JP5120233B2 - 撮像モジュールの検査装置及び撮像モジュールの検査方法及び電子機器モジュールの製造方法 - Google Patents

撮像モジュールの検査装置及び撮像モジュールの検査方法及び電子機器モジュールの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は撮像モジュールの検査装置に係り、特に携帯端末装置等に実装された撮像モジュールの携帯端末装置の筐体に対する実装ずれ角度を検出する撮像モジュールの検査装置に関する。
近年、携帯電話機に代表されるような携帯端末機器には、CMOSカメラモジュールやCCDカメラモジュール等の撮像モジュールを組み込んだものが提供されている。この撮像モジュールは、使用時の正確な撮像処理が求められるため、ずれなく正しい位置・姿勢で携帯端末機器の筐体へ実装する必要がある。このため、撮像モジュールの実装後に、撮像モジュールが適正に実装されたかどうかの検査が行われる(特許文献1参照)。
この検査の一つとして、筐体に対する撮像モジュールの実装ずれ角θの検査がある。この実装ずれ角θについて、図1を用いて説明する。図1は、携帯端末装置を示す正面図である。同図に示す携帯端末装置は、筐体2にCMOSカメラモジュール等の撮像モジュール3を実装した例を示しており、また撮像モジュール3の実装ずれが発生した状態を示している。
いま、撮像モジュール3の光軸に対して直交するX座標軸5及びY座標軸6を想定すると、このY座標軸6が筐体2の基準線4と一致していないと、撮像モジュール3により撮影した撮影画像に傾きが発生してしまう。この基準線4は撮像モジュール3のずれ検出を行う基準となる線であり、撮像モジュール3が適性にずれなく筐体2に実装された場合、撮像モジュール3の光軸が一致する線である。この基準線4としては、例えば筐体2の慣性主軸を用いることができる。
図1に示す例では、撮像モジュール3が撮像モジュール3の基準線4に対して角度θだけずれている(このずれ角度θを実装ずれ角θという)。撮像モジュール3の実装ずれ検査では、この実装ずれ角θの有無が検査される。
図2は、この撮像モジュール3の実装ずれ検査に用いられる、従来の一例である実装ずれ検査装置10(以下、単に検査装置10という)を示している。この検査装置10は、支持台11、固定治具12、検査チャート13、撮像制御装置15、及びパーソナルコンピュータ16等により構成されている。
携帯端末装置1は、支持台11の天板11aに配設された固定治具12に装着される。支持台11の天板11aは透明なガラス板であり、装着された状態において携帯端末装置1の撮像モジュール3はガラス板を介して下方を撮像可能な状態となる。
また、携帯端末装置1と対向する支持台11の下面には、検査チャート13が配設される。この検査チャート13は、実装ずれ角θの検査を行うためのマーク14が形成されている。更に、携帯端末装置1は、撮像制御装置15を介してパーソナルコンピュータ16に接続されている。撮像モジュール3で撮像された画像信号は、撮像制御装置15において画像処理された上で、パーソナルコンピュータ16に送られる。
図3(A)は、図1に示したような実装ずれ角θが発生している携帯端末装置1における、撮像モジュール3が撮影した検査チャート13の画像である。撮像モジュール3の実装ずれが発生していない場合は、一対のマーク14を結ぶ線分18と、一方のマーク14を通り撮影画像17のY座標軸と平行な線分(基準線4という)は一致する。しかしながら、実装ずれが発生していると、一対のマーク14を結ぶ線分18と基準線4はずれ、図3(B)に示すように、線分18と基準線4との間に角度θが発生する。この角度θを実装ずれ角θという。従来では、このようにしてマーク14を撮像モジュール3で撮像することにより、実装ずれ角θを求めることが行われていた。
特開平08−261955号公報
しかしながら、従来の検査装置10では、撮像モジュール3と筐体3とのずれを検査チャート13を用いて間接的に検査する手法であった。このため、実装ずれ角θには図4(A)に示すように携帯端末装置を固定治具12に装着するときに発生するずれ角度α、及び図4(B)に示すように検査チャート13を支持台11に固定する際に発生するずれ角度βが含まれてしまい、これにより計測誤差が大きくなってしまうという問題点があった。
また、携帯端末装置1に発生する実装ずれ角度θは、携帯端末装置1の形状の違いや製造ラインの違いによりその発生量が異なる。このため、同一の検査基準を設けるためには、携帯端末装置1の段換えや製造ラインごとに検査装置10を調整しなければならないという問題点も生じる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、調整処理を行うことなく高精度の実装ずれ角の検出を行うことができる撮像モジュールの検査装置を提供することを目的とする。
