JP4791983B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、調理室の内部に収納された調理物を熱風で加熱する機能を備えた加熱調理器に関する。
上記加熱調理器には調理室の後板に吸込み口および吐出口を設けた構成のものがある。この吐出口は円環状の吐出領域内に形成された複数の貫通孔からなるものであり、吸込み口は吐出領域の内部の吸込み領域内に形成された複数の貫通孔からなるものであり、吸込み口および吐出口の両者の後方には送風機が配置されている。この送風機は軸方向から空気を吸込んで径方向に吐出する遠心式のものであり、送風機の運転時には吐出口から前方へ流れる空気流および吸込み口に向って後方へ流れる空気流が生成される。この構成の場合、送風機のケーシング内にヒータが収納されており、空気をヒータによって加熱して吐出口から調理室内に吐出することに基づいて調理室内に熱風を循環させている。
実開平5−90202号公報
上記加熱調理器の場合、吐出口から前方へ流れる空気流および吸込み口に向って後方へ流れる空気流相互間に水平な棚板を装着し、棚板上に調理物を載置して加熱調理を行っている。このため、調理物のうち吐出口側の一部分が残りの部分に比べて吐出口に接近するので、調理物に加熱ムラが生じる傾向にあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は調理物に加熱ムラが生じることを抑えることができる加熱調理器を提供することにある。
本発明の加熱調理器は、左側板と右側板と底板と天板と後板を有するものであって調理物を出入れするための出入口が前面に形成された調理室と、前記調理室の出入口を閉鎖する閉鎖状態および前記調理室の出入口を開放する開放状態相互間で操作可能な扉と、前記調理室の天板に設けられ前記調理室の天板のうち予め決められた領域内に前記調理室の天板を貫通する複数の噴出孔を形成してなる噴出口と、前記調理室の天板に前記噴出口を前記調理室の上方から覆うように設けられ左側板と右側板と天板と前板と後板を有すると共に下面に空気が流通可能な出口を有するものであって左側板または右側板または前板または後板に空気が流通可能な入口が形成されたヒータボックスと、前記調理室の内部に設けられ調理物が載置される皿部を有する水平な棚板と、前記調理室の左側板または右側板または後板に前記棚板より低所に位置して設けられ空気が流通可能な吸込み口と、前記調理室の外部に設けられ前記調理室の内部の空気を前記吸込み口と前記ヒータケースの入口と前記ヒータケースの出口を順に通して前記噴出口から前記棚板の皿部に向けて噴出する送風機と、前記ヒータボックスの内部に設けられ前記送風機が生成する風を前記ヒータボックスの内部で加熱するヒータと、前記ヒータボックスの内部に前記ヒータより低所に位置して設けられ前記噴出口のうち前記ヒータボックスの入口側の一部分に上方から重なる仕切部および前記送風機が前記ヒータボックスの内部に生成する風の流通方向に対して直交する方向の幅寸法が前記噴出口の同方向の幅寸法と同等に設定されたものであって全域が前記噴出口のうち前記仕切部に重ねられていない残余部分に上方から重なる開口部を有する仕切板を備えたところに特徴を有している。
1.請求項に係る発明の作用の説明
送風機およびヒータの両者が運転された状態では調理室の内部の空気が調理室の吸込み口からヒータボックスの入口を通してヒータボックスの内部に吸引され、ヒータボックスの内部でヒータによって加熱された後に仕切板の開口部およびヒータボックスの出口を順に通して調理室の噴出口から棚板の皿部に向けて噴出される。
2.請求項に係る発明の効果の説明
調理室の天板に噴出口が設けられ、調理室の内部に棚板が水平に設けられているので、棚板の皿部上の調理物および噴出口相互間の距離が調理物の全域で一定化される。しかも、仕切部および開口部を有する仕切板がヒータボックスの内部に設けられ、仕切板の仕切部が噴出口のうちヒータボックスの入口側の一部分に上方から重ねられているので、ヒータボックスの入口からヒータボックスの内部に進入した風が十分に直進することなくヒータボックスの出口から噴出口を通して噴出する短絡現象の発生が抑えられる。このため、十分に昇温していない風が噴出口から調理物の一部に向けて噴出されることがなくなるので、総じて調理物に加熱ムラが生じることを抑えることができる。
仕切板の開口部のうち風の流通方向に対して直交する方向の幅寸法が噴出口の同方向の幅寸法と同等に設定され、仕切板の開口部の全域が噴出口のうち仕切板の仕切部に重ねられていない残余部分に上方から重ねられている。このため、ヒータケース内で十分に加熱された風が仕切板の開口部から噴出口の周囲部分に吹付けられることなく噴出口から噴出されるようになり、十分に昇温した風が仕切板の開口部から集中的に噴出口に向うようになる。従って、噴出口から調理物に向けて噴出される風の損失量が少なくなるので、調理物を短時間で加熱調理することができる。
[実施例1]
