JPWO2009133847A1 - 観察装置および観察方法 - Google Patents

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Abstract

ウェハ(10)の端部近傍の観察を行う観察装置(1)において、ウェハ(10)の端部近傍をウェハ(10)の延在する方向から撮像する撮像部(40)と、ウェハ(10)の表面に形成される膜の縁部を検出する画像処理部(50)とを備え、ウェハ(10)の端部近傍を照明する照明部として、観察光学系(41)を介してウェハ(10)の端部近傍を照明する落射照明(48)と、ウェハ(10)の表面と対向するように配設され拡散光を用いてウェハ(10)の端部近傍を照明する拡散照明(31)とが設けられている。

Description

本発明は、半導体ウェハや液晶ガラス基板等の基板を観察するための観察装置および観察方法に関する。
近年、半導体ウェハに形成される回路素子パターンの集積度が高くなるとともに、半導体製造工程でウェハの表面処理に用いられる薄膜の種類が増加している。これに伴い、薄膜の縁部(境界部分)が露出するウェハの端部付近の欠陥検査が重要となってきている。ウェハの端部付近に異物等の欠陥があると、後の工程で異物等がウェハの表面側に回り込んで悪影響を及ぼし、ウェハから作り出される回路素子の歩留まりに影響する。
そこで、半導体ウェハ等の円盤状に形成された基板の端部周辺(例えば、アペックスや上下のベベル)を複数の方向から観察して、異物や膜の剥離、膜内の気泡、膜の回り込み等といった欠陥の有無を検査する検査装置が考案されている(例えば、特許文献1を参照)。このような検査装置を用いて膜の縁部(境界部分)の位置を検出するには、例えば、焦点深度の深い光学系を用いて、基板の平坦部と略平行な方向(基板の側方)からアペックス近傍を一度に観察する方法や、基板の平坦部に対し斜め方向を向く光学系を用いて、膜の縁部が現れる上側のベベルを観察する方法等が用いられている。
特開2004−325389号公報
しかしながら、焦点深度の深い光学系を用いてアペックス近傍を一度に観察する場合、光学系の開口数を小さくする必要があるため、膜の縁部(境界部分)が不鮮明な画像を用いて当該膜の縁部を検出することになり、膜の縁部の位置を検出する際に誤差が生じるおそれがあった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、基板の表面に形成される膜の縁部を高精度に検出することが可能な観察装置および観察方法を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係る観察装置は、基板を保持する保持機構と、前記保持機構に保持された前記基板の端部近傍を前記基板の延在する方向から撮像する撮像部とを備え、前記撮像部により撮像取得された前記基板の端部近傍の画像を用いて、前記基板の端部近傍の観察を行う観察装置であって、前記基板の表面は、前記基板の端部近傍に形成されて前記端部側に面して傾斜する傾斜部と、前記傾斜部の内側に形成されて略平坦な平坦部とを有し、前記基板の表面に形成された膜の縁部が前記傾斜部に位置しており、前記撮像部による前記撮像を行うために前記基板の端部近傍を照明する照明部と、前記撮像部により撮像取得された前記基板の端部近傍の画像を用いて前記膜の縁部を検出する膜検出部とを備え、前記撮像部は、前記基板の端部近傍の像を結像させる観察光学系と、前記観察光学系により結像された前記基板の端部近傍の像を撮像する撮像素子とを有し、前記照明部は、前記観察光学系を介して前記基板の端部近傍を照明する落射照明と、前記基板の表面と対向するように配設され拡散光を用いて前記基板の端部近傍を照明する拡散照明とを有して構成されている。
なお、上述の観察装置において、前記撮像部は、前記基板における前記観察光学系の物体側の焦点位置を変更する焦点変更部を有し、前記焦点変更部により前記焦点位置を前記傾斜部と前記平坦部との境界部に合わせた状態および前記膜の縁部に合わせた状態でそれぞれ、前記撮像素子により前記基板の端部近傍の像を撮像し、前記膜検出部は、前記焦点位置を前記傾斜部と前記平坦部との境界部に合わせた前記基板の端部近傍の画像および、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記基板の端部近傍の画像を利用して、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を求めることが好ましい。
また、上述の観察装置において、前記焦点位置を前記傾斜部と前記平坦部との境界部に合わせた前記基板の端部近傍の画像および、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記基板の端部近傍の画像を利用して、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記画像における、前記焦点位置から外れて撮像された前記平坦部の画像情報と前記画像における実際の前記平坦部の位置との相関を求める相関測定部を備え、前記膜検出部は、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記基板の端部近傍の画像に基づいて、前記膜の縁部の位置を検出するとともに、前記相関測定部により求めた前記相関を利用して前記平坦部の位置を検出し、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を求めることが好ましい。
さらに、上述の観察装置において、前記保持機構は、略円板状に形成された前記基板の回転対称軸を回転軸として、前記基板を回転可能に保持し、前記撮像部は、前記保持機構により回転駆動される前記基板の端部近傍を前記基板の全周にわたって連続的に撮像し、前記膜検出部は、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を前記基板の略全周にわたって求めることが好ましい。
また、上述の観察装置において、前記保持機構は、前記基板を平行移動可能に保持し、前記焦点変更部は、前記保持機構を利用して前記基板を前記観察光学系の光軸に沿って平行移動させることで、前記基板における前記観察光学系の焦点位置を変更することが好ましい。
また、上述の観察装置において、前記焦点変更部は、前記観察光学系におけるいずれかの光学素子を前記観察光学系の光軸に沿って移動させることで、前記基板における前記観察光学系の焦点位置を変更するようにしてもよい。
