JP2008190816A - 顕熱交換素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】仕切板1を隔てて二種の気流を流通させ、仕切板1を介して二種の気流の顕熱を熱交換させる直交流型顕熱交換素子である。一対の正方形平板材8,8と平板材8,8の間に挟持された複数の平行な流路形成部材2…とを一体成形したプラスチック段ボール7を、縦・横中央線にて正方形状の仮想分割領域6…に4分割した。そして、仮想分割領域6…のうち縦・横中央線の交差点を挟んで対向する2つの分割領域6a,6aの夫々に空間4を貫設した。プラスチック段ボール7,7は、空間4,4同士が重ならないように積層・接着され、平板材8,8を仕切板1とする。
【選択図】図7
Description
また、構成部材が多く構造が複雑になり、製造も面倒である。
図1〜図4において、40は、室内Xと屋外Yの間で給排気される給気側空気Aと排気側空気Bで顕熱交換を行う顕熱交換素子であり、箱型ケーシング15内に給気ファン12・排気ファン13と共に顕熱交換素子40が収容されて、換気装置14を形成している。顕熱交換素子40は、仕切板1を隔てて二種の気流を流通させ(水蒸気を通さずに熱のみを通し)、仕切板1を介して二種の気流の顕熱を熱交換させる直交流型のものである。
プラスチック段ボール7は、一対の正方形平板材8,8と平板材8,8の間に挟持された複数の平行な流路形成部材2…とを有し、給気流路10…(又は、排気流路11…)を形成する)。そして、顕熱交換素子40は、プラスチック段ボール7を熱交換部材20として、気流の方向が交互に直交するように給気用熱交換部材20Aと排気用熱交換部材20Bとを順次積層・接着させたものである。
プラスチック段ボール7はポリプロピレンから一体成形されたものであり、断熱材ではない。そして、一対のプラスチック段ボール7,7を(図示省略の)接着剤(粘着性ホットメルト樹脂)を充填して積層・接着することで(図3参照)、両段ボール7,7の接着・一体化された平板材8,8が(顕熱交換を行う)仕切板1となり、かつ、流路形成部材2が間隔保持部材3となる。接着剤を充填することで、夫々の段ボール7,7の平板材8,8の間に空気層ができて断熱材(層)となってしまうのが防がれる。
そして、熱交換部材20,20(プラスチック段ボール7,7)を、空間4,4が重ならないように積層し、接着することで(図7,図8参照)、接着・一体化された平板材8,8を仕切板1とし、流路形成部材2を間隔保持部材3として用いることにより、圧力損失の低い顕熱交換素子となる。具体的には、一の(例えば、給気側の)熱交換部材20Aの空間4は、他の(排気側の)熱交換部材20Bの仕切板1のうち空間4が形成されていない分割領域6bに塞がれた状態となる(図5,図9参照)。熱交換部材20,20の間が接着剤で充填されて隙間無く積層される構成は、図2〜図4のものと同様である。
なお、図12,図13の顕熱交換素子において、各分割領域6aに複数の空間4…が区画形成されていてもよい。
市販されている平板状プラスチック段ボール7を熱交換部材20として用いる。具体的には厚さ寸法Tが 1.5mm、 2.0mmの二種のプラスチック段ボール7を準備し、一辺の長さ寸法Wを20cmの正方形状に切断した。そして、以下の実施例1〜5、及び、比較例のような直交流型顕熱交換素子を作成する。
また、プラスチック段ボール7,7は、空間4,4同士が重ならないように積層・接着されたものなので、圧力損失の低い顕熱交換素子を作製することができる。
また、プラスチック段ボール7,7は、空間4,4同士が重ならないように積層・接着されたものなので、圧力損失の低い顕熱交換素子を作製することができる。
さらに、プラスチック段ボール7は、各分割領域6aに複数の空間4…が貫設されているので、空間4,4の間の(貫設を省略した)残部により補強され、構造を強固にすることができる。
また、プラスチック段ボール7,7は、空間4,4同士が重ならないように積層・接着されたものなので、圧力損失の低い顕熱交換素子を作製することができる。
また、プラスチック段ボール7,7は、空間4,4同士が重ならないように積層・接着されたものなので、圧力損失の低い顕熱交換素子を作製することができる。
また、この顕熱交換素子は菱形であることから、対向する縁辺同士の間隔が小さく形成されているので、非常にコンパクトに形成でき、天井内に納まり易い大きさに作製できる。また、斜交流型のものなので、熱交換効率を一層向上させることができる。
