JPWO2009125522A1 - 撮像レンズ - Google Patents

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稔 安藤
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Abstract

この撮像レンズは、物体側から順に、物体側へ凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカスレンズからなる第1レンズ(L11)と、正の屈折力を有する両凸レンズからなる第2レンズ(L12)と、負の屈折力を有する第3レンズ(L13)と、像面IMG側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカスレンズからなる第4レンズ群(L14)と、が配置されて構成される。そして、所定の条件を満足することにより、光学系のコンパクト性および高い光学性能を失うことなく、レンズ最終面と撮像素子との間で発生するゴースト、最物体側のレンズ面で反射される光が原因となって発生するゴーストを抑制することができる。

Description

この発明は、CCD(Charged Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの固体撮像素子が備えられた撮像装置に好適な小型軽量の撮像レンズに関する。
近年、車両への搭載が可能な撮像装置(車載カメラ)が普及してきている。車載カメラには、小型、簡易な構成で、明るい像が得られる信頼性の高いレンズが求められる。たとえば、車両内は高温にさらされるおそれがあるため、温度変化に影響されやすい接合レンズを用いない構成が好まれる。また、車載カメラとして、高ダイナミックレンジカメラを用い、撮影した画像中の人や物を認識する手法を取り入れているものもある。画像を認識する際、対向車のヘッドライト光が直接カメラに入り込んだ場合でも、正確に人や物を認識できるように、撮像素子や各レンズ面で発生するゴースト、迷光を抑制することが求められる。
また、車載カメラに用いる撮像レンズとしては、移動中の撮影を目的としていることから、駆動部分を少なくし物体の距離に応じた焦点合わせを行わないパンフォーカスレンズが採用されることが多い。さらに、車載カメラでは、夜間、対向車のヘッドライト光が直接カメラに入り込む場合があるため、撮像素子や各レンズ面で発生するゴースト、迷光を抑制することが求められる。
このような車載カメラに搭載することが可能な、小型、簡易な構成で、明るい像が得られる撮像レンズがいくつか提案されている(たとえば、特許文献1、2を参照。)。
特開2004−240123号公報 特開平6−308384号公報
しかしながら、特許文献1に記載の撮像レンズは、簡易な構成ではあるものの、球面収差の補正が不十分であるという問題がある。加えて、射出瞳位置が像面に近いため、像面への光線入射角が大きく、CCDやCMOSなどの固体撮像素子を使用する場合、周辺光量の低下を招くなどの不具合がある。
また、特許文献2に記載の撮像レンズは、F2.0という大口径のものであり明るい像が得られるが、球面収差の補正が不十分であるという問題がある。加えて、射出瞳位置が像面に近いため、像面への光線入射角が大きく、CCDやCMOSなどの固体撮像素子を使用する場合、周辺光量の低下を招くなどの不具合がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、撮像素子や各レンズ面で発生するゴーストを抑制するとともに、各レンズで発生する諸収差を良好に補正することができる、小型、高性能の撮像レンズを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる撮像レンズは、物体側から順に配置された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、負の屈折力を有する第3レンズと、像側に凸面を向けた正の屈折力を有する第4レンズと、を備え、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(1) θ≧30°
(2) f/R1≧0.3
ただし、θは前記撮像レンズの最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値、fは前記撮像レンズの焦点距離、R1は前記撮像レンズにおける第1面の曲率半径を示す。
この請求項1に記載の発明によれば、撮像レンズ最終面と撮像素子との間および最物体面と撮像素子との間で発生するゴーストを効果的に抑制することができる。
また、請求項2の発明にかかる撮像レンズは、請求項1に記載の発明において、前記第1レンズのd線における屈折率をn1とするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(3) n1≧1.51
この請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の条件を満たした撮像レンズにおいて、最物体面と撮像素子との間で発生するゴーストをより効果的に抑制することができる。
また、請求項3の発明にかかる撮像レンズは、請求項1に記載の発明において、前記第2レンズの少なくとも1面に非球面が形成されていることを特徴とする。
この請求項3に記載の発明によれば、球面収差を効果的に補正することができる。
また、請求項4の発明にかかる撮像レンズは、請求項1に記載の発明において、前記第2レンズを両凸レンズで構成したことを特徴とする。
この請求項4に記載の発明によれば、撮像レンズにおける第2レンズの屈折力を強化し、球面収差をより効果的に補正することができる。
また、請求項5の発明にかかる撮像レンズは、請求項1〜4のいずれかひとつに記載の発明において、前記第1レンズを物体側に凸面を向けたメニスカスレンズで構成したことを特徴とする。
この請求項5に記載の発明によれば、撮像レンズの最物体側面が像側へ反射する光が原因となって発生するゴーストを低減することができる。
