JP6673902B2 - 部品実装機 - Google Patents

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Description

本発明は、部品実装機に関する。
従来より、電子部品が収容されたキャビティ(凹部)が所定間隔毎に形成されたテープを搬送するフィーダが装着され、フィーダから供給された電子部品を吸着ノズルで吸着させてプリント基板上へ実装する部品実装機が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の部品実装機は、複数の吸着ノズルが周方向に等間隔配置されたリボルバヘッドと、リボルバヘッドに固定された部品カメラと、を備える。また、部品実装機は、フィーダの搬送によって吸着位置よりも反搬送方向に位置する撮像位置まで電子部品が移動すると、部品カメラにより電子部品を撮像し、撮像により得られた画像に基づいてキャビティ内の電子部品の位置を算出する。部品カメラは、フィーダによるテープの搬送速度と同じ速度となるように吸着ノズルを周方向に移動させ、テープの搬送と吸着ノズルの移動とが同期している間に電子部品を撮像する。そして、電子部品が吸着位置まで移動すると、部品実装機は、算出した電子部品の位置に応じて吸着ノズルの位置を微修正して電子部品を吸着ノズルに吸着させる。
特開2012−191133号公報
上述した部品実装機では、吸着直前のキャビティ内の電子部品を部品カメラで撮像し、撮像により得られた画像に基づいて電子部品の位置を算出するため、算出した位置に基づいて吸着ノズルの位置を修正して電子部品を吸着することで、吸着ミスを少なくすることが可能である。しかしながら、上述した部品実装機では、部品カメラによる撮像を、フィーダによるテープの搬送と吸着ノズルの周方向の移動とを同期させながら行うから、撮像タイミングを取りづらく、制御が複雑となってしまう。
本発明は、部品が収容された凹部が所定間隔毎に形成されたテープを所定送り量ずつ送ることにより供給される部品を保持部材で保持するものにおいて、簡易な制御によって、精度良く部品を保持できるようにすることを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の部品実装機は、
部品が収容された凹部が所定間隔毎に形成されたテープを所定送り量ずつ送ることで部品を供給する部品供給装置が設けられ、該部品供給装置により供給された部品を保持して基板に実装する部品実装機であって、
前記部品を保持する保持部材を有するヘッドと、
前記ヘッドを移動させる移動手段と、
前記移動手段により前記ヘッドと共に移動可能であり、前記ヘッドが前記保持部材で部品を保持可能な位置にあるときに、前記保持部材で保持可能な部品よりも前記テープの送り方向上流にある後に保持される部品が収容された凹部の位置が撮像範囲内となるよう配置された撮像手段と、
前記ヘッドが前記保持部材で部品を保持可能な位置にあるときに前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記撮像範囲内にあった前記後に保持される部品の位置または該部品が収容された凹部の位置を認識し、該認識した位置を前記所定送り量に基づいて補正することで目標保持位置を決定し、前記決定した目標保持位置で前記保持部材に部品が保持されるよう前記ヘッドと前記移動手段とを制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の部品実装機は、部品が収容された凹部が所定間隔毎に形成されたテープを所定送り量ずつ送ることで部品を供給する部品供給装置が設けられ、部品供給装置により供給された部品を保持して基板に実装するものにおいて、部品を保持する保持部材を有するヘッドと共に移動手段によって移動が可能な撮像手段を、ヘッドが保持部材で部品を保持可能な位置にあるときに、保持部材で保持可能な部品よりもテープの送り方向上流にある後に保持される部品が収容された凹部の位置が撮像範囲内となるよう配置する。そして、部品実装機は、ヘッドが保持部材で部品を保持可能な位置にあるときに撮像手段により撮像された画像に基づいて撮像範囲内にあった後に保持される部品の位置またはその部品が収容された凹部の位置を認識し、認識した位置を予め定められた所定送り量に基づいて補正することで目標保持位置を決定し、決定した目標保持位置で保持部材に部品が保持されるようヘッドと前記移動手段とを制御する。これにより、後に保持される部品の位置とテープによる部品の送り量とに基づいて部品を保持する際の目標保持位置を決定することができるため、簡易な制御によって、精度良く部品を保持することが可能となる。ここで、「後に保持される部品」とは、次回保持される部品が含まれる他、次々回に保持される部品やさらに後の回に保持される部品等も含まれる。
後に保持される部品が次回保持される部品である態様の本発明の部品実装機において、前記制御手段は、前記保持部材に部品が保持される際に前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記撮像範囲内にあった前記次回保持される部品の位置または該部品が収容された凹部の位置を認識し、該認識した位置を前記所定送り量に基づいて補正することで前記次回保持される部品の目標保持位置を決定し、前記テープが前記所定量送られたときに前記決定した目標保持位置で前記保持部材に前記部品が保持されるよう前記ヘッドと前記移動手段とを制御するものとすることもできる。この態様の本発明の部品実装機において、前記制御手段は、前記テープが前記所定送り量送られたときに前記決定した目標保持位置で部品が保持されるよう前記ヘッドと前記移動手段とを制御する保持制御と、該保持制御により前記目標保持位置で部品が保持される際に前記撮像範囲で撮像が行われるよう前記撮像手段を制御する撮像制御と、該撮像制御により撮像された画像に基づいて次回保持される部品の前記目標保持位置を決定する目標保持位置決定処理とを繰り返し実行するものとすることもできる。こうすれば、保持制御が実行される毎に、撮像手段により撮像される画像に基づいて次回保持される部品の目標保持位置が決定されるため、毎回、精度良く部品を保持することが可能となる。
また、本発明の部品実装機において、前記制御手段は、前記認識した位置を前記所定送り量と所定補正量とに基づいて補正して前記目標保持位置を決定するものとすることもできる。こうすれば、目標保持位置の精度をより高めることができる。
