JP6309830B2 - 部品装着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、保持具により部品を部品供給ユニットより取出し基板に装着する部品装着装置に関する。
従来は、例えば特許文献1に電子部品の吸着後に吸着ノズル(保持具)による部品吸着の有無もしくは部品の姿勢を検出する技術が開示されている。
特開2009−60131号公報
しかし、前記従来技術では部品の取出し後の部品の状態を検出するのみであり、どのような状態で部品の供給が行われているかは分からなかった。従って、部品を確実に取出すために的確に対処することが難しかった。
そこで、本発明は部品の吸着部品の取出しを確実に行うための対処を的確に行うことができるようにすることを目的とする。
このため第1の発明は、部品を収納するテープを送ることにより部品を供給位置に供給する部品供給ユニットから保持具により部品を取出し基板に装着する部品装着装置であって、部品供給ユニットの供給位置に部品が供給されたことまたは供給された部品の姿勢の異常を検出する供給検出手段を設けたことを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記供給検出手段が前記供給位置に部品が無いことまたは供給された部品の姿勢の異常を検出した場合に前記保持具による部品の取出し動作を止めるよう制御する取出し制御手段を設けたことを特徴とする。
第3の発明は、第1及び第2の発明において、前記供給検出手段の検出結果に基づきテープの送り速度を制御することを特徴とする供給制御手段を設けたことを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明において、前記供給制御手段は前記供給検出手段による部品供給ユニットにより供給された部品の姿勢異常または供給位置に部品が無いことの検出回数に基づきテープの送り速度を制御することを特徴とする。
第5の発明は、第1乃至第4の発明において、前記部品の取出し後に部品が保持具に保持されているかどうかを検出する検出手段を設け、前記取出し制御手段は前記供給検出手段が部品供給ユニットにより部品が姿勢異常なく供給されたことを検出してから前記保持具により部品の取出し動作後に前記検出手段の検出結果に基づき前記保持具の昇降動作を制御することを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、前記取出し制御手段は前記供給検出手段が部品供給ユニットにより部品が姿勢異常なく供給されたことを検出してから前記保持具により部品の取出し後に前記取出し検出手段による部品取出しミスの検出回数に基づき前記保持具の昇降動作を制御することを特徴とする。
第7の発明は、第6の発明において、前記取出し制御手段は前記取出し検出手段が検出した部品取出しミスが所定の回数以上もしくは所定の取出しミス率以上となった場合に少なくとも部品取出し後の前記保持具の上昇速度を通常よりも低速とするよう制御することを特徴とする。
本発明は、部品の吸着部品の取出しを確実に行うための対処を的確に行うことができる。
電子部品装着装置の平面図である。 電子部品装着装置における装着ヘッドの側面図である。 電子部品装着装置における装着ヘッドを上方から見た平面図である。 電子部品装着装置における、特に電子部品の撮像及び認識処理に係わる制御ブロック図である。 撮像カメラによる部品の取出し位置の撮像画像を示す図である。 電子部品装着装置における装着ヘッドの側面図である。 部品吸着および装着動作のフローチャートを示す図である。 撮像カメラによる部品の取出し位置の撮像画像を示す図である。
以下図1に基づいて、基板としてのプリント基板P上に電子部品Dを装着する電子部品装着装置1について、本発明の実施の形態を説明する。この電子部品装着装置1には、各プリント基板Pの搬送を行なう搬送装置2と、装置本体の手前側と奥側に配設され電子部品Dを供給する部品供給装置3A、3Bと、駆動源により一方向に移動可能(Y方向に往復移動可能)な一対のビーム4A、4Bと、前記各ビーム4A、4Bに沿った方向(Y方向と直交するX方向)に各駆動源により別個に移動可能な装着ヘッド6とが設けられている。この装着ヘッド6については、図2に基づいて後述する。
搬送装置2はプリント基板Pをその略中央の位置決め部に図示しない位置決め装置により位置決め固定する。
そして、部品供給装置3A、3Bは搬送装置2の奥側位置と手前側位置に配設され、取付台であるカート台7A、7Bのフィーダベース上に部品供給ユニット8を多数並設したものである。各カート台7A、7Bは部品供給ユニット8の部品供給側の先端部がプリント基板Pの搬送路に臨むように前記装置本体に連結具を介して着脱可能に配設され、各カート台7A、7Bが正規に装置本体に取り付けられるとカート台7A、7Bに搭載された部品供給ユニット8に電源が供給され、また連結具を解除して把手を引くと下面に設けられたキャスタにより移動できる構成である。
