JPH0621172A - ウェハプロービング装置及びウェハプロービング方法 - Google Patents

ウェハプロービング装置及びウェハプロービング方法

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JPH0621172A
JPH0621172A JP4178095A JP17809592A JPH0621172A JP H0621172 A JPH0621172 A JP H0621172A JP 4178095 A JP4178095 A JP 4178095A JP 17809592 A JP17809592 A JP 17809592A JP H0621172 A JPH0621172 A JP H0621172A
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JP
Japan
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wafer
probe
probe needle
needle
height
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Application number
JP4178095A
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Inventor
Takashi Yamada
孝 山田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 被テストウェハ1を載せるウェハステージ2
aと、被テストウェハ1の上面に設けられた複数のセン
サ用パッド17a、17bに接触するプローブ針11
a、11bと、ウェハステージ2aを2点以上で支持し
これらの点の高さを微動させる微動機構16a〜16c
と、プローブ針11a、11bの高さを測定するプロー
ブ針高さ測定手段と、プローブ針11a、11bの針先
の作る平面とウェハステージ上面との間のずれ角を算出
するずれ角算出手段と、ずれ角に従って微動機構16a
〜16cを駆動してウェハステージ2aを傾けることに
よりずれ角を補正する微動機構駆動手段とを備えたこと
を特徴としている。 【効果】 ずれ角の大きさを測定し補正することができ
るという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プローブ針先が作る
平面と被テストウェハ上面とを平行にすることができる
ウェハプロービング装置及びウェハプロービング方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12及び図13は、従来のウェハプロ
ービング装置のウェハステージ付近の側面図及び斜視図
である。1は被テストウェハ、2は被テストウェア1を
載せるウェハステージ、3、4はウェアステージ2をZ
方向(図13参照)に動かし、また回転させる支持台及
び駆動台、5は駆動台4に内蔵されたモータによって駆
動される駆動輪、6は駆動輪5のためのレールである。
7はレール6を支持する支持台、8は支持台7が走行す
るレール、9は支持台7の駆動トルクを発生するモー
タ、10はモータ9のトルクを支持台7の駆動力に変換
するギアである。また、11は被テストウェハ1と接触
するプローブ針、12はプローブ針11が取り付けられ
たプローブカード、13はプローブカード12を支持す
るプローブカード支持部である。
【0003】次に図12及び図13に示した従来のウェ
ハプロービング装置の動作について説明する。ウェハス
テージ2は、モータ9、レール8、及びギア10により
Y軸方向に動き、駆動台4に搭載されたモータ、駆動輪
5、レール6によりX軸方向に動く。また、ウェハステ
ージ2は、支持台3及び駆動台4によりZ軸方向に動
き、水平面内で±5°程度回転する。さらに、ウェハス
テージ2は、バキューム管14の働きにより被テストウ
ェハ1を吸着する。
【0004】プローブ針11を被テストウェハ1に接触
させるには、ウェハステージ2を上昇させることによっ
て行う。図14のように、プローブ針11a、11bの
高さにはバラつきがあるので、すべてのプローブ針11
a、11bが被テストウェハ1上のパッド15a、15
bに接触するまでウェハステージ2を上昇させると、プ
ローブ針11bでは、被テストウェハ1に与える針圧が
