JPWO2010058544A1 - チューナブルフィルタ - Google Patents

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Abstract

用いられている弾性表面波共振子の電気機械結合係数を高めることができ、それによって比帯域幅を広げることが可能とされているチューナブルフィルタを提供する。LiNbO3またはLiTaO3からなり、上面に凹部を有する圧電基板12の上面の凹部12aに電極材料を埋め込むことによりIDT電極13が形成されており、圧電基板12の上面を覆うようにZnO膜15が設けられている弾性表面波共振子11と、弾性表面波共振子に接続された可変コンデンサ4〜8とを備えるチューナブルフィルタ1。

Description

本発明は、通信システムの帯域フィルタとして用いられ、帯域を調整することが可能なチューナブルフィルタに関し、より詳細には、弾性表面波共振子を用いて構成されたチューナブルフィルタに関する。
通信システムに用いられる帯域フィルタにおいて、通過帯域を調整し得ることが求められることがある。このような要求を満たす帯域フィルタ、すなわちチューナブルフィルタが種々提案されている。
例えば下記の特許文献1には、複数の弾性表面波共振子と可変コンデンサとを用いたチューナブルフィルタが開示されている。図17は、特許文献1に記載のチューナブルフィルタの回路図である。
チューナブルフィルタ101では、入力端102と出力端103との間を結ぶ直列腕において、複数の直列腕共振子104,105が互いに直列に接続されている。また、直列腕とグラウンド電位との間の複数の並列腕において、それぞれ、並列腕共振子106,107が接続されている。直列腕共振子104,105及び並列腕共振子106,107は、弾性表面波共振子により形成されている。
上記直列腕共振子104,105及び並列腕共振子106,107を有するラダー型フィルタ回路が構成されている。さらに、通過帯域を調整することを可能とするために、可変コンデンサ108〜115が接続されている。すなわち、直列腕共振子104に並列に、可変コンデンサ108が接続されており、該直列腕共振子104及び可変コンデンサ108に直列に可変コンデンサ110が接続されている。同様に、直列腕共振子105にも、並列に可変コンデンサ109が接続されており、直列に可変コンデンサ111が接続されている。
並列腕においても、並列腕共振子106に並列に可変コンデンサ112が接続されており、並列腕共振子106及び可変コンデンサ112に直列に可変コンデンサ114が接続されている。同様に、並列腕共振子107に並列に可変コンデンサ113が接続されており、直列に可変コンデンサ115が接続されている。
特開2005−217852号公報
チューナブルフィルタ101においては、可変コンデンサ110,111の容量、すなわち直列容量が小さくなるほど、直列腕の回路部分における共振周波数FrSを高めることができる。また、並列容量、すなわち可変コンデンサ108,109による静電容量が大きくなるほど、直列腕における反共振周波数FaSを低めることができる。
同様に、並列に接続される可変コンデンサ112,113及び直列に接続される可変コンデンサ114,115の容量を変化させることにより、並列腕の回路部分の共振周波数FrP及び反共振周波数FaPを変化させることができる。そのため、上記可変コンデンサ104〜115の容量を変化させることにより、チューナブルフィルタ101全体の中心周波数を変化させることができる。
しかしながら、特許文献1に記載のチューナブルフィルタ101では、直列腕共振子104,105や並列腕共振子106,107に用いられている弾性表面波共振子の電気機械結合係数が小さかった。また、十分な比帯域幅や可変量がとれなかった。さらに周波数温度係数TCFの絶対値が大きいという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来技術の現状に鑑み、弾性表面波共振子の電気機械結合係数を大きくでき、それによって比帯域幅やチューナブルフィルタの周波数の可変幅を拡大することができ、さらに、周波数温度係数TCFの絶対値を小さくすることが可能とされているチューナブルフィルタを提供することにある。