そして、X方向に長い前後一対のビーム4A、4Bは、各リニアモータから構成されるY方向移動駆動源15(図4)の駆動により左右一対の前後に延びた図示しないガイドに沿って前記各ビーム4A、4Bに固定された図示しないスライダが摺動して個別にY方向に移動する。
また、ビーム4A、4Bにはその長手方向(X方向)にリニアモータから構成されるX方向移動駆動源16(図4)によりガイドに沿って移動する前記装着ヘッド6が夫々内側に設けられており、X方向移動駆動源16は各ビーム4A、4Bに固定された前後一対の図示しない固定子と、各固定子の間に位置して装着ヘッド6に設けられた図示しない可動子とから構成される。
従って、各装着ヘッド6は向き合うように各ビーム4A、4Bの内側に設けられ、奥側の装着ヘッド6は対応する奥側の部品供給装置3Aの部品供給ユニット8から電子部品の取出し作業を行い、搬送装置2上のプリント基板Pに装着することができ、手前側の装着ヘッド6は対応する手前側の部品供給装置3Bから電子部品を取り出して前記プリント基板Pに装着することができる。
そして、各装着ヘッド6は固定部としてのヘッド取付体6Aと円柱状を呈して平面視円形状の回転体6Bとから構成され、取付け部材6Cを介して前記ビーム4A、4Bに移動可能に取り付けられる。前記回転体6Bはθ軸駆動源17により鉛直軸を回転中心として回転可能であり、回転体6Bの周縁部には、部品の保持具としての吸着ノズル5が前記回転中心を中心に同心円上に所定間隔を存して複数本配設されている。この吸着ノズル5は上下軸駆動源18により上下動可能であり、前記部品供給ユニット8から電子部品Dを真空吸引により取出して、プリント基板P上に取出した電子部品Dを真空吸引の停止により装着する。回転体6Bは装着ヘッド6及び固定部であるヘッド取付体6Aに対して回転する。
ここで、部品供給ユニット8は、カート台7A、7Bに回転自在に載置した図示しない供給リールに巻回した状態で順次繰り出される収納テープTを図示しないスプロケットの駆動により所定ピッチずつ送り所定の部品供給位置(部品の取出し位置)に電子部品Dを収納する収納部50を位置決め停止させる(図2参照)。即ち、収納テープTに所定間隔で開設した送り孔にその歯が嵌合した送りスプロケットを所定角度回転させて収納テープTを電子部品Dの取出し位置まで送りモータにより間欠送りするテープ送り機構と、剥離モータの駆動により供給位置の手前で収納テープTの下方のキャリアテープから上方を覆うカバーテープを引き剥がすためのカバーテープ剥離機構とを備え、カバーテープ剥離機構によりカバーテープを剥離してキャリアテープの収納部50(収納テープの送り方向に所定の間隔(前述の所定ピッチ)で開設されている。)に装填された電子部品Dを順次部品供給位置へ供給する。
また、各部品認識カメラ10は、各回転体6Bに設けられた各吸着ノズル5に吸着保持された電子部品Dをプリント基板P上に装着する前に下方から一括して撮像する。この撮像は認識カメラ10の周囲に設けられた図示しない照明ユニットからの照明を吸着ノズル5が吸着保持する電子部品Dに照射してその反射像を取り込むことにより行われる。この反射像の撮像は電子部品Dのリード等の照明を反射する部位の画像を取り込むものであり、背景に照明を反射し易い部分があると誤認識するため、背景は暗く映るようにされている。例えば吸着ノズル5の下端面や背景となる装着ヘッド6の下部(回転体6Bの下部表面を含む)は黒く塗装等されている(図2参照)。
また、装着ヘッド6のヘッド取付体6Aの下部には部品検出センサ32が設けられており、吸着ノズル5に吸着された電子部品Dの姿勢が斜めあるいは立ちの異常状態であるか、または電子部品Dを吸着していないかの検出を行う。
上記異常状態または電子部品を吸着していない場合を総称して取出しミスあるいは吸着ミスの状態と言う。吸着ミスであるかどうかの判断は例えば回転体6Bの複数の吸着ノズル5に囲まれた中央部からの上下方向に広がりをもった光束が部品Dに当たり、遮光した高さ位置を部品検出センサ32が検出して部品Dの厚みを算出することにより行われる。制御装置25はこの算出値が正常の値と異なっている場合を異常即ち吸着ミスと判断する。電子部品Dの所定の面が吸着ノズル5の底面に平行に吸着されておらず、この面が吸着ノズル5の底面に対して斜めの状態で保持されていたり、他の面が吸着されていると、本来の厚さよりも上記算出値は厚くなり、所謂部品立ちと判断される。部品Dが吸着ノズル5に吸着されておらず、部品無しの場合には算出値は略ゼロとなり所定の許容値を考慮して部品無しの吸着ミスと判断される。
部品検出センサ32は吸着ノズル5が部品Dを吸着して上昇した後回転体6Bの回転により前述の光線の位置に移動してきたときにその遮光像により吸着異常の判断をする。
以下、図2、図3に基づいて、装着ヘッド6について詳細に説明する。先ず、前述したように、X方向移動駆動源16及びY方向移動駆動源15によりXY方向(水平方向)に装着ヘッド6は移動可能であり、前記回転体6Bは前記ヘッド取付体6Aにサーボモータであるθ軸駆動源17により回転可能に支持されている。
