JP6174677B2 - 部品実装装置および部品実装装置における校正方法 - Google Patents

部品実装装置および部品実装装置における校正方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板に部品を実装する部品実装装置および部品実装装置における校正方法、特に1つの認識用カメラによって部品認識と基板認識を共用できるようにした部品実装装置および校正方法に関するものである。
部品実装装置においては、基台に対しX軸およびY軸方向に移動可能な移動台に、実装ヘッドおよび基板認識用カメラが取付けられ、基台に、部品認識用カメラが固定されている。そして、基板搬送装置によって実装位置に位置決めされた基板に設けられた基板マークを基板認識用カメラにより認識し、この基板マークの位置に基づいて移動台の移動量を位置補正するようになっている。また、吸着ノズルに吸着した部品を部品供給装置から基板上の所定の座標位置に移動する途中で、吸着ノズルの中心に対する部品の芯ずれおよび角度ずれを部品認識用カメラにより認識し、これに基づいて吸着ノズルの位置および角度を補正するようになっている。これにより、部品供給装置より実装ヘッドの吸着ノズルに吸着した部品を、基板上の所定の座標位置に正確に実装できるようにしている。
一般に、実装ヘッドは移動台上に着脱可能に取付けられ、実装する部品の種類に応じて実装ヘッドが交換されるようになっている。そして、実装ヘッドが交換された際には、基準位置に対する吸着ノズルの座標位置を校正する作業を行うようになっている。この種の部品実装装置として、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1に記載のものにおいては、部品認識用および基板認識用にそれぞれカメラが備えられているため、2台のカメラを設けることで部品実装装置がコスト高となるとともに、2台のカメラ同士のキャリブレーションが必要となり、カメラ毎の経年変化等の影響による画像認識差を生じやすくなる。これを解決するものとして、1台のカメラによって部品認識と基板認識を行うものが、特許文献2に記載されている。
特許第4322092号 特許第3187976号
しかしながら、特許文献2に記載のものにおいては、吸着ノズル32の上下移動の空間中に、吸着ノズル32に吸着された部品Aの像を水平方向に反射させる45°ミラー34を配設した構成であるため、吸着ノズル32に吸着した部品Aを基板Pに装着する際には、45°ミラー34を移動手段35によって、吸着ノズル32の上下移動の空間外に退避させる必要がある。しかも、特許文献2に記載のものでは、移動台(X−Yステージ)2に対して装着ヘッド31が交換された場合の認識用カメラ(撮像装置)38の中心に対する吸着ノズル32の中心位置を校正することが難しい問題があった。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたもので、1つの認識用カメラによって部品認識と基板認識を行うとともに、この認識用カメラで実装ヘッド側に設けた基準マークと基台側に設けた基準マークを撮像できるようにすることにより、実装ヘッドの交換等に伴う校正を容易に行える部品実装装置および部品実装装置における校正方法を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の特徴は、基板を実装位置に位置決め保持する基台と、該基台に対しX軸方向およびY軸方向に移動可能に支持された移動台と、該移動台に着脱可能に取付けられ部品供給装置により供給された部品を吸着する吸着ノズルを有し前記吸着ノズルに吸着された部品を前記実装位置に位置決め保持された前記基板上に実装する実装ヘッドと、前記移動台と一体的に設けられた認識用カメラを備えた部品実装装置であって、前記認識用カメラの光軸に対して、前記基板に設けられた基板マークを上方から認識する基板認識用光路と前記吸着ノズルに吸着された部品を下方から認識する部品認識用光路を分割して設け、前記基板認識用光路を介して撮像される第1基準マークを前記基台側の第1所定位置に設け、前記部品認識用光路を介して撮像される第2基準マークを前記実装ヘッド側の第2所定位置に設け、前記認識用カメラによって前記第1基準マークおよび前記第2基準マークを撮像することによって、前記認識用カメラの光軸に対する前記第1および第2基準マークの位置関係より校正値を算出する算出手段を備えた部品実装装置である。