上記の課題は、本発明の第1の観点からは、
筐体に実装された撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを検出する撮像モジュールの検査装置において、
前記撮像モジュールと対向配置された鏡部材と、
前記筐体を照明する照明装置と、
前記撮像モジュールに接続されており、前記画像モジュールにより撮影された前記鏡部材に映った前記筐体の撮影画像に基づき、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを検出する実装ずれ検出手段とを有する撮像モジュールの検査装置により解決することができる。
また上記の課題は、本発明の第2の観点からは、
筐体に実装された撮像モジュールと対向配置された鏡部材と、
前記撮像モジュールに接続されており、前記画像モジュールにより撮影された前記鏡部材に映った前記筐体の撮影画像に基づき、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを検出する実装ずれ検出手段とを有し、
前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを検出する検査装置を用いた撮像モジュールの検査方法であって、
前記画像モジュールにより撮影された前記鏡部材に映った前記筐体の撮影画像を二値化処理し二値化画像を生成するステップと、
前記二値化画像に基づき、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを求める基準となる基準軸を求めるステップと、
前記基準軸と画像の座標軸に基づき、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを求めるステップとを有する撮像モジュールの検査方法により解決することができる。
また上記の課題は、本発明の第3の観点からは、
筐体に撮像モジュールが実装された電子機器モジュールを製造する際、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを検出する実装ずれ検出工程を含む電子機器モジュールの製造方法において、
前記実装ずれ検出工程は、
筐体に実装された撮像モジュールと対向配置された鏡部材と、前記画像モジュールにより撮影された前記鏡部材に映った前記筐体の撮影画像に基づき前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを検出する実装ずれ検出手段とを有し、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを検出する検査装置を用いると共に、
前記画像モジュールにより撮影された前記鏡部材に映った前記筐体の撮影画像を二値化処理し二値化画像を生成するステップと、
前記二値化画像に基づき、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを求める基準となる基準軸を求めるステップと、
前記基準軸と画像の座標軸に基づき、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを求めるステップとを有する電子機器モジュールの製造方法により解決することができる。
本発明によれば、調整処理を行うことなく高精度の実装ずれの検出を行うことが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。
図5は、本発明の第1実施例である検査装置20Aの構成図である。検査装置20Aは、図1に示したような撮像モジュール3を有する電子機器モジュールに対し、筐体2に対する撮像モジュール3の実装ずれを検出する装置である。以下の説明では、撮像モジュール3を有する電子機器モジュールとして、携帯端末装置1を例に挙げて説明するものとする。
検査装置20Aは、支持台21、透明固定治具22、反射防止板23、ガラス板24、ハーフミラー25、ライトボックス26、撮像制御装置27、及びパーソナルコンピュータ28等を有している。
支持台21はフレーム構造を有し、反射防止板23、透明固定治具22、ガラス板24、ハーフミラー25、及びライトボックス26等が配設される。反射防止板23は、支持台21の最上部に配設されている。この反射防止板23としては、アクリル板等の樹脂板に反射防止加工を施したものや、また樹脂板に反射防止膜を貼着したもの等を用いることができる(以下、反射防止加工或いは反射防止膜を配設することを、反射防止処理という)。この反射防止板23は、反射防止面が内側(後述するガラス板24と対向する側)に位置するよう支持台21に配設される。
