JP2002134575A - 基板周縁検査方法、電子基板の製造方法および基板周縁検査装置 - Google Patents

基板周縁検査方法、電子基板の製造方法および基板周縁検査装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度でかつ高速に基板の周縁に沿った加工
膜下地面の露出幅を測定することが可能な基板周縁検査
方法を提供する。 【解決手段】 基板1上に形成された加工膜2の周縁か
ら、基板1の周縁に沿って露出している下地面1aの露
出幅を測定する基板周縁検査方法であって、基板1の周
縁と加工膜2の周縁とを含む基板1の周縁部分に測定領
域Axを設定し、この測定領域Axの画像データを取り
込む。画像データ内において基板1の周縁に対して垂直
な仮想線Lx上に配列された各画素の輝度を検出し、輝
度の変化が所定値よりも大きい2箇所の変化点を抽出す
る。画像データを取り込む工程では、先ず基板1の周縁
において基点5となる部分を探し出し、次いで基板5の
周縁に沿って基点5から所定距離だけ離れた測定領域A
xの画像データを取り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板周縁検査方
法、電子基板の製造方法および基板周縁検査装置に関
し、特には高精度な成膜処理やエッチング処理が要求さ
れる電子基板の製造において、基板周縁部における加工
膜からの下地面の露出幅を精度良く検知するための検査
方法、この検査方法が適用される電子基板の製造方法お
よびこの検査方法を行うための基板周縁検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化にともな
い、デバイス構造のさらなる複雑化が進行している。特
に、DRAM混載LogicのようなシステムLSIを
シリコンからなる基板上に形成するためには、成膜、リ
ソグラフィー、ドライエッチング等の工程が数多く行わ
れ、数100工程ものプロセスが複雑に絡み合ってい
る。
【0003】ところで、複数の工程を経た後の基板の周
縁部分は、例えば基板上に成膜された絶縁膜や導電膜等
の加工膜の端部がめくれ上がっていたり、これらの加工
膜の一部が離脱しかけていたりと非常に不安定な状態に
あり、発塵源の一つとなっている。そこで、半導体ウエ
ハ等の電子基板の製造においては、このような発塵源を
除去するために、基板の周縁に沿って加工膜の周縁部分
をエッチング除去する工程を行うことが考えられてい
る。
【0004】また、半導体装置における素子構造の微細
化が進行し、デザインルールが0.13μm世代以降に
なると、半導体装置の高機能化を実現するためにCu
(銅)、Ru(ルテニウム)、Ta(タンタル)等の異
種金属の採用が予定されており、これらの金属による汚
染が懸念されている。そのなかでも、特にCuによる汚
染がデバイス特性に悪影響を与えることが知られてお
り、Cuの汚染濃度が10 15 atoms/cm3になる
と、接合リークの発生、n+ゲート耐圧、サブスレッシ
ョルド・スイング値(いわゆるS値)さらにはしきい電
圧の変動など、半導体装置の特性に劣化が生じる。
【0005】このため、Cu膜を成膜した後には、基板
の裏面からCuを除去するための洗浄を加えたり、基板
の周縁部分やベベル部分のCu膜をウェットエッチング
により除去することが一般的に行われつつある。
【0006】以上説明したような加工膜の周縁部分のウ
ェットエッチングによる除去は、多くの場合枚葉式のウ
ェットエッチング装置を用いて実現されつつある。しか
し、半導体装置の製造工程にこのようなプロセスを導入
するにあたっては、歩留まりを確保するために基板の理
収領域内(例えば半導体ウエハにおいてはチップ領域
内)よりも外周にエッチングを留める必要があり、かつ
確実に汚染源となる加工膜の周縁部分を除去するために
基板の周縁から所定幅以上の加工膜を除去する必要があ
り、基板の全周に亘るエッチング除去幅の均一性、さら
には複数のウエハに対するエッチング除去幅の均一性が
求められる。
【0007】このため、本プロセスの評価においては、
ウェットエッチングによって除去された加工膜の幅を基
板の全周に亘って測定し、この測定値に基づいてプロセ
スの検討を行う必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら現状にお