高くなっている。さらに、プローブ針11a、11bの
接触抵抗を低抵抗で安定させるために、オーバードライ
ブ量D(図示せず)だけさらにウェハステージ1を上昇
させる。プローブ針11a、11bがパッド15a、1
5bに付ける傷は、針圧が高いほど深くなるので、プロ
ーブ針11a、11bのオーバードライブ量Dは小さい
方が望ましい。
【0005】また、図14に示したように、プローブ針
11a、11bの針先が作る平面と被テストウェハ1の
上面とがなす角θ、プローブ針11aの針先と被テスト
ウェハ1の上面との距離d、並びにプローブ針11a、
11bの針先の距離Lの間には、 d=Lθ なる関係がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、被テストウェハ
1上のチップの大きさが大きくなるのに伴ってプローブ
針11a、11bの間の距離Lは大きくなる傾向にあ
る。一方、チップの拡大化とともに、パッド15a、1
5bは縮小化しており、このためプローブ針11a、1
1bの針先は細くなり、オーバードライブ量Dは減少す
る傾向にある。
【0007】ここで、d/DすなわちLθ/D(=αと
する)が小さいときにはプローブ針11a、11bの針
圧のバラつき(かたより)は小さくなり、逆にαが大き
いときには針圧のバラつきは大きくなる。上述のよう
に、Lが増大し、Dが減少する傾向にあるので、プロー
ブ針11a、11bの針圧のバラつきは大きくなる傾向
にある。
【0008】また、従来のウェハプロービング装置にお
いて、プローブカード支持部13とウェハステージ2と
の間は、高い平行度を保って製作されているが、プロー
ブ針11a、11bの針先がつくる平面と被テストウェ
ハ1の上面との間の平行度はこれに比べて低くなってい
る。この平行度のずれ角θ(図14参照)が十分少さく
ない場合、上記L及びDの値によっては針圧のバラつき
が許容範囲に入らないという課題があった。
【0009】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、ずれ角θの大きさを検出し、補
正する機能を備えたウェハプロービング装置を得ること
を目的とする。さらに、ずれ角θの大きさを測定し、補
正するウェハプロービング方法を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るウェハプロービング装置は、被テストウェハを載せる
ウェハステージと、被テストウェハの上面に設けられた
複数のセンサ用パッドに接触する複数のプローブ針と、
ウェハステージを2点以上で支持しこれらの点の高さを
微動させる微動機構と、プローブ針及びセンサ用パッド
の間の距離を徐々に小さくしていったときの各プローブ
針とセンサ用パッドとの接触を検出することにより各プ
ローブ針の被テストウェハ上面からの高さを測定するプ
ローブ針高さ測定手段と、プローブ針の高さに基づいて
プローブ針の針先の作る平面とウェハステージ上面との
間のずれ角を算出するずれ角算出手段と、ずれ角に従っ
て微動機構を駆動してウェハステージを傾けることによ
りずれ角を補正する微動機構駆動手段とを備えたもので
ある。
【0011】この発明の請求項2に係るウェハプロービ
ング装置は、被テストウェハを載せるウェハステージ
と、被テストウェハの上面に設けられた複数のセンサ用
パッドに接触する複数のプローブ針と、このプローブ針
が取り付けられたプローブ取付部と、このプローブ取付
部を2点以上で支持しこれらの点の高さを微動させる微
動機構と、プローブ針及びセンサ用パッドの間の距離を
徐々に小さくしていったときの各プローブ針とセンサ用
パッドとの接触を検出することにより各プローブ針の被
テストウェハ上面からの高さを測定するプローブ針高さ
測定手段と、プローブ針の高さに基づいてプローブ針の
針先の作る平面とウェハステージ上面との間のずれ角を
算出するずれ角算出手段と、ずれ角に従って微動機構を
駆動してプローブ取付部を傾けることによりずれ角を補
正する微動機構駆動手段とを備えたものである。
【0012】この発明の請求項3に係るウェハプロービ
ング装置は、センサ用パッドは2つずつが互いに電気的
に接続された2連パッドとなっており、プローブ針高さ
測定手段は2本のプローブ針が2連パッドに接触したと
きにこれらのプローブ針の間の導通を検出することによ
ってプローブ針と2連パッドとの接触を検出することを
特徴とするものである。