また、上述の観察装置において、前記撮像部は、前記観察光学系の焦点位置を前記膜の縁部に合わせた状態で、前記撮像素子により前記基板の端部近傍の像を撮像し、前記膜検出部は、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記基板の端部近傍の画像に基づいて、前記膜の縁部の位置を検出するとともに、前記基板の厚さ方向の中心位置および予め記憶された前記基板の厚さから前記平坦部の位置を検出し、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を求めるようにしてもよい。
また、上述の観察装置において、前記基板を挟んで前記撮像部と反対側に配設され、前記撮像部に向けて前記基板の前記平坦部と平行に光を送る反対側照明部を備えていてもよい。
また、上述の観察装置において、前記撮像部は、前記観察光学系の焦点位置を前記傾斜部と前記平坦部との境界部に合わせた状態および前記膜の縁部に合わせた状態でそれぞれ、前記撮像素子により前記基板の端部近傍の像を撮像可能に構成されており、前記膜検出部は、前記撮像部により撮像された前記画像から、前記焦点位置が合って撮像された前記傾斜部と前記平坦部との境界部および前記膜の縁部の位置をそれぞれ検出し、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を求めるようにしてもよい。
また、本発明に係る観察方法は、基板を保持する保持機構と、前記保持機構に保持された前記基板の端部近傍を前記基板の延在する方向から撮像する撮像部とを備えた観察装置による、前記撮像部により撮像取得された前記基板の端部近傍の画像を用いて、前記基板の端部近傍の観察を行う観察方法であって、前記基板の表面は、前記基板の端部近傍に形成されて前記端部側に面して傾斜する傾斜部と、前記傾斜部の内側に形成されて略平坦な平坦部とを有し、前記基板の表面に形成された膜の縁部が前記傾斜部に位置し、前記撮像部は、前記基板の端部近傍の像を結像させる観察光学系と、前記観察光学系により結像された前記基板の端部近傍の像を撮像する撮像素子とを有して構成されており、前記基板の端部近傍を照明する照明処理と、前記照明された前記基板の端部近傍を前記撮像部により撮像する撮像処理と、前記撮像部により撮像取得された前記基板の端部近傍の画像を用いて前記膜の縁部を検出する膜検出処理とを有し、前記照明処理において、落射照明により前記観察光学系を介して前記基板の端部近傍を照明するとともに、前記基板の表面と対向するように配設された拡散照明からの拡散光を用いて前記基板の端部近傍を照明するようになっている。
なお、上述の観察方法では、前記撮像処理において、前記観察光学系の物体側の焦点位置を前記傾斜部と前記平坦部との境界部に合わせた状態および前記膜の縁部に合わせた状態でそれぞれ、前記撮像素子により前記基板の端部近傍の像を撮像し、前記膜検出処理において、前記焦点位置を前記傾斜部と前記平坦部との境界部に合わせた前記基板の端部近傍の画像および、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記基板の端部近傍の画像を利用して、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を求めることが好ましい。
また、上述の観察方法では、前記焦点位置を前記傾斜部と前記平坦部との境界部に合わせた前記基板の端部近傍の画像および、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記基板の端部近傍の画像を利用して、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記画像における、前記焦点位置から外れて撮像された前記平坦部の画像情報と前記画像における実際の前記平坦部の位置との相関を求める相関測定処理を有し、前記膜検出処理において、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記基板の端部近傍の画像に基づいて、前記膜の縁部の位置を検出するとともに、前記相関測定処理により求めた前記相関を利用して前記平坦部の位置を検出し、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を求めることが好ましい。
さらに、上述の観察方法では、前記保持機構は、略円板状に形成された前記基板の回転対称軸を回転軸として、前記基板を回転可能に保持し、前記撮像処理において、前記撮像部を用いて前記保持機構により回転駆動される前記基板の端部近傍を前記基板の全周にわたって連続的に撮像し、前記膜検出処理において、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を前記基板の略全周にわたって求めることが好ましい。
本発明によれば、基板の表面に形成される膜の縁部を高精度に検出することができる。
本発明に係る観察装置の概略構成図である。 ウェハの外周端部近傍を示す側面図である。 画像処理部を示す制御ブロック図である。 本発明に係る観察方法を示すフローチャートである。 (a)は観察光学系の焦点位置を保護膜の縁部に合わせた状態を示す模式図であり、(b)は観察光学系の焦点位置を上ベベル部と平坦部との境界部に合わせた状態を示す模式図である。 (a)は観察光学系の焦点位置を保護膜の縁部に合わせたアペックス部近傍の画像を示す模式図であり、(b)は観察光学系の焦点位置を上ベベル部と平坦部との境界部に合わせたアペックス部近傍の画像である。 平坦部のぼけた像と実際の平坦部との関係を示す模式図である。 (a)はアペックス部の連結画像を示す模式図であり、(b)は平坦部のぼけた像に実際の平坦部を重ねたアペックス部の連結画像を示す模式図である。 観察方法の変形例を示す模式図である。 第1の変形例に係る観察装置を示す概略構成図である。 第2の変形例に係る観察装置を示す概略構成図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について説明する。本発明に係る観察装置の一例を図1に示しており、この観察装置1は、半導体ウェハ10(以下、ウェハ10と称する)の端部および端部近傍における異常の有無を、観察者の目視により検査するためのものである。