所定補正量に基づいて目標保持位置を決定する態様の本発明の部品実装機において、前記制御手段は、前記撮像手段の撮像範囲が、次回保持される部品が収容された凹部の位置となるよう前記ヘッドを移動させてから前記撮像手段により撮像が行われるよう前記移動手段と前記撮像手段を制御し、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記撮像範囲内にあった前記次回保持される部品の位置または該部品が収容された凹部の位置を第1位置として認識し、前記次回保持される部品が今回保持される部品として前記テープによって送られる際に、前記撮像手段の撮像範囲が、前記今回保持される部品が収容された凹部の位置となるよう前記ヘッドを移動させてから前記撮像手段により撮像が行われるよう前記移動手段と前記撮像手段を制御し、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記撮像範囲内にあった前記今回保持される部品の位置または該部品が収容された凹部の位置を第2位置として認識し、認識した前記第1位置と前記第2位置とに基づいて前記所定補正量を算出するものとすることもできる。また、前記撮像手段は、前記ヘッドが前記保持部材で部品を保持可能な位置にあるときに、今回保持される部品が収容された凹部の位置と、次回保持される部品が収容された凹部の位置と、を撮像可能であり、前記制御手段は、前記撮像手段が、前記今回保持される部品が収容された凹部の位置と前記次回保持される部品が収容された凹部の位置とを撮像可能となるよう前記ヘッドを移動させてから前記撮像手段により撮像が行われるよう前記移動手段と前記撮像手段を制御し、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記次回保持される部品の位置または該部品が収容された凹部の位置を第1位置として認識し、前記次回保持される部品が今回保持される部品として前記テープによって送られたときに前記撮像手段により撮像が行われるよう前記移動手段と前記撮像手段を制御し、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記今回保持される部品の位置または該部品が収容された凹部の位置を第2位置として認識し、認識した前記第1位置と前記第2位置とに基づいて前記所定補正量を算出するものとすることもできる。これらの場合、前記制御手段は、前記テープから最初の部品を前記保持部材が保持する際に、前記所定補正量を算出するものとすることもできる。
部品実装システム1の構成の概略を示す構成図である。 ヘッドユニット60の構成の概略を示す構成図である。 吸着ノズル61に部品Pを吸着する様子を示す説明図である。 ロータリヘッド64および側面カメラ80の構成の概略を示す構成図である。 側面カメラ80の光学系84の構成の概略を示す構成図である。 制御装置100と管理装置110との電気的な接続関係を示すブロック図である。 側面カメラ80の撮像により得られる撮像画像の一例を示す説明図である。 制御装置100のCPU101により実行される部品実装処理の一例を示すフローチャートである。 制御装置100のCPU101により実行される初回吸着時処理の一例を示すフローチャートである。 制御装置100のCPU101により実行される非初回吸着時処理の一例を示すフローチャートである。 キャリアテープTがX軸方向に傾いて送られる様子を示す説明図である。 図11のキャリアテープTの一部を拡大して示す部分拡大図である。 変形例の側面カメラ80Bの光学系84Bの構成の概略を示す構成図である。 変形例の側面カメラ80Bの撮像により得られる撮像画像の一例を示す説明図である。 変形例の初回吸着時処理を示すフローチャートである。 変形例の非初回吸着時処理を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、部品実装システム1の構成の概略を示す構成図である。図2は、ヘッドユニット60の構成の概略を示す構成図であり、図3は、吸着ノズル61に部品Pを吸着する様子を示す説明図であり、図4は、ロータリヘッド64および側面カメラ80の構成の概略を示す構成図であり、図5は、側面カメラ80の光学系84の構成の概略を示す構成図であり、図6は、制御装置100と管理装置110との電気的な接続関係を示すブロック図である。
部品実装システム1は、電子部品(以下、「部品」という)Pを回路基板(以下、「基板」という)Sに実装(装着)する部品実装機10と、システム全体の管理を行う管理装置110とを備える。なお、本実施例において、図1の左右方向がX軸方向であり、前後方向がY軸方向であり、上下方向がZ軸方向である。
部品実装機10は、図1に示すように、部品Pを供給する部品供給装置20と、基板Sを搬送する基板搬送装置30と、搬送された基板Sをバックアップするバックアップ装置40と、部品Pを吸着ノズル61で吸着して基板Sに実装するヘッドユニット60と、ヘッドユニット60をXY方向に移動させるXYロボット50と、実装機全体を制御する制御装置100(図6参照)とを備える。基板搬送装置30とバックアップ装置40とXYロボット50とヘッドユニット60とは、筐体12内に収容されている。また、部品実装機10は、これらの他に、吸着ノズル61に吸着させた部品Pの吸着姿勢を下方から撮像するためのパーツカメラ90や、基板Sに付された基板位置決め基準マークを上方から撮像するためのマークカメラ92なども備えている。
部品供給装置20は、図1に示すように、筐体12の前面部に形成されたフィーダ台14に、左右方向(X軸方向)に並ぶように整列配置されたフィーダ22を備える。フィーダ22は、図3に示すように、部品Pが所定ピッチで収容されたキャリアテープTを吸着ノズル61がピックアップ可能な部品供給エリアまで送り出すテープフィーダである。なお、キャリアテープTは、所定間隔毎にキャビティ(凹部)Cが形成されたボトムテープBTと、各キャビティCに部品Pが収容された状態でボトムテープBTを覆うトップフィルムTTとにより構成されている。フィーダ22は、図1に示すように、キャリアテープTが巻回されたリール22aを備え、リール22aからキャリアテープTを引き出して部品供給エリアへ送り出し、部品供給エリアの手前で剥離部によってボトムテープBTからトップフィルムTTを剥がすことにより、部品供給エリアにて部品Pを露出状態、即ちピックアップ可能な状態とする。尚、本実施例では、部品供給エリアに送られた部品Pを今回吸着部品と呼び、部品供給エリアよりも1つ手前(テープ送り方向上流)の供給直前エリアにある部品Pを次回吸着部品と呼ぶ。
基板搬送装置30は、図1に示すように、ベルトコンベア装置32を備えており、ベルトコンベア装置32の駆動により基板Sを図1の左から右(基板搬送方向)へと搬送する。基板搬送装置30の基板搬送方向(X軸方向)中央部には、搬送された基板Sを裏面側からバックアップするバックアップ装置40が設けられている。