請求項1に記載の発明によれば、1つの認識用カメラによって、基板認識用光路および部品認識用光路を介して第1基準マークおよび第2基準マークを撮像することにより、実装ヘッドが交換された場合の基準位置に対する吸着ノズルの座標位置の校正を容易に行うことができる。しかも、1つの認識用カメラによって基板認識と部品認識を行うことができるので、カメラの個数を削減でき、部品実装装置のコストを低減できるとともに、実装ヘッドの小型化を可能にすることができる。
請求項2に係る発明の特徴は、前記基板認識用光路の長さと前記部品認識用光路の長さを同じにした請求項1に記載の部品実装装置である。
請求項2に記載の発明によれば、同じ長さの基板認識用光路および部品認識用光路を介して第1基準マークおよび第2基準マークを正確に認識することができる。
請求項3に係る発明の特徴は、前記基板認識用光路の長さと前記部品認識用光路の長さを異ならせ、リレーレンズによって焦点距離を調整するようにした請求項1に記載の部品実装装置である。
請求項3に記載の発明によれば、リレーレンズによって、基板認識用光路および部品認識用光路の焦点距離を一致させることができる。
請求項4に係る発明の特徴は、前記基板認識用光路を有する第1ミラーユニットに対して、前記部品認識用光路を有する第2ミラーユニットを分離可能に設け、該第2ミラーユニットを前記実装ヘッドの交換に合せて交換できるようにした請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の部品実装装置である。
請求項4に記載の発明によれば、実装ヘッドの交換時に、ミラーユニットのうち第2ミラーユニットのみを分離して、実装ヘッドに合ったものに交換等することができる。
請求項5に係る発明の特徴は、前記第1基準マークを、前記実装位置の固定レールに設けた請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の部品実装装置である。
請求項5に記載の発明によれば、基板搬送部等によって実装位置に位置決め保持される基板に近似した位置を基準にして、吸着ノズルの座標位置を校正することができる。
請求項6に係る発明の特徴は、前記実装ヘッドは、前記吸着ノズルを円周上に複数備え、これら吸着ノズルを部品装着位置と部品撮像位置にインデックス可能なロータリヘッドと、前記部品装着位置にインデックスされた前記吸着ノズルを昇降する昇降装置を備えた請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の部品実装装置である。
請求項6に記載の発明によれば、部品装着位置上に位置する吸着ノズルによって部品を順次吸着しながら、同時に部品撮像位置に割出される吸着ノズルに吸着した部品を認識用カメラによって撮像することができ、部品の実装作業を効率的に行うことができる。
請求項7に係る発明の特徴は、基板を実装位置に位置決め保持する基台と、該基台に対しX軸方向およびY軸方向に移動可能に支持された移動台と、該移動台に着脱可能に取付けられ部品供給装置により供給された部品を吸着する吸着ノズルを有し前記吸着ノズルに吸着された部品を前記実装位置に位置決め保持された前記基板上に実装する実装ヘッドと、前記移動台と一体的に設けられた認識用カメラを備えた部品実装装置における校正方法であって、前記認識用カメラの光軸に対して、前記基板に設けられた基板マークを認識する基板認識用光路と前記吸着ノズルに吸着された部品を認識する部品認識用光路を分割し、前記認識用カメラによって、前記基台側に設けた第1基準マークおよび前記実装ヘッド側に設けた第2基準マークを、前記基板認識用光路および前記部品認識用光路を介して撮像することによって、前記認識用カメラの光軸に対する前記第1および第2基準マークの位置関係を求め、前記第1および第2基準マークの位置関係に基づいて、前記第1基準マークの座標位置に対する前記吸着ノズルの座標位置の校正値を算出し、部品実装時に前記吸着ノズルの座標位置を校正する部品実装装置における校正方法である。
請求項7に記載の発明によれば、1つの認識用カメラによって、基板認識用光路および部品認識用光路を介して第1基準マークおよび第2基準マークを撮像することにより、実装ヘッドが交換された場合の基準位置に対する吸着ノズルの座標位置の校正を容易に行うことができる。