いては、このような基板周縁部における加工膜の除去幅
等の下地面の露出幅を測定する技術はなく、例えばノギ
ス等の測定治具を用いることによって、基板上において
直接または顕微鏡写真上において手作業で測定を行って
いる。
【0009】このような手作業による測定では、下地面
の露出幅の測定精度、さらには基板における測定位置精
度を得ることが非常に困難であり、このよう測定結果か
らエッチング除去幅の均一性を議論することは難しい状
況にある。しかも、手作業による測定であるため有る程
度の時間を要し、基板の大口径化に伴い測定に要する時
間が増大すると、この測定工程は非常に手間の掛かる作
業工程となる。
【0010】そこで本発明は、高精度でかつ高速に基板
の周縁に沿った加工膜下地面の露出幅を測定することが
可能な基板周縁検査方法を提供し、またこの基板周縁検
査方法を用いることで基板の周縁における加工膜下地面
の露出幅を精度良く均一化できる電子基板製造方法を提
供し、さらにはこの基板周縁検査方法を実現する基板周
縁検査装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本発明の基板周縁検査方法は、基板上に形成さ
れた加工膜の周縁から、当該基板の周縁に沿って露出し
ている下地面の露出幅を測定する基板周縁検査方法であ
り、次のように行うことを特徴としている。先ず、基板
の周縁と加工膜の周縁とを含む基板の周縁部分に測定領
域を設定し、この測定領域の画像データを取り込む。次
に、この画像データ内において基板の周縁に対して垂直
な仮想線上に配列された各画素の輝度を検出し、当該輝
度の変化が所定値よりも大きい2箇所を抽出する。そし
て、これらの2箇所の間隔を仮想線上における下地面の
露出幅として求める。
【0012】このような基板周縁検査方法では、基板の
周縁を含む測定領域の画像データを取り込むが、この画
像データにおいては、表面材料の相違によって各画素の
輝度に差を生じさせることができる。このため、この仮
想線上に配列された画素間の輝度変化が所定値よりも大
きい2箇所を抽出することで、基板の外周と下地面との
境界部及び下地面と加工膜との境界部とが抽出されるこ
とになり、下地面の露出幅を得ることができる。また、
画像データ上において、基板の周縁に垂直な仮想線状に
おいて上記の2箇所を抽出していることから、基板の周
縁に沿って露出している下地面の幅方向にこの仮想線が
設定され、常に一定の方向での測定が行われることにな
る。したがって、画像データの処理によって基板の周縁
に沿った下地面の露出幅が高精度に求められるようにな
るのである。
【0013】またこの検査方法では、先ず、基板の周縁
において基点となる部分を探し出し、次いでこの周縁に
沿って当該基点から所定距離だけ離れた測定領域の画像
データを取り込むようにしても良い。このようにするこ
とによって、常に一定の位置において加工膜下地面の露
出幅が求められるようになり、基板間における測定位置
精度を得ることができる。
【0014】また、本発明の電子基板の製造方法は、基
板表面を覆う状態で加工膜を形成した後、上述の検査方
法によって加工膜下地面の露出幅を求め、次いでこの露
出幅が所期の目的幅と一致するように加工膜の形成条件
を調整することを特徴としている。
【0015】このような製造方法では、上述の検査方法
と同様にして加工膜下地面の露出幅を求め、この露出幅
を所期の目的幅に一致させるように加工膜の形成条件を
調整していることから、精度の高い測定結果に基づいて
加工膜の形成条件が調整されることになる。したがっ
て、加工膜下地面の露出幅を目的幅に一致させるような
加工膜の形成条件をより的確に得ることが可能になる。
【0016】さらに本発明の基板周縁検査装置は、基板
上に形成された加工膜の周縁から、当該基板の周縁に沿
って露出している下地面の露出幅を測定するための基板
周縁検査装置であり、基板を載置するステージと、この
ステージ上に載置された基板の周縁と加工膜の周縁とを
含む当該基板の主演部分に測定領域を設定してその画像
データを取り込むカメラと、このカメラから取り込まれ
た画像データを処理する画像処理部とを備えている。画
像処理部は、取り込まれた画像データにおいて基板の周
縁に対して垂直な仮想線上に配列された各画素の輝度を
