JP4685559B2 - プローブカードと載置台との平行度調整方法及び検査用プログラム記憶媒体並びに検査装置 - Google Patents

プローブカードと載置台との平行度調整方法及び検査用プログラム記憶媒体並びに検査装置 Download PDF

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Description

本発明は、プローブカードとウエハ等の被検査体とを電気的に接触させて被検査体の電気的特性検査を行う際に、プローブカードと載置台との平行度を調整する方法及びこの方法を実行するための検査用プログラム記憶媒体並びに検査装置に関し、更に詳しくは、プローブカードと被検査体と間の平行度を自動的に調整することができるプローブカードと載置台との平行度調整方法及び検査用プログラム記憶媒体並びに検査装置に関するものである。
従来のこの種のプローブ装置は、被検査体(例えば、ウエハ)を搬送するローダ室と、ローダ室に隣接し且つローダ室から受け取ったウエハの電気的特性検査を行うプローバ室と、を備えている。プローバ室は、例えば図9に示すように、被検査体(ウエハ)Wを載置し且つX、Y、Z方向に移動可能な載置台(ウエハチャック)1と、ウエハチャック1の上方に配置されたプローブピン2Aを有するプローブカード2と、プローブカード2を、カードホルダ3を介して着脱可能に保持するカードクランプ機構4と、カードクランプ機構4を介してプローブカード2を支持するインサートリング5と、インサートリング5を支承するヘッドプレート6と、プローブカード2とテストヘッドT側の接続リングRとを電気的に接続するドッキング機構7と、ドッキング機構7を介して接続されたテストヘッドTをヘッドプレート6上で固定するテストヘッドクランプ機構8と、を備えている。テストヘッドTはプローブ装置の側方に装備されたヒンジ機構Hを介して旋回するようになっている。
さて、近年、プローブカード2の開発が進み、プローブカード2とウエハWとの一括接触方式の検査装置への要求が強くなってきている。一括接触方式ではプローブカード2とウエハWの平行度が問題となり、これら両者間の平行度が悪いとプローカードの全プローブピン2AとウエハWとが過不足なく均一な針圧で接触せず、検査の信頼性を損なう虞があり、場合によってはプローブカード2やウエハW等を傷つける虞がある。
そこで、例えば特許文献1〜4においてプローブカードとウエハの平行度を調整する技術が種々提案されている。
特許文献1の技術では、チャックトップ内に圧電素子を挿入し、チャックトップ上段のステージを傾けられるようにし、また、プローブカードを装着したDUTボードを圧電素子あるいはアクチュエータ(回転するネジ等)で傾けられるようにする。また、プローブカードにレーザ光を照射する等してプローブカードの傾きを非接触で検出するようにしている。レーザを使用する場合には、レーザをプローブカードの周縁部に照射してプローブカードの周囲3点以上の高さを測定してプローブカードの傾きを検出している。
特許文献2の技術では、ウエハステージをX方向及びY方向に移動させるX−Y方向駆動手段と、ウエハステージをZ方向に移動させるZ方向駆動手段とが設けられ、X−Y方向駆動手段のX方向駆動部とZ方向駆動手段との間に、傾き調節部が介設されている。そして、この傾き調節部によってウエハステージの水平面に対する傾きを調整するようにしている。ウエハステージの傾きを調整する際、自動焦点式カメラを使用して四隅のプローブ針の針先高さを測定し、この測定点同士の針先高さの差に基づいてプローブカードのウエハステージに対する傾きを算出している。
特許文献3の技術では、プローブカードの複数個所のプローブ針の針先高さを検出するための接触式変位センサ及びその電圧変化検出回路と、この検出結果からプローブ針群の針先高さの傾き度合い並びに傾き方向を演算して修正指示を出す制御系と、インサートリングを3箇所で支持し修正指示に従って所要箇所の支持高さを調整することによりプローブ針群の針先高さの傾きを修正する傾き修正機構を備え、複数個所(例えば、前後左右4箇所)のプローブ針のプローブ針の針先高さを検出し、制御系に予めプログラムを組み込んだ計算ソフトに則ってプローブ針群の針先高さの傾き度合い並びに傾き方向を計算している。また、プローブ針の傾きに加えて、ウエハの傾きも計測して両方のデータを基に傾きを修正することもできる。また、特許文献4にも特許文献3と類似した技術、つまりウエハチャックの傾きを調整する技術が記載されている。
特開平06−021166号公報 特開平11−251379号公報 特開平07−231018号公報 特開平08−162509号公報
しかしながら、特許文献1〜4にはプローブカードとウエハステージとの平行度を調整する技術について種々提案されているが、いずれもプローブカードの針先高さやプローブカードの高さを複数個所で測定し、この測定結果に基づいてプローブカードの傾きを求めた後、プローブカードあるいはウエハステージの傾きを相手方の傾きに合わせて、これら両者の平行度を調整するようにしているが、いずれの技術でもプローブカードとウエハステージとの平行度を調整する具体的な手法については明らかでなく、その手法によっては平行度の調整に熟練を要し、あるいは多くの時間を要することがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、プローブカードの複数個所のプローブピンの針先高さを測定するだけでプローブカードと載置台との平行度を簡単且つ迅速に調整することができるプローブカードと載置台との平行度調整方法及び検査用プログラム記憶媒体並びに検査装置を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載のプローブカードと載置台との平行度調整方法は、複数のプローブピンを有するプローブカードと載置台上の被検査体とを電気的に接触させて上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記プローブカードと上記載置台との平行度を調整する方法であって、プローブセンタを原点とするX−Y座標上の互いに離間する任意の複数箇所に該当する上記プローブピンをそれぞれ選択する