本発明の実施の形態に係る部品実装装置の全体を示す斜視図である。 実装ヘッドを示す斜視図である。 実装ヘッドの構成を示す図である。 認識用カメラを示す図である。 基台側の第1基準マークを示す図である。 図4の矢印6方向から見た実装ヘッド側の第2基準マークを示す図である。 部品実装装置を制御する制御装置のブロック図である。 吸着ノズルの校正方法を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、部品実装装置10は、部品供給部20、基板搬送部30および部品移載部40を備えている。
部品供給部20は、一例として、基台11上に複数のテープフィーダ21をX軸方向に並設して構成したものからなる。テープフィーダ21は、基台11に離脱可能に取付けた本体フレーム22に着脱可能に装着され、多数の電子部品を間隔を有して一列に収容したテープを巻回した供給リール23を有している。テープフィーダ21の内部には、図示してないが、テープをピッチ送りする駆動源となるモータが内蔵され、このモータによってテープが1ピッチずつ送り出され、テープに収容された電子部品が各テープフィーダ21の先端部に設けられた部品供給位置21aに順次供給される。
基板搬送部30は、回路基板BをX軸方向に搬送するとともに、所定の実装位置P3に位置決め保持するもので、一例として、搬送レーン31、32をX軸方向と直交するY方向に2列並設したデュアルレーンタイプのもので構成されている。一方の搬送レーン31には、一対の固定のガイドレール33が平行に対向されて水平に設けられ、他方の搬送レーン32には、一対の可動のガイドレール34が平行に対向されて水平に設けられている。搬送レーン31、32には、ガイドレール33、34によって案内される回路基板Bを支持して搬送する一対のコンベアベルト(図示せず)が並設されている。
部品移載部40はXYロボットからなり、XYロボットは、基台11上に装架されて部品供給部20および基板搬送部30の上方に配設され、ガイドレール41に沿ってY軸方向に移動可能なY軸スライド43を備えている。Y軸スライド43のY軸方向移動は、ボールねじを介してサーボモータ44により制御される。Y軸スライド43には、X軸スライド45がX軸方向に移動可能に案内支持され、X軸スライド45のX軸方向移動は、ボールねじを介してサーボモータ46により制御される。なお、ボールねじとサーボモータ46に代えて、リニアモータにしてもよい。上記したX軸スライド45がX軸方向およびY軸方向に移動可能な移動台を構成している。
図2および図3に示すように、移動台(X軸スライダ)45上には、電子部品EPを吸着して回路基板Bに実装する実装ヘッド47のヘッド本体48が着脱可能に取付けられている。また、移動台45には、CCDカメラからなる認識用カメラ50がレンズを下向きに固定されている。認識用カメラ50は、後述する吸着ノズルに吸着された電子部品、および回路基板Bに形成された基板マークBM(図6等参照)の認識を共用するものである。
実装ヘッド47は、図3に示すように、R軸モータ51、インデックス軸52、ロータリヘッド53、ノズルホルダ54、吸着ノズル55、θ軸モータ56、Z軸モータ57等によって構成されている。ヘッド本体48には、水平方向に延びる第1および第2フレーム61、62が上下方向に離間して一体的に設けられ、第1フレーム61にR軸モータ51が固定されている。なお、図3においては、認識用カメラ50の図示を省略している。
R軸モータ51の出力軸には、第1フレーム61に鉛直軸線ALの回り(R軸方向)に回転可能に支持されたインデックス軸52が接続されている。インデックス軸52上には、被動ギヤ63とθ軸ギヤ64を形成した回転体65が回転のみ可能に支持されている。インデックス軸52の下端部には、ロータリヘッド53が固定されている。
ロータリヘッド53には、鉛直軸線ALと同心の円周上において複数(N個)のノズルホルダ54が上下方向(Z軸方向)に移動可能に保持されている。各ノズルホルダ54の下端には電子部品EPを吸着する吸着ノズル55がそれぞれ保持されている。ノズルホルダ54の上端部には、θ軸ギヤ64に噛合うノズルギヤ67がそれぞれ固定され、これらノズルギヤ67とロータリヘッド53の上端との間に圧縮スプリング68が設けられている。圧縮スプリング68によってノズルホルダ54および吸着ノズル55が上方に付勢され、通常はN個のノズルホルダ54および吸着ノズル55を上昇端位置に保持している。
これにより、R軸モータ51を回転させると、インデックス軸52を介してN個の吸着ノズル55を保持したロータリヘッド53が鉛直軸線ALの回り(R軸方向)に回動され、各吸着ノズル55はN個の停止位置に順次停止される。
