JPWO2011002054A1 - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

調理物を収納する加熱室2と、加熱室2の壁面に開口する吸込口2aと吹出口2bとを連結する循環ダクト20と、循環ダクト20内に配される送風機31と、加熱室2の上方の循環ダクト20内に配される加熱ヒータ32とを備え、送風機31の駆動によって加熱室2内の気体を吸込口2aから循環ダクト20に取り入れ、加熱ヒータ32により昇温して吹出口2bから加熱室2に吹き出す加熱調理器1において、循環ダクト20は加熱ヒータ32よりも上流で分岐する第1、第2通路23、24を有し、第1通路23が加熱ヒータ32の上流部に気体を導くとともに、第2通路24が加熱ヒータ32の下流部に気体を導いて第1通路23を流通する気体と合流する。

Description

本発明は、加熱室内の気体を循環して加熱調理を行う加熱調理器に関する。
図7は従来の加熱調理器を示す側面断面図である。加熱調理器1は前面を扉3により開閉して調理物を収納する加熱室2を備えている。加熱室2の背面には吸込口2aが開口し、天井面には吹出口2bが開口する。吸込口2aと吹出口2bとは加熱室2の周囲に配される循環ダクト20により連結される。循環ダクト20の背面部21内には吸込口2aに対向する送風機31が設けられ、循環ダクト20の天井部22には加熱ヒータ32が配される。
送風機31の駆動によって加熱室2内の空気が吸込口2aから矢印A1に示すように循環ダクト20内に流入する。循環ダクト20に流入した空気は矢印A2に示すように背面側から天井部22に導かれ、加熱ヒータ32により昇温される。加熱ヒータ32で昇温された空気は矢印A3に示すように吹出口2bから加熱室2内に吹き出される。これにより、加熱室2内の空気が循環ダクト20を介して循環し、吹出口2bから加熱室2内に吹き出された空気及び加熱ヒータ32の輻射熱によって調理物が加熱調理される。
特開2009−2627号公報(第3頁−第10頁、第2図)
しかしながら、上記従来の加熱調理器1によると、循環ダクト20の天井部22には加熱ヒータ32の上流側となる背面側から空気が供給される。これにより、加熱ヒータ32の上流部が冷却され易く下流部が冷却されにくいため下流部の表面温度が上流部よりも高くなる。このため、加熱ヒータ32の下流部の表面温度が高温となり、加熱ヒータ32の寿命が短くなる問題があった。また、加熱ヒータ32に供給される電力が下流部の表面温度によって制限されるため、調理時間が長くなる問題もあった。尚、加熱室2に蒸気を供給して加熱ヒータ32により蒸気を所定温度に維持して調理を行う加熱調理器においても同様の問題がある。
本発明は、加熱ヒータの長寿命化を図るとともに、調理時間を短縮できる加熱調理器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、調理物を収納する加熱室と、前記加熱室の壁面に開口する吸込口と吹出口とを連結する循環ダクトと、前記循環ダクト内に配される送風機と、前記加熱室の上方の前記循環ダクト内に配される加熱ヒータとを備え、前記送風機の駆動によって前記加熱室内の気体を前記吸込口から前記循環ダクトに取り入れ、前記加熱ヒータにより昇温して前記吹出口から前記加熱室に吹き出す加熱調理器において、前記循環ダクトは前記加熱ヒータよりも上流で分岐する第1、第2通路を有し、第1通路が前記加熱ヒータの上流部に気体を導くとともに、第2通路が前記加熱ヒータの下流部に気体を導いて第1通路を流通する気体と合流することを特徴としている。
この構成によると、送風機を駆動すると加熱室内の空気や蒸気から成る気体が吸込口を介して循環ダクトに流入する。循環ダクトに流入した気体は第1、第2通路に分岐し、加熱室の上方に配された加熱ヒータに導かれる。この時、第2通路は加熱ヒータの下流部に気体を導き、第1通路は加熱ヒータの上流部に気体を導いて加熱ヒータの下流部で第2通路を流通する気体と合流する。第1、第2通路を流通する気体は加熱ヒータにより昇温され、吹出口から加熱室内に吹き出される。これにより、加熱室内の気体が循環ダクトを介して循環し、加熱ヒータで昇温された気体及び加熱ヒータの輻射熱によって調理物が加熱調理される。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、第2通路が仕切板を介して第1通路の上方に配されることを特徴としている。この構成によると、循環ダクトを流通する気体は仕切板により上下に分岐して加熱ヒータの下流部で合流する。