第1の工程と、上記複数箇所のプローブピンの先端をそれぞれ検出し、それぞれの位置座標(X,Y,Z)を求める第2の工程と、上記複数のプローブピンのうちの隣接する最寄のプローブピンの先端同士を結ぶ結線上で所定の点をそれぞれ選択し、これらの点を仮想プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)としてそれぞれ計算する第3の工程と、上記複数箇所の仮想プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)に基づいて上記プローブカードの上記載置台に対する傾きを計算する第4の工程と、上記計算結果に基づいて上記プローブカードと上記載置台との平行度を調整する第5の工程と、を備え、上記第1の工程では、上記X−Y座標の第1〜第4象限の各象限において上記プローブピンをそれぞれ選択し、上記第2の工程では、上記第1〜第4象限において選択された上記各プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)をそれぞれ求め、上記第3の工程では、上記各プローブピンの先端の結線とX−Z平面及びY−Z平面上での2つ交点をそれぞれ上記所定の点として選択し、これら4つの点を仮想プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)としてそれぞれ計算し、上記第4の工程では、上記X−Z平面上及び上記Y−Z平面上それぞれに2ずつある上記仮想プローブピンの先端のZ座標値の差を計算し、上記第5の工程では、上記X−Z平面上及び上記Y−Z平面上それぞれにある2つの上記仮想プローブピンの先端のZ座標値をいずれか一方の上記仮想プローブピンに一致させることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載のプローブカードと載置台との平行度調整方法は、請求項1に記載の発明において、上記第1の工程では、上記複数箇所で複数ずつのプローブピンを選択し、上記第2の工程では、上記複数箇所で複数のプローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)の平均位置座標を求めることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載の検査用プログラム記憶媒体は、複数のプローブピンを有するプローブカードと載置台上の被検査体とを電気的に接触させて上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記プローブカードと上記載置台との平行度を調整するようにコンピュータを駆動させるプログラムを記憶した記憶媒体であって、上記プローブカードと上記載置台との平行度を調整する際に、上記プログラムに基づいて上記コンピュータを駆動させて、プローブセンタを原点とするX−Y座標上の互いに離間する任意の複数箇所に該当する上記プローブピンをそれぞれ選択する第1の工程と、上記複数箇所のプローブピンの先端をそれぞれ検出し、それぞれの位置座標(X,Y,Z)を求める第2の工程と、上記複数のプローブピンのうちの隣接する最寄のプローブピンの先端同士を結ぶ結線上で所定の点をそれぞれ選択し、これらの点を仮想プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)としてそれぞれ計算する第3の工程と、上記複数箇所の仮想プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)に基づいて上記プローブカードの上記載置台に対する傾きを計算する第4の工程と、上記計算結果に基づいて上記プローブカードと上記載置台との平行度を調整する第5の工程と、を実行する際に、上記第1の工程では、上記X−Y座標の第1〜第4象限の各象限において上記プローブピンをそれぞれ選択し、上記第2の工程では、上記第1〜第4象限において選択された上記各プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)をそれぞれ求め、上記第3の工程では、上記各プローブピンの先端の結線とX−Z平面及びY−Z平面上での2つ交点をそれぞれ上記所定の点として選択し、これら4つの点を仮想プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)としてそれぞれ計算し、上記第4の工程では、上記X−Z平面上の2点及び上記Y−Z平面上それぞれある2つの上記仮想プローブピンの先端のZ座標値の差を計算し、上記第5の工程では、上記X−Z平面上及び上記Y−Z平面上それぞれにある2つの上記仮想プローブピンの先端のZ座標値をいずれか一方の上記仮想プローブピンに一致させることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載の検査用プログラム記憶媒体は、請求項3に記載の発明において、上記第1の工程では、上記複数箇所で複数ずつのプローブピンを選択し、上記第2の工程では、上記複数箇所で複数のプローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)の平均位置座標を求めることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載の検査装置は、複数のプローブピンを有するプローブカードを支持するインサートリングと、上記インサートリングを支承するヘッドプレートと、上記インサートリングと上記ヘッドプレートの間に介在し、上記プローブカードとその下方に配置された載置台との平行度を調整するプローブカード調整機構と、上記プローブピンの先端の位置を検出する検出手段と、上記検出手段の検出結果に基づいて上記プローブカード調整機構を駆動制御する検査用プログラムを記憶する制御装置と、を備えた検査装置であって、上記プローブカード調整機構は、上記インサートリングの一部を支承する第1支承機構と、上記第1支承機構からそれぞれ互いに周方向に離間して配置されて上記インサートリングの他の部位を支承する複数の第2支承機構と、を備え、上記第2支承機構は、上記ヘッドプレート上にあって上記インサートリングを昇降させる楔部材と、上記楔部材を上記インサートリングと上記ヘッドプレートとの間で移動させる駆動機構と、上記楔部材の傾斜面上に配置され且つ上記楔部材の移動に従って上記インサートリングの傾き具合に倣って傾斜する接触面を含む昇降体と、を有し、且つ、上記制御装置は、上記検査用プログラムに基づいて上記プローブカード調整機構を駆動させて請求項1または請求項2に記載のプローブカードと載置台との平行度調整方法を実行することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載の検査装置は、請求項5に記載の発明において、上記第1支承機構は、プローブセンタを原点とするX−Y−Z座標のY-Z平面上に配置され、上記各第2支承機構は、上記X−Y−Z座標のY−Z平面を基準面として左右対称に配置されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、プローブカードの複数個所のプローブピンの針先高さを測定するだけでプローブカードと載置台との平行度を簡単且つ迅速に調整することができるプローブカードと載置台との平行度調整方法及びこの平行度調整方法を記憶した検査用プログラム記憶媒体並びに検査装置を提供することができる。
以下、図1〜図8に示す実施形態に基づいて本発明を説明する。尚、図1は本発明の検査装置の一実施形態の要部を示す断面図、図2は図1に示す検査装置のプローブカード調整機構を示す平面図、図3の(a)、(b)はそれぞれ図2に示すプローブカード調整機構を示す図で、(a)はその断面図、(b)はその平面図、図4は図1に示す検査装置の要部構成を示すブロック図、図5は発明のプローブカードと載置台との平行度調整方法の一実施形態を示す工程図、図6の(a)、(b)はそれぞれ本発明のプローブカードと載置台との平行度調整方法の一実施形態の説明図で、(a)はプローブピンの先端のX−Y座標での配置図、(b)は4つのプローブピンの針先同士の結線とX−Z平面及びY−Z平面との交点を示す概念図、図7は本発明のプローブカードと載置台との平行度調整方法の他の実施形態の説明する図6の(b)に相当する図、図8は本発明のプローブカードと載置台との平行度調整方法の更に他の実施形態の説明する図6の(a)に相当する図である。
第1の実施形態
まず、本実施形態に用いられる検査装置について説明する。
本実施形態の検査装置10は、例えば図1、図2に示すように、複数のプローブピン11Aを有するプローブカード11と、プローブカード11を、カードホルダ11Bを介して固定するカードクランプ機構12と、カードクランプ機構12を下面で支持するインサートリング13と、インサートリング13を支承するヘッドプレート14と、インサートリング13とヘッドプレート14の間に介在し、プローブカード11とその下方に配置された載置台(ウエハチャック)15との平行度を調整するプローブカード調整機構16と、を備え、後述する本発明の検査用プログラム記憶媒体が組み込まれた制御装置(図4参照)の制御下で駆動し、プローブカード11とウエハチャック15との平行度を自動的に調整するように構成されている。尚、ヘッドプレート14は、支持体17を介して水平に支持されている。
上記プローブカード11の下面には複数のプローブピン11Aが形成され、これらのプローブピン11AはウエハWの略全面に形成された多数のデバイスと一括接触するようになっている。ウエハチャック15は、ウエハWを載置し水平方向(X、Y方向)及び上下方向(Z方向)に移動するように構成されている。このウエハチャック15にはプローブピン11Aの針先を光学的に検出する針先高さ検出手段(例えば、CCDカメラ)15Aが付設され、ウエハチャック15はプローブカード11の下方でX、Y方向に移動する間にCCDカメラ15Aによってプローブピン11Aの針先高さを複数個所で検出し、その位置にあるウエハチャック15の位置座標を制御装置の記憶部に格納するようにしてある。ウエハチャック15の位置は、プローブカード11の中心の真下に位置するプローブセンタを原点とするX−Y−Z座標の位置座標(X,Y,Z)で表される。プローブカード調整機構16は、CCDカメラ15Aによって検出されたプローブピン11Aの針先高さに基づいて、制御装置の制御下で駆動し、プローブカード11とウエハチャック15の上面(載置面)との平行度を調整するよう構成されている。
上記検査装置10の装置本体の上部側方(図1では左方)にはヒンジ機構18が設けられ、テストヘッド50はヒンジ機構18を介してヘッドプレート14上へ旋回するようになっている。また、インサートリング13の上面にはドッキング機構19が設けられ、テストヘッド50はドッキング機構19を介してプローブカード11とドッキングして電気的に接続される。
上記インサートリング13は、ヘッドプレート14の略中央に形成された開口部の周面に沿って形成された段部によって支承されている。そして、インサートリング13とヘッドプレート14間に介在するプローブカード11の調整機構16は、ヘッドプレート14の段部に配置され、この段部においてインサートリング13をヘッドプレート14に対して昇降させてプローブカード11とウエハチャック15の上面(ウエハW)との平行度を調整する。
上記テストヘッド50の下面にはマザーボード51及び接続リング52がこの順序で電気的に接続されている。テストヘッド50とマザーボード51の間にはフローティング機構53が介在し、これら両者50、51間の隙間を数mmの範囲で微調整できるようになっている。ドッキング機構19は、インサートリング13の上面に取り付けられた第1部材19Aと、マザーボード51の下面に接続リング52の外側に配置して取り付けられた第2部材19Bとを有し、第1、第2部材19A、19Bが機械的に結合することによって、上述のようにプローブカード11とヘッドプレート50とを電気的に接続させる。また、ヒンジ機構18の反対側にはヘッドプレート14上に取り付けられたテストヘッドクランプ機構20が配置され、ヘッドプレートクランプ機構20によってテストヘッド50を検査装置10上で固定するようにしてある。