実施の形態においては、N個の停止位置のうちの1つが、回路基板Bに電子部品EPを装着する部品装着位置P1とされ、この部品装着位置P1は、テープフィーダ21より電子部品EPを受け取る受取位置を兼用している。部品装着位置P1に対して180度隔たった位置が部品撮像位置P2とされ、この部品撮像位置P2にインデックスされた吸着ノズル55に吸着された電子部品EPが認識用カメラ50によって下方より撮像される。
第1フレーム61にはθ軸モータ56が固定され、θ軸モータ56の出力軸には駆動ギヤ69が固定されている。駆動ギヤ69は、インデックス軸52に回転可能に支持された回転体65上の被動ギヤ63に噛合されている。また、回転体65上には軸方向の所定長さに亘ってθ軸ギヤ64が形成され、このθ軸ギヤ64は、ノズルホルダ54に固定された各ノズルギヤ67にそれぞれ相対摺動可能に噛合されている。これにより、θ軸モータ56が回転されると、駆動ギヤ69、被動ギヤ63、θ軸ギヤ64およびノズルギヤ67を介して、全ての吸着ノズル55がロータリヘッド53に対して一斉に回転(自転)される。
また、ヘッド本体48には、部品装着位置P1に割出されたノズルホルダ54を昇降する昇降装置70が設けられている。昇降装置70は、ヘッド本体48の第1フレーム61に固定されたZ軸モータ57を駆動源とし、このZ軸モータ57の出力軸は、フレーム61、62間に鉛直軸線ALと平行な軸線の回りに回動可能に支持されたボールねじ軸71に連結されている。ボールねじ軸71には、Z軸モータ57の回転運動を直線運動に変換するボールナット74が螺合されている。ボールナット74は、昇降部材76に固定されている。昇降部材76は、ボールナット74、ガイドバー75に案内される。
昇降部材76には、部品装着位置P1にインデックスされたノズルホルダ54の上端に当接して、ノズルホルダ54をZ軸方向の下方に押圧する押圧部76aが突設されている。これにより、Z軸モータ57を回転させると、ボールねじ軸71が回転され、昇降部材76はボールナット74を介してガイドバー75に案内されて昇降する。昇降部材76が昇降すると、押圧部76aを介して部品装着位置P1にインデックスされたノズルホルダ54および吸着ノズル55が昇降される。
図4に示すように、認識用カメラ50の下方には、認識用カメラ50の光軸O1に対して、回路基板Bに設けられた基板マークBMを上方から認識する基板認識用光路81と、吸着ノズル55に吸着された電子部品EPを下方から認識する部品認識用光路82を分割して形成したミラーユニット80が設けられている。ミラーユニット80は、基板認識用光路81を形成したボックス状の第1ミラーユニット80aと、部品認識用光路82を形成したボックス状の第2ミラーユニット80bから構成されている。第1ミラーユニット80aは認識用カメラ50の下方に配置され、第2ミラーユニット80bは第1ミラーユニット80aの下方に、分離可能に固定されている。
第1ミラーユニット80aはL字形をなし、L字形の一端が認識用カメラ50の下方に位置され、L字形の他端がロータリヘッド53から離間するY軸方向に伸長され、その先端部は回路基板Bへ向かって下向きに開口されている。同様に、第2ミラーユニット80bもL字形をなし、L字形の一端が認識用カメラ50の下方に位置され、L字形の他端がロータリヘッド53に接近するY軸方向に伸長され、その先端部は部品撮像位置P2に位置する吸着ノズル55の真下まで延在され、上向きに開口されている。
第1ミラーユニット80aには、認識用カメラ50の下方位置に、認識用カメラ50の光軸O1に対して45度傾斜した第1ハーフミラー83と、この第1ハーフミラー83に対してY軸方向に一定量離間した位置に45度傾斜した第2ハーフミラー84が内蔵されている。第1ミラーユニット80aには、第2ハーフミラー84の上方位置に落射光源85が設けられ、第2ハーフミラー84の下方位置に回路基板Bに向けて光を照射する側射光源86が設けられている。
従って、落射光源85が発光されると、下方から進入する回路基板Bの基板マークBMの像が第2ハーフミラー84によって水平方向に反射され、反射された像はさらに第1ハーフミラー83によって上方に反射され、認識用カメラ50に入射される。これにより、回路基板Bの基板マークBMを認識用カメラ50によって撮像することができる。
一方、第2ミラーユニット80bには、第1ハーフミラー83の下方に認識用カメラ50の光軸に対して45度傾斜した第3ハーフミラー87と、この第3ハーフミラー87に対してY軸方向に一定量離間した部品撮像位置P2に、45度傾斜した第4ハーフミラー88が内蔵されている。第2ミラーユニット80bには、第3ハーフミラー87の側方位置に落射光源89が設けられ、第4ハーフミラー88の上方位置に、吸着ノズル55に吸着された電子部品EPに向けて光を照射する側射光源90が設けられている。