20は撮像する対象物の画像の大きさを変えることがないテレセントリックレンズ21と撮像素子22とを備えてヘッド取付体6Aに取付体23を介して固定される取出し位置撮像カメラ(以下、撮像カメラという。)である。
装着ヘッド6はビーム4A,4Bに対して高さ位置を変更することなく移動可能に設けられているが、回転体6Bの回転中心に対して同一距離に配置された吸着ノズル5は回転体6Bによる所定の回転位置(ビーム4に最も近い図3の9時の位置:以下取出し回転位置という。)に位置して部品取出しをするために下降する。この取出し回転位置に位置した吸着ノズル5が装着ヘッド6から下降して真下に位置する部品供給ユニット8の電子部品Dが供給される位置(部品供給位置)に位置決めされた電子部品Dを真空吸着して取出すのであるが、この取出し回転位置の鉛直下方の部品供給ユニット8の部品供給位置に載置されている部品の上面の位置を部品の取出し位置とする。部品の取出し位置は平面方向及び上下方向での所定の位置である。
部品供給ユニット8は電子部品DをテープTに収納するものを本実施形態では説明しているが、平面状のトレイにXY方向に所定のピッチで載置された形態の部品供給装置も有り得る。
撮像カメラ20はこの部品の取出し位置を撮像可能に装着ヘッド6に取り付けられている。取出し回転位置の吸着ノズル5が部品供給ユニット8の電子部品Dの供給位置の真上に位置すると、撮像カメラ20はこの部品の取出し位置に位置する電子部品Dを斜め上方から撮像可能となる。
部品の取出し位置に載置されている電子部品Dの上面の高さは所定の高さを基準としており、部品の厚さ等により上面の高さが変わる場合には部品の取出し位置の平面方向の基準位置を変更する。電子部品Dをプリント基板Pに装着するときにカメラ20により装着位置を撮像して認識処理する場合にも、プリント基板Pの上面高さが上述の基準の電子部品Dの上面の高さと異なるならば同様に部品の装着位置の平面方向の基準位置を変えることとなる。尚、電子部品Dの表面の高さ位置とテープTの表面の高さ位置は略同じと考えられる。
撮像カメラ20には部品の取出し位置に位置する電子部品D及びこの電子部品Dを収納する収納部50からの反射光がミラー51で反射されて前記テレセントリックレンズ21を介して導かれ照射されることにより露光する撮像素子22が設けられている。この露光により、電子部品D及びこの電子部品Dを収納する収納部50の画像が撮像素子22に形成される。撮像素子22にはCMOSまたはCCDが採用され得る。
撮像カメラ20の撮像する光を取り込む側面には照明用のLED30が取り付けられており、LED30の点灯により前記部品の取出し位置を照明し、その電子部品Dによる反射光が撮像カメラ20に取り込まれる。LED30から部品の取出し位置即ち部品供給ユニット8の部品供給位置にある部品までは10mmから20mm程度であれば十分に認識処理可能な画像を得るための明るさとすることができる。LED30はその正面(図2の撮像カメラ20の右側の画像取込面)を透明なカバーに覆われているが、この部分は部品認識カメラ10の照明光が当たると明るくなるため、あまり吸着ノズル5の側に突出させることができず、その突出頂点は部品認識カメラ10による電子部品Dの撮像時の背景となる回転体6Bより左側に位置するようにしている。
LED30は装着ヘッド6下面のいずれの位置に設けてもよいが、吸着ノズル5の背景を暗くするためには吸着ノズルの近傍には設けないほうがよい。
撮像カメラ20は撮像素子22の平面に垂直でテレセントリックレンズ21の中心軸を通る軸線が図3に示すように平面視前記取出し回転位置を通るようにし、さらにはそのとき部品供給ユニット8の収納テープTの送り方向に平行となる位置に設けるのが良い。この位置であれば取出し回転位置にない吸着ノズル5よりも取出し回転位置にある吸着ノズル5に最も近い位置に位置させることができ(少なくとも離れていない位置に位置させることができ)、その軸線が鉛直軸となす角度をなるべく小さくできる。斜め上方から電子部品Dを撮像するのであるがもっとも真上に近い位置から撮像することができ、また画面の中心を部品の取出し位置にすることができ、画像を正確に認識することができる。
但し、部品の取出し位置(部品供給ユニット8の部品供給位置)にある収納部50の中心位置が必ずしも撮像画面の中心に位置になくても画面内にあれば、収納部50の位置を認識することはできる。好ましくは収納部50の画像が画面内にすべて映っていることがよい。
吸着ノズル5で吸着する電子部品Dは有る程度の大きさがあるため、撮像カメラに部品の取出し位置から取り込まれる光線の鉛直方向との角度は有る程度のものとなり、斜め上方から見た画像を撮像することになる。特に大きな部品Dを吸着したときに干渉しないように撮像カメラ20の下部の吸着ノズル5側には段差が設けられている。