基板の一つであるウェハ10は薄い円板状に形成されており、その表面には、図2に示すように、薄い保護膜15が形成されている。ウェハ10の表面(上面)における外周端部内側には、ウェハ10の外周端部側に面して傾斜する上ベベル部11がリング状に形成され、この上ベベル部11の内側に略平坦な平坦部14が形成されている。また、ウェハ10の裏面(下面)における外周端部内側には、下ベベル部12がウェハ10を基準に上ベベル部11と表裏対称に形成される。そして、上ベベル部11と下ベベル部12とに繋がるウェハ端面がアペックス部13となる。
ところで、観察装置1は、ウェハ10を回転可能に保持するウェハ保持機構20と、ウェハ保持機構20に保持されたウェハ10の外周端部近傍を照明する照明部30と、ウェハ保持機構20に保持されたウェハ10の外周端部近傍を撮像する撮像部40と、撮像部40で撮像されたウェハ10の画像に対して所定の画像処理を行う画像処理部50と、ウェハ保持機構20や、照明部30、撮像部40等の駆動制御を行う制御部60とを主体に構成される。
ウェハ保持機構20は、基台21と、基台21から上方へ垂直に延びて設けられた回転軸22と、回転軸22の上端部に略水平に取り付けられて上面側でウェハ10を支持するウェハホルダ23とを有して構成される。ウェハホルダ23の内部には真空吸着機構(図示せず)が設けられており、真空吸着機構による真空吸着を利用してウェハホルダ23上のウェハ10が吸着保持される。なお、ウェハホルダ23はウェハ10より径の小さい略円盤状に形成されており、ウェハホルダ23上にウェハ10が吸着保持された状態で、上ベベル部11、下ベベル部12、およびアペックス部13を含むウェハ10の外周端部近傍がウェハホルダ23からはみ出るようになっている。
基台21の内部には、回転軸22を回転駆動させる回転駆動機構(図示せず)が設けられており、回転駆動機構により回転軸22を回転させることで、回転軸22に取り付けられたウェハホルダ23とともに、ウェハホルダ23上に吸着保持されたウェハ10がウェハ10の中心(回転対称軸A1)を回転軸として回転駆動される。なお、ウェハ10の中心と回転軸22の中心とは不図示のアライメント機構で略一致させている。また、基台21は、図示しないXYテーブルを用いて水平面内で平行移動可能に構成されており、ウェハ10の回転に伴うウェハ10の中心(回転対称軸A1)のズレを補正するために、ウェハホルダ23上に吸着保持されたウェハ10が水平面内で平行移動できるようになっている。なお、ウェハ10の中心のズレは不図示のセンサにより検出している。このように、ウェハ保持機構20は、ウェハ10を水平面内で回転可能にかつ平行移動可能に保持する。
照明部30は、ウェハ10の表面(上面)に対向して設けられた第1拡散照明31と、ウェハ10の裏面(下面)に対向して設けられた第2拡散照明36と、撮像部40に設けられた落射照明48とを有して構成される。第1拡散照明31は、ウェハ10の径方向に延びる第1の板状部材32と、第1の板状部材32に複数取り付けられた第1のLED照明33と、ウェハ10の表面と対向する第1の板状部材32の表面(下面)側を覆う第1の拡散板34とを有して構成され、第1のLED照明33から第1の拡散板34を透過して得られる拡散光によりウェハ10の外周端部近傍を照明するようになっている。なお、第1の拡散板34は、乳白色または表面を粗くしたアクリル板等を用いて板状に形成される。
第2拡散照明36は、第1拡散照明31と同様の構成であり、第2の板状部材37と、第2のLED照明38と、第2の拡散板39とを有して構成され、第2のLED照明38から第2の拡散板39を透過して得られる拡散光によりウェハ10の外周端部近傍を照明するようになっている。なお、第2拡散照明36は、ウェハ10の裏面(下面)側に設けられており、ウェハ保持機構20と干渉しないように第1拡散照明31よりも小型に形成されている。なお、落射照明48については後述する。
撮像部40は、ウェハ10の外周端部近傍の像を結像させる観察光学系41と、観察光学系41により結像されたウェハ10の外周端部近傍の像を撮像するCCDやCMOS等の撮像素子46と、これらが収容される筐体部47とを有して構成される。また、撮像部40には、落射照明48やレンズ駆動部49が設けられており、これらも筐体部47に収容されている。
観察光学系41は、ウェハ10のアペックス部13と対向し光軸をウェハ10の厚さ方向の中心と略一致させた対物レンズ42と、対物レンズ42からの光を撮像素子46の撮像面上に結像させる結像レンズ43と、対物レンズ42と結像レンズ43との間に配設されたハーフミラーである落射ミラー44とを有して構成される。そして、落射照明48からの照明光が落射ミラー44で反射し、対物レンズ42を介してウェハ10の外周端部近傍を照明するとともに、ウェハ10からの反射光が対物レンズ42、落射ミラー44、および結像レンズ43を介して撮像素子46に導かれ、撮像素子46の撮像面上で結像したウェハ10の外周端部近傍(アペックス部13近傍)の像を撮像素子46が撮像する。
また、撮像部40は、ウェハ10のアペックス部13と対向するように配置され、ウェハ10の回転軸(回転対称軸A1)と直交する方向(すなわち、ウェハ10の延在方向であり、アペックス部13と対向する方向)からアペックス部13を部分的に撮像するようになっている。これにより、ウェハ保持機構20に保持されたウェハ10を回転させると、撮像部40の撮像領域に対して、ウェハ10の外周端部、すなわちアペックス部13がウェハ10の周方向へ相対回転するため、アペックス部13と対向するように配置された撮像部40は、アペックス部13を周方向(すなわち相対回転方向)へ連続的に複数撮像することができ、ウェハ10の全周にわたってアペックス部13を撮像することが可能になる。なお、撮像部40の撮像素子46により撮像された画像データは、画像処理部50へ出力される。また、レンズ駆動部49は、結像レンズ43を観察光学系41の光軸A2に沿って移動させることにより、観察光学系41の(前側)焦点位置を変えることができるようになっている。
制御部60は、各種制御を行う制御基板等から構成され、制御部60からの制御信号によりウェハ保持機構20、照明部30、撮像部40、および画像処理部50等の作動制御を行う。また、制御部60には、画像表示部および画像上のカーソル操作等を行うための操作部を備えたインターフェース部61や、画像データやウェハ10の厚さ情報等を記憶する記憶部(図示せず)等が電気的に接続されている。