ガラス板24は透明板であり、上記した反射防止板23と後述するハーフミラー25との間に位置するよう支持台21に配設される。このガラス板24上には、透明固定治具22が配設されている。被検査体となる携帯端末装置1は、この透明固定治具22に装着される。
透明固定治具22は透明な樹脂材或いはガラス材からなり、内部に携帯端末装置1が装着される装着空間が形成されている。携帯端末装置1は、この装着空間内に挿入されることにより透明固定治具22に装着される。これにより、携帯端末装置1はガラス板24上に保持された状態となる。
この装着の際、携帯端末装置1は撮像モジュール3がガラス板24側になるよう透明固定治具22に装着される。よって、撮像モジュール3は、透明なガラス板24を介してガラス板24の下方を撮像することが可能となる。
ハーフミラー25は、本実施例では平板状のハーフミラーを用いている。このハーフミラー25は、ガラス板24の下方に位置するよう支持台21に配設されている。また、ハーフミラー25の貸す部には、光源となるライトボックス26が配設されている。ハーフミラー25は、ガラス板24と平行となるよう支持台21に配設されている。また、ライトボックス26は、照射する照明光がハーフミラー25に入射されるよう構成されている。
ハーフミラー25は、入射される光の半分を反射し、残る半分を透過させる特性を有する。よって、ライトボックス26から照射される照明光はハーフミラー25を透過して携帯端末装置1に照射され、またガラス板24上に装着された携帯端末装置1(筐体2)はハーフミラー25に鏡像として映し出される。
一方、携帯端末装置1に設けられた撮像モジュール3は、撮像制御装置27を介してパーソナルコンピュータ28に接続されている。撮像モジュール3で撮像された撮像信号は、撮像制御装置27で画像形成され、この画像データはパーソナルコンピュータ16に送信される。パーソナルコンピュータ16では、後述するずれ検出処理が実施される。
続いて、上記構成とされた検査装置20Aを用いた撮像モジュール3の実装ずれ検査の原理及び検査方法について説明する。
図6及び図7は、撮像モジュール3の実装ずれ検査の原理を説明するための図である。図6は筐体2に対して撮像モジュール3の実装ずれが発生していない場合を示しており、また図7は筐体2に対して撮像モジュール3の実装ずれが発生している場合を示している。尚、図6及び図7において、(A)は携帯端末装置1の正面図、(B)は撮像モジュール3による撮像時の光線束を模式的に示す斜視図、(C)はパーソナルコンピュータ16のディスプレイに表示される撮影画像31を示す図である。
先ず、本実施例に係る検査装置20Aにおいて、撮像モジュール3により撮像される撮影画像について説明する。検査装置20Aはガラス板24とハーフミラー25が平行であり、また撮像モジュール3の光軸がガラス板24に対して垂直となるよう透明固定治具22に取り付けられる。このため、撮像モジュール3の光軸はハーフミラー面に対しても垂直となる。このため、撮像モジュール3はハーフミラー25に映し出された検査対象である筐体2(携帯端末装置1)自身の表面を撮影する。即ち、撮像モジュール3は、ハーフミラー25に写った自らの筐体2(携帯端末装置1)の鏡像を撮像する。
この際、ハーフミラー25の撮像モジュール3と対向する側と反対側にはライトボックス26が配設されており、このライトボックス26から照射された照明光はハーフミラー25を透過して筐体2に照射される。よって、撮像モジュール3は、筐体2を鮮明に撮像することができる。また、透明固定治具22は透明であるため、携帯端末装置1を透明固定治具22に装着しても、その外周輪郭をハーフミラー25に明瞭に映し出すことができる。
また、前記のようにライトボックス26から照射された照明光は、ハーフミラー25を透過して携帯端末装置1に照射されるが、携帯端末装置1に照射されなかった照明光はガラス板24を透過して反射防止板23に至る。前記のように、反射防止板23の内側面には反射防止処理がされているため、反射防止板23に到達した照明光は反射されることはない。このため、撮像モジュール3でハーフミラー25を撮影した場合、携帯端末装置1の鏡像は明るい画像として撮像される一方、その外周で反射防止板23が撮像される部分は反射防止板23により反射が防止されるため暗い画像となる(図6(C)及び図7(C)参照)。
次に、上記のように撮像される撮像モジュール3の実装ずれが発生していない場合、及び撮像モジュール3の実装ずれが発生している場合における撮影画像31について説明する。
筐体2に実装される撮像モジュール3は、図6(A)に示すように、その光軸を中心として直交するX座標軸5及びY座標軸6を設定することができる。この撮像モジュール3に設定されるX座標軸5及びY座標軸6は、撮像モジュール3により撮影された撮影画像31においても、図6(C)に示すように直交するX座標軸5及びY座標軸6として設定される。