また、請求項6の発明にかかる撮像レンズは、物体側から順に配置された、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、前記物体側に凹面を向けたメニスカスレンズからなる第4レンズ群と、を備え、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(4) BF/L≧0.3
(5) θ≧15.0°
ただし、BFは前記撮像レンズのバックフォーカス長、Lは前記撮像レンズにおける第1面から像面までの距離、θは前記撮像レンズの最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値を示す。
この請求項6に記載の発明によれば、撮像レンズ最終面と撮像素子との間で発生するゴーストを効果的に抑制することができる。
また、請求項7の発明にかかる撮像レンズは、請求項6に記載の発明において、前記撮像レンズの焦点距離をf、前記撮像レンズにおける第1面の曲率半径をR1とするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(6) f/R1≧0.5
この請求項7に記載の発明によれば、撮像素子からの反射光が再び撮像レンズの最物体側面で反射されることを原因として発生するゴーストを効果的に抑制することができる。
また、請求項8の発明にかかる撮像レンズは、請求項6に記載の発明において、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔をD3-4とするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(7) D3-4/f≦0.08
この請求項8に記載の発明によれば、撮像レンズの小型化を達成しつつ、像面湾曲を良好に補正することができる。
また、請求項9の発明にかかる撮像レンズは、請求項6に記載の発明において、前記第3レンズ群のd線における屈折率をn3とするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(8) n3≧1.72
この請求項9に記載の発明によれば、像面の平坦性を確保し、像面の位置を一定させ結像性能を維持することができる。
また、請求項10の発明にかかる撮像レンズは、請求項6に記載の発明において、前記第3レンズ群の像側の面の焦点距離をf3とするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(9) 2.0≧f/f3≧1.35
この請求項10に記載の発明によれば、主に撮像レンズの第2レンズ群で発生する球面収差を良好に補正することができる。
また、請求項11の発明にかかる撮像レンズは、請求項6〜10のいずれかひとつに記載の発明において、前記第3レンズ群を両凸レンズで構成したことを特徴とする。
この請求項11に記載の発明によれば、撮像レンズにおける第3レンズ群の屈折力を強化し、第2レンズ群で発生する球面収差をより効果的に補正することができる。
この発明によれば、レンズ最終面と撮像素子との間で発生するゴースト、最物体側のレンズ面の反射光を原因として発生するゴーストを抑制しつつ、各レンズで発生する諸収差を良好に補正することが可能な、小型、高性能の撮像レンズを提供することができるという効果を奏する。
図1は、この発明の実施の形態1にかかる撮像レンズの最終面から射出される光線の様子を示す概略図である。 図2は、実施例1にかかる撮像レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 図3は、実施例1にかかる撮像レンズのd線(λ=587.56nm)における諸収差図である。 図4は、実施例2にかかる撮像レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 図5は、実施例2にかかる撮像レンズのd線(λ=587.56nm)における諸収差図である。 図6は、実施例3にかかる撮像レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 図7は、実施例3にかかる撮像レンズのd線(λ=587.56nm)における諸収差図である。 図8は、この発明の実施の形態2にかかる撮像レンズの最終面から射出される光線の様子を示す概略図である。 図9は、実施例4にかかる撮像レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 図10は、実施例4にかかる撮像レンズのd線(λ=587.6nm)における諸収差図である。 図11は、実施例5にかかる撮像レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 図12は、実施例5にかかる撮像レンズのd線(λ=587.6nm)における諸収差図である。 図13は、実施例6にかかる撮像レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 図14は、実施例6にかかる撮像レンズのd線(λ=587.6nm)における諸収差図である。
符号の説明
11,L21,L31 第1レンズ
12,L22,L32 第2レンズ
13,L23,L33 第3レンズ
14,L24,L34 第4レンズ
11,G21,G31 第1レンズ群
12,G22,G32 第2レンズ群
13,G23,G33 第3レンズ群
14,G24,G34 第4レンズ群
321 正レンズ
322 負レンズ
STP 開口絞り
IMG 像面
以下、この発明にかかる撮像レンズの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
この発明の実施の形態1にかかる撮像レンズについて説明する。この発明の実施の形態1にかかる撮像レンズは、物体側から順に配置された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、負の屈折力を有する第3レンズと、像側に凸面を向けた正の屈折力を有する第4レンズと、を備えている。