【0013】この発明の請求項4に係るウェハプロービ
ング装置は、複数のセンサ用パッドは互いに電気的に接
続されており、プローブ針高さ測定手段は、センサ用パ
ッドに最初に接触したプローブ針と2番目以降に接触し
たプローブ針との間の導通を検出することによって、2
番目以降のプローブ針とセンサ用パッドとの接触を検出
することを特徴とするものである。
【0014】この発明の請求項5に係るウェハプロービ
ング方法は、センサ用パッドが設けられた被テストウェ
ハを載せるウェハステージと被テストウェハの上方に配
置された複数のプローブ針との距離を小さくしていきプ
ローブ針とセンサ用パッドとの接触を検出することによ
り各プローブ針の被テストウェハ上面からの高さを測定
するステップと、高さに基づいてプローブ針の針先の作
る平面と被テストウェハ上面との間のずれ角を算出する
ステップと、ウェハステージを2点以上で支持する微動
機構によってこれらの点の高さを変化させることにより
ずれ角を補正するステップとを備えたものである。
【0015】
【作用】この発明の請求項1に係るウェハプロービング
装置においては、ウェハステージを上昇させていき、プ
ローブ針とセンサ用パッドとの接触を検出することによ
り各プローブ針の高さを測定し、プローブ針の針先の作
る平面と被テストウェハ上面との間のずれ角を算出し、
微動機構によってウェハステージを傾けてこのずれ角を
補正する。
【0016】この発明の請求項2に係るウェハプロービ
ング装置においては、プローブ取付部を下降させてい
き、プローブ針とセンサ用パッドとの接触を検出するこ
とにより各プローブ針の高さを測定し、プローブ針の針
先の作る平面と被テストウェハ上面との間のずれ角を算
出し、微動機構によってプローブ取付部を傾けてこのず
れ角を補正する。
【0017】この発明の請求項3に係るウェハプロービ
ング装置においては、プローブ針高さ測定手段によって
2本のプローブ針の間の導通を検出し、プローブ針と2
連パッドとの接触を検出する。
【0018】この発明の請求項4に係るウェハプロービ
ング装置においては、プローブ針高さ測定手段によっ
て、センサ用パッドに最初に接触したプローブ針と2番
目以降に接触したプローブ針との間の導通を検出し、2
番目以降のプローブ針とセンサ用パッドとの接触を検出
する
【0019】この発明の請求項5に係るウェハプロービ
ング方法においては、ウェハステージと複数のプローブ
針との距離を小さくしていき、プローブ針とセンサ用パ
ッドとの接触を検出することにより各プローブ針の被テ
ストウェハ上面からの高さを測定し、プローブ針の針先
の作る平面と被テストウェハ上面との間のずれ角を算出
し、微動機構によってこのずれ角を補正する。
【0020】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の実施例1のウェ
ハプロービング装置の特長部分、すなわちずれ角θの補
正機構を示す側面図である。従来のウェハステージ2に
相当する部分は、ウェハステージ2aとベース2b(図
2参照)とに分割されており、ウェハステージ2aは微
動機構16a〜16cによって支えられている。微動機
構16a〜16cはギアとモータから構成され、高さを
調節するためのものである。高さ精度は1μm程度必要
であるが、最大で2mm程度しか動く必要がないので、
微動機構15a〜15cはベース2bに組み込むことが
できる大きさとなる。また、ウェハステージ2aは、3
個の微動機構16a〜16cによって支持されているた
め、どの方向にも傾くことができる。また、図3は被テ
ストウェハ1上面の拡大図であり、17a、17bはず
れ角θを検出するセンサ用バッド、18は被テストウェ
ハ1上に形成されたチップ、19はチップ18間の隙間
である。センサ用パッド17a、17bは、被テストウ
ェハ1の裏面に電気的に接続されており、従ってウェハ
ステージ2aにも接続されている。
【0021】次に、図1に示したこの発明の実施例1の
動作について、図4のフローチャートを参照しながら説
明する。まず、最初のプローブ針11b(図5参照)が
接触するまでウェハステージ2aを上昇させ(ステップ
1、S2)、このプローブ針11bの番号と高さをメモ
リ(図示せず)に入れる(ステップS3 )。接触は、プ
ローブ針11bとウェハステージ2aの間の抵抗測定器
(図示せず)から構成されるプローブ針高さ測定手段に
よって検出される。さらに、全プローブ針の高さを得る
