JPWO2011033624A1 - 全熱交換素子 - Google Patents
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Abstract
全熱交換素子は、仕切部材(2)と間隔保持部材(3)と有する単位構成部材(10)を交互に向きを変えて積層し、仕切部材(2)間に間隔保持部材(3)によって間隔が保持された流路を形成し、隣接する流路に二種の流体を通過させ、仕切部材(2)を介して二種の流体間で熱交換する。仕切部材(2)は、伝熱性、透湿性および気体遮蔽性を有しており、間隔保持部材(3)は、仕切部材(2)の面に沿って概略平行に延びる断面多角形の中空筒形を成し、仕切部材と重なる重合壁(3b)と、この重合壁(3b)の側端から立ち上がり積層方向上下の仕切部材(2)間に立設されて間隔を保持する支持壁(3a)とを含んで構成され、重合壁(3b)は支持壁(3a)より厚さが小さく仕切部材(2)に透湿性を有する接着剤(5)にて貼り合わされている。
Description
本発明は、状態の異なる二つの流体間の全熱交換を行なうプレート積層形の全熱交換素子に関するものであり、特に換気装置や空気調和機内に組み込まれ、空気対空気の全熱交換を行なうものに好適な全熱交換素子に関するものである。
プレート積層形の熱交換素子は、単位体積辺りの伝熱面積が大きく、比較的小型で高効率な熱交換が可能なため広く使用されている。特に空調換気装置の分野では熱交換すべき2つの流体を仕切る仕切部材に伝熱性だけではなく気体遮蔽性と透湿性を持たせた素材を用いることにより、全熱交換素子として用いられている。従来、この種の熱交換素子では、コルゲート加工を応用した直交流型構造のものがよく知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしこのようなコルゲート加工を応用した直交流型構造では、仕切部材の間隔を保持している波形の間隔保持部材が拡大伝熱面(フィン)として働いているのと同時に、素子の通風抵抗を増加させている点が課題であった。そこでこの種の熱交換素子には、伝熱板に対する間隔板の面積比率を小さくし、熱交換効率を変えずに通風抵抗を低減しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
但し、このような場合でも間隔保持部材が流体(空調換気装置の分野では主に空気)の流れる面積を狭くしているため、より通風抵抗を低減する手段として間隔保持部材を中空にして更なる素子の通風抵抗を低減しているものもある(例えば、特許文献3〜6)。
このような構造は通風抵抗の低減には優れているものの、その作製・量産化での問題が多い。なぜならば、まず円形中空断面を持つ間隔保持部材の場合、1層の高さを固定した場合に通風抵抗に影響するパラメーターである等価直径が最大になり、なおかつ仕切部材との接触面積が少なく仕切部材の透湿性の妨げが少ない点から最良の効果が期待できる。しかしながら特許文献4のようなプレス成型では型抜きができず、実質的に円形中空断面形状の部材を1本1本作製し、それを仕切部材に載せて接着する必要があるため手間がかかる。さらに形状が円形であるため、それら作業の場合に位置決めが非常に難しく、加工性が著しく悪い。
そのため、等価直径は若干小さくなるものの、加工の容易性を考慮すると三角形や矩形の中空断面を有する間隔保持部材が、プレス成型も可能であり、位置決めも容易なことから優れている。但し、それら形状の課題として、円形に比べ仕切部材との接触面積が大きくなるため、熱伝達には支障が無いが仕切部材の透湿の妨げとなり、仕切部材の透湿面積を狭くしてしまうため、結果として同じ積層数を有する他の素子と比べて湿度・全熱交換効率が低下する。