外箱1は、図1および図2に示すように、底板2と左側板3と右側板4と天板5と後板6と前板7を相互に接合することから構成されたものであり、前後方向の幅寸法が左右方向の幅寸法に比べて長い縦長な四角箱状をなしている。この外箱1の前板7には、図3に示すように、貫通孔状の出入口8が形成されている。この前板7には、図1に示すように、扉9が下端部の水平な軸10を中心に回動可能に装着されており、扉9は出入口8を閉鎖する垂直な閉鎖状態および出入口8を開放する水平な開放状態相互間で軸10を中心に回動操作可能にされている。この扉9の上方には操作パネル11が配置されている。この操作パネル11は外箱1の前板7に接合されたものであり、操作パネル11には表示器12および複数の操作スイッチ13が装着されている。
外箱1の内部には、図2および図3に示すように、内箱14が固定されている。この内箱14は前面が開口する四角箱状をなすものであり、底板15と左側板16と右側板17と天板18と後板19を相互に接合することから構成されている。この内箱14は前面が外箱1の出入口8に後方から対向するように外箱1の内部に固定されたものであり、出入口8は内箱1の出入口として機能する。この内箱14の左側板16と右側板17と天板18と後板19のそれぞれはマイクロ波を透過することが不能な導電性材料から構成され、内箱14の底板15はマイクロ波を透過することが可能なセラミックスまたはガラス等の誘電体を材料に構成されている。この内箱14の内部空間は調理物を加熱調理するための調理室20として機能するものであり、調理室20内には扉9の開放状態で前方から出入口8を通して調理物が出入れされる。
内箱14の天板18は、図3に示すように、縦長な長方形状の枠から構成されたものである。この内箱14の天板18には噴出板21が接合されており、噴出板21には、図4に示すように、噴出領域22が設定されている。この噴出領域22は仮想的な左境界線LSと仮想的な右境界線RSと仮想的な後境界線Rと仮想的な前境界線Fの4本によって確定される縦長な長方形状の領域であり、噴出領域22の前境界線Fは調理室20の前端面から後方へ50mmだけ離れた位置に設定されている。
噴出板21には、図3に示すように、噴出領域22内に位置して噴出口23が形成されている。この噴出口23は、図4に示すように、複数の大噴出孔24と複数の中噴出孔25と複数の小噴出孔26と複数の極小噴出孔27と複数の極小噴出孔28の集合体を称するものであり、各大噴出孔24〜各小噴出孔26は相互に異なる直径寸法の円形孔から構成されている。各極小噴出孔27および各極小噴出孔28は大噴出孔24〜小噴出孔26のそれぞれに比べて直径寸法が小さな円形孔から構成されたものであり、各極小噴出孔27の直径寸法および各極小噴出孔28の直径寸法は相互に同一に設定されている。これら各極小噴出孔27および各極小噴出孔28は相互に異なる部分に配置されたものであり、各極小噴出孔27は噴出領域22の中央部に配置され、各極小噴出孔28は噴出領域22の後端部に配置されている。これら大噴出孔24〜極小噴出孔31のそれぞれは噴出孔に相当するものであり、極小噴出孔30は第1の噴出孔に相当し、大噴出孔24〜小噴出孔29のそれぞれは第2の噴出孔に相当する。
内箱14の左側板16には、図5に示すように、2個の左吸込み口32が形成され、内箱14の右側板17には、図3に示すように、2個の右吸込み口33が形成されている。これら各左吸込み口32および各右吸込み口33のそれぞれは吸込口に相当するものであり、複数の貫通孔の集合体から構成されている。内箱14の左側板16には、図6に示すように、両左吸込み口32の上方に位置して左棚板支え34が固定され、内箱14の右側板17には両右吸込み口33の上方に位置して右棚板支え35が固定されている。左棚板支え34は内箱14の左側板16に接合された垂直なベース部36およびベース部36から右方へ突出する水平な支え部37を有するものであり、右棚板支え35は内箱14の右側板17に接合された垂直なベース部36およびベース部36から左方へ突出する水平な支え部37を有するものであり、左棚板支え34の支え部37および右棚板支え35の支え部37は相互に同一高さに配置されている。
左棚板支え34の支え部37および右棚板支え35の支え部37には共通の棚板フレーム38が載置されている。この棚板フレーム38は、図7に示すように、縦長な長方形状をなすものであり、棚板フレーム38には前後方向へ延びる左支え棒39および前後方向へ延びる右支え棒40が接合されている。これら左支え棒39および右支え棒40は左右方向に相互に間隔を置いて配置されたものであり、左支え棒39および右支え棒40には共通の棚板41が装着されている。この棚板41は、図6に示すように、縦長な長方形状の皿部42および皿部42を取囲む水平なフランジ部43を有するものであり、棚板41はフランジ部43が棚板フレーム38と左支え棒39と右支え棒40の3者によって下方から支持されることに基づいて棚板フレーム38に着脱可能に装着され、棚板41の皿部42は棚板41の装着状態で調理室20内に水平に配置される。