までウェハステージ2aを上昇させる(ステップS3
6)。得られた高さのデータとプローブ針11a、1
1bのX、Y座標から、X軸及びY軸方向のずれ角
θX、θYを算出する(ステップS7 )。
【0022】ここで、ずれ角θX、θYを求めるときのZ
とX、Yの関係を図6に示す。センサ用パッド17a、
17bのX座標の差及びZ座標の差に基づいて、CPU
(図示せず)及び前述のメモリから構成されるずれ角検
出手段によって、ずれ角θXが求められ、同様にずれ角
θY も求まる。なお、図7のようにプローブ針が多数設
けられ高さのデータが多数得られる場合には、ずれ角θ
X、θYは最小自乗法を用いて算出される。
【0023】ずれ角θX、θYが求まると、前述のCP
U、DA変換器(図示せず)及びドライバー(図示せ
ず)から構成される微動機構駆動手段は、微動機構16
a〜16cの動作量を算出し、これらを駆動してウェハ
ステージ2aを傾け、ずれ角θX、θYを補正する(ステ
ップS8 )。
【0024】なお、前述のように、図3のセンサ用パッ
ド17a、17bは被テストウェハ1の裏面と電気的に
接続されており、プローブ針11a、11bとウェハス
テージ2aの間の抵抗を読み取ることによって接触が検
知できるので、ウェハプロービング装置単体でずれ角θ
X、θYの補正を行うことができる。また、図3において
センサ用パッド17a、17bはチップ18間に配置さ
れているが、チップ18内に配置されていても同様に機
能する。さらに、ウェハステージ2aは3つの微動機構
16a〜16cによって支持されているとしたが、1箇
所の高さは固定され他の2箇所の高さが2つの微動機構
によって変化するようにされていてもよい。
【0025】実施例2.実施例1ではウェハステージ側
でずれ角θX、θYを補正する機構を採用したが、図8
(側断面図)及び図9(平面図)に示すように、プロー
ブカード支持部13(図12参照)側でずれ角θを補正
してもよい。従来の場合のプローブカード支持部13
が、図8に示すように、ベース13aとプローブカード
支持部13bに分割されている。プローブカード支持部
13bはプローブカード12を支持しており、プローブ
カード支持部13bは微動機構16a〜16cを介して
ベース13aに支えられている。プローブカード12及
びプローブカード支持部13bによってプローブ取付部
が構成される。このような機構によってプローブ針11
の方を傾けて、プローブ針11の針先が作る平面と被テ
ストウェハ1の上面との間のずれ角θX、θYを補正する
ことができる。
【0026】なお、プローブカード支持部13bは3つ
の微動機構16a〜16cによって支持されているとし
たが、1箇所の高さは固定され、他の2箇所の高さが2
つの微動機構によって変化するようにされていてもよ
い。また、動作は実施例1と同様である。
【0027】実施例3.実施例1、2では被テストウェ
ハ1の裏面と電気的に接続されたセンサ用パッド17
a、17bを用いたが、図10に示すように隣接した2
つのセンサ用パッド20a、20bが電気的に接続され
た2連パッド20を用いて、センサ用パッド20a、2
0bの両方にプローブ針を接触させてもよい。なお、こ
の場合にもウェハプロービング装置単体で、ずれ角
θX、θYの補正が可能である。
【0028】実施例4.実施例1、2では被テストウェ
ハ1の裏面と電気的に接続されたセンサ用パッド17
a、17bを用いてずれ角を測定した。しかし、図11
に示すようにチップ18の4隅に配置され、相互に電気
的に接続された4個のセンサ用パッド21a〜21dを
用いてもよい。この場合、徐々にステージを上昇させて
いくとまず第1のプローブ針が被テストウェハ1に接触
する。第1のプローブ針の高さを測定することはできな
いが、これを測定する必要はない。続いて第2のプロー
ブ針が接触し、この2本のプローブ針間で導通するため
第2のプローブ針の高さを測定できる。同様に、第3、
第4のプローブ針の高さを測定する。このように、第1
〜第3のプローブ針の高さを測定することができる。以
後の動作は前述と同様である。なお、チップ18の4隅
にGNDのパッドがあれば、これをセンサ用パッドとす
ることも可能である。また、前述の最小自乗法を用いれ
ば、相互に電気的に接続されたセンサ用パッドは5個以
上でもよい。
【0029】実施例5.また、チップの良否を判定する
テストフローの一項目であるコンタクトチェックにおい
て、コンタクトチェック用のピン及びワイヤーボンディ