従って、落射光源89が発光されると、上方から進入する電子部品EPの像が第4ハーフミラー88によって水平方向に反射され、反射された部品像はさらに第3ハーフミラー87によって上方に反射され、認識用カメラ50に入射される。これにより、吸着ノズル55に吸着された電子部品EPを認識用カメラ50によって撮像することができる。
このように1つの認識用カメラ50によって、基板認識用光路81を介して回路基板Bに形成された基板マークBMを上方から認識でき、かつ部品認識用光路82を介して吸着ノズル55によって吸着された電子部品EPを下方から認識できるように構成されている。
基板認識用光路81と部品認識用光路82は、回路基板Bおよび電子部品EPを撮像する焦点距離を合せるために、各光路長さが同一に設定されている。しかしながら、光路長さに差が生ずる場合には、基板認識用光路81あるいは部品認識用光路82の途中に、図9に示すように、リレーレンズ120を設けることにより、焦点距離を調整することができる。なお、リレーレンズ120に代えて、光学ガラス、液体レンズを使用してもよい。
基台11側の所定位置、例えば、基板搬送部30の固定のガイドレール33には、2つの基準マーク91が回路基板Bの搬送方向(X軸方向)に所定量離間した位置に形成されている。基準マーク91は、部品実装装置10の運転を開始するに先立って、移動台(X軸スライド)45に装着された実装ヘッド47の吸着ノズル55の基準位置に対する座標位置を測定するために、認識用カメラ50によって撮像されるもので、撮像された画像を処理することで、認識用カメラ50の光軸O1に対する基準マーク91の位置関係を算出できるようになっている。
一方、ヘッド本体48の所定位置には、マーク形成部材92が固定され、このマーク形成部材92に2つの基準マーク93がX軸方向に所定量離間して形成されている。基準マーク93は、認識用カメラ50によって電子部品EPが撮像されるのと同一の視野Z2内で同時に撮像されるようになっており、撮像された2つの基準マーク93を画像処理することで、認識用カメラ50の光軸O1に対する基準マーク93の位置関係、すなわち、XY平面内における実装ヘッド47の位置ずれおよび角度ずれを算出できるようになっている。
このように、認識用カメラ50の光軸に対する基台11側の基準マーク(以下、この基準マークを第1基準マークという)91と、実装ヘッド47側の基準マーク(以下、この基準マークを第2基準マークという)93との位置関係を算出することにより、固定の基準位置(固定レール33)を基準にして、第2基準マーク93の座標位置および傾き(実装ヘッド47の位置ずれおよび角度ずれ)を算出することが可能となる。
なお、ヘッド本体48の所定位置に固定されたマーク形成部材92に形成された第2基準マーク93の座標位置に対する、ロータリヘッド53の中心座標および部品装着位置P1に割出された吸着ノズル55の座標位置は、設計値より求めることができるので、第2基準マーク93の座標位置を認識することにより、部品装着位置P1に割出された吸着ノズル55の中心座標を認識できる。
図7は、部品実装装置10を制御する制御装置100を示し、制御装置100は、CPU101と、ROM102およびRAM103からなる記憶装置と、それらを接続するバス104を備えている。バス104には、入出力インタフェース105が接続され、入出力インタフェース105に、キーボードおよびマウス等を備えた入力装置106と、作業者に必要な案内(表示)を行う表示器等を備えた出力装置107が接続されている。
また、入出力インタフェース105には、部品供給部20、基板搬送部30および部品移載部40を制御する実装制御ユニット108が接続されているとともに、認識用カメラ50によって撮像された画像データを画像処理する画像処理ユニット109等が接続されている。なお、制御装置100のRAM103には、後述する校正プログラム等が格納されている。
部品実装装置10を制御する制御装置100は、実装ヘッド47が交換された場合に、移動台45に取付けた認識用カメラ50によって、基台11側の第1基準マーク91および実装ヘッド47側の第2基準マーク93を撮像することにより、認識用カメラ50の光軸O1に対する第1基準マーク91の座標位置と第2基準マーク93の座標位置との位置関係を算出することができ、この位置関係に基づいて、固定の基準位置に対する吸着ノズル55の中心座標を認識できるようになる。