本発明のチューナブルフィルタは、LiNbOまたはLiTaOからなり、かつ上面に凹部を有する圧電基板と、前記圧電基板の上面の凹部に電極材料を埋め込むことにより形成されたIDT電極と、前記圧電基板の上面を覆うように設けられたZnO膜とを有する弾性表面波共振子を備える。さらに、前記弾性表面波共振子に接続された可変コンデンサが備えられている。
なお、以下においては、LiNbOを、場合によってはLNと略すこととする。またLiTaOを場合によってはLTと略すこととする。
本発明に係るチューナブルフィルタのある特定の局面によれば、前記圧電基板が、オイラー角(0°,100°±20°,0°)のLiNbO基板であり、前記IDT電極を形成している電極材料がAl,Ag,Pt,Au,Ta,W,Mo,NiまたはCuである。この場合には、弾性表面波共振子の電気機械結合係数をより一層大きくすることができ、それによって、比帯域幅とチューナブルフィルタの周波数可変幅を広げることが可能となる。
本発明に係るチューナブルフィルタの他の特定の局面では、前記弾性表面波共振子のIDT電極がAlからなる電極層を主体としている。この場合には、前記ZnO膜の厚みをh、前記弾性表面波共振子のIDT電極の電極指ピッチで定まる波長をλとしたときに、前記ZnO膜の規格化膜厚h/λは、0.0007〜0.006の範囲にある。そのため、ZnO膜を設けない場合に比べ、より一層弾性表面波共振子の電気機械結合係数を大きくすることができ、それによって、比帯域幅とチューナブルフィルタ周波数の可変幅を広げることが可能となる。
本発明に係るチューナブルフィルタの他の特定の局面では、前記弾性表面波共振子のIDT電極がNi,Cu及びMo並びにこれらの金属を主体とする合金から選択された1種からなる電極層を主体としている。この場合には、前記ZnO膜の厚みをh、IDT電極の電極指ピッチで定まる波長をλとしたときに、前記ZnO膜の規格化膜厚h/λは、0.004〜0.045の範囲にある。よって、ZnO膜を設けない場合に比べ、より一層弾性表面波共振子の電気機械結合係数を大きくすることができ、従って、比帯域幅を広げることが可能となる。
本発明に係るチューナブルフィルタの他の特定の局面では、前記弾性表面波共振子のIDT電極がPt,Au,W,Ta,及びAg並びにこれらの金属を主体とする合金から選択された1種からなる電極層を主体としている。この場合には、前記ZnO膜の厚みをh、IDT電極の電極指ピッチで定まる波長をλとしたときに、前記ZnO膜の規格化膜厚h/λは、0.005〜0.14の範囲にあることが好ましい。この場合にも、ZnO膜を設けない場合に比べ、より一層弾性表面波共振子の電気機械結合係数を大きくすることができ、よって、比帯域幅とチューナブルフィルタの周波数可変幅を広げることが可能となる。
本発明に係るチューナブルフィルタの他の特定の局面では、前記IDT電極が、前記電極層と、前記電極層を構成する金属とは異なる金属からなる第2の電極層との積層体により構成されている。この積層体の平均密度は前記電極層を構成する前記金属または合金の密度とほぼ同じである。この場合にも、ZnO膜を設けない場合に比べて、より一層弾性表面波共振子の電気機械結合係数を大きくすることができ、従って、比帯域幅とチューナブルフィルタの周波数可変幅を広げることが可能となる。
本発明に係るチューナブルフィルタのさらに別の特定の局面では、前記ZnO膜の上に積層されているSiO膜がさらに備えられている。この場合には、弾性表面波共振子の周波数温度係数TCFの絶対値が小さくなるため、温度変化による周波数特性の変化を抑制することができる。