撮像カメラ20は吸着ノズル5の取出し回転位置が図3の9時でなく他の位置(例えば3時もしくは12時や6時の位置)にあればその位置に撮像素子22の平面が対向するヘッド取付体6Aの最も近い位置に設ければよい。もしくは、遠くなったとしても取付体6Aの他の位置に設けて吸着ノズル5による部品の取出し位置を撮像できるようにしてもよい。
図1に示すように装着ヘッド6のヘッド取付体6Aのビーム4側には基板認識カメラ55が設けられている。基板認識カメラ55は鉛直下方位置を撮像するもので、プリント基板Pの位置決め用のマークを撮像する。
次に、図4の制御ブロック図に基づいて説明する。
25は本電子部品装着装置1の電子部品Dの装着に係る動作を統括制御する制御装置、種々の判定をする判定装置、種々の比較をする比較装置、実行装置等しての制御装置で、電子部品の装着ステップ番号順(装着順序毎)にプリント基板P内でのX方向、Y方向及び角度位置から成る装着座標情報や各部品供給ユニットの配置番号情報等から成る装着データ、部品供給ユニットの配置番号毎の部品IDに係る部品配置位置データ、電子部品毎の電子部品のサイズデータ、厚さデータ等から成る部品ライブラリデータ等を格納する記憶部(記憶装置)を備えている。
そして、制御装置25は内蔵する記憶部に記憶されたデータに基づき、回転体6Bを回転させるθ軸駆動源17や、装着ヘッド6のX方向移動駆動源16及びY方向移動駆動源15、吸着ノズル5のノズル上下軸駆動源18等の駆動を制御する。
28は制御装置25に接続される認識制御回路で、撮像カメラ20により前記部品供給ユニット8により部品供給位置(吸着ノズル5の部品の取出し位置)に位置決めされる電子部品D及びこの電子部品を収納する収納部50を撮像して得られた画像データを受信したり、制御装置25の指示に基づいて前記画像データの認識処理を行ったりする。
以下、電子部品Dの取出し及び装着動作について図7のフローチャートに基づき説明する。
作業者が図示しない操作部のタッチパネルスイッチの運転開始スイッチ部を押すと、プリント基板Pを上流側装置より電子部品装着装置1の位置決め部に搬入し、位置決め機構により位置決め動作を開始する。
そして、前記制御装置25は前記記憶部に格納された当該プリント基板Pの装着すべきXY座標位置、鉛直軸線回りへの回転角度位置及び配置番号等が指定された装着データ等に従い、電子部品装着装置1の各装着ヘッド6の吸着ノズル5が装着すべき電子部品Dを各部品供給ユニット8から吸着して取出すように制御する。
即ち、先ずこれから電子部品Dの供給をする部品供給ユニット8において、電子部品Dの部品供給位置への送り動作が行われ部品供給位置に電子部品Dを収納する収納部50が位置決め停止する。このとき、制御装置25の記憶部に記憶されたこの部品供給ユニット8に対応して格納された送りフラグを読取りその速度で収納テープTを送り、次に取出されるべき電子部品Dを収納した収納部50を部品供給ユニット8の部品供給位置に位置決め停止される。送りフラグは当初は通常の速度に設定されている。変更されていない場合には通常の高速な送り速度により収納テープTは送られる(図7のフローチャートステップ:S1(以下同様))。平行して装着ヘッド6がビーム4の移動に伴いXY方向に移動して取り出し回転位置にある吸着ノズル5が部品供給ユニット8の部品供給部の部品供給位置に位置している収納部50の真上に移動して停止する。
次に、LED30が瞬間的に短時間点灯して部品の取出し位置が照明されると共に、収納部50の斜め上方に位置する撮像カメラ20の撮像素子22に収納部50及び電子部品Dの図5に示すような画像が露光により撮像される(S2)。認識制御回路28にこの画像が転送される。この画像に基づき先ず、部品供給ユニット8の部品供給位置の収納部50内に部品Dが収納されているかどうかが認識処理され判断され(S3)、次にこの収納部50内で部品Dが所謂立ちの状態等の異常な姿勢となっていないかの認識及び判断が認識処理回路28及び供給検出手段としての制御装置25にて行われる(S4)。
ここで部品Dが正常に収納部50内に載置されていると図5に示すように撮像されるが、部品Dが収納部50に収納されておらず部品無しの状態であると図8(a)に示すように撮像され、収納部(ポケット)のみがポケットの輪郭(エッジ)により認識される。また、この撮像画面に図8(b)に示すように収納部50より飛び出た部品Dが撮像される場合もある。
また、図8(c)に示されるのは収納部50内で電子部品Dが立った姿勢となっている場合であり斜めのハッチングを施した部分が電子部品Dであり矩形状の部品Dの一番小さな面が収納部50の底面と並行になって載置された結果長辺部分が収納部50の底面に対して略垂直となり収納部50よりも付き出て立った状態となっている。小さな面の天面側が正面の部分とは異なる方向のハッチングの部分として図8(c)に示されている。立ち状態はこのように完全に垂直に立つ場合のほか、部品Dの長辺が収納部50の底面に対して斜めの状態で収納部50の淵に乗り上げて収納されているような状態もあり得る。