ングパッドを実施例1におけるプローブ針及びセンサ用
パッドとして、実施例1と同様のことを行なってもよ
い。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1に係
るウェハプロービング装置によれば、被テストウェハを
載せるウェハステージと、被テストウェハの上面に設け
られた複数のセンサ用パッドに接触する複数のプローブ
針と、ウェハステージを2点以上で支持しこれらの点の
高さを微動させる微動機構と、プローブ針及びセンサ用
パッドの間の距離を徐々に小さくしていったときの各プ
ローブ針とセンサ用パッドとの接触を検出することによ
り各プローブ針の被テストウェハ上面からの高さを測定
するプローブ針高さ測定手段と、プローブ針の高さに基
づいてプローブ針の針先の作る平面とウェハステージ上
面との間のずれ角を算出するずれ角算出手段と、ずれ角
に従って微動機構を駆動してウェハステージを傾けるこ
とによりずれ角を補正する微動機構駆動手段とを備えた
ので、このずれ角の大きさを測定し補正することができ
るという効果がある。
【0031】この発明の請求項2に係るウェハプロービ
ング装置によれば、被テストウェハを載せるウェハステ
ージと、被テストウェハの上面に設けられた複数のセン
サ用パッドに接触する複数のプローブ針と、このプロー
ブ針が取り付けられたプローブ取付部と、このプローブ
取付部を2点以上で支持しこれらの点の高さを微動させ
る微動機構と、プローブ針及びセンサ用パッドの間の距
離を徐々に小さくしていったときの各プローブ針とセン
サ用パッドとの接触を検出することにより各プローブ針
の被テストウェハ上面からの高さを測定するプローブ針
高さ測定手段と、プローブ針の高さに基づいてプローブ
針の針先の作る平面とウェハステージ上面との間のずれ
角を算出するずれ角算出手段と、ずれ角に従って微動機
構を駆動してプローブ取付部を傾けることによりずれ角
を補正する微動機構駆動手段とを備えたので、このずれ
角の大きさを測定し補正することができるという効果が
ある。
【0032】この発明の請求項3に係るウェハプロービ
ング装置によれば、センサ用パッドは2つずつが互いに
電気的に接続された2連パッドとなっており、プローブ
針高さ測定手段は2本のプローブ針が2連パッドに接触
したときにこれらのプローブ針の間の導通を検出するこ
とによってプローブ針と2連パッドとの接触を検出する
ことを特徴とするので、センサ用パッドと被テストウェ
ハの裏面とを電気的に接続する必要がないという効果が
ある。
【0033】この発明の請求項4に係るウェハプロービ
ング装置によれば、複数のセンサ用パッドは互いに電気
的に接続されており、プローブ針高さ測定手段は、セン
サ用パッドに最初に接触したプローブ針と2番目以降に
接触したプローブ針との間の導通を検出することによっ
て、2番目以降のプローブ針とセンサ用パッドとの接触
を検出することを特徴とするので、センサ用パッドと被
テストウェハの裏面とを電気的に接続する必要がないと
いう効果がある。
【0034】この発明の請求項5に係るウェハプロービ
ング方法によれば、センサ用パッドが設けられた被テス
トウェハを載せるウェハステージと被テストウェハの上
方に配置された複数のプローブ針との距離を小さくして
いきプローブ針とセンサ用パッドとの接触を検出するこ
とにより各プローブ針の被テストウェハ上面からの高さ
を測定するステップと、高さに基づいてプローブ針の針
先の作る平面と被テストウェハ上面との間のずれ角を算
出するステップと、ウェハステージを2点以上で支持す
る微動機構によってこれらの点の高さを変化させること
によりずれ角を補正するステップとを備えたので、この
ずれ角の大きさを測定し補正することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す側面図である。
【図2】微動機構を示す斜視図である。
【図3】被テストウェハ上面の拡大図である。
【図4】実施例1の動作を示すフローチャートである。
【図5】プローブ針とセンサ用パッドとの接触を示す側
面図である。
【図6】ずれ角の求め方の説明図である。
【図7】最小自乗法によるずれ角の求め方の説明図であ
る。
【図8】この発明の実施例2を示す側断面図である。
【図9】この発明の実施例2を示す平面図である。
【図10】この発明の実施例3を示す平面図である。
【図11】この発明の実施例4を示す平面図である。