この実施の形態1にかかる撮像レンズは、デジタルビデオカメラに用いることを想定している。一般に、デジタルビデオカメラに搭載されている撮像素子の受光面は数十パーセント程度の高い光の反射率を有しているため、そこで反射された光がゴーストを発生させる原因となる。そこで、このようなゴーストの発生を抑制するために撮像レンズの構成に特別の配慮が必要になる。
まず、この実施の形態1にかかる撮像レンズでは、最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値をθとするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
(1) θ≧30°
条件式(1)は、撮像素子の受光面で反射された光が撮像レンズの最終面で再反射するときの方向を規定するための式である。この条件式(1)を満足することにより、撮像レンズの最終面で再反射する光は光軸から離れた方向に向かいゴースト光の輝度を低下させることができる。なお、条件式(1)を考慮する際、撮像レンズの最終面には像面カバーガラスやフィルタなどの平行平板は含まれない。
図1は、この発明の実施の形態にかかる撮像レンズの最終面から射出される光線の様子を示す概略図である。図中、θは撮像レンズの最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値を示している。この図から、撮像レンズの最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値が30°以上になれば、撮像レンズの最終面で像側へ反射される光を光軸から離れた方向に向かわせることができることがわかる。
また、この実施の形態にかかる撮像レンズでは、当該撮像レンズの焦点距離をf、当該撮像レンズにおける第1面の曲率半径をR1とするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
(2) f/R1≧0.3
条件式(2)は、撮像レンズの最物体側面の曲率半径を規定する式である。この条件式(2)を満たすことにより、撮像レンズの最物体側面の曲率半径が小さくなる。撮像素子の受光面で反射された光は撮像レンズの最物体側面で再反射されるが、曲率半径が小さいため反射光が入射光と異なる経路をたどることとなる。そのため、再反射光がゴースト光として撮像素子へ到達した時に大きく拡がりゴーストとして目立つことを回避することができる。
この実施の形態にかかる撮像レンズは、条件式(1),(2)を満足することで、効果的にゴーストの発生を抑制することができる。
さらに、この実施の形態にかかる撮像レンズでは、前記第1レンズのd線における屈折率をn1とするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
(3) n1≧1.51
条件式(3)は前記第1レンズの屈折率を規定する式である。上記条件式(1),(2)を満足していることを前提として、さらにこの条件式(3)を満足することにより、より効果的に最物体面と撮像素子との間で発生するゴーストを抑制することができる。
さらに、この実施の形態にかかる撮像レンズでは、前記第2レンズの少なくとも1面に非球面を形成することが好ましい。このようにすることで、球面収差を効果的に補正することができる。
さらに、この実施の形態にかかる撮像レンズでは、前記第2レンズを両凸レンズで構成するとより効果的である。すなわち、前記第2レンズを両凸レンズで構成することにより、撮像レンズにおける第2レンズの屈折力が強化され、球面収差をより効果的に補正することができる。
さらに、この実施の形態にかかる撮像レンズでは、前記第1レンズを物体側に凸面を向けたメニスカスレンズで構成するとよい。このようにすることで、撮像レンズの最物体側面が像側へ反射する光が原因となって発生するゴーストを低減することができる。
以上説明したように、この実施の形態にかかる撮像レンズは、上記のような特徴を備えているので、レンズ最終面と撮像素子との間で発生するゴースト、最物体側のレンズ面で像側へ反射される光が原因となって発生するゴーストを抑制しつつ、各レンズで発生する諸収差を良好に補正することが可能な、小型、高性能の撮像レンズになる。また、この撮像レンズは、適宜非球面が形成されたレンズを用いて構成することにより、少ないレンズ枚数で諸収差を効果的に補正できるとともに、光学系の小型軽量化、製造コストの低減化を図ることができる。さらに、この撮像レンズは、接合レンズが用いられていないため、急な温度変化が生じた場合でも、光学性能の劣化を招くようなことはない。
以下、この発明の実施の形態1にかかる撮像レンズの実施例を示す。
図2は、実施例1にかかる撮像レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。この撮像レンズは、単焦点レンズであり、図示しない物体側から順に、前記物体側へ凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカスレンズからなる第1レンズL11と、正の屈折力を有する両凸レンズからなる第2レンズL12と、負の屈折力を有する第3レンズL13と、像面IMG側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカスレンズからなる第4レンズL14と、が配置されて構成される。第2レンズL12の両面には非球面が形成されている。また、第1レンズL11と第2レンズL12との間には、開口絞りSTPが配置されている。なお、像面IMGには、CCDやCMOSなどの撮像素子の受光面が配置される。
以下、実施例1にかかる撮像レンズに関する各種数値データを示す。
撮像レンズ全系の焦点距離(f)=6.9
Fナンバ=2.5
半画角(ω)=28.2°
物体距離(撮像レンズ第1面から物体までの距離)=60000
撮像レンズにおける第1面の曲率半径(R1)=13.0000
(条件式(1)に関する数値)
撮像レンズの最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値(θ)=31.2°
(条件式(2)に関する数値)
f/R1=0.53
(条件式(3)に関する数値)
第1レンズL11のd線における屈折率(n1)=1.51680