棚板フレーム38には、図7に示すように、左支え棒39の左方に位置して前後方向へ延びる左取付け棒44が接合され、右支え棒40の右方に位置して前後方向へ延びる右取付け棒45が接合されており、左取付け棒44の後端部には左ガイド46が接合され、右取付け棒45の後端部には右ガイド47が接合されている。これら左ガイド46および棚板フレーム38相互間には、図6に示すように、左棚板支え34の支え部37が介在され、右ガイド47および棚板フレーム38相互間には右棚板支え35の支え部37が介在されており、棚板フレーム38は左ガイド46および棚板フレーム38のそれぞれが左棚板支え34の支え部37によって案内され且つ右ガイド47および棚板フレーム38のそれぞれが右棚板支え35の支え部37によって案内されることに基づいて棚板41と共に前後方向へ直線的にスライド可能にされている。
図8は棚板フレーム38が調理室20の内部に最大限に押込まれた押込み位置に移動した状態を示すものであり、棚板フレーム38は加熱調理時には押込み位置に押込まれた状態で使用される。この押込み位置は左ガイド46が左棚板支え34の支え部37から後方へ完全に外れた直後で且つ右ガイド47が右棚板支え35の支え部37から後方へ完全に外れた直後の位置を称するものであり、棚板フレーム38の押込み位置では棚板41の全てが調理室20の内部に格納される。
棚板41の皿部42は上下方向から見たときの輪郭形状が噴出口23の輪郭形状に一致する縦長な長方形状をなすものであり、棚板フレーム38の押込み位置では皿部42の左境界線LSおよび噴出領域22の左境界線LSが上下方向に相互に重なり、皿部42の右境界線RSおよび噴出領域22の右境界線RSが上下方向に相互に重なり、皿部42の後境界線Rおよび噴出領域22の後境界線Rが上下方向に相互に重なり、皿部42の前境界線Fおよび噴出領域22の前境界線Fが鉛直方向に相互に重なる。この皿部42の左境界線LS〜前境界線Fのそれぞれは、図7に示すように、皿部42の上端面に設定されたものであり、調理室20の噴出口23および棚板41の皿部42は噴出口23の全域および皿部43の全域が上下方向に相互に重なるように配置されている。この棚板41の押込み位置では噴出板21の複数の極小噴出孔27のそれぞれが皿部42の中央部に上方から対向し、複数の大噴出孔24と複数の中噴出孔25と複数の小噴出孔26と複数の極小噴出孔28のそれぞれが皿部42のうち中央部を除く外周部に上方から対向する。
棚板41の皿部42には、図7に示すように、左右方向へ直線的に延びる複数の突部48が形成されている。これら複数の突部48のそれぞれは調理物が載置されるものであり、前後方向に相互に間隔を置いて平行に配置されている。これら各突部48には複数の凹部49が形成されている。これら各凹部49は上面が開口するものであり、調理物を複数の突部48のそれぞれに載置したときには調理物の下面と各凹部49の内面との間に空気が流通可能な隙間が形成される。
右棚板支え35には、図9に示すように、支え部37の前端部に位置してストッパ部50が形成され、左棚板支え34には支え部37の前端部に位置してストッパ部50が形成されている。左棚板支え34のストッパ部50は左棚板支え34の支え部37から下方に突出するものであり、右棚板支え35のストッパ部50は右棚板支え35の支え部37から下方に突出するものであり、棚板フレーム38は左ガイド46が左棚板支え34のストッパ部50に接触し且つ右ガイド47が右棚板支え35のストッパ部50に接触することに基づいて前方へ最大限に移動した引出し位置に位置決めされる。
外箱1の内部には、図2に示すように、電装品ボックス51が固定されている。この電装品ボックス51は内箱14の後方に配置されたものであり、電装品ボックス51の内部にはマグネトロン52が収納されている。このマグネトロン52の励振口には、図5に示すように、導波管53の入射口が接合されており、導波管53の出射口は内箱14の底板15に接合されている。この出射口は底板15の全域に対応する大きさを有するものであり、マグネトロン52の運転時にはマグネトロン52の励振口から導波管53および底板15を順に通して調理室20内にマイクロ波が照射される。この導波管53の内部にはアンテナ54が収納されている。このアンテナ54はマグネトロン52が出射するマイクロ波を導波管53の内部で撹拌するものであり、スタラモータ55の回転軸に連結されている。このスタラモータ55は導波管53に調理室20の外部に位置して固定されたものであり、アンテナ54を回転操作することに基づいてマイクロ波の撹拌処理を実行する。
内箱14の天板18には、図2に示すように、調理室20の外部に位置してヒータボックス56が接合されており、ヒータボックス56は外箱1の内部に調理室20の上方に位置して収納されている。このヒータボックス56は、図10に示すように、左側板57と右側板58と天板59と前板60と後板61を相互に接合することから構成されたものであり、ヒータボックス56の下面には空気が流通可能な開口状の出口62が形成されている。このヒータボックス56の内部空間は上下方向から見たときの輪郭形状が噴出板21の噴出口23の輪郭形状(噴出領域22の輪郭形状)および棚板41の皿部42の輪郭形状のそれぞれに比べて大きな縦長な長方形状に設定されたものであり、噴出板21は上下方向から見たときに噴出口23がヒータボックス56の内部空間の範囲内に納まるように配置され、棚板41の押込み位置は上下方向から見たときに皿部42がヒータボックス56の内部空間の範囲内に納まるように設定されている。