画像処理部50は、図示しない回路基板等から構成され、図3に示すように、入力部51と、内部メモリ52と、画像生成部53と、膜検出部54と、相関測定部55と、出力部56とを有している。入力部51には、撮像部40からの画像データが入力され、さらには、インターフェース部61で入力された各種設定パラメータ等が制御部60を介して入力される。入力部51に入力されたウェハ10(アペックス部13)の画像データは、内部メモリ52へ送られる。画像生成部53は、内部メモリ52と電気的に接続されており、内部メモリ52に記憶された複数の画像データに基づいて所定の画像処理を行い、アペックス部13の部分画像を周方向に連結したアペックス部13の連結画像C(図8(a)を参照)を生成して出力部56に出力する。
膜検出部54は、内部メモリ52と電気的に接続されており、内部メモリ52から画像データが入力されると、当該画像データに基づいて後述の膜検出処理を行う。相関測定部55は、内部メモリ52と電気的に接続されており、内部メモリ52から画像データが入力されると、当該画像データに基づいて後述の相関測定処理を行う。
次に、以上のように構成される観察装置1を用いたウェハ10の観察方法について、図4に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。まず、ステップS101において、ウェハ10の外周端部近傍(アペックス部13近傍)を照明する照明処理を行う。この照明処理では、制御部60からの制御信号を受けて、落射照明48が観察光学系41の落射ミラー44および対物レンズ42を介してウェハ10の外周端部近傍を照明するとともに、照明部30の第1拡散照明31および第2拡散照明36が拡散光を用いてウェハ10の外周端部近傍を照明する。
次に、ステップS102において、ウェハ10のアペックス部13近傍を撮像する第1撮像処理を行う。この第1撮像処理では、制御部60からの制御信号を受けて、ウェハ保持機構20がウェハ10を所定の回転角度位置に停止させた状態で、撮像部40がアペックス部13を撮像する。このとき、撮像部40は、レンズ駆動部49を用いて結像レンズ43を観察光学系41の光軸A2に沿って移動させることにより、図5(a)に示すように観察光学系41の焦点位置(焦点深度の範囲D1)を保護膜15の縁部16に合わせた状態および、図5(b)に示すように観察光学系41の焦点位置(焦点深度の範囲D2)を上ベベル部11と平坦部14との境界部Bに合わせた状態でそれぞれ、撮像素子46によりウェハ10のアペックス部13近傍の像を撮像する。なお、撮像部40の撮像素子46により撮像された画像データは、画像処理部50へ出力される。また、撮像部40から出力された画像データはそれぞれ、画像処理部50の入力部51に入力されて内部メモリ52へ送られる。
本実施形態における撮像部40(観察光学系41)は、ウェハ10のアペックス部13を鮮明に撮像するのに十分な開口数を有しており、図5(a)および図5(b)に示すように、観察光学系41の焦点深度(D1,D2)は非常に小さくなっている。そのため、図5(a)に示すように観察光学系41の焦点位置(焦点深度の範囲D1)を保護膜15の縁部16に合わせた状態で、撮像素子46によりウェハ10のアペックス部13近傍の像を撮像すると、その画像は、図6(a)に示すように、焦点位置に合ったアペックス部13や保護膜15の縁部16が鮮明であるのに対し、焦点位置から外れた平坦部14では焦点ぼけが生じ、平坦部のぼけた像14aが映し出される。一方、図5(b)に示すように観察光学系41の焦点位置(焦点深度の範囲D2)を上ベベル部11と平坦部14との境界部Bに合わせた状態で、アペックス部13近傍の像を撮像すると、その画像は、図6(b)に示すように、焦点位置に合った平坦部14(境界部B)が鮮明であるのに対し、焦点位置から外れたアペックス部13や保護膜15の縁部16では焦点ぼけが生じ、保護膜15の縁部のぼけた像16aや、アペックス部13と各べベル部11,12との境界部のぼけた像が映し出される。
そこで、次のステップS103において、相関測定処理を行う。この相関測定処理では、相関測定部55が、内部メモリ52に記憶された、観察光学系41の焦点位置(焦点深度の範囲D1)を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像データおよび、観察光学系41の焦点位置(焦点深度の範囲D2)を上ベベル部11と平坦部14との境界部Bに合わせたアペックス部13近傍の画像データを利用して、観察光学系41の焦点位置(焦点深度の範囲D1)を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像における、平坦部のぼけた像14aの位置と実際の平坦部14bの位置との相関を求める(図7も参照)。
なお、実際の平坦部14bの位置は、第1撮像処理で撮像される2種類の画像について、観察光学系41の焦点位置は変わるが、撮像領域自体は変わらないので、観察光学系41の焦点位置(焦点深度の範囲D2)を上ベベル部11と平坦部14との境界部Bに合わせたアペックス部13近傍の画像データから求めることができる。また、平坦部のぼけた像14aの位置は、観察光学系41の焦点位置(焦点深度の範囲D1)を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像データから求めることができる。そのため、相関測定部55は、上述のようにして求めた平坦部のぼけた像14aの位置データおよび実際の平坦部14bの位置データから、平坦部のぼけた像14aの位置と実際の平坦部14bの位置との相関を求めることができ、求めた相関データを膜検出部54へ出力する。
相関測定部55により平坦部のぼけた像14aの位置と実際の平坦部14bの位置との相関を求めると、次のステップS104において、ウェハ10のアペックス部13をウェハ10の全周にわたって撮像する第2撮像処理を行う。この第2撮像処理では、制御部60からの制御信号を受けて、ウェハ保持機構20がウェハ10を回転させるとともに、撮像部40がウェハ10の周方向へ相対回転するアペックス部13を(周方向へ)連続的に複数撮像し、アペックス部13をウェハ10の全周にわたって撮像する。
撮像部40がアペックス部13を連続的に撮像するとき、ウェハ10の回転により相対移動して得られる撮像部40の撮像領域毎にアペックス部13の複数の部分画像が取得され、当該部分画像の画像データは画像処理部50へ出力される。またこのとき、撮像部40は、レンズ駆動部49を用いて結像レンズ43を観察光学系41の光軸A2に沿って移動させることにより、図5(a)に示すように観察光学系41の焦点位置(焦点深度の範囲D1)を保護膜15の縁部16に合わせた状態で、撮像素子46によりウェハ10のアペックス部13近傍の像を撮像する。撮像部40から出力された部分画像の画像データはそれぞれ、画像処理部50の入力部51に入力されて内部メモリ52へ送られる。