XYロボット50は、図1に示すように、装置上部にY軸方向に沿って設けられたガイドレール56と、ガイドレール56に沿って移動が可能なY軸スライダ58と、Y軸スライダ58の側面にX軸方向に沿って設けられたガイドレール52と、ガイドレール52に沿って移動が可能なX軸スライダ54とを備える。X軸スライダ54にはヘッドユニット60が取り付けられており、制御装置100は、XYロボット50を駆動制御することにより、ヘッドユニット60をXY平面上の任意の位置に移動可能である。
ヘッドユニット60には、図2に示すように、吸着ノズル61を保持する複数のノズルホルダ62が回転軸と同軸の円周上に所定角度間隔(例えば30度)で配置されたロータリヘッド64と、ロータリヘッド64を回転させるR軸アクチュエータ66と、ノズルホルダ62をZ軸方向に移動させるZ軸アクチュエータ70と、吸着ノズル61および吸着ノズル61に吸着された部品Pの側面とキャリアテープTの供給直前エリアとを撮像可能な側面カメラ80とを備える。
ノズルホルダ62は、Z軸方向に延伸された中空円筒部材として構成されている。ノズルホルダ62の上端部62aは、ノズルホルダ62の軸部よりも大きな径の円柱状に形成されている。また、ノズルホルダ62は、上端部62aよりも下方の所定位置に、軸部よりも大きな径のフランジ部62bが形成されている。このフランジ部62bの下方の円環面と、ロータリヘッド64の上面に形成された図示しない窪みとの間には、スプリング(コイルスプリング)65が配置されている。このため、スプリング65は、ロータリヘッド64の上面の窪みをスプリング受けとして、ノズルホルダ62(フランジ部62b)を上方に付勢する。
ロータリヘッド64は、図4に示すように、周方向に配置されたノズルホルダ62(図2参照)に複数(例えば12個)の吸着ノズル61が装着されている。また、ロータリヘッド64の下面中央には、光を反射可能な円筒状の反射体64aが取り付けられている。なお、本実施例のロータリヘッド64は、その内部に、各ノズルホルダ62を個別に回転させるQ軸アクチュエータ69(図6参照)を備えている。このQ軸アクチュエータ69は、図示は省略するが、ノズルホルダ62の円筒外周に設けられたギヤに噛み合わされた駆動ギヤと、駆動ギヤの回転軸に接続された駆動モータとを備える。このため、本実施例では、複数のノズルホルダ62が、軸回り(Q方向)にそれぞれ個別に回転可能となり、これに伴って各吸着ノズル61もそれぞれ個別に回転可能となる。
R軸アクチュエータ66は、図2に示すように、ロータリヘッド64に接続される回転軸67と、回転軸67に接続された駆動モータ68を備えている。このR軸アクチュエータ66は、駆動モータ68を所定角度(例えば30度)ずつ間欠的に駆動させることにより、ロータリヘッド64を所定角度ずつ間欠回転させる。これにより、ロータリヘッド64に配置された各吸着ノズル61は周方向に所定角度ずつ旋回移動する。ここで、吸着ノズル61は、移動可能な複数の位置のうち図4中の12時の位置にあるときに、部品供給装置20から部品供給エリアに供給される部品Pを吸着する。このため、この12時の位置を、吸着位置A0という。また、図4中の11時の位置は、吸着ノズル61が周方向(図中矢印方向)に移動する際に吸着位置A0の一つ前(直前)の位置であるため、吸着直前位置A1といい、図4中の1時の位置は、吸着ノズル61が周方向(図中矢印方向)に移動する際に吸着位置A0の一つ後(直後)の位置であるため、吸着直後位置A2という。なお、吸着ノズル61に吸着させた部品Pを基板S上に実装する際には、吸着位置A0は、実装位置となり、吸着直前位置A1は、実装直前位置となり、吸着直後位置A2は、実装直後位置となる。
Z軸アクチュエータ70は、図2に示すように、Z軸方向に延伸されボールネジナット72を移動させるネジ軸74と、ボールネジナット72に取り付けられたZ軸スライダ76と、回転軸がネジ軸74に接続された駆動モータ78とを備える送りネジ機構として構成されている。このZ軸アクチュエータ70は、駆動モータ78を回転駆動することにより、Z軸スライダ76をZ軸方向に移動させる。Z軸スライダ76には、ロータリヘッド64側に張り出した略L字状のレバー部77が形成されている。レバー部77は、吸着位置A0を含む所定範囲に位置するノズルホルダ62の上端部62aに当接可能となっている。このため、Z軸スライダ76のZ軸方向の移動に伴ってレバー部77がZ軸方向に移動すると、所定範囲内に位置するノズルホルダ62(吸着ノズル61)をZ軸方向に移動させることができる。
側面カメラ80は、図4および図5に示すように、ヘッドユニット60の下部に設けられCCDやCMOS等の撮像素子82aを内蔵するカメラ本体82と、撮像素子82aに画像を結像させる光学系84とを備える。光学系84は、ロータリヘッド64側に左入射口86a、右入射口86b、上入射口86cの3つの入射口が形成され、カメラ本体82側にカメラ接続口86dが形成されている。なお、上入射口86cは吸着位置A0にある吸着ノズル61の基端部に対向する位置に形成され、左入射口86aは吸着直前位置A1にある吸着ノズル61の先端部に対向する位置に形成され、右入射口86bは吸着直後位置A2にある吸着ノズル61の先端部に対向する位置に形成されている。また、光学系84は、ロータリヘッド64の反射体64aに向けて光を発光するLEDなどの発光体87が複数設けられている。光学系84は、その内部に、各入射口86a,86b,86cからそれぞれ入射した光を屈折させて撮像素子82aに導く複数のミラー(左ミラー88a,右ミラー88b,中ミラー88c,上ミラー88d,奥ミラー88e,88f)を備える。左ミラー88aは、左入射口86aに配置され、左入射口86aから入射される光を中ミラー88cへ屈折させ、右ミラー88bは、右入射口86bに配置され、右入射口86bから入射される光を中ミラー88cへ屈折させる。また、中ミラー88cは、左ミラー88aと右ミラー88bとの間に配置され、左ミラー88aからの光を奥ミラー88eの左下領域へ屈折させると共に右ミラー88bからの光を奥ミラー88eの右下領域へ屈折させる。また、上ミラー88dは、上入射口86cに配置され、吸着ノズル61の下方に対して略45度の方向から入射される光を奥ミラー88eの中領域へ屈折させる。また、上入射口86cは、奥ミラー88eの上ミラー88dからの光を受ける領域よりも上の領域が開放されており、上ミラー88dの上部から入射される光が奥ミラー88eの上領域へ直接届くようになっている。奥ミラー88e,88fは、奥ミラー88eに入射される光を平行移動させて撮像素子82aへ向かうように屈折させる。以上から、吸着直前位置A1にある吸着ノズル61の方向からの光は、左入射口86aに入射し、左ミラー88a,中ミラー88cおよび奥ミラー88e,88f(第1の光学系)により屈折されて撮像素子82aの第1領域Aに到達する。吸着直後位置A2にある吸着ノズル61の方向からの光は、右入射口86bに入射し、右ミラー88b,中ミラー88cおよび奥ミラー88e,88f(第1の光学系)により屈折されて撮像素子82aの第1領域Bに到達する。吸着ノズル61の下方の斜め45度の方向からの光は、上ミラー88dおよび奥ミラー88e,88f(第2の光学系)により屈折されて撮像素子82aの第2領域に到達する。吸着位置A0にある吸着ノズル61の方向からの光は、上入射口86cに入射して直接奥ミラー88eに届き、奥ミラー88e,88f(第3の光学系)により屈折されて撮像素子82aの第3領域に到達する。これにより、撮像素子82aは、それぞれ異なる方向からの画像を異なる領域で結像する。