検出し、当該輝度変化が所定値よりも大きい2箇所を抽
出してこの間隔を露出幅として求める。またさらに、基
板の周縁部に設定された基点から当該基板の周縁に沿っ
て所定距離だけ離れた測定領域の画像データが取り込ま
れるようにステージまたはカメラを移動させるコントロ
ーラを備えている。
【0017】このような基板周縁検査装置では、カメラ
から取り込まれた画像データに基づいて、上述した基板
周縁検査方法と同様の手順で加工膜下地の露出幅を求め
る画像処理部を備えたことによって、基板周縁部におけ
る加工膜下地の露出幅の測定を高精度にかつ自動的に行
うことができる。しかも、コントローラによって、所定
の測定領域の画像データが取り込まれるようにステージ
またはカメラが移動するため、測定位置精度を得ること
が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。ここでは、半導体ウエハの
ような電子基板の製造において、基板表面を覆う状態で
成膜された加工膜の周縁部を所定の目的幅で除去する工
程に本発明の電子基板の製造方法と基板周縁検査方法を
適用した実施の形態を説明する。尚、本発明は、半導体
ウエハ(半導体装置基板)の製造への適用に限定される
ものではなく、磁性体基板、誘電体基板、金属基板、プ
ラスチック基板等の様々な基板を用い、その表面の加工
を行うことによって得られる電子基板の製造(例えば液
晶基板の製造など)に広く適用されることは言うまでも
ない。
【0019】先ず、図1に示すように、基板1の表面側
に例えばCVD法のような成膜法によって加工膜2を成
膜する。ここでは例えばシリコンからなる基板1の表面
に、熱酸化法によって酸化シリコンからなる加工膜2を
成膜する。
【0020】次いで、基板1の周縁に沿って加工膜2の
周縁部分を所定の目的幅で除去する、すなわち基板1の
周縁に沿って加工膜2の下地面1a(ここではシリコン
面)を所期の目的幅Dで露出させるのである。
【0021】ここでは例えば、図2に示すように、加工
膜2が成膜された面(表面側)を下方に向け、裏面側を
上方に向けた状態で基板1を回転保持し、基板1の表面
の中心位置に対して窒素ガスなどの不活性ガス3を吹き
付けながら、基板1の裏面の中心位置にエッチング液4
としてフッ酸(HF)を供給する。これによって、基板
1の表面側を不活性ガス3で保護しつつ、裏面側をエッ
チング液4で覆うと共に基板1の表面側の周縁部にエッ
チング液4を回り込ませ、基板1の周縁部における加工
膜2をエッチング除去する。この際、エッチング液4の
供給量、基板1の回転数、不活性ガス3の供給量等のエ
ッチング条件を調整することで、加工膜2の除去幅、す
なわち加工膜2の下地面1aの露出幅dを目的幅Dに一
致させるようにする。
【0022】次に、このようにして加工膜2の周縁部分
が除去された基板1において、加工膜2の下地面1aの
露出幅dを測定する。図3は、この露出幅dの測定方
法、すなわち基板周縁検査方法の一例を示すフローチャ
ートであり、図4はこの方法をさらに詳しく説明するた
めの図である。以下に、これら図に基づいて基板周縁検
査方法の手順の一例を説明する。
【0023】先ず、ステップS11では、基板1の周縁
において基点5となる部分をサーチする。ここでは、例
えば基板1に形成されたノッチを基点5とする。尚、こ
の基点5は、各基板1に共通の位置を示すものであれば
ノッチに限定されることはなく、基板1にオリフラが設
けられている場合には、このオリフラの一端部または中
央部等を基点としても良い。
【0024】次に、ステップS12では、基板1の周縁
に沿って、この基点5から所定距離だけ離れた周縁部分
に第1測定領域A1を設定する。ここでは、半導体ウエ
ハを基板1としているため、例えば、基点5と基板1の
中心Oとを結ぶ直線L0を右回りに所定角度θ1だけ回
転させた仮想線L1を設定する。そして、この仮想線L
1上における基板1の周縁上の点を第1測定点P1と
し、この第1測定点P1およびこの周辺の加工膜2の周
縁を含む領域を第1測定領域A1として設定する。
【0025】次に、ステップS13では、第1測定領域
A1の画像データを取り込む。この際、画像データを取
り込む領域(すなわち第1測定領域A1)は、例えば基
板1が直径200mmのウエハ基板である場合、水平方
向14.7mm×垂直方向11.0mmに設定する。
【0026】また、画像データを構成する各画素の輝度
が、加工膜2部分と下地面1a部分との間、及び下地面
1a部分と基板1の外周部分との間で有意的な差が生じ
るように、画像データを得るための一次光源を調整する
こととする。
【0027】具体的には、加工膜2とその下地面1a部
分との材質によって、画像データを構成する各画素の輝
度に差が生じやすいように、またはその差が大きくなり
すぎることのないように、画像データが光学画像であれ
ば一次光源として同軸照明、遮光照明を選択してその光
量を調整し、また画像データが二次電子像や反射電子像
であれば一時光源である電子線の絞りを調整することと
する。
【0028】次いで、ステップS14では、第1測定領
域A1の画像データにおいて、基板1の周縁に対して垂
直な仮想線(すなわち基点5と基板1の中心Oとを結ぶ
直線L0を右回りに所定角度θ1だけ回転させた仮想
線)L1上に配列された各画素の輝度を検出し、この輝
度から仮想線L1上の各画素における輝度変化が所定値
よりも大きい2箇所を抽出する。
【0029】ここで、図5には、基板1周縁部分におけ
る仮想線L1部分での断面図を示す。この断面図に示す
ように、基板1の周縁に沿ってエッチング除去された加
工膜2の周縁部分は、その膜厚が徐々に薄くなってい
る。また基板1の周縁部分は、周縁に向かって丸みを持
ったベベル面として形成されている。
【0030】図6のグラフには、このような基板1の外
周部分から中心に向かっての、仮想線L1上における各
画素の輝度の一例を示す。このグラフに示すように、基
板1の外周と、基板1すなわち下地面1a上と、加工膜
2上とでは各画素の輝度に差が生じ、これらの材料の境
界部分においては輝度が有意差を持って変化する。これ
は、ステップS13で画像データを取り込む際、基板1
の外周部分と下地面1a部分との間、及び下地面1a部
分と加工膜2部分との間で有意的な差が生じるように、
画像データを得るための一次光源を調整しているためで
ある。そこで、輝度変化が所定値よりも大きい2箇所の
変化点p11,p12を抽出することで、これらの境界
部分を探し出す。
【0031】ただし、図5に示したように、基板1の周
縁部分の傾斜や加工膜2の周縁部分の傾斜が緩やかであ
る等の理由で、この輝度変化も緩やかである場合もある
ため、予め閾値th1,th2を設定し、この閾値th
1,th2に達した点を変化点p11,p12としても
良い。
【0032】また、この際、各画素の輝度をデジタル処
理する方法として、例えば8ビットのグレイ・コードを
用いた処理を行うこととする。そして、変化点p11,
p12の抽出は、基板1の中心側または外周側から行
う。またこの抽出を高速化するために、仮想線L1の両
端側から輝度の変化点をサーチしても良い。これによっ
て、この変化点p11,p12の抽出速度が1/2程度
に削減される。
【0033】以上の後、図3に示すステップS15で
は、抽出された2箇所の変化点p11,p12の間隔
を、第1測定点P1を通る仮想線L1上における下地面
1aの露出幅dとして求める。この際、例えば、変化点
p11,p12間の画素数と画素サイズとからこの露出
幅dを求めることとする。
【0034】以上、ステップS14、S15において
は、仮想線L1上においてのみ露出幅dを求めるように
した。しかし、第1測定領域A1の画像データ内におい
て、仮想線L1に対して微少なずれを持った複数の仮想
線Lを想定し、これらの仮想線L上においても上述と同
様にして露出幅をそれぞれ求めても良い。
【0035】以上の後、ステップS16では、次の測定
が有るか否かの判断を行う。そして、次の測定が有ると
判断された場合にはステップS12に戻り、基板1の周
縁に沿って、この基点5から所定距離だけ離れた周縁部
分に第2測定領域A2を設定する。ここでは、基点5と
基板1の中心Oとを結ぶ直線L0を右回りに所定角度θ
2だけ回転させた直線を仮想線L2として設定し、この
仮想線L2上における基板1の周縁上の点を第2測定点
P2とし、この第2測定点P2およびこの周辺の加工膜
2の周縁を含む領域を第2測定領域A2として設定す
る。
【0036】以降、上述したと同様にステップS13〜
ステップS16を繰り返し行い、基板1の周縁に沿った
複数の測定領域A1〜Anにおいて、露出幅dの測定を