而して、本実施形態の検査装置10の場合には、テストヘッド50とプローブカード11とがドッキング機構19を介して電気的に接続された状態で、制御装置の制御下で、プローブカードの調整機構16によってプローブカード11とウエハWとの平行度を調整できるようにしてある。
そこで、上記プローブカード調整機構16について説明する。プローブカード調整機構16は、例えば、図1、図2に示すように、インサートリング13とヘッドプレート14との間に介在し、プローブカード11とその下方に配置されたウエハチャック15との平行度を調整するように構成されている。このプローブカード調整機構16は、図1、図2に示すように、プローブセンタを原点とするX−Y−Z座標のY−Z平面上に配置されてインサートリング13の一部を支承する第1支承機構161と、第1支承機構161からそれぞれ互いに周方向に離間し且つX−Y−Z座標のY−Z平面を基準として左右対称に配置されてインサートリング13を他の2箇所で支承する2つの第2支承機構162と、を備えている。第1支承機構161は、一定の高さでインサートリング13を支承する。2つの第2支承機構162は、それぞれヘッドプレート14上にあって個々にインサートリング13を昇降させる楔部材162Aを有している。第1支承機構161は、図2に示すように、インサートリング13を一点で支承する球体161Aを有し、インサートリング13の基準高さに設定されている。プローブカードの調整機構16は、第2支承機構162に特徴があるため、以下では第2支承機構162について図3の(a)、(b)を参照しながら詳述する。
上記第2支承機構162は、図3の(a)、(b)に示すように、ヘッドプレート14上にあってインサートリング13を昇降させる、平面形状が矩形状の楔部材162Aと、楔部材162Aをインサートリング13とヘッドプレート14との間で平面方向に移動させる駆動機構162Bと、を有している。楔部材162Aは、駆動機構162Bを介してインサートリング13の径方向(図3の(a)では左右方向)で移動するように構成されている。駆動機構162Bは、ウエハチャック15に付設されたCCDカメラ15Aの検出値(複数個所で検出されたプローブピン11A先端高さ)に基づいて駆動する。
上記楔部材162Aは、図3の(a)に示すように下面がヘッドプレート14と接触し、上面がインサートリング13の外側(右側)から内側(左側)に向けて下降する傾斜面として形成されている。同図の(a)に示すように、楔部材162Aの傾斜面には昇降体162Cが配置され、昇降体162Cの下面には楔部材162Aの傾斜面と逆方向に傾斜する傾斜面が形成されている。従って、楔部材162Aが駆動機構162Bを介して同図の(a)に矢印Aで示すように左右に移動すると、昇降体162Cが同図に矢印Bで示すように昇降するようになっている。
昇降体162Cは、図3の(a)、(b)に示すように、下面に傾斜面を有し且つ上面に円形状の凹陥部を有する本体162Dと、本体162Dの凹陥部の中心に軸部が埋め込まれた球体162Eと、球体162Eにボールベアリング等の摺動部材162Fを介して装着された球面軸受け162Gと、を有し、球面軸受け162Gの上面がインサートリング13の下面に接触する接触面になっている。従って、昇降体162Cは、楔部材162Aを介して昇降してインサートリング13を昇降させると共に、球面軸受け162Gがインサートリング13に接触しながらインサートリング13の傾斜方向に倣って球体162Eを中心に同図に矢印Cで示すように回動して傾斜するように構成されている。また、楔部材162Aの基端部(図3の、(a)、(b)の右側)には平面形状がコ字状の枠体162Hが楔部材162Aの基端面と基端面に続く両側面の一部を囲んで取り付けられ、楔部材162Aは枠体162Hを介して駆動機構162Bに連結されている。
上記駆動機構162Bは、モータ162Iと、モータ162Iに取り付けられたボールネジ162Jと、を有し、ボールネジ162Jが楔部材162Aの枠体162Hに形成されたネジ孔と螺合している。モータ162Iが駆動するとボールネジ162Jと螺合した枠体162Hを介して楔部材162Aが左右に移動するようになっている。また、楔部材162Aの両脇、即ちインサートリング13の周方向で離間した両脇には一対のガイド溝162Kが形成され、これらのガイド溝162Kに枠体162Hの互いに対向する二辺が移動可能に挿入され、枠体162Hがこれらのガイド溝162Kに沿って直進するようになっている。ガイド溝162Kは、互いに並設された一対のクロスローラガイド162Lの間に形成され、楔部材162Aは、例えば基準位置から±12mm前後の範囲でガイド溝162Kに沿って円滑且つ高精度に左右に往復移動するようになっている。
また、上記昇降体162Cの本体162Dは、左端面の幅方向中央にレール162Mが上下方向に向けて取り付けられ、このレール162Mがヘッドプレート14の内周面側に立設された昇降ガイド部材162Nの蟻溝に係合している。従って、楔部材162Aが左右に移動すると、昇降体162Cは、楔部材162Aが±12mm前後の範囲で往復移動する間に楔部材162Aの傾斜面上で昇降ガイド部材162Nに沿って例えば±0.6mm前後の範囲で昇降するようになっている。
上記プローブカード11の平行度を調整する場合には、第1支承機構161で支承されたインサートリング13の高さを基準にして、2つの第2支承機構162が検査用プログラムの制御下でCCDカメラ15Aの検出値に基づいて駆動してインサートリング13をそれぞれの位置で昇降させてプローブカード11のウエハチャック15の上面に対する平行度を調整する。例えば、図2において、左右の第2支承機構162、162が上下方向に同一量だけプローブカード11を移動させと、X−Z平面内におけるプローブカード11のX軸方向の角度を殆ど変えることなくY−Z平面内におけるプローブカード11のY軸方向の角度を変えることができる。また、左右の第2支承機構162、162が上下方向逆向きにプローブカード11を移動させると、X−Z平面内におけるプローブカード11のX軸方向の角度を変えることができる。この時、プローブカード11、カードクランプ機構12、インサートリング13、接続リング52及びマザーボード51がフローティング機構53を介して一体的に動く。つまり、プローブカード11等の動きはフローティング機構53によって吸収されることになる。