このようにして、側面カメラ80は、1回の撮像動作で、吸着位置A0にある吸着ノズル61と、吸着直前位置A1にある吸着ノズル61と、吸着直後位置A2にある吸着ノズル61とを撮像して、それぞれの撮像画像を取得することができる。また、ヘッドユニット60がフィーダ22により部品供給エリアに供給された部品Pを吸着ノズル61に吸着可能な位置にある状態で側面カメラ80を撮像すると、上述の3つの撮像画像に加えて、キャリアテープTの供給直前エリアにあるキャビティCやキャビティCに収容された部品P(次回吸着部品)の撮像画像も取得することができる。図7は、側面カメラ80の撮像により取得される画像の一例である。図7に示すように、取得される画像には、吸着ノズル61が部品Pを吸着した直後の吸着直後位置A2における吸着ノズル61の先端部の側面画像(以下、吸着直後画像という)と、吸着ノズル61が部品Pを吸着する直前の吸着直前位置A1における吸着ノズル61の先端部の側面画像(以下、吸着直前画像という)と、吸着ノズル61が部品Pを吸着する吸着位置A0における吸着ノズル61の基端部の側面画像(以下、ノズル画像という)と、キャリアテープTの供給直前エリアにあるキャビティCに収容された次回吸着部品の画像(以下、次回吸着部品画像という)とが含まれる。
制御装置100は、図6に示すように、CPU101を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU101の他に、ROM102、HDD103、RAM104、入出力インタフェース105などを備える。これらは、バス106を介して接続されている。制御装置100は、側面カメラ80やパーツカメラ90、マークカメラ92からの画像信号などを入出力インタフェース105を介して入力する。なお、X軸スライダ54,Y軸スライダ58,Z軸アクチュエータ70,Q軸アクチュエータ69およびR軸アクチュエータ66には、それぞれ図示しない位置センサが装備されており、制御装置100はそれらの位置センサからの位置情報も入力する。また、制御装置100は、部品供給装置20や基板搬送装置30、バックアップ装置40、X軸スライダ54を移動させるX軸アクチュエータ55、Y軸スライダ58を移動させるY軸アクチュエータ59、Z軸アクチュエータ70(駆動モータ78)、Q軸アクチュエータ69(駆動モータ)、R軸アクチュエータ66(駆動モータ68)、図示しない真空ポンプと吸着ノズル61との連通と遮断とを行う電磁弁79への駆動信号などを入出力インタフェース105を介して出力する。
管理装置110は、例えば、汎用のコンピュータである。管理装置110は、図6に示すように、CPU111やROM112、基板の生産データなどを記憶するHDD113、RAM114、入出力インターフェース115などを備える。これらは、バス116を介して接続されている。管理装置110は、マウスやキーボード等の入力デバイス117から入力信号が入出力インターフェース115を介して入力される。また、管理装置110は、ディスプレイ118への画像信号を入出力インターフェース115を介して出力する。ここで、基板の生産データは、部品実装機10においてどの部品Pをどの順番で基板へ実装するか、また、そのように部品Pを実装した基板Sを何枚作製するかなどを定めたデータである。この生産データは、作業者により予め入力され、生産を開始する際に管理装置110から部品実装機10へ送信される。
次に、こうして構成された部品実装機10の動作についての詳細を説明する。図8は、制御装置100のCPU101により実行される部品実装処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、管理装置110から生産データを受信し、生産開始が指示されたときに実行される。
部品実装処理では、制御装置100のCPU101は、まず、基板搬送装置30を制御して基板Sを搬送する基板搬送処理を行う(S100)。続いて、CPU101は、XYロボット50(X軸アクチュエータ55およびY軸アクチュエータ59)によりロータリヘッド64(ヘッドユニット60)の吸着位置A0をフィーダ22の部品供給エリアの真上に移動させ、R軸アクチュエータ66により吸着直前位置A1にある吸着ノズル61を吸着位置A0に移動させながら、Z軸アクチュエータ70によりその吸着ノズル61を下降させ、電磁弁79により吸着ノズル61の吸引口に負圧を作用させることで、吸着ノズル61に部品Pを吸着させる吸着動作を行う。吸着動作は、フィーダ22から初めての部品供給がなされる場合には(S102の「YES」)、初回吸着時処理を実行することにより行われ(S104)、フィーダ22から2回目以降の部品供給がなされる場合には(S102の「NO」)、非初回吸着時処理を実行することにより行われる(S106)。ここで、初回吸着時処理は、図9に例示するフローチャートに従って実行され、非初回吸着時処理は、図10のフローチャートに従って実行される。初回吸着時処理と非初回吸着時処理の詳細については後述する。CPU101は、こうして吸着動作を行うと、ロータリヘッド64に装着された吸着ノズル61の数だけ吸着動作を繰り返して(S108)、次のS110の処理に進む。
次に、CPU101は、基板Sの実装位置の真上にロータリヘッド64(ヘッドユニット60)の吸着位置A0が移動するようX軸アクチュエータ55およびY軸アクチュエータ59を制御する(S110)。なお、ヘッドユニット60の移動はパーツカメラ90の上方を経由して行われる。ヘッドユニット60がパーツカメラ90の上方を通過する際には、パーツカメラ90により吸着ノズル61に吸着されている部品Pの下面を撮像し、得られた画像に基づいて吸着ノズル61に対する部品Pの位置ズレ量を検出し、実装位置を補正する。
ヘッドユニット60が実装位置に移動すると、CPU101は、部品Pを基板Sに実装する実装動作を実行し(S112)、次回実装する部品Pがあるか否かを判定し(S114)、次回実装する部品Pがあると判定すると、S112に戻って実装動作を繰り返し、次回実装する部品Pがないと判定すると、部品実装処理を終了する。