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記仕切板は第1通路の上流部の所定位置に臨む小孔を有することを特徴としている。この構成によると、第2通路を流通する気体の一部が小孔を介して第1通路に流入する。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記小孔が前記加熱ヒータの直上に設けられることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、第2通路を流通する気体の流路を遮って前記小孔に気体を案内する案内板を設けたことを特徴としている。
また本発明は、調理物を収納する加熱室と、前記加熱室の壁面に開口する吸込口と吹出口とを連結する循環ダクトと、前記循環ダクト内に配される送風機と、前記加熱室の上方の前記循環ダクト内に配される加熱ヒータとを備え、前記送風機の駆動によって前記加熱室内の気体を前記吸込口から前記循環ダクトに取り入れ、前記加熱ヒータにより昇温して前記吹出口から前記加熱室に吹き出す加熱調理器において、前記循環ダクトは前記加熱ヒータよりも上流で分岐して仕切板で隔離される第1、第2通路を有し、前記加熱ヒータを第1通路に配するとともに、前記仕切板が第1通路の所定位置に臨む小孔を有することを特徴としている。
この構成によると、送風機を駆動すると加熱室内の空気や蒸気から成る気体が吸込口を介して循環ダクトに流入する。循環ダクトに流入した気体は仕切板により第1、第2通路に分岐し、第1通路を流通する気体は第1通路内に配された加熱ヒータにより昇温される。また、第2通路を流通する気体は小孔を介して第1通路の所定位置に供給され、加熱ヒータにより昇温される。加熱ヒータにより昇温された気体は吹出口から加熱室内に吹き出される。これにより、加熱室内の気体が循環ダクトを介して循環し、加熱ヒータで昇温された気体及び加熱ヒータの輻射熱によって調理物が加熱調理される。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記小孔が前記加熱ヒータの直上に設けられることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、第2通路を流通する気体の流路を遮って前記小孔に気体を案内する案内板を設けたことを特徴としている。
本発明によると、循環ダクトが加熱ヒータの上流部に気体を導く第1通路と、加熱ヒータの下流部に気体を導いて第1通路と合流する第2通路とに分岐するので、加熱ヒータの上流部から下流部まで均一に冷却することができる。従って、加熱ヒータの表面温度を低く維持できるため、加熱ヒータの長寿命化を図ることができる。また、加熱ヒータに供給される電力を大きくすることができ、調理時間を短縮することができる。
また本発明によると、循環ダクトが加熱ヒータを配した第1通路と、第1通路に臨む小孔を有した第2通路とに分岐するので、加熱ヒータによって第1通路内で局部的に高温となる部分に第2通路から小孔を介して気体を供給することができる。これにより、加熱ヒータの上流部から下流部まで均一に冷却することができる。従って、加熱ヒータの表面温度を低く維持できるため、加熱ヒータの長寿命化を図ることができる。また、加熱ヒータに供給される電力を大きくすることができ、調理時間を短縮することができる。
本発明の第1実施形態の加熱調理器を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の加熱調理器の循環ダクトの天井部を示す平面図 本発明の第1実施形態の加熱調理器の他の仕切板を示す平面図 本発明の第2実施形態の加熱調理器を示す側面断面図 本発明の第2実施形態の加熱調理器の循環ダクトの天井部を示す平面図 本発明の第3実施形態の加熱調理器を示す正面断面図 従来の加熱調理器を示す側面断面図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。説明の便宜上、前述の図7に示す従来例と同様の部分には同一の符号を付している。図1は第1実施形態の加熱調理器を示す側面断面図である。加熱調理器1は前面を扉3により開閉して調理物を収納する加熱室2を備えている。
加熱室2の背面には吸込口2aが開口し、天井面には吹出口2bが開口する。吸込口2aと吹出口2bとは加熱室2の周囲に配される循環ダクト20により連結される。循環ダクト20の背面部21内には吸込口2aに対向する送風機31が設けられる。循環ダクト20の天井部22は仕切板25によって下方の第1通路23と上方の第2通路24とに分割される。第1通路23には加熱ヒータ32が配される。