収納部50に部品Dが収納されていない図8(a)(b)の「部品無し」は所謂特徴量抽出処理により例えば収納部50内の明度の高い部分(ブローブ)の面積が一定以上であることにより認識処理でき、収納部50内部の複数個所の明度を検出する等して認識処理することもできる。収納部50の底面が黒に近い色の場合は、暗い部分の面積で部品無しを判断してもよい。また、収納部50をパターンマッチングにより認識処理することもできる。また、図8(c)の所謂立ちの状態も部品Dの像のパターンマッチングを位置や角度を変えて行うこともしくは、部品Dの所定の辺を検出してその位置と収納部50の位置関係から異常の検出ができる。
または、部品Dと収納部50の画像が切り分けることができず部品Dまたは収納部50の位置の認識ができない場合を認識処理異常として図7のステップS4で部品立ちと判断してもよい。
さらには、収納部50における「部品無し」と「部品立ち」を区分けせず一括して送りミスと判断してもよい。
また、図8(b)で部品Dが収納部50から完全に飛び出ている画像において収納部50以外に異物(部品D)が存在することを認識処理して判別することもできる。
また、撮像カメラ20は2次元画像を撮像するものであるが、カメラを複数使う等して3次元の画像を得て、高さも算出して収納部50(即ちテープTの上面)より高い位置に突き出ていること(部品立ち)を検出することもできる。また、3次元画像より収納部50に部品Dが無い場合も底面の高さにより検出できる。3次元画像を得るカメラでなくとも収納部50内の高さを検出できるセンサをカメラ20と同様な位置に設けてもよい。
次に、図5に示す画像の通り部品Dが収納部50内に正常に収納されていると判断された(部品無しでなく、しかも部品立ちでないと判断された)場合、部品の取出し位置(この場合は電子部品Dの上面は基準の高さであり部品の取出し位置は画面の中心に位置するものとする。)と収納部50の中心位置との位置ずれが認識される(S5)。この場合、収納部50の輪郭の位置(各辺のエッジの位置)が認識され、収納部50は長方形であるためこれらエッジの位置に基づき中心位置が算出される。部品Dそのものの画像から部品Dの位置を認識処理してもよい。
テレセントリックレンズ21を介しているので画像の横方向の寸法は補正されず、縦方向(収納テープTの送り方向)の寸法は斜め方向からの撮像であるため短く撮像されており認識処理で寸法の補正はされ得る。この認識処理された位置ずれ量を補正すべく装着ヘッド6はXY方向に移動するが、吸着ノズル5はこの補正移動の終了後に下降を開始して電子部品Dを吸着する(S6)。
このXY方向の補正移動が吸着ノズル5の下降中に終了するのであれば、下降動作とXY補正移動動作を平行して行っても良い。このようにして、吸着ノズル5は図6に示すように下降して、ほぼ電子部品Dの中心位置を吸着して取出すことができる。このようにして、吸着ノズル5が新たな部品Dを取出すために部品の取出し位置即ち部品供給ユニット8の部品供給位置上に停止する毎に撮像カメラ20による撮像及び認識処理が行われる。部品の取出し位置上に吸着ノズル5が停止すると撮像画面内に収納部50が通常映し出されるので、その後位置ずれの補正をするとしてもわずかに水平移動をすればよく基板認識カメラ55で撮像してから吸着位置に移動して部品Dの吸着をすることに比較して高速で吸着動作を行い、生産性を上げることができる。部品無しや部品立ちの判断も部品Dの取出し毎に毎回行うので、より正確にテープTの送りやカバーテープの剥離等による部品Dの露出時の状況を確認することができる。カバーテープを剥離せず例えばテープTの搬送方向にカバーテープを切断して部品Dを露出させる場合についても同様にカメラ20の撮像及び認識処理により部品無しや部品立ちの統計処理が行える。
または、撮像カメラ20の撮像画面より認識したXY方向の位置ずれがこのまま部品Dを吸着しても問題ない許容範囲のずれであると制御装置25が判断した場合にはXY方向(水平方向)の装着ヘッド6の補正移動をすることなく吸着ノズル5を下降させて電子部品Dの吸着を行う。撮像された画像に基づき、部品供給位置の認識として、収納部50の位置の認識でなく電子部品Dそのものの位置ずれを認識してもよい。
尚、図8の撮像画面は電子部品装着装置8内に装着データのステップと共に記憶しておき、後で作業者がモニタに写ししかもどのステップの部品Dの吸着時のものか分かるようにするとよい。もしも、すべての画像を記憶できなければ、電子部品装着装置1に外部のコンピュータ等を接続し、順次ステップ番号等と共に転送するようにしてもよい。
上記部品無しの検出(S3)にて認識処理して「部品無し」と判断された場合には制御装置25内の図示しない記憶部内の当該部品供給ユニット8に対応する供給部品無しカウンタが「1」をカウント(計数)して記憶する。
また、部品立ちの検出(S4)にて「部品立ち」と判断された場合には同じ記憶部内にある部品立ちカウンタが「1」をカウントして記憶する。