また、筐体2に対する撮像モジュール3の実装ずれを検出するためには、筐体2の位置を求めるための基準線が必要となる。本実施例では、この基準線として慣性主軸を用いている。また本実施例では3本の慣性主軸の内、筐体2の長手方向に延在するものを基準線としている(以下、この基準線となる慣性主軸を慣性主軸30と示す)。また、本実施例の慣性主軸30は、説明の便宜上、撮像モジュール3の光軸と交差するものとする。
ここで、筐体2に対して撮像モジュール3の実装ずれがない場合について説明する。
図6(A)に示すように、撮像モジュール3の実装ずれが発生していない場合、撮像モジュール3のY座標軸6と、筐体2の慣性主軸30は一致した状態となっている(以下、この状態を適正状態という)。このような実装ずれが発生していない携帯端末装置1を検査装置20Aに装着し、図6(B)に示すようにしてハーフミラー25に写った筐体2の鏡像を撮像した画像を図6(C)に示す。
図6(C)に示された撮影画像31は撮像モジュール3により撮影された画像である。このため、この撮影画像31のX座標軸とY座標軸は、図6(A)に示した撮像モジュール3のX座標軸5及びY座標軸6と一致する。また、実装ずれが発生していない場合、前記のように筐体2の慣性主軸30と撮像モジュール3のY座標軸6は一致しているため、撮影画像31に表示される筐体2の画像はY座標軸6に対し傾きが発生していない画像となる。
次に、筐体2に対して撮像モジュール3の実装ずれが発生している場合について説明する。
図7(A)に示す例では、慣性主軸30に対して撮像モジュール3が適正状態から図中θで示す角度(以下、実装ずれ角度θという)だけずれた状態を示している。この実装ずれが発生している場合、慣性主軸30に対してY座標軸6は実装ずれ角度θだけ傾いた状態となっている。このような実装ずれが発生している携帯端末装置1を検査装置20Aに装着し、図7(B)に示すようにしてハーフミラー25に写った筐体2の鏡像を撮像した画像を図7(C)に示す。
図7(C)に示された撮影画像31は、撮像モジュール3により撮影された画像である。このため、この撮影画像31のX方向とY方向は、図7(A)に示した撮像モジュール3のX座標軸5及びY座標軸6と一致する。しかしながら、実装ずれが発生している場合は、筐体2の慣性主軸30と撮像モジュール3のY座標軸6はずれているため、撮影画像31に表示される筐体2の画像はY座標軸6に対し傾いた画像となる。この傾き角度は、図7(A)に示した慣性主軸30とY座標軸6との角度差である実装ずれ角度θと等しい角度となる。よって、撮影画像31上の筐体2の傾き角度を算出することで、撮像モジュール3と筐体2との実装ずれ角度θを直接的に算出することが可能となる。
続いて、上記した原理に基づいた具体的な撮像モジュール3の検査方法について説明する。この撮像モジュール3の検査方法は、携帯端末装置1(電子機器モジュール)の製造工程の一つとして実施されるものである。
図8は、撮像モジュール3の検査方法を検査手順に沿って示している。尚、図8(A)は検査方法の各工程を示し、図8(B)はこの各工程を実施したときにパーソナルコンピュータ16のディスプレイに表示される撮影画像31を示している。
撮像モジュール3の筐体2に対する実装ずれ角度θの発生を検査するには、先ず準備作業として被検査対象となる携帯端末装置1を検査装置20Aに装着し、撮像モジュール3を撮像制御装置27に接続し、更にライトボックス26を起動させて携帯端末装置1を照明する。
準備作業が終了すると、次に携帯端末装置1の撮像モジュール3を用いてハーフミラー25に写っている筐体2の鏡像を撮像する。この撮像モジュール3で撮影された撮像信号は撮像制御装置27に送られて画像が生成され、この画像信号はパーソナルコンピュータ28に送られる。そして、パーソナルコンピュータ28のディスプレイには、撮像モジュール3で撮像された筐体2の撮影画像31が表示される(ステップ10。尚、図ではステップをSと略して示している)。
図8(B)に矢印10Pで示される撮影画像31は、ステップ10の処理によりディスプレイに表示された画像である。同図に示すように、本実施例では筐体2に対して撮像モジュール3の実装ずれが存在し、よって撮影画像31に映し出された筐体2に傾きが発生していたとする。
パーソナルコンピュータ28は、続いてステップ10で得られた画像に対し、二値化処理を実施する(ステップ12)。図8(B)に矢印12Pで示される撮影画像31は、二値化処理が行われた撮影画像31を示している。この二値化処理を行うことにより、筐体2の形状を抽出することができる。