ヒータボックス56の後板61には、図10に示すように、貫通孔状の入口63が形成されている。この入口63は横長な長方形状をなすものであり、ヒータボックス56の後板61には、図2に示すように、入口63の周縁部に位置してブロワダクト65の前端部が接合されている。このブロワダクト65は前後方向へ水平に延びる四角筒状をなすものであり、ブロワダクト65の断面形状は前後方向の全域で横長な長方形状に設定されている。この断面形状はブロワダクト65を左右方向の中心線に対して直交する平面に沿って破断したものであり、ブロワダクト65の内部空間は高さ寸法が全域で一定に設定され、左右方向の幅寸法が前から後へ向かって小さくなるように設定されている。
ブロワダクト65の後端部には、図2に示すように、ブロワケーシング66が接合されている。このブロワケーシング66は、図5に示すように、四角筒状の吐出口67および渦巻き室68を有するものであり、吐出口67はブロワダクト65の後端部に接続され、渦巻き室68には上下方向へ延びる円筒状の吸入口69が接続されている。このブロワケーシング66の上面にはブロワモータ70が固定されている。このブロワモータ70は上下方向へ延びる回転軸71を有するものであり、ブロワモータ70の回転軸71には渦巻き室68内に位置して羽根車72が連結されている。これらブロワケーシング66とブロワモータ70と羽根車72の3者は遠心式のブロワ73を構成するものであり、ブロワ73の圧力比は1.1以上で2.0未満の範囲内に設定されている。このブロワ73は送風機に相当するものである。
外箱1の内部には、図2に示すように、電装品ボックス51の上方に位置して合流ダクト74が固定されている。この合流ダクト74は左右方向へ延びる通路状をなすものであり、合流ダクト74の左右方向の中央部には、図5に示すように、ブロワケーシング66の吸入口69が接続されている。この合流ダクト74の左端部には、図3に示すように、左ダクト75が接続され、合流ダクト74の右端部には、図2に示すように、右ダクト76が接続されている。左ダクト75は調理室20の両左吸込み口32のそれぞれを合流ダクト74の左端部に接続するものであり、右ダクト76は調理室20の両右吸込み口33のそれぞれを合流ダクト74の右端部に接続するものであり、左ダクト75は内箱14の左側板16に調理室20の外部に位置して接合され、右ダクト76は内箱14の右側板17に調理室20の外部に位置して接合されている。
即ち、調理室20は両左吸込み口32と左ダクト75と合流ダクト74を介してブロワケーシング66の吸入口69に接続され且つ両右吸込み口33と右ダクト76と合流ダクト74を介してブロワケーシング66の吸入口69に接続されたものであり、ブロワモータ70の運転時には調理室20内の空気が両左吸込み口32から左ダクト75を通る左経路および両右吸込み口33から右ダクト76を通る右経路のそれぞれで合流ダクト74内に進入し、両空気流が合流ダクト74内で相互に合流する。この空気流はブロワケーシング66の吸入口69から渦巻き室68内に進入し、ブロワケーシング66の吐出口67からブロワダクト65および入口63を順に通してヒータボックス56内に進入する。この空気流はヒータボックス56の内部を後から前へ向って流れ、ヒータボックス56の出口62から調理室20の噴出口23を通して棚板41の皿部42に向けて噴出される。
ヒータボックス56の右側板58には、図10に示すように、前後方向に一列に並ぶ複数の上取付孔77および前後方向に一列に並ぶ複数の下取付孔78が形成されており、右側板58の各上取付孔77内にはU字状をなす菅状のヒータ79の一端部が挿入されている。この右側板58の各ヒータ79はヒータボックス56の内部に収納されたものであり、右側板58の各ヒータ79の他端部は右側板58の下取付孔78内に挿入されている。ヒータボックス56の左側板57には、図3に示すように、前後方向に一列に並ぶ複数の上取付孔77および前後方向に一列に並ぶ複数の下取付孔78が形成されており、左側板57の各上取付孔77内にはU字状をなす菅状のヒータ79の一端部が挿入されている。この左側板57の各ヒータ79はヒータボックス56の内部に右側板58のヒータ79に対してU字状に折れ曲がる先端部が逆方向へ指向するように収納されたものであり、左側板57の各ヒータ79の他端部は左側板57の下取付孔78内に挿入されている。これら左側板57の複数のヒータ79および右側板58の複数のヒータ79は、図5示すように、相互に平行に前後方向に配列されたものであり、ブロワモータ70および各ヒータ79のそれぞれが運転された状態ではヒータボックス56の内部で空気流が複数のヒータの79のそれぞれに後から前の順序で順に接触することに基づいて熱風化され、調理室20の噴出口23から棚板41の皿部42に向けて熱風が噴出される。
ブロワダクト65の内部には、図11に示すように、垂直な風向板80が固定されており、風向板80はブロワケーシング66の吐出口67から吐出された風の速度分布を調整する。図11の矢印はファンケーシング66の吐出口67から吐出される風の速度分布を示すものであり、風の速度は吐出口67のうち羽根車72と反対側で速くなり、吐出口67のうち羽根車72と同一側で遅くなる。風向板80は後から前へ向って羽根車72と同一側へ傾斜するものであり、羽根車72と反対側を流れる風の一部を羽根車72と同一側へ案内することに基づいてブロワダクト65の内部を流れる風の速度分布を左右方向に均一化する。