図2は循環ダクト20の天井部22の平面図を示している。図中、上方が加熱調理器1の背面側である。加熱ヒータ32は一側方から電源供給される蛇行した管状のシーズヒータから成っている。仕切板25はステンレス鋼等から成り、加熱ヒータ32の上流部を覆って第1、第2通路23、24を隔離する。加熱ヒータ32の下流部は天井部22の上面板22aにより覆われ、上面板22aと仕切板25との間には水平方向に開口部23aが形成される。開口部23aによって第1通路23と第2通路24とが合流するようになっている。
送風機31の駆動によって加熱室2内の空気が吸込口2aから矢印A1に示すように循環ダクト20内に流入する。循環ダクト20に流入した空気は矢印A2に示すように背面側から天井部22に導かれ、仕切板25によって第1、第2通路23、24に分岐する。矢印A21に示すように第1通路23を通る空気は加熱ヒータ32の上流部から下流部に進行する。第2通路24を通る空気は矢印A22に示すように開口部23aを介して第1通路23に合流し、加熱ヒータ32の下流部に導かれる。
加熱ヒータ32との接触によって昇温された空気は矢印A3に示すように吹出口2bから加熱室2内に吹き出される。これにより、加熱室2内の空気が循環ダクト20を介して循環し、吹出口2bから加熱室2内に吹き出された空気及び加熱ヒータ32の輻射熱によって調理物が加熱調理される。
本実施形態によると、循環ダクト20の天井部22が加熱ヒータ32の上流部に空気を導く第1通路23と、加熱ヒータ32の下流部に気体を導いて第1通路23と合流する第2通路24とに分岐するので、加熱ヒータ32の上流部から下流部まで均一に冷却することができる。従って、加熱ヒータ32の表面温度を低く維持できるため、加熱ヒータ32の長寿命化を図ることができる。また、加熱ヒータ32に供給される電力を大きくすることができ、調理時間を短縮することができる。
また、第2通路24が仕切板25を介して第1通路23の上方に配されるので、循環ダクト20を容易に分岐させることができる。また、第1、第2通路23、24を前後に並設するよりも第2通路24の流路面積を大きく確保することができるため、加熱ヒータ32の下流部を確実に冷却することができる。
尚、図3に示すように、開口部23aよりも開口面積が小さく、第1通路23の上流部の所定位置に臨む小孔25aを仕切板25に設けてもよい。小孔25aは同図に示すように、例えば第2通路24の流入側の両端部に設けられる。第2通路24を流通する空気の一部は小孔25aを介して第1通路23に流入する。これにより、第1通路23内の空気が行き届きにくい部分に小孔25を介して第2通路24から空気を供給し、加熱ヒータ32の上流部をより均一に冷却することができる。
また、同図に示すように、小孔25aに空気を案内する案内板25bを仕切板25に設けると確実に小孔25aから第1通路23に空気を供給できるのでより望ましい。尚、小孔25aは蛇行する管状の加熱ヒータ32の直上に設けてもよい。これにより、表面温度が上昇する加熱ヒータ32に小孔25aから供給される空気が直接接触して加熱ヒータ32を冷却することができる。
次に、図4は第2実施形態の加熱調理器の側面断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図3に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は循環ダクト20の天井部22の仕切板25の構成が第1実施形態と異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
循環ダクト20の天井部22は仕切板25によって全体が第1、第2通路23、24に隔離される。図5は循環ダクト20の天井部22の平面図を示している。仕切板25は第1通路23の全面を覆い、第1通路23に臨む複数の小孔25aが設けられる。小孔25aは管状の加熱ヒータ32の直上に設けられる。
送風機31の駆動によって加熱室2から吸込口2aを介して矢印A1に示すように循環ダクト20内に流入した空気は矢印A2に示すように背面側から天井部22に導かれる。仕切板25によって矢印A21に示すように第1通路23を通る空気は加熱ヒータ32の上流部から下流部に進行する。矢印A22に示すように第2通路24を通る空気は小孔25aを介して第1通路23に流入する。この時、表面温度が上昇する加熱ヒータ32に小孔25aから供給される空気が直接接触して加熱ヒータ32を冷却することができる。