以下、図8に基づいて、吸着ノズル55の座標位置を校正する校正処理について説明するが、図8においては、説明を簡単にするために、2つずつの第1および第2基準マーク91、93を1つずつにした例で示している。
まず始めに、移動台45がX軸およびY軸方向に移動され、認識用カメラ50によって、基板搬送部30の固定レール33に形成された第1基準マーク91を撮像できる位置に位置決めする。このときの部品実装装置10の座標原点に対する移動台45の移動量X0、Y0は、適宜の位置検出装置によって検出され、制御装置100のRAM103に記憶される。
認識用カメラ50が第1基準マーク91を撮像できる位置に移動台45が位置決めされると、基板認識用光路81側の落射光源85と側射光源86を一時的に発光させることにより、ハーフミラー84、83を介して、認識用カメラ50に第1基準マーク91の画像が取り込まれ、画像処理ユニット109により画像処理される。かかる画像処理により、図8に示すように、画像範囲Z1の座標中心O2に対する第1基準マーク91の座標位置の位置ずれΔX1、ΔY1等が測定される。このとき、部品認識用光路82側の落射光源89は消灯されているので、第2基準マーク93の画像が認識用カメラ50に取り込まれることはない。
次いで、部品認識用光路82側の落射光源89と側射光源90を一時的に発光させることにより、ハーフミラー88、87を介して、認識用カメラ50に第2基準マーク93の画像が取り込まれ、画像処理ユニット109により画像処理される。かかる画像処理により、図8に示すように、画像範囲Z2の座標中心O3に対する第2基準マーク93の座標位置の位置ずれΔX2、ΔY2等が測定される。この場合も、基板認識用光路81側の落射光源85は消灯されているので、第1基準マーク91の画像が認識用カメラ50に取り込まれることはない。
従って、移動台45を座標原点からX0、Y0だけ移動させた状態における固定の基準位置(第1基準マーク91の座標位置)に対する第2基準マーク93の座標位置X3、Y3、延いては、設計値を基に、部品装着位置P1に位置する吸着ノズル55の中心の座標位置を認識できるので、吸着ノズル55の座標位置の位置ずれ量を制御装置100のCPU101によって算出することができる。
これにより、算出された位置ずれ量を校正値として、部品実装時の移動台45の移動量を補正することにより、実装ヘッド47を交換した場合の、機械系のずれ量を補正することができる。なお、実装ヘッド47の交換とは別に、一定時間毎に校正処理を実行することにより、機械の運転中における熱変位等の影響による機械系のズレ量も把握でき、補正することが可能となる。上記したCPU101によって、認識用カメラ50の光軸に対する第1および第2基準マーク91、93の位置関係より校正値を算出する算出手段を構成している。
次に、校正された部品実装装置10によって、基板搬送部30の実装位置P3に位置決め保持された回路基板Bに電子部品EPを実装する動作について説明する。
制御装置100は、基板搬送部30によって回路基板Bが実装位置P3に位置決めされると、移動台45がX軸方向およびY軸方向に所定量移動され、部品装着位置P1上の吸着ノズル55が部品供給部20の指定されたテープフィーダ21の部品供給位置21aに対応する位置に位置決めされる。その状態で、R軸モータ51によるロータリヘッド53の間欠回転と、昇降装置70によるノズルホルダ54の昇降を交互に繰り返すことにより、複数の吸着ノズル55に電子部品EPが順次吸着される。
一方、ロータリヘッド53の間欠回転によって部品撮像位置P2に割出された吸着ノズル55に吸着された電子部品EPは、認識用カメラ50によって順次撮像され、吸着ノズル55の中心に対する電子部品EPの芯ずれおよび角度ずれ等が検出される。かかる角度ずれに基づいて吸着ノズル55が回転されて電子部品EPの角度ずれが補正され、また、芯ずれに基づいて移動台45のX軸およびY軸方向の移動量が補正される。
しかる後、移動台45を、認識用カメラ50によって回路基板Bに形成された基板マークBMを撮像できる位置まで移動させる。そして、認識用カメラ50によって基板マークBMを撮像し、認識用カメラ50により撮像された基板マークBMのズレに基づいて回路基板Bの位置決め誤差を補正する。この際、同時に、上記した校正処理において算出された校正値だけ移動台45が位置補正される。