ヒータボックス56の内部には、図10に示すように、仕切板81が収納されている。この仕切板81は、図12に示すように、前後方向へ延びる垂直な左連結部82および前後方向へ延びる垂直な右連結部83を有するものであり、左連結部82には前後方向へ延びる水平な左接合部84が形成され、右連結部83には前後方向へ延びる水平な右接合部85が形成されている。これら左接合部84および右接合部85のそれぞれはヒータボックス56の天板59に接合されたものであり、仕切板81は左接合部84および右接合部85のそれぞれの接合力でヒータボックス56の内部に固定されている。
仕切板81の右連結部83には、図12に示すように、前後方向に一列に並ぶ複数の上ヒータ孔93および前後方向に一列に並ぶ下ヒータ孔94が形成されており、ヒータボックス56の右側板58の各ヒータ79の一端部は右連結部83の上ヒータ孔93を通して右側板58の上取付孔77内に挿入され、ヒータボックス56の右側板58の各ヒータ79の他端部は右連結部83の下ヒータ孔94を通して右側板58の下取付孔78内に挿入されている。この仕切板81の左連結部82には前後方向に一列に並ぶ複数の上ヒータ孔93および前後方向に一列に並ぶ下ヒータ孔94が形成されており、ヒータボックス56の左側板57の各ヒータ79の一端部は左連結部82の上ヒータ孔93を通して左側板57の上取付孔77内に挿入され、ヒータボックス56の左側板57の各ヒータ79の他端部は左連結部82の下ヒータ孔94を通して左側板57の下取付孔78内に挿入されている。
仕切板81は、図12に示すように、水平な仕切部86を有している。この仕切部86は、図5に示すように、複数のヒータ79のそれぞれに比べて低所に配置されたものであり、ヒータボックス56の天板59および調理室20の噴出口23相互間に位置している。この仕切部86は、図11に示すように、左右方向の幅寸法W1が調理室20の噴出口23(噴出領域22)の左右方向の幅寸法および棚板41の皿部42の左右方向の幅寸法のそれぞれに比べて大きく設定され、前後方向の幅寸法W2が噴出口23(噴出領域23)の前後方向の幅寸法および皿部42の前後方向の幅寸法のそれぞれに比べて小さく設定されたものであり、仕切部86と噴出口23と皿部42の3者を上下方向から見たときには仕切部86が噴出口23のうちヒータボックス56の入口63側の後端部および皿部42のうちヒータボックス56の入口63側の後端部のそれぞれに上方から重なる。
仕切板81には、図12に示すように、縦長な長方形状の開口部87が形成されている。この開口部87は前面が開口する切欠状をなすものであり、ヒータボックス56の入口63とは反対側に位置している。この開口部87の左右方向の幅寸法W3は、図11に示すように、噴出板21の噴出口23(噴出領域22)の左右方向の幅寸法および棚板41の皿部42の左右方向の幅寸法のそれぞれと同一に設定され、開口部87の前後方向の幅寸法W4は噴出口23(噴出領域22)の前後方向の幅寸法および皿部42の前後方向の幅寸法のそれぞれに比べて小さく設定されており、開口部87と噴出口23と皿部42の3者を上下方向から見たときには開口部87の左境界線LSと噴出口23の左境界線LSと皿部42の左境界線LSが相互に重なり、開口部87の右境界線RSと噴出口23の右境界線RSと皿部42の右境界線RSが相互に重なり、開口部87の前境界線Fと噴出口23の前境界線Fと皿部42の前境界線Fが相互に重なり、開口部87の後境界線Rが噴出口23の後境界線Rおよび皿部42の後境界線Rのそれぞれに重ならない。
即ち、仕切板81の仕切部86は噴出口23および皿部42のうちヒータボックス56の入口63側の一部分に上方から重なる水平なものであり、開口部87は噴出口23の残余部分および皿部42の残余部分のそれぞれに上方から重なるものであり、ブロワダクト65からヒータボックス56の内部に進入した風は仕切板81の仕切部86によって案内されることに基づいて後から前へ水平に流れる。この風の一部は仕切板81の開口部87から仕切部86の下方に回り込んだ後に噴出口23から棚板41の皿部42に向けて噴出され、風の残りは開口部87から仕切部86の下方に回り込むことなく噴出口23から棚板41の皿部42に向けて噴出される。
仕切板81は、図12に示すように、左桟部88および右桟部89を有している。左桟部88は開口部87の左方に位置する前後方向へ延びる部分を称するものであり、右桟部89は開口部87の右方に位置する前後方向へ延びる部分を称するものであり、左桟部88および右桟部89のそれぞれは、図11に示すように、上下方向から見たときに調理室20の噴出口23(噴出領域22)および棚板41の皿部42のいずれにも重ならない。この左桟部88には風向板に相当する垂直な左風向板90が接合され、右桟部89には風向板に相当する垂直な右風向板91が接合されている。左風向板90は左から右へ向うに従って前方へ傾斜するものであり、右風向板91は右から左へ向うに従って前方へ傾斜するものであり、ヒータボックス56の内部を後から前へ流れる風は左風向板90または右風向板91に当ることに基づいてヒータボックス56の左右方向の中心部に向きを変え、開口部87に向けて案内される。