1=13.0000
1=0.7 nd1=1.51680 νd1=64.2
2=3.2383
2=2.75
3=∞(開口絞り)
3=2.1
4=6.3709(非球面)
4=2.8 nd2=1.69384 νd2=53.13
5=-4.8172(非球面)
5=0.58
6=35.5172
6=0.6 nd3=1.92286 νd3=20.88
7=5.2019
7=1.1
8=-8.2593
8=1.9 nd4=1.69680 νd5=55.53
9=-4.9919
9=7.9
10=∞(像面)
円錐係数(ε)および非球面係数(A,B,C,D,E)
(第4面)
ε=0, A=0,
B=-1.68564×10-3, C=1.05730×10-4
D=-2.07866×10-5, E=1.76253×10-6
(第5面)
ε=0, A=0,
B=2.66271×10-3, C=1.70415×10-4
D=-4.39613×10-5, E=3.58341×10-6
また、図3は、実施例1にかかる撮像レンズのd線(λ=587.56nm)における諸収差図である。なお、非点収差図における符号S,Tは、それぞれサジタル方向、タンジェンタル方向の収差を表す。
図4は、実施例2にかかる撮像レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。この撮像レンズは、単焦点レンズであり、図示しない物体側から順に、前記物体側へ凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカスレンズからなる第1レンズL21と、正の屈折力を有する両凸レンズからなる第2レンズL22と、負の屈折力を有する第3レンズL23と、像面IMG側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカスレンズからなる第4レンズL24と、が配置されて構成される。第2レンズL22の両面および第4レンズL24の像面IMG側の面には、非球面が形成されている。また、第1レンズL21と第2レンズL22との間には、開口絞りSTPが配置されている。なお、像面IMGには、CCDやCMOSなどの撮像素子の受光面が配置される。
以下、実施例2にかかる撮像レンズに関する各種数値データを示す。
撮像レンズ全系の焦点距離(f)=6.9
Fナンバ=2.5
半画角(ω)=28.2°
物体距離(撮像レンズ第1面から物体までの距離)=60000
撮像レンズにおける第1面の曲率半径(R1)=13.0000
(条件式(1)に関する数値)
撮像レンズの最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値(θ)=31.8°
(条件式(2)に関する数値)
f/R1=0.53
(条件式(3)に関する数値)
第1レンズL21のd線における屈折率(n1)=1.51680
1=13.0000
1=0.7 nd1=1.51680 νd1=64.2
2=3.2277
2=3.55
3=∞(開口絞り)
3=1.3
4=6.0200(非球面)
4=2.8 nd2=1.69384 νd2=53.13
5=-5.0752(非球面)
5=0.58
6=35.5172
6=0.6 nd3=1.92286 νd3=20.88
7=5.2019
7=1.1
8=-8.0171
8=1.9 nd4=1.69384 νd5=53.13
9=-4.8484(非球面)
9=7.9
10=∞(像面)
円錐係数(ε)および非球面係数(A,B,C,D,E)
(第4面)
ε=0, A=0,
B=-6.07493×10-4, C=-1.37313×10-4
D=4.24541×10-5, E=-1.98261×10-6
(第5面)
ε=0, A=0,
B=3.78002×10-3, C=-1.11800×10-4
D=2.78731×10-5, E=-4.91814×10-7
(第9面)
ε=0, A=0,
B=-1.74764×10-4, C=3.23165×10-5
D=3.01336×10-7, E=-5.00643×10-7
また、図5は、実施例2にかかる撮像レンズのd線(λ=587.56nm)における諸収差図である。なお、非点収差図における符号S,Tは、それぞれサジタル方向、タンジェンタル方向の収差を表す。
図6は、実施例3にかかる撮像レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。この撮像レンズは、単焦点レンズであり、図示しない物体側から順に、前記物体側へ凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカスレンズからなる第1レンズL31と、正の屈折力を有する両凸レンズからなる第2レンズL32と、負の屈折力を有する第3レンズL33と、像面IMG側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカスレンズからなる第4レンズL34と、が配置されて構成される。第2レンズL32および第4レンズL34のそれぞれ両面には、非球面が形成されている。また、第1レンズL31と第2レンズL32との間には、開口絞りSTPが配置されている。なお、像面IMGには、CCDやCMOSなどの撮像素子の受光面が配置される。
以下、実施例3にかかる撮像レンズに関する各種数値データを示す。
撮像レンズ全系の焦点距離(f)=6.8
Fナンバ=2.0
半画角(ω)=28.6°
物体距離(撮像レンズ第1面から物体までの距離)=60000
撮像レンズにおける第1面の曲率半径(R1)=15.2000
(条件式(1)に関する数値)
撮像レンズの最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値(θ)=36.5°
(条件式(2)に関する数値)
f/R1=0.45
(条件式(3)に関する数値)
第1レンズL31のd線における屈折率(n1)=1.51680
1=15.2000
1=0.7 nd1=1.48749 νd1=70.2
2=4.0055
2=3.78
3=∞(開口絞り)
3=2.75
4=6.0760(非球面)