製造可能な三角形や矩形断面を持つ中空間隔保持部材を用いた場合の課題の解決策として、透湿性を有する接着剤を用いるという方法を過去に発案した(例えば、特許文献7、8)。この方法によれば、全熱交換素子の湿度交換の媒体となる仕切部材と、その間隔を保持するために用いる間隔保持部材とを、水溶性の吸湿剤が含まれた水溶媒系接着剤(例えば、酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤など)で接着することによって、仕切部材に添加されていた水溶性吸湿剤が水溶媒系接着剤の水分に触れて溶解・拡散し、仕切部材から水溶媒系接着剤や間隔保持部材の水分が浸透している部分へ流失して仕切部材内の水溶性吸湿剤の量が減少し、湿度交換効率が低下するのを防ぐことができる。また、接着面も吸湿剤添加前に比べて透湿性を持つようになるため、従来非透湿面であった部分も透湿面積とみなせるようになり、結果素子全体の透湿面積が増加するため素子の高性能化が期待できることが分かった。
但し、素子の製造工程において、乾燥ムラの低減やエネルギー効率向上に起因する乾燥工程における使用エネルギー量の削減などのために、水溶媒形の接着剤の乾燥によく用いられている誘電乾燥を行なおうとすると、電極間が短絡を起こして乾燥が不可能になってしまう問題点が判明した。
この誘電乾燥工程のトラブルの原因について、鋭意調査を行なった結果、素子に多量の吸湿剤を含む接着剤を塗布したことによって素子自体が導電体化してしまい、素子の耐電圧が低下して短絡を起こしていることが分かった。従って低通風抵抗かつ高湿度交換効率を得ることができる全熱交換素子を得るためには本課題を解決する必要がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、接着剤に添加する、或いは仕切部材に塗工・含浸されている水溶性吸湿剤の使用量を減じても同等の効果を発揮することができ、これにより多量の接着剤使用による誘電乾燥工程のトラブルなどを避け、安定して生産することができる全熱交換素子を提供すことを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の全熱交換素子は、仕切部材と間隔保持部材と有する単位構成部材を交互に向きを変えて積層し、仕切部材間に間隔保持部材によって間隔が保持された流路を形成し、隣接する流路に二種の流体を通過させ、仕切部材を介して二種の流体間で熱交換する全熱交換素子において、仕切部材は、伝熱性、透湿性および気体遮蔽性を有しており、間隔保持部材は、仕切部材の面に沿って概略平行に延びる断面多角形の中空筒形を成し、仕切部材と重なる重合壁と、この重合壁の側端から立ち上がり積層方向上下の仕切部材間に立設されて間隔を保持する支持壁とを含んで構成され、重合壁は、支持壁より厚さが小さく、透湿性を有する第1の接着剤にて仕切部材に貼り合わされていることを特徴とする。
また、本発明の全熱交換素子は、間隔保持部材は、1枚の重合壁と2枚の支持壁とから成る断面三角形の中空筒形に形成され、間隔保持部材内部の流路断面の等価直径de1と、隣り合う2つの間隔保持部材と積層方向上下2枚の仕切部材とで形成される流路断面の等価直径de2との関係が
1.6 ≦ de2/de1 < 2
となるような間隔で間隔保持部材が配置されていることを特徴とする。
1.6 ≦ de2/de1 < 2
となるような間隔で間隔保持部材が配置されていることを特徴とする。
本発明の全熱交換素子では、中空形状である間隔保持部材の仕切部材と接着される重合壁に支持壁より薄い素材を用いたことにより、同じ湿度交換効率を得るために必要な吸湿剤量が少なくなり、接着剤に添加する、もしくは元来仕切部材に塗工・含浸されている水溶性吸湿剤の使用量を減じても同等の効果を発揮することができるようになる。これにより課題にあげたような多量の接着剤使用による誘電乾燥工程のトラブルなどを避け、安定して素子を生産できるようになる。また接着剤の使用量を減らすことができるのでその乾燥に必要なエネルギーが減り生産工程の省エネルギー化や、省資源化にも貢献できる。さらにより安価な素子の提供が可能になるという効果もある。