加熱ヒータ32との接触によって昇温された空気は矢印A3に示すように吹出口2bから加熱室2内に吹き出される。これにより、加熱室2内の空気が循環ダクト20を介して循環し、吹出口2bから加熱室2内に吹き出された空気及び加熱ヒータ32の輻射熱によって調理物が加熱調理される。
本実施形態によると、循環ダクト20の天井部22が加熱ヒータ32を配した第1通路と、第1通路23に臨む小孔25aを有した第2通路24とに分岐するので、加熱ヒータ32によって第1通路23内で局部的に高温となる部分に第2通路24から小孔25aを介して気体を供給することができる。これにより、加熱ヒータ32の上流部から下流部まで均一に冷却することができる。従って、加熱ヒータ32の表面温度を低く維持できるため、加熱ヒータ32の長寿命化を図ることができる。また、加熱ヒータ32に供給される電力を大きくすることができ、調理時間を短縮することができる。
尚、小孔25aは第1通路23内の高温となる他の位置に設けてもよい。この時、前述の図3に示すように小孔25aに空気を導く案内板25bを設けてもよい。
次に、図6は第3実施形態の加熱調理器の正面断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図3に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は加熱室2に蒸気を供給して調理を行うとともに、循環ダクト20の配置が第1実施形態と異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
加熱室2の両側面には設置部6が上下方向に複数設けられ、調理物を載置する載置トレイ7が設置部6上に設置される。これにより、載置トレイ7を上下に複数段設置して調理することができる。尚、載置トレイ7の周囲の把手部には気流が通過できる開口部(不図示)が設けられている。
加熱室2の右側面の上部には吸込口2aが開口し、天井面及び左側面にはそれぞれ吹出口2b、2cが開口する。吸込口2aは上段の設置部6よりも上方に配される。吹出口2bは多数の小孔により形成される。側面の吹出口2cは上段の設置部6の上方から下段の設置部6の下方にわたって広く開口している。吹出口2cを上下に分割して設けてもよい。
吸込口2aと吹出口2cとの間は循環ダクト20により連結される。循環ダクト20の右側面部26内には吸込口2aに対向する送風機31が設けられる。循環ダクト20の天井部22は第1実施形態と同様に構成され、仕切板25によって下方の第1通路23と上方の第2通路24とに分割される。第1通路23には加熱ヒータ32が配される。循環ダクト20の左側面部27には吹出口2cが開口する。
加熱室2の右側面の下部には蒸気供給部10が取り付けられる。蒸気供給部10は給水口11及び吐出口12を有する金属容器内にシーズヒータから成る蒸気発生ヒータ13を埋設している。給水口11は着脱自在の給水タンク(不図示)から蒸気発生用の水が供給される。蒸気発生ヒータ13は給水口11から供給された水を蒸発させて蒸気を生成する。吐出口12は循環ダクト20の右側面部26に開口し、循環ダクト20内に蒸気供給部10で発生した蒸気を吐出する。
加熱ヒータ32は第1実施形態と同様に構成され、循環ダクト20の天井部22を流通する蒸気を加熱する。これにより、蒸気を所定温度に維持し、飽和蒸気や過熱蒸気による調理を行うことができる。
上記構成の加熱調理器1において、載置トレイ7上に調理物を載置して調理を開始すると給水タンク(不図示)から給水口11を介して蒸気供給部10に給水される。蒸気供給部10に供給された水は蒸気発生ヒータ13により蒸発して蒸気が生成される。吐出口10から循環ダクト20に流入する蒸気は送風機31の駆動によって吹出口2bから加熱室2に供給される。
また、送風機31の駆動によって加熱室2内の蒸気が吸込口2aから矢印A1に示すように循環ダクト20内に流入する。循環ダクト20に流入した蒸気は矢印A2に示すように側方から天井部22に導かれ、仕切板25によって第1、第2通路23、24に分岐する。矢印A21に示すように第1通路23を通る蒸気は加熱ヒータ32の上流部から下流部に進行する。第2通路24を通る蒸気は矢印A22に示すように開口部23a(図2参照)を介して第1通路23に合流し、加熱ヒータ32の下流部に導かれる。