4=2.7 nd2=1.69350 νd2=53.2
5=-5.6341(非球面)
5=0.69
6=175.6315
6=0.6 nd3=1.92286 νd3=20.88
7=5.8520
7=1.2
8=-7.6570(非球面)
8=2.0 nd4=1.69350 νd5=53.2
9=-4.7627(非球面)
9=7.1
10=∞(像面)
円錐係数(ε)および非球面係数(A,B,C,D,E)
(第4面)
ε=0, A=0,
B=-6.46315×10-4, C=-6.71783×10-5
D=1.21713×10-5, E=-4.66102×10-7
(第5面)
ε=0, A=0,
B=3.63949×10-3, C=-1.85466×10-4
D=1.94283×10-5, E=-6.28447×10-7
(第8面)
ε=0, A=0,
B=2.78523×10-3, C=-3.60573×10-4
D=6.20447×10-5, E=-3.47557×10-6
(第9面)
ε=0, A=0,
B=1.76355×10-3, C=-9.05321×10-5
D=1.56017×10-5, E=-4.63406×10-7
また、図7は、実施例3にかかる撮像レンズのd線(λ=587.56nm)における諸収差図である。なお、非点収差図における符号S,Tは、それぞれサジタル方向、タンジェンタル方向の収差を表す。
なお、上記数値データにおいて、r1,r2,・・・・は各レンズ、絞り面などの曲率半径、d1,d2,・・・・は各レンズ、絞りなどの肉厚またはそれらの面間隔、nd1,nd2,・・・・は各レンズのd線(λ=587.56nm)における屈折率、νd1,νd2,・・・・は各レンズのd線(λ=587.56nm)におけるアッベ数を示している。
また、上記各非球面形状は、光軸と垂直な高さをH、面頂を原点としたときの高さHにおける光軸方向の変位量をX(H)とするとき、以下に示す式により表される。
Figure 2009125522
ただし、Rは近軸曲率半径、εは円錐係数、A,B,C,D,Eはそれぞれ2次,4次,6次,8次,10次の非球面係数である。
以上説明したように、上記各実施例の撮像レンズによれば、上記条件式を満足することで、光学系のコンパクト性および高い光学性能を失うことなく、レンズ最終面と撮像素子との間で発生するゴースト、最物体側のレンズ面で像側へ反射される光が原因となって発生するゴーストを抑制することができる。
また、上記各実施例の撮像レンズは、適宜非球面が形成されたレンズを用いて構成されていることにより、少ないレンズ枚数で諸収差を効果的に補正できるとともに、光学系の小型軽量化、製造コストの低減化を図ることができる。
さらに、上記各実施例の撮像レンズは、接合レンズが用いられていないため、急な温度変化が生じた場合でも、光学性能の劣化を招くようなことはない。
(実施の形態2)
つぎに、この発明の実施の形態2にかかる撮像レンズについて説明する。この発明の実施の形態2にかかる撮像レンズは、物体側から順に配置された、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、前記物体側に凹面を向けたメニスカスレンズからなる第4レンズ群と、を備えている。
この実施の形態2にかかる撮像レンズは、上記の実施の形態1と同様に、デジタルビデオカメラに用いることを想定している。一般に、デジタルビデオカメラに搭載されている撮像素子の受光面は数十パーセント程度の高い光の反射率を有しているため、そこで反射された光がゴーストを発生させる原因となる。そこで、このようなゴーストの発生を抑制するために撮像レンズの構成に特別の配慮が必要になる。
まず、この実施の形態にかかる撮像レンズでは、バックフォーカス長をBF、第1面から像面までの距離をLとするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
(4) BF/L≧0.3
条件式(4)は、撮像レンズの最終面と撮像素子との間で発生するゴーストを抑制するための条件を規定する式である。この条件式(4)を満足することで、撮像レンズの最終面が像面位置に配置される撮像素子からある程度離れた位置に配置されることになる。この結果、撮像素子の受光面で反射された光が大きく拡がって撮像レンズの最終面に到達し再反射することになる。このようにすることで、ゴーストの原因となる反射光束を大きく拡げてその輝度を低下させ、結像に悪影響を及ぼすことを回避できる。
また、この実施の形態にかかる撮像レンズでは、最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値をθとするとき、次に条件式を満足することが好ましい。
(5) θ≧15.0°
条件式(5)は、撮像素子の受光面で反射された光が撮像レンズの最終面で再反射するときの方向を規定するための式である。この条件式(5)を満足することにより、撮像レンズの最終面で再反射する光は光軸から離れた方向に向かいゴースト光の輝度をさらに低下させることができる。
図8は、この発明の実施の形態にかかる撮像レンズの最終面から射出される光線の様子を示す概略図である。図中、θは撮像レンズの最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値を示している。この図から、撮像レンズの最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値が15.0°以上になれば、撮像レンズの最終面で再反射される撮像素子の受光面からの反射光を光軸から離れた方向に向かわせることができることがわかる。
この実施の形態にかかる撮像レンズは、条件式(4),(5)を満足することで、効果的にゴーストの発生を抑制することができる。なお、条件式(4),(5)を考慮する際、撮像レンズの最終面には像面カバーガラスやフィルタなどの平行平板は含まれない。
さらに、この実施の形態にかかる撮像レンズでは、当該撮像レンズの焦点距離をf、当該撮像レンズにおける第1面の曲率半径をR1とするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