行い、測定が全て終了した場合に一連のプロセスを終了
させる。
【0037】以上のようにして各測定領域Ax(x=1
〜n)における露出幅dを求めた後、1枚の基板1に対
する情報として、これらの露出幅dの測定値を各仮想線
Lx(x=1〜n)位置、すなわち基点5と中心Oとを
結ぶ直線L0とのなす角度θx(x=1〜n)に対して
1:1で対応させたCSV形式(Comma Separates Valu
e format)でデータ保存しておく。そして、基板1の全
周に亘る露出幅dの均一性などの統計処理を行う。
【0038】また、各測定領域Axにおいて、各画像デ
ータA1内において、仮想線測定L1に対して微少なず
れを持った複数の仮想線Lを想定し、これらの仮想線L
上においても同様にして露出幅をそれぞれ求めた場合に
は、これらの値も同様にデータ保存しておく。そして、
各測定領域Axについて求められた複数の露出幅dを統
計的に処理して、各測定領域Axに対して1つの露出幅
dを得る。例えば、ある測定領域Axについて求めた複
数の露出幅のうち、最大値と最小値を外して平均値を算
出し、この平均値をその測定領域Axにおける露出幅d
とする。このようにすることで、ノイズや飛び値をリジ
ェクトすることが可能になり、各測定領域Axに対して
得られる露出幅dの信頼性を向上させることができる。
【0039】図7には、以上の手順にて、角度θxを1
5°ずつ変化させた各測定領域Axで測定した露出幅d
のグラフを示す。測定精度は±50μmであり、画像処
理においては1つの測定領域Axに関して0.5秒の処
理時間で露出幅dが得られた。
【0040】次に、このように統計処理されたデータに
基づき、図2を用いて説明した加工膜の周縁部分の除去
工程において、基板1の全周に亘って加工膜2の除去幅
(すなわち下地面1aの露出幅d)が目的幅Dと一致す
るように、不活性ガス3の供給量、エッチング液4の供
給量、基板1の回転数等のエッチング条件を再調整す
る。その後、再調整されたエッチング条件によって加工
膜2の周縁部分のエッチングを行う。
【0041】以上説明した電子基板の製造方法では、基
板周縁における下地面の露出幅dを測定する検査におい
て、画像データの画像処理によってこの露出幅dが求め
られる。この際、この画像データ上において、基板1の
周縁に垂直な仮想線Lxを設定していることから、基板
1の周縁に沿って露出している下地面1aの幅方向にこ
の仮想線Lxが設定されることになる。このため、画像
データの処理によって、基板1の周縁に沿った下地面1
aの露出幅dを高精度にかつ自動的に求めることが可能
になる。
【0042】そして、このような検査方法によって得ら
れた露出幅dを所期の目的幅Dに一致させるように加工
膜の形成条件を調整していることから、精度の高い測定
結果に基づいて加工膜2の形成条件(例えばエッチング
条件)が調整されることになる。このため、加工膜1の
下地面1aの露出幅dを目的幅Dに一致させるような加
工膜1の形成条件をより的確に得ることが可能になる。
したがって、例えば基板1の周縁に沿った加工膜2の除
去幅を高精度に制御したエッチングを行うことが可能に
なり、基板1の理収領域内(例えば半導体ウエハにおい
てはチップ領域内)にエッチングが及ぶことを防止しつ
つも、確実に汚染源となる加工膜1の端縁部分を除去す
ることが可能になる。この結果、半導体装置の歩留まり
の向上を図ることが可能になる。
【0043】尚、上述した実施の形態においては、図3
のフローチャートに示すように、各測定領域Axを設定
する(ステップS12)毎に、画像データの取り込み
(ステップS13)〜露出幅dを得る工程(ステップS
15)までを行い、これを繰り返す手順を説明した。し
かし、本発明の基板周縁検査方法は、図8のフローチャ
ートに示すように、基板の周縁において基点(例えばノ
ッチ)のサーチを行い(ステップS21)、次いで全て
の測定領域Axに関して測定領域Axの設定(ステップ
S22)と画像データの取り込み(ステップS23)を
行った後、各画像データにおいて2箇所の輝度の変化点
を抽出し(ステップS25)、さらに各露出幅dを得る
工程(ステップS26)を行うようにしても良い。
【0044】また、上述した実施の形態においては、電
子基板の製造において、基板1の周縁に沿って所定幅で
加工膜2をエッチング除去する工程に本発明を適用した