次に、図9の初回吸着時処理について説明する。図9の初回吸着時処理では、CPU101は、まず、キャリアテープTの供給直前エリアが側面カメラ80の撮像範囲内に収まるまでヘッドユニット60が移動するようX軸アクチュエータ55およびY軸アクチュエータ59を駆動制御した後(S200)、側面カメラ80による撮像を行う(S202)。ここで、S200の処理は、ロータリヘッド64(ヘッドユニット60)の吸着位置A0をキャリアテープTの部品供給エリアに移動させることで、キャリアテープTの供給直前エリアを側面カメラ80の撮像範囲内に収めることができる。続いて、CPU101は、フィーダ22に対して1ピッチ分のテープ送りを指示し(S204)、S202で側面カメラ80の撮像により得られた画像(次回吸着部品画像)を処理して、供給直前エリア内にある次回吸着部品の位置(XY座標)である次回吸着部品位置Q1を認識し(S206)、認識した次回吸着部品位置Q1から1ピッチ分の規定送り量RだけY軸方向にオフセットした位置を目標吸着位置Q*に設定する(S208)。ここで、次回吸着部品位置Q1の認識は、次回吸着部品画像から次回吸着部品のエッジを抽出し、抽出した次回吸着部品のエッジ間の中心位置(XY座標)を求めることにより行うことができる。また、規定送り量Rは、キャリアテープTのキャビティ間のピッチであり、予め定められた値(設計値)が用いられる。
次に、CPU101は、キャリアテープTの部品供給エリアが側面カメラ80の撮像範囲内に収まるまでヘッドユニット60が移動するようX軸アクチュエータ55およびY軸アクチュエータ59を駆動制御した後(S210)、側面カメラ80による撮像を行う(S212)。側面カメラ80による撮像を行うと、CPU101は、撮像により得られた画像(今回吸着部品画像)を処理して、今回吸着部品の位置(XY座標)である今回吸着部品位置Q0を認識し(S214)、認識した今回吸着部品位置Q0とS208で設定した目標吸着位置Q*との差分をとることで、規定送り量Rを補正するための補正量αを算出する(S216)。その後、CPU101は、S214で認識した今回吸着部品位置Q0の真上にロータリヘッド64の吸着位置A0が移動するようX軸アクチュエータ55およびY軸アクチュエータ59を駆動制御する(S218)。また、CPU101は、吸着直前位置A1にある吸着ノズル61が吸着位置A0に移動するようR軸アクチュエータ66を駆動制御しながら、その吸着ノズル61が下降するようZ軸アクチュエータ70を駆動制御し(S220)、吸着ノズル61にキャリアテープTの部品供給エリア(今回吸着部品位置Q0)にある今回吸着部品を吸着させる(S222)。今回吸着部品を吸着させると、CPU101は、側面カメラ80による撮像を行い(S224)、撮像により得られた画像(次回吸着部品画像)を処理して、次回吸着部品位置(XY座標)Q1を認識し(S226)、認識した次回吸着部品位置Q1を規定送り量RとS216で算出した補正量αとによりX軸方向およびY軸方向にオフセットした位置を、次回吸着部品の目標吸着位置Q*に設定して(S228)、初回吸着時処理を終了する。
続いて、図10の非初回吸着時処理について説明する。図10の非初回吸着時処理では、CPU101は、まず、フィーダ22に対して1ピッチ分のテープ送りを指示し(S250)、初回吸着時処理のS228または本処理の後述するS262で設定した目標吸着位置Q*の真上にロータリヘッド64の吸着位置A0が移動するようX軸アクチュエータ55およびY軸アクチュエータ59を駆動制御する(S252)。また、CPU101は、吸着直前位置A1にある吸着ノズル61が吸着位置A0に移動するようR軸アクチュエータ66を駆動制御しながら、その吸着ノズル61が下降するようZ軸アクチュエータ70を駆動制御して(S254)、吸着ノズル61に今回吸着部品を吸着させる(S256)。今回吸着部品を吸着させると、CPU101は、側面カメラ80による撮像を行い(S258)、撮像により得られた画像(次回吸着部品画像)を処理して、次回吸着部品位置Q1を認識し(S260)、認識した次回吸着部品位置Q1を規定送り量Rと初回吸着時処理のS216で算出した補正量αとによりX軸方向およびY軸方向にオフセットした位置を、次回吸着部品の目標吸着位置Q*に設定して(S262)、非初回吸着時処理を終了する。
図11は、キャリアテープTがX軸方向に傾いて送られる様子を示す説明図であり、図12は、図11のキャリアテープTの一部を拡大して示す部分拡大図である。前述したように、規定送り量Rは、次回吸着部品位置Q1から今回吸着部品位置Q0を推定する際のY軸方向のオフセット量を示す。このため、キャリアテープTのテープ送り方向と部品実装機10のY軸方向とが完全に一致していれば、次回吸着部品位置Q1から次回吸着部品が送られてきたときに、X軸方向のズレは生じない。しかしながら、図11に示すように、キャリアテープTのテープ送り方向がY軸方向に対して傾いている場合、その傾きが大きいほど、次回吸着部品位置Q1から次回吸着部品が送られてきたときに、X軸方向のズレ幅が大きくなり、吸着ノズル61で部品Pを吸着する際に大きな吸着ズレが生じる。本実施例では、初回吸着時に、側面カメラ80でキャリアテープTの部品供給エリアと供給直前エリアとをそれぞれ撮像して、次回吸着部品位置Q1と今回吸着部品位置Q0とを認識し、次回吸着部品位置Q1と今回吸着部品位置Q0とに基づいて規定送り量Rの補正量αを算出しておく。これにより、次回以降の吸着時には、次回吸着部品位置Q1のみを認識することで、規定送り量Rと補正量αとに基づいて今回吸着部品位置Q0(目標吸着位置Q*)を正確に推定することができる。
なお、初回吸着時処理のS224または非初回吸着時処理のS258の撮像処理において、吸着ノズル61に部品Pを吸着する際に、側面カメラ80により撮像して得られる画像には、吸着直前画像(吸着直前位置A1における吸着ノズル61の先端部の側面画像)と吸着直後画像(吸着直後位置A2における吸着ノズル61の先端部の側面画像)とノズル画像(吸着位置A0における吸着ノズル61の基端部の側面画像)とが含まれている。このため、制御装置100は、吸着直前画像に基づいて部品吸着前の吸着ノズル61に異常(例えば吸着ノズル61の破損や付着物の有無など)がないかを確認したり、吸着直後画像に基づいて部品Pの吸着状態(例えば部品Pの吸着姿勢の良否や部品Pの有無など)を確認したり、ノズル画像に基づいて吸着位置A0に吸着ノズル61が存在するか否かを確認したりすることができる。