上記検査装置10は、図4に示すように、コンピュータを主体とする制御装置21が駆動して、ウエハチャック15及びプローブカード調整機構16を制御するように構成されている。この制御装置21は、中央演算処理装置21A、X−Y駆動制御回路21B、Z駆動制御回路21C、プローブカード調整回路21D及び記憶装置21Eを備え、記憶装置21Eには本発明の検査用プログラムが格納されている。従って、制御装置21は、中央演算処理装置21Aで記憶装置21Eから検査用プログラムを読み込んで、中央演算処理装置21Aの指令に基づいてX−Y駆動制御回路21B、Z駆動制御回路21C及びプローブカード調整回路21を作動させる。X−Y駆動制御回路21Bは、X−Y駆動機構15Bに接続され、X−Y駆動機構15Bを介してウエハチャック15をX−Y方向(水平方向)に移動させる。Z駆動制御回路21Cは、Z駆動機構15Cに接続され、Z駆動機構15Cを介してウエハチャック15をZ方向(上下方向)に移動させる。また、プローブカード調整回路21Dは、プローブカード調整機構16Aに接続され、プローブカード調整機構16Aを介してプローブカード11とウエハチャック15の上面(ウエハWの載置面)との平行度を調整する。
次いで、図1〜図6を参照しながら検査装置10を用いた本発明のプローブカードと載置台との平行度調整方法の実施態様について説明する。
まず、検査装置10を駆動すると、制御装置21が検査用プログラムに従って作動し、以下に示すように各機器を駆動制御する。即ち、プローブカード11を検査装置10内に搬入し、カードクランプ機構12によってプローブカード11のカードホルダ11Bを掴み、インサートリング13の下面側にプローブカード11を固定する。次いで、テストヘッド50がヒンジ機構18を介して旋回し、ヘッドプレート14に平行になるとドッキング機構19が駆動してテストヘッド50がプローブカード11に連結され、プローブカード11とテストヘッド50とが電気的に接続されると共に、テストヘッドクランプ機構20でテストヘッド50がヘッドプレート14の上面で固定される。
プローブカード11とテストヘッド50が電気的に接続された時点で、プローブカード11とウエハチャック15の上面、即ちウエハWの上面との平行度は未調整である。そこで、制御装置21は、検査用プログラムに従ってプローブカード調整回路21Dを介してプローブカード調整機構16を駆動制御してプローブカード11とウエハチャック16の平行度を調整する。即ち、図5に示すようにプローブセンタCを原点とする図6の(a)に示すX−Y座標の第1〜4象限にそれぞれ位置するプローブカード11のプローブピン11Aを第1〜第4プローブピンP1〜P4として一つずつ選択する(ステップS1)。
次いで、ウエハチャック15がプローブセンタCから第1〜第4プローブピンP1〜P4に向けてX、Y方向に移動した後、これらのプローブピンP1〜P4の真下でウエハチャック15がZ方向に移動してCCDカメラ15Aで第1〜第4プローブピンP1〜P4をそれぞれ検出し、プローブセンタCから第1〜第4プローブピンP1〜P4までのX、Y方向及びZ方向の移動量を制御装置21の中央演算処理装置21Aで計算して第1〜第4プローブピンP1〜P4の位置座標(X,Y,Z)として求め(ステップS2)、それぞれの位置座標(X,Y,Z)を記憶装置21Eで記憶する。そして、これらの位置座標(X,Y,Z)に基づいて、図6の(b)に示すようにX−Y−Z座標の三次元の仮想空間上で第1〜第4プローブピン11Aの針先高さを第1〜第4プローブピンP1〜P4として描く。第1〜第4プローブピンP1〜P4のZ座標値がそれぞれ同一であれば、同一針先高さであり、プローブカード11とウエハチャック15の上面は平行になっているからプローブカード11の平行度を調整することなく、ウエハWの検査に移る。尚、図6の(b)におけるプローブピンP1〜P4は、プローブピンの長さを示すものではなくプローブセンCを原点とするX−Y平面からの針先高さを示している。このことは後述する図7においても同一である。
しかしながら、プローブカード11とウエハチャック15の上面が平行でないことが多い。この場合には、ステップ2からステップS3へ移行し、図6の(b)に示すX−Y−Z座標の仮想空間上で第1、第2プローブピンP1、P2の針先間の結線とY-Z平面との交点Aの位置座標(X,Y,Z)を中央演算処理装置21Aにおいて求める。同様にして、第2、第3プローブピンP2、P3の針先間の結線とX−Z平面との交点Bの位置座標(X,Y,Z)を求めた後(ステップS4)、第3、第4プローブピンP3、P4間の結線とY−Z平面との交点Cの位置座標(X,Y,Z)を求め(ステップS5)、最後に第4、第1プローブピンP4、P1間の結線とX−Z平面との交点Dの位置座標(X,Y,Z)を求める(ステップS6)。交点A〜Dは、仮想プローブピンの針先高さとして考えることができる。
次いで、Y−Z平面上における交点AのZ座標値と交点CのZ座標値の差をそれぞれ求めた後(ステップS7)、X−Z平面上における交点BのZ座標値と交点DのZ座標値の差をそれぞれ求めた後(ステップS8)、Y−Z平面上で交点Aと交点CのZ座標値の差に基づいて交点Aと交点Cのいずれかを移動させて交点A、Cのいずれか、例えば交点AにZ座標値を一致させて(ステップS9)、交点A、Cの結線を前後方向(Y軸)に対して平行にする。同様にして、X−Z平面上で交点Bと交点DのZ座標値の差に基づいて交点Bを交点DのZ座標値を一致させて(ステップS10)、交点B、Dの結線を左右方向(X軸)に平行にする。次いで、CCDカメラ15Aで4つのプローブピンP1〜P4の針先高さを確認し、針先高さが所定の許容範囲内に入っていなければ、プローブカード11とウエハチャック15との間の平行度が十分でないと判断し、同じプローブピンP1〜P4の針先高さCCDカメラ15Aで検出し、プローブカード11とウエハチャック15との平行度が出るまでステップS2〜ステップS10の工程を繰り返す。
中央演算処理装置21Aが上述のようにして前後左右のZ移動量を仮想空間上で求めると、このZ移動量を示す制御信号をプローブカード調整回路21Dに送信する。プローブカード調整回路21Dは、プローブカード調整機構16に前後左右のZ移動量を表す制御信号を送信する。プローブカード調整機構16は、この制御信号に基づいて、2つの第2支承機構162それぞれのモータ162Iを駆動させ、それぞれの枠体162Hを介して楔部材162Aを直進させる。