S3またはS4ステップにて部品無しまたは部品立ちのいずれかが検出された場合、供給制御手段としての制御装置25にて送り速度を変更すべきかどうかの判断が図示しない条件に基づいて実行され(S9)、条件に合致して送り速度を変更すべき、この場合低速にすべきと判断されると、制御装置25内の記憶部に保存されている送りフラグが現在「低速」かどうかが判断される(S10)。初期状態では「通常」にされているので、制御装置25は送りフラグを「低速」に変更して(S11)、再度同じ部品供給ユニット8のテープTを1ピッチ前回(通常の速度)よりも低速度で送るよう部品供給ユニット8に指令を出す。
この結果、部品供給ユニット8では部品供給位置に次の収納部50が低速で位置決めされる。このとき、吸着ノズル5は下降せず部品Dの取出し動作は実行されていない。従って、部品Dが収納部50に載置されていた場合には収納部50に収納されたまま送られる。テープTが送られる場合は停止状態から移動を開始して所定の一定速度まで加速するのであるが、この低速度によるテープ送りは、好ましくは、この加速度の大きさを通常の送り時よい小さくし、また所定一定速度からの減速の加速度の絶対値も通常の送り時より小さくすることで実現される。または、とにかくテープの停止時から次の停止までの時間を通常時より長くするように送り波形を変更することでもよい。
前述のステップS9にて送り速度を変更する条件に合致しなかった場合には送りフラグの変更をすることなく、従ってそれまでの送りと同じ通常の速度でテープ送りがなされる。その後は部品供給位置の撮像がなされ部品Dが正常に収納部50に収納されていれば部品Dの取出し動作が実行される。
このときの装着ヘッド6の移動による吸着ノズル5が位置決めされる部品の取出し位置は、部品の無しの場合に収納部50を位置認識したのであればその位置になるように装着ヘッド6の移動を停止させてもよいし、その前に部品Dの取出し動作を行ったときのカメラ20による部品の取出し位置でもよい。
但し、部品の立ちを検出した場合にはその供給位置の認識はせずに、その後の吸着ノズル5の部品供給位置への位置決めの際にはその前の部品取出しのときの部品の取出し位置(供給位置)の認識結果を使用することがよい。
取出し動作は部品の取出し位置が認識され、その位置から吸着ノズル5がずれた水平位置に位置していれば、位置ずれの補正をして供給位置の収納部50の中心にノズル5の中心があった位置で下降をして部品Dの吸着が行われる。
次の部品Dの吸着の際にはこの位置にノズル5が位置するように先ず装着ヘッド6が停止してカメラ20の撮像がなされることとなる。収納部50の位置でなく部品Dそのものの位置を認識して、それにノズル5の位置を合わせるように補正してもよいし、次の同じ部品供給ユニット8からの部品Dの取出しの際には、最初にこの前回の部品Dの位置に吸着ノズル5を位置させるようにしてからカメラ20により撮像してもよい。
ここで、ステップS9での速度を変更する条件は、例えば、無しカウントと立ちカウントの合計回数が所定の回数に達した場合を言う。無しカウントと立ちカウントに重みを付けて、例えは無しカウント1回で2倍の回数として合計のカウントしてもよい。または、夫々の無しカウントと立ちカウントは別個に閾値の回数を設けてどちらかの計数値がその回数に達した場合に速度を減速することとしてもよい。所定の回数は連続した回数としてもよい。または、所定の送り回数に対する無しカウントや立ちカウントの回数の比率が所定の比率を超えた場合に減速を判断してもよい。比率の場合には分母の送り回数を直近の過去の所定回数とすることが好ましい。この閾値となる所定の回数または率は設定可能とすればよい。また、この無しカウントや立ちカウントは送りフラグを低速にした場合にはリセットして0回から再開するようにすることがよい。連続した回数とする場合も連続が途切れたらカウントをリセットすることになる。
送りフラグをS11で低速にした後、再度、無しカウントと立ちカウントは0回からカウントされるが、再度S9で送り速度を減速するべき判断がなされた場合には、現在速度フラグは低速であるため(S10)、この部品供給ユニット8は使用停止されその旨が装置のモニタに表示される(S12)。このように、送り速度を低速にしても供給ミスが修正されないのは収納部50を覆うカバーテープの剥離時に静電気が発生している可能性があるため、この表示には、「静電気が発生している虞がある。」旨、あるいはさらに「静電気除去のため湿気を発生させる」こと等を追加して記載すると良い。
また、撮像した電子部品Dの上面状態を認識しキズや欠けがあると判断された場合さらには部品Dの表裏が反転していると判断されたには、電子部品Dは吸着した後にプリント基板Pに装着することなく廃棄される。または、上述と同様にこのような電子部品Dを吸着することなく、収納テープTを1ピッチ送って次の収納部50を部品供給位置に位置させてしまってもよい。電子部品Dの認識結果、寸法の違いや部品種を示すマーク、文字により装着データで指定されている電子部品Dと異なる電子部品Dと判断された場合には異常表示を図示しないモニタにして装着運転を停止するようにしてもよい。部品Dの極性が異なった方向で収納されていた場合にも、吸着しないようにして送るか、吸着して方向を修正して装着するようにしてもよい。