また、本発明の全熱交換素子では、間隔保持部材の仕切部材上の配置間隔を最大限に取ることにより素子の単位体積当たりの接着面積が減るため、使用される透湿性接着剤の使用量が減少する。但し、中空の間隔保持部材による通風抵抗の低減効果は、配置間隔を大きくとりすぎると低減し無意味であるため、仕切部材上に最適な間隔で間隔保持部材間を配置することで始めて通風抵抗の低減と誘電乾燥工程可能であることが両立する。また、通風抵抗の低減によって本素子を組み込む機器の流体動力装置の入力を低減でき、機器の省エネルギー化に貢献する。さらに誘電乾燥工程が可能であることにより、生産工程の省エネルギー化、省資源化、安価な素子の生産が可能になる。
以下に、本発明にかかる全熱交換素子の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の全熱交換素子の斜視図である。全熱交換素子50は、複数個の単位構成部材10が90度ずつ向きを変えながら積層されて構成されている。1個の単位構成部材10は、仕切部材2と、この仕切部材2の主面に平行に並べて固着された断面三角形の中空筒形の間隔保持部材3とから構成される。間隔保持部材3は、積層方向に隣接する2枚の仕切部材2間の間隔を保持するとともに、2枚の仕切部材2間に流路を形成する。この流路は、積層方向に90度ずつ互い違いに形成されることとなり、この流路に、図1中矢印にて示すように、異なる方向から二種の流体(例えば、空気等の気体)を通過させ、仕切部材2を介して二種の流体間で全熱交換する。
図1は、本発明の実施の形態1の全熱交換素子の斜視図である。全熱交換素子50は、複数個の単位構成部材10が90度ずつ向きを変えながら積層されて構成されている。1個の単位構成部材10は、仕切部材2と、この仕切部材2の主面に平行に並べて固着された断面三角形の中空筒形の間隔保持部材3とから構成される。間隔保持部材3は、積層方向に隣接する2枚の仕切部材2間の間隔を保持するとともに、2枚の仕切部材2間に流路を形成する。この流路は、積層方向に90度ずつ互い違いに形成されることとなり、この流路に、図1中矢印にて示すように、異なる方向から二種の流体(例えば、空気等の気体)を通過させ、仕切部材2を介して二種の流体間で全熱交換する。
図2は、全熱交換素子50を構成する単位構成部材10の構成を示す断面図である。図3は、間隔保持部材3の斜視図である。仕切部材2は、伝熱性、透湿性および気体遮蔽性を有する素材で作製されている。間隔保持部材3は、仕切部材2の面に沿って概略平行に延びる断面三角形の中空筒形を成している。間隔保持部材3の断面三角形の中空筒形を構成する3つの壁面のうち、1つの壁面は仕切部材2に重なって固着される重合壁3bを構成している。残る2つの壁面は、重合壁3bの側端から立ち上がり積層方向上下の2枚の仕切部材2間に立設されて、2枚の仕切部材2間の間隔を保持する支持壁3aを構成している。本実施の形態においては、2枚の支持壁3aは、シート状の素材が2つに折り曲げられて作製されている。この折り曲げられた支持壁3aと重合壁3bとが、辺部に塗布された接着剤(第3の接着剤)7により固着されて筒状の間隔保持部材3となっている(図3)。間隔保持部材3は、重合壁3bを、仕切部材2に、透湿性を有する接着剤(第1の接着剤)5にて貼り合わされて固定されている。そして、本実施の形態の特徴として、間隔保持部材3の重合壁3bの厚さは、支持壁3aの厚さより小さくなっている。積層方向に重なる2つの単位構成部材10は、断面三角形の中空筒形の間隔保持部材3の頂部(支持壁3aの折り曲げ部分)と、積層方向上側に隣接する他の単位構成部材10の仕切部材2の裏面とが、接着剤(第2の接着剤)6にて固着されて積層接着されている。
なお、本実施の形態の間隔保持部材3は、1枚の重合壁3bと2枚の支持壁3aとから成る断面三角形の中空筒形に形成されているが、間隔保持部材3の形状はこのような断面三角形に限定されるものでなく、重合壁3bと支持壁3aとを含む断面多角形の中空筒形であればよく、例えば、対向する一対の重合壁3b及び対向する一対の支持壁3aから成る断面四角形の中空筒形等であってもよい。