撮像部40によりウェハ10の全周にわたるアペックス部13の部分画像が撮像されると、次のステップS105において、膜検出処理を行う。この膜検出処理では、膜検出部54が、内部メモリ52に記憶された、観察光学系41の焦点位置(焦点深度の範囲D1)を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像データに基づいて、保護膜15の縁部16の位置を検出するとともに、相関測定部55により求めた相関データを利用して平坦部14の位置(すなわち、観察光学系41の焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像における実際の平坦部14bの位置)を検出し、ウェハ10の厚さ方向における平坦部14(実際の平坦部14b)と保護膜15の縁部16との間の距離Lを求める(図8(b)を参照)。なお、ウェハ10の厚さ方向における平坦部14と保護膜15の縁部16との間の距離Lは、所定の間隔(画素)毎にウェハ10の全周にわたって求められ、ウェハ10の全周にわたって求められた距離Lのデータは、出力部56へ出力されるとともに制御部60を介して記憶部52に送られ、記憶部52で記憶される。
膜検出部54によりウェハ10の厚さ方向における平坦部14と保護膜15の縁部16との間の距離Lを求めると、次のステップS106において、表示処理を行う。この表示処理では、画像生成部53が、内部メモリ52に記憶された複数の部分画像の画像データに基づいて所定の画像処理を行い、アペックス部13の部分画像を周方向に連結したアペックス部13の連結画像C(図8(a)を参照)を生成して出力部56に出力する。出力部56へ出力された連結画像Cの画像データは、制御部60を介して記憶部52に送られ、記憶部52で記憶される。そして、制御部60は、記憶部52に記憶された、アペックス部13の連結画像Cおよび、ウェハ10の厚さ方向における平坦部14と保護膜15の縁部16との間の距離Lをインターフェース部61の画像表示部で表示させる。なお、画像生成部53は、相関測定部55により求めた相関データを利用して、平坦部のぼけた像14aに実際の平坦部14bを重ねた連結画像C′(図8(b)を参照)を生成することも可能である。
この結果、本実施形態に係る観察装置1および観察方法によれば、撮像部40に設けられた落射照明48により観察光学系41を介してウェハ10の外周端部近傍を照明するとともに、第1および第2拡散照明31,32からの拡散光を用いてウェハ10の外周端部近傍を照明するため、ウェハ10の外周端部近傍をほぼ均等に照明することができ、ウェハ10の表面に形成される保護膜15の縁部16を高精度に検出することができる。
またこのとき、観察光学系41の焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像データおよび、観察光学系41の焦点位置を上ベベル部11と平坦部14との境界部Bに合わせたアペックス部13近傍の画像データを利用して、ウェハ10の厚さ方向における平坦部14と保護膜15の縁部16との間の距離Lを求めるようにすれば、検出したい位置でそれぞれ焦点位置の合った鮮明な画像を得ることが可能となり、焦点深度の小さい光学系であっても、保護膜15の縁部16を高精度に検出することができる。
またこのとき、観察光学系41の焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像データに基づいて、保護膜15の縁部16の位置を検出するとともに、平坦部のぼけた像14aの位置と実際の平坦部14bの位置との相関を利用して平坦部14の位置を検出し、ウェハ10の厚さ方向における平坦部14と保護膜15の縁部16との間の距離Lを求めるようにすれば、観察光学系41の焦点位置を上ベベル部11と平坦部14との境界部Bに合わせた撮像動作を最小限に抑えることができ、保護膜15の縁部16を高速で高精度に検出することができる。なお、撮像部40によりウェハ10のアペックス部13近傍をウェハ10の全周にわたって連続的に撮像し、ウェハ10の厚さ方向における平坦部14と保護膜15の縁部16との間の距離Lをウェハ10の全周にわたって求める場合に、特に効果的である。
また、前述したように、レンズ駆動部49を用いて結像レンズ43を観察光学系41の光軸A2に沿って移動させることにより、観察光学系41の焦点位置を変更するようにすれば、最小限の構成で観察光学系41の焦点位置を変更することができる。なお、ウェハ10に対する観察光学系41の焦点位置を変更するには、結像レンズ43に限らず、図示しない駆動装置を用いで、対物レンズ42を(観察光学系41の光軸A2に沿って)移動させるようにしてもよく、撮像部40(観察光学系41)全体を(観察光学系41の光軸A2に沿って)移動させるようにしてもよい。
また、ウェハ10に対する観察光学系41の焦点位置を変更するには、撮像部40(観察光学系41)におけるいずれかの光学素子を移動させるのではなく、ウェハ保持機構20を利用してウェハ10を観察光学系41の光軸に沿って平行移動させるようにしてもよい。このようにしても、撮像部40(観察光学系41)におけるいずれかの光学素子を移動させる場合と同様の効果を得ることができる。
なお、上述の実施形態において、第2撮像処理においてウェハ10の全周にわたってアペックス部13を撮像しているが、これに限られるものではなく、制御部60の作動制御により、アペックス部13における所望の角度位置範囲についてのみ撮像するようにしてもよい。これにより、アペックス部13における所望の角度位置範囲についてのみ異常の有無を検査することができる。