以上説明した実施例の部品実装機10は、ヘッドユニット60が部品供給エリアに供給された部品Pを吸着ノズル61に吸着可能な位置にあるときに、部品供給エリアよりも1つ手前(テープ送り方向上流)にある供給直前エリアが撮像範囲内に収まるようヘッドユニット60に側面カメラ80を設置し、部品供給エリアに供給された今回吸着部品を吸着ノズル61に吸着する際に側面カメラ80により撮像を行って供給直前エリアにある次回吸着部品の位置(次回吸着部品位置Q1)を認識する。そして、部品実装機10は、キャリアテープTが1ピッチ分送られて次回吸着部品が今回吸着部品として部品吸着エリアに供給されると、次回吸着部品位置Q1を規定送り量Rだけオフセットした位置を今回吸着部品の目標吸着位置Q*として、吸着ノズル61に部品Pを吸着させる。これにより、簡易な制御により、吸着ノズル61に部品Pを吸着させる際の吸着ズレの発生を抑制することができる。しかも、部品実装機10は、側面カメラ80の撮像動作を、部品供給エリアに供給された今回吸着部品を吸着ノズル61に吸着する際に行うから、撮像動作によって吸着動作が阻害されないようにして、実装効率の低下を抑制することができる。
また、実施例の部品実装機10は、初回吸着時には、側面カメラ80でキャリアテープTの部品供給エリアと供給直前エリアとをそれぞれ撮像して、次回吸着部品位置Q1と今回吸着部品位置Q0とを認識し、次回吸着部品位置Q1と今回吸着部品位置Q0とに基づいて規定送り量Rの補正量αを算出する。これにより、次回以降の吸着時には、次回吸着部品位置Q1のみを認識することで、規定送り量Rと補正量αとに基づいて目標吸着位置Q*をより正確に推定することができる。
実施例の部品実装機10では、ヘッドユニット60が部品供給エリアに供給された部品Pを吸着ノズル61に吸着可能な位置にあるときに、部品吸着位置よりも1つ手前の供給直前エリアを側面カメラ80の撮像範囲内に含めるものとしたが、これに限定されるものではなく、供給直前エリアと部品供給エリアの双方を撮像範囲内に含めるものとしてもよい。この場合、図5に示す実施例の光学系84に代えて図13に示す変形例の光学系84Bを用いると共に、図9の初回吸着時処理に代えて図15の初回吸着時処理を実行するものとすればよい。なお、変形例の側面カメラ80Bの撮像により得られる撮像画像の一例を図14に示す。変形例の光学系84Bは、図13に示すように、実施例の光学系84の上ミラー88dに代えて、キャリアテープTの送り方向の撮像範囲を広げる大サイズの上ミラー88gを備える。このため、吸着ノズル61に今回吸着部品を吸着させる際に、側面カメラ80により撮像を行うと、図14に示すように、部品供給エリアで吸着ノズル61に吸着されている今回吸着部品と、供給直前エリアにある次回吸着部品とが撮像される。なお、この変形例では、フィーダ22により供給される部品として、吸着ノズル61が部品を吸着している状態でその部品を撮像可能な程度の大きさを必要とする。したがって、部品サイズによって図9の初回吸着時処理と図15の初回吸着時処理とを切り替えるものとしてもよい。
図15の初回吸着時処理では、CPU101は、まず、S200〜S208と同様の処理によって、目標吸着位置Q*を設定する(S300〜S308)。そして、CPU101は、S308で設定した目標吸着位置Q*の真上にロータリヘッド64の吸着位置A0が移動するようX軸アクチュエータ55およびY軸アクチュエータ59を駆動制御する(S310)。また、CPU101は、吸着直前位置A1にある吸着ノズル61が吸着位置A0に移動するようR軸アクチュエータ66を駆動制御しながら、その吸着ノズル61が下降するようZ軸アクチュエータ70を駆動制御して(S312)、吸着ノズル61に今回吸着部品を吸着させる(S314)。今回吸着部品を吸着させると、CPU101は、側面カメラ80による撮像を行い(S316)、撮像により得られた画像(次回吸着部品画像,今回吸着部品画像)を処理して、今回吸着部品位置Q0と次回吸着部品位置Q1とを認識し(S318)、認識した今回吸着部品位置Q0とS308で設定した目標吸着位置Q*との差分をとることで、補正量αを算出する(S320)。CPU101は、補正量αを算出すると、S318で認識した次回吸着部品位置Q1を規定送り量Rと算出した補正量αとによりX軸方向およびY軸方向にオフセットした位置を、次回吸着部品の目標吸着位置Q*に設定して(S322)、初回吸着時処理を終了する。
上述した変形例では、非初回吸着時処理は、図10の処理を用いて行うこともできるが、図10のS260の処理に代えて図15のS318,S320の処理と同じ処理を追加するものとしてもよい。即ち、側面カメラ80の撮像により得られた今回吸着部品画像に基づいて今回吸着部品位置Q0を認識する処理と補正量αを算出する処理とを毎回行うものとしてもよい。
なお、上述した変形例では、ヘッドユニット60の吸着位置A0がキャリアテープTの部品供給エリアの上方にあるときに、側面カメラ80により部品供給エリアを撮像することができるため、吸着位置A0に移動した吸着ノズル61が部品供給エリアにある今回吸着部品を吸着した後、その吸着ノズル61が所定量上昇したタイミングで、側面カメラ80による撮像を行うことで、吸着ノズル61に吸着ミスが生じていないかを確認することができる。
実施例の部品実装機10では、側面カメラ80で撮像して得られた撮像画像(次回吸着部品画像)から部品P(次回吸着部品)のエッジを抽出し、抽出した部品今回吸着部品位置Q0のエッジ間の中心位置(XY座標)を求めることで部品位置(次回吸着部品位置Q1)を認識したが、これに限定されるものではなく、撮像画像からキャビティCのエッジを抽出し、抽出したキャビティCのエッジ間の中心位置を求め、求めた中心位置に基づいて部品位置を認識するものとしてもよい。ここで、部品PはキャビティC内に収容されており、部品PとキャビティCとの間に若干の隙間が空いているのが通常である。このため、部品Pは、フィーダ22によるテープ送りの際に、キャビティC内で移動することがある。そこで、キャビティCの位置(中心位置)から部品位置を求める場合には、キャビティCの位置をキャビティC内での部品Pの移動量で補正した上で部品位置を求めるものとしてもよい。なお、部品Pは、キャリアテープTが1ピッチ分移動して停止した際に、部品Pに作用する慣性力によってキャビティCの送り方向内壁に片寄せされる。このため、部品PとキャビティCとのテープ送り方向(Y軸方向)の隙間の幅を2で割った量を、キャビティC内での部品Pの移動量として補正を行えばよい。
実施例の部品実装機10では、初回吸着時処理により算出した補正量αを用いて目標吸着位置Q*を設定するものとしたが、これに限定されるものではなく、予め求めた固定値を補正量αとして用いて目標吸着位置Q*を設定するものとしてもよい。例えば、フィーダ22の送り精度はフィーダ毎やメーカ毎に異なるため、事前にフィーダ固有の値として取得したものを補正量αとして定めるものとしてもよい。また、上述したように、キャビティCの位置を基に部品位置を求める場合には、キャビティC内での部品Pの移動量を補正量αとして定めるものとしてもよい。