次にステップS6で部品の取出しをした後の動作について説明する。
部品Dを吸着ノズル5が吸着して上昇した後回転体6Bの回転により部品Dを吸着した吸着ノズル5は部品検出センサ32の検出位置に到達し部品Dの吸着の有無または部品Dの姿勢が検出される(S13)。
ここで部品Dの無しあるいは姿勢が異常である等の吸着ミスが検出されると吸着ミスのカウントが制御装置25によって実行され(S14)、回数が設定された回数よりも多くなった場合には(S15)、部品Dの取出し時に引っ掛かりなどの異常が発生したものと判断し、現在通常の速度となっている場合には(S16)、制御装置25内の上昇フラグを低速に設定し(S17)、吸着姿勢が異常の部品Dは廃棄される(S18)。また再度同じ部品Dを供給ユニット8から取出すリカバリ動作も実行される。
S15でミス回数が設定の回数に達しなかった場合には上昇フラグを低速に変更することなくS18の動作が行われる。この吸着ミス回数の判断のS15も連続の回数での判断としてもよいし、所定の回数におけるミス回数の率が所定以上となった場合にS16に進むようにしてもよい。上昇フラグが低速に設定された後ステップS6の部品Dの取出し動作がこのフラグが設定されている部品供給ユニット8について行われる場合には、収納部50から部品Dの下端が出るまで等所定の距離を通常の場合よりも低速としてその後は通常の場合と同様の速度で上昇させる制御が行われる。
また、上昇フラグが低速に設定された場合、部品Dの下端が収納部50から出た直後の高さ位置にて一旦上昇を停止させ、収納部50の淵に引っ掛かってノズル5から外れかかっている部品Dが再度吸着ノズル5の下端面に水平に吸着されるのを待ってから通常の速度で上昇させるようにしてもよい。
図7のフローチャートに従った制御をする場合、S6の部品Dの取出しをする場合には正常な姿勢で収納部50に収納されている部品Dを取出すこととなるため、S13で吸着ミスとなる原因は収納部50自体に問題がある等収納部50から取出すときに対応すれば良いことが分かるため、部品Dの取出し時の吸着ノズル5の昇降の制御特に上昇時の制御を変更することが有効である可能性を高くすることができる。
上昇フラグを低速にした後にはS14の吸着ミスのカウンタはリセットされて0回にされるが、その後低速で上昇させても当該部品供給ユニット8からの吸着で吸着ミスが発生し所定の回数を上回った場合には、電子部品装着装置1の基板Pへの部品装着運転が停止され、停止されたことの報知がモニタ等にされる(S19)。
部品検出センサ32によるS13の吸着ミスかどうかの検出がされなかった場合には後述するようにその後の装着ヘッド6の基板Pへの移動ののち部品Dはプリント基板Pの所定の位置に装着される(S20)。
このようにして、装着ヘッド5の複数の吸着ノズル5の夫々が取出すべき電子部品Dを供給する部品供給ユニット8の部品供給位置に移動して停止する毎に電子部品Dが部品供給ユニット8で部品供給位置に停止した後に撮像カメラ20による部品の取出し位置(即ち、部品供給ユニット8の部品供給位置)の撮像が行われ、上述の認識処理及びその後の処理が行われる。
同一装着ヘッド6内のすべての吸着ノズル5が保持している電子部品Dが正常な電子部品Dと判断されて安定して吸着された電子部品Dは装着ヘッド6の水平方向への移動により部品認識カメラ10の上に移動される。
認識カメラ10により装着ヘッド6の複数の吸着ノズル5に保持されているすべての電子部品Dが一括して撮像され装着ヘッド6に対する水平方向の位置認識がされ、その位置ずれを補正してプリント基板Pの装着すべき位置に吸着ノズル5に吸着された電子部品が順次装着される。
このとき、取出し回転位置にある吸着ノズル5に吸着された電子部品Dについては装着の時点で撮像カメラ20がLED30の点灯により撮像しプリント基板Pのパターン位置等との位置関係から正確な位置に装着されたかを制御装置25が確認することができる。または装着直前と直後の吸着ノズル5下方の部品の取出し位置の撮像により電子部品Dが確実に装着され電子部品を装着せずに保持したまま上昇していることがないか等を制御装置25が判断することができる。これらの画像も吸着時の画像と同様に装着データのステップ番号等と共に装置1内に記憶しておけばよい。また外部に転送してもよい。
尚、本実施形態では図7のフローチャートに示す通り部品Dの取出しは部品供給の異常がない場合に行ったが、異常があった場合に部品Dを取出さずに次の収納部50を供給位置に送ってから次の部品Dを取出すようにするのでなく、上述のフローチャートのS3、S4にて部品無しあるいは部品立ちが検出された場合でもテープTの送りをすることなく部品Dの取出し動作を行ってもよい。