また、上述の実施形態において、ウェハ10の中心(回転対称軸A1)を基準とした撮像部40と反対側の方向から、レーザー装置70(図1の二点鎖線を参照)により所定の色を有したレーザー光を照射するようにしてもよい。このようにすれば、ウェハ10の平坦部14と略平行に進む指向性の高いレーザー光が撮像部40の撮像素子46に到達するため、観察光学系41の焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像において、平坦部のぼけた像14aが映し出されるとしても、ウェハ10とレーザー光との境界部分が平坦部として映し出されることから、第1撮像処理および相関測定処理を省略して相関測定部55による相関データを用いずに、観察光学系41の焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像データから、平坦部14の位置を検出し、ウェハ10の厚さ方向における平坦部14と保護膜15の縁部16との間の距離Lを求めることが可能になる。
また、上述の実施形態において、膜検出部54は、観察光学系41の焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像データに基づいて、保護膜15の縁部16の位置を検出するとともに、図9に示すように、ウェハ10の厚さ方向の中心位置10aおよび記憶部(図示せず)に記憶されたウェハ10の厚さt(図5(a)も参照)から平坦部14の位置を検出し、ウェハ10の厚さ方向における平坦部14と保護膜15の縁部16との間の距離Lを求めるようにしてもよい。このようにしても、第1撮像処理および相関測定処理を省略して相関測定部55による相関データを用いずに、観察光学系41の焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像データから、平坦部14の位置を検出し、ウェハ10の厚さ方向における平坦部14と保護膜15の縁部16との間の距離Lを求めることが可能になる。なお、ウェハ10の厚さ方向の中心位置10aは、例えば、アペックス部13と各べベル部11,12との境界部の位置を検出することにより、各境界部同士の中間位置として求めることができる。
また、上述の実施形態において、例えば図10に示すように、観察光学系の焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像および、観察光学系の焦点位置を上ベベル部11と平坦部14との境界部Bに合わせたアペックス部13近傍の画像をそれぞれ同時に撮像し、観察光学系の焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像から、保護膜15の縁部16の位置を検出するとともに、観察光学系の焦点位置を上ベベル部11と平坦部14との境界部Bに合わせたアペックス部13近傍の画像から、平坦部14の位置を検出し、ウェハ10の厚さ方向における平坦部14と保護膜15の縁部16との間の距離Lを求めるようにしてもよい。このようにしても、相関測定部55による相関データを用いずに、ウェハ10の厚さ方向における平坦部14と保護膜15の縁部16との間の距離Lを求めることができる。
図10に示す第1の変形例に係る観察装置100において、撮像部140は、ウェハ10の外周端部近傍(アペックス部13近傍)の像を結像させる(対物レンズ141およびハーフミラー144を含む)第1観察光学系142と、第1観察光学系142により結像されたウェハ10の外周端部近傍の像を撮像するCCDやCMOS等の第1撮像素子146と、ウェハ10の外周端部近傍の像を結像させる(対物レンズ141およびハーフミラー144を含む)第2観察光学系152と、第2観察光学系152により結像されたウェハ10の外周端部近傍の像を撮像するCCDやCMOS等の第2撮像素子156と、これらが収容される筐体部158とを有して構成される。また、撮像部140には、落射照明48や第1および第2レンズ駆動部147,157が設けられており、これらも筐体部158に収容されている。
落射照明48からの照明光は、落射ミラー145で反射し、ハーフミラー144および対物レンズ141を介してウェハ10の外周端部近傍を照明する。ウェハ10からの反射光の半分は、対物レンズ42およびハーフミラー144を透過し、第1観察光学系142を構成する落射ミラー145および第1結像レンズ143を介して第1撮像素子146に導かれ、第1撮像素子146の撮像面上で結像したウェハ10の外周端部近傍(アペックス部13近傍)の像を第1撮像素子146が撮像する。一方、ウェハ10からの反射光の残りの半分は、対物レンズ42を透過してハーフミラー144で反射し、第2観察光学系152を構成する反射ミラー153および第2結像レンズ154を介して第2撮像素子156に導かれ、第2撮像素子156の撮像面上で結像したウェハ10の外周端部近傍(アペックス部13近傍)の像を第2撮像素子156が撮像する。
第1レンズ駆動部147は、第1結像レンズ143を第1観察光学系142の光軸A3に沿って移動させることにより、第1観察光学系142の(前側)焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせることができる。また、第2レンズ駆動部157は、第2結像レンズ154を第2観察光学系152の光軸A4に沿って移動させることにより、第2観察光学系152の(前側)焦点位置を上ベベル部11と平坦部14との境界部Bに合わせることができる。これにより、観察光学系の焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像および、観察光学系の焦点位置を上ベベル部11と平坦部14との境界部Bに合わせたアペックス部13近傍の画像をそれぞれ同時に撮像することが可能になる。
なお、第1撮像素子146および第2撮像素子156により撮像された画像データは、それぞれ画像処理部160へ出力される。そして、画像処理部160の膜検出部(図示せず)は、観察光学系の焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の画像から、保護膜15の縁部16の位置を検出するとともに、観察光学系の焦点位置を上ベベル部11と平坦部14との境界部Bに合わせたアペックス部13近傍の画像から、平坦部14の位置を検出し、ウェハ10の厚さ方向における平坦部14と保護膜15の縁部16との間の距離Lを求める。なお、第1観察光学系142および第2観察光学系152の焦点位置の関係は、逆であってもよい。
また、図11に示すような構成としても、図10に示した場合と同様の効果を得ることができる。図11に示す第2の変形例に係る観察装置200において、撮像部240は、ウェハ10の外周端部近傍(アペックス部13近傍)の像を結像させる観察光学系241と、観察光学系241により結像されたウェハ10の外周端部近傍の像を撮像するCCDやCMOS等の撮像素子251と、これらが収容される筐体部252とを有して構成される。また、撮像部240には、落射照明48や第1および第2レンズ駆動部253,254が設けられており、これらも筐体部252に収容されている。