中空の間隔保持部材3を作製するには様々な方法があるが1例を以下に述べる。図4は、間隔保持部材3が連結してなる中間製品と、この中間製品から切り離された1個の間隔保持部材3の様子を示す斜視図である。図5は、間隔保持部材の中間製品を作製するための片段ダンボール加工機の構造概略図である。間隔保持部材3の支持壁3aとなるシート状の素材と、重合壁3bとなるシート状の素材(支持壁3aとなるシート状の素材より厚さが小さい)を、梱包用片面ダンボールの製造を行なう際に一般的に用いられる図5に示す片段加工機を利用して図4の様な中空の間隔保持部材3が短手方向横に多数連結されたような連結体の中間製品を作製し、この中間製品を山に沿って適宜切り離すことによって中空の間隔保持部材3を得る。その場合、支持壁3aの形状は波形となるが、間隔保持部材3は概ね断面三角形の中空形状として作製される。歯車h1,h2により波形の支持壁3aが成形され、それにローラr1により接着剤7が塗布され、さらにローラr2により重合壁3bが貼り会わされる。このように一般的なダンボールの製造用の機械を利用して作製される間隔保持部材3の三角形は、その高さt÷底辺の幅wの割合が概ね0.3〜0.5程度である(図4)。また、このように一般的なダンボールの製造用の機械を利用して間隔保持部材3を作製すると、本実施の形態の特徴である重合壁3bの厚さが支持壁3aの厚さより小さい間隔保持部材3を容易に製造することができる。
上記のようにして作製した中空の間隔保持部材3の重合壁3bに、透湿性を有する接着剤5を塗布して仕切部材2に接着する。接着剤5の塗布には刷毛などを用いても良いが、接着剤塗布量にバラツキが出来ると乾燥時間が一定とならず生産効率が低下する懸念があるため、塗布量を管理しバラツキを低減することが望ましい。そのためには、例えば、ロールコーターなどを利用して間隔保持部材3の重合壁3bに均一に接着剤5を塗布し、仕切部材2上に載置して接着することが望ましい。図6は、間隔保持部材3に接着剤5を塗布するロールコーターの斜視図である。ローラRが回転することにより、間隔保持部材3の重合壁3bの裏面に、液だめに貯留された接着剤5が均一に塗布される。以上、連結された中間製品を切断したのち透湿性の接着剤5を塗布する例を示したが、連結された間隔保持部材3の重合壁3bに接着剤5を先に塗布してから、仕切部材2と接着する前に間隔保持部材3を切り離す手順としても良い。
仕切部材2と間隔保持部材3の接着に用いる透湿性を有する接着剤5としては、例えば水溶媒形樹脂エマルジョン接着剤に、水溶性の潮解性アルカリ金属塩や潮解性アルカリ土類金属塩のいずれか一つ又はそれらを混合したものなどを用いる。空調用全熱交換素子では主に吸湿性の強い塩化リチウムや塩化カルシウムなどを用いる。それ以外のものでも透湿性があれば効果は期待できるが、特に水溶性吸湿剤を含むものは接着剤自体の透湿性のほかに、間隔保持部材3へ接着剤を塗布した際、水と共に吸湿剤が速やかに間隔保持部材3自体へも浸透するため、間隔保持部材3側の素材自体の透湿性も向上することが可能であり接着部の透湿性が発現しやすい。
仕切部材2については、伝熱性、気体遮蔽性、透湿性を同時に満たせるものであれば、その素材や構成などについて特に制限はない。一般に全熱交換素子には水溶性樹脂や水溶性吸湿剤を含ませることにより気体遮蔽性、透湿性を持たせた特殊加工紙や、木材パルプをよく叩解したものを使用することにより実質的に空気が流通する穴がない特殊加工紙に吸湿剤を添加したもの、また、樹脂自体が透湿性を有する樹脂薄膜に多孔質の職布・不織布などを貼り合わせたものが知られている。素子は熱交換時の温度変化により、使用環境条件によっては素子内部で結露が発生する場合もあるが、外部へ垂れると種々の製品不良の原因となるため、素材は吸水性であることが望ましい。