(6) f/R1≧0.5
条件式(6)は、撮像レンズの最物体側面の曲率半径を規定する式である。この条件式(6)を満たすことにより、撮像レンズの最物体側面の曲率半径が小さくなる。撮像素子の受光面で反射された光は撮像レンズの最物体側面で反射されるが、曲率半径が小さいため反射光が入射光と異なる経路をたどることとなる。そのため、再反射光がゴースト光として撮像素子へ到達した時に大きく拡がりゴーストとして目立つことを回避することができる。
さらに、この実施の形態にかかる撮像レンズでは、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔をD3-4とするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
(7) D3-4/f≦0.08
条件式(7)は前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との距離を規定する式である。この条件式(7)を満足することにより、撮像レンズの小型化を達成しつつ、像面湾曲を良好に補正することができる。
さらに、この実施の形態にかかる撮像レンズでは、前記第3レンズ群のd線における屈折率をn3とするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
(8) n3≧1.72
条件式(8)は前記第3レンズ群の屈折率を規定する式である。この条件式(8)を満足することにより、像面の平坦性を確保し、像面の位置を一定させ結像性能を維持することができる。特に、パンフォーカスレンズでは像面の位置が一致していることが望まれるため、条件式(8)で既定される条件は特に重要である。なお、条件式(8)においてその下限を下回ると、像面の平坦性が崩れてしまい、好ましくない。
さらに、この実施の形態にかかる撮像レンズでは、前記第3レンズ群の像側の面の焦点距離をf3とするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
(9) 2.0≧f/f3≧1.35
条件式(9)は撮像レンズにおける第3レンズ群の像側焦点距離を規定する式である。この条件式(9)を満足することにより、主に前記第2レンズ群で発生する球面収差を良好に補正することができる。なお、条件式(9)においてその下限を下回ると、主に前記第2レンズ群で発生する球面収差を補正しきれなくなる。一方、条件式(9)においてその上限を上回ると、補正過剰になるため、好ましくない。
さらに、この実施の形態にかかる撮像レンズでは、前記第3レンズ群を両凸レンズで構成するとより効果的である。すなわち、前記第3レンズ群を両凸レンズで構成することにより、撮像レンズにおける第3レンズ群の屈折力が強化され、前記第2レンズ群で発生する球面収差をより効果的に補正することができる。
以上説明したように、この実施の形態にかかる撮像レンズは、上記のような特徴を備えているので、レンズ最終面と撮像素子との間で発生するゴースト、最物体側のレンズ面の反射光を原因として発生するゴーストを抑制しつつ、各レンズで発生する諸収差を良好に補正することが可能な、小型、高性能の撮像レンズになる。また、この撮像レンズは、適宜非球面が形成されたレンズを用いて構成することにより、少ないレンズ枚数で諸収差を効果的に補正できるとともに、光学系の小型軽量化、製造コストの低減化を図ることができる。さらに、この撮像レンズは、接合レンズが用いられていないため、急な温度変化が生じた場合でも、光学性能の劣化を招くようなことはない。
以下、この発明の実施の形態2にかかる撮像レンズの実施例を示す。
図9は、実施例4にかかる撮像レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。この撮像レンズは、単焦点レンズであり、図示しない物体側から順に、正の屈折力を有するレンズからなる第1レンズ群G11と、負の屈折力を有するレンズからなる第2レンズ群G12と、正の屈折力を有する両凸レンズからなる第3レンズ群G13と、前記物体側に凹面を向けたメニスカスレンズからなる第4レンズ群G14と、が配置されて構成される。第4レンズ群G14の両面には非球面が形成されている。第1レンズ群G11と第2レンズ群G12との間には、開口絞りSTPが配置されている。また、像面IMGには、CCDやCMOSなどの撮像素子の受光面が配置される。
以下、実施例4にかかる撮像レンズに関する各種数値データを示す。
撮像レンズ全系の焦点距離(f)=12.0
第3レンズ群G13の像側の面の焦点距離(f3)=6.57
Fナンバ=2.0
半画角(ω)=17.5°
物体距離(撮像レンズ第1面から物体までの距離)=11260
撮像レンズのバックフォーカス長(BF)=6.88
撮像レンズにおける第1面から像面までの距離(L)=16.47
撮像レンズにおける第1面の曲率半径(R1)=6.3
第3レンズ群G13と第4レンズ群G14との間隔(D3-4)=0.56
(条件式(4)に関する数値)
BF/L=0.41
(条件式(5)に関する数値)
撮像レンズの最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値(θ)=19.7
(条件式(6)に関する数値)
f/R1=1.90
(条件式(7)に関する数値)
3-4/f=0.047
(条件式(8)に関する数値)
第3レンズ群G13のd線における屈折率(n3)=1.88300
(条件式(9)に関する数値)
f/f3=1.83
1=6.3
1=1.9 nd1=1.77250 νd1=49.60
2=63.75
2=0.52
3=∞(開口絞り)
3=1.12
4=-8.672
4=0.6 nd2=1.84666 νd2=23.78
5=6.05
5=0.54
6=13.65
6=2.85 nd3=1.88300 νd3=40.78
7=-5.77
7=0.56
8=-14.114(非球面)
8=1.5 nd4=1.58313 νd4=59.38
9=-57.581(非球面)
9=6.88
10=∞(像面)
円錐係数(ε)および非球面係数(A,B,C,D,E)
(第8面)
ε=13.1439, A=0,