電装品ボックス51の内部には、図13に示すように、制御回路100が収納されている。この制御回路100はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、CPUとROMとRAMを有している。この制御回路100には温度センサ101が接続されている。この温度センサ101は合流ダクト74内に収納されたものであり、制御回路100は温度センサ101からの出力信号に基づいて調理室20内を循環する熱風の温度を検出する。この制御回路100には複数の操作スイッチ13のそれぞれが接続されており、制御回路100は複数の操作スイッチ13のそれぞれの操作内容に応じて調理条件を設定する。この制御回路100にはLCD駆動回路102を介して表示器12が接続されており、制御回路100はLCD駆動回路102を制御することに基づいて調理条件の設定結果を表示器12に表示する。
制御回路100にはマグネトロン駆動回路103とモータ駆動回路104とモータ駆動回路105が接続されている。マグネトロン駆動回路103はマグネトロン52を駆動するものであり、制御回路100は調理条件の設定結果に応じてマグネトロン駆動回路103を制御することに基づいてマグネトロン52を調理条件の設定結果に応じた出力で運転する。モータ駆動回路104はスタラモータ55を駆動するものであり、制御回路100は調理時には調理条件の設定結果に拘らずモータ駆動回路104を一定内容で制御することに基づいてスタラモータ55の回転軸を予め決められた一定方向へ予め決められた一定速度で回転操作する。モータ駆動回路105はブロワモータ70を駆動するものであり、制御回路100は調理条件の設定結果に応じたパターンでモータ駆動回路105を制御することに基づいてブロワモータ70の回転軸71を予め決められた一定方向へ調理条件の設定結果に応じた速度で回転操作する。
制御回路100には複数のヒータ79のそれぞれに対応してヒータ駆動回路106が接続されており、制御回路100は温度センサ101からの出力信号が調理条件の設定結果に応じた大きさに収束するように複数のヒータ駆動回路106のそれぞれを制御することに基づいて複数のヒータ79のそれぞれを調理条件の設定結果に応じた絶対的な大きさの出力で運転する。これら複数のヒータ79のそれぞれの出力はヒータ79の単位時間当りの通電率(例えば1sec当りの通電率)に基づいて調整されるものであり、複数のヒータ79のそれぞれの通電率は調理条件の設定結果に拘らず後から前へ向って順に小さくなるように設定される。即ち、複数のヒータ79のそれぞれの相対的な出力は複数のヒータ79R相互間で後から前へ向って順に小さくなるように設定される。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
調理室20の天板18に噴出口23を設け、調理室20の内部に棚板41を水平に設けたので、棚板41の皿部42上の調理物および噴出口23相互間の距離が調理物の全域で一定化される。しかも、仕切部86および開口部87を有する仕切板81をヒータボックス56の内部に設け、仕切板81の仕切部86を噴出口23のうちヒータボックス56の入口63側の後端部に上方から重ねたので、ヒータボックス56の入口63からヒータボックス61の内部に進入した風が前方へ十分に流れることなくヒータボックス56の出口62から噴出口23を通して噴出する短絡現象の発生が抑えられる。このため、十分に昇温していない風が噴出口23から調理物の一部に向けて噴出されることがなくなるので、総じて調理物に加熱ムラが生じることを抑えることができる。
仕切板81の開口部87のうち風の流通方向に対して直交する左右方向の幅寸法を噴出口23の同方向の幅寸法と同一に設定し、仕切板81の開口部87の全域を噴出口23のうち仕切板81の仕切部86に重ねられていない残余部分に上方から重ねた。このため、ヒータボックス56内で十分に加熱された風が仕切板81の開口部87から噴出口23の周囲部分に吹付けられることなく噴出口23から噴出されるようになり、十分に昇温した風が仕切板81の開口部87から集中的に噴出口23に向うようになる。従って、噴出口23から調理物に向けて噴出される風の損失量が少なくなるので、調理物を短時間で加熱調理することができる。
噴出口23を上方から見たときの噴出口23の輪郭形状および皿部42を上方から見たときの皿部42の輪郭形状を相互に同一に設定し、棚板41の押込み位置で噴出口23および皿部42のそれぞれを噴出口23の全域および皿部42の全域が上方から見て相互に重なるように配置した。このため、噴出口23から皿部42に向けて熱風が集中的に噴出されるようになるので、調理時間を一層短縮することができる。