実施例の部品実装機10では、パーツカメラ90により吸着ノズル61に吸着されている部品Pの下面を撮像し、得られた画像に基づいて吸着ノズル61に対する部品Pの位置ズレ量を検出して実装位置を補正するものとしたが、部品Pの位置ズレ量を目標吸着位置Q*の補正にも用いるものとしてもよい。この場合、検出した部品Pの位置ズレ量をそのまま目標吸着位置Q*に反映させてもよいし、所定の係数(例えば0.5等)を乗じた上で目標吸着位置Q*に反映させてもよい。
実施例の部品実装機10では、非初回吸着時処理において、次回吸着部品位置Q1と規定送り量Rと補正量αとに基づいて目標吸着位置Q*を設定するものとしたが、これに限定されるものではなく、部品サイズが比較的大きく厳密な補正が必要ない場合や、フィーダ22によるキャリアテープTの送り精度やフィーダ22の取り付け誤差等が十分に小さい場合には、補正量αを使用しないで目標吸着位置Q*を設定するものとしてもよい。なお、補正量αを使用しない場合、CPU101は、図8の部品実装処理でS102の処理とS104の処理(初回吸着時処理)を省略するものとすればよい。また、CPU101は、作業者の選択によって吸着する部品毎に補正量αを使用する場合と補正量αを使用しない場合とを切り替えるものとしてもよいし、生産データに含まれる部品サイズによって吸着する部品毎に補正量αを使用する場合と補正量αを使用しない場合とを切り替えるものとしてもよい。後者の場合、部品サイズが所定サイズ未満の場合には補正量αを使用し、所定サイズ以上の場合には補正量αを使用しないようにしてもよい。
実施例の部品実装機10では、非初回吸着時処理において、次回吸着部品位置Q1に基づき設定される目標吸着位置Q*を、次回吸着部品を吸着する際の目標吸着位置として用いるものとしたが、これに限定されるものではなく、今回吸着部品を吸着する際の目標吸着位置として用いるものとしてもよい。この場合、今回吸着部品を吸着する前に、側面カメラ80で供給直前エリアを撮像し、得られた画像から次回吸着部品位置Q1を認識し、認識した次回吸着部品位置Q1に基づいて目標吸着位置Q*を設定した後、ヘッドユニット60の吸着位置A0を設定した目標吸着位置Q*の真上に移動させて、吸着ノズル61で今回吸着部品を吸着させるものとすればよい。具体的には、制御装置100のCPU101は、図10の非初回吸着時処理に代えて図16の非初回吸着時処理を実行する。即ち、CPU101は、まず、フィーダ22に対して1ピッチ分のテープ送りを指示する(S350)。続いて、CPU101は、キャリアテープTの供給直前エリアが側面カメラ80の撮像範囲内に収まるまでヘッドユニット60を移動させた後、側面カメラ80による撮像を行う(S352)。そして、CPU101は、S352で側面カメラ80の撮像により得られた画像(次回吸着部品画像)を処理して、次回吸着部品位置Q1を認識し(S354)、認識した次回吸着部品位置Q1を規定送り量Rと補正量αとに基づいてオフセットした位置を今回吸着部品の目標吸着位置Q*に設定する(S356)。目標吸着位置Q*を設定すると、CPU101は、ヘッドユニット60の吸着位置A0を目標吸着位置Q*の真上に移動させ(S358)、吸着直前位置A1にある吸着ノズル61を吸着位置A0に移動させながら、吸着ノズル61を下降させて(S360)、吸着ノズル61に今回吸着部品を吸着させる(S362)。
実施例の部品実装機10では、吸着時処理(初回吸着時処理,非初回吸着時処理)において、CPU101は、吸着ノズル61が部品を吸着した直後のタイミングで、側面カメラ80による次回吸着部品の撮像を行うものとしたが、これに限定されるものではなく、吸着ノズル61の下降中や、吸着ノズル61がその下降端で部品と接触している間等、供給直前エリアが側面カメラ80の撮像範囲内に含まれている間であれば、如何なるタイミングで撮像を行うものとしてもよい。
実施例の部品実装機10では、吸着ノズル61に今回吸着部品を吸着する際に、キャリアテープTにおける部品供給エリアの1つ手前(テープ送り方向上流)の供給直前エリアを撮像するものとしたが、これに限定されるものではなく、部品供給エリアの2つ以上手前のエリアを撮像するものとしてもよい。例えば、部品供給エリアの2つ手前のエリアを撮像する場合、撮像により得られた画像に基づいて次々回に吸着する部品(次々回吸着部品)の位置である次々回吸着部品位置Q2を認識し、認識した次々回吸着部品位置Q2と2ピッチ分の規定送り量とに基づいて次々回吸着部品の目標吸着位置Q*を設定するものとすればよい。
実施例の部品実装機10では、吸着ノズル61の側面を撮像するための側面カメラ80を、キャリアテープT内の部品PやキャビティCを撮像するためのカメラに兼用するものとしたが、これに限定されるものではなく、基板Sの基準マークを撮像するためのマークカメラ92を、キャリアテープT内の部品PやキャビティCを撮像するためのカメラに兼用するものとしてもよいし、キャリアテープT内の部品PやキャビティCを撮像するためのカメラとして専用のカメラを用いるものとしてもよい。
実施例では、本発明を、ロータリヘッド64を有するヘッドユニット60に側面カメラ80が設けられたものに適用して説明したが、これに限られず、回転しないヘッドを有するヘッドユニットに側面カメラが設けられたものに適用するものとしてもよい。
ここで、本実施例の主要な要素と発明の開示の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。即ち、ロータリヘッド64が「ヘッド」に相当し、XYロボット50が「移動手段」に相当し、側面カメラ80が「撮像手段」に相当し、図8の部品実装処理(図10または図15の初回吸着時処理,図11または図16の非初回吸着時処理)を実行する制御装置100のCPU101が「制御手段」に相当する。
なお、本発明は上述した実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
本発明は、部品実装機の製造産業などに利用可能である。
1 部品実装システム、10 部品実装装置、12 筐体、14 フィーダ台、20 部品供給装置、22 テープフィーダ、22a リール、30 基板搬送装置、32 ベルトコンベア装置、40 バックアップ装置、50 XYロボット、52,56 ガイドレール、54 X軸スライダ、55 X軸アクチュエータ、58 Y軸スライダ、59 Y軸アクチュエータ、60 ヘッドユニット、61 吸着ノズル、62 ノズルホルダ、62a 上端部、62b フランジ部、64 ロータリヘッド、64a 反射体、65 スプリング(コイルスプリング)、66 R軸アクチュエータ、67 回転軸、68 駆動モータ、69 Q軸アクチュエータ、70 Z軸アクチュエータ、72 ボールネジナット、74 ネジ軸、76 Z軸スライダ、77 レバー部、78 駆動モータ、79 電磁弁、80 側面カメラ、82 カメラ本体、82 撮像素子、84,84B 光学系、86a 左入射口、86b 右入射口、86c 上入射口、86d カメラ接続口、87 発光体、88a〜88g ミラー、90 パーツカメラ、92 マークカメラ、100 制御装置、101,111 CPU、102,112 ROM、103,113 HDD、104,114 RAM、105,115 入出力インタフェース、106,116 バス、110 管理装置、117 入力デバイス、118 ディスプレイ、A0 実装位置、A1 実装直前位置、A2 実装直後位置、P 部品、S 基板。