例えば、第2支承機構162がインサートリング13を上昇させる制御信号を受信した場合には、ボールネジ162Jが回転すると枠体162Hがガイド溝162Kに従って左方に直進し、楔部材162Aが枠体162Hを介して基準位置から左方に直進する。楔部材162Aが左方に直進すると、その傾斜面に従って昇降体162Cが水平に保ちながらガイド部材162Nに従って垂直上方に上昇してインサートリング13を持ち上げる。この際、インサートリング13は第1支承機構161を基準に上昇して傾斜するが、昇降体162Cの回転軸受け162Gが球体162Eを介してインサートリング13の傾斜方向に倣って傾斜し、常時回転軸受け162Gの接触面とインサートリング13との接触を保ちながらインサートリング13を所定量だけ円滑に上昇させる。昇降体162Cの上昇によって荷重が変化しても、上昇後のインサートリング13からの荷重は回転軸受け162Gの接触面で受けているため、調整精度は安定していて変化せず、検査の間その精度を維持することができる。
また、第2支承機構162がインサートリング13を下降させる制御信号を受信した場合には、駆動機構162Cが駆動して上述の場合とは逆方向、つまり楔部材162Aを右方に直進させ、インサートリング13を下降させる。2つの第2支承機構162がCCDカメラ15Aと協働して同一方向あるいは逆方向に昇降することによって、インサートリング13とウエハチャック15との平行度を調整し、これら両者を平行にする。
プローブカードの調整機構16によってプローブカード11の平行度を調整した後、再び、ウエハチャック15が駆動してCCDカメラ15Aによってプローブカード11のプローブピン11A先端高さを検出し、複数のプローブピン11A間で高低差のないことを確認する。仮に、高低差がある場合には、上述した一連の動作を繰り返してプローブカード11の平行度を調整する。プローブカード11の平行度を調整した後、ウエハWの検査を開始する。検査時にはウエハWとプローブカード11とは平行になっているため、全てのプローブピン11AはウエハW全面で略均一な針圧で一括接触し、信頼性の高い検査を行うことができる。
以上説明したように本実施形態によれば、プローブカード11とウエハチャック15との平行度を調整する工程では、制御装置21が検査用プログラムに基づいて駆動して、プローブセンタCを原点とするX−Y座標内で第1〜第4プローブピンP1〜P4を選択する工程と、CCDカメラ15Aで第1〜第4プローブピンP1〜P4それぞれの針先を検出し、それぞれの位置座標(X,Y,Z)を中央演算処理装置21Aで求める工程と、第1、第2プローブピンP1、P2の針先を結ぶ第1結線とY−Z平面との交点Aの位置座標(X,Y,Z)、第2、第3プローブピンP2、P3の針先を結ぶ第2結線とX−Z平面との交点Bの位置座標(X,Y,Z)、第3、第4プローブピンP3、P4の針先を結ぶ第3結線とY−Z平面との交点Cの位置座標(X,Y,Z)、及び第4、第1プローブピンP4、P1の針先を結ぶ第4結線とX−Z平面との交点Dの位置座標(X,Y,Z)をそれぞれ仮想プローブピンの針先高さとして求める工程と、Y−Z平面の二つの交点A、CのZ座標値を一致させる工程と、X−Z平面の二つの交点B、DのZ座標値を一致させる工程と、を実行するため、プローブカード11の第1〜第4プローブピンP1、P4の針先高さを測定するだけでプローブカード11とウエハチャック15との平行度を自動的に簡単且つ迅速に調整することができる。
また、本実施形態によれば、プローブカード11を支持するインサートリング13と、インサートリング13を支承するヘッドプレート14と、インサートリング13とヘッドプレート14の間に介在し、プローブカード11とその下方に配置されたウエハチャック15上のウエハWとの平行度を調整するプローブカード調整機構16と、プローブピン11Aを検出するCCDカメラ15Aと、CCDカメラ15Aの検出結果に基づいてプローブカード調整機構16を駆動制御する検査用プログラムを記憶する制御装置21と、を備え、プローブカード調整機構16は、プローブセンタを原点とするX−Y−Z座標のY−Z平面上に配置されてインサートリング13の一部を支承する第1支承機構161と、第1支承機構161からそれぞれ互いに周方向に離間し且つX−Y−Z座標のY−Z平面を基準として左右対称に配置されてインサートリング13の他の部位を支承する2つの第2支承機構162と、を備え、第2支承機構162は、ヘッドプレート14上にあってインサートリング13を昇降させる楔部材162Aを有するため、本実施形態のプローブカードと載置台との平行度調整方法を確実に実行することができる。
第2の実施形態
第1の実施形態のプローブカードと載置台との平行度調整方法では、第1〜第4プローブピンP1〜P4それぞれの針先を結ぶ第1〜第4結線とY-Z平面及びX−Z平面との交点A、B、C、DのZ座標値をそれぞれ一致させてプローブカード11とウエハチャック15との平行度を調整する方法について説明したが、図7に示すようにプローブセンタCを原点とするX−Y座標において互いに離間した任意の4つのプローブピンP1〜P4を選択し、各プローブピンP1〜P4の針先の結線の中点A’、B’、C’、D’の位置座標(X,Y,Z)を求め、これらの位置座標(X,Y,Z)に基づいてプローブカード11とウエハチャック15との平行度を調整することができる。この場合にも上記検査装置10を用いることができる。
この実施形態のプローブカードと載置台との平行度調整方法は、第1〜第4プローブピンP1〜P4それぞれの針先を検出し、それぞれの位置座標(X,Y,Z)を求める工程と、第1〜第4プローブピンP1〜P4それぞれの針先を結ぶ第1〜第4結線で形成される4辺それぞれの中点A’、B’、C’、D’の位置座標(X,Y,Z)をそれぞれ求める工程と、4つの中点A’、B’、C’、D’を含む仮想平面を表すX座標、Y座標及びZ座標間の関係式を求める工程と、この関係式を用いて仮想面をウエハチャック15に対して平行に設定する工程と、を備えている。この場合、4つの中点A’、B’、C’、D’は必ずしも一つの平面に含まれる訳ではないため、複数の関係式設定し、それぞれの仮想面とウエハチャック15との平行度を調整し、その都度、同一手順を繰り返してプローブカード調整機構16を駆動させ、プローブカード11とウエハチャック15との平行度を確認する。本実施形態においても第1の実施形態に準じた作用効果を期することができる。