ヒータボックス56を上下方向から見たときのヒータボックス56の内部空間の輪郭形状を噴出口23の同方向の輪郭形状および皿部42の同方向の輪郭形状のそれぞれに比べて大きく設定し、噴出口23を上下方向から見たときの輪郭形状がヒータボックス56の内部空間の範囲内に納まるように噴出口23を配置し、皿部42を上下方向から見たときの輪郭形状が棚板41の押込み位置でヒータボックス56の内部空間の範囲内に納まるように棚板41を配置したので、ヒータボックス56として噴出口23および皿部42のそれぞれに比べて大きな内容積のものを使用することが可能になる。このため、ヒータボックス56内に出力が高い大形のヒータ79を収納あるいはヒータボックス56内に多数本のヒータ79を収納することができるので、この点からも調理時間を一層短縮することができる。
ヒータボックス56の内部に左風向板90を設けたので、ブロワ73の運転時にヒータボックス56の内部を流れる熱風が仕切板81の開口部87に向けて案内されるようになる。このため、仕切板81の開口部87から噴出口23を通して棚板41の皿部42に噴出される熱風の流速が高まるので、この点からも調理時間を一層短縮することができる。この効果は右風向板91についても同一である。
噴出口23を複数の大噴出孔24と複数の中噴出孔25と複数の小噴出孔26と複数の極小噴出孔27と複数の極小噴出孔28から構成し、複数の極小噴出孔27のそれぞれを棚板41の押込み位置で皿部42の中央部に上方から対向させ、複数の大噴出孔24と複数の中噴出孔25と複数の小噴出孔26と複数の極小噴出孔28のそれぞれを棚板41の押込み位置で皿部42の外周部に上方から対向させた。このため、噴出口23から皿部42の中央部に向けて噴出される熱風の風量が少なくなるので、調理物のうち皿部42の中央部に対応する部分の加熱の進行が抑えられる。
ヒータボックス56の内部に風の流通方向に沿って並ぶ複数のヒータ79を収納し、複数のヒータ79のそれぞれの通電率をヒータボックス56の入口63から離れるに従って小さく設定した。このため、ヒータボックス56の内部を流れる熱風の温度が入口63から離れるに従って高くなることに応じてヒータ79の通電率が低くなるので、特に入口63から離れたヒータ79に対する通電量が過大になることが防止される。
仕切板81に左桟部88を設け、左桟部88を噴出口23の左側部に上方から対向させたので、ヒータボックス56内を流れる熱風が噴出口23の左側部に吹付けられることなく集中的に噴出口23に向うようになる。このため、噴出口23から調理物に向けて噴出される熱風の損失量が少なくなるので、この点からも調理時間が一層短縮される。この効果は仕切板81の右桟部89についても同一である。
ブロワ73をヒータボックス56にブロワダクト65を介して接続し、ブロワダクト65をヒータボックス56に接近するのに従って幅寸法が大きくなる四角筒状に設定したので、ブロワ73の吐出口67から吐出口67に比べて大きなヒータボックス56の内部に風を均一に吐出することができる。しかも、ブロワダクト65の内部に風向板80を収納し、ブロワ73の吐出口67からブロワダクト65内に吐出される風の速度分布を一定化したので、ブロワ73の吐出口67から吐出口67に比べて大きなヒータボックス56の内部に風を一層均一に吐出することができる。
上記実施例1においては、ヒータボックス56の左側板57または右側板58または前板60に入口63を形成し、左側板57の入口63または右側板58の入口63または前板60の入口63にブロワダクト65を介してブロワ73を接続し、仕切板81の仕切部86および開口部87のそれぞれのレイアウトを入口63の位置に応じて設定しても良い。例えばヒータボックス56の左側板57に入口63を形成する場合にはヒータボックス56の内部を左から右に風が流れる。この場合には仕切部86を噴出口23のうちヒータボックス56の入口63側である左端部に上方から重なるように配置し、開口部87の前後方向の幅寸法を噴出口23の前後方向の幅寸法と同一に設定し、開口部87を開口部87の全域が噴出口23の残余部分に上方から重なるように配置する。
上記実施例1においては、調理室20の後板19に棚板41より低所に位置して吸込み口を形成し、調理室20の内部の空気を後板19の吸込み口からヒータボックス56内に吸込んでも良い。
上記実施例1においては、調理室20の両左吸込み口32および両右吸込み口33のいずれか一方を廃止しても良い。
上記実施例1においては、仕切板81の開口部87の左右方向の幅寸法および噴出口23の左右方向の幅寸法を両者の差分が10mm以内となるように設定しても良い。即ち、特許請求の範囲の複数の用語「同等」のそれぞれは差分が0〜10mmの範囲内を称している。
上記実施例1においては、遠心式のブロワ73に換えて軸流式のブロワまたは容積形のブロワまたはファンを使用しても良い。
上記実施例1においては、複数のヒータ79のそれぞれとして抵抗値が相互に異なるものを使用し、複数のヒータ79を発熱量が後から前へ向って順に小さくなるように抵抗値が順に小さくなるように配置しても良い。
上記実施例1においては、複数のヒータ79のそれぞれとして抵抗値が相互に同一または同程度なものを使用し、複数のヒータ79を前後方向の間隔が後から前へ向って順に大きくなるように配置しても良い。