中空の間隔保持部材3の仕切部材2と接触しない支持壁3aの素材については、仕切部材2間の間隔を保持する役割をになうことになるため、極力形が変形しにくい物が望ましい。シート状の材料の曲げ剛性については弾性体として考えた場合一般に、曲げる方向の厚さの3乗に比例することが知られており、その点で板厚の大きい素材が好適である。但し極端に厚すぎると間隔保持部材3の中空部の面積が減少することになる(図7の右に示す間隔保持部材)ため、間隔保持部材3を使用する本来の目的である素子の通風抵抗の低減とは反することになる。従ってその厚さは概ね60μm〜200μm程度が適している。
中空の間隔保持部材3の重合壁3bについては、できるだけ仕切部材2の伝熱性・透湿性を阻害しない材料であることが望ましい。流通する2つの流体間のガス移行を防止するための気体遮蔽性は仕切部材2で確保できており必要ないため、むしろ多孔質素材であるほうが湿度の流通をより妨げず望ましい。本実施の形態では、そのため透湿性を有する接着剤を用い、本素材と仕切部材2の間の透湿抵抗、および水溶性の吸湿剤を用いた接着剤の場合には吸湿剤の浸透による本素材自体の透湿抵抗の減少などを図っている。従って水溶性吸湿剤などは多量添加することが望ましい。しかしながら接着剤を多量添加すると、その多量の水分と不純物(吸湿剤を添加した場合には吸湿剤自体も)の影響で、素子自体の絶縁抵抗が低下して実質的に導電体化してしまうことがある。水溶性接着剤を乾燥させる場合、エネルギー効率の良さや大面積でのムラの少なさなどから主に誘電乾燥が用いられるが、被乾燥物が導電体である場合には回路が短絡して乾燥することができなくなる。そうなると空気加熱による乾燥など他の手段を考慮せねばならないが、これはエネルギー効率が悪く生産工程のエネルギー消費を飛躍的に増大させることになってしまいよくない。従って、接着剤の必要量を低減するために、中空の間隔保持部材3の接触する部分は極力薄い素材を用いることが望ましい。
支持壁3aと重合壁3bを貼り合わせて中空の間隔保持部材3を作製する際に使う接着剤7(第3の接着剤)についても特に制限はない。但し、間隔保持部材3と仕切部材2の接着に透湿性の接着剤として水溶性吸湿剤を含む接着剤を用いた場合には、支持壁3aと重合壁3bとを貼り合わせて間隔保持部材3を作製するために使用する接着剤7に乾燥後水分を透過しない接着剤を用いると、透湿性の接着剤を塗布した際に水分や吸湿剤自体が間隔保持部材3の仕切部材2と接触しない支持壁3aへの浸透することを防ぐことができるため、吸湿剤が本当に必要である仕切部材2や間隔保持部材3の仕切部材2と接触する重合壁3bのみに拡散させることができる。従って不要な吸湿剤の添加を防止でき、より望ましい。
中空の間隔保持部材3と仕切部材2を接着した後、90度回転させながら積層接着する際に用いる接着剤(第2の接着剤)6についても特に制限は無い。但しここにも前述のような透湿性を有する接着剤を用いることによって、積層接着する部分も以前より透湿性を向上させる効果がある。しかしその場合素子全体の吸湿剤量が増加しすぎると、誘電乾燥が行なえなくなるため、他の部分(例えば仕切部材2や、仕切部材2と間隔保持部材3を接着する際に用いる透湿性を有する接着剤)に添加されている吸湿剤量を減じて調整を行なう必要がある。
上記実施の形態1に基づく実施例を以下に説明する。仕切部材2には、パルプを十分叩解するなどの方法により、気体遮蔽性の尺度となるJIS P8117のガーレー通気抵抗度で200秒以上に確保されるよう工夫された特殊加工紙(坪量40g/m2程度、厚さ50μm程度)に、吸湿剤として水溶性で潮解性のある塩化リチウムを8g/m2程度含浸させたシートを用いた。また中空の間隔保持部材3の仕切部材と接触しない支持壁(波形)3aの素材として一般的な白色の片艶上質紙(坪量80g/m2程度、厚さ100μm程度)を、同じく仕切部材2と接触する重合壁3bの素材として、木材パルプや亜麻パルプなどを主原料とし坪量20g/m2程度、厚さ30μm程度、ガーレー通気抵抗度で20秒以下の多孔質な特殊加工紙を用い、図5のような片段加工機を利用して、接着剤7に水系酢酸ビニル樹脂エマルジョン(固形分率約15%)を約15g/m2塗布して接着し、間隔保持部材3の1本の幅w(図4)が約4.3mm、高さt(図4)が約1.8mmの形状に加工した。