但し、S7及び S8のカウントは実行し、送り速度変更の判断はする。このようにして、部品Dの取出しを行った場合には、吸着ミスの判断を部品検出センサ32で行うが、部品検出センサ32でのS14の吸着ミスのカウントからは除外するようにすればよい。このようにすれば前述と同様に収納部50に正常に収納された部品Dを取出したときについての吸着ミスの判断をすることができる。このように供給位置に位置決めした部品Dの取出し動作を供給ミスがあった時でもしてしまうのは、吸着ノズル5が装着ヘッド6の移動により部品の取出し位置に位置した時にすでに吸着ノズル5の下降が始まってしまっていて、撮像及び認識処理の後では下降を止められないときが考えられる。
このようなときには、部品取出し位置の修正もできず、この時に認識された部品の取出し位置は次の当該部品供給ユニット8からの部品Dの吸着時に使われ、この位置に吸着ノズル5が停止するように制御されるが、供給位置での部品立ち等が発生した場合に認識された収納部50の位置は使わないようにすることが良い。
尚、装着ヘッド6自体が昇降せずに吸着ノズル5のみが昇降するので撮像カメラ20は常に部品の取出し位置を撮像することができるが、装着ヘッド6が昇降する場合には装着ヘッド6の所定の高さ位置にて部品の取出し位置を撮像するようにLED30の点灯及び撮像素子22の露光タイミングを制御すればよい。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
6 装着ヘッド
6B 回転体
8 部品供給ユニット
20 撮像カメラ
25 制御装置
28 認識制御回路

Claims (9)

  1. 部品を収納するテープを送ると共に前記部品を供給位置に露出させて供給する部品供給ユニットから保持具により部品を取出し基板に装着する部品装着装置であって、
    部品供給ユニットの供給位置に部品が供給されたことまたは供給された部品の姿勢の異常を、前記部品が露出された前記供給位置において検出する供給検出手段と、
    前記供給検出手段の検出結果に基づきテープの送り速度を制御する供給制御手段と、を備えることを特徴とする部品装着装置。
  2. 前記姿勢の異常は、前記部品が前記テープにおける部品収納部から突き出て立った状態となる立ち異常を含むことを特徴とする請求項1に記載の部品装着装置。
  3. 前記供給検出手段が前記供給位置に部品が無いことまたは供給された部品の姿勢の異常を検出した場合に前記保持具による部品の取出し動作を止めるよう制御する取出し制御手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の部品装着装置。
  4. 前記供給制御手段は前記供給検出手段による部品供給ユニットにより供給された部品の姿勢異常または供給位置に部品が無いことの検出回数に基づきテープの送り速度を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の部品装着装置。
  5. 前記供給制御手段は、
    前記供給検出手段による部品供給ユニットにより供給された部品の姿勢異常または供給位置に部品が無いことの検出回数が所定の回数に達した場合に、テープの送り速度を通常よりも低速とするように制御することを特徴とする請求項2に記載の部品装着装置。
  6. 前記供給制御手段は、
    テープの送り速度を前記低速とした後に、前記供給検出手段が再度、前記部品の立ち異常の場合を含む姿勢異常または供給位置に部品が無いことを所定の回数だけ検出した場合には、前記部品供給ユニットの使用を停止させる制御を行なうことを特徴とする請求項5に記載の部品装着装置。
  7. 前記部品の取出し後に部品が保持具に保持されているかどうかを検出する検出手段を設け、
    前記取出し制御手段は前記供給検出手段が部品供給ユニットにより部品が姿勢異常なく供給されたことを検出してから前記保持具により部品の取出し動作後に前記検出手段の検出結果に基づき前記保持具の昇降動作を制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の部品装着装置。
  8. 前記取出し制御手段は前記供給検出手段が部品供給ユニットにより部品が姿勢異常なく供給されたことを検出してから前記保持具により部品の取出し後に前記取出し検出手段による部品取出しミスの検出回数に基づき前記保持具の昇降動作を制御することを特徴とする請求項7に記載の部品装着装置。
  9. 前記取出し制御手段は前記取出し検出手段が検出した部品取出しミスが所定の回数以上もしくは所定の取出しミス率以上となった場合に少なくとも部品取出し後の前記保持具の上昇速度を通常よりも低速とするよう制御することを特徴とする請求項8に記載の部品装着装置。
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