Claims (8)

  1. 部品が収容された凹部が所定間隔毎に形成されたテープを所定送り量ずつ送ることで部品を部品供給エリアに供給する部品供給装置が設けられ、該部品供給装置により前記部品供給エリアに供給された部品を保持して基板に実装する部品実装機であって、
    前記部品を保持する保持部材を有するヘッドと、
    前記ヘッドを移動させる移動手段と、
    前記移動手段により前記ヘッドと共に移動可能であり、今回保持する部品が前記部品供給エリアに位置するとともに前記ヘッドが前記保持部材で前記今回保持する部品を保持可能な位置にあるときに、前記部品供給エリアよりも前記テープの送り方向上流にある次回以降に保持される部品が収容された凹部の位置が撮像範囲内となるよう配置された撮像手段と、
    前記今回保持する部品が前記部品供給エリアに位置するとともに前記ヘッドが前記保持部材で前記今回保持する部品を保持可能な位置にあるときに前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記撮像範囲内にあった前記次回以降に保持される部品の位置または該部品が収容された凹部の位置を認識し、該認識した位置を前記所定送り量に基づいて補正することで次回以降に前記部品供給エリアに供給される部品の目標保持位置を決定し、前記決定した目標保持位置で前記保持部材に前記次回以降に前記部品供給エリアに供給される部品が保持されるよう前記ヘッドと前記移動手段とを制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする部品実装機。
  2. 請求項1記載の部品実装機であって、
    前記次回以降に保持される部品は、次回保持される部品である
    ことを特徴とする部品実装機。
  3. 請求項2記載の部品実装機であって、
    前記制御手段は、前記保持部材に部品が保持される際に前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記撮像範囲内にあった前記次回保持される部品の位置または該部品が収容された凹部の位置を認識し、該認識した位置を前記所定送り量に基づいて補正することで前記次回保持される部品の目標保持位置を決定し、前記テープが前記所定送り量送られたときに前記決定した目標保持位置で前記保持部材に前記部品が保持されるよう前記ヘッドと前記移動手段とを制御する
    ことを特徴とする部品実装機。
  4. 請求項3記載の部品実装機であって、
    前記制御手段は、前記テープが前記所定送り量送られたときに前記決定した目標保持位置で部品が保持されるよう前記ヘッドと前記移動手段とを制御する保持制御と、該保持制御により前記目標保持位置で部品が保持される際に前記撮像範囲で撮像が行われるよう前記撮像手段を制御する撮像制御と、該撮像制御により撮像された画像に基づいて次回保持される部品の前記目標保持位置を決定する目標保持位置決定処理とを繰り返し実行する
    ことを特徴とする部品実装機。
  5. 請求項1ないし4いずれか1項に記載の部品実装機であって、
    前記制御手段は、前記認識した位置を前記所定送り量と前記所定送り量を補正するための補正量とに基づいて補正して前記目標保持位置を決定する
    ことを特徴とする部品実装機。
  6. 請求項5記載の部品実装機であって、
    前記制御手段は、前記撮像手段の撮像範囲が、次回保持される部品が収容された凹部の位置となるよう前記ヘッドを移動させてから前記撮像手段により撮像が行われるよう前記移動手段と前記撮像手段を制御し、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記撮像範囲内にあった前記次回保持される部品の位置または該部品が収容された凹部の位置を第1位置として認識し、前記次回保持される部品が今回保持される部品として前記テープによって送られる際に、前記撮像手段の撮像範囲が、前記今回保持される部品が収容された凹部の位置となるよう前記ヘッドを移動させてから前記撮像手段により撮像が行われるよう前記移動手段と前記撮像手段を制御し、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記撮像範囲内にあった前記今回保持される部品の位置または該部品が収容された凹部の位置を第2位置として認識し、認識した前記第1位置と前記第2位置とに基づいて前記補正量を算出する
    ことを特徴とする部品実装機。
  7. 請求項5記載の部品実装機であって、
    前記撮像手段は、前記ヘッドが前記保持部材で部品を保持可能な位置にあるときに、今回保持される部品が収容された凹部の位置と、次回保持される部品が収容された凹部の位置と、を撮像可能であり、
    前記制御手段は、前記撮像手段が、前記今回保持される部品が収容された凹部の位置と前記次回保持される部品が収容された凹部の位置とを撮像可能となるよう前記ヘッドを移動させてから前記撮像手段により撮像が行われるよう前記移動手段と前記撮像手段を制御し、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記次回保持される部品の位置または該部品が収容された凹部の位置を第1位置として認識し、前記次回保持される部品が今回保持される部品として前記テープによって送られたときに前記撮像手段により撮像が行われるよう前記移動手段と前記撮像手段を制御し、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記今回保持される部品の位置または該部品が収容された凹部の位置を第2位置として認識し、認識した前記第1位置と前記第2位置とに基づいて前記補正量を算出する
    ことを特徴とする部品実装機。
  8. 請求項6または7記載の部品実装機であって、
    前記制御手段は、前記テープから最初の部品を前記保持部材が保持する際に、前記補正量を算出する
    ことを特徴とする部品実装機。
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