中空の間隔保持部材3を得た上で、薄い素材で作られた重合壁3bの部分に、透湿性を有する接着剤5として水を主溶媒とする酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤内に水溶性の吸湿剤として塩化リチウム(LiCl)を約10%混合した固形分率約28%のものを約25g/m2塗布して仕切部材2に接着した。この際、仕切部材2上での間隔保持部材3の間隔x(図2)は、間隔保持部材3の仕切部材2に水平な方向の寸法を幅wとしたとき、隣り合う間隔保持部材3同士の間隔も幅wとなるように間隔保持部材3を配置して接着を行なった。このようにして形成した単位構成部材10を、水系酢酸ビニル樹脂エマルジョンを単位構成部材10上の各間隔保持部材3の頂部にロールコーターを使って塗布して積層し、90度回転させながら積層接着を行い、誘電乾燥装置にて素子全体の乾燥を行なって作製した。
比較例1においては、仕切部材2及び間隔保持部材3の素材として、実施例1と同様の素材を用いて、間隔保持部材3は、実施例1と同じ外形で中空でなく中実なものとした。つまり、実施例1の構成から、間隔保持部材3を同じ外形で中空でなく中実なものとした。また接着剤はすべて透湿性のない接着剤を用いた。
比較例2においては、実施例1の構成から、中空の間隔保持部材3の配置間隔を0.5wとした。
比較例3においては、比較例2の構成から、間隔保持部材3を同じ外形で中空でなく中実なものとした。また接着剤はすべて透湿性のない接着剤を用いた。
実施例2においては、実施例1の構成から、中空の間隔保持部材3の配置間隔を2wとした。
比較例4においては、実施例2の構成から、間隔保持部材3を同じ外形で中空でなく中実なものとした。また接着剤はすべて透湿性のない接着剤を用いた。
実施例3においては、実施例1の構成から、中空の間隔保持部材3の配置間隔を3wとした。
比較例5においては、実施例3の構成から、間隔保持部材3を同じ外形で中空でなく中実なものとした。また接着剤はすべて透湿性のない接着剤を用いた。
比較例6においては、実施例1の構成から、中空の間隔保持部材3の配置間隔を4wとした。
比較例7においては、比較例6の構成から、間隔保持部材3を同じ外形で中空でなく中実なものとした。また接着剤はすべて透湿性のない接着剤を用いた。
比較例8においては、中空の間隔保持部材3の仕切部材2と接触する重合壁3bに、仕切部材2と接触しない部分の支持壁3aと同一の素材(同一の厚さ)を用い、同等の湿度交換効率を得るために重合壁3bの紙の重量増加比分だけ間隔保持部材3と仕切部材2の接着に用いる接着剤5に添加する吸湿剤量を増加させた。他は実施例1と同様の構成とした。
実施例4においては、積層接着の接着剤6にも透湿性のある接着剤を用い、それに代えて素子全体の吸湿剤量を実施例1と同様にするため、間隔保持部材3と仕切部材2の接着に用いる接着剤5に添加する吸湿材料を減量した。他は実施例1と同形状・同素材の構成とした。
参考例として、実施例1と同外形寸法・同素材の中空の間隔保持部材3を隙間無く配置した。つまり中空の間隔保持部材3の配置間隔を0とした。この構成は、すなわち、従来の一般的なコルゲートフィン形の間隔保持部材をもつものである。
以上の実施例及び比較例で得られた素子の製造時の誘電乾燥可否、および各素子の湿度交換効率、および通風抵抗を表1にまとめた。これによれば中空の間隔保持部材3に透湿性を有する接着剤を用いた実施例1〜3は、他の比較例に比べ、間隔がw以上あると誘電乾燥が可能になり、同外形形状の中実な間隔保持部材を用いた素子より低通風抵抗かつ高効率である。但し、中空でも中実でも間隔保持部材3同士の間隔を離すほど通風抵抗が下がるが、その低下度合いが異なるため、間隔保持部材3間の距離が4wになると中空と中実の通風抵抗がほとんど変わらない(差が5%未満)。これは間隔保持部材3の等価直径de1に対して、間隔保持部材3間にできる流路の等価直径de2が大きくなるため、間隔保持部材3内の流路に空気が実質的に流れなくなるためである。従ってこれ以上離すと中空の意味が無くなる。したがってde1とde2の比de2/de1は1.6以上、2未満の範囲が望ましいことが分かる。