本発明に係るチューナブルフィルタのさらに別の特定の局面では、前記圧電基板の上面と前記ZnO膜との間に積層されているSiO膜がさらに備えられている。この場合には、弾性表面波共振子の周波数温度係数TCFの絶対値が小さくなるため、温度変化による周波数特性の変化を抑制することができる。
本発明に係るチューナブルフィルタでは、可変コンデンサにおいて静電容量を変化させることにより、周波数帯域を調整することができる。しかも、上記弾性表面波共振子において、圧電基板がLiNbOまたはLiTaOからなり、該圧電基板の上面の凹部に電極材料を埋め込むことによりIDT電極が形成されており、該圧電基板の上面を覆うようにZnO膜が設けられているので、弾性表面波共振子の電気機械結合係数を高めることができる。従って、チューナブルフィルタの比帯域幅やチューナブルフィルタの周波数可変量を広げることが可能となる。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係るチューナブルフィルタの回路構成を示す図であり、(b)は、実施形態で用いられる弾性表面波共振子を示す模式的平面図であり、(c)は、(b)中のI−I線に沿う部分の正面断面図である。 図2は、第1の実験例で測定された弾性表面波共振子の周波数特性を示す図であり、実線がLiNbO基板を用い、弾性表面波共振子の波長をλとしたときに、SiO膜の膜厚を0.22λとしたときの弾性表面波共振子のインピーダンス特性及び位相特性を示し、破線がSiO膜もZnO膜も形成されていないことを除いては、同様に形成された弾性表面波共振子のインピーダンス特性及び位相特性を示し、一点鎖線が、LiNbO基板に0.01λの厚みのZnO膜を形成した場合のインピーダンス特性及び位相特性を示すSiO膜もZnO膜も形成されていないことを除いては、同様に形成された弾性表面波共振子のインピーダンス特性及び位相特性を示し、一点鎖線が、LiNbO基板に0.01λの厚みのZnO膜を形成した場合のインピーダンス特性及び位相特性を示す図である。 図3は、第2の実験例のフィルタ回路を示す回路図である。 図4は、第2の実験例において、図3の第2の実験例のフィルタ回路における可変コンデンサの静電容量を変化させた場合のフィルタ特性の変化を示す図である。 図5は、第3の実験例で求めたAl電極膜厚0.06のときのZnO膜の規格化膜厚h/λを変化させた場合の弾性表面波の音速の変化を示す図である。 図6は、第3の実験例で求めたAl電極膜厚0.14のときのZnO膜の規格化膜厚h/λを変化させた場合の弾性表面波の音速の変化を示す図である。 図7は、第3の実験例で求めたZnO膜の規格化膜厚h/λを変化させた場合の電気機械結合係数kの変化を示す図である。 図8は、第4の実験例で求めたCu電極膜厚0.06のときのZnO膜の規格化膜厚h/λを変化させた場合の弾性表面波の音速の変化を示す図である。 図9は、第4の実験例で求めたCu電極膜厚0.10のときのZnO膜の規格化膜厚h/λを変化させた場合の弾性表面波の音速の変化を示す図である。 図10は、第4の実験例で求められた、弾性表面波共振子におけるZnO膜の規格化膜厚h/λと反射係数との関係を示す図である。 図11は、第4の実験例で求められた、弾性表面波共振子におけるZnO膜の規格化膜厚h/λと電気機械結合係数kとの関係を示す図である。 図12は、第5の実験例で求めたNi電極膜厚0.04のときのZnO膜の規格化膜厚h/λを変化させた場合の弾性表面波の音速の変化を示す図である。 図13は、第5の実験例で求められた、弾性表面波共振子におけるZnO膜の規格化膜厚h/λと反射係数との関係を示す図である。 図14は、第5の実験例で求められた、弾性表面波共振子におけるZnO膜の規格化膜厚h/λと電気機械結合係数kとの関係を示す図である。 図15は、Pt,Au,W,Ta,Ag電極のときのZnO膜の規格化膜厚h/λを変化させた場合の弾性表面波の音速の変化を示す図である。 図16は、本発明の変形例のチューナブルフィルタに用いられる弾性表面波共振子の模式的断面図である。 図17は、従来のチューナブルフィルタの回路構成を示す回路図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係るチューナブルフィルタの回路図であり、(b)は、該チューナブルフィルタに用いられる弾性表面波共振子の模式的平面図であり、(c)は、(b)中のI−I線に沿う部分の正面断面図である。