次いで、ロータリヘッド53の間欠回転とノズルホルダ54の昇降を交互に繰り返すことにより、部品装着位置P1に割出された吸着ノズル55に吸着した電子部品EPを順次回路基板B上の指定された位置に実装する。これにより、実装ヘッド47の交換に伴う基準位置に対する吸着ノズル55の位置ずれ等に拘らず、電子部品EPが回路基板B上の定められた座標位置に正確に装着される。
上記した実施の形態に係る部品実装装置10および校正方法によれば、1つの認識用カメラ50によって、基板認識用光路81および部品認識用光路82を介して第1基準マーク91および第2基準マーク93を撮像するようになっているので、実装ヘッド47が交換された場合の基準位置に対する吸着ノズル55の座標位置の校正を容易に行うことができる。しかも、1つの認識用カメラ50によって基板認識と部品認識を行うことができるので、カメラの個数を削減でき、部品実装装置10のコストを低減できるとともに、実装ヘッド47の小型化を可能にすることができる。併せて、認識用カメラ50を吸着ノズル55の位置に接近して設けることができるので、部品実装装置10のサイズを縮小することが可能となる。
上記した実施の形態によれば、基板認識用光路81を有する第1ミラーユニット80aに対して、部品認識用光路82を有する第2ミラーユニット80bを分離可能に設け、第2ミラーユニット80bを実装ヘッド47の交換に合せて交換できるようにしたので、実装ヘッド47の交換時に、ミラーユニット80のうち第2ミラーユニット80bのみを分離して、実装ヘッド47に合ったものに交換し、あるいは不要にすることができる。
上記した実施の形態によれば、第1基準マーク91を、実装位置P3の固定レール33に設けたので、基板搬送部30等によって実装位置P3に位置決め保持される回路基板Bに近似した位置を基準にして、吸着ノズル55の座標位置を校正することができる。
上記した実施の形態によれば、実装ヘッド47は、吸着ノズル55を円周上に複数備え、これら吸着ノズル55を部品装着位置P1と部品撮像位置P2にインデックス可能なロータリヘッド53と、部品装着位置P1にインデックスされた吸着ノズル55を昇降する昇降装置70を備えたので、部品装着位置P1上に位置する吸着ノズル55によって電子部品EPを順次吸着しながら、同時に部品撮像位置P2に割出される吸着ノズル55に吸着した電子部品EPを認識用カメラ50によって撮像することができ、電子部品EPの実装作業を効率的に行うことができる。
上記した実施の形態においては、実装ヘッド47を、複数の吸着ノズル55を保持したロータリヘッド53にて構成した例について述べたが、実装ヘッド47に少なくとも1個の吸着ノズルを備えたものにも適用可能である。
また、上記した実施の形態においては、第1基準マーク91を基板搬送部30の固定レール33に設けた例について述べたが、固定レール33に限らず、基台11の所定位置に設けてもよい。
また、上記した実施の形態においては、認識用カメラ50によって第1基準マーク91(第2基準マーク93)を撮像する場合は、第2基準マーク93(第1基準マーク91)の画像が認識用カメラ50に取り込まれないように、基板認識用光路81および部品認識用光路82を構成することにより、光路の途中にシャッターを設けることを不要にしたが、光路の途中にシャッターを設けた光路構成であってもよい。
また、上記した実施の形態においては、第2基準マーク93を形成したマーク形成部材92を実装ヘッド47のヘッド本体48に取付け、校正時に、認識用カメラ50によって第2基準マーク93を撮像する例について述べたが、実装ヘッド47(ロータリヘッド53)のノズルホルダ54に基準ノズルを取付け、この基準ノズルを認識用カメラ50によって撮像して、基準位置に対する吸着ノズルの位置関係を算出するようにしてもよい。
また、上記した実施の形態においては、部品実装時に、実装ヘッド47側に設けた認識用カメラ50によって、電子部品EPと基板マークBMを撮像する例について述べたが、認識用カメラ50とは別に、基台11に部品認識専用のカメラを設置し、電子部品EPに応じ、部品認識専用カメラによって電子部品EPを認識することも可能である。なお、部品認識専用カメラを使用する場合には、従来と同様に、吸着ノズル55によって吸着した電子部品EPを、部品供給部20の部品供給位置21aから回路基板Bに移動する移動途中で撮像すればよい。
斯様に、本発明は、特許請求の範囲に記載した本発明の主旨を逸脱しない範囲内で、種々の形態を採り得るものである。
本発明に係る部品実装装置は、1つの認識用カメラによって、基板に設けた基板マークを認識するとともに、吸着ノズルに吸着された部品を認識するものに用いるのに適している。