方法を説明した。しかし、本発明の電子基板の製造方法
および基板周縁検査方法は、CVD法やPVD法さらに
は回転塗布法やその他の成膜方法によって基板1上に加
工膜2を成膜する工程にも適用可能であり、このような
成膜方法によって形成された加工膜2の周縁における下
地の露出幅を測定し、この測定結果に基づいて成膜条件
を調整することもできる。
【0045】次に、上述した基板周縁検査方法に用いる
基板周縁検査装置の構成を説明する。図9は、基板周縁
検査装置の一例を示す構成図である。この図に示す基板
周縁検査装置は、基板1を載置するステージ21と、ス
テージ21上に載置された基板1の測定領域Ax(x=
1〜n)の画像データを取り込むカメラ23と、カメラ
から取り込まれた画像データを処理する画像処理部25
と、ステージ21を駆動するテーブルコントローラ27
とを備えている。
【0046】ステージ21は、上部に載置された基板1
の表面を水平に保持した状態で回転及びX−Y方向への
移動が自在であり、テーブルコントローラ27によって
その移動が制御される。
【0047】カメラ23は、ステージ21の上方にステ
ージ21側に向けて固定して設けられている。このカメ
ラ23は、図10に示すように、例えば光学系レンズを
備えたCCDカメラ(プログレッシブスキャンカメラ)
23からなり、被写体とCCDカメラ23との間に同軸
照明31と暗視野照明33とが照明用の一次光源として
配置され、明視野と暗視野との両方での画像の取り込み
が行われるように構成されている。
【0048】そして、画像処理部25は、カメラ23か
ら取り込まれた画像データに関して、上述した基板周縁
検査方法において、図3のフローチャートのステップS
14及びステップS15を用いて説明した処理、または
図8のフローチャートのステップS25及びステップS
26を用いて説明した処理を行う。
【0049】また、テーブルコントローラ27は、固定
されたカメラ23の視野内に、上述した基板周縁検査方
法における測定領域が納まるように、ステージ21を駆
動する。この場合、ステージ21上には、ステージ21
の回転中心と基板1の中心とが一致するような所定状態
で基板1が載置されることとする。そして、基板1の周
縁の基点5(ノッチ)をカメラ23の視野の中心付近に
入れた状態から、ステージ21の駆動をスタートさせる
こととする。
【0050】ここで、基板1が半導体ウエハのような円
形基板である場合には、基点5をカメラ23の視野の中
心付近に入れた状態からステージ21を所定の角度だけ
回転させて、測定領域Axがカメラ23の視野と一致す
るかまたは視野内に入るようにする。ただし、円形の基
板の周縁にオリフラのような直線部分が有る場合、この
直線部分においてはステージ21をX−Y方向に所定距
離だけ移動させることとする。
【0051】さらに、基板が矩形基板である場合には、
基点をカメラ23の視野の中心付近に入れた状態からス
テージ21をX−Y方向に所定距離だけ移動させて、測
定領域がカメラ23の視野内に入るようにする。
【0052】また、テーブルコントローラ27とカメラ
23とは連動しており、ステージコントローラ27によ
って所定の測定領域がカメラ23の視野内に納まる位置
にステージ21が駆動された状態で、カメラ23による
画像データの取り込みが行われ、また画像データの取り
込みが終了した後に次の測定領域がカメラ23の視野内
に納まるようにステージ21が駆動されるように構成さ
れていることとする。
【0053】このように構成された基板周縁検査装置で
は、カメラ23から取り込まれた画像データに基づいて
上述した基板周縁検査方法と同様の手順で加工膜の下地
の露出幅を求める画像処理部を備えているため、基板1
の周縁部における加工膜2の下地露出幅dの測定を高精
度にかつ自動的に行うことが可能になる。しかも、基板
1を載置するステージ21を駆動するためのステージコ
ントローラ27が設けられているため、基板1における
複数の所定位置で画像データの取り込みを行うことが可
能になり、測定位置精度の向上を図ることが可能にな
る。
【0054】尚、本実施形態の基板周縁検査装置では、
テーブルコントローラ27を設けたことで、固定された
カメラ23に対してステージ21を移動させる構成とし
た。しかし、基板1の周縁に沿った複数の測定領域Ax