落射照明48からの照明光は、落射ミラー245で反射し、第1ハーフミラー244および対物レンズ242を介してウェハ10の外周端部近傍を照明する。ウェハ10からの反射光の半分は、観察光学系241の対物レンズ242および第1ハーフミラー244を透過し、さらに、落射ミラー245、第1結像レンズ243、および第2ハーフミラー246を介して撮像素子251に導かれる。一方、ウェハ10からの反射光の残りの半分は、対物レンズ242を透過して第1ハーフミラー244で反射し、さらに、第1反射ミラー247、第2反射ミラー248、第2結像レンズ249、および第2ハーフミラー246を介して撮像素子251に導かれる。
第1レンズ駆動部253は、第1結像レンズ243を落射ミラー245と第2ハーフミラー246との間の光軸A5に沿って移動させることにより、第1結像レンズ243を含む光学系の(前側)焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせることができる。また、第2レンズ駆動部254は、第2結像レンズ249を第2反射ミラー248と第2ハーフミラー246との間の光軸A6に沿って移動させることにより、第2結像レンズ249を含む光学系の(前側)焦点位置を上ベベル部11と平坦部14との境界部Bに合わせることができる。これにより、光学系の焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の像および、光学系の焦点位置を上ベベル部11と平坦部14との境界部Bに合わせたアペックス部13近傍の像を、それぞれ同時に重ねて撮像素子251により撮像することが可能になる。
なお、撮像素子251により撮像された画像データは、それぞれ画像処理部260へ出力される。そして、画像処理部260の膜検出部(図示せず)は、光学系の焦点位置を保護膜15の縁部16に合わせたアペックス部13近傍の像および、光学系の焦点位置を上ベベル部11と平坦部14との境界部Bに合わせたアペックス部13近傍の像が重なった画像から、焦点が合った保護膜15の縁部16の位置および、焦点が合った平坦部14の位置をそれぞれ検出し、ウェハ10の厚さ方向における平坦部14と保護膜15の縁部16との間の距離Lを求める。なお、第1結像レンズ243を含む光学系および第2結像レンズ249を含む光学系の焦点位置の関係は、逆であってもよい。
なお、変形例を含む上述の実施形態では、撮像素子として、2次元イメージセンサに限らず、ラインセンサタイプのCCDやCMOS等を用いるようにしてもよい。
1 観察装置
10 ウェハ(基板)
11 上べベル部(傾斜部) 12 下べベル部
13 アペックス部 14 平坦部
14a 平坦部のぼけた像 14b 実際の平坦部
14c 実際の平坦部(変形例)
15 保護膜
16 縁部(16a 縁部のぼけた像)
20 ウェハ保持機構
30 照明部
31 第1拡散照明 36 第2拡散照明
40 撮像部
41 観察光学系 46 撮像素子
48 落射照明 49 レンズ駆動部(焦点変更部)
50 画像処理部
54 膜検出部 55 相関測定部
60 制御部 61 インターフェース部
70 レーザー装置(反対側照明部)
100 観察装置(第1の変形例)
140 撮像部
142 第1観察光学系 146 第1撮像素子
152 第2観察光学系 156 第2撮像素子
147 第1レンズ駆動部 157 第2レンズ駆動部
160 画像処理部(膜検出部)
200 観察装置(第2の変形例)
240 撮像部
241 観察光学系 251 撮像素子
253 第1レンズ駆動部 254 第2レンズ駆動部
260 画像処理部(膜検出部)

Claims (13)

  1. 基板を保持する保持機構と、前記保持機構に保持された前記基板の端部近傍を前記基板の延在する方向から撮像する撮像部とを備え、前記撮像部により撮像取得された前記基板の端部近傍の画像を用いて、前記基板の端部近傍の観察を行う観察装置であって、
    前記基板の表面は、前記基板の端部近傍に形成されて前記端部側に面して傾斜する傾斜部と、前記傾斜部の内側に形成されて略平坦な平坦部とを有し、前記基板の表面に形成された膜の縁部が前記傾斜部に位置しており、
    前記撮像部による前記撮像を行うために前記基板の端部近傍を照明する照明部と、
    前記撮像部により撮像取得された前記基板の端部近傍の画像を用いて前記膜の縁部を検出する膜検出部とを備え、
    前記撮像部は、前記基板の端部近傍の像を結像させる観察光学系と、前記観察光学系により結像された前記基板の端部近傍の像を撮像する撮像素子とを有し、
    前記照明部は、前記観察光学系を介して前記基板の端部近傍を照明する落射照明と、前記基板の表面と対向するように配設され拡散光を用いて前記基板の端部近傍を照明する拡散照明とを有して構成されることを特徴とする観察装置。
  2. 前記撮像部は、前記基板における前記観察光学系の物体側の焦点位置を変更する焦点変更部を有し、前記焦点変更部により前記焦点位置を前記傾斜部と前記平坦部との境界部に合わせた状態および前記膜の縁部に合わせた状態でそれぞれ、前記撮像素子により前記基板の端部近傍の像を撮像し、
    前記膜検出部は、前記焦点位置を前記傾斜部と前記平坦部との境界部に合わせた前記基板の端部近傍の画像および、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記基板の端部近傍の画像を利用して、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を求めることを特徴とする請求項1に記載の観察装置。
  3. 前記焦点位置を前記傾斜部と前記平坦部との境界部に合わせた前記基板の端部近傍の画像および、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記基板の端部近傍の画像を利用して、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記画像における、前記焦点位置から外れて撮像された前記平坦部の画像情報と前記画像における実際の前記平坦部の位置との相関を求める相関測定部を備え、