二値化処理が終了すると、パーソナルコンピュータ28は図8(B)に矢印12Pで示される二値化画像に基づき、慣性主軸の計算を行う(ステップ14)。慣性主軸は、慣性主軸を求めようとする物体(本実施例では筐体2)の撮影画面から演算することが可能である(特開平6−273141号公報参照)。慣性主軸が計算されると、図8(B)に矢印14Pで示されるように、撮影画像31中に慣性主軸30が表示される(同図に示す例では、破線で示されている)。
このように慣性主軸30が計算されると、パーソナルコンピュータ28は実装ずれ角度θの演算を行う。この実装ずれ角度θは、図8(B)に矢印16Pで示されるように、撮影画像31のY座標軸(Y方向)に対する慣性主軸30の傾き角度として算出することができる(ステップ16)。
上記のように本実施例に係る検査装置20A及びこれを用いた検査方法は、筐体2(携帯端末装置1)に実装された撮像モジュール3により撮影されたハーフミラー25に映った筐体2自体の撮影画像に基づき、撮像モジュール3の筐体2に対する実装ずれ角度θを検出している。このため、携帯端末装置1の透明固定治具22及びガラス板24への取り付け誤差やハーフミラー25の取り付け誤差が撮影画像31に映し出される筐体2の画像に誤差として影響するようなことはない。
これにより、直接的に実装ずれ角度θの検査が可能となり、従来行われていた検査チャート13等を用いた実装ずれ検出に比べ、高精度の実装ずれ検出を行うことが可能となる。また、治具の違いや携帯端末装置1の形状の違いが不問となるため、段変え時の調整や検査装置間の誤差もなく、常に一定の基準で検査でき、携帯端末装置1の製造品質の向上に貢献することができる。
尚、上記したパーソナルコンピュータ28は請求項に記載の実装ずれ検出手段を構成する。そして、上記した実装ずれ検査方法の内、ステップ12〜16で示す実装ずれ検出処理はプログラムとして格納され、パーソナルコンピュータ28により実行される。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
図9(A)は、本発明の第2実施例である検査装置20Bを示している。また、図9(B)は、検査装置20Bに装着された携帯端末装置1の撮像モジュール3により撮影された撮影画像31を示している。尚、図9において、図1、図5乃至図8に示した構成と対応する構成については同一符号を付して、その説明を省略する。
前記した第1実施例に係る検査装置20Aは、光源となるライトボックス26をハーフミラー25の背面側に配設した構成としていた(図5参照)。よって、ライトボックス26から照射される照明光は、ハーフミラー25を透過して筐体2の撮像モジュール3が配設された側の面を照明する構成とされていた。
これに対して本実施例に係る検査装置20Bでは、照明となる面照明36が筐体2(携帯端末装置1)の撮像モジュール3が実装された面とは反対側面(以下、筐体背面という)と対向するよう配設されている。よって、筐体2は筐体背面が面照明36により照明される。
この面照明36は、支持台35の最上部に配設されている。また、面照明36の下面(筐体2と対向する面)には、拡散板37が配設されている。よって、面照明36で照射される照明光は、拡散板37により錯乱されて均一光となった上で下方に位置する携帯端末装置1向け照射される。
携帯端末装置1は、第1実施例と同様にガラス板38に配設された透明固定治具22に装着される。この際、携帯端末装置1の撮像モジュール3は、ガラス板38を介して下方を撮影するよう装着の向きが設定されている。また、支持台35の最下部には、ミラー39が配設されている。このミラー39は平板状の全反射ミラーであり、このミラー39とガラス板38は平行となるよう配置されている。
このように、本実施例では面照明36が筐体2(携帯端末装置1)のミラー39と対向する側とは反対側に配置されている。このため、面照明36が発生する照明光の内、筐体2の筐体背面に照射された照明光は遮光され、それ以外の照明光がミラー39に至り反射される。よって、ミラー39には筐体2の形状が影として写り、他の部分は面照明36の照明光が反射される。よって、撮像モジュール3により撮影されたミラー39の撮影画像31は、図9(B)に示すように、筐体2の形状が黒く示され(以下、陰影画像40という)、他の部分が明るい画像となる。
よって、この図9(B)に示される撮影画像31に対し、図8(A)に示した慣性主軸計算(ステップ14)及び傾き角度計算(ステップ16)を行うことにより、撮像モジュール3の筐体2に対する実装ずれ角度θを求めることができる。本実施例では、撮影画像31に筐体2の形状に対応した陰影画像40が映し出されるため、二値化処理を円滑かつ正確に行うことができる。よって、慣性主軸30を正確に求めることができ、実装ずれ角度θを高精度に求めることができる。
次に、本発明の第3実施例について説明する。