加熱ヒータ32との接触によって昇温された蒸気は矢印A3に示すように吹出口2bから加熱室2内に吹き出される。また、加熱ヒータ32によって昇温された蒸気の一部は矢印A4に示すように天井部22から左側面部27に流入する。左側面部27に流入した蒸気は矢印A5、A7、A8に示すように吹出口2cから加熱室2内に吹き出される。吹出口2cから吹き出された蒸気は矢印A9に示すように加熱室2内を横方向に流通し、矢印A10に示すように吸込口2aを介して循環ダクト20に流入する。
これにより、加熱室2内の蒸気が循環ダクト20を介して循環し、加熱ヒータ32で昇温された蒸気及び加熱ヒータ32の輻射熱によって調理物が加熱調理される。この時、蒸気を100℃近傍の温度に維持して飽和蒸気による調理を行ってもよく、100℃以上(例えば300℃)に維持して過熱蒸気による調理を行ってもよい。
本実施形態によると、第1実施形態と同様に、循環ダクト20の天井部22が加熱ヒータ32の上流部に空気を導く第1通路23と、加熱ヒータ32の下流部に気体を導いて第1通路23と合流する第2通路24とに分岐するので、加熱ヒータ32の上流部から下流部まで均一に冷却することができる。従って、加熱ヒータ32の表面温度を低く維持できるため、加熱ヒータ32の長寿命化を図ることができる。また、加熱ヒータ32に供給される電力を大きくすることができ、調理時間を短縮することができる。
本実施形態において、第1、第2実施形態と同様に空気を加熱ヒータ32により昇温して熱風による調理を行ってもよく、吸込口2aを加熱室2の背面に設けてもよい。また、仕切板25を前述の図3、図5と同様に構成してもよい。
本発明によると、加熱室内の気体を循環して加熱調理を行う加熱調理器に利用することができる。
1 加熱調理器
2 加熱室
2a 吸込口
2b、2c 吹出口
3 扉
6 設置部
7 載置トレイ
10 蒸気供給部
11 給水口
12 吐出口
13 蒸気発生ヒータ
20 循環ダクト
21 背面部
22 天井部
23 第1通路
24 第2通路
25 仕切板
25a 小孔
25b 案内部
26 右側面部
27 左側面部
31 送風機
32 加熱ヒータ

Claims (8)

  1. 調理物を収納する加熱室と、前記加熱室の壁面に開口する吸込口と吹出口とを連結する循環ダクトと、前記循環ダクト内に配される送風機と、前記加熱室の上方の前記循環ダクト内に配される加熱ヒータとを備え、前記送風機の駆動によって前記加熱室内の気体を前記吸込口から前記循環ダクトに取り入れ、前記加熱ヒータにより昇温して前記吹出口から前記加熱室に吹き出す加熱調理器において、前記循環ダクトは前記加熱ヒータよりも上流で分岐する第1、第2通路を有し、第1通路が前記加熱ヒータの上流部に気体を導くとともに、第2通路が前記加熱ヒータの下流部に気体を導いて第1通路を流通する気体と合流することを特徴とする加熱調理器。
  2. 第2通路が仕切板を介して第1通路の上方に配されることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記仕切板は第1通路の上流部の所定位置に臨む小孔を有することを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記小孔が前記加熱ヒータの直上に設けられることを特徴とする請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 第2通路を流通する気体の流路を遮って前記小孔に気体を案内する案内板を設けたことを特徴とする請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 調理物を収納する加熱室と、前記加熱室の壁面に開口する吸込口と吹出口とを連結する循環ダクトと、前記循環ダクト内に配される送風機と、前記加熱室の上方の前記循環ダクト内に配される加熱ヒータとを備え、前記送風機の駆動によって前記加熱室内の気体を前記吸込口から前記循環ダクトに取り入れ、前記加熱ヒータにより昇温して前記吹出口から前記加熱室に吹き出す加熱調理器において、前記循環ダクトは前記加熱ヒータよりも上流で分岐して仕切板で隔離される第1、第2通路を有し、前記加熱ヒータを第1通路に配するとともに、前記仕切板が第1通路の所定位置に臨む小孔を有することを特徴とする加熱調理器。
  7. 前記小孔が前記加熱ヒータの直上に設けられることを特徴とする請求項6に記載の加熱調理器。
  8. 第2通路を流通する気体の流路を遮って前記小孔に気体を案内する案内板を設けたことを特徴とする請求項7に記載の加熱調理器。
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