B=-3.06922×10-3, C=8.30265×10-5
D=-3.27459×10-6, E=7.22622×10-7
(第9面)
ε=34.0793, A=0,
B=-2.96779×10-3, C=5.76757×10-5
D=-8.34737×10-7, E=1.35585×10-7
また、図10は、実施例4にかかる撮像レンズのd線(λ=587.6nm)における諸収差図である。なお、非点収差図における符号S,Tは、それぞれサジタル方向、タンジェンタル方向の収差を表す。
図11は、実施例5にかかる撮像レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。この撮像レンズは、単焦点レンズであり、図示しない物体側から順に、正の屈折力を有するレンズからなる第1レンズ群G21と、負の屈折力を有するレンズからなる第2レンズ群G22と、正の屈折力を有する両凸レンズからなる第3レンズ群G23と、前記物体側に凹面を向けたメニスカスレンズからなる第4レンズ群G24と、が配置されて構成される。第4レンズ群G24の両面には非球面が形成されている。第1レンズ群G21と第2レンズ群G22との間には、開口絞りSTPが配置されている。また、像面IMGには、CCDやCMOSなどの撮像素子の受光面が配置される。
以下、実施例5にかかる撮像レンズに関する各種数値データを示す。
撮像レンズ全系の焦点距離(f)=12.13
第3レンズ群G23の像側の面の焦点距離(f3)=6.82
Fナンバ=2.0
半画角(ω)=17.5°
物体距離(撮像レンズ第1面から物体までの距離)=11260
撮像レンズのバックフォーカス長(BF)=6.87
撮像レンズにおける第1面から像面までの距離(L)=16.31
撮像レンズにおける第1面の曲率半径(R1)=6.12
第3レンズ群G23と第4レンズ群G24との間隔(D3-4)=0.33
(条件式(4)に関する数値)
BF/L=0.42
(条件式(5)に関する数値)
撮像レンズの最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値(θ)=21.5°
(条件式(6)に関する数値)
f/R1=1.98
(条件式(7)に関する数値)
3-4/f=0.027
(条件式(8)に関する数値)
第3レンズ群G23のd線における屈折率(n3)=1.74320
(条件式(9)に関する数値)
f/f3=1.78
1=6.12
1=1.9 nd1=1.77250 νd1=49.60
2=104.5
2=0.51
3=∞(開口絞り)
3=1.07
4=-9.129
4=0.6 nd2=1.84666 νd2=23.78
5=6.685
5=0.68
6=17.86
6=2.85 nd3=1.74320 νd3=49.31
7=-5.05
7=0.33
8=-15.346(非球面)
8=1.5 nd4=1.58313 νd4=59.38
9=-57.581(非球面)
9=6.87
10=∞(像面)
円錐係数(ε)および非球面係数(A,B,C,D,E)
(第8面)
ε=8.2197, A=0,
B=-4.87236×10-3, C=-8.15423×10-5
D=1.38624×10-6, E=-1.20506×10-7
(第9面)
ε=50.0116, A=0,
B=-4.11475×10-3, C=-1.95573×10-5
D=4.54797×10-6, E=-1.58752×10-7
また、図12は、実施例5にかかる撮像レンズのd線(λ=587.6nm)における諸収差図である。なお、非点収差図における符号S,Tは、それぞれサジタル方向、タンジェンタル方向の収差を表す。
図13は、実施例6にかかる撮像レンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。この撮像レンズは、単焦点レンズであり、図示しない物体側から順に、正の屈折力を有するレンズからなる第1レンズ群G31と、負の屈折力を有する第2レンズ群G32と、正の屈折力を有する両凸レンズからなる第3レンズ群G33と、前記物体側に凹面を向けたメニスカスレンズからなる第4レンズ群G34と、が配置されて構成される。第2レンズ群G32は、前記物体側から順に、正レンズL321と負レンズL322とが配置されて構成されている。第4レンズ群G34の両面には非球面が形成されている。第2レンズ群G32の前記物体側面には開口絞りSTPが設けられている。また、像面IMGには、CCDやCMOSなどの撮像素子の受光面が配置される。
以下、実施例6にかかる撮像レンズに関する各種数値データを示す。
撮像レンズ全系の焦点距離(f)=12.0
第3レンズ群G33の像側の面の焦点距離(f3)=7.24
Fナンバ=2.0
半画角(ω)=17.5°
物体距離(撮像レンズ第1面から物体までの距離)=11260
撮像レンズのバックフォーカス長(BF)=6.89
撮像レンズにおける第1面から像面までの距離(L)=20.05
撮像レンズにおける第1面の曲率半径(R1)=23.5
第3レンズ群G33と第4レンズ群G34との間隔(D3-4)=0.1
(条件式(4)に関する数値)
BF/L=0.33
(条件式(5)に関する数値)
撮像レンズの最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値(θ)=20.6
(条件式(6)に関する数値)
f/R1=0.51
(条件式(7)に関する数値)
3-4/f=0.008
(条件式(8)に関する数値)
第3レンズ群G33のd線における屈折率(n3)=1.88300
(条件式(9)に関する数値)
f/f3=1.66
1=23.5
1=1.7 nd1=1.77250 νd1=49.60
2=-45.62
2=1.1
3=5.5
3=1.7 nd2=1.74320 νd2=49.31
4=5.77
4=1.4
5=-7.93
5=0.6 nd3=1.84666 νd3=23.78
6=7.93
6=0.4
7=19.5
7=3.15 nd4=1.88300 νd4=40.78
8=-6.36
8=0.1
9=-1000.0(非球面)
9=3.0 nd5=1.58313 νd5=59.38