図10乃至図12は、本発明の第3実施例である検査装置20Cを示している。図10は検査装置20Cの概略構成を示し、図11は検査装置20Cの動作を示し、更に図12は検査装置20Cの動作に伴う撮影画像の変化を示している。尚、図10乃至図12において、図1、図5乃至図8に示した構成と対応する構成については同一符号を付して、その説明を省略する。
本実施例に係る検査装置20Cは、基本構成は第1実施例に係る検査装置20Aと同一であるが、第1実施例では平板状のハーフミラー25を支持台21に固定していたのに対し、本実施例では凹面ハーフミラー42を用いると共にこの凹面ハーフミラー42をライトボックス26と共に図中矢印Z1,Z2方向に移動可能な構成とした点で相違している。
凹面ハーフミラー42とライトボックス26は、一体的な構成とされている。また、ライトボックス26の下部には移動機構43が設けられており、この移動機構43はライトボックス26を矢印Z1,Z2方向に移動させる。よって、図11に示すように、凹面ハーフミラー42はライトボックス26の移動に伴い矢印Z1,Z2方向に移動する。
この際、凹面ハーフミラー42は、撮像モジュール3の光軸と凹面ハーフミラー42の光軸が一致した状態を維持しつつ矢印Z1,Z2方向に移動する。この際、ライトボックス26の外周は支持台21の内壁に案内されるため、上記のように光軸を一致させつつ凹面ハーフミラー42を安定して移動させることができる。
尚、移動機構43の駆動は手動で行っても良く、またパーソナルコンピュータ28(図10乃至図12には図示せず)により自動で移動させる構成としてもよい。
本実施例のようにハーフミラーを凹面ハーフミラー42とすることにより、撮影時の視野を小さくすることが可能となり、検査装置20Cの構成をコンパクトにすることができる。また、凹面ハーフミラー42を携帯端末装置1に対して上下に移動可能な構成とすることにより、図12に示すように撮像モジュール3の撮影倍率の変化が可能となり、また撮像モジュール3の画角調整も可能となる。よって、撮像モジュール3の特性に応じて調整を行うことが可能となり、検査装置20Cの汎用性を高めることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
具体的には、上記した実施例では実装ずれを検出する基準線として慣性主軸30を用いたが、携帯端末装置1の筐体2の傾き検出を行いうる基準となるものであれば、特に慣性主軸30に限定されるものではない。筐体2の表面に特徴的な部位(例えば、背面表示用の液晶画面や施されたデザインの模様等)がある場合、これに基づき基準線を求めることとしてもよい。この基準線の設定の際、撮像モジュール3に実装ずれがない場合は撮像モジュール3のX座標軸5またはY座標軸6と一致し、また撮像モジュール3の光軸と交差する線分を選定することが望ましい。
また、上記した実施例では撮像モジュールが実装する筐体として携帯端末装置をレ二位挙げて説明したが、撮像モジュールが実装される電子機器であれば、他の電子機器(例えば、デジタルカメラ等)に適用することも可能である。
図1は、被検査対象となる携帯端末装置を示す正面図である。 図2は、従来の一例である検査装置の概略構成を示す斜視図である。 図3は、従来の一例である検査装置における実装ずれ角の求め方を説明するための図である。 図4は、従来の検査装置の問題点を説明するための図である。 図5は、本発明の第1実施例である検査装置の概略構成を示す斜視図である。 図6は実装ずれが発生していない状態を説明するための図であり、(A)は携帯端末装置の正面図、(B)は光路を示す斜視図、(C)は撮影画像を示す図である。 図7は実装ずれが発生している状態を説明するための図であり、(A)は携帯端末装置の正面図、(B)は光路を示す斜視図、(C)は撮影画像を示す図である。 図8は実装ずれ角度を求める処理を説明するための図であり、(A)は実装ずれ角度を求めるフローチャートであり、(B)は各処理を実施したときの撮影画像を示す図である。 図9(A)は本発明の第2実施例である検査装置の概略構成を示す断面図であり、図9(B)は第2実施例である検査装置の撮影画像を示す図である。 図10は、本発明の第3実施例である検査装置の概略構成を示す断面図である。 図11は、本発明の第3実施例である検査装置の動作を説明するための図である。 図12は、本発明の第3実施例である検査装置の動作に伴う撮影画像の変化を示す図である。
符号の説明
1 携帯端末装置
2 筐体
3 撮像モジュール
5 X座標軸
6 Y座標軸
20A〜20C 検査装置
21,35 支持台
22 透明固定治具
23 反射防止板
24,38 ガラス板
25 ハーフミラー
26 ライトボックス
27 撮像制御装置
28 パーソナルコンピュータ
30 慣性主軸
31 撮影画像
32 撮像視野
33 二値化画像
36 面照明