図1(a)に示すように、チューナブルフィルタ1は、入力端子2と出力端子3とを有する。入力端子2と出力端子3とを結ぶ直列腕において、複数の直列腕共振子S1及びS2が互いに直列に接続されている。直列腕共振子S1の入力側において、直列腕共振子S1に直列に可変コンデンサ4が接続されている。また、直列腕共振子S2の出力側においては、直列腕共振子S2に直列に可変コンデンサ5が接続されている。
直列腕共振子S1の入力側においては、直列腕とグラウンド電位とを結ぶ第1の並列腕が形成されている。第1の並列腕には、並列腕共振子P1が接続されている。第1の並列腕においては、並列腕共振子P1に直列に可変コンデンサ6が接続されている。また、直列腕共振子S1,S2間の接続点とグラウンド電位との間に、第2の並列腕が形成されている。第2の並列腕に第2の並列腕共振子P2が接続されており、並列腕共振子P2に直列に可変コンデンサ7が接続されている。さらに、直列腕共振子S2の出力側においては、第3の並列腕が、直列腕とグラウンド電位とを結ぶように形成されている。第3の並列腕において、並列腕共振子P3に可変コンデンサ8が直列に接続されている。
上記直列腕共振子S1,S2及び並列腕共振子P1〜P3は、いずれも、弾性表面波共振子により形成されている。周知のように、ラダー型フィルタでは、並列腕共振子の反共振周波数と、直列腕共振子の共振周波数とにより通過帯域が形成される。上記可変コンデンサ4〜8を、直列腕共振子または並列腕共振子に直列に接続し、かつ該可変コンデンサ4〜8の静電容量を変化させることにより、直列腕及び並列腕における共振特性を変化させることができる。従って、特許文献1に記載のチューナブルフィルタと同様に、チューナブルフィルタ1の中心周波数を変化させることができる。
上記直列腕共振子S1,S2及び並列腕共振子P1〜P3は、弾性表面波共振子からなる。弾性表面波共振子の構造を、直列腕共振子S1を代表して説明する。図1(b)及び(c)に示すように、直列腕共振子S1を構成している弾性表面波共振子10は、圧電基板11を有する。圧電基板11は、本実施形態では、15°YカットX伝搬のLiNbOからなる。すなわち、オイラー角で(0°,105°,0°)のLiNbO基板が圧電基板11として用いられている。
圧電基板11の上面11aには、凹部として複数本の溝11bが形成されている。溝11b内に電極材料を充填することにより、IDT電極12が形成されている。図1(b)に示すように、本実施形態では、IDT電極12の弾性表面波伝搬方向両側に、反射器13,14が形成されている。従って、1ポート型弾性表面波共振子10が構成されている。
反射器13,14もまた、圧電基板11の上面11a上に設けられた凹部、すなわち複数本の溝に電極材料を充填することにより形成されている。
図1(c)に示すように、上記IDT電極12の上面すなわち電極指部分の上面は、圧電基板11の上面11aとほぼ面一とされている。
従って、上記IDT電極12及び反射器13,14を形成した後に、圧電基板11の上面11aは平坦とされている。この圧電基板11の上面11aを覆うようにZnO膜15が形成されている。
直列腕共振子S1を例にとり説明したが、直列腕共振子S2も同様に構成されている。また、直列腕共振子S1,S2の共振周波数がチューナブルフィルタ1の通過帯域内に設定されている。直列腕共振子S1,S2の反共振周波数は通過帯域よりも高域側の減衰域に設定されている。他方、並列腕共振子P1〜P3の共振周波数が通過帯域よりも低域側の減衰域に設定されている。並列腕共振子P1〜P3の反共振周波数は通過帯域内に形成される。