10=-22.917(非球面)
10=6.89
11=∞(像面)
円錐係数(ε)および非球面係数(A,B,C,D,E)
(第9面)
ε=1.0000, A=0,
B=-1.15354×10-3, C=7.85181×10-6
D=-2.76448×10-6, E=2.12883×10-7
(第10面)
ε=1.0000, A=0,
B=-1.18654×10-3, C=2.18354×10-6
D=-9.79716×10-7, E=5.61660×10-8
また、図14は、実施例6にかかる撮像レンズのd線(λ=587.6nm)における諸収差図である。なお、非点収差図における符号S,Tは、それぞれサジタル方向、タンジェンタル方向の収差を表す。
なお、上記数値データにおいて、r1,r2,・・・・は各レンズ、絞り面などの曲率半径、d1,d2,・・・・は各レンズ、開口絞りなどの肉厚またはそれらの面間隔、nd1,nd2,・・・・は各レンズなどのd線(λ=587.6nm)における屈折率、νd1,νd2,・・・・は各レンズなどのd線(λ=587.6nm)におけるアッベ数を示している。
また、上記各非球面形状は、光軸と垂直な高さをH、面頂を原点としたときの高さHにおける光軸方向の変位量をX(H)とするとき、以下に示す式により表される。
Figure 2009125522
ただし、Rは近軸曲率半径、εは円錐係数、A,B,C,D,Eはそれぞれ2次,4次,6次,8次,10次の非球面係数である。
以上説明したように、上記各実施例の撮像レンズによれば、上記条件式を満足することで、光学系のコンパクト性および高い光学性能を失うことなく、レンズ最終面と撮像素子との間で発生するゴースト、最物体側のレンズ面の反射光を原因として発生するゴーストを抑制することができる。
また、上記各実施例の撮像レンズは、適宜非球面が形成されたレンズを用いて構成されていることにより、少ないレンズ枚数で諸収差を効果的に補正できるとともに、光学系の小型軽量化、製造コストの低減化を図ることができる。
さらに、上記各実施例の撮像レンズは、接合レンズが用いられていないため、急な温度変化が生じた場合でも、光学性能の劣化を招くようなことはない。
以上のように、この発明の撮像レンズは、固体撮像素子が搭載されたデジタルビデオカメラに有用であり、特に、高温にさらされ易い車載カメラに最適である。

Claims (11)

  1. 物体側から順に配置された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、負の屈折力を有する第3レンズと、像側に凸面を向けた正の屈折力を有する第4レンズと、を備え、
    以下の条件式を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    (1) θ≧30°
    (2) f/R1≧0.3
    ただし、θは前記撮像レンズの最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値、fは前記撮像レンズの焦点距離、R1は前記撮像レンズにおける第1面の曲率半径を示す。
  2. 前記第1レンズのd線における屈折率をn1とするとき、以下の条件式を満足すること
    を特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (3) n1≧1.51
  3. 前記第2レンズの少なくとも1面には非球面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
  4. 前記第2レンズを両凸レンズで構成したことを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
  5. 前記第1レンズを物体側に凸面を向けたメニスカスレンズで構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかひとつに記載の撮像レンズ。
  6. 物体側から順に配置された、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、前記物体側に凹面を向けたメニスカスレンズからなる第4レンズ群と、を備え、
    以下の条件式を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    (4) BF/L≧0.3
    (5) θ≧15.0°
    ただし、BFは前記撮像レンズのバックフォーカス長、Lは前記撮像レンズにおける第1面から像面までの距離、θは前記撮像レンズの最終面から射出される中心光束のマージナル光線と当該光線の射出位置におけるレンズ法線とのなす角の絶対値を示す。
  7. 前記撮像レンズの焦点距離をf、前記撮像レンズにおける第1面の曲率半径をR1とするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項6に記載の撮像レンズ。
    (6) f/R1≧0.5
  8. 前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔をD3-4とするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項6に記載の撮像レンズ。
    (7) D3-4/f≦0.08
  9. 前記第3レンズ群のd線における屈折率をn3とするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項6に記載の撮像レンズ。
    (8) n3≧1.72
  10. 前記第3レンズ群の像側の面の焦点距離をf3とするとき、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項6に記載の撮像レンズ。
    (9) 2.0≧f/f3≧1.35
  11. 前記第3レンズ群を両凸レンズで構成したことを特徴とする請求項6〜10のいずれかひとつに記載の撮像レンズ。
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