37 拡散板
39 ミラー
40 陰影画像
42 凹面ハーフミラー
θ:実装ずれ角度

Claims (9)

  1. 筐体に実装された撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを検出する撮像モジュールの検査装置において、
    前記撮像モジュールと対向配置された鏡部材と、
    前記撮像モジュールに接続されており、前記画像モジュールにより撮影された前記鏡部材に映った前記筐体の撮影画像に基づき、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを検出する実装ずれ検出手段と
    を有する撮像モジュールの検査装置。
  2. 実装ずれ検出手段は、
    前記撮影画像に表示された前記筐体の慣性主軸を求め、前記撮影画像の座標軸に対する前記慣性主軸の傾きに基づき前記実装ずれを検出する請求項1記載の撮像モジュールの検査装置。
  3. 前記鏡部材をハーフミラーとし、
    前記筐体を照明する前記照明装置を該ハーフミラーの前記筐体と対向する面とは反対側の面と対向するよう配置し、
    前記照明装置の発生する照明光が、該ハーフミラーを透過して前記筐体に照射される請求項1または2に記載の撮像モジュールの検査装置。
  4. 前記鏡部材は凹面鏡である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像モジュールの検査装置。
  5. 前記鏡部材を全反射ミラーとし、
    前記筐体を照明する前記照明装置を該筐体の前記全反射ミラーと対向する側とは反対側に配置し、
    前記照明装置の発生する照明光が前記筐体の前記撮像モジュールの実装面と反対側面に照射され、前記撮像モジュールは前記全反射ミラーに写った前記筐体の影を撮影する請求項1に記載の撮像モジュールの検査装置。
  6. 筐体に実装された撮像モジュールと対向配置された鏡部材と、
    前記撮像モジュールに接続されており、前記画像モジュールにより撮影された前記鏡部材に映った前記筐体の撮影画像に基づき、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを検出する実装ずれ検出手段とを有し、
    前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを検出する検査装置を用いた撮像モジュールの検査方法であって、
    前記画像モジュールにより撮影された前記鏡部材に映った前記筐体の撮影画像を二値化処理し二値化画像を生成するステップと、
    前記二値化画像に基づき、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを求める基準となる基準軸を求めるステップと、
    前記基準軸と画像の座標軸に基づき、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを求めるステップとを有する撮像モジュールの検査方法。
  7. 前記基準軸を求めるステップでは、前記基準軸として慣性主軸を求める請求項6記載の撮像モジュールの検査方法。
  8. 筐体に撮像モジュールが実装された電子機器モジュールを製造する際、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを検出する実装ずれ検出工程を含む電子機器モジュールの製造方法において、
    前記実装ずれ検出工程は、
    筐体に実装された撮像モジュールと対向配置された鏡部材と、前記画像モジュールにより撮影された前記鏡部材に映った前記筐体の撮影画像に基づき前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを検出する実装ずれ検出手段とを有し、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを検出する検査装置を用いると共に、
    前記画像モジュールにより撮影された前記鏡部材に映った前記筐体の撮影画像を二値化処理し二値化画像を生成するステップと、
    前記二値化画像に基づき、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを求める基準となる基準軸を求めるステップと、
    前記基準軸と画像の座標軸に基づき、前記撮像モジュールの前記筐体に対する実装ずれを求めるステップとを有する電子機器モジュールの製造方法。
  9. 前記基準軸を求めるステップでは、前記基準軸として慣性主軸を求める請求項8記載の電子機器モジュールの製造方法。
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