本実施形態のチューナブルフィルタ1では、直列腕共振子S1,S2及び並列腕共振子P1〜P3が上記特定の構造を有する弾性表面波共振子からなるため、電気機械結合係数を高めることができる。それによって、比帯域幅とチューナブルフィルタ周波数の可変幅を広げることが可能とされている。これを、具体的な実験例に基づき明らかにする。
(第1の実験例)
図2の破線は、第1の実験例における弾性表面波共振子のインピーダンス特性及び位相特性を示す図である。第1の実験例では、15°YカットX伝搬のLiNbO基板、すなわちオイラー角で(0°,105°,0°)のLiNbO基板を用い、電極材料としてAlを用いた。弾性表面波共振子の波長をλとしたときに、IDT電極12の膜厚を0.17λとしたときの周波数特性である。
図2の一点鎖線は、LiNbO基板上に0.01λの厚みのZnO膜を形成した場合のインピーダンス特性を示す。共振周波数は約2%低下している。しかし、帯域は12%広くなっている。また、反共振点におけるインピーダンスの共振点におけるインピーダンスに対する比であるインピーダンス比は61dBと大きい。
実線は、さらに厚み0.22λのSiO膜を形成した場合のインピーダンス−周波数特性及び位相特性を示す。
図2から明らかなように、ZnO膜の形成により、共振周波数及び反共振周波数が低くなるように周波数域を調整し得、かつ大幅に帯域を広げることができることがわかる。また、反共振点におけるインピーダンスの共振周波数におけるインピーダンスに対する比であるインピーダンス比は、SiO膜やZnO膜を形成しなかった場合には、57.5dBであった。これに対して、ZnO膜を形成した構造では61dBと大きくすることができ、SiO膜を形成した構造では60.2dBと大きくすることが可能であった。
さらに、周波数温度係数TCFについては、SiO膜やZnO膜を有しない場合には−100ppm/℃であった。これに対して、ZnO膜の形成により、−70ppm/℃〜−80ppm/℃とTCFの絶対値を小さくすることができ、SiOの形成により−5ppm/℃とさらにTCF絶対値を小さくすることが可能であった。
なお、SiO膜とZnO膜の順序を逆に形成しても略同じ周波数温度特性が得られる。
従って、SiO膜を形成した場合には帯域が13.5%から10%に狭くなるが、ZnO膜の形成により、山谷比すなわち上記インピーダンス比を大きくすることができ、かつ電気機械結合係数kが高められている。それによって、帯域が14.9%まで広くなることがわかる。加えて、温度特性を改善することもできることがわかる。
(第2の実験例)
次に、図3に示すフィルタ回路21を形成し、可変コンデンサの静電容量の変化によるフィルタ特性の変化を調べた。図3に示すフィルタ回路21では、入力端子22と出力端子23とを結ぶ直列腕において、直列腕共振子S1,S2が互いに直列に接続されている。そして、直列腕共振子S1の入力側において、直列腕共振子S1に直列に直列腕共振子C2が接続されている。また、直列腕共振子S1の入力側においては、直列腕とグラウンド電位とを結ぶ並列腕に、コンデンサC1が接続されている。
直列腕共振子S1及びS2間の接続点とグラウンド電位とを結ぶ第2の並列腕において、インダクタンスL1が接続されている。また、直列腕共振子S2の出力側においては、可変コンデンサC3が直列腕共振子S2に接続されている。さらに、出力端子3とグラウンド電位との間を結ぶ第3の並列腕にコンデンサC4が接続されている。
ここでは、直列腕共振子S1,S2は、上記と同様に、15°YカットX伝搬、オイラー角で(0°,105°,0°)のLiNbO基板を用いた。LiNbO基板の上面の溝に電極材料としてAlを埋め込み、規格化膜厚H/λが0.17のIDT電極及び反射器を形成した。なお、ZnO膜は形成しなかった。また、可変コンデンサC2と可変コンデンサC3の静電容量を等しくした構造において、静電容量を図4のように、1pF、2pF、5pF、10pF、25pF、50pFまたは100pFと変化させ、フィルタ特性を測定した。