本発明の実施例1を示す図(加熱調理器の外観を示す斜視図) 外箱の内部構成を示す斜視図 外箱の内部構成を示す斜視図 噴出板を示す図 外箱の内部構成を示す断面図 棚板の装着状態を示す断面図 棚板および棚板フレームの外観を示す斜視図 棚板フレームを押込み位置で示す図 棚板フレームを引出し位置で示す図 ヒータボックスの外観を示す斜視図 ヒータボックスと仕切板と噴出口と棚板相互間の位置関係を説明するための図 仕切板の外観を示す斜視図 電気的構成を示すブロック図
符号の説明
8は出入口、9は扉、15は底板、16は左側板、17は右側板、18は天板、19は後板、20は調理室、23は噴出口、24は大噴出孔(噴出孔,第2の噴出孔)、25は中噴出孔(噴出孔,第2の噴出孔)、26は小噴出孔(噴出孔,第2の噴出孔)、27は極小噴出孔(噴出孔,第1の噴出孔)、28は極小噴出孔(噴出孔)、32は左吸込み口(吸込み口)、33は右吸込み口(吸込み口)、41は棚板、42は皿部、56はヒータボックス、57は左側板、58は右側板、59は天板、60は前板、61は後板、62は出口、63は入口、 73はブロワ(送風機)、79はヒータ、81は仕切板、86は仕切部、87は開口部、90は左風向板(風向板)、91は右風向板(風向板)を示している。

Claims (6)

  1. 左側板と右側板と底板と天板と後板を有するものであって、調理物を出入れするための出入口が前面に形成された調理室と、
    前記調理室の出入口を閉鎖する閉鎖状態および前記調理室の出入口を開放する開放状態相互間で操作可能な扉と、
    前記調理室の天板に設けられ、前記調理室の天板のうち予め決められた領域内に前記調理室の天板を貫通する複数の噴出孔を形成してなる噴出口と、
    前記調理室の天板に前記噴出口を上方から覆うように設けられ、左側板と右側板と天板と前板と後板を有すると共に下面に空気が流通可能な出口が形成されたものであって左側板または右側板または前板または後板に空気が流通可能な入口が形成されたヒータボックスと、
    前記調理室の内部に設けられ、調理物が載置される皿部を有する水平な棚板と、
    前記調理室の左側板または右側板または後板に前記棚板より低所に位置して設けられ、空気が流通可能な吸込み口と、
    前記調理室の外部に設けられ、前記調理室の内部の空気を前記吸込み口と前記ヒータボックスの入口と前記ヒータボックスの出口を順に通して前記噴出口から前記棚板の皿部に向けて噴出する送風機と、
    前記ヒータボックスの内部に設けられ、前記送風機が生成する風を前記ヒータボックスの内部で加熱するヒータと、
    前記ヒータボックスの内部に前記ヒータより低所に位置して設けられ、前記噴出口のうち前記ヒータボックスの入口側の一部分に上方から重なる仕切部および前記送風機が前記ヒータボックスの内部に生成する風の流通方向に対して直交する方向の幅寸法が前記噴出口の同方向の幅寸法と同等に設定されたものであって全域が前記噴出口のうち前記仕切部に重ねられていない残余部分に上方から重なる開口部を有する仕切板を備えたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記ヒータボックスには、前記送風機の運転時に後から前へ風が流れるように後板に位置して入口が設けられ、
    前記仕切板は、前記噴出口の後端部に上方から重なる仕切部および左右方向の幅寸法が前記噴出口の左右方向の幅寸法と同等に設定されたものであって全域が前記噴出口の残余部分に上方から重なる開口部を有していることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記調理室の噴出口および前記棚板の皿部は、上下方向から見たときの輪郭形状が相互に同等なものであって前記噴出口の全域および前記皿部の全域が上下方向に相互に重なるように配置されていることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の加熱調理器。
  4. 前記ヒータボックスの内部空間は、上下方向から見たときの輪郭形状が前記棚板の皿部の輪郭形状および前記調理室の噴出口の輪郭形状のそれぞれに比べて大きく設定され、
    前記棚板の皿部および前記調理室の噴出口のそれぞれは、上下方向から見たときの輪郭形状が前記ヒータボックスの内部空間の範囲内に納まるように配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の加熱調理器。
  5. 前記ヒータボックスの内部には、前記送風機の運転時に前記ヒータボックスの内部を流れる空気を前記仕切板の開口部に向って案内する風向板が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の加熱調理器。
  6. 前記噴出口は、前記棚板のうち皿部の中央部に上方から対向するように配置された複数の第1の噴出孔および前記第1の噴出孔に比べて径寸法が大きく設定されたものであって前記棚板の皿部のうち中央部を除く部分に上方から対向するように配置された複数の第2の噴出孔を含んで構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の加熱調理器。
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