第3の実施形態
第1の実施形態では、X−Y座標の第1〜第4象限それぞれで第1〜第4プローブピンP1〜P4を一つずつ選択したが、本実施形態では図8に示すように各象限内で複数(本実施形態では4つずつ)プローブピンをそれぞれ選択し、各象限内で4つのプローブピンの針先の位置座標(X,Y,Z)の平均位置座標(X,Y,Z)を求め、平均値を有するプローブピンを、第1の実施形態における第1〜第4プローブピンP1〜P4の代替として用いる以外は第1の実施形態と同様の処理を行う。平均値を示すプローブピンを本実施形態では仮想プローブピンと定義する。
即ち、図8に示すように本実施形態では、プローブセンタCを原点とするX−Y座標の第1〜第4象限においてプローブピン11Aを4つずつ選択する。第1象限ではプローブピンP11〜P14を選択し、それぞれの針先の位置座標(X,Y,Z)の平均位置座標(X1A,Y1A,Z1A)を求め、第1仮想プローブピンP1を設定する。同様に、第2〜第4象限それぞれでもプローブピンP21〜P24、P31〜P34及びP41〜P44を選択し、それぞれの第2〜第4仮想プローブピンP2〜P4を設定する。4つの仮想プローブピンP1〜P4の針先は平均位置座標(X2A,Y2A,Z2A)〜(X4A,Y4A,Z4A)を有するため、これらの仮想プローブピンP1〜P4は第1の実施形態におけるプローブピンP1〜P4に相当し、後は第1の実施形態と同一の手順でプローブカード11とウエハチャック15の平行度を調整することができる。従って、本実施形態によれば、第1の実施形態より多くのプローブピン11Aを用いて平行度を調整するため、第1の実施形態よりも高精度に平行度を調整することができる。このように使用するプローブピン11Aの数が多いほど平行度の調整精度を高めることができる。
上記各実施形態では、プローブセンタCを原点とするX−Y座標の第1〜第4象限の各象限からプローブピンを選択した場合について説明したが、各象限から選択されたプローブピンでなくても良い。要は、プローブセンタを原点とするX−Y座標上の互いに離間する任意の複数箇所からプローブピンをそれぞれ選択し、 これら複数箇所のプローブピンの先端をそれぞれ検出し、それぞれの位置座標(X,Y,Z)を求めた後、これら複数のプローブピンのうちの隣接する最寄のプローブピンの先端同士を結ぶ結線上で所定の点をそれぞれ選択し、これらの点を仮想プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)としてそれぞれ計算し、更に、これらの仮想プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)に基づいてプローブカードのウエハチャックに対する傾きを計算して、この計算結果に基づいてプローブカードとウエハチャックとの平行度を調整する方法であれば、所定の点が結線とY−Z平面及びX−Z平面それぞれとの交点や、結線の中点でなくても良い。つまり、また、上記各実施形態では被検査体としてウエハWを用いる場合について説明したが、被検査体はLCD用ガラス基板等の他の被検査体に対しても適用することができる。
本発明は、検査装置に好適に利用することができる。
本発明の検査装置の一実施形態の要部を示す断面図である。 図1に示す検査装置のプローブカード調整機構を示す平面図である。 (a)、(b)はそれぞれ図2に示すプローブカード調整機構を示す図で、(a)はその断面図、(b)はその平面図である。 図1に示す検査装置の要部構成を示すブロック図ある。 本発明のプローブカードと載置台との平行度調整方法の一実施形態を示す工程図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明のプローブカードと載置台との平行度調整方法の一実施形態の説明図で、(a)はプローブピンの先端のX−Y座標での配置図、(b)は4つのプローブピンの針先同士の結線とX−Z平面及びY−Z平面との交点を示す概念図である。 本発明のプローブカードと載置台との平行度調整方法の他の実施形態の説明する図6の(b)に相当する図である。 本発明のプローブカードと載置台との平行度調整方法の更に他の実施形態の説明する図6の(a)に相当する図である。 従来の検査装置の要部を示す正面図である。
符号の説明
10 検査装置
11 プローブカード
13 インサートリング
14 ヘッドプレート
15 ウエハチャック(載置台)
16 プローブカード調整機構
21 制御装置
161 第1支承機構
162 第2支承機構
162A 楔部材

Claims (6)

  1. 複数のプローブピンを有するプローブカードと載置台上の被検査体とを電気的に接触させて上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記プローブカードと上記載置台との平行度を調整する方法であって、
    プローブセンタを原点とするX−Y座標上の互いに離間する任意の複数箇所に該当する上記プローブピンをそれぞれ選択する第1の工程と、
    上記複数箇所のプローブピンの先端をそれぞれ検出し、それぞれの位置座標(X,Y,Z)を求める第2の工程と、
    上記複数のプローブピンのうちの隣接する最寄のプローブピンの先端同士を結ぶ結線上で所定の点をそれぞれ選択し、これらの点を仮想プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)としてそれぞれ計算する第3の工程と、
    上記複数箇所の仮想プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)に基づいて上記プローブカードの上記載置台に対する傾きを計算する第4の工程と、
    上記計算結果に基づいて上記プローブカードと上記載置台との平行度を調整する第5の工程と、を備え、