10…部品実装装置、11…基台、20…部品供給部、30…基板搬送部、33…固定レール、40…部品移載部、45…移動台、47…実装ヘッド、48…ヘッド本体、50…認識用カメラ、53…ロータリヘッド、54…ノズルホルダ、55…吸着ノズル、70…昇降装置、80(80a、80b)…ミラーユニット、81…基板認識用光路、82…部品認識用光路、83、84、87、88…ミラー、85、89…落射光源、86、90…側射光源、91…第1基準マーク、93…第2基準マーク、120…リレーレンズ、B…基板、BM…基板マーク、EP…部品。

Claims (7)

  1. 基板を実装位置に位置決め保持する基台と、該基台に対しX軸方向およびY軸方向に移動可能に支持された移動台と、該移動台に着脱可能に取付けられ部品供給装置により供給された部品を吸着する吸着ノズルを有し前記吸着ノズルに吸着された部品を前記実装位置に位置決め保持された前記基板上に実装する実装ヘッドと、前記移動台と一体的に設けられた認識用カメラを備えた部品実装装置であって、
    前記認識用カメラの光軸に対して、前記基板に設けられた基板マークを上方から認識する基板認識用光路と前記吸着ノズルに吸着された部品を下方から認識する部品認識用光路を分割して設け、
    前記基板認識用光路を介して撮像される第1基準マークを前記基台側の固定位置に設け、
    前記部品認識用光路を介して撮像される第2基準マークを前記実装ヘッド側の所定位置に設け、
    前記認識用カメラによって前記第1基準マークおよび前記第2基準マークを撮像することによって、前記認識用カメラの光軸に対する前記第1および第2基準マークの位置関係より校正値を算出する算出手段を備えた、
    ことを特徴とする部品実装装置。
  2. 前記基板認識用光路の長さと前記部品認識用光路の長さを同じにした請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 前記基板認識用光路の長さと前記部品認識用光路の長さを異ならせ、リレーレンズによって焦点距離を調整するようにした請求項1に記載の部品実装装置。
  4. 前記基板認識用光路を有する第1ミラーユニットに対して、前記部品認識用光路を有する第2ミラーユニットを分離可能に設け、該第2ミラーユニットを前記実装ヘッドの交換に合せて交換できるようにした請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の部品実装装置。
  5. 前記第1基準マークを、前記実装位置の固定レールに設けた請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の部品実装装置。
  6. 前記実装ヘッドは、前記吸着ノズルを円周上に複数備え、これら吸着ノズルを部品装着位置と部品撮像位置にインデックス可能なロータリヘッドと、前記部品装着位置にインデックスされた前記吸着ノズルを昇降する昇降装置を備えた請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の部品実装装置。
  7. 基板を実装位置に位置決め保持する基台と、該基台に対しX軸方向およびY軸方向に移動可能に支持された移動台と、該移動台に着脱可能に取付けられ部品供給装置により供給された部品を吸着する吸着ノズルを有し前記吸着ノズルに吸着された部品を前記実装位置に位置決め保持された前記基板上に実装する実装ヘッドと、前記移動台と一体的に設けられた認識用カメラを備えた部品実装装置における校正方法であって、
    前記認識用カメラの光軸に対して、前記基板に設けられた基板マークを認識する基板認識用光路と前記吸着ノズルに吸着された部品を認識する部品認識用光路を分割し、
    前記認識用カメラによって、前記基台側に設けた第1基準マークおよび前記実装ヘッド側に設けた第2基準マークを、前記基板認識用光路および前記部品認識用光路を介して撮像することによって、前記認識用カメラの光軸に対する前記第1および第2基準マークの位置関係を求め、前記第1および第2基準マークの位置関係に基づいて、前記第1基準マークの座標位置に対する前記吸着ノズルの座標位置の校正値を算出し、部品実装時に前記吸着ノズルの座標位置を校正する
    ことを特徴とする部品実装装置における校正方法。
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