をカメラ23の視野内に順次入れることが可能であれ
ば、固定したステージ21に対してカメラ23を移動さ
せるコントローラを設けた構成、ステージ21及びカメ
ラ2の両方を駆動させるコントローラを設けた構成であ
っても良い。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明の基板周縁検
査方法によれば、画像データの処理によって異なる材料
の境界部を抽出して基板周縁に沿った下地の露出幅を求
めるようにしたことで、高精度でかつ高速に基板の周縁
に沿った下地面の露出幅を求めることが可能になる。ま
た、常に一定の位置において加工膜下地面の露出幅を求
めることができるため、基板間における測定位置精度の
向上を図ることができる。
【0056】そして、このような基板検査方法を行う本
発明の電子基板の製造方法によれば、上述のようにして
高精度に求めた露出幅を所期の目的幅に一致させるよう
に加工膜の形成条件を調整するため、加工膜下地面の露
出幅を目的幅に一致させるような加工膜の形成条件をよ
り的確に得ることが可能になる。したがって、基板の周
縁における加工膜下地面の露出幅を精度良く均一化させ
ることが可能になる。この結果、例えば基板1の理収領
域内(例えば半導体ウエハにおいてはチップ領域内)を
加工膜で確実に覆った状態で、汚染源となる加工膜1の
端縁部分を除去することが可能になる等、電子基板の歩
留まりの向上を図ることが可能になる。
【0057】さらに、本発明の基板周縁検査装置によれ
ば、カメラから取り込まれた画像データに基づいて上述
した基板周縁検査方法と同様の手順で加工膜下地の露出
幅を求める画像処理部を備えたことによって、この露出
幅の測定を高精度にかつ自動的に行うことが可能にな
る。しかも、コントローラによって、所定の測定領域の
画像データが取り込まれるようにステージまたはカメラ
を移動させることができるため、測定位置精度を確保し
つつ複数の画像データの取り込みの高速化を図ることが
可能になる。したがって、上述した本発明の基板周縁検
査方法の高速化と自動化を実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加工膜の周縁部をエッチング除去してなる電子
基板の平面図である。
【図2】電子基板の製造におけるエッチング工程の一例
を説明する図である。
【図3】本発明の電子基板の製造における基板周縁検査
方法を示すフローチャートである。
【図4】基板周縁検査方法を詳細に説明するための図で
ある。
【図5】基板周縁検査方法を詳細に説明するための基板
の要部断面図である。
【図6】基板周縁検査方法を詳細に説明するための仮想
線上画素位置と輝度との関係を示すグラフである。
【図7】基板周縁部における下地面の露出幅を示すグラ
フである。
【図8】本発明の電子基板の製造における基板周縁検査
方法の他の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の基板周縁検査方法を行うための基板周
縁検査装置の構成図である。
【図10】図9の基板周縁検査装置に用いるカメラの構
成図である。
【符号の説明】
1…基板、1a…下地面、2…加工膜、5…基点、21
…ステージ、23…カメラ、25…画像処理部、27…
テーブルコントローラ、31…同軸照明(一次光源)、
33…斜光照明(一次光源)、d…露出幅、Ax(x=
1〜n)…測定領域、L,Lx(x=1〜n)…仮想線
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA22 BB03 CC31 DD03 DD06 FF04 HH16 HH17 JJ26 MM04 QQ28 QQ42 2G051 AA51 AA73 AB02 AB10 BB01 BB03 BB07 CA04 CB01 DA08 EA12 EA14 EA23 EC03 ED22 4M106 AA01 AA20 BA04 CA38 CA50 CA70 DB04 DB07 DB12 DJ02 DJ04 DJ06 DJ07 DJ20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された加工膜の周縁から、
    当該基板の周縁に沿って露出している下地面の露出幅を
    測定する基板周縁検査方法であって、 前記基板の周縁と前記加工膜の周縁とを含む当該基板の