2 流路形成部材
3 間隔保持部材
4 空間
6 仮想分割領域
7 プラスチック段ボール
8 平板材
Claims (5)
- 仕切板(1)を隔てて二種の気流を流通させ、上記仕切板(1)を介して上記二種の気流の顕熱を熱交換させる直交流型顕熱交換素子において、一対の正方形平板材(8)(8)と該平板材(8)(8)の間に挟持された複数の平行な流路形成部材(2)とを一体成形したプラスチック段ボール(7)を、気流の方向が交互に直交するように順次積層・接着させ、一対の上記プラスチック段ボール(7)(7)の接着・一体化された平板材(8)(8)を上記仕切板(1)とし、かつ、上記流路形成部材(2)を間隔保持部材(3)として構成したことを特徴とする顕熱交換素子。
- 仕切板(1)を隔てて二種の気流を流通させ、上記仕切板(1)を介して上記二種の気流の顕熱を熱交換させる直交流型顕熱交換素子において、一対の正方形平板材(8)(8)と該平板材(8)(8)の間に挟持された複数の平行な流路形成部材(2)とを一体成形したプラスチック段ボール(7)を、縦・横中央線にて正方形状の仮想分割領域(6)に4分割し、該仮想分割領域(6)のうち縦・横中央線の交差点を挟んで対向する2つの分割領域(6a)(6a)の夫々に空間(4)を貫設し、プラスチック段ボール(7)(7)は、空間(4)(4)同士が重ならないように積層・接着され、一対の上記プラスチック段ボール(7)(7)の接着・一体化された平板材(8)(8)を上記仕切板(1)とし、かつ、上記流路形成部材(2)を間隔保持部材(3)として構成したことを特徴とする顕熱交換素子。
- 仕切板(1)を隔てて二種の気流を流通させ、上記仕切板(1)を介して上記二種の気流の顕熱を熱交換させる直交流型顕熱交換素子において、一対の正方形平板材(8)(8)と該平板材(8)(8)の間に挟持された複数の平行な流路形成部材(2)とを一体成形したプラスチック段ボール(7)を、縦・横中央線にて正方形状の仮想分割領域(6)に4分割し、該仮想分割領域(6)のうち縦・横中央線の交差点を挟んで対向する2つの分割領域(6a)(6a)の夫々に複数の空間(4)を貫設し、プラスチック段ボール(7)(7)は、空間(4)(4)同士が重ならないように積層・接着され、一対の上記プラスチック段ボール(7)(7)の接着・一体化された平板材(8)(8)を上記仕切板(1)とし、かつ、上記流路形成部材(2)を間隔保持部材(3)として構成したことを特徴とする顕熱交換素子。
- 仕切板(1)を隔てて二種の気流を流通させ、上記仕切板(1)を介して上記二種の気流の顕熱を熱交換させる直交流型顕熱交換素子において、一対の正方形平板材(8)(8)と該平板材(8)(8)の間に挟持された複数の平行な流路形成部材(2)とを一体成形したプラスチック段ボール(7)を、2本の対角線にて三角形状の仮想分割領域(6)に4分割し、該仮想分割領域(6)のうち2本の対角線の交差点を挟んで対向する2つの分割領域(6a)(6a)の夫々に空間(4)を貫設し、プラスチック段ボール(7)(7)は、空間(4)(4)同士が重ならないように積層・接着され、一対の上記プラスチック段ボール(7)(7)の接着・一体化された平板材(8)(8)を上記仕切板(1)とし、かつ、上記流路形成部材(2)を間隔保持部材(3)として構成したことを特徴とする顕熱交換素子。
- 仕切板(1)を隔てて二種の気流を流通させ、上記仕切板(1)を介して上記二種の気流の顕熱を熱交換させる斜交流型顕熱交換素子において、一対の菱形平板材(8)(8)と該平板材(8)(8)の間に挟持された複数の平行な流路形成部材(2)とを一体成形したプラスチック段ボール(7)を、2本の対角線にて三角形状の仮想分割領域(6)に4分割し、該仮想分割領域(6)のうち2本の対角線の交差点を挟んで対向する2つの分割領域(6a)(6a)の夫々に空間(4)を貫設して2種類のものを作製し、上記2種類のプラスチック段ボール(7)(7)は、空間(4)(4)同士が重ならないように積層・接着され、一対の上記プラスチック段ボール(7)(7)の接着・一体化された平板材(8)(8)を上記仕切板(1)とし、かつ、上記流路形成部材(2)を間隔保持部材(3)として構成したことを特徴とする顕熱交換素子。
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