直列腕共振子S1,S2の静電容量については、IDT電極の電極指の対数あるいは交差幅を変化させることにより調整した。上記インダクタンスL1の値は12nHとした。
図4は、上記のように可変コンデンサC2と可変コンデンサC3の静電容量を等しくして、可変コンデンサC2,C3の静電容量を変化させた場合のフィルタ特性の変化を示す。図4から明らかなように、容量が1pFから100pFから変化していくにつれ、フィルタの中心周波数が2.3GHz付近から2.48GHz付近の間で変化すること、すなわち約11%変化することがわかる。よって、コンデンサC1〜C4の静電容量を変化させることにより、このようなラダー型回路構成を有するフィルタの通過帯域を調整し得ることがわかる。
本実験例では、オイラー角(0°,105°,0°)のLiNbOを用いたが、本願発明者の実験によれば、(0°,105°±20°,0°)の範囲のLiNbO基板を用いた場合にも、本実験例と同様の結果の得られることが確かめられた。
第2の実験例から分るように、上記実施形態のチューナブルフィルタ1においても、コンデンサ4〜8の静電容量を変化させることにより、周波数特性を容易に調整し得ることがわかる。
(第3の実験例)
図1(b),(c)に示した弾性表面波共振子10では、圧電基板11の上面11aを覆うように、ZnO膜15が形成されている。ZnO膜15の形成により、弾性表面波共振子の電気機械結合係数を効果的に高めることができる。これを、具体的に説明する。
図5、図6及び図7は、圧電基板として、10°回転Y板X伝搬、オイラー角で(0°、100°、0°)のLiNbO基板を用い、IDT電極を厚み0.06と0.14のAlで形成した場合の弾性表面波共振子31におけるZnOの規格化膜厚h/λと、弾性表面波の音速及び電気機械結合係数kの関係をそれぞれ示す図である。なお、hはZnO膜の厚み、λはIDT電極の電極指ピッチで定まる波長である。
図5及び図6において、faとfrはそれぞれ反共振周波数と共振周波数に相当する音速を示す。fa及びfrの双方が遅いバルク横波音速より速い領域と遅い領域とで良好な共振子特性を示す。
LiNbOの遅いバルク横波音速は4030m/秒である。
図5及び図6から明らかなように、Al電極の厚みにかかわらずZnOの規格化膜厚h/λが0.02から0.085の範囲では良好な共振子特性が得られない。よってZnO膜の厚みh/λの望ましい領域は0〜0.02及び0.085〜0.3の範囲である。また、図7よりZnO膜の厚みh/λ0.0007〜0.006の範囲で大きな電気機械結合係数kが得られているが、0.09以上では電気機械結合係数kは小さくなっている。
(第4の実験例)
次に、10°回転Y板X伝搬のLiNbO、すなわちオイラー角で(0°,100°,0°)のLiNbOを圧電基板11として用いた。電極材料として厚みH/λが0.06と0.1のCu膜を用いた。ZnO膜15の規格化膜厚h/λを種々変更し、弾性表面波共振子の音速、反射係数及び電気機械結合係数kの変化を求めた。結果を図8、図9、図10及び図11に示す。
図8から明らかなように、Cu厚みH/λが0.06の場合には、fa及びfrの双方が遅いバルク横波より速くあるいは遅くなるZnO膜の厚みh/λの範囲は0〜0.012の範囲及び0.05〜0.3の範囲である。これらのZnO膜厚範囲で良好な共振子特性が得られる。一方、図9より明らかなようにCu厚みH/λが0.1ではZnO膜厚h/λにかかわらずfa及びfrの双方が遅いバルク横波音速より遅いため、図に示したZnO膜厚h/λが0〜0.3の範囲で良好な共振子特性が得られる。
