撮像装置に相当し、制御装置60が制御装置に相当する。また、投光器53が投光部に相当し、受光器54が受光部に相当し、光センサ50が光センサに相当する。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、CPU61は、部品100の本体101の側面から突出したリード102の状態を判定するに際して、パーツカメラ24を用いた判定を先に実行し、その判定において異常がなかった場合に、光センサ50を用いた判定を実行するものとした。しかし、CPU61は、光センサ50を用いた判定を先に実行し、その判定において異常がなかった場合に、パーツカメラ24を用いた判定を実行するものとしてもよい。
また、上述した実施形態では、CPU61は、部品100の本体101の側面から突出したリード102の状態を判定するに際して、パーツカメラ24を用いた判定と光センサ50を用いた判定とを併用するものとした。しかし、CPU61は、部品のリード高さを含む部品データを予め入力し、入力した部品データ(リード高さ)に基づいてパーツカメラ24を用いた判定と光センサ50を用いた判定とのうち判定対象の部品に適した一方を選択して実行するものとしてもよい。なお、部品実装機10は、リード高さの高い部品しか実装しない場合には、光センサ50を省略するものとしてもよい。
以上説明したように、本開示の部品実装機は、部品を保持して基板上に実装する部品実装機であって、前記部品を上面側から保持する保持部材を有するヘッドと、前記ヘッドを移動させる移動装置と、前記保持部材に保持されている部品を底面に垂直な方向から撮像する撮像装置と、前記撮像装置により撮像された部品の撮像画像を処理する画像処理を行なってから前記保持部材に保持されている部品が前記基板に実装されるよう前記ヘッドと前記移動装置とを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、本体と該本体の側面から側方へ突出した複数のリードとを有する部品を実装する際には、前記撮像画像から抽出される前記複数のリードの像の長さをそれぞれ測定し、該測定した各リードの像の長さのうちいずれかが許容範囲内にない場合に異常と判定する第1の異常判定を行なうことを要旨とする。
この本開示の部品実装機の制御装置は、撮像装置により撮像された部品の撮像画像を処理する画像処理を行なってから保持部材に保持されている部品が基板に実装されるようヘッドと移動装置とを制御する。また、制御装置は、本体と本体の側面から側方へ突出した複数のリードとを有する部品を実装する際には、撮像画像から抽出される複数のリードの像の長さをそれぞれ測定し、各リードの像の長さのうちいずれかが許容範囲内にない場合に異常と判定する第1の異常判定を行なう。本体の側面から側方へ突出した複数のリードを有する部品において、複数のリードのいずれかにリード浮きが生じていると、本体の底面に垂直な方向から部品を撮像した場合に撮像画像から抽出されるリードの像の長さは、リード浮きが生じていないものよりも長くなる。したがって、各リードの像の長さのうちいずれかが許容範囲内にない場合に異常と判定することで、リードの状態を適正に判定することができる。また、撮像装置は部品の実装に先だって行なわれる画像処理に用いられるものと兼用されるため、部品実装機は、リードの状態を判定するために専用の撮像装置を備える必要がない。この結果、簡易な構成により、部品の本体から側方へ突出した複数のリードの状態を適正に判定することができる部品実装機とすることができる。
こうした本開示の部品実装機において、所定の空間を隔てて互いに向かい合うように配置された投光部および受光部を有する光センサを備え、前記制御装置は、前記複数のリードの並び方向に平行な光軸をもって前記投光部から該複数のリードの先端部に向かって投光される検出位置に前記保持部材に保持されている部品が移動するよう前記移動装置を制御し、前記受光部による受光の状態に基づいて前記複数のリードの側面視における厚みを測定し、該測定した厚みが許容範囲内にない場合に異常と判定する第2の異常判定を行なうものとしてもよい。撮像装置を用いた判定と光センサを用いた判定とを併用することで、リード高さが異なる複数種の部品に対しても適正にリードの状態を判定することができる。この場合、前記制御装置は、前記第1の異常判定において異常と判定されなかった場合に、前記第2の異常判定を行なうものとしてもよい。さらにこの場合、前記制御装置は、前記第2の異常判定を行なう際には、前記画像処理により前記保持部材による前記部品の保持位置を取得すると共に前記部品のサイズを入力し、前記取得した保持位置と前記入力した部品のサイズとに基づいて前記保持部材に保持されている部品が前記検出位置に移動するよう前記移動装置を制御するものとしてもよい。こうすれば、画像処理により得られる部品の保持位置に基づいて部品を光センサの検出位置により正確に移動させることができる。
なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
本発明は、部品実装機の製造産業などに利用可能である。
10 部品実装機、11 基台、12 筐体、20 部品供給装置、21 テープフィーダ、22 トレイフィーダ、23 基板搬送装置、24 パーツカメラ、25 マークカメラ、26 廃棄ボックス、30 ヘッド移動装置、31 X軸ガイドレール、32 X軸スライダ、33 X軸アクチュエータ、35 Y軸ガイドレール、36 Y軸スライダ、37 Y軸アクチュエータ、40 ヘッド、41 Z軸アクチュエータ、42 Z軸位置センサ、43 θ軸アクチュエータ、44 θ軸位置センサ、45 吸着ノズル、50 光センサ、51,52 支持台、53 投光器、54 受光器、55,56 マーク、60 制御装置、61 CPU、62 ROM、63 HDD、64 RAM、65 入出力インタフェース、66 バス、80 管理装置、81 CPU、82 ROM、83 HDD、84 RAM、85 入出力インタフェース、86 バス、87 入力デバイス、88 ディスプレイ、S 基板。

Claims (2)

  1. 部品を保持して基板上に実装する部品実装機であって、
    前記部品を上面側から保持する保持部材を有するヘッドと、
    前記ヘッドを移動させる移動装置と、
    前記保持部材に保持されている部品を底面に垂直な方向から撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置により撮像された部品の撮像画像を処理する画像処理を行なってから前記保持部材に保持されている部品が前記基板に実装されるよう前記ヘッドと前記移動装置とを制御する制御装置と、
    所定の空間を隔てて互いに向かい合うように配置された投光部および受光部を有し、前記投光部および前記受光部に対するマークが付された光センサと、
    を備え、
    前記制御装置は、本体と該本体の側面から側方へ突出した複数のリードとを有する部品を実装する際には、前記撮像画像から抽出される前記複数のリードの像の長さをそれぞれ測定し、該測定した各リードの像の長さのうちいずれかが許容範囲内にない場合に異常と判定する第1の異常判定と、前記複数のリードの並び方向に平行な光軸をもって前記投光部から該複数のリードの先端部に向かって投光される検出位置に前記保持部材に保持されている部品が移動するよう前記移動装置を制御し、前記受光部による受光の状態に基づいて前記複数のリードの側面視における厚みを測定し、該測定した厚みが許容範囲内にない場合に異常と判定する第2の異常判定とを行ない、前記第2の異常判定を行う際には、前記画像処理により前記保持部材による前記部品の保持位置を取得すると共に前記部品のサイズを入力し、前記取得した保持位置と前記入力した部品のサイズとに基づいて前記保持部材に保持されている部品が、前記マークの位置に基づいて確認された前記検出位置に移動するよう前記移動装置を制御する、
    部品実装機。
  2. 請求項に記載の部品実装機であって、
    前記制御装置は、前記第1の異常判定において異常と判定されなかった場合に、前記第2の異常判定を行なう、
    部品実装機。
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