また、比較例8のように、間隔保持部材3の仕切部材2との接触面に厚い素材を用いると、吸湿剤量が増加することにより乾燥が出来ないが、実施例1のように比較的薄い素材を使用して吸湿剤量を抑えると、誘電乾燥性がよくなり加工ができるようになった。
さらに実施例1と実施例4を比較する分かるように、吸湿剤量がほぼ同一であるにもかかわらず、実施例4の湿度交換効率が若干向上している。これは積層側にも吸湿剤を添加したため、積層側接着剤や接着部の紙にも吸湿剤が浸透しやすくなり透湿性が向上したことによる。
この発明は全熱交換素子においては、種々の形態のものに適用することが可能であり効果が期待できる。また用途については、建築物の換気に用いられる装置のほか、自動車や列車などの移動体内の換気などを行う熱交換換気装置に最適であり、その他、潜熱と顕熱を同時に交換する全熱交換を利用する様々な分野の装置に適している。
2 仕切部材
3 間隔保持部材
3a 間隔保持部材の支持壁
3b 間隔保持部材の重合壁
5 接着剤(第1の接着剤)
6 接着剤(第2の接着剤)
7 接着剤(第3の接着剤)
10 単位構成部材
50 全熱交換素子
3 間隔保持部材
3a 間隔保持部材の支持壁
3b 間隔保持部材の重合壁
5 接着剤(第1の接着剤)
6 接着剤(第2の接着剤)
7 接着剤(第3の接着剤)
10 単位構成部材
50 全熱交換素子
Claims (6)
- 仕切部材と間隔保持部材と有する単位構成部材を交互に向きを変えて積層し、前記仕切部材間に前記間隔保持部材によって間隔が保持された流路を形成し、隣接する前記流路に二種の流体を通過させ、前記仕切部材を介して前記二種の流体間で熱交換する全熱交換素子において、
前記仕切部材は、伝熱性、透湿性および気体遮蔽性を有しており、
前記間隔保持部材は、前記仕切部材の面に沿って概略平行に延びる断面多角形の中空筒形を成し、前記仕切部材と重なる重合壁と、この重合壁の側端から立ち上がり積層方向上下の前記仕切部材間に立設されて間隔を保持する支持壁とを含んで構成され、
前記重合壁は、前記支持壁より厚さが小さく、透湿性を有する第1の接着剤にて前記仕切部材に貼り合わされている
ことを特徴とする全熱交換素子。 - 前記間隔保持部材は、1枚の前記重合壁と2枚の前記支持壁とから成る断面三角形の中空筒形に形成され、
前記間隔保持部材内部の流路断面の等価直径de1と、隣り合う2つの前記間隔保持部材と積層方向上下2枚の前記仕切部材とで形成される流路断面の等価直径de2との関係が
1.6 ≦ de2/de1 < 2
となるような間隔で前記間隔保持部材が配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の全熱交換素子。 - 前記単位構成部材を積層接着する接着剤であり、前記断面三角形の中空筒形の間隔保持部材の頂部と積層方向に隣接する前記単位構成部材の前記仕切部材とを接着する第2の接着剤として、透湿性を有する接着剤を用いる
ことを特徴とする請求項2に記載の全熱交換素子。 - 前記仕切部材及び前記間隔保持部材の素材として、吸液性を有する素材を用い、前記第1の接着剤及び第2の接着剤として、水を主溶媒とする樹脂エマルジョン接着剤に水溶性の吸湿剤を混合したものを用いる
ことを特徴とする請求項3に記載の全熱交換素子。 - 前記水溶性の吸湿剤として、潮解性アルカリ金属塩、潮解性アルカリ土類金属塩のいずれか一つ又はそれらを混合したものを用いる
ことを特徴とする請求項4に記載の全熱交換素子。 - 前記支持壁と前記重合壁とを接着する第3の接着剤として、接着完了後実質的に透湿性が無くなる接着剤を用いる
ことを特徴とする請求項1に記載の全熱交換素子。
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