また図10に示すようにそのZnO膜厚h/λが0〜0.1の領域での反射係数も大きい。一方、図11に示すようにCu厚みH/λが0.06及び0.1のいずれの場合にも、ZnO膜厚h/λが0.004〜0.04の範囲で大きな電気機械結合係数kを示している。ZnO膜厚h/λが0.04より厚くなると、電気機械結合係数kが小さくなる。よって良好な共振子特性を示し、大きな反射係数及び大きな電気機械結合係数kが得られる。ZnO膜厚h/λの範囲は、Cu厚みにかかわらず0.004〜0.04である。
従って、好ましくは、ZnO膜の規格化膜厚h/λを0.04以下とすることが望ましい。それによってZnO膜の積層により、電気機械結合係数kを効果的に高め、よって、チューナブルフィルタの比帯域幅を広げ得ることがわかる。
(第5の実験例)
第4の実験例と同様にして、但し、電極材料としてCuに代えて厚みH/λが0.04のNiを用いた。第4の実験例と同様に、ZnO膜の規格化膜厚h/λを変化させ、音速、反射係数の変化及び電気機械結合係数kの変化を求めた。結果を図12、図13及び図14に示す。
図12より、遅いバルク横波音速よりfa及びfrの双方が速いZnO膜の膜厚h/λの範囲は0〜0.062である。
一方、図13よりZnO膜厚h/λが0〜0.045の範囲で大きい反射係数を示す。また図14よりZnO膜厚h/λが0〜0.045の範囲で大きい電気機械結合係数を示す。
ZnO膜厚h/λが0のとき、電気機械結合係数kは0.375を示す。ZnOの膜厚h/λが0.005では、電気機械結合係数kは0.39であり、h/λが0.03では電気機械結合係数kは0.42である。それ以上の膜厚h/λでは、電気機械結合係数kは徐々に小さくなり、ZnO厚みh/λが0.05では電気機械結合係数kが0.35となる。
従って、好ましくは、h/λを0.045未満とすることにより、ZnO膜の形成により、電気機械結合係数kを効果的に高めることができ、チューナブルフィルタ1の比帯域幅を広げ得ることがわかる。
図15にAg電極(厚みH/λ0.04)、Ta電極(厚みH/λ0.01)、W電極(厚みH/λ0.01)、Pt電極(厚みH/λ0.01)、Au電極(厚みH/λ0.01)の各場合のZnO膜厚と電気機械結合係数kの関係を示す。いずれの電極もZnO膜厚h/λが0.005以上、0.14以下の範囲で大きな電気機械結合係数kを示している。
(変形例)
図16は、本発明において用いられる弾性表面波共振子の変形例を示す正面断面図である。本変形例の弾性表面波共振子31では、ZnO膜15の上にSiO膜32が積層されていることを除いては、図1(b),(c)に示した弾性表面波共振子10と同様とされている。SiO膜の周波数温度係数TCFは正の値であり、LiNbOやLiTaOの周波数温度係数TCFは負の値である。従って、正のTCFをもつSiO膜32の積層により、弾性表面波共振子31の周波数温度係数TCFの絶対値を小さくすることができる。よって、このような弾性表面波共振子31を、直列腕共振子や並列腕共振子として用いることにより、温度変化による周波数特性の変化を抑制することができ、従って、温度特性を改善することができる。
なお、SiO膜とZnO膜の順序を逆に形成しても略同じ周波数温度特性が得られる。
上述した実施形態及び実験例では、圧電基板はLiNbOで形成されていたが、LiTaOからなるものであってもよい。
また、上記実験例では、オイラー角が(0°,100°,0°)のLiNbOを用いたが、本願発明者の実験によれば、オイラー角のθが、100°±20°の範囲内であれば、同様の結果が得られることが確かめられている。
また、本発明において、オイラー角(0°,100°±20°,0°)におけるφ及びψの値は、0°に限らず、0°±5°の範囲であれば、同様の効果が得られるため、オイラー角のφ及びψの0°は、それぞれ、±5°の範囲でばらついてもよく、±5°の範囲は、上記ばらつきの許容度であることを指摘しておく。