    上記第1の工程では、上記X−Y座標の第1〜第4象限の各象限において上記プローブピンをそれぞれ選択し、
    上記第2の工程では、上記第1〜第4象限において選択された上記各プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)をそれぞれ求め、
    上記第3の工程では、上記各プローブピンの先端の結線とX−Z平面及びY−Z平面上での2つ交点をそれぞれ上記所定の点として選択し、これら4つの点を仮想プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)としてそれぞれ計算し、
    上記第4の工程では、上記X−Z平面上及び上記Y−Z平面上それぞれに2ずつある上記仮想プローブピンの先端のZ座標値の差を計算し、
    上記第5の工程では、上記X−Z平面上及び上記Y−Z平面上それぞれにある2つの上記仮想プローブピンの先端のZ座標値をいずれか一方の上記仮想プローブピンに一致させる
    ことを特徴とするプローブカードと載置台との平行度調整方法。
  2. 上記第1の工程では、上記複数箇所で複数ずつのプローブピンを選択し、
    上記第2の工程では、上記複数箇所で複数のプローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)の平均位置座標を求める
    ことを特徴とする請求項1に記載のプローブカードと載置台との平行度調整方法。
  3. 複数のプローブピンを有するプローブカードと載置台上の被検査体とを電気的に接触させて上記被検査体の電気的特性検査を行う際に、上記プローブカードと上記載置台との平行度を調整するようにコンピュータを駆動させるプログラムを記憶した記憶媒体であって、
    上記プローブカードと上記載置台との平行度を調整する際に、上記プログラムに基づいて上記コンピュータを駆動させて、
    プローブセンタを原点とするX−Y座標上の互いに離間する任意の複数箇所に該当する上記プローブピンをそれぞれ選択する第1の工程と、
    上記複数箇所のプローブピンの先端をそれぞれ検出し、それぞれの位置座標(X,Y,Z)を求める第2の工程と、
    上記複数のプローブピンのうちの隣接する最寄のプローブピンの先端同士を結ぶ結線上で所定の点をそれぞれ選択し、これらの点を仮想プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)としてそれぞれ計算する第3の工程と、
    上記複数箇所の仮想プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)に基づいて上記プローブカードの上記載置台に対する傾きを計算する第4の工程と、
    上記計算結果に基づいて上記プローブカードと上記載置台との平行度を調整する第5の工程と、を実行する際に、
    上記第1の工程では、上記X−Y座標の第1〜第4象限の各象限において上記プローブピンをそれぞれ選択し、
    上記第2の工程では、上記第1〜第4象限において選択された上記各プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)をそれぞれ求め、
    上記第3の工程では、上記各プローブピンの先端の結線とX−Z平面及びY−Z平面上での2つ交点をそれぞれ上記所定の点として選択し、これら4つの点を仮想プローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)としてそれぞれ計算し、
    上記第4の工程では、上記X−Z平面上の2点及び上記Y−Z平面上それぞれある2つの上記仮想プローブピンの先端のZ座標値の差を計算し、
    上記第5の工程では、上記X−Z平面上及び上記Y−Z平面上それぞれにある2つの上記仮想プローブピンの先端のZ座標値をいずれか一方の上記仮想プローブピンに一致させる
    ことを特徴とする検査用プログラム記憶媒体。
  4. 上記第1の工程では、上記複数箇所で複数ずつのプローブピンを選択し、
    上記第2の工程では、上記複数箇所で複数のプローブピンの先端の位置座標(X,Y,Z)の平均位置座標を求める
    ことを特徴とする請求項3に記載の検査用プログラム記憶媒体。
  5. 複数のプローブピンを有するプローブカードを支持するインサートリングと、
    上記インサートリングを支承するヘッドプレートと、
    上記インサートリングと上記ヘッドプレートの間に介在し、上記プローブカードとその下方に配置された載置台との平行度を調整するプローブカード調整機構と、
    上記プローブピンの先端の位置を検出する検出手段と、
    上記検出手段の検出結果に基づいて上記プローブカード調整機構を駆動制御する検査用プログラムを記憶する制御装置と、を備えた検査装置であって、
    上記プローブカード調整機構は、
    上記インサートリングの一部を支承する第1支承機構と、
    上記第1支承機構からそれぞれ互いに周方向に離間して配置されて上記インサートリングの他の部位を支承する複数の第2支承機構と、を備え、
    上記第2支承機構は、
    上記ヘッドプレート上にあって上記インサートリングを昇降させる楔部材と、上記楔部材を上記インサートリングと上記ヘッドプレートとの間で移動させる駆動機構と、上記楔部材の傾斜面上に配置され且つ上記楔部材の移動に従って上記インサートリングの傾き具合に倣って傾斜する接触面を含む昇降体と、を有し、且つ、
    上記制御装置は、上記検査用プログラムに基づいて上記プローブカード調整機構を駆動させて請求項1または請求項2に記載のプローブカードと載置台との平行度調整方法を実行することを特徴とする検査装置。
  6. 上記第1支承機構は、プローブセンタを原点とするX−Y−Z座標のY-Z平面上に配置され、上記各第2支承機構は、上記X−Y−Z座標のY−Z平面を基準面として左右対称に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の検査装置。
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