【図12】従来のウェハプロービング装置を示す側面図
である。
【図13】従来のウェハプロービング装置を示す斜視図
である。
【図14】プローブ針とパッドとの接触を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 被テストウェハ 2a ウェハステージ 11a、11b プローブ針 12 プローブカード 13b プローブカード支持部 16a〜16c 微動機構 17a、17b センサ用パッド 20 2連パッド 21a〜21d センサ用パッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被テストウェハを載せるウェハステージ
    と、 前記被テストウェハの上面に設けられた複数のセンサ用
    パッドに接触する複数のプローブ針と、 前記ウェハステージを2点以上で支持し、これらの点の
    高さを微動させる微動機構と、 前記プローブ針及び前記センサ用パッドの間の距離を徐
    々に小さくしていったときの各前記プローブ針と前記セ
    ンサ用パッドとの接触を検出することにより、各前記プ
    ローブ針の前記被テストウェハ上面からの高さを測定す
    るプローブ針高さ測定手段と、 前記プローブ針の高さに基づいて前記プローブ針の針先
    の作る平面と前記ウェハステージ上面との間のずれ角を
    算出するずれ角算出手段と、 前記ずれ角に従って前記微動機構を駆動して前記ウェハ
    ステージを傾けることにより、前記ずれ角を補正する微
    動機構駆動手段と、 を備えたウェハプロービング装置。
  2. 【請求項2】 被テストウェハを載せるウェハステージ
    と、 前記被テストウェハの上面に設けられた複数のセンサ用
    パッドに接触する複数のプローブ針と、 このプローブ針が取り付けられたプローブ取付部と、 このプローブ取付部を2点以上で支持し、これらの点の
    高さを微動させる微動機構と、 前記プローブ針及び前記センサ用パッドの間の距離を徐
    々に小さくしていったときの各前記プローブ針と前記セ
    ンサ用パッドとの接触を検出することにより、各前記プ
    ローブ針の前記被テストウェハ上面からの高さを測定す
    るプローブ針高さ測定手段と、 前記プローブ針の高さに基づいて前記プローブ針の針先
    の作る平面と前記ウェハステージ上面との間のずれ角を
    算出するずれ角算出手段と、 前記ずれ角に従って前記微動機構を駆動して前記プロー
    ブ取付部を傾けることにより、前記ずれ角を補正する微
    動機構駆動手段と、 を備えたウェハプロービング装置。
  3. 【請求項3】 センサ用パッドは、2つずつが互いに電
    気的に接続された2連パッドとなっており、プローブ針
    高さ測定手段は、2本のプローブ針が前記2連パッドに
    接触したときにこれらのプローブ針の間の導通を検出す
    ることによって、前記プローブ針と前記2連パッドとの
    接触を検出することを特徴とする請求項1または請求項
    2記載のウェハプロービング装置。
  4. 【請求項4】 複数のセンサ用パッドは互いに電気的に
    接続されており、プローブ針高さ測定手段は、前記セン
    サ用パッドに最初に接触したプローブ針と2番目以降に
    接触したプローブ針との間の導通を検出することによっ
    て、2番目以降のプローブ針と前記センサ用パッドとの
    接触を検出することを特徴とする請求項1または請求項
    2記載のウェハプロービング装置。
  5. 【請求項5】 センサ用パッドが設けられた被テストウ
    ェハを載せるウェハステージと、前記被テストウェハの
    上方に配置された複数のプローブ針との距離を小さくし
    ていき、前記プローブ針と前記センサ用パッドとの接触
    を検出することにより、各前記プローブ針の前記被テス
    トウェハ上面からの高さを測定するステップと、 前記高さに基づいて、前記プローブ針の針先の作る平面
    と前記被テストウェハ上面との間のずれ角を算出するス
    テップと、 前記ウェハステージを2点以上で支持する微動機構によ
    ってこれらの点の高さを変化させることにより、前記ず
    れ角を補正するステップと、 を備えたウェハプロービング方法。
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