    前記膜検出部は、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記基板の端部近傍の画像に基づいて、前記膜の縁部の位置を検出するとともに、前記相関測定部により求めた前記相関を利用して前記平坦部の位置を検出し、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を求めることを特徴とする請求項2に記載の観察装置。
  4. 前記保持機構は、略円板状に形成された前記基板の回転対称軸を回転軸として、前記基板を回転可能に保持し、
    前記撮像部は、前記保持機構により回転駆動される前記基板の端部近傍を前記基板の全周にわたって連続的に撮像し、
    前記膜検出部は、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を前記基板の略全周にわたって求めることを特徴とする請求項3に記載の観察装置。
  5. 前記保持機構は、前記基板を平行移動可能に保持し、
    前記焦点変更部は、前記保持機構を利用して前記基板を前記観察光学系の光軸に沿って平行移動させることで、前記基板における前記観察光学系の焦点位置を変更することを特徴とする請求項2から4のうちいずれか一項に記載の観察装置。
  6. 前記焦点変更部は、前記観察光学系におけるいずれかの光学素子を前記観察光学系の光軸に沿って移動させることで、前記基板における前記観察光学系の焦点位置を変更することを特徴とする請求項2から4のうちいずれか一項に記載の観察装置。
  7. 前記撮像部は、前記観察光学系の焦点位置を前記膜の縁部に合わせた状態で、前記撮像素子により前記基板の端部近傍の像を撮像し、
    前記膜検出部は、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記基板の端部近傍の画像に基づいて、前記膜の縁部の位置を検出するとともに、前記基板の厚さ方向の中心位置および予め記憶された前記基板の厚さから前記平坦部の位置を検出し、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を求めることを特徴とする請求項1に記載の観察装置。
  8. 前記基板を挟んで前記撮像部と反対側に配設され、前記撮像部に向けて前記基板の前記平坦部と平行に光を送る反対側照明部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の観察装置。
  9. 前記撮像部は、前記観察光学系の焦点位置を前記傾斜部と前記平坦部との境界部に合わせた状態および前記膜の縁部に合わせた状態でそれぞれ、前記撮像素子により前記基板の端部近傍の像を撮像可能に構成されており、
    前記膜検出部は、前記撮像部により撮像された前記画像から、前記焦点位置が合って撮像された前記傾斜部と前記平坦部との境界部および前記膜の縁部の位置をそれぞれ検出し、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を求めることを特徴とする請求項1に記載の観察装置。
  10. 基板を保持する保持機構と、前記保持機構に保持された前記基板の端部近傍を前記基板の延在する方向から撮像する撮像部とを備えた観察装置による、前記撮像部により撮像取得された前記基板の端部近傍の画像を用いて、前記基板の端部近傍の観察を行う観察方法であって、
    前記基板の表面は、前記基板の端部近傍に形成されて前記端部側に面して傾斜する傾斜部と、前記傾斜部の内側に形成されて略平坦な平坦部とを有し、前記基板の表面に形成された膜の縁部が前記傾斜部に位置し、
    前記撮像部は、前記基板の端部近傍の像を結像させる観察光学系と、前記観察光学系により結像された前記基板の端部近傍の像を撮像する撮像素子とを有して構成されており、
    前記基板の端部近傍を照明する照明処理と、
    前記照明された前記基板の端部近傍を前記撮像部により撮像する撮像処理と、
    前記撮像部により撮像取得された前記基板の端部近傍の画像を用いて前記膜の縁部を検出する膜検出処理とを有し、
    前記照明処理において、落射照明により前記観察光学系を介して前記基板の端部近傍を照明光を用いて前記基板の端部近傍を照明することを特徴とする観察方法。
  11. 前記撮像処理において、前記観察光学系の物体側の焦点位置を前記傾斜部と前記平坦部との境界部に合わせた状態および前記膜の縁部に合わせた状態でそれぞれ、前記撮像素子により前記基板の端部近傍の像を撮像し、
    前記膜検出処理において、前記焦点位置を前記傾斜部と前記平坦部との境界部に合わせた前記基板の端部近傍の画像および、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記基板の端部近傍の画像を利用して、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を求めることを特徴とする請求項10に記載の観察方法。
  12. 前記焦点位置を前記傾斜部と前記平坦部との境界部に合わせた前記基板の端部近傍の画像および、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記基板の端部近傍の画像を利用して、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記画像における、前記焦点位置から外れて撮像された前記平坦部の画像情報と前記画像における実際の前記平坦部の位置との相関を求める相関測定処理を有し、
    前記膜検出処理において、前記焦点位置を前記膜の縁部に合わせた前記基板の端部近傍の画像に基づいて、前記膜の縁部の位置を検出するとともに、前記相関測定処理により求めた前記相関を利用して前記平坦部の位置を検出し、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を求めることを特徴とする請求項11に記載の観察方法。
  13. 前記保持機構は、略円板状に形成された前記基板の回転対称軸を回転軸として、前記基板を回転可能に保持し、
    前記撮像処理において、前記撮像部を用いて前記保持機構により回転駆動される前記基板の端部近傍を前記基板の全周にわたって連続的に撮像し、
    前記膜検出処理において、前記基板の厚さ方向における前記平坦部と前記膜の縁部との間の距離を前記基板の略全周にわたって求めることを特徴とする請求項12に記載の観察方法。
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