また、上記実験例では、電極材料として、Ni,Cu,Au,Pt,W,Ta,AgまたはAlを示したが、これらの合金であってもよく、あるいはMoなどの他の金属により形成されてもよい。加えて、電極材料として複数の金属もしくは合金を用い、積層金属膜を凹部内に形成することによりIDT電極を形成してもよい。Ta,Wは融点が高いため、成膜にはスパッタやイオンプレーティングなどの高価な設備を必要とする。
また、上記実験例では単一の金属からなる電極を示したが、複数の異なる金属からなる電極層の積層体により電極が構成されていてもよい。平均密度は、電極層を構成する金属の密度と膜厚の積の総和を各電極層の膜厚の総和で除算した値になる。平均密度とほぼ同じ密度を有する単一金属を用いた場合のZnO膜厚と、同じZnO膜厚とすることにより、積層体を用いた場合においても、単一金属を用いた場合と同じ効果を得ることができる。
1…チューナブルフィルタ
2…入力端子
3…出力端子
4〜8…可変コンデンサ
10…弾性表面波共振子
11…圧電基板
11a…上面
11b…溝
12…IDT電極
13,14…反射器
15…ZnO膜
21…フィルタ回路
22…入力端子
23…出力端子
31…弾性表面波共振子
32…SiO
C1〜C4…コンデンサ
P1〜P3…並列腕共振子
S1,S2…直列腕共振子

Claims (8)

  1. LiNbOまたはLiTaOからなり、かつ上面に凹部を有する圧電基板と、
    前記圧電基板の上面の凹部に電極材料を埋め込むことにより形成されたIDT電極と、
    前記圧電基板の上面を覆うように設けられたZnO膜とを有する弾性表面波共振子と、
    前記弾性表面波共振子に接続された可変コンデンサとを備えるチューナブルフィルタ。
  2. 前記圧電基板が、オイラー角(0°,100°±20°,0°)のLiNbO基板であり、前記IDT電極を形成している電極材料がAl,Ag,Pt,Au,Ta,W,Mo,NiまたはCuである、請求項1に記載のチューナブルフィルタ。
  3. 前記弾性表面波共振子のIDT電極がAlからなる電極層を主体としており、前記ZnO膜の厚みをh、前記弾性表面波共振子のIDT電極の電極指ピッチで定まる波長をλとしたときに、前記ZnO膜の規格化膜厚h/λが、0.0007〜0.006の範囲にある、請求項2に記載のチューナブルフィルタ。
  4. 前記弾性表面波共振子のIDT電極がNi,Cu及びMo並びにこれらの金属を主体とする合金から選択された1種からなる電極層を主体としており、前記ZnO膜の厚みをh、IDT電極の電極指ピッチで定まる波長をλとしたときに、前記ZnO膜の規格化膜厚h/λが、0.004〜0.045の範囲にある、請求項2に記載のチューナブルフィルタ。
  5. 前記弾性表面波共振子のIDT電極がPt,Au,W,Ta,及びAg並びにこれらの金属を主体とする合金から選択された1種からなる電極層を主体としており、前記ZnO膜の厚みをh、IDT電極の電極指ピッチで定まる波長をλとしたときに、前記ZnO膜の規格化膜厚h/λが、0.005〜0.14の範囲にある、請求項2に記載のチューナブルフィルタ。
  6. 前記IDT電極が、前記電極層と、前記電極層を構成する金属とは異なる金属からなる第2の電極層との積層体により構成されており、該積層体の平均密度が前記電極層を構成する前記金属または合金の密度とほぼ同じである、請求項4または5に記載のチューナブルフィルタ。
  7. 前記ZnO膜上に積層されているSiO膜をさらに備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載のチューナブルフィルタ。
  8. 前記圧電基板の上面と前記ZnO膜との間に積層されているSiO膜をさらに備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載のチューナブルフィルタ。
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