    周縁部分に測定領域を設定し、当該測定領域の画像デー
    タを取り込む工程と、 前記画像データ内において前記基板の周縁に対して垂直
    な仮想線上に配列された各画素の輝度を検出し、当該輝
    度の変化が所定値よりも大きい2箇所を抽出する工程
    と、 前記抽出された2箇所の間隔を前記仮想線上における前
    記露出幅として求める工程とを行うことを特徴とする基
    板周縁検査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板周縁検査方法におい
    て、 前記画像データを取り込む工程では、前記加工膜部分の
    各画素の輝度と前記下地面部分の各画素の輝度との間、
    及び当該下地面部分の各画素の輝度と前記基板の外周部
    分の各画素の輝度との間に差が生じるように当該画像デ
    ータ採取用の一次光源を調整することを特徴とする基板
    周縁検査方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の基板周縁検査方法におい
    て、 前記画像データを取り込む工程では、先ず前記基板の周
    縁において基点となる部分を探し出し、次いで当該基板
    の周縁に沿って当該基点から所定距離だけ離れた測定領
    域の画像データを取り込むことを特徴とする基板周縁検
    査方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の基板周縁検査方法におい
    て、 前記測定領域は、前記基点から異なる距離だけ離れた複
    数箇所に設定されることを特徴とする基板周縁検査方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の基板周縁検査方法におい
    て、 前記画像データ内に複数の前記仮想線を設定し、これら
    の各仮想線上で求めた複数の露出幅を統計的に処理して
    前記測定領域の露出幅とすることを特徴とする基板周縁
    検査方法。
  6. 【請求項6】 基板表面を覆う状態で加工膜を形成する
    工程と、 前記基板の周縁と前記加工膜の周縁とを含む当該基板の
    周縁部分に測定領域を設定し、当該測定領域の画像デー
    タを取り込む工程と、 前記画像データ内において前記基板の周縁に対して垂直
    な仮想線上に配列された各画素の輝度を検出し、当該輝
    度の変化が所定値よりも大きい2箇所を抽出する工程
    と、 前記抽出された2箇所の間隔を当該仮想線上における前
    記加工膜の下地面の露出幅として求める工程と、 前記露出幅が所期の目的幅と一致するように前記加工膜
    の形成条件を調整する工程とを行うことを特徴とする電
    子基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 基板上に形成された加工膜の周縁から、
    当該基板の周縁に沿って露出している下地面の露出幅を
    測定するための基板周縁検査装置であって、前記基板を
    載置するステージと、 前記ステージ上に載置された前記基板の周縁と前記加工
    膜の周縁とを含む当該基板の周縁部分に測定領域を設定
    してその画像データを取り込むカメラと、 前記カメラから取り込まれた前記画像データに基づい
    て、前記画像データ内において前記基板の周縁に対して
    垂直な仮想線上に配列された各画素の輝度を検出し、当
    該輝度の変化が所定値よりも大きい2箇所を抽出してこ
    の間隔を当該仮想線上における前記露出幅として求める
    画像処理部とを備えたことを特徴とする基板周縁検査装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の基板周縁検査装置におい
    て、 前記基板の周縁に設定された基点から当該基板の周縁に
    沿って所定距離だけ離れた測定領域の画像データが取り
    込まれるように前記ステージまたは前記カメラを移動さ
    せるコントローラを備えたことを特徴とする基板周縁検
    査装置。
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